早苗さんは大変魅力的な御方・・・
色々な意味でツッコミどころ満載で、人間でもあり神(現人神)でもあり、
幻想郷の住民でありなか゛ら、つい最近まで外界で女子高生をされていて、
外界から神奈子・諏訪子という二社の神々と共に幻想郷に移住をされるとか、
一見清楚でおとなしめの雰囲気はあるものの、幻想郷の生活に慣れ始め、妖怪退治の楽しさに目覚め始めると
途端にあの「参ったかぁーー!」と言わんばかりの最近のあの武勇伝とはっちゃけ振りは
まさに早苗さんの素敵な多様性を提示していると思います。
ゲーム面から見ても、それまでは霊夢と魔理沙が自機というスタイルで、そこに妖夢と咲夜さんが第三の時機として絡む
というそれまでのセオリーを、早苗さんが登場し、早苗さんが「幻想郷の第三の自機」として定着する事で
それまでのある意味マンネリ感を打破した意義は大変大きいものがあると思います。
早苗さんの不滅の名言の一つして「幻想郷とは常識に囚われてはいけない世界なのですね」というものが
あるのですけど、いやいや、早苗さん!
あなたがまさに「常識に囚われてはいない御方」そのものですので!! (笑・・)
幻想郷と実は隣接していながらも「外界」の住人にとっては既に妖怪とか神が存在している世界というのは
既に「過去の遠い幻」のような存在でしかないのかもしれません。
なぜなら外界の人間にとっては既に夜とか妖怪とかはたまた神からも・・
別に恐れられる存在ではないし、別にそれらが必要なくたってそれで構わないじゃん・・・みたいなある意味大変合理的な
考え方が支配的になっているのかもしれません・・・・
外界に住む人間にとってはそれはそれでいいのかもしれません。
本来人間の裏側に棲みついて本来は人間と共存共栄していく必要があった妖怪や神々にとっては
そうした状況は大変憂慮すべき事態だったのです。
そう!、彼らにとって一番恐れるべき事とは何かと言うと、
自分たちの「存在」自体が人々の認識から消えていき、それがひいては妖怪・神々全体の「消失の危機」という事に
繋がる可能性か高かったのです。
そうした状況に対して、「これはマズイ・・・・自分たちにとって大変な危機が訪れる前に何とか手を打ってしまおう!」と
思い立った中心人物こそが、そう! 幻想郷最大の賢者でもありヒロインとも言えるのかもしれない
あのゆかりん=八雲紫様なのです!!
ゆかりんとしては、
「それならばいっその事、夜も妖怪も恐れる事がなくなった外界の人間たちなんてもうどうでもいいじゃん・・
我々は我々だけで外界から切り離した形で存在していこうではないか!!」という強い決意をしたのではないかと
思います。
だけど・・・
同じような事が外界の神々でもあったという事ではないのかな・・と思います。
神奈子と諏訪子の二社の神々も多分ですけど、紫様とほぼ同じような事に悩み、色々と考え抜き、
そしてある一つの「重大な決意」をしたと思われます。
東方三月精において、光の三妖精たちが博麗神社に引っ越しをした際の回の紫様の独白・・・・
「こんな大切な神社ですら人々から忘れられてしまう・・・観光地で無い限り、神社はもう人々から
必要とされないという事なのか・・」
そういった事を神奈子と諏訪子は本気で憂慮し熟慮を重ねた結果というのが、
そう・・・あの「東方風神録」の異変なのであり、
すなわち、守矢神社の外界から幻想郷への建物・湖ごとの丸ごと移転だったのです!
「守矢神社」は、元々は幻想郷の外に立地していた外界の神社だったのですけど、
「外界の人たちから信仰が得られなくなった」という理由のため、何と・・!!神社ならびに神社近くの湖ごと
幻想郷に引っ越しをしてきたという経緯があります。
その際に二社の神々と一緒についてきたのが現人神とも言うべき早苗さんだったのですけど、
元々は・・おそらくは外界の女子高生と思われる早苗さんがどういう経緯と動機があって
生まれ育った人間界を離れ・・親元を離れ・・・人間界における「全て」を完全に捨てて、この「幻想郷」にやってきたのか
と言う点はとにかくとてつもない妄想のし甲斐がありますね。
早苗さんが全てを捨てて幻想郷にやってきたという事は、早苗さんとしての「決然とした思い」というのか「毅然とした決意」が
あったのだと思うのですけど、
どちらかというと、「現代っ子」気質で、ある意味霊夢よりもドライな性格も有している早苗さんが
幻想郷に移住してくるメリットは何なのだろう・・・
早苗さんをここまで・・人間社会の放棄→人間社会からのある意味逃避・・→そして新しい世界への出発を決意させたものって
一体何なのだろう・・・と考えると、
とてつもなく早苗さん自身に興味を感じてしまいますね!!
早苗さんというのは、幻想郷に元々いた巫女さんではないのです!!
東方では極めて珍しい「外界」出身という大変珍しい立ち位置なのです!! いわば・・「よそ者」なのですよね・・・
必ずしも公式では明らかにはされていないのですけど、守矢神社というのは、
多分・・・・長野県・・というか、諏訪湖周辺で存在していた神社なんでしょうけど、上記で記したとおり、
「このままでは誰からも信仰されず、最終的には神々の消滅という可能性すらある。
それだったら先手を打ってしまおう!
幻想郷に巫女・神様と神社の一式ごと移転しておう!!
この幻想郷内での人間・妖怪から信仰を得られれば、再度信仰心が集められ、神社としての存在意義が
確立される」
そうした理由で、外界からやってきたよそ者勢力という事になるのだと思います。
そしてそれが結果的に幻想郷内に霊夢の博麗神社と早苗さんの守矢神社という二つの神社が並立する
存在理由となったのです。
そして改めてですけど、この早苗さんの登場意義は極めて大きいものがあります。
あ、別に霊夢が早苗さん登場に危機感を抱いて、巫女としての修業や勉強に目覚めたという事ではないですよ・・(笑・・)
結果的に守矢神社組の登場で、神奈子が色々と余計な事(?)を仕出かしてくれるもので、
東方地霊殿の異変→聖白蓮さんの登場→神子の登場という「幻想郷のニューヒロイン」が続々と登場する事になり、
今日の「幻想郷の更なる多様性」をもたらした主要因とも言えるんじゃないのかな・・とも思えますね!
そうそう・・・霊夢との比較論になるのかもしれないですけど、
霊夢と早苗さんは「巫女さん」という言わば同業者になるとは思うのですが、
両者は似ているようで実はキャラは全然違うな・・とも感じてしまいます。
勿論それは早苗さんの外部出身とかその現代っ子感覚とか色々言われてはいるのですけど、
もっと別の意味で「あ・・・なんか二人は違うな・・」とも感じる事もあったりもします。
一般的な物語ですと、同業者とかなんとなく似た雰囲気というと、お互いに「嫉妬の対象」になってしまうとか
「焼きもち妬きの結果としてお互いの足の引っ張り合い」みたいな感じの展開になりがちなのかもしれないですけど、
東方の世界の場合、そうした世俗的な展開にはならない点が実に素敵ですね!!
「東方風神録」において結果的に神奈子と早苗さんたちは霊夢の博麗神社組に退治されてしまい、
やっつけられてしまうのですけど、この一件以降も別に早苗さんは霊夢に対して「恨み」を抱くことは一切していませんし、
この異変以降は早苗さんは高圧的な雰囲気から随分と変化し、人間が丸くなったような感じさえあります。
霊夢も霊夢で、早苗さんという新しい神社勢力が登場しても
「私という古くからの巫女がいるのに・・・あいつが登場したおかけで・・・あいつだけは絶対に許さない!!」みたいな
ギスギスとした感じにならなくて、
単に「新しい神社が出来てしまうと只でさえ少ない博麗神社のお賽銭収入がまた少なくなってしまう・・」みたいな
「商売敵」みたいな感じでしか早苗さんを見ていないのは、なんかいかにも中性的な霊夢らしい話だと
思います。
今年の当ブログにおいて、多分ですけど一番頻繁にその名前が登場してきた御方は間違いなく
ゆかりん=八雲紫様だと思うのですけど、
その次に来るのは間違いなく早苗さんだと思います!
当ブログの「東方キャラ語り」においては、本記事で早苗さんは既に12回も取り上げていますけど
この回数はあややすらも超えていますからね!
このブログのポンコツ管理人がいかにゆかりんと早苗さんが大好きであるか、数字からも立証出来ているようにも
感じますね・・・(笑)
そして来年以降もこの早苗さん語りは継続的にどんどんさせて頂きたいと思っています!

さてさて・・ここからは既に恒例になっているのかもしれないのですけど、当ブログが本当にいつも大変お世話になっている
アミグリさんの素敵なイラストのご紹介です!!
上記のとっても可愛いミニスカ早苗さんは、
当ブログのとっても大切なブロとも様のお一人で、本当にいつも大変お世話になっている
「dream fantasy」の管理人様のアミグリさんが2009年に描かれたものです。
あ・・・! そうそう、この「ミニスカ早苗さん」ですけど、これはある意味大変貴重なものだと思えます。
これには二つほど理由がありまして、
第一にこのミニスカ早苗さんは、「dream fantasy」のブログ内で掲載された作品ではなくて、
2009年4月にアミグリさんがpixiv内にて「【企画】東方ミニスカ少女」というプロジェクトを打ち立てまして、
そのpixiv内にてアミグリさん自らが投稿された作品の一つなのです!
だからこの「ミニスカ早苗さん」は、FC2の、「dream fantasy」のブログ内では未掲載の作品です。
そして二つ目の理由ですけど、
当時のアミグリさんの企画の趣旨としては
「ミニスカな東方キャラ描こうぜ!という企画。ズボンはいてるキャラもミニスカにしていいのよ。」というものでしたけど、
なるほど!
早苗さんは普段はロングスカートというか長めの巫女さん衣装をまとわれていますから、
こうした「ミニスカートの早苗さん」というのは大変貴重ですよね!
アミグリさんが描かれたミニスカ早苗さんがとっても可愛すぎます!!
この早苗さんの笑顔・ウインク・へそだし・絶対領域、そしてなによりもこの貴重な早苗さんのミニスカート!
も―――まさに「常識に囚われてはいけない素敵な早苗さん」そのものだと思います。
アミグリさんとしては、かなり初期の頃の作品ではあるのですけど、
12月に「dream fantasy」で掲載されていたあのあまりにも精緻で美しいフランちゃんも素晴らしいですけど
こうした初期の頃のアミグリさんの作風もとっても素敵だと思います!!
それに何よりもやっぱり「女の子のミニスカート」は素敵なものだと思います!!(笑・・)
これってよくネタにされる話ではあるのですけど、外界の女子高生時代の早苗さんの制服って
セーラー服なのかな、ブレザー制服なのかな・・??
私の脳内妄想としては、
早苗さんは、元々は理系の女子高生さんという設定からみて何となくですけど、ブレザー制服だったのかなぁ・・とも
思ったりもしますね・・(笑)
何となくですけど、ブレザー制服に白衣をふわっと身にまとっているみたいなイメージもありそうですね!
ただ・・上記のアミグリさんのミニスカ早苗さんを見てしまうと、セーラー服でもブレザーでもミニスカならば
どちらでもいいじゃん!とも感じてしまいますね・・・(笑)
上記の早苗さんの素敵なイラストはアミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。
アミグリさん、本当にいつも素敵なイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!
それと、pixiv内のアミグリさんの「東方ミニスカ少女」というタグにおいては、
アミグリさんが描かれた東方キャラの素晴らしいミニスカが一杯いっぱい掲載されています!
例えば、霊夢・妖夢・フランちゃん・輝夜・アリスなどとっても可愛い東方ミニスカ娘が勢揃いしています!
この東方ミニスカ少女は、
東方ミニスカ少女 から見る事が出来ますので、是非是非ご覧頂けると幸いです!
→
東方ミニスカ少女 それとこれは宣伝になってしまいますが、当ブログの「新春企画」として
アミグリさんが描かれた「東方・艦これ以外の版権作品集」という企画を開催させて頂く予定です。
ちらっとお伝えさせて頂くと、1/2にその事前告知、1/7(土)よりその一回目をスタートさせて頂きますので、
楽しみにして頂けると幸いです!
あ・・ちなみにですけど、年内の当ブログにおいては、東方記事は大晦日まで続きますし、
アミグリさんの素敵な東方イラストも転載させて頂く予定です!!
- 関連記事
-
スポンサーサイト
ブログにはこのイラストが未掲載だったのは今気が付きました!
東方キャラは基本的に原作に忠実に描くと、ロングスカートの人が多いので、「ミニスカな東方キャラを描く」という企画を思いついたんだと思います。
まぁ、数多くあるほかの素敵な東方企画にはかなわないのですが、初めての企画にしてはそこそこ盛り上がったかな?という感じです。
早苗さんはブレザーかセーラーかについてですが、個人的には、セーラー派です!だけど早苗さんだったらブレザーとセーラー両方似合うと思いますね。
そして「東方ミニスカ少女」のリンク貼りもとっても嬉しいです!!