最近ふと感じた事ですが、
プリキュアシリーズって意外と転校生が多い・・・
何かプリキュアの転校生と言うと、舞・くるみ・せつなのように無難で優秀な方もいる反面、
つぼみ・エレン・みゆき・まこぴー・ひめのように
ポンコツ転校生の方が多いのも・・・、ま、プリキュアの宿命みたいなものでしょうかね・・・・(苦笑・・)
次期プリキュアのはるかも転校生のようですが、
ま・・、この方は・・・・・
まだ放映開始前なのですけど、
既にアホッぽい香りがぷんぷんの「ポンコツ転校生」の予感がしますね・・・・(笑)
1/15は・・・・
テレビ埼玉でやっている「スイートプリキュア」の再放送がありましたけど、
こちらも残り10回程度・・・・・
ピーちゃん(ノイズ)が本格稼働するなど、こちらも最終決戦が近づきつつあります・・・・
最近「スイート」を見ていて思ったのですけど、
スイートは、響(キュアメロディ)という「核」となるべきリーダーがでーんと腰を据えている感じも
する一方で、
響以外のメンバーは意外と気が強い人が揃っている印象もあり、
何か面白いと思います。
歴代プリキュアの中では、ある意味最強の(?)「怒りっぽさ」と「芯の強さ」を秘めている奏・・・
ハミィに対する「黒い嫉妬」の感情を乗り越えた分、「人としての強さ」が感じられるエレン
響いわく、生意気で手のかかる妹みたいなんだけど、毒舌家でもあり、その「気の強さ」は初めから
定評のあるアコちゃん・・・
4人の中では、実は一番繊細でナイーブなのは「響」・・・・というのも実に面白い所であり、
「4人の組曲」という位置づけに相応しい作品だな・・・・とも感じてしまいますね。
音楽的には、4楽章から構成される「組曲」(スイート)というものは、
パターンとしては・・・・
快活な第一曲、温和で優しい第二曲、少し風変わりな第三曲、勇壮な第四曲という感じのものも
多いと思いますが、
各曲の性格は、それぞれバラバラで個性的・・・
だけど曲全体を貫いている「テーマ」みたいなものもあったりして、そのテーマからはみ出さないような形で
各曲は構成され、
その中で各自が「主張」している・・・
「スイートプリキュア」も何かそうした「組曲」に相応しいメンバーの構成があり、
ひびかなというでーんと腰がすわったカップルが主軸にいて
少し生意気なアコ
少しポンコツなエレンがいて、
4人が最終的には、まとまりながらも「個性」はきちんと発揮している・・・・
そんな作品のようにも感じられますね。
「プリキュア」というと、
例えば「スマイル」のようにメンバー全員がほぼ「ポンコツ」であったり
「ドキドキ」のようにメンバー全員がほぼ優秀で聡明というのもあり、
チーム全員が「一つの方向性」を向いているという統一感も大変面白いとは思いますが、
今作の「ハピネスチャージ」とか「スイート」のように
メンバー各自の個性がそれぞれ異なりバラつきがあるというのも大変面白いと感じます。
ま、その極端すぎる例が「ハートキャッチ」の世界なのかな・・・・
果たして第10代目の「プリンセスプリキュア」はその意味ではどういう方向に行くのか・・・・
そうした意味でもとても楽しみですね。
今回の「スイート」は、全体としては「少しギャグ的要素」もある日常回という位置づけかな・・・・
だけど、最後に・・・・
ピーちゃんがとんでもない事をしてくれて、
「あ・・・、いよいよスイートも最終決戦の舞台に近づいてきたな・・・」みたいな印象もあったりします。
全体的にはアコちゃんの意地っ張りとか
4人の「チームとしての結集」が大変素晴らしい回であり、見ていて「爽快な感じ」はありましたけど、
最後にストーンと「不安感」でもっと落としてくれました・・・・
この回を3年ほど前にリアルタイムで見ていた頃は
「えーー、どうせなら最後まである程度のハッピー感で締めればいいのに・・・」という印象を抱いたものですけど、
スイートの話を既に把握している現在の視点から見てみると・・・・
「うーーん、いかにも幸福と不幸は交互にやってくもの・・・」というスイートの終始一貫したロジックを
反映しているな・・・・と
つくづく感じてしまいますね・・・


今回は・・・・
やっぱり意地っ張りで少々「小生意気」なアコちゃんモードが全開!!
音符集めの際、アコちゃんより数段身長が高いエレンが、高い位置にある音符をゲットした際も
それがお気に召さないようで・・・・
ぷくーーっとふくれたり、
シークレットブーツ
(→黒ミューズ時代に「身長差」をこれでごまかしていたことがついに公式でも明らかに
なりましたね・・・・、やっぱ竹馬じゃなかったんだ・・・・苦笑・・・)
を履いたりと、
やっぱり「生意気な妹」モードが全開でした・・・・
こういうアコちゃんを見てると・・・・
「こんな生意気な妹もいいもんた゜な・・・」と思ったりもしますね・・・・(苦笑・・・)

こういう何気ない仕草なんですけど
「立ち膝」をしているメロディーがとっても可愛い・・・・・!!
メロディーって、ハッピーとかラブリーみたいな「天使みたいな可愛さ」という訳ではなく
ピーチのような「圧倒的な美神、女神」という感じもないし、
ハートのような「圧倒的な存在感」という感じてもないのだけど、
別に「男勝り」という感じは全然しないのに、何か「不思議な中性的魅力」があるのですよね・・・・
可愛いけど何かボーイッシュみたいな香りもある・・・・
歴代ではどちらかというと、いつき・なぎさに近いのかな・・・・

「4人のチームとしての結束」を誓うように、4人で手を合わせるシーンは
この日の一つの「白眉」(クライマックス)でしたね!!
EDもOPも前回から「4人ヴァージョン」になっていましたけど、
特にエンディングのダンスは、4人揃うと「華」がありますね・・・・
ま、もっとも今まで「ハミィ」がいた位置にミューズが立つことになってしまいましたので、
EDにおいては、ハミィはすっかり影が薄くなってしまいましたけど・・・・(苦笑・・・)
ま・・・、アニメ本編では
ハミィは相変わらずのマイペースで、
フェアリートーンから音符が消滅した際も、ひたから奏のカップケーキを食べまくっていましたけどね・・・(苦笑・・)

初期の頃は、戦闘面では「やや弱いかな・・・」と感じる事も無くは無かったリズムも
この頃は、すっかりたくましく力強いプリキュアに成長・・・・
またこの頃は、初期の頃のような「怒りっぽさ」はすっかり影を潜めてはいましたけど、
「自分を持っている」とか「芯の強さ」とか「決して泣いたりしない内面的強さ」は
響ですら足元にも及びませんけどね・・・・・

さてさて・・・・
フェアリートーンが「頭巾」を被って、音符か逃げないようにするその格好は
なんだかとてもお茶目・・・
しかし・・・
それでもピーちゃんは、既にノイズだったのですね・・・・・
(次回に続く・・・・)
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