現在我が家では洗濯をするに当たっては縦型乾燥機付洗濯機を使用しているのですけど、
改めて言うのもなんですが、洗濯機に乾燥機能が付いているといないとでは天と地の違いがあるような気もしますね。
これ・・私自身が幼少期の頃の話ですので記憶自体が大変あやふやなのですけど、
1970年代の洗濯機って機種の中には脱水機能すらも付いていないタイプもあったのかもしれないです。
確か母親が洗濯機側面に付いていたローラーみたいなもので濡れた衣類を挟み、ハンドルをぐるぐる回して
脱水をしていたような記憶すらあります・・
そこから見てみると最近の乾燥機付洗濯機は、乾燥自体の時間が以前よりはかなり短縮されていますし、
以前みたいなガタンゴトンといった喧しい騒音もそれほど無く、
深夜に洗濯機を稼働させても「煩いなぁ・・」と感じる事はほぼ皆無ですね。
しかも最近の乾燥機付洗濯機はドラム型も多く、あの使い勝手の良さは素晴らしいと思いますね!
私自身が実家の親元を離れて都内近郊に一人暮らしを始めた際、初年度に住んでいたアパートは風呂なしトイレ共同の
4.5畳+3畳の狭い住いでしたし、2年目以降も同じく風呂なしトイレ共同の6畳アパートでしたけど、
そうした狭い住まいでしたので、当然ながら洗濯機を置くスペースすらも無く、当時は洗濯機すらも
贅沢品みたいな感覚もあったものでした。
そうした時代の洗濯物は近所の銭湯に併設されていたコインランドリーを利用していたものでした。
今現在のコインランドリーは、コインランドリー単体として営業している店舗が多いような気もするのですけど、
1980~90年初め頃の日本は今現在と異なり多くの銭湯がまだ営業していましたが、
そうした銭湯の隣に併設されていたのがコインランドリーで、私自身が銭湯でお湯に浸かっている時間に
コインランドリー内の洗濯機で洗濯をし、銭湯から上がった際に脱水した状態の濡れた衣服を自宅に持って帰り
アパートの窓周辺とか屋内に洗濯物を干していたと思います。
(雨が続いていた時とか洗濯物を溜めこんでしまい、今すぐ洗濯乾燥しないと明日着ていく服すら無いという時にのみ
コインランドリーを使用していたと思います)
今現在のコインランドリーの価格は最近行った事がないものでよく分からないのですけど、1980~2000年代初めの頃辺りは、
洗濯機が通常サイズで1回200円、布団等の大型の場合300~400円、乾燥器は10分100円だったと思いますが、
この価格は正直当時の貧乏学生にとっては決して軽い負担では無かったのですけど、
家に洗濯機とか乾燥機が無いから利用せざるを得なかったし、結構重宝していたという記憶があったりもします。
以前ですとコインランドリー利用者は、独身者とか配偶者を亡くした高齢者みたいなイメージもありましたけど、
現代の日本社会がこうした人口減・若い世帯の世帯数減少を迎えていますので、コインランドリー利用者とか
コインランドリーの店舗自体が減少しているのかな・・?と思っていたのですけど、
実態は違っていたのですね!
コインランドリーはかつては独身男性が利用している事が多かったと思うのですけど、
最近はむしろ女性客が中心になっているというのもこれも時代の変化という事なのかもしれないです。
家庭の主婦が布団やカーペットなどの大物をコインランドリーに持ちだし、
共働き世帯は溜まった衣類を持ち込み、
待っている合間に買い物や用事を済ませるケースが多いです。
また、雨の日は洗濯物が乾かないので乾燥機だけを利用される方もかなり多いとの事です。
1980年頃のコインランドリーって今現在のコインランドリー店舗のように清潔感とか美感というものには程遠く(汗・・)
男性客が多いという事で店内に灰皿も普通に置かれていてタバコ臭いし、
待っている間の退屈しのぎ用の漫画や週刊誌等が散乱し、
「なんか女の子はちょっと入りにくいのかも・・?」とすら感じたものですけど、最近の店内の美感とか清潔感というのは、
女性客の多さがコインランドリー自体をそのようにすてきに変化・進化させたと言えるのかもしれないですね!
梅雨の時期とか今年の8月末~9月がそうだったように異常な長雨が続いたりもしますと、
コインランドリーの乾燥機はフル回転になることもあるそうです!
通常のコインランドリーは10%程度の稼働率と言われていますけど、それでも15%前後の利回りを
叩き出しているというのは脅威ですよね!
だってコインランドリーは通常は無人型が多く人件費が発生しない店舗が多く固定費を抑制できるというのも
魅力の一つなのだと思います。
日本全体は人口減少・購買意欲減少・全体のパイは限られているという状況の中で、実はコインランドリーは、
需要が減っているどころか逆に増えていたのです!
そのため店舗自体が増えているというのも私にとっては意外でしたし驚きでもありました、
厚労省の調査ではコインランドリーは毎年約5%、この2年で約700店が増えているとの事で、
投資対象としてコインランドリーは今が「買い」と言えるのかもしれないです。
そうした中、先日の新聞にて
「コンビニエンスストア大手のファミリーマートは11月23日、コインランドリー事業に参入する方針を明らかにした。
都市部を中心にコインランドリーの利用者は増えている。
ファミリーマートは2019年度末までに、コインランドリーが使える店舗を約500店展開する計画である」という事が
掲載されていましたけど、
最初にあの記事を読んだ際は「なるほどねぇ~! それだけコインランドリーはまだ伸びる余地があるのだし、
ここまで利便性を追求してきたコンビニがコインランドリーのニーズの多さを逃がさない訳はないよね~!
さすがコンビニの近未来を見据えた展開はよく考えられているもんだ・・」と感心したものでした!
店内に併設する形の他に、郊外の店舗では駐車場の一部に専用の建物を設けてコインランドリーを利用できるようにする
との計画で、第1弾として2018年春をめどに関東地方の2店舗でスタートさせるという方針が
予定されているとの事です。
ファミリーマートの意図としては何を目論んでいるのかな・・?
共働き世帯が増える中、週末にまとめて洗濯をしたい利用者や単身世帯が増え、
クリーニングよりも安いコインランドリーの需要は逆に増しているし上記で書いた通り女性客の利用はむしろ大幅アップ
しているという事で、ファミリーマートはこうした顧客を取り込むことでコンビニでの
「ついで買い」につなげるなど相乗効果を狙っているというのが一番大きな戦略なのかもしれないですし、
ファミリーマートのイートインコーナーでコインランドリーの終了を待つといった使い方も24時間出来る事を提案する事で
コンビニ内でのホットコーナーとかお弁当の購買意欲の拡大を期待しているとも言えるのかもしれないです。
コンビニ内にコインランドリーが出来る事は大変便利だと思うのですけど、コンビニにはコンビニとしての
目論見というのか計算があると言えるのかもしれないです。
世の中ますます便利になっていきますけど、その裏にはコンビニの長期的戦略があるのでしょうね・・

とにかく最近のコインランドリーは乾燥機等の設備機能も充実しているようですし、
以前は汚い机が無造作に店内に置かれていて、その汚い机の上で乾燥機から出したばかりの洗濯物を
畳んでいたりもしていたものでしたけど、
最近コインランドリーの店舗は女性客を意識されているせいなのか大変店内が清潔だと思いますし、
以前散見されていた汚い漫画本の散乱とかタバコの吸い殻があちこちに落ちているという事も無いですし、
第一最近のコインランドリーは店内全面禁煙を謳っている所も多く、灰皿自体が外に設置されている事も
多いと思います。
私がコインランドリーを利用していたのは、独り者の頃で寮に入っていないアパート住まいの時期でしたけど
(寮に入っている頃は洗濯機とか乾燥機が無料で使いたい放題というのは大変ありがたいものがありましたね!)
冬場の方がどちらかというとコインランドリーを利用していたと思います。
なぜかというと・・コインランドリーはガス乾燥機を使っているという事で店内はその温かさが充満していて、
冬場でも店内はむしろ「暖かい!」みたいな印象があったものです。
一般的に一週間分の洗濯物を洗濯→乾燥させると約1時間程度の時間が掛かったものですけど、その時間帯を利用して
暖かいコインランドリー内で家から本を持ち込み、そこで溜まっていた本を読み耽るという事もやっていたのですけど、
あれは休みの日の「憩いの時間」という感じもありましたし、
昼間のコインランドリーは利用客もそれほど多くはありませんでしたので、暖かい店内で一人孤独に本を楽しむという
感じでもあったと思いますし、
私の個人的感覚では、「コインランドリー=読書の時間」というイメージもいまだに実はあったりもしますね! (笑)
銭湯とコインランドリー店併設店舗の場合ですと、夜に行って銭湯に入っている間に洗濯機や乾燥機を利用して、
そこでうっかり長湯をしてしまい、洗濯機や乾燥機の稼働が終了しているにも関わらず、洗濯物を出さないでいて
コインランドリー内が混んでいる状態ですと、結構問答無用的に
稼働が終わっているのに洗濯物を取り込みに来ない利用者の洗濯物は取り込んで机の上に置いておいても
文句は言えない・・みたいな暗黙のルールみたいなものも存在していたのもなんだかちょっと懐かしい記憶です・・
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いちいち帰らずにお茶を楽しみながら
待てるもの♪
わが家はコタツ布団とか大物くらいしか
利用しないけど、回したら家に帰ってます。
あれば、コンビニのイートコーナーですごすだろなぁ♪