先日なのですけど、最寄駅前からの帰り道、その駅の構内で立ち食いそばの新商品キャンペーンというポスターが
目に留まったのですけど、その中に
「宇都宮新名物! 宇都宮ハムカツ丼とソバのセット」というのがありました。
最初に見た瞬間、
「へぇー、宇都宮は餃子の街だけじゃなかったんだ・・」と何か妙に印象に残り
「餃子の街というと宇都宮というイメージがあったけど、最近はその座も浜松に奪取されつつあるし、
宇都宮としても何か新しい名物を色々と模索しているのかな・・?」と感じたものでした。
うーーむ、その心意気は素晴らしいですね!
わが埼玉なんぞ、自慢じゃないけど例えば「宇都宮=餃子」みたいな定番の名物もな~んにも無いですし、
まさに何も無いないのないない尽くし、それでいて宇都宮みたいに「新たに新名物を発掘しよう!」という心意気も無い
まさにポンコツシティーとしては、宇都宮のこうしたチャレンジは、爪の垢でも煎じて飲まさせて
頂きたいものであります・・・(滝汗・・!)
正直、ハムカツとしての宇都宮の知名度は現時点ではほぼ皆無に等しいのだと思うのですけど、
「それじゃー、なんで宇都宮がハムカツなの・・?」という素朴な疑問に対しては、
実はハムカツとかハムステーキの製造を専業としている宇都宮市内の「ハガフーズ」という会社が、
超粗びき肉厚ハムで仕上げた「宇都宮ハムカツ」の本格販売を開始したという事がその回答なのだと思われます。
既に宇都宮市内のスーパー店頭で販売し、宇都宮ハムカツの販売実績を重ねることで、
全国の取引先をパートナーにした「ご当地ハムカツ」の開発製造に乗り出す考えとの事で、実際埼玉県内にも
既に試験販売はスタートしているとの事ですし、上記の立ち食いそばの新メニュー「宇都宮ハムカツ丼」というのも
そうした営業攻勢の一環なのかもしれないですね。
宇都宮ハムカツは、肉本来のうま味がしっかりと味わえる超粗びき豚肉を使い
独自にブレンドしたスパイスを加えてハムに作り上げ、衣を付けて揚げたもので、風味、食感、後味を重視したハムカツです。
とにかくこれが餃子と並んで宇都宮の新名物になれるといいなぁ・・と密かにエールを送らさせて
頂きたいと思います・・・(笑)

改めてですけど「ハムカツ」ってレトロなんだけどとっても美味しいですよねぇー!
あのサクッとした衣にたっぷりのソースをかけて食べるのが本当に大好きです!
ハムカツとは、ハムに衣をつけて揚げた料理なのですけど、惣菜店・肉屋で売られる事は多々あっても
なぜか洋食屋で供されることはほとんど無くて、定食屋や居酒屋では定番メニューではないけど、メニューとして設けられて
炒る事は多い一品だと思います。
ちなみにこの「ハムカツ」は、当たり前の話しかもしれないですけど、「ハム、勝つ!」という事で日本ハムファイターズの
ファンの皆様にとってはかけがえのないゲン担ぎの食べ物として既にお馴染みですよね! (笑)
大変古い話ではあるのですけど、戦後の高度成長期の頃の家庭の食卓ってかなりのスピードでメニューの洋食化が
進んだのだと思うのですけど、
まだクリームコロッケとかハンバーグとかとんかつがちょっと「高嶺の花」だった頃、家庭の食卓の洋食おかずの一つとして
定番だったのがこの「ハムカツ」だったような記憶もあったりします・・・
(うーーむ、こんな事書いちゃうと「あんた一体年はいくつなんだっ!?」みたいなツッコミが入りそうですね・・・汗・・!)
確かに食卓のメニューは、和食→洋食への変化のスピードは早かったのですけど、
エビフライはぜいたく、とんかつはもっとぜいたく、クリームコロッケなんて滅多に食べられないとくれば、
やはり夕ごはんのおかずとしても弁当のおかずとしても、はたまたちょっとしたおやつとしてもこの「ハムカツ」の需要は
大きかったと思います。
私は中学と高校の頃って吹奏楽部に所属し、結構遅い時間帯まで練習させられていましたけど、
そうした練習時間の合間の休憩時間の時なんか、
中学の時でしたら、近くの駄菓子屋、そして高校の時でしたら、学校の目の前の肉屋が結構吹奏楽部も含めて
色々な部のたまり場というのか短い憩いの場になっていたと思います。
中学の頃は、駄菓子屋で息抜きで食べるものって、アイスクリームとかベビースターラーメン・ビッグカツ・花串カステラ・
カレーせんべい・モロッコヨーグル・マルカワのオレンジガムとかミルクせんべいみたいないわゆる駄菓子が
多かったですねぇ~(笑)
当時のアイスクリームなのですけど、たしか、「ビバオール」という名前だったかな・・・? イチゴ味の棒アイスなのですけど、
棒に「ビバオール」という刻印があると当たりでもう一本、
ビバという刻印とオールという刻印を一本ずつ集めろともう一本という
おまけ付アイスが人気でした! 確か当時の価格で一本30円くらいだったかな・・・?
このアイスのメーカーとか今も販売されているかなんか全然分からないのですけど、なんか懐かしいですね・・(笑)
中学校の生徒会なんかでよくバカで空気が読めない生徒会長が一度
「買い食い禁止令」みたいなものを発動したことがあったのですけど、
誰もそんな禁止令なんて守っていませんでしたし、ほぼ無視状態でしたね。
そして確か、その駄菓子屋の爺婆の二人組が学校に「営業妨害すんな!!」と怒鳴り込みに来て
確か、あえなく禁止令が消滅したような記憶がありますね・・・(苦笑・・)
更に余談ですけど、
私が子供の頃って、駄菓子屋さんの目の前に設置されている販売機は、飲み物の自動販売機ではなくて
「コスモス」とか言う名前の半分インチキ&ガラクタ商品ばかり置いている自動販売機があったような気がしますね。
この「コスモス」って箱の上にはなにかとてつもなく魅力的な事が一杯書かれていて
小・中学生としては、ついつい買ってみたくなる衝動に駆られるなかなか巧みな宣伝文句に溢れているのですけど
箱を開けてみると、ほとんどの場合、くっだらねーガラクタばかり・・というパタンーが多かったのですけど
たまーーに結構いいものが入っていたりして、結構ついつい何度かやってしまうのですよね・・・(苦笑・・)
高校の頃のそうした練習の合間とす部活終了後の立ち食いは、現在のようにコンビニがまだそんなには日常化していない
時代でもありましたので(汗・・)
私の男子高時代の頃は、学校の目の前の肉屋でしたね!
だけどこの肉屋は、今現在のコンビニの揚げ物コーナーよりも数段充実していて、串カツ・コロッケ・鶏のから揚げ・
じゃがバター・焼き鳥・肉まん・ハンバーガーなどかなり商品が充実していましたし、
あれは部活で腹ペコの男子高校生たちの「お腹の恋人」に間違いなくなっていたと思います!
そんな中、私の記憶ではあの肉屋の一番人気は「ハムカツ」だったと思います。
当時の記憶なのですけど、確か一枚40円くらいだったと思います。そして店内にソースが置かれていて、
ソースはかけ放題でしたので、このハムカツにたっぷりのソースをかけて食べることはまさに至福のひと時でしたし、
練習中のいや~な出来事も一瞬で忘れさせてくれるものはあったと思います!
そして確か食パンも安く売られていて、食パンにソースたっぷりのハムカツを挟んで食べると、もっと美味しく感じた
ものでしたね・・・! (笑)
ああいう食べ盛りの頃に部活でお腹をいっぱい空かしている時に食べたハムカツだからこそ、その味も
なんか私の中では「忘れられない味」になっているのかもしれないですね。
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分厚いし〜(*´˘`*)♡
私の知るハムカツって、もっと薄かった記憶が…
で、アレンジ商品もあって、ハムの間に
ポテサラを挟んで揚げたものも、近年は見たような♪
厚切りハムって、カツにしても、ステーキにしても
な~んか美味しそうなのよね♪♪♪