「キラキラ☆プリキュアアラモード」の第8話は素晴らしかったですね!
今作のプリキュアが放映開始となり早二か月が経過しますけど、その中でも群を抜いて
素敵なお話で大好きな回となりました!
見方によっては「ゆかりだけなんか他の4人とは意識が違う・・」とか
「ゆかりは一人だけいい格好しちゃって・・」とか確かに色々なご意見はありそうではありますし、
ゆかりの「あらぁ・・私、お店やりたいなんていったかしら・・?」のあのセリフは、
あきらさんの「みんなが頑張っているのだからそういう言い方はよくないな・・」というように
ゆかりに対してちゃんと釘を刺せるメンバーがいるというのも大変素晴らしい事だと改めて感じたものでした。
そしてお店の開店準備とか
いちかがお気軽に初来店の女の子のオーダーを簡単に受けてしまい、みんながそれそ゜れ悩んでいる際も、
特に悩み多き中学生組(?)に対して、
ひまりについてはあきらさんが的確にサポートし、
あおいに対してはゆかりがまたまた素敵にアドバイスをしていて、
高校生組の素敵すぎる大人っぷりを見せつけてくれていた事は、見ていて・・不肖・・この私・・
なんだかジーーンときてしまいましたぁーー!
やっぱり今作は、いちかちゃんがとにかくめちゃくちゃ可愛くて素晴らしいのですけど、
そうした中学生組を表に陰にサポートする高校生組の存在は素晴らしいものがあると思います。
いちかちゃんのために陰で動く高校生組組は素敵すぎますし、
ともすれば「スマイルプリキュア」のあの5人の個性以上に5人のメンバーに「個性」を感じさせる
今作の「キラキラ☆プリキュアアラモード」なのですけど、
個人主義の集団だったのが協力も出来るようになりつつある・・・みたいな展開を予感させるこの雰囲気が
素晴らしすぎます!
いちかに初オーダーを依頼した女の子の注文は、
「他のお友達の好みはみんなバラバラなんだけどみんなに喜んでもらえるケーキ」という
大変難易度が高そうなものでしたけど、
第8話前半の「メンバーバラバラ感」→「個性が一つにつまったケーキ」を巧みに演出していて
とっても見ていて「爽やかな感動」がそこにはあったと思います!
高校生組が年の功で適切にサポート入る事はとても素晴らしい展開なのですけど、
これは、高校生が二人いないと出来ない設定でもありそうですので、やはり今作においては、
高校生を二人もってきたという意義は大変大きいようにも感じられますし、それが大成功になっていると
私は感じます!
あ・・・今は第7話の感想記事でしたね・・・! (滝汗・・!)
この素敵な第8話の感想記事は後日改めて書かさせて頂きたいと思います。


それにしても今作は、中学生組もとっても素敵で可愛いのですけど、
予想以上に高校生組の二人も素晴らしいですね!
あきらとゆかり・・・、うーーむ、是非是非このお二人には「ふたりはプリキュア」(高校生版)をやって頂きたいものです!
このお二人は・・プリキュアと言うよりは、むしろ、大変古いネタになってしまいますし、
このネタを書いてしまうとまたまた「さすが昭和育ちは話が古いね・・」と苦笑されてしまいそうなのですけど、
高千穂遥の原作小説&アニメ化でおなじみの「ダーティペア」の方がお似合いなのかも・・??
「ダーティペア」の正式名称は「ラブリーエンジェル」なのですけど、エンジェルというワードは歴代でも頻繁に
出てきていましたし、「ラブリー」と言えば、そりゃ言うまでも無く!! 以下略・・(汗・・)
うーーむ、やっぱり大方の予想通り、ゆかりは最初からあきらの正体を分かっていたのですね!
うーーん、やっぱりゆかりは性格が悪いぞぉ――!みたいな余計な事言う人は、不肖・・この私が許しませんからね! (笑)
第8話において、いちかたちのスイーツのお店を開店しようとした際には、多分ですけど、
あきらは「開店準備は色々と大変なんだけど、自分に出来る事は精一杯手伝ってあげよう!」という善意の意識なのかも
しれないですけど、
ゆかりは「フフフ・・・お店の運営は大変なのよ・・面白そうだから、この子たちのあわてぶりを楽しんじゃおう・・」みたいな
お考えなのかもしれないですし、
やはりこの二人の高校生組は「大人っぽい」という共通項はあるのですけど、大きな「個性の違い」が
ありそうでそれもまた今後の楽しみの一つですね。
それにしても第8話のゆかりのミニスカートはとてもお美しかったです!!

今回の第7話で一番印象的だったことは、ドーナッツもそうなのですけど
(「ドーナッツ」というとプリキュア5GoGoのドーナッツ国王とかフレッシュのカオルちゃんとアホのウエスターを
思い出してしまいますね・・・笑・・)
「仲間たちがいなくなってしまって寂しい・・」と落ち込むペコリンに対して、いちかがきちんと自分の言葉で
ペコリンに対してコミュニケーションを図っていた事ですね。
いちかは落ち込むペコリンに対して
「ペコリンは私の先生なんだから、ペコリンがいないと私はダメなんだよー、だからこれからも私のそばにいて
色々と教えて欲しい!」というのは、
いちかの意外なコミュニケーション能力の高さを示唆するシーンだったと思います。
「私には××という点が不足している」→「だから私のそうした所をあなたが私に教えて欲しい」→「だからあなたが必要」という
三段階の理屈でもってペコリンの元気を回復させたいちかなのですけど、
こうした事を自然に特に何も考えずに出来てしまういちかは、やっぱりピンク系プリキュアの鑑ですね!
そう言えば、いちかと同様な事は、第8話においてもあきらさんはひまりにしていましたね!
いちかのそうした「明るくてコミュニケーション力が意外と高い」という点を彷彿とさせた御方と言うと・・・
そりゃ言うまでも無くハピネスのめぐみ=キュアラブリーだったと思います!
めぐみの天真爛漫で明るく元気でフレンドリーな所は、正統派ピンク系をしっかりと受け継いでいて
その上で、口が達者というのか、
相手の長所を直感で見抜き、それを論理的に言葉として相手に分かり易く伝える
「コミュニケーション力」の高さは、
めぐみの先代の「ドキドキ」の相田マナすらも凌ぐ天性のものがもしかしたらあったのかもしれないですね。
めぐみの相方のひめが幾分コミュニティー障害を抱えていた要素もあるので、やはりめぐみとひめのコンビは、
「ポンコツ同士二人で足りない部分を補い合っていく」という感じだったのかもしれないですね。
だけど、キュアラブリーは、名前の通り「慈愛」に満ち溢れていますね・・・
この娘は、本能的に相手の長所を見抜くのが上手いとも思いますし、それを的確に相手に伝えるのが実にうまいとも感じます!
見方によっては、「ブタもおでりゃ木に登る」ではないけど、
上手いこと言ってプリンセスをおだててその気にさせてしまい、例えばハピネスの第2話のように
戦闘時にも、わざと自らが囮になる事で
プリンセスが絶対的に必殺技を発動させざるを得ない状況を作りださせる事を
意図的に行っているとしたら、
大した「戦略家」という感じなのでしょうけど、「ドキドキ」のマナみたいにそうした聡明さはあまり持っていない
感じてもありましたので、その辺りは「本能」なのかもしれないですね。
私、1988年~2001年まである地方銀行に勤めていましたけど、
この銀行の全行員に対する一つのスローガンが
「人を見よ、長所を見よ」・「人間の良い所を思いっきり見つけ、そして育てよ」というのがありました。
もっともこの銀行は、バブル最盛期の頃は、「ローンの宅配」とか「顧客を借金漬けにしよう!!」という妙なスローガンを唱え始め、
最終的に2001年に破綻をしましたが(⇒自業自得ですね・・・)
この「人を見よ、長所を見よ」は中々いい所を突いていると思います。
初期の頃にめぐみがひめに対して伝えた事は、
一見「マイナス」と思える材料でも、それを別の見方をすることで「プラス」として
ひめという人間を的確に認めている点だと思います。
マイナス要素と思える所からも、「長所」を見出し、
ひめを肯定している点はホント、さすがとしかいいようがないと感じます。
一例を挙げると・・・
〇ひめのパートナー妖精のリボンが口うるさい事
⇒「ひめは幸せ者、こんなに心配してくれる人がすぐ周りにいる」
〇逃げ足だけは速い
⇒足が速い事は自慢して良い事、同時に戦略的撤退は場合によっては非常に大切
〇連戦連敗
⇒何度敗れても、敵に向かっていく頑張り屋
この辺りの言い方は非常に上手いですよね。
そして極めつけは、
「私はまだプリキュアになりたてでよく分からない面が多い。だからひめがいないと
自分はまだ戦えない」という言い方なのだと思います!
この辺りは、「友達」という感覚よりは、むしろダメな妹を温かく励ます慈悲深い姉という感じも
しますね・・・
初期の頃の「ハピネスチャージ」の物語は、自己肯定感意識の低いプリンセスの「自我意識の確立」とか
「自己肯定感の目覚め」から始まっていったのかもしれないですね。
あれれ・・? どうしていちかちゃんの話からいつの間にか私が歴代プリキュアで最も愛してやまないめぐみの話に
転換していったのでしょうか・・?


とにかくいちかが可愛過ぎて生きるのが辛い・・と間違いなく言えるほど今作のピンク系のいちかは
とてつもなく可愛いプリキュアだと思います!
いちかは変身前もとっても可愛いですし、変身の過程も素晴らしすぎますし、そしてなによりも変身後の
あの可愛いうさ耳は素晴らしすぎるものがあると思います!
可愛いだけでなくて、あのドジっ子設定も大変魅力的ですし、
今回の話でもきちんと提示されていましたけど、ペコリンをきちんと認めてあげた上で、
「ペコリンを傷つける者は私が絶対に許さない!」と言い切ってしまう辺りは、さすがにこの子は歴代のピンク系プリキュアからの
DNAをちゃんと受け継いでいましたし、
いちかとしての「プリキュアとしての自覚」も少しは出てきた事を素敵に示唆していたと思います。


改めてですけど「キラキラ☆プリキュアアラモード」の一つの大きな魅力は、5人のプリキュアの
それぞれの「キャラクターの違い」と言えるのかもしれないですね。
もちろん、歴代プリキュアにもそうした「個性の違い」とか「個性のぶつかりあい」は見られていたのですけど、
今作は特にそのあたりが顕著に描かれている様な印象があります。
初期設定の段階から5人の「個性」は大変明確な違いがありますし、更にそれに輪をかけるように
今作は、中学生組と高校生組という「二つの世代」もありますし、
5人の個性のバラバラ感をどのようにある程度の「チームとしてのまとまり」を出していくのか等
大変見所は多いと思いますね。
変身前後のゆかりの他の4人とはちょっと違うようなあの澄ました感じもとっても印象的ですし、素敵ですね!
第7話においても、一人単独行動をしていたいちか=キュアホイップを心配して、実はいちかの後をこっそりと付けていた
という4人もとても素敵なものが感じられますし、
今は確かにまだ多少不明確でもあり確立された訳ではないのですけど「5人ととてのチームの絆」というのも
これから多少の紆余屈折とかありそうなのですけどきちんと確立されていくと思われますし、
「これから何かをするであろう・・」みたいな事がこの第7話でも第8話でもきちんと示唆されていたと思いますので、
とにかくこれからが楽しみという事は間違いないのだと思います。
最後に思いっきりの本音中の本音を書いてしまうと、
序盤の段階でここまで「これからが楽しみ!」とブログ内の建前ではなくて、私自身の本音中の本音として書けるプリキュア作品
というのは、2014年のハピネスチャージ以来結構久し振りという事でもありますので、
とにかくお世辞抜きで「これからがとてつもなく楽しみ」ですし、思いっきり期待をさせて頂くシリーズでもあります!
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普段はポンコツなようで時に優しく包み込む包容力を見せつけてくれる、なんと素晴らしいヒロインでしょうか。
あと高校生組の保護者感もすごかったですねw
2人で並んでると本当に絵になります。