最近なのですけど、仕事で大宮駅東口周辺を歩いていたのですけど、そごう・丸井・ダイエー・大宮ソニックシティ・
ビックカメラ等が立ち並び整然としている印象の強い大宮駅西口に比べると東口周辺は
いかにも「遅れている・・」とか「再開発の波に乗り遅れた」みたいな印象が強く、
どちらかというと飲み屋とか風俗関係の店が乱立している中で高島屋があったり、
とにかく「ごっちゃごっちゃしている・・」みたいな「乱雑さ」が目立つ印象が相変わらず強かったですね。
そんな中、「あれ・・?」と感じたのは、「中央デパート」と言う経営母体がとっくの昔に倒産していて
各テナントだけがポツリポツリと細々と営業を続けていて
何だか幽霊ビルとまではいわなくてもなんだか統一感がまるで無いテナントビル化していた駅前でもかなり目立っている
大型商業ビルが、ついに「大宮駅東口周辺の再開発計画」の一環として、
現ビルが解体され、新しい商業ビルとして建替えされる事が発表されていて、
サカゼン等のテナントが「完全閉店セール」を展開していた事でした。
だけど、これは案外いい事だと思います。
中央デパートは、大宮駅東口から徒歩2分程度の大変素晴らしい立地でしたし、ここが数年前から
閑古鳥が鳴いている幽霊雑居ビル化していた事は、かつての中央デパートの賑わいぶりを知っていた人間から
言わせて頂くと、ちょっとさびしいものがありましたので、
確かに歴史と伝統あるものが一つ消滅するのは寂しいものがあるのですけど、
新しく巨大商業ビルが誕生し、大宮駅東口が多少とも整然とされることは、大変素晴らしいことだと思いますし、
今後大いに期待をさせて頂きたいと思います。
私自身、高校を卒業して念願の(?)親元を離れて初めて一人暮らしを始めたエリアが実は、
埼玉県大宮市(現、さいたま市大宮区)だったのでした。
一年目のキャンパスが大宮にあり、2年目以降のキャンパスは都内の神田周辺というか、水道橋近辺でした!
だからその意味でも実は「大宮」は私にとっても「初めての自活の住い」という事で大変思い入れがある街の一つですし、
実家から段ボール8箱程度のわずかな荷物だけで大宮の地に降り立った私が、
テレビ・こたつ・布団・冷蔵庫・オーブントースター・棚・食器・調味料・食材・衣料品等の家財道具一式を買い揃えていたのが、
上記の「中央デパート」だったのですけど、
当時の中央デパートは、地下一階がピーコックというスーパーで、一階から五階には、
家電売り場・本屋・衣料品店・家具屋などなどなんでも揃っていて、
まさに「これぞ正統派の百貨店!」みたいな様相を呈していて、「無いものは何にも無い」という感じすらあったものでした。
確か最上階はゲーセンだったかな・・?
そういう意味でも「中央デパート」は大変なつかしいスポットでもあるのですけど、「栄枯盛衰」の言葉じゃないけど、
繁栄は永遠に続かないのは世の常ですし、
古いものが崩壊した以上は、建替えされた「新しいもの」に期待をさせて頂きたいものです。
だけど私が初めて埼玉の地に降り立った際のイメージは、大宮も県庁所在地の浦和も、とにかく「しょぼい街・・」という
イメージしか無かったですし、このイメージが、実は数十年経過した今現在も
「大して変わりがない・・」というのは、いかに埼玉が何もない無い・・のしょぼい街である事を素敵に示唆していると
思いますね・・(笑)
だからこそ、このブログでも何度かネタにさせ続けて頂いている埼玉県ローカルショートアニメの「浦和の調ちゃん」の
EDの歌詞の「浦和の~街にはぁー~新幹線は、停まらな~い!」は
永遠に不滅だと思いますし、この浦和・大宮の「何もない無い」という県民意識の希薄さと無節操さが
「埼玉県の魅力」なのだと思います!

さてさて・・・私が初めて親元を離れて大宮に一年間住んでいた頃なのですけど、
浦和・大宮・川口から都内の新宿に行くのは結構面倒なものがありました。
今現在ですと、大宮→新宿は、埼京線とか湘南新宿ラインで直通で行けますし、浦和→新宿は、
浦和には埼京線は停まらないのですけど(汗・・)湘南新宿ラインで直通一本で行けます。
私が在住の「川口」周辺は・・残念ながら埼京線も新宿湘南ラインは経由しません・・(滝汗・・!)
だけど1985年に「埼京線」が開通する前までは、新宿に行くには、
京浜東北線・東北本線で赤羽駅まで行き、赤羽駅で「赤羽線」に乗り換え、三駅先の池袋駅まで行き、
そして山手線で新宿まで行く必要がありましたので、
合計3回乗り換えをしないといけなくて、その三路線の乗り換えはかなり面倒なものがありましたよね。
赤羽線は、池袋~板橋~十条~赤羽という三駅のみで運転時間も8分程度の大変短い路線でしたけど、
当時は「え―ー、なんで新宿に行くのに三路線も乗り換えしなくちゃいけないんだぁ―――ッ!」と言うものでした。
三路線乗り換えが面倒な場合は、京浜東北線一本で一旦田端駅まで行き、そこから山手線で新宿方面を目指すという
手もありましたけど、この方法は上記の三路線乗り換えよりも乗車時間が長く、
これはこれで面倒なものがありました。
そうそう・・当時の赤羽線ですけど、なんと・・! 確か私の記憶の中では、全車両「冷房無し!」という感じで、
全車両があのいかにも昭和レトロみたいな「扇風機」が天井をぐるぐる廻っていて、
真夏の盛りの車内のあの蒸し暑さは半端ないものがありました!! (苦笑・・)
赤羽線の車両ですけど、基本的には「山手線」の車両がそのまんま使用されていたような記憶があります。
基本的にはうすいグリーンと黄色の二種類の車両が赤羽線を走っていましたけど、
なぜか知りませんけど、車両によってはグリーン系とイエロー系の二種類が混合編成されている車両もあり、
あのちょっととんちんかんな不統一振りも中々楽しいものがあったと思います・・(笑)
上記の通り、1985年の「埼京線開通」までは、浦和・大宮→新宿まで行くのは結構面倒なものがありましたけど、
埼京線が池袋まで開通して以降は、必然的に「赤羽線」が必要なくなり、埼京線に統合される形で消滅していき、
その後埼京線の終点は新宿まで伸び、それが恵比寿まで伸び、そして今現在は新宿湘南ラインの上では、
横浜方面まで伸びていますので、本当に時代は変わり、便利になりましたよね!
埼京線の開通以降は、大宮~新宿が一本で繋がった!という事実は本当にありがたいものがあったと思います!
これは余談になってしまいますけど、上記で私は普通に「埼京線」という言葉を使用しましたが、
「JR時刻表」の上では、実はなんと・・!
いまだに、池袋駅-赤羽駅間は゛赤羽線」と記されています!
赤羽駅-大宮駅間は「東北本線」と記され、大宮駅-川越駅間が「川越線」となっています。
実はなのですけど、今では誰も「赤羽線」みたいな言い方はしていないのですけど、
赤羽線という名称自体は実は今でもJR内では生きていたのですね!
赤羽線・東北本線・川越線の区間を合せた総称が「埼京線」と言われているのですね!
うーーむ、これは私も最近まで全く知らなかったですし、埼京線の登場で「赤羽線」自体が廃止になって埼京線に
統合されていた・・と私は勝手に思い込んでいたようですね・・(笑)


またまた「浦和の調ちゃん」ネタなのですけど(滝汗・・)
上記で埼京線開通までは、浦和→新宿に行くのに3路線も乗り換えをしなくちゃいけないと記しましたけど、
「浦和の調ちゃん」の主人公の高砂調(たかさごうさぎ)の自宅近辺の浦和駅周辺から
調達が通う浦和第三高校(※モデル校は浦和南高校・・)までは、
直線距離は短いけど、電車で行くと乗り換えがかなり面倒です!
浦和駅から京浜東北線に乗り、一駅先の南浦和駅まで行き、そこで武蔵野線に乗り換えて一駅先の武蔵浦和駅まで行き、
そこで埼京線に乗り換え、
一駅先の北戸田で下車という感じです・・・・
うーーむ、埼京線開通前の私たちも結構大変でしたけど、調ちゃんたちも通勤には色々と面倒くさいものが
ありそうですね・・(笑)
「浦和の調ちゃん」第二期は、公式においては
「現在第二期制作に向けて鋭意準備中!」と結構前から伝えてはいるようですけど、
中々公式の場で正式に「二期スタート決定!」という発表が出ませんね・・・
果たして、実際の所はどこまで話が進んでいるのかな・・??
そう思っていたら、昨年夏に思わぬところから情報らしきものが入ってきました。
その情報源は、大変ローカルネタで申し訳ないのですけど「埼玉新聞」という地方紙でした。
その内容は、
「2016年8月6日から、埼玉県さいたま市初のクラフトビール「氷川の杜」が発売2周年となる事を記念して、
ご当地アニメ「浦和の調ちゃん」などとコラボ企画を開催しています。」書かれていましたけど、
同時に気になる事が、さり気なく記事として書かれていました。
埼玉新聞の当時の記事を下記に引用すると・・
「浦和を舞台にしたアニメ「浦和の調(うさぎ)ちゃん」の協力で、
大宮ゆかりのキャラクター女性2人が誕生。東武アーバンパークラインに、
その2人が同ビールを手にほほ笑む姿を描いた車内広告をお披露目する予定です。
そしてその2こそが来夏放送予定の同アニメの登場人物で、同ビールPRのために先行お披露目となりました」
との事ですけど、
結果的に「さいたまテレビ」(テレ玉)という公式の発表よりも先に、まさかまさかの「浦和の調ちゃん 第二期」が
思わぬ所から情報としてリークされていた事になりますよねっ! (笑)
その「新キャラ2名」というのは、さいたま市大宮区にゆかりがあるキャラと思われますけど、
ご存知の通り、古くから、「調神社」があるさいたま市浦和区と「氷川神社」があるさいたま市大宮区というのは
古くから「犬猿の仲」で有名な二つの街でもあります。
という事は・・第二期が本当に実現化された場合、「浦和の調ちゃん」が背景となっている
浦和第三高校とは別に
大宮の学校が「ライバル校」として登場する可能性が高い・・という事を示唆しているのかもしれないですね。
この大宮ゆかりの二人のキャラも可愛いですし、とにかく「浦和の調ちゃん第二期」が
本当にさいたま新聞の記事通り今年の夏から始まるとするととっても嬉しいものはありますね!
「二つの神社」なんていうと、東方好きの私なんかは、ついついなんですけど、
霊夢の博麗神社と早苗さんの守矢神社を連想しちゃいますね・・・(笑・・)
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北海道のローカル線の汽車(電車は電化していないので走っていません)は今も現役で国鉄マークの扇風機です(笑)
国鉄民営化から30年経っても、あのいかにも昭和レトロみたいな「扇風機」が天井をぐるぐる廻っています。
北海道の夏でもこれはなかなか辛いのに、関東で扇風機は大変だったでしょうね・・・