うちのブログで何度か語らさせて頂いている通り、私自身は現在は住宅の新築・建替え・大規模修繕・中小規模リフォーム等を
施工する工務店のアフター・クレーム対応の専従者というポジションにいますし、
それ以前は木造住宅の新築のモデルハウスの営業の仕事をしていたため、
元々の出身は金融関係ではあるのですけど、おかげ様で「住宅」関連の事は一通りは何となくはわかるように
なっていると思います。
(ま、そんなのは当たり前の話なのかもしれないですよね・・だって住宅関連は既に16年近く在籍しているのだから、
オールラウンドに分からないと話にならないと言わざるを得ないのかもしれないです・・汗・・!)
新築住宅ですけど、もちろん家の構造とか条件によって差はあるのですけど、一般的には大体「15年」がメンテナンスの
必要時期と言えるのではないのかと思えます。
あ・・この15年というのはあくまで一般的意味であり、尚且つ施工先の「10年点検」を着実に履行し、その際の指摘事項を
有償で補修しているというのが大前提になりますし、
10年点検の際に特に手つかずのままですと、15年よりも早い時期に屋根や外壁等の外装工事や防水工事等を
施工せざるを得ない状況にもなりかねないですので、
どうか皆様、施工先の10年点検とある程度の有償補修はされておいた方が、その後の余計なメンテナンス工事削減にも
間違いなく繋がると思いますので、宜しいのかとは思います。
家というのは、大体10年~12年で設備とか水洗器具とかシャワーとか給湯器に不具合が起き始め、
15~18年前後で外壁にクラック・ひびが入ったり
チョーキング現象(外壁を指でなぞると白い粉みたいなものが指に付着する現象でこれは外壁の塗料の剥離を意味します)とか
目地と目地の間に隙間が生じそこから雨水が侵入するとか
屋根・外壁といった大変重要な家の構造に不具合が起きがちであり、こうした現象は「虫歯」と同じであり、
放置するのが一番よくない・・放置するとかえって傷み具合が進行し後で慌てて治療・補修をしたとしても
気が付いた時の価格よりも更に高いお金が発生するという事はよくある話ですので、
とにかく「家」というものは、一つの目安が15年前後というのは是非認識して頂ければありがたいものがあると思います。
ま・・・我が家もそうした事の例外ではなく、竣工が2003年ですので、そろそろ15年目という事で、
そのあたりは私もちょっと気を付けてみたいと思います。
だって、工務店に勤務しているのに自宅の天井が雨漏りしているなんて事になったら、あんまりシャレにはならないですよね・・
家電も同様な事が言えるのかも・・?
だけど家電の場合は、15年もてば御の字も御の字! 10年もてば「よくやった、よくやった・・!」という感じで
一般的には7~8年で破損して、「修理するよりも新しく買った方が価格的には大して変わりがない」という事で
そのまんま新しいものに買い替えるというパターンが多いのかもしれないですね。
上記で書いた通り、我が家は2003年新築なのですけど、新築に入居と同時にうちら夫婦は籍を入れ、
新居に引っ越し同時に、エアコン・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・炊飯器・ポット・空気清浄器・テレビ等の家電製品も
一式揃えたのですけど、
考えてみると、2003年の購入以来いまだに現役で稼働している家電というのは電子レンジとポットと冷蔵庫ぐらいなのかも
しれないです・・・
結局大体8~10年目あたりでガタがきて「修理に出そうかな・・」と思って販売店に聞いてみたりメーカーのHP見てみても
「なんだ、結局は修理するよりも新しく買った方が得じゃん!」みたいな感じになってしまい、
新しいものを買う羽目になってしまうのですよね・・・
昭和の頃ですと、「日本の家電製品はかなり頑丈に作られていてそんなに故障したりしないし、一度買えば10年程度は
もつんじゃないの・・?」みたいな感じもあったのですけど、最近の家電はなんかそのあたりの頑丈さが弱くなってしまい、
とにかく顧客に「新しいものを買わせよう!」という回転意識の方が強いと言えるのかもしれないですね・・・
さてさて、先日なのですけど、今度はなんと洗濯機が故障!!
私は基本的に平日休みですので、平日の朝に爆睡して寝坊を楽しんでいたら、うちの奥様が
「洗濯機の電源が入らない! とっとと起きてメーカーの修理センターに連絡して!!」とギャーギャー言うものでして、
「えーー、マジかよ・・! 今回洗濯機を買い替えたらこれで3台目じゃん・・、確か前回は2010年に買ったものだし
洗濯機は大体7年が買換えというから、時期的には仕方がないか・・・
だけど縦型式全自動乾燥機付洗濯機は5~7万程度するから痛い想定外の出費・・」と思い、
「一度見て貰ってどのくらい修理費用がかかるか確認してから決めよう・・」と思って、メーカーのシャープの
サービスセンターに連絡し、後日来て貰う事になりました。
事前の話では、
「電源が入らないという事で電機機器の部品交換で済む場合は大体17000円の部品代と出張料と手間賃が5000円程度で
大体22000円程度で
もしもそれ以外に原因があるようならばもっと修理費用が発生する。
どちらにしても見に行くだけで5000円程度は掛ってしまう」との事でしたけど、
「電源の電気機器部品の交換で済むなら仕方ないか・・」と思っていたのですけど、
見て貰ったところ、幸いな事に(?)
「これは電子機器関連ではなくて、制御盤のパネルを交換すれば修復可能、費用は出張料込で9000円程度」と指摘され、
「お――、これはラッキー、想定よりは安い金額で済んだ!」と喜んだものでした・・・
結果的に洗濯機は無事に修理が完了し今日も元気に稼働していますけど、次回壊れた時が
いよいよ買い時なのかもしれないですね・・・
最後に・・・私もよく感心するのですけど、私がいまだに現役で使用しているドライヤーは、私が高校を卒業して
初めて一人暮らしをはじめた時に購入したもので、
なんと・・・
既に30年以上経過しているのですよね!!
やっぱり昭和の頃の家電製品は頑丈なのかもしれないですね・・・(笑)
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外壁の目地にも隙間がありそうだし・・・なんだか心配になってきました。工務店さんとかに勧められても、ピンときませんでしたが、ぬくぬく先生の記事読むと焦ります。
家電は当たりはずれがある印象ですが、そのドライヤーはもう猫なら化け猫になれるくらいのご長寿レベルですね(#^.^#)