
住宅業界にとって今年10月に実施が予定されている消費税10%への引き上げが本当にあるのか無いのかは
大変気がかりでもあります。
家の新築・建替え、はたまた増改築といったリフォームは大変大きな買い物でありますし、そこに掛る消費税が
8%と10%では、特に新築工事においては何十万と変ってくるものですし、その駆け込み需要と言うのか
「家を新築するのだったら早めの方がいい」という事で2018年の秋頃から新築住宅の契約は通常よりは多かったと思いますし、
そうした関連からか、3~5月に着工をされる事例も通常よりも多いような印象もあります。
そうした新築工事の着工に当たって一つの節目と言える行事が「地鎮祭」だと思います。
最近・・特に都内においてはドライな施主さんも増えていますし、そうした地鎮祭を執り行う事自体が
面倒くさいとか時間とお金の無駄と感じられているお施主さんも増えているような印象もあるのですけど、
2001年以降こうした住宅業界に在籍し、はたまた自分自身も家を新築した経験から言わさせて頂きますと、
確かに上棟式(棟上げ)は現代にはそれほどマッチするものは少ないけど、地鎮祭は一つの節目でもあるし、
施主の「今から家を建てるのだ・・そしてこれから住宅ローンを長期に渡って返済し続けるには、これから自分も更に
頑張っていく必要があるし、家族の協力も大切」という事を自覚し気持ちを高めるには最適のイベントと
言えるのだと思います。
地鎮祭とは、家を建てる際に、その土地の神様(氏神様)に土地を利用させて頂くことの許しを請う儀式で、
工事の安全や住む人の繁栄を祈る行事の事です。
地鎮祭というのは、神主さんの祝詞等の儀式がメインになる訳なのですけど、
この儀式の参加者は大抵の場合は、施工側の現場監督・設計・施主・営業担当が全員揃う事になりますので
同時に「地縄立会い」という実務もその地鎮祭前に行う事がほとんどです。
この地縄張りというのは、敷地ビニールテープまたは縄を張っていき、
「この敷地にはこの大きさで、この位置で建物が建ちます」みたいな事を提示する事で最終的に施主に確認を求めます。
大抵の場合、お施主さんはこの場で
「ああ、本当にこれから新築工事が始まるんだ」と自覚され感慨無量になる事が多いですね。
不思議な事にこの地縄張りの段階では、
「この土地に対して建物はこの程度の広さしかないんだ! なんかせまーい!」という感想を漏らされる方が多いような気もします。
確かに地面に対して単に点と線を示しただけでは狭く感じるのも妥当性はあると思います。
だけどこれが棟上げあたりまで工事が進捗していくと
「こんなに大きい建物だったっけ・・?」みたいに印象が逆転されるお施主さんが意外と多いようにも感じられます。
地鎮祭そのものは大体20~25分程度で終る事が多いと思います。
「かしこみ、かしこみ~」みたいな感じで祝詞があげられていくのですけど、
神主さんが発する祝詞については、何を言われているのかは何度聞いても分からないものですね~
式の途中で、「鍬入れ」と言いまして、三角形に持った土をお施主さんと工事監督が
「えい、えいっ!」と掛け声をかけてその盛り土を崩していくのですけど、毎度のようにお施主さんは勝手がわからず
へっびり腰で鍬を持たれて、えいえいっと言われても今にも腰砕けみたいな雰囲気になってしまうのは
毎回なんか妙に微笑ましいものがあったりもしします。
地鎮祭の当日の大まかな儀式の流れを記載させて頂きますと・・
最初にすべきことは手水といって両手を清水で浄めることだと思います。そして下記の流れを経ます。
(地方や執り行う神社や施工会社によって微妙に異なっていたりもします・・)
1.開式の辞 : 地鎮祭の開始のご挨拶
2.修跋の儀 : 儀式のスタートに先立ち、参列者・お供え物を祓い清める儀式
3.降神の儀 : 祭壇に立てた神籬にその土地の神・地域の氏神を迎える儀式
4.献饌 : 神に祭壇のお供え物を食していただく儀式
5.祝詞奏上 : その土地に建物を建てることを神に告げ、以後の工事の安全を祈る旨の祝詞を奏上
6.四方祓 : 土地の四隅のお祓い
7.地鎮の儀 : 斎鎌を使った刈初、斎鋤を使った穿初、斎鍬を使った鍬入
8.玉串奉奠 : 神前に玉串の奉納
9.撤饌 : お酒と水の器の蓋をして、神様へのお供え物をおさげする
10.昇神の儀 : 神籬に降りていた神をもとの御座所に送る儀式
11.閉式の辞
神社さんのいわゆる出張の地鎮祭の神主さんへのお布施(謝礼)を含めた総額の
相場の金額は大体3~5万円ぐらいだと思います。
地鎮祭の総額は式の3パターンによって変わります。
1.お神酒・お供え物等を神社が用意せず、神主さん一人が車でやってきて祭壇の準備はやって頂けるものの、
純粋に式そのものや祝詞を挙げる程度で完了し、この場合の金額は25000円くらいが一般的です。
2.上記の1に加えて、神社側でお神酒・お供え物も全て用意して頂けて、式終了後の記念写真も撮って頂けて
後日その写真が郵送されてきます。 この場合の金額は相場は対台35000円です。
3.上記の2に更に「巫女さん」一人が加わり、巫女さんも式の補助をして頂けます。
地鎮祭の動画も巫女さんが撮影してくれ、後日そのDVDが郵送されます。
この場合の金額は大体50000円です。
大抵の場合、お施主さんが選択されるのは判で押したように2のパターンばかりで、
私自身、巫女さんが参加された地鎮祭は見た事が無いです・・(泣)
一つ面白い地鎮祭を経験したことがあり、それは、地鎮祭終了と同時に、お供え物の鯛を神主さん自らが
上手にさばかれて、式参加者に振る舞われていた事でした! あの魚をさばかれる腕はなかなかのものがありました!
私が住宅メーカーの営業担当の頃は、基本的には給料は「建物の受注契約の数と金額」によって決まる
歩合みたいな感じでしたけど、
賞与とは異なる「業績給」の査定については、半年間で何棟建物の着工があったのかという項目が
一番ウェイトを占めるのですけど、当時は、半年間で3棟着工と4棟着工では、業績給が50万ぐらい違っていたと思います。
ある年の中間期末の9月の月末近くで達成できたのは3棟でしたので、
「残りなんとか1棟是非着工したい!」とあの当時は執念を燃やし、
解体業者を急かして更地にし、現場監督に無理をお願いして日曜日に出勤して頂き、上記の地縄立会いをして頂き、
(建築の世界は基本的には日曜の現場は休みですし、監督は公休です)
地鎮祭当日は台風接近による大雨の中テントの中で地鎮祭を強行し、
無理やり4棟着工は達成したものの、各方面からブーイングの嵐で、翌期の業績はあんまり芳しくもなく、
あれは「天罰が当たった!」という感じなのかもしれないですね~(汗・・)

例えば埼玉県ですと、調神社や大宮氷川神社などのようにある程度の知名度がある神社においては、
黙っていても大勢の参拝客が訪れ、何もしなくても勝手に参拝客がどんどんお賽銭を放り投げてくれますし、
そうした神社の場合、かわいいかわいい巫女さん達がいっぱいいそうな社務所においては、
多くの参拝客の皆様が破魔矢とか御守り等を購入し、おみくじをひかれますから、
「儲かりまっか?」・「ぼちぼちでんな・・」という感じの世界なのかもしれないですね・・・
確かに神社は「神聖な神の領域」なのですけど、同時にその神社で生計を立てていらっしゃる神主さんとか巫女さんも
いる訳ですから、こうした「現世利益」的みたいな「お金儲け」は間違いなくある程度は必要だと思います。
神社には間違いなく「かきいれ時」というのは間違いなくあると思いますし、
新年とか七五三とか節分等の節目の行事はそうした大きなかきいれ時と言えるのかもしれないですね。
昔ですけど、金融機関に在職時においてこうしたお寺のお坊さんとか神社の神主さんもいらっしゃたりもしたのですけど、
そうした皆様方に色々と内幕みたいな事をお聞きした事もありますが、
神社というものは、当然ながら氏子の皆様の寄付とかお賽銭だけではとてもとても生計はおろか
神社としての最低限の維持運営すら出来ないそうです。
お祓いとか地鎮祭とか供養等の日頃の地道な営業活動が大きいとの事ですし、
御守り等のグッズの売り上げの半分近くはお正月の初詣から松の内までの短期間で稼ぐことが圧倒的に多いとの事です。
そしてそ多分誰もが気になる(?)「巫女さん」ですけど、
ほぼ全て近所のJKさん・女子大生の臨時アルバイトなそうです。
採用基準は「ルックスと清楚な雰囲気」との事でした(笑・・)
そうした巫女さんのアルバイトについては、特段応募をかけなくても口コミだけで
「是非やりたい!!」という方が自然と集まってくるとの事で、
志望動機は、あの「紅白の巫女さんの清楚な衣装」に憧れて「一度はあの素敵な衣装を着てみたい!」との事なそうです!
上記にて外界での地鎮祭についてお値段の観点から1~3のパターンについての
お話をさせて頂き、実際には地鎮祭に巫女さんもセットされた式は残念ながら見た事が無いと記しましたけど、
果たして「幻想郷」の場合はどうなんでしょうか・・?
幻想郷内で家が新築されたとか建替えされたみたいな描写は見た事はありませんし、
そうした地鎮祭みたいな事はほとんど無いのかもしれないです。
一度天子ちゃんによって霊夢の博麗神社が倒壊した事もありましたけど、あの時はあっという間に、
天界の皆様方によって修復がなされちゃいましたので、
あんまり新築とか建替え自体の需要が無いのかもしれないですよね。
そして、百歩譲って、新築工事発生→地鎮祭を執り行う必要が出てきた場合でも、
考えてみると幻想郷自体には、神主さんとか神官みたいな御方はいないのかもしれないですよね・・
よく紅魔館のフランちゃんは、東方屈指の「箱入娘」で普段は顔を出す事も滅多にないとか言われているのですけど、
それ以上の箱入娘・・否! 引き籠り先生がいましたね!
そう! 霊夢の博麗神社の神主で、同時に東方の世界の創造神とも言えるZUN神主なのですけど、
実は一度も幻想郷内ではその姿すら見せた事は一度もありませんからね・・
だから、幻想郷内で地鎮祭を執り行う場合は、一応は(?)楽園の素敵な巫女さんでもある「霊夢」が執り行うのが
筋なのかもしれないです。
もしも何かの御縁で幻想郷内で家を新築する場合の地鎮祭の神官兼巫女さんは、是非ぜひ霊夢に依頼したいものです!
素敵な楽園の紅白のめでたき巫女さんに祝詞をあげて頂き、盛大に地鎮祭を執り行って欲しいものですね!
早苗さんという手もあるのですけど、早苗さんは一応は現人神でもあられるので、
まさか神様自らが地鎮祭を行う訳にはいかないですからね・・
改めてですけど、霊夢はとってもとってもかわいいすてきな巫女さんだと思います。
あんなにもかわいくて魅力的な巫女さんがいたとしたら、毎日でもお詣りしたくなっちゃいますけど、
実際の霊夢は、巫女さんとしての勉強や修業はほとんどしていなくて、
自分が巫女を務める神社にどんな神様が祀られているのすら知らないという体たらくですからね! (汗・・)
博麗神社に関しては、
人里から神社までは見通しの悪い獣道しかなく、道中妖怪に襲われる危険性が高いため、参拝客&お賽銭は
全く期待が出来ない上、霊夢自体が自然と妖怪さん達を引き寄せてしまう体質のため、
博麗神社周辺には妖怪等がうじゃうじゃいるようですので、 参拝したくても参拝の仕様が無いと言うのか実態のようですね。
霊夢は口癖のように「参拝客が来ない」とか「お賽銭が入らない」と愚痴っていますけど、
そうですね・・もしも幻想郷内の博麗神社にお詣りする事が出来たとしたら、せめてお賽銭ぐらいは
奮発してあげたいですし、
もしも幻想郷内で地鎮祭を執り行う必要があるならば、せめてその謝礼のお布施はたっぷりと出してあげたいものですね!

ここから先は既に恒例になっているのかもしれないのですけど、
当ブログがいつも大変お世話になっている
dream fantasy の管理人様のアミグリさんのイラストのご紹介コーナーです!
上記の霊夢は2017年2月に描かれた霊夢で、このキラキラとした雰囲気とウインクした霊夢がとってもかわいいと思います!
霊夢の髪がキラキラ輝いている様子とか肩だしぶりが とてもお似合いだと思いますし、とってもキュートな霊夢だと
思います!
ウインク霊夢は2015年8月にも描かれているのですけど、2017年2月の霊夢は、片方の目が閉じられているせいも
あるのかとは思うのですけど、いつも描かれる霊夢以上に目の大きさが強調されているようにも感じられますし、
こうしたウインク霊夢も逆に目の大きさとキラキラ感がより強調されていて、とっても可愛いと思います!
そして手をきちんと合わせている様子は、やはり「霊夢は巫女さんなんだぁ・・」と改めて感じさせてくれますね!
そしてこんなすてきな巫女さんだったら、もしも本当に幻想郷で家を新築する事になったとしたら、そこでの地鎮祭の
式を執り仕切る神官兼巫女さんは、もちろん早苗さんもすてきなのですけど、
貧乏神社の常に「お賽銭が入らないしお金が無い」と愚痴り気味の霊夢に是非ぜひお願いしたものでありますね~!
上記のアミグリさんが描かれた霊夢は、この霊夢の絵師様であるアミグリさんに
帰するものであり、当ブログにおける転載とご紹介は事前に全てアミグリさんからご了解を頂いたものであり、
アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。
アミグリさん、本当にいつもすてきなイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!
皆様の中で「こんなにもかわいい霊夢を描かれる方のブログってどんなもんなのだろう? 」などと興味がある方は、
是非是非アミグリさんのブログ
dream fantasy を
ご覧になって頂きたいと思いますし、 宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログ
dream fantasy に一度お越しして頂けると アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私もとってもとっても嬉しいです!
アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →
アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!
→
アミグリさんのpixivそれでは本記事を最後までご覧頂きありがとうございました!
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