世の中に常に表の世界・裏の世界があるのと同様に
世の中に「表の顔」があるとすると、そこには大抵の場合、「裏の世界の顔」という御方もいるのだと思います。
影の支配者とか陰で表世界の登場人物を操る人たちとか陰のドンとか闇の権力者とか指南役とかフィクサーとか
キングメーカーとか言われたりもするのでしょうけど、
(都市伝説がお好きな方はこの手の話題というとフリーメイソンの名前を出される方が多いのかもしれないです・・)
そうした呼び方で個人的に一番しっくりとくる言い方は「黒幕」なのかもしれないです。
昭和の頃だったらそうした言い方がよく似合っていたのはロッキード事件でも度々登場し「記憶にありません」とのある意味
不滅の(?)名言を残された小佐野賢治とか児玉誉士夫あたりなのかもしれないです。
政治学的には、黒幕と言うと表の最高権力者を裏で操る人物や、最高権力者を降りた後にも政治的影響力を行使する人物と
言えるのだと思います。
上記で指南役と表記しましたけど、東方で指南役という言葉がよく似合うのはゆゆ様の剣の指南役を務める妖夢でも
あるのですけど、妖夢はまだまだおこちゃまですのでそうした黒幕という言葉は全く似合いそうもないです・・
そして東方の世界で「黒幕」という言い方が一番よく似合うのは、やはり誰がなんといってもゆかりん=八雲紫様
といえるのは間違いないと思いますし、ゆかりんこそが幻想郷の黒幕そのものなのかもしれないです。
そしてゆかりんは同時に幻想郷創設者の一人であり、その真の正体は「龍神様」なのかもしれないです。
当ブログの過去記事において東方儚月抄関連で既に散々語りましたけど、あの話の中で最大の黒幕はゆかりんであり、
その黒幕のゆかりんと阿吽の呼吸で支えていたのはゆゆ様なのだと思います。
他には、東方妖々夢の黒幕は言うまでもなくゆゆ様でありますし、「東方永夜抄」の黒幕は永琳です。
そうそう黒幕と言えば、黒幕とは全然関係なく単なる下っ端の一面ポスに過ぎないレティ―さんが
「東方妖々夢」にて咲夜さんが自機を務めた選択肢における一面ボスのレティさんとのバトルの場面において、
レティさんを代表するお言葉「くろまく~。」が飛び出していたのは大変印象的でもありました~♪
その場面を再現してみると・・・
咲夜:ああもう、こんな雑魚倒しても何にもなりゃしない! さっさと黒幕の登場願いたいものだわ。
レティ:くろまく~。
咲夜:あなたが黒幕ね。では、早速。
レティ:ちょい、待って! 私は黒幕だけど、普通よ。
咲夜:こんな所に黒幕も普通もないわ。そもそも、あんたは今何が普通じゃないか分かってるの?
レティ:例年より、雪の結晶が大きいわ。大体、3倍位。
咲夜:ああそうね。
レティ:あとは、頭のおかしなメイドが空を飛んでることくらいかな。
咲夜:そうね。やっぱり、あんたが黒幕ね。
(バトル終了後・・・)
咲夜:黒幕、弱いなぁ。次の黒幕でも探さないとね。
黒幕は黒幕でもこんなに弱くてのほほ~んとした黒幕のフリをしたレティさんもとってもお茶目なものが
あったと思います。
東方作品の中で「黒幕」が登場した作品の中では、ゆかりん・永琳・ゆゆ様・萃香といった
東方でも大物級の黒幕が登場していた作品もありましたけど、
「東方輝針城」においては、鬼人正邪という小物キャラが黒幕を務めていた作品もあったりしたものでした。
「東方輝針城」は全体として複雑なシステムを取り入れずに制作し、なんとなくのんびりとほわわ~んとした雰囲気が
漂っているのも、ゆかりんみたいな大物黒幕が登場しないで鬼人正邪みたいな小物キャラが黒幕を務めていた事も
多少は影響があるのかもしれないです。
東方輝針城において特筆されるべきことは東方花映塚以来久しぶりに咲夜さんが自機としてレギュラー出演を
果たされていて、東方輝針城の自機は霊夢・魔理沙・咲夜さんと言う事でここに
「チーム妖々夢」のメンバーが再結成されたというのも今にして思うと大変意義があると思えますね~♪
この東方輝針城のゲームは2013年に登場した作品ですけど、今現在は不明ですけど。
2018年時点において1~3面が無料でダウンロードできる体験版が利用できるというのも大変面白いものがあると思います。
「東方輝針城」は例えば東方地霊殿とか東方風神録とか東方深秘録などのように東方作品全体の世界観に
影響を与えるといったような重要な要素はあまりなく、純粋にゲーム作品として楽しめばそれでいいのかな・・?と
感じるようなどちらかというと軽い作品と言えるのかもしれないです。
そのストーリーを公式の解説をそのまま転記させて頂くと・・
「暴れる妖怪騒ぎはあちこちで起こっていた。
勝手に動き出す道具も散見される。
一体何が起こっているのだろうか。
霊夢達にも、暴れている妖怪達にも判らない。
次第に不安の雲が空を覆い始めていた。
強い風に軋む巨大建造物の音。
幻想郷に不協和音が鳴り響いた。 」
と記されていますけど、この作品で重要な要素の一つになっているのが道具としての付喪神の存在と
言えるのかもしれないですし、:堀川雷鼓がそれまでの和太鼓と魔力の源である太鼓奏者を切り捨て、
新たな依代として外界のドラムと奏者を手に入れ、結果的にプリズムリバー3姉妹との提携に至るようになったという
意味において大変意義がある作品だとも思えますし、
小物妖怪の鬼人正邪が自らは表舞台には登場することなく、打ち出の小槌の力を有する少名針妙丸を利用する事で
自らの都合のいいように少名針妙丸を陰で操り、自らの目的である「幻想郷の崩壊と下剋上」を達成するために
黒幕的に陰で暗躍していたという事は、東方史上初めてなのかもしれないですけど、
鬼人正邪という黒幕が、
1.ゆかりん・ゆゆ様・永琳と言った大物ではなくて小物の下っ端妖怪が初めて黒幕的立場として暗躍
2.純粋な悪意をもって幻想郷内に異変を起こした初めての人物
という点において大変特筆されるべきものがあった作品と言えるのだと思います。
ゆかりん・ゆゆ様は大物感漂う黒幕であるのに対して、鬼人正邪(キジン セイジャ)はレティさん以下の他愛も無い小物クラスの
黒幕と言えるのだと思います。
だけどそうした小物の黒幕でも、善意の塊なのだけど「打ち出の小槌」というとてつもない魔力を生み出すアイテムを
有している少名針妙丸を言葉巧みにたぶらかして、結果的にだまして、自らは何も手を汚す事も無く打ち出の小槌という
魔力によって幻想郷を一時的に大混乱に陥れたという点では、小物の黒幕でも手にするアイテムと騙す相手がいれば、
大物黒幕みたいなマネをする事が出来るという事を提示しているのだと思います。
普通はこれだけ悪意を持って幻想郷をパニックに陥れれば、幻想郷の最強の妖怪にして最高の賢者のゆかりん=八雲紫様より
手痛いお仕置きを食らっても全然おかしくないと思いますし、事実、似たような事をしでかした天子ちゃんは
ゆかりんの逆鱗に触れてゆかりんからフルボコに成敗されやっつけられていますけど、
鬼人正邪は異変後はどこかに逃亡を図り、特にゆかりんから成敗はされていません。
ゆかりんにしてみれば「あんなたわいもない小物妖怪の一匹や二匹暴れても全然大した問題ではない・・」という感じ
だったのかもしれないですし、超大物黒幕にとってはこんなまるで虎の威を借りるような感じの小物黒幕には
興味のきの字も無い・・という感じだったのかもしれないですね。
鬼人正邪の正体はひねくれ者の自分では何もできないアマノジャクです。
鬼のような見た目ではあるのですげと、萃香・星熊勇儀という正真正銘の鬼族とは何の関係もなく、
鬼人正邪は鬼とは似て非なる妖怪「天邪鬼」に過ぎません。
あややによれば、「 鬼の一種ということではなく、ただのひねくれた性格の妖怪 」との事です。
アマノジャクと言う事で人から嫌われる要素をほぼすべて持っていて、
その性格は人が嫌がることを好み人を喜ばせると自己嫌悪に陥り、人の命令は絶対に聞かないし、
得をしても見返りは絶対に与えず、人から嫌われると喜ぶという性格は「アマノジャク」そのものですね~
外界の人間社会にもこうしたひねくれ者とかアマノジャクっぽい人はたくさんいると思うのですけど、
そうしたひねくれ者の皆様の大半は「自分が他人を嫌うのはOKだけど、他人から自分が嫌われるのは不愉快」と感じる人が
ほぼ全てと思われますけど、鬼人正邪の場合は
「第三者から自分が嫌われることはこの上の無い喜びだし、どうせ嫌われるのなら思いっきり嫌われたい」というのが
根幹の発想なのかもしれないです。
東方輝針城 における鬼人正邪は一言でいうとゲスで外道そのものなのかもしれないですね・・
(なんとなくですけど「邪神ちゃんドロップキック」の邪神ちゃんの外道ぶりによく似ているようにも感じられます)
安定した幻想郷をぶちこわし、弱者が支配するという大きな野望を抱いていたものの、
しかし鬼でもなんでもないただの捻くれた小物妖怪なので、自力では何も出来ずにいて他人をやっかみ 、
異変までは単なる嫌われ者の天邪鬼という立ち位置に過ぎなかったのだと思います。
打ち出の小槌とそれを唯一扱える小人族の能力に目をつけ、
悪意は何もなくむしろ善意の塊なのですけど、打ち出の小槌の事を何も知らない少名針妙丸をとことん利用し
影で操り、ある事ないこと嘘ばかりついて、
「小人族は過去に幻想郷の妖怪たちから屈辱を与えられた! だから今こそそうした屈辱から小人族の栄光を
取り戻そう! そのためにもおまえが持っている打ち出の小槌を振って幻想郷内に魔力の力を巻き起こそう!」と
嘘八百ばかり並び立てて、結果的に幻想郷を一時期大混乱に陥れます。
そして鬼人正邪は打ち出の小槌に「自分だけ強くなるように」とだけ願わせて異変を引き起こさせたというのが
「東方輝針城」の異変の本質だったのです。
小槌の魔力は正邪だけの願いを叶えるだけで留まらず、その代償は結果的にあまりにも大きいものになったのです・・
だからそう言う意味ではこの異変の唯一の加害者は鬼人正邪であり、被害者はほぼ全員と言えるのだと思いますし、
最大の被害者はいいように鬼人正邪に操られていた少名針妙丸と言えるのかもしれないです。
ちなみにですけど、少名針妙丸の元ネタは一寸法師であり、異変前は普通の女の子の膝辺りまでの身長だったのに
異変解決後は打ち出の小槌の魔力を使い果たしてしまった事により、一寸法師程度の身長にまで縮んでしまい、
今現在は「東方鈴奈庵」で登場していたように博麗神社内で霊夢によって保護されていて、
身長や元の力の回復を待っている状態でもあります。
それにしても正邪は外道そのものでしたね・・
元々「幻想郷の崩壊・支配」を意図したものですし、
何も知らない針妙丸に嘘を吹き込んだだけでなく、打ち出の小槌を振らせて魔力を振りまくと言う汚れ役を針妙丸にやらせ、
異変の影響で無理矢理下克上意識を植え付けられた付喪神や妖怪達を味方にしたり、
異変が解決された後は針妙丸を捨てて逃げるなど他者を利用することをなんとも思わないなど、
よく、ゆかりんからお仕置きを食らわずに済んだものだ・・とある意味感心させられるものもあったりもします。
やっぱり大物黒幕のゆかりんにとってはこの程度の小物黒幕が起こした異変程度は
「別に私が出るまでもなく、霊夢がちゃんと処理してくれるでしょ・・」ぐらいの認識しかなかったのかもしれないです。

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dream fantasy2 の
アミグリさんが過去に描かれたすてきな絵の転載&ご紹介コーナーです。
本記事においては「東方輝針城」の二面ボスでもある赤蛮奇の転載&ご紹介をさせて頂きたいと思います。
幻想郷は妖怪が蔓延するエリアなのですけど「東方輝針城」に登場するボスたちの皆さまって、
いかにも古くから伝えられているような古典的な妖怪さんがメインだったのも大変興味深いものがあると思います。
一面ボスのわかさぎ姫は人魚姫伝説みたいなものですし、二面ボスの赤蛮奇の元ネタは、
「これぞまさに日本の古典的妖怪! 正統派妖怪の筆頭!」とも言えそうなろくろ首ですし、
他にも人狼・楽器を操るつ付喪神が登場しますし、こういうボスたちを見ると
「やっぱり幻想郷は妖怪たちで溢れているものだ」と改めて感じたものでした。
日本の妖怪の代表選手「ろくろ首」をご存じない方は多分それ程いないのかも・・と感じさせるくらい、妖怪としては
とてもメジャーで大変知名度が高い妖怪さんだと思います。
ろくろ首の名前の由来は、長く伸びた首の見た目がろくろで伸ばした陶器の感触に似ていることや、
井戸のろくろ(滑車の部分)や傘のろくろ(傘の開閉の仕掛け部分)に似ているなど様々な説があるようです。
ろくろ首と言うと私のイメージで言うと、首がびょ~んと伸びて逃げ惑う人たちを伸びた首がひたすら追いかけるみたいな
イメージもあるのですけど、ろくろ首には、実は首が伸びるタイプと、首だけが彷徨う抜けタイプ(抜け首)の2タイプが
あるそうです。
どちらのタイプのろくろ首もこわそうだけど、私的には首が伸びるタイプの方がより和の雰囲気を感じますし
「首だけが彷徨うタイプ」よりも怖いようなイメージもあったりもします。
抜け首タイプはどこなく西洋の妖怪みたいなイメージもありそうですね。
さてさてそうした「ろくろ首」も東方Project内で登場すると、他の妖怪さんと同じくとってもかわいい女の子になってしまうから、
さすがその辺りは常識に囚われてはいけない幻想郷らしい話なのかもしれないです。
ろくろ首というと私の勝手なイメージでは、普段は山奥等人目に付かないようなところで暮らしているみたいなイメージも
あるのですけど、その辺りはさすがに幻想郷らしいというのか、
赤蛮奇(せきばんき)というろくろ首の妖怪は、人間に紛れて入るのですけど一応・・人里内で生活しているというのも
大変面白いものがあると思います。
普段は人里で人間にまぎれひっそりと暮らしている赤蛮奇ですけど、正邪の起こしたはた迷惑な異変によって
小槌の影響で暴走しはじめ、ろくろ首の本領を発揮し、首だけ抜けてその首を霊夢たちに襲い掛かり、
結局は霊夢たちによって退治されてしまいます。
普段は人里で人間にまぎれて一人でひっそりと生活している赤蛮奇ですけど、
人間とも妖怪とも打ち解けられないプライドの高さと物事を斜に構えて見る事ができる冷静で分析力に富んでいるのも
一つの魅力なのだと思います。
この異変はいっちば~ん!邪悪なのは正邪であり、わかさぎ姫や赤蛮奇などもむしろその被害者なのですけど、
そんな被害者でも霊夢は「あんたは妖怪! 」と言わんばかりにやっつけてしまうというのも
霊夢らしい話なのかもしれないですね~(笑)
赤蛮奇の正体はろくろ首なのですけど、霊夢に対して首だけで襲い掛かってきたという点では、「抜け首」という側面も
ありそうですね。
そして首が伸びる様子はあややの「東方文果真報」でも登場していましたので、赤蛮奇は首が伸びる事も抜ける事も
両方できるタイプと言えるのかもしれないです。
赤蛮奇の特徴と言うと赤いマントを身に着けていることで、そのマフラーのような部分で口が隠れているデザインが
大変多いと思われます。
これは妖怪である事が周囲の人たちにばれないようにするための配慮と思われますし、
首の切れ目を隠すためにそうした衣装をしているというのだと思います。
そしてチルノみたいにショートカットにリボンという姿はとってもかわいいと思います!
口元を隠すというと同じく東方の稀神サグメを思い出される方もいるかとは思うのですけど、ザクメの場合は
自分が口に出した言葉によって相手に災いが降りかかるという事を危惧して、わざと口元を隠しているという面が
ありますけど、赤蛮奇の場合は言葉ではなくてみかけによって自分の正体がろくろ首であるのをばれないようにするため
という違いも興味深いものがあると思います。
そうそう、稀神サグメは「口に出すと事態を逆転させる程度の能力」を有していて、
正邪みたいな天邪鬼は自分が思っているのと反対の事を言うだけに対し、サグメは言った事で世界を反対に動かす
というのが大きな違いと言えるのだと思います。
上記の赤蛮奇は、アミグリさんが2013年7月に描かれた作品です。
アミグリさんが描かれた赤蛮奇は、マント・口元を隠している点は凛としたものとかかっこよさ・決然としたものを
感じさせてくれますけど、全体的な雰囲気やチルノみたいなリボンはかわいらしさをもたらしてくれていると思います。
しまむら妖夢のように口元を隠した表情が逆に赤蛮奇の魅力を引きだしているようにも感じられます。
アズールレーンのエレバスみたいなマントもとてもよく似合っていると思います。
そしてこんなかわいい子がやろうと思えば首がびよ~んと伸びたり、はたまた首自体が抜けて飛んでくるというのも
幻想郷らしい話なのかもしれないですね。
だけどこんなかわいくて魅力的なろくろ首さんでしたら
是非ぜひ一度お会いさせて頂きたいのかも~!と感じさせてくれるのは間違いないと思います。
アミグリさんが描かれた赤蛮奇は、その権利は全てこの赤蛮奇の絵師様であるアミグリさんに帰するものであり、
当ブログにおける転載とご紹介は事前に全てアミグリさんからご了解を頂いたものであり、
アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。
アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →
アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!
→
アミグリさんのpixiv私の2021年度におけるマイペストアニメでもある「見える子ちゃん」のメインヒロインのみこが見えるこの世のものではない
異形の存在は不気味でとてもこわいものがありましたけど、
「東方輝針城」で登場していた日本の妖怪の皆様は赤蛮奇をはじめみんなとてもかわいいものがありましたけど、
みこが幻想郷の妖怪さんに出会ったとしたら「妖怪・幽霊・化け物=こわい」という認識にも変化が起こるのかもしれないです。
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