私自身は土日祝日出勤シフトなので、土日の混んでいるスーパーとか夕方の一番混雑しているスーパーに
行く事はまずないのですけど、それでもスーパーで、買い物が終わり
「さあー、あとは会計だけ・・」と思っていても、その会計のレジに思いっきり長蛇の列が出来ていると
なんだか思いっきりドン引きしてしまいます・・・(汗・・)
別に忙しいとか時間が無いとか次に行くところの時間が決まっているのに・・みたいな事は特にないとは
思うのですけど、会計であんなに待たされてしまうと、ついついイラッ・・!としてしまう心の狭い(?)私がいたりもします・・(汗・・!)
昭和の頃のスーパーのレジですと、一つ一つの商品を全て手打ちで入力という今では考えられない方法が主流
でしたけど、
(昭和の終わりの頃に今現在主流のあのバーコードレジ打ちが登場した時には、「これは凄い!!」と
感動したものでした!!)
当時のスーパーも私の記憶の中ではとてつもなくレジが混雑していて待ち時間が長いという印象でしたが、
当時は、あんだけ待たされても正直、全然何とも感じませんでしたし、
「ま・・こんなもんでしょ・・仕方がないでしょ・・」みたいな感じだったと思いますし、昭和の頃の日本人って今みたいに
みんながみんなカリカリ&イライラはしていなかったような印象もあると思います。
最近、レジで会計待ちの長蛇の列でイラッ・・とする事自体、昭和の時代に比べて平成の世に住む私たちの
「余裕のなさ」を示唆していると言えるのかもしれないですね。
やっぱり日本人の昔ながらのあの「ま、いっか・・」みたいな寛容さ・おおらかさが今こそ求められていると言えるのかも
しれないですね。
さてさて、そうしたスーパーの長蛇の列の原因なのですけど、そりゃ言うまでもなく、
レジ打ちの皆様の人手不足とか特定の時間帯に客層が集中しがちというのもあると思いますが、一つの原因として、
特に高齢者層の皆様の購入されたものの会計処理が終わり・レジの方より
「××円になります」と価格を提示された際に、ヨタヨタと財布を出して来たり、お釣り防止として小銭を出す際に
財布の中を色々とひっくり返したり、小銭をいちいち数えたりする事等による「時間のロス」も相当あるんじゃないのかな・・?と
ふと思う事もあったりします。
そういう私自身だって、小銭を出すのにもたつく事も時折あったりして、決して人の事は言えた義理では
ないのですけど(汗・・)
やはり特に高齢者の皆様のあのレジでのお金を出す際のもたつきぶりは、見ていて思わず「イラッ・・」となってしまう事も
あったりします・・・(汗・・! ←心が狭いっすね・・)
だけど、最近のスーパー等では、バーコードレジ打ちは当然の事として、銀行の窓口の「現金自動カウントマシーン」
みたいな「お釣りを自動的に出してくれる機械」が装備されている所も増えてきましたし、
更にさらに・・・!
かごの中の購入した商品のレジ打ちまでは行うけど、その後の会計は、お客さん自らが「お会計コーナー」の所に行き、
そこである意味自分のペースでゆったりと財布からお金を出して会計処理を行うシステムが
大分増えてきて浸透しつつありますので、
合理化とか時間短縮とか顧客の「レジ待ち時間短縮」というサービスに繋がっていますので、
日本人のこうした創意工夫とかサービス精神の追及の心には頭が下がるものもあったりしますね。
実際、この購入者が自ら会計処理を行うと、以前よりは相当レジの行列が短くなったと思いますし、
会計待ち時間は確実に減ってきていると思いますし、
確実に一定の効果はあるように感じられます。
これって顧客にとってもイラッ・・としないとかレジ待ち時間短縮というメリットがあると思いますし、店側にとっても
釣り銭ミス防止とか時間短縮とかひいては店員さんの負担軽減にも繋がっていると思いますし、
まさにウインウインのシステムではないのかな・・?とも感じたりもしますね。
うちの近くでこうしたシステムを既に導入しているのはマルエツなのですけど、マルエツのシステムに慣れてしまって
別のスーパーで買い物をした場合、高齢者の方が会計時に財布をもぞもぞさせていると
やっぱりなんかイラッ・・としちゃう事はあったりもしますね・・(汗・・!)
→だからぁー、そういうのが「心の余裕のなさ」を示唆しているちゅーに・・!! (苦笑・・)
さてさてこうした行列で痛い目に遭った事例として「東京ディズニーランド」の一つのアトラクションに平均1時間程度の時間待ち
というのもありましたけど、
それ以上にちょっと痛い思い出があったものでした・・・
何かというと、私がかつて在籍していて1999年に経営破綻し、2001年に消滅した旧・第二地方銀行時代の話なのですが、
1999年6月11日に金融庁から「破綻認定」を受けた際、
確かに北海道拓殖銀行・日債銀・山一證券・兵庫銀行・国民銀行等の経営破綻は既に現実のものになっていましたけど、
当時としては、まだまだ「銀行が破綻するなんて・・・潰れるなんて信じられない・・」みたいな感覚が根強く
今現在のように「金融機関が倒産する事」に皆様の感覚がすっかり慣れているという感覚では全然無かったと
思います。
ましてや、関東というか首都圏において、こうした金融機関の大型倒産という事例は初めてという話でも
ありましたので、
私の当時の記憶としても、6/11の破綻認定が金曜夜でしたので、
6/14(月)の破綻後初めての営業の際には、かなり動揺&パニックに陥った取引先の顧客の皆さまの
「今すぐ私の預金を全額おろしに行かないと、私の大切なお金が全部消滅してしまう・・」みたいな疑心暗鬼状態は
半端ないものがあったと思います。
ま、そりゃある意味当然ですよね・・・
確かに当時の政府&金融庁の発表は「利子を含めて全額保証するから安心して・・」という内容で
今現在みたいなペイオフ(1000万円までしか保証しない)という制約は当時はありませんでしたけど、
金融機関が経営破綻するということにまだ慣れていなかった首都圏の皆様のパニックはむしろ当然なのだと思いますし、
当時そうした銀行の行員だった私も「申し訳ない・・」みたいな気持ちで一杯だったものでした・・
だけどとにかく6/14~6/16あたりの各支店の対応は混乱を極めていたと思います。
私の記憶ですけど、破綻認定後初日の開店の際には、窓口は大パニック状態!!
「今すぐ、全額、私の預金をおろせ!!」と血眼状態になっている特に高齢者の皆様の罵詈雑言ぶりは、見ていて
「見苦しいよなぁ・・政府が全額保証すると宣言しているのだからもう少し節度をもって行動してよ・・」と
文句の一つも言いたくなってしまいますけど、
それは金融機関サイドの一方的な思い上がりであり、やはり大切な預金者の皆様に
「不安感を与えてしまった」という行為は「万死」に値するものがあったのかもしれないですね・・・
あの時は、支店から「預金をおろせ!」とパニック状態になっている顧客の皆様は、とてもじゃないけど、
支店内では対応できず、
一番ひどい時で、支店から30mちかい行列ができていたと思います・・・
あの長蛇の行列の光景は、なんかいまだに私自身の「心のトラウマ」の一つなのかもしれないです・・
特に一番屈辱だったのは、「ざまーみろ!! バーカ!!」とばかりに近くの都市銀行や信用金庫の奴らが当行の顧客と共に
来店し、全額預金を下ろして、その銀行の送迎車に乗り込んでいった光景は
「こんちくしょう!! 」以外の何物でもなかったですね・・・(滝汗・・!)


上記で、商品を購入する際の行列とかレジ待ち行列はちょっと苦手とか好きじゃないとか書いたのですけど、
スマイルプリキュア第25話のように海の家で、お好み焼きとかかき氷を購入する際の行列にて、
もしもですけど、ああやってれいかさんがご丁寧に
「ありがとうございました・・」みたいに深々と丁寧過ぎるほど丁寧にお礼なんかされてしまったら、
そうですね・・
ついつい「そんなこれっぽちの待ち時間なんて大したことないっすよ・・」みたいに言ってしまうのかもしれないですね・・(笑)
ああいう時のれいかっていかにもみたいな「上品なお嬢様」みたいな雰囲気があってとても素敵でしたけど、
あんなれいかに文句を付けたくなってしまう人なんて・・・
多分いないんじゃないのかな・・?? (笑)
上記で愚痴った当時私が在籍していた金融機関の破綻時の取付騒ぎの際のあの長蛇の行列をさばく行員が
れいかさんみたいな人だったら、少しは顧客の怒りも収まったのかもしれないですね・・・(笑)
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上層部の判断で不祥事やらが起こっても
いつも怒りをぶつけられるのはお客さんと対面している下の人達でありますし
いやもういろんな怒りが渦巻いています