前回のゆゆ様 その④の続き、そして金曜日の永琳様記事の補足でもあります。
そして今回は「東方儚月抄」にのみ的を絞り、八雲紫の「真意」について少しばかり考えてみたいと
思います。
この作品は漫画版・小説版の両方読まないと正直あまりよく分からないと言えるのかもしれません。
東方の公式本って、漫画・書籍も正直そんなに難しくは無い、むしろサクサクと読めてしまうみたいな印象も
あるのですけど、
この「東方儚月抄」に関してだけは、少しばかり難易度が高いとも言えると思います。
出来ればの話ですけど、漫画版である程度の概要を把握された上で改めてこの小説版を読まれた方が
作品全体の「意図」が読み通せるような気がします。
最初にいきなりこの小説版を読まれても、そうですね・・・正直あんまりよく分からないのではないのかなとも
思ったりもします。
小説版は、章によって語り手が異なるというのか「視点」をあえて変えている手法を取っていますので、
東方初心者の方には正直・・・不向きかと思われますので
その点は何卒ご理解頂けると幸いです。
漫画版を読んでみると、色々と不明点というのかすっきりとしない点が多々あるのかとは思います。
その一つが「ゆかりん=紫様の思惑」というのか「紫様の真意」だと思います。
ゆかりんがあの豊姫への屈辱的な土下座と謝罪、そして藍と共に両手を縛られるというまさに屈辱!!
そんな事まであえてして、ゆかりんが「求めたもの・欲したもの」って一体何なのでしょうか・・?
漫画版では、その点は「綿月姉妹をぎゃふんと言わせる」という一泡吹かせるみたいな事だけで説明をしているのですけど、
それだけだとなんか意図があまりにも脆弱すぎる気がするのです。
あの誇り高き紫様が・・・あのプライドが高くて「自分こそが幻想郷を守り愛している最大の功労者」と考えている
紫様が第一次月面戦争に対して一矢を報いて実質的に月世界のリーダーでもある綿月姉妹をぎゃふんと言わせるだけで
あの屈辱を我慢できるものなのでしょうか・・・?
否!! 我慢できる訳がないのです!! だって・・・あのゆかりんですよ! あの紫様が
瞬間的な「ぎゃふん!」だけで満足できる訳ないでしょ・・・という事をどうしても考えざるを得ないのです。
紫様の思惑としては、
表面的には、第一次月面戦争での敗北という「屈辱」を何とか果たしたい・・と言う事でしょうし、
退屈で困っていたレミリア様が
「どうせ月世界に行ったって敗北するのは分かっているし、とてもとても今の幻想郷の力では
あの月世界の奴らに勝てる訳がない・・」というのは最初から承知の上で
退屈しのぎに「一緒に再度月世界を侵攻してみないか」というゆかりんの申し出
に表面上乗っかったと言えるのかとは思えます。
紫様の「昔の屈辱を果たす」とか「リベンジ」というのは、別に紫様の真意でも何でもないとそれは断言できると
思います。
本当の「真意」は別の所にあるとは誰もが考える事だと思います。
ゆかりんがあの二重囮作戦をしてまで・・・
そして(わざと・・表面的に・・・)「土下座して謝罪」という事まであえてやって紫様が意図した事って
一体何なのかな・・・・
表面的には、二重の囮を使って綿月姉妹を釘づけにしている間にゆゆ様に月世界の何かお宝を盗ませることで、
月世界の人たちに「とてつもない不安感と薄気味の悪さ」を与えることで
第一月面戦争の敗北の雪辱を果たしたというのは・・・ちょっと違うような気もしますし、
ゆかりんがその程度の「成果」で満足できるとは到底思えません・・・・
だからこそ、ゆかりんの意図は・・真意は何なのだろう・・・というのが何か引っかかったりもします。
小説版の最終話とかゆかりんと藍との会話などから判断すると、
やっぱり・・・
あの永琳様の存在が紫にとっては大きいのかな・・とも思います。
(紫はそれを「住民税」みたいな言い方で話していたのが大変印象的です)
紫の本音というのはあくまで「幻想郷内の秩序を維持する事」です。
そして換言するとそれは、「幻想郷内のパワーバランスを維持する事」だと思います。
ゆかりんにとって、例えば・・・神奈子と諏訪子と早苗さんのように外界からやって来た者であっても
結果として幻想郷内の信仰が増えて、神と妖怪の存在意義が高まるというのであれば、
それは全然OKなのだと思います。
また聖白蓮のように「神も仏も人も妖怪も皆平等」と考える御方は、ゆかりんにとっては
「こんなありがたい御方はいない」みたいに感じているのかもしれません。
つまり、神奈子も早苗さんも白蓮さんも別に「人間側」だけの立ち位置に立っているとはいえないのです。
幻想郷における最大の罪とは何かと言うと、「東方鈴奈庵」で示唆されたとおり、
「人間が妖怪化する事」なのです。
幻想郷は、外界との間に結界を張る事で外界から完全に遮断された世界であり、
その世界に妖怪たちが棲みつき、「妖怪は時に人を襲い、人間は妖怪を敬い恐れるもの」という暗黙のルールの下、
共に共存共栄していくというものであり、
どちらかの勢力が過度に大きくなる事は絶対にNGなのです。
紫様にとって一番恐れる事態は何かと言うと、「何らかの要因」により、人間が過度に力を付けたり、
場合によっては人間が妖怪化する事により、人間化した妖怪が既存の妖怪勢力を凌駕する事なのだと
思います。
つまり、紫さまが一番願っている事は、幻想郷内のパワーバランスを現況通り維持し、
人間が過度に力を持たないようにすることなのだと思います。
だからこそ、紫様は、幻想郷内の人里に「座敷童」というスパイを放ち、人間たちの動向を日々監視し、
時には、式神の藍を使って幻想郷内の結界のチェックや人間たちの動向確認を
させているのです。
細かいツッコミですけど、幻想郷内には「上白沢慧音」という「人獣」、つまり半分妖怪化した人間も
確かに存在しているのですけど、
慧音の目的はあくまで「幻想郷内の歴史を伝えること」にあり、人間の勢力拡大という事には興味が無い様子ですので
ゆかりんとしては「ま・・慧音は関係ないわね・・」という事なのかもしれません。
だけど・・・・
永琳様・優曇華・輝夜のように「月世界」からやってきて、
幻想郷内の「迷いの竹林」の中に「永遠亭」を築いて、そこを拠点としてやっている事と言うと・・・
妖怪寄りの立場・行動というよりは、
例えば、人間に対して薬を調合し、病気の処方・治療までするなどどちらかと言うと人間よりの行動を
取っています。
それに対して紫としては・・・・
「薬の調合程度なら別にかまわないけど、あまりにも人間寄り過ぎると、幻想郷内で
人間の勢力・パワーが増大してしまう危険性がある」
「そうした幻想郷内での人と妖怪のバランスを逸脱する行為はいかがなものか・・・」
「今のうちに・・・何か手を打っておかないと・・・・」
「そうだ・・・! 何か警告みたいなものを事前に発するのも悪くは無いのかも・・・・」
「永琳一派は月世界出身であるから、月に関わる騒動を起こして、永琳に、今後あまりにも目立つ行動を
取り過ぎると、今度はこんなもんじゃ済まさないよ・・みたいな予告を事前にするのも悪くは無いのかも・・」
「永琳は月の使者を全員殺して、この世界に残っている経緯もあり、月に対しては何かしらの
うしろめたさは感じているはず・・・
その月に関する事で、私・・・八雲紫が関わっているという事を永琳に見せつけておけば・・・
永琳もきっと何かは察するはず・・・」
「永琳は不老不死・・・これからずっと未来永劫生き続けるのだから、今回の二重の囮は見破ったとしても
今後も誰かが月世界に対してちょっかいは掛け続ける事は可能という不気味さを永琳の長い余生の間に
植え続けさせることは、もしかしたから必要なのかも・・・」
そんな事をゆかりんとしては意図したのかもしれないですよね。
8/5(金)の記事にて、私のあくまで脳内妄想として
「永琳は、未来永劫生きていかなくてはいけないという宿命を背負っているため、
輝夜を守る命題の他に、何かをしていないと生きている気がしないという純粋な気持ちから
新薬開発に取り組み、そのために人体実験的な臨床データを日々集めている」
みたいな事を書いたのですけど、
永琳はあくまで主目的は輝夜を守る事、副目的は新薬開発という事で、そこには別に
「幻想郷内におけるパワーバランスを崩す」とか「幻想郷のある意味・主でもある八雲紫とやり合う」
みたいな意図は全く無いとすら思えます。
だけどゆかりんにとっては、
永琳の「人間に新薬を提供する」とか「置き薬配備」という行為自体が
「これは可能性的に、人間の寿命を無限大に伸ばしたり、人間が元々秘めていた能力を無限大に
発揮させたり、
はたまた・・・妖怪すらも上回る力を人間が持ってしまうのではないのか」という永琳に対する「一つの疑いの目」を
持ってしまう事に繋がってしまったのではないのかなと思います。
永琳様は元々月から来た種族です。
そして永琳が元々住んでいた月世界は、幻想郷の全妖怪を結集したとしても勝てそうもないとてつもない
戦力差があるところなのです。
紫様としては、
「確かに永琳は月の使者を全員ぶち殺し、月世界に帰りたくとも帰れない立ち位置」
「だけど、月世界の現リーダーの綿月姉妹は今現在も永琳を慕って尊敬しているから、
永琳が月世界の住民たちと和解を図る可能性だってある」
「恐ろしいのは、永琳と月世界の住民が結託して、幻想郷の人間を巻き込んで、
幻想郷内のパワーバランスを著しく損ねてしまう事、
それだけは絶対に避けたい・・・」
「そうだ、それだったら、今のうちに永琳に対して月世界に関する事で何らかのプレッシャー、何か目に見えない不安を
今のうちに与えておく必要があるのではないか」
もしかしたらそうした事を考えていたのかもしれません。
永琳様としては、
「私は幻想郷という静かな場所で輝夜と共にひっそりと目立たぬように今後も・・否! 永遠に暮らしていきたい」と
願っていたのかもしれないですけど、
「永琳の将来の危険性」を今のうちに摘んでおこうと紫は意図したと言えるのかもしれないです。
小説版の「東方儚月抄」の最重要と思える部分を下記に抜粋させて頂きたいと思いますが、
それを読んで頂いても、紫様の意図はある程度は把握することが出来るのかなと思います。
「新しく住人となった月の民は、妖怪ではなく人間であることを選んだの。つまり、
永遠亭のあの者達は人間を選んだのよ」
「あの者達は妖怪のルール下には入らず、人間の社会に入ろうとしているじゃない?
薬を売って歩き病人が居れば診察する。それは人間の世界での営為であり、妖怪の社会のそれとは異なる」
「確かに、我々妖怪とはちょっと馴染めてないですね。里の人間にとっては変わった妖怪だと
捉えられている様ですが…」
「しかし、幻想郷の人間の義務を果たしていない」
「人間の義務…ですか。そう言われてみればそんな気もしますね。あの者達は妖怪を恐れないし、
それどころか人間の力を強めパワーバランスを崩しかねない。ですがそれと月侵略計画と何の繋がりが…」
「さっき言ったでしょう? 私は住民税が欲しいと。
人間の力を強めると言っても、怪我や病気を治したり、人間の護衛につく程度なら何て事もない。
それよりは、納税の義務を果たして貰わないと、社会には参加できていない」
そうなんですよ!! ここ!! まさに小説のこの部分が「最重要部分」だと思います!!
ゆかりんは「住民税」みたいな表現を取っていますけど、
これは換言すると・・・・
「あなた達、永琳一派は幻想郷に逃げ込んできて、ここでひっそりと暮らしている。
それ自体は私は何とも思っていない。
そのまんまひっそりと永遠に生き続けていけばいい。そんな事は私のしったことではない。
だけど、幻想郷で暮らしている以上は、幻想郷のルール、つまり、人間に対して過度に肩入れせずに、
人と妖怪のパワーバランスを絶対的に守れ!!」という事なのだと思います。
つまりは「郷に入れば郷に従え! 幻想郷で永久に暮らす決意をしたというならば
幻想郷のルールに従え!」という事なのだと思います。
それにしてもゆかりんはある意味性格がお悪いのかも・・・(笑)
だって、「永琳に対する警告とプレッシャーを与える」という唯一つの目的に対して、
霊夢・魔理沙・レミリア様・十六夜咲夜という東方のまさに「トップスター」たちを見事に「咬ませ犬」にして
時間稼ぎの役割にしてしまうのですからね・・・
結果的に全員無事に戻ってくることは出来ましたけど、あややが示唆する通り、
神降臨を実践できる霊夢だけを月世界にて「処刑」することだってやろうと思えばできたはずなのです。
そういう危険性をあの月侵攻は秘めていたはずなのです。
月へのロケット製作と月旅行、そして綿月依姫とのあの戦いを全て霊夢たちにやらせておいて、
結局、霊夢たちは綿月依姫に完敗で、この「東方儚月抄」に関しては、本当にいいところがあんまり無かったですからね・・・・
ま、レミリア様にとってはいい退屈しのぎが出来たし、
咲夜にとっても「おぜうさまが楽しめたんだからいいんじゃないの・・?」みたいな感覚しかないのかもしれないですよね。
霊夢にとっては「住吉さん」という神降臨の技術を取得できただけでも御の字という感じなのかも
しれないですよね。
ゆかりんとゆゆ様は、漫画版においては、底巻のラストのあの宴席シーン以外は実は一度たりとも
会っていないのですよ!!
何も事前打ち合わせをしていないどころか、作戦会議も協議どころか、手紙とか、文面での指示書とか
とにかく・・・一言すら「言葉」を交わしていないのに、
まさに・・以心伝心というのか「あ・うんの呼吸」でお互いがお互いの意図するところをわかって
ぶっつけ本番で行動し、
結果的にそれが「成功」しちゃう点は、本当にあれは「すごいな・・」と思ってしまいます。
ゆかりんも素晴らしいけど、それ以上にゆゆ様が素晴らしいのだと思います!
妖夢が自分の判断で紅魔館のロケット製作の監視を続けていたのも、ゆゆ様にとってはお見通し済!
そしてロケット製作に行き詰まりを見せていた紅魔館側に対して、妖夢をメッセンジャーにして
ロケットの推進力のヒントを与えてしまう点も
ゆゆ様の「推察力」というのかその「予測性」に対しては、本当に「お見事!!」の一言に尽きるのだと思います。
上記にて「永琳の将来の危険性」を今のうちに摘んでおこうと紫は意図したと書かせて頂いたのですけど、
そのために紫様が永琳様に対して発した警告と言うのかプレッシャーというのは、
果たしてどういう事が一番効果があるのでしょうか?
永琳様が一番嫌がる事は「輝夜に対する攻撃」だと思うのですが、中でも一番大きそうなのが、
「月世界側からの干渉」なのではないのかなと思います。
紫様としては、
「自分たちはいつでもどんな時でも未来永劫、月世界に対してちょっかいを掛ける事は出来る」
「そうしたちょっかいを月世界側が嫌がって、月世界が結集して幻想郷に対して総攻撃をかける事だって
ありうる・・」
「幻想郷に対する総攻撃として当然・・・輝夜を再度月界に連れ戻し、そこで改めて輝夜に処分を科すことだって
ありうるはず・・・」
「そういう事があなた、永琳が一番嫌がる事じゃないの・・・?」みたいな事を紫様は意図したのかも
しれません。
「自分たちはいつだって月世界に行って色々と余計な事を仕出かすことが出来る」という事、
そして・・・
「今回の一件を見て分かる通り、あなたが見破った二重囮作戦をすり抜けて、第三の刺客が
綿月姉妹のお屋敷に忍び込むことだって、私たちはいつでも出来る!
今回は酒泥棒で勘弁してあげたけど、次回はこんなもんじゃ済まさないわよ!!」
そういった事を
永琳様にわからせる方法というのが、
漫画版でも小説版でも提示されていた「綿月姉妹のお屋敷からなにか大切なお宝を盗んでくる」という事なのだと
思います。
そしてゆかりんは、二重囮作戦という大変まどろっこしい事を実行して、
最終的にゆゆ様にさせていた事が
その「綿月姉妹のお屋敷から何か大切なものを盗んでくる」という事だったのです。
つまり・・・二重囮作戦とは全く別のその盗み出し作戦こそがゆかりんが「最終目的」だったと言えるのです。
そしてその「盗み出し」を実践したのが、ゆゆ様だったのです!
改めてですけど、ゆゆ様は別にゆかりんから
「綿月姉妹のお屋敷に忍び込んでこういうものを盗んできて!」みたいな指示は事前に全く受けていません。
それでもゆゆ様は、言葉は何も交わさなくても
ゆかりんの「意図」を全て見通し、ゆかりんが希望する事をほぼ100%実践して、無事に幻想郷に
戻ってくるのです!
いや―――、やっぱり、ゆゆ様は素晴らしいです!!
まさにゆかりんとゆゆ様の「あ・うんの呼吸」の素晴らしさであり、あの以心伝心振りは
若い(?)霊夢と魔理沙の「れいまりチーム」には絶対に望めないことだと思えます!!
漫画版においては、そのゆゆ様が盗み出してきた「お酒」は、紅魔館のプールにて霊夢たちに振る舞って
いましたけど、
小説版はこの辺りはもっとシビアです。
というか小説版の方が圧倒的に面白いし、紫様の「永琳への悪意」がむき出しとなって表れます。
その辺りをこの⑤で語っておきたいのですけど、それをやってしまうと
只でさえ今現在も凄まじい長文となっているのに、更に凄まじすぎるほどの(?)超・長文記事になってしまいますので、
この続きは、ゆゆ様 その⑥で語らさせて頂きたいと思います。
小説版の最終章の紫様と永琳様の二人だけの「宴席シーン」はとにかく、ゾクゾクとさせられたもので、
あれぞまさに「精神的な一触即発」の世界でした!!
最後に・・・・
永琳様が幻想郷内で「新薬開発」を引き続き色々とやっているようですけど、
私の脳内妄想では、その目的は「ゆかりん毒殺の薬を調合する」という事なのですけど、
確かに「そりゃそうなのかも・・・」という感じになるかもしれないですよね・・・


さてさて・・ここからは既に恒例になっているのかもしれないのですけど、当ブログが本当にいつも大変お世話になっている
アミグリ様の素敵なイラストのご紹介です!!
上記のゆゆ様と妖夢の二人のとっても素敵なイラストを描かれたのは、
当ブログのとっても大切なブロとも様のお一人で、本当にいつも大変お世話になっている
「dream fantasy」の管理人様のアミグリさんです!!
上が西行寺幽々子様、ゆゆ様で、その下はゆゆ様の従者の妖夢です。
ゆゆ様のこの「ひそやかな雰囲気」、とっても大好きです!
西行妖の桜の下で果たしてゆゆ様は何を思われているのでしょうか・・・?
なんかそういう事をついつい妄想させてしまうとっても涼しいイラストだと思います。
桜の雰囲気がとっても幻想的だと思いますし、人魂がいかにもゆゆ様は実は「冥界の御方」というか亡霊という事を
表していると思います。
ゆゆ様が考えている事ってなんだろう・・・・?
多分ですけど・・・
「今日の夕ご飯はなにかな・・」という事じゃないのかな・・・(笑)
妖夢のこのイラストは実は既に一度このブログでもご紹介をさせて頂いているのですけど、
この妖夢の雰囲気がなにか「強い意志」を感じさせ
「ゆゆ様は私が御守りする!」という強いオーラに満ち溢れていて、
この妖夢のイラストが実は私自身もとっても大好きなものですので、
アミグリさまにお願いして、再転載をご了解して頂けました!
妖夢は、十六夜咲夜みたいに「完璧な従者」という訳では必ずしもなくて、
少し抜けていたり、少し生真面目すぎて柔軟性に欠ける面もあったりするのですけど、
逆にそういうところが妖夢らしいというのか、
その一直線さが実に素敵だと思います!
アミグリさん、本当にいつも素敵なイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!
上記のこの素敵なイラストはアミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので
何卒宜しくお願いいたします。
昨日8月6日は実は「妖夢の日」でもありました。
アミグリさんはこの「妖夢の日」にも素敵な妖夢のイラストを描かれています。
この「8月6日は妖夢の日」のイラストをご覧になりたい方は、こちらから!! →
8月6日は妖夢の日またまた8月5日頃は「永琳の日」でもあったのですけど、
アミグリさんは、この「永琳の日」にもとてもしっとりと大人の情感の永琳を描かれています。
この「8月5日頃は永琳の日」のイラストをご覧になりたい方は、是非こちらから! →
8月5日頃は、永琳の日