今度の「プリキュア10周年おめでとうメッセージ」はキュアソード(まこぴー)です。
この回はソードと同じく紫系のいおなのメイン回でもあるから
同じ紫同士合わせてきたのかな・・・??
だけど個人的にはいおなの恋話もかなり期待していますし、面白そうな展開になる事を期待しています。
これで残りの挨拶は、ミューズとホワイトのみ・・・
このキュアソードですけど
私は結構好きでしたね・・・・
初期の頃は、孤高で凛々しい感じのプリキュアですけど
段々と化けの皮が剥がれてきたのか(??)
エース登場以降は、急速に「ポンコツ化」が進み、
優秀なドキドキメンバーの中で唯一「おまぬけさん役」もこなせていたような印象もあります。
ま、だけど最終決戦前後からは、初期の頃のような「凛々しさ」・「力強さ」も再度感じさせてくれ
全体としては「カッコいい」という印象の方が強いですね。
でもまこぴーと言ったら何といってもあの伝説の神回ともいうべき第40話が
群を抜いて素晴らしかったですね。
歴代プリキュアには数々の名シーンとか神回が存在しますけど、
まこぴーのこの回は、自分にとっても「歴代プリキュア名シーン」のベスト10には間違いなく
入ると思います。
そのくらい印象深い回でした。


ドキドキプリキュアのメンバーって、歴代プリキュアの中では珍しいほど
全員聡明・優秀なのですけど、
特に、マナ・六花・ありす・亜久里の聡明さは恐ろしいほど高いレベル・・・
前作「スマイル」のボンクラメンバーの多さから見てしまうと、その優秀さが際立ってしまいます・・(笑)
今作「ハピネスチャージ」のポンコツメンバーから見てもレベルの違いは一目瞭然・・・・(苦笑・・・)
過去のプリキュアシリーズでは、
一つの楽しみ方として、
初登場時のボンクラ・マヌケ・へたれからいかに最終決戦時までに「成長」しているか
その進化を共感しながら楽しむという事があると思います。
だけど「ドキドキ」の場合、
初登場時から、マナ達は優秀・聡明だから、
歴代と比較してみると、
「成長性」というキーワードは比較的弱いのですよね・・・
キュアエースの登場は、優秀なメンバーだからこそ、「外部からの刺激」というのか
「メンバーの更なる成長を求めてやや上から目線の追加戦士を入れた」という
意図も感じさせてくれます。
だけど、その中で剣崎真琴というか、キュアソードだけは、
元々「トランプ王国」という別世界の出身者であり、
人間界の常識とか知識にやや欠ける面があり、
それにプラスとして、当初の本人の
「仲間なんていらない」とか「自分がやらないと・・」という孤高さも加わり、
「ドキドキ」のメンバーでは唯一、「成長」という伸びしろがあったプリキュア何だなーと
思います。
「ドキドキ」の場合、もう一つ大事な要素があって、何かと言うと
「レジーナ」という問題・・
レジーナは、簡単に言うと、キュアソードの故郷である「トランプ王国」を滅亡させた張本人の
キングジコチューの娘という立ち位置・・・
ここで重要なのは、レジーナ自身はトランプ王国滅亡には全く関与していないという点。
レジーナが、マナ達の前に出現した際、
ソードが有無を言わさず「私はあなたを許さない!」とプリキュアの姿に変身した事が
当初のソードの心理状態を示唆していますが、
当のレジーナとしては、「そんなの知らない・・・」というのはむしろ自然な反応・・・
ここで、
マナの「敵とは友達になってはいけないのか・・?」という難しい問題が出てきて、
色々な紆余曲折があって
最終決戦までレジーナを巡る色々なドラマが展開されていたと思います。
マナの場合、すごい点は
初期の頃から
「レジーナは、ジコチュー幹部とは何か違う・・」
「レジーナにも愛する心が存在している」と看破し、
初期の頃から、レジーナに対して絶対の信頼をしている点なのだと思います。
勿論、ソードのように、自分の故郷を滅亡させられたという当事者意識の高い人間と
そうでもない人間との温度差はあったと思いますが、
それでもすごい・・・
その過程で色々あったのですけど、最終的にソード自身も
「マナがそう信じるなら自分も信じてみよう」という気持ちに変化していき、
「汝の敵を愛せよ・・・」みたいな感覚がソード自身に芽生えていったのが
ソード自身の成長ではないのかなーとも思います。
そうした中での第40話でした・・・
「自分たちは今でもレジーナが好きだし、信じている」という気持ちを何とかレジーナに伝えたい・・
だけどレジーナが出現すると、戦闘モードに嫌でもなってしまい、
中々そうした気持ちを伝えられない・・・
それならば、歌として伝えれば良いのでは・・・と考え、
人間界ではアイドル歌手でもある剣崎真琴の「新曲発表会」という形で
臨んだのがあの40話だったのです。
この回の白眉は、何といっても
歌いながら、レジーナに近づいていき、
レジーナの槍を素手で受け止め、最終的にキュアソードの姿になりながらも
一番までを全部歌いきった場面ですね・・・
ソードが槍を受け止めながら
歌っている背景で、
ダイヤモンドがイーラと、ロゼッタがマーモと、ハートとエースがジコチューと戦っているシーンが
この場面を更に引き立たせていましたし、素晴らしい演出だったと
思います。
あの「こころをこめて」という曲は、ホント泣かせる曲ですよね・・・
以前も一度書いたと思いますけど改めてこの歌詞を記載すると・・・・
ひとりきりで不安な夜
歌を口ずさむの
震えそうな暗闇でも
チカラがわくから
言葉と音符ひとつひとつが
まるで奇跡のかけら
ハミングすれば
シャララひろがる
それは未来へ響くメロディ
こころをこめて わたしは唄おう
声を届けたい はるか彼方まで
あの日のように希望灯す
フレーズを羽ばたかせて
願いをのせて 明日(あす)も唄おう
大事な人が そこにいる限り
昨日よりも もっとまぶしい
その笑顔にまた逢いたいから
忙しくて忘れていた
かけがえのないもの
みんなといて想い出した
やさしいぬくもり
不器用すぎて 素直じゃなくて
遠回りするたびに
いちばん星に
誓った想い
永遠(とわ)に変わることないストーリー
こころをこめて 一緒に唄おう
こんなに広い世界の片隅
あふれだした涙さえも
いつの日か輝かせて
小鳥さえずる 春のそよ風
潮騒はこぶ 夏の太陽も
瞳の奥映しながら
愛しさをずっと 伝えてゆこう
こころをこめて わたしは唄おう
声を届けたい はるか彼方まで
あの日のように希望灯す
フレーズを羽ばたかせて
願いをのせて 明日(あす)も唄おう
大事な人が そこにいる限り
昨日よりも もっとまぶしい
その笑顔にまた逢いたいから
この曲、本当に何かじーんとくる曲で
一人きりで車の中等でこの曲が収録されたアルバムを聴くと
何かとても胸にこみあげてくるものがあります。
本当に素晴らしい曲だったと思います。
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