「Go! プリンセスプリキュア」も折り返し地点を通過し、
現在は「トワ様強化月間」(「スカーレットヴァイオリン販売強化月間)という事もあり、
物語の進展というよりは、
トワ対はるか・みなみ・きららの「心理的な距離」をどう縮めていくのかというのが最大のテーマになっていたような
気もしますし、
実際・・・「はるか-トワ」 「みなみ-トワ」 「きらら-トワ」の個人回が一か月以上に渡り丁寧に描かれ、
今回・・・まさかまさかの・・「トワ-ゆい」にも焦点が当てられていて
ゆいちゃんのこのGOプリ内での役割がきちんと丁寧に提示されていた事は大変制作者側の「優しさ」も
十分伝わってきて、大変好感が持てました。
そうですね・・・
事前の予告を見た限りでは・・・
「ついに11年間のプリキュアシリーズの中で初の水着シーン解禁!!」という事ばかりに目が向けられがちでしたし、
実際・・・
今回は5人の水着姿がバッチリと拝むことが出来、
特に特に・・・トワの可愛い可愛いキュートな水着姿を拝見する事が出来て
とにかく大満足!!という感じなのですけど、
そうした「水着解禁」だけにとどまらず、こうした中でも、トワ-ゆいの関係にもきちんと焦点を当てて
プリキュアではないゆいちゃんに果たして何が出来るのか・・という「問い」にもきちんと明確にその答えが
示されていた事はとにかく素晴らしい事だと思います。
ま・・・もっとも・・・トワイライト様、じゃなかったあの麗しきトワ様の水着姿を見る事が出来なかったシャットは
何だか少し気の毒な気がします・・・(苦笑・・)


それにしても・・・
10年間に渡って夏になるとプリキュア達はほとんど一度は海に行くパターンが多かったと思うのですけど
(海とあんまり接点が無かったのは初代くらいなものかな・・ま、もっともなぎさはカナヅチですけどね・・・
一度なぎさが川に流されかけた時の「私・・・トンカチなの・・!!」という発言はかなり笑ってしまいますけどね・・)
海に行っても実は一度も泳がない・・・というのも
逆に不自然だったのかもしれませんよね。
大抵、浜辺で砂遊び・ビーチバレーというパターンで終わっていましたからね・・・
スマイルプリキュアなんか、あかねとなおが意地の張り合いから
「そんじゃ、海のあの地点までどちらが早く辿りつくか泳ぎの競争をしよう!!」という展開になり、
お・・、ここでついに水着の登場か・・!!と思わせた瞬間にアカオーニが登場してしまい、
あの時は・・・
多分男性視聴者の大半は・・・・
「チッ・・!! あのポンコツアカオーニめ!! 余計な事しやがって・・!!」と思ったのかな・・・・(苦笑・・)
ま、私は・・・あかねとなおよりもみゆきとれいかさんの水着姿を拝見したかったです!!
ま・・・2013年のプリキュアカレンダーでお披露目はしてくれましたけどね・・・
海に到着した瞬間、はるかは「うーみーだーー!!」と叫んでいましたけど
いやー、ああいうピンク系のこの言葉は実にいいですね!!
歴代でも、ラブ・みゆき・めぐみがやはり「うーみーだー」と両手を広げて大はしゃぎをしていた様子と
重なりますね・・・
それにしても・・・こうやってプリキュア達の水着姿をアニメ本編でお目にかかる事ができるなんて・・
ううううぅぅ・・・生きていて良かった・・・・という感想以外ないです!!(苦笑・・・)
きららのショートパンツ系、みなみのまさかの・・・ポニーテール姿!!
そしてトドメは・・・・
トワ様のパレオの水着姿・・・!!
いやいや・・・ほんの数か月前までのあの「黒きプリンセス、トワイライト様」のあのお姿からみると
本当に想像が出来ないお姿です!!
とにかく可愛い・・・ひたすら可愛い!! 本当にトワっちは最高に可愛い!!の言葉しか出てきません!!
バレオですので、あのひらひらとしたスカートからチラッと見える白の水着が・・・
あまりにも眩しすぎますぞ!!
(by ハピネスチャージのナマケルダ・・・)


「実は泳げない・・」というトワが実に可愛い・・・!!
同様に泳げないなぎさ大先輩だったら・・・
「じゃー、ほのかに泳ぎ方を教われば・・??」と無愛想に言ってしまいがちかもしれませんけど(苦笑・・)
トワっちだっら・・・鼻の下を伸ばして・・
「うん、うん・・・それじゃー、先生が手取り足取り教えてあげよう・・・」となってしまうのかな・・(苦笑・・)
うーーむ、それじゃ・・・・シャットと何ら変わりがないじゃないか・・・・と
ツッコミを入れたくもなりますね・・・
シャットがもしも・・水着姿のトワ様に泳ぎ方を教える事が出来たとしたら・・・
「その時、私は命を落としても構わないと思った・・・」と感じてしまうのかな・・・・
(by 響け! ユーフォニアム)
ま・・・トワッちとしては・・・ホープキングダムの由緒正しきプリンセスですし、
はるかや・・・そして何と・・パフまでが普通に泳いでいる光景を目の当たりにしてしまうと
「実は私は泳げない・・」と言いにくい気持ちはよく分かりますね。
ま・・その辺りは、みなみの言葉じゃないけど
トワ自身、まだ他の3人のプリキュアに遠慮しているのかもしれませんよね・・・
そうそう・・・
きららですけど、何かあの後姿は・・・何だかトップレスみたいですね・・・(苦笑・・)
みなみは・・水着姿だとなんだか本当にマーメイドっぽい雰囲気・・・


くどいようですけど・・・やっぱりトワ様のバレオのスカートからちらっと見える白の水着が
素晴らしすぎますね!!
本当に、このお方・・・昔はあの誇り高きトワイライト様だったのかな・・・??
砂浜でサンドアートを作るなんて・・・スイート以来かな・・・・?
あの時も意味合い的には、新戦力=エレンと元々いるプリキュア達との「心の壁」を取り払う通過儀礼みたいな
側面もありましたけど
まさに歴史は繰り返される・・・という感じですね。

さてさて・・・実はこの回の目玉は・・・「プリキュア史上初の水着回」ではなくて
まさか、まさかの・・「トワ-ゆい回」と言うのがミソなのだと思います。
いやいや・・・今回は久しぶりにリアルタイムで見る事が出来ましたので
(ま・・私、普段は土日出勤なものでして・・・)
最初にこの回を見た時の感想は・・・ただ一言・・・「やられた・・!!」という感じのものでした!!
まさか・・・・この回でゆいちゃんの大抜擢があるなんて夢にも思わなかったです・・
やっぱり凄いよ・・すごすぎるよ!! プリキュアは・・・・!!
ゆいちゃんは、はるか達にあっさりと「実は自分は泳げない」と告白し、「あ・・そうなんだ・・」みたいな軽いノリで
終わってしまいますが、
そうしたゆいちゃんの「素直さ」はまさにゆいちゃんの持ち味ですね。
だけど・・トワは中々その一言が言えない・・・
ま、それは育ちの違いという事もあるでしょうし、まだメンバーとの「垣根」はあるのかもしれません。
一旦逃げるように別荘に戻り、ここで一人反省会・・・・
そこに登場したのは・・・
いつものプリキュアのパターンならば、ピンクか青のプリキュアと言う感じなのでしょうけど
まさか、まさかの・・・・伏兵とも思える「ゆいちゃん」でした・・・
「泳げなくても、みんなで海に来られてとっても楽しいんだ・・」という素直に語るゆいちゃんに対して
トワの反応は・・・幾分寂しそうに・・・
「あなたのように素直になれたら…私は、ゆいが羨ましい・・」と・・・
だけど・・ここでのゆいちゃんの言葉が実に美しい!!
「私は、トワちゃんが羨ましいな」
「ほんとは、もっとみんなの力になりたい…
だから私もトワちゃんみたいにプリキュアになれたらいいのに・・・」
「でもね、気づいたんだ。
夢を守るみんなのすがたをわたしは一番近くで見てる・・・」
「戦うことはできないけれど、いつか誰かにみんなのことを伝えたい・・・
それが友達として私がやるべきことなんだ・・・」
うーーーん、私は言いたい・・・!!
ゆいちゃん・・あなたは天使ですと・・!!
このゆいちゃんの素敵な言葉は、正直本当に意表を突かれ、まさかまさかの伏兵の大抜擢という感じなのてすすけど
言いたい事はよーーく伝わってきます。
そうなんですよね・・・・
ハピネスでも提示されていましたけど、人にはそれぞれの持ち味・役割があり、
「プリキュア」の番組だからと言っても、別に女の子は全員戦う必要はない・・・・
勿論、プリキュア達のように「みんなの夢を守る」という大切な役割を担っている立場の人もいますけど、
同時に・・・
ゆいちゃんのようにプリキュア達を温かく見守る立ち位置の人だって、立派な役割を担っているのだと
思います。
はるか・みなみ・きらら達3人には「それぞれの夢」があるように
人にはその人なりの役割をきちんと持っている・・・そして各人がその人なりの「夢」を持っている・・・
ゆいちゃんのまさかの「本当はプリキュアになりたい」という発言が飛び出しましたけど
ゆいちゃんが言っている通り、
ゆいちゃんにしかできない役割だって確実に存在している・・・
その例が、プリキュアと言う重責を日々担っているはるか達を温かい眼差しで見守る事・・・
そしてもう一つが・・・
なんかプリキュア5のこまちも似たような事を言っていましたけど
「いつか将来・・・・みんなの事を(こまちは小説で ゆいは絵本という形で)伝えていきたい・・
そのプリキュア伝説を語り継いでいきたい・・」という事なのですけど
とにかく・・・・!!
「戦士」として以外の役割をきちんと明確に提示させ、
ゆいちゃんも・・確かにプリキュアではないのだけど、「同じ仲間」としての動機づけをきちんと
描いていたのは大変意義がある事だと思います。
ま・・・確かに前作/ハピネスの誠司もそうした役割は担っていたのですけど、誠司はあくまで異性でしたからね・・
うーーむ、まさにこの回のゆいちゃんは「みんなを照らす太陽」そのものでしたね!!
歴代プリキュアではよく「みんな一緒に・・・」というワードが登場しますけど、
あの言葉は・・・
全員が同じ統一意志の下に同じ行動を取るという事ではなくて、
一緒に過ごしながらも、お互いの違いを認め合い、お互いの存在意義と役割を認め合い、
そして・・・「良いもの」はどんどん己に取り込んでいくという事なのだと思いますけど
そうした「美しきプリキュアの伝統」は今作Goプリでもきちんと受け継がれていたのは素晴らしい事だと思います!!
とにかく・・・
今回は、ゆいちゃん、ごちそうさまでした!! そしてありがとう!! という気持ちで一杯ですね!!

ノーブル学園が夏休みに入って以降の物語の展開は、
トワがどうやって「自分の居場所」を探し求めていくのか・・・みたいな事がメインテーマになっていて、
その「締めの回」が今回だったのだと思います。
それにしても・・・最後に「自分は泳げない」と告白して
みなみから・・
「ずっと浮かない顔していたから分かるよ・・・浮かない・・ 泳げないだけに・・??」と
しょーもねーオヤジギャグをかっ飛ばしていたのは何か笑ってしまいました・・・
それにしても・・・
みなみ・きららは結構早い段階で「トワ=かなづち」という事を察していたのに、はるはるは・・最後まで気が付かなかった・・
うーーん、はるはるは意外とハピネスのめぐみレヴェルの鈍感娘なのかな・・・??
さてさて・・・・
次回から物語は動きそうです・・
ディスピアも復活しそうだし、ロックは・・・なぜか3人になってしまうし、
しかも・・・フローラ達3人からドレスアップキーを全て奪ってしまっていますからね・・・
予告編の3人の可愛い不思議そうな女の子は何なのだろう・・・
私、とっても気になります・・・・
(by 氷菓の千反田える・・・・)
あの子たちは・・・まさか先代の3人のプリキュア・・・??
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『トワゆい』良かったですね
この二人がこうして絡む回は
心の奥では期待していましたが
やらないと思っていました
トワイライトは
はるかの大切な絵本を
焼き消そうとしたことがありました
そして今回、スカーレットは
ゼツボークに踏みつけられそうになった
ゆいの絵日記を守りました
このシーンに胸が熱くなって潤っとしちゃいました
全体的には
ゆいちゃんのセリフに、とても感動しました
私はブログに
水着について、ああだのこうだの書きましたが
映像的には
「そういえば水着だった」くらいの印象で
ストーリーが極めて良かったと感じた回でした
それでは
ごきげんよう