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プロフィール

ぬくぬく先生 

Author:ぬくぬく先生 
開設当時は、1980年代吹奏楽コンクールの花輪・秋田南・就実・仁賀保・屋代等の素晴らしい演奏を後世に少しでも伝える事が出来ればいいなと思ってこのブログを始めたのですけど、いつのまにか「東方Project」がメインになってしまいました・・・
最近は「艦これ」も大好きです!!
吹奏楽も東方も自分が感じた事を少しでも後世の方に受け継がれるべきものが残せればいいかな・・と思っています。
ちなみに、「大好きプリキュア四天王」は、ドリーム・メロディ・ハッピー・ラブリーです。
ドリームとメロディは自分の中では既に殿堂入り状態ですけど、
現在はラブリー大好き!!のラブリー一辺倒です!!
リアル社会では、建築関係のクレーム&アフター責任者を専従し、毎日毎日クレーム対応に当たる日々です。
裏の顔は東方と吹奏楽とクラシック音楽一辺倒です・・・
特に特に大好きな作品は・・・プリキュア5とスイートとハピネスチャージです!!
ちなみに、奥様は・・・ミルキィローズとセーラームーン好きの管理人以上のおこちゃまです・・・
東方で大好きなキャラは、とにかく大好きキャラがてんこ盛りで、全員大好き!という感じなのですけど、特に、さとり様・ゆかりん(紫様)・早苗さん・こいしちゃん・アリスはお気に入りです!!
吹奏楽では・・ネリベルの「二つの交響的断章」と「アンティフォナーレ」、スパークの「ドラゴンの年」、リードの「オセロ」と第二組曲「ラティーノ・メキシカーナ」、パーシケッティーの「仮面舞踏会」、C・スミスの「ダンス・フォラトゥーラ」などが死ぬほど好きで、クラシック音楽では、ウォルトンの交響曲第1番と矢代秋雄の交響曲、プロコフィエフの交響曲第5番、アーノルドの交響曲第2番、第4番、ショスタコの交響曲第7番「レニングラード」、マーラーの交響曲第3番「夏の朝の夢」、ハンソンの交響曲第2番「ロマンティック」、ストラヴィンスキーの「火の鳥」、ベルクの「ヴァイオリン協奏曲」、ラフマニノフの「交響的舞曲」などが大好きです!!
クラシック音楽を吹奏楽にアレンジし、そのコンクールヴァージョンの演奏としては・・・
1982年の就実高校の「幻想舞曲集」と
1987年の習志野高校の「ダフニスとクロエ」第二組曲の演奏、そして、
1987年の雄新中の「エルザの大聖堂への厳かな行列」が
まさに私の「原点」です。
最後に・・・
私の吹奏楽との関わりの真の意味での「原点」は・・・
1979年の市立川口高校の神がかり名演としか言いようがない
「二つの交響的断章」に尽きると思います!!


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東方Projectの世界は幻想郷を舞台に、人間・鬼・妖怪・亡霊・幽霊・妖精・妖獣・天狗・吸血鬼・天神・女神様・貧乏神・
疫病神・閻魔様・天人・神々たちなどたくさんの種族たちが登場していますけど、
実は意外と日本古来の古典をベースに形成されている作品も幾つかあったりします。
その代表例が「竹取物語」の東方永夜抄と「一寸法師」の東方輝夜城と言えるのかもしれないです。
「東方深秘録」のメインモチーフは都市伝説でもあるのですけど、それも見方を変えると昔のお伽話を
現代風にアレンジしたものが都市伝説と言えなくもありませんので、
あの作品は意外と東方古典シリーズみたいな側面もあるのかもしれないです。

「竹取物語」が直接作品に反映されたものが言うまでもなく「東方永夜抄」であるのですけど、ここから派生した話として、
東方儚月抄もそうだと思いますし、東方紺珠伝もそうですし、
上記で東方深秘録の事を記しましたけど、東方深秘録~東方紺珠伝~東方憑依華の一連の作品は実は
かなり密接した関連性がある事は当ブログでも過去の記事で既に散々取り上げさせて頂いた通りではありますが、
そうやって考えてみると東方の世界を振り返ってみると「月の民」たちの存在と言うのは
東方の世界にかなり深い影を落としているという事なのだと思わずにはいられないです。

そして東方の世界で「竹取物語」というと真っ先に連想されるのは言うまでもなくかぐや姫がモチーフになっている
蓬莱山輝夜であるのですけど、輝夜と並んで大きなウェイトを占めるのが藤原妹紅だと思います。
そして古典の竹取物語においては、藤原妹紅の父親が結構重要な役割を担っていたりもします。

竹取物語の話の中で、かぐや姫に求婚をしたもののかぐや姫から地上では入手困難な贈り物を
プロポーズの代償として要求する話が出てきていましたが、
妹紅の父親のとある貴族もかぐや姫(蓬莱山輝夜)に求婚し、要求された「蓬莱の玉の枝」を苦心して用意したものの、
輝夜にそれを偽物扱いされて恥をかかされてしまい、それ以来妹紅は輝夜を目の敵にしているという背景があります。
父親が輝夜に大恥をかかされたため輝夜を恨むようになった妹紅なのですけど、
月からのお迎えの使者が来た事により、妹紅をはじめ地上の人間は輝夜は月に帰ったものと思い込んでしまいます。
(実際は永琳が月の使者を全員殺してしまい、永琳と輝夜はそれ以降はずっと地上の世界に居続けたという
事に気が付くのは、妹紅が幻想郷に流れ着いた以降のお話と言うのも気の毒な感じもあります・・)
妹紅は、せめて何か輝夜が困る事をしてやろうと思い立ち、
輝夜が帝と竹取の翁に贈った蓬莱の薬の強奪を計画する事になります。
この強奪計画も色々あり、富士山の噴火を鎮める女神「木花咲耶姫」によって富士山で薬を燃やすことは禁じられ、
護衛の兵士達全員を殺されてしまい、その時激情のあまり、後先の事を考えずにやけになってしまった妹紅は、
一時の感情というのか咄嗟の思いつきで、瞬間的にその蓬莱の薬を飲みほしてしまいます。
要は、魔が差したという事なのだと思います。
結果的に一瞬のそうした行為が未来永劫自分を苦しめる事になってしまうなんて、
その時点の妹紅は想像もしていなかったという事なのだと思われます。
事実、「東方永夜抄」の小説版において妹紅は「当時の自分の幼稚な意地だった」と自分の心境を告白しています。

不老不死になった妹紅はまったく成長しないことを周囲の人間に訝しがられるのを嫌い人目を避けるようになります。
一つの場所にとどまることができなくなり、何不自由なく暮らす事のできた貴族の娘から
妖怪退治を生業としながら妖径のように孤独な流浪生活を送るようになり、
そして行きついた先が幻想郷の世界であり、そこで妹紅は輝夜と再会を果たす事になるのです。
不老不死になったばかりの頃の妹紅でしたら、輝夜を見た瞬間に「こいつ、ぶっ殺す!」みたいな感覚に
陥ったのかもしれないですけど、「時間」がそうしたわだかまりを解決したと言えるのかもしれないです。
同じ不老不死の境遇である輝夜に対し、「なんだ、こいつも私と同じ境遇で同じ気持ちを持っていたんだ」と
仲間を見つけた様な共感を抱いたと言えるのかもしれないですし、この瞬間を持って二人の「長年の確執」は解消されたと
言ってもいいのかもしれないです。
だけど、不老不死と言うのは同時に退屈な時間の流れでもあるのです。
それからの2人の関係は互いに憎み合いつつも、殺し合うほど仲がいい関係に落ち着いたと言えるのかもしれないです。
「東方文花帖」における文ちゃんと妹紅のインタビュー記事においても、
いつものごとく(?)妹紅と輝夜のバトルが行われている最中に、二人の放つ炎系の弾幕が原因で山火事を起こしてしまい、
慌てた二人が二人仲良く(?)消火活動を行い、文ちゃんから「火事の原因はなんですか?」と突っ込まれても
「若者の煙草の不始末」と誤魔化した挙句、それでも執拗に追及してくる文ちゃんに対して
「火事と言えば炎・・、炎と言えば焼き鳥、カラスのお前も焼き鳥にしてやるか・・」と脅しをかけて文ちゃんを退散させてしまう
妹紅は、さすが伊達に不老不死じゃないという事を示唆していたと思います。

輝夜と妹紅の関係というものは、当初の確執や恨みつらみはあったというものの、二人とも蓬莱の薬を飲み干し
不老不死になった事で無限大の時間を持て余すようになったなったという共通性を持つことで
確かに表面上は顔を見合わせばバトルというのかスペルカードゲームに名を借りた殺し合いをやるのかも
しれないですけど、お互いに「結局はこいつは永遠に死なないから・・」という事が分かり切っていますし、
当初の確執の思い出は「確かに昔はそんな事もあったよね~」という程度に過ぎないと言えるのかもしれないです。

輝夜と妹紅の無限のバトルというものは、一対一の場合もあるでしょうし、中には二対二になる場合もあるかとは
思われます。
二対二の場合、妹紅のパートナーは言うまでもなく慧音なのですけど、輝夜のパートナーは昔だったら永琳でしようけど、
永琳もさすがに寄る年波には勝てない・・という事で、今現在は若くて体力が有り余ってるうどんげちゃんが
最適と言えるのかもしれないです。
うどんげちゃんは、東方深秘録~東方紺珠伝~東方憑依華にてめきめきと頭角を現し実力を付けてきましたので、
妹紅としても退屈しのぎのバトル相手としては申し分ないとにんまりしているのかもしれないでしょうけど、
輝夜と妹紅の確執とか因縁というものには永琳はともかくとして本来はうどんげちゃんは全く関係の無い話なのであり、
いくらご主人からの命令とはいえ、毎度毎度妹紅とのバトルのために輝夜のお伴をさせらけた挙句、
妹紅と慧音とバトルをせざるを得ないうどんげちゃんにとっては、
「ちょっと~、二人ともいい加減してよ~」というのが本音なのかもしれないですね。

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さてさてPS4版のうどんげちゃん追加モードで大変興味深いのはうどんげちゃんが妹紅に対して
まさかの和解勧告を呼びかけている事です!

うどんげちゃんは妹紅に語りかけます。

「今度また永遠亭でお月見するけどたまには遊びに来てみたら?
今度また永遠亭でお月見するけど遊びに来ない?って輝夜様が言っていたよ
色々あって中々来たくないのは判るんだけど、もう時効でも良いじゃない?」とうどんげちゃんが妹紅に直接
語りかけていたのは驚きでした!

輝夜にとって妹紅は(一応は)不倶戴天の敵でありますし、うどんげちゃんにとって輝夜は上司と言うかご主人様でも
ありますので、
妹紅にとってNGワードに近い「輝夜」という言葉を出して
「あれからもう1000年以上の歳月が流れているのだし、輝夜にも妹紅にとっても昔の確執は既に
どうでもいい事になっているのかもしれないから、そろそろお互いに水に流してもいいんじゃないの・・?」と
まさかの和解勧告を輝夜の従者でもあるうどんげちゃんが、輝夜の大敵の妹紅に対して呼びかけているのは
びっくりでしたけど、これは「東方紺珠伝」において早苗さんが純狐とヘカーティア様に対して
「元々の遺恨の根幹にもなっている永遠亭の永琳の所にいってお互いの本音をぶつけあって膝詰談判するのも
いいんじゃないの・・?」と呼びかけているのと似たような感じなのかもしれないです。

うどんげちゃんのまさかの和解勧告と対話の呼びかけは素晴らしいものがあったと思いますし、
ここにもうどんげちゃんの素晴らしき成長があるのかもしれないです。

このPA4版を通してうどんげちゃんは主人公ポジションに近づいているのかもしれない解釈も大いにあると思いますし。
変化を嫌う永遠亭や月の都の月の住民たちに変化をもたらす存在として、今後の活躍と更なる成長が
期待できる存在が今や永遠亭の若きエースと言っても決して過言ではないうどんげちゃんなのだと思います。

そして成長著しいうどんげちゃんだからこそ、従来までの古くからの確執と因縁にとらわれ過ぎている
輝夜と妹紅の毎度毎度繰り広げられるバトルに付きあわされるのがさすがに「ちょっと面倒なのかも・・」と
感じているのかもしれないです。

余談ですけど、深秘録の後の作品の「東方憑依華」においては、果たしてどんな感じで妹紅に接していたのでしょうか・・?
それはOVERDRIVEモード限定のセリフにて表れていました。
深秘録のPS4版にてあれだけ「これだけ長い時間が経過したのだから過去の事は忘れて水に流そう!」と提案してきた
うどんげちゃんだから、例えば「二人で一度富士山や妹紅の父親の墓参りに行くなどして正式に和解のための
何か決着をつけてくれば・・?」みたいな提言をしてくるのかな・・?とも思っていたのだすけど、
考えてみると憑依華のうどんげちゃんは基本的には夢の世界のうどんげちゃんという事で、そこにいるのは
本音剥き出しのうどんげちゃんでありますので、うどんげちゃんは妹紅に対して実際はどのように思っているのかが
判明できますので興味深いものはあったりしたものでした。

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その結果はある意味予想通りの展開なのかな・・?

うどんげちゃんも夢の世界側ならば妹紅も夢の世界側という事で本音でぶつかり合う二人が語っていた事は、

妹紅 : なるほど口だけではなさそうだ

うどんげ : もう時間が無いの! 本気でかかってこい!

妹紅 : よいだろう、一発で決めてやる!

妹紅 : 無限に焼かれろ! 命の炎でな!

やっぱりこの二人は輝夜VS妹紅以上にガチバトルの方がよくお似合いなのかもしれないですね・・

この時うどんげちゃんに憑依していたのはドレミーという事になるのですが、
ドレミーは夢の世界の管理人または支配者という事で、本来でしたら今回のこの完全憑依の異変は
夢側の世界の住人が現の世界に出現し大暴れするという事でドレミーにとっては望ましくない事なのですし、
現の世界の滞在が長くなり過ぎてもバランスを失うという事でドレミーにとっては本来は避けたいはずなのでしょうけど、
ドレミーはうどんげちゃんの普段の苦労もよくわかっていますし、なによりも「東方珠伝」におけるうどんげちゃんの多大な貢献を
誰よりもドレミーは認めていますので
「普段の現の生活のストレスが溜まっているようだし、たまにはうどんげのストレスを発散させるのも悪くは無いのかも」と考え、
妹紅VSうどんげちゃんのバトルの行方については、黙認しておいた方がむしろうどんげちゃんにとってメリットがあると
考えたのかもしれないです。

妹紅というと、うどんげちゃんにとって不本意ながらいつも輝夜のバトルに付きあっている時の対戦相手という事で、
普段は渋々嫌々ながら妹紅とのバトルをさせられているのかもしれないですけど、
うどんげちゃんの方から妹紅を挑発している辺りは、うどんげちゃのストレスの大きさを示唆しているのかもしれないですね。
うどんげちゃんとしては、永琳・サグメという月のリーダーたちへの不満も相当大きいけど、妹紅・慧音という危険分子を
永遠亭の管轄内に放置し存在を黙認している永琳への不満・ストレスも相当大きいと言えるのかも
しれないです。

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ここから先はdream fantasy2
アミグリさんが過去に描かれた絵のご紹介コーナーです。

本記事はうどんげちゃんメインの記事でもありますので、いうまでもなくアミグリさんが描かれたうどんげちゃんを2作品
転載&ご紹介をさせて頂きたいと思います。

上記はアミグリさんが2020年8月に描かれた深秘禄~紺珠伝~憑依華のうどんげちゃんです。

永夜抄うどんげちゃんは、白のブラウス・赤ネクタイ・紺色のブレザーということで外界のかわいいJKさんみたいな
雰囲気と紫色でまとめたファンタジー感がとても素晴らしかったですけど、
上記のアミグリさんの描かれたうどんげちゃんは 紺珠伝~憑依華verということで、
半袖のブラウスにオレンジ色のスカートという衣装にチェンジし、
外界のJKさんというよりはJKさんを卒業したすてきななお姉さんという雰囲気が漂い、
ここからもうどんげちゃんの成長を強く意識させられそうです~♪
永夜抄のブレザー制服うどんげちゃんもとてもかわいいですけど、紺珠伝~憑依華verうどんげちゃんは
夏らしい雰囲気に溢れていて、夏だから暑いというのてはなくて夏の風雅をおちついて楽しむという
余裕みたいなものも漂っていそうです。
うどんげちゃんは半袖もよくお似合いですね~♪
ルナティックガンを手にしていませんので、これは休日のうどんげちゃんともいえそうです。

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続きまして、アミグリさんが2018年10月に描かれ「おやつの時間」とタイトルが付けられたとってもかわいいうどんげちゃんです。

これはとってもかわいいかわいいクッキーうどんげちゃんですね~(^^♪

うどんげちゃんが手にしていて籠の中に入っているクッキーはうどんげちゃんの手作りなのかな・・?
クッキーもとてもおいしそうです。
背景のケーキ・ガトーショコラ・クッキーもとってもおいしそうですし、うどんげちゃんのすてきなティータイムが始まりそうですね!

少しきょとんとした表情・少しよれっとしたうさ耳・長髪の美しさ・ミニスカートの可愛らしさと永夜抄verのブレザー制服など
うどんげちゃんの魅力全開に加えて
背景のお菓子やいつものキラキラ感がすてきに加わり、華やかさも十分すぎるほど表現されていると思います。

アミグリさんが描かれる長髪キャラは、いつみても「美しいなぁ・・」とうっとりさせられるものがありますし、
このうどんげちゃんの流れるような美しい長髪とこのミニスカートの素晴らしさは最高なのだと思います!

私も是非ぜひこのクッキー配りのうどんげちゃんからお菓子を貰いたいです!

目もそれほと赤を強調されていないせいか、マイルドに感じられ、設定みたいにあの赤い眼をじっと見て見ていても
あまり狂気にならないような印象もあります。

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もう一つ、アミグリさんが描かれた最新作のうどんげちゃんを転載&ご紹介させて頂きたいと思います。

今月初めにアミグリさんが「イースターうどんげ」のタイトルで掲載されていた春らしいうどんげちゃんで、
当ブログでの掲載は初めてという事になります。

うどんげちゃんは設定の上では月の民+妖獣という妖怪系でありながらも溌剌としたかわいいアイドルらしさが満開だと
思いますし、本当にとってもかわいいです~♪
外界も春らしい陽気に包まれていて、昼間ですと半袖でもいいような時間帯もあったりしますけど、
このうどんげちゃんの肩だし衣装や緑と白の配色のコントラストが春らしい色彩感に溢れていますし、
ふわっと浮いたようなミニスカートのかわいらしさや 白のハイソックスもよくお似合いだと思います。

背景のうさぎちゃんもかわいいですし、東方のうさぎ娘でもあるうどんげちゃんと すてきな組み合わせだと思いますし、
スヌーピーの漫画ではスヌーピーやライナスがよくイースター(復活祭)の時のイベントでデザインされた卵を配っているシーンを
見かけたりもしますけど、 たくさんのかわいらしい卵はそうした春の行事でもあるイースターの雰囲気を 見事に表現されていて、
テーマであもある「春」が背景からもうどんげちゃんそのものからも すてきに伝わってきていると思います。
うどんげちゃんのあの溌剌とした笑顔もとってもよくお似合いだと思います!

上記のアミグリさんが描かれたうどんげちゃんのかわいいイラストの権利は上記作品の絵師様であるアミグリさんに
帰するものであり、当ブログにおける転載とご紹介は事前に全てアミグリさんからご了解を頂いたものであり、
アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

アミグリさん、いつもすてきなイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!

皆様の中で「こんなにかわいいうどんげちゃんを描く人のブログってどんなもんなのだろう・・? 」などと興味がある方は、
是非是非アミグリさんのブログdream fantasy2  を ご覧になって頂きたいと思いますし、宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログ dream fantasy2  に一度お越しして頂けると アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私も
とってもとっても嬉しいです!

アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!

アミグリさんのpixiv

うどんげちゃんが着ている衣装は外界のJKさんブレザー制服っぽいですけど、永夜抄verでも深秘禄~憑依華verでも
とてもよくお似合いでかわいいですし、この美しい長髪はとても魅力的だと思います。

今年の干支はうさぎということもあり、年女ともいえるうどんげちゃんの一年ともいえそうですし、
更なる東方作品でのうどんげちゃんの活躍と成長もたのしみですね~♪
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今年の1月に記事にしたリードの「アルメニアンダンスパートⅠ」記事でも書かさせて頂きましたが、
最近の吹奏楽コンクールにおける高度で難解で華麗なオリジナル作品にチャレンジされて全身全霊をかけられる事も
とっても尊いものがありますが、
ホルストの第一・第二組曲、今回取り上げるイギリス民謡組曲とかリードのアルメニアンダンスパートⅠなどのような
古典的な吹奏楽オリジナルの名曲にもたまーーには取り上げて頂きたいな・・・と思ったりもします。
「古きを訪ねて新しきを知る」という言葉が示す通り、古典的な吹奏楽オリジナル曲をコンクールで演奏する事で
案外なにか「今まで気が付かなかったもの」が見えてくるのかもしれないでね。
ちなみにですけど、私自身の高校一年の時の自由曲がホルストの第一組曲だったのですけど、
中学の頃は、とにかく上から目線のおっかない音楽教師から、コンクールとか文化祭とか発表会の
演奏曲目は、重厚なチャイコフスキーとかワーグナー等のいわゆる「アレンジもの作品」ばかり吹かされ続け、
当時としては「なんか音楽とは難解なもの」みたいな発想しかなかった私自身だったのですけど、
そういう状態の中、こうしたホルストの第一組曲という古典中の古典の吹奏楽オリジナル作品はまさに「目からウロコ!」みたいな
感じであり、「え―ー!?、音楽ってこんなに自由で発想が豊かなものなんだ!!」という感じでもありました。

そうした「古きを訪ねて新しきを知る」を代表するような古典的吹奏楽オリジナルの名曲と言うと
忘れてはいけない曲の一つがR.ヴォーン・ウィリアムズの「イギリス民謡組曲」だと思います。

この曲は1923年に吹奏楽作品として作曲され、翌年の1924年にジェイコブによって管弦楽曲化されています。

管弦楽の作品を吹奏楽としてアレンジされる事は全然珍しくないのですけど
その逆のパターンというか、吹奏楽オリジナル曲を管弦楽曲にアレンジしてしまうという事も
たまにですけどあったりします。
その代表的な例が伊藤康英の吹奏楽のための交響詩「ぐるりよざ」を作曲者本人の手で
管弦楽ヴァージョンにアレンジしたケースなのかな・・・?
他にもフーサの「プラハのための音楽1968」とか「この地球を神と崇める」という素晴らしい古典的名曲を
管弦楽作品としてアレンジした事例もありました。

ヴォーン・ウィリアムズは19~20世紀のイギリスの作曲家ですけど、実はイギリスという国はパーセルという天才以降は
偉大な作曲家にはあまり恵まれず、音楽や演奏会を楽しむといった需要は多いものの、その音楽を創造する作曲家の
人材不足が200年程度続いていて、当時の音楽先進国でもあったドイツにかなりの後れを取っていた歴史もありました。
19世紀後半にイギリスの作曲家のスタンフォードがドイツの大作曲家のブラームスを表敬訪問した際に
ブラームスから「イギリス人はどうせ葉巻を吸わないだろうし作曲もしないだろうから・・」と葉巻箱をピシャリと閉められた際に
スタンフォードは葉巻箱をこじあけ葉巻を吸ったうえで
「イギリス人は葉巻も吸いますし作曲もいたします」というエピソードも残されていたそうです。

イギリスにおいて大作曲が出現するのには更に数十年後・・エルガーの出現を待たないといけないのですけど、
それ以降はエルガーの他にもホルスト、ヴォーン・ウィリアムズ、ブリテンといった大作曲家が登場しています。
(20世紀中盤以降はうちのブログでも何度も登場しているウィリアム・ウォルトンやマルコム・アーノルドの
存在感は素晴らしいと感じます)

話がそれました・・「イギリス民謡組曲」ですけど、本当に素晴らしい名曲だと思います。
曲の至る所にどこかで聴いたことがあるような親しみやすいメロディーがちりばめられていて
聴いているだけで 別に私はイギリス人ではないのですけど「懐かしいな」みたいな感覚になるからとても不思議な気がします。

このイギリス民謡組曲は、下記の三曲から構成されています。

Ⅰ.行進曲「今度の日曜日で私は17才」

Ⅱ.間奏曲「私のすてきな人」

Ⅲ.行進曲「サマーセットからの歌」

実はこの組曲は元々は四曲から構成されていて、四曲の中の第二曲である行進曲「海の歌」はその後
この組曲から分離され独立した曲になったのですけど 逆にその方がよかったかもしれないです。
というのも、三楽章構成で急-緩-急という現行の構成の方が音楽としてのまとまりがあるような気がします。
それに行進曲「海の歌」は元気があるマーチですから
現行の「イギリス民謡組曲」のあのしっとりとした感じの中に組み込んでしまうと違和感があるような感じもします。
この組曲ですけど、大編成をイメージしたような曲ではなくて元々30人前後の編成を前提にして作曲されています。
打楽器もティンパニ・大太鼓・シンバル・小太鼓・トライアングルのみですので、
確かに最近の吹奏楽オリジナル作品のあの華麗なる響きに耳が慣れてしまうと地味に聴こえてしまうのかもしれませんけど
あのほのぼのとした地味な感じが実にたまらないと思います。

全体的に生き生きとした可愛らしい小品なのですが、民謡をベースにしてあるせいか
何だかとても懐かしいという香りもします。
特に第二曲の後半からのしみじみとしたメロディーは少し泣けてくる感じもします。
第三曲のマーチも本当に気品さと愛くるしい感じがマッチしていて素晴らしいと思います。

組曲「惑星」で有名なホルストとヴォーン・ウィリアムズは友人関係だったという事ですが、そのせいなのかわかりませんけども、
イギリス民謡組曲の第三曲「サマーセットからの歌」のメロディーがホルストの「サマーセット狂詩曲」にも使用されています。
これは民謡をベースにしているのだから、どちらかがどちらかの作風に影響を与えたとか、主題を拝借したという訳では
ないのですが両者の親交振りが垣間見えるような気もします。

ところで、ヴォーン・ウィリアムズは若い頃は、ラヴェルにも師事したことがあるそうですね。
これは正直意外でした。
というのもラヴェルとヴォーン・ウィリアムズでは作風が全く異なる人同士ですからね・・
事実ラヴェル自身、ヴォーン・ウィリアムズに関して
「自分の弟子の中で唯一自分の作風の影響を受けなかった人」と評していますけど
これはとても面白いエピソードだと思います。
確かに、ラヴェルとヴォーン・ウイリアムズの作風って全然共通点と言うか接点がありそうも無いですからね・・
ヴォーン=ウィリアムス自身は、「ラヴェルのように書きたくとも、そんなセンスも才能も自分には全く無かった」というコメントを
後日残しています。

結果的にヴォーン・ウィリアムズは、自分の生きる道として「民謡」をテーマに
していますが、これは正解だったと思いますし、その選択こそが
ヴォーン・ウィリアムスを後世に残る作曲家とさせたのはほぼ間違いないと思います。

ヴォーン・ウイリアムズが残した曲は、本当に素朴で美しいメロディーラインが多いです。
そうした曲の中では、上記の「イギリス民謡組曲」を除くと、

〇ロマンス「あげひばり」

〇タリスの主題による幻想曲

〇交響曲第3番「田園」

などが本当にメロディーラインが素朴で美しくとても分かり易いです。
交響曲第3番は初めから終わりまで全く盛り上がる部分が一つも無くひたすら静かで穏やかな曲ではあったりもします。

反面、ヴォーン・ウィリアムスは、
交響曲第4番のように何の前触れも無く唐突に、不協和音と激しい表現に溢れた悪意満載のような曲を書いたかと思えば、
交響曲第7番(南極交響曲)のようにやや安っぽい感じの描写音楽を作曲したり、
創意工夫の塊りのような霊感溢れる交響曲第8番を書いた後で、
「この世にやり残しがある・・」みたいな未練たらたらの交響曲第9番を残したりと作風は意外と幅が広いような印象もあります。

他にも「チューバ協奏曲」なんてかなりお茶目な曲も残していました。

ヴォーン・ウィリアムズで一番有名な曲は何かと言うと、
何と言っても「グリーンスリーヴスによる幻想曲」が一番有名でしょうし、
あの冒頭のフルートソロのメロディーを「聴いたことが無い・・・」という人の方が珍しいと思えるくらい
日本でも馴染みがある曲だと思います。

この曲は楽譜の上では「オプション扱い」となっていますが、冒頭のフルートソロがやはり素晴らしいです。
正直この曲にフルートが入っていないと、曲の魅力は半減すると思えるくらい、大事な役割を担っています。
あのフルートソロを聴くと、「あー、何か哀愁が漂うけど、何か心が癒されるな・・・」と思ってしまうほど
大変美しいメロディーラインが続く曲です。
この曲は、元々は、イングランドの古い歌というか、民謡の「グリーンスリーヴス」なのですけど、
この歌自体は大変歴史が古く、実は、シェイクスピアの喜劇「ウィンザーの陽気な女房たち」にも
その名前が既に言及されているほどです。
ヴォーン・ウィリアムズはこの喜劇を基にしたオペラ「恋するサー・ジョン」を1928年に完成させ、その第3幕の間奏曲で
この美しいメロディーを使用し、この間奏曲を後にヴォーン。ウィリアムス自身の立会と監修の下、
ラルフ・グリーヴズが編曲し、独立させた作品がこの曲なのです。

厳密に言うとヴォーン・ウィリアムズ自身の純粋なオリジナル曲ではありませんけど、
とにかくあの美しいイギリスの歌をここまで世界に広めた功績は大きいと思います。

後半は少し話が広がり過ぎたのですけどもとにかく私としては、吹奏楽オリジナル作品としての
「イギリス民謡組曲」を一つのきっかけとして、もっといろんな皆様方に
このR.ヴォーン・ウィリアムズの素晴らしく美しい世界も知って頂ければとっても嬉しいものがあります。

「イギリス民謡組曲」は上記で書いた通り、吹奏楽版と管弦楽版と二つの演奏スタイルが存在していますけど、
どちらかと言うと吹奏楽原典版の方が親しみがあるような気もするのですが、
管弦楽ヴァージョンの方も中々素晴らしいものがあると思います。
全体的な印象は、単純に比較してみても大きく際立った差は無いと思いますが
例えば第Ⅱ曲において吹奏楽版ではトランペットにソロの役割を与えているのに
管弦楽版ではクラリネットが担当という風に幾分のニュアンスの差はあるのですけど、どちらも素朴な感じは漂っています。
私は吹奏楽版も管弦楽版も両方とも大好きです。
管弦楽版としては、マリナー指揮/アカデミー室内管弦楽団の演奏が大変素朴な味わいがあり
同時に録音も優れているので お勧めしたいです。
ちなみに吹奏楽コンクールの全国大会においてはイギリス民謡組曲は1983年の一般の部において
中村学園OB吹奏楽団が自由曲として演奏し、Ⅱのカットがかなり強引であった点を除くと、
結構しっりと聴かせてくれてはいますけど、あの演奏が銀賞であるとは意外というか、当時は
あの演奏技術でもなんとか銀賞にすべりこめるほど今現在のような驚異的な演奏技術によるハイレヴェルな大会では
なかったともいえそうです。

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R.ヴォーン.ウィリアムズ / イギリス民謡組曲は本当に不滅の素晴らしい吹奏楽オリジナル作品だと思いますし、
この曲だけは忘れることなく後世にまで残していってほしい曲の一つだと思いますし、
今現在の感覚でもってこの曲の新しい魅力が発見される名演の出現に期待したいものです。

吹奏楽コンクールの全国大会や大編成部門ではさすがにこうした曲を自由曲にはなかなか選びにくいものですけど、
中編成・小編成やはたまた定期演奏会などでは
もっともっと演奏されていてもいい素晴らしい名曲であると改めて感じたりもします。


吹奏楽部のマーチングでもお馴染みの小太鼓(スネアドラム)、音大の打楽器科の実技試験では一般的にティンパニではなくて
小太鼓で実施されることも多いそうです。

スクールバンドの吹奏楽部の場合、基本的には、
打楽器パートは一般的には、ティンパニ奏者を頂点に、大太鼓・小太鼓(スネアドラム)・トムトム・ドラムセット等の太鼓系、
シンバル・サスペンダーシンバル・ドラなどの鳴り物系、
グロッケンシュピール・シロフォーン・ヴィヴラフォン・マリンバ・コンサートチャイム等の鍵盤打楽器系、
そしてタンバリン・トライアングル・カスタネット・マラカス・拍子木などの小物打楽器系、
そして場合によっては和太鼓といった特殊楽器やはたまたピアノなど、
打楽器奏者はマスターすべき楽器が大変多いというのが大きな特徴なのだと思います。

一般的な話で例外も多々あるのかもしれないですけど、音大等の音楽学校打楽器科の入試実技はティンパニではなくて
小太鼓で行われる事が多いようです。
スクールバンドの吹奏楽部の打楽器パートにおいても、打楽器奏法の基本は小太鼓とされていますし、打楽器パートの
日常の基礎練習においては、パート内全員で一斉に小太鼓の撥を持ち、全員で机や練習台に向けて撥を一心不乱に
正確に規則正しく打ち込む事がスタンダートなのだと思います。

小太鼓という打楽器は、直径35~36cmの皮を高さ16~17cm程度の胴の両面に張り、水平に保つかまたは若干奏者側に
やや下げてスタンドに固定し、それを奏者が二本の木の撥で叩きます。
裏面のやや薄い皮スレスレに張られた響き線(スネア)に共鳴してピリピリと鳴らせる事で、小太鼓特有の
ザーー、ザザッ~、ダダダッというパンチの効いた小気味よい音を出していたりもします。
腋のレバー操作によってこの響き線(スネア)を裏面の皮から放す事も可能で、その場合はザザッという打撃音ではなくて
ポコポコとやや乾いた音に変容します。

小太鼓はオーケストラの中ではリズムの先導を取る役割も果たしていますけど、特に吹奏楽のマーチにおけるリズムの切れの
良し悪しは小太鼓のリズム感によって大分変化するようにも感じられますし、管弦楽でもウインナワルツやダンスといった
音楽では絶大な効果が発揮されています。
特に大変盛り上がる場面での小太鼓のロール打ちの威力は半端無いものがあり、それが最大限発揮されるのが
戦争をモチーフにした曲であったり、ストラヴィンスキーの「兵士の物語」やベルクの歌劇「ヴォツェック」などのような兵隊もの
においても終始大活躍を見せてくれていると思います。
小太鼓はジャズ・ロックにも欠かせない楽器ですけど、ロックにおいてはドラムスセットといって小太鼓・トムトム・吊シンバル・
ハイハットシンバルがワンセットとしてロック全体のリズムを華麗にリードしていきます。

小太鼓が大活躍してとにかく目立ってかっこいい管弦楽曲というと、個人的には
プロコフィエフのバレエ音楽「ロメオとジュリエット」~タイボルトの死とハチャトゥーリアンのバレエ音楽「ガイーヌ」の中から
剣の舞とレスギンカ舞曲を推したいです!

さてさて・・小太鼓が曲の開始から最後までソロ的に大活躍する曲と言うと最も有名であり「この曲以外ありえない!」と
誰しもが納得するのがM.ラヴェルの「ボレロ」だと思います。
限界的極限の小太鼓によるpppの弱奏から開始され、あのワンパターンな単調なリズムを担当楽器の増大・変化と
クレッシェンドのみで延々と15分近くも繰り返し、聴衆を最初からクライマックスのfffの変調とトゥッティまで飽きることなく
導いていき、聴衆を興奮とエクスタシーのるつぼと化してしまう「魔法」といっても過言ではないボレロではあるのですけど、
小太鼓奏者の緊張とプレッシャーは半端無いモノがありますし、この曲に小太鼓奏者が求められるのはテクニックではなくて、
プレッシャーに打ち勝つことができる強い己の内面なのかもしれないです。
ボレロの小太鼓に関して言うと、これ・・多分ですけどCDで聴いた限りでは分かる人は少ないのかもしれないですけど、
この曲の総譜を読み込んだり、はたまた生の演奏に行くと一目瞭然ではありますが、実はボレロの小太鼓は途中から
奏者は2名に増えます。
多分ですけどラヴェルとの意図を分析してみると、曲の後半からどんどん楽器が増え始め、小太鼓1台ではその増量する
音量に埋もれてしまうので、その音量不足の補強という狙いもあるのかもしれないです。

ボレロ以外に実は小太鼓が1台ではなくて2台で叩く楽曲もあったりします。

一例を挙げてみると・・

〇ロッシーニ / 歌劇「どろぼうかささぎ」序曲

この曲の冒頭は2台の小太鼓のロールから開始され、そののびやかなクレッシェンドは聴いていて爽快です!

〇ハチャトゥーリアン / バレエ音楽「ガイーヌ」~レスギンカ舞曲

レスギンカはオーケストラの生の演奏会で見た限りでは小太鼓は1台ですけど、吹奏楽アレンジ版において、
例えば藤田玄播と稲垣卓三のアレンジでは小太鼓は1台ですけど、林紀人アレンジではそれが2台に増強され、
そのうちの1台はリズムに対する合いの手を打つという感じですけど、最近の吹奏楽コンクールではほとんどの演奏では
レスギンカは小太鼓が2台で叩かれる事が多いです。

〇ショスタコーヴィッチ / 交響曲第7番「レニングラード」~第一楽章

第一楽章は、ある意味において、ラヴェルの「ボレロ」を参考にしているようにも感じられます。
小太鼓が終始一定のリズムを叩く中で、オーボエ・ファゴット・フルート・クラリネット等の管楽器のソロを
交えながら徐々に高潮していくスタイルを取っていて、
ボレロをパクったというよりはボレロのコロンブスの卵的なアィディアを新しい感覚で応用したとも言えるのだと思います。
オーボエとファゴットの掛け合いの部分が私的には大変気に入っています。
ボレロの場合、優雅に静かにゆったりと徐々に徐々に盛り上がっていくのですけど、
レニングラードの場合、かなり早い段階から金管セクションが咆哮し、小太鼓もいつの間にか2台目、3台目と加わっていき、
テンポもどんどんヒートアップしていき、最後は破綻するかのように全音で爆発していき、ボレロの部分は終焉を迎えます。
ラストは、小太鼓のボレロのような繰り返しのリズムが弱奏で刻まれる中、
ミュートを付けたトランペットの幾分寂しそうな感じというのか、
「まだまだ戦争は続いている」といった暗示のような感じで静かに閉じられるというのが
ショスタコーヴィッチとしてのリアルティー表現と言えるのかもしれないですね。
ラヴェルのボレロは、最後の最後で、それまで保っていた形式美を崩壊させるといったラヴェルの悪趣味を感じさせてくれます。
ショスタコーヴィッチの場合はそうした悪趣味というよりは、戦時中でないと書けないみたいなリアルティーの方が強いと
感じられます。

〇アーノルド / 序曲「ピータールー」

この曲は静かに開始されるのですけど、途中で小太鼓が乱入し、それが2台に増強されていき、曲も高潮化していきます。

〇ヒナスティラ / バレエ音楽「エスタンシア」~Ⅳ.終幕の踊り(マランボ)

とにかく集団発狂のごとく、2台の小太鼓・テナードラムとピアノのリズムに乗っかり全体がエキサイトにノリノリのダンスを
お披露目していきます。

吹奏楽オリジナル曲としては、フーサの「プラハのための音楽 1968年」の第Ⅲ曲から第Ⅳ曲・トッカータとコラールに
移行する際の2台または3台の小太鼓による凄まじいクレッシェンドのロールで曲想を盛り上げていき、その小太鼓のロールに
乗っかって金管楽器が爆発していきます!

逆に小太鼓の強奏でではなくて弱奏のデリケート極まりない効果的な使用事例として、リムスキー・コルサコフの
交響組曲「シェエラザート」~Ⅲ.王子と王女の物語だと思います。
そして第Ⅳ曲における強奏で小気味よいリズムの切れの小太鼓の扱いとは極めて対照的であり、このあたりは
さすがオーケストラの魔術師の元祖とも言えそうなリムスキー・コルサコフらしい話だと思います。


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冒頭で「打楽器奏者はマスターすべき楽器が大変多い」と記しましたけど、それはアニメ「響け! ユーフォニアム」でも
きちんと描かれていました。

一例を挙げてみると、一期と二期において自由曲で大太鼓を担当していた女の子は、二期の駅コンの際には
シンバルを担当していましたし、映画の中においては、トムトム兼小太鼓を担当していました。

一年生からコンクールメンバーに選出される事は大変難易度が高いと思いますが、一般的には
一年生で鍵盤打楽器かトライアングル等の小物、2年生で大太鼓かシンバルでリズムの要を担当し、3年生で
小太鼓またはティンパニという打楽器パートの花形を担当して卒業していくというのが一つのパターンなのかも
しれないですし、3年間でほとんどの打楽器は一度ぐらいは担当する機会がありそうという事で、打楽器パートは
打楽器パートとしての苦労も多いと言えそうです。
スペインの大作曲家の作品というとアルベニスのスペイン組曲とかトゥリーナの幻想舞曲集などいろいろありますけど、
やはり最も有名で演奏頻度やCDの録音機会が多いというとファリアのバレエ音楽「三角帽子」なのかもしれないです。
そしてファリアというと忘れていけないのがバレエ音楽「恋は魔術師」ともいえそうです。
過去においてファリアの「三角帽子」はこれまで何度も生の演奏会で聴いた事があったのですが、「恋は魔術師」は
意外にもこれまでわずか一回しか実演で聴いたことはないです。
確か2003年頃だったと思いますけど、東京交響楽団の東京芸術劇場シリーズの定期演奏会で
「恋は魔術師」とかヒナステラのバレエ組曲「エスタンシア」などという比較的珍しい曲を聴くことが出来のはとてもありがたい事
でもありました。
それにしてもエスタンシアの終曲の踊りは、豪快な音楽でとても聴いていてゾクゾクしたものですし、アンコールでも
終曲の踊りだけを演奏し一回の演奏会で同じ曲を二度楽しめるという珍しい経験もさせてもらいました。
(エスタンシアの終曲の踊りやハチャトゥーリアンのバレエ音楽「ガイーヌ」~レスギンカ舞曲や
伊福部昭の「日本狂詩曲」~Ⅱ.祭りはいつ聴いても何度聴いてもあれは集団発狂のエキサイトなダンスですよね~♪)

ファリアのバレエ音楽「恋は魔術師」は同じ作曲家のバレエ音楽「三角帽子」とはかなり異なっていて、三角帽子は
とにかく明るく健康的で勧善懲悪的なストーリーもとてもスカッとさせられるものがあるのですけど、
恋は魔術師はどちらかというと男女の恋の情念というのか全体的にはどす黒いとまではいいませんけどかなり情念的で
ドロドロとしたほの暗い男女の情念が感じられて、同じバレエ音楽でもかなり対照的というのか明暗の違いはかなり
はっきりと伝わってきていると思います。

恋は魔術師は当初は編成もタイトルも実は別のものでした。

当初は歌入りの音楽劇(ないしはフラメンコ)「ヒタネリア」として1914年から1915年にかけて室内オーケストラ(8重奏)のために
作曲されましたけど、その初演時の評判としてはぱっとせずあまり芳しくない評価に終わっています。
そのためファリアはその後すぐに改訂を行い、演奏会用の組曲「恋は魔術師」とタイトルも変更し、
編成も室内オーケストラから独唱とピアノを含む2管編成オーケストラに改めらられ、その初演の成功に気をよくしたファリアは
「恋は魔術師」のバレエ化の制作を開始し、それが現在の「恋は魔術師」のスタイルになっています。

バレエ音楽「恋は魔術師」は下記から構成されています。

1.序奏と情景
2.洞窟の中で(夜)
3.悩ましい愛の歌
4.亡霊
5.恐怖の踊り
6.魔法の輪(漁夫の物語)
7.真夜中(魔法)
8.火祭りの踊り
9.情景
10.きつね火の歌
11.パントマイム
12.愛の戯れの踊り
13.終曲〜暁の鐘

三角帽子はかなり多彩な打楽器を用いていましたけど、恋は魔術の打楽器はティンパニとチャイムのみです。
そして3・10・12・13にメゾソプラノの独唱が加わります。
バレエの上演時間も25分程度で長すぎないのも魅力ですし、25分の中に凝縮された素晴らしい音楽が詰まっていると
いえそうです。
全体的にはうす暗い情念の中にスペインの郷土色が色彩豊かに見事に反映されていて、オーケストラの中に隠し味的に
ピアノを加え、そのピアノがマーラーの交響曲第7番「夜の歌」~第四楽章で効果的に使用されていたマンドリンとギターのように
弾力性のあるリズム感をもたらしているその演奏効果には特筆されるものがあるとも感じられます。

バレエ音楽「恋は魔術師」は亡霊や焼きもちや浮気といったドロドロとした怨念というのかほの暗い情念もあったりします。

そのストーリーはあくまで大雑把に書くと、まだうら若いジプシーの未亡人のカンデーラスにカルメーロという若い恋人が
出来たものの、二人の恋にはとある障壁があり、それが何かというと二人が愛を確かめ合う事をしたいのに、それを
成し遂げようとするとカンデーラスの亡き夫の亡霊が出没し、亡霊が焼きもちを妬き二人の恋の行方をことごとく妨害し
邪魔するというものでした。
二人は色々と思案し、カンデーラスの亡き夫は生前は実はかなりの浮気者であり女好きであったことを利用し、
カンデーラスの友人で美人のルシーアに依頼し、ルシーアになんと・・! その亡霊の亡き夫の誘惑をすることとなり、
そして亡き夫の亡霊がルシーアからの誘惑にまんまとはまり、ルシーアにいろいろとちょっかいを出していたら、その隙に
カンデーラスとカルメーロは愛の行為を果たし、二人の愛の誓いが成立したと同時に亡霊の亡き夫はあきらめてしぶしぶと
この世から消え失せて、めでたく二人は結ばれるというお話でもあります。

「恋は魔術師」の音楽で最も有名というか多分誰しもが一度は耳にしたことがあるのが第8曲の「火祭りの踊り」です。

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「火祭りの踊り」は亡霊となった元夫を除霊する悪霊祓いの儀式の踊りの場面の音楽でもあります。

ザワザワしたヴィオラとクラリネットの長いトリルは炎の揺らめく様を見事に表現していますし、オーボエの魅惑的な歌も
とても妖しく美しいですけど、そうした物憂げな雰囲気に突如として咆哮するホルンも大変効果的です。

火祭りの踊りの冒頭はヴィオラと低音のクラリネットがひたすらトリルを続け炎がメラメラと燃える様子が見事に表現されて
いますけど、その炎の様子というのは実は除霊の音楽でもあったという訳ですけど、確かにあの妖しい雰囲気は
悪魔祓いにはふさわしい音楽といえそうです。
「火祭りの踊り」は藤田玄播の吹奏楽アレンジ版でもお馴染みですけど、吹奏楽アレンジ版ではなぜか原曲では
ティンパニしかないのに、タンバリン・カスタネット・シンバル・大太鼓もあったりします。
そして冒頭のクラリネットによる長大なトリルというか装飾音符はCDで聴くと難しいようにも感じますけど、
パート譜の上では二音のトリルを多用ということで実はそれほど偽゛術的には難しくないというのは意外でも
あったりしたものでした。

私が中学生の時、その中学校においては給食の時間とか放課後の掃除の時間になぜかポールモーリアの曲がかかる事が多く、エーゲ海の真珠とかオリーブの首飾り・ペガサスの涙・涙のトッカータなどの曲がかかっていましたけど、
その中で当時曲名は知らないのだけど特に印象的で気になった曲が一つありました。
それが「火祭りの踊り」だったのでした。
(ボールモーリアの曲としては「恋はマジック」というタイトルが付けられています)
高校に入学しも吹奏楽部のメンバーに火祭りの踊りを聴いてもらって「このポールモーリアの曲、何て言うタイトルなの?」と
聴いたら、彼は「ひのとり」とか言っていましたので、私自身は恥ずかしながら、約1年ほど、このファリアの「火祭りの踊り」を
ストラヴィンスキーの「火の鳥」と勘違いしてしまう事になったものでした・・
高校の時の吹奏楽コンクールで自分たちのライバル校が「火の鳥」を自由曲として選んでいたので、
「あのポールモーリアの曲を演奏するのか・・」と思っていたら、全然違う音楽が流れていましたので、
誤解の原因となった彼に後で聴いてみると、「俺は確かに火の踊りと言ったはずだ・・」と開き直っていましので
私がもしかしたら、「ひのおどり」と「ひのとり」を聞き間違えたのかもしれません。
どちらにしても恥ずかしい話でもありました・・

吹奏楽コンクールにおいては「恋は魔術師」は最近では滅多に演奏されないようですけど、これまで全国大会では
計6チーム演奏しています。
多くのチームはパントマイム・火祭りの踊りの組合せですけど、パントマイムのいかにもどす黒い怨念みたいな雰囲気と
火祭りの踊りのほのかな情念の組合せは聴きごたえはありそうです。
吹奏楽コンクールでは1981年の城陽中学校が印象的ではあるのですけど、この曲の吹奏楽コンクールにおける
決定的名演はまだ現れていないと思いますので、現在の感覚でこの曲の魅力を再発見できるような演奏の出現に
期待したいものです。
改めて「恋は魔術師」の管弦楽の原曲を聴いてみると、
「三角帽子」の明るさ・庶民の底力の躍動感に比べると、亡霊の男の焼きもちを取り扱った作品だけに、
全編を通じてどす暗さ・怨念・鬱積といったものを強く感じてしまいます。
三角帽子もソプラノが入りますが、前述のとおり恋は魔術師にもソプラノ独唱が加わります。
このソプラノもけだるさと暗さが同居したみたいな感じがして、三角帽子みたいな「スカッ」としたものは少ないというの
が正直な感想ですけど、それがまたこの曲の魅力であり持ち味と言えそうです。

「火祭りの踊り」だけならたまに演奏会のアンコールで聴くこともあります。
大体3分前後の曲で時間的に丁度いいし、曲のコントラストを付けやすいし表情が出やすい曲なので、
アンコールにはうってつけなのでしょう。
「火祭りの踊り」はピアノ版もありますが、これは管弦楽版とは別の意味で魅力があります。
個人的には小山実稚恵さんの演奏がいいなーと思っています。

それにしても男の浮気・焼きもちは困ったものですけど、それが亡霊になってからも続くというのは、本当に男というのは
始末に負えないイキモノともいえそうですね・・
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2013年春アニメ「絶対防衛レヴィアタン」
(ヒロインのレヴィアタン役の声優さんは早見沙織さんです)

2013年春アニメの中でも全然知名度がない極めてマイナーアニメなのですけど、
「絶対防衛レヴィアタン」という作品がリアルタイムでの放映時からツボに入っていて今でも大好きな作品です。

魔法少女系に付きものの熱い友情・派手な戦闘シーン・ピンチの時に生ずる新たなアイテムと魔法の力という要素は
極めて少ないですけど、そのゆるさ・かわいらしさがこのアニメの魅力なのだと思います。
2013年4~6月にテレビ東京系で土曜23:30から放映されていましたけど、
リアルタイムで見ていた時からとにかく大好きでしたし、同年の7月~9月の深夜枠でも再放送されていて、
この再放送時でも楽しく見ていました。
(再放送時には、焚火劇場ミニというトークコーナーもあったのがすてきでしたし、このトークはDVD最終巻に
収録されていました)
世間的には、ほとんど認知評価されていない作品なのでしょうけど、私は今でも大好きな作品です。
主人公のレヴィアタン役の声優さんが私が大好きな早見沙織さんというのも大変ポイントが高いと思います!

このアニメ、元々はグリーのゲームなのですけど、主人公レヴィアタンは、笑顔を忘れた・無口・滅多に笑わないけど
心の中で爆笑している事もあるというのがグリーのゲーム上の設定です。
ゲームのデザイン画としては、レヴィアタンも含めて他の2人も比較的大人っぽいタッチで描かれていて、これだけを見てしまうと
「レヴィアタンは笑顔を忘れた女の子なんだなぁ・・」と思ってしまいます。
アニメでは、レヴィアタンも含めて全員子供っぽい雰囲気が強調されていますので、私としてはゲーム版よりは
アニメ版の方が断然魅力的に感じます。
またアニメ版のレヴィアタンは、バハムート・ヨルムンガンドよりは喜怒哀楽を出さないけど
微笑んだり、普通に笑ったり怒ったりするシーンが結構あり、その笑顔がたまらなく可愛いと思いますし、あの笑顔は素敵でした!

物語のメインキャラは3人構成なのですけど
知的で物静かなレヴィアタン
じゃじゃ馬系のわがままお嬢様、バハムート
天然の心優しい怪力娘のヨルムンガンドという構成もバランスが取れているのもこの作品の素敵な点だと思います。

「絶対防衛レヴィアタン」の特徴は、タイトルが示唆する通り
「何かを守りたい・・・」
「あなたにとって大切なものとは何・・・??」
「大切なものを守るためにはどうすればよいのか」というテーマが一貫して守られている点なのだと思います。
守る事をメインテーマにしていますので、派手な戦闘シーンもそれほど多くはありませんでしたし、
防衛に主眼を置いた今どきとしては珍しいアニメでもあるので、
そこにほのぼのさ・多少のゆるさ・レヴィアタンの可愛さとも結びついてたまらない魅力を発揮したと思います。

この「絶対防衛レヴィアタン」の世界観の一つとして、レヴィアタン達が暮らす惑星下においては
既に魔法というものは定着していて、人々も普通に魔法に接していることも特筆すべき点だとも思います。
それゆえアニメの中では一般人が妖精」を見ても特に驚く事はありませんので、
妖精や魔法の存在をくひたすら隠すプリキュアの世界観とは少し違うものがあったりもすると思います。
特に興味深いのは、魔法というものを使えるのが女の子に限られているという事です。
だから、当然一般人の男どもは魔法を使う事は出来ません。
これはとても面白い設定だと思います。
「魔法を使えるのは女の子だけ」というのは、何だかプリキュアシリーズの
「女の子は誰でもプリキュアになれる」という世界観と近いような感じもありますし、
この「世界と惑星を守るのは女の子!!」という設定がとっても大好きです。
やっぱり世界を守るのはヒーローではなくて「ヒロイン」の方がお似合いだと思いますルンッ~♪

「守りたい人や守りたいもの」を防衛したいという事を終始一貫したテーマとして扱い、
過激に相手に対する攻撃を控えている点は
最近のアニメとしては、一線を画すものであり、もっと高く評価されて然るべき作品かなと思っています。

「絶対防衛レヴィアタン」のどんな点に魅かれるのかというと、
あのゆるさ・可愛さ・ほのぼさもそうなのですけど、魔法少女系に付き物の過剰な戦闘シーンとか、
インフレ状態になりがちな主人公たちの過度なパワーアップが控えめであるとか
敵との戦闘シーンとか「やっつける」という概念よりは、
物語の根底にある「自分たちにとって大切なものを守っていく、防衛していく・・」という守りの姿勢に焦点を当てて、
敵を撃破するという発想ではなくて、本当に大切なものをいかに守っていくかという事を
クローズアップしている事が、大変新鮮に感じたりもしていたものでした。

話は変わるのですが、
私自身、バブル期の社会人デビュー、そしてバブル崩壊と長期間の不景気、
そして通算三度に渡る勤務していた会社の破綻と倒産、解散(うち2社は上場企業)を経験しましたし、
その後において、中小企業、ベンチャー企業とある意味多彩な勤務経験をさせて頂く事が出来ましたけど、
その中で強く感じることがあります。
「どうして経営者というものは、己の会社を大きくする事ばかり考え、
ひたすら売り上げ増という量の拡大ばかりを目指すのか・・・
なぜ会社を守るというか維持する事を考えないのか・・・
なぜひたすら毎年毎年、前年比いくら売り上げが伸びたのかという事しか考えないのか・・」という事です。
今後の世界全体の不安定化・高齢化・隣国との関係の不安定化、人口減少、
若者の購買意欲低下という事が原因である「パイの縮小化」が簡単に予想できるのに、
なぜ相変わらず量の拡大ばかり追い続けるのか、
「会社・社員、ひいては国民を守る」という発想がどうして起きないものなのでしょうか・・?
そんなら日本と言う狭い国土に囚われずに
海外へ打ってでればいいじゃんという発想も確かに一理あります。
だけど、海外へ出る=様々な余計な苦労をしょい込むという事を想定すると
それが本当にベストな選択なのかな・・?とも感じてしまいます。
ましてや今年度一年間世界各地で猛威を振るい、まだそのワクチンすらも確立はされていないという状況下においては、
ひたすら業務拡大だけを目指す現代資本主義自体が一つの限界を迎えているようにも感じたりもします。

狭い国土を有効に活用しつつ、何か国民全体の幸せを守るという事が何か出来ないものですかね・・

「絶対防衛レヴィアタン」の防衛とか守るというメインテーマに触れてみると、なぜか上記みたいな事を
当時も今もふと感じる事は多々あったりもしたものでした。

このアニメの冒頭のナレーションでは、何度か
「一つのリンゴを分け合う民は祝福され、次の果実へと導かれ
一つのリンゴを分け合えぬ民は裁かれ、やがて無に帰すであろう・・・」

というのが流されていましたけど
これは中々印象的な語りだったと思います。

この言葉の本質は、ハピネスチャージプリキュアにおいて一年間かけて主人公のめぐみたちが学んできたこと、すなわち、
「幸せは皆で共有するもの」なのだと思います。
今現在において、全世界、地球上で起きている様々な問題点(特に貧富の格差の拡大)は、理想論で語ってしまうと
上記の「リンゴの理屈」でほとんどの部分が解決できるような感じもしたりもします。

それが出来ないのはなぜなのでしょうか・・?

国家という概念に囚われすぎているせいなのか・・・

自国のみの利益だけに囚われすぎているせいなのか・・・

国内の一部のほんの一握りの富裕層の考えのみが国家の考えになってしまっているせいなのか・・・

それは正直よく分かりません。

だけど、ハピネスチャージプリキュアのめぐみがふと漏らしたように
「世界中の人たち全員が(幻影帝国を含めて)ハッピーになれればいいのに・・・」という考えの下、
世界中の資源・お金の流通・食糧などを一元管理し、
全員の人達にある程度の生活」が出来るような保証が出来れば
現在のような世界各国で起きている様々な紛争なんかはある程度は未然に防止できるはずだと思ったりもしますけど、
それを実際に実現化すると「ベイシックインカム」における絶対的平等における不平等の問題とか財源等の
問題もあり、それがなかなかできないから世界にはいつまでたっても皆が共通して実感できる幸福感とか平和が
現実のものにならないのですね・・

何というのかな・・・・

地球上に存在するいかなるモノは、特定の国家・個人のものではない・・・みんなのものみたいな価値観が
地球の民全員に共有できればそれだけで大部変わってくるようにも思えたりもします。
(それは究極の理想論というのはよく分かってはおります・・)

それが出来ないのは、複雑に絡み合った利害関係の為せる業なのかもしれないです。

今後の日本には、戦後間もないころのような高度成長期はもう訪れないという事を
国民全員が認識する必要があるのかもしれません。
しかも日本は、今後人口減少⇒高齢化社会⇒現役世代の減少⇒世代間格差の拡大と
親からの資産を元々有する「富めるもの」と親からの資産が期待できない「貧しいもの」の
極端な二極分化という事は間違いなく予想され、
数少ない富裕層と高齢世帯にだけ高額商品や金融商品といった購入を期待しての景気拡大策という事自体限界が
あるのだと思えます。
そろそろ、豊かさという事よりも 負担をどうやって公平に担当してもらうのか、どうすれば公平な配分が出来るのかに
シフトした政策を国家全体で考えるべき時なのだと思ったりもします。

日本はもはや成長国ではありません。それがスタートラインと言うか大前提なのかもしれません。

日本は成熟国の領域に入っていますしもそれは企業も地域社会も国家も大体同じ事なのかもしれません。

限られた財源をいかに公平に配分するのか 、
富める者たちからいかに不公平感を少なくして、貧しいものへと分配し、
それが結果的に「働いても怠けても収入は同じ」という社会の不公平感と閉塞感を起こさせないようにすべきなのか
そして、いかに国家の支出を削減し、国家の支出を最低限のものにとどめさせるのか
増税とか行政サービスの削減といった「負担」をいかに国民全員が納得して
受け入れさせるべきものなのか こうした矛盾に満ちた政策をどう交通整理させるのか
そろそろ真剣に考えるべき時期なのかもしれないです。

そうした事が選挙の争点とか論点にならない事こそが根本的な問題なのかもしれないですね・・

昨年、旧・統一教会問題が出てきて、旧・統一教会側が自分たちの考えを政策に反映させるために教会信者の票を
特定候補者にまとめて投票させ、それって宗教と政治の分離の原則に反するじゃん・・みたいな論調も一部にあったと
思いますけど、そうした事も国民の選挙における投票率が劇的に上がれば、
特定の政党・利益団体の利益のみに政策が反映されるという事も少なくなると思えますので、まずは私たち一人一人が
「参政権」の意識と投票行動の重要さを再認識する事がスタートラインと言えるのかもしれないです。


ウデフリツノザヤウミウシ

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「ポケットモンスター」のピカチュウのグッズの一例

ゲーム本編としての「ポケットモンスターシリーズ」はとにかく息の長い大変な人気ゲームですよね~!

一般的に「ポケモン」というとなんとなくですけど、ピカチュウとかテレビ東京で放映されているアニメとしてのポケモン
というイメージもあるのかもしれないですけど、
ゲーム本編としてのポケモンシリーズの立ち位置で眺めるとアニメ作品は、「アニメ版ポケットモンスター」、略してアニポケとは、
任天堂のゲームソフト「ポケットモンスター」シリーズを原案とするアニメと言えると思いますし、
あのアニメは主人公サトシとその相棒のポケモン、ピカチュウ、そのピカチュウを狙うロケット団(ムコニャ)が
主な登場キャラクターであると言えます。
ゲーム本編としてのポケモンは任天堂の携帯型ゲーム機のゲームボーイ用のゲームソフトとして1996年に発売されたものを
はじめ、アニメ化、映画化、キャラクター商品化、カードゲーム化され大ヒットしたメディアミックス作品群で、
これらの作品に登場する「ピカチュウ」をはじめとした架空生物の総称でもあります。
初代から数えると既に7つのソフトが販売されていて、その息の長さもポケモンが多くの世代の皆様に長い間愛され続けている
ことを立証していると思われます。
そして昨年暮れにポケモンシリーズの主人公が一新されるというニュースには少しばかり驚いたものでした。
新しい主人公、そしてシリーズの始まりも頑張ってほしいものです。

ピカチュウはそのポケモンシリーズに登場する架空の生物です。

ピカチュウはシリーズ第1世代より登場し、アニメ版をはじめほとんどの作品で主人公のパートナーを務めるポケモンで、
ポケットモンスターシリーズを代表するポケモンとしても知られています。

さてさて、そうした大人気のゲーム・アニメのキャラのピカチュウに外見が大変良く似た海の生物がいることは
皆様聞いたことはないでしょうか~?

それがウデフリツノザヤウミウシです。

「ウデフリツノザヤウミウシ」とは、フジタウミウシ科ミズタマウミウシ属に属するウミウシの一種で、
インド洋、西太平洋、メキシコ湾などに分布し、水深10m前後の砂底に生息しています。
日本では熊本・沖縄・和歌山近海でみられるそうです。
ウデフリツノザヤウミウシの体色は鮮やかな黄色で、触角の先端が黒色、触角の根元と背面の突起、
尾の先が青色をしています。
そして特に全体の黄色・触角の先端が黒色という配色が外見的に「ピカチュウ」に似ていることで知られており、
ウデフリツノザヤウミウシはなんと・・!「ピカチュウウミウシ」という愛称で呼ばれることもあるそうです。

確かに・・パッと見の雰囲気はこの両者は似ているというか外見の特徴が被っている点も多々ありそうですね~♪

ダイバーの間で「ピカチュウウミウシ」とも呼ばれているそうで、体長3センチほどの愛くるしい姿が人気を集めているそうです。
前述のとおり、このウデフリツノザヤウミウシは日本国内では和歌山県や沖縄県・熊本県などに生息しているそうです。
ウミウシは長期飼育が難しく、ウデフリツノザヤウミウシを常設展示している水族館は日本ではたぶんないそうです。
海水温が下がり、水の透明度が高くなる2~3月は体の色彩が鮮やかになり観賞の好機との事です。

それにしても海にアニメキャラに似た生物が暮らしていることも面白いですし、人間が知らない海の生物もまだまだ
たくさんいるのかもしれないです。
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ここから先はdream fantasy2のアミグリさんが描かれたポケモン関連キャラの転載&ご紹介です。

上記の白ワンピース娘の絵は、アミグリさんが2018年7月に描かれましたゲーム「ポケットモンスター サン・ムーン」に登場する
ヒロインのリーリエです。

アミグリさんが描かれるリーリエはとても美しくて清楚で洗練されていて気品に溢れていると思います。
こういうリーリエを見てしまうと「やっぱりヒロインはこうでないと!」と感じさせるすてきな美少女がここに佇んでいるという事を
改めて認識させられます。

お嬢様らしい純白の衣装に透明な白い肌、そして広いツバの真っ白な帽子と
淡い金髪との対比がとても鮮やかに感じられます。
長れるような淡い金髪が部分的に三つ編みになっているのもとてもかわいいと思います。
服と肌と帽子が白という事で、背景の青空に溶け込んでいるようにも感じられるのがとても美しいとも感じました。
読書好きのお嬢様らしい知的な雰囲気もそこはかとなく上品に漂ってきていると思います。
リーリエの白を基調としたカラーリングやノースリーブのワンピースはとても涼しげだと思いますし、
全体の純白トーンとノースリーブのワンピースは夏そのものだと思います。

ちなみにですけど、アミグリさんはポケモンキャラとしてはデデンネが最もお気に入りキャラとのことです~♪

デデンネについて改めて簡単に説明させて頂きますと、デデンネはポケモンに登場する電気ネズミ族のキャラの一人です。
その初登場はポケットモンスターXYですので、6世代目のポケモンキャラと言えると思います。
デデンネは史上初のでんきタイプ兼フェアリータイプのポケモンで、電気袋を持つポケモンの中では最も小さいです。
また、電気袋組で唯一ひげが生えていて顔と胴体の幅がほぼ等しいのでかなりずんぐりむっくりしています。
だけどそのずんぐりむっくりがあの独特のまるっこい癒しかわいい雰囲気を醸し出しているのだと思います。
やはり人というものはまんまるなものとかずんぐりむっくりなものに安心感を感じてしまうのだと思います。
アニメでは3話で初登場し、その後仲間入りを果たし、
ヌメラが仲間入りしてからは、臆病なヌメラを守るためにたった1匹でロケット団に立ち向かうなど
非常に勇敢な面も見せるようになり、ロケット団襲撃によって仲間とはぐれた時にはアンテナから電波を送受信できる事を生かして離れたピカチュウと連絡を取り合ったり、ユリーカの指示を聞いてバトルも行ったりするなど一定の活躍を見せています。

そして何よりもこのまるっこくて癒されるような雰囲気はとにかくとってもかわいいと思いますし愛くるしいと思います!

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そんな訳で下記においてアミグリさんが過去に描かれたデデンネを何作品かご紹介をさせて頂きたいと思います。

上記のデデンネは、アミグリさんが2015年10月に描かれた「【ポケモンXY】デデンネ【ハロウィン】 」とタイトルが付けられた
ハロウィン仕様のテデンネです!

このデデンネも文句なしにかわいいですね~♪

ハロウィンというと「イタズラするかごちそうするか・・」という感じでもあると思うのですけど、このデデンネは
まさしくイタズラする方なのかもしれないです。
ハロウィンのあの帽子もかわいいですし、ハロウィンというと馴染みのかぼちゃに乗っかっているデデンネがこれまた
とってもかわいいと思います。
背景のお菓子もとってもいい味わいを醸し出されていると思います。

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上記のクリスマス仕様のデデンネはアミグリさんが2015年12月に「クリスマスイラスト」の一つとして描かれた作品です。

サンタのプレゼント入れみたいなブーツもとってもクリスマスらしい雰囲気が出ていますし、
そこからひょいと顔だけ出しているデデンネがとってもとってもかわいいと思います。

かわいい女の子のサンタさんもすてきですけど、こういう可愛いデデンネでのクリスマスというのも大いにありだと思います。

聖夜の晩は子供たちが「サンタさんは今年のクリスマスプレゼントはどんなものを用意してくれるのかな?」と
ワクワクしながら眠りについていると思うのですけど、
子供たちが準備したクリスマスブーツにデデンネが入っていたとしたら、それはとってもすてきなクリスマスプレゼントに
なりそうですね~(^^♪

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続きましてアミグリさんが2017年に描かれた「クリスマス早苗さん」にテデンネとコラボされた
早苗さんとデデンネのクリスマスです!

早苗さん単体でもこんなにも可愛いし、デデンネだけでもかわいいのに、このかわいい両者がこんなすてきに
コラボしちゃうと可愛さも2倍! いやいや可愛らしさも100倍UP!!という感じですね~♪
サンタコスプレのデデンネとクリスマスツリーコスプレのデデンネとデデンネが二つも描かれているのが大変心憎い
サービスだと思います。

早苗さんは本来は「緑の巫女」という事で緑を基調とした巫女服を着ているのですけど、この時は赤色をベースにされていて、
まるで霊夢のような早苗さんという感じも漂っていて、
クリスマスとしてはこれ以上すてきな早苗さんはありえないっ!と感じさせるほど可愛らしさが伝わってきていると思います。
白のモコモコもとてもよくお似合いだと思います。

とにかく早苗さんもデデンネもどちらもとてつもなくかわいいと思います!

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本記事のフィナーレは夏祭りの象徴ともいえそうな花火を背景にしたデデンネでもって〆たいと思います。

上記の絵はアミグリさんが2021年8月にpixivにて投稿された「デデンネの夏のイラスト」作品群の中から、
花火を見つめているデデンネのかわいい後姿です。

改めて、アミグリさんが描かれるデデンネはまんまるっこい雰囲気がとてもかわいくて、見ているるだけで癒されると思います。
あのかわいくて癒される雰囲気は、アミグリさんが時折描かれるオリジナルのまるっこい不思議生物を彷彿とさせ、
みるだけで「かわいい~っ♪」と感じてしまいます。

アミグリさんが描かれた花火を見ているデデンネはとっても幻想的です~♪

花火もたくさん打ち上げられていてとてもファンタジーですけど、それを見つめているデデンネは後姿と真横ということで、
表情が完璧に見えている訳ではないですけど、のんびりまったりと幻想的な花火を楽しんでいるという雰囲気は
とてもよく伝わっていると思います。
はたしてこのデデンネは美しい花火を見ながら何に思いを馳せているのかは興味津々ですね~♪

上記のデデンネはdream fantasy2
ではなくてpixivにて掲載された作品ですので、
アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!

ここ数年間はコロナ禍で中途を余儀なくされた花火大会も多かったと思いますが、昨年~今年は久しぶりに開催できたところも
多く季節の風物詩に相応しかったと感じます。
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マルちゃん 昔ながらのソース焼きそばのソースは以前は確か粉とソースのダブルソースが一つの売りであり、
少しどろっとしたソースだけど味がどことなくフルーティであり濃い感じという印象もあったものでした。
そけがいつの頃かは不明ですけど、ソースは液体のみとなり、
感覚としては少し個性が薄まったようにも感じたりもします。

食べていてもどことなく少し単調のようにも感じ、半分は美味しく食べられるけど残り半分は少ししつこくて飽きてくるようにも
感じたものでした。

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そうした少し単調な味わいに対してチェンジを図りたい時はちょい足しが最適なのかもしれないです。

以前ですけど、カップ麺の焼きそばでちょい足しを紹介した記事を見たことがあるのですけど、
そうした定番のちょい足しとしてはごま油・チーズ・キムチ・マヨネーズなどが挙げられると思われる中で、
「これって面白そう・・、機会があれば試してみたい」と感じた食材の一つが砕いたカラムーチョであり、
ごはんが進むの辛子きゅうりと豆もやしでした。

そんな訳で今回はマルちゃん 昔ながらのソース焼きそばのちょい足しとしてカラムーチョを粉々に砕いたものと
ごはんがすすむの辛子きゅうりと豆もやしを入れてみることにしました。

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やはり半分ほど食べた所でソースが単調なためなのか少し飽きがきてしまい、しつこく感じたりもします。

そこで上記の二つの食材をちょい足しとして投入してみることにしました。

結論から書くとかなりドンピシャという感じです。

というのも焼きそば自体は麺がふにゃとしているのですけど、ここにカラムーチョを砕いたものを追加投入すると
食感がとてつもなくシャキシャキとして柔らかさと適度な歯ごたえが出てきますし、ここに辛さが加わり、
更に、ごはんかすすむのきゅうりを入れることで更に歯ごたえがシャリシャリとして
食感に適度なアクセントが加わりますし、味自体も辛さが加わる事でパンチが増してくるようにも感じられます。

但し、オリジナルの味のソース味はかなり後退し、どちらかというと歯ごたえ感と適度な辛さが勝るようにも
感じられますけど、私的にはソースが少しばかり単調に感じたものですので、むしろこうした味覚と食感のチェンジは
好印象という感じもしたものでした。

ラーメンと言うか麺類を広義で考えるとつけ麺も油そばも汁なし坦々麺も焼きラーメンもはたまた焼きそばだって
ラーメンの亜種 であるという事なのだと思いますし、
そこにあるのは素晴らしきラーメンの幅広さという事なのだと思います。

小泉さんの解釈的には焼きそばもそしてそのちょい足し自体も広義のラーメンの一種というかラーメンの一つの亜流
という解釈も出来そうです。

ラーメンの素晴らしい多様性について小泉さんが熱く語っていた時に一つのテキストにされていたのが
焼きそばの話であり、福岡や東京都内の焼きラーメンでもあったりします。
福岡の焼きラーメンは屋台発祥のご当地グルメの一つでもあるのですけど、これは焼いた細麺に後掛け豚骨スープを
掛けたものですが、これは都内のパリパリ焼き麺に豚骨ぺジボタスープを掛けたものですけど、ここまで来ると
焼きそばという名前はあるけど限りなくラーメンに近いとも言えると思われます。

焼きラーメンも広義の意味ではラーメンの一種だと思いますし、言うまでもなくまぜそば・油そば・汁なし坦々麺も
ラーメンの仲間だと思いますし、そうした意味では原作漫画で小泉さんが強調されていた通り
そもそも論として「どこまでがラーメンであるのかという事は厳密に定義づける必要もない」という事なのだと思いますし、
小泉さんの言われる通り、つけ麺・まぜそば等も普段何気なく口にする普通のいつものラーメンと違った味わいを
楽しむという事なのだと思います。

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以前もほぼ同じことを書きましたけど、改めてですけど
小泉さんの謎要素はたくさんあるのですけど、やはりその最大のミステリーは、あれだけ一日何杯もラーメンばかり食べていて、
しかも毎日毎週毎月毎年、一年365日朝昼晩・間食とラーメンばかり食べまくっているのに、
あんなにもスリムな体型を維持されていて、素晴らしき美少女JKさんをキープし続けている事なのかもしれないです。

小泉さんの後ろ姿も素晴らしいとしかいいようがないオーラに溢れていると思います!

その辺りは永遠の謎なのかもしれないですし、私自身が小泉さんに魅かれる一因なのかもしれないです。

アニメ・漫画作品ではよく「嫁キャラ」と言われる「お嫁さんにしたような美少女キャラ」が出ますけど、
私的に自分の嫁キャラというと、一例を挙げると、プリキュアだったらハピネスのめぐみとゆうゆう、ドキドキの六花、
スタプリの羽衣ララ、トロピカル~ジュプリキュアだったらあすか先輩、スイートの北条響、スマイルのみゆきとれいかさん、
艦これだったに夕張ちゃん、翔鶴お姉さま、白露お姉ちゃん、睦月、東方だったらアリスに早苗さんにさとり様にゆかりん、
トニカクカワイイの司、ゆるキャン△だったらなでしこ、プリコネだったらペコリーヌとコッコロちゃん
2022年秋アニメヒロインでもあった「新米錬金術師の店舗経営」のサラサ、アイカツシリーズの大空あかり、
D4DJのハピアラの麗、Lyrical Lilyの桜田美夢と竹下みいこ、「絶対防衛レヴィアタン」のレヴィアタン、
ハナヤマタの関谷なる、魔女の旅々のイレイナ、プリンセスプリンシパルのアンジェとドロシー、RELEASE THE SPYCEのモモ、
色づく世界の明日からの月白瞳美、うる星やつらのサクラ先生などなどなどたくさんいますけど、
「ご注文はうさぎですか??」だったら文句なしにココアに尽きると思います!(シャロも大好きです~)

そして・・二人でなにか「イケナイコト」をするのだったら、物語シリーズの戦場ヶ原ひたぎと
「デート・ア・ライブ」の時崎狂三と「ラーメン大好き小泉さん」の小泉さん以外ありえないです!

小泉さんは私にとっては大いなるヒロインといえそうですね~♫
フレッシュプリキュアの第15話は、2009年のリアルタイムで見ていた時からとっても好きなお話でした。

リアルタイムで見ていた時は、この後イースがまさかプリキュアになるという事は全く予想していなかったものですから
第15話を見ていた時点では、
「SSの満と薫と同じパターンにイースもなってきたという事なのかな・・?
友達と偽ってプリキュアに近づいたら本当にプリキュアとお友達になってしまい私はこの子達を倒す事は出来ませんという
プリキュアとしてはお馴染みのパターンになってしまうのかな・・?
それとも、イースもラブに対してデレはじめて近いうちにラブに対して陥落するのだろうな・・」と思っていました。
当時は、あの冷たい瞳のイースが、プリキュアに本当になってしまうとはそういう予測は全く出来なかったです。
だからこそ、イースの死とイースのプリキュアとしての再生は、青天の霹靂以外の何者でも無かったです。

フレッシュプリキュアの初期から中盤までのの3幹部のうち、サウラーは狡猾で頭のよいタイプで、
ウエスターは、言うまでも無く歴代でも屈指の愛すべきおバカキャラで典型的なマヌケ幹部でもありました。
イースはと言うと・どちらかというとサウラーに近いタイプで、頭はいいし自分で作戦を立案しそれを速やかに
行動に移せるタイプで、歴代敵幹部としても大変優秀な位置づけだと思います。
そういうイースが、第15話において、とある策略を思いつき、実行に移したものの
ラブのあまりにもバカ正直すぎる「まっすぐな心」によって、その策略自体が不成立に終わってしまった回とも
言えるのですけど、そのせつなの策略時におけるせつなの小芝居が今現在の視点で見てしまうと
「いいよねぇ・・イースにもそうした時代があったよねぇ・・」と改めてしみじみ感じてしまいますし、
結果的にイースはラブに陥落させられますけど、そのきっかけというのはこの回に遡ると言えるのかもしれないです。



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第15話ですけど、メビウス様から作戦の遅延を責められ、イース・ウエスター達3幹部はプリキュアの存在をその遅延理由に
挙げた上で、「プリキュアの変身アイテムを奪ってしまえばいい」みたいな事を思いつきます。
そのため、せつなの作戦は、ラブと既に友人関係が発生している事をネタにラブに接近し、
ラブが心を許した瞬間にラブの変身アイテムを奪取すれば、ラブはプリキュアに二度となれないからこれで万事解決
みたいな感じだったと思います。
客観的に言ってしまうと、「そんな別にまどろっこしい事しなくても、背後からいきなりラブの頭をバットかなんかでぶん殴り
気絶させその隙に奪ってしまえばいいじゃん・・」みたいに思うのですけど
あえてそうしないのがプリキュアの世界の優しさなのかもしれないです。
フレッシュの後半以降の展開でも、メビウス様から
「早いとこ、インフィニティ=シフォンをプリキュアから奪取してこんか!!」みたいな事を厳命され
アホのウエスターが色々な所、揚げくの果てには映画の舞台ともなっていた「おもちゃの国」で
シフォンの探索をするのですけど、よく考えてみると別に街とかでシフォンを探索しなくても、
シフォンは基本的にはラブの家にいつもいる訳ですので、深夜のラブのお部屋を急襲した方が
全然効率がいいのかもしれないです・・
これはあくまで優しきプリキュアの世界ですので仕方ないという事にしておきましょう・・
ついでに言うと、プリキュア5のマヌケ幹部たちが「ドリームコレットをさっさと手渡せ!!」みたいな脅しを毎回かけていましたけど、
別にプリキュア達との戦いの場で奪取しなくても
のぞみ達が学校に行っている隙に、一人で店番しているナッツハウスを襲った方が全然手っ取り早いような気もするのですけど
「それを言ったらおしまいよ・・」という感じなのかもしれないです。

せつなは、ラブと仲良くなったうえでアイテムを奪うという選択をしているのですけど
その際にラブ達と色々な所を遊びに行きますが、プリクラというのもいかにも年頃の女の子らしい話です。
4人の集合写真を見てみると、ブッキーってかなり背が低いような印象があったものです。
せつなが一人笑っていないのがとても印象的でした。
何となくですけど、イース時代の冷たい瞳はSSの満の冷たい瞳となんか似ているようにも感じたりもします。
イースはこの時点では笑顔ができない子でしたし、プリキュアとして覚醒して以降もせつなが自然と笑顔ができるように
なるまでにはかなり時間が掛っていました。
その流れの中で、「みんなでボウリングをしよう」という事になったのですけど
ここで狡猾なサウラーが背面で援護射撃をする事になります。
サウラーの作戦とは、強制的に人間の本音を語らせることで、お互いの人間関係にヒビを生じさせ、
その不信感から諍いを発生させ不幸のゲージを集めるというものでした。
やっぱりサウラーは筋肉バカのウエスターとはやはり全然違いますね・・・
サウラーは基本的には優秀だったと思いますし、ウエスターとセットされる形で「フレッシュのマヌケ幹部」と揶揄されるのも
少し気の毒な感じもありそうです・・

サウラーの作戦を直撃される形で、美希も祈里もせつなに対して、以前のわだかまり・・・
「このままダンスを続けてもロクな事にはならない」というせつなのインチキ占いがここにきて功を奏し
「ラブにそんな事を言うなんて許せない」みたいな本音を強制的に口にしてしまいます。
そして、ここでついにせつなの小芝居が炸裂します!
「そんな事言うなんて・ひどい!!」と泣きながらその場を飛び出してしまいます。
このせつなの清純派の演技そのもの演技には主演女優賞をあげたい気分です。
せつな自身はこの際は、「よく言ってくれた。この発言のおかけで私は仕事がしやすくなった」という
ラビリンスの立場としての本音と
「そんなひどい事を言うなんて・・」というプリキュア側に対する建前を大変上手く使い分けていると思います。
そして、ラブとふたりっきりになった状態の際にボーリングの投球をしてストライクを出しているのに
急にフラフラとへたれこみ
「急にめまいがしちゃって・・ラブ・・飲み物買ってきて・・」と自分のはかなさを懸命にPRするせつなは、
小芝居炸裂!!という感じでした~!

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この回でとてもすてきだなぁと改めて感心する点はラブのまっすぐな所に尽きると思います。
そしてラブにも、例のサウラーの策略のオウムの羽が憑依し、ラブも心の本音告白タイムに入ります。
ここでせつなは「ラブも他の二人と同様に自分を疑っているはずに違いない」と予測し、
せつなとしてはラブに「私はせつなが信じられない」といった本音を強引にラブから引き出し
その本音を元にラブの心を凹ませその隙にアイテムを奪おうと策略します。
だけど、ラブの素晴らしき本音は、
「よかった! せつなが許してくれた! せつなは本当にいい子、ありがとう!!」という
せつなにとっては思いがけない一言でした。

ラブ兄貴の純真さ・まっすぐさ・人を信じる心は、プリキュアの鑑ですよね~♪
ラブには一点の曇りもありません!
この時点でせつなは既にラブに対してはもう半分陥落していたのかもしれないですよね。
そうでないと第23話のあの素晴らしき神回の前提が崩れてしまうような感じもあるような気もします。

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サウラーのある意味はた迷惑な策略により街中の人達は、
相手に対して心の本」を炸裂しまくり、当然ながらそれが原因となって喧嘩が始まってしまい
サウラーと意図通り不幸のゲージはどんどん溜まっていきます。
この辺りはさすがですね。
ウエスターがカツラ回で結果的に自らの不幸による一滴しか貢献できなかった事を考えると
サウラーの歴代でもイケメン振り&頭の切れは感心するものがあります。
サウラーは実はシリーズとしては印象が薄いキャラでもあったりします。
ウエスターという不世出の愛すべきバカの影響は、サウラーの存在感すらも消してしまったとも思えます。

「その洋服、似合っていない・・」
「俺は仕事で疲れている・・」
「結婚前は家事分担するって約束したじゃない・・・」

人間には色々と「本音」というものはあるものですよね。

考えてみると、世の中には当たり前の話ですけど、裏と表・本音と建て前というものは間違いなく存在しています。
世の中にはたとえ正しくても「決して口にしてはいけない事」も一杯ありますし、
本当はこんな事いっても相手をおだてるだけと思っていても、本音とは全然違う「建前」を口にする事で
なんとなくその場をやり過ごすという事はむしろ日常茶飯事なのだと思います。
世の中には「優しい建前」と「決して優しくはない本音」があるようにも思えます。
むしろ相手の事を真剣に思うのだったら「優しくない本音」をあえてぶつける事だってあると思います。
その辺りは使い分けをする事で調整していくのしかないかもしれないです。

サウラーは、「本音をストレートにぶつけさえすれば人間は勝手に争い・諍いを始めるもの・・」と単純に考えていたようですけど、
それほど人間と言う生き物は単純ではないという事なのでしょう。
タイトルの通り、そこには「「相手を思いやる心」が建前・本音とは別にあるのかな?とも思います。
サウラーの策略によりあちこちで喧嘩が始まってしまいましたけど、最終的には、その喧嘩を一つのきっかけとして
「この人の事をもっと知りたい」とか「どうすればこの人を笑顔にすることが出来るのか」といった事に
繋げられるのが「人間」の一つの知恵と言えるのかもしれないです。

フレッシュの第23話で、美希は凹むラブに対して「しっかりしなさいっ!!」とか「最初からせつなという子は存在しなかった」という
本音炸裂のトークを展開するのですけど、あれも単に美希の心の吐露というのではなくて、
ラブに対して「こうなって欲しい・・!!」という思いから発した言葉なのだと思えます。

「本音」と「本当に伝えたい事」は別なのじゃないのかな・・?

「服が似合わない」 →「ここをこうすればもっとあたなには似合う」

「家事を手伝うヒマがない・・」 →「朝の時間帯、例えばゴミ出しとか掃除なら協力できる・・」

なとのように、本音で語る事と
本当にその人に伝えたい事、伝えることでその人が更に良くなり自分達の関係・絆も強くなるという事は
似ているようで違うのかな・?みたいな事をフレッシュプリキュア第15話を見て、感じたものです。

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フレッシュプリキュア第15話てサウラーが人間に対して行っていた事は、
実はさとり様の「相手の心を読み取る能力」とほぼ同じと言えるのかもしれないです。

さとり様は相手の本音が分かってしまっているから、相手との対話・コミュニケーションがついつい面倒になり
その相手の本音をついついポンポンと口にしてしまうから
相手からびっくりされ「なんだコイツは・・」みたいに忌み嫌われ
結果的にさとり様も「自分は嫌われ者」と地霊殿にひきこもりがちになられてしまうのですけど、
もしもですけど、さとり様が「人の本音」と「本当に伝えたい事」は実は別物であるという事にお気付きになられたとしたら
少しはさとり様の心にも何か変化があったりするのかな?みたいな事もふと感じたりもします。

せつなはラブのまっすぐな心・・裏表が無い本音を知る事でラブに陥落させられてしまいデレるきっかけにもなったのですけど、
あの場面にもしもさとり様がいたとしたら多少は「何か」をお感じになるのかな・・?

もしもですけど何かの間違いで(?)
さとり様を口説く男が表れ、その男の心がラブのように一点の曇りも無い感覚で、「さとり様が大好き!!」みたいな
ものだったらさとり様はせつなのように陥落する可能性もあるのでしょうか・・?
そのあたりも脳内妄想し甲斐があるネタなのかもしれないです。

ここから先はdream fantasy2
アミグリさんが過去に描かれた絵の転載&ご紹介コーナーです。

上記にてさとり様のお話が出てきましたので、今回はアミグリさんの描かれたさとり様の中でも、アナログ絵とデフォルメ絵という
2枚の変化球作品をご覧頂きたいと思います。

上記の作品は2014年3月10日の「3月10日はさとり様の日」に描かれたさとり様です。

このさとり様はアミグリさんの作品としては珍しい部類に入るアナログ作品です。

さとり様のこの憂いの表情でもあり哀しみの表情でもあるなんともいえないこの寂しげな様子からは。
「さとり様・・そんなに哀しい顔しないで・・」と そっと肩を寄せたい妄想に思わず駆られてしまうようなすてきな
アナログ作品だと思います。

アミグリさんが描かれたこのさとり様の表情の哀しそうな雰囲気はとってもせつないものがあります。

フレッシュプリキュア第15話でも描かれていたように、人間というものは不用意に自分の心の本音を相手に悟られると
動揺し戸惑いは生じますけど、同時に自分の心を見透かした相手に対しては警戒心・不気味感・怒りを感じてしまうのかも
しれないです。
そうした人間達の妖怪・覚への不信感・警戒心をずっと感じ続けているからこそ、さとり様はこうした哀愁漂う表情を
されているのかもしれないです。

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続きましてアミグリさんが2019年2月に描かれたデフォルメ作品のさとり様です。

以前当ブログでアミグリさんの描かれたデフォルメこいしちゃんを転載させて頂きましたけど、
デフォルメこいしちゃんは明るさ・ゆるかわいらしさ・妹キャラらしい少しきゃぴきゃぴした雰囲気が
すてきに伝わっていましたけど、デフォルメさとり様はこいしちゃんと同じポーズ・同じデフォルメ・同じハート型の背景・
同じスカートの薔薇の模様というかなりの共通性はあるのに、
「同じ姉妹でもなんだか伝わってくるものが違うのかも」と感じさせるのは、
アミグリさんの表現の使い分けと東方キャラの差別化を立派に実現されている証しなのだと思われます。
このデフォルメさとり様は、ゆるくてかわいらしい雰囲気に溢れているのですけど、
やはりどことなくせつないとか儚いとか心ここにあらず・・と伝わってくるのは、さとり様のあのちょっと哀しそうな表情と
サードアイがこいしちゃんと違って少し不気味に開けられているせいなのかもしれないです。

東方姉妹の中で依神姉妹・スカーレット姉妹は姉妹の見た目の雰囲気はかなり異なっているのですけど、
古明地姉妹はなんとなく似ている感じもあると思います。
そうした似ているような雰囲気の古明地姉妹をデフォルメ作品としてもその違いを単に衣装や色の違いとしてだけではなくて、
そこから内面的に伝わってくるものを大変立派に表現されているようにも感じられます。

上記のアミグリさんが描かれたさとり様の権利は、さとり様の絵師様であるアミグリさんに帰するものであり
当ブログにおける転載とご紹介は事前に全てアミグリさんからご了解を頂いたものであり、
アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

アミグリさん、本当にいつも素敵なイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!

皆様の中で「こんなに存在感のあるさとり様を描かれる方のブログってどんなもんなのだろう・・? 」と興味がある方は、
是非是非アミグリさんのブログ dream fantasy2を ご覧になって頂きたいと思いますし、 宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログdream fantasy2 に一度お越しして頂けると
アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私もとってもとっても嬉しいです!

アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!

アミグリさんのpixiv

せつなの小芝居すらもせつなへの信頼感にかえてしまうラブもすてきですけど、相手の心の本音を読解しながらも
それに対しての妖怪・覚としての宿命を感じて心を閉ざしてしまうさとり様もまたまたすてきなものがありそうです。
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永江衣玖のスペルカード発動時のポーズ
(誰がどう見ても映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のトラボルタの有名なポーズにそっくりですね~♪)

永江衣玖・・衣玖さんはとってもふわふわかわいい東方キャラですね~♪

永江衣玖は、龍の世界と人間の世界の間に棲む「竜宮の使い」と呼ばれる妖怪で、龍神様の発言内容から
重要な情報を抜き取って人々に伝えるのが仕事とされ、
例えば、幻想郷に近々大地震が発生しそうみたいな情報を把握すると、いち早く幻想郷に赴き
「間もなく大地震が到来する」と警告を発していきます。
衣玖さんは天人と勘違いされている方もいらっしゃるみたいですけど、実際はあくまで妖怪さんです。
幻想郷屈指の迷惑天人でもある天子の監視役という役割も担っている面があり、
「東方緋想天」のストーリーモードでも天子のあのとてつもないわがままぶりに頭を悩ませたり、
ゆかりんに会った際は「なんとか天子にお灸を据えてあげてくださいまし・・」と頼んでいる苦労人みたいな雰囲気も
実はあったりもします。
二次創作においては、あちこちで迷惑を掛けまくっている天子をフリル地獄の羽衣でとっ捕まえてきて
天子に代ってあちこちに天子がやらかした迷惑行為をペコペコ頭を下げながら謝罪に廻っているというのも
なんか微笑ましいものもあったりします。

衣玖さん本人がおっとりとした面倒くさがり屋でもあるので、霊夢やアリス同様に他人にほとんど関心がないという
飄々とした御方でもあり、
唐突に何の前触れもなくいきなり相手の前に出没し、初対面の相手に地震が起こることだけ告げて去っていくという
感じでもありますので、ある意味ありがた迷惑な御方という面もあるのかもしれないですし、
見方によっては飄々として捉えどころがない妖怪さんみたいな側面もありそうです、
衣玖さんは幻想郷の皆様に「間もなく地震が来ますよ~」と予知を告げに来る際も
問答無用で各邸に不法侵入し、突然何の前振りも無しに事務的に
「地震がやってきます」と告げて即帰っていきますので、言われた方は「なんじゃそりゃ・・!?」みたくなってしまいがちですし、
その告知方法があまりにも唐突で不法侵入的に突然出没しますので、それを不審に感じた相手とそのままバトルに
なだれ込んでしまう事も多々あったりします。
衣玖さんの能力は「空気を読む程度の能力」という事で、その場の特性をすぐに把握しすぐに馴染む事ができるという設定
なのですけど、「本当にそうなの・・? この告知方法は場の空気を読めない能力じゃん・・!」と余計なツッコミを
入れたくもなってしまいます・・・

衣玖さんは不本意ながらも天子に関わるシーンも多々あったりします。

天子にとっては天界の生活は退屈極まりないものだったようでして、その退屈しのぎとして行ったのが、「東方緋想天」の
異変だったのです、
地上の異変の解決屋(霊夢)の事を知り、自分も異変を起こせば霊夢が乗り込んできて、
退屈をしのげるのではないかと考え、天界の宝「緋想の剣」を持ち出して異変を起こしたというのが
その東方緋想天という異変の真意です。
「自分を満足させなければ大地震を起こす!」とまたまた勝手な事を言い、霊夢を脅し戦闘を強要し、
博麗神社を地震で倒壊させるなどの暴挙を繰り返した挙句の果てに、
異変を通して密かに博麗神社に比那名居一族との縁を結びつけようとしたため、ゆかりんの怒りを買ってしまい、
最終的には、ゆかりんから完膚なきまでに叩きのめされボコボコにされています。
(自業自得ですね・・)

東方の世界では鍵山雛以上に「フリル地獄」と東方絵師様から恐れられている衣玖さんは、
龍の世界と人間の世界の間に棲む「竜宮の使い」と呼ばれる妖怪であり、本来の役割は万一地震が発生しそうになったら
そうした情報をいち早く幻想郷の人里に伝達しに行くという事であり、別に天子のメイドでも部下でも
何でもないのですけど、成り行き上仕方なく天子ちゃんの普段の生活の管理・監視・お世話を押し付けられている
ある意味気の毒な御方でもあるのですけど、永江衣玖は天子ちゃんの事は一応は
比那名居一族のお嬢様ということで「総領娘様」と呼んでいたりもしています。
だけどあまりにも普段の天子の迷惑の掛けっぷりが半端なく、何かあるとその後始末とか天子に代っての謝罪を
押し付けられる永江衣玖もさすがに我慢の限界なのか、あのゆかりん=八雲紫様に対して
「総領娘様にお灸を据えるおつもりでしたら是非やって下さいまし」とまさかの(?)お仕置き依頼をするのも「そんなの当たり前!」
みたいな空気が 「東方緋想天」の異変の際にはあったように思えます。

紫  : 私はある天人を探しているの。比那名居 天子 
衣玖 : 総領娘様ですか?どのような用件でしょう?
紫  : ちょっと亡き者にしようと・・
衣玖 : あらあら、それはまた物騒な
紫 : さあ、何処にいる?
衣玖 : そうですねぇ、総領娘様なら今は地上に降りていると思います
紫  : あれ?霊夢が言っている事と食い違っているわね
衣玖  : ここだけの話、自由すぎてあのお方には手を焼いているのですよ。天人の間でも・・
紫 : 本当は隠しているんでしょ?
衣玖  : 本当に居ないと思いますが……
紫 : さあ居場所を教えなさい!
衣玖 : いえ、本当に居ないのです
紫  : ふむ、時間と体力の無駄だったみたいね
衣玖  : もし総領娘様にお灸を据えるおつもりでしたら是非やって下さいまし。あ、勿論私が言ったって事は内緒ですよ?
紫 : さっき言ったでしょ?お灸を据えるんじゃなくて亡き者にするの!

霊夢の博麗神社を倒壊させられ博麗神社の尊厳を傷つけられたゆかりんの怒りは相当なものがありました。
それにしても衣玖さんの「天子にお灸を据えてあげて!」とゆかりんに懇願したのも、それまでの我慢の限界を
通り越していたのかも・・という感じなのかもしれないですし、
2010年の「ハートキャッチプリキュアの」えりか様=キュアマリン風にいうと「海よりも広い私の心もここらが我慢の限界よ!」という
感じだったのかもしれないです。
結果的にゆかりんによってフルボコにされてしまった天子を見て衣玖さんは陰でほくそ笑んでおられたのかもしれないですけど、
次の瞬間にはしれっとした表情で「あらあら、総領娘様大丈夫ですか~」と飄々と言われていたのかもしれないです。

衣玖さんというと忘れてはいけないことがありまして、既に二次創作等でも散々ネタにはされていますけど、
「サタデー・ナイト・フィバー」のあのジョン・トラボルタとの共通性ですね~♪

衣玖さんがスペルカード使用したときの立ち絵や衣玖さんが指差した相手に雷を落とす技を発動する際のホーズは、
映画「サタデー・ナイト・フィーバー」主演のジョン・トラボルタのタイトル画ポーズとほぼ同じです。
二人とも天を指す右手ははほぼ同じです。
違いとして、トラボルタの視線はほぼカメラ目線ですけど、衣玖さんは対戦相手の目がいってしまうのかやや横顔で
微妙に焦点が合っていないという事とトラホルタの左手はなんとなく地面を指しているようにも感じられるけど、
衣玖さんは左手は腰に回しているのが挙げられると思います。

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「サタデー・ナイト・フィーバー」はなつかしい映画ですね~♪

1970年代のディスコを題材にした映画では大変名高いと思われますし、この映画のサントラ盤は
当時としては異例の空前の売上を叩きだした事も大変名高いですし、
ジョン・トラボルタの出世作でもありますし、何よりも日本においてもこの映画を一つのきっかけとして空前の
ディスコ・ブームが沸き起こっていたようにも感じられます。
(余談ですけど、この映画の封切と同じ年の吹奏楽コンクールの課題曲が名曲といまだに根強い人気を誇っている
「ディスコ・キッド」でもあったりします!)

映画「サタデー・ナイト・フィーバー」はダンス映画でもあるのですけど、その内容は意外とシリアスな要素もありまして、
現代のアメリカや日本で暗い影を落としている「格差社会」を既に1970年代後半から示唆していたという事でも
評価がなされて然るべき映画とも言えるのかもしれないです。

「サタデー・ナイト・フィーバー」のDVDのジャケットとか当時のポスターが上記のようなジョン・トラボルタの
天を指すように高々と挙げている右手は大変印象的でしたし、当時、あれを真似ている芸人さんの今でいう
一発ギャグもかなり多かったような記憶もあります。
というか・・この「サタデー・ナイト・フィーバー」やジョン・トラボルタの事を聞いて「なつかしいね~」と感じる方は
私と同様に立派な昭和育ちと言えるのかもしれないですね・・

「サタデー・ナイト・フィーバー」というと私自身も思い入れがありまして、この映画音楽のメドレーは、
私が高校3年の時の高校生活最後の吹奏楽部の定期演奏会のポップスステージにて最後のトリを飾った曲でも
ありましたけど、この曲が開始されると会場内はかなり手拍子や歓声に溢れていましたし、
メドレーの最終曲の「ステインアライブ」はかなりの大盛り上がりだったと思います!
当時のダンスミュージックというとやはりこの「サタデー・ナイト・フィーバー」が最高に盛り上がる曲だったと思います。

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上記はグリフォンフィギュアとしての衣玖さんです(ちなみにグリフォンは今現在は会社としては清算されています・・)

浮いたつま先や羽衣の広がりにより常に宙に浮かんでいる独特のフワフワ感を見事に再現していると思います。
衣玖さんのあの龍魚ドリルの発動状態の再現はこのフィギュアの最大の見せ所だと思いますし、
それを立派に表現していると思います。
右腕の羽衣が円錐状に絡みつき、ドリルの形を形成しているのですけど、この羽衣自体が鍵山雛ちゃんではないですけど、
フリル地獄の様相を呈していますから、デザイナーさん泣かせ以外の何者でも無いキャラなのですけど、
それだけに原型師様やデザイナーさんの「愛」が遺憾なく伝わってきますし、
そうした苦労が見事に結集されたフィギュアだと言えると思います。

この「ドリル」ですけど、羽衣を螺旋状に巻いて作っているのですが、フリルの赤色がその螺旋構造を強調していて、
一見すると「とてつもなく乱暴な凶器」のようにも見えてしまいそうです。

リボン、ストール、羽衣、ドリル、ロングスカートなどなど・・ひとつひとつに表情がついており
1体のフィギュアとしては過剰積載とすら感じる情報量にも関わらず
右腕のドリルが最も強調されるようにそれぞれが調節されておりポージング含め
非常にうまいバランスでまとまっているのが本当に素晴らしいと思いますね~♪

うどんげちゃんは衣玖さんの外見を「ぱっつんぱっつんの衣装」と評されていましたけど、まさにそんな感じだと思います。

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ここから先はdream fantasy2のアミグリさんが描かれたイラストの転載&ご紹介コーナーです。
今回ご紹介させて頂く作品はアミグリさんが2012年7月描かれた永江衣玖です!

この衣玖さんは、アミグリさんの作品としては大変珍しいのですが、アナログのクーピーで塗られたものです。
当時のアミグリさんのお言葉としては「簡単な絵だったのですぐ出来上がりました」との事ですけど、
いやいや、それは凄い事なのだと思いますよ~!
衣玖さんは東方作品では鍵山雛と並んで「東方屈指のフリル地獄」と東方絵師様からは恐れられていて、
上記のフィギュアでも述べた通り、通称、電動ドリルとも呼ばれるのあの独特な羽衣やフリルとか龍魚ドリルが
備わっていますのでアミグリさん曰く「らくがき程度の絵」と言っていてもあの衣玖さんを描くのは本当に厄介な事だと思います。

東方絵師様の傾向として雛とか衣玖さんを描かれる方は少数派になってしまいそうですし、ましてや
こんな厄介なデザインの衣玖をアナログで描いてみようという方はある意味貴重な絵師様でもありますので、
そうした意味においてもアミグリさんの希少価値は高まりそうな感じもあると思います。

衣玖さんの雰囲気としてはおっとりしているみたいな感じで描かれる絵師様が多い中で、アミグリさんのこのアナログ衣玖は、
「さーて! 今から天子をとっ捕まえにいって紫に引き渡しに行くぞー! おーー!!」みたいな感じで
気勢を上げているようにも見えそうです。

衣玖さんらしい雰囲気をキープした上で幾分コミカルに描かれているとっても可愛くて希少価値の高い作品のように
感じられます、

上記で散々述べてきた「サタデー・ナイト・フィーバー」のジョン・トラボルタとの共通性も見事に描かれていますし、
アミグリさんが描かれる衣玖さんも右手を高々と天に指すように挙げているのも、
「サタデー・ナイト・フィーバー」世代としてはとても嬉しいですし懐かしいものがあります。

アミグリさんは平成生まれの絵師様ですので、「サタデー・ナイト・フィーバー」とか言われても、あまりビンと来ないのかも
しれないですけど、昭和世代の私たちから見ると、アミグリさんのこの衣玖さんのジョン・トラボルタと同じ立ち絵は
感涙ものでもあったりします。
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エナジードリンクの一例

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栄養ドリンク

昭和の頃ですと、「少し疲れたな・・」とか「ちょっと眠たいのだけど、まだやることが一杯あるからな・・」とか
仕事や勉強でもうひと踏ん張りしないといけないという時の疲労回復とか眠気覚ましというと、
コーヒーとかユンケル・眠眠打破・アリナミンV等の栄養ドリンク剤というイメージがあったのですけど、
最近はそのあたりは少しばかり事情が変わってきたのかもしれないです。

それはいうまでもなくRed Bullとかモンスターエナジー等の「エナジードリンク」の登場なのだと思います。

それではエナジードリンクと栄養ドリンクには特に法律上はどのような違いがあるものなのでしょうか・・?

栄養ドリンクとエナジードリンクfどちらも「飲めば元気が出る」といったイメージで差異はないようにも思えますが、
実は明確な違いがあります。それは栄養ドリンクが医薬品もしくは医薬部外品なのに対し、
エナジードリンクは清涼飲料水だということです。
医薬品は有効成分が配合されており効能・効果が明確に謳えるもの、医薬部外品は薬に準ずるものとして
公に認められていますが、清涼飲料水は単なる嗜好品にすぎません。
そのためエナジードリンクはどんなに体に良さそうに見えても具体的な効果を謳うことは法律で禁止されています。
そうした制約もあり広報・宣伝においては宣伝文句も元気が出る、爽やかな朝が迎えられるといった
抽象的なキャッチフレーズで謳うしかないのかもしれないです。
そうした訳でエナジードリンクはあくまで清涼飲料水なので、医薬部外品の栄養ドリンクのように効能表示はできないとの事です。
実際に成分を比較してみても、栄養ドリンクは例えばタウリンなど人体に必要な栄養素がたっぷり含まれているのに対して、
エナジードリンクの方は全体的にそうした成分は希薄です。
タウリンには、細胞を正常な状態に保つホメオスタシスという作用があります。
特に肝臓に対して作用する効果を持ち、胆汁酸の分泌を促進して肝臓の働きを促したり肝細胞の再生促進に効果があります。
エナジードリンクでは、栄養ドリンクに配合されているタウリンを使うことが認められていないため配合されません。
そのため、代用成分としてアルギニンが入っている場合があります。
アルギニンはアミノ酸の一種で、血流の改善や成長ホルモンの分泌を促す作用があると言われています。
そうした意味においてはエナジードリンクはあくまでも気分転換のために飲むものと割り切った方が賢明だと言える
のかもしれないです。

まとめてみると・・

栄養ドリンクは医薬品もしくは医薬部外品であり、その主な使用目的は滋養強壮、栄養補給です。
例えば風邪を引いて消耗した身体に栄養補給をするような時に効果が期待できると言えます。
対してエナジードリンクは清涼飲料水であり、リフレッシュや気分の向上が主な効果です。

エナジードリンクには、興奮剤としてカフェインなど様々なものが含まれています。
その効果によって元気になったり、眠気が覚めるわけですが、
それでも扱いはあくまでも清涼飲料水なのですね。

最近でもないですけど、以前ニュースでもエナジードリンクその過剰なカフェインの摂取による危険性が
言われたりもしていていますけど、カフェインは日常的によく耳にする言葉だし、コーヒーやお茶にも普通に入っていますので
多少多く摂取しても問題ないのでは・・?と思う方も多いとは思うのですが、
カフェインは一度に大量に摂取すると中毒死する危険性もあるとのことですし、
体重60kgの人なら「1時間に390mg、3時間に1020mgがカフェインの危険量」とも言われていて、これをオーバーすると
場合によっては急性カフェイン中毒ということで、救急車で搬送される事態にもなりかねないとのことですので
注意は必要なのだと思います。
しかもカフェインは、摂取を続けると耐性ができてしまいますし、毎日摂取を続けていると
7日から12日程度で耐性ができ、12~24時間経過すると、禁断症状を感じ始めるとのことですので、
換言すると一種の麻薬みたいな側面もあるのかもしれないです。
ちなみに普通の缶コーヒーの場合でも一本当たりにカフェインは100~150mg程度含まれていて
エナジードリンクだと80~150mg含まれているそうです。

先日なのですけど、私自身仕事から家に戻る途中、やばいくらいの疲労と眠気を感じていたのですけど
その日の夜にどうしても見たい深夜アニメ番組があったもので
「ここで寝るわけにはいかない」と思い、その日の昼間にすでに一本缶コーヒーを飲んでしまったので
「それではたまにはエナジードリンクでも試しに飲んでみるか・・」と普段めったに飲まないRed Bullというエナジードリンクを
飲んでみることにしました。

確かにカフェインの成分が強いせいか、瞬間的に「眠気すっきり!!」という感じになり、眠気が一気に吹っ飛んだような感じも
ありました、
何となくですけど脳がスッキリという感じというのか気持ち的に何か幾分ハイテンション気味というのか、
疲れが吹っ飛ぶような印象がありました。
やはりこれはドリンクの成分に大量のカフェインが入っているためだったのかもしれないです。

私、元々コーヒーにはめっぽう弱く、缶コーヒー一本飲んだだけで目が覚めてしまう傾向にあるのですけど、
エナジードリンクのあの眠気ふっ飛ばしつつ疲労感スッキリはどう考えても尋常ではないように感じたものでした。
これを飲んで一時間程度経過した頃に頬がほてるような感触があり心臓バクバクみたいな動悸のような症状が
あったと思います。
そしてこの動悸がしばらく続いたら妙に体に疲労感を感じ、そのまま朝まで爆睡という感じになってしまい、
結果的に当日見たかった深夜アニメは見逃してしまいました・・

もちろんその人の体質とか飲んだ時の健康状態等によっても違いがあるとは思うのですけど、
私としては危険な感じがあります。
少なくとも私の体質にはあまりあっていない感じもありますので普段はあまり摂取しないほうがいいのかもしれないと
感じたものでした。
どうしてもという時は本当に疲労困憊時のみに限定したいと思います。

身体に栄養を補給する栄養ドリンクと炭酸やカフェインの効果でシャキッした気分にさせるエナジードリンク・・
どちらも飲み過ぎは身体に良くはないのは言うまでも無いと思います。
特に、エナジードリンクの場合は、カフェインを過剰摂取したり、風邪薬などと一緒に摂取すると、
カフェイン中毒や心臓に負担がかかるなどの悪影響が大きいようにも感じられますし、私自身がたまに飲んだ際の一本
からでもそうした印象はあったりもしますので、
巷で流行しているからといって安易に飲みすぎるのもよくない・・ということなのだと思います。
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アザラシというと何となくですけど北極海とかバルト海みたいな寒い所に生息しているというイメージがあったりして、
そのため2002~2004年にかけて都内の多摩川や埼玉の荒川でゴマアザラシのタマちゃんが出没したというニュースは
当時はびっくりしたものです。
当時の多摩川は河川汚染がひどい上に、アリゲーターガーにピラニア、淡水エイといった危険魚類、
そしてニシキヘビやヌートリアといった魚類以外の生物などが確認されており、こうした
混沌とした状況を皮肉って多摩川をタマゾン川と呼ぶ人も多かった中で、タマちゃんが生息していて大丈夫なの・・?という
感じでもありましたけど、実際はタマちゃんは悠々と多摩川と荒川で迷子生活を楽しいでいたようでして、最初に目撃
されていた頃よりは随分と体格がまんまるになっていたような気がします。

アザラシには体重50kgのワモンアザラシから3700kgに及ぶミナミゾウアザラシまでおりその体は変化に富むそうです。
アザラシはホッキョクグマの主食となっており、ホッキョクグマの食料の実に90%をアザラシが締めているそうなので
多摩川や荒川での迷子生活はホッキョクグマという天敵がいないだけにむしろ快適だったのかもしれないです。
アザラシというとなんとなくですけどアシカとは外見がよく似ている気もしますけど、両者は似て非なるものという事で
いくつか明確な相違点が見られたりもします、

アザラシとアシカには実は簡単な区別方法があるそうです。

1.アザラシはアシカのように上体を起こせない

2..水中生活が主体のアザラシは水の抵抗を減らすため、耳たぶがない

3..アシカは前脚による推進力で泳ぐけどアザラシは後脚による推進力で泳ぐ。

日本近海では北海道を中心にゴマフアザラシ、ワモンアザラシ、ゼニガタアザラシ、クラカケアザラシ、アゴヒゲアザラシの
5種のアザラシが見られ、前述の通り寒い地方の動物と言うイメージがありますけど、実は熱帯の海でも生息している
そうです。
そうした意味ではも2002年に東京都の多摩川に出現し日本を騒がせたアゴヒゲアザラシのタマちゃんは
決してありえない行動をとった言う訳ではなくて、多分あれは移動の最中に迷子なってしまったという事なのかもしれないです。

タマちゃんは、当時の内閣総理大臣である小泉純一郎も内閣府内のインタビューでコメントするなどメディアで話題となり、
2002年新語・流行語大賞の年間大賞に選出されていたりもしました。
2003年以降、タマちゃんと見られるアゴヒゲアザラシが埼玉県朝霞市の荒川にもに出没しましたけど、2004年4月に
目撃されたのを最後に姿を消してしまいました。
多分海に戻ったという事なのかもしれないです。

当時はニュース映像でゴマアザラシのタマちゃんの姿が流されていたものですけど、ああやってみてみると
トドやセイウチはあまりかわいいとは感じないけど、アザラシはどことなく癒されるものがあり「かわいいね~♪」と
感じさせる風貌なのかもしれないです。



上記でアザラシの事を書かせて頂きましたけど、dream fantasy2のアミグリさんもオリジナル作品としてアザラシを描かれた事がありました~♪

上記の涼しげなアザラシちゃんのオリジナル作品はアミグリさんが2019年6月に描かれた絵です。
タイトルは「ぽっかり夢気分♪」となっています。

上記の「「ぽっかり夢気分♪」ですけど、この絵を発表当時にアミグリさんは
「オリジナルでアザラシちゃんを描いてみました(´∀`)
夏らしく涼しげに、グラスに浮かぶアザラシちゃんです♪
癒されていただけると嬉しいです(*^-^*)」と言われていましたけど、
本当にその通りですよね~♪
私自身も最初にこのかわいいアザラシちゃんの涼し気な様子を拝見させて頂き、瞬間的に涼しさを感じ同時に
癒しを感じたものでした~!
そして同時に多摩川や荒川に出没したタマちゃんを思い出してしまったものです。

グラスのブルーと白のアザラシちゃんがとても涼し気にひんやりと感じられ、見ているだけで涼んだ気持ちになれそうです。
アミグリさんの絵としては珍しく背景無しという事で、背景が無い分むしろすっきりとした印象を与え、このすっきり感が
涼しさにつながっているのかもしれないです。
グラスのブルーは青色の炭酸ソーダのようにも見えますし、はたまたひんやりとしたゼリーのようにも感じられそうですけど、
どちらにしてもアザラシちゃんがグラスの中で涼しさを満喫しているかのようなほんわかさが伝わってきています。
このアザラシちゃんは、まるっこい雰囲気という事もあり、安心感・やすらぎ・癒しを感じさせていると
思いますし、青と白の色彩を基調としている事もあり、この涼しいひんやり感もやすらぎ効果をもたらしているといえそうです。

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続きましてアミグリさんが2017年4月に描かれた「春だね~❀」とタイトルが付けられたオリジナル作品です。

三匹ともとにかくとってもかわいくかわいく描かれていて、見ているだでなんかホッ・・とするというか癒されるものが
間違いなくあると思います!
こうした小さなかわいい動物たちも見ているだけで思わず笑みがこぼれてきそうです!
うさぎというとバニーガールとか擬人化されたうさきちゃんでもお馴染みですけど、アミグリさんの描かれるこのうさちゃんからは
かわいらしさというもののお手本のような雰囲気すら漂っていると思います。
背景のお花畑もとっても癒されそうです~♪
この三匹の中では私のいっちば~ん!のお気に入りはアザラシちゃんです!
「多摩川のタマちゃんみたいでとってもかわいくて大好きですし、冒頭の涼しげなアザラシちゃんと合せてアミグリさんの描かれる
アザラシは見ている人ほほっこりさせる癒し効果があると言えそうですね~♪

タマちゃんというのか、このアザラシちゃんたちが気持ちよさそうに川辺でお昼寝してゴロゴロしていそうな雰囲気が
伝わって来ていて、なつかしくもありとてもかわいいと改めて感じたものでした~!

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続きましてアミグリさんが2015年11月に描かれた多摩ちゃんです!

多摩ちゃんは艦娘ですけど、多摩川のタマちゃんと名前が被りますし、両者ともみんなから親しまれる愛され上手の
キャラだと思います。

アミグリさんが「艦隊これくしょん」を始められたのは実は2014年なのですけど、
最初に選んだ艦娘は吹雪との事で、一番最初に建造した艦娘が実はこの多摩ちゃんなのです。

アミグリさんが「dream fantasy2
内にて2014年~現在に至るまで一人のキャラを最多描かれたのは川内とこの多摩ちゃんのそれぞれ3回で、
アミグリさんの川内と多摩ちゃん大好き振りがとても伝わってくるのですけど、
厳密にいうと、多摩ちゃんは2014年8月に下絵もUPされていて、これを含めると4回という事になりますので
数多くいる艦娘の中でもこの多摩ちゃんはアミグリさんのお気に入り艦娘の一人であると言えるのかもしれないです。
そしてそのいずれもアミグリさんの描かれた多摩ちゃんはネコっぽい雰囲気がとても可愛らしく描かれていると思います。

それにしてもこの多摩ちゃんはとても可愛いです!

艦これ全体のみんなの可愛いペットちゃんみたいな雰囲気すら漂わせているようにも思えますね~♪

雰囲気が、公式の設定のようにネコちゃんみたいで、 いかにも「猫はこたつで丸くなる」をそのまんま表しているみたいで、
とにかくそのほにょ~~っとした感じかとても 素晴らしいですね!!
特徴の一つであるショートパンツ姿がとにかくキュートだと思いますにゃ・・
ちなみにですけど、ゲーム上で艦娘たちが中破された際のボロ絵はいずれもかなりエロっぽい要素が
満開になるのですけど、意外にも多摩ちゃんが中破された際のあの際どさはとてつもないものがあると思いますし、
あの過激さは、普段の多摩ちゃんのネコっぽい様子とは明らかに異なるものがあり、
そのギャップの大きさに思わずきゅん!とくるものがあるのかもしれないです。

多摩ちゃんはやっぱり愛され上手なのかもしれないですね・・

上記のアミグリさんが描かれたオリジナル作品と多摩ちゃんの権利は、
全て上記作品の絵師様であられるアミグリさんに帰するものであり、当ブログにおける転載とご紹介は事前に全て
アミグリさんからご了解を頂いたものであり、アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

アミグリさん、本当にいつもすてきなイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!

皆様の中で「こんなにかわいいアザラシちゃんたちを描かれる方のブログってどんなもんなのだろう? 」などと興味がある方は、
是非是非アミグリさんのブログdream fantasy2を ご覧になって頂きたいと思いますし、 宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログdream fantasy2に一度お越しして頂けると アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私もとってもとっても嬉しいです!

アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!

アミグリさんのpixiv

イルカやペンギンもとってもかわいいけど、アザラシも改めてとってもかわいいものですね~♪

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