うちのブログの東方語りにおいての公式漫画については、
どちらかというと三月精・茨歌仙、そして儚月抄におけるゆかりんとゆゆ様について触れさせて頂く事が多く、
「東方鈴奈庵」については、早苗さんの「レッドスネイク、カモーン!」の回における早苗さんと現代資本主義に関する一考察
みたいな記事以外はあんまり触れていなかったものですので、
改めてですけどこの「東方鈴奈庵」についてもごく簡単にではありますが取り上げさせて頂きたいと思います。
そして鈴奈庵というと、言うまでもなくヒロインは本居小鈴で、準ヒロインは阿求ちゃんだと思いますけど、
阿求ちゃんに関しては、このブログでは既に何度も何度も語っていますので
今回は阿求ちゃんについては割愛をさせて頂きたいと思います。
ちなみにですけど、この阿求ちゃんについて興味がある方は当ブログの過去記事の
こちらの記事 をご覧頂ければ幸いです!
また実を言うと阿求ちゃんは私自身の「初恋の人」に良く似ている・・・という事でもありますので(笑・・)
私自身の恋話に少しでも興味がある方は、ものは試しで
こちらのプリキュア記事 をご覧頂けると幸いです・・・(笑)
さてさてこの「東方鈴奈庵」なのですけど、とにかくも―――、春河もえ先生が描かれるキャラ達がみんなとっても
可愛くて美人さんで素敵すぎます!
もえ先生が描かれるあの素晴らしい霊夢を見てしまうと「霊夢! あなたこそ東方で最高の美少女キャラ!!」と
思わず絶叫したくなる程の魅力に溢れていると思います!
茨歌仙の霊夢は、どことなくですけど時に道を踏み外したりとんでもないドジを踏んだりといかにも「どこか人間臭い霊夢」
みたいな雰囲気もありますし、
あの茨歌仙の霊夢は、阿求ちゃんの「東方求聞史紀」における「あの巫女は仕事をしない事で有名である」みたいな
イメージにまさにドンピシャの霊夢だとも思えます。
それに対してもえ先生が描かれる霊夢は、まさに「幻想郷の異変解決屋としての清く正しい霊夢」なのだと
思いますし、あんなにも美少女でとにかく「美しい!」としか言いようがない素敵すぎる霊夢なのだと思います。
私が初めて「東方鈴奈庵」を目にしたのは、実は第一巻ではなくて第二巻というせいもあるのですけど、
その第二巻で描かれていたあの吸血鬼のレミリア様のおこちゃまの少女なんだけどとてつもなく妖しいあの雰囲気に
すっかり魅せられてしまい、同時にあの第二巻における十六夜咲夜のあまりにもスラッとした長身のスレンダーな
美人さん振りにすっかり感動してしまい、そこから一気に「鈴奈庵」の世界に引きずり込まれていったものでした!
さてさてこの「東方鈴奈庵」なのですけど、簡単に概要を述べると、
幻想郷内の人里に存在する貸本屋「鈴奈庵」の娘・本居小鈴は、店内の店番をしながら、
外界の本とかはたまた・・・「妖魔本」と言う幻想郷内の妖怪たちか書いた書物を読み耽るのが一つの
日課になっています。
そしてこの妖魔本なのですけど、本来は妖怪が書いたという事で大半が読むことが困難な文字で書かれている事が
多いのですけど、小鈴はなぜかそうした「妖魔本」の文字を読み取る能力を有していて、結果的にそうした能力ゆえに
幻想郷内のさまざまな妖怪たちと接点を持ちようになり、ここから妖怪たちとの出会いが始まる事になり、
それが場合によっては妖怪たちによる幻想郷内での危険行へと誘発する事態も数多く誘発させていて、
異変解決を生業とする霊夢の出動を余儀なくされたりする事も多々あるようになり鈴奈庵自体が霊夢の「一つの監視対象」とも
なっています。
もちろん小鈴自体は、幻想郷における数少ない人間ポジションであり、霊夢みたいな異変解決能力とか
妖怪を退治できる能力も強さは実は皆無であるため、どちらかというと「へたれ・・」みたいなイメージを持たれがちな
キャラでもあります・・・(笑)
というか・・・普通の何の取り柄もない人間にいきなり妖怪とか挙句の果てには天狗のルポライター・あややなどと対峙しても
何もできないでただあわあわ・・とあわてふためいたり、なぜかここは外界ではなくて幻想郷なのに
「ママ、ママ・・」と涙目になったりする辺りは
「やっぱり東方で数少ない何もできない人間ポジションの女の子は可愛くていいなぁ・・」なーんて
思ったりもしちゃうとっても可愛いかわいいキャラがこの小鈴なのだと思います。
だけど・・・小鈴は意外と言うのか実はもしかして幻想郷全体の中でも屈指の「トラブルメーカー」なのかなぁ・・とも
感じる事もしばしばですね!
阿求ちゃんからも小鈴のその無鉄砲さに対して「今に人の道を踏み外しても知らないからね・・」などと言われている始末
ですし、上記の通り、鈴奈庵というか小鈴の存在自体が霊夢の監視対象にもなっている感じもあると思います。
実際、小鈴を巡る妖怪騒動の際にも、「え・・・なんでここでいきなり霊夢が現れるの・・?」みたいなシーンもあったと
思いますが、それも霊夢の日常的なパトロールの成果と言えるのかもしれないですね。
(うーーむ、鈴奈庵の霊夢のあの真面目な働きぶりは、とてもとても三月精・茨歌仙では信じられない光景なのかも・・・?? 笑・・)
小鈴って何が凄いのかと言うと
「ダメだと事前に言われた事」を結局やってしまうその無鉄砲さなのかもしれないですね!
小鈴の基本性格って何でしょ・・・?
好奇心の塊りみたいな人で、小鈴が興味を持った事は「どうして・・?」ととことんその知的好奇心をもって
その原因解明とかその妖魔本がもたらす効果または災いすらも試してみたくなってしまう性格みたいでして、
危ないとされている妖魔本でも扱いに危機感を持っておらず、
本に書かれていることを度々試して痛い目を見るのはいいとして、
されをまた懲りずにまた試すという感じが第一巻から現在まで続いている感じが濃厚ですよね!
まさに小鈴こそ「幻想郷の素敵なトラブルメーカー」とも言えるのかな・・・?とも思ってしまいますけど、
ま、人間と言うものは本来は「好奇心の塊り」でもありますし、余計な事に首を突っこんで自滅するのは人間の性でも
ありますので、そうした意味では小鈴は幻想郷内の「数少ない人間」の立ち位置に相応しいとっても魅力的なキャラだと
思えます。
とにかく・・・・見ているだけで「おいおい、小鈴・・お前そんな事しているとまたまた痛い目に遭ってしまうよ・・」と
言いたくなることばかりやらかすのですけど、その「好奇心の塊り」は見ていて実に惚れ惚れとするものがありますし、
あの知的好奇心の探求意欲は・・そう! 東方ではないのですけど
「私、気になります」でお馴染みの「氷菓」のあの千反田えるそのものだと思いますっ!
そうですね・・えるとの違いは、えるは大変優秀で自立解決能力も当然持ってはいますけど、小鈴の場合は、
それがほぼ皆無というのが大きな違いなのかなとも感じます、
ま、もっとも小鈴の場合は相手が妖怪ですので、そりゃ・・・「仕方がないよね・・」という感じになるのかもしれないですね!
小鈴は、スマイルプリキュアのれいかさんみたいに人里において小さい子供たちを対象にした本の朗読会
みたいな事も日常的に行っている点は小鈴の素晴らしい美点の一つだと思います。
小鈴は基本的にはとても本を大切にしていて、例え災いをもたらす妖魔本であったとしても、
小鈴自身がその本に資料的価値を見いだせていた場合は、霊夢なんかが「この本は焼却するから渡しなさい」と
迫ってもそれを泣きながら拒否したりする面もあったかと思えば、
小鈴自身が特に資料的価値を見出していない本の処分に関しては「別に・・レアじゃないし!」とか何とか言って
意外とあっさりしているのは、なんか早苗さんみたいな現代っ子みたいな感覚もあるのかな・・・とも
感じたりもしますね。
最後に・・・小鈴は能力としては「あらゆる文字を読める程度の能力」を有しているのですけど、
前述の第二巻におけるレミリア様のチュパカブラ騒動の際に、後日談としてレミリア様からなぜか・・・(?)
英語で書かれてあるお礼状の手紙を受け取っていましたけど、小鈴は外界の英語なんかも読解できるのは
「すごい・・・」と感じてしまいますね!
もっとも・・読む事は出来ても「英語を文章として書く事」は出来ない様子で、その返事を書くのに相当困っていたのは
なんかとても面白かったです!

さてさて・・ここからは既に恒例になっているのかもしれないのですけど、当ブログの素敵なブロとも様の
とっても素晴らしい「過去作品」の紹介コーナーです。
当ブログの読者の皆様にも既にお馴染みの風月時雨様の素晴らしいイラストをここに ご紹介させて頂きたいと思います。
今回は上記で出てきました「東方鈴奈庵」から小鈴&阿求ちゃんのとっても素敵な二枚のイラストを
当ブログで「転載」という形でお披露目をさせて頂きたいと思います。
風月時雨さんはリフル社会では薬剤師を務めれ、また別のお顔として自作創作小説のライター兼絵師をされている
とってもとっても魅力的な御方です!
私の中では、「絵師」という位置付けでは、素敵なプリキュア絵師&東方絵師様という認識ですね!!
(そして何よりも・・自作の完全創作オリジナル小説の登場キャラも時折ですけど、ご自身で創作イラストという事で
五月雨日記内に掲載をされる事もありまして、ちなみにですけど先日の月曜・・・10/24の記事もそうした
オリジナル創作小説&オリジナル創作イラストというまさにダブルのオリジナルを達成されている
ある意味とんでもない御方なのだと思います!
その溢れんばかりの若き才能は、私みたいなポンコツ管理人の視点から眺めさせて頂きますと、
まさに「その素敵な才能が眩しいですぞっ!」と言えるのかもしれませんよね!!)
また風月時雨さんは積極的に「コンプティーク」等の商業誌にも投稿をされ続けていて、
そうした商業誌にもここ何年も途絶えることなく「掲載」をされ続けていますので、やはり風月時雨さんの「絵」を
プロがきちんと認め評価している証しなのだと思います。
コンプティークにもつい最近の号でも掲載されていましたし、年間に4~5回前後は確実に掲載されている紛れもない事実は、
「プロの編集者にも何か伝わるものがある作品なのだ」という事なのだと思います。
これはもう・・・まさに当ブログの素敵すぎるヒロインのお一人と言えるのがこの風月時雨さんなのだと思いますっ!!
上記のイラストは、風月時雨さんが今月10月に描かれた本居小鈴です!
風月時雨さんの掲載時の記事を一部引用させて頂きますと、
「紅白の市松模様の着物とエプロン、緑のスカートに三角フリル。
名前の通り、髪に付けた鈴も似合いますよね。着物ですが、下にブラウスを
着ていたり、パジャマも洋風なので洋のイメージも強いです。私にとっての
小鈴は…明るく可愛いけど裏もある感じのちゃっかり者のイメージですね。
16話では妖魔本に夢中になって、あっきゅんに「人間の道を踏み外しても
知らないからね」と忠告された後、あっきゅんのおでこを指でつきながら見せた
黒さを感じる横顔も印象的です。そして鈴奈庵のヒロインだと思うあっきゅん!」
そうですよね! 風月時雨さんが描かれたこの小鈴の可愛らしさは、まさに「けしからん!」と思ってしまいますよね! (笑)
風月時雨さんが描かれたこの小鈴は、「いたずらっこ」みたいな側面もこのけしからん可愛らしさの中で滲ませられていて
とっても素敵です!
紅白のこの独特な模様の着物をとてつもなく丁寧に描かれていてとても好感が持てますよね!
そうですね・・・私の勝手なイメージで申し上げると、この可愛い小鈴は「大正時代の素敵なハイカラさん!」みたいな
雰囲気も伝わってくると思います。
和の伝統的雰囲気と洋の開放感・・・そうした和洋折衷が見事に結実した素晴らしい一枚だと思います!

続きまして阿求ちゃん!
阿求ちゃんはこれまで何度か書いている通り、初代阿一から数えて9代目の生まれ変わりです。
だけどこうした転生と前世からのある程度のうっすらとした記憶を保っているという特殊能力は、実は、
短命という宿命と一旦死亡後は地獄の閻魔にお仕えすることで
次回の転生と次回転生した際の肉体を用意して貰うみたいな一つの約束事に由来しているのかもしれません。
転生が不完全なのか、転生による過剰な知性が負担となるのかは今一つ不明なのですけど、
どの転生体も・・2代目から8代目までの阿一の生まれ変わりは、30年前後しか生きられず、
そして次の転生までの100年あまりは地獄の閻魔の下で働くという事になっています。
あれれ・・・
という事は・・
9代目の阿一でもある阿求ちゃんは、現在の幻想郷を担当されている閻魔様と言うのは四季映姫様ですので
阿求ちゃんは、その短い寿命ののちは・・・四季映姫様に100年近くお仕えするという事になるのでしょうね。
あ・・・そっか・・・
だから「東方求聞シリーズ」においては、あれだけ色々なキャラに対して毒舌を吐きまくり
激辛コメントを連発しているのですけど、その中で阿求ちゃんは四季映姫様に関しては、
かなりというか、すさまじいぐらいの高めの評価をされているのですよね!!
そうですね、聡明な阿求ちゃんは自分の「死後の世界」をわかっているという事なんでしょうね・・(笑)
聖白蓮やナズーリン・サニーミルク・レティなどに対する毒舌はどこへやら、
四季映姫様に対する阿求ちゃんのコメントは
「人間にとってこんなありがたい御方はいない」とか
「確かに話は長くてお説教くさいけど、我々のために言っている事であるので、ありがたくそのお話は
傾聴しよう・・」みたいな感じですからね・・・
うーーん、阿求ちゃんはやっぱり世渡り上手なのかな・・・(笑)
四季映姫様から「小野塚小町がサボっていないかチェックして!!」みたいな事も命令されて・・・
その場合、こまっちゃんとしては「いい迷惑・・・」みたいな話になってしまうのかも・・・・・(笑)
さてさて上記のとっても可愛い阿求ちゃんのイラストなのですけど、
こちらも小鈴同様に風月時雨さんが今月10月に描かれたイラストです。
風月時雨さんの掲載時の記事を一部引用させて頂きますと、
「やはりあっきゅんと言えば…紫の髪に頭の大きな花、黄緑、花柄の黄の着物に
赤のスカートですね。和風だけどスカートのフリルに洋の要素があり和洋折衷!
…という感じでお気に入りのデザインです。この絵では…頭身低め、または
スカート短めな感じ。そしてやはり…あっきゅんと言えば!たくさんの書物を
読んだり、自分でも執筆作業を行ったり…どこかに巻物を描きたかったので
背景に。背景は最近既巻が揃った鈴奈庵の影響を受けて、煙のような感じと
周りには花を。花は…4巻の桜ではなく、1巻の小鈴の時の方に似せました。
あっきゅんと言えば…求聞口授や小鈴に対して「小さな脳みそ」「あんた友達
少ないもんね」はなかなか鋭い一言ですが(苦笑)、3巻19話では小鈴の
活躍を自分の事のように喜び、穏やかな微笑みでの「でも私は小鈴が頑張った
事を知っているわ」は究極のデレ台詞だと思います(笑)そして表紙も飾った
4巻26話はマジヒロイン回!扉絵では楽しそうな見返り美人さん…!
祈願してからお茶を点てる姿はまさに和風お嬢様…!その後、自分の短命に
ついて語りながらも「抗って見せるわよ」と言う姿は凛としていて素敵でした。」
そうですよね! まさに風月時雨さんが見事に解説をされた通りの素敵な阿求ちゃんだと私も思います!
阿求ちゃんの少しきょとん・・?としたお顔がとっても チャーミングで可愛いです!
やはり着物もあでやかに描かれていますし、髪のお花の飾りも 素敵すぎます!!
上記で小鈴の事を「大正ロマン娘」みたいと表現させて頂きましたが、このあっきゅん=阿求ちゃんに関しては、
私のイメージでは「江戸時代の豪商の粋なお嬢様!」みたいな雰囲気が伝わってきます!
なんとなく・・あくまで私のイメージなのですけど、上記の素敵な小鈴は、やんちゃな庶民の娘さん、
阿求ちゃんは手塩にかけられてすくすくと育ってきた可愛いお嬢様・・!
なんかそうしたイメージがありますし、ついつい同じ漫画という事で同じように語られがちのこの二人のキャラを
明確に「キャラの違い」として描かれてた風月時雨さんのその素敵な二次創作のひらめきに
まさに脱帽!!という感じですね!!
風月時雨さんが描かれたこの小鈴&阿求ちゃんが掲載された記事には、この二人の素敵な紹介記事だけではなくて
この記事が掲載されていた当時、翌日に迫っていた「東方紅楼夢」の事とか
貴重な2014年の紅楼夢ちらしとか
はたまた小鈴&あっきゅんの5分ドロ絵とか魅力溢れる内容がてんこ盛りですので
是非是非こちらもご覧頂けると幸いです!
その素敵な記事は、
明日は紅楼夢! からご覧下さい!!
そうそう、確認ですけど、当ブログでの風月時雨さんのイラスト使用・転載は、
あくまで風月時雨さんのご厚意によるものですので、無断でのコピーやお持ち帰りはご遠慮下さいね・・・
風月時雨さん、本当にいつもありがとうございます! そしてこれからも宜しくお願いいたします!
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名前も阿一から9番目だから
求(キュウ)なんでしょうか。
10番目になったら阿重とかになったり(笑)
冗談です💦
でも切ない運命ですね。
虫に例えちゃうのもなんですけど、
蝉みたいな切なさですね。