今回の記事ですけど、内容的にあややとうどんげちゃんの両方に共通する話を一度させて頂きたいなぁ・・・と
思っていたのですけど、意外とあややとうどんげちゃんの絡みが少なく、
そうした数少ない二人の接点でもある「東方文花帖」における「兎角同盟」を取材するあややと
その取材を受けるうどんげちゃんについて少しばかり書かせて頂きたいと思います。
二人に共通するのは「東方ミニスカートキャラ」という事なのかな・・・?
(だけど二人ともあのミニスカはとってもよくお似合いですね!!)
改めてですけど、射命丸文=あややのコミュニケーション力は相当高いものがあると思います!
「東方文花帖」は、本の半分程度はあややの東方キャラに対するインタビュー記事と
文々。新聞の事がメインになっているのですけど、
あややのインタビュー相手は、ゆかりん・永琳様・ゆゆ様・アリス・レミリア様・フランちゃん・萃香・チルノ・光の三妖精・
プリズムリバー三姉妹・ミスチー・妖夢・パチュリー・妹紅・慧音大先生・てゐ・輝夜・藍・レティ―などなど
とにかく濃厚で一癖も二癖もありそうな強者ばかりなのですけど、
そうした個性的な皆様を相手にしても、どんなキャラに対しても恐れる事もへりくだる事も無く対等にフランクな感覚で
接することが出来ているあややの「適応性」というか「相手に合わせていける能力」というのは
本当に素晴らしいものがあると思います!
東方キャラでこうした高度なコミュニケーション能力がありそうな御方って実はあんまりいなくて、
他には魔理沙と阿求ちゃんぐらいなのかな・・とも思えますね。
ま・・・阿求ちゃんは毒舌キャラでもありますけど・・・(笑)
東方求聞口授の座談会において、主催者兼書記の阿求ちゃんが司会者に指名したキャラが魔理沙と言うのも
これは極めて妥当だと思いますし、その人選に間違いはないと思います。
阿求ちゃんにしてみれば、あややを司会者に抜擢しなかったのは
「ま・・・文はマスコミ関係者だし・・この座談会の中身を私が発表する前に号外として記事にされちゃうのも
なんだしね・・」みたいな感覚ももしかしたらあったのかねしれないですね。
さてさて・・・「兎角同盟」とは、「兎を食肉として食べる事に絶対反対!」とか「兎鍋絶対反対!!」という事を主なスローガンとする
幻想郷内の兎たちの同盟みたいなものです。
この同盟のリーダーはうどんげちゃんで、そのサブリーダーはてゐで、主な構成員は幻想郷内の兎と妖怪兎たちです。
あややの文々。新聞・第百二十季 霜月の二の記事にて、この兎角同盟は取り上げられているのですけど、
同盟といっても正直・・あんまり結束力もないし、なにをやってんのかよく分からないというのか、
リーダーであるはずのうどんげちゃんですら、幻想郷内の地上のウサギたちを実は全く掌握していないというのが
いみじくも暴露されてしまったような記事内容でもありました。
「兎角」はウサギの角を意味し、「あり得ないもの」の例えらしいのですけど、
ま・・・うどんげちゃんのあの「ミニスカート」とか「ブレザー制服」自体がありえない・・という感じなのかもしれないですよね・・(笑)
それを言ってしまったら、1000歳を優に超えられるあややのあの可愛い黒ミニスカもまさに「ありえない・・」という
事になってしまうのかな・・・?
あややからの「兎に角はないですよね・・?」という問いに対して、うどんげちゃんの
「角は無いから、角を求めていくというのが常に理想なのよ。
現状に満足せず、常に向上心を持って行動する兎の集団、って意味なの 」 という答えは・・・
うーーん、正直意味不明なのかもしれないですね・・・(笑)
ではなんでこんな「兎角同盟」みたいなものが結成されたのかと言うと、
元々は霊夢の博麗神社の宴会に乱入した妖怪兎が宴会で振舞われていた料理の一つが「兎鍋」である事に
びっくり仰天し、この事をうどんげちゃんやてゐに報告を入れた事が発端と思われます。
早速うどんげちゃんは意気揚々と霊夢に対して「こんな神社の宴会で可愛いウサギたちの肉を食材として兎鍋に
提供するなんて酷すぎる! こうした宴会には今後兎肉を供しない事を断固要求する!」という事を
霊夢に猛抗議をするのですけど、そこは霊夢だって負けていません!
霊夢は断固譲りませんし、「兎肉を鍋に供して何が悪い!!」と完全に開き直っています。
そうですね・・・私は「兎の肉」を食べた事がないもので何とも言えないのですけど、なんか聞いた話では
兎のお肉はかなり美味らしいですね!
兎は古来より狩猟対象であり食用とされてきたみたいですね!
縄文時代の貝塚から兎の骨が見つかることは、兎=食というものを示唆するものであると考えられますし、
江戸時代徳川将軍家では、正月の三が日にウサギ汁を食べる風習があったという話もあるそうです。
(余談ですけど、私は一度イノシシの肉と鍋を食べた事がありまして、味はかなり美味しいと思います!
だけど肉としての匂いは結構強烈で、独特の臭みがあり、翌日になっても体内の猪の肉の臭みが残存していたような
感覚があったものでした!)
だから別に幻想郷内で霊夢が神社の宴会の食材として兎肉を供する事は全然普通の事だとも思えます。
霊夢としては「だって兎肉を食材として鍋で仕えなかったら宴会で食べるもの何にもないじゃん!
それともおつまみなしで酒を飲むだけの宴会でいいの・・!?」みたいな事をあややに同意を求めていますけど、
あややもそれに対しては特に異議もないようですね・・・
(あやや自身は幻想郷内でも屈指の酒豪でもありますし、萃香と差しで飲むことが出来るくらいの呑兵衛ですので、
もしかしたら・・つまみなしでもそこそこは飲めるのかもしれないですね・・!)
そしてそして・・・霊夢とうどんげちゃんの「鍋論争」(?)の結末なのですけど、霊夢は一歩も譲らないし、
うどんげちゃんも「兎肉を食べる事は絶対に反対!」という事で、なんだか妥協点を見出す事自体が大変難しい感じも
あったのですけど、
双方の「共通項」は「宴会で何も食べるものが無いと困る・・」というものでしたので、
結局は、兎鍋半分・鳥鍋半分という事で妥協点が図られた模様です・・・(笑)
うーーん、だけどこの妥協点に一番不本意なものを感じていたのは、実はあややじゃないのかな・・?
だってそりゃそうですよね! あややの元ネタは「鴉天狗」という事で「カラス=鳥」という事で、あややとしては「鳥鍋」が
供されること自体には大変複雑な思いがあるのかもしれないですよね。
事実、この東方文花帖のミスティア・ローレライという妖怪夜雀との対談において、あややはミスチーと
「焼き鳥反対!!」という事では意見が一致し、その点に関してだけは意気投合しています。
この場面ですけど、私のご贔屓目もあるのかもしれないですけど、「さすが!! あややは違う!!」という感じも多分に
あるんじゃないのかな・・とも感じたりもします。
幻想郷内の妖怪さんや巫女さんたちはどちらかというと個性が強く血気盛んな方たちばかりですので、
もしもこうした取材をしているのがあややじゃなかったら、
「そんなの冗談じゃない!!」という感じになったのかもしれないですよね。
あややとしては内心では「鳥鍋なんて勘弁してよぉ――」という意識なのかもしれないですけど、
そうした当事者としての感情を表に出し過ぎると、取材自体がうまくいかない可能性だってありますし、
そうしたあややのようなマスコミ関係者に求められるのは「自制心」という事もあるのかとは思うのですけど、
そうした「個」の感情に左右されずに自制心と冷静な心をもって取材にあたるあややは、やっぱり「立派なもんだ!!」と
感じずにはいられないですね!
しかも、文花帖の記事においては、うどんげちゃんは意外にも・・(?)あややに対して「じゃー鳥鍋にする?」みたいな事を
複数回に渡って挑発されてもいるのですけど、そこはぐぐっと堪えて「取材」に徹しているあややは
やっぱり素敵ですし、さすが幻想郷内の「素敵なブン屋さん」なのだと思います!!
実はなのですけどこの「兎角同盟」の「兎鍋反対」については、あややの文々。新聞内でも
てゐとうどんげちゃんの間では、「微妙な温度差」がある事が示唆されています。
うどんげちゃんは兎肉の食用そのものに反対していますけど、てゐはある程度の食用を認めているのは
興味深いものがあったりもします。
兎を食用とする人間を糾弾するうどんげちゃんに対し、てゐは兎側の防衛手段を兎側に求めている点は
面白いものがありますし、この点は、てゐのご長寿ゆえの「知恵」があるのかな・・とも思われます。
てゐ自身は「 もっともっと愛くるしい容姿を持たないと駄目よね 」とし、
「うさぎ自体が可愛ければ人間はうさぎを食べないでしょう? 」と評している点は、てゐの「現実的路線」を
反映していると思えますし、その点がやや理想主義的で現実との乖離を感じさせるうどんげちゃんとの大きな違いが
あると言えるのかもしれないです。
うーーむ、てゐは単にうどんげちゃんの永琳様への「チクリ要員」ではなかったのですね!
これこそがまさに「ご年配者の現実的な知恵」じゃないのかな・・とも思ったりもしますね。
その辺りなのですけど、これは永遠亭が属する「迷いの竹林」内のてゐの力量というのか存在感の大きさが
あるのかもしれないです。
うどんげちゃんは一応は・・・形式的には迷いの竹林内のウサギと妖怪ウサギを統括するリーダーという事になっていて、
表面的にはてゐの上司みたいな形にはなっていますが、
うどんげちゃんはあくまでもその正体は「月の兎」であり地上のウサギではないのです!
だから・・・結局は幻想郷内のウサギたちは、うどんげちゃんのいう事をあんまり聞かないし、もともと「人語」を理解する
兎が少ないという事情もあるのですけど、地上のウサギたちは、兎の言語を解するてゐの言う事は聞くけど、
いわば月の兎という事で「よそ者」であるうどんげちゃんのいう事はあんまり聞かないという背景があるものだと思います。
だから・・・・てゐは、「現実をよく分かっている」という事なのだと思いますし、「酸いも甘いもよく分かっている」という事だと
思いますし、そうやって「兎の一部には、人間たちに食われてしまう兎がいるのは仕方が無いし、それが弱肉強食の
ルールというもの」という事をよくわかっているという事なのだと思います。
そしてそうした点も取材時に看破し、記事としてさりげなく提示しているあややは、やっぱり「凄い!!」と
感じてしまいますね!!
同時にあややのあの記事からは、「霊夢は自分の考えを絶対に曲げない!」という事も読み取れますし、
霊夢の「食べ物の事で私は妥協するつもりは更々ない!!」という食べ物に関しても意志の強さを感じますね!!
そうそう・・・・食用としての兎に関連しての話なのですけど、
第百十九季 文月の四刷の文々。新聞における4コマ漫画においては、
ゆゆ様と妖夢との会話において、この二人からはうどんげちゃんは、「食用」として認識されているのが
なんとも楽しいですね!
うーーむ、ゆゆ様は、ミスチーを食材として認識されている上に、実はうどんげちゃんも「食材」として
熱い視線を送っていたのですね!! (笑・・)

さてさて・・ここからは既に恒例になっているのかもしれないのですけど、当ブログが本当にいつも大変お世話になっている
アミグリさんの素敵なイラストのご紹介です!!
今回はアミグリさんのかなり初期の作品を2枚ご紹介させて頂きたいと思います。
今回登場するキャラは、上記でうどんげちゃんと熱い論争を展開していた幻想郷の素敵な楽園の巫女の霊夢です!
アミグリさんのブログの「dream fantasy」の現在のプロフィール画像はとっても素敵な霊夢なのですけど、
アミグリさんのイラストに「霊夢」はとってもよくお似合いだと思います!
勿論なのですけど、アミグリさんが描かれるこいしちゃん・フランちゃん・咲夜さん・チルノ・妖夢なども
素晴らしくて私も大好きですけど、
アミグリさんが描かれる「霊夢」も私は大好きです!
この話は既に何度かさせて頂いてはいるのですけど、2012年頃まで、実は「東方Project」の「と」の字も知らなかったこの私を
素晴らしき東方の世界に入り込ませてくれるきっかけを作ってくれたのが、実はアミグリさんの素敵なイラストなのです!
具体的にアミグリさんが描かれたどのキャラがそのきっかけなのかというのは、私も実は記憶に無いのですけど、
というか・・あまりにもアミグリさんが描かれる東方キャラがみんな素敵な作品ばかりなので、「このキャラが!」という
特定は出来ないのは少しもったいない感じはあるのですけど、多分ですが、そうしたキャラの一人が
間違いなくこの「霊夢」だと思っています!
これは嘘偽りのない話ですけど、「東方」をテーマにされるいわゆる東方絵師様も正直一杯いっぱいいるのですけど、
私は今でも霊夢や魔理沙というと真っ先にアミグリさんが描かれた霊夢や魔理沙が思い浮かびますし、
私はとにかくアミグリさんが描かれる霊夢や魔理沙が大好きです!!
さてさて・・・上記の霊夢はアミグリさんがなんと・・・! 2008年9月に描かれたもので、
今から既に10年前程度のかなり初期の作品と言えます。
この作品はかなり貴重というか、ある意味「記念碑的な作品」と言えるのだと思います。
というのもアミグリさんのブログの「dream fantasy」の中には、この霊夢のイラストがいくつも幾つも掲載されていますけど、
「dream fantasy」の中では最も早く掲載された霊夢という事になりまして、
アミグリさんが描かれた霊夢としては最古参に近い霊夢と言えるのだと思います。
この若描きの霊夢もとっても可愛いですね!!
この笑顔が素敵すぎます!!
確かにアミグリさんの現在の作風の霊夢とは少し異なる点もあるのですけど、これは若かりし日の巨匠の作品!
みたいな位置づけの「素敵な習作」なのだと思います!!
この屈託のない笑顔の霊夢は、まさに「素敵すぎる楽園の巫女さん」に相応しい作品ですね!!

こちらの霊夢は2010年6月に描かれたものです!!
この霊夢は初期の習作から一段と進化を遂げられ、どちらかというと今現在のアミグリさんの作風に近い霊夢と
言えると思います。
ちなみにですけど、この作品の霊夢のリボンは、どことなくですけど「フリル地獄」てお馴染みのあの雛のフリルっぽい
長めのリボンやフリルを思い起こさせるものがあり、
普段描かれる霊夢と少しばかり「相違点」を感じさせてくれていると思います。
あ・・・そうそう、この作品を描かれていた時は、背景が違うヴァージョンも掲載されていましたので、
もしも宜しければ、
2010年6月版・霊夢 もご覧になって頂けると、その背景の違いとかその雰囲気の相違点を楽しむ事が
出来ると思います。
上記のこの素敵なイラストはアミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので
くれぐれも宜しくお願い申し上げます。
アミグリさん、本当にいつも素敵なイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!
最後に・・・アミグリさんと言うと、当ブログでも何回かに分けてアミグリさんの創作オリジナルイラストを転載させて
頂きましたが、その第六弾記事を12/1に掲載させて頂く予定です!
アミグリさんの素晴らしい版権作品も素敵ですけど、アミグリさんの「創造」が丁寧に込められた
オリジナル作品も本当に素敵なものが多いと思います。
皆様・・もしも宜しければ、12/1の当ブログのアミグリさんのオリジナル創作イラスト記事もご覧頂けると
私もとっても嬉しいです!!
何卒宜しくお願いいたします!!
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いつも長文を書かれていて感心致します。私も本来文章メインのブログにしたかったのですが、毎日書くほどの感受性がなくて、なかなか書くことが思いつきませんね。
東方ですが、名前ぐらいしか知りませんでした。最近はゲームセンターの音楽ゲームでよく見掛けるので、根強い人気があるのでしょうね。その割にはプライズフィギュアが少ない気がするので、安価で見掛けたら手に入れてみようと思います。
もしご迷惑で無ければ、相互リンクをお願いします。