改めてですけど、北宇治高校吹奏楽部、全国大会出場おめでとう!!
一応、10年間同じく一応は「全国大会」を目指していた私にとっては、まさに感涙ものの展開でもありました!
(改めてですけど・・5月の段階で「海兵隊」から満足に吹けなかったチームがこんな短期間で全国大会に進める事は
現実的にはほぼ100%ありえませんけどね・・)
とにかく前回の第5話の関西大会とあの12分間ほぼノーカット演奏シーンが素晴らしすぎて、
あの第5話はも―――、録画しておいたものを既に何度見たかわかりゃしないほどです・・・!!
自分達の演奏が終わって、審査結果発表のシーンとか表彰式の場面なんかもかなりリアルなものかあり、
不肖・・この私も中学・高校で吹奏楽部・部長として表彰式で表彰状を授与された者としては
「なつかしいな・・・!!」という想いで一杯でした!!
確かに「吹奏楽コンクール」は賛否両論あるのは分かりますし、みぞれの言葉が示唆するように
全員が合点がいくものではないのですけど、
私はなんだかんだいって吹奏楽コンクールは、自分が審査を受ける立場でも
純粋に一人の聴衆として音楽そのものを楽しむ立場でも両方とも大好きです!!
さてさて・・・そんな素敵な第5話の後で「果たしてどんな展開を持ってくるのかな・・」と思っていたら
「文化祭」というイベントが高校にはありましたよね!
振り返ってみると、私自身も高校や大学の場合、吹奏楽コンクールが終わった頃に丁度、文化祭とか学園祭の
タイミングでもあり、
こうした文化祭における吹奏楽部のステージというのは、どちらかというとやりたい放題に好き勝手に
吹きまくるという感じが濃厚で、
普段のピッチがどうたらこうたらとかアンサンブルがどうしたこうしたみたいな堅苦しい話は無しにして
どちらかというと歌謡曲とか流行曲とかポップスを会場と一体となって楽しんでのびのびと吹くという感じでしたね!
ああいう雰囲気はたまには悪くは無いものです!!
余談ですけど、この北宇治の文化祭の指揮者は滝先生ではなくてあすかでした!
あすかが聴衆に対する挨拶の中で、「今度名古屋で開催される全国大会」という言い方をしていましたけど、
そっか・・・
今現在の現役奏者にとっての全国大会は、名古屋の国際会議場なのですね!
うーーむ、やはり私にとっての吹奏楽コンクールの聖地は「普門館」以外ありえない!!という感覚なのですけど、
耐震性の問題で使用不可、いずれ解体というんじゃ仕方ないですね・・・とっても寂しいものがありますけど・・・(泣・・)



北宇治高校吹奏楽部のメイドさんはみんなとっても可愛いですね!
久美子・夏紀・みぞれ・・・みんなとっても可愛いしメイド服がよく似合っていますね!
麗奈の「雪女」も素晴らしいけど、香織の着ぐるみは最高に可愛かったです!!
ちなみにですけど・・・・私が初めて高校の文化祭に吹奏楽部員として参加した頃って、なんかいかにも男子校らしい
妙な事ばかりさせられていたものです・・・(苦笑・・)
うちの高校は田舎の男子高校という事もあり、
文化祭はひたすら「女の子たちに来てもらうツール」という感覚しかなく、
とにかく目立ってナンボという雰囲気は至る所にありました。
文化祭の前日には、「市中行進」といって宣伝を兼ねて各部共に「自由な発想の下」というコンセプトの下、
市内のアーケード街や買物公園などを仮装行進するという妙なイベントがあったりしたものです。
例えば、柔道部なんかは畳を背負ったり、ラクビー部はなぜか河童の仮装をしたり、全身金粉まみれとか海水パンツ一丁とか
各部ともとにかく色々と妙な恰好で行進をしていたものでした・・・
うちの吹奏楽部はというと・・・
毎年毎年性懲りもなく、「女装」というのが伝統になっていて、
なぜかうちの高校の部室には、どこから調達したのかは不明なのですけど、
各種女子高の制服が揃っていて、
特に可愛い(?)系の男子生徒に、そうした制服を着用させるのが毎年の恒例となっていました・・
当時の自分は、今もそうかもしれないですけど体系的にはかなり華奢な方でしたので、
その制服の餌食となってしまいました・・・
そうして市内を女装して歩いたものですが、
ホント、正直恥ずかしかったです・・・
今では絶対に出来ませんけどね!!(苦笑・・)
文化祭では、吹奏楽部のステージは午前と午後で計2回開催しましたけど、
入場者は子供たちと周辺の中学生ばかりでしたね・・・
当時どんな曲を演奏したかというと、
〇Dr.スランプ あられちゃん
〇ハイティーン・ブギ
〇愛のコリーダ
〇スマイル・フォー・ミー(河合奈保子)
〇ピンクパンサーのテーマ
〇明日にかける橋
〇トップ・オブ・ザ・ワールド
などでした。何か今となっては時代を感じますね・・・(苦笑・・)

そうした文化祭回の楽しい雰囲気が支配的な今回でしたけど、
さりげなく滝先生の「重たい過去」も静かに提示されていたのは大変印象的でした!
滝先生の第一期におけるあの「なんですか?これ」のインパクトはとにかく大きかったですけど、
あのシーンが第二期でも再現されていて嬉しかったです!
滝先生の「なんですか、これ・・」という言葉の裏側には、実は「亡き妻の意志を引き継いで、北宇治を
再度全国大会に連れて行き、自分の亡き妻や父親の想いを現実のものにしていく!」という強い決意が
潜んでいたのだと思います!
車中での久美子との会話・・・・
そこに写っているのは私の妻です。
大学の同級生で、橋本先生と私の妻は北宇治高校の生徒でもあったんですよ
その頃は私の父が顧問で、全国大会にも行っていたらしいです
妻の話だと、高校3年間、全国大会には出ても金賞は取れなかったって…
だから、自分が先生になって、母校を金賞に導くんだって…病気になってからもよく言っていました・・・
滝先生自身も父親に対する反発とか「妻を亡くした喪失感」とか
色々な個人としての事情があるにも関わらず、そうした「私情」を出さず指導者として吹奏楽部をここまで
立派に飛躍させたのはとにかく素晴らしいものがあると思います!
吹奏楽部指揮者&顧問として厳しく部員達を指導してたのは、やはり「奥様の意志を受け継ぐ事の重さ」というものが
あったのでしょうね!
そして滝先生の願いとしては「全国大会でのゴールド金賞」!!・・・!!
滝先生の父親も何度か北宇治を引き連れて全国大会に臨んでいるのですけど金賞には届かなかった様子ですし、
なによりも亡き妻の意志はかなり重たいものがありそうですね。
ラストシーンにおいて、あすかに近づく女性は誰・・・?
たぶんあすかの母親なんでしょうけど、原作でも提示されているあすかの「複雑な家庭の事情」が次回以降
明らかになりそうです。
そしてここから「あすかの心の闇」にもメスが入っていくのかな・・・
そして・・・次の曲じゃない、次の修羅場がはじまるのです!!
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