肩凝りとか首凝りって日本人の一つの国民病の一つと言えるのかもしれないですね。
日本人って全般的に猫背気味で姿勢があんまりよくない傾向にあるようですし、あの勤勉な国民性ゆえに
常にせかせかとせっかちに動き回っているというのも頭痛とか肩凝り・首凝りを誘発している一因になっているのかも
しれないです。
私もそうした日本人の国民病の典型事例と言えるのかもしれないですけど、
首と肩の筋肉が凝り固まっているから頭痛が発生しているみたいな事を常に自覚しています。
首と肩の筋肉を自分でほぐしセルフマッサージを施していると自然と頭痛や肩凝り首凝りが治まってくるという
パターンが私の中に合ったりもします。
日常の中でも普段からこまめに首・肩のセルフマッサージとかストレッチなどは必要なのかもしれませんね。
さてさて、そうした仕事や運動で疲れた体を癒やしてくれるアイテムの一つがマッサージチェアなのかもしれないですね。
このマッサージチェアなのですが、以前ですと銭湯とかスーパー銭湯とか温泉ホテル等でよく見かけたものですけど、
最近はショッピングモールの休憩所とか公共施設とかネットカフェとか色々な場所に設置されているような気もしますし、
その設置場所は以前に比べると随分と増えている感じもありますね。
そして、そのマッサージチェアが誕生してから既に50年以上経過しているのですけど、
その機能はまさに日進月歩だったと思いますし、最近のあの性能の充実ぶりは目を見張るものがあると思います。
マッサージチェア自体にとっても、身体の疲れを癒やしたいという利用者の思いにこたえようと進化し続ける半世紀の
歴史だったと言えるのかもしれないですね。
先日なのですけど、平日休みの際にうちの奥様と一緒にとある近くの大型ショッピングモールに買い物等に
行ってきたのですけど、彼女は例によって、まるで東方Projectのこいしちゃんのようにあっちへフラフラ、こっちへフラフラ
状態となっていて、しまいには本屋に入ってしまいました・・
彼女が本屋に一旦入ってしまうと、雑誌コーナー・漫画コーナー・サブカルチャーコーナーなどあちこちフラフラしまくる
もので30分程度はずっと本屋に入りっ放しです。
そうなると、私も時間を持て余してしまいますので、そういう時にたまに活用しているのがショッピングモール内に設置されている
有料のマッサージチェアコーナーなのでした。
この日もなんだか首と肩が凝りまくっていて頭がちょっと重いという感じでもありましたので
「お風呂でのセルフマッサージもいいけど、たまにはこういうマッサージチェアで首と肩をほぐすのもいいかも・・」と思い、
久しぶりにこのマッサージチェアを使ってみる事にしました。
ちなみに価格は10分100円です。
今回はうちの奥様は30分程度は本屋に入ったまんまというのが目に見えていましたので、300円という事で30分程度
使用をさせて頂きました。
あ―――、それにしても最近のマッサージチェアは大変気持ちがいいですね!
そして同時に「凝っているツボ」に対して実に的確にグイ揉みしてくれますから、30分があっという間に過ぎていった・・
という感じになってしまいました。
最近のマッサージチェアは一番最初に首から腰までセンサーで状況を把握し、その上で
一人ひとりの背筋ラインを検知し最適なマッサージプログラムを自動で選んでくれますので、従来のように
複数のプログラムを「果たしてどれが自分に合っているのかな・・?」と迷う必要はありませんし、勝手に自分の凝り具合に
見合ったプログラムを自動的に進めてくれますので、その辺りも大変便利と言う感じがありました。
そしてその揉み方も、普通の叩き・振動・グイ揉み・グイグイ揉み・一度ゆっくり揉んで更にその後でじわっと更に
強く揉みあげてくるなど複数のパターンが用意されているのですけど、そうした多数の揉み方を
更に強弱を付けてまるでプロのマッサージ師さんのようにやってくれますし、
「別に高いマッサージ屋さんに行かなくてもこのマッサージチェアがあればそれでいいじゃん・・」という程度の仕上がりまで
気持ちよく揉んでくれますので、「最近のマッサージチェアはここまで進化したのだ!」ととてつもなく感動したものでした!
特にあの首根っことか肩の痛い部分をぐぐっと掴んでぐいぐいっと適度な力で揉んでくるあたりがとても気持ち良かったです!
結果として首と肩の凝りが解消され、頭が重たい感じもすっきりと解消したものでした!
ここにも「モノづくり大国 日本」の美点が遺憾なく表れていたようにも感じたものでした。

皆様にとって、一昔前・・というか昭和の頃のマッサージ器のイメージってどんなものでしょうか・・?
私が学生時代に通っていた銭湯の脱衣所にはほとんどの場合こうしたマッサージチェアが置かれていましたけど、
当時はもちろん今現在のようなあんなにも精緻なものではなくて、
硬めの無骨な椅子の背もたれからもみ玉が飛び出していて、
バシバシと直接肩を叩いたりぐいぐいと腰や背中を押すようなものだったと思います・・・(笑)
本体右側にあるハンドル操作で、もみ玉の位置を上下に移動させて、
肩、背中、腰などマッサージしたい位置に自由に調整することができたという代物ですけど、
あの外に飛び出たもみ玉自体がなんとも昭和レトロを感じさせてくれていると思いますよね・・・(汗・・)
こうした初期の頃(1960年代)のマッサージチェアは、当時は当然知名度もありませんので、
まず銭湯に無料で置かせてもらい、お客さんが利用することで収益が上がる商品だということを
認知してもらうことに注力したというのが当時の営業戦略だったようです。
当時、コイン式は3分10円が主流だったそうですけど、
当時の製品価格は1台7万円前後だったので、1日20人使うと1年ぐらいで資金を回収できたらしいです。
それにしても3分10円という所にも昭和レトロの香りが漂ってきそうですね・・・(笑)
この頃のマッサージチェアは、とにかく背中が硬いという感じでしたし、今みたいに「揉む」事がメインではなくて
トントンと叩くという事がメインだったように記憶していますけど、
そうですねぇ・・当時の私の記憶では「なんかあんまり凝りは解消されないよね・・ちょっと痛いし・・」という感じだったと
思います。

それにしても最新のマッサージチェアの精度の高さは本当に目を見張るものがあると思います。
一人ひとりの背筋ラインを検知し、最適なマッサージプログラムを自動で選ぶ「3Dポイントナビシステム」など、
画期的な機能を数多く搭載されていますし、
「機械が人に合わせてマッサージする」というこれまでにない革新的なマッサージチェアみたいな商品も
随分と出ているように思えます。
中には、プロのマッサージ師のような緩急のある絶妙な力加減を再現した「極メカ4D」を搭載している商品もあったりして、
上下・左右・前後という従来の3Dの動きに加えて「動作時間のコントロール」を新たに取り入れ、
マッサージチェアとしての「気持ち良さ」を追求するという姿勢が強く感じられるものもあるように感じられます。
とにかく言える事は、こうしたマッサージチェア一つとっても「日本のモノづくり」の進化はまだまだ止まらないという
事なのだと思います。
最後に一つだけ注意を喚起させて頂きますと、「マッサージ後の揉み返し」には注意をされた方が宜しいようにも
思えます。
揉み返しとは何かと言うと、マッサージをした後に起こる症状で、マッサージが強すぎて筋膜や筋繊維を損傷してしまい
炎症が起こっている状態をいいます。
マッサージを受けることで、肩こりやふくらはぎなどの筋肉が凝り固まって
パンパンになっている所をほぐしていくのですが、強く揉むことによって筋肉が収縮し、筋肉痛が起こると
言われています。
私も上記で書いた通り、あまりにも気持ちがよく凝りが解消されていきましたので、
ついつい調子に乗ってしまい、30分程度もこうしたマッサージチェアで同じ個所・・首と肩ばかりグイ揉みをしてしまったら、
翌日の朝、起きてみると何やら首が痛いという感じで、押してみると何だか捻挫したかのような感じもありました。
うーーーん、確かに少しマッサージし過ぎたかもしれませんよね・・・
だけど反面、頭痛とか頭がだるい感じは全然なく、むしろ非常に目覚めが心地よい朝でした。
要は「バランス」なのかな・・・?
筋肉痛になるまでセルフマッサージとかマッサージチェアを使う必要はありませんし、
むしろ「ほどほど」が一番という事なのかもしれないです。
気持ちいいからといってあまり過度に繰り返しのマッサージをやり過ぎてしまうと、翌日から今度は「首をひねった感じ」
みたいな感覚に悩まされる事もない訳ではありませんので、
なんでも「過度に行う」という事はあんまりいい事ではないという事を示唆しているのかもしれないですね。
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確かに最新のマッサージ機は素晴らしいですよね~
しっかりスキャンしたあと、その人に合ったマッサージを
考えてくれて♪
購入するとなると素晴らしい額ですが…(^_^;)
主人は肩、腰の凝りがひどくて、頭痛もち。
買ってあげられたらいいんだけどね~
無理無理(乂'-' )