吹奏楽経験者の方と話をするとよく
「タバコだけは肺活量が落ちるから、アルコールは嗜んでも構わないけどタバコだけは吸うな!!」と
よく言われた・・・なーんて話をする事がありますけど、
実際、タバコと肺活量の関係とかその科学的根拠ってどうなのだろう・・・?と思う時はありますね。
ま、私自身、実は生まれてから一度もタバコは吸った事がないものでその辺りの感覚はよく分かりませんけど
実際・・・・大学の吹奏楽団では、当時タバコを吸う人がかなり多かった・・・という印象はありましたね。
だけど、要は・・・
その①の続きではないけど「ロングトーン」といった基本を日々きちんと行っていれば
アスリートみたいな驚異的な肺活量はそれ程要求はされないような気もしますね・・・
だけど改めて「ロングトーン」はやはり基本中の基本!!
その①でも書きましたけど
中学の頃の自分は・・・・そのあたりの認識がまるで出来ていなくて
周りがなんなく吹いているから仕方なく嫌々朝練で単調なロングトーンを漫然とこなしているという感じでしたので
これでは・・・・上達する訳はないですよね・・・
「なぜロングトーンが必要なのか」という理屈をきちんと理解しないと、
ま、確かに・・・こうした単調な練習は持続は出来ませんよね・・・・
私がなんで高校に入ってから急激に「ロングトーンの大切さ」を認識しだしたかというと
それは、「男子校」というのも大きな理由なのだと思います。
とにかく・・・・男子校は・・・・木管奏者が少ない・・・・そして特に特に・・・・クラリネットパートは人がいない・・・・
中学の頃は部員70人に対してクラリネットは14~15人は常にいたと思いますけど
高校の頃は・・・・部員35~40人前後でクラリネットパートはわずか4~5人・・・・
つまり・・・「絶対的な人数」が決定的に足りていないのです。
だから・・・・
一人一人の奏者の役割が全然違ってくるのです。
どの場面でも「空吹き」とか「手抜き」とか「この部分は出来ないので吹けません・・・」という事は
絶対に許されないものがありました・・・・
そして何よりも人数が少ないから一人一人が「強く、優しく、美しく」吹かないと全く話にならない・・・・
(あれれ・・・この「強く、優しく、美しく」というフレーズは何だか・・・「Go! プリンセスプリキュア」と同じですね・・・苦笑・・)
入部して間もなくの頃・・・
「あれ・・・・自分のクラリネットの音色は全然クリアじゃないし、むしろ濁っている・・・」と
自分の下手さにすぐ気が付き
「これはまずい・・・」と思い、
とにかく先輩達に改めて一から教わりながら、アンブシュア・正しい呼吸法・ロングトーン・リードの調整法などを
とにかくひたむきに吸収していったと思います。
多分・・・・あの頃が私が10年間の奏者の中で一番真面目にひたむきに余計な事を考えないで
「クラリネット」に向き合っていた時期だと思います。
あの頃は・・・・
教室とか廊下で、メトロノームを相棒にして、とにかくロングトーンをしまくっていたというか
まずは・・・・
「自分が一番美しく出せる音はどの音だろう・・・」と考え初め
「中音域のCの音か・・・」
「それではCの音が美しく出せるようになったら次はDの音・・・」というように
当時の先輩たちの「美しい響き」を見よう見まねで吹いていき、
とにかく「美しい音」を一つの音でもいいから出せるようにしていこう・・!!としていったものです。
今回の第四話でチューバ初心者の加藤葉月が「リップスラー」に苦戦していましたけど
あれは・・・・要はレガート奏法みたいなもの・・・・
私なんかも・・・・
「どうすれば美しい音を出せるのか・・・」と試行錯誤の末、とある先輩のパクリに近い感じはありましたけど、
そうしたレガート奏法みたいなダーダー吹きみたいな感じの方が
何か美しく響くかな・・・と思えるようになり、
結果として・・・・自分のクラリネットの音色は「リズムが甘いベタベタ吹き」みたくなってしまいました・・・・(苦笑・・)
大学の吹奏楽団に入団して
よく「ヘンな奏法を身に付けちゃって・・・・」とよく指摘され、またまた色々と教わりながら修正は
かけていきましたけど
結局あんまり修正は出来なかったですね・・・・
やっぱり・・・楽器と言うものは・・・・
「初心者の頃に正しい奏法をきっちりと身に付ける事」が大切なんですよね・・・・

さてさて第四話は「パートリーダー会議」から始まりましたけど
これって・・・何か「政治」ではありませんけど
事前の根回しとリーダーの「決めるべき所は自分が最終決定する」という強い発信力が
求められるものですね・・・・
やっぱり小笠原晴香部長の「人はいいけどリーダーシップの弱さ」はここでもあまり良くない意味で発揮
されてしまいますけど、
それにしても・・・・前の晩に一応はお願いしておいた低音パートのパーリーのあすかが
するっと風見鶏のように逃げてしまうのは・・・・
なんか晴香部長が気の毒・・・と思ってしまいますね・・・
アニメでは「パートリーダー会議」の事をパーリー会議とかパーミーと略していましたけど
私が現役の頃は・・・
パー会とか言っていたような記憶が・・・・
このアニメでは「吹奏楽部」の事を「吹部」(すいぶ)と略して呼んでいますけど
何かあれは少し違和感があるのですよね・・・・
自分達の頃は、「吹奏楽部」は「ブラス」とか「ブラバン」と呼んでいたから
何かあのすいぶという言い方は少し抵抗がありますね・・・(苦笑・・・)


「吹奏楽部」の場合、練習方法とか練習メニューというのは、各団体でそれぞれ違っているとは
思いますが、
私の経験から書くと一般的には・・・・
仮に日曜日とか夏休みの練習の場合、AM9:00から練習開始と言うと
部員はAM8:15に部室にやってきて10分程度音だし
そしてAM8:30~9:00で、30分程度全体でのロングトーン
そしてAM9:00から30分程度全体合奏、この場で指揮者から前日の課題の確認とか
最初の全体合奏での問題点の指摘等を言われ
それを「反省点・課題」として各パートでAM11:00あたりまでパート練習
そして12:00あたりまで全体合奏
午後はPM16:00あたりまで全体合奏
そんな流れだったような印象があります。
そしてこのパート練習の際、
第三話で提示されたように、移動が難しい打楽器はそのまんま音楽教室を使用
金管は屋上か中庭
木管は教室を使用という感じになる事が多いです。
パート練習時には、指揮者は各パートを巡回し、そこで色々とパートごとに練習・指摘を行うのですけど
大体1時間半程度のパート練習ならば
全てのパートを一巡するのはまず無理な話で、大抵3~4パートくらいが限界だと思います。
ま、大抵、クラリネットとかトランペットのように「全体の足を引っ張るパート」は毎回毎回指揮者の巡廻の
格好のターゲットになるものですけどね・・・・(苦笑・・・)
私が中学の頃は・・・・
このパート練習なんてあの煩くて威圧的な指揮者の先生から一時的に逃れられる「ひと時の憩いの場・・・」という
感じでしたね・・・・
教室に入ると、皆リラックスしてしまい
あの音楽室での全体合奏での厳しい雰囲気はどこへやら・・・・
「やってられねーよ、あのクソたぬき野郎が・・・! あいつ本当に早く死ぬかとっとと他校に転任になればいいのに・・」と
全員でリラックス&指揮者の先生に対する悪口合戦&他パートの陰口合戦に
なってしまい、
そうしたクラネットパートの麗しき(?)お姉様たちのお付き合いをしていましたね・・・・(苦笑・・・)
大抵一年生部員が廊下の前で見張っていて、
その指揮者の先生が他パートのパート練習の視察を終えてクラリネットパートのパート練習の教室まで
近づいてくると
「タヌキ接近! タヌキ接近!! 各自練習体制に入れ・・・」と指示を出し
先生が教室のドアをガラッと開ける時は・・・・一応全員真面目に練習していた振りをしていたものですね・・・(苦笑・・)
アニメのトランペットのパート練習ですけど、
この後の展開として・・・・
孤高な1年生の高坂麗奈が自由曲の「イーストコーストの風景」の第二曲のコルネットソロを担当する事に
なるのですけど、
これに面白くないのが、白リボンの吉川優子・・・・
ま・・・彼女にしてみれば、大好きな3年生の中世古香織がソロを担当しない事とか
あのクソ生意気で滝先生に結果的にチクリみたい事をする高坂麗奈はまさに
「うざい後輩」みたいなものでしょうね・・・・
スクールバンドは、こうした日常の練習時のさまざまなトラブル・確執は・・・・本当に日常茶飯事ですので
やはり・・・・パートリーダーとか部長は・・・・
本当に大変ですよね・・・・


「ソルフェージュ」ですか・・・・
何かこれも懐かしいですね・・・・
ソルフェージュとは簡単に言うと、楽譜に書いてある事を声に出して歌う事なのですけど、
私は・・・・
これ苦手でしたね・・・・(苦笑・・・)
私、「初見演奏」は本当に全然ダメで、楽譜を渡されて1分後に吹いて・・・・と言われてもほとんど
吹けませんでしたね・・・・
そうそう・・・・
主人公の久美子は第一話ではポニーテールでしたけど
なんでポニーテールを止めたかと言うと・・・・
同じユーフォニアムのやる気のない先輩の中川夏紀もポニーテールでしたので
さすがに・・・・
同じパート内で同じ髪型が二人もいると、ヴィジュアル的に被ってしまいますからね・・・・(苦笑・・)
- 関連記事
-
スポンサーサイト
お疲れ様です…!ちなみに私は…昨日は医療事務の方と一緒の出勤でしたが、
その方が帰ってしまってから営業時間外に受付する事になり、その時は私一人
でしたし、その仕事が終わってやれやれ…と思いきや、とある大きな害虫が
店に入ってしまっていて…1人で退治するのはとても大変でした…。体の心配も
ありがとうございます!明日、明後日は関東を楽しみたいと思います☆
最新のチャイナみなみんに早速お誉めのお言葉ありがとうございました☆
ワンドロ絵ではありますが「健全なお色気」を感じて頂けてとても嬉しいです!
私はプリキュア絵を描く時はお色気よりは「可愛らしさ」を重視して描いている
つもりなので、普段お色気は少ないと感じて頂けていてそれはそれで嬉しいの
ですが(笑)、初めてコメントを頂けた時のハニーちゃんの生足の時もお色気の
部分を誉めて頂けて嬉しかったですよ!みなみんは大人っぽさ、美しい脚…
チャイナ服がよく似合うと思います☆ ちなみに…これが別の作品でしたら、
ふとももも見えてしまうようなスリット深めで描いていたと思います(笑)
そして私のチャイナ服も見てみたいと言って頂けた事も嬉しかったです(笑)
そういえば…ぬくぬく先生様も今春の映画は見ていらっしゃらないのですね。
気になってはいましたが、私も見ていないのでレンタル待ち状態です…。
スイートの映画版は私は見てないのですが、ぬくぬく先生様は最近ご覧になった
のですね!映画版自体…私はあまり見た事ないのですが、ハートキャッチ版は
フィルムコミックで内容を知っていて、本編を深く掘り下げる、というよりは
番外編のような感じでそれぞれに見せ場があるようなイメージ、他のシリーズ
もそうなのかと思っていました。でもスイートはミューズとメフィストの交流を
掘り下げていたのですね…!他のシリーズもそうですが、ますます映画版も
見てみたい気持ちが高まりました。
そして仮装アコイラストの丁寧な感想、ありがとうございました!!
あの時の仮装は…恥ずかしがるアコの姿が可愛くて仕方なくて前々から
描きたかったネタだったので…奥ゆかしさを感じて頂けて嬉しいです♪
アコは正真正銘の「プリンセス」ですし、Goプリメンバーにも負けず劣らず
プリンセスらしいと思います。それから…スイートではついに!ぬくぬく
先生様の元にメロディのフィギュアが届いたのですね!そちらの記事も
楽しみにしています☆ ちなみに私は…スイート×Goプリネタで響を描き
進めているのですが…思ったより時間がかかってしまったので、せっかく
だから今の絵を少しアレンジして最新の衣装版に手直しして5月中には
upできたらなぁと思います。その前に来週のGoプリのアロマの公式の○○化
(念の為キーワードは伏せますね)が嬉し過ぎて来週はそのネタになりそう
(というか今からpixivには投稿予定です!)&事情があって早めの完成を
目指す事になったキュアパッション…等を優先してしまいそうでは
ありますけどね(汗)それにしてもシャットは…ぬくぬく先生様の
おっしゃる通りの台詞で散ってしまいそうですね(汗)
それから吹奏楽部時代のお話ですが…私は優しくもなく、ふわっともして
なかったと思います(汗) 当時のクラリネットパートは…おとなしい人が
多かった印象で衝突はなかった事もあり「怒る」事はほとんどなかったですが
しっかりまとめていた…とは言えないと思いますし、頼りのない先輩だった
と思います。吹奏楽部は…学校によって異なるとは思いますが、私の
イメージでは、男子はかなり少なめな印象で…1学年に女子10人:男子1人
位の割合で1学年に男子が1人もいない代もありました。…当時の男子部員は
ほとんど女子の中、肩身が狭かったのではないかなぁと思いますし、ぬくぬく
先生様にとってパートリーダーのお姉様が「畏敬」の対象だったのは
仕方のない事だったかもしれませんね…。
そしてソルキャに興味を持ってくださって本当にありがとうございます!
ブックオフ等にはあまりないのですね…。ぬくぬく先生様のおっしゃる
通り、「部員同士の心理ドラマ」の印象が強く、私も知っている曲名が
が出てくると嬉しくなります!特に「トランペット吹きの休日」は
大好きな悟偉様や奏馬先輩が吹いている姿を思い浮かべながら何度も
聞きました(笑)ちなみに…やはりジャンプの世界は厳しい事もあってか
アンケートの結果で掲載権も決まっているようで…ソルキャの場合は
週刊少年ジャンプ→ジャンプNEXT→そして今夏からジャンプ+…と
移動が激しい作品です(汗)NEXT時代は続きは数ヶ月待ちでしたが、ジャンプ
+に移動後は週刊連載になるようなので、毎週楽しみになりそうです!
…ちなみにジャンプ+では、「ニセコイ」のアニメになった話を放送後
しばらく読めたり、小野寺さんが主役のスピンオフ「マジカルパティシエ
小咲ちゃん」他、お気に入りの作品もあるのでスマホ環境になってからは
愛読しています(笑) 長文失礼しました。遠征中もご更新楽しみにして
いますね。ではここまで読んでくださり、ありがとうございました!