先日なのですけど、とある御方より京都の老舗和菓子屋の甘春堂さんの「貝合せ」という柚子あんの和菓子を
頂いたのですけど、これがとっても上品なお味でとっても美味しかったです!
昨年ぐらいから当ブログで登場する和菓子と言うと、そりゃ言うまでもなく「浦和の調ちゃん」ネタでもおなじみの
あの「うまい、うますぎる」でお馴染みのふくさやの「十万石まんじゅう」なのですけど、
この甘春堂さんの貝合せもまさに「うまい、うますぎる!」という感覚の美味しさでした!
甘春堂は、1865年の創業から数えて現在の店主は六代目に至っている大変な老舗だと思います。
神社仏閣とのつながりも古く、豊国神社・旧六条御所など伝統菓子の御用達をも務めているようですね。
さてさて、今回お土産として頂いた「貝合せ」ですけど、
おめでたいモノの一つの象徴でもある蛤(はまぐり)に、葛で柚子餡を包み込んだ大変上品な和菓子です。

「貝合せ」とはその由来なのですけど、平安時代に王朝貴族によって行われた歌合せの一種です。
その後、内側に彩色をほどこし和歌を加えたものを左右に分けて、
ぴったり合う貝の数を競った貝覆いが、現在のの貝合せとなったと伝えられているそうです。
そうした伝統な遊びを現代の和菓子として蘇らせたのがこのお菓子なそうです。
身体に良いとされる葛を用い季節によって餡の中身を変えているのが中々素敵な趣向だと思います。


うーーむ、これは見た目はまさに「ハマグリ」そのものですね!! (笑)
一番最初にこのお菓子を見た際は、「え・・これが本当に和菓子なの・・? どうみたって蛤そのまんまじゃん!」と
感じたものでした・・・(笑)
そうですね・・・一番最初の印象は、このハマグリの中に「蛤の時雨煮」が詰まっているのかな・・・?と感じたものでした。
あ・・、なんか「時雨煮」なんて書いてしまうと、どこかのとっても魅力的な五月雨日記という素敵な管理人さんを
ついつい思い出してしまいますね・・・(笑)

季節に応じて、中身の餡が変化するというのがとっても素敵ですね!
うーーむ、埼玉のあの例の「うまい、うますぎる!」なんていうお饅頭は一年中普通の餡とか無いですから、
さすがに東京の隣の大いなる田舎の埼玉と古都・京都は「やっぱりどっか違うね・・」と感じたものでした! (笑・・)
春 → 桜あん
夏 → 抹茶あん
秋 → 柚子あん
冬 → 黒豆と金粉
こうやって季節によって餡が変わるというのも素敵ですよね。
秋の柚子あんは季節に合っていると思います。
初秋から初冬には最適の生菓子だと思います。
この柚子餡は本当に上品で爽やかで素敵な美味でした! マジでとっても美味しかったです!!


さてさて・・ここから先はなぜか突然(?)「ハピネスチャージプリキュア」第14話になってしまいます・・(笑)
なんで唐突にハピネスチャージの話になるのかというと、この第14話は、
初代プリキュア第1話から通算して第500話に相当し、ある意味大変メモリアルな回とも言えると思います。
そしてこの第14話というのは、めぐみたちの潮干狩りの話で、その砂浜で探し集めていた回が「ハマグリ」だったのでした!
同時にこの第14話なのですけど、色々と興味深い仕掛けも用意されていたと思います。
歴代プリキュアに関する「小ネタ」というかオマージュが色々と仕掛けられていて
これは初代から見ている人でないと中々わかりづらいものはあるとは思いますが、
私ははリアルタイムで見ていた時にすぐにピン!とくるものがあり、演出の巧さに「さすが!」と当時感じたものでした。
増子美代(マスコミヨ)の再登場は、プリキュア5の増子美香(マスコミカ)へのオマージュですし、
ラブリーが後半叫ぶ「プリキュアの美しき魂が・・・」のセリフは
完璧に初代プリキュアに対するオマージュですし、
最後にオレスキーが言っていた「その手は、桑名の焼き蛤」は
完璧に「ハートキャッチプリキュア」のブロッサムのパクリでしたね・・・(笑)
この第14話は、プリキュア500回記念という事で
現役のプリキュアから、過去の歴代の先輩プリキュアに対するオマージュというのか
「受け継がれていく魂」みたいなものは感じたものです!!


それにしてもハマグリをバクバク食べるひめとかめぐみがとっても可愛かったです!
ゆうゆうは、どちらかというと給仕に専念していましたけど、もしもこの回でゆうゆうが焼き蛤を食べたとしたら、
さぞかし美味しそうに食べていたと思います。
このゆうゆうほど「食べる事」がよくお似合いのプリキュアはいないと思いますし、
歴代黄色系プリキュアでも群を抜いて大好きで大好きなプリキュアでした!!
(こらこら、つい最近までブッキーを超越する黄色系はいないとかありすの聡明さを超えるプリキュアは
存在しないと言っていたくせに・・・笑・・)
2017年2月から放映開始となる新しいプリキュアもお菓子というか「食べ物」が一つのテーマになっているようですし、
こちらの方もそろそろ気になる時期でもありますね!
この第14話ですけど、
「めぐみちゃんは、もっと好きとか嫌いとかに興味を持った方がいいよ!」と指摘するゆうゆうのこの言葉が
今回の最大のポイントだと思います。
さすがに、ゆうゆうは既に分かっているし見抜いている!
ゆうゆうは、キュアハニーとしても相当変な要素もあるのですけど、さすがにめぐみとひめよりは
「大人」という感じですね。
めぐみは、歴代ピンク系としては珍しく
自分に対して「確固たる信念」を持ち切れていないプリキュアにしては大変珍しいタイプですし、
他人からの自分自身に対する評価も他評価も低いと思っているタイプです。
めぐみに必要なものとは何でしょう・・・??
他人に与える「愛」というのは、実は既にめぐみ自身既に内在し持っている・・・
それではめぐみの「愛」とは何なのでしょう・・?
それは「他人から存在を認められる事」又は他人から与えられる愛・・・
プリキュア活動以外でそれが出てくる面というと、それが「恋愛関係」だったのでしょうけど、
その恋愛関係で最終決戦直前に相当痛い思いをしていたのは今にして思うと大変印象的でした!
今現在の視点で見てしまうと色々と意味深な回でもありましたけど、リアルタイムで見ていた時は、
めぐみ自身の「愛とは・・?」とか「自分の意義ってなんなの・・?」
そうした事をめぐみが今後模索していくのかな・・と感じていたものでした。
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なかなか美味しそうな和菓子ですね。和菓子はまず見た目を楽しむものとも言いますが、これは見た目のインパクトも楽しめますね!機会があれば食べてみたいです(^^)
プリキュア的に和菓子と言えばどうしてもこまちさんが…ちょっと前の記事でも話されていましたがあの羊羹の衝撃は…。
ハピネスチャージ放送中は歴代プリキュアのお祝いメッセージも楽しみの1つでした。まさしく受け継がれるべきもの!