プロフィール

ぬくぬく先生 

Author:ぬくぬく先生 
開設当時は、1980年代吹奏楽コンクールの花輪・秋田南・就実・仁賀保・屋代等の素晴らしい演奏を後世に少しでも伝える事が出来ればいいなと思ってこのブログを始めたのですけど、いつのまにか「プリキュア」がメインになってしまいました・・・
最近は「東方Project」も大好きです!!
吹奏楽もプリキュアも何か自分が感じた事を少しでも後世の方に受け継がれるべきものが残せればいいかな・・と思っています。
ちなみに、「大好きプリキュア四天王」は、ドリーム・メロディ・ハッピー・ラブリーです。
ドリームとメロディは自分の中では既に殿堂入り状態ですけど、
現在は・・・・ラブリー大好き!!のラブリー一辺倒です!!
リアル社会では、建築関係のクレーム&アフター責任者を専従し、毎日毎日クレーム対応に当たる日々です・・・
裏の顔は・・・プリキュアと吹奏楽とクラシック音楽一辺倒です・・・
特に特に大好きな作品は・・・プリキュア5とスイートとハピネスチャージです!!
ちなみに、奥様は・・・ミルキィローズとセーラームーン好きの管理人以上のおこちゃまです・・・
東方で大好きなキャラは・・・とにかく大好きキャラがてんこ盛りで、全員大好き!という感じなのですけど、特に特に・・・さとり様・ゆかりん(紫様)・早苗さんはお気に入りです!!
吹奏楽では・・ネリベルの「二つの交響的断章」と「アンティフォナーレ」、スパークの「ドラゴンの年」、リードの「オセロ」と第二組曲「ラティーノ・メキシカーナ」、パーシケッティーの「仮面舞踏会」、C・スミスの「ダンス・フォラトゥーラ」などが死ぬほど好きで、クラシック音楽では、ウォルトンの交響曲第1番と矢代秋雄の交響曲、プロコフィエフの交響曲第5番、アーノルドの交響曲第2番、第4番、ショスタコの交響曲第7番「レニングラード」、マーラーの交響曲第3番「夏の朝の夢」、ハンソンの交響曲第2番「ロマンティック」、ストラヴィンスキーの「火の鳥」、ベルクの「ヴァイオリン協奏曲」、ラフマニノフの「交響的舞曲」などが大好きです!!
クラシック音楽を吹奏楽にアレンジし、そのコンクールヴァージョンの演奏としては・・・
1982年の就実高校の「幻想舞曲集」と
1987年の習志野高校の「ダフニスとクロエ」第二組曲の演奏、そして、
1987年の雄新中の「エルザの大聖堂への厳かな行列」が
まさに私の「原点」です。
最後に・・・
私の吹奏楽との関わりの真の意味での「原点」は・・・
1979年の市立川口高校の神がかり名演としか言いようがない
「二つの交響的断章」に尽きると思います!!


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18.花輪高校


  A/交響曲第2番「鐘」~第一楽章(A.ハチャトゥーリアン)


  年末近くの記事で秋田南高校のあまりにも素晴らしい「交響三章」の事をかなり熱く語ってしまいましたけど、
  この年、1980年の花輪高校も負けず劣らずの素晴らしい演奏を聴かせてくれていました。
  この時代の東北勢・・・特に特に秋田南と花輪の両校の演奏は、まさに全国でも「トップクラス」の演奏でしたし、
  まさに・・・「レジェンダリー」に相応しいとにかく・・・「伝説の名演」を数多く残してくれたと思います。
  本当に改めてですけど
  この頃のこの秋田南高校と花輪高校の関係者の皆様に対しては・・・・
  三十数年後の私から・・・
  本当に本当に・・・敬意を表したい気持ちで一杯です!!
  よくぞああいう何も無い時代に・・・
  楽器編成にピアノ・チェレスタ・ハープを加えることが禁止の時代に・・・
  出場人数も45人以内という制約が課されていた時代に・・
  秋田南のティンパニなんてペダル式ではなくて古びたネジ締め式などが象徴するように
  公立校の限られた予算の中で・・・
  あそこまで人の心に確実に「何か」を伝えることが出来た素晴らしい名演の数々を残してきてくれた
  先人たちのその「偉大さ」には本当に・・
  心の底から頭が下がる思いで一杯です!!
  本当に・・・
  こうした偉大な先輩達に、
  「こういう素晴らしい演奏を後世の私達に残してくれてありがとう!!」といった感謝の気持ちは
  改めてこのブログでもお伝えしたいと思いますし、
  本当に心の底から
  「ありがとう!!」という感謝の気持ちで一杯です!!

  さてさて・・・

  この年の花輪高校ですけど、本当に素晴らしい演奏を聴かせてくれました!!

  後述しますけど、とにかく自由曲がまさに「圧巻!!」の一言に尽きると思います。

  課題曲A/花祭りですけど、花輪高校特有の柔らかく洗練された音色がこの曲にとてもマッチしていたと
  思います。
  冒頭のフルートソロも大変朗々とたっぷりと歌い上げていましたし、それを支えるトロンボーンのリズムも
  ドンピシャ!!という感じだつたと思います。
  そうですね・・・
  翌年の花輪高校は課題曲に「東方地方の民謡によるコラージュ」を演奏していますが、
  その際の前半の幽玄さ、後半のヴァイタリティーさの対比がとても素晴らしかったのですけど
  この年の課題曲もそうした和の響きとしての幽玄さと
  静かな中にも「前進する気持ち」を見失わない力強さが実に巧みにマッチしていて、
  とにかく・・・
  課題曲Aの演奏の段階から既に「金賞当確」みたいなオーラは出ていたと思います。

  そして・・・・

  自由曲の「鐘」はまさしく圧巻でした!!

  課題曲の「静けさ」とは全く正反対の「荒ぶる大変激しい曲」なのですけど、
  前述の通り、ベースの音色・サウンドが大変洗練されているから、あれほどまでの「凄まじい大音量」でも
  それが少しも「煩い!!」・「喧しい!!」と感じさせないのは
  とにかく「お見事!!」という言葉しか出てこないです。
  この演奏から4年後の同じくハチャトゥーリアンの交響曲第3番「シンフォニーポエム」もとにかく
  凄まじい鳴りっぷりでしたけど、
  音量と音楽の激しさという観点からでは、この年も全然負けていないですね!!
  だって・・・冒頭から・・・・
  あの「ジャジャジャー――――ン!!」・「タアーン タァー!!」という原曲の「戦いの主題」が炸裂し
  とにかく冒頭で既にノックアウト状態と言う感じです。
  あの金管セクションの鳴りっぷりはとにかく半端無いものがあるのですけど、
  あんな凄まじい音量でも音が全く割れずクリアに響いているのは、まさに「驚き」以外の何者ではないです!!
  冒頭部分が終わると一旦静かになり、この時の木管セクションのひそやかな感じも金管の不気味な感じも
  実に素晴らしいですし、
  この動と静のあまりにも極端すぎるとも言える「落差」がとてつもなくダイナミックスに感じます。
  そうなんですよね!
  この年の花輪の持ち味は、音色の透明さ+洗練さ・豊かな音量、そして何よりも・・・・
  ダイナミックスレンジの巾広さ!!
  これに尽きると思います!!
  今、私・・・さり気なく三つの事を言いましたけど、
  これを実践できるのって正直・・・プロの管弦楽団でも中々簡単には出来ない事なのですっ!!
  それを・・・秋田県の公立高校の先生と生徒が
  いともたやすくやってのけるとは・・・・
  うーーーん、本当にこの時代の秋田県の吹奏楽のレヴェルの高さはホント、目を見張るものがありますよね!!
  (ま・・・指揮者の小林先生は、元々はプロ奏者ですけどね・・・) 
 原曲自体、第二次世界大戦の真っ只中に作曲され、そうですね・・・こういう緊迫感漲る音楽は、正直・・・・
 究極の非日常である「戦争中・・」という時間以外では書けない音楽なのかな・・とも思うのですけど
 そういう激しい緊張感・緊迫感が演奏にも遺憾なく発揮されていたと思いますし、
 何か目に見えない不安・・・目に見えない圧迫感・・・目に見えない「壁」によって日常が閉塞感に包まれている・・
 みたいな「感情」がとてつもなく演奏にも出ていたと思います。
 聴いていて・・・
 そうですね・・・「シンフォニーポエム」みたいな何か一つの幸福感とか開放感とか生きる喜びみたいなものは
 あんまり伝わってこないです・・・
 伝わってくるものは・・・不安感・焦燥感・切迫感・・
 そういうものだったと思います。
 とにかく・・・こんな激しい不安感一杯の音楽をここまで音楽的にきちんとアプローチして
 そうした「不安感」を見事に表現した花輪高校吹奏楽部に心の底から敬意を表したいと思います。

 これ・・・もしかしてなのですけど・・・

 小林久仁郎先生にとっては・・・・

 この年1980年の演奏と82年のウォルトンの1番と84年のシンフォニーポエムは・・・
 「人と戦争」をテーマにした三部作の演奏だったのかな・・・と感じる事もあったりします。
 80年の「鐘」で不安感・焦燥感を抉り出し
 82年のウォルトンで「不安には不安を持って対処する・・」みたいに提示を出し、
 84年の「シンフォニーポエム」で「不安からの開放」を謳い上げたのかな・・・・
 と・・・なんかそんな風にも思ったりもしますね・・・

 ラスト近くの金管セクションの「大咆哮」はとにかく・・・有無を言わせない圧倒的な威力があります。
 あれはいかにも・・・
 「戦争はまだまだ続く・・・」
 「自分達の不安はまだまだずーーーっと続く」みたいな凄まじい「閉塞感」を象徴している感じがあります。
 聴いていて・・・ 
 「自分達は・・・これから一体どうなってしまうのだろう・・」みたいな不安感・閉塞感が本当に痛いほど伝わってくる
 演奏だと思います。
 
 そうそう・・・・この花輪高校の演奏ですけど、打楽器セクションも光っていますね!!
 特に特に・・・小太鼓の小気味いい響きは素晴らしいです!!
 ティンパニ奏者のロールもお見事!!
 タイトルは交響曲第2番「鐘」となっていますが、「鐘」は正式名称ではありませんけど、
 ラスト近くのシロフォンの響きとセットになった鐘・・・コンサートチャイムの響きも中々効果的でした!!
 とてつもなく豪快に鳴っているのに、全然「うるさい」と感じさせない表現力とコントロールには
 まつに脱帽ものですね!!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


さて、ここから先は昨年6月のこのブログの過去記事を一部転記させて頂きたいと思います。 

なぜかと言うと・・・・

ハチャトゥーリアンの交響曲第2番なんてあまりにもマイナーすぎるシンフォニーでして、
この曲を熱く語る人なんてあんまり聞いた事がないからです・・・

ま・・この歴史に埋もれるにはあまりにも勿体無いこの交響曲の素晴らしさを少しでも伝えたい・・・という
管理人の気持ちをご理解頂ければ・・・と思ってください・・・

→ここから・・・・一部転記・・・・

ハチャトゥーリアンの交響曲第2番「鐘」ですけど、タイトルの「鐘」は正式なものではありません。
曲全体を通して「鐘」が効果的に使われているからという理由での俗称に過ぎないのですけど
私自身、確かに・・・・この曲は・・・「あれれ・・・そんなに鐘=チャイムが派手に使われていたっけ・・・?」みたいな
感じもあるのですけど、「鐘」という響きが何か個人的に大変気に入っているので
私は・・・「鐘」というタイトルについては大歓迎という感じです。

この曲が作曲されたのは1943年で、まさに第二次世界大戦というか、対ドイツ戦の真っ只中の影響が
濃厚で、正直・・・この交響曲には・・・例えば「ガイーヌ」で提示された様な「民族主義的」な香りは・・・・
あまりしません・・・
聴こえてくるのは・・・「まさに戦いの最中」という大変な緊迫感だと思います。
とにかく第一楽章から第四楽章に至るまで終始大変な緊張感に包まれています。
ま・・・その意味では、ガイーヌとか仮面舞踏会とかヴァイオリン協奏曲みたいに気軽に聴けるような類の曲では
無いと思いますし、
比較的親しみやすい作風のハチャトゥーリアンにしては・・・「リアルの悲劇」とか「劇的緊張感」をかなり意識し
決して気軽には聴くことは出来ない大変重厚感が漂う曲だと思います。

とにかく・・・この交響曲は・・・・「戦争中」という異常事態でないと多分書けそうにない・・・本当に「真に迫った音楽」
なのだと思います。
あ・・・言っておきますけど、この交響曲第2番は・・・・
交響曲第3番みたいな能天気な曲ではありませんからね・・・・キリッ!!
ああいう交響曲第3番「シンフォニーポエム」のようなとにかく・・・「明るい・・すべてが明るい!!」みたいなノーテンキな
曲ではありませんし、
特に・・・第一楽章の重厚感と悲壮感はとにかく聴いているだけで・・・何か周囲を壁で囲まれた様な「圧迫感」すら
感じますし、
第三楽章の悲劇的アダージョの金管セクションとドラの哀しみに満ち溢れた咆哮は・・・・とにかく
胸がギューーーッと引き締まる気持ちで一杯になってしまいます・・・
第四楽章も決して「救済」の音楽ではありません・・・
ま、確かに出だしは「明るいファンファーレ」で開始され、途中「生きる希望」を示唆する部分もあったりするのですけど、
最後は・・・・やはり・・・陰鬱に終わり・・・
「ああ・・・戦争はまだまだ続いているんだ・・・」みたいな事を見事に暗示していると思います。

結果的にソ連は第二次世界大戦の戦勝国となり、
1945年前後には・・・色々な作曲家が祝典的な交響曲を発表するのですけど
例えば・・・・当時のソ連を代表する3人の作曲家のそうした交響曲へのアプローチが三者三様なのは
大変興味深いものがあります。

例えば・・・・

プロコフィエフ/交響曲第5番

→曲の全てが霊感と瑞々しさに満ち溢れ・・・戦争終結とは関係なく、とにかく20世紀の名交響曲の一つ

ハチャトゥーリアン/交響曲第3番「シンフォニーポエム」

→オルガンに金管奏者15人のバンダを含む、とにかく・・・・明るく華やか過ぎる能天気な祝祭音楽・・・

ショスタコーヴィッチ/交響曲第9番

→そんな「国家のめでたい事・・・私には興味はありません」と・・・
 スターリンからの「派手で祝典的な曲を・・」との要請を見事にすっぽかし、
 軽い「おもちゃ箱」みたいな曲を作り、スターリンの激怒を招く・・・・

ま・・そのあたりは・・・各人の「個性の違い」というのも相当あるのかもしれませんよね・・・・

さてさて・・・ハチャトゥーリアン交響曲第2番「鐘」に話を戻します・・・

この交響曲は四つの楽章から構成され、演奏時間も50分を越すかなりの大作です。

ハチャトゥーリアン自身が「戦いの主題」と呼ぶ緊迫した主題をベースにしながら、とにかく・・・暗く劇的な
緊張感に満ちた第一楽章・・・
ガイーヌみたいな民族舞曲の要素もあるのだけど、硬質な響きのピアノが派手に乱入したり、
打楽器が大活躍を見せたり、感じとしては・・・・「戦争真っ只中のハードなスケルツォ楽章」
みたいな感じの第二楽章・・・
深刻で重厚で重々しいアダージョの楽章なのだけど、
途中で・・・こうしたアダージヨ楽章としては極めて異例とも思える
凄まじい大音量の金管とドラの咆哮が乱入し・・・・
とにかく聴く者の心を鷲掴みにしてしまう第三楽章なのですけど、
途中で・・・・アルメニア民謡に基づくテーマがグレゴリオ聖歌の「怒りの日」のあのメロディーと
組み合わさり・・・・
「怒りの行進曲」みたいな感じとして展開されるのが大変印象的です。
ラストの第四楽章は・・・・部分的に明るいし、確かに「凱旋行進曲」のように聴こえなくもない個所もあるのだけど
最後は・・・・悲劇的雰囲気のまま終わり・・・・
「まだまだ戦争は継続していく・・・」みたいな得体のしれない緊張感と不安感で終るところが
実に・・・・逆に20世紀の交響曲らしいと思います。
ラストの壮絶な不協和音がそれを見事に象徴していると思います。

とにかく・・・・確かに「埋もれた名作」なのですけど、
とにかく・・・誰かには聴いて欲しい交響曲なのです!!

この曲を聴く場合・・・・CDとしては・・・断然、ネーメ=ヤルヴィ指揮のスコットランド国立管弦楽団が
素晴らしいと思います。

さてさて・・・ここから先は、エピソードというか余談として聞いて欲しいのですけど、
このハチャトゥーリアンの交響曲第2番「鐘」を吹奏楽コンクール用にアレンジして
全国大会で見事に金賞に輝いたチームがあります。
それが(前述の通り・・・)1980年の秋田県の花輪高校なのです。

 プログラム上では・・・
 ハチャトゥーリアンの交響曲第2番「鐘」第一楽章と表記されていますが、
 実態は、第一楽章のおいしい部分+第四楽章ラストの混成創作アレンジと言っても
 過言ではないと思います。
 実際、自分自身もこの演奏を聴いて、
 「えー、第一楽章でこんなに劇的に終わらせて、この後の展開はどうなってしまうのだろう・・」と
 感じたものですが、上京して、上野の東京文化会館五階の音楽資料室で
 原曲を聴いた時、ぶったまげたものです。
 「えーー、花輪の演奏は、小林先生の創作アレンジだったんだ・・」と・・・
 ま・・・原曲の上では・・・第一楽章は静かに閉じられ、
 第四楽章のラストで・・・ようやく・・・
 花輪が1980年のコンクールで演奏したようなあの劇的な咆哮が登場してきますからね・・・
 だけど小林先生の編曲の素晴らしさ・構成の素晴らしさには、ある意味感服いたします。
 演奏は、本当に迫力十分です。
 小太鼓の素晴らしい撥さばき、金管セクションの重厚な咆哮、花輪の一つの頂点だと思います。
 ホント、花輪高校は、こうしたロシアのマイナーシンフォニーがよく合っていると思います。
 でも花輪のこの演奏のラストの高まりは、
 「さーて、この後自分達はどうなってしまうのだろう、どこへ向かっていくのだろう、
 誰にも分らない、不安だ、まずい・・・」という悲壮感・切迫感が本当によく
 出ていたと思います。
 ま・・・結果的に・・・・ハチャトゥーリアン自身も・・第四楽章ですらその答えは明確に提示せず、
 交響曲第3番「シンフォニーポエム」のあまりにも明るすぎる世界観で・・・
 ある一つの方向性を出していたのかもしれませんよね・・・

さてさて・・・
 
 花輪高校は翌年も大体似たような事をやってくれています・・

 曲は、プロコフィエフの交響曲第3番第一楽章なのですけど、
 花輪の演奏は、第一楽章から主に構成し、ラストの悪魔的な響きは第四楽章から構成されています。
 つまり・・・花輪の演奏は、泰一楽章と第四楽章から構成されたものなのでした。
 花輪の終わらせ方が妙に劇的というか悪魔の歯ぎしりみたいな終わらせ方をしているのですけど、
 原曲は、第一楽章は静かに回顧的に終わらせています。
 
 ま・・・あれも結果的に小林先生のアレンジの上手さと言うか、曲の構成の素晴らしさが光っているとも
 言えるのかもしれませんよね。 
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コメント

こんばんは☆

ハチャトゥリアン…「剣の舞」は日本でも根強い人気の一曲ですが、そのほかにも色々ありますよね。コサックやコーカサス、その向こうのペルシャの民族音楽を取り入れたり、聞いて楽しくなる曲が多いと思います☆

花輪の方って、面白い所が色々ありますよね。
大湯のストーンサークルとか、黒又山とか…
「毛馬内」っていう地名も、気に入っています。
花輪線の「十和田南」駅も、この際「毛馬内」駅に戻しちゃえばいいのに…
新幹線乗り継ぎでも正直不便なので、同じく不便な三陸海岸行きの寝台列車を作り、一ノ関や花巻で切り離して、一部を大館回り弘前行きにすれば、かなりのお客様も見込めるのですがねえ…☆


古き良き時代だったと思います。

この時代の「花輪」・「秋田南」は生演奏は残念ながら聴いておりませんが、後年に「Legendary」シリーズのCDを購入して、演奏の素晴らしさに感動しましたね。
前にコメントしたことがありますが、限られた予算で高価な楽器も乏しい公立高校がこれだけの名演をされたことに自分も敬意を表したいです。
ホント、「鐘」の冒頭の金管群の音からしてスゴすぎます。まさに「力強い演奏」だと思います。
この「鐘」はちょうど20年後に、現在は山王中学校顧問である「木内恒先生」が指揮した飯島中学校が全国大会で再演され、花輪高校同様力強い演奏だった記憶があります。
この曲は厚いサウンドを作る上げるのが難しいようなのか、コンクールではいまだにあまり演奏されません。それを考えると管理人様の仰るとおり、この演奏はまさしく「ウルトラ名演」だったと思います。
この後、更に秋田県からは「仁賀保」・「大曲」も負けず劣らずな演奏をする学校も出てきましたので、かつて秋田で吹奏楽をやっていた自分としては、当時の秋田県の高校吹奏楽部員の皆さんに感謝の気持ちです。
また、この時代の高校生の皆さんが作り上げたことが、今では全国常連バンドの「秋田吹奏楽団」と「大曲吹奏楽団」のサウンドにもつながっていると思いますね。
ぜひぜひ来年度は、秋田の高校バンドから久しぶりに「全国金賞」をと願いたいです。

ハチャトゥーリアン

Michiru 様


そうなんですよね・・・バレエ音楽「ガイーヌ」の中にあの「剣の舞」が入っているのですけど
あの曲はもしかして・・・
20世紀の最大のクラシック音楽のヒット曲といえるのかもしれないですね。
多分ですけどあのメロディを知らない人はいないんし゜ゃないかと思えるくらい馴染みは深いですね。

秋田の「花輪」というと・・・
ほとんど青森との県境になりますけど
知る人ぞ知る隠れた観光スポットなのかもしれないですよね。

幸いでした・・・・

一秋田県民  様


いつも温かいコメントを頂きありがとうございます。
本当にいつも感謝しております。
思えば・・・
あの全盛期の頃の花輪・秋田南の演奏を直接生演奏で聴けた事は本当に私自身の「生涯の財産」なのかな・・とも
思ってしまいますね。
「鐘」はどちらかというと第四楽章の方がまだ演奏されている事の方が多いと思うのですけど
やはり花輪のあの冒頭を聴くと
「花輪には絶対にかなわないな・・まさに伝説の名演!」と思ってしまいます。

本当に・・某審査員ではないですけど
「秋田県の吹奏楽、万歳!!」という感じですね!!

私が花輪高校の演奏を初めて聴いたのは、多分この曲が初めてだったと思います。
なんせまだよく分からないまま吹奏楽というものをやっていたものですから、ステージの上にチャイムがあったことだけで驚きました。自由曲の一発目の音を聞いたときの衝撃たるや、これは30年以上経過した今でも覚えています。
そしてまた、よく分からなかった私は、あの途中のトランペットのハイトーンのすばらしいタンギングで「すっげー!」と思ったわけです。
もはやこの演奏は、高校生になって改めてレコードで聞くことになったのですが、とにかく昼間部の木管のすばらしいアンサンブルには、本当にぞくぞくさせられました。この頃の花輪高校は、確かに金管のすばらしさはもちろんですが、木管の音の美しさがとても光っています。
この頃の花輪高校、どんだけ部員が居たことだろう、と思っていましたが、高校生になって分かったのは、毎年50人前後の部員でやっていたことです。その事実には驚かされました。要は、部員イコールコンクールメンバーだったようです。わずか数ヶ月で全体が仕上がっていく、これってやはり、小林先生マジックだったのでしょうか。
蛇足ですが、秋田県では毎年前年度の優秀団体を集めて、5月に「トップコンサート」というコンサートをやっていました(今もやっているかな?)この翌年、部員が入ったばかりのところで花輪高校が演奏したのはウエストサイドストーリーのシンフォニックダンスでした。これもまたぶったまげましたね。どんだけすごい力をもった高校生なんだろう!と思わされたのでありました。

そしてこのハチャトゥリアンの鐘、小林先生が警視庁の音楽隊の最初のコンサートで演奏されたと何かのサイトで見たように記憶しています。ぜひその音源があれば、聞きたいものですが…

偉大なる小林先生!!

周 様


私自身は、花輪高校を初めて生で聴いたのは1981年の東北大会だったのですけど
プロコフィエフの3番という大変マイナーシンフォニーをあそこまで洗練された音色+大変な迫力+猟奇的な表現で
演奏できることに
当時本当に衝撃を受けたものです。
ま、翌年・・・ウォルトンの1番で更に圧倒的な衝撃を受けるのですけどね。

その前年のハチャ―トゥーリアンの「鐘」も本当に素晴らしいですよね。

花輪の部員が意外と少ないという話は聞いた事があるのですけど、部員イコールコンクールメンバーとは
すごい話ですよね。
だって・・先日まで中学生だった新入生を短期間で鍛えてあんだけ素晴らしい演奏が出来るのですから
小林先生のその卓越した指導力は、そのアレンジ力も含めて
まさに「驚嘆」以外の何者でもないですね!!
それにしても新入生を入れての「シンフォニックダンス」とは・・・!!
それも凄いし、コンクールでは聴けそうにも無い「アメリカンな感じ」の小林先生の表現も
とっても興味がありますね。

それにしても花輪の「鐘」の演奏は素晴らしいですよね!!

金管セクションも音が全く割れていないし洗練されているし
木管も大変充実しているし
とにかく・・・これぞ「名演!!」という感じですね。
あの「非常時の音楽」をあそこまで劇的に聴かせてくれるとは・・・!!
本当に小林先生は偉大な存在だったな・・・と痛感しますね!!

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