「プリズムリバー三姉妹」ですけど、既に長女のルナサと三女のリリカの事は記事に
させて頂いていましたので、
残るは次女のメルランのみとなっていましたので、
今回メルラン・プリズムリバーについて少しばかり語らさせて頂きたいと思います。
前回もちらっと書きましたけど、こうした「三姉妹」というと、そうですね・・・なんか一般的には
真面目でおとなしくて落ち着いた雰囲気の長女、明るく元気な次女、世渡り上手そうなバランス感覚の優れた三女
みたいなイメージもあるのですけど、
この「プリズムリバー三姉妹」に関しては、そうした一般的な三姉妹のイメージがまさにドンピシャ・・・!みたいな
感じもありますね。
ちなみにですけど・・・
ま、これは前回も書きましたけど、あくまで私個人の好みで言うと三姉妹というと長女タイプが好みです・・(笑)
プリズムリバー三姉妹は、三人とも一人一人がとっても魅力的でみんな大好きですけど
あくまで個人的趣向で言うと・・・
ま・・一番好きなのはルナサ・・・という事になるのかも・・・??

メルランについて語る前に、もう一度「プリズムリバー三姉妹」についておさらいを・・・・
このトリオの由来ですけど、
元々はプリズムリバー家の四女であったレイラ・プリズムリバーという御方が、
自分自身の姉達をベースにしていわば「魔力」みたいなもので作り出した存在という感じです。
最初は単なる幻影・幻聴のようなものだったらしいのですけど、次第に自我と実体を持つようになったとの事です。
本来こうした存在と言うのは、主の死亡と同時に消滅というパターンを辿るものなのですけど
この3人は・・・・消えなかった・・・
そして・・・楽器を吹く事と演奏する事を覚えていき、「楽団」を形成し、
お祭り会場等でライヴ演奏をするようになり、次第に幻想郷内でも認知され始め、ファンクラブのようなものも
結成され、かなりのファンが存在するようになったという感じです。
「プリズムリバー三姉妹」の分類は・・・妖怪とか精霊というものではなくて大まかに言うと「幽霊」に近いものが
あると思います。
ま・・・一応・・・実体はあってないようなものなのかな・・・?
だけど、「幽霊」といっても西行寺幽々子みたいな本格的な(?)幽霊ではなくて、
また妖夢のような半人半霊みたいな存在でも無くて
厳密に言うと・・・「騒霊」=ポルタ―ガイストな位置づけとの事です。
「幽霊ではないのだが、他に分類する項目がないのでとりあえず幽霊として分類しておく・・」というアバウトな
立ち位置のようですね。
この「ポルタ―ガイスト」というのはたまーにホラー映画の題材にもなっていますね。
人が誰もいないのに、勝手に物音が聞こえたり、勝手に物が動き始めたりとか・・・
「プリズムリバー三姉妹」の能力は「手足を使わずに楽器を演奏する能力」なのですけど、
ま・・・これって・・
要は「ポルタ―ガイスト」としての才能を楽器に応用したという感じなんでしょうね。
ちなみに・・・プリズムリバーの演奏は、ヴァイオリン・トランペット・打楽器の三つの音しかしない訳ではないのです。
例えば、次女のメルランが吹くトランペットの音は、トランペット単体の音ではなくて
「金管アンサンブル」のように幾つもの複数の音がしているとの事ですけど、
持っている楽器自体から音が鳴っているのではなくて
楽器自体はあくまで「象徴」という感じなのが面白いと思います。
ま・・・要は・・・
プリズムリバー三姉妹が鳴らす「音」自体が「音の幽霊」という感じなのかも・・・??
そうですね・・・「プリズムリバー楽団」というのは要は・・・3人の奏者しかいないのだけど、
長女のルナサが弦楽器担当、侍女のメルランが管楽器担当、そして三女のリリカが打楽器を担当という事で
これはこれでもう立派な弦+管+打の「オーケストラ」といった感じですね。
だって・・・前述の通り、一人一人が複数の楽器を同時に鳴らせる訳ですから・・・・(笑)
3人の能力というのは「手足を使わずに楽器を演奏する能力」なのですけど、
とにかく・・・元ポンコツ吹奏楽部員の私にとっては、とてつもなくうらやましい能力です。

さてさて、このプリズムリバー三姉妹の次女のメルランですけど、
上記の通り、三姉妹の中では一番明るくてノリもいいので、ライヴなんかでは
まさに「ステージの華」なのかもしれないですよね。
「おめーら、乗ってるかぁー―!!」みたいな威勢のいいノリで聴衆を煽って煽って、奏者と聴く者の一体感を
見事に演出しているのかもしれないですね。
なんかメルランに関していうと、そうしたノリの良さ・勢い・エネルギッシュさが
ライヴ会場にいなくても伝わってくるかのようなパワフルなものがありそうですね!
ま、そういう所が三姉妹の中では一番人気で
阿求ちゃんの著作の中でも「え・・・メルランがリーダーじゃないの・・?」と勘違いしている人が多いというのも
何だかわかる気がします。
ま…実際のリーダーは長女のルナサなのですけど、
おとなしくて控え目で真面目なルナサにとっては、ライブでの盛り上げ方は妹に任せよう・・・
自分はメルランのステージ上での指示に従うだけ・・・みたいな意識なのかもしれないですよね。
以前も書いたけど、ルナサはどちらかというと裏方の役割、メルランはステージの花形の役割、
そして三女のリリカは二人の調整役という感じで、
そうですね・・・
プリズムリバー三姉妹と言うのは、一般的に言われる「三姉妹の長所・利点」を遺憾なく高度に発揮させた楽団と
言えるのかもしれないですよね。
このメルランですけど、時にお姉さんのルナサからの指示により「単独ライブ」を決行することもあるとの事です。
だけど・・・・
そのライブ会場が「墓場」というのも、なんだかいかにもこの幻想郷らしい話ですよね。
このプリズムリバー楽団は、妖夢・ゆゆ様がいる白玉楼から結構定期的にライブの依頼が入るとの事ですけど、
白玉楼というと「冥界」に存在していますので、
そうした幽霊・墓場というのは日常の風景なのかもしれません。
だからもしかして・・・・メルランの墓地での単独ライブというものは、
こうした冥界のお墓で、浮かばれないというのか成仏できない幽霊たちに対する一つの「レクイエム」=鎮魂歌という事なのかも
しれないですね・・・
墓場で彷徨える霊たちに対するゆゆ様なりの配慮と言えるのかもしれないのかな・・・?
これは完璧にクラシック音楽のカテゴリに入ってしまうのですけど、
メルランが使用している「トランペット」は一般的には明るくて派手で壮麗な響きというイメージがあるのですけど
例えば・・・・アイヴズの「答えのない質問」とかオネゲルの交響曲第2番第三楽章のように
くすんだような感じの曲で霧が差し込めているようなモヤッ・・としたような感じの曲の中にあって
唐突にトランペットが「希望」を象徴するように「一筋の光」みたいなメロディーを朗々と奏でる曲があったりもします。
ゆゆ様がメルランに対して求めていることは、こうした暗い感情の淵であっても「一筋の明るい希望」だけは
見失わないでね・・・みたいな事と言ってしまったら
それはさすがに考え過ぎなのかも・・・・?
ま・・・メルランの「躁」状態みたいな派手で底抜けに明るい音楽は、どちらかというと・・・・
白玉楼ではなくて、
レミリアおぜうさまなどがいらっしゃる吸血鬼たちが夜な夜などんちゃん騒ぎを繰り広げる「紅魔館」の方が
イメージに合うのかも・・・・??
さてさて・・・・
以前はこうした楽団とか歌というと・・・・このプリズムリバー三姉妹とか歌で人を狂わす能力のミスティア・ローレライ
ぐらいしかいなかったようにも思えるのですけど
最近の幻想郷においては、こうした楽団系とか歌に関係するキャラも随分と増えてきたような感じもあります。
プリズムリバー三姉妹・九十九姉妹・堀川雷鼓・ミスティア・ローレライ・そして・・・・幽谷響子
なんか・・・
幻想郷内においては、年に一度で構いませんから、
プリズムリバー三姉妹・九十九姉妹・堀川雷鼓が奏でる楽器の音をバックに・・・
ミスティア・ローレライと幽谷響子がコンビを組む「鳥獣伎楽」というパンク・ロックバンドが
「魂の叫び」の歌声を響かせる大音響の演奏会を開催しても面白いのかも・・・・??
あ・・・そうそう・・・ちなみにですけどこの「幽谷響子」は、明日・・・3/20の「聖白蓮 その⑥」の記事において
色々と出てきますので
このメルランの記事では詳細は割愛させて頂きたいと思います。
ミスティア・ローレライと幽谷響子がコンビを組む「鳥獣伎楽」というパンク・ロックバンドですけど、
ボーカルが山彦の妖怪の響子でギター担当がミスティア・ローレライですが、
この二人だけですと、なんか「騒々しい・・・」というだけで終わりそうな気もするのですけど、
もしもここに・・・管楽器という「華」を入れたら結構それだけでサウンドが変わるのかも・・・・?
鳥獣伎楽にメルランの3人でユニットを組んだら結構面白いバントが出来そうな気もしますね。
その3人の演奏会場というと・・・
ま・・そりゃ言うまでもなく・・・・
メルランは一応はお姉さんから「墓場での単独ライブ」を命ぜられていますので。
聖白蓮さんの命蓮寺の墓地がうってつけなのかもしれないですね・・・(笑)
ま・・・この事は3/20の記事で改めて触れさせて頂きますけど、
幽谷響子とミスティア・ローレライの二人のバンドは、人間の里から博麗神社へ向かう道にてゲリラライブを敢行
しているようですけど、
この二人にメルランを加えた場合は、やっぱり・・・お墓・・・
そうですね・・・・やっぱり白蓮さんのお寺の墓地とかゆゆ様の冥界がお似合いそうな感じもありますね。
だけど・・・
鳥獣伎楽の二人のライブは、あまりにも騒々しい音を立てているため、ご近所からのクレーム(?)もあるようでして、
結局・・・・
白蓮さんも出席した阿求ちゃん著の「東方求聞口授」にて司会者の魔理沙から・・・・
まさかの・・・
「あの二人は白蓮に隠れてこっそりとこんな事やって近隣住民に迷惑を掛けている」とのチクリ・・・・ま・・告げ口があり、
多分ですけど・・・後日、あの二人は白蓮さんからたっぷりとお灸をすえられたのかも・・・・(苦笑・・・)
そして更に・・・もしもこの二人にメルランを加えて命蓮寺内のお墓でライブを決行し、それが白蓮さんに
ばれたとしたら・・・
なんか三人とも更にたっぶりのお仕置きを食らいそうなのかも・・・ですね・・・(笑)
ま・・その場合のお仕置きとは、命蓮寺内の境内の掃き掃除なのかな・・・?
なんか・・・お寺の境内の掃き掃除とメルランなんてあんまり想像がつかないのかも・・という感じもありますけど、
それはそれで面白いのかも・・・・??
だけどね・・・
意外とそうした罰ゲームの様子を三女のリリカなんかが尾行してそれを把握し、
お姉さんのルナサにちくるか、
はたまた・・・・
口止め料をメルランに要求するか・・・
うーーん、なんか世渡り上手のリリカならその時々の三人の力関係によって対応策を変えるのかも
しれないですね。
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ルナサとメルランは特に苦手でしたね。
リリカはそうでもなかったかな。
東方シリーズはキャラも立っていますが、弾幕シューティングが大好きなので新作が出るたびに買っています。