福岡ソフトバンクホークスは昨日の千葉ロッテマリーンズとの試合を制し、3年振りにパ・リーグでの優勝を成し遂げられました!
優勝おめでとうございます。
昨年一昨年は西武に優勝をさらわれCSで西武を振り切って日本シリーズに進出し日本一になってはいましたけど、
「リーグ優勝していないチームが日本一と言っても・・」といった陰口・批判はどうしても耳に入ってきますけど、そうした
批判を吹っ飛ばした事もそうですし、新型コロナで変則的なペナントレースが続く未知の展開でもしっかりと優勝を勝ち取った
事は大変尊い事だと思います。
今年は2~4位チームはまだまだ混戦ですし、現視点でマリーンズ・西武・楽天どのチームが2位に入るかは全く
余談を許さない状況ですけど、たとえどのチームとCSを争ったとしてもホークスとしてのベストを尽くして欲しいですし、
CSを突破した際にはぜひともあの金満球団の巨人を撃破してあの鼻柱をへし折って欲しいものです。
マリーンズにとっては昨年最終戦でマリンスタジアムで屈辱的な西武の優勝→胴上げシーンを見せつけられたものですけど、
今年も福岡でホークスの優勝シーンと万歳三唱を見せつけられ、
これで2年連続して目の前で優勝を決められるという屈辱を味合う事になりましたけど、この痛い経験は来年以降の糧に
してほしいものです。
マリーンズも今年は一時期はかなりいいところまでホークスを追い詰め、10/9には瞬間的にゲーム差なしまでホークスを
追い詰めたこともありましたけど、運の悪い事にその頃にマリーンズの一軍の主力選手十数名が新型コロナで陽性判定され、
最大2週間程度の隔離が取られた事もあり、結果的に一時期のマリーンズのスターティングメンバーは
一軍と二軍の合同編成と化してしまい、浦和のマリーンズ二軍メンバーが急遽一軍に召集され、一軍では全然実績がない
選手主体で試合に臨まざるをえなかった事があまりにも痛すぎましたし、丁度その頃にマリーンズの打の柱でもあった
マーティンが怪我で離脱という痛すぎる不運も重なり、10月初めのマリーンズ-ホークス三連戦後は
マリーンズは6連敗を含めて黒星街道をひたすら驀進し、対照的にホークスは12連勝を重ねるなどペナント終盤で
一気にエンジンを加速し、マジック8が点灯して以降はあっという間にマジック2まで減らし、昨日のマリーンズとの試合で
勝利を収め一気に優勝を決められたものでした。
終盤のあのすさまじい連勝街道は「敵ながらお見事・・」と脱帽せざるを得ないです。
さてさて、現状のマリーンズは一応2位ではいますけど、三位・西武との差がいよいよ2ゲームまで縮まり、
四位・楽天との差も3.5ゲーム差しかありませんので、一時期は「今年のCSはホークス-マリーンズで決まり、そしてCSで
なんとかホークスを撃破してあわよくば日本一に・・」と淡い希望を抱いていましたけど、現状の勢いとチーム力では
西武に最終的にひっくりかえされそうな予感も濃厚ですし、最悪の場合楽天にもまくられ
終わってみれば4位でした・・というトホホ・・な結果になる事も十分ありえそうなので、残りの11試合は祈るような気持ちで
マリーンズを応援させて頂きたいと思います。
最近の記事でも書いた通り「ロッテファンは連敗街道や優勝を逃し続けることに免疫ができている」という事ですので、
今年万一CSを逃したとしても、いつものように?? 「今年もまたか・・じゃー、なんとか来年がんばろう!」という事で
気持ちはすぐに切り換えていきたいものです。


というか・・、終盤でのコロナ感染もそうですし、レアードやマーティンといった大砲の怪我による離脱とか
種市・西野・荻野などなど・・主力の怪我による離脱、そしてチーム打率はパ・リーグで現時点で最下位で、
得失点差はあいかわらず失点が得点を大きく上回り、チーム本塁打数もパ・リーグ最下位というのが現状のマリーンズ
ですけど、言えることは「この戦力で現在の2位に付けている事自体が奇跡としかいいようがない」という事だと
思いますし、それは3位の西武も投手陣が崩壊状態で、自慢の山賊打線も森・山川・中村・外崎が揃いも揃って絶不調で
「どうしてあの戦力で3位なの~?」と感じられるのとほぼ同じ事だと思います。
マリーンズは自慢の7回~9回までの救援投手陣、ある程度数は揃ってきた先発投手陣、比較的安定している守備、
圧倒的に多い四死球を選ぶ選球眼、相手のミスを誘発する粘りの野球など素晴らしい点もたくさんあるのですけど、
とにかく今年の残りわずかなペナントと来年以降の課題は「打撃力の向上」と得点圏でのチャンスに強い打撃力の構築に
尽きると思います。
そのためにも今年はさすがにもう時間がないとしても安田・藤原といった若手選手の覚醒とベテラン陣の更なる奮起が
求められると思います。
安田は今年に関しては育成型4番ということで、全然打てなくても我慢して器用していたと思いますが、さすがに来年以降は
そうした甘えは許されないのがプロの世界でもありますので、更なる進化と成長を期待したいと思います。
藤原選手は既に大器の片鱗を見せ始めていますけど、あの積極的なバッティングは安田の方がむしろ見習う必要が
あるのかもしれないです。
マリーンズはとにかく「チャンスであと一本が出ない」とい貧打が大きな課題となりましたけど、
「ここぞ!」という場面で打つのが野球の真の四番といえそうですし、「球詠」においても「ここで私が打たないとチームは敗戦」
という絶体絶命の場面で起死回生の逆転スリーランをかっ飛ばした新越谷の4番打者の中村希ちゃんこそは
真の4番といえそうです。
ああいう4番はマリーンズにも欲しいものです!
スポンサーサイト