最近の記事の中で、今から20年ほど前の当時の会社の定期検診にて歯医者から
「この歯の状態をこのまま放置し、何か対策とか治療とかケアの方法を学ばないと、間違いなくあなたの歯は5年以内にボロボロになってしまい、 20年後のあなたの口の中は、100%の確率で歯は一本も無くなり20年後は間違いなく100%の確率で
総入れ歯になります」と断言されたものの、結果として20年間歯医者にも通わず毎日の歯磨きとキシリトール系のガムを噛む程度
ぐらいしか対策はとっていなかったものの、なんとか総入れ歯にも悪化した虫歯にもならずに過ごせていますけど、
それでも1年に一度程度は時折冷たい飲み物を飲んだ時に歯が沁みるように痛いとか疼くように痛い・・といった症状が
出る場合もあったりします。
そうした歯痛に対して痛み止めという意味で効果的なお薬は「コンジスイ」なのかもしれないです。

コンジスイは歯の治療薬ではなくてあくまで歯痛を一時的に和らげる鎮痛剤です。別にこれを歯に塗ったからと言って
虫歯そのものが無くなる訳では全く無いですし、夜中に歯が痛くてうずく場合や、歯医者が基本的に休みの土日に歯痛が
起きてしまい、歯医者にいくまでの一味止めとして一定の効能があるのがコンジスイだと思います。
「コンジスイ」は100年以上の歴史を持つロングセラー歯痛薬でもあります。
キャンフェニック処方(カンフル・フェノール・アルコールを配分)を応用して作られた液剤またはジェルタイプの歯痛薬で、
歯の痛いところに麺棒で直接塗って速やかに痛みを鎮めます。
虫歯に直接作用するので子供から老人まで年齢に関係なく効果が発揮できるのもコンジスイの魅力と言えそうです。
私自身も夜中に歯痛が起きてしまい、一時的な痛み止めとしてコンジスイのジェルタイプを麺棒で歯に直接塗った事は
何度かありますけど、印象としては、
1.あくまで一時的な痛み止め、効能は1時間程度しか持続しない
2.歯痛の治療薬ではないので歯痛を根本的に治療する場合はいうまでもなく歯医者に行くのが一番である
3.痛み止めというよりは痺れ薬みたいな感じがあり、液体またはジェルが痛い部分と歯茎・口の中全体に広がり、
口全体の感覚が少しマヒするような感覚になり、それが全体として「痛い」という感覚を一時的に喪失させる印象がある
という感じがします。
結論から言うと、歯医者に行きたいけど仕事が忙しくて時間がない…という時のあくまで一時しのぎの痛み止めという
事なのだと思います。
だけど例えば虫歯がある方が長期海外旅行に行く際には必需品ともいえそうです。
そうそう、たまにネットの口コミで「コンジスイは実は口内炎に効果があるかも・・??」と記されている事がありますけど、
これは全くのガセネタです!
口内炎って本当に癪に障りますよねぇ~!
口の中の粘膜に炎症が起きる口内炎は誰でも一度は経験したことがあるのだと思われますが、
一度できてしまうと、お茶を飲むたび、食事のたびに鋭い痛みを感じ、とても不快感が強いものです。
そして出来てしまった口内炎は一刻も早く治したいものですけど、現時点においては、口内炎の正しい原因とか
即効で完治できる治療薬は無いと思われます。
口内炎の手っ取り早い治し方は、
1.刺激を加えない
→マウスウォッシュはかなり刺激が強いので避けた方が痛みも少なくて済みます。
2.栄養補給
→ビタミンB6、B12の補給が効果的です。
3.睡眠をしっかり取る
といった3点が現時点では効果的な対処方法なのかもしれないです。
要は、薬に頼らず自分の免疫力を上げることがポイントなのかもしれないですね。
ネットでは「イソジンが口内炎の治療薬として有効」みたいに書かれている事もあったりしますけど、
イソジンの効用には、口内炎への治療に対して有効だとは一言も書いてありません。
反面、イソジンには口全体の殺菌・消毒効果がありますので、イソジンうがい薬でうがいをすれば、
口内炎を治す効果が多少はあるのかもしれないと思われます。
上記で触れた通り、コンジスイが口内炎に効果があるというのはガセネタであると思われます。
数年前の話ですけど、今回と同じように口内炎で困っていた際にうちの奥様に
「なんか口内炎に効く薬ってないかな・・」と聞いてみたら、「そんなのない・・!!」との事でした。
少しガッカリしていたら「じゃー、試しにコンジスイでも塗ってみれば・・・?ネットで効くという口コミがあった」と言い出したので、
物は試しと思ってコンジスイを口内に塗ってみたら、これは完璧に大失敗でした!!
塗布して3分程度は、「あれれ、なんか痛みが治まったのかな・・?」という感じでしたけど
その後しばらくすると唇そのものが腫れてきてしまい、口内炎以上にこちらのピリピリとした痛みの方が大変でした・・
後日、ネットの検索結果やコンジスイの注意事項を読んでみると、
「コンジスイは、歯茎や唇には絶対に使用しないで下さい。腫れたり炎症を起こす可能性があります。
コンジスイは、あくまでも一時的な歯痛を和らげるためだけのものです」とはっきりと書かれていました。
とにかく口内炎が三つも口内に出来るととにかく痛いですし、食べ物や飲み物を飲食してもかなりしみます。
眠りにつこうと思っていても妙に気になってしまい、いつものようにすぐ爆睡という訳にはいかなかったです。
そんな時どうすればいいのかというと、普段は使う事はまずないのですけど、
常備薬として置いてあるドリエルし卯の睡眠導入剤が効果的なのかな?と思ったりもします。

ドリエルといった市販薬は医師からの処方薬ではありませんし、あくまで市販薬であくまで睡眠障害の治療薬ではなくて
睡眠導入剤といったものです。
寝つきが悪い等のあくまで一時的な睡眠改善のためのお薬であってこれが慢性化してしまうと、
効果が続かないという事もあるでしようし、
私のように滅多に飲まないから、たまに飲むからこそ威力を発揮するのかもしれないです。
使用上の注意では「成人の場合、一回2錠」という用量が記されているのですけど
かなり以前に2錠を飲んだ際、直ちに睡魔が訪れて1分後には爆睡という感じでは決してなく
じわじわと睡魔に襲われ、一度眠りについたらそのまま10時間以上爆睡が続くという感じでもありました。
その日はたまたま休みの日だったからよかったものの、普通の出勤の日でしたら、間違いなく遅刻していたと思います。
この時はあくまで一時的な口内炎の痛さによる一時的な不眠でしたので、ドリエルを一錠だけ飲んでみる事にしました。
すると、確かに速効性は全く無いものの
20分くらいするとすーーーっと睡魔に襲われ始めて朝までぐっすりでした。
そしてよかったのは、朝目が覚めると口内炎の痛みも引いていて、ぐったり眠れて口内炎も寝ている内に
自然治癒という結果になっていたものでした。
こういうのってたまに睡眠改善薬を飲むからこうした目に見える効果があるのかもしれないです。
ドリエルは確かに効果はあると思います。
欠点と言うか副作用が一つあって、翌日は一日頭がボ――――ッとしているみたいな感覚が強いです。
眠くは無いけどだるいという感じですね。
市販薬と言うものは、一長一短は付き物という事なのかもしれないです。
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