
「デフォルメ」というと、美術的には対象の特徴を誇張化させるという事で強調あるいは単純化という意味合いで
意図される事が多いと思いますし、
日本の漫画・イラスト・アニメなどを語る際、キャラクターデザインや動作表現について、「小さく簡略化した造形」という
意味で用いられている事も多いような気がします。
ちびキャラとかSD化というのもそれに近いような意味合いもあると思います。
そしてそうしたデフォルメって一般的には二頭身・三頭身といったように頭身を極度に下げて表現される事が
多いような気もしますし、ちびっこくてかわいいデフォルメキャラクターを描きたくなる人は多いと思うのですけど、
デフォルメって意外と難しい表現形態であるようにも感じられます。
つまり、その当該キャラクターの特徴を大きく崩さず、頭身・身長・部分パーツだけを極端な形で誇張して極力ゆるく
表現するというのは大変難しいものがあると思いますし、
当たり前の話ですけど、ある程度の基本技量を身につけないでこうしたデフォルメに挑むと大抵の場合、その作品自体が
崩壊してしまうような危険性も秘めていると感じられますし、実際pixiv等でもそうした大失敗してしまったデフォルメ作品を
数多く見てしまうたびに「デフォルメって難しいよね~」とか
「そこまであのパーツを強調しなくてもいいのに・・」とか「頭身を下げ過ぎてかわいいどころか逆に不気味に感じられる・・」と
感じてしまいます。
デフォルメの場合、通常の頭身で描くのと異なり、低頭身ゆえに全身のバランスが変わってしまう事で
全体と部分のバランスが悪化してしまい絵自体が崩壊してしまう危険性が高いのかもしれないです。
デフォルメキャラクターは、通常の頭身より小さくなる事で分線が少なくなるので情報量が少なくなります。
その情報量が少ない中でキャラクターをいかに的確に表現できるかで出来が左右されるといっても過言ではないのかも
しれないです。
dream fantasy のアミグリさんは、来月の3月17日を
もってアミグリさんのブログ「
dream fantasy 」が
開設11周年を迎えられ、その11年という歳月に重みを感じますし、心の底から敬意を表させて頂きたいのですけど、
実は開設初期の頃より、通常イラストよりはもしかしたら難関なのかも・・?と感じられるデフォルメ作品にも積極果敢に
取り組まれていて、それが今日に至るまでずっとデフォルメ作品にチャレンジされ続けているそのアグレッシブさには
共感するもの大です!
上記で書いた通り、デフォルメ作品は見た目が低頭身でゆるめに描く表現形態なのですけど、
当該キャラの基本的特性を維持したまま、そのキャラをちびっこかわいくゆるく描くというのは実は大変骨が折れる創作であり、
そうしたある意味大変やっかいな表現スタイルをブログ開設当初から今日に至るまでずっと取り組まれてきたその姿勢には
改めて心の底から最大限の称賛を送らさせて頂きたいと思います。
実はなのですけど、当ブログはアミグリさんの特集記事は何度か企画させて頂いた事はあるのですけど、
こうした「アミグリさんが描かれたデフォルメ作品特集」というのは一度も特集をさせて頂いた事が無い事に気が付き(汗・・)
今回改めてアミグリさんのデフォルメ作品特集を本日と明日の二回に分けて連続開催をさせて頂きたいと思います。
今回の「アミグリさんの描かれたデフォルメ作品特集」のオープニングを飾って頂くのは、今年・・2019年1月に
描かれたばかりのデフォルメの「れいむちゃん」です!
この「れいむちゃん」を一目見た瞬間に「かわいい~!」と感じ、
「そうだ! アミグリさんの描かれたデフォルメ作品特集をさせて頂こう!」と直感したものでした!
このデフォルメのれいむちゃんは、デフォルメ作品というよりは普通にナチュラルにかわいい~という感じかもしれないです。
3月3日のひな祭りの日のお雛様みたいな印象もありますし、一寸法師的な感覚で親指姫みたいな雰囲気も感じたものですし、
どちらにしても指でツンツンしたくなってしまい「この~」とか言いながら思いっきり遊んでみたくなるような
とってもかわいい霊夢だと思います。
このデフォルメちびっこ霊夢ちゃんがぺたんと座っている様子がひな人形っぽく感じるのかもしれないですね。
背景のひよこちゃんとうさぎちゃんもとてもかわいいです!

冒頭でデフォルメ霊夢が登場しましたので、その霊夢の次にご登場されるのは魔理沙なのかもしれないですけど、
霊夢と同業者の早苗さんなのかもしれないですね~!
上記のデフォルメ早苗さんは、アミグリさんが2019年1月に描かれた作品です。
冒頭霊夢と上記の早苗さんをご覧なればわかる通り、二人の巫女さんはデフォルメ作品としても同ポーズを
取ってはいるのですけど、二人の巫女さんのキャラの違いはきちんと出している点はさすがと感じますね~
ちなみにですけど、明日転載予定のデフォルメ輝夜も二人の巫女さんと同じポーズを取られてはいるのですけど、
三者三様のごとく3人の違いをきちんと表現されている点は素晴らしいと思います。
この下のデフォルメ作品としてチルノ・ルーミア・レミリア様・お燐ちゃんが続きますけど、
こちらも同ボースでありながらキャラとしての違いはきちんと提示されていて、例えばですけど
お燐ちゃんとチルノのポーズは同じでも表情の違いもありますけど、そこに醸し出されている雰囲気には
かなり違いがあるようにも感じられますし、
霊夢・早苗さんという二人の巫女さんも2Pカラー的な色彩の違いとしてだけではなくて、
例えば霊夢は洗練されたかわいらしさを感じさせ、
この早苗さんは、まるでごちうさキャラみたいなふわふわかわいい~といったものを感じさせ、
二人の違いはきちんと丁寧に描かれていると感じられます。
この早苗さんは、ふわふわしているけど同時に現役JKさんみたいなきゃぴきゃぴ感も感じさせているのが
同業者の霊夢との違いとも言えそうです。
やっぱりデフォルメ作品というのはとてつもなくかわいいものがあるのは間違いないですね~!

続きましてアミグリさんが実はほんの4日前に描かれたのが上記のデフォルメ魔理沙です!
「アミグリさんが描かれたデフォルメ作品特集」は本日と明日の二日連続で開催をさせて頂きますけど、
この二日間で共通しているパターンについてここで簡単にご案内をさせて頂きたいと思います。
今回のデフォルメ作品には二つの同ボースシリーズがありまして、
一つは上記の霊夢と早苗さんで提示をされている通り、両手を袖の中に隠してぺたんと座っているポーズシリーズで
もう一つがすぐ上の魔理沙で提示されている通り、両手を袖の中に隠さないで両手を顎に当てながら、ぺたんと両足も
地面についてのポーズシリーズです。
そしてアミグリさんの解説によると霊夢・早苗さんのような袖が長いキャラは霊夢ポーズのように両手を袖の中に
隠すポーズが共通していて
上記の魔理沙のように袖短めキャラの場合は、両手を袖の中に隠さないで両手を顎に当てているというのが
共通ポーズとなっているそうです。
ここから下記とそして明日の特集記事でも、どのキャラが霊夢パターンでどのキャラが魔理沙パターンなのかという事にも
着目してご覧頂ければ、更に楽しみ方も増してくるようにも感じられます。
少しだけネタバレになってしまいますけど、ここから下記のレミリア様・ルーミア・チルノ・お燐ちゃんとは
確かに共通ポーズを取っているのですけど、上記の魔理沙と他の同ポーズキャラの皆様との違いは
魔理沙のたなびくような美しい鮮やかな金髪ロングと言えるのかもしれないです。
あのロング金髪の流れるような美しさと背景のお星さまのキラキラと魔理沙のいつものあのふわふわ帽子の効果もあり、
華やかさという観点では群を抜いている様な印象も感じたものでした。
それではここから下はこの魔理沙と同ポーズキャラがしばらく続いていきますので、同ポーズという共通性を保ちながらも
どのような点が他のキャラとは違っているという事にも注目されながらもデフォルメ作品をお楽しみ頂きたいと思います。

続きまして、アミグリさんが今年・・2019年1月に描かれたデフォルメルーミアです。
(上記の魔理沙と同ボースです)
金髪幼女っぽいルーミアもデフォルメになると普段のルーミアのかわいらしさも更にUPしているように思えます。
瞳がいつも以上にクリクリっとしていてかわいいですし、
大きめのリボンもとってもよくお似合いだと思いますし、何気にアホ毛もぴーんと立っているのも楽しいです。
このデフォルメルーミアは二頭身で描かれているのですけど、上記で述べたとおり二頭身キャラといったちびキャラは、
往々にしてゆるさ・かわいらしさを意識しすぎるあまり全体と個のバランスが崩壊してしまう危険性を秘めていたり、
顔のパーツを意図的に部分部分を強調しすぎてゆるく描きすぎた故に仕上がりがかえって「お前は誰だ・・?」みたいな
感じになりがちなのですけど、
アミグリさんのデフォルメルーミアは二頭身の中でも全体と個のバランスを保ったまま、ルーミアの特徴をきちんと描かれた上で
更に公式立ち絵でもアミグリさんが普段描かれるルーミアには無い「アホ毛」をあえて描かれる事で、
普段には無いルーミアを表現されることに成功されているのだと思います。
アミグリさんの感想としては、このアホ毛に関しては
「ZUN帽などをかぶっていないルーミアちゃんのアクセントになったらいいなぁと思って描きました」との事ですけど、
普段とは違うデフォルメというスタイルに公式立ち絵とは少し異なる変化を取り入れられたという事で
デフォルメだけど他の絵師様が描かれるデフォルメルーミアとは一味もふた味も違っているルーミアを描かれ、
アミグリさんとしての個性を存分に発揮されているのだと思います。

続きましてアミグリさんが2016年4月に描かれた「❤ぷちれみりあ❤」と題されたデフォルメのレミリア様です!
考えてみると上記の魔理沙のポーズというのは、この年に描かれたレミリア様のポーズが原点と言えるのかも
しれないですね。
本来は畏敬の対象で恐怖の吸血鬼のはずのレミリア様も
アミグリさんのすてきなデフォルメ魔法によってこんなにもゆるくてかわいい吸血鬼になってしまいました~!
このレミリア様へは「こいつぅーー!」とか言って指でつんつんして遊んであげたいものですね! (笑)
デフォルメ魔法解除後にレミリア様より「さっきはよくもこの私を弄んでくれたね!」とか怒られてしまい、
レミリア様の「運命を操る程度の能力」によってとんでもないしっぺ返しを食らうのかもしれないですね・・! (汗・・)
背景のいちごもとっても可愛いですし、レミリア様のこのポーズがとってもお似合いだと思います!
可愛らしさと吸血鬼の羽の対比が対照的であり、そのギャップがレミリア様の大きな魅力と言えるのだと思います!
今回のその①の中で、魔理沙・チルノ・ルーミア・レミリア様・お燐ちゃんのデフォルメポーズは皆同じなのですけど、
なんとなくですけどこのレミリア様がいっちば~ん!幼く見えてしまうのも、やはりいつものあのおこちゃまわがままおぜうさま
としての雰囲気がデフォルメ作品としてもそのまま維持されているからという事なのかもしれないですね。
だけどそれがレミリア様の最大の魅力と言えるのかもしれないです。

続きまして「にゃ~❤」とタイトルが付けられたアミグリさんが2016年10月に描かれた火焔猫燐(お燐ちゃん)です。
上記で既に触れたとおり、このお燐ちゃんのポーズは魔理沙・ルーミア・レミリア様・チルノと同じなのですけど、
この中ではなんとなくですけど、このお燐ちゃんがいっちば~ん!おとなっぽくてしっとりとした雰囲気を醸し出しているようにも
感じられます。
どうしてそのように感じたのかと言うと、ルーミア・レミリア様と目の塗り方が少し異なっていてなんとなく涙目っぽい雰囲気が
あるようにも感じられ、それが同ポーズでもレミリア様たちとの違いを巧みに演出しているのかもしれないです。
そしてどうして少し涙目っぽくなっているのかというと、もしたしたら地霊殿のご主人様のさとり様から何かお叱りを受けて
しまったからなのかもしれないですね・・
さとり様は地霊殿の引き籠り姫っぽい御方でもあるのですけど、「東方茨歌仙」でも描写があった通り、
例えば怨霊等にも威厳溢れる雰囲気で怨霊の言い分に耳を傾けたり命令を下したりもしていましたので、
お燐ちゃんもたまにはさとり様からお小言を食らう事もありそうですし、お燐ちゃんの親友のお空絡みでさとり様から
なにか厳命を受けることもあるのかもしれないです。
お燐ちゃんの三つ編みもデフォルメでもとってもゆるかわいく描かれていると思いますし、
ペタンと座っている感じがいかにもかわいいペットのにゃんこちゃんみたいで思わずなでなでしたくなりそうです。
背景のキラキラとしたサクランボウもとっても見映えがしますし、掲載当時のアミグリさんのお言葉として
「色合いがクリスマスカラーっぽい」とされていましたけど、その明るさがお燐ちゃんのかわいらしさを更に
引き立てているのだと思います。

続きましてアミグリさんが2016年1月に描かれましたデフォルメの白蓮さんです。
外界の私たち一般的な常識としては、お坊さん・尼さんという存在は、
剃髪で・法衣・袈裟というどちらかというと地味で堅苦しい衣装に身を包み、
少なくとも美しいとか幻想的という雰囲気は与えにくいものだと思うのですけど、
白蓮さんの外見の基本的な特徴としては、金髪に紫のグラデーションが入ったロングウェーブに金の瞳がまず挙げられ、
服装は白黒のゴスロリ風のドレス姿をまとい黒いブーツを履いているという事があると思うのですけど、
この時点で「お坊さん」という常識をとっくに超越されていますよね!
そうした白蓮さんの基本特性をきちんと踏まえた上で、アミグリさんは更に白蓮さんにたいして「デフォルメ」という
これまたすてきな魔法を掛けられていて、
ゆるくてとてもかわいらしいのだけど、白蓮さんのゴスロリっぽい基本特性を見事にデフォルメとして再現されていると
感じられます。
東方キャラとしては大変生真面目という印象のある御方なのですけど、
アミグリさんの手にかかるとこうした少し固い印象のあるキャラでも、ゆるくてかわいらしい柔和な雰囲気のある御方に
変えられてしまうとは、やっぱり絵と言うものは、そしてデフォルメと言うものは素晴らしき魔法なのだと思います。

続きましてアミグリさんが2009年8月に描かれたSD魔理沙(スーパーデフォルメ魔理沙)です。
そして多分ですけどこのSD魔理沙が、アミグリさんがdream fantasyで発表されたデフォルメ作品としては最古参作品と
言えるのだと思われます。
2009年と言うと今から10年前の作品ですけど、こんな前から既にアミグリさんはこんなにもかわいい作品を描かれる技量を
持ち合わせていた事に驚くと同時に、ここを起点として最近のあの豪華絢爛なあのキラキラ作品につながっていくのかと
思うととてつもなく感無量の気持ちになったりもしますし、ここにもアミグリさんの絵師様としての素晴らしき進化を
実感させられるものがあると思います。
この2009年8月のデフォルメ魔理沙はとってもロリロリかわいいと思います。
ウインクしている様子がかわいらしさに溢れていると思いますし、なんとなくですけど、UFOキャッチャーで吊り上げた
ぬいぐるみ魔理沙みたいな感じもありそうですね~
ちなみにですけど、このSD魔理沙のすぐ下の作品は3年後に描かれたデフォルメ魔理沙なのですけど、
2009年のSD魔理沙と2012年の魔理沙は構図は似ている感じでもあるのですけど、全体の雰囲気はガラっと変化している
ようにも感じられます。
アミグリさんにとってのこの3年間はこうやって見てみると飛躍的な進化を遂げられていた期間とも言えるのかも
しれないです。
そうした検証を踏まえた上でこの下のデフォルメ魔理沙をご覧頂けると、興味深い事は多々ありそうな気もします。

続きましてアミグリさんが2012年5月に描かれましたデフォルメ魔理沙です!
このデフォルメ魔理沙を描かれた時期はアミグリさんの「淡い色彩の作風時代」全盛期の頃の作品でもありますので、
最近のあの絢爛豪華なキラキラ感溢れる作品に目が慣れてしまうと、
逆にこの時代の淡い作風がなつかしくも感じますし、とても新鮮に感じられます。
このデフォルメ魔理沙はかわいいけどお人形さんみたいな印象もありそうです。
お人形さんというと真っ先に思い浮かぶのは、言うまでも無くアリス・マーガトロイドなのですけど、
アリスはよく二次創作では「魔理沙大好きなのだけど、その気持ちをなかなか素直に口に出せない」みたいに
言われがちでもあるのですけど、アリスがうまいこと魔法を駆使して、一時的にまるで上海人形みたいに
魔理沙を人形に変身させてしまった脳内妄想も感じさせるとにかくかわいらしい魔理沙だと思います。
魔理沙と言うと男っぽいとか勇壮みたいなイメージもあったりするのですけど、
アミグリさんが描かれたこのデフォルメ魔理沙は少女そのものだと思います!
隅から隅まで女の子らしい雰囲気に溢れていると感じられます。
服装のかわいらしさも金髪の鮮やかさもすてきですし、あえて手足の先端を省略化させて事で
デフォルメとしてのゆるさも表現されていると思います。
そして魔理沙のこのウィンク笑顔がとても女の子っぽくてかわいくて、見ているだけで癒されそうです。
全体の雰囲気がシャボン玉背景と合わせて淡く幻想的に描かれていますので、この事がより強く魔理沙の少女性を
もたらしているのかもしれないです。

続きましてアミグリさんが2013年7月に描かれたレミリア様のデフォルメの「ぷちれみりあ」とタイトルが付けられた作品です。
掲載時のアミグリさんのコメントがとても楽しいです~!
「ぷちれみりあってなんかプチエクレアみたいな響きでかわいいですよねぇ(´▽`)♪
ということでデフォルメでレミリア描いてみましたー!!
デフォルメだったのですごく短時間で描けましたww」との事ですけど、れみりあとエクレアって確かになんだか発音が
似ていそうですよね~(笑)
霊夢はレミリア様の事を言い間違えてレプリカと言ってしまったらフランちゃんから怒られてしまいましたけど、
レミリアお姉さまの事をエクレアお姉さまと読んだら、やっぱりフランちゃんから怒られてしまうのかな・・?? (笑)
こういうゆるく描かれているのほほんレミリア様を見るのも悪くないのかもしれないですね。

続きましてアミグリさんが2013年8月に描かれたでふぉるめふらんちゃんです!
上のレミリア様同様に、肩の力をぐぐっと脱力して描かれたようなとってもゆるかわいいフランちゃんだと思いますし、
こういうゆるかわいらしさこそがデフォルメが本来目指すべき方向性なのかもしれないです。
そしてこのデフォルメフランちゃんの表情がちょっときょとん・・とされているのもかわいいですし、
手を後ろに廻している様子もとてもキュートだと感じたものです。
デフォルメだけど背中の例のあの羽はとても美しく描かれているのが見映えがしますし、サイドテールが揺れているように
感じられる視覚的躍動感もすてきだと思います。

続きましてアミグリさんが2012年10月に描かれた「ハロウィンパチュリー」です。
2013年10月に描かれた「
とりっくおあとりーと★」の姉妹作とも言えそうなハロウィンパチュリーさんですけど、
2012年のパチュリーさんはデフォルメ気味に描かれていて、ちょっとゆるかわいいちびっこい感じのパチュリーさんが
ここにいるのだと思います。
衣裳が全体的にふわふわっ&もこもこっとしているのがとても愛らしいと思います。
ちなみにですけど、2013年のとりっくおあとりーと★のパチュリーさんをご覧になりたい方は
ここからご覧頂く事ができます。 →
とりっくおあとりーと★2013年のパチュリーさんは魔女みたいな雰囲気もありそうですけど、2012年のパチュリーさんは
デフォルメの特性を最大限活かしたまるでお人形さんみたいな置物みたいな感じもあり、そうしたかわいいお人形さんを
指でつんつんしてみたくなってしまうゆる可愛らしさに溢れていると思いますし、
デフォルメとしてのメリットを最大限発揮しているようにも感じられます。

続きまして2011年4月にアミグリさんが描かれた「バニー咲夜さん」です!
このバニー咲夜さんはぎゅぎゅっと抱きしめたいくらいと~ってもかわいいです!
この作品を掲載当時のアミグリさんのコメントとして
「いつもの頭身で描こうと思ったけど、デフォルメというかチビキャラっぽくなりましたね…
見方によってはロリっぽい咲夜さんかな?」と記されていましたけど、
いやいやこのロリっぽさが素晴らしいのだと思います。
というのも咲夜さんというとイメージ的には東方屈指のエロメイドさんとか大人っぽいスレンダーな雰囲気という
イメージも濃厚なのですけど、咲夜さんは設定的には一応は10代中盤の少女という事で、外界で例えると
JKさんのような御年頃でもありますので、あまり過度な大人っぽさよりは、むしろ今回アミグリさんが描かれたぐらいの
ロリっぽいかわいらしい咲夜さんの方がもしかしたら咲夜さん本人も喜ばれるのかもしれないですね~
このバニー咲夜さんのかわいらしさは素晴らしいです!
咲夜さんのこのうさ耳は、東方憑依華でも大活躍を見せられていたうどんげちゃんのうさ耳に匹敵するぐらいの
破壊的な可愛らしさに満ち溢れていると思います。
それと同じくらいこのバニー咲夜さんもとっても可愛いと思います!
黒タイツもピンクエプロンもよくお似合いだと思いますし、「果たしてこのバニー咲夜さんの後姿はどんな感じなのかな・・?」とすら
興味津々になってしまいそうです~(汗・・)
そしてこのピンクのエプロンというのがかわいい中にも咲夜さんらしいお色気がほのかに伝わってきそうです。
蝶ネクタイもかわいいし、手にしているハートマークは果たして一体誰が咲夜さんの愛情として頂く事ができるのでしょうか・・?

続きましてもう一枚デフォルメ気味の咲夜さんです!
この作品はアミグリさんが2010年5月に描かれ「さっきゅん」とタイトルが付けられています。
いや―――、こういうちびっこい咲夜さんもとってもかわいいですね~!!
咲夜さんというとミステリアス・大人の色気・有能なメイド長というイメージが大変強いのですけど、
こういうちびっこい少女の咲夜さんもとってもかわいくて魅力的だと思います!
さすがにこんなちびっこナイフだったら飛んで来てもそんなに痛くは ないのかもしれないですね(笑)
こういうちょっとゆるくてちびっこい咲夜さんだったら、あの妖精・チルノの遊び相手としても面白いのかもしれないですね。


上記の2作品はある意味連作作品といっても差し支えは無いと思います。
まず上はアミグリさんが2015年12月に描かれたデフォルメのレティさんで、
その下はアミグリさんが2016年3月に描かれたリリーホワイトです。
どのあたりがこの2枚の作品が連作しているのかというと、レティさんは寒気を操る真冬の妖怪で、幻想郷の雪女であるのに
対して、リリーホワイトは幻想郷に春が到来した事を告げる春告精という春の妖精と言う事で、
この二人は冬から春への季節の交代を示唆しているからです。
レティ・ホワイトロック・・通称、レティさんが冬の間に暴れ放題暴れて退場する頃に到来するのが、リリーホワイトなのです!
レティさんとリリーホワイトは二人で一つの役割を果たしているのかもしれないですし、
幻想郷内の冬→春への引き継ぎという役割をこの二人が担っていると言えるのかもしれないです。
冬と春の交代を象徴しているのがこのリリーとホワイトだと思います。
アミグリさんが過去に描かれたレティさんというと、2018年1月に描かれた
東方project レティさん が強く印象に残っていますし、
→
東方project レティさんアミグリさんが過去に描かれたリリーホワイトというと、
春ですよー!!のリリーホワイト がとても素晴らしいと思います!
→
春ですよー!!のリリーホワイトそしてデフォルメとして描かれたレティさんもリリーホワイトもとってもかわいいと思います。
二頭身として描かれ、頭部部分をより強調した作風なのですけど、上記で既に述べたとおり全体とパーツのバランスを
的確に取られた上で、レティさんのターバン風の帽子や白のエプロンに、少しふっくらとした雰囲気等のレティさんの
特徴もすてきに表現されていて、
リリーホワイトの妖精としての羽の描き方とか特徴的な頭の三角帽子にいかにも妖精らしい愛くるしいかわいらしさ等も
見事に表現されていて、
デフォルメ作品だけどこの二人の特性を全く崩される事なく描き切っていると感じられます。
背景もレティさんは雪の結晶として描かれ寒さを表現され、リリーホワイトは満開の桜を描かれ春の暖かさを
背景からも季節感としてきちんと見ている人にわかりやすく伝えているのも申し分ないと思います。


続きましてアミグリさんが描かれたデフォルメゆかりんです!
これは告知でもあるのですけど、来月、3月7日の「早苗さんの日」では、実は初めての試みなのですけど
「アミグリさんが描かれた早苗さん特集」をさせて頂き、
3月17日のアミグリさんのすてきなブログ「dream fantasy」の開設11周年記念記事としたしまして、
これも初めての試みではあるのですが「アミグリさんが描かれたゆかりん特集」を企画させて頂きたいと思います。
その準備のためにアミグリさんが過去に描かれたゆかりんを改めて一通り拝見させて頂きますと、
2018年3月現在でアミグリさんが描かれたデフォルメゆかりんは、今の所上記の2枚に留まっていますので、
このデフォルメゆかりんは大変貴重なものがあると思います。
大変希少価値が高いゆかりんとも言えると思います。
2枚のデフォルメゆかりんのうち、上の作品は2013年7月に描かれたデフォルメゆかりんであり、
その下は2013年5月に描かれたデフォルメ化されたゆかりんです。
ゆかりんフィギュアというとその多くは尊厳とか偉容とか大人っぽい美しさの魅力に溢れた仕上がりの作品が多く、
その圧巻の美しさに目を奪われるばかりなのですけど、
例えばねんどろいどゆかりんのようにとてつもなくお茶目でゆるいゆかりんをたまに見かけると、なんだか妙に
ほっ・・とする感じがあり心がなごむのですけど、
全体的にはアミグリさんの描かれるゆかりんはしっとりとした大人の女性としての美しさを表現されることが多い中で、
たまーにこうしたデフォルメされたかわいいゆかりんを拝見させて頂きますと、そのかわいらしさに
いつもとは異なる魅力を発見したりもします。
下の2013年5月のウインクして微笑んでいるゆかりんも上の2013年7月の少しきょとんとしたかのようなデフォルメゆかりんも
どちらのゆかりんもとてもかわいいと思います。
同じデフォルメ作品でも背景と表情を少し変えただけでも全体に与える印象の違いは大きいものがあるのだと
改めて感じたりもします。
2013年5月の方には背景に蝶が加わっている事で、ゆかりんの笑顔に更に華が加わっているのかもしれないです。
背景の色彩が涼し気な雰囲気をもたらしていますので、5~7月の初夏の季節にも適している作品とも言えそうです。
全体的には、紫色のドレス・金髪ロング・髪の三本のリボン・白のソックス・バレエシューズみたいな靴がかわいく
描かれていてゆかりんの少女らしい雰囲気がうまく表現されていると思います。
少女っぽいデフォルメだけど十分すぎるほどゆかりんの少女の面影を出されている2枚の連作デフォルメ作品とも
言えそうです。
上記でゆるかわいいねんどろいど仕様のゆかりんに少し触れましたけど、
ねんどろいどのウインクゆかりんは、少しばかり胡散臭い雰囲気も漂っていそうですけど(汗・・)
アミグリさんが描かれたデフォルメゆかりんのウインクは、「かわいらしさ」のみで構成されているのだと思います!

大変名残惜しいことに、本日のアミグリさんが描かれた「デフォルメ絵」作品特集 その①は、
上記のイラストをもって一旦お開きにさせて頂きたいと思います。
だけどご安心ください!
この続きのその②は早速ですけど、明日・・2月24日に掲載をさせて頂きますので、明日も引き続き
アミグリさんが描かれたかわいいデフォルメ作品を引き続きご覧頂ければとても嬉しいです。
上記の作品はアミグリさんが先月・・2019年1月に描かれたデフォルメチルノです。
デフォルメされていてもキラキラをすてきに飛ばされていて、背景の雪の結晶やチルノの背中の氷の羽と合せて
寒いこの季節のデフォルメイラストとしては季節感たっぷりの作品と言えると思います。
このチルノは、上記のルーミア・レミリア様・お燐ちゃん・レティさんやリリーホワイトなどと同様に二頭身キャラのちびっこキャラ
として描かれているのですけど、
チルノは妖精ですし、東方の世界では妖精は妖怪よりも一回り小さく描かれる事も多く、
例えば「各キャラの身長対比はZUN神主の指示に従って描いた」と言われていて、ZUN神主が思い描く東方キャラの身長差を
忠実に絵にしたとも言われる東方三月精においては、チルノは妖夢・霊夢・魔理沙などと比べると一回り以上小さく
描かれていますので、アミグリさんが描かれた二頭身のチルノのデフォルメ絵はZUN神主にとっても
「イメージ通りなのかも~」という事なのだと思います。
チルノは氷精というか氷の妖精でもあり冬の寒さは得意中の得意なのかもしれないですけど、さすがに1~2月の真冬の頃は
チルノをもってしても背中が丸くなりそうな寒さなのかもしれないですし、
あまりの寒さに思わず手にフーフー息を吹きかけて温めている仕草のようにも感じられますね。
チルノは真冬に最もふさわしい妖精なのですけど、頭は一年中春なのかもしれないですね~(笑)
髪の青いリボンもとてもかわいいですしよくお似合いですし、少しウェーブのかかった青い髪も美しいと思います。
上記のアミグリさんが描かれた計19作品のデフォルメ作品の権利は、これらのデフォルメ作品の絵師様であられる
アミグリさんに帰するものであり、
当ブログにおける転載とご紹介は事前に全てアミグリさんからご了解を頂いたものであり、
アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。
アミグリさん、本当にいつも素敵なイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!
皆様の中で「こんなにかわいいデフォルメ霊夢を描く人のブログってどんなもんなのだろう・・? 」などと興味がある方は、
是非是非アミグリさんのブログ
dream fantasy を
ご覧になって頂きたいと思いますし、宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログ
dream fantasy に一度お越しして頂けると
アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私もとってもとっても嬉しいです!
アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →
アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!
→ →
アミグリさんのpixiv それでは最後まで本記事を読んで頂きありがとうございました!
明日・・2月24日もアミグリさんの描かれたデフォルメ作品の続きのその②を掲載させて頂きますので、明日の当ブログも
引き続き宜しくお願いいたします。