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プロフィール

ぬくぬく先生 

Author:ぬくぬく先生 
開設当時は、1980年代吹奏楽コンクールの花輪・秋田南・就実・仁賀保・屋代等の素晴らしい演奏を後世に少しでも伝える事が出来ればいいなと思ってこのブログを始めたのですけど、いつのまにか「東方Project」がメインになってしまいました・・・
最近は「艦これ」も大好きです!!
吹奏楽も東方も自分が感じた事を少しでも後世の方に受け継がれるべきものが残せればいいかな・・と思っています。
ちなみに、「大好きプリキュア四天王」は、ドリーム・メロディ・ハッピー・ラブリーです。
ドリームとメロディは自分の中では既に殿堂入り状態ですけど、
現在はラブリー大好き!!のラブリー一辺倒です!!
リアル社会では、建築関係のクレーム&アフター責任者を専従し、毎日毎日クレーム対応に当たる日々です。
裏の顔は東方と吹奏楽とクラシック音楽一辺倒です・・・
特に特に大好きな作品は・・・プリキュア5とスイートとハピネスチャージです!!
ちなみに、奥様は・・・ミルキィローズとセーラームーン好きの管理人以上のおこちゃまです・・・
東方で大好きなキャラは、とにかく大好きキャラがてんこ盛りで、全員大好き!という感じなのですけど、特に、さとり様・ゆかりん(紫様)・早苗さん・こいしちゃん・アリスはお気に入りです!!
吹奏楽では・・ネリベルの「二つの交響的断章」と「アンティフォナーレ」、スパークの「ドラゴンの年」、リードの「オセロ」と第二組曲「ラティーノ・メキシカーナ」、パーシケッティーの「仮面舞踏会」、C・スミスの「ダンス・フォラトゥーラ」などが死ぬほど好きで、クラシック音楽では、ウォルトンの交響曲第1番と矢代秋雄の交響曲、プロコフィエフの交響曲第5番、アーノルドの交響曲第2番、第4番、ショスタコの交響曲第7番「レニングラード」、マーラーの交響曲第3番「夏の朝の夢」、ハンソンの交響曲第2番「ロマンティック」、ストラヴィンスキーの「火の鳥」、ベルクの「ヴァイオリン協奏曲」、ラフマニノフの「交響的舞曲」などが大好きです!!
クラシック音楽を吹奏楽にアレンジし、そのコンクールヴァージョンの演奏としては・・・
1982年の就実高校の「幻想舞曲集」と
1987年の習志野高校の「ダフニスとクロエ」第二組曲の演奏、そして、
1987年の雄新中の「エルザの大聖堂への厳かな行列」が
まさに私の「原点」です。
最後に・・・
私の吹奏楽との関わりの真の意味での「原点」は・・・
1979年の市立川口高校の神がかり名演としか言いようがない
「二つの交響的断章」に尽きると思います!!


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ここ最近のコンビニとアニメ作品のコラボ商品展開は本当に素敵なものがありますよね!

コンビニ大手三社というと、セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンだと思うのですけど、
私的にはこの三社の中で最もアニメ作品とのコラボが充実しているように感じられるのはローソンだと思います! (笑・・)
最近の当ブログの記事でも、「ローソン×ごちうさ」の素敵なコラボ商品の何度か記事にさせて頂きましたけど、
ここ最近でも、ごちうさ・まどか☆マギカ・リリカルなのは・冴えない彼女の育て方など等でも素敵なコラボ商品とか
ローソン限定オリジナル商品が発売されていましたし、
最近では、今年も「艦これ」とのコラボ商品を色々と展開してくれていたのは大変嬉しいものがありました!

この手のコラボ商品というのは「一番くじ」とは違って、確かに数量限定という制約はあるものの、
クリアファイルとか缶バッチ等は、自分が欲しいキャラの景品を自分で選ぶことが出来るというのが
実にありがたいものがありますね!
一番くじの場合は、一等景品はとてつもなく魅力的なものばかりなのですけど、何が当たるのかさっぱりわからないという
ハイリスクハイリターン的なものがあるとは思うのですけど、
こうしたコラボ商品というのは、例えば「コンビニ側で事前に指定した商品を指定通りの数量を買うと、先着順ではあるものの
好きなキャラの景品を自由に選べる」というのは大変ありがたいものがあると思います。
先日ローソンで展開されていた「艦これイベント企画」の「クリアファイル」についても、
日清のUFO等の指定商品を二つ購入すると全4種の艦娘クリアファイルの中から自由に好きな艦娘を選べるものでしたので、
やはりこうした「確実性」は、乏しいお小遣いからやり繰りしているポンコツサラリーマンにとっては
大変ありがたいものであります! (笑・・)

だけど、大変皮肉なものでして、私が普段日常的によく利用するコンビニは、商品の充実とポイントカードの観点から
ファミリーマートとセブンイレブンでありまして、ローソンに関しては、こうしたアニメ関連のコラボ商品とかイベントが無い限りは
ほとんど行かないというのもなんかアレな話ですよね・・・(汗・・!)









さてさて、そうしたローソンとアニメ作品のコラボ企画というと、最近ではどうしても艦これとごちうさとまどか☆マギカが
大変印象的ではあるのですけど、
実は「プリキュア」だって負けていないです!
最近の記事においても「キラキラ☆プリキュアアラモードのスタンプラリーの事を記させて頂きましたけど
(先日の記事はラリー一周目でしたけど、おかげさまでその二周目も無事に終わる事が出来て二つ目のステッカーシールも
無事にゲットできましたぁ~! 笑・・)

そして今年度の「キラキラ☆プリキュアアラモード」に関しては、そうしたスタンプラリーとかLoppiでのローソン限定
オリジナル商品の販売とは別に、ローソン限定デザインのグッズ販売とかお菓子販売等も
行われているのは大変嬉しいものがあると思います!!

そうした一環として、
7/11より「キラキラ☆プリキュアアラモード」のローソン限定デザインクリアファイルが登場しました。
ローソン限定柄というのが実に素敵だと思いますし、確かにこのデザインは「他でも見た事がない・・」という感じでも
ありましたので、これはなかなか重宝だと思います。
 
今回のクリアファイルは全6種なのですけど、当然ながら、追加キャラの「キュアバルフェ」も商品化されているのは
大変嬉しいものがありますね!
キュアホイップ・キュアカスタード・キュアジェラート・キュアマカロン・キュアショコラ・キュアパルフェ の6種は
どれもみんなとっても可愛くて素敵だと思いますし、
世間的に人気が集まりそうなクリアファイルは、追加キャラという事もありやはり「キュアバルフェ」なのかな・・?とも
思うのですけど、その辺りは私は放映開始から全くぶれないですねぇ~! (笑)

このクリアファイルは一枚税込みで378円と決してお安くはないもので、取り急ぎ今回は一枚だけ購入させて
頂きましたけど、私がチョイスしたキャラは当然、いちかちゃんキュアホイップです!!

ま・・ローソンの店頭で見た限り、バルフェもとっても可愛くて素敵なのですけど、やはり今作の私の大本命キャラは
キュアホイップというのは今後も変わりがないんじゃないのかな・・?とも思いますね! (笑・・)

このクリアファイルもキュアホイップの可愛らしさはマジで「たまらんなぁ・・」と感じてしまいますよねっ!! (笑・・)




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今回のクリアフィルは全6種という事で、表面はメインキャラの六種類なのですけど、裏面は6種類共に
全て共通仕様です。
裏面は、映画バージョンの限定デザインとなっています。
改めてですけどこの6人の身長差がなんだか大変なことになっているような気もしますけど、中学生組と高校生組と
異世界チーム組の混合編成ではある意味仕方がないのかもしれないですね・・(笑)





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更にさらに・・・! クリアファイルやスタンプラリー以外でも
「キラキラ☆プリキュアアラモード ローソン限定柄 プリキュアお菓子パック」というのも発売されています!

上記のクリアファイル同様に、ローソン限定の描き下ろしイラストを使用した特別なデザインが施されています。

いや~、実をいうとこの種のプリキュアお菓子バッグを購入したのは、2014年の「ハピネスチャージプリキュア」以来
実に3年ぶりです! (汗・・)
2015年のGoプリがトワイライト様=スカーレット以外は実はあんまりお気に入りのキャラがいなくて、グッズ購入がほぼ皆無
というのもありましたし、昨年の魔法つかいは、後半以降私のモチベーションが急下降という経緯もあり、
やはりグッズ購入もほぽ皆無という事を考えると、いかに今年の「キラキラ☆プリキュアアラモード」が私のお気に入りで、
そのせいかグッズ購入もハピネス以来久しぶりにかなり貢献しているというのも、こうした事でも判明しちゃいそうですね・・
(だけど、私が歴代プリキュアの中でグッズを結構な勢いで買いまくっていたのは、3年前のハピネスチャージでしたねっ!!)
ハピネスチャージプリキュアのナップサックのお菓子バッグとかクリスマスのブーツお菓子とか
ミニトランク付のお菓子セットとかハピネスの時は、自慢じゃないですけどプリキュアのグッズ売上には多少の貢献は
させて頂いたのではないのかな・・?と自負させて頂いております・・・(笑)

キラキラ☆プリキュアアラモード お菓子パック は788円ですけど、
これが高いと感じるか安いと感じるかは「あなた次第・・」だと思うのですけど、
お菓子の量がかなりのボリュームである事とローソン限定デザインがとっても可愛い事と
おまけに各キャラのカードシールが付いている事を考慮すると、私的には「妥当なのかも・・?」と
感じちゃいますね・・(笑・・)

お菓子の中身は、やさいスナック・ミックスカレーせんべい・いちごラムネ・コーンポタージュスナックなど6個も入っています。




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このお菓子バッグの裏面デザインも、クリアファイルと同様に映画仕様となっています。

やはり6人ともとても可愛くて魅力的ですね!

映画の公開自体は10月末なのですけど、こうやってこんな三か月も前から宣伝活動とか販促グッズの取り扱いを
しているものなのですね!

ハピネスの映画の「人形の国のバレリーナ」の上演後は、結構グッズの購入もしちゃいまして、あの時は
結構散財をしたものですが(汗・・)
果たして今作の映画はどうなるのでしょうか・・? (笑)




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最後に・・このお菓子バッグには、それぞれ一枚ずつ6種類のカードシールが付いているのですけど、
私が選んだのは当然ながらキュアホイップですっ!

やっぱりいちかちゃん=キュアホイップはめちゃくちゃ可愛いですねぇ~!!
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「カルピス」って昔からある素晴らしい定番商品の飲み物ですよね!

夏場の「カルピスウォーター」は、まるで水とかポカリスエットを飲むような感覚でゴクゴクと最後まで一気に
飲めてしまいそうな感覚ですし、
夏場に飲むカルピスウォーターは本当に爽やかでとっても飲みやすいと思います!
私自身も夏場に飲む清涼飲料水は、冷たい緑茶と麦茶、そしてこのカルピスウォーターがあれば
他の清涼飲料水は何も要らないという感じなのかもしれないです!

カルピスという商品は昔も今も濃縮タイプで、これを飲む際は水で薄める必要があるのですけど、
濃縮しないで最初から水で薄めた商品というのは、実は昭和の頃には存在はしていませんでした!
水で薄めるという時間経過により粒子の凝集・沈澱などの劣化が生じたため、水で薄めた商品化が
中々出来にくかったという事情もあったようですね。

だけど・・! さすがモノづくり大国日本!!

ちゃんとその辺りの難しさをクリアして1991年に世に出た商品が、あの大ヒット商品の「カルピスウォーター」なのですっ!!

あのカルピスウォーターが世に出た頃は、「水みたい・・」とか「味がちょっとうすいんじゃないの・・?」みたく
言われている方も多々いらっしゃった記憶がありますけど、
私的には「いやいや、そんなことないよ! こんな飲みやすくて水みたいにゴクゴク飲めて、とても爽快で清らかな味で、
こんなおいしい飲み物飲んだ事ない!!」みたいな印象すら感じたものでした。

なんかイメージとしては「カルピスウォーターは随分昔からある商品なのかな・・」みたいな感覚もあるのですけど、
実際は平成に入ってからの商品なのですよね!




カルピス




さてさて、もちろん「カルピスウォーター」も完成された素晴らしい商品なのですけど、
元の「凝縮型タイプ」も真冬でも色々と応用範囲が広いと思います。
これって、「cookpad」というサイトの「みんなのレシピ」というコーナーで既に紹介されていレシピなのですけど、
「しょうが入りホットカルピス」というのは真冬に飲むととっても温まると思います!
これ、作り方はとてつもなく簡単でして、カルピス1に対してお湯を4で割り、すりおろしたしょうがを入れてかき混ぜるだけで
完成です!
ピリッとしたしょうがの刺激を「カルピス」が和らげる大人も子どもも飲みやすいホットドリンクだと思います。
仕事から家に戻った際に、この温かい「しょうが入りホットカルピス」を飲むと冷え切った体が温まりますし、
カルピスと生姜の相性はいいもんだなぁ・・!と改めて感じたものでした。
あ、そうそう・・このホットカルピスですけど、
お湯ではなくて温めた牛乳でももっと美味しくなると思いますよ!
あんまり生姜を入れ過ぎちゃうとなんとなくですけど牛乳が凝縮しやすくなってしまう傾向にもありますので
注意は必要かと思います。
冬場の自動販売機の温かい飲み物というと、コーヒー・ミルクティー・コーンスープ・ココア・緑茶・ホットレモンが
美味しいと思いますけど、「ホットカルピス」という商品が存在しないのは、
「凝縮しやすい」という課題がいまだに解消できていないせいなのかな・・・?

カルビスは発酵食品で乳酸菌もベースにしていますから「からだにピース」のキャッチコピー通り、
私たちの「健康」にも最適な飲み物の一つと言えるのかもしれないですよね!
おいしさだけでなく、感染症予防・抗腫瘍・血圧の低下作用など健康に効果があるとの事ですし、
長寿効果も期待できるとの事です!
疲労回復効果もあるので、夏バテ解消にも活躍しそうですし、冬場には上記の通り「生姜入りホットカルビス」も
美味しいと思います

飲み物としてはもちろんですが、料理の隠し味にも使えるので冷蔵庫に1本用意して
おくのも悪くはないと思います!



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そうそう、最近なのですけど、カルピスには濃縮タイプの瓶タイプの「カルピスメロン」も発売されましたし、
カルピスウォーターみたいな「うすい爽やかな味」という訳ではないのですけど、
瓶タイプのカルピスメロンを薄めてつくったような「味合う メロン&カルピス」というのも発売されています。

この「味合う メロン&カルピス」は、夏場の清涼飲料水というイメージがぴったりで
味は濃厚なんだけど味わいは爽やかという感じで、とにかくめちゃくちゃ美味しいと思います!
メロンの甘くて爽やかな風味とカルピスの甘酸っぱさがうまくマッチしていていると思います。
さっぱりとした後味でゴクゴク飲めますし、前述の通り夏場にはびったりの清涼飲料だと思います。
凍らせてフローズン感覚で飲んでみるのも悪くないと思いますし、
瓶の濃縮タイプのカルピスメロンの原液にソーダ水を加え、バニラアイスを浮かべる「メロンソーダ」なんかも
とっても美味しいと思います!!



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さてさて、上記で「メロン&カルピス」の事を取り上げさせて頂きましたが、「メロン」と言うと、やはり私にとって
忘れてはいけないキャラというと、
そう! いまでも無く「艦隊これくしょん」の艦娘の一人、夕張ちゃんなのだと思います!

艦娘の夕張なのですけど、ごく一言で説明すると、
軽巡洋艦「夕張」をモチーフにした艦娘で、ドロップするマップが少ないレアな軽巡洋艦娘とも言えると思います。
見た目の緑の配色や「夕張」という名前により、ファンからの愛称はメロンちゃんとなっています。

上記の夕張のフィギュアは、休日の夕張ちゃんをイメージしたオリジナルのほっこりポージングとして
立体化されたものだと言えると思います。

いかにも「私、今、休日を楽しんでいます!」みたいなリラックスしたポージングが可愛すぎます!! 
手元の庶民的な天ぷらそばと足元の高級夕張メロンのコラボレーションの対照性がとても粋な演出ですね!
そして何よりもこのとっても可愛いかわいいボニーテールとか黒のセーラー服に緑色のミニスカート、
そしてそしてこのへそだし!!

とにかく、夕張ちゃんがあまりにも可愛すぎて生きているのがつらい・・みたいな感じになりそうですね! (笑)

やっばり、メロンは本物の果実もカルピスメロンもそして夕張ちゃんも、み~んな大好き!という感じですね!
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本記事は「アミグリさんが描かれたルーミア特集 その③」の記事なのですけど、今回も冒頭から
ルーミア以外のキャラにご登場をお願いさせて頂きたいと思います。

前回も前々回も書いた通り、本記事の特集におきましては、
今後もこうした特集以外のキャラを冒頭でで~んと登場する事も
あるかとは思いますが、それは「アミグリさんが過去に描かれた名作イラストのプレイバック集」という事で、
「古きを訪ねて新しきを知る」という訳でもないのですけど、
「過去に描かれたあの素晴らしき名作イラストをアミグリさんのブログ dream fantasy内だけに格納させてしまうのも
勿体無いし、アミグリさんが描かれた名作イラストは、時を変え場所を変え、もっともっと多く皆様に見て欲しい!」という
気持ちは常々感じてもおりますので、アミグリさんにご迷惑が掛らない範囲で今後も
こうやって時折ですけど「アミグリさんの名作アーカイブスコーナー」も今後も展開をさせて頂きたいと思いますので
何卒宜しくお願いします!

前回のその②におきましては、このアミグリさんの名作イラストのプレイバック集のオープニングは
アイスみょん・・妖夢でしたけど、
今回の冒頭の「名作プレイバック」として登場して頂く東方キャラは、2015年8月に描かれたキラキラ魔理沙です。

この魔理沙のファンタジー感と美しさは素晴らしいものがあると思います!!

魔理沙というと、明るい・元気・ちょっと男勝り・「・・・だぜっ!」に代表される男っぽい口調・少しやんちゃな所・
光の三妖精をコソ泥とすると魔理沙は大泥棒みたいな悪漢振り・・(笑・・)とか
根は大変な努力家で継続的な鍛錬も惜しまない頑張り屋振りみたいにどちらかというとパワフルなイメージが強いのかな・・?
とも感じたりもします。
そうしたイメージの中での、アミグリさんが表現された魔理沙のファンタジー感は「素晴らしい!」の一言に尽きると思いますし、
アミグリさん的には、上記のキラキラ魔理沙は、現時点においてはアミグリさんが描かれた魔理沙の中では
「ベスト魔理沙」というのも極めて当然ではないのかな・・?とも感じたりもします。

描かれたのが8月といういかにも真夏らしいけだるいうだるような暑さの中で、魔理沙のちょっとだるそうな雰囲気が
素晴らしいと感じますし、あまりの暑さのため、魔法の森の木陰に避難し、そこでウトウトと昼寝をしてしまい、
目が覚めたばかりのちょっとだるそうな魔理沙というイメージが伝わってきそうで、
スカートのフリルと魔理沙の眩しすぎる太ももと合わせて、
アミグリさんが選ばれた「マイベスト魔理沙」に相応しい名作魔理沙だと思います。

一般的にはどちらかというと「男装の麗人」っぽく描かれがちな魔理沙をここまで「美少女・魔理沙」として描かれる絵師様も
意外と少ないと感じられる中で、アミグリさんが描かれたこの魔理沙は
まさに「少女」そのものの本当にため息がでるほど美しい女の子がいるのだと思います。

あ・・・いけない・・! 今は「ルーミア特集」のお時間でしたねっ!・・・・(滝汗・・)

それでは今回もアミグリさんが描かれた「ルーミア特集」をお楽しみ頂きたいと思います。

前回までのその①とその②においては「正攻法で描いた正統派の闇の妖怪・ルーミア」という感じだったのかもしれないですけど
(どちらかというとその①の方がそうした傾向が顕著と言えるのかもしれないです)
今回のその③は、どちらかというと「変化球・ルーミア」が多いというのか、
コスプレ仕様・ネコ耳・ロンゲ等といったルーミアの多様性というのか無限の可能性すらも感じさせるとっても素敵な多様性を
秘めたルーミアがそこにいるのだと思います。
その①の記事の中で「マイベストルーミアは結局どのルーミアにすればいいんだろう・・?」みたいな事も書いていましたけど、
その結論は、本記事の最後の方で記していますので、こちらの方もご覧頂ければと思います。
(結果的に、アミグリさんが考えられた「これがマイベストルーミアなのかも・・?」という作品と同じになったのも大変嬉しいものが
あると思います!)





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さてさて・・前回の「アミグリさんが描かれたルーミア特集 その②」において、またまた皆様から素敵なコメントや賞賛のお言葉を
あんなにもたくさん頂けけた事に改めて感謝申し上げたいと思います。
前回は特に「泣き顔ルーミア」と「ティーカップルーミア」の二つの作品に反響が大きかったような印象があります。
確かに・・
ルーミアというと金髪幼女・ふわふわ可愛い・何も考えていなさそう・・・みたいなイメージもあるのかと思うのですけど、
アミグリさんが描かれた「泣き顔ルーミア」というのは、そうした一般的なルーミアのイメージを素敵に打破した作品と
思われますし、
「何も考えていなさそうだから多分泣く事もないでしょ・・一応は人食い系の妖怪なんだしぃ・・」みたいにルーミアを捉えられてた
方にとりましてはまさに「意表を突かれるルーミア」だったと思われますし、
そのあたりが大変新鮮に感じられた方が多いという事なのだと思われます。
とにかくあの「泣き顔ルーミア」のように見ている人に「何か」を伝えることが出来るというのは本当に素晴らしいことだと
思いますし、改めてですけどアミグリさんは本当に素敵な東方絵師様なんだなぁ・・と確信させられたものでした!

今回のその③のルーミア特集の開幕を飾って頂く作品は、アミグリさんが2013年6月に描かれたてゐコスプレのルーミアです!

てゐというと幻想郷の妖怪兎でもあるのですけど、ウサギ繋がりという事で、てゐはどちらかというと
うどんげちゃんとか鈴仙といったウサギ系のキャラとコラボされる事は多々あるのですけど、てゐとルーミアをこうやって
素敵にコラボされる絵師様も正直あまお見かけした事がないものでして、
その辺りも大変新鮮なものを感じることができます。

東方における「ウサギ」と言うというまでもなくてゐとうどんげちゃんなのですけど、
ルーミアみたいな闇の妖怪でも「うさぎ」はとってもよく似合っていると思います。ルーミア自体元がとっても可愛いのて゜すけど、
うさぎのコスプレをするとそうした可愛らしさが更に300%近くUPしていると思いますし、
そうしたウサギとしての可愛らしさとルーミアの可愛らしさをとてつもなく素敵に融和・調合した
アミグリさんの「東方絵師としての腕」は、まさに素敵で確かなものかあると思います!

因幡てゐの元ネタは日本神話の「因幡の白兎」がベースになっていますので、妖怪ウサギのてゐのご年齢は、
もしかしたら、八坂神奈子・ゆゆ様・・もしかして・・ゆかりんすらも年上なのかなとも思われるとてつもないご長寿妖怪兎
なのですけど、てゐ自体の見た目はとてつもない「ロリロリ」なんですよね!
うーーむ、あれは完全に年齢詐欺なのかも・・?? (笑)
アミグリさんのこのイラストは淡いピンクを基調にしているのがとても目に優しくて、まるで「ぬいぐるみみたいなルーミア」
みたいでとにかくこのふわふわ感が素晴らしいと思います!

うーーむ、「ウサギ」というのはコスプレカテゴリにあっては王道中の王道なんだなぁ・・と改めて実感させてくれる
とても素敵な作品だと思います!
ルーミアの尻尾もまたまたとても可愛くキュートだと思います!




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続きまして、アミグリさんが2013年3月に描かれたロングヘアーのルーミアです!

このルーミアは少しびっくりです!

なぜかというと普段漠然と「ルーミアはちょっと幼い雰囲気」と考えがちなのですけど、
女の子というものは、別に外界の女子高生さんでもOLさんであっても、はたまた幻想郷の妖怪さんであっても
髪の毛がロングになっただけで随分と印象が変わるということをアミグリさんとして素敵に立証されたような感じの
一枚なのだと思います。
このロングヘアーのルーミアは私としてはかなり大人っぽいように感じられます。
全体的な雰囲気は「明るい闇の妖怪」という一見矛盾する二つの要素を抱え込みながらも「とにかく明るい!」という感じ
なのですけど、同時に「大人っぽい」と感じさせてくれていると思います。
やはり女の子というものはとても素敵な存在で、髪型・髪の長さをチェンジさせるだけでも周りに少なからずの影響を及ぼす
というのは男の子にとっては羨ましいものがあったりもします・・(汗・・)

ロングの方が髪型をショートにいきなり変えたり、逆にショートの方がある程度の時間をかけてロングにする事で、
「随分と雰囲気が変わるもんだ・・」と実感させられることは、リアル社会でもよくある話なのだと思います。
女の子というものは、幾つになられても少し髪型を変えられるとか髪の長さを変えられるだけでも
素敵に美しく変身されるものですね!
私としては、長髪の方もショートの方もどちらもそれぞれ魅力があり、どちらも大好きです!!

「女の子はロングヘアにするだけで魅力が三割増しになる」とか言われる方もいらっしゃるようですけど、
それは少し違うのかも・・?
ロングの方がいきなりショートにする事でその「劇的変化」を楽しむことも素敵な魅力だと思いますし、
真逆にある程度の時間を掛けられてゆっくりゆっくりロングへと素敵な変化を遂げられることも
魅力だと思いますし、どちらも私は素敵だと思います。

さてさて・・・幻想郷のすてきな女の子たちはどうなんでしょうか・・?

そうですね・・霊夢が一番象徴しているのだと感じるのですが、作品によって髪の長さとか色とか髪型とか
リボンの大きさとか微妙に異なっていて、
「霊夢ってショートが似合うのかロングの方が似合うのか」については、正直、人それぞれの好みなのかも
しれないですね。
ちなみに私は霊夢は、幾分ショート気味の方が似合っているような感じもあります。
というか霊夢はどんな髪型してもよく似合うと思います。
「東方永夜抄」にご登場される皆様は、ロングヘアの方が多くてとても幻想的で美しく感じたこともあります。
永琳様・輝夜・うどんげちゃん・慧音先生・妹紅・・このあたりの永夜抄の皆様の長髪は美しいですね!

さとり様・こいしちゃん・あやや・霊夢・咲夜・妖夢・ゆゆ様・チルノ・プリズムリバー三姉妹・ルーミア・ぬえ・藍・
阿求ちゃん・小鈴・アリス・ミスチーなどに
代表されるように東方キャラはどちらかというとショート系の方が多いのかな・・?という雰囲気がある中、
永夜抄のメインキャラの皆様は、ロングヘアの方が多くて、それが大変印象的です。
そうですね・・あのメンバーは「月」に関係がある方たちばかりですので、月と長髪は相性がいいという
事なのかもしれないですね。

話がそれました・・・とにかくショートヘアというイメージが強いルーミアが髪を伸ばしただけで随分と素敵に変化するものだ・・
ということをとても素敵に私たちに提示してくれた作品だと思います。

ちなみにですけど、アミグリさんの過去の作品の中には、ショートカットとかおかっぱという印象が強い妖夢を
やはり今回のルーミアと同じく、とっても素敵にロングにしちゃったイラストもあったりします!

→ ろんぐようむ




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続きまして、アミグリさんが2013年3月に描かれた「猫耳ルーミア」です!

今回のルーミア特集その③でも既に登場しているように、アミグリさんが過去に描かれた多くの作品の中では
実は結構猫耳とかうさぎ耳は登場していたりもします。
この作品は2013年に描かれたものですけど、まさかとは思いますが、この年の4年後の2017年に
「けものフレンズ」という獣耳が満ち溢れた作品が登場するとか、はたまた2017年のピンク系プリキュアがまさにこのうさ耳で
ある事をこの時点で既に予感されていたのかもしれないですね・・!

うーーむ、そうだとするとアミグリさんには「絵を描く程度の能力」とは別に「数年後を予感してしまう程度の能力」も
おありになるのかもしれないですね・・・(笑・・)
アミグリさんが過去に描かれた猫耳東方キャラというと、多々良小傘・咲夜さん・早苗さんがとても印象でしたけど、
この猫耳ルーミアも負けず劣らず可愛いと思いますニャ!! (笑)

猫は元々が夜行性ですし、ルーミアは闇の妖怪でもありますので、猫とルーミアは最初から相性がいいのかも
しれないですね・・(笑)
こういう耳がピンっ!としているルーミアもとっても可愛いと思いますし、なんか思わず頭をなでなでしたくなってしまいそうですね!






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続きまして、アミグリさんが2014年3月に描かれた「アナログ鉛筆画のルーミア」です。

アミグリさんの作画はデジタルがメインですので、こうした手描きアナログ作品は大変貴重なものがあると思います。
ちなみにですけど、この作品を描かれた2014年3月前後は、アミグリさんの作品には、
アナログ作品のさとり様・こいしちゃん・咲夜さん・早苗さん・妖夢・フランちゃんが集中していますけど、
もしかしてこの時期は、アミグリさんが普段使用されているPC等に不具合を生じたのか、
アミグリさん自身が「たまには手描き作品も描いてみたい」と思われていたのかもしれないですね・・(笑)

このアナログ鉛筆画のルーミアも手作り感が素敵に伝わってきて、デジタルとは違う雰囲気が間違いなくあると思います。

鉛筆画という事で白黒のモノクロ作品なのですけど、その分ルーミアの自然体の表情があたたかく伝わっているような
雰囲気があると思います。
「カラーが無い」と言うのは華やかさに欠けるみたいな側面もあるのかとは思うのですけど、
逆に「シンプルに一直線に何かを伝える」という面では多大な貢献をもたらしているとも思え、
その点、例えばさとり様でしたら「さびしさ・孤独」みたいな一点をナチュラルに伝え、咲夜さんの場合は、
「決意・・」みたいな雰囲気を一身に伝え、そして上記のルーミアの場合は、「可愛らしさ」をストレートに伝えているような
印象を、見ている私たちに素朴に伝えているような気がします。





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続きまして、アミグリさんが2014年9月に描かれた「7分で描いたルーミア」です!

え・・・!? なんですと!! このルーミアが7分で描いてしまったですと!?

これは純粋に「すごい!」としか言いようがないですし、いやいやこれに関しては「へー、そーなのかー」という一言で
済むようなレヴェルではないと思いますね!
うーーむ、アミグリさんの能力は東方式に表現すると「絵を描く程度の能力」とは別に
「7分程度で絵を描けちゃう程度の能力」といえるのかもしれないですね!!

そして何よりも単に早いだけじゃなくて、とてもじゃないけど7分とは思えない クオリティの高さも誇っていると思います!
八重歯みたいな牙もとっても可愛いです!
7分という時間制約付なんですけど「これが私のルーミア!」みたいなアミグリさんらしさも十分伝わっていますし、
それにしてもこの7分は圧巻ですね!

もしもですけど、「この7分ルーミアを描いた絵師様は誰・・?」と尋ねたら
まるで茨歌仙の早苗さんのように、アミグリさんが「わたし、わたし!」とドヤ顔されたら、とっても楽しいのかも・・?? (笑・・!)






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続きましてアミグリさんが2011年4月に描かれたルーミアです。

今回の「アミグリさんが描かれたルーミア特集 その③」はどちらかというと変化球ルーミアという印象のルーミアが
比較的多かったのかなぁ・・とも感じていたのですけど、
上記のルーミアは正攻法で描かれた正統派のルーミアという感じがします。

このルーミアは自然体としてのルーミアそのものであり、「これぞルーミア!」というルーミアらしい可愛らしさに
溢れている作品だと思います。
この自然体の笑顔がとっても可愛いですね!
ルーミアのこうした可愛い笑顔を見せ付けられてしまうと、ルーミアが多少暴れて(?)闇の球状を発動しまくり
周辺を闇で染めても
「そのくらいいいじゃん!」と文句を言っている人を諌めてあげたい気持ちになってしまいますね・・(笑)




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続きまして、アミグリさんが2014年8月に描かれた「眼鏡ルーミア」です。

ルーミアはよく、チルノ、ミスティア・ローレライ・リグルと共に「東方パカルテット」みたいな扱いを
される事もあるようですけど、
そうですね・・・・東方の「おバカさん」はチルノ一人で十分過ぎるような気もしますけどね・・・(笑)

ミスチーとお空は「鳥頭」という事でやはりおバカさん設定はほぼ定着されていると感じるのですけど、
あやや=射命丸文だって、一応は・・・鳥・・カラスという事なのですけど、あややは、ミスチーやお空と違って
頭脳は明晰ですけどね・・・
「鳥」は必ずしもおバカさんではないという事なのかな・・・?

それにしても「眼鏡」を掛けただけで随分と知的なルーミアに見えてくるものですよねっ!

最初にこの「眼鏡ルーミア」は拝見させて頂いた時の印象は「え・・? ルーミアってこんなに賢く聡明そうなキャラだったっけ・・?」と
感じたものですけど、眼鏡一つ加えるだけでキャラの印象は随分と変化するものだという事を改めて実感させてくれる
素敵な作品だと思います。
やっぱり絵・イラストというのは、言葉同様に「素敵な魔法」なのかもしれないですね。

古典的な漫画・アニメにおいて、眼鏡をかけているちょっと冴えない感じの女の子に主人公の男の子が
たまたま眼鏡を外した時のその女の子の素敵な美少女振りに思わず心がときめいた・・みたいなシーンもあったかとは
思うのですけど、
このアミグリさんが描かれた「眼鏡ルーミア」は、眼鏡を掛けていても外していてもどちらも素敵な美少女ルーミアなんだなぁ・・と
感じさせてくれる一枚だと思います。
この眼鏡ルーミアは、慧音先生の寺子屋に通っている時限定のルーミアの姿と言えるのかもしれないですね。





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続きまして、アミグリさんが2014年5月に描かれた「びよびよルーミア」です!

ひよことルーミアの素敵なコラボで、ルーミアも可愛いですけど、ひよこちゃんもとっても可愛いと思います。
ひよこちゃんが一羽びょこんとルーミアの頭の上に乗っかっている構図がとっても愛らしいです!
ルーミアだったら、たとえ思いがけずにひよこが自分の頭の上に乗っかってきても気づかず、
周囲の妖怪たちからそれを指摘されてはじめて「そーなのかー」の気が付くのかもしれないですね・・・(笑)

このルーミアのほのぼのした雰囲気が素敵ですよね!

ひよことルーミアという意外すぎる組合せを思いついてしまうアミグリさんの発想の柔軟さは
お見事!としか言いようがないと思います。

こうやって改めてアミグリさんが描かれた様々なルーミアを拝見させて頂くと、他の絵師様ですと、金髪幼女・人食い・
例の「そーなのかー」ネタの三つの方向性でもって描かれることが多いような気もする中、
アミグリさんが描かれたルーミアのその「素晴らしき多様性」に無限の可能性を強く感じさせてくれていると思います!

というか・・・ここまで数多くのスタイルで表現されたルーミアをあまり見たことないだけに、
改めてですけど「アミグリさんは素敵な絵師様だなぁ・・」と感じてしまいますよねっ!!

その②でも書いた通り、ルーミアというとあのチルノを含めた「東方バカルテット」みたいなおバカさん四人衆みたいに
描かれちゃうこともあるのはなんか少し気の毒な感じもするのですけど、
おバカさん=鳥頭ということで、もしかしてひよこちゃんを頭に乗っけてしまった・・
というのはさすがに考えすぎなのかも・・??(汗・・)
ま・・・鳥頭なんて書くと幻想郷の素敵な聡明なブン屋さんのあややから
「お空はともかくとして、私はおバカじゃありませんっ!」とお叱りを受けてしまうのかも・・?? (滝汗・・!!)










さてさて、今回の「アミグリさんが描かれたルーミア特集 その③」も上記のフリフリルーミアをもって
大変名残惜しいのですけど一旦お開きとさせて頂きたいと思います。
だけどご安心ください!
アミグリさんが描かれたイラストは、アミグリさんからの許可とご了解さえ頂け続ければ、
ルーミアに限らず、そして東方作品に限らずこれからもずっと当ブログで是非これからもご紹介&転載を
させて頂きたいと思っています!
私の希望とすれば、アミグリさんが描かれたルーミアはじめ東方キャラを一人でも多くの皆様にご覧になって頂き、
素敵な東方絵師様としてのアミグリさんに興味を持って頂けるだけではなくて
アミグリさんが描かれた東方作品を通して一人でも多くの皆様に「東方Project」を知って頂く一つのきっかけが出来れば
本当に私にっては大変喜ばしいことだと思っております。
実際、私自身もアミグリさんが描かれた東方キャラのイラストを見ることで、東方Project自体に興味を持ち始めましたからねっ!!

さてさて・・今回のその③でしたけど、コスプレありロンゲあり猫耳ありひよこに眼鏡ありとかなり多様でしたし、
その①の水着ルーミアやサンタコスプレルーミアとかバスタオルルーミアとか
その②における泣き顔ルーミアとかティーカップルーミアも合わせて考えると、本当に今回のルーミア特集ほど
バラエティーに富んでいた特集もないのかも・・?と思わず感じてしまう程、こうした特集記事を書かせて頂いている私自身が
「記事を書いていて楽しくて仕方が無い!!」という感じだったと言えると思いますし、
今回もいつも以上にノリノリで書かせて頂けたと思っています!
そうやって「楽しい!」と感じさせる事自体がアミグリさんのイラストに「何か魂みたいなもの」が詰まっている証では
ないのかな・・?とすら感じてしまいますね!
だって書いている私本人がそう言っているのですから、それは間違いないと確信しておりますっ!

そんな中、その①~その③を改めて振り返ってみると
「それではこの中でどの作品がマイベスルーミアなのかな・・・?」と思った際、
「そんなの全部じゃん!」と言いたい気持ちは多々あるのですけど、それでも一つだけ挙げさせて頂くと、
そうですねぇ・・これはめちゃくちゃ迷いますね!
そして迷った挙句導き出した一つの答えは
「アミグリさんが2012年11月に描かれたルーミアか、上記の2013年4月に描かれたフリルが大変精緻なフリフリルーミアの
どちらかだろうなぁ・・」というものでしたけど、
それでも「どちらか一つ!」と問われれば、現時点では上記の2013年4月に描かれたフリフリルーミアを
選ばさせて頂きたいと思います。
ちなみにですけど、アミグリさんご自身が現時点で選ばれた「マイベストルーミア」はなんと・・! 不肖、このポンコツ管理人の私と
同じこの2013年4月に描かれたフリフリルーミアとの事でした!

結果的にアミグリさんと同じチョイスをさせて頂く事が出来たのは、私にとっても大変嬉しいものがありました!

このフリフリルーミアは、ルーミアの表情も素敵ですけど、ルーミアのこの繊細なフリルがポイントだと 思います!!
服のしわとか服のこの細かいフリルの描き方は、
「お見事!」としか言いようがない素晴らしい精度の高さを誇っていると思います。

このルーミアはやはり何度見てもその①~その③の中では「最もルーミアらしい正攻法の正統派ルーミア」
なのだと思ってしまいますね!
精緻なんだけどとてつもなく可愛いと思います!!





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さてさて・・・上記のフリルがとっても素敵なフリフリルーミアをもって本記事はお開きとするべきなのかもしれないですけど、
ここでお開きとするのもなんだかちょっと名残惜しいなあ・・と思い
その②に続きまして今回も「アンコール作品」を最後に転載&ご紹介をさせて頂きたいと思います。
(ちなみにですけど、今回のルーミア特集 その③のオープニングとアンコールの名作プレイバック集の作品は、
アミグリさんご自身に選定をお願いさせて頂いております!)

今回のアンコール作品は、アミグリさんが2013年⑨月⑨日のチルノの日に描かれたチルノです!

掲載当時のアミグリさんのお言葉は「ち る の あ い し て る ! ! ! !」ですけど、
そのお気持ちはとてもよく分かりますし、アミグリさんの「チルノ愛」がここからも素敵に
伝わっていると思いますね・・・(笑)

このチルノは、「美少女チルノ」にとても相応しい一枚だと言えるのだと思います。

チルノっていうと「チルノのパーフェクトさんすう教室」でおバカさんみたいなイメージがすっかり定着したようにも
感じられるのですけど、
アミグリさんが描かれるこのチルノからは、そうしたポンコツとかおバカさんみたいな雰囲気ではなくて、
一人の「可愛い美少女がそこに佇んでいる・・」という事になるのだと思います。

改めて言うのも何ですけど、例えばチルノ一つとっても絵師様の感じ方・表現によって、とてつもなくおバカに見えたり
はたまたとてつもない美少女にも感じられるものですので、
言葉同様に「絵」というのも一つの魔法と言えるのかもしれないですね。

私といたしましては、一人でも多くの皆様に dream fantasy のアミグリさんが描かれる素晴らしいイラストを見て欲しい!という気持ちで一杯です!
どうかアミグリさんの dream fantasy という
素敵なブログを宜しくお願いいたします!

上記にて転載をさせて頂きましたアミグリさんが描かれたルーミア、および魔理沙とチルノのイラストは、
その権利は全てアミグリさんに帰するものでありますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので、 くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

それとそれと・・これは予告ですけど、来月、8月からは何度かに渡って当ブログにおきましては
「十六夜咲夜さん語り」を始めさせて頂きたいと思っています。
咲夜さんは大変奥の深いキャラで語り甲斐が強いキャラでもありますので、私としても精一杯私の脳内妄想を
フル稼働させて真夏の「咲夜さん語り」を精一杯させて頂きたいと思っています。
そして咲夜さん語りにおいても、アミグリさんが過去に描かれた咲夜さんの素晴らしいイラストもどんどんご紹介&転載を
させて頂きたいと思っております。
15.嘉穂高校


D/交響的舞曲~第三楽章 (S.ラフマニノフ)


吹奏楽コンクールの指揮者の中には、熱血・情熱という先生も数多くいて、中にはとんでもない大振りの先生も
いたりもします・・(笑)
とてつもない大振りの先生と言うと、私のこれまでの記憶・印象の中では雄新中学校を指導されていた鈴木清先生の
あのとてつもない大振りなんですけどあの情熱溢れる指揮と演奏とその熱くて感性豊かな表現が
大変鮮烈でした!

嘉穂高校の竹森先生の指揮は、マスク等を指揮されていた1970年代もコッペリア等を指揮されていた1980年代も
結果的に最後の普門館のステージとなった1995年のスパルタカスもどの時代も共通して言えることは、
絶対に大振りはしないで大変コンパクトな指揮をされていたという事に尽きると思います。
見た限りにおいては、振っているのか振っていないのか分からないような大変コンパクトな指揮をされていて、
例えどんなにffの大音量の際とか曲全体がとてつもなく盛り上がる際でも
大振りされることなく、丁寧で必要最低限の指示しか出されない竹森先生のその指揮振りには、
生徒を完全に信頼しきっているみたいな「温かい眼差し」が感じられ、とても印象に残っています。
竹森先生は、例えば、1985年の「シンフォニーポエム」のあの炎のような冒頭とか
1990年のスキタイ組曲の野蛮極まりない出だしすらも、決して大振りはされていなかったのは極めて印象的です。
基本的にはゆったりとした2拍子をベースに指揮されているような印象が私の中にはあります。

竹森先生指揮の嘉穂高校の演奏って、特に親しみやすいクラシック音楽のアレンジものを自由曲にされた場合、
音楽にとてつもない「温かさ」を感じるように思えます。
それは竹森先生のお人柄なのだと思いますし、
下松高校の中井先生のように公立高校の普通の先生と生徒が一生懸命練習して
「手作りの音楽を丁寧に仕上げてきました!」みたいな印象を毎年普門館の聴衆に与え続けていたのは
大変素晴らしい事だと思いますし、それは中々出来る事ではないだけに、竹森先生の指導力とお人柄の温かさを
感じてしまいますね。

さてさて、1992年の嘉穂高校ですけど、得意のロシアもので挑んできたと思います。
嘉穂高校というと私より少しだけ(?)世代が上の皆様ですと「マスク」とか「ディヴァーヅェンツ」というマクベス路線を
イメージされる方も多いのかとは思うのですが、
嘉穂高校は実は、吹奏楽オリジナル作品よりはクラシックアレンジもの、その中でもロシアものを頻繁に自由曲として
取り上げている事の方が多かったように思えます。
具体的には、火の鳥・ガイーヌ・ダッタン人の踊り・交響曲第3番「シンフォニーポエム」・ハチャトゥーリアンの交響曲第2番「鐘」・
スキタイ組曲・イタリア奇想曲などかそうなのですけど、
前述の繰り返しになりますが、ハチャトゥーリアンの交響曲とかプロコフィエフの野蛮極まりないスキタイ組曲ですら、
竹森先生の指揮は穏やかな2拍子のビートを根幹とされた指揮でしたので、そうした意味でも独特の存在感があった先生で
ある事は間違いないと思います。
92年の演奏はロシアのラフマニノフの「交響的舞曲~第三楽章」を自由曲に選んでいました。
そうですね・・結果論として書くと、音楽の方向性は間違っていないけど、演奏が少しおっとりしすぎていたという感じも
したものでした。

課題曲は、嘉穂らしいマーチで、「愉快な仲間」みたいなキャラクターと嘉穂高校の音が合致していて素晴らしい演奏
だったと思います。
(嘉穂高校は1994年以前までは、1983年を例外とすると、課題曲にはマーチを選ぶことが多く、そして嘉穂のマーチは
毎回聴いているだけでハッピーになれそうな楽しさと軽快さに溢れていたのは大変印象的でした)
自由曲は、一言で言うと、アレンジされた楽譜を音にするのに精いっぱいだった・・みたいな印象もあります。
アレンジ楽譜をそのまま使用するのではなくて、出来れば自分たちのチームのカラーに応じた
楽器の割り振りとかを考えるべきで、その辺りが何か個人的には少し印象を悪くしたような気がします。
勿論、演奏自体は非常に素直な演奏です。
この曲独特のメランコリーもある程度は表現できたと思います。
だけど、アレンジ楽譜で指定された楽器をそのまんま音にしているので、例えば中間部の
夢見るような部分でも、木管低音楽器、特にバリトンサックスの濁った音が
「幻想的」な感じをややぶち壊したような感じもします。
前半部分のカットもいたたげないし、後半もスピード感・サウンドに切れがなく、
全体的にもっそりとした仕上がりになっています。
部分的にはファンタジー感とか夢見る雰囲気は十分伝えていたと思いますし、目指している音楽の方向性は
間違ってはいないと思うのですけど、演奏が少しおっとり・もっさりとし過ぎていて
全体的に「おとなしい・・」みたいなちょっと弱々しい印象も私としては感じたものでした。

それと別に嘉穂高校をかばう訳では無いのですけど、このラフマニノフの「交響的舞曲」は、両端のスピード感と
中間部のファンタジー感の対比が素晴らしいという事で、全国大会でも何度も自由曲として演奏されているのですけど、
この曲の「名演」を私は聴いたことがないです。
吹奏楽にアレンジされると意外と透明感やファンタジー感に欠けてしまうように聴こえるのは、単にアレンジの問題なのか
そもそもこの曲を吹奏楽にアレンジする事自体無理があるのか、
はたまた単に「これから名演が将来的に出てくる」のかよく分かりませんけど、
吹奏楽コンクールの自由曲として演奏するには、ちょっと不利な曲という感じがあるのかもしれないですし、
嘉穂高校のこの年の演奏は、もしかして選曲ミスと言えるのかもしれないですね。
庭に雑草が生えるとあんまりいい気持ちはしないものですけど、その中でも特にガッカリするのは
「ドクダミ」なのかもしれないですね。
古来から薬草として使われてきたドクダミではありますが、庭にドクダミが生えてきてもほとんどありがたみを感じませんよね。
その理由は、あの独特の臭さと刈っても刈っても次から次へと広がっていくそのしつこさというか生命力の強さに
うんざりしている事があるのかもしれないですね。本当に信じられない繁殖力だと思います。
これはどくだみが、地下茎で伸びている事が原因で、
土を深く掘って根っこまで取ったつもりでも、僅かに残った地下茎はまた再生して伸びてきます。
恐ろしい再生能力としか言いようがないですね。
ドクダミが庭一面に生えてきて見栄えが悪くてドクダミを鎌で刈ろうとして根っこごと刈り取っても
一週間ぐらい経過したらまたまた同じ場所に生えてきてそれがどんどん広がっていくのは地下茎での繁殖の
為せる業と言えるのだと思いますし、本当に困ったものです・・




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この厄介なドクダミの駆除方法は大きく言うと二つほどあると思います。

一つ目は熱湯をドクダミに直接掛ける方法です。これって実はかなり即効的効果があり、ドクダミは数日で
枯れてしまうのですけど、これはあくまで熱湯をかけたドクダミの葉と茎が枯れるだけで別に根が枯れる訳ではありませんので、
数日後には枯れたドクダミの隣辺りから新しいドクダミが生えてきちゃいます。
ですので、本気で庭内のドクダミを駆除したいと言うならば、やはり「除草剤」を使用するのが一番だと思います。
ホームセンターでもドクダミ用の除草剤と言うのも普通に販売されていますので、そうした市販品でも十分効果が発揮できると
思います。
具体的には、グリホサート、またラウンドアップという除草剤が宜しいのではないのかな・・?とも思います。

上から撒けば葉から吸収されて根まで枯れその後復活する事はあんまりないと思います。

よく除草剤を撒く場合に「他の花や植物が枯れちゃうのかも・・」と心配される方もいるかとは思うのですが、
筆などで葉に除草剤を塗っていく方法もありなのだと思います。こうすると他の植物や花に影響は与えませんし、
1本1本根こそぎ掘るよりはずっと楽ですし効率が全然違うと思います。

だけど、除草剤で一旦ドクダミを駆除しても多分ですけど翌年または翌々年以降からはまたまたドクダミが生えてくると
思いますので、これは「永遠の戦い」と言えるのかもしれないですね・・(汗・・!)

さてさて・・皆様はドクダミ茶を飲まれた事はありますか・・?

ドクダミは上記で書いた通り、初夏になるとあちこちに生えているとても生命力の強い野草なのですけど
このドクダミから採れるお茶は、さすが効能が全然違うという感じすらあります。
あんな刈っても刈っても次から次へとどんどん生えてくる驚異の生命力としつこさを有しているだけあって
乾燥させてお茶として煎じて飲んでも効能には目を見張るものがあると思われます。

私自身も市販のドクダミ茶も飲んだことがありますし、お客様の家で刈取られたドクダミを自家製お茶として頂き
それを飲んだ事もあるのですけど、
うーーむ・・香りは庭に生えていた時と同じようなあの独特の臭みがあると感じますし、
味は・・はっきり申し上げますと、美味しくは無いと思います。否! 「不味い!」と思います。
よくうちの奥様が夏場に、ドクダミとか漢方のお茶とか甘茶づる茶をやかんに入れて沸騰させて煎じて飲んでいる事も
ありますけど、あの凄まじい(?)独特の臭いは凄まじいものがあると思いますけど、
同時に「なんとなく効能はありそう・・」みたいな予感はさせていると思います。
手作りの自家製ドクダミ茶は、そうした臭いがかなりきついのですけど、市販で売られているドクダミ茶は
その点がかなりマイルドになっていて「不味さ」はかなり緩和されているようにも思えますが、やはりあのとっつきにくさは
あると思います。

だけどドクダミ茶の薬膳茶としての効能はとにかく素晴らしいものがあると思います。

どくだみの効能で最も有名なのがデトックス作用です。
デトックスつまりは解毒です。体内の毒素や老廃物を排除する効能に長けており各種化膿性、蓄膿症等にも
効能があると言われています。

どくだみ茶に含まれるイソクエルシトリンなどのフラボノイド類はには高血圧などの生活習慣病を予防します。

どくだみ茶の生活習慣病予防効果として、
①血液をサラサラにする
②血圧を下げる
③動脈硬化を予防する

そういった効果が期待できますし、心筋梗塞・脳卒中の予防的効果もあるのではないかと思われます。

またこの他にも、胃炎や胃かいよう・膀胱炎にも一定の効能があるとも言われているそうです。

更に更に・・

•便秘解消
•利尿作用によるむくみ改善
•水虫やニキビ・おでき・かぶれ・ただれ・アトピーなど皮膚疾患に対する殺菌・消炎作用
•美肌効果
•打ち身などの鎮痛作用
•解熱作用
•血行を促進し動脈硬化の予防や冷え症の改善
•糖尿病や高血圧の予防
•がん予防
•ストレスによる胃の痛みや胃酸過多などの改善など

うーーむ、これだけ見せつけられると、夏場の一般家庭におけるドクダミの繁殖による庭の見映えの悪さなんていう
悪口は言えそうもない・・という感じなのかもしれないですし、
こんなに効能があるのだったら
「少しぐらい庭にドクダミが生えていても我慢しようよ!」みたいな寛大な心にもなれそうですね! (笑)

そうそう、前述の通りドクダミの代名詞はあの「独特の臭さ」とも言えると思うのですが、人間が感じるあの臭さは
虫たちにとってもそれは同じみたいでして、防虫・害虫除去効果もあるというのですから、
やはりその効能には目を見張るものがあるのだと感じずにはいられないです。





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夏場の外界の一般家庭の庭は、ドクダミで溢れていると思うのですけど、それは案外夏場の幻想郷も
同じではないのかな・・?
魔理沙やアリスが住む魔法の森とかうどんげちゃんやてゐ達が暮らす迷いの竹林なんかは
特にドクダミが生えまくっている感じもあったりします・・・

そうした幻想郷内のドクダミを「薬の効果」として日々使っていそうな御方というと、そりゃ言うまでもなく
永遠亭のうどんげちゃんのお師匠様でもある永琳様なのだと思います。
永琳様は、月の最大の賢者ですし同時に凄腕薬師でもあるのですけど、永琳の手に掛ったらあっという間に
ドクダミを薬膳茶またはお薬の材料として色々な所に応用するのかもしれないですね。

永琳は本来は薬師と言うのが最大の能力でもあると思うのですけど、幻想郷内のメンバーとして定着し、うどんげちゃんという
弟子が出来て以降は、人里における往診とかはたまた永遠亭に担ぎ込まれた急病人に対する緊急医療センターみたいな
役割も担っていて、幻想郷では極めて貴重な存在とも言える「医師」の役割も果たしているのだと
思われます。

以前書いた事の繰り返しになりますが、私の脳内妄想としては、永琳自体は
そうした無償の行為を「純粋な好意」だけでやっているとはあんまり思えないです。

やはり何か「隠された大きな意図」があるような気がします。

それでは永琳が意図している事とは何かと言うと、「臨床実験データを集める事」ではないのかなと思います。
膨大な家庭に「置き薬」を置いて各家庭の「情報」を取る事を通して
永琳にとってなにか気になる症状の患者が出た場合、勿論好意で治療はするけど
「この新たに調合した薬はこの症状に本当に合うのか・・? 副作用はどうなんだ・・」とか
「この間は人間だったけど、では妖怪に対してはどうなのか・・」とか色々とデーターを集めて
それをもとに何かとてつもない「新薬開発」に務めているのが実は「真の目的」なのかな・・?とも思ってしまいます。

その「新薬」とは何なのでしょう・・?
そうですね、例えば・・・
蓬莱の薬を飲み不老不死になったとしても、それを無効にしてしまい、自身にも自然と「死」が訪れる薬とか・・・
はたまた幻想郷に関わる人達全てを「月の民」に変えてしまう薬とか・・・
もしかして・・・!?あのゆかりん・・八雲紫様を「毒殺」してしまうような薬の調合とかを意図されているのかもしれません。

それではどうして永琳はゆかりんの毒殺を意図しているのでしょうか・・?

永琳の幻想郷内における医療行為と言うのは、
永琳にとっては人助け+暇つぶし+臨床実験データ確保という意図があるのかもしれないのですけど、
そうした永琳の行為というのは、実はあのゆかりんが意図する「幻想郷内の人と妖怪のパワーバランス」を
崩す危険性も実は秘めていて、
そのあたりがもしかして「東方儚月抄」のおけるゆかりんの「第二次月面戦争」を意図した動機ではないのかなとも
思ったりもしています。
ゆかりんが一番恐れる事は、「幻想郷内で人間たちが現況よりも強力を持ってしまい、
妖怪の勢力を凌駕する事」なのだと思います。
だからこそ、ゆかりんは藍を使って幻想郷内を日々チェック&パトロールし、
人里内において「座敷童」という監視用のスパイを放ち、人間たちの動向を日々確認し、
人間たちが妖怪たちの力を超える事が起きないように日々苦労をしているのだと思います。
永琳様のそうした人里における医療行為というものは、ゆかりんの視点では
「人間たちの治療行為と言う延命行為を図る事で、必要以上に人間たちの寿命を延ばしている」とか
「永琳は、月世界出身という立ち位置ながら、幻想郷内では明らかに妖怪側といち立ち位置に立たず、
明らかに人間側の肩を持ちすぎている・・」
「これはいずれ、幻想郷内のパワーバランスを崩すきっかけになるのではないのか・・」
「永琳の危険な兆候は今のうちに摘んでおく必要がある」
「永琳に対しては、郷に入れば郷に従え! つまり、幻想郷内においては幻想郷のルールに従ってもらわらないと困る」
みたいな事を感じているのだと思われます。

だからこそ、ゆかりんは「「東方儚月抄」においては、
別に月侵略とか第一月面戦争の敗北の雪辱を果たすという意図は、全くないのではないか・・と私は考えております。
なぜなら、ゆかりんの「東方儚月抄」におけるターゲットは永琳唯一人だからです!
ゆかりんの意図は「永琳に対する警告」なのだと思います。

ゆかりんは永琳を「将来の禍の源」と考えているのかもしれないですし、永琳様は逆にゆかりんの事を
「目の上のたんこぶ」と考えているのかもしれないです。
だからこそ、ゆかりんは藍やカラスを使って日々定期的に永琳を監視していますし、
永琳様は「何かあった場合の備え」として、簡単には死にそうにもない(?)ゆかりんをあの世へと送り込んでしまう
お薬の開発に余念が無いのかもしれないですね。

花映塚エンディングにおいては、メディスンはてゐに鈴蘭畑の一角を貸し与え、そこから作りだされる薬草関係の「毒」を
こっそりと栽培している模様です・・・
そしててゐを媒介にして、永琳にもそうしたメディスンが持ち合わせる「毒の知識」を提供することで、
永琳様とメディスンの間には、意外にも?? 交流関係があるようですね!
メディスンにとっては、自分をいじめちゃいそうなおっかない妖怪から虐めを受けた場合の
用心棒みたいなものが永遠亭と言えるのかもしれないですし、
永琳様がそうしたメディスンから提供された「毒薬」の知識を用いて、なにかを使用とするその対象は
やっぱり古くからいるあの困ったスキマ妖怪なのかもしれないですね・・

最後に・・・永琳様にとっても目の上のたんこぶはゆかりんなんでしょうけど、ゆかりんの盟友の一人でもあるゆゆ様というのも
永琳様にとってはその存在自体が気になるお方なのかもしれないです。
なぜかと言うと、永琳様自体は「蓬莱の薬」を飲む事で不老不死になっている御方でもあるのですけど、
ゆゆ様の能力は「死を扱う程度の能力」です、
死なない身と死を扱う能力の激突というのはまさに「矛盾」の故事そのものとも言えるのですけど、
この場合最後に勝利するのは果たしてどちらの御方なんでしょうかね・・?

ゆかりんも気になりますけど、ゆゆ様もなんかとっても気になる存在ですよね!




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さてさて・・ここからは既に恒例になっているのかもしれないのですけど、
当ブログが本当にいつも大変お世話になっている dream fantasy の管理人様のアミグリさんが過去に描かれたイラストのご紹介コーナーです!
今回ご紹介させて頂く作品は、ゆかりんの永遠の因縁のお相手の(?)永遠亭の永琳様です。

上記の永琳様は、アミグリさんが2016年8月5日頃に「8月5日頃は永琳の日」にちなんで描かれたイラストでも
あったりします。

この永琳様は大人っぽい雰囲気でこのしっとりとした感じが実に素敵だと思います。
見ている人によっては
「あれれ・・? この作品は2016年に描かれた作品でしょ・・? 現在の路線に繋がるキラキラ感があんまりなくて
最近の作風と少し違うんじゃないの・・?」と感じる方もいるかとは思いますが、
そのようにお感じになった方は(私のように)立派な「アミグリさんファン」なのだと思います! (笑)
上記の永琳様は初期の頃に描かれた永琳を表情・背景等を少し加工されリメイクされたものなのですけど、
そうした少しの違いだけで全く同じ素材を使いながらも見ている人に「雰囲気の違い」を素敵に伝えられる事が
出来るアミグリさんはやっぱり素敵な東方絵師様なのだと思います!

上記の永琳は、アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

アミグリさん、本当にいつも素敵なイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!

さてさて、今月は「アミグリさんが描かれたルーミア特集」を3回に渡って展開をさせて頂きましたが、
明日・・・、7/30はその第三回目になりますので、是非是非明日も当ブログというか、
アミグリさんが描かれた「ルーミア」をご覧頂けますと当ブログの管理人は泣いて喜びますので
何卒明日も当ブログをご覧頂けるように何卒宜しくお願いします!
14.愛工大名電高校


C/プラハのための音楽1968~Ⅲ.間奏曲 Ⅳ.トッカータとコラール(K.フーサ)



伝統的に愛工大名電のサウンドは、精密さ・劇的な緊張感が一つの「売り」なのだと思います。
そしてこの緻密さと緊迫感が極限にまで達したような自由曲の演奏が
フーサの「プラハのための音楽1968年」だと思います。

松井先生=愛工大名電のコンピは、1983年に初めて「プラハのための音楽1968」を自由曲として演奏しました。
先生ご自身は、「プラハのための音楽こそが私の代表曲!」と思われていたかどうかは定かではないのですけど、
1983年の演奏以降も、85年・87年・92年と計4回もこの「プラハのための音楽1968年」を自由曲として取り上げています。
松井先生の気質と「プラハのため音楽」は内省的に相当相性はよいものがあったのかなとも感じます。
人によっては松井先生というとネリベルの「交響的断章」が代表的名演と言われる方も多いのかとは思うのですけど、
私個人の感想としては、松井先生=愛工大名電=プラハのための音楽という方程式が成り立っているんじゃないの・・?とすら
思えます。
(松井先生指揮でのローマの祭りとかエル・サロン・メヒコも捨てがたいものがあると思いますし、プラハのための音楽というと
名電以外では1990年の都立永山のあの熱い名演も決して忘れてはいけない演奏だと思います)

全国大会での4回の演奏ともそれぞれ素晴らしい演奏を聴かせてくれてはいるのですけど、
私個人としては、回を重ねるごとに「曲の峻烈さ」が増していき、特に特に・・87年と92の演奏に「音楽としての劇的緊張感」を
遺憾なく発揮させてくれていたと思います。

1992年の愛工大名電なのですけど、フーサの「プラハのための音楽1968」を自由曲に選び、人によっては
「なんだ・・名電はまたプラハなのかよぉー・・・いい加減ワンパターンじゃん!」と思われる方も当時結構いたと思いますが、
それはこの当時、同じ自由曲を3回も4回も選び続ける先生と言うのがあんまりいなかったからじゃないのかなとも
思えます。
ま・・今現在の感覚ですと、淀川工科の丸谷先生なんぞ、ここ十数年程度はダフニスとクロエと大阪俗謡による幻想曲の
2曲以外を自由曲として選んでいないというまさに「究極のワンパターンの自由曲」を選び続けている事から比べると
松井先生のプラハのための音楽を4回自由曲として選曲した事なんて「かわいい・・」とすら感じてしまうのかも
しれないですね・・(苦笑・・)
淀川工科の「大阪俗謡による幻想曲」は、正直に言うと、演奏した年による「演奏の明確な差・違い」というものは、
ほとんど感じられないのに対して、
松井先生=愛工大名電の「プラハのための音楽」は、4回の演奏それぞれに「違い」と言うものが明確に感じられ、
その点が「ワンパターンな自由曲」と後世からも陰口を叩かれない理由なのだと思います。

初めてプラハのための音楽を自由曲として選曲した1983年の演奏は、
「プラハのための音楽1968」という曲自体、大変政治色が濃厚で「メッセージ色」が大変強い曲ではあるのですけど、
確かにとてつもない難曲をよく音にはしているものの「音楽としての感銘性」とか「音楽上のメッセージ」を
普門館の聴衆に伝えるまでには至らなかったと感じます。
その点、熱いメッセージ性を普門館の聴衆にビシビシと伝えていたのが85年の緊張感の極めて強い演奏だったと思います。
87年の演奏も「熱い名演」なのですけど、課題曲の風紋との時間の制約上、カットが少し強引だったことがマイナス点なのだと
思われます。

そうした中、1992年の演奏は、この年で通算4回目の同じ自由曲の演奏となりますけど、
松井先生としては、結果的に最後のプラハのための音楽の演奏となってしまいます。
過去4回のプラハを全部聴いた人間として言わせて頂くと、技術的には、この年、1992年の演奏が過去最高ではないかと
思える事もあります。
勿論、87年の演奏も「過去最高」と太鼓判を押したいのですけど、やはりカットの問題が少し尾を引くのかもしれないです。
その点、92年の課題曲はCを選曲し、課題曲が約3分版程度で収まりましたので、自由曲のプラハのための音楽を
それほど「タイムオーバー失格」を意識しないで、のびのびと吹いていた事が「過去最高の名演」に繋がっていったと
言えるのかもしれないです。

反面、この年の演奏は表現も申し分ない仕上がりなのですけど、
過去3回のプラハが記憶と印象として既に固まってしまっていましたので、いくら素晴らしい技術・表現をしたとしても、
「新鮮度・感銘度」にはどうしても欠けてしまうような感じもあったのかな・・?とも思えます。
この年は、まさかの銀賞でしたけど、
それは、もしかして新鮮さの点で評価が割れたのかもしれませんよね。
翌年からは、愛工大名電はアレンジ路線にシフトしてしまいますが、例えば95年の
「エル・サロン・メヒコ」とか96年の「ローマの祭り」とか
意外とこのチームのアレンジものの演奏も新鮮と言うか、骨太な表現がとても面白かったです。

結果的に松井先生として最後の「吹奏楽オリジナル作品で臨んだ普門館」になってしまいましたけど、
フィナーレに相応しい松井先生としての個性と劇的緊張感を最大限発揮された素晴らしい名演だったと思います。

本当に惜しい銀賞の一つです。
私、学校給食の瓶詰の「牛乳」は大嫌いでした!
牛乳自体は給食のメニューとして毎日出されていましたし、大嫌いと言っても飲むことは普通に出来ていましたけど、
気持ちとしては「出来ればあんまり飲みたくないね・・」という感じのものだったと思います。
クラスメイトの中にも牛乳が苦手・・みたいな子は結構何人もいたような記憶がありますけど、
もしも担任教師が厳格で煩い教師の場合は、最悪な場合ですと
「牛乳を飲むまで放課後も帰宅してはいけない! 自分の目の前で牛乳を飲み干せ!」と厳命し、
クラスの女の子を毎日のように泣かせちゃっている厳格教師が当時いたのもなんか懐かしい感じはあったりもします。
今現在、担任教師がそんな事をやらかしちゃったら、親とかPTAからの抗議は凄まじいと思われますし、
「子供が牛乳アレルギーだったらどう責任取るんですかっ!!」と逆に訴訟を起こされちゃいそうな感じもありますよね・・
私が小学生の頃あたりまでは、どちらかというとそうした厳格教師とか体罰教師なんか普通にいたような気がします・・
女性教師の中でも、普通に女の子たちをビンタしたり、お尻を叩いたりしていた時代でしたので
そうした牛乳が嫌いな児童でも無理やり飲ませる風潮も当時はあったのかもしれないですね・・

とにかくそうした意味でも時代は色々と変遷するものですね・・(汗・・!)

学校給食ってどうして「牛乳」があんなにも定番なんでしょうかね・・?

確かに栄養価は高いし、児童生徒の発育には欠かせない飲み物だというのは百も承知はしているのですけど、
なにも毎日出さなくてもいいのに・・という感じで、私は小学校から中学まで9年間飲まされ続けたという感じがします。
そうそう、私が中学校の頃あたりで初めて学校給食として「ご飯」が登場したのですけど、
白飯と牛乳というのも相性としては最悪に近いものはあるんじゃないでしょうか・・??
例えば、パンに、里芋とイカの煮物・キュウリの酢の物と牛乳と言う組合せも相当シュールだと思うのですけど、
ごはんにクリームシチュー・サバの竜田揚げ、そして牛乳と言う組合せもやはりシュールなのかなぁ・・と今にして思うと
そう感じるのですけど、
とにかくあの当時は、とにかくどんな食べ物であっても、ご飯でもパンでも麺類でも、飲み物は「白い牛乳」というのは
変わり映えのしない定番メニューだったと思います。
カレーライスに牛乳と言うのはなんとなくわかるのですけど、
白米のご飯と牛乳と言うのは、やはり誰がどうみても「違和感」がありますよね・・(苦笑・・)

牛乳は、お風呂上りならゴクゴク飲めると思いますし、牛乳は牛乳でも、コーヒー牛乳とかイチゴ牛乳とか
ココア入り牛乳とかフルーツ牛乳だったら別にお風呂上りでも無くてもごくごく飲めて
「あー、おいしー」と心から感じられるのは不思議でもありますよね・・・(笑)
だけど普通の白の牛乳をそのまんま普通の状態で飲むのは、いまだに抵抗がありますし、白の普通の牛乳を
「美味しい!」と感じた事は実は今まで一度も無いというくらい、
私は牛乳自体はあんまり好きじゃないです・・・

学校の中でももしかしてなのですけど関係者の中で
「児童・生徒の牛乳嫌いの子は意外と多いのかも・・牛乳を残す子も結構多いし、栄養はちゃんと取って欲しいし、
どうすれば子供たちにもっと美味しく楽しく牛乳を飲んでもらえるのかな・・?」みたいな協議とか
要望事項の提出みたいなものもあったのかもしれないですね。

そうした中で登場したのが「ミルメーク」なのだと思います。

昭和40年代初頭、学校給食用食材の製造を手がけていた大島製薬所(現・大島食品工業)は、
栃木県の学校給食会より「子どもたちが残さないように給食の牛乳をおいしくしてほしい」との依頼を受けて商品開発に乗り出し、試行錯誤の上1967年に「コーヒー牛乳の素」としてミルメーク(粉末タイプ)の開発に成功し発売を開始します。
牛乳が苦手でもミルメークを混ぜると飲める子供が増えたため、
その後多くの学校で導入され今現在に至り、現在ではスーパーや100均でも市販されています。

私が小学生の頃から既にこのミルメイクは学校給食の定番だったと思います。

私のように白い牛乳が一応飲めるけど嫌いな子とか本当に大嫌いな子からは
「これがあればなんとか飲める・・コーヒーじゃなくていちごだったらもっと美味しく飲める」みたいな声も相当大きかったと
思いますし、私自身も給食にミルメークが出されるとなんとなく安堵したものでした・・
だけどこれって面白いものですよね・・白の普通の牛乳ではほとんど美味しく感じられないのに、ちょっとああした粉末を
加えるだけで劇的に美味しく飲めるようになりましたので、一部の児童・生徒からは「魔法の粉」と
賞賛(?)されていたものです・・




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私が小・中学生の頃のミルメイクは袋に入った粉状のもので、味もコーヒーといちごの二種類しか
なかったと思いますけど、最近では随分と進化しているものですね!
メロン味・バナナ味・ココア味・ミルクキャラメル味などの多彩な味も商品化されていますし、
瓶ではなくてテトラパック牛乳の普及に伴い、1978年以降は、ストロー差し込み口から注入できるチューブ入りの液体タイプも
開発され実際に給食として出ているとの事ですけど、
こんな身近な商品一つとっても優秀な日本の「ものづくり」というお家芸は、さまざまな素敵な工夫を施し、
「どうすれば牛乳が苦手な子供たちに美味しく楽しく飲んでもらえるのか?」というテーマを模索し続けている
その姿勢は本当に頭が下がる思いがあったりもしますね!

私が小~中学の頃の牛乳は瓶が主流でしたので、粉状のミルメークを牛乳に注入し、
ストローでかき混ぜるか、ストローが無い時には瓶を一旦紙の蓋で閉じて、シャカシャカとシェイクしたものですけど、
大抵の場合、紙の蓋がゆるいせいか周りの人たちに牛乳が掛ってしまう事が多々あり、
クラスの中でもそんなつまらん事が一つの原因となって喧嘩が勃発・・というのも当時あったような記憶がありますけど、
そんな他愛も無いことで喧嘩が出来ちゃうあの頃が「懐かしいね・・」というものが
あるのかもしれないですね・・(笑)

夏場に食べて「美味しい!」と感じるスイーツはやはり冷たくてさっぱりしたものの方がいいですよね!

ま、たまには暑い日にあえて熱いたこ焼きとかお好み焼きとか焼きとうもろこしもいいとは思うのですけど、
それらはどちらかというとお祭りでの屋台で食べたいものであり、
普通に暑い日のスイーツは、アイスとかかき氷とか冷たい寒天とか冷たい水ようかんの方がいいですよね! (笑・・)

さてさて、そうした夏の日の冷たいスイーツの一つとして私的にはハウス食品の「フルーチェ」もお勧めしたいスイーツの
一つです。
出来ればなのですけど、私的には、キンキンに冷えた牛乳をあらかじめ冷蔵庫で冷やしておいたフルーチェに
投入し、出来たてほやほやのミルク感たっぷりの感じのフルーチェがお勧めです。
私としましては、牛乳にフルーチェをいれたものを冷蔵庫で再度冷して数時間経過したものを食べても
なんかフレッシュさに欠ける気がしますし、なんとなく普通のフルーツヨーグルトを食べているだけという感覚も無いものでして、
できれば冷たい牛乳で作りたてのフレッシュなフルーチェを思いっきり夏場には
食べてみたいものです!

フルーチェが新商品として世の中に出たのが1976年だったと思いますが、最初にあれを食べた時は
マジで感動したものでした!
「えーー、世の中にはこんな美味しくて爽やかでひんやりとしたスイーツがあるんだ!」と当時はびっくりしたものです!
しかもあの美味しさが、箱に同封されているフルーチェに牛乳を混ぜるだけというあのシンプルさに当時は
驚いたものです!!




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改めて記しますと、「フルーチェ」とはハウス食品が製造・販売する即席デザートベースの商品名で、
牛乳と混ぜることにより、果肉入りのスイーツが出来るという商品です!
常温のフルーチェ1袋 (200g) に冷えた牛乳200ccを加えとろみが出るまでかき混ぜるだけであのとっても美味しい
デザートが完成しちゃいます。

さてさて、フルーチェってなんであんなに簡単に美味しく固まってしまうのでしょうか・・?

最初にあれを見た時は本当に不思議に感じたものでした。
当時はまるで「魔法」のように感じたものです。

ジャムが固まる理由は、果物に含まれるペクチンという多糖類が酸と砂糖と熱で反応するというものですけど、
実はフルーチェもそうした方法を応用したものと言えます。

ペクチンが固まる方法として、上記の方法以外固まるものとして「牛乳」が挙げられるのです。

それではどうしてフルーチェに牛乳を入れると固まるのでしょうか?

それは、フルーチェに含まれる「ペクチン」が牛乳の中に含まれている「カルシウム」と反応するからなのです。
フルーチェは、ペクチンとカルシウムが結びついて固まる原理を利用しているのです。
ペクチンは、リンゴやミカンなどの果物や野菜に含まれる天然の成分で、ジャム作りのレシピに「レモン汁:少々」とあるのは、このペクチンの成分を利用して固めるためなのです。
上記で書いた通り、ジャムの場合は、一定の酸と糖とが反応して固まっているのですが、
フルーチェは、ペクチンとカルシウムと反応して固まるという事なのだと思います。

フルーチェの作り方説明書には「種類別 牛乳」と書かれたものを使ってください」と明記されていて
「乳飲料・加工乳・豆乳では固まりません」とはっきりと書かれているのは、
加工乳や乳飲料の場合は、牛乳ほどのカルシウムが含まれていないため、
フルーチェが上手く固まらないということなのだと思います。

うーーむ、そうした意味においては、フルーチェは、化学の一つの教材と言えるのかもしれないですね。
「料理は愛情」なのかもしれないですし、同時に「料理は化(科)学」なのかもしれないですし、
まさにフルーチェは化学変化を活用したデザートと言えそうですね!

お子様たちの夏休みの「自由研究」として、

1.どうしてフルーチェは牛乳を入れると固まるのか?

2.本当に豆乳では固まらないのか・・? コーヒー牛乳とかイチゴミルクのような加工乳はどこまでだと固まるのか?
飲むヨーグルトや溶かしたアイスクリームでは固まらないのか?
生クリームやカルピスの原液だとどうなるのか・・?

そういった事ょテーマにしてみるのもなんだか楽しいものがあるのかもしれないですね・・(笑)
ここ最近のコンビニとアニメ作品のコラボ商品展開は本当に素敵なものがありますよね!

コンビニ大手三社というと、セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンだと思うのですけど、
私的にはこの三社の中で最もアニメ作品とのコラボが充実しているように感じられるのはローソンだと思います! (笑・・)
最近の当ブログの記事でも、「ローソン×ごちうさ」の素敵なコラボ商品の何度か記事にさせて頂きましたけど、
ここ最近でも、ごちうさ・まどか☆マギカ・リリカルなのは・冴えない彼女の育て方など等でも素敵なコラボ商品とか
ローソン限定オリジナル商品が発売されていましたし、
今年も「艦これ」とのコラボ商品を色々と展開してくれていたのは大変嬉しいものがありました!

先日、7月18日よりローソンで「艦これ」鎮守府夏祭り 二〇一七(フタマルヒトナナ)キャンペーンが開催されていました!

このローソンと艦これのコラボキャンペーンは毎年毎回大変な人気でして、
景品自体が数量限定という事もあり、人気キャラのグッズですと、キャンペーン初日のAM00:00に行ったとしても
景品の早い者勝ち状態になってしまうことも多々ありますし、
実際にうちの近所のローソンでは、キャンペーン初日の7/18の午前中ですでに景品の配布終了とかコラボ商品の完売と
いうものもあり、改めてですけど「艦これ人気」の高さを実感させられる結果になったものでした!

うーーむ、艦これ人気恐るべしっ!! 艦これを侮ることなかれ!!という事なのかもしれないですね!!

数量限定のグッズは先着順となっているので、気になる人はローソンへ急げ!!というのは、艦これファンの間では
合言葉になっているのかもしれないですね・・(笑・・)
ごちうさの時も結構競争率の高さは意識していましたけど、今回の「艦これ」に関しては、正直、ごちうさの比じゃない・・・
みたいな様相を呈していたと思います。
本日は7/27という事で、艦これ×ローソンのコラボキャンペーンが始まって9日経過という事ですけど、
私が知る限りにおいて、現時点でほぼ全てのローソン店舗はこのキャンペーンを既に終了していると
思います。







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今回のコラボキャンペーンで目を引いたのが「クリアファイル」だと思います!

クリアファイルは全4種類で、夏祭り浴衣仕様のLibeccio、綾波、敷波、神威がデザインされています。

条件は、「日清焼きそば」を2個購入することでクリアファイル1枚を先着順で好きなものをゲットできます!
各店の在庫「28枚で、「お一人様1店舗あたり各種1枚で計4枚まで」の制限という制約もあります。
一番安い大盛り1.5倍2個なら、税込280円で1枚貰える計算です・・・(笑)

今回、私が一番欲しかったのは「綾波」なのですけど、さすがその辺りは皆様同じお気持ちのようですね・・・!

私がキャンペーン当日の昼過ぎに行った際にはどの店舗にも既に綾波のクリアファイルは無くて(泣・・)
今回は「神威」をゲットしちゃいました!
焼きとうもろこしを頬張っているのがとっても可愛いです!




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続きまして「アクリルチャーム」です!
クリアファイル同様全4種類で、浴衣仕様の古鷹、藤波、朝霜、リベッチオの4人から自由に選べます。

飴やチョコレート等、対象のお菓子を3個買うことで1個貰えます。
これもお一人様1店舗につき各種1個、計4個まで」の制限が課されています。
要は早し話がロッテのお菓子を三つ買え!という感じなのでしょうね・・・
ま・・私自身は、子供の頃よりマリーンズファン(オリオンズファン)でもありますので、全然抵抗ないで~す! (笑)

今回は、ガム・のど飴・チョコの3点を購入です。

本音は「古鷹欲しいっ!」でしたけど、古鷹はどの店舗でも置いていなくて、今回は「藤波」を選ばさせて頂きました!




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さてさて・・・今回のキャンペーンで一番の狙い目は伊重巡洋艦「Pola(ポーラ)」のミニタペストリーだと思いますっ!!

「リポビタンシリーズ」を3本購入することで1個ミニタペストリーをゲットできます!
1店舗につき1個までの制限はありますけど、一番安いリポビタンDシリーズ3本を買えば、税込474円で
ポーラのミニタペストリーをゲットできますので、
私にとっては最大の目玉景品だったと思います!

上記の画像はリポビタンDが2本しか写っていませんけど、当日は暑かったものですので、ついつい一本は
その場で飲んでしまいました・・・(汗・・)

サイズは18㎝×51.5㎝ですので、ちゃちな仕様ではないと思いますし、ちなみに箱から出してこのミニタペストリーを
作るのは結構面倒と言うか意外と手間が掛りました・・・(汗・・)
このポーラのタペストリーは早速ですけど、自室のドアに飾らさせて頂いております・・! (笑)




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あ・・・だけど、今回のコラボキャンペーンで私が一番欲しかったのは、上記のような
「〇〇個買えば早いもの勝ちで必ず貰える景品」というタイプのモノではなくて、
「海風&江風」と「香取&鹿島」がそれぞれ描かれている、全2種類のボックスティッシュと
鹿島、江風、加賀の三種類のアクリル製プレートフィギュアのうち、鹿島のアクリル製プレートフィギュアでした!!

これは完全に数量限定のオリジナル商品ですので、「多分ゲットは難しいだろうなぁ・・」と事前に予測していましたけど、
やっぱり入手できなかったです。
というか、どの店舗に行っても既にこのオリジナル商品は既に完売状態でした・・・(大泣・・・)

う――――む、今回は、大本命は鹿島のアクリル製プレートフィギュアと香取&鹿島のボックスティッシュでしたので、
これは、もう少し早い時間帯に行くべきでした!
これは痛恨の極みですね・・・(汗・・)

鹿島は欲しかったなぁ・・というのが私の偽らざる本音です!

さてさて・・ここからは既に恒例になっているのかもしれないのですけど、上記の水着・鹿島のイラストは、
当ブログが本当にいつも大変お世話になっている dream fantasy の管理人様のアミグリさんが 2016年8月に描かれたものです。

描かれたのが8月という事で真夏の盛りでしたので、タイミングとしてはまさにドンピシャ!のタイミングだったと思います。

そして上記で記したとおり、今回は鹿島グッズをゲットできませんでしたので、
その代わりにアミグリさんが描かれた水着鹿島でこの「喪失感」を癒させて頂きたいと思います・・・(笑)

この水着・鹿島を掲載時のアミグリさんのコメントとして
「艦これの鹿島ちゃんを描きました。
鹿島ちゃん初描きです。
正直仕上げるかどうしようかすごく迷ったんですけど
せっかく描いたので仕上げることにしました!
もうちょっと構図とかこりたかったんですけどねー(´・ω・`)」と言われておりましたが、

いやいや、水着なんですから、シンプルな方がかえって鹿島の可愛らしさがぐぐっと引き立ちますので、
あえて何も手を加えない方が大正解だったと思います!
それにそれに、この可愛らしさはとても初描きとは思えないです!

鹿島を描かれてしかも水着という事でも「一粒で二度おいしいイラスト」になっていると思います。

鹿島らしい優雅でお嬢様らしい雰囲気がとても素敵に描かれていると思いますし、
お姉さんの香取とは全然別の魅力をアミグリさんがうまく引き出されていると思います。
鹿島の特徴でもあるツインテールもとっても可愛く描かれていて この「微笑み」がとっても魅力的ですね!

上記のこの優雅で可愛い鹿島は、アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

アミグリさん、本当にいつも素敵なイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!

当ブログだけではなくて、是非、アミグリさんのブログ dream fantasy の方もご覧頂けますと、
当ブログの管理人は泣いて喜びますので、こちらの方も何卒宜しくお願いいたします。

そして今週の日曜日は、「アミグリさんが描かれたルーミア特集 その③」も予定されていて、
前回のその②においては、泣き顔ルーミアとティ―カップルーミアが大変な反響と賞賛のお声を頂けましたけど、
果たして今回はどのようなイラストが登場してくるのでしょうか!?

乞うご期待です!
当ブログの「吹奏楽カテゴリ」の中でよく出てくる表現の一つに
「流れる水は腐らない」というワードがあったりもするものですけど、
要は、音楽を演奏する際の話として、慎重に冷静さと節度さをキープして演奏する事はとっても大切なんだけど、
あまりにもテンポ設定を極度に遅めに設定したり、瞬間的に間合いを
取り過ぎたりするとどうしても音楽自体の構成が分断され、「大きな流れ・うねり」にならない事への一つの警告なのかなとも
思ったりもします。
勢いがある箇所なんかは、あまり難しい事を考えずにその場のノリと勢いみたいな感じで一気呵成に仕上げた方が
一発勝負のコンクールなんかではむしろ適しているみたいな事なのかなとも思います。

早い話が「音楽のスピード感・ドライヴ感・躍動感」みたいなものですね。

流れる水は腐りません。確かにその通りだと思います。だけど、冬場はいいとして梅雨の時期とか
夏場の暑い盛りにおいては、
一旦開封し自室等で放置したペットボトルのお茶なんかも二日程度で腐ってしまうというのか、
お茶自体が妙にすっばい香り&味に変容してしまい、
とてもじゃないけど飲めやしない・・みたいな事は結構起きると思います。
紅茶とかジュースとかポカリスエットなどのように飲み物内に「砂糖」が含まれている飲料水ですと、
一旦蓋を開けて開封し冷蔵庫に入れないで外で常温のまんま放置しておくと、そうですね・・大体丸一日程度
放置すると異臭みたいなすっぱい香りが発生し、翌日にはカビが生えてしまう事はよくあると思います。
だけど、「お茶」みたいに砂糖が全く含まれていない飲料水なんかでも、夏場でエアコンをあんまり付けない部屋で
開封した状態で放置してしまうと、二日後ぐらいにはすっぱい味に変化してしまうのは
なんか不思議なものがありますよね。
どうなんだろ・・・普通の水というかペットボトルに入っている天然水なんかもそんな感じになるのかな・・・?
「緑茶」の中に、もしかしたら色々と化学物質みたいなものが含まれていて、
それが酸化してしまうことが異味・異臭の原因になるのかな・・・?

真冬ですと、室内でしたら3~4日程度ぐらいなら開封した状態でもそうした事にはなりませんから、
夏場の方がやっぱりそうした酸化現象とかカビの発生が起きやすいという事なんでしょうね。
とにかく一度開封したペットボトル飲料は、極力開けたその日に飲み切る、そして2Lみたいな大容器の場合は、
残ったら冷蔵庫に入れて保管というのは、大原則と言えるのでしょうね。

我が家には一台大き目の冷蔵庫があり、元々はうちの奥様と私が共同で使用していたのですけど
最近は・・・・
彼女が色々とケーキだのブリンだのシュークリームだの炭酸飲料等を大量に購入し
それを全部冷蔵庫にしまいこんでいるので、
私自身が購入した物を入れるスペースがほとんど無い・・というのが実態です! (汗・・!)
先日も「仕事から戻ってきた時とかお風呂上りに冷たいペットボトルのお茶でも飲みたいな・・・」と思い
冷蔵庫に2Lのペットボトルのお茶を入れようとしたら、それでさえ入る余地は全くありません・・(泣・・)
「えーー、お茶ぐらい冷蔵庫に入れさせてよ・・・!!」と頼んでも
「ダメ!!  あなたの飲み物・食べ物を入れるスペースなど無い!!  私のケーキ等が無くなって冷蔵庫内にスペースが
出来たら少しは入れてもいい・・」みたいなとんでもない事を言いだすので
仕方なく、ペットボトルのお茶を半分ほどグビグビ飲んで、残った半分は、そのまんま自室に放置してしまったら
二日後には上記みたいな事が起きてしまいました・・・・(泣・・)

砂糖や添加物が基本的には入っていないお茶なんていうのは
常温で蓋をきちんと締めておけば三日くらいは平気でもつのかなと思っていたら
甘かったですね・・・・
お茶と言えども、半分飲んだものをそのまんま放置しておけば、腐ってしまうという事なのですね・・・(笑)

そうそう、これについて最近実験してみた事があるのですけど、
自室でペットボトルのお茶を飲む時って、面倒だからいちいちペットボトルからコップ等にお茶を注いで飲むという事は
しないで、基本的にはペットボトルをラッパ飲みする事がほとんどだと思います。
ラッパ飲みですので、当然自分の口が直接そのペットボトルの先端と触れることになります。
多分ですけど、その際に自らの唾液がペットボトルに触れることで、何かしらの「菌」みたいなものがペットボトル内で
繁殖しているのかもしれないですね・・・
それゆえに夏場の放置→酸っぱい香りみたいな異臭という事をもたらしているのかもしれないと思います。
(「なんだ! 原因は自分自身なんじゃん!」という感じですね・・・苦笑・・)
そうした仮説を裏付けるため、先日とある実験をしてみました。
なにかと言うと、2L入りペットボトルのお茶を自室内で開封し、一切自分の口を付けないで、これを飲む際は、
ペットボトルから水筒というかアルミ製のマイボトルに移して飲む事にし、ラッパ飲みをしないで自室内に置いておいたら、
なんと・・・!
従来でしたら二日程度で異臭が発生していたのが4日程度はそうした異臭が発生する事も無く
お茶としての香り・風味がキープされていたと思います。
やっぱり異臭の原因は、自らの口内の雑菌なのかもしれないですね・・(滝汗・・!)









上記の話はペットボトルのお茶の話でしたけど、それは無糖・無添加のお茶だから、
そうした夏場の放置が多少は出来るのかも・・と話と言えますが、これが砂糖入りの清涼飲料水とか
コーヒーというと話は全然違ってくるのでしょうね・・(笑)

以前当ブログにおいて、「とにかく甘い! ひたすら甘い!!」という関東限定というのかほとんど千葉県限定と言うのか
千葉県民の皆様にとってはもしかしたら「千葉県人のための飲み物」と言えるのかもしれない
ジョージアから発売されている「MAX COFFEE」の事を取り上げさせて頂きましたけど、
さすがに「MAX COFFEE」を夏場に室内で放置したら1日程度で飲めなくなってしまいそうな感じもあったりします・・・

改めてですけど、この「MAX COFFEE」の甘さは半端ないです!

私自身、缶コーヒー・コンビニコーヒー・大手チェーン・喫茶店・ホテル等いろいろとコーヒーは飲んできたと思うのですけど、
後にも先にもこんなに「甘いコーヒー」は飲んだことがないです!
とにかく砂糖水を飲んでいるというのか、カフェオーレに大量に角砂糖を入れたようなお味です!
あんなむちゃくちゃに甘いコーヒーというのも逆にこの時代では珍しいと言えるのかもしれないですね。

この「MAX COFFEE」なのですけど、最初何が「マックスなのかな・・?」と感じたのですけど、
缶自体は縦長の普通の250ml缶の大きさですし、大きさも量も別にマックスではないと思います。
ちなみにMAX COFFEEは今現在では500mlサイズのペットボトルもあり、ここ埼玉ではスーパーでもよく見かけます。
それではこのコーヒーのどこがマックスなのかというと、
そう!! 「甘さ」こそがまさにマックスなのだと思います!! (笑)

最初にこれを飲んだ時は驚きましたね!
「甘さのかたまり」・「砂糖水のカフェオレ割り」・「そのへんのオレンジジュースよりもはるかに甘い!」
といった印象しかなかったですね!
数ある缶コーヒーの中でも頂点に君臨する甘さを持つコーヒーといっても決して言い過ぎではないと思います。
否! 日本中全ての清涼飲料水にジャンルを広げても、「甘さのチャンピオン!」という称号を
取れそうなほどの「甘さの王様」に君臨しているのだと思います。
それでいてこの商品が「コーヒー」である事に驚きを禁じ得ないと感じます!
成分表示を見てみますと、そこには「加糖練乳、砂糖、コーヒー」と書かれています。
何とこのマックスコーヒーは、コーヒー飲料であるにもかかわらず、表示成分の優先順位はコーヒーが3番目なのです!!
この優先順位こそが、この缶コーヒーの本質と言っても差し支えはないのかもしれないですね

最後に・・・

コーヒー飲料「マックスコーヒー」しか販売しない自動販売機が2017年6月21日、
千葉県船橋市の「ららぽーとTOKYO-BAY」北館1階に設置されたというニュースが先日出ていましたけど
7月14日までの期間限定だという事ですけど、
マックスコーヒーだけしか置かれていないというまさに「右も左もマックスコーヒーだらけぇ~!」というのも
なんだか楽しい話ですし、大の甘党の方でしたら感涙ものの自動販売機なのかもしれないですね・・・(笑)
改めてですけど、先日7月12日の私のお誕生日と当ブログの「東方カテゴリ記事300記事到達」につきまして、
あんなにも素敵なお祝いメッセージをたくさん頂けた事に感謝の言葉しか出てこないです。

本当に皆様、いつもありがとうございます!

当ブログは実はなのですけど来月に一つの節目となる「ブログ開設5周年」を迎えるのですけど、
これからも奢ることなく謙虚な気持ちをもって精進を重ねていきたいと決意をしております。
改めてですけど、どうかこうした拙いブログではありますが、今後とも皆様からの温かい応援を何卒
宜しくお願い申し上げたいと思います。

そうした中、「dream fantasy」のアミグリさんと「ぽーぽけきょ」のみけねころんそうさんより
とってもとっても素晴らしいお祝いイラストを描いて頂けました!
アミグリさんの「きらきら妖夢」と「ぽーぽけきょ」のみけねころんそうさんの「霊夢&夕張ちゃん&メロン」の
とっても素敵なお祝いイラストは既に先週当ブログでも転載&ご紹介をさせて頂き、ご覧頂けた皆様より
大変な反響と賞賛のコメントをたくさん頂戴いたしました事を改めて感謝申し上げたいと思います。

そうした中、当ブログはまたまた思いがけずにとっても素敵なお祝いイラストを頂く事ができました!

当ブログのとっても素敵なブロとも様のお一人の「kira kiya な 空 rumari な想い」
というとっても素敵なブログを管理運営されるkirakiya.rumari様より、
私のお誕生日のお祝いイラストとして、とってもとっても可愛い「フランドール・スカーレット」を描いて頂けました!

とっても素敵なプレゼントを頂きとっても嬉しいです!

kirakiya.rumari様には、昨年末から今年にかけて、東方のうどんげちゃんやアリスのとつても素敵で可愛い
リクエスト絵に応えて頂けただけでなく、
こうやって私のお誕生日+東方カテゴリ300記事到達というイベント時において、またまたこうしたとつても可愛い
ふわっとしたフランちゃんを描いて頂けた事に感謝しかありませんし、
正直、これは「ちょっと嬉しいサプライズ」でもありましたので、とにかくとっても嬉しかったです!

kirakiya.rumari様、本当に今回はありがとうございました!

そして下記にそのフランちゃんを転載&ご紹介をさせて頂きたいと思います。







東方projectのフランちゃん、フランドール・スカーレットは、お姉さまのレミリア様があまりにも分かりやす過ぎる(?)みたいな
キャラでその出演作も多岐に渡っているのに対して
フランちゃん自身は実は「東方屈指の箱入娘」と揶揄されるようにほとんど出演作がなくセリフもあんまりなくて、
中々イメージが捉えにくいキャラであるのは間違いないと思います。
東方人気投票ランキングでは毎年常に上位にランクしその人気ぶりは安定して高いのですけど、
実はフランちゃんに対する情報がほとんどないという大変謎が多くミステリアスなキャラであるとも言えると思います。
そしてフランちゃんほど描かれる絵師様の感性・考え方・妄想度合いによって
その描き方が全然異なってくるキャラも大変珍しいと思います。
人によっては、気が狂った幼女として描く方もいますし、「おねーさま大好き!」みたな愛くるしい妹キャラとして
描かれる方もいらっしゃいますし、地下に幽閉され続け半分発狂し、
その言動は常軌を逸しているという風に描かれる方もいますし、はたまたちょっと抜けている妹みたいに描く方もいますし、
本当に「多様性」を感じさせてくれる不思議なキャラだとも思えます。

だからこそ必然的にフランちゃん初描きのkirakiya.rumariさんにとっては
とてつもなく判断に迷うキャラであるとも思えますし、ある意味描きにくいのではなかったのかな・・とも思ったりもします。

kirakiya.rumariさんご自身も
「正直、ちょっとというか、
かなりイメージとかけ離れているとか、
もしくは ぽややんとしすぎているとか、
とにかくなんとなく不安なイラストでした(^^;;」とその心情を吐露されていましたので、
なかなかご苦労は尽きなかったのではないのかな・・?とも思ったりもします。

だけどこうやって完成したフランちゃんは、
少女としての可愛らしさ」とか「幼くてほわ~んとしたのんびりとしたキャラ」みたいな解釈を取られているのが
よく伝わってくる可愛いかわいいフランちゃんなのだと思いますし、
その雰囲気はなんとなくですけど
「お人形さん」みたいな雰囲気もあると感じられますね! (笑)
お姉さんのレミリアさまの視点で見てみるとフランちゃんは
「可愛くて可愛くて仕方が無い・・可愛いから自分だけの妹として独占しちゃおう!」みたいな意図も
もしかしたらあるのかもしれないですけど、そうした解釈も採用できそうな作品ではないのかな・・?と感じたものでした!

ドレスが赤と白のコントラストでとても見栄えがしますし、金髪との色のバランスも大変鮮やかですね!
表情が「ぼややん・・」というのは、一応は吸血鬼の妹という事で「昼が弱い・・」という事で、
昼にフランちゃんを見てしまうと、多少ふにゃん・・というお顔をされるのも
ある意味当然なのかもしれないですね・・・(笑)

とにかくとっても可愛いふにゃんとしたフランちゃんを描いて頂けた事に感謝感激です!

kirakiya.rumariさんご自身にとってどちらかというと馴染みがうすいキャラであるにも関わらず、
私の誕生日等の節目のお祝いイラストとしてあえてこのような意欲的なチャレンジをして頂けた事に
私は心の底から敬意を表させて頂きたいと思いますし、
改めでですけど「ありがとうございます!」という言葉を再度お伝えをさせて頂きたいと思います。

今回もkirakiya.rumariさんにフランちゃんを描いて頂きましたので、ここで簡単にフランちゃんについて
簡単に解説をさせて頂きたいと思います。

レミリア様とフランちゃんというスカーレット姉妹という吸血鬼姉妹なのですけど、実は元々は幻想郷に住んでいた訳では
ありませんでした。
スカーレット姉妹が暮らす「紅魔館」自体も実は西洋の外界から建物ごとそっくり丸ごと
幻想郷に移住をしてきたという設定なんですけど、
(早苗さんたちが外界の諏訪から湖ごと幻想郷に移住をしてきたのと全く同じです)
ではなんでレミリア様たちは、吸血鬼=ドラキュラというと「ヨーロッパのとある古城」というイメージが定着してあるのにも
関わらず、「幻想郷」というある意味、日本の妖怪がうじゃうじゃといてある意味大変「おどろおどろしい所」に
移住を果たしたのかその「メリット」って一体何なのかな・・?とふと考える事もあったりします。
勿論、そのペストアンサーというのは「Yahoo! 知恵袋」のベストアンサー式に言うと、
「吸血鬼等の妖怪の勢力が、外界の科学技術の進歩という事で、そうした妖怪等の迷信が入り込む余地が
少なくなり、このままでは自分たちの存在意義が無くなり、消滅してしまう危険性があり、
外界から妖怪勢力を結集した幻想郷にある意味避難せざるを得なかった・・」という事になるのでしょうけど、
私の脳内妄想としては・・
「それもそうなんだけど、もしかしたらフランちゃんの精神状態という問題もあったのかな・・?」とも
思ったりもしています。
外界というのは、技術が飛躍的に進化し情報が溢れかえっている世界でもあるのですけど、
そういう環境下が、元々の精神状態が危ういフランちゃんにとっては決していい話である訳では無くて、
日々荒んでいくフランちゃんの精神状態を危惧したお姉さまのレミリア様が
思い切って建物ごとの幻想郷への移住を決断したという事になるのかもしれないですよね。
実際・・・東方の初期の頃の「東方紅魔郷」におけるフランちゃんの設定は、
発狂気味とか気がふれているという感じだったのですけど、
「東方文花帖」あたりになると、「情緒不安定」という描写にいつの間にか変容されていて、
何となくですけど・・
「あれれ・・・フランちゃんも幻想郷という新しい環境に移住をしてきたおかけで、精神面も安定化し、
徐々に落ち着いた感じになっているのかな・・」とも感じたものでした。
フランちゃんはよく「気が狂っている」とか「まともな会話が出来ない」とか言われたりもするのですけど、
否! それは明らかに違いますね!
それは、東方文花帖におけるフランちゃんと射命丸文のインタビューを見れば、一目瞭然だと思います!
ま、あややに対してのあの「ぎゅーーっとして・・」紅魔館に向けて落ちてきた隕石を破壊しちゃった・・と言うのは
フランちゃんのとてつもない能力を示唆していると言えますよね! 

確かに、「東方紅魔郷」におけるキャラ紹介においては、フランちゃんは、
「吸血鬼にして魔法少女で、495年程、悪魔の妹をしています。
少々気がふれていて、通常は表に出してももらえません。 出ようともしません。
普段はあまり怒ったりしないのですが、常におかしいので他人には良く分かりません」と書かれていましたけど、
文花帖では、前述の通り「情緒不安定」へと変更されていて、やはり私としては、
「幻想郷への移転は結果的に成功と言え、その副産物としてフランちゃんの精神状態もいい方向へと改善」と
解釈したいものです。

そうした意味においては、kirakiya.rumariさんが描かれたフランちゃんは極めて妥当性があると思いますし、
色々な絵師様が描かれるような「狂った幼女」ではなくて
「お姉さま思い」のちょっと抜けたようなところすら感じられるとっても可愛い妹ちゃんみたいな解釈を
kirakiya.rumariさんご自身が採用したと私的には感じたものでした。




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せっかくですので、kirakiya.rumariさんが描かれたイラストをもう一枚だけご紹介させて頂きたいと思います。

上記の「いたずらニャンコちゃん」 と題された作品は今年の5月に描かれた作品です。

とってもふんわりとして可愛い仕上がりのにゃんこちゃんで、この優しくふわっとした仕上がり&タッチは、いかにも
kirakiya.rumariさんらしい作風だなぁ・・と改めて感じました。
このセーラー服とか尻尾も可愛いですね!

いたずらがばれちゃって
「困ったにゃ・・」とか言ってそうな光景が目に浮かびそうですね(笑)

実はなのですけど、「kira kiya な 空 rumari な想い」は先日ブログ開設1周年&2000拍手到達という
一つの素敵な節目を迎えられていました!

改めてですけど、その素敵な軌跡に「おめでとうございます!」とお伝えさせて頂きたいと思います。

そうした節目の際に、kirakiya.rumariさんより「2000記事到達記念にリクエストイラスト募集」というとっても素敵なお話を
耳にしましたので、
私としましては今回は迷うことなく東方の化け猫キャラでもある「橙」をリクエストさせて頂きました!

さてさて・・・kirakiya.rumariさんが描かれる橙はどんな感じのにゃんこになるのか今からとっても楽しみです!

上記のイタズラ猫ちゃんみたいな感じになるのかな・・? それとも違った雰囲気なのかな・・?

とにかくその途中経過も含めて完成を楽しみに待たせて頂きたいと思います! (笑)

上記にて転載をさせて頂きましたkirakiya.rumariさんが描かれたいたずらニャンコちゃん・フランちゃんは
その権利は全てkirakiya.rumariさんに帰するものでありますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので、 くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

今回は、kirakiya.rumari 様の素敵なイラストのほんの一部を転載&ご紹介させて頂きましたが、
kirakiya.rumari 様には他にも素敵なイラストとか
もう一つのお顔でもあるネックレス等のアクセサリーの記事もありますので、
是非是非皆様!! kirakiya.rumari 様 の素敵なブログ  kira kiya な 空 rumari な想い をご覧になって頂けるととっても嬉しいです!

当ブログだけでなく kirakiya.rumari 様 の素敵なブログ  kira kiya な 空 rumari な想い も何卒宜しくお願いいたします!

kirakiya.rumari 様は、普段は小さいお子様を育てながら、こうやって日々素敵な創作活動をされていますが、
その奮迅ぶりには本当にいつも頭が下がる思いですし、
なにかとお忙しいとは思うのですが、こうした素敵な創作も是非是非今後も続けて頂きたいと思いますし、
そうした kirakiya.rumari 様のブログを私としても今後も陰ながら応援させて頂きたいと思います。
「市立川口高校」というと確かに全国的にはそんなに知名度はないとは思うのですが、
巨人軍の元エースで現在は二軍監督を務められている斉藤雅樹投手の母校であり、
斉藤投手が市立川口に在籍していた当時は残念ながら悲願の甲子園出場は実現しなかったものの、
埼玉県の高校野球においてはほぼ無名校であった市立川口を埼玉県大会準優勝まで牽引したその功績は
素晴らしいものがあると思いますし、
斉藤投手はまさに「川口市の顔」という役割も担われていると思います。

だけど、この市立川口も市の予算の関係とか少子高齢化の波を受けて、来年度・・2018年度より
川口市内の市立高校3校による統廃合が確定していて
2018年度以降は「市立川口高校」という名称は消滅してしまうとの事です。
野球部にとりましても、今年は「市立川口高校としての最後の大会」という事で臨まれたと思いましたが、
やはり今年も悲願の甲子園出場を果たすことが出来ずに、野球部としての夏は閉じてしまいましたけど、
統廃合以降は新たな伝統の始まりとして、是非ぜひ新しい学校としての甲子園出場目指して頑張って頂きたいと
思います!

市立川口高校というと実は、私がかつて吹奏楽部の現役奏者だった1970年代後半~80年代後半にかけては
吹奏楽コンクールのいわゆる名門校の一つで、毎年のように普門館で個性的で大胆な演奏を聴かせて頂き、
私と同世代の吹奏楽経験者の皆様の感覚としては、
市立川口高校吹奏楽部というと間違いなく「凄い!!」という感覚と「懐かしい・・」という感覚を
持たれているんじゃないのかな・・?とも思いますね!


私にとって市立川口というと「無言の変革」も「永訣の詩」などの演奏もとてつもなく魅力的なのですけど
やはり1979年の「二つの交響的断章」という印象が大変強いです。
私、このブログでよく
「1982年の花輪高校のウォルトンの交響曲第1番終楽章の演奏こそが私がクラシック音楽という深い森の中に
入り込むきっかけ」みたいな事を書かせて頂いておりますが、同様に
「1979年の市立川口高校の二つの交響的断章の演奏こそが、私が吹奏楽オリジナル作品の魅力に気が付く
きっかけとなった演奏」と記させて頂いておりますし、
同時に、私自身が「埼玉県川口市というエリアにいつかは住んでみたい!」と思うようになったきっかけの学校とも
言えますし
(それは後年、本当に現実のものになってしまい、私自身は今でも埼玉県川口市在住です! 笑・・)
このブログの一つの目的が花輪高校吹奏楽部と市立川口高校吹奏楽部のあの偉大な不滅の名演を後世の皆様に
語り継いでいきたいという事に繋がっていると思います。

1979年当時吹奏楽コンクールの全国大会の出場チームのステージ衣装は、ほぼ例外なく学校の制服というか、
男子は学ラン、女子はセーラー服かブレザーというチームが多い中、
市立川口高校は、赤ブレザーに赤のズボン・スカートという当時としては斬新なステージ衣装でしたし、
広い普門館のステージが狭く感じるほどパーカッションをズラリとセッティングしたり
グランドハープとか法螺貝とか、コンサートチャイムとは異なる本物の「鐘」を持ち込んだり、
視覚的にも大変なインパクトはありました。
そして見た目だけではなくて演奏自体が素晴らしかったですね!
1979年の課題曲は「プレリュード」と言う「無調的色彩」の強い現代音楽系の曲だったのですが、
出だしのティンパニソロをはじめ、緊張感漲る演奏が本当に素晴らしかったですし、
後半のヴィヴラフォーン以降の木管セクションのひさやかさ、打楽器セクションの鼓動など文句のつけようがない演奏でした。
しかもこの演奏、全国大会初出場でしかもプログラム一番なのですよ・・・!!
そんなハンディーを全く感じさせない圧巻の演奏でした!!
自由曲のネリベルの「二つの交響的断章」は「これぞ゜まさしく歴史的超名演!」の名に恥じない衝撃の演奏です!!
冒頭が、チャイム・シロフォーン・グロッケン・マリンバの鍵盤打楽器から開始され
執拗に同じメロディーを反復していくのですが、この執拗な緊張感が絶品です。
アルトサックスのソロも素晴らしいし、
それに合いの手を入れる打楽器セクションの瞬発力もお見事に一言に尽きます。
ファゴットのデュエットも・・ま・・少しばかりズレはあるのですけど、やはりあの勢いは止められない感じです。
後半のティンパニソロからの金管セクションの透明かつ勢いのある展開も大変迫力がありますし、
トムトムをはじめとする打楽器セクションのやはり瞬発力と自発性は高く評価されて然るべきだと
思います。
自由曲における、ドラの鳴り方が非常に効果的なのも印象的です。特に第一楽章の鳴りっぷりは凄まじいものがありました!
あのドラは、まさに「音楽の神様が鼓動・躍動している!」という響きそのものだと思います。
この原曲は17分程度の大変長いものなのですけど、市立川口は5分30秒程度にコンパクトに収めてしまいましたので、
「もう少し長く演奏しても良かったのでは・・・? せめてこの翌年の東海大学第一高校くらいの長さは
欲しかった」とも言えなくはないのですけど、指揮者の信国先生は、
「音楽的緊張感」を優先に考え、このカット方法にしたのかもしれませんよね。

この1979年の市立川口の演奏は、まさに私の「吹奏楽オリジナル作品のバイブル」だと思いますし、原点だと
思います。

だから私としても「市立川口高校吹奏楽部」の名前が消滅してしまう事にはやはり一抹の寂しさというものは
どうしても感じざるを得ないですけど、
やはりこれも時代の波という事なのかもしれないですね。
市立川口の「二つの交響的断章」とか「無言の変革」シリーズのあの素晴らしき名演は、高校生同時の私に
与えた影響というものは凄まじいものがあったと思いますし、
1982年の東北大会にて秋田県立花輪高校吹奏楽部が残してくれたあの伝説の名演、ウォルトンの交響曲第1番終楽章と
同じくらい「私」自身の音楽の嗜好性に多大なる貢献をして頂いたと今でも実感しております。

学校統廃合というと印象的なのは、1983年から1995年にかけて、市立川口と同様に素晴らしい名演の数々を残してくれた
神奈川県の野庭高校も学校統廃合によってこの輝かしき校名が消滅した事ですね。

よくサラリーマンの世界ですと、業績不振の部署とか関連会社が「名誉ある撤退」とか「発展的解消」の美辞麗句の名において
消滅・他の部署や会社との統合という悲喜劇はよく耳にする話ではありますが、
学校までこの統廃合の波は押し寄せているという事は、やはり少子高齢化とか生徒数激減という荒波は
私達の身近な所にまで既に来ているという事なのかもしれないです。

実は私の出身高校も、つい最近までは男子高校だったのですが、やはり学校統廃合の名のもとに、
近隣の女子高校との統廃合が成立し、今現在では男女共学校となっています。
私の高校時代の思い出は、「男子校としてのの気楽さ」にあったと思うのですけど、
それが現実的に今現在の母校にないとは、卒業生としては一抹の寂しさも感じたりもします。
だけど反面、今まで男子高ゆえの吹奏楽部員の慢性的不足とかクラリネット・ファゴット・オーボエ等の絶対的な
木管楽器の奏者不足が、女の子たちがいっぱいいっぱい入部してくれたおかけで一気に解決され、
それだけではなくてOB悲願の「東北大会A部門出場」を果たしてくれた事は、本当に涙が出るほど
嬉しく感じたものでしたし、やはり、過去の伝統は伝統として考え、今現在の新しい伝統と言うものに対して
OBの一人として温かい気持ちで見させて頂きたいと思っています。

市立川口高校吹奏楽部は、1991年の関東大会でのダメ金を最後に、2005年まで吹奏楽コンクールへの出場を
しない時期が長い間続き、
正直「市立川口高校吹奏楽部」のあの偉大なる伝統と名演を知る人たちも少なくなっていたのが実態だと思うのですが、
2006年以降、市立川口は久しぶりに吹奏楽コンクールにも出場しはじめ、最近では西関東大会にもボチボチと
出場を果たされています。
信国先生時代のあの偉大なる伝統は伝統として、今現在の奏者の皆様には
「新しい伝統」としての市立川口を歩んで頂きたいですし、学校名が変ったとしても
市立川口のあの斬新て新鮮な演奏の感覚は受け継いで頂きたいと思います。

間もなく吹奏楽コンクールの埼玉県大会も開催されますけど、市立川口の「最後の夏」を
一吹奏楽ファンの立場として温かい気持ちで応援をさせて頂きたいですし、普段通りの練習の成果を
本番のステージでも存分に発揮して頂きたいものです!
一般的に「僕・ぼく・ボク」は男性が用いる一人称だと思うのですけど
(私自身は、「僕」と自称した事は一度も無いと思います・・)
アニメ・ゲーム等の創作作品においては、一人称に「僕・ボク」を用いる女性キャラクターが一定数存在し、
萌え要素の一つとなっていると思われます。
だけリアル社会で、女の子が「ボク」と名乗ったら少しドン引きするのかもしれないです・・(汗・・)

イメージとしてはボクっ娘は、ボーイッシュ・中性的なキャラクターという感じもするのですけど、
必ずしもそうとは限らず、むしろ幼さとしてのイメージを彷彿とさせるキャラもいるような気もします。
例えば、ハートキャッチプリキュアのいつきのように、登場当初何らかの理由により男装していた少女が
男装を解いた後も一人称はそのままでボクっ娘になる場合もありましたし、
元は男性だったキャラクターが、男性キャラクターと女性キャラクターの中身が入れ替わった結果
ボクっ娘となった場合もあったと思います。

アニメ・ゲーム等を見ていると、意外と言うか結構な数の「僕っ子」というか「ボク娘」ががいたりするものですよね。
現実社会では、こうした一人称が「ボク」という女の子はほとんど見た事がありませんし、
もしもリアルでそうしたボクっ娘を見ると、感覚としては「痛い子・・」と感じてしまうのかもしれないですね・・(笑)
アニメや漫画、美少女系ゲームで意外とボクっ娘が多いのは、
似たような可愛い女の子が多く、誰が誰だか見分けが付かない作品が多かったりもするので、
こうした第一人称の呼び方等で「差別化」・「区別化」を図っているのが原因なのかもしれないのかなと思う事もありますね。

私が小学生の頃、そう言えば一人だけクラス内に「ボクっ娘」がいました。
たしかあの娘も相当な漫画好きだったような記憶があります。
うちの奥様も初期の頃は確か「ボクっ娘」だったような記憶がありますけど、
結婚して一緒に住むようになってからは、自分の事を「ボク」と呼ぶことはさすがに無くなりましたけど、
それでは初期の頃のあれは何だったのかな・・・・??
うーーん、もしかして演技の一つだったのかな・・??
アニメや漫画を極度に好む女の子の中にボクっ娘が稀に存在しているという事は知ってはいましたし、
確かにうちの奥様は無寿司も今も、結構な「アニメおたく」なのは間違いでは無かったのですけど、
結婚して以降は、第一人称は、「〇〇ちゃんは・・・」(〇〇は自分の本名から子を除去したもの・・・)に変化し、
第一人称は自分の名前という究極のナルシストみたいな感じに変容していました・・・(汗・・)

というかこの年になっても第一人称が〇〇ちゃんというのも何か明らかにヘンだと思うのですけど、
ずっと言われ続けていると、今では全然ヘンとも感じなくなったのは
単なる「慣れ」なのかもしれないですね・・(滝汗・・!)
第一人称を自分の名前で呼ぶキャラというと、「物語シリーズ」の「千石撫子」をすぐに思い出しますけど
考えてみると、千石撫子のあのウェットな感じ、おどおどした感じ、自己愛が強いところ、
自分の中に閉じこもってしまう所は、うちの奥様とよく似ている部分があるかもしれないです。
案外第一人称の呼び方と性格には相似関連性が多少はあるのかもしれませんよね。

アニメの世界だと、
こうした「ボクっ娘キャラ」は誰かいたかな・・・・
自分の主観で思いつくキャラを少し挙げてみると・・・・・


〇国広一 ~ 咲-Saki

〇安心院なじみ ~ めだかボックス

〇艦娘の最上・時雨・松風 ~ 艦隊これくしょん

〇羽入・古手梨花 ~ ひぐらしのなく頃に

〇ねこにゃー ~ ガールズ&パンツァー

〇バハムート ~ 絶対防衛レヴィアタン

〇東ひなた ~ かなめも

〇斧乃木 余接 ~ 物語シリーズ

〇明堂院いつき ~ ハートキャッチプリキュア

〇白鬼院凜々蝶 ~ 妖狐×僕SS

〇スナネコちゃん ~ けものフレンズ

あたりかな・・・・
ま、厳密に言うと、「ひぐらしのなく頃に」の古手梨花は、羽入のマネをしているだけだから
違うのかな・・・??







「かなめも」は原作も既に連載終了となっていますし、アニメも正直あんまり話題にならないで2009年に三ヶ月で
終了してしまいましたけど、かなめもに登場するボクっ娘の東ひなたはとても印象的なキャラだったと思います。

原作は「きらら MAX」に収録されている四コマ漫画ですけど
登場人物は、代理の天野以外は全員「ゆるくてヘン」というキャラばかりでしたけど
この東ひなたは、その中でもまだまともな方でしたね・・(笑)

ひなたは、万年浪人生で、「お金大好き!!」キャラでしたね・・・

原作版の主人公、中町かなは、段々と周囲の人間たちの悪影響が(?)ひどくなり
初期の頃の天使のような感じが段々と「黒化」していったような感じもしなくはないのですけど、
アニメ版は最後まで天使のように優しいゆるい頭の悪い女の子でしたね・・・・(笑)




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「物語シリーズ」の斧乃木 余接(おののき)は、ボクっ娘でも不思議なキャラだったと思います。
それは怪異みたいなものだから仕方が無いのかもしれません。

2013年暮れに放映された「物語シリーズ・セカンドシーズン」は「恋物語」の中での貝木との会話が実にシュールで
あのあたりはゾクゾクとしたものです。

そういえば斧乃木ちゃんは、八九寺の成仏の回でもも素敵な味を出していたと思います。



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「絶対防衛レヴィアタン」は知る人ぞ知る超ウルトラマイナーアニメですけど、2013年当時、私はこの作品は
大好きでした!
(レヴィアタンはうちのブログでも結構何度か登場していましたね・・)

このレヴィアタンの主要キャラのバハムートは、典型的な「ボクっ娘」でした!

わがままお嬢様で、すく゜に投げ出しちゃったり、寂しがり屋で、
打たれ弱いところは、
「ハピネスチャージ」のひめそっくりですね・・・・(笑)



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プリキュアシリーズ唯一の「ボクっ娘」キャラは
ハートキャッチの「明堂院いつき」です。

だけどいつきの場合、「ボクっ娘」というよりは「男装の麗人」というイメージの方が強いのかもしれないですね。

プリキュアに変身すると、いつのまにか第一人称が「ボク」から「私」に変わるのも
何か面白いものがありました。


蛇足ですが、「僕っ娘」に対して、
第一人称が「俺」・「オレ」というオレ娘もたまーにいたりしますね・・・
パッと思いつくのは、
ジャンプSQで連載していた「クレイモア」のレイチェルというゴリラ娘(??)が印象的でした。

そうそうこの「クレイモア」ですけど、この作品は、第8巻の「北の戦乱」あたりまではとても好きな作品でしたけど、
その後のグダグダ展開は今一つでしたし、登場人物たちのインフレ的にやたら強くなっていく様子と
化け物ばかりの雰囲気は、私にとってはドン引き状態でした。
あの作品は、12巻以降は私の個人的な感想としてはクズ作品化していったと断罪せざるを得ないのですけど、
初期から中盤があまりにも素晴らしい神展開作品でしたので、そのギャップが惜しまれるものがありました・・

「ボクっ娘」というと私的に一番大好きなキャラは艦娘の時雨ですね!

東方作品ではこうした「ボクっ娘」キャラは一人も存在しないのですけど、そうですねぇ・・
東方キャラでこうしたボクという第一人称がお似合いそうなキャラってあんまりいそうもないと思うのですけど、
強いて言うと、にとり・ナズーリン・リグルあたりなのかな・・?
妖夢も少しだけ似合いそうなのかもしれないです・・(笑)
妖夢がもしもですけど「ゆゆ様はボクが最後まで御守りする!」と言ったら結構それはそれで似合うのかもしれないですけど、
実際には、ゆゆ様の力は底なしで無限大に強いのですから、
妖夢の力を借りる事も・・なさそうですね・・(笑)




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さてさて、上記で「ボクッ娘キャラで大好きなのは艦これの時雨」と記しましたけど、
時雨の時報ボイスとか艦これアニメ等でのあの「ボクは・・」みたいな言い方は結構ツボに入る事はありますねっ! (笑)

ここから先は恒例のアミグリさんが過去に描かれたイラストのご紹介コーナーなのですけど、
時雨には、夕立・春雨ちゃん等の妹艦もいたりするのですが、春雨ちゃんなんかは
「可愛くてちょっと幼っぽい雰囲気で妹にしちゃいた~い!」と思ってしまいますけど、白露型の6姉妹の中で
一番妹っぽい雰囲気の艦娘が六女の末っ子でもある五月雨ちゃんなのだと思います!

五月雨ちゃんはお姉さんみたいなボクっ娘ではないのですけど、五月雨ちゃんがボク・・と言ってもあんまり違和感が
ないのかもしれないですね・・(笑)

上記の五月雨ちゃんは、アミグリさんが2016年7月に描かれた作品です。

五月雨ちゃんは、上記でちらっと記したとおり、
白露型駆逐艦娘の6番艦で、新規ゲーム開始時に秘書艦として最初に選べる艦娘の一人でもあります。
白露型姉妹としては、五月雨ちゃんは六女という立ち位置にもなりますので、
春雨ちゃんにとっては五月雨ちゃんは「妹」という扱いにもなったりします。

春雨ちゃんもあの幼い雰囲気がとっても可愛かったのですけど、五月雨ちゃんも妹艦という事で、
春雨ちゃん同様、否! それ以上に幼くあどけなく健気で可愛いという印象が大変強い艦娘であったりもします。

ひと癖もふた癖もある個性派揃いの艦娘たちの中にあって、
明るく優しく健気で前向きでいつも一生懸命で時々ドジっ子で泣き虫、と王道ヒロイン属性てんこ盛りであり
その辺りが人気の所以なのかもしれないですね。

アミグリさんが描かれる五月雨ちゃんはそうした公式のイメージをそのまんまストレートに「可愛らしさ」を
直球勝負で描かれていると思います。
ちなみにこのイラストで五月雨ちゃんが手にしている飲み物は、アミグリさんのお話としてはオレンジジュースとの事です。

アミグリさんが描かれた五月雨ちゃんは、春雨ちゃん同様にとっても可愛いので、「妹にしちゃいたい!」という
みんなの共通の思いをそのまんまイラストとして素敵に表現されているのが
素晴らしいと感じました。
ドジっ子という設定のせいなのかもしれないですけど、この「守ってあげたい!」みたいな雰囲気はとても爽やかに伝わって
きていると思います。
この清涼感・透明感・瑞々しさは、本日転載の艦娘の中でもキラリ!と光るものがありそうですね!

おでこがなんかとっても可愛く感じます!
五月雨ちゃんだと、そんなおでこにちょっとイタズラでデコピンしたくなっちゃいそうです・・・(笑)

こういう可愛い女の子を見てしまうと、ついついちょびっと余計なちょっかいを出したくなってしまうのは男の子の本性
でもあるのかな・・・? (汗・・)

上記にて転載をさせて頂きましたアミグリさんが描かれた五月雨ちゃんは、
その権利は全てアミグリさんに帰するものでありますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので、 くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

先日の日曜の「ルーミア特集 その②」でしたけど、来週のその③も素晴らしいイラストが
その①とその②以上に揃っていますので、
是非ぜひ今週日曜日のその③のルーミア特集も楽しみにして頂けると、とても嬉しいです!!

前回同様、冒頭のアミグリさんの過去の作品の「名作プレイバッグ」もその③でも行いたいと思いますが、その③に登場する
名作イラストは、果たして今回は誰でしょうか・・?
そちらの方も是非乞うご期待下さい!
支部大会以上の吹奏楽コンクールとか東京佼成Wとかシエナのようなプロの吹奏楽団の場合は、
「バスクラ」(パスクラリネットの略)とクラリネットの持ち替えという事はあんまり見られないのかもしれないです。
反面意外かもしれませんが、プロの管弦楽団の場合、日常的ではありませんが
クラリネット奏者がバスクラを掛け持ちして吹く事もあるようです。
(日曜PM21:00から二時間枠でEテレで放映されているN響の定期公演の映像を見ると、クラリネット奏者がバスクラを
掛け持ちしたり、またまたクラリネット奏者がエスクラというかE♭クラリネットを掛け持ちしている様子も散見されます。
またファゴット奏者がコントにファゴットも掛け持ちしている様子を見ると、ブロ奏者も大変だな・・と感じる事も
多々あったりしますね・・)

改めてですけど、バスクラとは、クラリネットより1オクターブ低い音が出るクラリネットの派生楽器の一つで、
普通のクラリネットの長さで言うと大体倍ぐらい大きさがあります。
指使いはクラリネットと同じですので、クラリネットと持ち替えをしても違和感はほとんどありません。
マウスピースがクラリネットよりもかなり大きめですので、クラリネットと比べてはるかに簡単に音が出ますし、大変吹きやすい
楽器であると思います。
特徴はなんといってもあの「重厚な低音」だと思いますし、
管弦楽でもそうした深みのある表現とか内省的な雰囲気を出したいときに作曲家がたまにですけど使う場合も
あったりします。
(その代表的使用例がチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」第一楽章だと思います)
吹奏楽作品でこのバスクラが使用されている代表的事例としては、
何といっても小山清茂の「吹奏楽のための木挽歌」~Ⅳ.フィナーレのラストのバスクラの鬱々としたソロで閉じられる
あの雰囲気が大変印象的ですし、
クロード・スミスの「フェスティヴァル・ヴァリエーション」にて中間部が盛大に盛り上がって終結部に入る所のつなぎとして
バスクラのソロが用いられているのは大変印象的です。
(1997年の全国大会では、愛工大名電があまりにも盛大に感動的に中間部を吹きあげたため、ここで曲が終わったと
勘違いした多くのポンコツな聴衆が拍手をしてしまい、バスクラのあのソロが拍手でかき消されてしまったという
エピソードはいまだに語り継がれていますよね! 笑・・)
ちなみにですけど、私自身がバスクラのソロを初めて耳にしたのは、1978年の吹奏楽コンクールの課題曲Aの
ジュビラーテにおいて、中間部が閉じられてトランペットのソロが開始される直前は、バスクラの伸ばしによるソロだったと
記憶しています。




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バスクラってクラリネットとの違いとして他に何があるかな・・・?

リードがクラリネットに比べて1.5倍程度大きいせいもありますけど
「リードミス」が少ないというのは奏者にとっては嬉しいものがあります。
バスクラは結構重たい為、首に「ストラップ」を付け、ストラップと楽器を結ぶことが多いです。
(ストラップを使用するサックス・バスクラ・ファゴット奏者は首こりと肩こりが多いと言われるのは、多分このストラップの
おかげだと思います・・)

ちなみに「バスクラ」よりももっと重低音が出せる楽器として「コントラバスクラ」っていうのもありますけど、
こちらの価格は目ん玉が飛び出るほど高価な楽器です!!
バスクラは音量的にはどちらかと言うと弱いと思うのですけど、そのせいか同じ木管低音セクションの中でも
バリサク(バリサンサックス)に音がかき消されてしまうというのはよく聞く話だと思います・・(笑・・)

私自身、バスクラは何度か吹いたことがあります。
私の高校の場合、毎年秋になると「アンサンブルコンテスト」(略称、アンコン)に出場するパートもあったりして、
毎年クラリネットパートはこのアンコンに欠かさず出ていました。
私は、クラリネットとバスクラを掛け持ちし、
低音が必要な場合、さっとクラリネットからバスクラに持ち替えし、低音パートとして支える事がありましたけど、
前述のようにバスクラはリードミスがあまりない「安定した楽器」なので掛け持ちはし易かったと言いたいところですが、
逆にバスクラからクラリネットに戻る際の「違和感」が相当残り、こちらの方が苦戦した記憶があります・・・

管弦楽の世界でこのバスクラが使用されるようになったのはいつ頃なのかな・・・?

ソロとしてのこの楽器に光を当てたのはやはり19世紀以降の作品なのでしょうね。

このバスクラが効果的に使用されている管弦楽曲を挙げてみると・・・


〇チャイコフスキー/バレエ音楽「くるみ割り人形」~こんぺい糖の踊り

〇  同       /交響曲第6番「悲愴」第一楽章

〇ワーグナー / 楽劇「神々の黄昏」~夜明けとジークフリートのラインへの旅

〇ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」第二部

 ※吹奏楽アレンジ版ですけど、1977年の駒澤大学のバスクラ奏者はこのソロを
  見事に(?)外してしまい、リードミスのきーーーッという絶叫が普門館をこだましてしまいました・・・

〇グローフェ/組曲「グランドキャニオン」~山道を行く

〇ウィリアム=シューマン/交響曲第3番第二楽章第二部

〇ショスタコーヴイッチ/交響曲第7番「レニングラード」第二楽章


ショスタコーヴィッチの7番のバスクラのソロの扱いは見事だと思います。
あの呟くような陰鬱なソロがあるから次のオーボエの悲痛なつんざくような高音のソロが生きてきますし
次の全体でのffの音響が対比として効果的だと思います。

私が現役の頃は、12月辺りにアンサンブルコンテストの地区予選が開催され、年が明けて1月に県大会が
開催されるというのが一つのパターンとなっていました。
最近のアンサンブルコンテストは、聴く機会が全くありませんけど、朝日新聞の記事を読んでみますと、
地区予選クラスでも、随分と立派なホールを使用しているのですね。
何だかうらやましい・・・

以前の記事の中で、私が中学生だった頃の吹奏楽コンクールの地区予選は、
中学校の体育館で開催されたという記事を掲載したことがありましたが、
私が高校生だった頃のアンサンブルコンテストの地区予選は、高校の音楽室を借用しての開催でした・・(笑・・)
チューニング室も控室も普通の教室を使用していました。
聴衆は10人いるかいないかのレベルだったようにも記憶しています。
審査員の先生方は、音楽室の折り畳みテーブルとパイプ椅子に座っての審査でしたけど、あの光景は今現在では
絶対にありえそうもない光景ですね・・(汗・・)




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私が高校生の時は、アンサンプルコンテストは木管五重奏で二回出場しましたけど、
一度は地区予選銀賞どまりで県大会には進めずに撃沈し、
二度目は、地区予選金賞で、県大会に駒を進めたものの、県大会では銅賞でした・・・(滝汗・・!)
あの時成績発表で「銅賞」と発表された時は、とっても悔しかったですし、
「響け! ユーフォニアム」第一期第12話の久美子じゃないですけど、夜の街を号泣しながら
「うまくなりたい、うまくなりたい!」と絶叫したい気持ちだったと思います。

地区予選は、うちの高校から会場となる高校までは自転車を使っての移動でした・・(笑)
アンサンブルコンテストの際は、私は普通のB♭クラリネットとバスクラを持ち替えての演奏でしたので、
二つの楽器を前かごと後ろの荷台にくくりつけ移動したものです。
移動の最中に、出場者全員で、たい焼き屋に寄り道し、
「演奏前に腹が減っては良い演奏も出来ない!」とか言ってバクバクたい焼きをばくついていました・・・

やはり、田舎の高校生らしい一コマですよね・・・
歴代プリキュアにおいては「変身シーン」は毎週毎週繰り広げられるのですけど
あれって毎回見ても全然飽きがこないから結構不思議なものだと思います。
正直に言うと初代からプリキュア5の頃の変身シーンは個人的にはそれほどインパクトはあまり感じません。
その中でもSSの変身シーンはいかにも「大空を舞う」みたいな雰囲気もあり、これはこれで結構好きな部類に入ります。
意外と地味なのはプリキュア5なのかもしれないですね。
面白いのはフレッシュだと思います。
変身シーンでラブの髪の量が唐突に急増して金髪になったりするものですので
あれは一番最初にリアルタイムで見た時は思いっきりのけぞったものです・・・・(笑)
当時は「驚き」以外の何者でも無かったのですけど、ブッキー(祈里)はキュアパインに変身した時なのですけど、
変身前も変身後も全体的な雰囲気にほとんど変化が見られないのも何か面白いものがあると思います。
(御子柴財閥の地下室における特訓回において、キュアパインの正体が実は祈里である事に誰一人気が付かないのは、
なんか「おいおい、気づけよ・・」と当時感じていたものでした・・笑・・)

プリキュアシリーズにおいて「変身シーン」が可愛らしさ&見栄え&格好よさの点に置いて
急激に素晴らしくなったのは
ハートキャッチ以降なのかなとも思ったりもします。
ハートキャッチの変身シーンは、とにかくマリンがとてつもなく可愛かったですし、
マリンのあの「いたずらっ子」みたいな表情がとっても素敵でしたし、マリンのあの「頭ぐりぐり」はとても可愛かったです!
ブロッサムもとっても可愛かったです!!
スイートは、ハートキャッチの可愛らしさとは対照的にとにかく「格好いい!!」という感じでしたし、
やはりあの変身シーンだけでもメロディの「女神様!!」ぶりは健在だと思います。
ああいうメロディの男前振りは大好きです!!
スマイルは、変身シーンにおけるパフをポンポンと頬につけるあたりの一連の動作がとにかく可愛かったですし、
時折ですけど、
ハッピーとビューティが頬にポンポンと付けた後でにっこりと微笑むシーンがあったりするのですけど
あの時のハッピーの笑顔はまさしく「天使」だと思いますっ!!

現役の「キラキラ☆プリキュアアラモード」の変身シーンは、みなそれぞれとても可愛いですね!
だけどその中でもいちかちゃん=キュアホイップの「可愛らしさ」は群を抜いて光っていると思います!

だけど、やっぱり歴代プリキュアで一番大好きな変身シーンを見せてくれるのは
私にとってはハピネスチャージプリキュアですね!!

あの変身シーンは、ラブリーもそうですけど、プリンセス・ハニー・フォーチュン、みんなとても素晴らしいと思います!!

そうですね、ハピネスの「変身シーン」は人によっては、
「あんなの何か知らないけど着替え袋の中に入れさせられて、いつの間にか、はい、変身完了!!みたいで
全然地味でつまらないじゃーん!!」という人もかなり多いとは思うのですけど
いやー、私、ああいう変身中にちらっと足とか太ももとか腕が見えてしまう一連の流れに
なんか・・胸がときめいてしまうのですよね・・・・(苦笑・・)








ま、確かに・・・・
一見、なんか着替え袋というのかマントというのかカーテンみたいな布地に覆われて
なんかゴソゴソやっている間に変身完了という感じもしないではないのですけど、
ああやってカーテンみたいな布地の中で、
ラブリー達が変身前の衣装からプリキュアとしてのフォームに着替えているんだなぁ・・と思うと
なんかそれはそれで妙な「健康的なお色気」みたいなものも感じたりもします。
変身中に瞬間的にその布地がふわっと浮いて一瞬、太ももとか足が見えたりするのは
やっぱり実にいいもんですね!!(笑・・・)
そうですね、男の子だったら・・・一度ぐらいはあの変身中の布地の中を覗いてみたいなんて思ったりはしないですよね(汗・・!)
プリンセスはおこちゃまだからいいとして(?)生真面目なフォーチュンにそんな失敬な事したら、
「けがらわしい、寄るなー!!」とか何とか言われて100メートルくらい蹴りで吹っ飛ばされそうですね・・(苦笑・・)
案外ノリがよさそうなのは・・・・
4人の中で最大の「お色気担当」でもあるハニーなのかな・・?
ハニーの変身中のあの布地の中を覗いたとしても、「あらあら・・・」とか何とか言ってくれそうな気もしますね・・・(笑)




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ああやって布地の中を優雅に舞っているみたいなラブリーは本当に・・「天使」でした!!
そうですね・・・そういう「天使様」に対して・・・
「お着替え中の布地の中を覗き込んでみたい・・・」な~んて事を言ったら100%天罰が下りそうですね・・・・(苦笑・・・)

でもあの「かわるんるん」って凄い機能があるものですよね・・・・

変身前のめぐみの衣装を様々に変容させてくれたかと思ったら
ああやって
変身前の衣装からこうやってプリキュアの姿になるまでの変身を全てアシストしてくれますから
かなり便利なものですよね。
あの布地の中で一体何が起きているのかな?? それについては、想像・妄想の世界のままにとどめておきましょう・・・(笑)




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そして、プリキュアとしての変身が完了し、カーテンみたいな布地をばさっと振り払い
プリキュアとしての姿をお披露目してくれるあたりは本当に素晴らしいものがありますね!!

あれはまさに「美しい・・・!!」の極みだとおもいます!!




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一番最初にハピネスの第一話のこのラブリーの変身シーンを見た際の感想は、

「なんだか、90年代に日本テレビで放映していたビートたけしのスーパージョッキーの熱湯コマーシャルの生着替えみたい・・・」
というものでした・・・・(汗・・)
だって・・・なんとなく似ていたものですから・・・・(笑・・・)

当時なのですけど、天井から電気でつられたカーテン囲みされた「簡易脱衣室」が設置され、
40~60秒以内に水着等に着替えるというものでしたけど、あのカーテンシーンを見てしまうと、
なんとなくですけど、ラブリーがカーテンみたいな布地で優雅にプリキュアとしての変身を遂げていたのを
ついつい彷彿とさせてしまうのですけど、
ま、実際の日テレの放映においては、ダチョウ倶楽部の上島竜平等見苦しい(??)ハプニング続出でしたね・・・・(滝汗・・!)

プリキュアにおいては、そういうハプニングは100%ありえない!!という感じなのかもしれないですね・・(笑)

ラブリーの生着替え中にそうした「ありえないハプニング」が起きたら、「も――、死んでもいい!」と思っちゃうくらい
感激するのかもしれないですね・・(汗・・)
またまた「星新一」関連のお話です。

最近の当ブログにおいては星新一の「殉教」・「処刑」・「はい」の作品を取り上げさせて頂きましたが、
今回は、先日の「はい」という作品の中で提示されたコンピューター・人工知能が人間の将来・寿命までも管理してしまう
話に対するアンチナーゼ作品ともいえそうな「自信にみちた生活」と言うショートショートについて
取り上げさせて頂きたいと思います。

星新一の視点というか未来の予見性は、卓越したものを持っているとしか言いようが無く、
とてもこれが1960年代後半~70年代にかけて執筆されたとは思えない程、
過去から現在に対する「警告」・「予知」みたいなものにかなり富んでいると思わざるを得ないですね。
星新一と言うと、近未来における宇宙人との接触みたいな作品も数多くあり、そうしたイメージのせいで星新一とは
SF的なショートショートみたいなイメージを持たれがちなのかもしれませんけど、
例えば、「はい」とか「生活維持省」などのような
近未来における政府やコンピューターによる国民の管理という事態への警告をパソコンやスーパーコンピューター・人工知能が
世間一般に知れ渡る以前から既に提示していた事は、逆に「怖い」ものすら感じてしまいます。
星新一自身、1960年代あたりから何かを既に感じていたのかもしれないですね。



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今回取り上げる星新一のショートショートは、「ひとにぎりの未来」という単行本に収録されている「自信にみちた生活」
というお話です。

この「自信にみちた生活」というお話は、近未来の話と言うよりは、
むしろ現在のお話というか、現在過去未来など全ての時代において共通するような話だと思いますし、
「人間が何かを決断かする事の難しさ」は、どの時代どの地域どの国、男女・世代に関係なく
人を悩ませる事項の一つだと思います。
そうした事をとてつもない皮肉を交えながら、そしてある意味究極のアフター担当の事も交えながら
物語を展開させている星新一の腕は冴えている!!の一言に尽きそうな気もします。

この「自信にみちた生活」の概要を以下に記しますと、

ある所に冴えないというのか、何をやってもうまくいかず、周囲の評価も優柔不断とか決断力が無い人とか
自信が無い人みたいに言われている男がいました。
本人も「このままではいかん!」とある時、一大決意をし、とある会社からとある装置を購入したのでした。
その装置とは何かと言うと、一言で言うと「自動悩み相談回答装置」というものでした。
例えば・・・
「私は・・・△△という事をするべきでしょうか?」という質問をすると、機械から
「それはそうすべきである」とか「今はそうするべきではない」との相談結果が回答されるという代物でした。
そして男は、この装置の言う事は無条件に従う事とし、
例え自分自身が「今至急すべきだ」と内心思っていてもその装置が「いやいや、今はそうすべきではない」と回答すると
自分自身の判断を即座に翻し、
逆の場合は、直ちにその装置の回答通り、速やかに回答結果を実行に移すという事にしたのです。
そしてその結果、男の評価はぐんぐんとうなぎのぼりとなり、上司からも周囲からの信望も厚くなり
「彼はなにを任せても自信満々に対応してくれ、そして結果も着実に出してくれる」と
次々に昇進を重ねていくのでした。
男はその装置には大変感謝しつつも、ある日の事・・・
「この装置の中身は一体どのようになっているのだろう・・?」とついつい余計な事を考えだし、
そしてその好奇心を抑えきれなくなり、
ついに無理やり機械の内部をこじ開けてしまいます!

そして男が見た光景とは・・・!?

その装置内部には特段複雑なパーツや精密な部品等は一切なくコインが一枚備わっていてコインを機械内で自動的に廻し、
表が出た場合は自動的に「それは、そうすべきである」と回答し
裏が出た場合は自働的に「それは、まだそうするべきではない」と回答するという代物だったのです・・・
男の質問に対して、性格・周りの状況・政治や経済の動向などを総合的に判断し
コンピューターがベストな回答を回答するというものではなかったのです。
要は占いと同じようなもので、その本質は「当たるも八卦、当たらぬも八卦」とか「信じるか信じないかはあなた次第」
という事なのだと思われます。
そうですね、これは星新一が例えば「はい」とか「生活維持省」で提示したコンピューターや政府による「人間の管理」に対する
同じ作家からの強烈なアンチナーゼが働いた作品と言えるのかもしれません。
というか・・・人間と言うものは、コンピューターによる支配よりは、
やっぱり「自分の意志」で動くべき存在なのかなとも思ってしまいますね。
なんかこのショートショートを読んで、むしろ星新一の「もう一つの方向性」が垣間見えたような感じもありましたので
むしろ逆に何かほっとするようなものはありました。

表面的には「コンピューター」の指示通り動いていたという事になるのでしょうけど
実態はコンピューターの指示はテキトーで、つまりは・・・テキトーな二者択一的なものに過ぎなかったという事なのです。
要は、人の行動なんてのは「気の持ちようだ・・」という事なのかもしれませんし、
「テキトーに出された指示を信じるか信じないかはあなた次第」という事なのだと思いますし、
その男は「装置が出した結論を自分自身のファイナルアンサーとして結論を出し行動する」という決断をしたのだと思われます。
もう少し丁寧に書くと、「自分は・・・××をしたい、否、絶対に為しとげたいのだ!!」という強い信念・強い気持ちを
持っているだけで全然違うという事なのでしょう。
よく言われる話ですけど、
他人に何かを相談しようとする人たちは実は既に結論を出している。後は誰でもいいから
「あなたが下した結論は間違っていないよ・・だからそれを速やかに実行に移して・・・」とそっと背中を押して欲しいものだ・・
みたいな事は多分ですけど多くの人たちが認識しているのだと思います。
この「自信にみちた生活」は、そのインチキ装置がテキトーに二者択一で出した答えによって
まさに背中を押して貰ったという事になるのだと思われます。
このショートショートを改めて読んで感じた事は、
人間と言う存在は、結局は幸な事も幸せな事も決めるのは自分自身なのだという事なのだと思います。
この話は「インチキ装置」というものが媒介していたのですけど、別にきっかけは何でもいい・・・
とにかく何かのきっかけで、人が「自分はこうしたい!!」という主体的意思を持つことで
人はチェンジできるものですし、
そうした「自分で何かを決断する」という行為こそが人間を人間たらしめているもんだな・・・という当たり前の事に
改めて気が付いたものです。

人間がコンピューター等によって管理され、意志を剥奪されるのも一つの未来の方向性だと思いますし、
いやいや、そうじゃない!人間と言うものは、やはり「自分で何かを決める生き物」という人間本来の主体性を大事にする事も
一つの未来の方向性だと思いますし、
星新一の過去からのメッセージとしては、
「それを決めるのはあなたたち自身の判断だ」みたいな事を伝えたかったのかもしれませんよね。

余談ですけど、

それでは、人はどういう時にチェンジをする事が出来るのかという「問い」については、
色々と回答らしきものはあるとは思うのですけど、私なりに思う事は、
人間は「他人から理不尽な扱い」を受ける事で自分自身が変化できるきっかけを持てるのかな・・・とも
思う事もあります。
ま・・それは、私自身の普段の仕事が顧客のクレーム対応というせいもあるとは思うのですが、
他人から何か理不尽な言動を受け、
「なんだこの野郎!!」と反発してふてくされるのも一つの方向性だと思いますし、
「なんでこの人こんな事言うのだろう・・・? それは、何か自分に足りない面があるのか・・・?」と考え、
「それでは次回からはこのあたりを注意しよう」とか
「あの人に指摘されたこんな事を克服するためには・・△△みたいな事も勉強しておかないといけない・・・」
みたいに前向きに考えられる事も一つの方向性であり、
これこそが自身が何か変化する事ができる一つのきっかけになれそうな気もします。

「人の振り見て我が振り直せ」みたいなものなのかもしれないですね。

そうそう、この「自信にみちた生活」のオチが実に秀逸でしたね。

無理やりその装置を開けてしまうと、その装置のメーカーの社員が駆けつけるシステムになっていて、
その男が社員に「なんだ、これは・・!?」みたいな文句をつける前に
噴射器で強制的に眠らせ、装置の正体の記憶を強制的に消してしまい、
またまたその男の「コインの裏表の結果」に基づく自信にみちた生活が始まるというものでしたけど、
なんかこれは、BMVとかベンツで砂漠を走行中に故障した場合でも、特に連絡しなくてもメーカーの社員が駆けつけ
修理し、金銭を幾らか手渡し上で「この車が故障する事はありえない・・そう言う事にしておいてほしい」と釘を刺す
自動車メーカーの「都市伝説」を彷彿とさせますし
星新一のショートショートでタイトル名はど忘れしてしまいましたけど、
あるセールスマンからエアコンを購入したのはいいけど、その代金が払えず、
そのセールスマンに
「俺が金がないのを知っていて売ったお前たちが悪い」と開き直る悪徳クレーム客に対して
「それでは・・あなたを殺してその保険金でもってエアコン代金と相殺します・・
こんな少額商品一つでそこまでやるのか・・・と思うでしょうけど、そこまでやるのが当社の徹底的な回収
なのです・・
世間だってまさかこんな少額金で人なんか殺しやしないだろうと思ってしまう所がミソなのです・・」と言ってのける話も
なんかあったような気がします。







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最後に・・・・

歴代プリキュア・・・特におバカ系ピンクプリキュアを見ていると、星新一の「自信に満ちた生活」で出てくる装置に頼らなくても、
自分の強い意志と強い信念と信じる気持ちだけで、何でもかんでも物事を良い方向に持っていき
「強く願えば必ず希美は叶う」という事を信じていると言えますし、
あの「まっすぐな気持ち」は、実に偉大だな・・と思いますし、
そうした「信じる気持ち」を絶えず持ち続ける事こそが「プリキュアの一つの資格」なのかな・・・?とも思ってしまいます。
やはり人と言うものは誰かによって管理される事は人として相応しくない・・・

「自分はこうしたい!!」という強い思いを持っているからこそ、その願いも叶うという事なのでしょう・・・

そうした意味においては、

全然根拠がないのに、「なんとかなるなるーーぅ!!」と言い切れるのぞみも素晴らしいですし、
「何でも私に相談して・・・!!」とのぞみ以上に根拠のない事を言いきれてしまうめぐみもやはり素晴らしいな・・と
本当に思ってしまいますね。
のぞみというと世間的には「けってーーい!!」が決め台詞みたいに言われがちですけど
私としては、それ以上に
この「なんとかなるなるぅーー!!」というのぞみの全然根拠が無いにも関わらず
案外本当になんとかしてしまうのではないか・・と思わせるあの不思議なカリスマ性に
思いっきり惹かれてしまうものはありますね!
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本記事は「アミグリさんが描かれたルーミア特集 その②」の記事なのですけど、今回も冒頭から
ルーミア以外のキャラにご登場をお願いさせて頂きたいと思います。

前回も書いた通り、本記事の特集におきましては今後もこうした特集以外のキャラを冒頭でで~んと登場する事も
あるかとは思いますが、それは「アミグリさんが過去に描かれた名作イラストのプレイバック集」という事で、
「古きを訪ねて新しきを知る」という訳でもないのですけど、
「過去に描かれたあの素晴らしき名作イラストをアミグリさんのブログ dream fantasy内だけに格納させてしまうのも
勿体無いし、アミグリさんが描かれた名作イラストは、時を変え場所を変え、もっともっと多く皆様に見て欲しい!」という
私自身の気持ちの表れでもありますので、
こうやって時折ですけど「名作アーカイブスコーナー」も今後も展開をさせて頂きたいと思いますので
何卒宜しくお願いします!

さてさて・・改めてなのですけど、先週の「アミグリさんが描かれたルーミア特集 その①」や
先日の私のお誕生日+当ブログにおける東方カテゴリ記事300記事到達というメモリアルな節目の際に
アミグリさんに描いて頂けたあの美しくも幻想的な「妖夢」のイラスト転載&ご紹介記事におきまして、
あんなにも多くの皆様からのご閲覧や温かい拍手、そして本当に心温まるコメントを数多く頂けた事に
深く深く感謝いたします!

本当に皆様、こんな拙いブログを応援して頂ける事に改めて感謝と敬意の気持ちをここに表させて頂きたいと
思います。
本当にいつもありがとうございます!
そうした中、その記事の中において、あんなにも素敵なコメントを頂きました、八咫烏(全力稼働中) 様、schwert 様
みけねころんそう 様、アミグリ 様、napo 様、本当に素敵なお言葉を頂きましてありがとうございました!

それにしても改めてですけど、先日の私のお誕生日等のお祝いイラストとして描いて頂けた
アミグリさんが描かれた「妖夢」はとても美しくて幻想的で素晴らしかったですね!
なんかあの妖夢は、「またまたアミグリさんの歴史の中に名作イラストが一枚加わった!」という感想しか出てこない程の
素晴らしいものがあると思います。

え・・・? なになに・・・?? アミグリさんが描かれたあの美しき妖夢をまだ見ていないですと・・・!?

なんてこったい・・!

アミグリさんが描かれたあの妖夢を見ないでもしもこの世からおさらばしちゃうのだとしたらこんなに勿体無い事も
ないかとすら感じちゃいます!
いいでしょう!
ここでもうひと肌脱がさせて頂きます!!
アミグリさんにお願いして、本記事の一番最後に「アンコール」としてあの妖夢を再転載させて頂いても良いのか
確認を取らさせて頂きたいと思います! (笑)
もしもアミグリさんからOKのご返事を頂けたならば、あの美しき妖夢を本記事の最後に再転載をさせて頂きたいと
思います!

その前に、今回の「ルーミア記事 その②」のアミグリさんが描かれた「名作イラストのプレイバック」は、
同じく「妖夢」という事にさせて頂き、
アミグリさんが2013年8月に描かれた「アイスみょん」をここにご紹介&転載をさせて頂きたいと思います。

妖夢の愛が手にしているアイスクリームはとっても冷たくて美味しそうですね!
妖夢は半分幽霊という事で、阿求ちゃんの「東方求聞史紀」においても、人間よりは体温が低めと設定されていますので、
別に夏場でもアイスを食べなくても十分冷たさは感じているのだとは思うのですけど、
いやいや・・、とにかく夏場の美少女は水着とアイスクリームがとてもよく似合っていると思いますし、
まさに美少女・妖夢らしい夏の雰囲気がとってもよく描かれていると思います。
妖夢の雰囲気も、まさに「夏本番!!」という感じですね!
見ているだけで「あーー、妖夢と一緒にアイス食べたいなぁ――!!」と思わせてしまうとっても楽しい一枚だとも思います!!

さりげなくこの妖夢の絶対領域も素晴らしいと思います!

妖夢が手にしているのはソフトクリームではなくて、サーティワンで販売されているようなトリプルコーンタイプなのですけど、
もしも妖夢と一日だけ外界デートを楽しむことが出来るというのならば、
是非是非サーティワンに立ち寄らせて頂きたいものですね! (笑)
その時に妖夢があんなにも一杯ある種類の中からどのアイスを選ぶのかとっても興味がありそうですね・・(笑)
でもこんな美味しそうなアイスを妖夢が手にしていたとしたら、横でゆゆ様が「欲しいなぁ・・」みたいな顔を
されているのかもしれないですね・・・(笑)

改めてですけど、妖夢はとっても可愛いですねぇ~!

可愛らしさとひたむきさは、同じく強力なご主人にお仕えする主従関係キャラという意味で似たような境遇にある
十六夜咲夜さんのあの素敵な可愛らしさに勝るとも劣らないものがあると思います。

おっと・・冒頭から話がそれまくりでした・・(滝汗・・!)

それでは今回もアミグリさんが描かれた「ルーミア特集」をお楽しみ頂きたいと思います。








今回の「アミグリさんが描かれたルーミア特集 その②」のオープニングを飾って頂く作品は、
2015年12月に描かれたルーミアです。

いや~、このルーミアの笑顔には癒されちゃいますよね!

ルーミアは宵闇の妖怪という事で「闇を操る程度の能力」という事で、一見なんとなくめちゃくちゃ強そうなイメージも
あったりするのかもしれないですけど、実際は1面ボスという事でそんなに強い訳でもありませんし、
何よりも「なんか弱そう・・くすっ・・」みたいな雰囲気も漂っているあの可愛らしさがとっても素敵だと思います。

アミグリさんが描かれた上記のルーミアはまさにそんな雰囲気満載の可愛くて癒されるルーミアだと思います。

これだけにこっ・・とした笑顔がお似合いだと、たとえ本当に漆黒の真っ黒い闇の中でルーミアに遭遇したとしても、
どんな深い闇でも怖くないっ!!という感じが しますよね。
こういう笑顔のルーミア、本当に見ているだけで癒されますよねっ!
少なくとも私がこんな可愛いルーミアに出会ったとしたら、例えどんなに真っ暗闇の状態で出会ったとしても
この癒される笑顔を見てしまうと、こちらの方も 思わず、にこっとなってしまいたくなる
とってもとっても可愛いルーミアだと思います。

こんな可愛くて癒されるルーミアの笑顔をさらっと描けてしまうアミグリさんの東方絵師様としての腕は素晴らしいものが
あるよなぁ・・となんかしみじみと感じさせてくれる素敵な一枚だと思いますし、
どうして私がこのルーミアを今回の特集のオープニングに選定したかは、多分ですけど皆様にもわかって
分かって頂けるんじゃないのかな・・?と思ったりもしますね。




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続きましてアミグリさんが2014年4月に描かれた「泣き顔ルーミア」です。

実はなのですけど、この「泣き顔ルーミア」は、その①~その③のルーミア特集の中で、私的には一番インパクトが
強い作品と言えるのかもしれないです。
この泣き顔ルーミアがdream fantasyで初掲載された時は正直私も驚いたものです!

だって・・・、だって・・あの可愛いかわいい雰囲気で、一見深いことは何も考えてなさそうなルーミアが
こんなにも哀しそうな表情で大泣きしているのですよ!
最初に見た時の私の衝撃度は大変大きいものがありましたし、あれはまさに、アミグリさんの「意外性の勝利」
なのだと思ったものでした!

当時のアミグリさんのコメントとして「ルーミアを泣かせたのは私です・・」と記されていましたけど
ルーミアは妖怪なんだけど、とっても可愛くて、だけどとっても弱くってすぐに泣いちゃう・・みたいなイメージもあったりするのも
また実態でもありますので、そういう意味では結構鋭いところを突かれているのかもしれないですよね! (笑・・)

ルーミアって「妖怪」なんだけど、実は意外にも「怖がり」じゃないのかな?みたいな脳内妄想が私の中にはあったりもします。
本当は他の妖怪たちが怖い・・・
人里に行くのが怖い・・・
人間はもっと怖い・・・
だから、人と出くわす寸前になると「球状の闇」をついつい防衛本能で出してしまい
人間が私に近づいてくるのを防ごうとする・・・
だけどあまりにも真っ暗闇なので、私も逃げる際についつい木とかに衝突してしまう・・・・

案外そう思っているんじゃないのかな・・・と妙な脳内妄想が私の中にもあったりします。

ルーミアなんですけど、そうした「闇を操る能力」は「新月の晩」にはなぜか発動しないことが多いとの事なそうです。
果たしてこれは何を意味しているのかな・・・?
新月だから既に辺りは「真っ暗」状態だから
ルーミアがそうした能力を発動しなくたって構わない、だからそうした力を発揮しないとも言えると思いますし、
または、新月の晩だけ、ルーミアのそうした能力が封印されてしまうのかもしれないですよね。
そしてルーミアの能力がルーミアの意志とは異なりうまく発動してくれないから、ルーミア自身が怖くなってしまい、
上記でアミグリさんが表現されたかのように、
ルーミアがボロボロと泣き出してしまったという解釈もありなのかもしれないですね。

とにかくこの「泣き顔ルーミア」の衝撃度は大きいですし、色々と脳内妄想のし甲斐がある素敵な一枚なのだと思います。





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続きましてアミグリさんが2013年1月に描かれたルーミアです。

このルーミアは、なんとなくですけど手作り感満載の温かみのある雰囲気がとっても素敵に伝わってきます。

なんかぬくもりが伝わってくるルーミアなのだと思います。

なんとなくですけど、今回のその②の特集の中では他のイラストとはどこか雰囲気に少しだけ
異なるものがあるのかなぁ・・とも感じたものでした。
その要因はどこにあるのかな・・?と考えた所、ルーミアの定番衣装というと、ジャンパースカートのような黒のロングスカート・
赤ネクタイ・白ワイシャツに黒のベストという感じだとは思うのですけど、
アミグリさんがこの時描かれたルーミアは、黒ベスト無しの白ワイシャツに、胸元がネクタイではなくて蝶リボンみたいなもの
という事で、普段描かれているルーミアとは少し雰囲気が異なっているようにも感じられる事と
そのせいか、上記のルーミアは幻想郷の闇の妖怪というのではなくて、
外界における普通の高校生みたいな少し爽やかな雰囲気が伝わってきて、このいかにも「普通の外界の学生さん」みたいな
雰囲気こそが「あれれ・・このルーミアはいつものルーミアと少し違うのかも・・?」と素敵に
感じさせてくれる一因にもなっている様な感じもしますね・・

そっか・・妖怪じゃなくて普通の女子高生さんみたいなイメージだから、いつもと少し雰囲気が異なるという
事なのかもしれないですよね。

だけどそうした雰囲気とかイメージの違いをこうやって素敵に描き分けられているアミグリさんも素敵ですよね!





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続きましてアミグリさんが2009年3月に描かれたブーンと空を飛んでいるルーミアです。

この作品はアミグリさんの作品としてもかなり初期も初期の頃の作品です。

ちなみにですけど、アミグリさんのブログ「dream fantasy」の開設は2008年3月ですので、2009年3月というのは、
とてつもなく初期の頃の作品という事になります。
というか、アミグリさんのような版権作品もオリジナル作品もどちらも描かれる絵師様のイラスト系ブログというものは、
大変申し訳ない言い方になってしまうのですけど、どちらかというとブログの継続性自体が長続きしないケースが
大変多いようにも感じられ、そうした創作活動の難しさというものを示唆しているのだと思われます。
そうした中、アミグリさんのブログ「dream fantasy」は10年近く途切れる事もほとんど無く、こうした素晴らしき創作活動を
10年近くも続けられている事は中々出来ない事であり、その「継続性」には頭が下がる思いで一杯です!
一応なのですけど、当ブログも来月で「開設5周年」を迎えるのですけど、いやいや・・!
アミグリさんは来年3月で私のダブルカウントの「10周年」という大変偉大なる節目の年を迎える訳ですので、
私としてもそうした重みのある事実に心から敬意を表させて頂きたいですし、
「これからもずーーっと応援させ続けて頂きたい!」と心の底から誓いたい気持ちで一杯ですね!

この2009年3月のルーミアを細かく拝見させて頂きますと、ルーミアの口には八重歯がちらっと見えていたりもしています。
この八重歯はなんとなくですけど牙っぽくも見えたりもしますけど、
そこにはやはり「闇の妖怪としてのルーミアの怖さ」ももしかしたら多少は意識されていたのかもしれませんし、
現在のアミグリさんが描かれるルーミアには牙っぽい八重歯もあまり見られませんので
こういう点にも「10年の歳月の重み」とか「進化」を感じさせてくれていると思います。

それとこの作品は背景が大変手が込んでいて素晴らしいですね!

背景とルーミア本体がキラキラしているような雰囲気も伝わってくるのは、まさか・・・
10年近く前からアミグリさんご自身が10年後の「ご自身の作風」を既に予感していたのかもしれないですよね(笑・・)

なんか幻想郷の夜空をあてもなくフラフラ飛んでいるルーミアらしさがとっても素敵に伝わってくる一枚だと思います。





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続きましてアミグリさんが2013年10月に描かれた「秋なのか―」です。

今現在は真夏の酷暑なのですけど、このルーミアは東方の「秋姉妹」を彷彿とさせてくれる
とってもしっとりとした風情のある大人っぽいルーミアだと思います。

このルーミアの清楚な微笑みがなんともいえず気品を感じさせてくれていると思いますし、
幻想郷の道々にも落ち葉が積もっている中、落ち葉をしゃりしゃりとひそやかに歩いている様な雰囲気の
ルーミアがそこにはいるとのだと思います。

このルーミアは「愁映」みたいなイメージを伝えさせてくれているようにも感じられますね。

アミグリさんのこの作品のタイトルは「秋なのか―」ですけど、ルーミアを代表するセリフというというまでも無く
「そーなのかー」なのですが、この機会に少しばかりルーミアの「そーなのかー」について触れさせて
頂きます。

ルーミアというと「そーなのかー」というあのセリフが大変有名なのですけど、
実はこのセリフが初登場したのが、レミリア様・フランちゃん・咲夜等が大活躍したあの「東方紅魔郷」なのです!
ちなみにですけど、あややとのインタビューにおいては、ルーミアは「へー、そーなのかー」となっています。

あの「東方紅魔郷」の1面ボスのルーミアと霊夢のバトルを少しばかり再現すると・・・

霊夢:人は暗いところでは物が良く見えないのよ。
ルーミア:あら? 夜しか活動しない人も見たことある気がするわ。
霊夢:それは取って食べたりしてもいいのよ。
ルーミア:そーなのかー。

こらこら、霊夢・・・異変解決の巫女さんが、妖怪の「人間食い」を容認しちゃだめでしょ・・とツッコミは入れたいですね・・(笑)

前述のあややとルーミアの「東方文花帖」でのインタビュー記事の中では、

「何処へって事も無く、ただふらふらと移動しているだけなのですか?」
「当たり前じゃないの。暗くて何にも見えないんだから何処に行ったって同じだもん」
「暗くて何も見えないのは貴方の所為です」
「へー、そーなのかー」

ここでは「そーなのかー」ではなくて「へー」が入る点がルーミアの一つの進化なのかもしれないですね・・(笑)





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続きまして、アミグリさんが2013年4月に描かれた「ティーカップルーミア」です。

こうしたデフォルメされたルーミアもとってもゆるくて可愛いですよね!

アミグリさんが描かれる絵というのは、基本的にはきっちりとした正攻法の作品が多いような傾向がありますので、
こうやってたま~に描かれる「デフォルメ絵」が余計にかわいくゆるく感じられますので、
やはりこうした正攻法の絵とデフォルメされた絵の落差の面白さを感じたりもしますよね。

ティーカップにすっぽりと収まったちびっこくなったルーミアがとっても可愛いですし、
背景とカップのバラの花のデザインもとても映えるものがあると思います。

素敵な変化球とも言える作品だとも思えます。




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上記のティーカップルーミアに続きまして上記の作品もデフォルメルーミアです。

2013年2月のpixivにアップしているデフォルメっぽいルーミアなのですけど、ティーカップルーミア同様
とってもゆるくて可愛いと思います。

背景はどことなく闇っぽい雰囲気を伝えてくれているのですけど、ルーミア本人がとってもゆるくて可愛いですので、
背景と本体のその対照性がとっても素敵だと思いますし、
なんとなくですけど「るーみあたん」みたいな言い方が似合いそうな可愛いルーミアだと思います。

ルーミアのどことなくあどけなく幼い雰囲気の表情がとても素晴らしいです。
こんなルーミアが慧音先生の寺子屋の生徒として学んでいたら、一問正解するごとに「よくやった、よくやった!」と
頭をなでなでしてあげて褒めてあげたくなるような雰囲気がありそうですね! (笑・・)




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続きまして、アミグリさんが2012年12月に描かれた「読書ルーミア」です。

いいですねぇ~! こういう正攻法で描かれた可愛い金髪幼女みたいなルーミアはとっても可愛くて大好きです!

.ルーミアは東方でも大変な古参キャラでありながら、そして最近の東方ゲームにおいてはほぼ出演が無いのにも
関わらず「ルーミア人気」は相変わらず健在であり、東方人気投票でも常に上位をキープし続けているのは
「すごいよな・・」と感じずにはいられないですし、
「そーなのかー」ネタ一本だけでここまで長期間人気を維持し続けているというのも、ルーミア本来のあの可愛らしさに
起因するものと言えるのかもしれないですね。
そして多くの東方絵師様がルーミアを描かれる場合って、本とか読書といった知的要素でもって描かれる方は
実はほぼ皆無じゃないのかな・・?と思える中、アミグリさんはそうしたルーミアに対しても知的要素をこうやって加味された
イラストも描かれているあたりは、目の付け所が違うというのか、それがアミグリさんとしての一つの「ルーミア愛」
じゃないのかなぁ・・と思ったりもしますね。

ルーミアって二次創作ネタではよく「東方パカルテット」の一人として、チルノ・リグル・ミスチーと並んで
あんまり頭の良くない4人衆として描かれる事も実は多々あったりもするのですけど、
そうですねぇ・・・
ルーミア自体は、私個人としては「そんなに頭が悪そうなキャラではないのだけどなぁ・・」と感じることもありますし、
「いくらなんでもあのチルノと同系列に扱われちゃうとなんだかルーミアも少し気の毒・・」と感じることも
あったりもしますね。
そしてこの4人が慧音先生の寺子屋の生徒として描かれる二次創作もあったりもするのですけど、
ま・・確かにこの4人が寺子屋のポンコツ生徒になったとしたら、慧音先生も気苦労とストレスで少々発狂寸前に
なるのかもしれないですね・・・(汗・・)
そうですねぇ・・・リグルはチルノと遊び相手として相応しいような感じもありますし、
ルーミアとミスチーは共に「夜の妖怪枠」という事で素敵な共通性がありそうですね。
ルーミアは闇を発動させ周囲を真っ暗にさせますし、ミスチーは「歌でもって聴いている人を発狂させる程度の能力」とは別に
人間達を「鳥目」にさせちゃう力も持っていますので、ルーミアとミスチーは案外いいお友達になれるのかも
しれないですね・・・(笑)

改めてこのパカルテットの4人を見てみると、妖精がチルノ一人で残りはルーミアを含めてみんな妖怪で、
チルノ以外の三人は「闇」とか「夜」に関係しているのも何か面白い共通点があると思います。
ルーミアは、こうやって色々な仲間が出来たりもするとお勉強なんかも頑張ってどんどん頭が良くなっていくような感じも
しますね!
だけど、チルノの場合は、慧音先生が何度教えても「え・・・わかんなーーい!!」と連発したり
足し算に至っては、正解が一桁ならばなんとか両手を使って出来るようになったけど
二けた以上になってしまうと答えは例外なく「たくさん!!」になってしまうような雰囲気もあるのかもしれないですね。


上記の本を読むルーミアは、寺子屋で一生懸命お勉強するルーミアを彷彿とさせてくれますね!
うーーむ、ルーミアはやれば出来る子なんでしょうねっ! (笑・・)
読んでいる本は、やはり教科書なのかな・・・??
通い始めたばかりの頃のルーミアだったら本が上下逆になっても気が付かずにいて
慧音大先生から「それ・・・逆・・」と言われてると、「そーなのかー」と何か言っちゃいそうな雰囲気が
あるのかもしれないですね・・・(笑)





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さてさて、今回の「アミグリさんが描かれたルーミア特集 その②」も上記の作品をもって
大変名残惜しいのですけど一旦お開きとさせて頂きたいと思います。
だけどご安心ください!
アミグリさんが描かれたこの「ルーミア特集」は来週の日曜にも開催させて頂く事は 既に決定済でもありますので、
是非ぜひ次回の「アミグリさんが描かれたルーミア特集 その③」もお楽しみ頂きたいと思います。
私の希望とすれば、アミグリさんが描かれたルーミアを一人でも多くの皆様にご覧になって頂き、
素敵な東方絵師様としてのアミグリさんに興味を持って頂けるだけではなくて
アミグリさんが描かれた東方作品を通して一人でも多くの皆様に「東方Project」を知って頂く一つのきっかけが
出来ればいいなぁ・・と心より願っております。

上記のルーミアは、アミグリさんが2012年6月に描かれたルーミアです。

いやいや、これは反則的に可愛いルーミア!としか言いようがないほどの可愛らしさと美しさに溢れていると
感じます。
そっか・・この作品を描かれていた頃のアミグリさんは、バリバリの「淡い色彩時代」真っ只中でもありましたので、
作品から感じられる印象と言うのは、幻想的・美しさ・儚さという事なのかもしれないですけど、
そうした特徴というのは、先日アミグリさんに描いて頂けたあの「きらきら妖夢」の作風の特徴に通ずるものが
もしかしたらあるのかもしれないですね。
両者の違いは「キラキラの有無と濃淡の違い」という事になるのかもしれないです。

それにしても本当に幻想的で美しいルーミアだと思います。

「そこに一人の素敵な美少女が闇の中に佇んでいた・・」みたいなタイトルを勝手に付けたくなってしまいそうな
とにかく美しい作品だと思いますし、このルーミアはまさに「幻想郷の夢見る美少女」なのだと
言えると思います。

上記のルーミアは2012年6月に完成された作品なのですけど、この作品を元絵にした更に素敵な作品が
半年後に生まれることになります。
2012年のクリスマスの時期に描かれた「サンタコスプレのルーミア」は、上記のルーミアをベースにした作品とも言えますし、
2012年6月の作品にサンタコスプレを施したのが「サンタコスプレルーミア」と言えるとも思いますけど、
とにかくどちらのルーミアもとっても可愛くて美しくて素晴らしいと思います。
(ちなみにですけど、そのサンタコスプレルーミアは、先週の特集その①で既に転載済でもありますので、
興味がある方は是非ぜひ一週間前の当ブログの「ルーミア特集 その①をご覧になって頂ければ
 幸いでもあります!)




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さてさて・・・上記のルーミアをもって本記事はお開きとするべきなのかもしれないですけど、
否! ここでアミグリさんから「先日の妖夢の再転載了解です!」との素敵なお知らせが届きましぁ~! (笑)

そんな訳で、今回の「アミグリさんが描かれたルーミア特集 その②」記事において、
ここにアンコールをお披露目させて頂きたいと思います。
そしてそのアンコールにご登場して頂くイラストは、言うまでも無く、先日の私のお誕生日にお祝いイラストとして描いて頂けた
あの不滅の名作の「きらきら妖夢」ですっ!!

とにかくこの妖夢は幻想的で大変美しく、普段の公式設定でのちょっと頼りない感じとかご主人のゆゆ様に振り回されて
ばかりの生真面目な従者という感じではなくて、
ここに一人の素敵なレディーがひそやかに佇んでいる・・という涼し気で霊感に溢れた作品があるのだと
私には感じられます。
全体的にとてつもなくファンタジー感が見事に伝わっている事と
普段描かれる妖夢以上に「少し大人っぽい雰囲気の妖夢」がそこにはいる事と
人魂部分の透明感と妖夢本体部分との対照性の見事さとか、とにかく賞賛しても言葉では表現できないほどの
素晴らしい妖夢がここにはいると思います。

本当に素晴らしい妖夢だと改めて確信しておりますし、見れば見るほどその幻想的美しさにため息が出てしまう程
見とれてしまう作品なのだと思います。

この妖夢の素晴らしいと感じられる点として、後ろ向きから少し捻ったポーズから振り向かさせているという
構図的に大変難しいものがある中で、
妖夢の後ろ姿の美しさをあえて強調する事で妖夢の新しい魅力とん大人っぽい雰囲気を素敵に伝えているのだと
感じられます。

いや―ー、私のお誕生日にこうした素敵な妖夢をお祝いイラストとして頂けた私は、間違いなく「世界一の幸せ者」
なのだと思います!!

こんなに素晴らしく幻想的で美しい妖夢を描いて頂けたことに、月並みな言葉ですけど
「ありがとうございます!」という感謝の言葉しか出てこないです!!


前回と今回は「ルーミア特集 その①とその②」でしたけど、来週のその③も素晴らしいイラストが
その①とその②と同じくらい揃っていますので、
是非ぜひ来週日曜日のその③の特集も楽しみにして頂けると、とっても嬉しいです!!
ちなみにですけど、来週のその③におきましては、「アミグリさんと私が選出させて頂きましたマイベストルーミア」のイラストも
ご紹介させて頂きますので、その素晴らしきベストルーミアも是非お楽しみ頂きたいと思います。

私といたしましては、一人でも多くの皆様に dream fantasy のアミグリさんが描かれる素晴らしいイラストを見て欲しい!という気持ちで一杯です!
どうかアミグリさんの dream fantasy という
素敵なブログを宜しくお願いいたします!

上記にて転載をさせて頂きましたアミグリさんが描かれたルーミアのイラストは、
その権利は全てアミグリさんに帰するものでありますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので、 くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

それでは繰り返しになりますが、来週日曜日瀬の「アミグリさんが描かれたルーミア特集 その③」の方も
何卒宜しくお願いいたします。
そして冒頭と最後においてもアミグリさんの過去の作品の「名作プレイバッグ」も行いたいと思いますが、次回に登場する
名作イラストは、あの素敵なキャラの素晴らしき名作イラストの予定です。
こちらの方も是非お楽しみ頂きたいと思います。

それとそれと・・これは予告ですけど、来月、8月からは何度かに渡って当ブログにおきましては
「十六夜咲夜さん語り」を始めさせて頂きたいと思っています。
咲夜さんは大変奥の深いキャラで語り甲斐が強いキャラでもありますので、私としても精一杯私の脳内妄想を
フル稼働させて真夏の「咲夜さん語り」を精一杯させて頂きたいと思っています。
そして咲夜さん語りにおいても、アミグリさんが過去に描かれた咲夜さんの素晴らしいイラストもどんどんご紹介&転載を
させて頂きたいと思っております。
13.都立永山高校


C/シンフォニックバンドのための「Ode」 (浦田健次郎)



この年で3年連続全国大会出場を果たしているのですけど、「永山らしい個性」・「貫録」は既に確立されていたと
思います。
都立永山を当時指導されていた馬場先生は、現在においては都立片倉高校を全国大会金賞の常連校として
育て上げられていて、その指導力の高さとアクの強い個性は既に誰しもが認めているものと思われますし、
都大会においてはあれだけ私立校が強い中で「都立高校の希望の星」としても評価が高いと思われます。
この年、1992年の演奏は、91年に全国で銅賞を受賞した火の鳥の演奏と「名曲の名演」といまだに語り継がれている
伝説の名演と評価の高い93年のフーサの「この地球を神と崇める」の狭間の演奏なのですけど、
私の率直な感想としては、91年も92年も93年の演奏もどの演奏も馬場先生らしい個性とアクの強さに溢れていて
「自分たちは普門館の聴衆にこのように自分たちの音楽を伝えたい!」という奏者としての意図が
十分すぎるほど伝わっていたと思います。
(94年の演奏だけは、印象度も音楽的アピールが低い凡演だったかな・・)
課題曲Cの「クロス・バイ・マーチ」の切れ味も大変鋭く、スピード感と曲自体の複雑的構造を大変巧みに表現されていたと
思いますし、何よりも自由曲の「Ode」の音楽的緊張感の充実は大変素晴らしいものがあったと思います。

浦田健次郎(1979年課題曲B/プレリュードの作曲者)の「Ode」は、1985年にヤマハ浜松が浦田氏への委嘱作品なのですけど、
同年ヤマハ浜松が全国大会で圧倒的な素晴らしい名演を残していたものの
その後誰も演奏する人も無く、埋もれていた曲ですが、再度都立永山がこの曲の面白さに光を当ててくれ、
私としても嬉しかったです。
Odeは前半がひそやかな感じで始まり、徐々に盛り上がっていき、ラストは凄まじい迫力で終わります。
全体的に終始ゆったりとした曲なのですけど、その緊張感は凄まじいくらい高いものがあり、
決して気楽に聴ける曲ではないと思います。
都立永山は、最初から最後までうまく緊張感を持続し、聴衆に「何か」は確実に伝えていたと思います。
一つ難点を言わせてもらうと、たまにメロディーラインが伴奏部に埋もれてしまい、
何が主旋律でどこが伴奏ラインなのかごちゃごちゃになる時もあり、少し曲としての「整理」が甘かったようにも感じられました。
だけど全体的には熱さと理性的なクールさが大変うまく融合されていて、確かに難解な曲ではあるのですが、
そこには「高校生としての熱い表現」が見事に聴衆に伝わっていたと思います。

「浦田健次郎」と聞かれて真っ先に「プレリュード」と答えられた方は、
も―――、立派な「吹奏楽マニア」の御方なのかもしれないですね(笑・・)
ういう私自身もそういう一人なのではないのか・・と自負はしておりますが・・・・(滝汗・・!)
浦田健次郎というと、吹奏楽コンクール課題曲とか「Ode」の作曲家として認知されていると思うのですけど、
それ程演奏される頻度は高くない曲ですし、最近ではほとんど演奏されない曲ではあるのですが、
「バラード・フォー・バンド」(吹奏楽のためのバラード)という曲も決して忘れていけない作品だと思います。
この曲は確かにかなり地味な曲ではあるのですけど
日本人の感覚で無いと絶対に分からないような抒情性というのか素朴なノスタルジーみたいな雰囲気が漂い
こういう曲こそ、たまには「吹奏楽コンクール・小編成の部」で演奏されて欲しいものです。

「Ode」(オード)というのは「歌」とか「頌歌」という意味なのですけど
少なくとも楽しくてウキウキするような歌ではない事は確かです。
どちらかというと歌は歌でも「悲歌」に近いような感覚もあるのですけど、私としては、
むしろ「祝祭的な歌」風にも聴こえちゃったりもします。
この曲をよく知っている方からの意見としては、「え・・・祝祭だって・・・!? それは絶対違う!! あの陰気な曲は祝典ではない!」
と言われるのかもしれないですけど、
私の感覚としては、「混沌の中の光・・・」とか「怒号が飛び交う中での一筋の光がさ――っと差し込む・・・」
みたいなそんなイメージがあったりもします。
改めて聴くと、この曲・・・前半と後半の落差の対比は凄まじいものがありますね。
前半は、ソロ楽器ほメインにした静粛な部分なのですけど、この部分のクラリネットが果たす役割の大きさは
半端無いものがあると思いますし、あの長大なソロは奏者冥利に尽きると思います。
そしてやっぱのあの静粛な感じは、「やっぱりこの曲はプレリュードの作曲者なんだな・・・」と思ってしまいます。
そうそう・・・この「Ode」ですけど、面白い事に曲全体のテンポは終始ゆったりとしたテンポ設定がキープされています。
後半はかなり激しい音楽となり、「カタストロフィー」(悲劇的結末)を暗示させるようでもあるのですけど、
そうした激しい部分の音楽もテンポ上では、ゆったりとしたテンポを維持していますから、
その辺りは大変面白いと思います。
ああやってゆったりとしたテンポ設定の中でも「激しさ」とか「打楽器の乱打&強打」とか「劇的緊張感」とか「凄まじい音量」を
表現した邦人作品って当時としては珍しかったのかもしれないですね。
後半は、終始「マリンバ」が低音のリズムを刻んでいるのですけど、
あの不気味な低音のリズムがとにかく効果的でした!!
後半は打楽器大活躍なのですけど、特にトムトムの効果的な使用とかチャイムの響かせ方は
当時としてはかなり斬新なものがありました。
曲のエンディングの数小節前は打楽器のみの掛け合いになるのですけど、ああいうパーカッションだけの強奏も
当時としては珍しかったようにも感じられます。
金管セクションのとにかく息の長いフレーズは、奏者泣かせだったと思いますけど
そうした金管に乗っかる形での打楽器の響きはとにかく圧巻でしたし、ああいう感じが
私的には「この曲は祝祭的・・」と感じてしまった一因なのかもしれないですね。

都立永山の演奏以降、どのチームもこの「Ode」を自由曲として演奏していませんけど、
この「埋もれた名曲」を演奏してくれると、私としてもとっても嬉しいものがありますね!!
オーディオブランド「aiwa」・・うーーん、懐かしい名前ですね!

aiwaというメーカー自体は今世紀の初めにソニーに経営統合され、後にaiwaというブランド自体が消滅してしまい
ましたけど、
私のような昭和育ちの人間にとっては「aiwa」と聞くと「なつかしい!!」と感じる方ももしかしたら多いんじゃないのかな・・?
逆に平成育ちの若い世代の皆様ですと
「aiwa・・・? なにそれ・・??」みたいな感覚なのかもしれないですね。

「aiwa」というと、品質はなかなかレヴェルが高いのだけど価格がソニー・パナソニック・ビクター等の他メーカーに
比べるとかなり安いみたいなイメージがあったりもします。
安価で高品質なオーディオブランドとして長年親しまれたaiwaは、ラジカセ・ヘッドホンステレオ・ミニコンポ・DVDプレイヤー
などの商品が大変印象的でしたけど、やはりaiwaを代表する商品の筆頭格と言うと「ラジカセ」だと
思います。
ちなみにですけど、日本で一番最初にラジカセを発売したメーカーこそがaiwaなのです。
そして昭和の終わりから平成にかけては「CD付ラジカセ」でもaiwaのブランドはかなり家電量販店においても
浸透していたように感じられます。

ちなみにですけど、私が生れて初めて購入したラジカセのメーカーは実はこのaiwaでした。
本音を言うと、ソニーとかパイオニアみたいな大手有名メーカーの「ブランド」にも魅かれるものがあったのですけど、
お小遣いとかお年玉をかき集めてやっとこさっとこ当時購入したものですので、「予算」が限られていましたので、
こうした大手メーカーよりは確かにブランド力では劣るかもしれないですけど、あの「価格の安さ」は魅力的だったと
思います。
そしてaiwaの優れた点は決して「安かろう悪かろう」の商品ではなくて、品質も高品質で、機能もそれなりに充実していて、
何よりも素晴らしいと感じるのは、長年使用し続けていてもほとんど壊れないというか
大変長持ちする安定力の強い商品だったと思います。
社会人になって初めての夏のボーナスで購入したのが「CD付ラジカセ」だったと思うのですけど、そのメーカーも
やはりaiwa製でした・・・(笑)

結果論になるのですけど、aiwaの強みは「アナログ家電製品」だったと言えるのかもしれないです。
前述の通り、日本で初めてラジカセを発売するなど、オーディオブランドとして確固たる地位を獲得しましたけど、
デジタル化の波に乗り遅れるなどして次第に業績が悪化し、2002年にはソニーに吸収合併され、
携帯オーディオプレーヤーなどを展開していましたが、やはり業績が振るわず、
2008年にはブランド終息が発表され、ここに市場からaiwaの名前が消滅する事になります。
21世紀に入ると、デジタル・IT化の流れが急速に押し寄せ、
アナログ商品主体だったアイワ単独の生き残りは難しかったと言えるのかもしれないですね。

そうした中、先日ですけど唐突に「aiwaブランド復活!」のニュースが飛び込んできて、「え・・まさか・・・!?」と
驚いたものですし、なによりも久しぶりにニュースでaiwaの名前を耳にして
「なつかしい!」と感じたものでした。

今年の2月に十和田オーディオがソニーから利用権を譲り受け、新会社「aiwa」を4月に設立し、ここに
実に9年ぶりの「aiwaブランド」が復活となったのです。
「設計は旧aiwaから受け継いだものではないですが、オーディオメーカーとして音にはこだわっていきたい」との新会社からの
コメントが出ていましたけど、
昔ながらのaiwaのように価格と品質の両面が両立できるように頑張って欲しいと思います。
現在発売を予定しているテレビ製品も、全てフロントスピーカーを搭載し音質にこだわっているとの事ですし、
今後、4Kテレビをはじめ、ハイレゾ対応DAP(デジタルオーディオプレーヤー)、レコードプレーヤー、
Bluetoothスピーカー、Wi-Fiスピーカー、CDラジカセといった幅広い商品の企画・販売も予定しているとの事ですので、
とにかく新しいブランド下、心機一転頑張って欲しいです!

aiwaというとラジカセ・CDラジカセというイメージがありますけど、最近ではレコードプレーヤーとかラジカセのような
昭和のアナログ家電も一定の人気と需要があると聞いていますので、
この「アナログ」に特化した感覚で、今後も隙間産業みたいな意図で企業として永続をして頂きたいものです!





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そうそう、aiwaは20世紀の終わり頃に地デジ対応なしのアナログ放送向きのブラウン管テレビなのですけど、
ここにVHSビデオの機能も同時に付けた「テレビデオ」という製品も一時期発売していた事もありました。
このテレビデオが発売当初は、
「テレビの他にビデオデッキを購入する必要が無い」とか「一台で二役!」みたいな感じで一部で重宝されていたと
思います。
私自身も最初に家電量販店でこのaiwaのテレビデオを見た際は「これは楽チンで便利!」と思い、当時たまたまでしたけど、
ビデオデッキにテープが絡まってほぼ破損状態化していましたので、
秋葉原の石丸電気で衝動買いした記憶があります・・・
(というか、石丸電気だのテレビデオだと言っている時点で「さすが昭和アナログ世代はさすがポンコツだね・・」と
平成世代の皆様から失笑を買いそうな感じもありますね・・汗・・!)
確か1998年頃だったと思いますが、このテレビデオは新品で18000円前後だったような記憶があります。

実はですねぇ・・・

この時買ったaiwaのブラウン管式のテレビデオは我が家ではいまた゜に「現役」であったりもします・・・(滝汗・・!)

あ・・・勿論、さすがに我が家のリビングのテレビは地デジ対応の液晶ですけど、
私自身の部屋には、ポータブルテレビとこのaiwaのテレビデオが置かれていたりもします。
我が家は、ネットも電話もテレビも全てケーブルネット(現・J-com)を使用しているのですけど
(今から数十年前に、近隣で巨大高層UR計画が起きた際に近隣とURの間に協定が成立し、電波障害を回避させる目的で
URが無償で対象世帯全てに対してケーブル化工事を施行したという背景があったりもします・・)
2011年頃の総務省主導による地デジ化が推進されていた時に、ケーブルネット側から
アナログ放送→デジタル放送へ変換しちゃう受信機が無償配布されていたのですが、実はこの受信機を使う事で
いまだに地デジ未対応のはずのブラウン管式のテレビデオを見ることは一応は出来ます・・・

というか・・・既に「4Kテレビ」がどーたらこーたら言われているこの時代において、こんなあまりにもレトロな
ブラン管テレビ・・・ましてやaiwaのテレビデオを(ま、時折ですけど・・・)
使い続けている私もまさに「典型的な昭和のアナログ世代の生き残り」と言えそうですね・・(滝汗・・)

だけど改めてですけど、aiwaはやはり偉大だと思います。

こんな既に19年以上経過しているテレビデオ製品が購入以来一度も故障も異常も何も発生していないというのは
メーカーとして「誇り」に感じて頂きたいものです!!







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最近の若い世代の皆様・・平成世代の皆様ですと既に「ラジカセ」という言葉自体が死語の世界なのかもしれないですね。

以前記事にした事もあるのですけど、社内勉強回で使用するアイテムがなんと・・! カセットテープという事があった際に
そのカセットテープは、B面の途中で止まっていたので20代の女子社員の子に
「カセットテープをA面に戻しておいて巻き戻して・・」と依頼すると・・・
何やら困ったような感じになっていて「え・・・よく分からない・・」みたいな事を言ってきます・・・

そっか・・・

その時、気が付きました!

今時の平成生まれの女の子たちは、「カセットテープ」というものを知らない・・・
ましてや・・・
A面・B面と言われても何の事やら分からない・・という事に・・・(汗・・)

ま、そりゃそうですよね・・・

最近の若い人たちは、音楽を聴く場合でも、CDなんかもあんまり買わないようですし、彼女たちの感覚では、
「音楽とはダウンロードするもの・・」みたいなものなのですよね。

だから、カセットテープのB面からA面にひっくり返すという事も・・
「え・・なにそれ・・そのレトロな方法は・・」みたいな感じなのかもしれないです。

そうですね、私が高校から大学の頃って音楽を録音するツールってほとんどは「カセットテープ」だったと思います。
当時はラジオのFM番組を「エアチェック」という事でカセットに録音しておくというのは普通の事でしたけど
今時、そんな方法で録音する人なんてほぼ皆無でしょうね・・・(苦笑・・・)

いやいや、これは昭和育ちの戯言でした・・大変失礼しました・・(滝汗・・)

その女の子に「時代の変遷としては、カセットテープの次に世に出たのはCDなんだよ。
カセットテープのA面とB面の次にきたものだから、CDというネーミングになったんだよ・・・」と
高田純次みたいなテキトーな大嘘をこいていたら、その女子社員は
「へ―――、そうなのかーー、CDにはそういう意味があったんですね・・・」と信じきってしまいました(滝汗・・・)
ま、私としては、彼女が「そーなのか――」と言った時点で
「お前は(東方の)ルーミアなのか・・」とツッコミを入れたい気持ちでウズウズしてしまいました・・・(笑・・・)

そう言えば、「ドキドキプリキュア」の第4話でも、「カセットテープ」の話は出てきましたね。

あの歴代で最優秀との誉れ高いマナですら、「カセットテープ」が何であるのかを知らないから
確かに、21世紀開始早々前後にお生まれの方にとっては
カセットとかカセットテープ自体、既に「死語の世界」なのかもしれないですよね。

そんな中、さすがに六花は聡明!でした!

あのマナですら分からない事でも六花はちゃんと分かっていましたね!!

うーーむ、さすが六花は違う!!

これは私の私見ですけど、歴代プリキュアにおいて、最優秀聡明なピンク系はマナ=キュアハートかな・・とも思うのですけど、
歴代で最優秀&聡明&献身的な青系プリキュアというと、六花=キュアダイヤモンドなのかもしれないですね。
ちなみにですけど、私の「大好き歴代青系プリキュア四天王」は、アクア・マリン・ビューティ・ダイヤモンドです!!





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さてさて・・ここからは既に恒例になっているのかもしれないのですけど、
アミグリさんが描かれた過去イラストの転載&ご紹介コーナーに入らさせて頂きたいと思います。
今回は上記で話が出ていました「ドキドキプリキュア」の中から、ありす=キュアロゼッタを転載&ご紹介させて
頂きたいと思います。

上記の四葉ありす=キュアロゼッタのイラストは、当ブログが本当にいつも大変お世話になっている
dream fantasy  の管理人のアミグリさんが2013年7月に描かれた作品です。

このアミグリさんが描かれた「キュアロゼッタ」ですけど、ロゼッタの変身時の口上の
「陽だまりポカポカ」を絵に描いたような感じがしますよね!!
全体的にとっても「あたたかさ」が感じられ、ごちうさではないけど、なんか「心ぴょんぴょん・・」みたいな気分になってしまいそうな
とっても素敵な一枚だと思います。

これは以前も書いた事があるのですけど、
私が2012年頃にアミグリさんの作品とか名前を知るようになったきっかけというのは、
多分ですけど、アミグリさんがpixivに投降された「スマイルプリキュア」だったような記憶があります。
その辺りは今一つ確証が持てないのですけど、
「プリキュア」を一つのきっかけにして、アミグリさんが描かれる作品とかアミグリさんのブログを拝見させて頂くうちに
「東方Project」の事が色々と気になってしまい、
それが現在にまで至っているという感じなのです!!
だから、私自身の「東方」へ興味を持つきっかけは、100%アミグリさんなのです!!

この事は、本当に生涯、感謝しても感謝しきれないものがありますし、
アミグリさんに対しては「ありがとうございますっ!!」という感謝の気持ちしかないです!!
アミグリさんの素敵なイラストというと東方・艦娘というイメージもあるかとは思うのですけど、実は作品数こそ
少ないけど「プリキュア」も幾つか描かれていて、
特にスマイルプリキュアの作品とこのありす=キュアロゼッタの完成度は素晴らしいと思います!

上記のキュアロゼッタは、アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

アミグリさん、いつも素敵なイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!

当ブログだけではなくて、是非、アミグリさんのブログ dream fantasy の方もご覧頂けますと、
当ブログの管理人は泣いて喜びますので、こちらの方も何卒宜しくお願いいたします。

今月は「アミグリさんが描かれたルーミア特集」をさせて頂き、先週のその①もおかげさまで大変好評のうちに
終えることが出来ましたけど、明日はいよいよその続き・・「アミグリさんが描かれたルーミア特集 その②」を
予定しておりますので、その②の方も引き続き宜しくお願いします!
12.市立柏高校


A/バレエ音楽「火の鳥」~魔王カスチェイの凶悪な踊り・終曲(I.ストラヴィンスキー)



市立柏高校の石田先生は、まさに現代の吹奏楽界の「生きるカリスマ」だと思います!
とにかく、千葉県のスクールバンドの中では、特に際立ったまさに「生きる伝説の先生」だと私は思います。
あの卓抜した指導力とか統率力は本当に本当に優れたものがあると思いますし、
あんなに長年に渡って市立柏を吹奏楽コンクールで優れた評価を受け続けることが出来るというのは
普通の凡人にはとてもとても出来ない事であり、その点も石田先生のすごいところだな・・と思ったりもします。
石田先生は吹奏楽コンクールでもすごいし、マーチングでも優れた指導力を遺憾なく発揮されているし、
何よりも市立柏の吹奏楽部員悠に100名を超す大所帯と聞いた事がありますけど
コンクールメンバー・マーチングメンバー・小編成部門メンバーと部員一人一人に対するきめ細かい指導は
本当に頭が下がる思いですね!
まさしく「千葉県の吹奏楽界のスーパースター」に相応しい指導者だと思います。

吹奏楽についてそれほど詳しくない方でも
指揮者の石田先生はテレビでも何度も登場していますのでご存知の方もいらっしゃるのかなとは思うのですけど、
とにかく熱いハートのお持ちの大変指導力に優れた先生でして、
そうした熱いハートを胸に秘めつつ大変理性的でコントロールされた演奏を聴かせてくれていると思います。
そうした情熱と理性的な両面を遺憾なく発揮された名演の一つが、少し話は古いですが、
1987年の「ローマの祭り」であるし、1998年の「海の男たちのうた」でもあり、2001年の「アメリカの騎士」であり、
2012年の「復興」なのだと思います。
本記事は1992年の演奏に対するものですけど、その前年度の91年の演奏も素晴らしいものがあったと思います。
課題曲の「斜影の遺跡」は、まるで「設計図面」みたいに一部の隙も無い演奏だったと思います。
冒頭の打楽器の弱音のコントロールも素晴らしかったですし、
金管セクションも全体的にはかなり鳴らしているのですけど、全体の中で鳴る部分と抑制される部分の対比が
かなり鮮やかに表現していましたので、
金管がかなり鳴らしている部分でも「やかましい」とは全く感じませんでした。
自由曲の「ガイーヌ」ですけど、序奏→アイシェのモノローグ→収穫祭という順に曲を構成されていて、
鳴る部分→しっとりと聴かせる部分→壮大に鳴る部分の三部構成になっていて、
動・静・動というコントラストがはっきりと描かれていて、聴いているだけでまさに石田先生ワールドに
ひきずりこまれるような感じの素晴らしい演奏だったと思います。

市立柏は90年のベルキスも素晴らしい演奏を聴かせてくれていて、1992年に関しては、なんとなくですけど
「のりにのっている」みたいなイメージもあり、1992年の全国大会での演奏もかなり期待して聴いていたのですけど、
うーーん、残念ながらこの年は「凡演」でした・・・
関東大会でも正直そんなに名演という感じではなかったのですけど、
「市立柏だから全国までにきっと立て直してくれるはず」と思っていたのですけど、関東大会よりもちょっと見劣りする
凡演だったと思います。
(私個人の感想ですけど、1992年の関東大会は、市立柏と野庭を代表にするのだったら、埼玉栄と東海大学相模を
代表として選出して欲しかったです!
 特に東海大学相模のホルジンガーの「春になって、王たちが戦いを始めるに及んで」が素晴らしい演奏だっただけに
当時は「勿体無いよな・・」と感じていたものでした)
やはり「スクールバンド」の場合、継続性というものは大変難しいものがあると感じますね。
前年・前々年に圧倒的名演を残したとしても、翌年にはその奏者が卒業で抜ける事も多々ありますし、指導者そのものが
異動する可能性もありますし、まして奏者はあくまでアマチュアの普通の中高生ですので、
毎年毎年「名演」を残せるという事自体、どこか無理があるのかもしれないですよね。

92年の市立柏の「火の鳥」ですけど、普門館の会場で聴いていて大変気になった事が二つほどありました。
一つ目は、デューカー編曲のアレンジ版を使用していましたけど、
過去に同じ版で演奏していた他校に比べると調を下げていたような気がし、魔王カスチェイの冒頭の強音が
普門館に響いた瞬間に「あれれ・・なんかちょっと響きがヘンかも・・?」と感じ、
二つ目は、「火の鳥」の中で魔王カスチェイの凶悪な踊りと終曲の二つの部分を演奏し、普通に演奏していても
この部分だけならば7分半程度で収まるはずですし、市立柏のこのとしの課題曲はネレイデスという3半程度の曲でしたので、
特段カットする必然性も理由もないはずなのに、魔王カスチェイの中間あたりでクラリネットセクションの細かい動きが
目に付くあたりを中途半端にカットしていて、聴いていて「なんか不自然・・」と感じたものでした。
この年の市立柏は、課題曲も自由曲も前年度までのスピード感・切れ味に欠けていて、
聴いていてどことなくもっさり・おっとりという感じもし、またこのチームにしては珍しいことに部分的に
ピッチが不安定なのかな・・?と感じる箇所もありましたし、
演奏全体も淡々と進行していてあっさり気味に淡白気味に音楽が流れていたのは、「あれれ・・?」と感じたものでした。

市立柏は翌年の「ロメオとジュリエット」もプログラム一番というせいもあり冴えない演奏でしし、94年の「海」も
印象のの希薄な感じもあり、
92~94年は市立柏全体の歴史の中でちょっと低迷期と言えたのかもしれないです。
だけどそれはメンバーが毎年変わるスクールバンドのある意味宿命みたいなものでやむを得ない事だと
思いますし、逆に言うと90年代後半以降の毎年安定した素晴らしい名演を聴かせ続けている市立柏の奏者の皆様と
石田先生のご苦労には本当に頭が下がる思いがあります。
どうかこれからも習志野高校と共に「千葉の雄」として日本のスクールバンドを牽引し続けて頂きたいチームの一つだと
思います。
それにしても7月に入って以降は連日だるような不快な蒸し暑さが続いていますね!

6月中盤までのあのカラ梅雨と冷夏気味の過ごしやすい日々が今となっては懐かしいですね・・(笑)

こうした暑い時には、夏バテ防止のウナギとか牛丼等を食べてスタミナ付けるのも悪くないですし、
暑い時こそ激辛のカレーを食べて思いっきり汗をかくという逆療法もいいのかもしれないですけど、
やはりこういう暑い日には、冷たいうどんとかとろろそばなんかをつるつるっとすすりたいものですね。
そしてこうした「冷たい麺類」というと王道なのがやはり「冷し中華」と言えるのかもしれないですね!

真夏の冷やし中華はとても美味しいと思います!

あの冷たい醤油ベースとかゴマのスープも美味しいですし、きゅうり・ハム・卵・棒棒鶏等の付け合せも
とても魅力ですけど、やはり何と言ってもあの冷たい麺をつるつるっとすするのが
夏にはたまらないですね!
よく味にうるさい御方ですと
「熱いラーメンはその熱さで味がごまかされてしまう傾向があるかもしれないが、冷やし中華はそうした熱さで味が
誤魔化される事は無いので、上手い下手がすぐに分かってしまう」みたいな事を言う方もいるかとは
思うのですけど、
いやいや、そんな事は無いと思います・・・(笑)
だってそんなクソ暑い日にそんな味とかに敏感になる人の方が珍しいとも感じますし、「冷たい」と感じる方が
より大切じゃないのかな・・?とも思ったりもしますね。

だけど「冷し中華」ってお店で食べると決して安くは無いのですよね・・(苦笑・・)

大体600~700円が一つの相場とも思うのですけど、麺類にこれだけお金を払うのだったら、吉野屋の豚丼を2杯も
食べられちゃうとかスーパーの弁当だったら二つも買えちゃうとか考えると
暑いからと言ってそんなやたらと冷やし中華ばかり食べる訳にはいかないというのが実態なのかもしれないです。

ラーメン・そば・うどん・焼きそばというとこういう時に大変重宝するのがカップ麺だと思うのですけど、
こうした「冷し中華」のカップ麺ってあんまり聞いた事はないですよね・・
だけど、実はあったりもするのです!
以前当ブログで「麺のスナオシ」というメーカーの一個58~68円前後という激安価格でディスカウント等で売られている事が
多い商品を取り上げさせて頂いた事がありますが、
そのスナオシと同様にスーパーやディスカウント店では「特売」というと定番になっている叩き売り商品の一つが
「大黒」というメーカーのカップ麺シリーズだと思うのですけど、その大黒の商品の中に
冷しうどん・冷やし蕎麦と並んでこの冷やし中華というのも実はあったりもします。

「麺のスナオシ」という会社は茨城県水戸市にある会社のせいか、全国的な知名度は低いのかもしれないですけど、
関東近辺では「激安麺」として多少は知られているのかもしれないです。
「麺のスナオシ」のカップ麺に関しては「安かろう、悪かろう」みたいなイメージも多少はあるのかとは思うのですけど
同様な事はこの「大黒」にも言えるのかもしれないです。
大黒の商品はどちらかというと一般的なスーパーよりはディスカウント店とか100均のお店で売られている事も
多いような気もします。




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最初にこの大黒のカップ麺の冷やし中華を目にした時の率直な感想としては
「まずそう・・」とか
「いかにも安かろう悪かろう・・みたいな商品」とか
「さすがにカップ麺であの冷やし中華の再現は難しいでしょ・・」という感じだったのですけど、
「冷し中華がどうやってインスタント食品として再現されるのかな・・?」というのが気になってしまい、先日
ディスカウント店で一つ試しに購入をさせて頂きました。
(価格は一つ78円だったと思います)

このインスタントの冷やし中華の中身ですけど、麺そのものにりんご酢が効きはちみつも入っているという醤油だれベースの
スープに、海苔と卵の具材、そしてなんと・・! からしも入っていました!
このからしが入っているというのが中々心憎いサービスだとも感じたものです。

作り方なのですけど、要は「カップ焼きそば」と似たような感じです。

違いはどこにあるのかと言うと、カップ焼きそばは一度お湯を入れて3分程度経過した後にお湯を棄てて
ソースを入れれば完成なのですけど、冷やし中華の場合は、それだと「熱い冷やし中華」(?)になってしまいますので、
お湯を棄てた後に再度「冷たい水」を入れて再度水を切り、しかもこの水入れ→水棄てを出来れば2回ほどやって欲しいと
説明書には書かれていました。
そしてその食べ方の説明書では、水の中に氷を入れると更に美味しく食べることが出来ると書かれていました。

うーーむ、これってなんだか面倒くさーーい!!

焼きそばだと一回で済む事が、お湯入れ1回 水入れ2回でとかも「氷」を入れて欲しいという事ですので
手間としては面倒と感じざるを得ないのかもしれないですね・・・(汗・・)

これでもしも不味かったら「二度と買わない!」という感じになるのでしょうけど、さてさて、そのお味は・・・!?

結論から言うと、意外にも「美味しい!」と言わざるを得ないと思います!!

正直言って自分でも意外でした!

価格も安いし具材もしょぼいし、お湯と水をあんなに交互に入れたらふやけてまずくなるじゃんと予想したのですけど、
決してふやけるという事も無く、
逆に麺自体にコシがあるという印象です!
そしてモチモチとまではさすがにはいきませんけど麺自体に弾力があるのは間違いないと思います。
何よりもスープがとても美味しいですし、これは「冷し中華」以外の何者でも無いと思いますし、
下手なその辺の街のラーメン店の激マズ冷やし中華食べるよりは大黒のこのインスタントとしての冷やし中華を食べた方が
美味しいですし、お財布にも優しいと思います。
そして同封されているからしがいいアクセントになっているのも大きなポイントだと思います。

いや――、これは正直期待以上の味だったと思います!

これは絶対にもう一度この夏に食べたい味ですね!

最後に・・・一つ欠点を挙げると、やはり一回お湯を切り二回水を切るというのは大変面倒ですし、
もしもですけど食べる際に「氷」がなかったとすると、水だけでは完全に冷やし切れず
生温かい食感での冷やし中華を食べる羽目になってしまうのですけど、
あの麺のコシとスープの美味しさを味わいたいならば、あの生温かさだと美味しさが半減してしまうそうなのが
欠点と言えるのかもしれないですね・・

逆に氷できちんと冷やし切るとその美味しさが遺憾なく伝わると思います。

こういうカップ麺としての冷やし中華も決して邪道ではなくて、私としてはむしろ今後も是非食べ続けてみたいと
思わせる味と価格だったと思います。

ローソンの「プリキュアスタンプラリー」って以前は、オールスター映画の時とその年の現役プリキュアの
映画公開前の時と年に二回も開催されていた時期もあったのに
最近はこの「スタンプラリー」すら開催しないことも増えてきてなんか「さびしいなぁ・・」とか
「やっぱり、もうプリキュアの時代は終わったのかな・・・時代はラブライブ等のアイドル路線に移ったのかな・・」とも
感じていたのですけど、天はプリキュアを見放していなかった!という感じですね! (笑)

今年も昨年の「魔法つかいプリキュア」に続いてローソンの「プリキュア・スタンプラリー」が7月11日より開始されました!!

今回もハピネスチャージプリキュアの時と同様に2ステージ制になっていて、
最初のステージにて、計4店の異なる絵柄のスタンプを集めて、
店に提示すればまず最初の一枚目のステッカー(シール)を貰えて、
更に、セカンドステージに入って、またまた計4種のデザインのスタンプを集めて店に提示すれば
二枚目のステッカー(シール)も貰えるというキャンペーンなのです。

要は、キャンペーン景品の2枚のステッカーを欲しければ合計8店のローソンを訪れなさいという感じですね。

私も、いい年こいて、こういうスタンプラリーが始まると血が騒ぎだしてしまい(苦笑・・)
キャンペーン初日から、仕事の合間を見つけてはローソンに行ってスタンプを押してくるというのだから、
ここのブログのポンコツ管理人の「プリキュア好き」というか・・東方の小野塚小町も真っ青の仕事の「サボリ」は
まさに本当に困ったちゃん状態ですね・・・(汗・・)

こういうスタンプラリーの場合、何が少し気まずいかと言うと、
そうですね・・・全部の店舗で「何かを購入する」というのも中々厳しいものがありますので、
今回の第一周目も3店は何も買わずスタンプだけを押して
最後の4店目の「ステッカーを貰う店」だけ気持ちばかり何かを買わせて貰う・・
そんな感じになってしまいますよね・・・(笑)

幸いというか、先日までローソンは、7/14~16の期間限定で「おにぎり100円セール」を展開中でしたので、
今回は「おひるご飯」と合わせる形でこのおにぎりを購入するついでに・・・・(?)
このプリキュアステッカーを貰えることが出来ましたので、結果オーライという感じですね・・・(笑)

いつもの事なんですけど、いい年こいてこんなプリキュアグッズをニコニコして貰ってしまう
このポンコツ管理人の「お子ちゃま振り」も相当ひどいものがありそうですね・・・(滝汗・・!)

ちなみにですけど、3年前のハピネスチャージプリキュアの際は、このローソンスタンプラリーは、
多分ですけど私は5~6周したのかもしれないです・・(苦笑・・)

本当に、このポンコツ管理人のハピネス好き&キュアラブリー好きは、相当なものがありそうですね・・・









今回は、10/28(土)公開予定の「キラキラ☆プリキュアアラモード」の映画の宣伝も兼ねているのですね!

スタンプの台紙もとっても可愛いですね!!

6番目のプリキュアでもあるキュアバルフェもしっかり登場しています!

キュアバルフェは、プリキュアオールスターズでは記念すべき50番目のプリキュアでもあるのですけど、
妖精が変身するタイプのプリキュアなのですけど、今作の妖精は地球由来の存在でもありますので、
異世界キュアには属さないという事で、亜人プリキュアとも呼べるシリーズ初の存在と言えるのだと思います。

どちらにしてもアニメ本編はもちろん、映画での活躍もとても楽しみですね!

映画の公開も待ち遠しいです!

プリキュア映画というと、も――、誰が何と言っても、私にとっての最高傑作は、ハピネスチャージの
「人形の国のバレリーナ」だと私は思っているのですけど、このハピネスの映画を超越するような
感動とか楽しさに期待したいと思います。
声優さん繋がりネタとしては、「人形の国のバレリーナ」のつむぎちゃんと魔法つかいのポンコツプリキュアでもあるリコちゃんが
同じ声優さんというのもなんか興味深い話ですし、
やはり声優さんの「演技力」はすごいなぁ・・と改めて感じてしまいますね。



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今回押印したスタンプは、キュアマカロン・あおい・キュアバルフェ・あきらでした!

残念ながら一週目のスタンプには、いちかちゃんとかキュアホイップ・キュアジェラード・ゆかりに当たりませんでしたので、
二周目のスタンプは、上記以外のキャラのスタンプを狙いにいきたいと思います・・!!

ハピネスの際は、近くの店舗にめぐみとかラブリーのスタンプが無かったから、当時は結構遠くの店舗まで
「遠征」したものでした・・(笑)




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こちらが一周目の景品のステッカーシールです。

二周目もこれから鋭意頑張りたいと思いますっ!!

今年のローソンスタンプラリーは押印キャラは、
・キュアホイップ
・キュアカスタード
・キュアジェラード
・キュアマカロン
・キュアショコラ
・キュアパルフェ
・いちか
・ひまり
・あおい
・ゆかり
・あきら
・シェル

と計12キャラなのですけど、中にはせっかく行ったローソンなのにキャラが被ってしまう事も
あったりします・・(泣・・)
一周目と二周目ではキャラの被りはOKなのですけど、例えば一周目の際には、同じキャラのスタンプはNGですので、
キャラが被ってしまったら、すんなの現実を受け入れ別の店舗に行きましょうね・・! (笑・・)
事前にスタンプ設置店をチェックしておかないと二度手間になることもありますので
ローソンの公式ホームページで店舗ごとのスタンプの種類をチェックしたほうがいいのかもしれないですね。

改めてですけど、先日7月12日の私のお誕生日と当ブログの「東方カテゴリ記事300記事到達」の
素敵なお祝いメッセージをあんなにもたくさん頂けた事に感謝の言葉しか出てこないです。

本当に皆様、いつもありがとうございます!

当ブログは、最近の傾向として食べ物ネタとか身近な話題とか地域情報といった比較的わかりやすい記事も
書くように心掛けておりますけど、開設当初はそうしたわかりやすさよりも
吹奏楽・プリキュア等のかなりマニアックで偏ったネタにこだわっていた感じもあり、
「第三者に向けた発信」というよりはむしろ「自分自身に対する発信」という内輪ウケの方を重視していたような感じも
あったものでした。
最近は、マニアックな内容の記事も大切にしつつ、色々な人たちにもわかりやすい内容の記事も書いていくという
「最大公約数としてのブログ」も多少は意識するようになり、その点は自分で言うのもなんですけど
「ブログとしての一つの変容」があったのではないのかな・・と多少は感じております・・(汗・・!)

こうしたブログというのも確かに「ぶれないもの」とか「一貫性」も大切だとは思うのですけど、
こんな拙いブログでもご覧になって頂ける人に少しでも「何か共感できるもの」をお伝えする事ができればいいなぁ・・とも
感じておりますし、今後もそうしたいい意味での変容は私自身も模索し続けていきたいと思っております。

そうした中、私自身の誕生日と東方記事300記事到達という当ブログの節目でもあり、変容の一つの過程の中で、
「dream fantasy」のアミグリさんと「ぽーぽけきょ」のみけねころんそうさんより、そうした節目の際に、
とってもとっても素晴らしいお祝いイラストを描いて頂けました!

おととい・・7/18(火)は、アミグリさんの「きらきら妖夢」を転載&ご紹介させて頂きましたけど、
本日は、当ブログの大切なリンク先の一つでもあり、過去においても例えば「小鈴ちゃん&阿求ちゃん」といったリクエストに
応えて頂けただけでなく、当ブログの艦これカテゴリで取り上げさせて頂きました艦娘たちのフィギュアレビュー記事を
ベースに春雨ちゃん・川内といった素敵なイラストも描いて頂けた
「ぽーぽけきょ」の素敵な管理人様のみけねころんそう様の作品をここに転載&ご紹介をさせて頂きたいと
思います。








あれれ・・? 振り返ってみるとわたしが「ぽーぽけきょ」のみけねころんそうさんとこうした素敵な交流を始めさせて
頂いたきっかけってなんでしたっけ・・? (笑)

確か一番最初は、私が当ブログで紹介をさせて頂いた「東方鈴奈庵」の小鈴ちゃんのフィギュア記事に対して
後日大変嬉しかったことにその小鈴ちゃんのイラストを思いがけずに描いて頂けたのが
そもそものきっかけだったと思います。
あの小鈴ちゃんもとってもとっても可愛かったですね!

ちなみにあの可愛い小鈴ちゃんをご覧になりたい方は かいちゃお〜 じゅうさん からご覧頂ければ幸いです!

→ かいちゃお〜 じゅうさん

それとこちらの かいちゃお〜 にじゅうー\(^o^)/ の小鈴ちゃんもとってもとっても可愛いのが大変印象的です!

→ かいちゃお〜 にじゅうー\(^o^)/

そして、みけねころんそう様が「3月24日のアミグリさんのお誕生日」の際に、最近当ブログの
「真夏の艦娘だらけの水泳大会」記事においても取り上げさせて頂きましたあのとってもとっても可愛い艦娘の「春雨ちゃん」を
描いて頂けたこともとっても嬉しいものがありました!

そっか・・考えてみると、当ブログとみけねころんそうさんの「ぽーぽけきょ」を繋ぐ「架け橋」みたいな役割を担って
頂いたのが「dream fantasy」のアミグリさんだったと言えるのかもしれないですね。
やはりこうしたブログを続ける一つの醍醐味というのは、こうした「素敵な交流の場」を持てるという事にも
あるのかもしれないですね!

さてさて、そうした中、私のお誕生日が近づいたころに、思いがけずにみけねころんそうさんより
「お誕生日お祝いイラストを描かせて欲しい」との大変嬉しいお話を頂戴し、
アミグリさんのお誕生日に描かけたあの春雨ちゃんがとっても可愛かったという経緯もあり、迷うことなく
同じく艦娘から「夕張ちゃん」をリクエストさせて頂きました。

そして当日にUPして頂けた作品が上記の「艦娘の夕張ちゃんと霊夢とメロン」というとっても素敵な組合せの
イラストだったのです!!

いや―――、これは文句なしにとってもとっても可愛い夕張ちゃん&霊夢だと思いますし、メロンもとっても
美味しそうです!!
こんなにも素敵にお誕生日お祝いメッセージ&イラストを頂きまして、本当に光栄で嬉しいですし、とてもありがたいです!
お忙しい中、こんな私のためにお時間を割いて頂き、リクエスト絵を描いて頂けたことに
改めて感謝申し上げたいと思います。

本当にありがとうございました!

とっても可愛い二人ですのでめちゃくちゃ気に入っています!!

それにしてもとっても可愛い霊夢&夕張ちゃんだと思います!
二人仲良く夕張メロンを頬ばるのがとても可愛いです!
この二人って、へそだし&髪の大きめリボンという素敵な共通性があるのですけど、
そうした事もきちんと丁寧に盛り込んでいるのは「さすがだなぁ・・!」と感心させられますし、
とにかくこの二人の可愛らしさは「素晴らしい!」という言葉しか出てこないです!
可愛いけど同時にとっても楽しい魅力溢れる一枚だとも感じております。

同じメロンを食べている中でも、夕張ちゃんはスプーンを使っておいしそうに優雅に食べようとしているのに対して
霊夢は、まるでスイカを食べるかのようにメロンをガツガツとちょびっとお行儀悪そうに食べているのは、
霊夢が幻想郷育ちで、
外界には存在するけど幻想郷内にはおそらくは存在しないであろう「メロン」を初めて霊夢が目にして
メロンの食べ方を実は知らなかった・・みたいな脳内妄想を湧き起してしまう
とっても素敵なイラストだとも感じております!

夕張ちゃんのミニスカートもとっても可愛いですし眩しいですね!

みけねころんそうさんは「しまった・・夕張ちゃんのタイツを描き忘れた・・」と言われていましたけど、
いやいや・・今現在は猛暑ですので、こんな暑い時に黒タイツを穿いたらさすがに「暑くて堪らん・・!」という
感じになってしまいそうですので、こうした素足の方が絶対にいいと思います! (笑・・)



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こちらは最近描かれた本居小鈴ちゃんです!

この「東方鈴奈庵」の小鈴ちゃんもめちゃくちゃ可愛いと思います!

東方の原作では「屈指のトラブルメーカー」という事で周囲の人たちから
「これは絶対にしちゃダメだよ!」と事前警告されていた事を小鈴ちゃん本来の好奇心を抑制できずに、
ついついやってしまうあの無邪気さと無鉄砲さは素敵なものがありますけど、
「可愛いから全部許しちゃう!」みたいな雰囲気に溢れていて、
みけねころんそうさんが描かれた小鈴ちゃんは、「無邪気さ・純粋さ」をふんわり優しく丁寧に描かれているのが
とっても素敵だと思います!

そうですよね! こんな可愛いおにゃのこが原因で多少は痛い目にあったとしても「かわいいからぜ~んぶ許しちゃう!」という
感じになりそうですね・・(笑)
ま・・小鈴ちゃん自体は普段は、寺子屋のお手伝いをするとか親の商売の貸本屋でちゃんと店番をしているとか
みけねころんそうさんが実に可愛く描かれているように、椅子に座って本を読んでいるかという感じの女の子でも
ありますので、
多少の小鈴ちゃんがやらかす暴走は大目に見てあげましょう!という感じなのかもですね・・(笑)

上記にて転載をさせて頂きましたみけねころんそうさんが描かれた霊夢・夕張ちゃん・小鈴ちゃんのイラストは、
その権利は全てみけねころんそうさんに帰するものでありますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので、 くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

みけねころんそう様! 今回は本当に色々とありがとうございました!

どうかこれからも何卒宜しくお願いいたします!

そして是非当ブログだけでなく、みけねころんそうさんのとっても素敵なブログ ぽーぽけきょ も是非是非一人でも多くの皆様に
ご覧頂ければとてもうれしいです!
11.洛南高校


A / ダンス・フォラトゥーラ (C.T.スミス)


改めてですけど、洛南高校をご勇退後のあまりにも早すぎる宮本先生のご逝去の知らせは、
花輪高校・秋田南高校の小林先生のご逝去の知らせ同様にとてつもなく残念なニュースでもありました。
だけど宮本先生=洛南高校のあの素晴らしき数々のインパクトと大変個性の強い名演は、永遠に私たちの心の中に
生き続けると確信しています。
そしてその宮本先生らしい豪快でダイナミックスで「個性」を強く感じさせる代表的な演奏の一つが
この年、1992年の自由曲のスミスの「ダンス・フォラトゥーラ」だと思います!

最近の奏者の皆様の感覚ですと「ダンス・フォラトゥーラというと精華女子のあのとてつもない怒涛のウルトラ名演で
決まりじゃん!
他にどんな名演があるの・・?」と言われるのかもしれません。
確かにその通りだと思います。
私もクロード・スミスの「ダンス・フォラトゥーラ」の歴史的名演というと二度に渡る精華女子のあの名演を超越する演奏は
今後出てこないんじゃないのかな・・?とも思っています。
(あの名演を今後超えそうな可能性があるのは、前・精華女子の指揮者でそのダンス・フォラトゥーラを指導されていた
藤重先生が現在指導・指揮されている大分の垂水女子だけじゃないのかな・・?とも思っています)

だけど・・・

精華女子の名演は2000年代以降の話なんですけど、実は1990年代にもとてつもないダンス・フォラトゥーラの名演が
存在していたのです!
それが1992年の全国大会において宮本先生が指揮されていた洛南高校だと思います!!

あの演奏は、まさに宮本先生のアクの強さが漲り渡り、「宮本先生=洛南高校」というとてつもなく強烈なサウンドが
確立された瞬間じゃないのかな・・・とも感じさせてくれました!
ああいう演奏が出来ちゃう演奏団体は、今現在の吹奏楽コンクールの高校の部では皆無と言えるのかも
しれないですね。
あの「宮本先生=洛南高校」という組合せは、「吉永陽一先生=兵庫高校」に匹敵するとてつもなく個性的なものだったと
今でも思っております。
まさに個性がギラギラ漲っているみたいな言い方がこれほどしっくりくるチームは少ないとすら思えます。

92年の洛南の「ダンス・フォラトゥーラ」のスピード感と切れ味と男子校らしい豪快さの素晴らしさは、あの演奏から既に
25年以上経過した今現在でも決して色褪せているものではありませんし、
あの演奏を普門館の生演奏で聴いていた私も、あの「爽快さ」は今でもはっきりと耳に残っている気がします。
92年の金賞受賞チームの中では、グランプリ候補というと常総学院・高岡商業・東海大学第四が挙げられると
思いますが、洛南高校も十分グランプリ候補になると思います。
精華女子とか最近この曲を演奏したチームに比べると少しカットが大胆というのか、演奏時間が短めという感じも
するのですけど、それだけ集中度が高い演奏ではないのかなとも思ったりもしています。
金管・打楽器セクションが充実しているのは今更言うまでもない話なのですけど、木管セクションもべらぼうに
巧いですし、他校に比べて木管楽器の数は少ないと思うのですけど、そうした弱みを全く感じさせない演奏と言えると
思います。
また、トランペット・サックス・クラリネット・フルート等のソロもほぼノーミスで見事に「決まっていた」と思います。
金管も、トランペットもそうですけど、ホルンのハイトーンも惚れ惚れするくらい決まっていたと思いますし、
トロンボーンもめちゃくちゃ上手かったですね!
トロンボーンのあの凄まじいグリッサンドも実にお見事でした!!

洛南高校は、実は1987年にも「ダンス・フォラトゥーラ」で関西大会に臨みダメ金に終わっていますので、
気持ちとしては「リベンジ」という感覚だったかもしれません。
(「ダンス・フォラトゥーラ」の支部大会以上での演奏の初演は、この洛南を含めて3校あったと記憶しています・・)
1987年の演奏は、課題曲が「渚スコープ」という大変静粛な曲でしたので、自由曲でもって課題曲の鬱憤を晴らした
エネルギーの大爆発があったのですけど、カスタムテープで聴く限りは、ちょっと粗削りでもう少し細かい部分で
整理が足りない部分があるのかな・・?と感じたものです。
92年の演奏は2回目という事もありましたので、「手慣れている」みたいな感じもありましたし、全体的に
「細かいところまでとにかく几帳面に整理されているけど、全体のエネルギーの爆発は87年の関西大会以上」という
印象も感じたものです。

1992年の前年度の1991年の自由曲の「ローマの祭り」が何か気持ちが乗らない感じで
正直私としては「ちょっと洛南らしくないなぁ・・」という今一つの演奏でもありましたので、
「今年はみんなの力でなんとかしようではないか!!」」という気持ちが全曲に漲っていたと思います。

私的には、洛南高校は、クラシック音楽のアレンジものよりは、こうした吹奏楽オリジナル路線の方が
あっているような気がします。
後年の「アメリカの騎士」とか「ハリソンの夢」は、洛南のカラーにドンビシャの演奏だったと思います。
吹奏楽オリジナル作品をあの独特な解釈&サウンドで演奏した時の方が
クラシックアレンジものを演奏した時よりも一層「際立った個性」が感じられ、
私個人としては、「洛南はオリジナル作品の方が真価を発揮できる」と思ったりもしています。
特に、2001年の「アメリカの騎士」は本当に大好きな演奏です!
アレンジものは・・・うーーん、そうですね・・・なんか聴く人の好みによって好き嫌いははっきりと分かれる様な
感じがあります。
そうですね・・・・
洛南は何度もーか「ダフニスとクロエ」第二組曲を自由曲にしているのですけど、
私のあくまで個人的な感想なのですけど、
演奏者のガッツは評価するけど、音色のあの厚化粧振りにとてつもない違和感を感じる・・という感じもあったりします。
「ローマの祭り」・「ローマの松」・「スペイン狂詩曲」も大体同じような印象です。
そんな中、1997年の「ハンガリー民謡・くじゃくによる変奏曲」は、フルートソロの部分をクラリネットに置き換えたり
洛南らしい個性的な解釈が見られる中、素朴さ・哀愁もしっかりと表現された素晴らしい名演だと
思います。
それと、関西大会ダメ金で終ってしまいましたけど、
1993年の「海」(第二楽章も部分的に選んでいましたけど、あの部分の解釈は大変繊細で素晴らしい!!)とか
1994年の「リバティーファンファーレ」も、「隠れた名演」の一つと思っています。

改めてですけど、ダンス・フォラトゥーラの技術的難易度の高さは半端ないものがあると思います。
精華女子のあの素晴らしい演奏を聴いてしまうと
「すごいな・・・こんな難曲中の難曲を聴いている者に少しも疲労感を与えないでこんなに楽に聴かせちゃうなんて!」と
毎回感心させられちゃいますね!
(洛南の唯一の弱みは、ちょっと力みを感じ、聴く方もちょっと構えて聴いてしまう感じもあるのかもしれないですね・・)
それにしてもあの「ダンス・フォラトゥーラ」の超絶技巧の炸裂振り・金管殺し・トランペット奏者殺しは
一度聴いてしまうと、完璧にはまってしまいますね・・・
そうなんですよね!!
吹奏楽を知らない方でも是非この「ダンス・フォラトゥーラ」だけは精華女子高校の演奏を聴いて欲しいです!!
この曲、そしてあの素晴らしき名演を知らないまま一生を終えるなんて
勿体無いかもしれませんよ・・・??

余談ですけど、
「ダンス・フォラトゥーラ」の全国大会初演は、実は高校の部とか一般の部ではないのです!!
実はなのですけど、1989年の中学の部で出場した宮崎県の生目南中学校が全国大会初演なのでした!
しかも、この学校は全国大会初出場です!
この演奏、私も普門館の生演奏で聴きましたけど、とてつもなく印象度が強い演奏だったと思います。
私の印象としては、この難曲中の難曲を音にするだけで精一杯なんだけど、「音楽をみんなで奏でよう!」という
熱いハートは客席にもとてつもなく熱く熱く伝わっていたと思います。
全体的な印象は「細かい事は気にするなっ!!」という感じで、
細かいところよりも全体の雰囲気を大事にしているという感じで、とにかくあの「荒っぽいおおらかさ」は、
現在のコンクールでは絶対に聴く事が出来ない「熱さ」は絶対にあると思います。
この「ダンスフォラトゥーラ」は中間部にトランペットのとてつもないハイトーンのソロがあるのですけど、
生目南中学校は、あの部分のトランペットソロは一オクターブ下げて演奏するという「荒業」も披露してくれて、
これも大変印象に残っています。

最後に、洛南高校は最近では全国大会でしばらく耳にする事もなくなりましたけど、いつの日にか「名門復活」を
期待しておりますし、必ずやその日がやってくると信じております!!
星新一と言うと、新潮文庫の単行本の中では、「ボッコちゃん」・「ようこそ地球さん」・「妄想銀行」・「マイ国家」あたりが
特に好きな作品集なのですけど、「ひとにぎりの未来」という単行本はかなり凄いと思います!
この作品集は、星新一がこのショートショートを書いていた1960年代後半から40~50年後という「近未来」を
描いた作品ばかりで
星新一が当時想定していた「近未来」が丁度今現在の時代とリンクしますので
その意味でも大変興味深いです。




みく



と星新一ってやっぱり偉大ですよね!
1970年代初頭時点で既に2017年前後の日本の「近未来」を予知しているような作品が
かなり含まれています。
当時は、まだパソコンとか携帯も何も無い時代でしたし、
ましてや「マイナンバー制度」みたいな国民一人一人をデータ化して管理するという「国民総背番号制度」なんて
そういう発想すら無かったあの時代において、そうした未来の「管理社会」の便利で快適な生活なようでいて、
実は、ものすごーく窮屈で息が詰まるような「閉塞感」が充満しているみたいな光景を既に
示唆しているショートショートを書いちゃうなんてやはりこの方の「発想の柔軟さ」とか「未来を悲観的に捉える視点」なんかは
改めてその先見性が「すごいな・・」と思わず感じてしまいます。

現在の私達の社会の中では必ずしも浸透されているとは言い難い面もある「マイナンバー制度」の思わぬ不自由な所は、
この「ひとにぎりの未来」の中に収録されている「番号をどうぞ」の中に結構容赦なく抉られているような気がしますし、
同時に「管理社会」の一見合理的で無駄がないように見える中でも、
何か一つ「想定外の間違い」が発生するだけで
社会からの疎外感を余儀なく味わってしまう辺りは・・
なんか思わず・・「なるほどね・・」とも思ってしまいますね。

そうした中、この作品の中で私が特に特に印象に残ったショートショートがあります。

それが、「はい」という作品なのです。

現在既に一部の科学者から「警告」は出ているようですけど
「スーパーコンピューター」・「人工知能」がやがて・・人類全てを管理する未来がくるのかもしれないという話は、
そうですね・・
これって、もしかして既に「ネタ」としてではなくて、案外とすぐそこまで迫っているのかもしれません。
そうした人工知能による制御に加えて、前述の「マイナンバー制度」なんて導入されてしまったら、
本当に人類に待ち受けている未来と言うものは「閉塞感」・「窮屈さ」・「常に誰かに監視・管理されている意識」という事に
なるのかもしれません。

この「はい」というショートショートの世界観においては、
既に世界は人類では制御不能の状況に陥っており、そうした混乱と戦争を回避させるための策として
コンピューターによる管理が日常的に行われています。
それは・・
「お前は私が何か知っているだろう・・・
私は世界で最も優れた大型コンピューターだ。
お前たちは、自分で自分たちを管理できなくなった為に、私に管理と平和を任せたのだろう・・」という
コンピューター自身の言葉に集約されています。

だけど・・・

このショートショートがよりリアルで恐ろしく感じるのは、
コンピューターが一人一人の人間の耳に強制的に装着された「イヤリング」を通して、その指示を
日常生活の細かいところや、就職や結婚・子育て・・・、そして・・なんと自らの「死ぬ時期」に至るまで
とにかく全てに渡って細かい指示を出し、
そうした指示を疑う事も無く、人間達は「はい・・・」と素直に従い・・・
そして世界は、無駄なく争いも無くとにかく平穏無事に過ぎていくといういわば「究極の管理された社会」での
「作られた平和」という所ですね。

もちろん、人間達にとって「争いの無い世界」・「平和」・「貧困がない社会」・「格差がない社会」というのはまさに「理想」です。
だけど、こうやってコンピューターに管理され、結局は・・・自らの意志ではなくてコンピューターによって人工的に作られた
平和や安定というのは、本当に本当に人間にとって必要なのか・・・
本当にそうした未来でいいのか・・・・
そうした事にならないために、
平和とか貧困の無い社会を人間が自ら作り上げる事とコンピュータによる合理的で利便性がある社会を
どうすれば両立できるかを真剣に考える必要があるのではないかという事を
既にコンピューターが現代のように普及していない時代から既に提言していた星新一の「確かな目」には
ある意味恐ろしさすら感じてしまいます。

さてさて・・・この「はい」においては、前述の通り、イヤリングを通したコンピューターの声による管理が
とにかく戦慄すら感じるほどリアルで怖いものがあります。

一例を記すと・・・

「おい、起きろ・・今日は2016年5月9日だ・・ 飯を食え 髭を剃れ 着替えろ 出勤しろ」

「5番街80丁目に行け そこで待っている女性と結婚しろ」

「子供をつくれ」

「子供の耳にイヤリングをつけろ」

「お前の病はもう治らない 遺言状を残せ 家族に別れを告げろ」

「お前はもう死ぬんだ・・」

とまあこんな感じです・・・

そしてコンピューターから命令された人間の反応は、全て例外なく、タイトルの「はい」なのです!

何て言うのかな・・・・

本来、世界に「平和」とか「格差がない社会」とか「貧困や差別の無い社会」を作るのは
まさに・・人間の役割そのものであり、
それに対して英知を結集してそうした課題に向けて腕を振るうのが人間として目指すべき方向なんでしようけど、
それが出来ずに放置し、コンピューターにそうした事を「委託」してしまった未来に対する皮肉を
描いたともいえるのでしょうけど、同時に、
何が人間を人間たらしめているのか・・・という人間の本質的な問題を描いているようにも感じられます。

人間にとって一番大切なものとは何なのか・・・?

そうですね、結局は「自らの意志で決める事」なんだと思います。

人間と言うものは・・・結局は、誰かに「物事を決めて貰う」というのは、人間たる本質に基づいていないような
感じもあります。
確かに自分の頭で考えずに、他人が物事を全て仕切ってしまうというのは楽でいいのですけど
自分自身の頭で考えて、自分の意志で行動するというのが
やはり「本来の姿」のような気がします。

この「はい」のような未来というのは、確かに楽は楽なのですけど結果として人として「一番大切なもの」を喪失してしまい、
結果として、人間としての「本来あるべき姿」すらも失ってしまうという事になるのですよね。

この辺りは確かに難しいですよね・・・

確かに、楽はしたいし平和で貧困のない社会は維持したい・・・だけどそれによって「人としての主体性」を失っては
結果的に本末転倒・・・
ではどうすればいいのか・・・
要は「バランス」なんでしょうけど、そのさじ加減が中々見いだせないから、
いつまでたっても人間達は悩み続ける・・・という事なのかもしれませんよね・・・



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ラビリンス



最後に蛇足ですが、上記のようなテーマは、

4代目プリキュアの「フレッシュプリキュア」でも、なんと最終決戦において出てきます!

フレッシュと言うと
どうしても、イースの再生の物語とかアホのウエスターの印象ばかりがやたらと強いのですけど
フレッシュのメビウスという名前のコンピューターによる管理は、まさに星新一の「はい」の世界そのものでしたね。

イースの寿命がメビウスによって調整できるというのも
なんかある意味恐ろしい話でしたよね。

うーーむ・・星新一もすごいけど、プリキュアも2009年時点でこうした問題も内在していたとは!!

やはり・・そうした意味でも、プリキュアの世界は奥が深いのかもしれないですね・・・

イース(後のキュアパッション)が度重なる総統・メビウス様(→実は・・その正体はスーパーコンピューター)からの
「プリキュアを倒せ!」と言う命令を実行できず失敗に終わった責任を問われ、結果的に、管理国家ラビリンスから
「国民番号 ××番 イース殿 あなたの寿命は今日限りです。お疲れ様でした・・」という通達書を一枚
手渡されてしまうのですけど、そんな大切な事を「辞令」(?)一枚で終わらせられてしまうイースも何か気の毒でした。
イースの反応は明らかに動揺が見られ、最後の最後で「イースもやっぱり人の子なんだなぁ・・」と感じさせていたのは
大変興味深いものがありました。

そしてイースは、「一つだけ心残りがあり、それに対して決着をつけに行く」と
ラブとの決闘シーンという展開になるのですけど、あの時のイースの
イースの生涯としては恐らく・・最初で最後の心の本音・・・「私は・・・そんなお前が羨ましかった!!」と
絶叫してラブとガチの殴り合いバトルをしていたシーンは大変印象的でした!!

うん・・やっぱりこういう方がはるかに人間的ですね!!

それに・・・

フレッシュは最終的には、管理国家ラビリンスの国民たち一人一人が

「なんで自分達はメビウスのいう事を守らないといけないのだ・・」

「誰も人にそんな事を命令できる権利は無いはず」

「そもそもメビウスとは何者なんだ」と

最後の最後で、

「人間の主体性とはなんぞや・・」みたいな事に覚醒し、ラビリンスに対して反旗の狼煙を上げていたのは
大変印象的でしたし、
何となくですけど、
「人として大切な事」とか「主体的意志を持つこと」と大事さをきちんと提示していたのは
本当に本当に素晴らしい事だと思いました。

そうですね・・・

人が自由を制限されている時の敵は、その自由を抑制している者が敵なのですけど、
人が自由を制限されていない時の敵って・・・「慣れる事」と「知らない事」と言えるのかもしれないですね。
コンピューター等による自動制御・自動管理は確かに楽・・・だけどそれに慣れてしまい、
コンピューター管理の恐ろしさを知らないと、
あのような戦慄すべき事態に陥ってしまうという事も示唆していたような気もしますね。
ギリングハムというと、1990年代後半から日本においても少しは馴染みのある作曲家となり、
1990年代後半頃においては、結奏楽コンクールでもその名を耳にする機会はかなり多かったと思います。
ひところは、「With Heart and Voice」という曲がよく演奏されていましたね。
だけど、ここ最近は以前よりは演奏頻度が下がってきたのはちょっともったいない気はします。
最近の吹奏楽オリジナル作品の傾向として、欧米の作曲家よりは邦人作品の方に人気が集まっているような
気もしますけど、
果たして、10年後あたりまで、生き残っている邦人作品はどのくらいあるのかな・・・??
保科洋の「復興」は、是非是非忘れることなくずっーーと作品自体が後世まで受け継がれていくととても嬉しいですし、
そうなって然るべき作品の一つだと思います。

ギリングハムですけど、全国大会で最後に演奏されたのは確か2006年・・・・
10年近く全国大会では自由曲として取り上げられていませんし、支部大会でもめっきり演奏頻度は
下がってしまいましたね・・・
ギリングハムのようにどちらかと言うと難解で政治的なメッセージ色が強い作曲家だと人気は限定的なものになりがちですし、
コンクールで何度か演奏されてしまいますと、飽きられてしまう傾向になりがちになるのかもしれないですね。
その点、「政治色が相当強い吹奏楽オリジナル作品」でもあるK.フーサの「プラハのための音楽1968年」が
全国初演の1978年から結構最近までコンスタントに演奏され続けている事はやはり凄い事だなと感心したりもします。

ギリングハムというと、結構難解とか、表現が難しいとか抽象的すぎるとか
「結局何を言いたいのかよくわからない」等の声を聞くことも多々ありますけど、
私は、ギリングハムというと、前述の通り、
「メッセージ色の強い作曲家」というイメージを持っています。

交響詩「ベトナムの回顧」もそうてすし、「目覚める天使たち-エイズ、死せる者へ捧ぐ」もそうですけど、
その最たるものが、
「And Can It Be? ~ 米国「コロンパイン高校銃乱射事件を題材にした、
 神が愛なら、どうしてこんな悲劇が起こるのか」というウルトラ級に長いタイトルのこの曲でしょうか・・・??

ギリングハムを最初に聴いたのは、確か1997年の磐城高校の
管楽器と打楽器のための交響曲「黙示録による幻想」だったと思いますけど、
ネリベル以上の静と動の落差のすさまじさと圧倒的な負のエネルギーに驚いたものでしたけど、
曲としては、緊密な構成と表現力に秀でた素晴らしい曲だと思います。

交響詩「ベトナムの回顧」は、副題として「ヒーローズ・ロスト・アンド・フォーレン」という
タイトルが付けられていますが、
要は戦争というものには、敵も味方も勝者も敗者も存在しない、元々人間が行ってはいけない行為の一つだ
という事なのでしょう。
戦争には勝者も敗者も存在しない・・・勝者・敗者を超えて、戦争で命を失ったすべての人たちに対する「レクイエム」
のような曲なのだと思います。
それを象徴しているのが、まさしく曲のラスト近くのあのまるでレクイエムのようなコラールなのでしょう・・
本当にあの部分は心に沁みますし、「戦争」というものは人類最大の愚行なのだと改めて気が付かされます。

この曲、実は必ずしも難解と言う訳でもなく、
祈りと瞑想にも近いゆったりとした部分と戦闘シーンの対比がすさまじいと言えるのかもしれません。
この対比は、強弱のコントラストというよりは、ダイナミックスレンジの巾の落差がとにかく壮絶だとと思います。
そして戦闘シーンを示唆する場面と
「私達は一体何のために戦っているのか・・・一体誰のために戦っているのか・・・
そして・・・
「そもそもこの戦いはなぜ必要なんだ・・」みたいな根本的な「問いかけ」を投げかけているように
どうしても聴こえてしまいます。
逆に言うと、そうしたメッセージを聴く者に伝わり易いほど、この曲は意外と分かりやすいという事なのだと思います。
そうですね・・・「ベトナム戦争」というと、私と同年代あたりの世代ですと、正直、「よく分からない・・」という
感じになってしまいそうですね・・
私が小学校低学年の頃に、確か、ベトナム戦争終結→アメリカ軍の軍事撤退という歴史的事実があったと
思いますが、
「ベトナム戦争反対」に象徴される「反戦」とか「反戦デモ」というのは、私よりも少し上の世代の人たちが
若い頃に直面した一つの社会的事象だったようにも思えます。
そうした意味においては、この曲は、私の世代と言うよりは、もう少し上の世代の皆様方の方が、より共感度は
高いような気がします。

以前の記事の中でシュワントナーの「・・・そしてどこにも山の姿はない」という曲を取り上げましたが、
あの曲も特殊楽器と特殊技法がてんこ盛りのウルトラ級に難易度が高い曲として知られていますけど、
この「ベトナムの回顧」も、シュワントナーほどではないにせよ、特殊楽器・特殊奏法が色々ありますね。
チェレスタとの他の楽器とのバランスもそうですし、
鍵盤打楽器を弦楽器の弓でこするなど、特殊奏法の連発で、本当に打楽器奏者は大変だと思います。
また、この曲は、ホルンやトロンボーンも相当難易度が高い技術を求められますし、
とにかく、指揮者も大変だけど奏者も大変だと思います。
音楽の内容的にも、「どこまでメッセージ性を盛り込めばいいのか・・・」とかなり指揮者は悩みそうですし、
あんまり過剰な表現だとかえって嫌味にも聴こえてしまいますし、
あまり淡泊過ぎる表現もどうかと思いますし、このあたりは・・・指揮者の解釈は相当難しそうですね。
だけど・・・
もしも私が指揮者だったとしたら、「一度は振ってみたい!!」とついつい思ってしまう曲の一つですね。

曲としては、全体的にはピアノ・チェレスタの鍵盤楽器と
トムトム・ヴィヴラフォーン等の打楽器が終始大活躍をします。
出だしはもやもやした感じ・・・何やら陰鬱とした霧の中にいるかのような雰囲気から開始されます。
ピアノが何やら暗示的なメロディーを示唆する中、ミュートを付けたトランペットがやはり暗示的な示唆をします。
この冒頭の展開部のチェレスタがかなり神秘的で、
「これから何か悲劇的な事が始まる」みたいな事を何やら暗示しているようにも聴こえます。
中間部で戦闘シーンを想起させる激しい描写もありますが、
この戦闘シーンの打楽器のトムトムの凄まじいだ叩き付けは一聴の価値があると思います。
戦闘シーンが終わった後に・・・
しっとりとした歌があり、最後にコラール風に聴かせる部分があったり、
メカニック的な部分としっとりと歌い上げる部分の対比が非常に面白く、
この辺りがこの曲の持つ魅力なのかもしれません。

解釈としては、強弱・明暗といったコントラストを重視したメカニック的な演奏もいいかもしれませんし、
ラストの讃美歌みたいなコラールを強調した抒情的に仕上げる方法もあると思いますし、
色々な表現方法があるのかもしれません。

この曲は、全国大会では、関東一高・玉川学園・上磯吹奏楽団の3団体が取り上げていますが、
あくまで個人的見解なのですけど
1995年に全国で演奏した関東一高を超える演奏は今後も多分出てこないような気がします。
玉川学園は、都会的で洗練された演奏で、上磯はかなり重たい演奏です・・
関東一高は、聴かせどころのポイントをきちんと分かっているというのか、
ガンガン鳴らすところとしっとりと歌う部分を巧みに表情を使い分けているという印象があり、
都大会でも全国大会でも私自身は両方の演奏も生演奏で聴いたのですけど、
感想は、とにかく「聴かせどころを心得ている・・」・「曲を奏者全員がよく理解している・・」
「言いたい事はきちんと伝えてくる・・」みたいな良いイメージの方が強いです!
とにかくツボを心得ている演奏だったと思いますし、
戦闘シーンでも派手にギャンギャンとがなり立てる解釈は取っていないので、
そうですね・・・印象としては「渋い」とか「知的」という言葉が大変よく似合うと思います。

玉川学園も決して悪い演奏ではないと思うのですけども、部分的に技術力の弱さが露呈しているし
時々、「え・・・本当に全国大会に出場しているチームなの・・・」と思ってしまう程
部分的に音程の悪さを感じてしまい、これが印象としてはかなりのマイナス点のようにも感じてしまいます。
全体的にはかなりの薄味の演奏にも聴こえます。
玉川学園で一つよかった点は、ラスト近くのしっとりとした歌の部分を二回繰り返し演奏しているのですけど
(関東一と上磯は一回のみにカットしています・・)
一回目から二回目に入るところで、瞬間的に音楽を止め、「間」を意図的に作っているのは
「なかなかうまい演出」と感じたものです。
上磯の演奏は、前述のラスト近くのしっとりとした歌の部分のメインメロディーのオーボエの
「泣かせるようなしっとりとした歌いかた」はとても心に染み入るものでした。

関東一高と言うと、一昨年の現・楽天りオコエが活躍した夏の甲子園の活躍は見ていて気持ちが良かったですね。
特に初戦の高岡商業戦は、確か序盤で10-0ぐらいに圧倒的にリードを保っていたのにあっという間に
追い上げられて一時は同点まで追いつかれたのに
最後の最後で振り切って辛勝していたのは、いかにも大雑把で豪快なこのチームらしい戦いだな・・とも
感じたものでした。
関東一と言うと、野球とやはり吹奏楽部だと思います!!
現在は男女共学になっていた記憶がありますけど、関東一が吹奏楽コンクールで栄光の3年連続金賞を
受賞していたころは、まだ男子高校でしたので、
絶対的なクラリネット奏者不足の状況の中でかなり大変だったと推察されるのですけど、
関東一は男子校特有のパワーと音量でねじ伏せる豪快な演奏ではなくて、
柔らかい響き・洗練された響き・丁寧な音楽運び・よく練られた音楽構成などかなり繊細な音楽づくりを
している印象がありました。
高校当時は男子校で同じく慢性的なクラリネット奏者不足に泣かされていた私としては、羨ましい話でありましたし、
当時は、羨望の眼差しでこの学校を見ていた記憶があります。

関東一が大化けしたのは、これまでのこのブログで何度か書いているように
1990年の課題曲C/自由曲・華 辺りからだったと思います。
私自身は、1984年以降、仙台を離れて都内近辺に住みつき出したのですけど、
大学に入ってからも引き続き「吹奏楽団」に入団し、その際に同期に
「関東一高ってどんな学校なの・・?」と聞いてみた所、困惑したような顔つきになってしまい(汗・・!)
「うーーん、少なくともお上品な学校ではない・・むしろ少しガラの悪いやんちゃな学校・・」という
答えが返ってきました。
そうですね・・、正直この答えは少し意外なものがありました。
この頃は既に関東一は全国大会の常連校でしたけど、
男子校にしては、サウンドは洗練されているし、表現は大人っぽいし
そんな「やんちゃ・・」みたいな感じは、その音楽からは感じませんでした。
恐らくですけど、関東一をずっと長期間指導されていた塩谷晋平先生の類稀なる指導力が
相当大きかったと思われますし、塩谷先生の絶え間ない努力の結晶があの演奏なのだと思います。
私、都大会や全国大会で何度も塩谷先生の指揮を見てきましたけど、
何となくですけど・・、生徒全員が塩谷先生を信じきっている雰囲気が、部外者の自分には伝わってくるような雰囲気は
ありました。
塩谷先生自身は、大変惜しまれる事に2012年に急逝されてしまったのですが、
先生のご冥福を心よりお祈り申し上げたいと思います。
塩谷先生は、1997年以降は関東一を離れてその後青森山田に移られましたけど、
吹奏楽コンクールは、2012年にブリジストンを振られています。
その際は既に体調も相当悪かったと思われますが、
それでも無事に全国大会でブリジストンを見事金賞に導かれ、そして・・・その数日後に
息を引き取られています。

本当にいかにも塩谷先生らしい最期のお姿だったと思います。

ギリングハムの交響詩「ベトナムの回顧」のラストのあの清らかなコラールは、
塩谷先生に対する「レクイエム」みたいなようにも感じられたものです・・・
改めてですけど、先日7月12日の私のお誕生日と当ブログの「東方カテゴリ記事300記事到達」の
素敵なお祝いメッセージをあんなにもたくさん頂けた事に深く深く感謝いたします!

本当にありがとうございました!

当ブログはこんな拙い内容の乏しいブログかもしれないですけど、今後とも精進を重ねていきたいと思っておりますので、
引き続き皆様からの温かい閲覧・応援・拍手・コメントをブログ更新の糧とさせて頂きたいと思います。

どうか今後とも宜しくお願いいたします。

そうした中、「dream fantasy」のアミグリさんと「ぼーぽけきょ」のみけねころんそうさんより、そうした節目のイベントの際に
とってもとっても素晴らしいお祝いイラストを描いて頂けましたので、このお二人の作品を本日と明後日の
二度に渡り当ブログで転載&ご紹介をさせて頂きたいと思います。
(それと後日ですけど、kira kiya な 空 rumari な想い の管理人様のkirakiya.rumari 様が描かれる予定のお祝いイラストも、後日ご紹介&転載をさせて
頂く予定となっております! )

改めてですけど、アミグリ様、みけねころんそう様! 素敵なお祝いイラストを描いて頂きありがとうございました!

本日は、アミグリさんに描いて頂いたとっても幻想的で美しい「きらきら妖夢」をご紹介をさせて頂きたいと思います。









アミグリさんには本当にいつも大変お世話になりっ放しです!!

昨年の私のお誕生日+通算3000記事到達のイベントの際には、アミグリさんにあの素晴らしき名作の「水着ゆかりん」という
類稀なる傑作イラストを描いて頂き、その時の私の心境は天にも昇るような嬉しさに溢れていたと思いますし、
当時は「なんて自分は幸せ者なのだぁ・・」としみじみと実感したものですけど、
今年は昨年のあの水着ゆかりんにも決して引けを取らない素晴らしいキラキラ妖夢をアミグリさんに描いて頂けた事を
改めてこの場を借りて御礼申し上げたいと思います。

本当にありがとうございました!

昨年の「水着ゆかりん」も私の「生涯の大切な宝物」ですけど、今年のこの「きらきら妖夢」も全く同じように
私の生涯の「大切なたいせつな宝物」です!
このアミグリさんからの素晴らしき贈り物は、生涯永遠に忘れることなく私の胸に刻まれるのは間違いないと思います。

さてさて・・・今年の私の誕生日が近づいた頃に、
「今年もアミグリさんに何かお祝いイラストを描いて貰いたいなぁ・・」と思い、アミグリさんに「妖夢」をリクエストさせて
頂きました。
なぜ「妖夢」なのかというと、今年の3月にアミグリさんが描かれた「妖夢特集」の作品がとても素晴らしかったことが
大変印象に残っていたというのもありましたけど、
昨年末からの最近の作風の特徴でもあるあの「キラキラ感」は、フランちゃん・こいしちゃん・早苗さん・霊夢・チルノ・魔理沙・
鍵山雛等の東方作品で既に描かれていたのですが、意外にもあの素晴らしきキラキラ感を駆使しての妖夢を
まだ一度もdream fantasyやpixiv等では未発表という事もあり、
「是非ぜひアミグリさんが描かれたキラキラ感の漂う妖夢を見てみたい!」と思い、アミグリさんに無理をお願いして
そうしたきらきら妖夢を描いて頂いたのが今回の経緯だったのです!

このキラキラ感の飛ばしっぷりは見ていて大変心地よいです!
アミグリさんのコメントとして「キラキラを際立たせるために、背景は濃いめの色にしてみました」との事ですけど、
なるほど・・・!
それは素敵な作戦勝ちという事になるのかもしれないですね!
アミグリさんにしては少し珍しくバックの色彩感が豪華絢爛な雰囲気を感じさせているという裏には、
そうしたアミグリさんの「作者としての意図」が秘められていたのだと思います。
妖夢は元々が半分人間・半分幽霊という特殊な種族ではあるのですけど、背景の色彩感を意図的に濃くする事で
妖夢の半分幽霊としての「幽玄的な美しさ」をより強く私たちに提示しているようにも感じられたものでした。

とにかくこの妖夢は幻想的で大変美しく、普段の公式設定でのちょっと頼りない感じとかご主人のゆゆ様に振り回されて
ばかりの生真面目な従者という感じではなくて、
ここに一人の素敵なレディーがひそやかに佇んでいる・・という涼し気で霊感に溢れた作品があるのだと
私には感じられます。
全体的にとてつもなくファンタジー感が見事に伝わっている事と
普段描かれる妖夢以上に「少し大人っぽい雰囲気の妖夢」がそこにはいる事と
人魂部分の透明感と妖夢本体部分との対照性の見事さとか、とにかく賞賛しても言葉では表現できないほどの
素晴らしい妖夢がここにはいると思います。

本当に素晴らしい妖夢です!

改めてですけどリクエストに応えて頂きありがとうございました!

それとこの妖夢の素晴らしいと感じられる点として、後ろ向きから少し捻ったポーズから振り向かさせているという
構図的に大変難しいものがある中で、
妖夢の後ろ姿の美しさをあえて強調する事で妖夢の新しい魅力とん大人っぽい雰囲気を素敵に伝えているのだと
感じられます。

いや―ー、私のお誕生日にこうした素敵な妖夢をお祝いイラストとして頂けた私は、間違いなく「世界一の幸せ者」
なのだと思います!!

こんなに素晴らしく幻想的で美しい妖夢を描いて頂けたことに、月並みな言葉ですけど
「ありがとうございます!」という感謝の言葉しか出てこないです!!




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本来の趣旨からすると上記の「きらきら妖夢」一枚だけを本記事に転載&ご紹介させて頂くのが筋なのかも
しれないのですけど、なんか私個人としては「せっかくアミグリさんの素敵なイラストをご紹介させて頂く機会を
持てたのだから一枚だけじゃちょっと物足りないのかも・・」とついつい余計な事(?)を考えてしまいますので(汗・・)
上記の「きらきら妖夢」とは別の感覚で素敵だなぁ・・大好きだなぁ・・と思っている妖夢の作品を一枚転載&ご紹介
させて頂きたいと思います。

上記の妖夢は、アミグリさんが2010年11月に描かれた「しまむら妖夢」です!!

アミグリさんにとってはかなりの初期作品なのですけど、このしまむら妖夢の完成度の高さと
妖夢の可愛らしさの魅力を120%以上引き出したとても魅力溢れる妖夢だと思います!
確かに上記の「きらきら妖夢」としまむら妖夢を描かれた時期には約7年の歳月の差があり、
その作風の違いは一目瞭然なのかもしれないですけど、私は初期の頃のこうした可愛いかわいい妖夢も大好きですし、
きらきら妖夢のあの幽玄で美しいとしか言いようが無い幻想的な妖夢もどちらも大好きです!

「え・・? しまむら妖夢ってなーに・・?」と思われる方もいらっしゃるのかもしれないので少し解説させて頂きますと、
アミグリさんがこの「しまむら妖夢」を掲載されていた2010年当時において、二次創作やpixivにおいて
「しまむら妖夢」というものが一時的に流行っておりまして。
2010年当時にアミグリさんがその流行に乗って描かれたのがこの「しまむら妖夢」という訳なのです。
「しまむら妖夢」とは、ファションセンターしまむらでいかにも売っていそうな「ニット帽・ピンクのマフラー・手袋」を身に纏った
妖夢を描こうじゃないか!という呼びかけに応じて、多くの絵師様が描かれていた一つの流行みたいなものですね。

それにしてもアミグリさんが描かれた「しまむら妖夢」はとっても可愛いですね!

なによりもニット帽・手袋・マフラーという冬の衣装が「冬の白玉楼」の雰囲気にぴったり合いそうで、
妖夢と冬の相性はいいんだなぁ・・と改めて感じさせるものがあると思います。
長いマフラーがとても印象的ですし、そのマフラーで口元を隠した妖夢がとても新鮮に感じ、
そうした「しまむらファッション」を素敵に妖夢にコーディネイトさせているアミグリさんの演出が光っていると思います!

ゆゆ様はお嬢様ですので、そうした庶民的な(?)しまむらファションはイメージにそぐわないのかもしれないですけど、
妖夢はそうした意味では、やっぱり庶民的な存在なのかもしれないですね! (笑)
派手で絢爛豪華なドレスを身に纏っているゆかりんは、しまむらよりは三越とか高島屋といった方がイメージに合っていると
言えるのかもしれないですね・・(笑)

さてさて、上記のこの「しまむら妖夢」と素敵な姉妹作といえる作品が、妖夢ではないのですけど、
下記の「冬こいし」なのだと思います!
改めてですけど、このしまむら妖夢とセットする形で掲載すべき作品があの不滅の名作の一つの「冬こいし」なのだと
感じられますね!
(更に言うと、「冬こいし」と別の意味で素敵な姉妹作とも言えるのが「春こいし」なのだとも思います!)




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「え・・!? なんでここにこいしちゃんが登場するの・・?? 今回は妖夢がメインじゃないの・・!?」と思われる方も
いらっしゃるのかもしれないですが、
上記の2010年に描かれた「しまむら妖夢」は、3年後にさらに素晴らしき進化を私たちに提示してくれる事になります!!

そう・・! それが2月の「アミグリさんが描かれたこいしちゃん特集」でも登場いたしました
あの不朽の名作「冬こいし」なのです!

この2010年の「しまむら妖夢」のアィディアを3年後に別のキャラにも応用してみよう!というアミグリさんのその
素敵な柔軟性が断然光っていると思います!

ちなみにですけど、アミグリさんご自身も
「2013年に描いた冬こいしちゃんは、このしまむら妖夢を参考にして描いたので、
少しイメージは似ているかもしれないですね…。 」と述べられていました。

マフラーで半分くらいこいしちゃんのお顔を隠しているのですけど、
その隠した感じが実に「可愛い!!」と感じさせてしまうのですから、アミグリさんの腕がまさに遺憾なく発揮されていると
思います!
こいしちゃんは「無意識を操る程度の能力」という事で、こいしちゃん自体の存在を他者には全く感じさせない特殊能力を
持っているのですけど、アミグリさんが描かれたこの「冬こいし」は、さすがに
こいしちゃん自身が「今日はちょっと寒いのかも・・?」みたいな感情をとってもとっても素敵に私たちに伝えているのだと
思います!

参考までにアミグリさんが描かれた「こいしちゃん特集」を改めてご覧になりたい方は、こいしちゃん特集 をご覧頂けるととっても嬉しいです!!

→ こいしちゃん特集

私といたしましては、一人でも多くの皆様に dream fantasy のアミグリさんが描かれる素晴らしいイラストを見て欲しい!という気持ちで一杯です!
どうかアミグリさんの dream fantasy という
素敵なブログも宜しくお願いいたします!

上記にて転載をさせて頂きましたアミグリさんが描かれた妖夢とこいしちゃんのイラストは、
その権利は全てアミグリさんに帰するものでありますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので、 くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

先日の「アミグリさんが描かれたルーミア特集 その①」もおかげさまで大変なご好評を頂きましたけど、
今度の日曜日に掲載の「アミグリさんが描かれたルーミア特集 その②」の方も
何卒宜しくお願いいたします。
そして冒頭にて、アミグリさんの過去の作品の「名作プレイバッグ」も行いたいと思いますが、次回に登場する
名作イラストは、果たして誰なのでしょうか・・? (笑)

「ガールズ&パンツァー」なのですけど、舞台は茨城県大洗でしたね!
「大洗」というと海水浴場で大変有名な所でありますけど、「海」が無い埼玉県在住の私にとっては、
東京・千葉・神奈川・茨城に住んでいる皆様が大変羨ましいですし、同時に海が無い同士、栃木・群馬・山梨の
皆様とはなんだか話が合いそうな気もしますね・・(笑)
「大洗」というと海水浴場で大変有名な所であり、非常に古い話で恐縮なのですけど、
私が高校3年の頃に上映された映画「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」の中で
面堂終太郎が、「なーんだ、お前、知らなかったのか!! ・・・ワハハハハ・・・大笑い=大洗海水浴場」と
しょーもないギャグをかましていたシーンがなんか妙に印象に残っています。

大洗もあんこうや海水浴場の他に、「ガールズ&パンツァー」ですっかり「アニメの聖地」とか
「ガールズ&パンツァーのモデル地」とか「ガルパン効果により町おこしとして類稀なる成功を収めた町」というプラスの
イメージが定着していると思います。
いまだにアニメ聖地の一つとして色々なイベントも開催されているのは大変素晴らしいことだと思います。

先日仕事からの帰宅時に、駅構内で「ガールズ&パンツァー」の「大洗の夏、はじめました」という海水浴場の
宣伝ポスターが掲載されていて、「あ・・! 西住みほや秋山殿がいる!」と大変懐かしくもありうれしくもなりましたし、
海水浴場の海開きという事で、いよいよ本格的な夏がやってくるとか夏休みが間もなく始まるみたいな気持ちになって、
別に私は海がある県には住んではいないのですけど(汗・・)
子供の頃に帰ったかのような「夏休みが間もなく始まる・・」みたいなワクワクドキドキ感を感じたものでした。
(だけどそういう気持ちも小学生あたりまでだったかな・・? 中学や高校になると、夏休みというと、
吹奏楽コンクールの備えた猛練習とか休みがほとんどない練習漬けの日々みたいな感覚しか無かったですね・・汗・・)

勿論このポスターは「ガールズ&パンツァー」の宣伝ではなくて
あくまでこのアニメの舞台となっている「茨城県大洗」の海水浴の宣伝なのですけどね・・・(笑)

だけど、こうやって西住殿とか秋山殿とかさおりんのお姿を、たとえポスターと言う形でも拝見できて、とっても嬉しかったです!!

7月15日の三連休初日が大洗海水浴場の海開きという事になるのですけど、
本来の趣旨からすると7月17日の「海の日」の方が海開きとしては相応しい感じもあるのですけど、
やはり三連休の初日に海開きをした方がお客の入りも違うという営業的側面の方が大きいと言えるのかもしれないですね・・



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このアニメ「ガールズ&パンツァー」ですけど、
大洗と言う関東ではかなり有名な海水浴場があったり、舞台となっているまるで空母のような「学園艦」という
巨大すぎる船の中でのお話なのに、
「水着シーン」はほとんど出てきませんでしたね・・(泣・・)
数少ない例外は、第二話での生徒会チームの小山柚子が戦車整備と洗車の際に白ビキニ姿を
お披露目したぐらいだったかな・・・??
だけどあの小山柚子の胸の大きさはとにかく素晴らしかったですね! (汗・・!)

今回の海開きのポスターは、大洗女子のあんこうチームの5人のメインキャラは「水着」ではなかったですね!

ちなみにですけど、2015年の大洗の海水浴場の宣伝ポスターは5人とも水着姿でした!
(冷泉麻子の幼児体型がとても印象的でもありました・・笑・・)

今回の2017年版の大洗海水浴場の宣伝ポスターは、5人の私服姿ですけど、5人ともとっても可愛くて魅力的です!

みほが主人公に相応しくとっても可愛いのですけど、さおりんのあの元気溌剌振りもとっても素敵ですね!
(みほにはこの白スカートの清純さがとてもよくお似合いだと思います!)

秋山殿のホットパンツ姿もとても素敵ですし、戦車ではなくて自転車を動かす秋山殿も大変珍しいものがあるのかも
しれないですね・・(笑)




ガルパン




「ガールズ&パンツァー」って見方を少し変えると
「ハートキャッチプリキュア」の主人公、花咲つぼみの「自分を変えたい、過去の自分を乗り越え、
新しい自分を新しい環境で発見していきたい」というのと結構共通する要素は
あるのかな・・とも思ったりもします。
西住みほも、一度は「戦車道」から身を引き、過去の「自軍を助けるためにフラッグ車の車長、そして
全体の副隊長という立場を一時的に抜きにしても、自軍のフラッグ車から離脱し、それが原因で
敗北した」というトラウマに悩まされていたものの、
大洗女子という新しい環境で、自分なりの戦車道を求め、結果的に自分自身の変革と繋がっていったのだと思います。
秋山殿も、高校入学までの「ひとりぼっち」というマイナスの側面を見事に仲間と出会う事で
変化に繋げていったと思います。

華さんの「戦車道は一つではない」
「私たちが歩いてきた道が私たちの戦車道」という言葉が
この「ガールズ&パンツァー」の全てを物語っているようにも感じられますね!

そしてその言葉が大きく実を結ぶのがアニメ本編のあの感動的な最終回であり、そして何よりも名作映画の誉れ高い
あの素晴らしきガルパン映画なのだと思います!

いや―ー、あの映画は本当に素晴らしいですね! 何度見ても絶対に飽きませんし、
あの映画を観ないで死んでしまうのは本当に惜しまれるものがあるとすら感じてしまいますね!!
「吹奏楽部」に在籍されていた方なら多少はご理解して頂けると思うのですけど、
部室とか全体合奏ルームの奥の方には「パーカッション=打楽器」がズラリとセッティングされている事は
日常風景だと思います。
管楽器奏者ってついつい、イタズラ心で大太鼓をドンドン叩いたり、ドラをドワワーーーーンと鳴らしてみたり、
コンサートチャイムを「のど自慢の鐘」みたいに鳴らしてみたり
カスタネットやタンバリンやトライアングルみたいな小物楽器をいじくってみたりとか
ペダルティンパニを叩きながらペダルを踏んで音が変化する様子を楽しんだりするなど
パーカッションを色々と触ってみたりいじってみたりイタズラしてみたくなってしまうというのは、仕方がないのかな・・・とも
思ったりもしちゃいますね・・・(笑)
だけど、パーカッション奏者の皆様にとっては、
「自分たちが担当する楽器を勝手にいじるな!!」という感じなのでしょうけど
ドラとか大太鼓なんかがあるとついついい゛しりたくなってなってしまうと言うのは、もしかして人間の「本能」なのかも
しれないですよね・・・(笑)
特に私の場合、一応小学校の頃に2年間だけですけどパーカッション奏者でもありましたので、
練習所に打楽器が並べられていると、ついついいじってしまいたくなりましたね・・・
だって打楽器ってなんか楽しいだもん・・・!! (笑)
打楽器奏者の方にとっては「そんな遊び心でそんなこと言うな!!」という事なのかもしれないのですけど、
ついついいじりたくなってしまうのですよね・・・

私が高校の吹奏楽部に入部した頃にパーカッション担当の三年生に一人うるさい先輩がいて
部員が打楽器をいじったり遊んだりするたびに目の色変えてすっ飛んできて
問答無用で毎回毎回、決めセリフのように「パーカッションいじるな!!」と怒鳴り散らす先輩がいたものです。
毎回毎回判で押したようにワンパターンに「パーカッションいじるな!!」としか言わないもので、
周りの人たちも、怒られても「ああ・・またあのアホがなんか言っている・・」みたいな感じになってしまい、
言われても「はいはい、すいませんねぇ・・・」みたいな感じになって、翌日も打楽器を叩いていじっては
またまた「パーカッションいじるな!!」と怒鳴られる・・・
なんかそんな繰り返しだったような感じもありました。

今にして思うとあの三年生の先輩でしたけど、ある意味「妖怪」みたいな人だったような印象があります。

というのも・・・その先輩は三年生でしたので吹奏楽コンクールが終わってしまうと
事実上引退と言う事で、部活に顔を出すことはありません・・・否! ないはずでした・・・
ある日の事、私達一年生がだへりながら、例によってパーカッションをいじったりしながら
「しかしさーー、あのバカ、なにかっちゅーとパーカッションいじるなとか言っていたよなー」
「ほんとだよな、あいつバッカじゃねーの・・」
「あいつさー、練習ではリズム感のかけらもなくテキトーにバスドラム叩いてさー、よく指揮者に
おめーー、いーー加減にしろ!!とか怒られていたよな・・
うちらにはちょっとパーカッション触ったぐらいで文句ばっか言ってんのに・・・
そんな文句なんか言ってるヒマあるんだったら、てめーのリズム音痴どーにかしろよな・・・」
そんな悪口言いまくっていると、
いきなり音楽室のドアがガラっと開いて・・・その先輩が例によって・・・・
「こらっ! おめーら、パーカッション勝手にいじるな!!」と一言だけ怒鳴って姿を消していました・・・・(滝汗・・!)

そして三年生の卒業式の日・・・・

卒業式の時って、吹奏楽部だけ体育館後方に位置していました。
なぜかというと、式の際の卒業生入退場時のマーチとか校歌斉唱とか
記念演奏(→といっても毎年毎年・・・エルガー/行進曲「威風堂々」第一番でしたけど・・)等の結構大切な役割を担っていて、
結構式では重宝がられていました。
卒業式開始の1時間前から体育館に移動し演奏準備等をしていたのですけど、
例によって私達はパーカッションを色々といじくりながら
「おーーー、やっとあのバカ卒業するんだ・・・これでパーカッションいじるな!とか言われなくても済むじゃん・・・
え・・・? あいつ、私立落ちてこの後国立受けるんだって・・・?
無理無理・・・あいつのポンコツ頭で受かる訳ないじゃん・・!」とか
「これであのアホは浪人確定じゃん! 」とか
例によって例のごとく後輩達による積年の恨みつらみ(?)による悪口トークに花を咲かせていた所・・・
急に体育館の引き戸がズズーーッと開き、その先輩がまたしても・・・
「こらっ!! お前ら、パーカッションいじるんじゃねー!」と喚き散らしていました・・・・(滝汗・・!)

それから数か月後の私の高校の春の定期演奏会の本番1時間前の事・・・

大体演奏開始の開演30分前から会場に聴衆を入れる事になっているのですけど、
1時間前というのは、本番のステージはお客様も奏者も誰もいないガラーンとした状態です。
そうした状態の中で、ま・・ついついいつものイタズラ心で昔取った杵柄という訳ではないのですけど
トムトムを叩いていた所(私自身の緊張状態緩和のリラックスという事もあったと思いますが・・・)
唐突にステージ背後からその卒業したはずの打楽器の先輩が
「こら! 〇〇!! お前、パーカッションいじるな!!」とえらい剣幕で怒鳴りだし
「え・・・・なんでこの人ここにいるの・・・・? 確か聞いた話では、本番は浪人中の模擬試験があるから
当日は来られないとか言っていなかったっけ・・?」と感じたものです・・・・

うーーーむ・・・・本当にこの人は・・・
自分の悪口を言われたor 後輩達が勝手にパーカッションをいじくった時には
まるで妖怪のように、時空を超えてその場に出没し
「パーカッションいじるな!!」と怒鳴り散らす化物みたいな存在じゃないのかな・・と当時はマジで感じたものです・・・(笑)
だって、上記以外にも結構何度も何度も・・・
当人の姿はまるでないのに、当人の悪口を言っているか打楽器をいじくっていると結構な確率で唐突に出没し
「パーカッションいじるな!!」と喚き散らしていましたからね・・・・
うーーむ、よほど打楽器パート以外の人間がパーカッションを触られる事が嫌だったのでしょうね・・・
だけどね・・・・
パーカッションってついつい・・・人間の性というのか・・・いじりたくなってしまうのですよね・・・・(笑)

その定期演奏会が無事に終わって私は高校2年になり、当然その「パーカッションいじるな!」の先輩は
卒業されて校内にはいないはずなのですけど、その後結構何度も何度も・・・・
音楽室のパーカションをいじる度に、なんだかあの先輩がひょーーーーーいとまるで妖怪のように
神出鬼没に唐突に出現しちゃいそうな雰囲気というか予感も感じていたものです。
夏合宿とかたまーに後輩の面倒見に顔出しに来られた際も相変わらず、
私の代の下の後輩ちゃん達が打楽器をいじくり回しているとやはり問答無用で
「パーカッションいじるな!!」と怒鳴り散らしていましたからね・・・・(苦笑・・・)

数年後私も高校を卒業し、その高校の吹奏楽部のメンバーと飲んでいると、
結構その「パーカッションいじるな!」の先輩の話がネタになる事もありましたけど、
その時も何となくですけど・・・・
こうやってその先輩の悪口言っていると、なんか唐突に背後から
「こら! おまえたち、パーカッションいじるな!!」と会話に割り込んできそうな雰囲気はあったものです・・・・(苦笑・・・)



ゆかりん



そうした時空を超えて神出鬼没に出現する人って、
今現在の感覚で言うと、「あれれ、なんかあの先輩は、東方Projectのメインキャラの一人、ゆかりんみたい・・」と
思ってしまう事もありますね・・・(笑)
だって、ゆかりんも「境界のスキマ妖怪」という事で
空間の裂け目から自由自在に瞬間移動する事が可能で、体の一部だけを別の場所に移動する事も可能ですし、
絵・夢・物語などの世界に移動する事も可能だし、
はたまた・・・昼と夜の境界とかリアル社会と幽霊界の境界とかを弄ったりするのも可能と言う
ある意味・・・最強に近い妖怪と言えるのかもしれません。

そうなんですよね・・・・

今にして思うと、あの「パーカッションいじるな!」の先輩もある意味・・・・そうした妖怪みたいなお人だったのでしようね・・・

後輩達が自分の悪口言っている・・後輩達がまたまた勝手に打楽器をいじくっている・・・
そうした事を察知したと同時に
神出鬼没に瞬間移動し、後輩達をびっくり仰天させ、その驚く様子をもしかしたら・・・楽しんでいる・・・
案外「妖怪」というものは我々の身近にいるのかもしれないですよね・・・

ま・・・あの先輩は、ゆかりんみたいに全然可愛くもないし、頭もポンコツですし、少なくとも大人っぽいとかミステリアスみたいな
雰囲気はほぼ皆無だったと思います・・・(滝汗・・!)




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「東方三月精」という可愛くてポンコツちゃんな光の三妖精が大活躍するゆるくてのほほーんとした
作品においても、このゆかりんは何度か登場し、とてつもない存在感を見せつけてくれていたと思います。

光の三妖精というのは、元々は魔法の森の中の一本の大木の中に棲んでいたのですけど、
ある日、博麗神社内の一本の大木に雷が落ちてしまい、結果としてこの木は枯死をしてしまうのですが、
結界の緩み・霊夢のせっかく祀ったご神木と神様の放置・外界と幻想郷内の異世界同士の交錯などといった事情が絡み、
一旦は枯死した大木から新たに芽が生えだし、数か月後にはとてつもない「巨木」になってしまいます。
そうした巨木に目を付け、「魔法の森の棲家は雪が積もると外に出るのも困難になってしまうし、
博麗神社の巨木の方が住みやすそうだし、何よりも霊夢や魔理沙がすぐ近くにいて、色々とイタズラを
仕掛ける機会も増えそう・・・」みたいな結構安直な理由で
博麗神社内の巨木に移住を果たそうと試みます。

だけど、その時、「待った」をかけたのはそう!! あのスキマ妖怪のゆかりん=八雲紫様だったのですっ!!

ゆかりんのあの「少しお話いいかしら・・・」は、とにかくとてつもない存在感と威圧感が伝わってきて、
確かに舞台は「三月精」というポンコツ話なんですけど、
やっぱりここにゆかりんが登場してくると、とてつもなく物語がピリッ!!と締まるような気さえします!!

本来ならばスターサファイアという「相手の居場所を探知できる能力」を持った妖精がいるのだから、
誰かが近づいて来ればすぐにわかってしまうのでしょうけど、
近くにいる・・という事すら気が付かせないでいきなり光の三妖精の前にぬぅーーーっと出現してしまうゆかりんは、
さすがに「スキマ妖怪」に相応しいお人でした!!

確かにポンコツ妖精たちの視点から見てしまうと、何の脈絡もなく唐突にいきなり目の前に
圧倒的な強さと威圧感のオーラを発揮させている「最強の妖怪」が出現すれば
ビビりきってしまうのは当たり前の話ですよね・・・(笑)

簡単に物語の背景を説明すると、
博麗神社における境内内の外界との境界近くにある大木に雷が落ちて、その大木は真っ二つに割れてしまい
枯死してしまいます。
それを見た霊夢は「桑原桑原・・」という避雷用の神木として神社に祀ってしまい、それを集客の目玉にすればいいじゃん・・・
みたいにまたまた「現世利益」というかお賽銭の事ばかり考えていたのですけど、
ま・・飽きっぽい霊夢ですので、しばらくすると神木として祀っていた事自体すっかり忘れてしまい放置状態・・・・
一旦は神様が宿った大木から神も消えてしまい、神社内の木が消失したという事で、結界に緩みと穴が生じてしまい、
外界の木が割り込んでくる事になってしまいます。
そうやって外界から割り込んできた大木を見て、光の三妖精たちは、
「こっちの方が魔法の森より棲みやすいじゃん・・・ましてやこの神社には霊夢がいるから
今後色々とイタズラも仕掛ける事ができる」と思い立ち、
魔法の森から博麗神社内への移住を思い立ったところに登場したのが、あのゆかりんだったのです!!

光の三妖精たちの視点から見てしまうと・・

「これはヤバイ・・・こんな強い妖怪が自分たちの前に出現したという事は、
ここはお前たちのみたいな妖精の棲家には相応しくないところ・・・
神社と言う神聖な場所なんだから、お前たちなんかお呼びじゃない、帰れ、帰れ!!
諦めないというのなら色々とお仕置きをしてやるぞ!!」みたいな雰囲気をゆかりんから感じ取っていたのかもしれないですよね。

だけど、それは違っていました・・・・

ゆかりんの意図としては、
「木といった自然界に生息するものは、妖精という存在に棲みついて貰わないと自然界で定着できない・・
なぜなら妖精の存在自体が自然現象そのものなのだから、
木と妖精はある意味表裏一体となすもの・・
だけど・・
ここは博麗神社という幻想郷においては大変意義と役割が大きいものがある場所だけに
ここにヘンな妖精とか妙に力がある妖怪何かが棲みつかれて、神社内で力を持ってしまい
それを悪用されるのはもっと困る・・
ま・・こんなポンコツ妖精ちゃんだから、心配はないだろうけど、念には念を入れて
この子たちが本当に人畜無害なのか試してみよう・・・
それに、私、今ちょっとヒマしているから・・・・(笑) ちよっとした退屈しのぎにはいいのかしら・・・」
みたいな事を思っていたのかもしれないですよね・・・(笑)

この話におけるゆかりんの霊夢に対する
「あなたがせっかく祀った神様を放置しちゃうという悪さをしたものだから・・・」とか
「霊夢、あなたにはお仕置きと勉強が必要ね・・」というセリフは、
光の三妖精に対する「少しお話いいかしら・・」同様に
とっても素晴らしい存在感と威圧感を発揮していたと思います。

なんかあのセリフを聞いてしまうと
「ゆかりんは実は・・・本当は霊夢の母親ではないのか・・・!?」と思わず瞬間的に妄想をさせてしまうほどの
ある意味「母性愛」みたいなものを感じさせるものでした!!
クラシック音楽の中でも「時計」に関係するものがテーマになっていたり
時計そのものを描写したりする曲もあったりします。
やはり一番有名なのが、ルロイ・アンダーソンの「シンコペーテッド・クロック」なのかもしれないですね。
多分ですけど、この曲は曲のタイトルは御存じなくても曲の冒頭を流すと大抵の方は
「あー、この曲ね! 聴いたことあるある!」と言われると思います。
この曲、時計の刻みの部分は、「ウッドブロック」でカチコチと表現されているのが
何とも面白い感じですよね。
ちなみにですけどルロイ・アンダーソンには「タイプライター」という曲もあったりして、この曲には終始せわしく
タイプライターのカチカチというタイプ音が使用されていますし、曲の最後はタイプライター自体が壊れてしまう所で
曲が閉じられるのは大変ユニークなものがあると思います。
あ・・最近の若い世代の皆様に「タイプライター」といっても「なにそれ・・?」みたいな感じの「死語の世界」になっているのかも
しれないですね。

クラシック音楽で「時計」に関連する曲として他にどんな曲があるのかなと思いついたところ
以下のような曲がそうなのかなと思いました。

1.ハイドン/交響曲第101番「時計」

 最初にこの曲を聴いた時の印象は、
 「何でこの交響曲、時計と言うタイトルが付いているのだろう・・・」と不思議に感じたものですが、
 第二楽章において、低音伴奏部分が時計のように正確なリズムを刻み、
 それに乗って提示される主題が変奏されていくという事が標題の由来らしいのです。
 だけど、これって単なるこじつけみたいな感じもするし、
 別に時のように正確なリズムを刻むなんて手法は別に珍しくもなんともないし
 何かいかにも標題好きな日本だからこそ、標題として定着化したような感じもします。


2.ヴォーン=ウィリアムス/交響曲第2番「ロンドン」

 この交響曲の第一・第四楽章において、
 ロンドンの象徴とも言える「ビッグベン」の時の鐘の音が
 ほぼそのまんま、曲の中に表れます。
 最初聴いた時は驚いた者でした!
 だってお馴染みの「キンコンカンコーン」のフレーズがいきなり曲の中に出てきます!
 この交響曲は実は単なる描写音楽ではなくて、ロンドンの一日の情景を描きながら
 そこで生活する人間の躍動とか鼓動とかを実に細かく心理的に描いているようにも聴こえます。

3.コダーイ/組曲「ハーリ・ヤーノシュ」より、Ⅱ.ウィーンの音楽時計

 これは華麗なる音の絵巻という感じがします。
 冒頭いきなりコンサートチャイムとドラによって時計の音が描写されます。
 時計と言うよりは、むしろ「ゼンマイ仕掛けのおもちゃ」みたいな感じもするのかもしれないです。
 聴いていて実にハッピーな気持ちになれるとても楽しい曲です。
 ちなみにこの曲、アニメ「のだめカンタービレ」でも何回か使用されています。

 この組曲の第Ⅳ曲は「合戦とナポレオンの敗北」という曲なのですけど、ほら吹き主人公のハーリ・ヤーノシュが
 若かりし日の自慢話武勇伝として
 「自分は合戦の場でナポレオンをやっつけてフランス軍を撃退させただけでなく、ナポレオンの妻からも
  あんなへっぽこ亭主よりもフランス軍を撃退させたあなたに惚れた! 是非私を奪って好きにして・・」
 みたいな大ぼらを吹いているのが大変印象的です。

4.プロコフィエフ/バレエ音楽「シンデレラ」より真夜中

 これはいかにも「時計」らしい描写だと思います。
 夜中の12時に魔法が解けてしまうため、12時の時計を知らせる音に
 シンデレラが慌てる様子がファンタジーに描かれています。
 この12時を知らせる時計の音は、
 ウッドブロックによるカッチンコッチンという音とドラ・チャイムの音で主に表現されています。
 この12時を知らせる時の音の描写は
 本当にコッチンコッチン、又はカチカチと聴こえ
 時計が目の前で時を刻んでいるような錯覚にも陥ります。
 この真夜中の前の部分が「ワルツ」なのですけど、
 この部分はいかにも王子とシンデレラの舞踏という感じが濃厚なのですけど、
 12時を知らせる時計の音の描写で、急激に幻想から現実の世界に無理やり
 連行される感じもして、
 実に「音楽づくりが巧みだな・・・」と感じさせられます。
 「真夜中」はラストは、「シンデレラの愛のテーマ」を高らかに歌い上げますので最後は気分よく終わります。

上記は取り急ぎ頭に思い浮かんだ曲なのですけど
探せば、というか色々思い出せば色々とあるテーマなのかもしれませんよね。
時計じゃないけどポンキェルリの歌劇「ジョゴンダ」~時の踊りと言う小品もとても親しみやすくて素敵な曲ですよ!
ちなみにですけどこの「時の踊り」は、
ディズニー映画「ファンタジア」に使用されてもいます。その後、ナンシー・シナトラが
「レモンのキッス」(原題: Like I Do)として歌い、日本ではザ・ピーナッツや小柳ゆきがカバーしています。




今回もいきなりアミグリさんが描かれたイラストからスタートをさせて頂きたいと思います。

上記のとてつもなく可愛くてまさに「生きる希望の光」とも言いたくなってしまいそうな霊夢は、もちろんアミグリさんが
描かれた作品です!

このイラストは、アミグリさんにとってもまさに「看板娘」なのだと思います。
なぜなら、このイラストは、2017年7月現在のアミグリさんのブログ「dream fantasy  」のプロフィール画像とも
なっていますし、同時にpixivのアミグリさんのやはりプロフィール画像となっています。
霊夢は、アミグリさんがブログを開設して以来ずっと何度も描き続けられているキャラの一人でもありますし、
アミグリさんの「素敵な霊夢愛」が一枚の絵の隅から隅まで漂っていると私には感じられます。
この笑顔の霊夢に私は心の底から癒されますし、こんな素敵な霊夢を朝に見てしまうと、何か・・・
「よーーし、今日も一日頑張ろう!」と思わずなってしまいそうな素敵な一枚ですし、まさにプロフィール画像に
相応しい一枚だと確信します。

そして、私自身はアミグリさんが描かれる霊夢が、他の数多くの東方絵師様が描かれる霊夢よりも大好きです!
霊夢は中性的でクールという側面もあるせいか、意外と不機嫌そうな霊夢とか
ツンツンしていそうな霊夢とか無表情な霊夢が多いような気もするのですけど、
アミグリさんが描かれた「どこまでいっても青空が澄み切っているような笑顔がとっても素敵な霊夢」の方が
ググッ・・!と私のハートには刺さりますね!

「あれれ・・? 今回はルーミア特集でなんで冒頭からいきなり霊夢が出てくるの・・?」とツッコミが入りそうなのですけど、
いいんですっ!
何度か書いた事はあるのですけど、私の持論としては
「素敵なイラストは何度も何度も転載しても全然問題ないはず! ブログ記事と言うものは一度掲載をしたとしても
新しい記事が掲載されるとどんどんうしろへ下がっていってしまい、そうした素晴らしいイラストも
皆様に見て頂ける頻度が下がってしまう・・
それに今回の霊夢のように素晴らしき名作イラストはもっともっと色々な人たちに一人でも多く見て頂きたい!
それに人間の記憶というものは、常に新しい情報が次から次へと脳にインプットされていくと、
どんどん忘れられがち・・
だから、アミグリさんの素晴らしき名作イラストを何度も何度も再転載する事は決しておかしい話ではない」という事でも
ありますので、
今回は「過去にアミグリさんが描かれた名作イラストのアーカイブス」という事で、まずはアミグリさんご自身のブログの
看板娘のこの素敵な「霊夢」を改めて再転載をさせて頂きたいと思います!

それでは、ここから先はアミグリさんが描かれた「ルーミア特集」をお楽しみ頂きたいと思います。




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今回のこれから3回に渡る「アミグリさんが描かれたルーミア特集」の記念すべきオープニングイラストを飾って頂くのは、
アミグリさんが昨年・・2016年3月に描かれたルーミアです!

ルーミアというと一般的には「可愛い」とか「そーなのかー」とか「金髪系幼女の雰囲気で少し幼い雰囲気」という感じ
なのだと思いますが、ルーミアの本質はあくまで「宵闇の妖怪」という事で、
系統としては一応は「人食系の妖怪」という事で危険度は決して低い妖怪ではないと思います。
ま・・ルーミア自体、人を食べて襲うというよりは、「人の心を食べちゃう」という解釈の方が妥当かもしれないですし、
闇を駆使して人を襲うきっかけは作るものの、人を食べちゃうのはあくまでその他の人食い系の妖怪なのかも
しれないですね。

ルーミアは「宵闇の妖怪」という事で「闇を操る程度能力」を持つという設定なのですけど、
周囲を闇で球状に包み込むことで昼間でも夜と同じ暗さにするというのが最大の特徴で、
ルーミアの周辺にいる人達全てを一瞬で真っ暗闇に放り投げる事が出来るみたいな能力です。
でもこれって結構厄介なのかもしれないです・・
あたりは何にも見えないし、「あ・・・誰かいた・・」と思ってもそれが味方なのか敵なのかさっぱり分からないし
視界ゼロの状態に強制的にさせられてしまうという感じですね。
この闇に乗じて襲われるとひとたまりもなく、逃げ道すら見えなくなるそうですので、もしも妖怪同士連携して
徒党を組まれて襲撃されたら相当恐ろしいものはあるのかもしれないです。

ですけど、ルーミアの場合、基本的に単独行動ですし、本当に「人を食うのか・・」みたいな幼い可愛い雰囲気ですし、
何よりも、周囲を闇で包んでしまうのだけど当の本人自体が視界を奪われてしまう欠点があるというのが
少し抜けている所でもあったりします。
あたりは真っ暗闇なのですけど、ルーミア自身もこの闇の中では本人も何も見えていないとの事です。
自分で闇を発動しておいてルーミア自身も全く闇の中の自分の位置を把握できていませんし、
同時に、闇の外の様子も全く見えていないそうです。
それゆうにあちこちで木にぶつかっている姿が目撃されているとの事です。
そして基本的には・・
あんまり人も襲わず、昼も夜もあてもなくふよふよと空を飛んでいるだけの事が多いとの事です。

そういうちよっとおバカさんみたいな所とか可愛い容姿が相変わらず根強いルーミア人気の理由なのかもしれないですね。

アミグリさんが昨年3月に描かれたこのルーミアは、いかにも「闇の妖怪」みたいな雰囲気だと思いますし、
背景が少しおどろおどろしいのもかなり効果的だと思います。
確かに「闇の妖怪」らしいのですけど、やっぱりアミグリさんが描かれるルーミアは、ルーミアらしいというのか
「可愛らしいルーミア」そのものだと思います!
上記で書いた通り自分で発動した闇なのに「なんだこりゃ・・」みたいに少しきょとん・・としている雰囲気のルーミアが
このイラストからは伝わってきてとても微笑ましいものがあるように感じられます。




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続きましてアミグリさんが2012年3月に描かれた幻想的なルーミアです!

上記の作品と今回の特集 その①の一番最後に登場する2012年11月のルーミアは
「正攻法による正統派ルーミア」という感じで、
いかにも「闇の妖怪」みたいな雰囲気が漂っているように私には感じられます。

上記のルーミアを描かれていた頃のアミグリさんは、「淡い色彩」時代真っ只中という事もあるのですけど、
色彩の淡さと幻想的な雰囲気と闇の雰囲気が実に素敵にマッチしていているように感じられます!

このファンタジー感が漂い、どことなく「心、ここにあらず・・」みたいな虚ろな表情を浮かばれているルーミアが
とても美しくもありどことなく退廃的でもあり、
「儚い美少女」のように感じられるのは、アミグリさんご自身のルーミアを
「幻想的に描こう・・」みたいな意思の表れとも言えるのではないのかな・・?とも感じたりもします。

この下ではサンタコスプレのルーミアとか水着ルーミアも登場するのですけど、そうした健康的で明るい雰囲気の
ルーミアも素晴らしいと思いますし、
こうした幻想的で美しいルーミアも「アミグリさんのルーミア」そのものなのだと思います!





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続きましてアミグリさんが2016年10月に描かれたルーミアです。

アミグリさんのタイトルは「キラキラルーミア」となっていて、掲載当時のアミグリさんのコメントとしては
「らくがき作品です・・」みたいな随分と謙遜された事を言われていますけど、
この「キラキラルーミア」は、最近のアミグリさんの作風の最大の特徴である「キラキラを飛ばしたあのとてつもない可愛らしさ」を
先取りした作品の一つのようにも感じられます。

アミグリさんの現在の作風に繋がるあの「キラキラ可愛らしさ」を最初に素敵に示唆された傑作が
昨年末のあの名作イラストのフランちゃんなのだと思いますし、そのキラキラフランちゃんが、最近の作品で言うと
霊夢・早苗さん・こいしちゃん・和風メイドこいしちゃん・チルノ・かのんちゃん・夕立・榛名・魔理沙などに
繋がっていくのだと思いますが、そうした現在の作風へと素敵にチェンジする事を決定づけたのが
あのフランちゃんなのであり、
その先駆的作品がこのキラキラルーミアなのであり、和風メイドさんであり、そして鍵山雛なのだと思います!

だからそうした意味においては、このキラキラルーミアは決して落書き的作品で゛は無いし、アミグリさんの作風の歴史を
語る上では一つの分岐点となった作品とすら言う事が出来るのかもしれないですね。

このルーミアはほんの少しおとなっぽい雰囲気も感じられ、「美少女ルーミア」と言うよりは
「すてきな東方のおねーさん」という美人さんみたいな香りを漂わせているのは間違いないと思います。
このウインクもとっても可愛いと思います。




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続きましてアミグリさんが2010年4月にアナログ作品で描かれた大変珍しいルーミアの横顔です。

アミグリさんがアナログで描かれるという事も最近ではかなり珍しいと思えるのに、そうしたアナログを更に
加筆修正等の加工を施され、しかもそれが横顔という事で
アミグリさんの作品にしてはかなり異例づくめという事で異色ルーミアと言えるのかもしれないです。

逆に言うとそうした珍しい要素だらけのルーミアですので、大変貴重な作品である事は間違いないと思います。

背景も「闇を扱う程度の能力」に相応しい感じが発揮されていて、このおどろおどろしい雰囲気がよく表現されていると
思います。

私の感覚としては、闇の妖怪のルーミアが自ら発動させた闇の中に自らが溶け込んでいく・・みたいな雰囲気が
とてもよく描かれていると思いますし、このアナログの横顔ルーミアの表情を決して他人には窺えないように
描かれていますので、少し「不気味なのかも・・やっぱりルーミアは少し怖い面もあるのかも・・」みたいな雰囲気を
さり気なく描かれているのは大変ポイントが高いようにも感じられます。





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続きましてアミグリさんが2009年12月に描かれた初期作品のルーミアです。

上記のルーミアはアミグリさんが描かれたルーミアにしては珍しく口元に八重歯っぽい牙みたいなものも描かれていて、
ルーミアは可愛いけど、やっぱり妖怪なんだあ・・みたいな事を示唆されている作品なのかもしれないですね。

全体的にはとても可愛くまとめられていますし、黒のスカートがふわっ・・と浮いた感じとか長めの白のハイソックスの
可愛らしさとかやはりルーミアそのものなんですけど、
レミリア様がかつて突撃アポなし取材を敢行しようとしたあややに対して半分冗談気味に
「がおー、食べちゃうぞー」とかいって恫喝した事もありましたけど、なんだかそうした雰囲気もちらっとは感じさせてくれる
ものはあるんじゃないのかな・・?とも思いました。

万一真っ暗の夜道をルーミアに襲われたとしても、なんだか「可愛い妖怪ちゃんに遭遇しちゃった! なんか今日は
お得な気分なのかも・・!?」と思わせちゃうのがルーミアの一つの魅力なのかも
しれないですね・・・(笑)




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続きましてアミグリさんが2011年7月に描かれた「バスタオルーミア」です!

「バスタオルと東方キャラ」というと、アミグリさんが2012年9月に描かれた「バスタオルてゐ」が大変印象的で
可愛いてゐだったと思うのですけど、このバスタオルルーミアも全然負けていないですね!

2012年9月に描かれた「バスタオルてゐ」の方はどことなくですけどお色気の香りも漂ってきていて
そのセクシーなてゐがとっても素敵だったりするのですけど、
2011年7月に描かれた「バスタオルーミア」の方は、セクシー路線ではなくてもあくまでも「少女としての可愛らしさ・恥じらい」を
さり気なく演出されているのは「うまい!」と感じたりもします。

ピンクのバスタオルもさりげなくとっても可愛いと思います。

どことなくですけど、ルーミアが少しおどおどしながら
「あの・・、一緒に露天風呂の混浴に行きませんか・・?」と声を掛けてくれているようにも感じるのは果たして
私一人だけなのかな・・??
もしも本当にルーミアが声を掛けたくれたのならばとっても嬉しいです!
だけど私としてはゆかりんから「一緒に混浴どう・・?」と声を掛けて頂けたとしたら、私はその瞬間に
命を落としても構わないです!! (滝汗・・!)

ちなみにですけど、バスタオルてゐ
の素敵なイラストをご覧になりたい方は是非こちらをご覧頂きたいと思います!

→ バスタオルてゐ





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続きまして、アミグリさんが2014年8月に描かれたルーミアです。

掲載当時「いぇい☆」と名付けられていて、アミグリさんが2014年夏に進められていた企画の
「夏らしい絵を描こうプロジェクト」の第二弾としてこの水着ルーミアを描かれていたものでした。

ルーミアは本来は闇の妖怪なのですけど、闇の妖怪という事で「黒の水着」が
ルーミアにとってもよく似合っていると思いますし、「夏らしい絵」という趣旨にもむしろぴったりの作品だと思います!

ウインクがとっても可愛いですし、
普段はまず「へそだし」なんてしそうもないルーミアのこんな可愛いおへそを拝められただけでも
とっても嬉しいですね!
水着が黒と赤で構成されていますので、その鮮やかさも大変見栄えがしますし、
手首のブレスレットもとっても可愛いと思いますし、何よりも
タイトルの「いぇい!」に相応しいこのピースサインがとっても可愛くてキュートですね!

今年も是非ぜひアミグリさんの「夏らしい絵を描こうプロジェクト」は企画化して頂きたいなぁと切に願っていますけど、
それを決められるのはアミグリさん次第という事なんでしょうね! (笑)
だけどアミグリさんファンとしては「今年も見てみたいなぁ・・」というのは心からの本心ですね!!

話は本筋からそれるのかもしれないですけど、東方キャラで「泳げそうなキャラ」って誰がいるのかな・・?
河童のにとりとか舟幽霊のムラサとかわかさぎ姫あたりは問題ないと思うのですけど、
幻想郷には海がありませんし、湖は妖怪の山の山頂にありますからね・・・
元々が「水泳」にはあまり縁がなさそうなキャラ達ばかりなのですけど、チルノとか光の三妖精とかこいしちゃんあたりだと
うまい具合にプールとかあったりすると喜んで楽しそうに水浴びするのかもしれないですね・・(笑)
そう言えば紅魔館付近にも魔の湖があったと思いますが、
さすがに真夏の昼間の湖には吸血鬼のレミリア様は入らないですよね・・・
咲夜さんには是非是非あのスレンダーな水着姿をお披露目して欲しいなぁ・・なーんて思ったりもしますね。





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続きましてアミグリさんが2012年のクリスマスに描かれた「サンタコスプレのルーミア」です。

ルーミアは基本は「闇の妖怪」なのですけど、クリスマスの晩ぐらいは、こうしたふわふわの可愛い衣装を身にまとって
幻想郷内の夜空をふらふらと飛んで欲しい気はしますね・・(笑)

ルーミアは普段は黒の衣装がベースになっているのですけど、
アミグリさんが描かれたこのサンタルーミアは、普段と異なり薄い赤紫と白をベースにされていて
その普段と違う雰囲気がとても新鮮に感じられます。
ぺたんと座った感じのルーミアがとっても可愛いですし、絶対領域らしい部分がちらっと見えてはいますが、
それがお色気ではなくて「ナチュラルな可愛らしさ」に溢れているのが素敵ですね!

ここまでくると既に妖怪としてのルーミアというのではなくて、可愛い少女としてのルーミアという印象の方が
極めて強いですし、そうした少女の可愛らしさの魅力を最大限私達に伝えているアミグリさんは、やはり
とっても素敵な東方絵師様なのだと思います。
話は全然関係ないのですけど、東方で最強のスキマ妖怪というというまでも無くあのゆかりんなのだと思うのですが、
ゆかりんがこうしたサンタコスプレをしても正直「ちょっと怖いのかも・・」と感じてしまうと思うのですが(汗・・)
アミグリさんが先月描かれたばかりのあの少女の雰囲気のゆかりんだったら、こうしたサンタコスプレをされても
間違いなくよくお似合いなのかもしれないですね・・・(笑)





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さてさて、今回の「アミグリさんが描かれたルーミア特集 その①」も上記の作品をもって
大変名残惜しいのですけど一旦お開きとさせて頂きたいと思います。
だけどご安心ください!
アミグリさんが描かれたこの「ルーミア特集」は来週の日曜と再来週の日曜にも開催させて頂く事は
既に決定済でもありますので、
是非ぜひ次回以降もお楽しみ頂きたいと思います。
そうですね・・・出来れば私の望みとすれば、アミグリさんが描かれたルーミアを一人でも多くの皆様にご覧になって頂き、
素敵な東方絵師様としてのアミグリさんに興味を持って頂けるだけではなくて
アミグリさんが描かれた東方作品を通して一人でも多くの皆様に「東方Project」を知って頂く一つのきっかけが
出来ればいいなぁ・・と心より願っております。

ルーミアというと、「そーなのかー」というセリフと両手を左右一杯に広げているあのポーズがとても印象的なのですけど
このポーズは、三月精等公式漫画でも随所に見せていますけど、あのポーズが意味するものって
果たして何なのでしょうか・・?
たぶんあんまり意味は無いのかもしれないですし、ルーミア自身も何か意図を持って行っているポーズでは
ないと思われますけど、なんかあれは可愛いですね・・(笑)
魔理沙はあのボースに関しては「人類は十進法を採用しました・・という事なのか」みたいな事を
言っていましたし、二次創作ではよく「ルーミアは頭のリボンを外して両手を左右一杯に広げると初めてその真の能力が
覚醒する」と言われているようですけど、
果たして実際はどうなんでしょうか・・・??

上記のルーミアは、アミグリさんが2012年11月に描かれたものです。
ちなみにこの作品は同時にpixivでも大きめ掲載をされています。

両手を左右に広げ、どことなくミステリアスな雰囲気を醸し出していて、今回転載をさせて頂きました9枚の
ルーミアイラストの中では、ある意味一番「宵闇の妖怪」のイメージに相応しい作品なのかなとも感じたりもします。

少し無表情にも感じられるのは、それがルーミアの「宵闇の妖怪」としての本質と言えるのかもしれないですし、
闇っぽいとかミステリアスという観点ではむしろ正攻法の描き方による正統派のルーミアと言えるのかも
しれないです。
今回は第一弾ですが、この後の第二弾・第三弾を踏まえて考慮させて頂くと、そうですねぇ・・・
私にとって「アミグリさんが描かれたマイベストルーミア」の一つの有力候補の作品と間違いなく言えると思いますし、
正攻法のルーミアに相応しいルーミアらしさに溢れた素敵な作品だと思います。
「私にとってのマイベストルーミア」を決めるのは、まだ少し早いのかも・・・??
この後展開される来週と再来週のルーミア作品を改めてじっくりと見させて頂き、ゆっくりと決めさせて頂きたいと
思いますが、言える事はどの作品にもアミグリさんの「ルーミア愛」がたっぷりと詰まっているのだと
いう事なのだと思います。

今回はその第一弾としての「ルーミア特集 その①」でしたけど、来週のその②も素晴らしいイラストが
その①以上に揃っていますので、
是非ぜひ来週日曜日のその②の特集も楽しみにして頂けると、とても嬉しいです!!

私といたしましては、一人でも多くの皆様に dream fantasy のアミグリさんが描かれる素晴らしいイラストを見て欲しい!という気持ちで一杯です!
どうかアミグリさんの dream fantasy という
素敵なブログを宜しくお願いいたします!

上記にて転載をさせて頂きましたアミグリさんが描かれたルーミアのイラストは、
その権利は全てアミグリさんに帰するものでありますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので、 くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

それでは繰り返しになりますが、来週日曜日瀬の「アミグリさんが描かれたルーミア特集 その②」の方も
何卒宜しくお願いいたします。
そして冒頭のアミグリさんの過去の作品の「名作プレイバッグ」も行いたいと思いますが、次回に登場する
名作イラストは、あの素敵なキャラの素晴らしき名作イラストの予定です。
こちらの方も是非お楽しみ頂きたいと思います。
10.浜松商業高校


D/トッカータとフーガ ニ短調(J.S.バッハ)



浜松商業の遠山先生は長い間浜松工業を指導・指揮されていて、浜松工業を1960年代~80年代初めにかけて
全国有数の強豪校に育て上げた実績&大変な指導力のある先生です。  
1983年以降は浜松商業に転任され、当時は吹奏楽においてはほぼ無名のこの浜松商業を短期間のうちに
全国大会の常連校に育てあげたその手腕は本当に素晴らしいものがあると思います。
そして浜松工業だけでなくて浜松商業においても、皆様ご存知の通り、素晴らしい名演を色々と生み出されていたのは
いまだに記憶に新しいものがあると思います。
浜松商業の歴史的名演というとやはり1986年の課題曲・嗚呼! と自由曲のトッカータとフーガの印象が大変強いですね!
あの演奏なのですけど、私的には、あの浜松商業の「嗚呼!」の演奏は、雄新中学校・神戸高校の演奏と並んで
大好きな演奏の一つで、浜松商業のあの劇的な音楽的緊張感のキープは素晴らしいものがあったと思います。
そして圧巻は自由曲の「トッカータとフーガ」でした!!
バッハのあの曲がオルガンのように壮麗に鳴り響くという演奏事例は、例えば82年の創価学会関西などのように
既に色々とありましたけど、あそこまで内省的に踏み込んだ演奏は正直聴いた事がなかったものでして、
あの内省的緊張感の高まりの演奏は、浜松商業時代の遠山先生を代表する不滅の名演の一つだと思います。
他にも87年の課題曲の風紋の音楽的な優しさとか91年のメトセラⅡのパワーと若さ爆発の豪快さなども大変印象に
残っています。

前述の通り、遠山先生は1983年以降浜松商業に異動をされたのですけど、
翌年の84年には早くも全国大会出場を果たしたことは、とにかく凄い事だと思います。
一般的には、あんまり実績がない学校をゼロから作り上げて全国大会でも十分通用するチームを作るのには
最低でも3年は掛ると言われる事が多い中、遠山先生はわずか2年でそれを実現していましたからね!
大変古い話で恐縮なのですけど、かつて天理高校吹奏楽部を指揮されて、1979年以降は近大付属に移られた
谷口先生は、風の便りで聞いた話では
「天理なんぞ2年で簡単に追い抜いて見せる!!」と豪語されていたとの事ですけど
ついに谷口先生時代は全国大会出場を果たすことは一度もありませんでしたから、
やはり、指揮者・指導者の転任・異動というのは大変難しいものがありそうですね。
公立校から公立校の異動でそれを軽々とやってのけられた遠山先生のそのお人柄・指導力・音楽的解釈は
本当にお見事なものがあると思います。

さてさて、そうした遠山先生なのですけど、大変惜しまれる事にこの年でもって浜松商業を勇退され、
結果的に最後の全国大会での演奏になってしまいました。
前述の通り浜松商業は、1986年に92年と同じ自由曲の「トッカータとフーガ」の素晴らしい名演を残してくれていたので
この年の演奏も期待して聴いていたのですが、結果は、ちょっと残念な凡演でした・・(泣・)
奏者も余計なプレッシャーがかかって、気合と気持ちが空回りしてしまったのかもしれないですね。
関係者で無いものでその辺りの事情は分からないのですけど、当時の出場者の生徒さんたちは、もしかしたら・・??
「今年でもって遠山先生は勇退・・・だからなんとか全国大会金賞でもって遠山先生のフィナーレに花を添えたい!!」
みたいな重圧感みたいな雰囲気があったのかもしれないですね。
私的には限りなく銅賞に近い銀賞という感じでもあったのは大変惜しまれるものがあると思います。

だけど、遠山先生のコンクールとしての演奏はこの年の浜松商業が最後では無かったのですね!
翌年の1993年に意外な所でこの遠山先生をお見かけする事になりました。
それがどこかというと、東海大会・職場の部でした。
高校時代の吹奏楽の部員の一人が当時トヨタ自動車吹奏楽団に所属していて、
1993年は、ヤマハ浜松が5年連続金賞による特別演奏でお休みのため、
「もしかしたら全国大会に出場できるのではないか・・・? 否! 今年こそがラストチャンス!」という事で
異常に張り切っていたようですけど、93年に、突如静岡県の職場の部に天方吹奏楽団というチームが出現し、
その指揮者が遠山氏で、しかもその時の自由曲が「トッカータとフーガ」という事で
「自分たちにとって千載一遇のチャンスなのに、そんな時に浜商のOB楽団(?)みたいなものが
突如出てくるとは何と運が悪い・・・ただでさえ、東海支部にはツヅキボウという強敵がいるのに・・」と
ぼやいていたのは何か懐かしい思い出です。

最後に・・・余談の領域ですけど、「浜松」と言うと、私的には「音楽の街」というイメージがあります。
やっぱりそれは「ヤマハ浜松」の存在が大きいのかな・・・・?
元来、浜松市はオートバイや木工・繊維関連など、「モノづくりの街」として名を知られていますけど、
やっぱり最たるものは「楽器制作」ですよね・・・!!
河合楽器製作所・ローランドなど、名だたるメーカーが浜松市に集結していますし、
国内でのピアノ生産量は第1位ですからね!!

浜松は「世界最大規模“楽器の街」という感じがしますね。

浜松は、吹奏楽コンクールの関係で「浜松アクトシティ―」に行ったことも何回かありますけど
音響的にも見た目にも素晴らしいホールでしたね!!
ついでに書くと、一度うちの奥様と温泉旅行に行った舘山寺温泉とか浜名湖とか
本当に素晴らしかったですね・・・!!
ホント、もう一回くらいは行ってみたいな・・・・
(舘山寺温泉近辺の観覧車とかフラワーパークも大変印象的でした!)




今回は冒頭からいきなりアミグリさんが描かれたイラストからスタートさせて頂きたいと思います。

アミグリさんの素敵なイラストというと、当ブログでは東方と艦娘をメインに転載&ご紹介させて頂く傾向があり(汗・・)
最近、ローソン×ごちうさの素敵なコラボキャンペーンのお掛けで(?)
アミグリさんが描かれた版権作品というとごちうさの「チノとティッピー」のイラストばかり転載させて頂いているようにも
感じられるのですけど
(ま・・今回もまたまたアミグリさんが描かれたこのチノとティッピーを最後に転載させて頂きますけど・・汗・・!)
「いやいや、アミグリさんの版権作品はごちうさだけじゃないよ! もっと素敵な作品もたくさん描かれているよ!」という事を
一人でも多くの皆様に知って頂きたいと思いますし、
上記のカティアちゃんみたいな素晴らしい版権作品も数多く描かれているアミグリさんという存在をもっと多くの皆様に
是非知って欲しいなぁ・・と思いまして、
今年の1月初めに「アミグリさんが描かれた版権作品特集 その①」のオープニングイラストとして既に登場しているのですけど、
「名作イラストは何度見ても全く飽きることは無い」という私自身の信念に基づいて
「名作イラストのプレイバック」という事で改めて、2013年10月にアミグリさんが描かれた
「ファンタジスタドール」のカティアちゃんの素晴らしいイラストを転載させて頂きたいと思います。

改めてですけど、カティアちゃんのちびっこい雰囲気とか青の髪型・衣装がとっても可愛いです!

カティアちゃんは設定の上ではお菓子大好きドールなんですけど、「お菓子」みたいな可愛らしさが
漂っていると思います。

このイラストはアミグリさん自身も「カティアちゃんらしいカティアちゃんを描けた!」とお気に入りの一枚です。

当ブログにおいては過去記事の中でも何度か「アミグリさんが描かれた版権作品特集」をさせて頂いておりますので、
東方・艦娘以外のアミグリさんが描かれたイラストに興味がある方は、
是非ぜひ当ブログの過去記事や、アミグリさんの素敵なブログ「dream fantasy 」をご覧頂ければ、誠に幸いです!!




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5月の記事の中で、2017年5月15日(月) スタートの「ご注文はうさぎですか?? キャンペーン」について
書かせて頂いたのですけど、どん兵衛×ローソン×ごちうさという何だか一見全然関連性がないような
コラボ企画と言うのかその意外性がとても楽しく感じたものでした、

対象の日清・どん兵衛のカップ麺を2個購入すると、先着・数量限定でごちうさの「オリジナルクリアファイル」が1枚もらえる
というキャンペーンでしたけど、全3種のうち結果的に私自身はファイルを二つゲットしちゃいました!
結果的に可愛いかわいいごちうさのクリアファイルを入手するために私は日清のどん兵衛は、
4個も購入した事になります!! (笑・・)
うーむ、さすがにどん兵衛ばかり食べ続けていると、「さすがにどん兵衛は当分パスなのかも・・?」と
思わなくもないのですけど、どん兵衛は元々大変おいしいですし、
この時に購入したどん兵衛は既に全部食べてしまいましたけど、改めて感じた事は
「やっぱりどん兵衛は美味しいよなぁ・・!」というものでした! (笑)

これはあくまで私の私見なのですけど、日本のとてつもなくレヴェルの高い「カップ麺」においては、
ラーメンにおいては、日清のカップヌードルシリーズと日清の麺職人シリーズが大好きですし、
焼きそばにおいては、まるか食品の「ぺヤング」を強く推奨したいと思いますし、
そば・うどんにおいては、日清の「どん兵衛シリーズ」を一押しさせて頂きたいと思います!
特にそばにおいては、「どん兵衛の鴨だしそば」を特に特に強く一押しさせて頂きたいと思います!
あのつゆの美味しさは「極上」だと思いますし、お湯を入れて待つ時間を少し短めにし固めにしたあの麺とつゆの相性は
素晴らしいものがあると思います。
あのつゆと麺の絡みにおいては、下手な具材だのは全く不要だとすら感じたりもします。
当ブログでも時々やっている「ちょい足し」はこの「どん兵衛の鴨だしそば」においては必要なし!と感じてしまいますね!




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前回取り上げたのは、ローソン×どん兵衛による「クリアファイル」でしたけど、
5月30日以降、ローソンにおいては、期間限定・ローソン限定と言う「ローソン×ごちうさのオリジナルお菓子」の
キャンペーンも展開されていました!
但し、当たり前の話ですけど、ごちうさは大変人気が高いものですので、昨年もそうでしたけど、この手のキャンペーンは
キャンペーン開始後数日で「既定の販売個数に達しましたので本キャンペーンは終了します」という
パターンで終わってしまいますね・・・

今回なのですけど、オリジナルお菓子は二種類ありまして
一つは、おまけの全4種のマグネットシールが一枚入っているというラングドシャ チマメ隊verで、
もう一つは、おまけの全7種のイラスト色紙が一枚入っているというガムで、いずれもごちうさのメインキャラの「チマメ隊」の
マリンルックがモチーフになっていて、どれもこれもみんなとっても可愛いと思います!

このラングドシャもガムも価格は370円+税ですけど、この価格が高いと思うか安いと思うか妥当と思うかは
あなた次第なのかもしれないですね・・・(笑)




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そうですね・・・正直に書くと、おまけ自体のデザインはガムのイラスト色紙の方がとてつもなくレヴェルが高く
多彩で華やかでとっても可愛いし完成度が高いと感じるのですけど、
残念ながら、私・・ガムはほとんど口にしないものでして、今回はラングドシャの方を購入しちゃいました!
(だけど、イラスト色紙の中の一つの、チノが後ろ向きポーズから捻り気味に顔を正面に向けているポーズは
とっても可愛いと思います! あのチノは「是非欲しいなぁ・・」とも思ったのですけど、ラングドシャの方には、そうした
デザインが無かったのは惜しまれます・・・泣・・)

今回のマグネットシールのおまけは、チマメ隊三人全員集合のものでした!

そうそう・・先ほどから「チマメ隊」というワードを何気なく使用していますけど、これは別に「血豆隊」という
事ではなくて(笑・・)
ごちうさのメインキャラの香風智乃、条河麻耶、奈津恵のトリオにつけられたチーム名でもあったりします。
由来はそれぞれの名前の頭文字(チノ・マヤ・メグ)を取ったもので、読みが「血豆」と同じせいか、
命名時には嫌がられていたものの現在ではすっかりその名称は定着していると言えそうですね。
この三人は中学生で同じクラスの同級生なのですけど、揃いも揃って幼い外見であるため、
「本当にこの娘たちは中学生なの・・? 実は小学生じゃないの・・??」と思われがちなのは、実は既に鉄板ネタと言えるのかも
しれないですね・・・(笑)





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さてさて・・ここからは既に恒例になっているのかもしれないのですけど、
当ブログが本当にいつも大変お世話になっている dream fantasy の管理人様のアミグリさんが描かれたイラストの
ご紹介コーナーです!

こちらのチノとティッピーは、アミグリさんが2015年6月に描かれた作品です。

ハートマークが背景になっているのですけど、ハートが暖かみのあるピンク色という事で
春から初夏にかけてみたいなイメージが伝わってきますし、
こちらもまさに「心ぴょんぴょん」な素敵な背景だと思います。
このチノとティッピーは今回の転載で実は通算3回目の登場という事になるのですけど、
冒頭で書いた通り「素晴らしい名作イラストは何度転載してもその作品が色あせて見えることは全く無い!」と
いう事だと思いますし、多くの皆様にこうした素敵なイラストを見て頂く機会を提供できるというのは、
実は管理人でもある私にとってはとってもハッピーな事だと感じています!

アミグリさんが描かれたこのチノとティッピーのイラストですけど
このまんまアニメの原画になったとしても全然違和感がない素晴らしい仕上がりになっていると思います!

こころぴょんぴょんのイラストに恥じない素晴らしき名作だと思います!!

上記のチノは、アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

アミグリさん、本当にいつも素敵なイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!

当ブログだけではなくて、是非、アミグリさんのブログ dream fantasy の方もご覧頂けますと、
当ブログの管理人は泣いて喜びますので、こちらの方も何卒宜しくお願いいたします。

先月は、「アミグリさんが描かれた紅魔館ファミリー・・レミリア様も咲夜さんの特集」をさせて頂き、おかげ様で
大変好評を頂きましたので、
今月、7月は「アミグリさんが描かれたルーミア特集」を予定させて頂いておりますので、是非こちらのほうも
一人でも多くの皆様にご覧頂ければ幸いです!!
先日でもないですけど、日曜PM21:00のEテレにて、パーヴォ・ヤルヴィ指揮のN響の定期公演より
ショスタコーヴィッチの交響曲第10番の録画演奏が放映されていました。
というか・・・最近のクラシックファンの皆様の感覚からすると「ヤルヴィ」というとこのパーヴォ・ヤルヴイの方を
思い浮かばれてしまうのかもしれないですね・・(笑)
昭和育ちの私の視点で言うと、やはりヤルヴイというとどうしてもパーヴォの父親のネーメ・ヤルヴイの方ばかり
思い浮かんでしまいます・・・
ネーメ・ヤルヴィは私は大好きな指揮者の一人で、ネーメ・ヤルヴィが日本フィル・東京フィルを客演指揮された時は
よく聴きに行ったものですし、ネーメの手兵とも言えるスコットランド国立管弦楽団とかエーテボリ交響楽団の日本公演の際には
かなり高いチケットを泣く泣く購入し、サントリーホールや東京芸術劇場で聴きに行ったものです・・
その中でも、東京フィルとの「スキタイ組曲」とか日本フィルとの「火の鳥」とか
エーテボリとの「幻想交響曲」は素晴らしい演奏だったと特に記憶に残っています。

だけど、時代はいつの間にか「ヤルヴィ」というと「パーヴォ」という時代になってしまい、
父親の時代から息子の時代へとすっかりバトンは受け継がれてしまっているようですね・・・
ちなみにですけど、パーヴォ・ヤルヴィの兄弟に指揮者のクリスチャン・ヤルヴイと言うお方もいたはずなんですけど、
最近は全然耳にしなくなりましたね・・
やはりパーヴォ・ヤルヴイという「未来の巨匠=世界的名指揮者」という巨星の前にはくすんでしまった・・という感じなのかも
しれないですね・・・(汗・・)

パーヴォ・ヤルヴィ指揮のショスタコーヴィッチの交響曲第10番の演奏は素晴らしいものであり、
私もついつい第一楽章から第四楽章まで全部聴いてしまいほど、演奏に惹きつけられるものは間違いなくあったと
思います。
ショスタコーヴィッチの交響曲第10番は、随分昔ですけど、21世紀の初め頃に、やはりN響を指揮した
インパルのライヴ演奏も大変印象的でしたけど、インパル指揮の方はとにかく陰気で重たくて
なんだか聴いているだけで生きているのが嫌になってしまいそうな陰鬱で重厚な解釈をとっていましたけど、
パーヴォの方はそうした重厚さよりも都会的な洗練さの方を重視している感じもあり、私の好みとしてはパーヴォの方が
どちらかというと好感が持てそうです。

改めてですけど、ショスタコーヴィッチの交響曲第10番は、正直長いし陰気だし、
決して「楽しく人をハッピーにさせる曲」では間違っても無いと思います。
とにかく、苦しくて閉塞感が漂う曲です。

だけど、私はこの交響曲、昔から大好きなんですよね・・・

ショスタコーヴィッチは、第二次世界大戦終結後に作曲された交響曲第9番が、世間や
当時のソ連の指導者スターリンが求めた「第二次世界大変に勝利した歓喜の交響曲を作るべきだっ!!」という期待を見事に
裏切り、比較的軽いノリのシンフォニーを作ったために、スターリンやソ連の音楽官僚達の逆鱗に触れてしまいます。
私自身は、この交響曲第9番は、大好きな曲です。全体を通して、おもちゃ箱をひっくり返した
ような聴き所満載の曲です。特にファゴットの悲壮なソロから一転して、「なーーんちゃって」
とアッカンベーするような第五楽章への転換部分は、本当にたまらんです・・・(笑)
その結果なのかどうかは分かりませんが、ショスタコーヴィッチ自身は、1953年にスターリンが死亡するまで
約8年間、交響曲作曲の筆を一時断絶し、スターリンが死亡したと同時に、この謎めいた交響曲第10番を
発表するのです。
(ちなみに・・・スターリンが亡くなった日に同時に・・あのプロコフィエフも逝去しています・・これは結構すごい偶然かも・・)

でもこの交響曲明らかにバランスが悪い・・・

重苦しくて陰鬱な第一楽章が長過ぎるからそう感じるのかもしれません。
(第一楽章約23分 第二楽章5分 第三楽章18分 第四楽章10分)
第一楽章だけを聴いてしまうと、とにかく何の「救い」も見えてこないし、生きている事自体が本当に嫌になってしまいそうな
重苦しい楽章です・・・
そして、第一楽章とは対照的に明らかに短すぎる第二楽章が極めて印象的です。
作曲者自身の言葉では、この第二楽章は「スターリンの肖像」と記されていますが、
暴力的で粗暴な曲の雰囲気は、確かにそうなのかもしれません。
そして、第三楽章は、一番謎めいています。
何となく、脱力めいた部分もあります。
曲が盛り上がってくると、ホルンのファンファーレみたいなメロディーの断片がそれを遮るという感じがします。
専門的な話になってしまうのでここではあまり深く掘り下げませんが、
そのメロディーラインの遮りこそが、実は「DSCH音型」という大変やっかいなものなのです。
ショスタコーヴィッチ自身のドイツ式の綴りのイニシャルから取った「DSCH音型」という四つの音型パターンが
この交響曲の至る所で登場し、
この「DSCH音型」が登場しない第二楽章は、スターリンの独断場を示唆し、
その音型が頻繁に登場してくる第三・第四楽章で
「スターリンが死んでやっと自分は解放された・・・これからは・・・スターリンの目を気にする事なく
自分が作りたい曲を作曲しまくるぞ!! もう誰にも文句は言わせない・・・
自分がやりたいようにやる!!」みたいなメッセージを提示しているようにも・・私には思えてなりません・・・
第三楽章の中で、かなり乱暴で粗野な強奏の部分が登場し、「とてつもなく盛り上がってきた・・」と聴衆に思わせておいて
次の瞬間に前述のDSCH音型がその流れを断ち切り、それが何度か繰り返されると
聴いている方としても「またかよ・・」みたいな妙な脱力感を感じてしまいますし、
唐突に背後の人間から膝かっくんを食らった様な感覚にすらなってしまいます・・・(笑)

自分が作曲した曲の中で、一番の自分の敵=スターリンと、自分自身を登場させるなんて・・・
ショスタコーヴィッチの「自己顕示欲」は意外と強かったのかもしれませんし、
同時に、時の権力者=スターリンが生きている間は、粛清・誠司収容所送りが怖いから何も言えず
ただ時の経過をひたすら待ち、そしてスターリンが死んでしまったら、これまでの鬱憤を晴らすように、
交響曲の中に、スターリンは登場させるわ、自分自身も登場させるわ・・・と、とにかくやりたい放題が出来るようになり、
権力者の死によって、やっと「一つの自由」を得たと言えるのかもしれないですね。

第四楽章が私としては一番興味深いです!

冒頭はとにかく哀しいです・・・
オーボエの哀しさ溢れるソロから開始され、
その哀しい雰囲気は、クラリネット・フルート・ファゴットに受け継がれていき、
とにかく・・不安・寂寥感・孤独・哀愁みたいな雰囲気が前半は全開です。
だけど・・・・
クラリネットのソロ以降のアレグロの展開部では、幸福感すらも感じさせる曲の雰囲気になってしまいます。
それにしてもこの楽章のラスト10小節前辺りのティンパニのソロは格好いいですね!!
あのソロをかっちりと決める事が出来れば、ティンパニ奏者冥利に尽きると思います!!

交響曲全体を眺めてみると、第一楽章の重苦しさが曲全体のイメージを支配している傾向が強く、
第四楽章後半のアレグロだけでは、何の解決にもならないという印象は残ってしまいます。

結局、この曲でショスタコーヴィッチは何を言いたかったのでしょう?

本来「人間の死」というものは、哀しく荘厳なものであるものなのかもしれないです。
だけど、この国(旧、ソ連)では、時の指導者スターリンが死亡しない限り国民全体の開放感や幸福は訪れない・・・
そうした矛盾を皮肉を込めて作曲したのかもしれません。

ショスタコーヴイッチ自身も、交響曲のジャンル一つとっても、様々な矛盾を内在しています。
例えば、交響曲第11番「1905年」とか交響曲第12番「1917年」なんかは、
明らかに時の音楽官僚等に対するごますり・ご機嫌取りみたいな御用作曲家みたいな側面を
見せながらも、12番以降以降の
交響曲第13番「バービィ=ヤール」などのように反体制家と評されても仕方がない曲も残している事を考えると、
うーーん、やっぱり人は色々と生きる上では・・
内在した矛盾を抱え込んでいるのかもしれませんよね・・・

だけど、人間自体が、その感情が一定しないというか、その時の心情によって自身の考えも色々と変容し、
ある時は「スターリンを満足させたり、国家を発揚させる曲を書いてみよう。自分も国家の一員として
貢献したい」という気持ちもあったかもしれませんし、逆に「スターリンのタコ!! パーカ!!! 少しは
自分にも自由に作曲できる場を与えて欲しい。てめーなんか死んでしまえ」と思う場面も
あったのかもしれません。

この交響曲第10番は、「雪解け」という小説にも登場するそうです。
この曲をラジオで聴いた小説の主人公が、「数字だ・・・無限の数字だ」とつぶやくシーンがあるそうですが、
この曲のどこに数字を感じる所があるのでしょうかね・・・

やはり人によって感じ方は様々なのですね。

今にして思うと、信じられないのですけど、
私がショスタコーヴイッチの曲を聴いたのは、実はあのあまりにも有名な交響曲第5番「革命」ではなくて
交響曲第10番というのも、いかにも私らしい話なのかもしれないです・・(笑)
しかも、それは管弦楽としてではなくて、吹奏楽アレンジ版という変化球として聴いています。

それが何かと言うと、1981年の山形県で開催された全日本吹奏楽コンクール・東北大会の
高校B部門の秋田西高校の素晴らしい演奏だったのです。
でもあの演奏は本当に素晴らしかったです!!
わずか35人の編成とは思えない重厚感漂う演奏であり、特に後半のアレグロのスピード感溢れる展開は
「小編成の限界」を超越した演奏だとも思えます。
BJの演奏評では「孤独・不安・寂しさの雰囲気はうまく出せていたけど、ソロがプレッシャーのため緊張感を持続
出来なかったのは惜しい。アレグロも素晴らしかったが、もう少し重厚感が欲しい、どちらかというと祝典序曲みたいな
キャラクターの演奏になってしまった」と記されていましたけど、
うーーん、ちょっと違うのかも・・・?
私の印象では、ソロの雰囲気も寂寥感と不安を見事にキープしていたと思いますし、アレグロ以降の展開も
悲壮感と明るさが混在した洒落っ気と重さを両立した素晴らしい演奏だったと感じたものでした。
後年、佐藤滋先生は母校のあの吹奏楽の超名門・秋田南に赴任されましたけど、
やはり高橋紘一先生という存在は大きかったみたいで、結果的に秋田西高の時のような名演を残せないまま
秋田南を静かに去られていたのはなんか気の毒・・みたいな感じもありました。

考えてみると、この秋田西高校の演奏をきっかけに、
「あれ、ショスタコーヴィッチという作曲家はどんな背景があり、他にどんな曲を作曲したのだろう・・?」
「何か交響曲第5番がやたら有名みたいだけど、どんな曲なのかな・・」
「丁度スターリン体制化のソ連時代と生涯が被っているけど、どんな背景がこの曲にあったのかな・・」などと
ショスタコ―ヴィッチについていろいろ興味を持つようになり、
私がショスタコ―ヴィッチを聴くようになった大きなきっかけを作ってくれたようにも思えてなりません。

その意味では、この秋田西高校の演奏と指揮者の佐藤滋先生には、「感謝」の言葉しか
ありません・・・
本当にありがとうございました・・・!!

最後に、改めてこのショスタコーヴィッチの交響曲第10番ですけど、
「恨みつらみ」も含めて、副題に「スターリンと私」 みたいな感じが似合いそうな曲だと思います。
この曲は何度聴いても圧倒的にバランスが悪い・・・ 、悪すぎる・・と感じざるを得ないですね。
悲劇的な感じの第一・第三楽章、に対して第四楽章は、前半がそれまでの悲劇的雰囲気を継承し、
幾分幸福感が見えてくるのは、中盤以降のアレグロ展開のみ・・・
うーーん、暗い感じが圧倒的に長くて「救い」的な部分があまりにも短か過ぎるのですよね。
第四楽章の後半のアレグロが何となく・・・・「祝典序曲」のあの健康的な明るさすらも感じてしまうのですけど
そこに至る経緯がとてつもなく唐突という印象がある事が
やはりこの交響曲自体を何か「とっつきにくいもの」にさせているのかもしれませんよね
例えば、交響曲第4番・交響曲第10番とかチェロ協奏曲第2番とかヴァイオリン協奏曲第1番などのような
ショスタコーヴィッチの曲の中でも重苦しい曲を聴いた後で
「祝典序曲」とかジャズ組曲とかバレエ音楽「ボルト」とか編曲作品ですけど「二人でお茶を」みたいな
軽妙な曲を聴いてしまうと、「本当に交響曲第10番を書いた方と祝典序曲を書いた人は同一人物なのか・・・・」と
心の底から感じてしまうものです。
「人間の心の多様性」とか「人は決して一つの感情だけで動くものではない・・・」という事を
明瞭に提示できる何よりの証拠という感じですね。

ショスタコーヴィイッチのこうした明るく軽い曲と深刻で悲劇的な曲を書けてしまう「二面性」は
高校の頃には、既に何となく気が付いていました。
この事を吹奏楽部の同期で同じくクラリネットを吹いている奴に聞いてみると・・・・
「それは中島みゆきも同じだからな・・・・
あんなジメジメと陰々滅々とした曲を書いてしまう人か、オールナイトニッポンのDJでは・・・・
あんなに弾け飛んでしまうのだからな・・・・」と
いかにも中島みゆきファンらしいコメントを発していたのが、何か今でもとても印象に残っていますし、
意外とショスタコーヴィイッチの本質を突いているのかもしれないですね・・・(笑)
改めてですけど、2015年4~6月にテレビ埼玉で放映されていた「浦和の調ちゃん」第3話における
主人公の高砂調(たかさご うさぎ)による十万石まんじゅうの「うまい、うますぎる」のパロディーは何度見てもやはり
「くすっ・・」と笑ってしまいますね・・

ま、あのシーンはテレビ埼玉を日常的に見ている方でないと絶対に分からないローカルネタでは
ありましたけどね・・(汗・・!)
あのシーンを見てくすっ・・となってしまうのは立派な埼玉県民だと思いますし、
特に反応しない方は、埼玉県民以外か、十万石まんじゅうのCMを見た事が無い埼玉県民なのでしょうね・・・(笑)
ま、恐らくですけど・・・
埼玉県民でも、あのCMを「過去においてみた事がある・・・」という人は、全体の15%いるのかな・・という感じの
レヴェルなのかもしれませんね。
だって、あの「うまい、うますぎる・・」のCMが流れているのはテレビ埼玉だけですし、
普通の埼玉県民は、多分ですけど高校野球や西武の試合とかレッズの試合以外は、テレビ埼玉(通称、テレ玉)なんて
見ませんからね・・(笑)
ちょっと前まではテレビ埼玉の深夜のアニメ枠はかなり充実していたのですけど、最近はほぼサッパリですので、
私自身も以前よりはテレビ埼玉を見なくなりましたね・・
(だけど現在は「ハピネスチャージプリキュア」の再放送をしているのは大変素晴らしいと思います!!)







最近の片岡食品の「ねぎ味噌煎餅」記事でも書いた通り、
埼玉県って本当に「名物」が何もない県で、全国的にはせいぜい「草加煎餅」くらいしか有名なものが無いかもしれないです。
他県に行く際の手土産として、例えば山梨だったら「信玄餅」、宮城県だったら「萩の月」という「これぞ定番!!」というものは
一つや二つはあると思うのですけど、埼玉県の場合、草加煎餅と十万石まんじゅう以外は
「これぞ埼玉県の定番お土産!!」という決め手が中々ないものですから、これはこれで困ったもんです・・・

埼玉県の定番お土産って他になにがあるのかな・・?
思い浮かぶところでは、「彩香の宝石」とかくらづくり本舗の「福蔵」という最中とか、
菓匠右門の「いも恋」なども全国的な知名度では弱いのかもしれないですけど、中々美味しくものは色々と
あるかとは思います。

さてさて、そうした中、忘れてはいけない埼玉の銘菓の一つは十勝の甘納豆の「母べえ」と言えるのかも
しれないです。

十勝の甘納豆が製造販売している「母べえ」というのは、白あん系のスイーツで、
2008年に吉永小百合主演で公開された映画「母べえ」とのタイアップ商品です!
映画自体のロードショーは既にとっくに終わっていますが、商品自体はいまだに健在と言う感じですね。
最近では、白あん系以外にチョコ味も現在では商品の一つとしてあったりもします。









吉永小百合と私が在住している埼玉県川口市は多少縁があると思われます。
1960年代に公開された吉永小百合主演の映画「キューポラのある街」は、実は川口市が舞台となっています。
「キューポラ」なんて言っても今の若い世代の人達にはよく分からないと思いますが、
要は鉄の溶解炉の煙突みたいなものがキューポラです。
1950年代~80年代の川口市は、「鋳物の街」として
高度成長期の日本を支えた縁の下の力持ちみたいな役割も持っていたと思いますが、
1990年代以降、川口市は、鋳物の街というよりは、東京都内の「ベッドタウン」というか
超高層マンション建築ラッシュに取り込まれ、元々鋳物工場だった敷地が次々とマンション建築の用地として買収され、
結果的にどんどんキューポラ自体激減していってしまいました・・

現在では、キューポラ何て数えるほどしかないんじゃないのかな・・・?

川口駅前も近年大分再開発が進みましたが、駅前の商業施設兼図書館兼行政センターの巨大ビルは、
その当時の名残をこめて「キュポ・ラ」と命名されています。

私が仙台から親元を離れて大学へ進学したのが1984年、この年はキャンパスの関係で
大宮に住んでいましたが、
休みの日なんかは、浦和ではなく川口へよく遊びに行っていました。
(以前書いたと思いますが、この当時は吹奏楽コンクールで市立川口が日本の吹奏楽界を牽引
 していましたので、川口という名前時代に何か個人的にはすごいステータスを感じていました・・)
当時の川口駅周辺は、丸井があったり、そこそこ東口は栄えていましたけど、
西口は汚い酒場しかありませんでしたし、町工場以外何もないという印象でした。
西口が急激に変わっていったのは、1990年代以降かな・・・
音楽ホール「リリア」(⇒パイプオルガンが売りの一つです。音響も中々いいと思います)が完成されて以降だと思います。
それに前後してバブルという時代背景もありましたけど、
超高層マンションの用地買収のための地上げが急速に進み
町工場が次から次へと超高層マンションに変貌していきましたからね・・・

話を「十勝の甘納豆」に戻しますけど、ここでは毎月10日限定のスイーツが販売されています。
それが何かと言うと、「バター餅」。
元々は秋田県のお菓子らしいのですが、それを色々とアレンジし、ミルク風味にしたのがこのバター餅です。
これは、うちの奥様が結構気に入っていて、毎月10日になると
「十勝の甘納豆でバター餅買ってきて」なーんていうわがままお願いメールが来ることもしばしばです・・・(汗・・)

埼玉県川口市に店舗と工場を有している十勝の甘納豆の「母べえ」ですけど、前述の通り、
映画「母べえ」公開記念菓子でもあります!
吉永小百合の出世作の「キューポラのある街」から数十年経過後に再度吉永小百合をメインに据えた映画という
事でもあるのですけど、吉永さん自身にしても、もしかしたらメモリアルな作品だったのかも
しれないですね。
母べえのお菓子は、北海道産大納言、甜菜糖を使用し、白餡に大納言甘納豆をちりばめ、
まわりをやわらかい生地で包み、お母さんのイメージを表現したお菓子と言えます。

チョコ味も美味しいですけど、やはり普通の白あんがとても上品で優しい味で私は大好きですし、これは埼玉のお土産としても
申し分ないと思いますし、この銘菓を渡す先が70代以上の方でしたら、吉永小百合と絡めてお渡しをしたら
多分皆様喜ばれるのは間違いないと思います・・!








さてさて・・上記の「母べえ」よりももっともっとマイナーな地域限定B級グルメと言えるのかもしれないですけど、
「大人のプリン」という蕨市のご当地限定スイーツも実はあったりもします。

この「大人のプリン」は、実は毎日販売されているスイーツではありません。
扱っている店舗も限られている上に、販売日が毎週金曜日限定なので
地元の川口・蕨市民の方でも知らない人が多いと思います。

「大人のプリン」という商品名通り、甘い甘いデザート系のプリントは明らかに一線を画しますね!
とろーりとか甘ーいとかふわふわという感じではありません。
プリン自体が二重構造になっていて、表面から少し下は、米粉で作られたスフレで比較的カリッとした硬い層で構成され、
その下は、濃厚なカスタード系の層があり、一番下にほろ苦のカラメルソースがあります。
食べ方としては、普通に食べるのではなくて「混ぜて食べて欲しい」との事です。

実際に食べてみると確かに甘くはないデザートですね。
普段慣れ親しんでいるグリコの「プッチンプリン」みたいなとろとろという感じではないと思います。
表面が何かクッキーみたいな感じで、その部分とその下のカスタード層、そしてカラメルを混ぜてみると、
何か不思議な触感があります。
でもこれ美味しいと思います!
甘くはないのだけど、後味すっきりなんだけど濃厚な感覚です。
カラメルがかなり苦味を感じるので、これがいいアクセントというか変化球になっているのかもしれないです。

うん! これは確かに「大人のプリン」という感じですねっ!!

知る人ぞ知るウルトラマイナースイーツですけど、私としては埼玉銘菓の一つして全国に発信したいスイーツですね!

そっか・・よかったよかった・・

埼玉には草加煎餅とか十万石まんじゅうとか、彩香の宝石や福蔵以外でも
こんなにも素敵なお菓子が色々とあるものなのですねっ! (笑・・)

宣伝次第では、もう少し広まるのかも・・・?

金曜限定と言う事でプレミアム価値はありそうだけど、せめて毎日発売でないと、
中々地元ですら浸透しないのかもしれないですね・・(汗・・!)
2015年にテレビ埼玉で放映されていた埼玉県ご当地ローカルショートアニメの「浦和の調ちゃん」が
舞台となっている学校は浦和第三高校なのですけど
(浦和第三という高校は実存はしませんけけど、浦和南高校がそのモデルになったと言われています・・)
主人公の調とか大谷場南・上木崎常盤・道祖土緑などが所属している部は「鉄道部」という事になっています。

最初この設定を聞いた際は「なんで鉄道部なの・・?」と思ったのですけど、
考えてみると、さいたま市浦和区じゃないですけどさいたま市大宮区というのは、実は全国的にも有名な
「鉄道の街」という事で知られていますので、調たちの所属部が「鉄道部」というのも極めて妥当性があるのかも
しれないですね。
最近NHKの「ブラタモリ」でも鉄道の街としての大宮が素敵に紹介されていて、大宮氷川神社とか鉄道博物館等を
取り上げられていたのが大変印象的でした!



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大宮は武蔵国の一宮ともいわれる「氷川神社」の門前町として、特に江戸時代以降は中山道の宿場町として
発展した歴史を有する街という事で
実は古くからの「交通の要」という位置づけだったのかもしれないです。
現在のJR高崎線は、日本初の私鉄である「日本鉄道」の第1期線で、1883年に開通しましたが、
当初大宮駅は設置されなかったものの、
現在のJR宇都宮線である第2期線が1885年に開通するにあたり、その分岐駅として大宮駅が開設される事になります。
1896年には、「日本鉄道大宮工場」(現・大宮総合車両センター・大宮車両所)が開設され、
国の基幹となる鉄道の工場として発展していきます。
「大宮工場」では、鉄道車両の修繕・補修が中心に行われてきたほか、
戦前には蒸気機関車の製造も多く行われ、大宮は企業城下町的に発展します。
この工場は、「東の大宮、西の鷹取(神戸市)」と言われるほどの名門工場であり、
改めてですけど、実はこの当時から大宮が「鉄道の街」として成立する基盤が既にこの当時から出来ていたと言えるのかも
しれないですね。

その後私鉄も含め多くの路線が乗り入れるようになったほか、1982年には東北・上越新幹線が開通するなど、
大ターミナル駅となってゆきます。

そうそう、1982年の東北新幹線開設当初は、その終点は上野駅でも東京駅でもなくて実は大宮駅が終点でも
ありました!
話はそれるのですけど、1980~87年に連載されていた高橋留美子の「めぞん一刻」において、主人公の祖母が
一刻館に一か月程度滞在し、その後戻る際に一刻館の住人達が見送りに行った新幹線の駅は
上野でもなくて東京駅でもなくて実は「大宮駅」だったというのは
やはり時代を反映したものでしたね! (笑)

ここ数年は、工場の規模は最盛期に比べて縮小しておりますけど、その代わりに
敷地の一部には「鉄道博物館」が開設されたほか、フィットネスクラブなどJRグループの企業の出店も見られ、
この「鉄道博物館」は大宮の新たな「名所」になりつつあると思いますし、
全国の鉄道ファンの皆様にとってはもしかしたら「新たな聖地」になる可能性もあるかもしれないですね。
毎年5月に「鉄道ふれあいフェア」を開催しており、地元住民や鉄道ファンとの交流を深めているのもその一環なのかも
しれないですね。

大宮駅は、駅の番線数の多さでも全国で屈指です。一部に欠番はありますが、JR線で22番線、東武線で2番線、
さらにはニューシャトルまであります。
いかに多くの方向から路線が集まり、一大ターミナルを形成しているかが、ここからもよく示唆されていると思えます。




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この鉄道の街・大宮を象徴する光景というのが、大栄橋からみた景色なのだと思います!

大宮駅から次から次へと発着する鉄道を見るのにお勧めと言えるスポットが大宮駅の北側に架かり、
東口を西口とを結ぶ、「大栄橋」からの眺めだと思います!
駅のホームも一望できるこの橋の上からは、かつてのような各地からの夜行列車や北国からの雪まみれの電車など、
旅情をかきたてるような列車は少なくなりましたが、
それでも数多くの列車を見ることができる、「鉄道のまち」ならではのビュースポットだと思います!

確かに・・・! 上記で書いた通り、大宮駅の番線数の多さは相当なものがあり、
大栄橋から見下ろすとてつもない数の線路を眺めていると、ほぼ毎分に近い程度に何らかの電車が
この橋の下を通過していきますし、
鉄道好きの方にとっては堪らないスポットだと思います!

だけど・・私のようにそんなに鉄道自体に興味も無く、大栄橋は仕事での移動の際はとにかくめちゃくちゃ渋滞している道路
という認識しかない人間にとっては
その辺りの感銘性はうすいのかもしれないですね・・・(滝汗・・!)

最近なのですけど、仕事で大宮駅東口周辺を歩いていたのですけど、そごう・丸井・ダイエー・大宮ソニックシティ・
ビックカメラ等が立ち並び整然としている印象の強い大宮駅西口に比べると東口周辺は
いかにも「遅れている・・」とか「再開発の波に乗り遅れた」みたいな印象が強く、
どちらかというと飲み屋とか風俗関係の店が乱立している中で高島屋があったり、
とにかく「ごっちゃごっちゃしている・・」みたいな「乱雑さ」が目立つ印象が相変わらず強かったですね。

そんな中、「あれ・・?」と感じたのは、「中央デパート」と言う経営母体がとっくの昔に倒産していて
各テナントだけがポツリポツリと細々と営業を続けていて
何だか幽霊ビルとまではいわなくてもなんだか統一感がまるで無いテナントビル化していた駅前でもかなり目立っている
大型商業ビルが、ついに「大宮駅東口周辺の再開発計画」の一環として、
現ビルが解体され、新しい商業ビルとして建替えされる事が発表されていて、
サカゼン等のテナントが「完全閉店セール」を展開していた事でした。

だけど、これは案外いい事だと思います。

中央デパートは、大宮駅東口から徒歩2分程度の大変素晴らしい立地でしたし、ここが数年前から
閑古鳥が鳴いている幽霊雑居ビル化していた事は、かつての中央デパートの賑わいぶりを知っていた人間から
言わせて頂くと、ちょっとさびしいものがありましたので、
確かに歴史と伝統あるものが一つ消滅するのは寂しいものがあるのですけど、
新しく巨大商業ビルが誕生し、大宮駅東口が多少とも整然とされることは、大変素晴らしいことだと思いますし、
今後大いに期待をさせて頂きたいと思います。

そして「鉄道の街・大宮」がもっともっと魅力のある街になれば素敵な事だと思います。

あれれ・・? そうなると「浦和の調ちゃん」のキャラたちの舞台は「浦和」なのですけど、その浦和の永遠の(?)ライバルでもあり
浦和と犬猿の仲と言われる「大宮」ばかりが盛り上がってしまうのも
調たちの視点では「ちょっとね・・」という感じになるのかもしれないですね・・! (笑)
昨日は当ブログの東方カテゴリ300記事到達、及び不肖・・この私のお誕生日に
こんなにも素敵なお祝いメッセージをこんなにもたくさん頂けた事に本当に感謝いたします!!
改めてありがとうございました!!

ちなみにですけど、「お祝いメッセージ」はまだまだ随時受付中でもありますので(笑・・)、まだの方は・・・
こんなポンコツ管理人によるポンコツブログですけど
「ちっ・・しょがねーなー・・、たまーにはお祝いメッセージでもしてあげようか・・」と御仏みたいなご慈愛溢れる
お祝いメッセージなどを頂けたとしたら
このポンコツ管理人は大感激で感涙状態になってしまいますこと間違いありませんので気が向いたら
宜しくお願いいたします・・(笑)

また今回、アミグリ様・みけねころんそう様からは、こんな私のために
素敵なすてきな「お誕生日おめでとうイラスト」を頂く事が出来ました!
本当にお忙しい中、こんなポンコツ管理人の私のために、皆様の貴重なお時間を浪費させてしまい
大変心苦しくて申し訳ない気持ちで一杯なのですけど、心の底より嬉しかったです!!
本当にありがとうございました!

改めてですけど、今回は皆様の温かいお気持ちに心の底より皆様に感謝の気持ちをお伝えさせて
頂きたいと思います!

それとこんな私のためでよければなのですけど、「お誕生日おめでとう! 東方記事300記事到達おめでとう!」の
お祝いイラストを描いて頂けましたら大歓迎・大感激です!
アミグリさん・みけねころんそうさんのイラストも含めて、
こんな私のために「おめでとうイラスト」を描いて頂けました場合は、その素敵な作品を
こちらのブログでも順次ご紹介をさせて頂きたいと思っておりますので何卒宜しくお願いいたします!!









東方300記事」は、まだまだ一つの「通過点」に過ぎないと思います。

東方カテゴリは、もっともっとたくさん語りたいキャラ・・例えばゆかりんとか妖夢とか十六夜咲夜さんとかヘカーティア様とか
まだまだたくさんいますし
(ゆかりんは単独語りをいまだに行っていないというのは実は「温存している」という側面もあるのかもしれないですね・・笑・・)
フィギュア・ゲーム等についても語っていきたいと思っています。

そして当ブログの開設の原点でもある「吹奏楽コンクール」とか最近では艦これとか
更には私自身の「心の深層」とか
まだまだネタ的には尽きないのかな・・?とも思っています。

ブログにおける私の最終目標は、この「限られた命」がある限りは、
後世になにか伝えたい事は全て語り尽くしておく・・・という事でもありましたし、
その「後世に語り伝えたい事」は、ま・・・正直、そんなに大したことではないのかもしれませんけど、
まだまだとてもとても全てを語り尽くしている訳ではありませんので、
「自分が生きている証し」としてこれからも「何か」を日々発信できればいいなぁ・・と思っています。

スイートプリキュアのキュアメロディの「プリキュア10周年おめでとうメッセージ」ではないですけど、

「これからもまだまだいくよっ! えへっ!!」という感じなのだと思います。

こんな拙いブログではありますが、どうぞ温かい目で見て頂ければ幸いです。

改めて今回は本当に素敵なお祝いメッセージを頂きありがとうございました!!

こんな拙いブログではありますが、何卒引き続き皆様からの温かい応援を宜しくお願い申し上げます!!
最近の食玩の一つのパターンとして「色紙コレクション」というものが増えているようにも感じられます。
例えば、まどか☆マギカとかごちうさとか艦これとか色々と出ている感じがあります。








だけどこの「色紙コレクション」って結構高いのですよね・・・(泣・・)

一般的には一つ400円程度するのですけど、ほんのちびっこいガムが一つ入っていて、アニメキャラの色紙が一枚で
価格が400円というのも、これを高いと感じるか安いと感じるかは「あなた次第・・」という事なのかもしれないですけど、
率直に言って私は「高すぎ!」と思います!
最近ではローソン×ごちうさのコラボ企画商品として、こうした「色紙コレクション」が売られていて、
チマメ隊のあの三人はとっても可愛くて誰が当たったとしても文句のつけようがないのですけど、やはりあの価格の高さが
ネックになってしまい、結局ごちうさの色紙コレクションは見送りとなってしまいました・・・(汗・・)

以前から「キラキラ☆プリキュアアラモード」のそうした色紙コレクションが発売されていた事は分かっていましたし、
店頭でも何度か目にした事があります。
だけどやっぱり一つ税込430円近い価格がネックになってしまいましたね・・
そして「キラキラ☆プリキュアアラモード」の場合も他の色紙コレクション同様に複数のキャラの中で好きなキャラを自由に
選べるという訳では当然なくて、開けてみないとどのキャラが入っているか分からないという危険性も秘めています。
しかも上記で書いた通り定価は430円近くで決して安い買い物ではありませんので、
気分的には「ハズレ」は許されないみたいなプレッシャーもあり、その辺りがこの「色紙コレクション」をこれまで購入しなかった
理由でもありました。
色紙はいちか・ひまり・あおい・ゆかり・あきらの5人のキャラが三種類ずつあり、計15種類から構成されているのですけど、
今作の私の大本命キャラは言うまでも無くいちか=キュアホイップで、その次はあおい=キュアジェラードまたは
ゆかり=キュアマカロンなのですけど、
いちかが当たる可能性は1/5 いちか・あおい・ゆかりが当たる確率は3/5という事で
決して高確率で「欲しいキャラ」が当たるという訳ではなさそうです・・・

さてさて、そうした中、先日だったのですけどとあるスーパーの「旬が過ぎた等の訳あり値引きワゴンセール」にて
上記のenskyの「キラキラ☆プリキュアアラモード ビジュアル色紙コレクション」が半額という事で
実質的に在庫整理の叩き売りをされていました!

半額という事なのですけど、それでも価格は199円+税・・・うーーむ、半額でも「まだ少し高いよなぁ・・」と
感じてしまいそうですね・・・(汗・・)
だけど半額というのもそう滅多に無いチャンスと思い、ついつい一つだけ衝動買いをしてしまいました・・(笑)

さてさて、誰が当たったのでしょうか・・・??




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そうそう、この商品はあくまで「食玩」という事で商品の本質はあくまで「ガム」です!

だけど上記画像の通りガムといってもほんの小さな切れ端みたいなものが申し訳なさそうに入っているだけですので、
やはりこの商品のメインは「色紙」なのです! (笑・・)

色紙自体は大変頑丈に作られていて、シールとか紙のカードみたいなペラペラとした安っぽいものではないのが
実にいいですね!




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おーーーっと今回は保大本命のいちか=キュアホイップではないけど、次の本命のあおい=キュアジェラードが
当たりました!

改めてですけど、あおい=キュアジェラートはとっても可愛くて魅力的なプリキュアだと思います。
(一見庶民的な雰囲気なんですけど、実は大変なお嬢様という意外な設定もとても楽しいです!)

キュアジェラートは、まさに「ライオン」のプリキュアですね!

ライオンの鬣のようなヘアースタイルをしているのが大変印象的です!
名は体を表すと言うように、変身前の名前である立神あおいがこうしたライオンみたいなプリキュアになってしまうのですから、
まさに「そのまんまじゃん!」という感じですね!
尻尾もとっても可愛いです!

「燃えてきたーー!」という口癖から、キュアサニーみたいな炎系が必殺技かと思いましたけど、
今作のモチーフはアイスとかスイーツという事もあるのですけど、
クリームエネルギーは水色という事で、氷属性をちゃんと有していました・・・(笑)
やっぱり青系プリキュアの属性はしっかりと青キュアでしたね・・・、
やっぱりこの娘はなんだかんだいっても素敵な青系プリキュアでしたね! (笑)

さてさてこの素敵な色紙はどこに飾ろうかなぁ・・と思っているのですけど、ホイップとジェラードの食玩フィギュアの隣に
置いておくのが一番ベストなのかもしれないですね・・・!
本日、7月12日なのですけど、実を言うと私のお誕生日であったりもします!
そして昨年から創設した「東方Projectカテゴリ」が本記事を持ちまして通算300記事に到達をいたしました!

自分で言うのもなんですけど、これはまさに私自身に対して心から「おめでとう!!」と言ってあげたい気持ちで
一杯です!!
そして同時に・・・・
こんな拙くてポンコツなブログなのですけど、こうやって日頃よりこのブログを見て頂けている皆様のおかげでもあります!!
本当にいつもありがとうございます!!









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そうですね・・・自分自身の誕生日が純粋に「嬉しい!」と感じられるのは正直20代前半までですね・・(滝汗・・!)

正直20代後半以降は誕生日がくるたびに「また今年も一つ年を取った・・」とか「あともう少しで三十路・・」とか
あんまりいい気分では無かったかもですし
最近ではむしろ・・「そろそろお迎えが来る頃なのかな・・?」とふと感じたりもします・・(笑)
そうですねぇ・・もしも「お迎え」が来るというのならば、私は是非ぜひ幻想郷の素敵な死神の小野塚小町・・・こまっちゃんと
一緒に三途の川を渡りたいですっ!!

「お迎え」とかそんな事書くと、
「じゃーあんた一体実年齢はいくつなんだ・・!?」みたいなツッコミが入りそうですし、
「今回のお誕生日で一体いくつになったの・・?」と質問が出そうなのですけど、そうですね・・それに関しては「ノーコメント!」
というか・・・
「ま・・聞かないでおいて下さい・・」という事にしておいて下さい・・(汗・・!)
このブログを隅から隅まで読んで頂くと、実はその「正解」も何度か書いてはいるのですけどね・・(汗・・!)

開設初期の頃は、
「1982年の全日本吹奏楽コンクール・東北大会の花輪高校のウォルトンの一番とか
仁賀保高校の矢代秋雄の交響曲の驚異的名演・・そして絶対に忘れてはいけないこの素晴らしき演奏の事を
記事として書いてさえしまえば、あとは別に放置ブログでも全然OKじゃん・・」とすら考えていましたし、
あの頃は・・・そうした背景もあったと思うのですけど、
一日平均の閲覧者が3~4人程度、頂けた拍手が通算1000を超えたのは開設してから一年半後、
初めて頂けたコメントが開設から8ヶ月後という
ま・・正直今ではありえないほどの「超閑古鳥ブログ」でありましたし、
何よりもあの当時は、皆様との「交流」というよりは一方的なこちらからの「情報発信」だけが目的という感じでもありました。

今現在は随分とこのブログも「変化」しました!!

確かに開設当時はコメント自体頂ける事も大変稀でしたし、頂ける事自体がまさに奇跡だったのですけど、
そうですね・・・
開設して以降2年目あたりから徐々に頂けるコメントもおかげさまで大分増えてきて、
色々な皆様とのこうやって「素敵な交流」をさせて頂く機会が増えた事は、私にとってはまさに
「嬉しい誤算」だったと思います。

本当に皆さまからの日々のご閲覧、拍手、そしてコメントに対しては、「感謝」の言葉しかありません。
そうした皆様からの「温かい応援」があったからこそ、本日の私のお誕生日も平和な気持ちで迎えられたのだと
思っております。

ここに改めて皆様に感謝のお気持ちをお伝えさせて頂きたいと思います。

皆様! 本当にいつもありがとうございます!!

当ブログは多分ですけど、来年の初めにおかげさまで「通算4000記事」に到達する予定です!
(今現在で3700記事あたりだったかな・・?)

ブログを継続して更新されている方達って多分ですけど、一年で100記事辺りが平均なのかもしれません。

一年で100記事と仮定しても、4000記事到達にはそれでも40年近くかかってしまう・・・

当ブログは来月が「開設5周年」の節目でもあるのですけど、5年前後で4000記事というのも
案外、これは「快挙!」と言えるのかもしれないですね・・
(単なる自画自賛ですね・・滝汗・・!)

こんな拙いプログがここまで来る事ができたのも全て皆様のおかけでもあるのです!!

本当にそれは感謝しても感謝しきれないものがあります!!

本当に本日はありがとうございました!!

そしてどうぞこれからも宜しくお願いいたします!!


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最後に・・・

本記事は「東方カテゴリ300記事到達」という事でもありますので、締めは私の東方キャラで大好きで大好きで
たまらないゆかりん=八雲紫様にご登場をお願いしたいと思います。

そしてこのゆかりんを描いて頂けた絵師様は、当ブログの「誇り」でもある「dream fantasy」の素敵な管理人様でもあられる
アミグリ様です!!
私自身がこうしたブログを開始して「一番・・最もよかった事」はなにかと言うと
言うまでも無くアミグリさんと知り合う事が出来た、交流の機会を持たせて頂いた・・
これに尽きると思いますし、
アミグリさんは、当ブログの・・否! 私の「誇り」です!!!

上記のアミグリさんに描いて頂けた「水着ゆかりん」は、昨年の私の誕生日+通算3000記事到達という大きな節目の際の
記念イラストでもありますし、、
まさに「私の生涯の宝物」というべき素晴らしき贈り物を頂いた訳なのです!

この水着ゆかりんイラストは、私の「未来永劫のとっても大切な財産」であると今現在でも感じていますし、
この素晴らしきイラストを描いて頂けたアミグリさんに今でも心の底から
感謝をしております!

改めてですけど、この水着ゆかりん、本当にうっとりとさせられるくらい素敵ですよね!!

まさに「大人の女性」という誇り高き香りが漂いますし、
「大人のしっとりとしたレディー」という表現がぴったりとくると思います。

しかも・・・・!!

このゆかりん、水着ですよ!!

公式の立ち絵・ゲーム・書籍・漫画・カード等では多分ですけど、絶対にあり得そうもない「水着」ですよ!!

あのゆかりんが水着になってくれるなんて・・・!!

いや―ー、これは本当に素晴らしい名作だと思います!!

繰り返しになりますけど、

少なくとも2012年時点では「東方Project」の「と」の字も全く知らなくて
「霊夢って誰・・?」、「魔理沙・・・? え・・・・名前すら聞いたことも無い・・」とか
「八雲紫・・・誰それ?  えっ・・・、これってむらさきって呼ばなくてゆかりっと呼ぶんだ・・」みたいな感じで
全く興味の「き」の字も無いという感じだった私を
この素晴らしき「東方」の世界に誘ってくれたのが
まさに・・・・
アミグリさんが描かれた東方のイラストだったのです!!

当ブログは、本当に開設の初期の頃よりアミグリさんにはお世話になりっ放しですし、何よりも毎回毎回
アミグリさんが描かれた作品を当ブログに転載させて頂く事もいつも気持ちよく快諾して頂いてもおります。

今回は私のお誕生日の記念記事でしたが、当ブログは今後ともアミグリさんとアミグリさんの素晴らしきブログ「dream fantasy 」を出来る限り応援させて頂きたいと思っておりますので、
どうかこれからも何卒宜しくお願いします!!
改めてですけど、本日7月12日は私のお誕生日でもあります!

自分、おめでとう~!という感じですね・・(笑)

そのお誕生日記事は、この一つ後の記事でも散々書いていますので、詳しくはそちらの方をご覧頂ければ
幸いです。

昨年の私のお誕生日記事の際には、たまたま(?)当ブログの通算3000記事到達という一つの節目とも重なったものでしたけど、
(というか・・昨年の今頃は結構面倒な事が多々あり、要は、7月12日に合わせる形で、
プリキュア1000記事到達と東方100記事到達と通算3000記事到達というフォースを実現するために
5月辺りから色々と細かい計算をしていたという経緯があり、あれは結構面倒で大変でした・・! 汗・・!)
今年はそうした厄介な事も特にしていませんので、気持ちとしては大変楽な感じで迎えられたと思います。
今年初めの想定では、
「通算4000記事到達は12月下旬の年内ギリギリでいけるかな・・?」とも計算していたのですけど、
最近のサボりとかPC不調によるお休みもあり、4000記事到達と言う一つの節目は来年度への持越しという事に
なってしまいましたけど、
せめてその代わりに「年内に東方400記事到達」は実現出来ればいいなぁ・・と思っています。

一つ後の記事でも書いておりますけど、本日の私の誕生日に合わせる形で「東方300記事到達」を実現できたことは
「あ~、よかったぁ・・!」と思っています。
改めて言うのも何ですけど、当ブログの「東方カテゴリ記事」は「dream fantasy 」の素敵な管理人さんで素晴らしき絵師様のアミグリさんのご協力無しでは
全く成立しないカテゴリでもありますので、
改めて「dream fantasy 」のアミグリさんには
「感謝!」と「ありがとうございます!!」の言葉しか出てこないです!!

ブログを続ける事の意義というものは、人によって色々な考え方もあるかとは思うのですけど、
私自身としては、第一には、私自身が後世に伝えたい事をなにか方に残るものとして残しておきたいという事ですし、
第二の意義として、多くの皆様との素敵な交流があり、その交流を通して今まで自分が知らなかった世界の一端に
触れることができるという事があると思います。
繰り返しになりますが、私自身、この拙いブログではありますが、
「ブログをやっていて良かった!」と感じる一番の事柄は何かと言うと、
そりゃ言うまでも無く、
アミグリさんのブログ「dream fantasy 」を知る事で
初めて「東方Project」の世界を知ったという事だと思いますし、
アミグリさんという素敵な御方と色々とお話をさせて頂く事が出来た事だと思いますし、
またまた・・・吹奏楽カテゴリを通して、私が言うのも何ですけど、とにかく信じられないほど多くの
吹奏楽コンクール・全国大会に実際に出場された皆様から「当時のエピソード」を色々と教えて頂けた事なのだとも
思います。

そしてその他にもプログを継続してよかったと感じる事として、
「文章を書く事が大変手慣れていった事」が挙げられるのだと感じます。
ま・・そりゃそうですよね・・確かに当ブログはほとんどは「予約記事」なのですけど、結果的にほぼ一年365日
なんらかの記事は書いていると思いますし
(時間がある時とか調子がいい時には一日7記事書けるときも実はあったりもします・・)
その事が結果として「文章を書く事に頭が慣れている」という感覚に繋がり、
頭では何も考えていなくても手が勝手にスラスラと文字を打ち続けることが自然体として出来ているという事は
私自身が5年近くブログを続けていた事の賜物と言えるのかもしれないです。
ま・・勿論、そんな高尚で中身のある記事という訳ではなくて、単なる「駄文」の連続であるのは私自身も認識は
していますし、それ以上に最近ではあまりの誤字脱字・誤変換の多さに私自身が
私自身のポンコツさに嫌気が差してはおりますけどね・・(汗・・!)

とにかく長文を毎日毎日書き続けるという事は、文章を書く事に慣れることへの近道でもあり、
脳みそのボケ防止(汗・・!)には一定の効果があると言えるのかもしれないですね。

私自身、仕事においては、建築関係のアフター・クレーム担当者という位置づけでもあるのですけど、
そうした中で顧客の方より、たま~にですけど「妙な相談」を受けることもあったりします。
先日もそうした相談事・依頼事を引き受ける羽目になったのですけど、何かと言うと・・・
要は、要は身内同士の相続の揉め事に対して、一応は家庭裁判所の調停で一定の決着はついているものの
どうにもその顧客の方の気持ちが収まらないし、納得いかないものかが多々ある・・
だけど法的には一定の決着が図られているので、せめて「私の気持ち」という形で「手紙」という形式で
恨みつらみを送りつけて気持ちの整理を付けたい・・というものでした。
一応事前にその方が書かれた「恨みつらみの便箋20枚程度の下書き」を見せられたのですけど、
私が言うのも何ですけど(汗・・)
意味不明・激情先走り・意図不明としか言いようがない「訳がわからん文章」としか言いようがないものでした・・
その顧客の依頼というのは、当社には一応組織的に便利屋部門みたいなものも抱えていて、その便利屋部門へ
「手紙の代筆」という形でなんとかすっきりと分かりやすい文章として推敲・再構成できないものか・・?というものでしたけど、
当社のあの頭の悪い(?)便利屋部門の皆様にそうした手紙を再構成出来る人は一人もいそうもなかったものですので(汗・・!)
「しょーがない・・私が一肌脱ぎましょう」という事になり、
その場でその顧客宅のPCをお借りして、下書き20枚の便箋をよく読んだうえで、
「多分、この人はこの点を言いたいんだろうなぁ・・」というポイントだけをある程度きっちりと抑えた上で、
私なりに「一定のリズム感がある文章」をテキトーにすらすら書いていたら、
あらあら不思議・・! 一時間もかからないで便箋5枚程度の文章にまとめ上げることができました!
その顧客に出来上がったものを見せたら最初は「短い」と不満たらたらの様子でしたけど、読み終えた後は
「すごーーい! よくあんだけのだらだら長文をこんなに分かりやすくコンパクトに読みやすくまとめてくれた!」と
大変な感謝と感激を頂けました!
ちなみに後日談ですけど、その手紙を受け取った身内の方は
「うーむ、こいつがこんな手紙を書ける訳がない、では誰に書かせたんだ?」とお抱え顧問弁護士に相談に行ったところ
その弁護士からは
「この手紙を書いた人は法律的には素人かもしれないけど、大変丁寧に書き上げていて文章能力は相当なものを
有している」と漏らされていたとの話を後日耳にしました。
うーむ、東方式に言うと私の「文章を書く程度の能力」は一定以上のものがある・・という事なのかも
しれないですね・・(汗・・)
ま・・・「法律的に素人」との感想は、一応法学部出身の私としては少し悔しいものがあるのかも・・??

うーーむ、これも結局はこの拙いブログで5年近くに渡ってほぼ毎日のように駄文長文記事を延々と書き続けていた
一つの「成果」と言えるのかもしれないですね!

ブログを続けるという事は、案外こうした効果もあると言えるのかもしれないですね!

ま、本日は私の誕生日でもありますので、たまにはこうした他愛も無い「自慢記事」を書く事を御許し頂ければ
幸いであります・・・(笑)









最後に・・・

私が「東方キャラ」で大好きキャラと言うと、たくさんいるのですけど
(比較的好き嫌いが激しい私が、東方キャラにおいては「このキャラ少し苦手かも・・」という御方が一人もいないという事は
ある意味奇跡なのかもしれないです・・)
その中でも、ゆかりん・早苗さん・さとり様・こいしちゃん・あやや・霊夢・アリスは別格という感じもありますし、
特にゆかりんと早苗さんは「大好き!!」という感じでもありますね・・!

ゆかりんのイラストは、この一つ後の記事にて、アミグリさんに昨年「お誕生日おめでとうイラスト」として描いて頂けた
水着ゆかりんを転載させて頂いていますので、
本記事では、アミグリさんが今年の「3月7日は早苗さんの日」に描かれた早苗さんのイラストを転載させて
頂きたいと思います!
この早苗さんは、本当に「名作」の名に恥じない早苗さんだと思いますし、この名作・早苗さんを超越しそうな早苗さんの
イラストが他にあるなら是非教えて頂きたいとすら思ってしまう程の完成度の高さを誇っている早苗さんだと
思います!

上記において珍しく(?)自慢げめいた記事を掲載させて頂きましたけど(汗・・)
東方における人間キャラのなかでそうした「自慢げに話す」とか「得意げに満面の笑顔で自慢しそう・・」なキャラって
やっぱり早苗さんなのかもしれないですね・・・(笑)
「東方茨歌仙」第二巻において、魔理沙から「人間から神様になった事例ってあるのかな・・?」という問いに対して
得意げに「わたし、わたし!」と言っていたのは大変印象的でした!

アミグリさんの描かれるこの早苗さんは、そうした感じではなくて
「清く正しく美しい巫女さん」としての早苗さんの「美しさ」に溢れていて、
やっぱり見れば見るほど「アミグリさんの描かれた早苗さんは最高だよなぁ!」と確信しちゃいますね!
メロンってとっても美味しい果物ですよね! まさに「フルーツの王様」と言っても過言でも無いのかもしれないです。

「一番大好きな果物ってなーに?」と質問されたら、間違いなく「メロン!」と答えると思います・・(笑)

メロンと一言でいってもその種類は様々あり、アンデスメロンとかプリンスメロンのように価格が安いものもあれば、
マスクメロンとか夕張メロンのように価格的にかなりの高級メロンもあるかとは思うのですけど、
やはり「夕張メロン」のあの赤肉で網目がはっきりと表面に表れ高級感がたっぷりと見た目にも感じられ、なおかつ
味がとてかく甘くて口にふわ~っととろけるようなあの食感は、まさに「メロンの王様」と言えるのかもしれないですね!

よく安いバイキング店とか企画旅行の格安バスツアーにて「メロン食べ放題!」とかパンフレット等で謳われていて
とてつもなく期待して参加したはいいけど、
どうみてもそのメロンはいわゆる高級メロンではなくて、プリンスメロンとかアンデスメロンみたいな安そうなメロンで、
しかも柔らかい食感ではなくて、硬くてまるでウリやきゅうりみたいな食感のメロンだと
とてつもなくテンションダダ下がりという事も決して無い訳ではないと思います。
私自身も以前うちの奥様と一緒に、行き先がどこへ行くのか分からないという「ミステリーバスツァー」に参加した事があり、
その売り文句が「メロン食べ放題!」と「海の幸食べ放題!」と宣伝されていましたので
「行先は、千葉か静岡なのかな・・?」と思っていたら、なんと・・!
埼玉県と同様に海の無い栃木県でした・・・(汗・・!)
最終的な行き先は「那須高原」で、そこで美味しいチーズとかヨーグルトもたくさん出たバイキング昼食と
塩原での「温泉」というのが売りだったと思うのですけど、
そのバイキング昼食の「海の幸の食べ放題」とは、なぜかアジの干物の食べ放題」であり、
「メロン食べ放題」と言っても実際にはマスクメロンみたいな高級メロンの訳はなくて、まだ熟していない青い実の
アンデスメロンっぽいものが出されていて
その点では「ガクッ・・」と一気にテンションが下がったものです・・・(汗・・!)
だけど那須高原のチーズケーキのおみやげ付で一人7800円だからこんなものなのかもしれないですね・・・(笑)
私的には塩原温泉でのんびりと温泉に浸かれただけでもハッピーでしたぁ~・・

だけど・・・

そうは言っても死ぬまでに一度ぐらいはあのとてつもなく美味しい「夕張メロン」をたらふく食べてみたいものですね!!

夕張メロンは「赤肉メロン」の代表格だと思います。
普通のメロンはアールスメロン・アンデスメロンなどのように「青肉メロン」ですが、
夕張メロンのような赤肉メロンはオレンジ色の果肉なのです。
メロン独特の香りは青肉種が勝ってますが、甘味は赤肉種のほうが勝っていますので、夕張メロンはその「甘さ」こそが
最大の魅力なのだと思います。
その甘さも砂糖菓子みたいな甘さではなくて、しっとりとしたジューシーな味わいと言うのがまさに「いう事なし!」だと思います!




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だけどどうして「夕張メロン」ってあんなにも価格が高くて高級品なのでしょうか・・・?

その答えは、農作物として味の点でも外見的にも申し分ないから高いとしか言いようがないと思いますし、
やはり「価格が高いのには相当の理由がある」という事だと思いますし、夕張メロンがそうした地道な努力を
積み重ねてきて消費者からその努力に見合った「正当な評価」を頂いたからという事に他ならないと思います。

夕張市が財政破綻したからといって、「夕張メロン」というブランドの価値が下がるわけではありませんし、
夕張メロンが全国的に有名になったのは、いち早く宅配を導入・産地直送を始めたことも一因なのではないかと
思われます。
ほぼ熟成してから出荷するので日持ちはしませんけど届いた日が食べ頃という戦略が当たったとも言えますし、
農家の直売が禁止で、農協からしか手に入らないという戦略も大正解だったのだと思われます。
(販売拠点を一元化している事で価格の下落を抑えているとも言えるのだと思います)
赤肉系は「作りづらい、日持ちしない、売りづらい」品種ですが、夕張メロンは高品質です。
しっかりブランド管理賀されており、「夕張メロン」というだけで一定の品質が保証されていると思いますし、そうした事の
地道な積み重ねがブランドを確立化し、消費者からの一定の指示と評価があるのだと思います。

そうそう、「夕張メロン」は夕張市の農協の商標登録で、
夕張市栽培以外のメロンは同じ品種であっても「夕張メロン」というブランド名を名乗ることはできません。
夕張メロンの規格は「特秀」「秀」「優」「良」と4段階に厳格に管理されているとの事で、
「特秀」は糖度13%以上、重量は1.5~1.8kg、網目は90%完全なものと定められていて、
特秀としての品位があり、玉揃いがよいなどかなり厳しい条件が課せられています。
そのせいかこの「特秀」は全体の2%程度に抑えられていますけど、こうした特秀を大量生産しないというのも
ブランド価値わ守っている一つの要因じゃないのかな・・?とも思ったりもしますね。
「良」までに入らなかったものはジュース・ゼリー等の加工原料に廻されるというのも厳格な品質管理の一環だと
思われます。

こうやって見てみると、夕張のブランド戦略は、品質の向上なのだと思われます。
下のレベルをより高く引き上げて標準化した結果、現在の「夕張メロン」と大変希少価値の高いブランドを維持
出来ているのだと思います。

繰り返しになりますが「価格が高い」という事の背景には正当な理由があるという事なのだと思います。

そして安いバイキング等で提供されるメロンには「安かろう、悪かろう」としての理由がやはり存在しているのだと
思われます。




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価格が高いのには十分すぎるほどの妥当な理由がある「夕張メロン」なのですけど、
それにしても「もうちょっと庶民にも手が届くような夕張メロンがあってもいいんじゃないの・・?」みたいな声が
あるのかどうかはよく分からないのですが、
夕張メロンを素材にしたとっても美味しい飲料水が実は色々と出ていたりもしています。

先日なのですけど、イトーヨカドーで買い物中に「北海道物産展」が開催されていて、
その中に夕張メロンを素材にした清涼飲料水が二つほど売られていました。
ポッカサッポロフード&ビバレッジによる、「Ribbon夕張メロンソーダ410mlPET」と「Ribbon夕張メロンゼリー295gPET」の
2商品がそうなのですけど、
夕張メロンソーダは全国発売ですが完全数量限定販売との事ですし、
夕張メロンゼリーはJR東日本のエキナカ飲料自販機「acure(アキュア)」および北海道エリア限定で数量限定で発売するとの
事ですので、こうした物産展というのは案外貴重なものがありそうですね。

「Ribbon夕張メロンソーダ」は、北海道夕張市の夕張市農業協同組合に
中身の設計、調香、果汁の調達など多くの点で協力を得ている商品との事です。
果汁入り飲料で夕張メロン果汁を使用できるのはサッポロだけという希少性もあるとの事です。
中身は、夕張メロン果汁と夕張メロン生果から抽出した香りを再現した香料を使用した微炭酸のソーダで、
夕張メロンの芳醇な香りと上品な味わいを爽快感と共に楽しめるといのが宣伝文句なのですけど、
ためしに飲んでみると「まさにその通り!」としか言いようがない優雅な甘さが感じられるソーダだと思います。
これ飲んでみると分かるのですけど、炭酸もあんまり強くないですので「夕張メロン」の味わいも全く損ねていないのが
素晴らしいと感じられます。

「Ribbon夕張メロンゼリー」は、夕張メロンソーダ」同様に夕張市農協の協力のもと、
まるで夕張メロンをほおばっているような味わいをゼリーにした商品とも言えるのですけど、
5回以上振ることによって、熟した夕張メロンのようなとろりとしたまろやかな食感を楽しめるというのも
素敵なアィディアだと思います。
ソーダとき違う「夕張メロン」としての食感を味合う事が出来るというのが実に秀逸だと思います。

夕張メロンはなかなか手が届かないけど、こういうジュースやゼリーだったら手が届きやすいという利点を十分
活かした商品展開だと思います。

だけど、やっぱり私は「夕張メロン」を一度は死ぬほど食べてみたいですね・・・(笑)




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さてさて、上記で「夕張メロン」の事を取り上げさせて頂きましたが、「夕張」とか「メロン」とか言うと、
忘れてはいけないキャラというと・・・・
そう! いまでも無く「艦隊これくしょん」の艦娘の一人、夕張ちゃんなのだと思います!

艦娘の夕張なのですけど、ごく一言で説明すると、
軽巡洋艦「夕張」をモチーフにした艦娘で、ドロップするマップが少ないレアな軽巡洋艦娘とも言えると思います。
見た目の緑の配色や「夕張」という名前により、ファンからの愛称はメロンちゃんとなっています。

夕張なのですけど、その可愛らしい外見的特徴は、
コンパクトボディとも言える細い腰回りに控えめの胸囲、制服はへそ出し半袖の黒いセーラー服に
オレンジのリボンと緑のミニスカートという専用の組み合わせを着用しているのが特徴です!
特にあのへそ出しがとてつもなく可愛いと思います!
左腕にのみピンクのリストバンド、背中には重武装を施した艤装を背負っています。
頭髪は少し緑がかった銀髪で前髪ぱっつん、セミロングをポニーテールにして大きな緑のリボンで留めるという
洗練されたデザインなのですけど、
やはりポニーテール好きの私としては夕張のあのとっても可愛いボニーテールは大好きですねぇ~! (笑)
ちなみに下には黒のストッキングを履いており、靴は白のハーフブーツでもあったりします。

上記の夕張のフィギュアは、休日の夕張ちゃんをイメージしたオリジナルのほっこりポージングとして
立体化されたものだと言えると思います。

いかにも「私、今、休日を楽しんでいます!」みたいなリラックスしたポージングが可愛すぎます!! 
手元の庶民的な天ぷらそばと足元の高級夕張メロンのコラボレーションの対照性がとても粋な演出ですね!
そして何よりもこのとっても可愛いかわいいボニーテールとか黒のセーラー服に緑色のミニスカート、
そしてそしてこのへそだし!!

とにかく、夕張ちゃんがあまりにも可愛すぎて生きているのがつらい・・みたいな感じになりそうですね! (笑)



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さてさて・・ここからは既に恒例になっているのかもしれないのですけど、
当ブログが本当にいつも大変お世話になっている dream fantasy の管理人様のアミグリさんが過去に描かれたイラストのご紹介コーナーです!
今回ご紹介させて頂く作品は、言うまでもなく艦娘の夕張です!

上記の夕張は、アミグリさんが2016年4月に「どう、似合っている?」というタイトルを付けられて描かれた作品です。

アミグリさんが2016年に描かれた夕張は、アミグリさんのタイトルじゃないですけど、まさに公休時のお休みの際の
至福と言うイメージなのだと思います。
この私服の夕張もとっても可愛いですね!! いかにも「休日中の夕張」みたいな感じで、
のびのびとお休みを楽しんでいるみたいな雰囲気が とってもよく伝わっているようにも感じられます。
フィギュアでは、天ぷらそばを楽しむという感じでしたけど、アミグリさんのイラストは、おしゃれを素敵に楽しんでいる
みたいな雰囲気が伝わってきますよね・・!
スカートや袖のフリルがとっても乙女っぽくて可愛いです! 黒ストッキングは夕張ちゃんの大人っぽい雰囲気を巧みに
表現していると思いますし、
この髪のリボンがまたまたフリル付でとっても可愛いです! そしてこの髪のリボンにも細かいフリルが付いていて
夕張ちゃんの可愛らしさを更に引き立たさせていると思います。

夕張メロンも美味しいし、そのジュースも美味しそうですし、夕張ちゃんのフィギュアもアミグリさんが描かれた夕張も
とにかくどれもこれもみ~んなまとめて「素晴らしい!」としか言いようがないのだと思います!

上記の艦娘の夕張ちゃんは、アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

アミグリさん、本当にいつも素敵なイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!

さてさて、7月は「アミグリさんが描かれたルーミア特集」を予定させて頂いておりますので、是非こちらのほうも
一人でも多くの皆様にご覧頂ければ幸いです!!
その「アミグリさんが描かれたルーミア特集」は、いよいよ今週末から開始させて頂きたいと思います!
毎年、プリキュアとのコラボ商品という事で色々な商品が出ていますけ、
食品関係と言うと、プリキュアパン・ふりかけ・ソーセージ・ガム・クッキー・チョコ・スナックなど色々とありますけど、
丸美屋のカレーもその一つですね。

5月上旬ぐらいまでですと、スーパー等の店頭でも前作の「魔法つかいプリキュア」のカレーも置いてあった店も
あったようですけど、さすがに最近はほぼ現役の「キラキラ☆プリキュアアラモード」に変っているようですね!

そうそう・・・これは後半の記事とも関連するのですけど、丸美屋のプリキュアカレーの賞味期限は概ね2年程度の
ようです。
だけど、カレーのレトルトバックの場合は、そうですね・・私の経験から言っても賞味期限は1年くらい経過しても
全然普通に美味しく食べられると思います。
どうしてもこの種の商品というのは「開箱するのが勿体無い・・」みたいな感覚になってしまって
ついつい開けるのが億劫になってそのまんま放置・・・という傾向もあるのかなぁ・・と思うのですけど
(「そんなのお前だけだ・・!」みたいなツッコミが入りそうですね・・・汗・・!)
それだけ歴代プリキュアたちの箱のデザインが可愛いと言えるのかもしれないですね・・・(笑)









それにしても今作の「キラキラ☆プリキュアアラモード」のいちかちゃん=キュアホイップはめちゃくちゃ可愛いと
思います!
この可愛らしさは歴代の素敵なピンク系主人公達に匹敵する「素晴らしき王道的な可愛らしさ」に満ち溢れていると
思います!
変身前のあのツインテールの可愛らしさ! 変身後の「けもの耳」とも言えるあのうさ耳の可愛らしさは、
これはもーー! 反則的な可愛らしさに溢れていると思います!!

そんなキュアホイップもピンク系主人公だけあって、このプリキュアカレーのデザインも中央ででーーんと大きく配置されていて、
なんだか他の4人がかすんでしまいそうです・・(笑・・)

この「プリキュアカレー」なのですけど、実際に食べた事がある人はお分かりだと思いますけど、
基本的には幼児用の「離乳食」みたいな感じです。恐らくは「幼児用」の味付けだと思いますが、
大人が食べると、妙にドローッとして薄い甘い味がするだけで、
感覚としては「あまり味が無い・・・」というか、本当に正直な感想を書いてしまうと、美味しくも何ともないと思います!
このドローーーッとした味は、ほんの小さいお子さんだったら好む味なのかもしれないですけど、
辛口カレーとか激辛カレーに慣れてしまった私の味覚では「不味い・・」とか「味が無い・・」という感想以外
思い浮かばないです・・・(滝汗・・!)
そして何よりもこのプリキュアカレーは、カレーの量自体が少なく、そのまんま普通の大人用カレー皿に掛けてしまうと、
とてもじゃないけどカレーのルーとしての量が少ないのでご飯が余ってしまいそうです。
箱には「冷めたままでも美味しい」と書かれていますけど、冷めたまま食べると
多分ですけどもっともっと激マズになると思います・・・(汗・・!)

味に関しては、もっとバッサリ斬ってしまいますと、甘いとか辛いという味覚以前の問題として、
スパイスが全く利いていない時点で「カレー」としては失格なのかもしれないです。
あ・・それはもちろん「大人の味覚」としてという意味であり、ちっちゃいお子様が食べると「あまくて丁度いい・・」という
感じになるのかもしれないですね。

それではこの激マズのひたすらうすくて甘いこの「プリキュアカレー」を廃棄することなく食べるにはとうすればいいのか・・?
この「プリキュアカレー」を食べる際は、とある工夫と言うか、「ちょい足し」をするのがベストな選択と言えるのかも
しれないです。
それが何かと言うと、グリコの「LEEシリーズ」の中で、「大辛20倍」というものにこの「プリキュアカレー」を混ぜるように
するのがベストな方法になるのかもしれないです。
私、カレーは、基本的に辛口の方が好きなのですけど、さすがにLEEの20倍は、あまりにも激辛すぎて、
とてもじゃないけどLEE20倍単独だけでは食べることは出来ないです。
そうした激辛のLEE20倍にこの「プリキュアカレー」をMIXさせると、あらあら不思議!
辛さがマイルドになり丁度いい感じになります。

LEE20倍+プリキュアカレーのMIXしたものをご飯にかけてお皿に乗せて、その上に粉チーズを大量にまぶし、
黒こしょう入り粗挽きソーセージを添えて電子レンジでチンすると、数分後には、結構美味しい
「焼きチーズカレー」になっていて、これは結構悪くはない味だと思っています。

他の食べ方としては、このプリキュアカレーをフライパンにあけて少し水をいれて、そこにカレー粉・ターメリック・コリアンダーを
少量加え、そこにお米を投入し、煮詰めていく形で「リゾット風ななにか・・?」が出来上がると思うのですけど、
甘さと辛さが同居したヘンなおかゆみたいなものになりかねませんので、仕上げとして粉チーズを振りかけた方が
味自体は締まると思います。
私自身は最後にチーズを大量にまぶすことでどうにかこうにか味としての体裁は保てたのかな・・?とも
思っています・・・(汗・・!)




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2014年2月~2015年1月まで放映されていた、とにかく・・・も―――、私が大好きで大好きで
仕方がない「ハピネスチャージプリキュア」ですけど、
そのハピネスのカレーが、なんと・・・!
今年の3月でついに賞味期限を迎えてしまい、今現在既に7月ですので、既に四ヶ月程度賞味期限が
経過しています・・(汗・・)

だって・・・ラブリーを開箱するのがなんか気が引けてしまうのですよね・・

箱だけとっておいて中身は廃棄でも「まっ、いっか・・」と思わなくもないのですけど、
いやいや・・! ハピネスのメンバーにはプリキュア屈指のごはん娘! キュアハニー=ゆうゆうがいますので、
そんな事できる訳ないですよね・・・(笑)

そんな訳でこのハピネスのプリキュアカレーもいずれ何らかの方法で完食させて頂きたいと思います!

でもやっぱり「キュアラブリー」は可愛くて最高ですね!!
まったく・・このブログのポンコツ管理人は
本当に一体どんだけ「ラブリー好き」なんでしょうかね・・・(笑)




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最後に・・・この丸美屋の「プリキュアカレー」にはキラキラシールがおまけとして入っているのですけど、
私はこのキラキラシールが大好きなものでして、
これは結構毎回楽しみにしています。

さてさて、今回は誰のシールが入っていたのでしょうか・・?

正解は、いなお=キュアフォーチュンをメインとする4人全員のプリキュアでした!

ラブリーやゆうゆうも素敵ですけど、ハピネスはやっぱり「4人揃ってのハピネスチャージプリキュア」ですね!!
気のせいなのかもしれないですし私の杞憂ならばそれで構わないのですけど、どうもここ数年は、
おもちゃ売り場等でも「プリキュア関連グッズ」の勢いが今一つ弱いなぁ・・と感じてしまいますし、パワー不足を
感じてしまいます。
視聴率・関連グッズ売上・映画興行成績等もひと頃に比べると確かに「ちょっと物足りないのかも・・」と感じてしまう事も
多々あるのかもしれないですけど、
とにかく、「プリキュア」はアニメ本編も映画もグッズも頑張って欲しいものです!!
最近の話でもないのですけど(汗・・!) 特にハピネスチャージのあの映画はあれだけ内容的に素晴らしいものですし、
今作の「キラキラ☆プリキュアアラモード」のいちか=キュアホイップとあおい=キュアジェラードのあの反則的可愛らしさを
見せ付けられてしまいますと、小さいお子さんも大きい(?)お子ちゃまたちも
プリキュアを見て、プリキュアに興味を持ってもらって、何かグッズを購入して頂き、
製作者サイドも玩具メーカーも視聴者も今以上に共存共栄できれば尚良いですよね!!

ま、これから夏のボーナス商戦も活発になってきますし、
ラブライブ・ポケモン等に負けないようにプリキュアもグッズの面からも頑張って欲しいと思いますし、
私自身も協力できるところは惜しみなく(?)協力したいと思います。









さてさてそうした中、プリキュアパンのメーカーの第一パンのHPを見ていたら、
新たにプリキュアパンとして「チョコ蒸しパン」という新製品も発売されている事が判明しました。

何店舗かのスーパーを見てみたのですけど、そのチョコ蒸しパン自体は中々発見できませんでした。
以前何度か書いた通り、プリキュアパン自体が置かれていない店が多いから、そうした新製品が置いてある店を
発券する事自体が困難を極めているのかもしれないですね・・(泣・・)

「プリパラ」のアニメ自体は今年の3月に一旦最終回を迎えているのですけど、実は第一パンの「プリパラパン」自体は
今現在も生産・販売が続けられていて、実態は、私の感覚としては、
プリキュアパンは置かれていなくてもプリパラパンはほとんどの店に普通に置かれているという事なのだと思います。
やはりこれが今現在のプリキュアとプリパラの「現実格差」なのかもしれないですね・・(汗・・!)
プリパラもプリキュアも実は両方共見ていてどちにも大好きという私としては、ちょっと「痛し痒し・・」みたいな雰囲気も
あるかもですね。

だけど先日ようやくこのプリキュアの「チョコ蒸しパン」がありました! ありました! やっと発見できました!

発見したのは、マルエツ蕨北町店でした! パン売り場の棚には「ホールドーナッツチョコ」も売られていました。

今までのプリキュアパンのデザインは、いちか=キュアホイップを中心とする中学生組がメインという感じでもありましたけど、
この「チョコ蒸しパン」は、ゆかり=キュアマカロンとあきら=キュアショコラの二人の高校生組がメインデザインと
なっていました!

そっか・・あきらさんのメインモチーフはショコラというチョコレートでもありますので、チョコと商品名が付く限りは、
やはり二人の高校生がメインになりますよねっ!! (笑)
それと「何を今更・・」の話でもあるのですけど、この二人の高校生は歴代プリキュアの中でも屈指の
「大人っぽい美人さん系」ですよね~!
ゆかり様は、ちょっとミステリアスな京美人さん系みたいな感じで、あきらさんはやはり男装の麗人みたいな感じが
漂いますよね!
やはり今作のプリキュアの一つの醍醐味は、ひたすら可愛いちょっとポンコツさんみたいな中学生組と
大人っぽくて聡明でお美しい高校生組の「ギャップの大きさ」にあるのかもしれないですね。




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この種のガム・スナック・ソーセージ・カレー・パン等のプリキュア商品のお楽しみは、
何といってもおまけのシールまたはカードですよね! (笑)

プリキュアパンは伝統的におまけはシールなのですけど、果たして今回は誰が当たったのでしょうか・・?

いちかちゃんが大本命ですし、ゆかりも欲しいのですけど、たまにはあおいも当たりたいです!

さてさて、どのキャラが入っているのでしょうか・・??
(さすがに7月に登場と既に予告されている6番目のプリキュアという事はないですよね・・・笑・・)

そう思っていたら、5人全員登場の仕様でした!
今更なんですけど、やはり改めて見てみると、いちか・ゆかりの「獣耳」はかなり目立っていますよね・・・(笑)
だけどそれがまたとっても可愛いと思いますし、よくお似合いだと思います。




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「蒸しパン」自体実は普段あんまり食べないですし、最近は木村屋のジャンボむしケーキマンゴーが
とっても美味しいと思いました!
チョコ蒸しパンなんて実はもしかして初めて食べたのかもしれないですけど、このプリキュアパンのチョコ蒸しパンは、
しっとりとした美味しさという感じで、硬さ的にも丁度良い食感で、極度に甘くもなく
とっても美味しかったと思います!

これはプリキュアパンにしては珍しい「大人の味」と感じられるのは、さすが大人っぽい高校生組がデザインされている
せいなのかもしれないですね・・(笑)



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最後に・・・プリキュアパンではないですけど、100均のダイソーにて、毎年恒例化しているプリキュア関連グッズの発売も
そろそろ本格化していましたけど、やはり数年前に比べると取扱いしている商品の数がかなり減っている様な
気がしますね・・・(泣・・)
壁掛け収納とか紙袋なんかは結構家の中でも実用面としても重宝していただけにそれはちょっと残念です・・

だけど毎年必ず出ている「キラキラシール」は事も健在で安堵しました! (笑)

これは主人公のいちかだけでなくて他の4人も均等に割り振られているから、とっても嬉しいものがありますね!
その①の続きです。

前回の話を簡単に要約すると
「ゆかりんがどうして藍の式神である橙(ちぇん)に八雲という姓を与えないのか」という点に関しては、
現時点においては橙がまだ未熟であり、ゆかりんが求めるような水準に達していないためであり、
逆に言うと、橙がゆかりんの求める水準に達しさえすればすぐにでも八雲という姓を与えて、橙に「八雲橙」と名乗らす事を
許可し、同時にゆかりんと藍が住むという謎のお屋敷に住む事も許可するみたいな流れが出来ているのではないのか」
という事なのですけど、
そうですねぇ・・現時点の橙の実力からするとその道は「まだまだ遠い・・」という感じなのかもしれないですね。

ゆかりんとしてはその辺りに関しては「いずれそうした方向になればいいじゃん」みたいな長い目で見ているのかも
しれないですし、
橙がとにかく可愛くてたまらず目に入れても痛くないみたいな親バカ振りも発揮している藍にとっては、
ゆかりんに対して
「紫様、この機会になんとか橙を八雲一家させる事をお許し下さい!」と日々懇願している可能性もあるかもしれないですし、
全く逆に
「橙が八雲一家入りを果たしたら、多分紫様は、橙に危険極まりない仕事をさせちゃう可能性だってあるし、
それによってもしかしたら私の可愛いかわいい橙が命を落とす可能性だって想定される・・・
そけだったら、今現在のように橙は八雲姓が無くても構わないから、橙のやりたいように自由奔放に
させた方がいいのかもしれない」と考えているのかもしれないですよね。
あくまで私の脳内妄想としては、藍自体の考えとしては
「橙に危険なマネをさせるぐらいなら、紫様から命令される厄介な事・危険な事はこの私自身が全て引き受ける!」と
考えているのかもしれないですし、
橙にとっての藍とはもしかして・・・? 「ゆかりんからの防波堤」みたいな役割を担っているのかもしれないですね。

藍自体はゆかりんから日々無茶振りをされたり時にお仕置きを食らう事も苦痛とは思っていないのだと思われます。
なぜかというと、藍にとってゆかりんとは「誇り」なのであり、
ゆかりんから無茶振りをされる事自体が藍にとってはこの上の無い幸せなのだと思われます。
反面、自身の式神の橙に対してはとてつもない親バカ振りを発揮し、
「橙を虐める者は私が許さない!」という感じで行動し、それがゆかりんからお叱りを受けちゃう要因にもなっているのは
気の毒な感じもするのですけど、
それが藍自身の「上には絶対的服従を誓い、下にはとてつもない慈悲と溺愛振りを発揮する」という
矛盾であると同時に藍としての「愛」みたいなものも感じてしまいますよね!

橙(ちぇん)の正体は「化け猫」という妖獣であり、その意味においては元の正体が九尾の狐という藍という妖獣と
全く同じです。
橙は元々は名前すら無い単なる化け猫に過ぎないのですけど、藍から「橙」という式神を憑依される事で
藍の式神と化していきます。
化け猫は元々水を嫌い総じて水に弱い傾向にあります。
だから橙は水に濡れると式神が剥がれて単なる化け猫に戻ってしまうという事になってしまいます。
(高橋留美子の「らんま1/2」に近いような設定でもありますね・・笑・・)
だけどここで大変面白いことは、橙が水に濡れたりして式神が剥がれても「人型」としての姿は全く変わらないという
事なのです。
東方において橙のような化け猫キャラというというまでもなく地霊殿のさとり様のペットでもあるお燐ちゃんが
挙げられるのですけど、お燐ちゃんは人型を終始維持しているという訳ではなくて、結構ひょいひょいと本来の「黒猫」の
姿に戻る事も実は多々あったりもします。
(さとり様のフィギュアにおいては、黒猫としてのお燐ちゃんがアイテムとしてセットされるものもあったりしますよね・・)
だけど橙は、お燐と違って猫の姿になることはありません。
その違いはどこにあるのかと言うと、やはりひとえに橙のご主人のご主人でもあるゆかりん=八雲紫様とさとり様の
「実力の差」と言えるのかもしれないですね。

東方の世界においては藍・橙などのような「妖獣」系の中でも、
お燐ちゃんやお空のように本来の動物の姿に戻れることも出来るタイプもいれば、
藍・橙・うどんげちゃん・てゐ・寅丸星・マミゾウ・犬走椛などのように終始「人型」を維持しているキャラもあるというのは
なんか面白いものがありそうです。
お燐ちゃんやお空は、さとり様が人肉を餌として提供していたら人化していったという経緯もありますので
その違いは「食べ物」にあるのかもしれないですね・・

橙は今年の冬に大流行した「ケモノフレンズ」を彷彿とさせるあのピーンとした獣耳がとっても可愛いのですけど、
これは私の完全脳内妄想ですけど、
もしも将来的に橙が一人前にゆかりんからの仕事を任せられるようになった際に、
ゆかりんから「八雲」という姓を与えられると同時にゆかりんや藍みたいな立派な「ZUN帽」を一人前の象徴として
与えられるのかもしれないですね。
実際、藍はその頭には角のように二本の尖がりを持つZUN帽を被っていますし、
この尖がりの中には狐耳がしまわれていると推察されますので、「八雲一家」にとっては「獣耳」とは隠して然るべきものと
考えられているのかもしれないですね。

上記で記したとおり、橙は八雲姓をまだゆかりんから与えられていませんので、基本的には
ゆかりん・藍の住むお屋敷とは離れた妖怪の山で暮らしています。
そして妖怪の山の住まいとは別に、橙は人里離れた山奥の廃村に猫を集めており、
その意図とは「私の命令を聞くしもべが欲しいから」というのも何だか面白いものがあります。
橙は藍の式神なのですけど、橙自体も式神とまではいかなくとも
例えば藍がゆかりんからの命令には絶対服従のように、橙の命令に絶対に服従する手下みたいなものが
欲しいのかもしれないですね・・

だけど橙が手なづけようとした猫たちは勝手気ままに行動していて、橙は餌とマタタビで猫たちを掌握・使役しようとするものの
引っかかれたり指を食べられそうになったりと上手くいってはいない様子というのも
やはり藍・ゆかりんから見ると「まだまだ頼りない・・」というイメージの橙らしいエピソードなのだと思われます。
その一件を取材したあややによると
猫たちもどうせ使役されるのなら、「化け猫よりももっと高級な妖怪の方が良いと思っているのかもしれない」と
文々。新聞で評しているのは、それはいかにも聡明なあややらしい推察なのかな・・?とも
思ったりもしますよね・・・(笑)

さてさて・・ここから先は恒例のアミグリさんのイラストの転載&ご紹介コーナーに入らさせて頂きますが、
今回は初めての試みと言えるのですけど、
橙・藍・ゆかりんという「八雲一家揃い踏み」という事でこの3人の素敵なイラストを下記にご紹介を
させて頂きたいと思います。





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一番最初に登場するイラストは、アミグリさんが2013年5月に描かれた橙です!

この橙はとにかく文句なく可愛いです!

このウインクもピンと立ったケモノ耳もとにかくとっても可愛いですし、橙らしいあどけない雰囲気に
溢れていると思います。

上記で書いた通り、八雲一家の掟みたいなものとして、「一人前になったら獣耳はZUN帽に隠す」みたいなものが
あるのかもしれないですけど、
橙はまだそこまでは成熟していないから獣耳もぴーんと外に出しているのかもしれないですね。









続きましてアミグリさんが2011年7月に描かれた藍です!

九つの尻尾がふわふわとした感じで、そしてイラスト自体もとても「柔らかく」描かれていて
この柔和な雰囲気・優しい雰囲気は、橙が可愛くてたまらないみたいな藍の「優しい愛情」を示唆したような
とても素敵なイラストのように感じられます。

藍って頭に被っているZUN帽を外した事は多分無いと思うのですけど、やはり帽子を取ったら
橙みたいなピンとした立派で可愛いケモノ耳が備わっているのかもしれないですね・・・(笑)

藍のフィギュアはグリフォン等で幾つか既に出ているのですが、三次元立体フィギュアだとどうしても
背後の九つの尻尾のボリューム感の迫力についつい圧倒されてしまう傾向があるのですが、
こうした二次元のイラスト作品ですとそうした「圧倒感」ではなくて、尻尾という可愛らしさをより強調しているようにも
感じられるのは、フィギュアとイラストの違いと言う事も感じられ、
大変興味深いものがあると思います。

アミグリさんが描かれた藍のこの笑顔が可愛いですし癒されます!

強者の従者で妖獣という共通の立ち位置から、藍はよくうどんげちゃんと比較されたりもするのですけど、
うどんげちゃんが時にお師匠様の無茶振りに愚痴気味になるのに対して
藍はそうした愚痴はほぼ無く、ご主人のゆかりんに対する「深い尊敬」の念を常に抱いているのが違いなのかも
しれないですけど、アミグリさんの描かれるこの藍からはそうした「藍としての誇り」みたいなものも素敵に
伝わってきそうですね!




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今回の「八雲一家」のフィナーレを飾って頂くのは・・・・そう! 当然、ゆかりん=八雲紫様です!!

このゆかりんはアミグリさんが先月・・6月に描かれたばかりのゆかりんです!

アミグリさんのコメントとして「少女っぼいゆかりんを描きました」という事なのですけど、
まさに「その通り!」としか言いようがない可愛いかわいい少女の恥じらいみたいなゆかりんがここにはいると
思います。

それにしてもとっても可愛いゆかりんですね!

ゆかりんというとどうしても大人っぽいとか成人女性とかミステリアスな雰囲気というイメージが強いのですけど、
こういう無邪気で可愛いゆかりんももう一つのゆかりんの顔と言えるのかもしれないですね!
少し垂れ目な感じとか体全体をググッと絞っているかのようなコルセットも素敵ですし、やはりこのゆかりんの笑顔に
ホッ・・ととてつもなく癒されるものがあると思います。
そしてこんな事書いてしまうとアミグリさんからお叱りを受けちゃいそうなのですけど、このゆかりんの「胸の谷間」が
眩しすぎますっ!!
うーーん、私もこんなゆかりんの胸元に顔をうずめてみたいですっ!! (←コラコラっ・・・滝汗・・!)

母性的なゆかりんとも言えるのかもしれないですけど、やっぱりこのゆかりんは「少女の眼差し」ですよねっ!!

とにかくめちゃくちゃ可愛いゆかりんだと思います!!

上記の橙と藍とゆかりんは、アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

アミグリさん、いつも素敵なイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!

是非是非アミグリさんのブログ dream fantasy  も
ご覧になって頂きたいと思いますし、
宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログ dream fantasy  に一度お越しして頂けると
アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私もとってもとっても嬉しいです!

そうそう、最後に宣伝ですけど、
今月は7/16(日)よりなんと三回に渡って「アミグリさんが描かれたルーミア特集」を開催させて頂きますので、
こちらの方も是非お楽しみ頂ければ幸いです!
実はアミグリさんが描かれたルーミアも名作揃いですよっ!!
9.新屋高校


B/バレエ音楽「ガイーヌ」~序奏・近づく嵐・アルメンとガイーヌのデュエット・収穫祭(A.ハチャトゥーリアン)



秋田県の吹奏楽というと、今年は花輪高校と秋田南高校をご指導されていた小林久仁郎先生の早すぎるご逝去も
ありましたし、今年ではないのですけど、かつて仁賀保高校と新屋高校を導き普門館でも数々の名演を私達に
残して頂けた高野先生の勇退とか、既に彼岸の彼方におられる秋田南高校をかつてご指導されていた高橋紘一先生など
1970年代から80年代の秋田県の吹奏楽コンクールにおける偉大なあの歴史を知る人間にとっては
寂しいものを感じざるを得ないのは否定のしようがない事実であると思います。
だけど同時に秋田県においても着々と優秀な若手の指導者が続々と育っておられるのも事実ですので、
以前の素晴らしき伝統は伝統として、これからの新しい秋田県代表チームによる素晴らしい演奏とこれまでの方向性とは
ひと味もふた味も違う新たな音楽を聴かせて頂ければ素晴らしいと思いますし、
埼玉の地より心よりエールを送らさせて頂きたいと思います。

秋田県の吹奏楽コンクールを語る上での二大巨匠と言えば、言うまでも無く高橋紘一先生と小林久仁郎先生だと
思うのですけど、ここで忘れちゃいけないのが、かつて仁賀保高校と新屋高校を指導された高野先生だと
思います!
私自身が初めて高野先生の音楽を聴いたのは、1981年の山形県で開催された東北大会で仁賀保高校を指揮された
「スキタイ組曲」の演奏でしたけど、
あの演奏のサウンドの洗練さと音楽のスピード感溢れる展開に驚いたものですし、表彰式にてあの演奏が
銀賞に留まった事に衝撃を受けたものですし、
「なんて東北支部の演奏はレヴェルが高いんだ! それに比べてうちの学校のレヴェルの低さは恥ずかしいなんて
もんじゃない・・・同じ高校生なんだから、自分達ももう少し頑張ってレヴェルアップをしないといけない!」と
感じるようになったのは、このブログでは何度も語っているように1981~82年の驚異的にレヴェルが高かった
あの東北大会の影響も相当あったと私自身感じております。

そうした中、高野先生は少し気の毒な側面が特に仁賀保高校時代にはあったような気がしてなりません。

だってあれだけの優れた指導力&指揮能力をお持ちで、楽曲の解釈にも大変素晴らしいアプローチを毎年のように
見せてくれながらも、
秋田県内で、秋田南高校と花輪高校という「二大巨匠」がでーーんと構えていて、80年代中盤以降、この両校が
全国大会で金賞を取れない時代が長く続いた背景もあり、「秋田県の東北大会への代表枠」が二つに減らされ、
そのとばっちりで高野先生指揮の仁賀保があれだけ見事な演奏を秋田県大会で聴かせても
東北大会にすら進めないというある意味大変不遇な時代が相当続いていましたからね・・・
このブログで何度も書いている通り、私は大の秋田南と花輪の熱烈的な信者(?)でもあるのですけど、
結果的に秋田南が一時的に没落したというおかげで(?)
仁賀保から新屋に異動された高野先生に陽が当たる時代が来るというのも
なんかとてつもなく皮肉なお話でもあるのですけど、
コンクールというものにそうした「悲哀」はある意味付き物ですから、これはこれで仕方が無いのかも
しれないですね・・

高野先生は、
1982年の仁賀保高校での矢代秋雄/交響曲~第四楽章」というあの歴史的ウルトラ超名演と
98年の新屋における同じく矢代秋雄の交響曲名演の再現で、吹奏楽コンクールにその名を残しましたけど
高野先生は、矢代秋雄や三善晃といった邦人音楽も素晴らしいけど、
ロシア音楽も素晴らしい演奏を毎回聴かせてくれるという印象があります。
この年の「ガイーヌ」の粗暴な響きとしっとりとした感覚の面白さもそうでしたし、翌年のペトルーシュカの演奏も
そうした傾向が強く滲み出ていたと思います。
古い話ですけど、上記でちらっと書いた1981年の東北大会のプロコフィエフ/スキタイ組曲とか85年の「火の鳥」の演奏も
そうした方向性の音楽だったと思います。

高野先生は、ダフニスとクロエとか寄港地、スペイン狂詩曲みたいなフランスものも結構取り上げたていたのですけど、
何となく繊細な感覚というよりは「粗野」な感じの方が強く、私としてはあまり相性としてはよくなかったような気もします・・・
だけど1994年の「スペイン狂詩曲」~Ⅳ.祭りはとてもダイナミックスで個性的な演奏だったと思います。
94年の高校の部では「スペイン狂詩曲」~祭りを自由曲に選ぶチームが新屋の他に天理と埼玉栄があったのですけど、
この3チームの演奏が三者三様で個性に富み、その音楽的方向性に明確な違いが感じられたのは
大変興味深いものがあったと思います。
繊細でふわふわとした仕上がりの天理、吹奏楽としての機能性重視の埼玉栄、そして新屋は
繊細なフランス音楽と粗野でダイナミックスな野蛮なロシア的響きを巧みに融合した演奏で、あの演奏は、
私としては金賞を受賞した天理・埼玉栄よりはむしろ高く評価した演奏でもありました!

高野先生の音楽ってとにかくサウンドが美しく濁りが微塵も無いのが一つの特徴だと思います。
(それが最大限発揮していたのが1982年の矢代秋雄の交響曲だと思いますし、ダメ金で全国大会には進めなかったものの
85年の火の鳥なのだと思います!)
そして同時にサウンドが大変洗練され美しく響いてくるのですけど、同時に「音楽の切れ味」というのか「スピード感」が
実に充実しているというのがその大きな特徴だとも思います。
1983年に出版されたエイト社の「11人の吹奏楽の先生」という本の中で、高野先生はそのインタビュー記事の中で
「スピード感が無い音楽じゃ駄目だ!」とはっきり明言されていましたし、そのスピード感が最大限発揮されてたのが
この年1992年のガイーヌと翌年のペトルーシュカじゃなかったのかな・・・と今になって振り返ると
感じることもあったりします。

この年、1992年の高校の部の課題曲は、AとCに比較的人気が集中し、
課題曲Bの「フューチュリズム」は、この新屋高校の一団体だけでしか課題曲としては選ばれていませんでした・・
個人的にこの課題曲が大好きだった私としては、少しというかかなり寂しいものがあります・・
出だしが非常に薄く書かれていて演奏しにくい面があったのが敬遠された理由なのかな・・?
この年の課題曲A「ネレイデス」は演奏時間が短い割に演奏効果が高かったので、人気があったのかもしれません。
課題曲Bは、リズムの歯切れ良さも面白いし、ロマンチックな中間部も好きだったのですけどね・・
新屋高校の課題曲Bは、恐らく全部門を通じて最高の演奏だと思います。
テンポが冒頭少し早目だったけど、その分迫力もあったし、中間部もしっかりとたっぷりと歌いあげていました!
この年の新屋高校は、サウンドがこれまでの「洗練された音・清潔・気品」という路線ではなくて、
何か荒ぶる魂みたいな感覚の音であり、
これまでのフランス音楽系の音から、ロシア系の荒っぽい感じの音に生まれ変わっていました。
だからこそ、自由曲の「ガイーヌ」は、この年のこのチームのサウンドにドンピシャという感じだったと思います。
それとも、例年に比べてサウンドが粗いから、自由曲も荒っぽいロシア系を選曲したという側面ももしかしたら・・・?
あったのかもしれないですね・・・
そのくらい92年の新屋高校の演奏を普門館で直接聴いた私としては、
「あれれ・・・随分とサウンドが変化したけど、同時にスピード感と切れ味が抜群!!」と感じたものでした。

自由曲の「ガイーヌ」は、これまでの他校の演奏パターンで言うと、
藤田玄播アレンジ系⇒アイシェの目覚めと踊り・レスギンカという組合せで演奏し、
林紀人アレンジ系⇒序奏・ヌーネの踊り・バラの少女の踊り・レスギンカ
          (又は、序奏・友情の踊り・アイシェの孤独・剣の舞・収穫祭)

というまとめ方が多かった中、この年の新屋高校は、
序奏・近づく嵐・ガイーヌとアルメンのデュエット・収穫祭という少し独創的な構成を取っており
それが何か新鮮にも感じられました。
特に近づく嵐のドラのロールとかデュエットにおけるクラリネットの長いソロとか色々聴きどころ満載でしたし、
収穫祭もホルンの雄叫びはほぼ完璧に決まり、
全体的に荒っぽい感じが実にこの曲にマッチしていて、大変気持ちが良かったです。
私、個人としては「グランプリクラスの圧倒的金賞」と思っていたのですが、
実際は銀賞にとどまり、当時としては「え~、なんでこの演奏が銀賞なの・・・?」と疑問にも感じたものですし、
やはり音楽というかコンクールの場においては
「個人の嗜好の違い」というものは間違いなくあるものなんだなぁ・・と改めて実感したものでした!


「一番くじ」はコンビニや中古ホビーショップとかCDショップ等においては既に大分定着化しているとも言え、
365日ほぼ何かしらのくじをやっているような気すらします。
一番くじは、くじ運さえよければかなり魅力的な商品を引き当てる可能性も秘められているのですけど
同時に「その欲しい商品が確実に100%引き当てる」と言う保証が全く無い危険性も秘めていて、
くじをたとえ10回以上引いて結構な金額をはたいたとしても、その欲しい商品を間違いなく入手出来ない可能性の方が
むしろ高いという感じすらあると思います。
そしてその一番くじ自体、一回500円~700円、作品によっては1000円ちかいものもあったりするのですけど、
そうした高額くじを複数回チャレンジしても、それでも欲しい商品がゲットできなかった場合のあの虚脱感と空しさと
「お金がもったいない・・」みたいな後悔の気持ちはかなり痛いものがありそうです・・(滝汗・・!)

「一番くじ」というと痛い目に遭ってきたのが春に上映される「プリキュアオールスターズ」の頃に展開されていた
「プリキュアオールスター」の一番くじだったと思います。
あの中で毎回とってもゆるくて可愛いちびっこフィギュアが景品の中に含まれていて
毎回「あー、これ欲しいなぁ・・!」と思い果敢にくじに挑戦したものの、毎回ハズレくじばかり引き当ててしまい、
正直・・「これ当たってもあんまり嬉しくないのかも・・・」というものばかり引き当ててしまい(汗・・)
毎回「やっちまったぁ・・」みたいな後悔ばかりが先行していたものでした・・・
(だけど、大本命のハピネスチャージプリキュアの一番くじにおいては、大・大・大本命のキュアラブリーのフィギュアを
当てることが出来たのはラッキーでした!
ちなみにですけど、あの一番くじラブリーは当ブログの現在のプロフィール画像でもあります・・・笑・・)

この一番くじで一番痛い目に遭ってきたのが「物語シリーズ」なのかも・・・
このブログでは「物語シリーズ」の事も何度か書いていましたけど、そこに書いてある通り、私が物語シリーズで
最も愛してやまない「戦場ヶ原ひたぎ」関連のグッズは一度も当てた事がなく、暦とか忍野扇とか神原駿河のような
ちょっと苦手な御方のグッズばかり引き当ててしまい、
物語シリーズは通算5回ほど挑戦したものの、大本命の戦場ヶ原ひたぎとか本命の羽川翼・千石撫子を
一つも当てることが出来ずに撃沈させられたものでした・・・(泣・・)




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さてさて・・そんな中、昨年の夏の話ではあるのでけど、艦隊これくしょんにおいてもこの一番くじが展開されていて、
この時にはいかにも夏らしい企画というのか「真夏の艦娘だらけの水泳大会」というとても素敵なイベントが
あったものでした。
この「真夏の艦娘だらけの水泳大会」なのですけど、実はどうしても欲しい!賞があり、それが何かと言うと
大和と榛名の「プレミアムフィギュア」なのでした!
ちなみにですけど、この大和と榛名のプレミアムフィギュアは今現在でも人気が高いようで、アマゾンでも先日、
一体10000~12000円の価格で売りに出されていました!
そうですねぇ・・・あくまで本音を書いてしまうと、この時は
「大和と榛名のプレミアムフィギュア以外の賞・・・・例えばグラスとかタオルとかアクリルスタンドとかストラップなんか
いらねぇ~」とすら思っていたものでした・・・(汗・・!)

ちなみにですけど、この時の艦これ一番くじの一回当たりの価格は830円でした!

うーーむ、これはさすがにいくらなんでも高すぎなのかも・・・!?
(プリキュア一番くじは600円というパタンーが多かったです)

昨年の「真夏の艦娘だらけの水泳大会」の一番くじの内容ですけど、

A賞.大和プレミアムフィギュア

B賞.榛名改二プレミアムフィギュア

C賞.榛名のロングポスター

D賞.タオル

E賞.アクリルスタンド

F賞.ちょっと休憩グラス

G賞.ラバーストラップ2個セット

というラインナップとなっておりました。改めてですけど、やはり誰が何と言っても確かに当たる確率は極めて低いのですけど、
大和と榛名のフィギュアの当選をついつい期待しちゃいますよね・・(笑)

そんな中、昨年唯一挑戦した中で引き当てた賞が、C賞の「榛名の水着ロングポスター」でした!!




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「榛名」ですけど、その概要を一言で説明すると、艦隊これくしょんに登場する金剛四姉妹(金剛型)の三女と言えます。

英国で設計・建造された長女の金剛や、そのパーツを輸入して日本で組み立てられた次女の比叡と違って、
妹の霧島と同時に金剛の図面を元に建造された純日本産超弩級戦艦であるとも言えます。
そのせいなのか、2人の姉に比べて日本人らしい風貌になっているのが金剛との最大の違いと言えるのだと思います。

他の金剛型姉妹と同じく肩の露出した巫女風の着物にミニスカートとロングブーツを履き、
腰まで伸びる灰色がかった黒髪ロングの和風娘で瞳の色は橙色というのが榛名の外見的特徴だと思います。
そうそう、榛名のスカートの色は赤というせいもあるのですけど、4姉妹の中で最も巫女さんらしい雰囲気を醸し出しているのが
この榛名だと思います。
実はなのですけど、初めてこの榛名を見た時の私の印象は「なんだか(東方の)霊夢みたい・・」というものでした・・(笑)

一番くじの榛名は「艦娘だらけの水泳大会」という事もあり、巫女さん風衣装ではなくて
白の水着姿ですけど、とにかく「お美しい」という感想しか出てこないです!
榛名は二次創作においては、結構エロネタとして使用される事も多いのですけど(汗・・)
いやいや、水着姿であってもこのロングポスターの榛名には「気品のあるお色気と凛とした美しさ」に溢れていて
とっても素敵だと思います。

前述の通り、この一番くじの本命はフィギュアだったのですけど、こうした美しい榛名の水着ロングポスターを眺めてしまうと
「フィギュアもいいけどこうしたロングポスターもいいのかも・・」とついつい感じてしまいそうですね・・! (笑)

榛名の水着は上がビキニ、下がバレオなのですけど、このバレオもどことなく「和風」をイメージさせるものがあり
とても素敵です。
見方によっては「ふんどし」(汗・・)っぽくも見えなくもないのですけど、上記で書いた通り、榛名は金剛と違って
純日本産仕様でもありますので、これはある意味お約束なのかもしれないですね・・・(笑)





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さてさて・・ここからは既に恒例になっているのかもしれないのですけど、
当ブログが本当にいつも大変お世話になっている dream fantasy の管理人様のアミグリさんが過去に描かれたイラストのご紹介コーナーです。

上記のとってもキラキラ可愛い素敵なイラストは、先月アミグリさんが描かれた艦娘の榛名です!

そしてこの榛名は、メモリアルに側面も有しておりまして、
当ブログやアミグリさんの「dream fantasy 」の双方に
おいてリンク先にもなっている「ぽーぽけきょ」というある意味哲学的な側面も内在されているとっても素敵なイラストブログを
管理運営されているみけねころんそう様の今年の6月11日のお誕生日において、
そのアミグリさんから「お誕生日おめでとう!」のプレゼントイラストという素晴らしい作品でもあります!

いや~、みけねころんそう様はとっても羨ましいです!!

お誕生日にアミグリさんからこうしたとっても素晴らしい榛名のイラストを描いて頂けるなんて
「日本一の幸せ者!!」なのだと思います!! (笑)

本来の趣旨でしたら、この素敵な「榛名」はみけねころんそう様のために描かれた作品ではあるのですけど、
この素敵な「榛名」を当ブログをいつもご覧頂いている皆様にも是非見て頂きたいと思い、アミグリさんにお願いし、
この榛名の転載をさせて頂く事を快諾して頂けました!

アミグリさん、いつも素敵なイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます。

アミグリさんが描かれた榛名とってもはキラキラ可愛いですし、 同時にとっても凛々しくかっこいいと思います!
霊夢っぽい衣装とか霊夢みたいな「肩出し」が
とてもよくお似合いだと思いますし、 この長髪のキラキラ感も素晴らしいと思います!

いや――、改めて「榛名ねーさん」に惚れ直した!という感じですね!!

「艦娘」という素材を用いながらも、例えば清楚で真面目そうで少しおとなし気味の「浜風」においては、
あえて最近の作風でもある「キラキラ可愛らしさ」を出さずにしっとりとまとめあげ、
上記の榛名とか最近当ブログでも取り上げさせて頂いた夕立なと゜のように華やかな雰囲気のあるキャラには
キラキラを思いっきり飛ばしたり、キャラによるこうした使い分けを見事にされているのも
アミグリさんの特筆すべき点の一つだとも思います。

上記の榛名は、アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますし、本来はみけねころんそう様への
プレゼントイラストでもありますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

是非是非アミグリさんのブログ dream fantasy  も
ご覧になって頂きたいと思いますし、
宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログ dream fantasy  に一度お越しして頂けると
アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私もとってもとっても嬉しいです!

そうそう、最後に宣伝ですけど、
今月は7/16(日)よりなんと三回に渡って「アミグリさんが描かれたルーミア特集」を開催させて頂きますので、
こちらの方も是非お楽しみ頂ければ幸いです!




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最後に・・・・

みけねころんそう様の描かれた作品を皆様に是非ご覧頂きたいと思います!

上記の艦娘の「春雨ちゃん」は、実はなのですけど、みけねころんそう様が3月24日のアミグリさんのお誕生日の際に
「アミグリさん、お誕生日おめでとう!」というお祝いイラストでもあったりします!

この春雨ちゃんはとっても可愛いです!

スカートがふわっ・と浮いている感じが とてもキュートですし、「春雨ちゃん」という文字通り「春」を感じさせてくれる
とっても「温かみ」が伝わってくる作品だと思います!

みけねこんそう様が管理運営されている ぽーぽけきょ
というブログはとても素敵で個性的なイラストに溢れ、それが時に哲学的な問題も内在している側面も
あったりしますので、是非ぜひ一度 ぽーぽけきょ
ご覧になって頂けるととっても嬉しいです!

→ ぽーぽけきょ
井上靖の小説というと、敦煌・風林火山・天平の甍・蒼き狼・額田女王などのような歴史ロマン小説
しろばんば・あすなろ物語などのような自伝的小説
射程・氷壁などのような社会小説など
かなり多岐に渡っていますし、私としては、「あすなろ物語」・「敦煌」あたりが大好きなのですけど、
実は、井上靖の作品の中で一番好きな小説は「黒い蝶」というお話です。

この「黒い蝶」については、井上靖にとって最初のそして唯一の書下ろし長編小説という所以外
特に評価される要素も無く
正直、文壇からの評価もそれ程高い作品ではなくて、
今現在ではそうですね・・・正直「忘れられた作品」なのかもしれません。
この小説に関する評価を検索してみても、うーーん、残念ながら、この小説自体ネットで取り上げられている事は
極めて稀ですし、
たまーに書かれていても、あまりいい事は書かれていないですね・・・(泣)

本記事のカテゴリは「クラシック音楽」となっているのですけど、どうしてそうした分類をしたのかというと、
後述しますが、この小説の概要が、とあるペテン師みたいな主人公が執筆当時「鉄のカーテン」と言われていたソ連から
とあるヴァイオリン奏者を日本に招聘し演奏会を開催させようという内容で、
クラシック音楽の用語とか実在する作曲のの名前が色々と出てきて、クラシック音楽カテゴリに分類しても
特段違和感がなかったからです。
ショスタコーヴィッチの交響曲第10番は、1953年の当時のソ連の絶対的指導者・スターリンの死を抜きには
語られない程密接な関係がありそうなのですけど、
井上靖のこの「黒い蝶」もまさにその頃の時代背景をベースとしていて、
この小説にもしばしば、当時のソ連の政治状況とか当時の日本との関連性が興味深く描かれていて
今現在の視点で改めてこの小説を読んでみると、大変興味深くもあり、1991年のソ連邦崩壊というのは
改めて世界史的には大変意義がある事件だったのだな・・と改めて感じたりもします。

井上靖の他の格調高い作品を読んでしまうと、この「黒い蝶」は確かに少し安っぽく感じてしまうかもしれませんし、
ある一人の「ペテン師」の意地みたいなお話でもありますので、
文壇とか読者からの評価は確かに高いものではないのかもしれませんけど、こうした「小説」というものは、
別に評論家とか世間の評価等は全く関係が無いと私自身は思っています。
読んだ本人が「これ、面白い・・」などのように「何か」を感じ取ってくれればそれでいいと思うのです。




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この「黒い蝶」ですけど、とにかく無条件で面白いと思います。

小説の中で、バッハ・ベートーヴェン・協奏曲・演奏会・ストラディバリウス・ヴァイオリン等の
たくさんの「クラシック音楽」に関連するワードがてんこ盛り・・・というのも
私にとっては、この小説に共感を覚えた一つの要因にもなっていたと思えます。

この小説の概略を大雑把に書くと・・・・

主人公・三田村は、計量機器販売店を経営していたが、あえなく倒産・・・
軽い失意の中、ホテルで夕食を取っていると、唐突に三田村に
「あなたは正確に人の声を聞き分けることが出来るか・・・?」と訳の分からん質問をしてくる紳士が
登場・・・
その紳士は元々は江藤財閥の御曹司で、今は楽隠居の身、
その江藤には一人娘がいて病弱で、明日にでも亡くなってしまいそうな状態・・・そのひとり娘が
うわごとで「何か」を呟いているのだが、何を言っているのか自分にはよく分からない・・・
よかったら、そのうわごとを聞いて貰えないかというかなり奇妙な申し出を受ける所から物語は進展していきます。
早速、江藤邸でその娘のうわごとを聞いてみると、「ムラビヨフ」と言っているようにも聞こえる・・・
その後、色々な経緯はあったものの、その「ムラビヨフ」というのは、
当時のソ連の著名なヴァイオリン奏者である事が判明し、江藤のその病弱な娘も、かつては
ヴァイオリン奏者であり、純粋にヴァイオリンを弾く事を愛してやまない少女なのですけど
亡くなる寸前までそのムラビヨフと会う事、ムラビヨフの演奏を自分の耳でしかと聴きたいという夢を抱いていました。
しかし、江藤の娘も夢半ばにして亡くなってしまいます。
江藤としては、本当に娘を想う純粋な気持ちから
「無理は承知だが、何とか是非ムラビヨフに日本に来て貰って娘の墓前で演奏をして欲しい」と考えるようになったものの、
当時の日本の状況は、まだまだ「戦後の混乱」から必ずしも抜け切れておらず、アメリカの庇護のもとにおかれ、
当時、「冷戦」とか「鉄のカーテン」とも言われ、アメリカと敵対関係にあったソ連とは、国交すらも回復できていない状態
でもありました。
必然的にこうしたムラビヨフ来日招聘という事自体、当時としては、かなりハードルが高かったという事実は、
この小説を読む上での「基本条項」になると思います。

だけどこの小説は、そうした他人の亡き娘の「果たせなかった夢」を叶えてあげたいという
「純粋」な物語ではありません!

上記のような事を背景にし、三田村は一体何をたくらんだのか・・??

当時、三田村の耳には、
「とある石鹸会社が債務を抱えて倒産寸前、だけど機械も技術も従業員もちゃんといるのだが、
その会社経営者は、債務も丸ごと会社を全て誰かに売却して、自分はさっさと手を引きたい・・・
だれかこの石鹸会社を引き受け経営を軌道に乗せてくれる人はいないか」という話ばかりが焼き付き
何とかこの話を受けたい・・・
そして自分も確かに最近計量機販売店を潰してしまったが、経営者としてもう一花咲かせたいし儲けたい・・と
思っているものの、残念ながら「買収費用」が全く算段が付かない・・・・
さてさてどうしたものか・・・と思っている時にひらめいたのが、そう! 江藤をペテンにかける事だったのです。
そして、江藤邸を訪れた三田村は、
「自分なりに色々と調べたが、国交のないソ連であっても民間人としての音楽家を日本に呼ぶことは
可能と判断した。
あなたの亡き娘のために、私は是非一肌脱ぎたい。
その運動費用とか外交ルートの活用とか裏ルートの活用とか、何かとお金は掛る。
自分も頑張るから何とか費用の方を少しは協力できないだろうか・・・?}」と心にもない事を申し出ます。
この時点では、三田村には本気でムラビヨフを呼ぶという意志は全くありませんでした。
あくまで石鹸会社を買収するための資金源としか江藤を見ていませんし、そんなソ連から音楽家を招聘することが
成功するとは微塵も考えていなかったのです、
そして、三田村はかなりの資金を江藤から引っ張る事に成功し、そのお金を当然ながら
石鹸会社買収の費用に充当し、江藤から巻き上げたお金は全て使い果たしてしまいます。

ここでもう一人、この小説を語る上で絶対に外せないヒロインが登場してきます。

それが誰かと言うと、江藤の妹で、今はバツイチの出戻りとして江藤と共に暮らしているみゆきという女性なのです。
でも、このみゆきさんですけど、とっても魅力的な方というか、
単純にお人よしで堅物の江藤とは全く異なり、天真爛漫・自由人・型にはまらない・色っぽいなど
ヒロインらしい要素を見事なまでに内在しています。
みゆき自身は、実は、初めから三田村を全く信じていなかった・・・胡散臭いとさえ感じていたのは明確です。
初めから「こいつ、私の兄をだます気満々なんだな」と見抜いていたと思います。
だけど、みゆき自身がいつのまにか、こうしたペテン師としての三田村にどんどん魅かれていったのは
事実なのかもしれません。
(ま、その辺りの描写は少しぼやかし気味に書かれていますけどね・・・)
三田村のやや強引なみゆきへのキスシーンとかダンスシーンとか、結構あの微妙な場面は興味深いものはありました、
そして物語の中盤頃、
三田村はみゆきから「今日のあなたは嫌い! あなたは私に三つの嘘をついた・・・」と告げられ・・・
その三つ目の嘘というのは・・・
そう! 言うまでも無く、三田村自身は、最初からムラビヨフを日本に呼ぶつもりは全く無く
最初から江藤は単なる金づるとしか利用価値を見出していなかったという事なのですけど、
この小説が面白いのは、ここを起点に物語が大きく動きだし、
みゆきから「三田村の本音」を見抜かれた三田村自身が逆に意地になり、
「よーし、この女は俺の事をペテン師としか思っていないようだが、本気で自分がムラビヨフ招聘に
動き出したらどうなるか、目にモノを見せてやる!!」とばかりに・・・愛する女性への「意地」から
ムラビヨフ招聘に向けて真剣に取り組み始める三田村の心理変化が実に巧みに描かれていると思いますし、
このあたりは、さすがに百戦錬磨の小説家らしい素晴らしい腕の見せ所だったと思います。

そして、ここから先はムラビヨフ招聘のために色々と奮戦する三田村がかなりリアルに描かれ、
またここから先の展開は・・・新聞社とかスポンサーとか政治家とかソ連との交渉とか色々困難な場面が続くのですけど
そのあたりの話の進め方と言うのか「仕事の段取り」というか
いかに国際的著名人を招くとはどういう事なのか、どんな準備が必要かとか
国交の無い国との交渉はどのように進めるべきなのかというかなりリアルティーある話にもつながり
後半はかなりキビキビと心地よく物語が進行していきます。

だけどこの小説面白いですね・・・

主人公の三田村は、ある意味とんでもない「詐欺師」とも言えるのですけど
小説家がついつい力んで「悪とは・・・」・「善悪の狭間とは・・」とか「現実と理想の落差とは・・・」みたいな
青臭い事に力点を置かず、
「一度は確かに江藤を騙してしまったけど、その贖罪として・・」みたいな事は全く考えないで
とにかくひたすら「自己」のためだけを考えて・・・
そして一度は「愛した女性」のために意地でも一度自分が決めた事をやり抜いてしまう
三田村の「リアルティー」に本当に心の底から、共感を感じてしまいますし、
三田村のヴァイタリティーには、思わず「頑張れ・・!!」とエールを送りたくもなってしまいます。

そうですね・・・・井上靖の小説に「射程」という長編小説があるのですけど、
この「黒い蝶」と少しだけ類似点があります。
何かと言うと、一度は愛した女性のためについつい意地を張り、
「射程」の方は、無理に無理を重ねた結果事業を破綻させ、最後は己自身の命を自ら絶ってしまうという
カタストロフィー(悲劇的結末)で終ってしまうのですけど、
対照的に「黒い蝶」は、愛する女性のために意地を張り、その結果として・・・・
本人すら全く予想だにしなかった「ムラビヨフの日本への招聘成功」という意外な成功をもたらした事で
小説が閉じられます。

ま確かに、「人としての倫理観はどうなのか」とか
「詐欺師がこういう成功体験を勝ち取り、やがては更に実業家としてのステップを重ねていく事の妥当性」は
いかがなものかという問題があるのは分かりますけど
この小説は、そんなつまらん倫理観が問題なのではないと思います!
あくまで三田村のヴァイタリティーと
「愛する女性」への意地が意外な成功すらも生み出すという、「人生の意外さ・皮肉さ」をきちんと描き切れている事の方が
私は素晴らしいと思います。

余談ですけど、みゆきも意外と人が悪い面があったりして・・・
結構な序盤から「三田村=ペテン師」という事はとうに御見通しなのに、ある意味わざと三田村を泳がし、
兄が三田村に出資したお金を
みゆき自身が「お小遣い」的に使ってしまったり、
みゆき自身が三田村に
「兄からお金をせしめようと思うのなら、少額ずつチビチビといのはダメ・・・大金を巻き上げるのならば
一気に一度に巻き上げないとダメ」とかアドバイス(?)をしてしまうのも、
うみゆき自身「悪女」としての素描があるのかもしれなかったですね。
あと、そうですね、三田村自身が招聘のスポンサーとして大手新聞社に声を掛ける場面があるのですけど、
どの新聞社も、当時はまだアメリカの占領下に置かれた日本という感覚が強いせいか、ソ連からの音楽家招聘は
二の足を踏んでしまう中、右系と目された新聞社だけがそれに応じてしまうというのは、
何か面白い話ではありました。
冒頭でも書いた通り、この小説は、ショスタコーヴィッチが「スターリン逝去」に際して交響曲第10番を作曲した頃と
時代背景は重なると書いたのですけど
「黒い蝶」の中でも、スターリンの後継者のマレンコフ首相の辞任とか鳩山首相の就任とか
当時のソ連と日本の政治状況も色々と出てきます。
その辺りは、現代の視線で読むと中々理解が難しいのかもしれませんけど、
こうした当時の歴史を踏まえた上で、この小説を読むのも決して悪いものではないと思います。

一言で言うと「大人の小説」だと思います!!
当ブログにおいては、2015年より何度も埼玉県ローカルショートアニメの「浦和の調ちゃん」の事を記事に
させて頂いておりますけど、
(それにしても、2年前に放映終了した埼玉県放映限定のローカルショートアニメを2年近くに渡って延々と記事にし続け、
このネタだけで累計100記事到達といううちのブログも、ある意味「埼玉愛?」に溢れているのかな・・??)
第3話のラストで、大谷場南が十万石まんじゅうの事を「埼玉県民のソウルフード」と言っていましたけど
「まさにその通り!」という感じですね!
埼玉県って本当に「名物」が何もない県で、全国的にはせいぜい「草加煎餅」くらいしか有名なものが無いかもしれないです。
他県に行く際の手土産として、例えば山梨だったら「信玄餅」、宮城県だったら「萩の月」という「これぞ定番!!」というものは
一つや二つはあると思うのですけど、埼玉県の場合、草加煎餅と十万石まんじゅう以外は
「これぞ埼玉県の定番お土産!!」という決め手が中々ないものですから、これはこれで困ったもんです・・・

埼玉県の定番お土産って他になにがあるのかな・・?
思い浮かぶところでは、十勝の甘納豆の「母べえ」とか「彩香の宝石」とかくらづくり本舗の「福蔵」という最中とか、
菓匠右門の「いも恋」なども全国的な知名度では弱いのかもしれないですけど、中々美味しくて魅力的な銘菓だとも
思います。

さてさて、そうした中、忘れてはいけない埼玉の銘菓の一つは片岡食品の「ねぎみそ煎餅」ではないのかな・・?とも
思ったりもします。




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この「ねぎみそ煎餅」は片岡食品という大宮区三橋にある片岡食品が販売している
埼玉ではそこそこ名が知られているお煎餅でして、
「ねぎ」と言うと、埼玉県深谷市の「深谷ねぎ」というのも数少ない埼玉の名産品の一つかもしれませんけど、
この深谷ねぎをお菓子に巧みに融合させた中々美味しいお煎餅です。
(埼玉県って草加せんべいとかこのねぎみそ煎餅じゃないけど、「お煎餅」が定番銘菓になっているのも興味深いですね・・)
ねぎみそ煎餅は「お子様用のお菓子」というよりはむしろ「大人用のお菓子」なのかもしれないです。
深谷産の太い甘い生ねぎを使用して、特選のみそだれにつけこみ、からっと仕上げたもので、
ねぎの味覚と味噌の風味が微妙にマッチした一品だと思います。
味は「ピリ辛」という感じではなくて「甘い・甘辛い」という風味の方が強いようにも感じられます。
味噌の香ばしい香りも実に食欲をそそります!

この片岡食品には、他にも「梅ざらめ煎餅」というのもお店の看板商品にもなっていますけど、こちらもとっても
美味しいと思いますし、あのざらざらっとした食感の砂糖がどことなく昭和のレトロっぽい味覚にもなっていますよね。




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さてさて・・・・上記の「ねぎみそ煎餅」ですけど、埼玉県ローカルショートアニメ「浦和の調ちゃん」にも
登場していましたねっ!

「浦和の調ちゃん」第8~9話ですけど、なぜか唐突に「クイズ サイタマニア」というクイズ大会モードに突入していました。
このクイズ大会の出題問題にて、多少は埼玉に関係する事を取り上げて、いかにも「ローカルアニメ」に相応しい
埼玉県としてのネタをアニメとして提供していたのは面白い試みだったかな・・?と今更ながら思う事もあります。
埼玉県民の「帰属意識・郷土愛」は、多分ですけど47都道府県の中では、47位前後と思えるほど
「埼玉愛」は薄いと思わざるを得ないのですけど(汗・・!)
だからこそ、こうしたアニメを通して、他県の方というよりはむしろ埼玉県内に住んでいるいわゆる「埼玉都民」の皆様に
少しは埼玉の事も知って欲しいみたいな意図は多少はあるのかもしれないですね。

このクイズの中の出題問題として、「彩の国21世紀郷土カルタ」という地元の人間すら知らない
ウルトラ級マニアックなものからの出題もありましたけど、
このカルタの「ん」の札は何・・・?というクイズは、多分ですけど埼玉県民でも皆無だと思います・・
ちなみに正解は「シンボルは・・・さいたま新都心アリーナ」という事らしいです・・・

ちなみにこの 「彩の国21世紀郷土カルタ」ですけど、
埼玉県内の子供たちに地元埼玉の歴史を良く知ってもらおうと、昭和57年に作られたとの事で、
このカルタには県内の名所・旧跡や文化・特産物などが、
美しく分かりやすい絵札と読み札で紹介されていて、遊びながら埼玉を知って貰おうという意図があるとの事です。
うちの奥様は生まれも育ちも埼玉なのですけど、このカルタは未だに聞いた事すらないとの事です・・・(苦笑・・・)

余談ですけど
このカルタには、私自身の地元、川口市ゆかりのものも一首入っています。
それは「ベーゴマは 鋳物のふるさと 川口産」というものですけど、
川口は、私より一回りから二回り上の世代の皆様にはすっかりお馴染みの「吉永小百合」が若かりし日に
撮影された映画「キューポラのある街」の舞台となった地ですからね!
それにしても、当時の吉永小百合の雰囲気と今現在の吉永小百合さんの雰囲気は大して変わりが無いというのは、
ある意味凄いものがありそうですね・・・(笑)
ちなみに「キューポラ」とは鉄の溶解炉という意味で、
キューポラの、屋根から突き出たその姿は鋳物工場のシンボル的な存在でもあり、
鋳物産業が盛んだった1980年代ごろまでの埼玉県川口市には、幾つものキューポラがあったのですけど
現在ではほとんど残っていません・・・
その鋳物工場の跡地には超高層マンションが建築され、
1980年代の川口駅前周辺と90年代以降の川口駅前周辺が劇的に変化した大きな一因ともなっています。

前述のカルタですけど・・・・
他には、「川越の 音なりひびく 時の鐘」とか「森の中 トトロをさがす 大冒険」はまだメジャーだと思いますけど
「メロディに ふるさとのせて 下總皖一」とか言われても多分分かる人はそんなにいないのかもしれないですね(汗・・)
このカルタ一つとっても、埼玉は全国的に知られている「名物」とか「観光名所」というのはあんまりないという事を
示唆しているのかもしれないですね。

「まが玉は 過去と未来の 首かざり」とか
「古墳群 武蔵の豪族 眠る墓」
なとのように、埼玉は意外と古墳とかそれに伴う出土品が意外と多いという事を提示してるものもあったりします。

個人的に「あ・・・なるほど!」と感じたのは、「ケヤキの木 セミも木かげの 夏休み」の札だと思います。

埼玉県とさいたま市は、実は「ケヤキの木」を県と市の「シンボルの木」として指定していますけど
埼玉県には、実は「国道463号」(地元の人間は、通称「うらとこ」と呼んでいます)沿いに、
約17kmにわたって続く日本最長のケヤキ並木が実はあったりします。
その街路には、埼玉県の木であるケヤキが2,400本ほど植えられ、「日本一長いケヤキ並木」として親しまれていますけど、
確かにあの風景は圧巻ですね・・・!!




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この「浦和の調ちゃん」のクイズで出題された問題の中に、上記でちらっと書いた通り「ねぎみそ煎餅」が登場します。

それにしても、最後の問題で登場した「与野公園近くのケーキ屋で私が好きなケーキは何・・・?」というクイズの
「私」って一体誰・・?とかそもそも司会者の中山道二郎って一体誰・・? というツッコミは一旦置いておいて、
大谷場南の回答があまりにもポンコツ過ぎたのが大変印象的でした!!

大谷場南 : 「(正解は)ねぎ味噌せんべい!」

高砂調 : 「ケーキですらない・・・・」

ケーキの事を聞いているクイズなのに、大谷場南の「ねぎみそ煎餅!!」という珍回答は、
いかにもポンコツキャラでアホキャラの大谷場南らしい回答だったと思います・・(笑)
大谷場南は、設定の上では南浦和のライブハウスの経営者の娘という事ですけど、
「南浦和駅」は、私自身の最寄駅の一つですし、その辺りも私自身が大谷場南に対して親近感を感じる理由なのかも
しれないですし、やはりあのアホキャラはとても楽しかったです!
第三話にて、調が南に「よく、この高校入れたよね・・・」とツッコミを入れているシーンがありましたけど、
実はなのですけど、この後の回にて大谷場南は、実は勉強を全然しなくても成績上位者という意外な設定も
あったりしたものでした・・(笑)




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最後に、この話でも登場した「与野公園」について少々触れたいと思います。

新大宮バイパス沿いに、「与野公園」という比較的大規模な公園があったりもします。

この公園内には、5500平方メートルの「バラ園」もあり、
約170種類、約3,000株のバラが植えられています。
1980年以来、毎年5月に「ばらまつり」が開催されていて、私自身も何度か見に来たことがありますけど
大変見事というか「うーん、美しくて絶景・・・!と見とれてしまうほど素晴らしい光景が繰り広げられています。

やっぱり、バラは見栄えがしますね!!

ばらまつりの際は、大変な混雑ぶりなのですけど、お祭り以外は人もまぱら・・・・
新大宮バイパス沿いに駐車場もあるのですけけど、5月以外はいつ来ても何台かは
車を停められるスペースが常にあります。

新大宮バイパス沿いという大変交通量が多くて、排気ガスも充満しているだろうに、
こうしたところでも何かこうやって「ホッとできる憩いの場所」があるだけでも何か安心感がありますね。

うーーん、「浦和の調ちゃん」もたまには、そうした地元の素敵なスポットも紹介していたものですね・・・(笑)
最近の記事の中で先日実施された「健康診断」について幾つか書かせて頂いたのですけど、
実はなのですけど、あの日の健康診断における血液検査に際しての「血液採取」の際に、今回はとてつもなく
あの注射がめちゃくちゃ痛かったです・・・!! (泣・・)
というか、これまでにも何度となく、予防注射・こうした健康診断時の血液採取・風邪をこじらせてしまった時の点滴とか
はたまた献血などで「注射」をされた事はあり、
確かに注射針が腕に刺さった瞬間のあのチクッ!とした痛みは感じるのですけど、
あの痛みは瞬間的なものであり、痛みが持続するという事は今まで無かったと思いますし、逆に言うと
注射が下手くそな看護師さんに今まで巡り合わなかったのかな・・?とも思ったりもします。

だけど今回は全然違いましたね! (汗・・)

腕に針が入った瞬間から「いてっ!」と感じましたし、採血が開始されて3秒後あたりで既に
「うーーん、今回のこの看護士さんの注射は下手くそ!!」と実感してしまいましたし、
採血で血を抜かれている間は、いつもでしたら「痛い」とは感じないものですけど、今回は血を抜かれている間も
とにかくヒリヒリと来るような痛みがずっと続いていました。
そしてトドメが採血が終わり、腕から針を抜く際ですけど、これがまた輪を掛けて遺体のなんのってありませんでした・・!

とにかくこんなに痛い注射&採血は初めて経験したものです!

例年ですと、採血が終わって10分も経過すると痛みも何も感じないのですけど、この日は検査の間中は
ずっと痛みが続いていましたし、
それがなんと・・!三日程度は腕に針の痕がはっきりと残っていて
(今までですと、針の痕が数時間後でも残っている事は無かったと思います・・)
しかも三日間ぐらい、ずっと注射の痛みが続いていました・・

こういう注射一つでもそれを担当する看護士さんの腕一つで全然違うもんだなぁ・・と改めて実感させられたものでした!

その点なのですけど「献血」で血を採取する場合は、それを担当する方も採血のプロ(?)の方が担当するためなのか、
血を抜かれている時も針を腕に差す時も抜く時も「痛い!」と感じる事はほぼ皆無だったと思います。

え・・? なんでそういう献血の事を知っているかですって・・・?

それはですね・・私が1990年代終わりに金融機関在籍時において、赤十字と当時の金融機関において
なんらかの取引関係があったのかどうかはよく分からないのですが、
月に一度の割合で「献血車」が金融機関の駐車場に停められ、主に若手行員たちがそうした「献血」を半分強制的に(?)
させられていました!
今現在は規定がうるさくなりそうした事は出来なくなったようですけど、当時は献血終了時に「記念品」という名目で
図書券とかテレカ(テレフォンカードも今現在では死語の世界と化していますよね・・汗・・)を貰えたり、
ヤクルトとか野菜ジュースを貰えたりもしていましたので、そんなに悪い話ではなかったと記憶しています。
というか、前述の通り、上手い人がやっているものですから、針が腕に刺さっても抜かれても「痛い」と感じる事は
まずありませんでしたし、せいぜい400ml程度の血を抜かれるだけですので、別に具合が悪くなるという事は
皆無だったと思います。

しかも・・・!

この「献血」は一つ大変大きなメリットがありまして、

当時私が在籍していた支店においては、なぜかしりませんけど、
「献血に協力した行員は、残業はNGで定時で必ず退行する」というルールがあり、当時はバブルがまだ続いている時代でも
あり、ほとんどの場合退行時間はPM22:00以降でしたので、
「たまに早い時間に退行して帰宅したいならば、問答無用で献血に協力する!」みたいな暗黙のルールが
あったのもなんとも懐かしい思い出です・・(笑)








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歴代プリキュアで母親がお医者さんで本人も女医志望というと、思い浮かぶのは言うまでもなくドキドキの六花ですし、
他にもお医者さん志望というとプリキュア5のかれんさんでしたけど、
「この人だったら注射されてもいいし、多少痛くても全然OKじゃん!」という御方は、六花やかれんさんではなくて、
実は医者ではなくて獣医死亡ではあるのですが、
フレッシュのブッキー=山吹祈里だと思います!!
そしてブッキーに注射をされて採血されるのだったら、多少注射の腕が下手くそで腕が痛くなったとしても
全然OKなのだと思います!! (笑・・)

山吹祈里(愛称は「ブッキー」です!)の癒しの魅力に魅了された「隠れファン」はかなり多いという噂は以前から根強くありまして、
そうしたブッキーファンの人達の事を「ブッ教徒」=ブッキョウトと呼ぶそうですね・・・(笑) 
これはなかなか上手い表現だと思います!
そういう意味ならば、私も実はなのですけど、ブッキョウトの一人である事は間違いないと思います!
私の中では、歴代黄色系三羽がらすは、この祈里・ありす・ゆうゆうでほぼ決まりですね!
私自身は、言うまでもなく「ラブリー大好き!!」というラブリー教徒でもあるので、
ブッキーの場合は・・・・
隠れキリシタンではなくて、隠れブッキョウトという事になるのかもしれないですね・・(汗・・)

私、よく、ハッピーとかラブリーとかピーチとかメロディなんかを「天使」と呼んだりしますけど、
こういう場合の「天使」とはどちらかというと「女神様」みたいな意味合いが強いのかな・・と思っています。
だけど・・・
ブッキーの場合は、まさに「エンジェル」みたいな言葉がぴったりで
本当に本当に誰からも愛されて、どんな「怒りの感情」を有している人の心も癒してしまう
そうした「優しさと慈愛」に溢れた素晴らしいプリキュアだと思います。

ちなみにブッキーの通う女子高は白詰草女子学院という典型的なミッション系お嬢様学校でした。
何度かこの学校の礼拝堂で祈里が祈りを捧げているシーンがありましたし、
後半の回でシフォンがインフィニティ―と化して行方不明状態になっている時に
「早く見つかって欲しい・・」と静粛に祈りを捧げていた祈里は本当に美しかったと思います。

そう言えば、ブッキーの決め台詞は「私、信じている・・・!!」でしたね・・・!!
この言葉は、フレッシュのシリーズの中でも何度も登場してくるのですけど
この言葉が一番似合う方は、歴代プリキュアの中でもブッキーしかいないような気さえしますし、
例えば私が落ち込んで凹んでいる際に祈里から
「私、(あなたを)信じている!」なーんて言われたら、俄然やる気と気力が復活する事は間違いないと思います!

ブッキーが将来素敵な獣医さんになったとしても、注射されるのだったら、是非是非ブッキーに
お願いしたいです!! (笑)
少なくとも今回のあの腕が下手くそなあの痛くて堪らん看護士さんによる注射よりは、痛くはなさそうな気もしますね・・・

もしも東方キャラに注射をお願いするとならば、そりゃ本職の永琳様で決まりなんでしょうけど、
そうですね・・
私としては永琳様のお弟子さんのうどんげちゃんにお願いしたいですね! (笑・・)
「調神社」はその「ユニークさ」においては全国的にも珍しいものがあると思いますし、
浦和が誇れる数少ないものであるのは間違いないと思うのですけど、
このネタは、この「調神社」が少しでも全国の皆様にその魅力が伝わりきるまでは、何度も何度も・・・
ネタにさせて頂きたいと思っています・・・(笑)

以前の記事の繰り返しになってしまいますけど、

この「調神社」は大変ユニークなものがあり、
再度の掲載となってしまいますが、
この「調神社の七不思議」について以下に列記してみると・・・・・

1. 鳥居がない(境内へ伊勢神宮への貢物を運び入れる時に邪魔になり鳥居を建てない事にしたそうです・・・)
2. 松の木がない
 (一説に弟神須佐之男命(すさのおのみこと)が大宮へ出かけ、なかなか戻って来ないので姉神の月読命(つくよみのみこと)が「もうまつのはいやじゃ」といったのがその理由なそうです・・・)
3. 御手洗の池の魚は片目・・・・
4. 狛犬のかわりにウサギ像が置かれている(「調→つき」を「月」と考え、ウサギを神の使姫とする習慣が背景との事)
5. 日蓮上人駒つなぎのケヤキ
 (日蓮が佐渡へ流される途中、難産の婦人のためこのケヤキに馬を繋ぎ、祈ったところ男子を無事出産したので、安産  の守護神として今日に至るまで信仰されている・・・)
6. ハエがいない。(調神社の祭神が嫌うため・・・・??→ホントかいな・・・??)
7. 蚊がいない。(上記と同じ理由)

ま、色々と興味深いですね・・・・

だけど一番面白いのは、狛犬でもお稲荷さんでもなくてウサギ・・・つまり「狛兎」が祀られている事は
本当に珍しいものがあると思います。







さてさて、先日、通りがかりの際にこの「調神社」をお詣りさせて頂いたのですけど、
この神社の隣は「調公園」という結構広い公園があったりします。
この公園、不思議なもので、こんたげ浦和駅に近くて周辺が高層マンションに結構囲まれているのに、
夏場に来るとよく分かるのですけど、
あのくそ熱い猛暑日にこの公園~調神社に立ち寄っても、ほとんど「暑い!!」という感覚がありませんし、
むしろ空気が凛としているというのか・・「涼しい」みたいな感覚にもなったりします。

やはりこの「神社」が有している「空気」というものには何か神様が宿っているという訳ではないのでしょうけど、
言葉では表現できない何か「不思議なもの」がありそうですね。



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この調神社と公園の間には、「神池」(御手洗池=みたらい池)という池があるのですけど、
面白いのは、この池の中にも前述の「狛うさぎ」がいて、
ちゃんと噴水のように水を吐きだしています・・・(笑)
隣の白いうさぎの飾り物も地味にすこーし可愛いです。




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さてさて、この「調神社」には、現在祀られている「本殿」とは別に、安政5年まで本殿として祀られていた
「旧本殿」があったりもします。
旧本殿は、境内社の稲荷神社の社殿として現在も使用されています。
多分ですけど、風化防止とか経年劣化防止という意味もあると思うのですが、
現在の旧本殿は、ガラスの建物の中に祀られています。
なんか見た目には、建物の中に建物があるという感じですね。
一見見た印象としては、「あれれ・・この中に祀られているのは御神輿なのかな・・・?」と感じるくらい
小さい本殿という感じでした。




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そして、この旧本殿の敷地内には、「稲荷社分社」という分社も祀られていました。

「分社」だから、多分ですけど、分霊を祀っている社ですよね。
分霊ってのは(ぶんれい・わけみたま)などと呼ばれていて、
本社の祭神の神霊を分けたものを示すとの事らしいです。

なんか「神様」が無限大に増えていく・・・みたいな感じもありますね。


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そう言えば・・・

「東方Project」の霊夢が巫女さんを務めている博麗神社内にも、なぜか・・・守矢神社の「分社」も建てられていましたよね。

「風神録」以降の話ですけど、
一度早苗さん・神奈子たち守矢神社組が博麗神社の乗っ取りを図ろうとし、派手な弾幕ごっこ戦を経て
一旦は敗北・・・
だけど、その結果という訳ではないのですけど、
なぜか博麗神社の一角に守矢神社の分社を建ててしまい、
結果的に、八坂神奈子が自由に行き来できるようになってしまいました・・・(笑)

私、正直、神社とか神道の事は疎いのですけど、祀られている神様が違っている神社同士で
こうした「分社」という一つの「交流」みたいなものもあったりするのかな・・・?
ま、守矢神社の場合はあくまでも博麗神社の「乗っ取り」失敗としての妥協策みたいなものなのかな・・・?

だけど、結果的にですけど、「守矢神社の方がご利益がある」との噂もあり、
ほんの少しのようですけど、この守矢神社の分社をお詣りする人も増えた効果もあり、それが結果的に
博霊神社への参拝客が増えたという結果にも繋がっているようですので、
霊夢としては、「結果オーライ」という感じなのかもしれませんですね。




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多くの東方絵師様による「れいさな」、霊夢と早苗さんのイラストは数多くあるのですけど、
私にとって一番大好きな「れいさなイラスト」はゆはり誰が何と言ってもアミグリさんが今年の「3月7日は早苗さんの日」前後に
描かれたこの「れいさな」に尽きますねっ!!

アミグリさんが描かれる霊夢と早苗さんは本当に「美しい」です!

これが一つの「美的限界」と感じちゃうくらいの素晴らしい作品だと思います!

それにしても今更言うまでも無い話なのですけど(笑・・)、どうしてこんなにも「肩だし&脇見せ巫女さん」って見ているだけで
ドキッ・・となってしまうものなのでしょうか・・? (笑)

このれいさなイラストは東方名物キャラの素晴らしい名作に相応しい作品だと見る度に感心させられますね!!

そうそう、最後に宣伝ですけど、東方名物キャラの素晴らしい名作というと
今月は7/16(日)よりなんと三回に渡って「アミグリさんが描かれたルーミア特集」を開催させて頂きますので、
こちらの方も是非お楽しみ頂ければ幸いです!

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