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ラーメンライスの一例 その①

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ラーメンライスの一例 その②
一般論で言うと、ラーメンライスとは、ラーメンとライス(白のご飯)を組み合わせたセットメニューのことです。
ラーメンに白のご飯を添える理由として、ラーメンだけでは量を満足できないお客さん用として考案されたという見解が
強いようです。
単に食べる量を増すだけなら麺を増やして大盛りのラーメンにする方法もあるますけど、
大盛りでは麺とスープのバランスが釣り合わず、食べている途中で麺が伸びてしまうといった事から麺の代用として白のご飯を
添えたものとの解釈が現時点では優勢と言えそうです。
ラーメンライス・ラーメン定食・ラーメンセットの違いの定義は特にないのかもしれないですけど、
ラーメンライスというものは、基本はラーメンと白のご飯と漬物のみであり、
ラーメン定食というのは、ラーメン+白のご飯に餃子or鶏のから揚げ・回鍋肉・麻婆豆腐・酢豚などのように
麺類+白のご飯+おかずのセットものといえそうですし、
「ラーメンセット」というものは、ラーメンにセットされるものならばなんでもOKというストライクゾーンの広いものでありますけど、
ラーメン+餃子+チャーハンはラーメン定食ではなくてラーメンセットと分類されるのかもしれないです。
どうしてラーメン+餃子+チャーハンはラーメン定食ではないのかというと、ご飯類が白のご飯ではないからという
事なのだと思います。
そうした意味において、ラーメン+カレーライス+鶏のから揚げはラーメンセットとして分類されるべきなのかもしれないですし、
ショッピングモールのフードコーナーによくありそうな「ラーメン+餃子+ソフトドリンクなんでもOK」というものはやはり
ラーメンセットに分類されるべきなのかもしれないです。
小泉さんが回転寿司店でオーダーしていた海鮮ラーメン+寿司というのは、広義のラーメンセットといえそうですね~♪
ラーメンライスというのかラーメン定食というメニューは既に定番メニューの一つだと思いますし、
ラーメンの麺をすすりながら、感覚としては定食物の味噌汁を味合うようなイメージでラーメンのスープをすすりつつ、
時にたくあんや漬物をポリポリとかじりながら白いご飯をかきこみ、そしてまた麺をすするというのは
とっても美味しいと思いますし、麺とご飯のダブル炭水物はちょっとね・・という方も多いかとは思うのですけど、
私的には大いにありだと思います。
高校の学食に当時「ラーメンライス」というものがあり、醤油ラーメン・ごはん・たくあんだけという
大変シンプルなメニューでしたけど、ラーメンのスープって立派なご飯のおかずになるのでは・・?と感じさせるくらい、
ラーメンのスープ自体とご飯の相性はすてきなものがあると思います。
そしてご飯とスープを一緒に味わいながら、麺とたくあんを頂くと、これはこれで立派な定食になるものだと
当時感じていたものでした。
豪勢なおかずがたくさんある場合は、別にたくあん食べても「別に~」という感じなのかもしれないですけど、ラーメンと
白いご飯しかない場合のたくあんはとてつもなく貴重なおかずになりうると思いますし、ああいう時のたくあんは、
ポリポリとかじるだけであまりにも立派なご飯のお伴になりうるものだと思いますね~♪
高校の時の学食のメニューはとてつもなくシンプルなもので、そば・うどん・カレーライス・カツ丼、
そして白いご飯にたくあんに醤油ラーメンのラーメンライスの5品ぐらいしかなかったような記憶があります。
ただあの学食のカレーライスは当の価格は一杯160円ながらもとてつもなくおいしくて、今風にいうとサラサラとしたスープカレー
みたいな感覚がありましたけど、あの具はほとんどないけどサラサラとしたカレーはとてもおいしくて、
今となっては「もう一度食べてみたい味」の一つですね~♪
ただこの高校の学食は一つ面倒な事が合って、当時のうちの高校は男子高ということもあり、野球部・ラグビー部・陸上部・
弓道部・ハンドボール部などといったインターハイや花園や実績のある運動部や応援団や文化系だと吹奏楽部のように
ある程度先輩後輩の関係の規律が厳しい部ですと、たとえ学食でご飯を食べている最中であっても後輩たちはもしも
先輩たちが学食に入ってきたらその瞬間に立ちあがって「ちゃす!」とか「ちゃ」と会釈をしながら挨拶をしないと
後でうるさくいわれる事が多かったもので、学食でランチをしているといたるところから「ちゃっ!」「ちゃす!」といった大声での
挨拶が響き渡っていて、正直あまりおちついてランチを楽しむという雰囲気ではなかったです・・
それでも今となってはうっすらとした記憶の中では、カレーライスやラーメンライスを食べつつ、クラスメイトや部員と話を
しながら、誰か先輩たちが入ってくると速やかに立ち上がり「ちゃっ!」と挨拶をしていたのは
懐かしい光景であったりもします。
ただ・・大学進学後に、大学の洗練されたおしゃれな学食と言う名のカフェテラスにおいて、ついつい高校時代のクセが
抜けずに吹奏楽団の上級生がカフェテラスに入ってきた瞬間に思わず立ち上がって「ちゃっ!」と挨拶したら、その上級生から
「なんだ・・この東北出身の山猿は・・!?」みたいな変な目で見られたりしたものでした。
ただそうしたおしゃれな都内のカフェテラスの学食においてもやはり「ラーメンライス」というメニューはありましたし、
中身もラーメン・ごはん・たくあんというのは全く同じでした~
(違いはラーメンについて醤油ととんこつから選べる事でした・・)

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たくあん(たくわん)の一例
さてさて、先ほどから「たくあん」と記していますけど、実際の会話の場合では、一般的にはたくあんといわずに
「たくわん」という方が多いような気もします。
たくあんとは、言うまでもなく干した大根を糠床で漬けた日本発祥の漬物ですけど、それではたくあんとたくわんはどこか
違いがあるものなのでしょうか・・?
:結論から書くとたくわんもたくあんも実は全く同じ食べ物です。
たくわんとは、たくあんの別称であり、たくあんの発音がしにくいために口頭語で用いられることの多いたくわんを、
表音式仮名遣いで表記したものがたくわんなのです。
でもその辺りは日本語の面倒な所でもあり、言われてみると私自身は文書で記す時は「たくあん」と書きますけど、
会話で発音する場合は「たくわん」と呼んだりするのは改めて考えるとちょっとヘンなのかもしれないですね~♪
そうそう、たくあんというと似た食べ物として「つぼづけ」というものもあったりします。
つぼづけとは、干した大根を杵(きね)でついて繊維をほぐし壺で漬けた南九州発祥の漬物で、
天日干しして脱水した大根を杵でついて繊維をほぐし、洗って風干ししたものに塩もみしてスノコを敷いた壺に半年ほど
漬け込んで熟成発酵させるのが伝統的な製法ですけど、近年では細かく刻んでから醤油などの調味料をベースとした
調味液で調味された商品も多いようです。
つぼづけはあらかじめ細かく刻まれているため、たくあんと比較して小粒で、パリパリした歯ごたえが特徴といえそうです。
更にいうとたくあんと似た食べ物として東北ではお馴染みのいぶりがっこもあったりします。
いぶりがっこ」は、燻製にした大根を糠床で漬けた秋田県発祥の漬物です。
楢や桜などの燻煙で脱水した大根を、塩や風味付けの昆布などを加えた米糠に漬け込んで熟成発酵させるのが
伝統的な製法で、煙で燻されることから表面は茶褐色になり、燻製独特の香ばしい風味がついた漬物になります。
日照時間が少なく降雪が多い秋田県では天日干しに代わって囲炉裏の上につるして燻製にする「いぶりがっこ」が
保存食として古くから親しまれており、秋田県の方言で漬物を意味する「がっこ」が名前の由来なそうです。


アニメ版「ラーメン大好き小泉さん」の記念すべき第1話のBパートにて、小泉さんが天下一品で食していた
とんこつラーメン+鶏のから揚げ+白のご飯は、典型的なラーメン定食といえるのかもしれないです。
というか・・小泉さんにとっては上記の分類はどうでもいいことであり、小泉さん的には「ラーメンが食べられるのならば
なんでもいい・・」という感じなのかもしれないですし、はたまた
「ラーメンをオーダーしたらセット言う形で鶏のから揚げやご飯も付いてきたけど、ラーメンが食べられるのならば
それはそれでOK」という事だと思いますし、ラーメン脳であると同時に実はフードファイター並の脅威の胃袋をもつ
小泉さんにとっては白のご飯もたくあんもいいけど、やっぱりラーメンがないとね・・という感じなのかも
しれないですね~♪
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