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プロフィール

ぬくぬく先生 

Author:ぬくぬく先生 
開設当時は、1980年代吹奏楽コンクールの花輪・秋田南・就実・仁賀保・屋代等の素晴らしい演奏を後世に少しでも伝える事が出来ればいいなと思ってこのブログを始めたのですけど、いつのまにか「東方Project」がメインになってしまいました・・・
最近は「艦これ」も大好きです!!
吹奏楽も東方も自分が感じた事を少しでも後世の方に受け継がれるべきものが残せればいいかな・・と思っています。
ちなみに、「大好きプリキュア四天王」は、ドリーム・メロディ・ハッピー・ラブリーです。
ドリームとメロディは自分の中では既に殿堂入り状態ですけど、
現在はラブリー大好き!!のラブリー一辺倒です!!
リアル社会では、建築関係のクレーム&アフター責任者を専従し、毎日毎日クレーム対応に当たる日々です。
裏の顔は東方と吹奏楽とクラシック音楽一辺倒です・・・
特に特に大好きな作品は・・・プリキュア5とスイートとハピネスチャージです!!
ちなみに、奥様は・・・ミルキィローズとセーラームーン好きの管理人以上のおこちゃまです・・・
東方で大好きなキャラは、とにかく大好きキャラがてんこ盛りで、全員大好き!という感じなのですけど、特に、さとり様・ゆかりん(紫様)・早苗さん・こいしちゃん・アリスはお気に入りです!!
吹奏楽では・・ネリベルの「二つの交響的断章」と「アンティフォナーレ」、スパークの「ドラゴンの年」、リードの「オセロ」と第二組曲「ラティーノ・メキシカーナ」、パーシケッティーの「仮面舞踏会」、C・スミスの「ダンス・フォラトゥーラ」などが死ぬほど好きで、クラシック音楽では、ウォルトンの交響曲第1番と矢代秋雄の交響曲、プロコフィエフの交響曲第5番、アーノルドの交響曲第2番、第4番、ショスタコの交響曲第7番「レニングラード」、マーラーの交響曲第3番「夏の朝の夢」、ハンソンの交響曲第2番「ロマンティック」、ストラヴィンスキーの「火の鳥」、ベルクの「ヴァイオリン協奏曲」、ラフマニノフの「交響的舞曲」などが大好きです!!
クラシック音楽を吹奏楽にアレンジし、そのコンクールヴァージョンの演奏としては・・・
1982年の就実高校の「幻想舞曲集」と
1987年の習志野高校の「ダフニスとクロエ」第二組曲の演奏、そして、
1987年の雄新中の「エルザの大聖堂への厳かな行列」が
まさに私の「原点」です。
最後に・・・
私の吹奏楽との関わりの真の意味での「原点」は・・・
1979年の市立川口高校の神がかり名演としか言いようがない
「二つの交響的断章」に尽きると思います!!


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テレビ東京で再放送中の「ガールズ&バンツァー」もいよいよ佳境の第11話に突入!!
早いもので次回が・・・・あの感動の最終回になってしまいます。
でもこの再放送アニメのCMってほぼガルパン関連ばっかりですね。
特に・・・
昨年OVA公開された「これが本当のアンツィオ戦です!」のDVD宣伝と
今年11月公開の劇場版の宣伝CMを見てしまうと・・・
DVDは本当に購入したくなってしまいますね・・・・
(というか・・・最寄りのツタヤにいつ行ってもこの「これが本当のアンツィオ戦です!」はレンタル中のまんまで
待てど暮らせど全然レンタル出来ないのですよね・・・泣・・・)
それと・・・11月公開の劇場版は絶対に観に行く予定です!!
そうですね・・・11月は姫プリの3本立て映画とこのガルパン映画は今からとっても楽しみです!!







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さてさて、アニメ本編の第11話ですけど、タイトルではありませんけど
文字通り大変な激戦です!!
勿論、対サンダース戦とか対プラウダ戦も相当の激戦でしたけど
両校の場合・・・なんとなく、無名校チームという事で大洗女子をなめきって対戦していた相手校の油断に
大きく救われたみたいな面もありましたけど、
さすがに決勝戦という事もあり、
対戦相手の黒森峰は前回の大会で10連覇を逃してしまった・・・という「負けられない事情」もありますし、
何よりも・・・
みほのお姉さんの西住まほにとっては「姉妹対決」という事もありますし、母親のしほからの重圧という事もありますし、
またまた副隊長のエリカは特に特に・・・みほを毛嫌いしているという事情もあり・・・
今までの対戦相手とは全然格が違うマジの「ガチバトル」をせさ゜るを得ない所が
戦力面で元々圧倒的に不利な大洗にとっては、大変つらい所でしたね・・・

しかし・・・・

こうした圧倒的な戦力差・・・・特に戦車台数とか火器の威力の差とか
切り札の有無(後述しますが黒森峰には・・・「マウス」という化け物みたいな戦車が控えています・・・)など
色々ありましたけど、
とにかく・・・こうした圧倒的に不利な状況下でも
自由自在に戦いを仕掛けるみほの「柔軟さ」は本当に素晴らしいと思いますね。

西住みほとみほの姉の黒森峰の隊長でもあるまほは、本当に姉妹なのか・・・と感じる時は結構ありましたけど、
そうですね・・・
まほの視点で考えてみると・・・
まほ自身・・・どうなんでしょう・・・・本音としては・・・
「西住流と言う王者の貫録とか正攻法の戦いはよーく分かっているのだが、
常にそれに従うというのもいかがなものか・・・」
「常に隊列を正確に組んで、事前に設定されたマニュアル通りに動くというのも、何か柔軟性に
欠けるのではないか・・」
「たまにはマニュアルから外れた自由な戦いを本当はしてみたい・・・」
「母親の偉大さは分かるのだが、母は母、自分は自分・・・」
みたいな事を心の深層としては・・・考えていたのかもしれませんよね・・・
ま・・その辺りのまほの心の深層は結局は最終回でもあまりよく見えてはきませんでしたけど、
恐らくは・・・・まほ自身は・・・
「みほのような戦い方も、これはこれで一つの立派な戦車道」という事だけは・・・何となく見えてきていたような
気もします・・・
どうなんだろ・・・
本当の心の本音の叫びとしては・・・・
フレッシュプリキュアにおいて、イーストラブのガチバトルの最中に
「私は・・・私は・・そんなお前がうらやましかったんだーーー!!」と初めて本音を明かした時と同様に・・・
「私も・・・本当は・・・・みほがうらやましかったんだーー!!」みたいな感じなのかもしれませんよね・・・
否!! それは分かりませんけど
私としては・・・・そのように思いたいです・・・

それにしても・・・みほの自由自在な戦いぶり・その柔軟性には本当に感心させられますね・・・

今回の第11話においても、
まずは自軍が砲撃に有利な小高い山の頂まで目指す際も
相手の砲撃をかわす為に「もくもく参戦」という煙幕作戦を展開したり
(なんかあれは・・・ハピネスチャージプリキュアで、都合が悪くなって逃げる際に、かわるんるんで忍者に変身し
 煙玉で煙幕を張り、その隙にドロンしたひめを彷彿とさせてくれますね・・・)
重量が重い戦車を別の戦車がロープを張って共同で前進したりと色々とやってくれていました。

更に・・・・このシーンをよーく見てみると、大洗の戦車は6台しか無く、あれれ・・一台足りない・・・
と思っていたら・・・
生徒会チームが・・・
なんと・・・・みほ達とは別行動の隠密ゲリラ作戦を展開していて、
山の頂に向けて進撃する黒森峰の戦車を山陰に隠れて、まるでゲバラとかベトナム戦争のべトコンのように
奇襲作戦を仕掛け2両も黒森峰の車軸を撃破していたのが
実に痛快でした!!
あ・・・その時の砲撃手は当然、生徒会長の杏ですよ!! 間違っても桃ではありません・・・
さすが、杏の砲撃手としての腕は見事なものがありますね!!
あ、そうそう、これって第10話で初めて気が付いたのですけど、大洗の副隊長は杏ではなくて実は・・
桃ちゃんだったのですね・・・
そっか・・・
考えてみると黒森峰の副隊長はエリカですので、
両校の数少ない共通点として、
「副隊長は短気ですぐ頭に血が上ってしまうタイプ・・・」という事があるのかな・・・(苦笑・・)
そして更に・・・
高地の山の頂での砲撃戦も、大洗もかなりの善戦はしていましたが
やはり多勢に無勢は如何ともし難いところ・・・ま・・・火器の装備が最初から全然違うのですから
これは仕方ないですよね・・・
結局高原を一旦撤退しみほは・・・市街化戦に相手を引きずり込む事を目論見ます。
そのためには・・・高地の黒森峰からの包囲網を突破する必要が出てくるのですけど
ここでみほ達を背後から側面支援したのが・・・やはり杏たちの生徒会チームでした・・・
だってあんな豆タンクみたいなちびっこい戦車で無謀にも黒森峰のあの重量戦車軍団に単身一台で
突っこんでいくのですから・・・そりゃ・・・凄いとしか言いようがないですね・・・
だけど、こういう時・・・・あんな重量軍団にあんなちびっこ戦車が一台のみ突進していくと、
確かに・・・・同士討ちになってしまうから、杏たちの生徒会チームを中々攻撃出来ないのですよね・・・
それに便乗して、黒森峰の1台を撃破し、みほ達大洗が高原を降りて一気に逃げるルートを確保させたのは
中々素晴らしいものがありましたね!!

そして・・・大洗の正面からの攻撃と杏たちのゲリラ戦ですっかり黒森峰は混乱をきたしてしまいます・・・

ま・・確かに、常にマニュアルと規律に基づいた平時の戦法なら日頃の訓練を遺憾なく発揮できると
思うのですけど
こうした平時で無い場合の突発的に何か事件が起きた場合・・・
色々と動揺し混乱してしまうのも・・ま・・いくら王者・黒森峰といえども無理は無いでしょうね・・・

ホント・・・あの杏の搭乗したちびっこ戦車のチョロチョロゲリラ作戦は、
みほは「おちょくり作戦」と呼んでいましたけど、これはホント・・・痛快でした!!
ホント、日本人って「柔よく剛を制す」のが好きな国民性があると思いますけど、
このシーンは・・・まさにそれでした!!

やっぱり・・ガルパンってみほ達のあんこうチームも素敵ですけど、同じくらい、私はこの杏も大好きなキャラでしたね!!
(だって・・声優さんはキュアハッピーの方ですし、杏のあのちびっこツインテールは・・・
本当に本当に・・魅力的でした!!)



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さてさて・・・そうやって高地からの撤退も無事に完了した大洗を追撃する黒森峰・・・

こういう時・・・真っ先に大洗への恨みつらみを含めて真っ先に攻撃を仕掛けるのは・・・
そう言うまでも無くエリカなのですけど、
黒森峰は、「決勝戦の相手は間違いなくプラウダ高校」と予想し、プラウダ用の超重量級戦車を準備したのが
裏目に出てしまい・・・
そうした戦車は、足回りが弱く故障しやすい弱点が露呈してしまい、
エリカが搭乗している戦車は・・・車軸が外れて一旦戦線をリタイア・・・・
そして・・・怒りのあまり地団駄踏んでいるエリカに対しては・・・
「パー――――ーカ!! ざまーーみろ!! そうやってみほの悪口ばっかり言って罵詈雑言しているから
天罰が当たったんだ!!
おめーーはそのまんまずっとエンストしてしまえ!!」と
何か自分自身も、口の悪いエリカに対しては思いっきり・・・・毒づいていましたね・・・(苦笑・・・)

ま・・世の中は・・・・所詮は・・・「因果応報」の世界ですよね・・・



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さてさて・・・この第11話にはガールズ&バンツァー屈指の名シーンが登場します。

何かと言うと・・・
市街地に向かう際、近道という事で全チームで川を横断するのですけど
ここで・・・一年生チームの戦車が川の途中で何と・・エンストを起こしてしまい、
このままでは・・・横転して川に流されてしまうという非常にやばい状況に直面します・・・・

そうて゜すね・・!!

まさにこのシーンこそ、前回大会のみほの「トラウマ」となっている事件の「再現」なのですよね・・・
そう・・・世の中は・・・二度ある事は三度ある・・という事なのです・・・
(ま・・今回は二度目でしたけど・・・)
前回大会で、当時黒森峰の副隊長だったみほは、
自軍戦車がプラウダの激しい砲撃を受けて海に流され、このままでは沈没・・・仲間の生命が危ない・・
という時に・・・
自分自身が実はフラッグ車に乗り込み、姉であるまほを支える副隊長であるという立場よりも
とにかく「自軍メンバーを救いたい!!」という気持ちを優先し、
海に飛び込み、自軍メンバーを救出・・・
しかしその間に副隊長を失ったフラッグ車はプラウダの集中砲撃を受けて撃破・・・
黒森峰は大会10連覇という偉業達成を逃してしまいます・・・

だけど・・・

みほは・・・

前回大会とほぼ同じような状況に直面しても・・・・
信念は変えなかった・・・
すなわち・・・
「常に前進あるのみ!!」という西住流よりも・・・
「仲間を救いたい・・・そして全員一丸となって勝利を目指す」というみほ自身の考えを
貫くのです・・・!!
そしてみほは・・・単身ロープに自身の体を巻きつけ、戦車から戦車へ、
まるで牛若丸のように身軽に飛んでいき、そして無事に一年生チームの元にたどり着き、
一年生チームの戦車を引っ張り上げることに成功します!!

この時のみほのジャンプは・・・・まさに・・・西住流ではなくて・・・みほ自身の主体的な意志をまさに
象徴したものであり、
やはり・・・これは大洗チーム全体の「結束力」を再確認させる意味においても
本当に見事なものがあったと思います・・・
ま・・確かに・・・これでは・・・全員嫌でも・・・・みほに心腹してしまい・・・
「この人に絶対についていこう!!」と思わせてしまいますね・・・

とにかくあのみほの戦車渡りシーンは・・・ガルパン屈指の名シーンの一つだと思いますし、このシーンは、
何度見てもなんか毎回毎回感動してしまいますね・・・!!



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そして舞台はいよいよ・・・市街地戦になだれこみます・・・

そしてここで登場してきたのが・・・黒森峰の秘密兵器とも言うべきまさに「切り札」の「マウス」という
とにかく・・・
「ばかでかい!!」としか言いようがない巨大戦車です・・・

それにしてもこのマウスの破壊度はすさまじいものがありますね・・・

というか・・大きさと火力の威力が他の戦車とは全然異なる・・・

だって・・・一見してみると、杏たちが搭乗しているちびっこ戦車とマウスは、まさに「月とすっぽん」並の
体格差がありましたし、
マウスが放った砲撃の衝撃風だけで・・・杏たちの戦車は吹っ飛ばされるのですから・・・
そして・・・大洗は・・・瞬時にマウスによって風紀委員チームと歴女チームの2台をたやすく撃破されてしまいます・・・

そして大洗の戦車は残り5台に対して・・・黒森峰はまだ17台も残っています・・・
しかも・・マウスは健在です・・・

さてさてホントマジでやばい・・・と言う所で今回の話は終了・・・
全ては最終回へと・・・なだれこんでいきます・・・!!


最後に・・・今回の話を見て改めて感じた事がありまして、
少しだけ私自身とみほは被っている点があるな・・という事です。
みほの場合・・・・前述のような事があり、
「自分のせいで・・黒森峰は10連覇を逃し、姉や母の顔を潰してしまった」という罪悪感から
黒森峰を離れて
当時は戦車道の授業がなかった大洗女子をあえて選んで転校し、
ここで新たな「自分の人生」をやり直そうとした・・・というのが第一話なのですけど、
ここで・・・結果的に・・ま・・杏の策略もあったのですけど
結果的に・・・
「新しい環境でもう一度戦車道をやってみよう」と決意する事になります。
そして・・・・私自身ですけど、
ま・・この事は「響け! ユーフォニアム」カテゴリで散々書いて愚痴っていますので重複は避けますが
要は・・・
高校入学時は
中学時代に色々と嫌な事があって「絶対吹奏楽部には入らない」と固く心に誓っていました・・・・
だけど・・・ま、色々あって結局は高校でも再度吹奏楽部に入部してしまい、
そして結果的に・・・
吹奏楽というか・・・合奏をする事・・・そして「音楽」の素晴らしさに気が付き
結果的に・・・
更に更に・・吹奏楽に、そして音楽に目覚めてしまったという事になります・・・・

ま・・・何が言いたいかと言うと・・・・

世の中、「捨てる神あれば拾う神ある」という事なのです。

人間・・・・ある環境で全然ダメダメでも・・・・環境を変えただけで・・・・
何かこう・・新しい出会いとか新しい自分に発見できて・・・・
別の環境で「思いがけない成功」を掴むことは多分にあると思います・・・

なんかそんな事も示唆しているような「ガールズ&パンツァー」第11話だったと思います。
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8.習志野高校


  D/吹奏楽のための交響的詩曲「地底」(名取吾朗)


  改めてですけど・・・
  この市立習志野高校ってすごい学校ですよね・・・!! ある意味「生きている伝説」を継続中という感じもあります。
  ま、同じような事は、例えば・・・淀川工科の丸谷先生とか東海第四の井田先生にも同じ事は
  言えるとは思いますけどね・・・
  何がすごいかと言うと、ま・・色々とあるのですけど
  やはり何と言っても「サウンドの洗練さ」が素晴らしいですね!!
  これは新妻先生時代も現在の石津谷先生指揮の時も同じと言うのが驚異的ですね・・・
  石津谷先生に指揮者が交代して以降も、伝統の音色の洗練さに加えて指揮者の「個性+アクの強さ」も
  加わり、更に「伝説」が毎年毎年進化しているような所がとにかく凄いと思いますね。
  石津谷先生は、1992年の習志野第四中時代の「シンフォニエッタ」の頃より、
  「すごい個性溢れる演奏となんて斬新なアレンジ!!」と感心していたのですけど、
  そうした持ち味を遺憾なく高校の部でも発揮されているのは、とにかくお見事ですよね!!
  こうした伝統校のバトンを受け継ぐという事はも並大抵の重圧ではないと思うのですけど、
  それをはねのけ、更にご自身の「個性」を発揮されているのはそう易々と出来る事ではないだけに、
  やはりその偉大さも感じてしまいますね・・

  今年、2015年も既に全国大会への切符を手にされていますけど
  自由曲・・・
  いやいや驚きました・・・!!
まさか・・リムスキー=コルサコフの「スペイン奇想曲」という1970年代の中学の部での王道派的選曲で
  くるとは・・・・
  この曲は、あまりにも正統派すぎて最近の吹奏楽コンクールではあまり演奏されていないだけに
  どういう新しい息吹を吹き込んでくれるのかとても楽しみです。
  ちなみにこの曲を高校の部で演奏されるのは、1982年の尼崎西以来実に33年振りです!!

あ・・・いけない・・・

  ここの記事は、1984年の習志野でしたね・・・

  だけど、この年の習志野の選曲は、今にして思うとかなり異色でしたね・・・・

  基本的に習志野高校は、自由曲はアレンジ系がほとんどです。
  新妻先生時代は、フランス系がメイン
  (やっぱり・・1987年の「ダフニスとクロエ」は素晴らしい名演ですね!!)  
  石津谷先生時代はロシア系がメインで、
  いわゆる「吹奏楽オリジナル作品」は、まず演奏されません。
  その数少ない例外が、
  1982年のバーンズの「祈りとトッカータ」なのですけど、
  あの演奏・・・・今現在の視点で聴くと驚き以外の何者でも無いですよ・・・・
  だって・・あの習志野がこうしたバリバリのオリジナル作品を音色かなり荒めにバリバリと雑に鳴らし、
  重低音を地響きが立ちそうなほど豪快に鳴らし、
  これがあの「フランスものを洗練に繊細に扱っているチームと本当に同じなのか・・・」と感じさせるくらい
  意外極まりない男気溢れる演奏を聴かせてくれています。
  そして・・・・もう一つの数少ない例外が、1984年の名取吾朗の邦人オリジナル作品の
  吹奏楽のための交響的詩曲「地底」なのです。

  この曲・・・・

  多分・・知る人ぞ知る曲になってしまうのかな・・・

  全国大会で演奏されたのは、1976年の富田中とこの年の習志野のみで、
  支部大会でも実は、1987年の関東大会で演奏されて以降は、なんと・・・28年近くどこのチームも
  演奏していません・・
  曲はグレードは中級と書かれていますし、聴いた感じではそれほど技術的な困難な部分はないようにも
  思えます。
  というか、この年の習志野は課題曲もD/オーバスワンと易しい曲を選んでいますので、
  全体的な印象としては、
  音楽全体の「表現」を徹底的に深めよう・・そのためには幾分技術的に平易な曲を選び、
  とことん音楽的な中身を掘り下げて演奏してみよう・・・みたいな意図は感じたりもします。

  課題曲のマーチは、本当に本当に・・丁寧な仕上がりで、疲れることなく聴ける耳に優しいマーチでした。
  自由曲の「地底」は、1976年の富田中の演奏を聴いてしまうと
  「おぞましい・・・」
  「なんか不気味・・・」
  「こわい・・・おどろおどろしい・・」
  「曲がドロドロしている・・」などのような印象を持たれがちなのですけど
  この年の習志野の演奏を聴くと、正直・・・上記のような印象は全く感じられません・・
  むしろ・・・
  「都会的・・」
  「近未来の風景」みたいな富田とはまるで180度異なる感想を抱いてしまうので、
  やっぱり・・・音楽は、指揮者の解釈によって全然異なるものだと・・・改めて感じてしまいます。
  課題曲もそうでしたけど、この年から既に習志野高校は「洗練・繊細・気品」といった習志野サウンドは
  完成の域に達していたと思います。
  だから・・
  音楽が大変洗練されていて、どの部分を演奏してもサウンドが大変美しく・・・かつデリケートに優しく
  響いてきます。
  強奏の部分も、サウンドが荒れる事も全く無く自然に響いてきます。
  (ホント、マジでこの演奏の2年前にあの豪快で粗野な「祈りとトッカータ」を演奏したチームとは思えないです・・)
  この年の演奏で特に印象的だったのは、木管の「しなり」ですね!!
  特にクラリネットセクションの美しさとか音のひそやかさは本当に素晴らしかったですし、
  この曲が本来有している「おどろおどろしさ」を何て言うのかな・・いかにも和風の「あでやかさとはかなさ」に
  変容させていたのは、
  とにかくお見事です!!
この曲は、ラスト近くで、トランペットがかなり咆哮し、打楽器の激しさと合せて
  まるで「吹奏楽のための神話」の中間部の踊りみたいな雰囲気で終るのですけど、
  この部分も「うるさい」という感じは全く無く、むしろ「あでやか!!」という雰囲気がよーーく出ていたと思います。

  当時の私としては・・・「これはもう金賞以外絶対にありえないじゃん・・」と予想していたのですけど
  結果は銀に終わり、
  やはり邦人オリジナル作品を音楽的に深く掘り下げていたにも関わらず銀になった東海大四という事例も
  ありましたので、
  「やっぱり邦人作品は審査員に嫌われるのかな・・」と感じたものでした・・・

  ま・・・最近の吹奏楽コンクールは、当時とは全く逆で邦人オリジナル作品がむしろ主流ですけどね・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


名取吾郎氏の吹奏楽のための交響的詩曲「地底」は、正直・・
情報量が圧倒的に少なく、
正直・・私もこの曲の事はあまりよく分かりません・・・
音楽之友社から以前出版されていた本の中の「吹奏楽作品(邦人)総目録」を見ても
この「地底」に関しては・・
「アンサンブル・アカデミーからの委嘱作品、未知の世界「地底」を想像して作曲された、グレード・中級」としか
書かれていません・・・

名取吾郎氏が永眠されて、もう既に数年が経ちますよね。
名取氏の吹奏楽曲ってどちらかというと、陰気で劇的要素が強く、
ネリベルのように、強弱と明暗のコントラストが激しい作曲家という印象があります。
名取氏は、生前何回か吹奏楽コンクールの審査員として見た事がありますし、
たしかどこかの県大会で、審査員代表として講評を述べていたのを耳にしたことがありますが、
作品の印象とは全然異なる、柔和な人柄という印象でした。
後で聞いた話によると、名取氏の陰鬱な音楽の背景には、自身の辛い戦争体験、特に南島での
兵士としての辛い体験がベースにあったとの事です。

名取氏の吹奏楽曲と言うと、色々思い浮かびます。

〇アラベスク(1973年課題曲B)

〇風の黙示録(1990年課題曲B)

〇交響的幻想曲「ポンドック街道の黄昏」

〇永訣の詩

〇アトモスフェア

何となくですけど、名取吾郎氏の作風と市立川口高校と愛工大名電の演奏は
非常に相性が良かったようにも思えます。
アラベスクは、瑞穂青少年吹奏楽団、風の黙示録は、市立柏
ポンドック街道の黄昏は、関東大会銅賞ですけど真岡高校の演奏が
それぞれ印象的です。
永訣の詩は、1984年の市立川口の素晴らしい説得力と
アトモスフェアの名演は、1991年の愛工大名電以上に
1990年の関東大会での市立川口の怒涛の迫力が極めて印象に残っています。

だけど・・・「地底」に関しては、資料も音源もあんまりないですね・・・

この曲は、残念ながら現在では音源化されていません・・・
私は、ワールドレコード社のオリジナルカスタムテープで、
1976年の富田中の演奏と1984年の市立習志野の演奏を何度か聴いた事があります。

この「地底」は一言で言うと、冷たいひんやりとした音楽です。
前半のひそやかさとは対称的に、後半の不気味な迫力と劇的雰囲気には
かなり圧倒されるものはあります。
打楽器もティンパニー・大太鼓・シンバル・ドラ・シロフォーン程度でそれほど多彩ではないし
特殊楽器もほとんど使用されていません。
なのに、この普通の編成で、ここまで特殊な雰囲気が作れるとは
結構不思議だと思います。
ラスト近くのいかにも地底から吹き上がるような音の絵巻はまさに圧巻です。
かなり陰気な音楽なのだけど、
「冷徹さ」という感じではなくて、確かに・・・作曲者のイメージの「未知の世界」みたいな不思議さの方が
強いようにも感じ取れます。

一番不思議に思っていることは
この曲の呼び方です。
1976年の富田中のアナウンスでは、確かにカスタムテープの録音の中では
「じぞこ」と呼ばれていましたけど、
1984年の習志野の演奏のアナウンスは「ちてい」と呼ばれていました。
(もしかしたら私の記憶の間違いなのかも・・・)
結局どちらが正しいのかな・・・??

呼び方すらよく分からず、曲の事もあまりよく分からない・・・
曲自体は一応富田と習志野のコンクールでの演奏は存在しているのですけど、
何か改めて・・・
この曲の「プロの演奏」なんかも是非是非聴いてみたい気持ちはありますね!!

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