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プロフィール

ぬくぬく先生 

Author:ぬくぬく先生 
開設当時は、1980年代吹奏楽コンクールの花輪・秋田南・就実・仁賀保・屋代等の素晴らしい演奏を後世に少しでも伝える事が出来ればいいなと思ってこのブログを始めたのですけど、いつのまにか「東方Project」がメインになってしまいました・・・
最近は「艦これ」も大好きです!!
吹奏楽も東方も自分が感じた事を少しでも後世の方に受け継がれるべきものが残せればいいかな・・と思っています。
ちなみに、「大好きプリキュア四天王」は、ドリーム・メロディ・ハッピー・ラブリーです。
ドリームとメロディは自分の中では既に殿堂入り状態ですけど、
現在はラブリー大好き!!のラブリー一辺倒です!!
リアル社会では、建築関係のクレーム&アフター責任者を専従し、毎日毎日クレーム対応に当たる日々です。
裏の顔は東方と吹奏楽とクラシック音楽一辺倒です・・・
特に特に大好きな作品は・・・プリキュア5とスイートとハピネスチャージです!!
ちなみに、奥様は・・・ミルキィローズとセーラームーン好きの管理人以上のおこちゃまです・・・
東方で大好きなキャラは、とにかく大好きキャラがてんこ盛りで、全員大好き!という感じなのですけど、特に、さとり様・ゆかりん(紫様)・早苗さん・こいしちゃん・アリスはお気に入りです!!
吹奏楽では・・ネリベルの「二つの交響的断章」と「アンティフォナーレ」、スパークの「ドラゴンの年」、リードの「オセロ」と第二組曲「ラティーノ・メキシカーナ」、パーシケッティーの「仮面舞踏会」、C・スミスの「ダンス・フォラトゥーラ」などが死ぬほど好きで、クラシック音楽では、ウォルトンの交響曲第1番と矢代秋雄の交響曲、プロコフィエフの交響曲第5番、アーノルドの交響曲第2番、第4番、ショスタコの交響曲第7番「レニングラード」、マーラーの交響曲第3番「夏の朝の夢」、ハンソンの交響曲第2番「ロマンティック」、ストラヴィンスキーの「火の鳥」、ベルクの「ヴァイオリン協奏曲」、ラフマニノフの「交響的舞曲」などが大好きです!!
クラシック音楽を吹奏楽にアレンジし、そのコンクールヴァージョンの演奏としては・・・
1982年の就実高校の「幻想舞曲集」と
1987年の習志野高校の「ダフニスとクロエ」第二組曲の演奏、そして、
1987年の雄新中の「エルザの大聖堂への厳かな行列」が
まさに私の「原点」です。
最後に・・・
私の吹奏楽との関わりの真の意味での「原点」は・・・
1979年の市立川口高校の神がかり名演としか言いようがない
「二つの交響的断章」に尽きると思います!!


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7月から放送開始となっていた「ガールズ&パンツァー」の再放送が
ついに・・・
感動の最終回を迎えてしまいました・・・
いやいや、ホントこのアニメ実に素晴らしかったですね!!

これは・・・本当に王道中の王道のグランドフィナーレ、誰しもが100%見ていて完全納得できる
素晴らしいハッピーエンディングだったと思います。
このアニメ・・・
結局誰一人、不幸になった人はいない・・・
何かしら何か「得るもの」はあった・・・・という感じですね・・・
そんな中、決勝戦の舞台で前回に続いて不覚の敗北をしてしまったみほの姉が在籍している黒森峰にしても・・・
何となくですけど・・・
姉のまほも母親のしほも・・・
「自分達が目指している西住流とは明らかに異質なものだけど、それはそれで立派な一つの戦車道」という事を
悟っただけでも何か立派な収穫なのではないかと思います。
なんかこのアニメ・・・・
最終的には、
「捨てる神あれば拾う神あり・・・」
「世の中の価値基準は一つではない・・・ある一つの組織であなたの存在価値を全面否定を受けても
他の所では・・・意外とそうしたあなたの埋もれた存在価値の花が咲く事だってあり得る・・・」
「多様な価値観」
そういった事を高らかに謳い上げているようにも感じられました・・・・

とにかく・・見ていてこんなに「気持ちがいい!!」・「爽快!!」と感じさせてくれるアニメも
極めて珍しいと思います。
ま・・・だからこそ、このアニメは爆発的人気を誇りましたし、これだけの厚い支持を集めているのだと思います。

今回の最終回はほぼ戦闘シーンのみ・・・
とにかく・・・
激しいバトルの連続で、やはり今回も真夜中にも関わらず手に汗握る結果となってしまいました。
しかもこの最終回に限って・・・
いつもはAM25:35開始なのが
AM25:50開始となり、終了がAM26:20となってしまい、
やはり翌日は・・・眠かったです・・・・(苦笑・・)
ま、幸い今週は月曜が休みでしたので、まだマシだったのですけどね・・・







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さてさて・・・・前回の話では、意外と大善戦する大洗女子・・・

みほの自由自在な戦いぶりにすっかり翻弄された感のある黒森峰でしたけど、
ここで・・・
「もうお前ら、E-------------加減にせんかーーい!!」みたいな感じで
トドメを差すのに投入されたのが例のマウスという巨大戦車でした。
そしてこのマウスによって、いとも簡単に大洗の戦車は2台も撃破されてしまいます・・・
(この時、うち1台は・・・・準決勝でプラウダのフラッグ車を叩いた歴女チームでしたので、
正直・・・意外に感じましたし、
え・・・さすがにやばいんじゃないの・・・という雰囲気になっていましたね・・)

そうした流れを受けて最終回に突入しています。

そして相変わらずマウスの圧倒的な火力とパワーの前に為す術も無い大洗・・・

しかし・・・・みほは違っていました。

「ここは・・・主力の戦車軍団が到着する前に、絶対に最低限マウスは撃破しなくてはいけない・・・
もしもマウスと黒森峰の主力部隊が合同で攻撃をされてしまうと
多勢に無勢になってさすがに勝てる見込みが全く無くなる・・
だけど・・
マウスの威力は圧倒的・・・
さてさてどうしたものか・・・」と思案に暮れていました・・・

そしてその時・・・

さおりんが何気なく発した言葉・・・「こんなにばかでかいんだから上に乗っちゃえばいいんだよ・・」に
みほは・・・はっ・・・とひらめく事になります・・
いやーー、この辺りは実に素晴らしかったですね。
常識に囚われないその場その場の状況に応じで、その時点で一番ベストな方法を即座に判断し
それを臨機応変に実行させてしまうみほの柔軟さは
やはり最終回でも健在でした!!
同時に・・・
前回の話では、みほが自軍のチームメイトを助けに行くべきか見捨てて前身を続けるべきか
判断に迷っている時に
「行ってあげなよ・・・」と優しくみほの背中を押してあげたのは・・・さおりんでしたし、
今回もこうした突拍子もない事を言って、みほの戦略の貴重なヒントを授けてしまうさおりんは・・・・
マジに・・・ガルパンの「数少ない天使」でしたね・・・
さおりんのあのむちむちっとした感じもよかったけど、この娘のムードメーカー的な役割は本当に素晴らしいものが
あったと思います。
ま・・・さおりん本人は全然意識していないと思いますけど・・

そして・・・そんな訳で、みほはさおりんの思いつき作戦を決行します・・・

その作戦とは・・・ま・・・これも日本好みの「柔よく剛を制す」という感じというか・・・・
お相撲で小兵力士が大柄力士を倒すと場内から拍手喝采を受けるのと同じようなものですね・・・
グロリアーナのダージリン風に言うと・・・
判官びいきという感じなそうですね・・・・
つまり・・・・
杏たちの搭乗するちびっこ戦車がまずは勢いよくマウスに突っ込んでいき、マウスの前進を阻んだところに
更に・・・
バレー部チームの戦車が杏たちの戦車の上を踏み台にして
マウスの上に乗っかってしまい、
結果的にマウスは・・・身動きが取れない状態に陥ってしまいます。
ま・・・もう少し細かく言うと、一年生チームがマウスに対して機関銃射撃を食らわせ、
マウスの砲台がぐるーーーっと回転し一年生チームの戦車に砲台を向けようとしたその一瞬の隙をついて
バレー部チームがマウスの上に乗っかってしまい
マウスの砲撃を完全に封印してしまいます。
そしてその間に・・・みほ達は、土手の上からマウスを狙い、そして・・・
あの巨体を上からインタークーラーの隙間狙うとか、常識に囚われない戦いを展開し、
そして・・・・
本当にあの巨大マウスを撃破してしまいます!!

このシーンは・・・本当に見ていて実に爽快でしたし、このアニメ全体の中でも白眉に近いものがありました。




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それにしても・・・

こういうやばい時に的確な指示を臨機応変に出してしまうみほはやっぱり・・・凄いですね!!

そしてみほは・・・自軍が勝利するには・・・
数では圧倒的に劣るため、フラッグ車同士の一対一のバトルに持ち込むしか勝利の道はありえない事を
悟ります・・・

そう・・・この瞬間に・・・まほVSみほの一対一のガチンコ姉妹対決が実現してしまう事が
確定してしまいます。




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しかし・・・この決勝戦における大洗女子の「結束力の強さ」は本物でしたね・・・

今回は・・・一年生チームも本当に大健闘でした・・・
そこには・・・練習試合とか対グロリアーナ戦のような敵前敗北の面影は全くありませんでした・・・

そして・・・

みほが搭乗する戦車とまほが搭乗する戦車の2台・・・つまり・・・フラッグ車同士が
とある校舎の敷地内に入り込んだのを確認した上で・・・
自動車部チームは、その校舎への入り口を自軍の戦車で塞いでしまい、
黒森峰の戦車を一台も中に入れないようにします・・・
そしてバレー部チームはその後方支援・・・
そしてバレー部チームも自動車部チームも黒森峰のすさまじい砲撃を一身に浴びて・・・・
撃破されてしまいます・・・・
しかし・・・
この場合の目的は、あくまで黒森峰の戦車を一台も通さない事にあり、その意味においては2台とも立派に
役割を果たすことになりました。
そしてその結果として・・・・
あの感動的なフィナーレ・・・つまり、みほVSまほの姉妹対決を実現させているのです。

あの自動車部の「ここを何人たりとも通さない!!」という強い意志は
まさに・・・
弁慶の立往生みたいなものでしたね!!

対プラウダ戦あたりでは、みほの指示を守らずやみくもに突進していき、結果的にプラウダの罠に
はまってしまったのですけど
決勝戦は全然違う・・!!
全てのチームが「すべては・・・大洗女子の学校存続の為・・・・そしてチームの為・・・」という意志統一が図れていて、
「自分達はボコボコにされても全然構わないから、とにかくみほの搭乗するフラッグ車が戦いやすいように
自分達は後方支援に徹する・・!!」みたいな
すさまじい気合いに溢れていたのが実に素晴らしいと思います!!



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それでも一台だけ強引にそれを突破する戦車が黒森峰にいました・・・

そう言うまでも無く・・・エリカが搭乗する戦車です・・

「隊長! もう少しだけ・・・待っていて下さい!!」は本当に泣かせるセリフ・・・

エリカは毎回毎回みほに罵詈雑言ばかり投げつけるシリーズを通して嫌な奴でしたけど(苦笑・・)
この時のエリカだけは・・
「早く駆けつけんか――い!!」と何か思わず応援したくなってしまいました・・・

うーーん、なんかエリカの「まほ隊長大好きオーラ」が遺憾なく出ていましたね・・・
(ガルパンの中には・・・結構百合っぽいカップリングもいましたね・・・・
 みほと秋山殿 ダージリンとオレンジペコ カチューシャとノンナ、あ・・・そうそうアンチョビとカルパッチョもそうでしたね・・)



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そして・・・・

プリキュア風に表現すると・・・・

そう・・、泣いても笑ってもとにかく「最終決戦」に突入するのです・・・・

しかも・・・

姉対妹というマジのガチンコ一対一の対決でした・・・

とにかくこの一対一のバトルはまさしく「最終決戦」に相応しい双方の全ての力を出し尽くした「死闘」に
相応しい壮絶な撃ちあいでしたね!!
とにかく全員が光り輝いていました!!
みほの咄嗟の判断力、秋山殿の常識では考えられない驚異のスピード装填能力、さおりんの情報収集
華さんの正確な射撃振り
そして・・・・まさに縁の下の力持ちの麻子の操縦能力・・・
全て・・全員の力がまさにこの一戦のために集結!!という感じでしたね!!

自動車部からの「エリカがそっちに向かっている」との情報が入り、
みほは・・・
「さすがに2対1になったら圧倒的に分が悪い・・・ここはエリカが突入してくる前に
決着をつけないといけない・・・」と判断し・・・
そう・・・
あの聖グロリアーナとの試合の再現を目論見ます・・・
グロリアーナとの試合では最終的には敗北をしてしまうのですけど、
果たして今回は・・・・!?
つまり・・・・いったん後退したと見せかけ、くるりと向きを反転させ、そのまま相手戦車に突っこみ
砲撃を仕掛けるというもの・・・
ま・・・これは麻子の卓越した戦車操縦と秋山殿のあんな無理な体制からのスピード装填というものが
大前提になるのですけどね・・・

そして・・・・

あの感動のクライマックスへとなだれこみます・・・・

一対一の壮絶なラスト撃ちあいの末・・・・勝利したのは・・・大洗女子だったのです!!

いやーーーー!! 勿論事前にストーリーとか結末は既に分かっているのですけど
こうやって改めて見てしまうと
やっぱりこのシーンは本当に最高ですよね!!

とにかく・・・とにかく・・・・「大洗女子の優勝おめでとーーーう!!」という感じですね!!


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みほに思わず抱き付く杏・・・・

いやーーー、本当にこのシーンは何度見ても素晴らしいものがありますね!!
(プリキュアの声優さん的に言うと・・・ハッピーがロゼッタを抱きしめたという感じなのですけど、
リアルタイムでの放映の時期的に、丁度スマイルからドキドキにバトンタッチした時期でもありますので
「プリキュアでも頑張ってね・・・」という感じが声優さんの中にもあったのかな・・??)

この「ガールズ&パンツァー」ですけど
なんか・・・
全員が皆ハッピーエンディングで終ったような感じもして実に気持ちがいいですね!!
負けたチームも
「ま・・・仕方ないか・・・よーし、次回はうちらも頑張らないとね・・・」というオーラが出まくりで
この点もメソメソ感が無いのが実に好感を持てます。
まほもみほも・・・
「西住流とは一線を画す別の戦い方」、すなわちみほが言う所の「私の戦車道」に気が付いたというのが
とにかくよかったと思いますし
母親のしほも・・・決してそれを容認したという訳ではないのかもしれないけど
しほの「一人拍手シーン」はなにかそうした事も示唆しているのかな・・・とも思いますね。

ま・・・最後の最後までエリカはエリカでしたけど、それが逆にエリカらしいところ・・・・
この人は多分・・・ツンデレなのかもしれませんね・・・

とにかく・・・

「ガールズ&パンツァー」における私の感想は・・・・

「捨てる神あれば拾う神あり」

「物事は一つの価値観だけで決められるものではない・・・多様な価値観があってもいいはず」

という事に尽きるのかな・・とも思います。

とにかく・・・再放送でしたけど、この三ヵ月間深夜の素敵なアニメをありがとうございました!!

そして・・・・

今度は・・・・11月に「劇場版」を映画館にてみほ達と再会したいと思います!!

おっと・・・その前に、「これが本当のアンツィオ戦です!!」も早いところ、レンタルしてきて見たいものです!!
早いとこ、アンチョビ&カルパッチョを是非是非見てみたいです

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12.野庭高校

  D/吹奏楽のための組曲「ハムレットへの音楽」(リード)


  最近の若い世代の皆様ですと、「野庭高校吹奏楽部」とか「中澤忠雄先生」と言われても
  もうあんまりピンとこないのかな・・・??
だけど・・・私としては・・
  勿論、花輪高校・市立川口・秋田南高校・就実・屋代高校・仁賀保高校・雄新中学校等の「伝説的名演」を
  ずっとずっと後世に語り継いでいきたいのですけど
  上記の学校以外でも、色々と後世の方達に何か「言葉」として受け継いでいきたいような演奏も
  数多くあると思います。
  その一つの学校が「野庭高校」なのだと思います。
  そうですね・・・この学校に関しては・・・・正直・・・私の中では見解が二つに割れています。
  アルメニアンダンスパートⅠ・ハムレット・オセロ・春の猟犬の頃のようにリードを主なレパートリーとしていた時代と
  アパラチアの春以降、クラシックアレンジ路線に転じ、
  「くじゃく」以外は・・・何だかすっかり去勢された様な牙を抜かれた様な演奏になってしまった時代を
  何か同次元に扱って果たしていいのかな・・・・とも感じています。
  これはあくまで「私の意見」というあくまで一個人の見解なのですけど、
  本当の本音を書くと・・・・
  私はリード等吹奏楽オリジナル作品を演奏していた頃の中澤先生=野庭高校は大好きなのですけど
  クラシックアレンジ路線以降の野庭高校のサウンドはどうも魅力を感じません・・・
  (例外は、1993年のハンガリー民謡「くじゃく」による変奏曲・・)
  なんかいかにも生徒の首根っこを無理やり押さえつけ「型」にはめ、去勢された様なおとなしくて
  消極的なあの演奏を聴いてしまうと・・・
  「うーーん、アルメとかハムレットをやっていた頃の中澤先生=野庭高校は一体どこにいってしまったのだ・・・
  こんな洗練され過ぎた控えめな演奏は野庭じゃない・・・」と
  当時感じていたものです・・・
  ま・・・現在の視点・感覚で改めて聴いてみると
  「もしかして・・・中澤先生は吹奏楽の別の魅力とか可能性を感じていたのかな・・・
   そして・・道半ばにして・・・彼岸の方になられてしまった・・・
   先生としても・・・少し悔いが残られる中でこの世を去られたのかな・・・」としみじみ感じる事もあります。
 
 そうですね・・・・

 これはあくまで「個人の感じ方」の問題だと思うのです。

 私のように・・・あの個性的で躍動的で・・・とにかく音楽というものをあんなにも楽しく生き生きと聴かせてくれた
 中澤先生=野庭高校が大好きという人間もいれば、逆に・・・
 音の洗練さ・静かな熱演を心掛けたと思われる1992年以降の中澤先生=野庭の方が大好き
 という方も大勢いるでしょう・・・・
 そうですね・・・・
 どちらもそれは他ならぬ中澤先生=野庭高校の「軌跡」だと思うのです。
 それを「こちらの方が好き」と感じるのはあくまで個人の感じ方の問題であって、
 それを単純に好き嫌いだけで論ずることは出来ないのでしようね・・・
 だけど・・まさに・・・野庭高校吹奏楽部の「軌跡」は本当に・・・「奇跡」なのだと思います。
 だって・・・・
 1980年代~90年代にかけてのあの激戦極まりない「関東大会」にて・・・・
 あんな公立の無名校が・・・あんな強豪校がひしめく関東大会を何度も何度も勝ち抜け
 全国大会であんな素晴らしい演奏の数々を聴かせてくれたのですよ!!
あれは・・本当に当時から・・「すごいな・・この学校は・・」と思っていたものでした。
 確かに今現在は・・・学校統廃合により「神奈川県立野庭高校」の名前は消えています・・・
 だけど・・・特に特に・・・あの伝説の名演・・・アルメ二アンダンスパートⅠとかオセロとか春の猟犬等の
 数々の中澤先生が残してくれた名演は・・・
 陳腐な表現で申し訳ないのですけど、永遠に私達の心の中に生き続けると思いますし、
 あの素晴らしい演奏は・・・
 後世の人達にも是非是非語り継いでいければいいな・・・とも思っています。

 野庭高校が全国大会初出場そして初金賞を達成したのは1983年・・・
 この年は私自身高校3年生で、
 当時後輩達か部室で「日本の吹奏楽83 高校の部 vol.5」だったかな・・・野庭高校の
 「アルメニアンダンスパートⅠ」が収録されているレコードを聴いていて、
 私自身も最初にあの演奏を聴いた時の衝撃は・・・・これは多分・・・死ぬまで忘れないと思います。
 そのくらい・・・大変個性的でインパクトが強く、とにかく・・・「躍動感」に溢れた生き生きとした語り口で
 同時に表現が実に斬新・・・・!!
あの第ⅴ曲をpから徐々にあんなに盛り上げていく演奏はかつてなかったと思いますし、
 とにかく一つ一つの音が「生命感」と「躍動感」に溢れていて・・・
 「うわわわ、なんだこの素晴らしい演奏・・・これで全国大会初出場・・・
 しかも・・・あの激戦の関東大会を公立の全くの無名校が勝ちぬけている・・・??
 それに比べて自分達は・・・何とふがいない・・」と
 しみじみ思ったものです・・・
 ま・・・私自身、高校の定期演奏会でこの「アルメニアンダンスパートⅠ」を演奏する機会に恵まれたのですけど
 残念ながら・・・・
 楽譜を音にするのが精一杯で、とてもとても・・・野庭みたいなあんな「自由な表現」なんてできなかった・・・
 本当に情けないな・・・
 とにかく・・・圧倒的にそう感じさせるくらいの素晴らしい伝説的な名演だったと思います。
 そうですね・・・あの野庭のアルメに関しては・・・・あんな個性的な演奏ができるチームは野庭以外今後も
 出てこないと思いますし、
 あの演奏を超える演奏は・・・・
 そうですね・・・自分が知る限りでは、1987年の創価学会関西ぐらいかな・・
 だけど音楽の躍動感・個性的な表現力において野庭を超える演奏は存在しない・・というのが
 私自身の今の所の見解です・・・・

 あ・・・・何か前振りが長くなってしまいました・・・・

 そうした中で・・・・野庭はアルメの翌年もリードの「ハムレットへの音楽」で2年連続全国大会出場を果たし
 そして2年連続の金賞を受賞します。

 だから・・・私も・・・・とにかくこの野庭高校の演奏は、この年の大会の注目学校の一つでした。
 とにかく・・・
 期待して・・・胸が高まりながら・・演奏を聴いていました・・・
 
 そしてその演奏は・・・・私の期待を全く裏切らないどころか、それ以上の「感動」を頂けたと
 今でも思っています。
 課題曲は大変オーソドックスなマーチ・・・全てが正攻法であり、チャーミングでしかも堂々としている・・・
 そんな「相矛盾する要素」を楽々と表現出来ていたと思います。
 そして圧巻は「ハムレットへの音楽」でした!!
何が素晴らしいかと言うと、確かに一部やり過ぎで演出過剰なんだけど
 全然それが嫌らしく作為的に感じさせない所です。
 音楽の流れが実に自然で、一つ一つの「表現」が
 「なぜこの箇所で私達はこのように演奏をするのか・・」みたいな事が音楽を通して伝わってくるのが
 生演奏で聴いてもビシビシと伝わってきて・・・・
 まるで何かの「電撃」を食らったかのように・・・前身からビリビリと音楽的緊張感とか感情の流れが
 伝わってくるのが自分でもよくわかりました・・・・
 とにかく・・・・
 プロローグの息の長いメロディーラインをあんなに緊張感を終始保ち続け、
 奏者と指揮者がほぼ舞台上で完全燃焼し尽くした充実感さえ感じたほどです。
 Ⅲの役者たちの入場も「鮮やか」という言葉しか出てこないです。
 ラストの、クローディアス王の宮中も、
 かなりチューバをバリバリと鳴らし、低音セクションを「これでもか!!」というぐらい煽り立て
 トムトムとスネアドラムによる連打も加わり、
 すさまじい大音量なのですけど、それが全然「うるさい」と感じさない表現力の幅の広さが
 とにかく素晴らしかったです。
 多分・・・この年の高校の部では・・・・
 もしも「音楽的表現賞」というものがあったとしたら、断トツに野庭を一位に推したいです!!
とにかくこの年の野庭は、「音楽的感銘度」が素晴らしく高かったのが大変印象的です。

 ま・・・こっそりと書くと・・・・

 当時の自分のプログラム余白の採点では・・・・この年の高校の部の
 1位は・・・・圧倒的に花輪高校
 2位が・・・野庭
 3位が・・・淀川工業でした・・・・

 淀川工業が銀賞という所が、なーんかこの年イマイチ審査員と自分自身の感性が合わなかった事を
 如実に物語っていますね・・・・






そうそう・・・最後に「ブラパン・キッズ・ラプソディー」という野庭高校を取材した1991年刊行のノンフィクション作品を
簡単に取り上げたいと思います。
そうですね・・・
この本については、近いうちに改めてじっくりと語ってみたいと思います。

そうした中で一つ印象的なエピソードを一つ・・・

この本を読むと分かるのですけど、中澤先生は・・・相当の短気&怒りんぼうだったのですね・・・
だけど生徒に対する「熱い気持ち」は本当に胸を打たれるものがあります。
あの1983年のアルメでの初出場のウラでは・・・ま・・・色々と見えないドラマはあったものですね・・・
そうですね・・・
初期の頃は・・・中澤先生と生徒達の関係は一対一の対等なパートナーという感じもなくはなかったのですけど
段々と野庭高自体が「吹奏楽有名校」としてマークされ
他校の追い上げが段々ときつくなる中で・・・徐々に・・・対等な関係から
幾分上から目線の奏者対圧倒的なカリスマと実績を誇る指揮者みたいな弱者対強者みたいな関係に
変わっていったのかもしれませんよね・・・
(多分・・実態はそうではないとは思いますけど・・)
それを象徴しているのが・・・・94年以降の普門館の舞台への入場方法の特殊性かな・・・
なんかあれは・・・悪く言うと・・・先生からの無理矢理押し付け・・・
何か客席から見ていると・・・
「この生徒さん、そんなに中澤先生がおっかないのかな・・」みたいな何かヘンな雰囲気はあったようななかったような・・・??

例えば・・・この「ブラバン・キッズ・ラプソディー」を読むと・・・

1990年の結果的にダメ金になった関東大会のエピソードとして・・・

関東大会の前日に・・・
トランペット奏者が自由曲で使用する掛け持ち用のコルネットを学校に置き忘れ、
部長もその奏者も中澤先生に中々報告できずにいて、
ついに練習中にそれが発覚し、中澤先生が大激怒したというエピソードが語られていますけど、
当時は既に中澤先生は大御所だったから、生徒も中々悪い報告はしにくいという
雰囲気はあったのかもしれませんよね・・・

実は・・・1990年の市川市で開催された関東大会は私も聴いていたのですけど
野庭の演奏は・・
綺麗なんだけど・・・なんかおとなしい・・・・
飼い馴らされた羊・・・みたいな感覚もあったのですけど
それは・・・・
前日のあの事件がひきずられたままだったのかもしれませんよね・・・

こうしたスクールバンドというものは・・・・時に色々と「変遷」はしていくものですけど
野庭の場合、特にそれが顕著のような感じもあるので
なんかその辺りの事は・・・部外者としては知る由もないのですけど
何となく・・・興味はありますね。

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