9/9の記事に続いて二度目の番宣になってしまいますが、
ついに満を持して、10/5より東京MXにて「響け! ユーフォニアム」の第二期の放映が開始されます!
いや―――――! まさに「待ってましたぁ―!!」と言う感じです。
「吹奏楽」というまだ決してメジャーではない分野のアニメという事もあり、
「吹奏楽コンクール」の事なんかよく分からない・・という方も多いかと思いますので、前回も一度書かせて頂きましたが、
再度この原作とアニメの概要を簡単に記させて頂きますと・・・
北宇治高校吹奏楽部は、過去には全国大会に出場したこともある強豪校だったのですけど、
ここ数年は関西大会にも進めていない・・・・トホホな状況・・・
しかも演奏技術は低下の一途をたどり、部員の士気も決して高くは無い・・・・
しかし、新しく赴任した滝昇の厳しい指導のもと、生徒たちは着実に力をつけていく・・・
実際はソロを巡っての争いや、勉強を優先し部活を辞める生徒も出てくるなど、波瀾万丈の毎日。
そんな中、いよいよコンクールの日がやってくる・・・・・
そうした感じのお話です。

そうですね・・・この「響け! ユーフォニアム」に関してなのですけど、
吹奏楽とか吹奏楽コンクールを全然ご存知ない方が見てしまうと、
「なんだ・・・吹奏楽コンクールというのは、ちょっと練習さえすれば、県大会ぐらいは突破できるんだ」とか
「管楽器を吹くという事はそんなに難しくないんだ! 少し練習さえすれば曲ぐらい吹く事は簡単なんだ!」
みたいな妙な誤解を持たれてしまう事もあるんじゃないのかな・・と余計な事を考えたりもします。
ここではっきりと書いてしまうと、
アニメ「響け! ユーフォニアム」第一期で描写されたような事、つまり・・・
滝先生が赴任された頃には、簡単なマーチ「海兵隊」ですら吹きこなすことが出来なかった吹奏楽部が
わずか三か月程度で、「三日月の舞」みたいな難曲を吹きこなして県大会を突破して支部大会に
出場するなんて事は、ほぼ100%ありえません!!
「全然実績も無い学校が突然飛躍的に上達し全国大会で見事な演奏を聴かせて全国大会で金賞を受賞した話」
というと、吹奏楽にお詳しい方ですとピンとくる事例が1983年の神奈川県立野庭高校だと思うのですけど、
あれ・・・「ブラバン・キッズ・ラプソディー」という本を読めばわかるのですけど、
中澤先生が取り急ぎ期間限定の吹奏楽部の指導嘱託員としてやって来たのが1981年12月頃の話でして、
中澤先生は、その後約10ヶ月に渡る熱血指導を展開し、なんとか県大会を突破し、
どうにかこうにか1982年9月に開催された関東大会において銀賞に滑りこむことが出来ています。
そしてあの伝説の「アルメニアンダンスパートⅠ」の歴史的名演によって全国大会初出場にていきなり金賞を受賞した
というのは、それから更に一年後の話という事になるのです。
ですから・・・
いかに「響け・・」において滝先生が優秀な指導者であったとしても、わずか三か月程度で
海兵隊すらまともに吹けなかったチームがあの激戦の関西大会に進む何ていう事は、
そうですね・・現実的にはほぼ100%ありえないと思います。
ま・・・だけどあれはあくまでアニメ上のお話・・という事にしておきましようね・・・(笑)
ちなみにですけど、野庭高校の1982年の関東大会の課題曲はDのサンライズマーチで、
自由曲はR.ミッチェルの「海の歌」なのですけど、
そうですね・・・・正直・・微妙な演奏です・・
課題曲はテンポが速すぎてあっちこっちで転びまくっているし、自由曲の中間部がなぜか唐突に
テンポが速くなって「荒れ狂う怒りの海」みたくなってしまうし、あんまりいい演奏とはお世辞にも言えないです。
但し、「海の歌」の前半とか終結部のしっとりとした場面の歌い方は大変素晴らしく、
「ブラバン・キッズ・ラプソディー」でも書かれていた通り、「なんか自然と涙が零れ落ちそうな」感じです。
あの前半の歌い廻しは、既に後年の中澤先生の「ロマンティックな歌い廻し」を示唆していますし、
それが翌年のあの伝説的名演の「アルメニアンダンスパートⅠ」の感受性たっぷりの歌い廻しに
繋がってたと思います。

第二期「響け! ユーフォニアム」の放映開始とキリンの間で素敵なコラボ商品が出ていました!
先日は、午後の紅茶・生茶等4本で一枚もらえる「ちりめん風風呂敷」を取り上げさせて頂きましたが、
実はもう一つコラボ企画も展開していて、今回は「ミニクリアファイル」の事を紹介させて頂きたいと思います。
対象商品は、① ファイア6缶パック ②「挽き立て微糖 深煎り」4本 ③「燻製珈琲 ブラック」4本 となっていて、
①から③のうち一つ以上購入すると、
三種類のミニクリアファイルから一つ選ぶことが出来ます。
メインの4人が見事にばらけていましたけど、私としては・・・・主人公の久美子やあすか先輩や
ポニーテールのなつき先輩がいるAセットよりも、
高坂麗奈と香織先輩がいるBセットの方が断然いいです!!
(なつき先輩も欲しいんですけどね・・・笑・・)
サファイアちゃん等のCセットは・・・うーーん・・・どうでもいいです・・・(笑)
そんな訳で今回は、麗奈がいるBセットをチョイスしました!
ま・・このBセットの中に、あの吉川優子・・私が第一期で思わず・・「バカリボン」と命名してしまった優子がいるのですけど、
あの吉川優子も第一期最後の方では・・・ほんのちょびっと改心したような雰囲気も
ありましたので、ま・・・よしとしておきましょう・・
ま・・あの赤リボンは、ドキドキプリキュアの「レジーナ」みたいで可愛いのですけどね・・(笑・・)
吉川優子もレジーナも改心キャラで赤リボンでとっても可愛い!という共通項はありそうですね!
そうそう・・・ドキドキのレジーナですけど、
当ブログがいつも大変お世話になっている五月雨日記<仮の宿>の管理人の風月時雨様が
またまたタイミングよくこのとっても素敵なレジーナを9月の初めの記事にて描かれていましたけど、
あのレジーナはとっても可愛かったです!
やっぱり「赤リボン」は、たとえ吉川優子が身に付けていたとしても可愛いですよね!
そしてやっぱり風月時雨さんが描かれる赤リボンのレジーナは、まさに「究極の可愛らしさ!」という雰囲気に
満ちていましたよね!
風月時雨さんのあのとっても可愛いレジーナをご覧になりたい方は是非是非こちらから・・・! →
レジーナちなみにですけど、風月時雨さんが描かれたこのレジーナには、マウスオン・オフトでイラストにとある変化が施される
素敵な仕掛けもご用意されています!
レジーナは改心前と改心後は、その雰囲気も変わってくるのですけど、そのマウスオン・オフにてレジーナの
「心の深層の変化」が見事に示唆されていて、
あれはとにかく「巧み」でしたし、ああやって「色」が変わるだけでレジーナの「心境」みたいなものを
的確に描き出しちゃう風月時雨さんは、まさに・・・「技あり! 一本!!」という感じでした!!
あ・・・・そうそう・・・、上記のミニクリアファイルとか先日の風呂敷のキリンと「響け! ユーフォニアム」のコラボ企画は
本州限定で、北海道と九州・沖縄は対象外で、しかもこの企画はイオン限定との事です。

高坂麗奈は本当に素晴らしかったですね!
「響け! ユーフォニアム」は主人公のくせに影の薄い久美子だったのですけど
(だけど第12話の久美子はまさに主人公に相応しかったです!)
影の薄い久美子に対して、このアニメにおいては麗奈がおいしい所を一人でさらっていってしまったような感じすら
ありました!
第一話冒頭も大変印象的でしたけど、第三話も素晴らしかったです!
中学の特に県大会でダメ金を取り、悔しい気持ちで北宇治高校吹奏楽部に入部した麗奈でしたけど、
麗奈みたいに高い技術と高い目的意識を持った人間の視線で言うと・・・・
とにかく・・・・
「やるせない・・・・」という気持ちなんでしょうね・・・・
「いたたまれない・・・」という気持ちなんでしょうね・・・
自分は、この吹奏楽部で本気で全国大会を狙っている・・・・
だけど周囲のテンションは極めて低い・・・・
「パートリーダー会議が終わって方針決定するまでは練習も休み・・・」と知らされては・・・・
麗奈の「やるせない気持ち」は本当に痛いほど分かりますね・・・・
私自身も麗奈の気持ちを考えると・・・・・大変胸が痛くなります・・・
第三話のラストで、校庭の隅から麗奈自身が奏でる
ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」~第二楽章のあのメロディーは
本当に心に沁みますね・・・・・
半分泣き出しそうな麗奈の表情もよかったけど
最後の・・・・「うわぁぁぁぁぁぁーーーーー」という叫びが本当にいたたまれない・・・・
キリンとのコラボのクリアファイルは、みな「浴衣」ですけど、そう・・・! 浴衣と言うと誰が何と言っても
あの第8話を思い出してしまいますね!
「中3のコンクールの時、本気で全国行けると思ってたの?って聞いたんだよ?性格悪いでしょ・・」
「それって悪口・・・??」
「これは愛の告白」
「良い子の顔して、でも本当はどこか冷めてて。だから良い子ちゃんの皮…ペリペリってめくりたいなって」
「久美子ならわかってくれると思って…私、興味ない人とは仲良くなろうと思わない!」
「当たり前に出来上がってる流れに、抵抗したいの」
「私、特別になりたいの。他の奴らと、同じになりたくない!!」
「だから私は、トランペットやってるの。他の人と同じにならないために・・・・」
いやいや・・・・本当に・・・・高坂麗奈様・・・・ごちそうさまでした・・・・という感じですね・・・・
久美子の・・・「私は今この時なら、命を落としても構わないと思った」という心の叫びは・・・・
なんか深く深く・・・・共感できますね・・・・
まさに・・・あの時の麗奈と久美子の関係は・・・・
雪女にたぶらかされて雪山にノコノコついていった男の心境みたいなものですね!

香織先輩も素敵でしたね!! 特に特に・・・第7話の例の「芋マドンナ」絡みのお話がとっても素晴らしかったです!
ま・・・この第7話においても、とにかく色々とあって
「誰にも会いたくない!!」状態にまでなってしまい学校を休んでしまった晴香部長を
晴香の家にお見舞いに行き、
「焼き芋」の差し入れをした香織が、本当に天使に思えます・・・・
第7話の晴香と香織の「焼き芋」を巡る会話がとっても印象的でした・・・
なんで芋なの?
食べたかったの芋。牛乳で
一応吹奏楽部のマドンナだよ?
マドンナだって芋が好きなの はぁむ・・・・・ もぐもぐ・・・・
うーーーん、あれは・・・「女の子の園」ですね・・・(笑)

バカリボンの吉川優子・・・
うーーーむ・・・、見た目はとっても可愛いんだけどなぁ・・・
「響け! ユーフォニアム」の第9~10話の修羅場は壮絶なものがありましたけど、
あれは・・吉川優子の存在が大きかったですよね・・・
それにしても、あのバカリボンは・・・・第10話においては
感情に為すがままの状態で、本当にド直球を放り込んできましたね・・・・(苦笑・・・)
「噂になってるんです!! 先生が贔屓したんじゃないかって!!」
うーーん、これを言ってしまうと・・・・
大好きな香織先輩自身がどれだけみじめになってしまうのか・・・という事を分かっているのかな・・・・
麗奈に対する「アンタ、自惚れるのもいい加減にしなさいよ!」は・・・・かなり強烈な一言でした!
ま・・・このバカリボンの吉川優子の「香織先輩大好き・・・そして香織先輩気の毒・・・」みたいな
気持ちも分からなくは無いのですけどね・・・
それにしても・・・・
私自身、中学の吹奏楽部時代でも経験したのですけど
どうして思春期の女の子は・・・・「百合」ではないのですけど、異性ではなくて時に同性の女の子に
「憧れ」の感情を抱くことがあるのかな・・??
ま・・・正直、そうした感覚は・・・・今でもよく分からないです・・・
時によっては、女子部員なんか、「○×先輩、命!!」みたいな言葉を掌や腕に油性ペンで書いていたり、
先輩後輩同士で「交換日記」をしていたり
年に一度発行される学校の「文集」のクラスごとの一人一言コーナーで、あえて・・・「○×先輩大好き!!」と
書いていたりしていましたけど、
吉川優子の感覚は、それに近いものがあるのかな・・・??
とにかく・・・10/5から放映開始となるこの「響け! ユーフォニアム」第二期の放映が今からとにかくとっても楽しみです!!
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トランペット組の写真をアップしていただき、ありがとうございます。
香織先輩ファンのボクには、たまりません。
このキャンペーンは九州でやっておらず、仕方ないからヤフオクでコンプセットを600円で落としました。
九州は遠すぎるってコトですかね?