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プロフィール

ぬくぬく先生 

Author:ぬくぬく先生 
開設当時は、1980年代吹奏楽コンクールの花輪・秋田南・就実・仁賀保・屋代等の素晴らしい演奏を後世に少しでも伝える事が出来ればいいなと思ってこのブログを始めたのですけど、いつのまにか「東方Project」がメインになってしまいました・・・
最近は「艦これ」も大好きです!!
吹奏楽も東方も自分が感じた事を少しでも後世の方に受け継がれるべきものが残せればいいかな・・と思っています。
ちなみに、「大好きプリキュア四天王」は、ドリーム・メロディ・ハッピー・ラブリーです。
ドリームとメロディは自分の中では既に殿堂入り状態ですけど、
現在はラブリー大好き!!のラブリー一辺倒です!!
リアル社会では、建築関係のクレーム&アフター責任者を専従し、毎日毎日クレーム対応に当たる日々です。
裏の顔は東方と吹奏楽とクラシック音楽一辺倒です・・・
特に特に大好きな作品は・・・プリキュア5とスイートとハピネスチャージです!!
ちなみに、奥様は・・・ミルキィローズとセーラームーン好きの管理人以上のおこちゃまです・・・
東方で大好きなキャラは、とにかく大好きキャラがてんこ盛りで、全員大好き!という感じなのですけど、特に、さとり様・ゆかりん(紫様)・早苗さん・こいしちゃん・アリスはお気に入りです!!
吹奏楽では・・ネリベルの「二つの交響的断章」と「アンティフォナーレ」、スパークの「ドラゴンの年」、リードの「オセロ」と第二組曲「ラティーノ・メキシカーナ」、パーシケッティーの「仮面舞踏会」、C・スミスの「ダンス・フォラトゥーラ」などが死ぬほど好きで、クラシック音楽では、ウォルトンの交響曲第1番と矢代秋雄の交響曲、プロコフィエフの交響曲第5番、アーノルドの交響曲第2番、第4番、ショスタコの交響曲第7番「レニングラード」、マーラーの交響曲第3番「夏の朝の夢」、ハンソンの交響曲第2番「ロマンティック」、ストラヴィンスキーの「火の鳥」、ベルクの「ヴァイオリン協奏曲」、ラフマニノフの「交響的舞曲」などが大好きです!!
クラシック音楽を吹奏楽にアレンジし、そのコンクールヴァージョンの演奏としては・・・
1982年の就実高校の「幻想舞曲集」と
1987年の習志野高校の「ダフニスとクロエ」第二組曲の演奏、そして、
1987年の雄新中の「エルザの大聖堂への厳かな行列」が
まさに私の「原点」です。
最後に・・・
私の吹奏楽との関わりの真の意味での「原点」は・・・
1979年の市立川口高校の神がかり名演としか言いようがない
「二つの交響的断章」に尽きると思います!!


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今回の記事ですけど、内容的にあややとうどんげちゃんの両方に共通する話を一度させて頂きたいなぁ・・・と
思っていたのですけど、意外とあややとうどんげちゃんの絡みが少なく、
そうした数少ない二人の接点でもある「東方文花帖」における「兎角同盟」を取材するあややと
その取材を受けるうどんげちゃんについて少しばかり書かせて頂きたいと思います。

二人に共通するのは「東方ミニスカートキャラ」という事なのかな・・・?
(だけど二人ともあのミニスカはとってもよくお似合いですね!!)

改めてですけど、射命丸文=あややのコミュニケーション力は相当高いものがあると思います!
「東方文花帖」は、本の半分程度はあややの東方キャラに対するインタビュー記事と
文々。新聞の事がメインになっているのですけど、
あややのインタビュー相手は、ゆかりん・永琳様・ゆゆ様・アリス・レミリア様・フランちゃん・萃香・チルノ・光の三妖精・
プリズムリバー三姉妹・ミスチー・妖夢・パチュリー・妹紅・慧音大先生・てゐ・輝夜・藍・レティ―などなど
とにかく濃厚で一癖も二癖もありそうな強者ばかりなのですけど、
そうした個性的な皆様を相手にしても、どんなキャラに対しても恐れる事もへりくだる事も無く対等にフランクな感覚で
接することが出来ているあややの「適応性」というか「相手に合わせていける能力」というのは
本当に素晴らしいものがあると思います!
東方キャラでこうした高度なコミュニケーション能力がありそうな御方って実はあんまりいなくて、
他には魔理沙と阿求ちゃんぐらいなのかな・・とも思えますね。
ま・・・阿求ちゃんは毒舌キャラでもありますけど・・・(笑)
東方求聞口授の座談会において、主催者兼書記の阿求ちゃんが司会者に指名したキャラが魔理沙と言うのも
これは極めて妥当だと思いますし、その人選に間違いはないと思います。
阿求ちゃんにしてみれば、あややを司会者に抜擢しなかったのは
「ま・・・文はマスコミ関係者だし・・この座談会の中身を私が発表する前に号外として記事にされちゃうのも
なんだしね・・」みたいな感覚ももしかしたらあったのかねしれないですね。

さてさて・・・「兎角同盟」とは、「兎を食肉として食べる事に絶対反対!」とか「兎鍋絶対反対!!」という事を主なスローガンとする
幻想郷内の兎たちの同盟みたいなものです。
この同盟のリーダーはうどんげちゃんで、そのサブリーダーはてゐで、主な構成員は幻想郷内の兎と妖怪兎たちです。

あややの文々。新聞・第百二十季 霜月の二の記事にて、この兎角同盟は取り上げられているのですけど、
同盟といっても正直・・あんまり結束力もないし、なにをやってんのかよく分からないというのか、
リーダーであるはずのうどんげちゃんですら、幻想郷内の地上のウサギたちを実は全く掌握していないというのが
いみじくも暴露されてしまったような記事内容でもありました。
「兎角」はウサギの角を意味し、「あり得ないもの」の例えらしいのですけど、
ま・・・うどんげちゃんのあの「ミニスカート」とか「ブレザー制服」自体がありえない・・という感じなのかもしれないですよね・・(笑)
それを言ってしまったら、1000歳を優に超えられるあややのあの可愛い黒ミニスカもまさに「ありえない・・」という
事になってしまうのかな・・・?
あややからの「兎に角はないですよね・・?」という問いに対して、うどんげちゃんの
「角は無いから、角を求めていくというのが常に理想なのよ。
現状に満足せず、常に向上心を持って行動する兎の集団、って意味なの 」 という答えは・・・
うーーん、正直意味不明なのかもしれないですね・・・(笑)

ではなんでこんな「兎角同盟」みたいなものが結成されたのかと言うと、
元々は霊夢の博麗神社の宴会に乱入した妖怪兎が宴会で振舞われていた料理の一つが「兎鍋」である事に
びっくり仰天し、この事をうどんげちゃんやてゐに報告を入れた事が発端と思われます。
早速うどんげちゃんは意気揚々と霊夢に対して「こんな神社の宴会で可愛いウサギたちの肉を食材として兎鍋に
提供するなんて酷すぎる! こうした宴会には今後兎肉を供しない事を断固要求する!」という事を
霊夢に猛抗議をするのですけど、そこは霊夢だって負けていません!
霊夢は断固譲りませんし、「兎肉を鍋に供して何が悪い!!」と完全に開き直っています。
そうですね・・・私は「兎の肉」を食べた事がないもので何とも言えないのですけど、なんか聞いた話では
兎のお肉はかなり美味らしいですね!
兎は古来より狩猟対象であり食用とされてきたみたいですね!
縄文時代の貝塚から兎の骨が見つかることは、兎=食というものを示唆するものであると考えられますし、
江戸時代徳川将軍家では、正月の三が日にウサギ汁を食べる風習があったという話もあるそうです。
(余談ですけど、私は一度イノシシの肉と鍋を食べた事がありまして、味はかなり美味しいと思います!
だけど肉としての匂いは結構強烈で、独特の臭みがあり、翌日になっても体内の猪の肉の臭みが残存していたような
感覚があったものでした!)
だから別に幻想郷内で霊夢が神社の宴会の食材として兎肉を供する事は全然普通の事だとも思えます。
霊夢としては「だって兎肉を食材として鍋で仕えなかったら宴会で食べるもの何にもないじゃん!
それともおつまみなしで酒を飲むだけの宴会でいいの・・!?」みたいな事をあややに同意を求めていますけど、
あややもそれに対しては特に異議もないようですね・・・
(あやや自身は幻想郷内でも屈指の酒豪でもありますし、萃香と差しで飲むことが出来るくらいの呑兵衛ですので、
もしかしたら・・つまみなしでもそこそこは飲めるのかもしれないですね・・!)

そしてそして・・・霊夢とうどんげちゃんの「鍋論争」(?)の結末なのですけど、霊夢は一歩も譲らないし、
うどんげちゃんも「兎肉を食べる事は絶対に反対!」という事で、なんだか妥協点を見出す事自体が大変難しい感じも
あったのですけど、
双方の「共通項」は「宴会で何も食べるものが無いと困る・・」というものでしたので、
結局は、兎鍋半分・鳥鍋半分という事で妥協点が図られた模様です・・・(笑)

うーーん、だけどこの妥協点に一番不本意なものを感じていたのは、実はあややじゃないのかな・・?

だってそりゃそうですよね! あややの元ネタは「鴉天狗」という事で「カラス=鳥」という事で、あややとしては「鳥鍋」が
供されること自体には大変複雑な思いがあるのかもしれないですよね。
事実、この東方文花帖のミスティア・ローレライという妖怪夜雀との対談において、あややはミスチーと
「焼き鳥反対!!」という事では意見が一致し、その点に関してだけは意気投合しています。

この場面ですけど、私のご贔屓目もあるのかもしれないですけど、「さすが!! あややは違う!!」という感じも多分に
あるんじゃないのかな・・とも感じたりもします。
幻想郷内の妖怪さんや巫女さんたちはどちらかというと個性が強く血気盛んな方たちばかりですので、
もしもこうした取材をしているのがあややじゃなかったら、
「そんなの冗談じゃない!!」という感じになったのかもしれないですよね。
あややとしては内心では「鳥鍋なんて勘弁してよぉ――」という意識なのかもしれないですけど、
そうした当事者としての感情を表に出し過ぎると、取材自体がうまくいかない可能性だってありますし、
そうしたあややのようなマスコミ関係者に求められるのは「自制心」という事もあるのかとは思うのですけど、
そうした「個」の感情に左右されずに自制心と冷静な心をもって取材にあたるあややは、やっぱり「立派なもんだ!!」と
感じずにはいられないですね!
しかも、文花帖の記事においては、うどんげちゃんは意外にも・・(?)あややに対して「じゃー鳥鍋にする?」みたいな事を
複数回に渡って挑発されてもいるのですけど、そこはぐぐっと堪えて「取材」に徹しているあややは
やっぱり素敵ですし、さすが幻想郷内の「素敵なブン屋さん」なのだと思います!!

実はなのですけどこの「兎角同盟」の「兎鍋反対」については、あややの文々。新聞内でも
てゐとうどんげちゃんの間では、「微妙な温度差」がある事が示唆されています。
うどんげちゃんは兎肉の食用そのものに反対していますけど、てゐはある程度の食用を認めているのは
興味深いものがあったりもします。
兎を食用とする人間を糾弾するうどんげちゃんに対し、てゐは兎側の防衛手段を兎側に求めている点は
面白いものがありますし、この点は、てゐのご長寿ゆえの「知恵」があるのかな・・とも思われます。
てゐ自身は「 もっともっと愛くるしい容姿を持たないと駄目よね 」とし、
「うさぎ自体が可愛ければ人間はうさぎを食べないでしょう? 」と評している点は、てゐの「現実的路線」を
反映していると思えますし、その点がやや理想主義的で現実との乖離を感じさせるうどんげちゃんとの大きな違いが
あると言えるのかもしれないです。
うーーむ、てゐは単にうどんげちゃんの永琳様への「チクリ要員」ではなかったのですね!
これこそがまさに「ご年配者の現実的な知恵」じゃないのかな・・とも思ったりもしますね。

その辺りなのですけど、これは永遠亭が属する「迷いの竹林」内のてゐの力量というのか存在感の大きさが
あるのかもしれないです。
うどんげちゃんは一応は・・・形式的には迷いの竹林内のウサギと妖怪ウサギを統括するリーダーという事になっていて、
表面的にはてゐの上司みたいな形にはなっていますが、
うどんげちゃんはあくまでもその正体は「月の兎」であり地上のウサギではないのです!
だから・・・結局は幻想郷内のウサギたちは、うどんげちゃんのいう事をあんまり聞かないし、もともと「人語」を理解する
兎が少ないという事情もあるのですけど、地上のウサギたちは、兎の言語を解するてゐの言う事は聞くけど、
いわば月の兎という事で「よそ者」であるうどんげちゃんのいう事はあんまり聞かないという背景があるものだと思います。
だから・・・・てゐは、「現実をよく分かっている」という事なのだと思いますし、「酸いも甘いもよく分かっている」という事だと
思いますし、そうやって「兎の一部には、人間たちに食われてしまう兎がいるのは仕方が無いし、それが弱肉強食の
ルールというもの」という事をよくわかっているという事なのだと思います。

そしてそうした点も取材時に看破し、記事としてさりげなく提示しているあややは、やっぱり「凄い!!」と
感じてしまいますね!!
同時にあややのあの記事からは、「霊夢は自分の考えを絶対に曲げない!」という事も読み取れますし、
霊夢の「食べ物の事で私は妥協するつもりは更々ない!!」という食べ物に関しても意志の強さを感じますね!!

そうそう・・・・食用としての兎に関連しての話なのですけど、
第百十九季 文月の四刷の文々。新聞における4コマ漫画においては、
ゆゆ様と妖夢との会話において、この二人からはうどんげちゃんは、「食用」として認識されているのが
なんとも楽しいですね!
うーーむ、ゆゆ様は、ミスチーを食材として認識されている上に、実はうどんげちゃんも「食材」として
熱い視線を送っていたのですね!! (笑・・)









さてさて・・ここからは既に恒例になっているのかもしれないのですけど、当ブログが本当にいつも大変お世話になっている
アミグリさんの素敵なイラストのご紹介です!!

今回はアミグリさんのかなり初期の作品を2枚ご紹介させて頂きたいと思います。

今回登場するキャラは、上記でうどんげちゃんと熱い論争を展開していた幻想郷の素敵な楽園の巫女の霊夢です!

アミグリさんのブログの「dream fantasy」の現在のプロフィール画像はとっても素敵な霊夢なのですけど、
アミグリさんのイラストに「霊夢」はとってもよくお似合いだと思います!
勿論なのですけど、アミグリさんが描かれるこいしちゃん・フランちゃん・咲夜さん・チルノ・妖夢なども
素晴らしくて私も大好きですけど、
アミグリさんが描かれる「霊夢」も私は大好きです!
この話は既に何度かさせて頂いてはいるのですけど、2012年頃まで、実は「東方Project」の「と」の字も知らなかったこの私を
素晴らしき東方の世界に入り込ませてくれるきっかけを作ってくれたのが、実はアミグリさんの素敵なイラストなのです!
具体的にアミグリさんが描かれたどのキャラがそのきっかけなのかというのは、私も実は記憶に無いのですけど、
というか・・あまりにもアミグリさんが描かれる東方キャラがみんな素敵な作品ばかりなので、「このキャラが!」という
特定は出来ないのは少しもったいない感じはあるのですけど、多分ですが、そうしたキャラの一人が
間違いなくこの「霊夢」だと思っています!
これは嘘偽りのない話ですけど、「東方」をテーマにされるいわゆる東方絵師様も正直一杯いっぱいいるのですけど、
私は今でも霊夢や魔理沙というと真っ先にアミグリさんが描かれた霊夢や魔理沙が思い浮かびますし、
私はとにかくアミグリさんが描かれる霊夢や魔理沙が大好きです!!

さてさて・・・上記の霊夢はアミグリさんがなんと・・・! 2008年9月に描かれたもので、
今から既に10年前程度のかなり初期の作品と言えます。
この作品はかなり貴重というか、ある意味「記念碑的な作品」と言えるのだと思います。
というのもアミグリさんのブログの「dream fantasy」の中には、この霊夢のイラストがいくつも幾つも掲載されていますけど、
「dream fantasy」の中では最も早く掲載された霊夢という事になりまして、
アミグリさんが描かれた霊夢としては最古参に近い霊夢と言えるのだと思います。

この若描きの霊夢もとっても可愛いですね!!

この笑顔が素敵すぎます!!

確かにアミグリさんの現在の作風の霊夢とは少し異なる点もあるのですけど、これは若かりし日の巨匠の作品!
みたいな位置づけの「素敵な習作」なのだと思います!!

この屈託のない笑顔の霊夢は、まさに「素敵すぎる楽園の巫女さん」に相応しい作品ですね!!




reimusann_convert_20100624181501.png




こちらの霊夢は2010年6月に描かれたものです!!

この霊夢は初期の習作から一段と進化を遂げられ、どちらかというと今現在のアミグリさんの作風に近い霊夢と
言えると思います。
ちなみにですけど、この作品の霊夢のリボンは、どことなくですけど「フリル地獄」てお馴染みのあの雛のフリルっぽい
長めのリボンやフリルを思い起こさせるものがあり、
普段描かれる霊夢と少しばかり「相違点」を感じさせてくれていると思います。

あ・・・そうそう、この作品を描かれていた時は、背景が違うヴァージョンも掲載されていましたので、
もしも宜しければ、2010年6月版・霊夢 もご覧になって頂けると、その背景の違いとかその雰囲気の相違点を楽しむ事が
出来ると思います。


上記のこの素敵なイラストはアミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので
くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

アミグリさん、本当にいつも素敵なイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!

最後に・・・アミグリさんと言うと、当ブログでも何回かに分けてアミグリさんの創作オリジナルイラストを転載させて
頂きましたが、その第六弾記事を12/1に掲載させて頂く予定です!
アミグリさんの素晴らしい版権作品も素敵ですけど、アミグリさんの「創造」が丁寧に込められた
オリジナル作品も本当に素敵なものが多いと思います。

皆様・・もしも宜しければ、12/1の当ブログのアミグリさんのオリジナル創作イラスト記事もご覧頂けると
私もとっても嬉しいです!!
何卒宜しくお願いいたします!!
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12.淀川工業高校


A/吹奏楽のための神話~天の岩屋戸の物語による(大栗裕)


課題曲と自由曲共に本当に素晴らしい演奏でした!!

この年1983年の高校の部は、金賞のレヴェルがとてつもなく高く、1970年代以前のような一位・二位・三位といった
順位制の場合だったら、どのチームが優勝かなんてまさに審査員泣かせみたいな様相を呈していたのかも
しれないですね。
金賞受賞チームの中でも、野庭・習志野・高岡商業・明石北・福岡工大付属、そしてこの淀工の演奏は
ハイレヴェルであり、この演奏がアマチュアのスクールバンドの高校生とは到底思えない信じらない名演を
後世の私たちに残してくれていると思います。
そうですね・・・私個人の評ですと、一位は高岡商業なのかな・・?
二位が野庭で、三位に来るのが明石北か淀川工業だと思います。
そしてこの年は銀賞にも素晴らしい演奏が多く、秋田南・茨城・東海大学第一・兵庫・嘉穂なども
限りなく金賞に近い銀賞だったと私は思っています。
花輪の銅賞は、あれはほぼ100%審査員の好みと好き嫌いだと思います。

淀川工業の課題曲Aですけど、淀工はこうしたがっちりとした骨組みのあるような課題曲を演奏させると
なんか右に出るものはいないような気がしますね。
こうしたインヴェンション第一番みたいに序-A-B-Aみたいな形式美がはっきりと提示されている曲とか
1984年のシンフォニエッタのようなミニシンフォニーみたいな感じの曲とか
79年のフェリスタスみたいな曲は本当に上手いと思います。
先日、茨城高校の課題曲Aが大変個性的であったみたいな記事を書いたのですけど、淀工はまさに
「これぞ正統派の演奏!」みたいな印象で、ヘンな小細工とかせずに正々堂々と真正面から音楽に取り組んだ印象が
大変強いですね!
課題曲Aとしては、高校の部の中でもトップクラスの素晴らしい演奏だったと思います。
冒頭の健康的なファンファーレが素晴らしい! まさに出だしから「キラリと光る何か」はあったと思いますし、
展開部の音楽的流れがまさに自然体そのもの!  少しあっさりとした中間部を経てラストの追込みは見事でした!
そうそう、この課題曲Aですけど、中間部が終わってからのAの再現部分がなんか極端に短すぎ・・・みたいな印象も
感じさせてくれた課題曲ですけど、これは「4分程度に収めないといけない」という吹奏楽コンクール課題曲の
宿命みたいなものなのかもしれないですね。

淀川工業は、1995年から2016年の吹奏楽コンクールは、スペイン狂詩曲・ダフニスとクロエ・大阪俗謡による幻想曲の
三曲以外の自由曲は一度も演奏した事がないのですけど、
そうですね・・それに関してはこのブログでも色々と書いたことはありますし、色々な賛否両論の声も多いみたいですね。
「大阪俗謡・・」をあんだけやるのだったら、同じ作曲家ということで「神話」もたまーにはやればいいじゃん・・みたいに
感じる事もありますね。
吹奏楽の為ための神話~天の岩屋戸の物語によるですけど、この素晴らしい名曲は、
富田中学校と尼崎吹奏楽団によって世に知られるようになったのですけど、
今現在に至る「継続されて演奏され続けるオリジナル邦人作品」としての不動の人気を決定づけた演奏というのが、
まさにこの年、1983年の淀川工業による演奏であった言っても過言ではないと思います。
そうした意味ではこの演奏は、「神話」のまさにパイオニア的演奏であり、名曲の名演なのだと思います。
淀工は、1988年にも「神話」を自由曲として取り上げていますけど、
そうですね・・これはあくまで私の個人的感想ですけど、音楽的感銘度の高さは1983年の方が上だと思います。
淀工はこの時代はまだ女性奏者が一人もいない次代でしたけど、男子高校にしては木管、特にクラリネットが
抜群に上手いですね!
あの甲高い響きとかあんなややこしくて面倒くさい変拍子なんかも
不規則な変拍子を少しも変拍子と感じさせないほどリラックスした気分で表現されていたあのテクニックは
まさに高校生の領域をはるかに超えていると思います。
踊りの部分が一旦おさまった後の静粛な部分のクラリネットのソロのミステリアスな雰囲気は、まさに圧巻であり、
あのソロを超越させる演奏って、私が知る限りでは1985年の尼崎吹奏楽団と89年の東海大学第四高校以外
ないのかもしれないですね。
それにしても「神話」の変拍子って奏者もそうですし、指揮者にとってはまさに「指揮者泣かせの曲」だと思います!
私自身もこの曲は何度もコンクールで聴いたことがあるのですけど、あの変拍子はどのチームも結構
ギクシャクする事が多かったと思います。
そうした中、淀工のあの変拍子の表現の巧みさは素晴らしいですね!
打楽器のコントロールも大変申し分なく、ドラのすさまじいロールとか一撃も、まさに「素敵なスパイス」だったと思います。
踊りの部分が終わった後のクラリネットの不協和音による三度の音のぶつかり合いも
まさにツボを得ていたと思います。
ラストの追込みもお見事!! まさに「太陽が再び地上を照らしてくれた!」みたいな狂乱と喜びが
音楽の上でも見事に描写されていたと思いますし、自分たちの音楽としてこの「神話」を表現してくれたこの姿勢は
本当に尊いものがあると思います!!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ここから先は少し余談です。

実はなのですけど「大阪俗謡による幻想曲」もこの「神話」も原曲は管弦楽曲なのです!

その管弦楽作品を大栗先生自らが吹奏楽版としてアレンジされたのが、吹奏楽コンクールで聴かれる
俗謡と神話なのです!

「吹奏楽のための神話」の管弦楽版のタイトルは、「管弦楽のための神話」という
「そのまんまじゃん!」みたいなツッコミが入りそうなタイトルでもあるのですけど、
吹奏楽版も管弦楽版の「神話」も、古事記の世界をイマジネーション豊かに忠実に表現している素晴らしい曲です。
天照大御神がお怒りになって岩戸の中にこもってしまい、地上の世界が真っ暗闇に覆われて人々が困り切っている祭に、
「どんちゃん騒ぎを起こせば天照大御神も気になって出てくるんじゃないの・・?」という発想による
神々が踊り狂って乱痴気騒ぎを起こしている踊りのシーンのリズムの複雑さと高揚感は
目を見張るインスプレーションがあります。
又、「何だろう」と岩の隙間から顔を出した瞬間に大男の神に引っ張り込まれて
再び太陽がサーーッと出る場面だろうと思われるシーンの描写力は、もはや「奇跡」という
感じです。
全体的には、非常におぞましい曲なのですが、日本人でないと分らない表現も多々あり
「日本人のココロ」といった作品なのかもしれません。

そうそう、この管弦楽版による原曲は実はとてつもなく長いです! 確か演奏時間は17分程度だったと思います。

吹奏楽コンクールの演奏に慣れてしまうと、
原曲版を聴いてみると、正直・・「なんか無駄な部分が多いな・・」みたいに作曲家の先生に対して大変失礼な
感想すら感じてしまう傾向にあるのは、仕方がないのかな・・?
吹奏楽コンクールのカット版の方が実に密度が高く音楽的緊張も高いような印象もありますし、
大変ひどい事を書いてしまうと、原曲で少し無駄でジャマなのかな・・と思える部分をカットしたのが
あの吹奏楽コンクールのカット版のようにも感じたりもします。

だけど原曲のあのおどろおどろしさは、あの長さでないと十分表現されないかもしれないし、
うーーん、どちらが良いかは正直困ってしまいますね・・・
私は、この曲に関しては、吹奏楽版のコンクールカットヴァージョンの方が大好きです。

最後に・・・
1970年代の頃の話ですが、朝比奈隆が大阪フィルを率いてベルリン公演に臨んだ際、演奏した曲の一つが
管弦楽版の「大阪俗謡による幻想曲」でした。
日本の音楽とか大阪の俗謡を全然知らない外国の人がこのいかにも「コテコテの大阪やねん」みたいな
この曲を聴いたら、どのように感じるのか、どのようなイメージを持つのか
なんか興味深いものはありますね・・・(笑)

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