

今頃どうして・・?みたいな感じかもしれないですけど、昨年・・2021年のマイベストアニメ作品は
2021年10~12月に放映されていた「見える子ちゃん」です!
2018年のマイベストアニメ作品は「ラーメン大好き小泉さん」、19年が「女子高生の無駄づかい」、2020年が「球詠」で
2021年が「見える子ちゃん」という事になりましたけど、こうやって見てみると私のアニメ・ゲーム作品のお好みは
JKさんがヒロインを務める作品であるのは間違いないと思います。
本年度・・2022年の冬アニメも放映が開始となって既に一か月近く経過していますけど、冬アニメの中では特に
「その着せ替え人形は恋をする」・「スローループ」・プリコネ第二期は特にお気に入り作品ですし、今からいうのもなんですけど
「その着せ替え人形は恋をする」はもしかすると今年のマイベストアニメ作品の有力候補作品になりそうです。
というか・・、見える子ちゃんもその着せ替え人形は恋をするも原作漫画が掲載されていた時から大のお気に入りで
「この作品アニメ化されるとうれしいな・・」と感じていたら本当にアニメ化が決定したときはとても嬉しかったものです。
「見える子ちゃん」はアニメでは特に大きな劇的要素も無く最終回を迎えましたけど、
原作漫画の最新刊第6巻~現在連載中の回あたりは 何やら大変ヤバい事になっていますし、
原作漫画では大変重要な役割を果たしているゴットマザーとその弟子のロムがアニメではほとんど未登場だから
物語の核心に触れずじまいというのは仕方がなかったのかもしれないですけど、
できれば第二期が制作される事を期待したいです。
「見える子ちゃん」の簡単な概略は公式でも原作漫画のあとがきにも記されている通り
「突然、この世ならざる者たちが見えるようになった普通の女子高生・四谷みこが、その存在に怯えながらも徹底的に無視を
決め込み平穏な一日を過ごそうと頑張る姿を描いたホラーコメディ」です。
「見える子ちゃん」の面白い所はかなりあるのですけど、私的にはおとなしめで内省的な美少女JKさんのみこの
かわいいビジュアルとそのみこが本人の意思とは関係なく見えてしまう霊や化け物たちなどこの世のものではない
異形なヤバイモノたちのグロテスクでおぞましいその姿のとてつもないギャップのシュールさや、
美少女達のありふれた日常生活の中でみこだけが見えてしまうそのなんでもない日常生活を徘徊するこの世のものではない
異形の存在のとんでもない落差にシュールさとコミカルさがなんともいえず堪らないものがあったりします。
みこの親友がハナなのですけど、このハナはこれまたとてつもない食欲旺盛な食べ物大好きな大食いでなおかつ胸が
高校生とは思えないというか・・ありえないほど驚異的に発達していて、みこが見える風景と言うのは場面によっては
一方でハナのとてつもなく大きな胸が視界に入る中にこれまたとてつもなくグロテスクでおぞましい化け物たちが同時に
視界に入るということで、みこの見える一つの視界には化け物とハナのとてつもなく大きな胸というそのシュールさも
たまらない魅力と言えそうです。
ハナ自身は霊感や畏敬のモノたちを見ることは全くできないのですけど、霊を引き寄せる強力なオーラの持ち主であり、
そのオーラの維持のせいなのか常におなかペコペコ状態でいつも何かを食べている感じになっていて、
食べる度に生命力オーラもマシマシになると同時に胸もますます豊かになるという循環をしているのかもしれないです。
それにしても霊や化け物たちの前世がドスケベな男たちでしたら、とてつもなく胸が豊かなハナに憑りついたり
ハナにそうしたこの世のものではない異形のモノたちが見える能力を授けてしまうのかもしれないですけど、
霊や異形の化け物たちがなぜか見えるようになったのは胸に関してはほぼぺったん娘に近いみこというのも興味深いですし、
原作漫画でも「どうしてみこがある日突然そうしたこの世のものではない異形の存在が見えるようになったのか?」については
触れられていませんし、その謎は「見える子ちゃん」の最大のミステリーとも言えそうです。

普通のJKさんがある日突然この世のものではない異形の存在が見えるようになったとしたら、大抵の場合の反応は
「キャー」と泣き喚くとか周囲の人たちに「ねーねー聞いてきいて・・私突然化け物たちが見えるようになっちゃたー」と
相談したり自慢?したりするものなのかもしれないですけど、もしもリアルで周りにそうした「霊が見える」事を吹聴する子が
いたとしたらどうしても「何この子・・キモい・・」とか「超能力者気取りかよ・・」とか「うそつきな子」という評判が立ち
その子を意図的に遠ざけてしまったり無視したり、集団の中で浮いた存在になってしまうのはある意味自然なのかも
しれないです。
(「見える子ちゃん」に登場するユリアもみこほどではないけど霊が見える子ちゃんなのですけど、小さい頃に
「私、幽霊や化け物が見える」とクラスで吹聴したためクラス内ですっかり浮いた存在になってしまい誰からも相手にされず
気味悪がられたという苦い過去ももっていたりもします・・)
だからそうした意味においてもみこが本当は霊や異形の存在がはっきりと見えているにも拘らず、
とにかく霊や化け物たちには関わらないよう徹底的に無視を決め込み、何事も無かったかのように平常心を装うように
していて、化け物たちが時々「みえているんでしょ・・」と語りかけてきてもわざと関係ないひとり言を棒セリフ的に呟いて
見えないふりをしているという事情もあったりします。
こうした徹底的なみこの霊や化け物無視作戦は、みこが日常生活を維持するという意味では大変有効といえると思うの
ですけど、みこ自身の緊張感や見えないふりをするという精神的重圧は大変なものがあるのだと思われます。
本当はみこ自身が誰かに自分のそうした悩みを打ち明けたり相談する事が一つの方策だとも思えるのですけど、
話が話だけに相談された方も「え・・この子一体何を言っているの・・??頭は大丈夫なの・・? 本当に正気なの・・?」と
誤解されてしまう可能性もありますし、そうしたヘンなウワサがたってしまい地域や学校内で孤立をしてしまうという
危険性すら秘めているのかもしれないです。
だからこそみこはだれにもいわないで「霊や化け物たちが見える」という秘密を自分だけの秘密としてしまい、
自分の中に閉じ込めてしまうという選択をしたともいえそうです。
確かに・・みこだけが見えて周りには誰にもそうした霊や異形の存在が見えないという状況の中では、みこがいくら
「私にはちゃんと見えている! どうしてあなたたちには見えないの・・!? どうしてわかってくれないの・・!?」と力説しても
ますますみこ自身が浮いた存在になったり、はたまた心療クリニックに強制的に入院させられたり、周りからヘンな子という
レッテルを貼られてしまう可能性の方が強いような気もします。
だからこそみこは「霊や化け物たちが見えようとそうした奴らがちょっかいを掛けてきたとしても徹底的に見なかった事にする
という無視を決め込む」という選択をした・・せざるを得なかったという事になるのかもしれないです。
誰にも言えない・・だけどそうした異形の存在は否応なしに視界に入ってしまう・・普通のJKさんだったら気が狂いそう・・というか
とても心がもたない状態になりそうでもあるのですけど、みこは日常生活を維持しながらそうした霊たちを徹底的に無視
できるという事は、みこの精神力は実は半端無いほど強いといわざるをえないといえそうです。
(実際に原作漫画の中でも霊能力者のゴッドマザーがみこの精神力の強さには感嘆させられています・・)
みこの本音としては「誰か私の心の叫びを聞いて!」という事なのかもしれないですし、それが難しいというのならば
せめて霊や化け物たちを目にした時に普通の女の子がそうするように「キャー」と叫びたいという事なのかもしれないです。
原作漫画・アニメにおいてみこ・ハナ・ユリアの3人でお化け屋敷に入り、みこの視点では作りもののお化けと
本物のお化けが混在する中で誰に憚る事も無くお化けたちを見ても誰に気にする事も無く自然体にキャーと絶叫する事が
できた場面のみこの笑顔はほんとうにすてきでしたし、アニメ「見える子ちゃん」の中でも特に印象に残るシーンでも
ありました。
私自身、そうした「見える子ちゃん」ではないですけど、振り返ってみると松本に住んでいた頃の小学校時代の
クラスメイトの女の子に一人そうした見える子ちゃんがいたともいえそうです。
その子はみこのような霊・化け物が見えるというのではなくて、本人が言うには地縛霊や守護霊さんと心の?会話が
できるとの事で例えばクラスメイトの将来とか何歳で死ぬとかその死因について結構グイグイと語っていて
私自身もその子から「〇〇歳の時に××というあまりいい死に方ではない死因で亡くなる」とも言われ、結構ビビッて
いたものですけど、その子がそうしたあまりにもグロテスクな事ばかりいう事もあり、その子自体がクラス内でも
かなり浮いた存在になり、その子が教室に入ってくると周りのクラスメイトはさーーっとその子から遠ざかっていくという
感じでしたし、その子自体がやばいほど顔面蒼白でなにか憑りつかれたようなヒステリックな感じでもありましたので、
いわばその子自体がもしかしたら「見える子ちゃん」のみこが恐れていた「こうはなりたくない」という存在そのものだったのかも
しれないです。
私自身はその後しばらくすると転校しましたので、その子がその後どうなったのか、今現在でも見える子ちゃんなのか
はたまたその時は何かの思春期的な病だったのかは不明ですけど、
その子もその時見えていたものが本当なのか作り話なのか分かりませんけど、やはり人にとって異形のモノが見える
という事は決して幸せな事態を招くという事だけはなさそうです。
アニメ内でも原作漫画でも「どうしてみこが突然見える子ちゃんになったのか?」とか狐がみこに語る「さんかい」の真の意図とは
なんなのかを含めてまだまだ謎が多く、その続きは現在連載中の漫画を見るしかないですし、
アニメ二期は是非実現してほしいものの、原作漫画はまだ6巻しか出ていないという事で、アニメ二期をやるにはネタが
足りないということで、二期の実現は現段階では難しいのかもしれないです。
ただ・・可能性的にみこが「見える子ちゃん」になってしまった要因としていつもみこのそばにいるみこの親友のハナの
存在は何かが絡んでいるのかもしれないです。
ハナは胸が大きいだけではなくてとてつもなく生命力オーラが強すぎでそれが霊やこの世ならざる異形の存在を
呼び込んでしまうとゴッドマザーたちが分析しているようですけど、そのハナの生命力オーラの源になっているのが
「食べること」でもあるのですけど、
食べることというのは「生きるチカラ」そのものであり「生きるパワー」ともいえそうです。
「ラーメン大好き小泉さん」の小泉さんも「ラーメンを食べることは生きるチカラの源」とも言われていますし、
原作者の鳴見先生も「小泉さんがラーメンを食べることこそが小泉さんの生きる源」とも言われていますので、
生きる者というのは食べることで生きる活力を与えられているとも言えそうですし、逆に霊や化け物と言ったいわば死者たちは
食べることが既にできなくなっているから前向きな生きるオーラが枯渇しているともいえそうです。
そうした意味ではもしかしたら・・?? ハナがダイエットに励み食べる量を今の半分以下に抑制させてしまえば
ハナの生命力オーラも半減し、ハナが引き寄せてしまっているかもしれない異形の存在がハナに引き寄せられる事も無くなり
それによってみこの見える子ちゃんとしての「何かが見えてしまうパワー」も消滅してしまうのかもしれないですけど、
そのあたりはまだなんともいえないですね・・
みこも小泉さんもミステリアスな美少女JKさんですけど、みこが見えてもしかしたらつきまとわれてしまっている対象は
霊や化け物たちですけど
小泉さんにつきまとっているのは人間の大澤悠というのもなんだかシュールなものもありそうです・・

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dream fantasy2 の
アミグリさんが過去に描かれた絵の転載&ご紹介コーナーです。
今回ご紹介させて頂く作品はアミグリさんが昨年・・、2021年10月に描かれた幻想的でとても美しくて繊細なゆゆ様です。
「見える子ちゃん」のみこが見えるモノとはこの世に存在しないはずの異形の化け物や幽霊たちであり、
その異形の者たちの姿はどのモノたちもグロテスクで醜く見ているだけで恐怖心が湧いてきそうなモノばかりです。
東方のゆゆ様やそれにお仕えする妖夢は亡霊・幽霊であり、みこにとっては異形の存在であるはずなのですけど、
ゆゆ様も妖夢も昨年の人気投票ではベスト10入りを果たしている東方人気キャラでもあり、
その美しさ・かわいらしさは本当にすてきなものがありそうですけど、もしもみこがこうしたゆゆ様や妖夢を見たとしたら
「たまにはこんなかわいい異形の霊たちを見るのも悪くないのかも~♪」と感じるのかもしれないです。
それにしてもなんという美しくて幻想的なゆゆ様なのでしょうか!
見た瞬間にその儚いような美しさに見とれてしまいましたけど、ゆゆ様は亡霊ということで「儚い」ことは
当然なのかもしれないのですが、アミグリさんの美しくて繊細なタッチにより、そうした幻想的な儚さが
マシマシになったといえそうです。
ゆゆ様はおそらくは既に1000年以上亡霊として存在されていますけど、そうしたお年を全く感じさせないまるで少女のような
雰囲気はさすが常識に囚われてはいけない幻想郷の亡霊だと思いますし、
アミグリさんのすてきなゆゆ様愛がそこにはあるのかもしれないです。
少し頼りない妖夢を「あらあら・・いけない子ね・・」と遠くからいとしむような慈愛のようなものも
伝わってきそうです!
こんなにも美しくて儚い亡霊でしたら是非ぜひお目にかかりたいものです!
皆様の中で「こんなにも幻想的で美しいゆゆ様を描く人のブログってどんなもんなのだろ・・? 」などと興味がある方は、
是非是非アミグリさんのブログ
dream fantasy2 を ご覧になって頂きたいと思いますし、 宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログ
dream fantasy2 に一度お越しして頂けると
アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私もとってもとっても嬉しいです!
アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →
アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!
→
アミグリさんのpixiv亡霊や化け物たちは見ること自体怖いと言えそうですけど、ゆゆ様と妖夢だけは別格といえそうです。
そして「ラーメン大好き小泉さん」・「女子高生の無駄づかい」・「球詠」もそうですけどこの「見える子ちゃん」のアニメ第二期が
制作される事を切に願っています!