
カスタネットというとなんとなくですけど「どんなアホでも叩けば音は出る簡単な楽器」という誤ったイメージがありそうな
打楽器なのかもしれないですけど、実際に管弦楽や吹奏楽で使用されるカスタネットの奏法は大変難しく、
私自身、高校3年の時の定期演奏会で演奏した曲目の一つがリムスキー・コルサコフの「スペイン奇想曲」だったのですけど、
あの時もパーカッションパートで特に第5曲でカスタネットを担当していた奏者は、あの独特な切れ味鋭いカスタネットの
リズム感を出すために相当裏では苦労していたと思いますし、朝練習や全体練習が終わった後でも一人黙々と
カタカタとカスタネットを刻んでいた光景が大変印象的でもありますし、ああした光景を見ると言えることはカスタネットは
決して簡単な楽器ではないし、少なくともどんなアホでもすぐに全体練習に参加できるような簡単な楽器ではないと思いますし、
同様な事はトライアングルにも言えると思います。
カスタネットは木製の打楽器で、体鳴楽器に分類される打楽器の一つです。
スペインで特に発達した楽器であり、スペインの民族音楽に欠かすことはできない楽器であり、
スペインの舞踊フラメンコにおいては、今現在も踊り手にとっては必要不可欠な楽器でもあります。
カスタネットの情熱的なリズムの刻みは心地よいですし、あの躍動感は素晴らしいです~♪ あのカタカタと小気味よいリズムを
耳にしただけで既に気分は南欧気分になりそうです。
カスタネットは、手のひらに納まるくらいの丸い貝型の木片を2枚合わせ、これを打ち合わせることによって音を出す楽器
なのですけど、端にひもを通してつなげ、このひもに親指を通して楽器を保持したり2枚の開き具合を調整しますし、
基本的には音程がわずかに異なる二つのカスタネットを右手と左手の両方に持ち、一般的には音程が高い方のカスタネットを
右手に持つことがスタンタードです。
ららマジでカスタネットを担当しているのは奥村映という中性的な雰囲気の高校2年生のJKさんでけど、
カスタネットを使ったフラメンコが特技で、カスタネットの手入れも欠かさず行うとの事です。
ららマジの打楽器パートのトライアングル奏者はかなりの不思議ちゃんの女の子なのですけど、奥村映も少しそうした
不思議ちゃんみたいな雰囲気も無くはなく、どちらかというと男性的でもないし女の子そのものという感じでもないし、
少し不思議な中性的な女の子という印象もあったりします。
少しだけ鈍感な性格というのも、不思議ちゃん系としての浮世離れした性格の為せる業なのかもしれないです。
食べることも大好きで意外と大食い・・?という設定も大変面白いですけど、後述しますが、大食いキャラで少しミステリアスで
中性的な雰囲気を有するJKさんというと思い出すのは「ラーメン大好き小泉さん」の小泉さんなのですけど、
確かにあの二人はどことなくですけど雰囲気が似ているようにも感じられそうですね~♪
おばあちゃんっ子で、年齢にそぐわない独特のセンスを持つという点は、今年の夏アニメの「女子高生の無駄づかい」で
登場していたおばあちゃんっ子のロリを彷彿とさせるものがありそうです。
バトル時においては、自身の周囲に浮かぶカスタネットを放って攻撃したりもします。

上記でもチラっと触れたのですけど、どういう訳か日本においては「カスタネット=簡単」とか
「どんなアホでもすぐに合奏に参加できる」という間違ったイメージが浸透しているのは、多分ですけど、
上記画像の「教育用カスタネット」の存在があるのかもしれないです。
教育用カスタネットは、小学校の教育用楽器または幼児のおもちゃとしてよく見られているのですけど、
本来のカスタネットと違って口を開いたままの楽器ですし打ち合わせるだけで簡単に演奏できるため、今でも幼児または
小学校低学年の音楽の教育に使用されていたりもします。
今現在では100均のおもちゃコーナーでも売られている事もあったりします。
この教育用カスタネットは赤と青の二つの部分から構成されることが多いですけど、赤い方に突起があり
これを下とすることが多いように思われます。
確かにこの教育用カスタネットは簡単に音は出ますけど、実際に管弦楽団や吹奏楽コンクールで使用されるカスタネットは
この教育用の安物楽器ではありませんし、フラメンコのダンサーが使用されているのは、冒頭画像の奥村映が
両手に持っている本来のカスタネットです。

より演奏を簡便にし、速いリズムが演奏できるようにしたカスタネットとして柄付きカスタネット、コンサートカスタネットが
あります。
管弦楽団の演奏会や吹奏楽コンクールで使用されるカスタネットは上記の柄付カスタネットの方が多いと思います。
柄付きカスタネットは、柄を持って膝の上で叩き、ロール奏法の場合は人差指をカスタネットの上まで伸ばし、
カスタネットが膝と人差指に交互に当たるように、手首と腕を上手く使ってカスタネットを上下に動かし、左右の手は
交互に均等に動かします。
クラシック音楽でカスタネットが使用された楽曲はたくさんあるのですけど、やはりスペインの作曲家とか
フランスやロシア等のスペイン以外の作曲家がスペインに憧れと敬意の気持ちを有してスペインを感覚的にイメージして
作られた曲が多いです。
具体的にいくつかカスタネット使用の楽曲を挙げてみると・・
C.サン・サーンス / 歌劇「サムソンとデリラ」
R.シュトラウス / 楽劇「サロメ」~七つのヴェールの踊り
リムスキー・コルサコフ / スペイン奇想曲
C.ドビュッシー / 管弦楽のための映像第Ⅱ集・第二曲・イベリア
(特に街の道と田舎の道のカスタネットの切れ味鋭い躍動感は素晴らしいです!)
J.イベール / 交響組曲「寄港地」~Ⅲ.ヴァレンシア
M.ラヴェル / 道化師の朝の歌 ・ スペイン狂詩曲~Ⅳ.祭り
S.プロコフィエフ / ピアノ協奏曲第3番
アルベニス / スペイン組曲
(アルベニスはスペインの作曲家ですので、本場のノリはとにかく圧巻です!)
M.ファリア / バレエ音楽「三角帽子」
J.マスネ / 歌劇「ル・シッド」~バレエ音楽
チャイコフスキー / バレエ音楽「白鳥の湖」~スペインの踊り
B.ブリテン / ソワレミュージカル~Ⅳ.ボレロ
C.オルフ / 世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」~第三部・第8曲・今こそ愉悦の季節
吹奏楽オリジナル作品ですと、A.リードの「エル・カミーノ・レアル」と第二組曲「ラティーナ・メキシカーナ」が
大変印象的です!
こうやって列挙しただけでもスペインの澄み切った青空と情熱が目に浮かびそうですね~♪

話を再度「ららマジ」にもどしますと、カスタネット担当の奥村映はららマジ屈指の大食いキャラともいえそうですし、
食べるのが大好き~♪というすてきなJKさんであったりもします。
普段もそうですし、カスタネット叩いている時もどちらかというと無表情で中性的な雰囲気を醸し出していますけど、
食べている時は普通の女の子という印象でもありそうです。

大盛ラーメンを食べている奥村映もとてもかわいいですね~♪
少しミステリアスで長髪の美少女がおいしそうに大盛ラーメン食べている姿は、やっぱり「ラーメン大好き小泉さん」と
被りそうですね~♪
ラーメン大好きで大食いの女の子は、小泉さんも奥村映も含めて意外と中性的な女の子が多いのかもしれないです。

上記はららマジのお話でしたけど、奥村映が食べているラーメンはなんだか秋葉原の野郎ラーメンの
メガ豚野郎みたいなボリュームがありそうですね~
2018年の冬アニメの「ラーメン大好き 小泉さん」の第9話においてもこの秋葉原の野郎ラーメンが登場し、
そこで登場していたラーメンは「メガ豚野郎」でした~!
メガ豚野郎のチャーシューは、噛み応えのあるしっかりした肉ですし、適度な柔らかさもあって旨味が一気に口内を駆け巡る
感じは圧巻だと思います!
チャーシューの厚みとボリュームも素晴らしいですけど、肉と野菜の壁が崩れかけたところでようやく麺に到達しますけど、
あのボリュームは特筆すべきものがあると思います。
とてつもないボリュームのメガ豚野郎であっても、小泉さんは普通に来店している所は「さすがラーメン女王!」と
感じてしまいますし、圧倒的な勢いであっという間に完食してしまう小泉さんはやっぱり只者ではないです・・
奥村映も秋葉原の野郎ラーメンに行ったとしたら、美味しそうにメガ豚野郎を完食されて、小泉さん同様にふはーと
されているのかもしれないですね~♪

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野郎ラーメンのメガ豚野郎
(分厚いチャーシューとボリュームたっぷりのもやしに隠れて麺すら見えないカオス状態です!)
アニメ版「ラーメン大好き 小泉さん」第9話にて、実店舗の秋葉原と渋谷等で店舗を構えている「野郎ラーメン」が
登場し、この回ではメガ豚野郎という山のように盛られたもやしとキャベツの野菜炒めと大判チャーシューが
まるで山のようになっているハイパーボリュームラーメンが出てきていて、
ラーメンなんだけど本当に果たして麺までたどり着くのだろうか・・?みたいな感じすら漂うとてつもないボリュームのラーメンが
大変印象的でもありました。

アニメ版9話に登場していた坊主頭の中学生はケンタという実は中村美沙の弟でもあったのですけど、
以前このメガ豚野郎を完食出来ず仲間から「だっせ~」と言われたことに対する悔しさからのリベンジから、再度野郎ラーメンに
来店するのですけど、そこで出会ったのがあの小泉さんだったのです!
ケンタとしては「メガ盛りのラーメン店で特大ラーメンを食べるのが男としての本分!」みたいに感じていたのかも
しれないですし、「大盛をバクバクと食べれちゃう人にはなんか憧れてしまう~!」みたいなものがあったのかもしれないですけど、
そうした大食い系のラーメン店に一見普通の美少女女子高生にしか見えない小泉さんが来店し、
その見た目のギャップとは裏腹にあのとてつもないボリュームの「メガ豚野郎」を食べまくっている光景を見たとしたら
中学生の男の子としては、カルチャーショックだったのかもしれないですし、そうした小泉さんに対して
実はひそかなあこがれの恋心を抱いてしまうのも普通の流れだったのかもしれないですね~!
それは別にケンタに限らず大澤悠のお兄ちゃんも、朝から煮干しラーメンを食べている小泉さんとすれ違った際に
「美少女から煮干しの匂い」を感じ取ったと悠に漏らしたとおり、
中学生にとっても大学生にとっても小泉さんのような「美少女なのにラーメンを食べまくっている」というギャップに
萌えとか淡い恋みたいなものをひそかに感じ取るものなのかもしれないです・・
前、中学の奴らと来た時は…俺だけ残しちゃったんだよな
リベンジ!今日は絶対完食する!
(そこに小泉さんが来店し、あのメガ豚野郎を注文します・・)
おまたせしましたーメガ豚野郎のお客様ー
あーあ…メガ・・もう見るからに絶対俺と同じパターンになるよ…この人・・とその時点ではケンタは感じていたのでしょうけど、
その結果は言うまでもなく、とにかく食って食って食いまくる小泉さんに愕然となるケンタなのでした・・
このシーンではケンタが小泉さんがさぞ自分に対して
「伸びるぞ!そこの豚野郎…!」と発しているような妄想を脳内に抱いてしまいます・・
あの小泉さんの視線はすてきでしたし、いかにも「この豚野郎が~! これっぽちのラーメンも食えないのか~!」と
言っているような雰囲気もありました。
9話ではケンタが小泉さんに気を取られラーメンを食べないで、小泉さんにある意味愕然とした雰囲気で
見とれていたら・・
小泉さんに「 のびるぞ!そこの豚野郎!! 」って言われていたような脳内妄想のあのシーンは、
視聴者にとっても中村美沙の弟にしても「よくぞ罵ってくれました~」というある意味ご褒美演出だったのかも
しれないですね・・
小泉さんはリアルでは無口ですので少なくともそうした「豚野郎!」みたいな事は(大澤悠以外には)
言わないのでしょうけど、「この豚野郎が~!」なんていうセリフを口に出して言いそうなのは、
アズールレーンで例えると「このヘンタイがっ!」のセリフでお馴染みのハムマンなのかもしれないですね・・
それにしても小泉さんは、ラーメン二郎・天下一品・野郎ラーメンなどなど、普通のJKが入りにくいようなラーメン店にも
何の抵抗も恥じらいも無く入っていってしまうのは、そこには小泉さんのすてきなラーメン愛のなせる業なのかもしれないです。
(その日の中村家)
美沙 : ケンター?夕飯だってー
ケンタ : …要らない・・今、俺は…豚野郎で満たされてるから
美沙 : ママー!ケンタがキモいんだけどー!
確かにケンタがそうした淡い恋心とか憧れみたいなものを有してしまうのも分かる気はしますよね~
もしも実店舗で小泉さんみたいなすてきな金髪美少女JKがおいしそうにガツガツとメガラーメンを食べまくっている光景に
出くわし、ラーメン完食後にソフトクリームをおいしそうに食べて「ふはー」としてしまう姿を見たら
私だってそうした美少女JKに陥落してしまうのかもしれないです・・
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