四季映姫様の事を語るのは今年の4月以来久しぶりですね!
四季映姫様というのは、死後の世界にて、私達の生前の行いを裁き、冥界行きか地獄行きかを
最終決定する閻魔様・・・、そう・・幻想郷を管轄とされる地獄の最高裁判長であり、
あのサボマイスター(?)の小野塚小町の直属の上司にあたります!
ちなみにですけど、四季映姫様の場合、名前は「四季映姫」であり、その役職名は「ヤナザナドゥ」という事になります。
四季映姫様は、現在の担当は、霊夢たちが活躍する「幻想郷」内の人間・妖怪たちの死者のお裁きという事なのですけど、
外界における極悪人の激増等によって地獄の最終お裁きは大忙し状態に陥り、
こうした死者達を裁く閻魔様というのか最高裁判長は、実は慢性的な人手不足に陥っています。
何となく私達の昔からの古いイメージですと、地獄の閻魔様は、そのお裁きというのは全てお一人で担っていると
思われがちなのですけど、死者を裁く閻魔様も複数以上存在し、いわば・・・分業化しています。
うーーむ、地獄といえども、こうした「分社化・分業化」という「効率」を求められている時代に入っているという
事なのですね・・・(苦笑・・・)
地獄の沙汰は金次第ではないけど、地獄のお裁きは、分業化に基づいてサクサクと進行していく・・・
と言う事になるのかもしれないですよね。
さてさて・・・四季映姫様は、そうした閻魔様のお一人であり、
四季映姫様自身が一番最高峰に君臨しているという訳ではないのですけど、
担当しているエリア内の裁判においては、誰も映姫様の判断を覆す事は出来ませんし、映姫様の判決が
絶対的なものですし、この判決においては、「再審」というものは100%あり得ませんので、
まさにそういう意味では、担当されるエリア内では「絶対的な最高裁判長」なのだと思われます。
しかも、リアル社会の最高裁判所における「合議制度」ではなくて、あくまでも四季映姫様お一人の判断というのも
考え方によっては「すごい・・」としか言いようが無いのだと思います。
それではどうしてここまで四季映姫様が絶対的に正しい判断を下せるのかと言うと、
そこには四季映姫様の特殊な能力があるからなのです。
それが何かと言うとそれが四季映姫様の能力、すなわち、「全ての事象において白黒はっきりと付ける能力」
という事なのですけどそれを支えているのは、映姫様というか全ての閻魔様が持っている「鏡」なのです。
この鏡に照らされてしまうと、過去の行いが全て白日の下にさらされ、この鏡の前では
「個人情報」とか「プライヴァシー」もへったくれも何もありません!!
つまり・・・個人情報ダダ漏れの恐ろしいアイテムなのです・・・
早い話が、過去の善行もそうですけど悪行も四季映姫様の「鏡」を通せば、ぜーーんぶ丸見え・・・という事なのです。
そうそう・・・
だから東方の世界の閻魔様というのは、
子供の時よく聞かされた「嘘をつくと、死んだら閻魔様から舌を引っこ抜かれるよ・・」というのは全くのフィクションとの事です。
だって・・・・
そんな痛い拷問なんかしなくたって、この鏡一つあれば「事実確認」は簡単ですからね・・・
そっか・・・
さとり様は、過去と現在思っている事を読み取り、神子は現在の資質と近未来予想を読み取ってしまう能力が
あるのですけど、四季映姫様の場合は、そうした二人すらの能力すらも超越してしまう
「すべての事柄を事実誤認なく完璧に把握してしまう事」がそのお力ですので、
ある意味、これほど恐ろしい力を持った御方はいないのかもしれない・・・という感じですね。
よく東方の世界では、あの最強の妖怪と誉れ高い八雲紫(ゆかりん)が唯一苦手としているのは
この四季映姫様・・みたいな話があるのですけど、それは何となくわかりそうな気もしますね。
四季映姫様は話がとてつもなく長いし大の説教好きですので、
ゆかりんも・・・「こいつ・・・煙たい・・・」と思っているのかもしれないですよね(笑)
四季映姫様は、この「鏡」を絶対的な価値基準として、死者たちの「お裁き」をしているのですけど、
なおかつとてつもなく恐ろしい事は何かと言うと、四季映姫様の「価値基準」は絶対的なものなのですっ!
映姫様が「正しい」と判断することは絶対的に正しい事であり、逆に「それはよくない・・・」と判断することは
絶対的に正しくないという事であり、
要は・・・正しいか正しくないかという「二つの価値基準」しか持ち合わせていないのですけど、
それが四季映姫様の「白黒をはっきりと付ける」というとてつもない能力なのです。
「どっちでもない・・」とか「第三の選択肢があるのではないのか・・」といったあやふやなものは四季映姫様の頭にの中には
微塵もないのです・・・!
そして、四季映姫様には、誰に対しても、どんな考えにも何物にも全く影響を受けることはないのです!!
死者達が・・・「せめて泣き落とし戦術でもして自分の罪を軽くして貰おう・・・」と安易すぎる事を考え
己の生前の様々な不幸話とか辛い出来事なんかの
いかにも「お涙ちょーだい」的な・・・見え見えの泣き落としとか同情をひくという戦法は、残念ながら
四季映姫様の前には微塵も通用しません!!
うーーん、やっぱりこの御方はある意味強いですね・・・否! 強すぎる御方ですよね。
全く「心」が変化しない・・・ある意味最強の「鋼の神経」ともいえるのかもしれないですね!
だからこそ、幻想郷最大のヒロインでもあり、最強にして最大の賢者の妖怪のあのゆかりんが唯一幻想郷内で
敬遠しちゃう相手というのは実はこの四季映姫様ではないのか・・?という噂と言うのか憶測は以前から
言われているのですけど、私もそれに関しては全く異論がないです。
ゆかりんが幻想郷内で苦手とされている御方と言うのは、永琳様と四季映姫様ではないのかな・・?
そうそうも実はなのですけど、そうしたゆかりんすらも苦手にさせちゃう四季映姫様の正体って一体なんなのかと、
気になってしまう人ももしかしたらおられるのかな・・?
実は元々はとてつもない極悪妖怪だったけど、改心キャラとして善行を積み重ね、それが閻魔様の目に留まり
ヤマザナドゥ職として抜擢をされたのか・・とか
実は元々は普通の人間だったのだけど、人間時代の「徳」が認められてヤマザナドゥ職に大抜擢をされたのかとか
色々と脳内妄想は出来そうなのですけど、実は、全然違いますっ!!
四季映姫様も元々は・・ただの何の変哲もない「お地蔵さん」からの出世組との事です。
お地蔵さん自体は、ただの何の変哲もない石像という事で、それ自体には何の救済する力もありません。
お地蔵様に対する「信仰心」が集められれば集められるほど、通りすがりの民衆から崇められ、
力をつけるようになっていき、結果としてただの石像があたかも「神様」のように変容していく事もあるとの事です。
そしてそうした力を付けたお地蔵様が地獄の閻魔様からスカウトされ、地獄の最高裁判長に上り詰めたお地蔵さんも
多々いるとの事です。
四季映姫様はそうしたお地蔵さんからの出世組の一人というのがその真の正体なのでした!
私も知らなかったのですけど、実は「お地蔵さん」というのは単なる道端の道祖神みたいなものではなくて、
本来は「地獄に堕ちた人間たちを救済する」というのが本来の役割との事で、地獄とこの世の道をきっちりし断絶するために
守護しているがお地蔵さんという事情もあり、
そうやって実は元々「地獄」とは縁が深かった古くて経験が豊かな「お地蔵さん」を裁判官に抜擢させることで
裁判官不足への対応を図り、結果的に裁判官不足も解消し、
現在の地獄は二交代制で絶え間なく「審問」が続けられているというのがこの東方における世界観だと思われます。
そして面白いのが、地獄の閻魔様も一年中ずっと裁判に掛りっきりという訳ではなくて、
ちゃんと「休暇制度」もしっかりと固定されていて、
「仕事も大切だけど、休む時はちゃんと休みましょうね!」というなんか今風みたいな感覚もあり、
やはり早苗さんじゃないけど「幻想郷全体もそうだけど、地獄という所も固定観念に囚われてはいけない世界なんだなあ・・」と
なんか感じさせてくれる設定なのだと思いました。
大抵の閻魔様の場合ですと、こうした休暇中は「静かな彼岸ライフ」を楽しまれているのかもしれないのですけど、
根が元々真面目な四季映姫様はなんと・・・!!
こういう休暇中の間も担当エリアの「幻想郷」を散策され、
「こいつは放っておくと間違いなく地獄に堕ちる」みたいな前兆が出ている人間や妖怪に対しては
「このままではあなたは地獄に堕ちる!! 汝!! 悔い改めるなら今のうち!!」みたいな
「事前警告」を発せられているとの事です。
いや――――! これって・・・私のような凡人というのか・・・普段の功徳を積んでいない人間にとっては
ある意味ありがたいシステムと言えるのかもしれないですよね。
だって・・・・人間だって妖怪だって・・・誰だって死後は地獄なんかに堕ちたくはないはずだと思います。
現在のような他人に対する思いやりがない生活を続けいたとしたら・・・
これ以上の「他人に知られたくない秘密」を抱え込んで生きていたとしたら・・・
お金を生き金として使わず、ケチケチと貯めこんでばかりいたとしたら・・・
これ以上人様への迷惑を掛け続けていたとしたら・・・・
これ以上根拠のない他人様への陰口を言い続けていたとしたら・・・
「あなたは間違いなく・・・死後の世界においては、天界・冥界には行けずに地獄へ叩き落されます・・!!」
そんな事を四季映姫様から「事前通告」を受けていたとしたら、そりゃ誰だって・・
「まずい・・・さすがに自分だって地獄には落ちたくない・・・
そうだな・・少しは自分自身の生活と考え方を改めてないといかん・・!!」
みたいな事を多少は考えると思います。
四季映姫様もそれをいい事に・・・多少と言うか、結構な確率でとてつもなく大袈裟な表現を取られる事も多々あるようでして、
「あなたは地獄に堕ちたらこんな罰を受けます」というのをかなり誇張して「受ける罰」について色々とある事ない事を伝え、
「通告」というよりは「脅し」みたいな形で極悪人たちをある意味諭しているというのも、
地獄の裁判における人間たちの本性も分かり切り、人間達の酸いも甘いも分かりきっている四季映姫様らしい
一種の「優しさ」なのかもしれないですよね・・・
そうした幻想郷内での「事前通告」というか、そうしたお説教活動(?)というのは、
既に「地獄行き」が濃厚な人間・妖怪にとっては、はた迷惑というかありがた迷惑な話なのかもしれませんよね・・・
四季映姫様が、「そう、あなたは・・××過ぎる・・」みたいなセリフを言われたとしたら、それは・・・
とてつもなく「長いお説教」の始まりとの事なそうですね・・・
ま・・・妖怪にとっては、四季映姫様がそこにいるというだけで大変居心地が悪いとの事で、
四季映姫様が休暇中に幻想郷に出現したと同時に・・・
どんな妖怪も・・・あの八雲紫(ゆかりん)すらも・・・
ぱー――――ッと姿を隠すと言いますから、
真っ当に生きる人間にとっては、これほどありがたい閻魔様はいない・・・という事なのかもしれないですよね。
確かに四季映姫様は、非情に説教臭く、またそのお説教がとてつもなく長いし、
確かに間違った事は言ってはいないのですけど、近寄りがたい雰囲気はありそうな御方とも言えますよね。
だけど、それは、お地蔵さん時代に映姫様に自分勝手で都合の良い願掛けばかりをしてきた人間たちを
ずっと見てきた四季映姫様なりの「慈悲」に由来している事と言えるのかもしれないですね。
果たして四季映姫様は幻想郷内の妖怪とか人間に対してどのようなありがたいお説教をしてくれるの
でしょうか・・・? その辺りはとてつもなく興味があったりもします。
さてさて、そう思っていたら、「東方花映塚」における最終ステージのボスは四季映姫様ですので、
この東方ゲームに登場するキャラたちは、ほぼ例外なくこのステージにて
四季映姫様からありがたーーいお説教を食らっています。
当ブログでも先週のうどんげちゃん語りの際にも、うどんげちゃんに思いっきりダメだし&大説教を食らわす映姫様を
取り上げさせて頂きましたが、その他のキャラに対しても中々素敵にその威力を発揮されていたのが
大変印象的でした!
一例を記しますと・・・まず登場してもらうのは、幻想郷の人間の魔法使いなのですけど、同時に、
光の三妖精も真っ青の「コソ泥」を結構な勢いでやらかしてもくれる幻想郷随一の大泥棒・魔理沙に対する
映姫様のお説教から!!
映姫 「大量殺人ね」
魔理沙 「いいや、これが成仏だ」
映姫 「そんな事より、貴方。そう、貴方は少し嘘を吐き過ぎる」
魔理沙 「んなこたぁ無い。生まれて此の方、嘘一つ吐いたことが無い」
映姫 「これからもそのままだと……貴方は舌を抜かれる事になる」
魔理沙 「なんだ?突然年寄りの説教みたいな事言うんだな」
映姫 「普段の生活から見直す必要があるわ。
もし私が貴方の裁きを担当すれば、貴方は舌抜きの刑ね」
魔理沙 「アレか?最初から予備の舌を用意しておけばいいのか?」
映姫 「二枚舌は二枚とも抜きます。その減らず口も今の内に直した方が良いわね」
魔理沙 「そうか、舌を抜かれたくなければお前を倒せばいいんだな?」
映姫 「地獄の存在は、罰を与えるために有るわけではないのです。
最初から生者に罪を負わせない為に地獄はある。
それを生者に気付かせるために私が居る。貴方は、少し痛い目にあってでも、
自分の生活を見つめ直すがいい!」
そうですね・・・映姫様の魔理沙に対する「汝、悔い改めよ!」という警告はなんかとてつもない迫力がありますね!
妖夢 「そうなんですか……でも、何故そんなに幽霊が増えたんでしょう」
映姫 「60年に一度位、こういう事が繰り返されてきたのよ。
今までもずっと……。危険は無いから放っておくと良いでしょう。
それはともかく、貴方。
そう、貴方は少しこの世に来すぎている」
妖夢 「……」
映姫 「貴方は半分幽霊なのです。今のままこの世に来すぎると……
私も貴方を裁かなければいけなくなる。
もし私が裁きを担当すれば、貴方を人間として地獄に落とします」
妖夢 「地獄!って、私は冥界の者です。
何で裁かれなければいけないのですか!」
映姫 「だから、貴方は冥界の者としての行動を取っていますか?
何にも考えずこの世の者と戯れてませんか?
それでは駄目なのです。貴方は生きている者とは
同じでは無いし、死者でも無い。その不安定な位置に
居るから、冥界に住め、幽霊も斬れるのです」
妖夢 「今でも冥界に住んでるし……幽霊も斬れます!」
映姫 「貴方は少しこの世に馴染みすぎたわ。
野生の狼も飼えばペット。幽霊もこの世で生活すれば生き物。
貴方はここで少し裁かれる必要がある。
紫の桜の下で今までの罪を顧みよ!」
これは冥界の白玉楼にて亡霊のゆゆ様にお仕えしている半分人間で半分幽霊の「妖夢」に対する
映姫様からのありがたい忠告ではあるのですけど、
同じ幽霊系でもプリズムリバー三姉妹に対しては映姫様は「おまえらは喧しい!」みたいな事を注意しているだけなのに、
妖夢に対しては、妖夢の存在意義とか妖夢が果たすべき役割等についても四季映姫様らしい鋭い指摘が
入っているのは「さすが!」と思ってしまいます。
映姫 「うふふ、待ちなさい。
私は墓場の番人ではありません。
別件で此岸まで訪れただけですが……
ここに罪深い妖精を見かけたから放ってはおけません」
チルノ 「番人じゃなきゃ何?ここは墓場だから……もしかして!」
映姫 「幽霊でもありませんよ?
貴方は妖精なのに強い力を持っています。
でも、そのお陰で自分のテリトリーを外れる事が多い。
そう、貴方は少し迷惑をかけすぎる」
チルノ 「……」
映姫 「そのままでは、貴方は自然の力で元に戻れない
ダメージを負うかも知れない」
チルノ 「そんな事は無いってば、最強だし!」
映姫 「すなわちそれは死、という意味です。
貴方が死ねば、きっと私達が貴方を裁く。
その時は、天界に行くか、地獄に行くか……
まだそこまでは判らないけどね」
チルノ 「そんな……人間みたいな事を……そ、そんな脅しは効かないよ!」
映姫 「小川のせせらぎ、鳥の鳴き声、虫の歌。
自然だって死ぬときは死ぬのです。
永遠は自然界に存在しないと思いなさい。
貴方は、少し力を持ちすぎたことを自覚せよ!」
これは、幻想郷内で実はもっとも「おバカさんキャラ」として愛されているチルノに対する映姫様からの
ありがたーいお説教ではあるのですけど、映姫様の視点で見てみると、チルノ自体は、
実は光の三妖精とかリリーみたいな「可愛い自然現象としての妖精」として捉えているのではなくて、
むしろ実は「危険水準に近づいている妖怪」みたいな感覚でチルノを見ているのが面白いと思います。
妖精は自然現象そのものですから、本来は地獄のお裁きの管轄対象外となるはずⅡのですけど、
チルノをそうやって裁判対象のあたかも妖怪のような解釈を取っているのが大変興味深いですし、この辺りに
「チルノ、実は妖怪化が進行中・・?」みたいな節の元になっているのかなぁ・・とも思ったりもします。
霊夢 「そういう問題じゃないのよ!異変を放っておくと、
私がサボっている様に見られるんだから!
つべこべ言わずに、あんたらを倒せば元に戻るんでしょう?」
映姫 「貴方は大した理由もなく大勢の妖怪を退治してきた。
妖怪では無い者も退治した事も少なくない。
さらに巫女なのに神と交流をしない。
時には神に牙をむく事もある。
そう、貴方は少し業が深すぎる」
霊夢 「ん……」
映姫 「このままでは、死んでも地獄にすら行けない」
霊夢 「そ、地獄に行けなければあの世に行くまでよ」
映姫 「閻魔の裁きはそんな易しいものでは無い。
決定を覆すことは不可能よ。
もし私が裁きを担当すれば、貴方は非ね」
霊夢 「失礼ね!妖怪退治は仕事だもの、仕方が無いじゃないの」
映姫 「泥棒だって人殺しだって、戦争だって、それが仕事の人もいる。
仕事だから、は罪の免罪符にはならないのよ。
少しでも罪を減らすために、これから善行を積む必要がある」
霊夢 「そう、貴方を倒して花を戻してから考えるわ」
映姫 「紫の桜は、罪深い人間の霊が宿る花。
貴方はその紫の桜が降りしきる下で、断罪するがいい!」
これは実に大変興味深い対話だと思います!
霊夢は巫女さんなのですけど、同時に幻想郷内の「異変解決屋」という側面を有していて、その結果として
「妖怪は私が全て一人残らず退治する! 理由なんてなんだっていい! とにかく悪い妖怪は全員成敗してやる!」と
いうのが霊夢の基本発想なのですけど、
巫女なのに本来の役割である神との交流という修行を怠けている点とか
「仕事としての妖怪退治は、退治したという罪の免罪符にはならないし、妖怪と言えども成敗して抹殺させることの
真の意味を分かっているのか・・
分かった上での妖怪退治なのか!」という直球勝負を霊夢に対して投げかけた四季映姫様は、やはりその存在感は
凄いものがあるよな・・としみじみ感じてしまいますよね!
霊夢に対するお説教と言うと、ゆかりんとか華扇という名前が出てくるのですけど、
生きる者と死せる者の「二つの世界」を絶え間なく見ている映姫様の観点から見た霊夢の「欠点」というのも
見事にとらえているな・・と感じるものがありました!

さてさて・・ここからは既に恒例になっているのかもしれないのですけど、当ブログが本当にいつも大変お世話になっている
アミグリ様の素敵なイラストのご紹介です!!
アミグリさんはこうやっていつも東方イラストで大変お世話になっているとても素敵な絵師様なのですけど、
先日当ブログで三回に渡って展開させて頂きましたアミグリさんの素晴らしい「創作オリジナルイラスト」を
ご覧になって頂ければわかるようにこうした「オリジナル」にも素敵な絵を一杯いっぱい描かれている
本当に素晴らしき絵師様だと私はいつも思っています。
今回は、そうしたオリジナルではなくて、過去の東方作品からご紹介をさせて頂きたいと思います。
上記の地獄の閻魔様、四季映姫様を描かれたのは、
当ブログのとっても大切なブロとも様のお一人で、本当にいつも大変お世話になっている
「dream fantasy」の管理人様のアミグリさんです!!
ちなみにですけど、この素敵な四季映姫様は2011年6月にアミグリさんが描かれたものです。
いやーー、これはとっても可愛い地獄閻魔様ですね!
地獄の閻魔様って普通の人の感覚ですと、「おっかない」とか「畏敬の念」とか「血の香りが好き」とか「残虐」
みたいなイメージもついつい持ってしまうのかと感じるのですけど、
いやいや、そこは早苗さんじゃないけどさすが常識に囚われてはいけない幻想郷の世界は違いますねっ!
東方の設定自体が、こうした地獄の閻魔様の四季映姫様ですらも
こんなにも可愛い素敵な御方になってしまうのですからっ!! (笑・・)
そしてそれに輪を掛けてアミグリさんが描かれるこの四季映姫様がかっこよく凛々しいのですけど
とにかくめちゃくちゃ可愛い!というのが実に素敵ですよね!
こんな事書いてしまうと「この罰当たりめっ! お前なんぞ今すぐ地獄落ちだ!」と言われちゃうのかもしれないですけど、
こんな可愛い映姫様でしたら、例え4~5時間程度お説教を食らっても全然平気!なのかもしれないですし、
逆に「こんな自分で良ければもっとお説教してこんな腐った自分の根性を叩き直して!」と
お願いするのかもしれないですよね・・(笑・・)
東方では、「ミニスカートキャラ」と言うと、射命丸文・はたて・うどんげちゃん・封獣ぬえなどいますけど、
実はこの地獄の閻魔様の四季映姫様も東方ではどちらかというと珍しい「ミニスカキャラ」でも
あるのですよね!(笑・・)
いやいや、アミグリさんが描かれるこの四季映姫様が可愛すぎます!
上記のこの素敵な四季映姫様のイラストはアミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので
くれぐれも宜しくお願い申し上げます。
アミグリさん、本当にいつも素敵なイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!
ちなみにですけど、四季映姫様の部下で、生真面目な映姫様とは対照的にとにかく仕事をサボりまくって
映姫様からお小言を頂戴しながらも実は全然答えていない小野塚小町というとてつもない魅力的なキャラもいます!
小町の事はこのブログでもかなり頻繁に登場していますけど、
アミグリさんが2014年2月に描かれたこの
小野塚小町 もとても可愛いです!
何よりも色鉛筆で塗られたこのアナログ感もとても味わいがありますね!
→
小野塚小町この小町のツーサイドアップとか髪飾りがとても可愛いですし、この小町にはなんかとっても癒されそうですね!