当ブログにおいては、2015年より何度も埼玉県ローカルショートアニメの「浦和の調ちゃん」の事を記事に
させて頂いておりますけど、
(それにしても、2年前に放映終了した埼玉県放映限定のローカルショートアニメを2年近くに渡って延々と記事にし続け、
このネタだけで累計100記事到達といううちのブログも、ある意味「埼玉愛?」に溢れているのかな・・??)
第3話のラストで、大谷場南が十万石まんじゅうの事を「埼玉県民のソウルフード」と言っていましたけど
「まさにその通り!」という感じですね!
埼玉県って本当に「名物」が何もない県で、全国的にはせいぜい「草加煎餅」くらいしか有名なものが無いかもしれないです。
他県に行く際の手土産として、例えば山梨だったら「信玄餅」、宮城県だったら「萩の月」という「これぞ定番!!」というものは
一つや二つはあると思うのですけど、埼玉県の場合、草加煎餅と十万石まんじゅう以外は
「これぞ埼玉県の定番お土産!!」という決め手が中々ないものですから、これはこれで困ったもんです・・・
埼玉県の定番お土産って他になにがあるのかな・・?
思い浮かぶところでは、十勝の甘納豆の「母べえ」とか「彩香の宝石」とかくらづくり本舗の「福蔵」という最中とか、
菓匠右門の「いも恋」なども全国的な知名度では弱いのかもしれないですけど、中々美味しくて魅力的な銘菓だとも
思います。
さてさて、そうした中、忘れてはいけない埼玉の銘菓の一つは片岡食品の「ねぎみそ煎餅」ではないのかな・・?とも
思ったりもします。

この「ねぎみそ煎餅」は片岡食品という大宮区三橋にある片岡食品が販売している
埼玉ではそこそこ名が知られているお煎餅でして、
「ねぎ」と言うと、埼玉県深谷市の「深谷ねぎ」というのも数少ない埼玉の名産品の一つかもしれませんけど、
この深谷ねぎをお菓子に巧みに融合させた中々美味しいお煎餅です。
(埼玉県って草加せんべいとかこのねぎみそ煎餅じゃないけど、「お煎餅」が定番銘菓になっているのも興味深いですね・・)
ねぎみそ煎餅は「お子様用のお菓子」というよりはむしろ「大人用のお菓子」なのかもしれないです。
深谷産の太い甘い生ねぎを使用して、特選のみそだれにつけこみ、からっと仕上げたもので、
ねぎの味覚と味噌の風味が微妙にマッチした一品だと思います。
味は「ピリ辛」という感じではなくて「甘い・甘辛い」という風味の方が強いようにも感じられます。
味噌の香ばしい香りも実に食欲をそそります!
この片岡食品には、他にも「梅ざらめ煎餅」というのもお店の看板商品にもなっていますけど、こちらもとっても
美味しいと思いますし、あのざらざらっとした食感の砂糖がどことなく昭和のレトロっぽい味覚にもなっていますよね。

さてさて・・・・上記の「ねぎみそ煎餅」ですけど、埼玉県ローカルショートアニメ「浦和の調ちゃん」にも
登場していましたねっ!
「浦和の調ちゃん」第8~9話ですけど、なぜか唐突に「クイズ サイタマニア」というクイズ大会モードに突入していました。
このクイズ大会の出題問題にて、多少は埼玉に関係する事を取り上げて、いかにも「ローカルアニメ」に相応しい
埼玉県としてのネタをアニメとして提供していたのは面白い試みだったかな・・?と今更ながら思う事もあります。
埼玉県民の「帰属意識・郷土愛」は、多分ですけど47都道府県の中では、47位前後と思えるほど
「埼玉愛」は薄いと思わざるを得ないのですけど(汗・・!)
だからこそ、こうしたアニメを通して、他県の方というよりはむしろ埼玉県内に住んでいるいわゆる「埼玉都民」の皆様に
少しは埼玉の事も知って欲しいみたいな意図は多少はあるのかもしれないですね。
このクイズの中の出題問題として、「彩の国21世紀郷土カルタ」という地元の人間すら知らない
ウルトラ級マニアックなものからの出題もありましたけど、
このカルタの「ん」の札は何・・・?というクイズは、多分ですけど埼玉県民でも皆無だと思います・・
ちなみに正解は「シンボルは・・・さいたま新都心アリーナ」という事らしいです・・・
ちなみにこの 「彩の国21世紀郷土カルタ」ですけど、
埼玉県内の子供たちに地元埼玉の歴史を良く知ってもらおうと、昭和57年に作られたとの事で、
このカルタには県内の名所・旧跡や文化・特産物などが、
美しく分かりやすい絵札と読み札で紹介されていて、遊びながら埼玉を知って貰おうという意図があるとの事です。
うちの奥様は生まれも育ちも埼玉なのですけど、このカルタは未だに聞いた事すらないとの事です・・・(苦笑・・・)
余談ですけど
このカルタには、私自身の地元、川口市ゆかりのものも一首入っています。
それは「ベーゴマは 鋳物のふるさと 川口産」というものですけど、
川口は、私より一回りから二回り上の世代の皆様にはすっかりお馴染みの「吉永小百合」が若かりし日に
撮影された映画「キューポラのある街」の舞台となった地ですからね!
それにしても、当時の吉永小百合の雰囲気と今現在の吉永小百合さんの雰囲気は大して変わりが無いというのは、
ある意味凄いものがありそうですね・・・(笑)
ちなみに「キューポラ」とは鉄の溶解炉という意味で、
キューポラの、屋根から突き出たその姿は鋳物工場のシンボル的な存在でもあり、
鋳物産業が盛んだった1980年代ごろまでの埼玉県川口市には、幾つものキューポラがあったのですけど
現在ではほとんど残っていません・・・
その鋳物工場の跡地には超高層マンションが建築され、
1980年代の川口駅前周辺と90年代以降の川口駅前周辺が劇的に変化した大きな一因ともなっています。
前述のカルタですけど・・・・
他には、「川越の 音なりひびく 時の鐘」とか「森の中 トトロをさがす 大冒険」はまだメジャーだと思いますけど
「メロディに ふるさとのせて 下總皖一」とか言われても多分分かる人はそんなにいないのかもしれないですね(汗・・)
このカルタ一つとっても、埼玉は全国的に知られている「名物」とか「観光名所」というのはあんまりないという事を
示唆しているのかもしれないですね。
「まが玉は 過去と未来の 首かざり」とか
「古墳群 武蔵の豪族 眠る墓」
なとのように、埼玉は意外と古墳とかそれに伴う出土品が意外と多いという事を提示してるものもあったりします。
個人的に「あ・・・なるほど!」と感じたのは、「ケヤキの木 セミも木かげの 夏休み」の札だと思います。
埼玉県とさいたま市は、実は「ケヤキの木」を県と市の「シンボルの木」として指定していますけど
埼玉県には、実は「国道463号」(地元の人間は、通称「うらとこ」と呼んでいます)沿いに、
約17kmにわたって続く日本最長のケヤキ並木が実はあったりします。
その街路には、埼玉県の木であるケヤキが2,400本ほど植えられ、「日本一長いケヤキ並木」として親しまれていますけど、
確かにあの風景は圧巻ですね・・・!!


この「浦和の調ちゃん」のクイズで出題された問題の中に、上記でちらっと書いた通り「ねぎみそ煎餅」が登場します。
それにしても、最後の問題で登場した「与野公園近くのケーキ屋で私が好きなケーキは何・・・?」というクイズの
「私」って一体誰・・?とかそもそも司会者の中山道二郎って一体誰・・? というツッコミは一旦置いておいて、
大谷場南の回答があまりにもポンコツ過ぎたのが大変印象的でした!!
大谷場南 : 「(正解は)ねぎ味噌せんべい!」
高砂調 : 「ケーキですらない・・・・」
ケーキの事を聞いているクイズなのに、大谷場南の「ねぎみそ煎餅!!」という珍回答は、
いかにもポンコツキャラでアホキャラの大谷場南らしい回答だったと思います・・(笑)
大谷場南は、設定の上では南浦和のライブハウスの経営者の娘という事ですけど、
「南浦和駅」は、私自身の最寄駅の一つですし、その辺りも私自身が大谷場南に対して親近感を感じる理由なのかも
しれないですし、やはりあのアホキャラはとても楽しかったです!
第三話にて、調が南に「よく、この高校入れたよね・・・」とツッコミを入れているシーンがありましたけど、
実はなのですけど、この後の回にて大谷場南は、実は勉強を全然しなくても成績上位者という意外な設定も
あったりしたものでした・・(笑)



最後に、この話でも登場した「与野公園」について少々触れたいと思います。
新大宮バイパス沿いに、「与野公園」という比較的大規模な公園があったりもします。
この公園内には、5500平方メートルの「バラ園」もあり、
約170種類、約3,000株のバラが植えられています。
1980年以来、毎年5月に「ばらまつり」が開催されていて、私自身も何度か見に来たことがありますけど
大変見事というか「うーん、美しくて絶景・・・!と見とれてしまうほど素晴らしい光景が繰り広げられています。
やっぱり、バラは見栄えがしますね!!
ばらまつりの際は、大変な混雑ぶりなのですけど、お祭り以外は人もまぱら・・・・
新大宮バイパス沿いに駐車場もあるのですけけど、5月以外はいつ来ても何台かは
車を停められるスペースが常にあります。
新大宮バイパス沿いという大変交通量が多くて、排気ガスも充満しているだろうに、
こうしたところでも何かこうやって「ホッとできる憩いの場所」があるだけでも何か安心感がありますね。
うーーん、「浦和の調ちゃん」もたまには、そうした地元の素敵なスポットも紹介していたものですね・・・(笑)
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どんな感じか食べてみたぁ~い♪
草加せんべいはもともと美味しいから
きっと美味しいに違いない…
あっ、バラ、見に行かれたんですね♪
赤や黄色やたくさんのバラ♪(*´˘`*)♡
こんだけ咲いてると、カメラおじ様も
多かったでしょうねぇ〜(^-^)