
先日・・5月2日の記事で取り上げさせて頂きました渡邉ポポ先生のコミック「埼玉の女子高生ってどう思いますか?」についての
第二弾の記事です。
「埼玉の女子高生ってどう思いますか?」は正直まだ全国的には知られていないコミックなのかもしれないという事で、
まずは簡単にこの作品の事をもう一度簡単にご紹介をさせて頂きたいと思います。
埼玉県を舞台にした埼玉愛をテーマにしたようなアニメ作品というと当ブログでも何度も登場している
「浦和の調ちゃん」なのですけど、浦和の調ちゃんで登場する8人の女の子は全員が埼玉県さいたま市に由来するネーミングの
JKさんなのですけど、そのメインの舞台は埼玉県さいたま市浦和区周辺です。
そして最近においては、同じ埼玉県のJKさんのゆるい日常を描くという浦和の調ちゃんと共通項を持ちながらも
その大きな違いとして挙げられる事は、同じ埼玉でも浦和~大宮という埼玉の数少ない(?)大都市の繁華街を背景にしている
のではなくて、行田周辺という埼玉県でもちょっと僻地なエリアを舞台にしている漫画が、
渡邉ポポさんの「埼玉の女子高生ってどう思いますか?」という作品です!
この「埼玉の女子高生ってどう思いますか?」は、現在は月刊コミックバンチに連載中でコミックも第二巻まで発売されています。
この漫画の主な登場人物は女子高校生3人です!
1.白鳥小鳩:主人公で埼玉県民歴16年。埼玉県民がゆえに?自信が持てないのが悩みという設定です。
2.姫宮アグリ:小鳩の友達で実家は神社。埼玉県民歴16年でクールな雰囲気で、そのほのかな埼玉愛は素晴らしいです!
3.東上みなと:東京から引っ越して来たばかりの埼玉県民歴1ヶ月。天然さんでやたらと胸が大きい・・
埼玉をモチーフにした漫画というと「埼玉は何も無いない」とか「埼玉は東京都の属国みたいなものだから・・」という
ひがみと負け犬根性と自虐ネタが多いような感じもしますし、
埼玉のダサさと何も無さと東京都に対する劣等感みたいな
自虐振りも感じるのですけど、全体的に言える事は、埼玉の魅力を時にゆるく時に熱く語っているその姿が
実に好感が持てるという事と、その埼玉を巡る会話が全体的にほんわりとゆるく描かれながらも、今風のJKさんらしく
会話のテンポ感が大変サクサクと進んでいるというような印象もあり、
ネタのゆるさとどうでもいい感じと今時のJKさんらしいテンポの良い会話がとてもバランスよく融合されている点に
地元の埼玉県民としてはとてつもなく引きつけられてしまうものを感じたりもします。
この漫画なのですけど、別に特段劇的なストーリーも変化も起爆剤も感動も特にありません。
どちらかというと淡々と3人の埼玉のJKさんの会話をゆるく描いていて、
いまいち自分に自信が持てないのは「私が埼玉県民だから?」と悩む女子高校生の小鳩に対して、
やはり生まれも育ちも埼玉のアグリが「それは違うぞ! 埼玉にはこんなにも魅力があるぞ」と淡々と語り、
ここについ最近まで都内に住んでいて一か月前に埼玉に引っ越してきたばかりの天然娘の東上みなとが爆弾発言的に
場をかき乱していくという感じの埼玉の魅力を発見&紹介していく、ゆるい日常のお話と言えるのだと思います。
先日の記事においては、埼玉を語る際に絶対に外せない「十万石まんじゅう」について触れさせて頂きましたけど、
今回は「埼玉貧乳問題」(?)というやはり埼玉を語る上では鉄板ネタの一つになっているテーマについて
取り上げさせて頂きたいと思います。


埼玉県はアニメ作品の聖地が多いとは以前から言われている事ですけど、実は埼玉県は貧乳の聖地であるという話も
以前からあったりします。
その根拠とされるのが、2012年にLCラブコスメが実施・発表した平均バストサイズ日本地図という
日本全国47都道府県の女性の皆様のバストサイズに関するアンケートを実施し、その統計をまとめたものとされています。
そしてこの結果において大変衝撃的な事が発表されておりまして、
埼玉県は47都道府県中で最下位のAカップだったのですけど、他に平均がAカップという都道府県は埼玉以外には無くて、
なんと・・!
埼玉県は全国で唯一のAカップが平均値という日本屈指の貧乳県であり、貧乳の聖地である事を全国に轟かせてしまう
結果になっていました!
胸を大きくするためには、食べ物は実はそれほど大きなウェイトを占めないという話もあるようでして、
10代の成長期に女性ホルモンが分泌されるタイミングでたっぷりと睡眠をとる事の方が影響が大きいという話もあるようです。
つまりはあまり夜更かしをせずに寝る時間帯にはたっぷりと睡眠を取り体を休める事の方が大切らしいです。
という事は、換言すると埼玉県の10代の女の子は全国平均よりも睡眠時間が短くて夜更かしをする事が多いのではないのか
といった仮説が成立するような気もするのですけど、
なんとそれがデータとして裏付ける統計も存在していたとの事です。
総務省統計局のデータによると、埼玉県の女子高生の睡眠時間は全国でもっとも短かいという事が判明し、
ここに睡眠不足=埼玉貧乳問題の根幹的原因があるのではないのかという仮説が現実のものになっていったのかも
しれないです。
なぜ埼玉県のJKさんは睡眠時間が短いのかというと、考えられるのは、
埼玉県は塾や予備校に使う金額が全国で一位、家での勉強時間が全国で四位、さらに通学時間の長さが全国で二位という
事実もあったりします。
つまり、埼玉県のJCさん・JKさんは遠くの学校に通い、塾や予備校でも勉強、さらに家でも勉強とつねに勉強に追われ、
基本的には睡眠時間が短いという傾向が窺えるという事です。
調査結果では夜22時前に寝ている埼玉のJKさんはわずか10%しかいなかったという結果もあるそうです。
換言するとそれだけ勉強が出来る子が多いとも言えるのかもしれないです。
「埼玉の女子高生ってどう思いますか?」のアグリと小鳩の二人は埼玉のJKさんらしい典型的なAカップ娘なのですけど、
この二人は生まれも育ちも埼玉県行田市であるというのも面白い話だと思います。
アグリは神社の娘という事なのですけど、この娘の埼玉愛は全体を通じてほぼブレがないのは素晴らしいです!
自分自身と埼玉に関して今一つ自信が持てていない小鳩に対して、アグリは何度か
「小鳩、埼玉に対してそんなに懐疑的になるのではない」などと諭している姿も大変印象的でしたし、
例のこの埼玉貧乳問題に対してもアグリは、
「私は(埼玉貧乳問題そのもののように)胸もちゃんと貧しい」とか
「小鳩、そんな埼玉貧乳問題何て真に受けたらダメだ! 私からしてみるとお前はBカップだ!」と慰みを入れているのは
「さすが将来の巫女さん候補は違うね~、まさに埼玉愛の塊りみたいな女の子!」ととてつもなく共感させられそうです!
そしてこの後の展開でも二人でダサさ自慢をしていくような展開も面白いですし、
この作品は埼玉自虐ネタをベースにしながらも最後はなんだかんだいって埼玉愛とか埼玉お国自慢みたいな雰囲気に
なってしまうこの作風にとてつもない共感を感じてしまいます!


そんな感じて「埼玉っていいよね~」みたいな所に待ち合わせでやってきたのが、埼玉に引っ越してきてまだ一か月足らずの
東京育ちのみなとなのですけど、
このみなとのダイナミックスボディと胸の豊かさは「さすが東京都民は違うよね~」と感じさせるものがあるのかもしれないです。
みなとは東京育ちなのですけど、性格は天然さんですけどいたって素直ないい子です。
東京育ちの今風JKさんみたいな雰囲気でもいかにも都会っ子みたいな洗練された雰囲気もすてきなのですけど、
東京にいた頃にはいろいろあった・・みたいなエピソードもその後明らかにされていきますし、
何よりも埼玉に越してきても「こんなド田舎な所は嫌だ~」とならないで埼玉に溶け込もうとする感じはとても素晴らしいです。
しかしみなとの登場タイミングが悪すぎたのかな・・?
せっかく埼玉貧乳問題に対してアグリが小鳩にフォローを入れて、「埼玉も悪くないよね~」と思わせておいて
むっちりとしたみなとが二人の前に現れる展開もうまいと思います。
そんなムチムチボディのみなとをみて、小鳩はまたまた
「私がイモいのは埼玉県民だからよね・・」と自虐に戻ってしまいます・・
だけど埼玉貧乳問題の根拠とされているLCラブコスメが実施・発表した平均バストサイズ日本地図の最新結果においては
朗報もあったりします。
2012年の調査では全国唯一平均値がAカップであった埼玉は、2018年においてはなぜかDカップへと順位を上げていますし、
2018年の調査では、47都道府県中、Dカップが27県、Eカップが4県とDカップ以上がなんと65%以上を占めている結果に
なっていますし、
2012年では一番多かったのがBカップでしたが、今回はDカップが最も多くなり
全体的にサイズアップの傾向が見られています。
(2012年の調査では平均Eカップとなっていた県は、岐阜と京都府でしたけど、2018年は、千葉・神奈川・大阪・福岡の4県に増え
前回Eカップの岐阜は今回はCカップになっています・・)
6年間でこんな急激に日本人の体型が変化するとは思えませんので、やはりこれは統計のサンプリングの問題なのかも
しれないですし、上記で書いた「埼玉貧乳問題」は実は元々存在していなかったと考えるのが妥当なのかも
しれないです。
だから、アグリや小鳩には「埼玉貧乳問題は幻なのだから安心して~」と申し上げたい気持ちもありますね~!
私自身、当ブログで何度も語っている通り、小学から高校まで過ごしていたのは宮城県なのですけど、
その当時の宮城のJCさん・JKさんのダサさ・冴えない雰囲気は埼玉の比ではなかったと思いますし、
俗に言われる「日本の三大不細工発生県」の一つに宮城が入っているのもうなずける話なのかもしれないです・・(汗)
私自身、宮城を離れて初めて一人暮らしを始めたのが埼玉県大宮市(現・さいたま市大宮区)なのですけど、
1980年代中盤に初めて埼玉のJKさんを見た印象は「かわいい~」とか「宮城と違って洗練されている」という印象しか
なかったですし、当時から既に言われていた「ダ埼玉」という言葉は私にとっては
「それはちょっと違うのかも・・」という印象しかなかったです!
当時借りていたアパートから大宮キャンパスまで自転車で通学していたのですけど、その通り道に
大宮開成高校という女子高があったのですけど(今現在は共学になっています・・)、当時は大宮開成のJKさんは
自転車ですれ違っても「かわいい女の子ばかりだね~」といういい印象しかなかったです!
1990年~96年に住んでいた山梨のJKさんの方が、実際に住んでいた者の感覚としては
「山梨の方が埼玉よりも100倍近くイモい・・」という事なのかもしれないです・・(汗)
というか昔も今も埼玉のJKさんってかわいくて洗練された印象が強いですし、よく言われるイモJKとかダ埼玉JKという言葉は
全く当てはまらないと声を大にして申し上げたいですし、
渡邉ポポ先生の「埼玉の女子高生ってどう思いますか?」というコミックタイトルへの答えは
「埼玉のJKさんは素晴らしい!」という事になるのだと思います!
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