ついについに・・・・
海藤みなみが「キュアマーメイド」として覚醒しましたね!!
Goプリの予告映像が公開され、HPが開設された際のみなみの印象は・・・・
うーーーん、正直言うと・・・・
「え・・・、本当に中学2年生・・・・?? 生徒と言うよりは先生みたい・・・
これは・・・・歴代で最も老けて見えると揶揄されるプリキュア5のかれんさんよりも老けキャラ・・・??
またまた、ハートキャッチの女子高生プリキュアのゆりさんよりも高齢の雰囲気・・・??
多少おこちゃまの雰囲気が濃厚なはるかと小悪魔的雰囲気のきららと一緒にいると
どうみても保護者ポジション・・・
えーー、今度のプリキュアは大丈夫かな・・・・
ハピネスがあまりにも良かっただけにちと心配・・・・」と
かなり不安に感じる瞬間もありました・・・・
なんか自分の脳内妄想では・・・・
オールスター映画で共演したえりか大先輩から
「みなみ・・・、かれんよりも老けて見えるよ・・」と言われて、
カチンときたかれんとみなみの両名によって
えりかが体育館裏でボコボコにされる・・・なーんてシーンを思わず想像してしまいました・・・(苦笑・・)
ま、だけど・・・・
実際に第一話と第二話を見た限りでは、
事前の予想みたいに「老けている・・・」みたいな印象はあまり感じられず、
むしろ「頼れる素敵なお姉さん」なんだな・・・と感じてしまいました。

事前の予想では、もう少し融通が効かないとか頭が固そうとか真面目すぎて冗談が通じ無さそうとか
厳しそう・・・・とか勝手に想像していたのですけど
予想よりははるかにマイルドで優しいキャラでしたね。
何かあの雰囲気は既に・・・・
「プリンセス」そのものですね・・・・

今作の「Go! プリンセスプリキュア」の序盤を見ていてふと感じたのですけど、
この物語は序盤から「安定感」が違いますね!!
物語自体が大変丁寧に手堅く構成されるのが分かりますし、
前作「ハピネスチャージ」が、
①世界が既に幻影帝国に攻略されている ②プリキュアの敗北と弱さの露呈 ③プリキュア同士の確執
④主人公のメンタル面の弱さ
などから幾分「不安定」な立ち上がりを見せていた事を考えると
この物語は最初から主人公のメンタル面や設定を含めて非常に安定しているし
とても安心して見る事が出来るように思えます。
(ま、ハピネスの物語は、序盤をあえてマイナスからスタートさせる事で、後半以降の展開で
ラブリー・プリンセスの成長を強く印象付ける結果になりましたけどね・・
それにしてもラブリーの「遅咲きの主人公」振りは歴代でも極めて珍しい展開・・・・
それだけに私にとっては大変強い感銘度がありました・・・・)
何て言うのかな・・・・
「Go! プリンセスプリキュア」の場合、
冒頭からはるかが(ま、確かに幾分抽象的ではあるのだけど)「私はプリンセスになりたい!」という
明確な夢を既に持っていて
それを実現化するためにノーブル学園に入学してきたという「強い意志」がありますし、
物語自体が「強く、優しく、美しく」というコンセプトを明確に持っていて
それでは「そのコンセプトを具体的に実現するにはどうすればよいの・・・??」というテーマが
かっちりと決まっている事がそうした「安定感」に繋がっているような感じもあります。
面白いのは・・・・
アロマが既に指摘していましたけど
「単にプリンセスプリキュアに変身しただけではダメ!!」と明確に定義づけしている点が
大変好感が持てます。
はるかは一応はプリンセスプリキュアになれたのだし、素敵な外見というかフォームを既に
手に入れてはいるのですけど、
それは「一つのきっかけ」に過ぎない事・・・・
これから、自分の内面を磨いたり色々と経験を積む事によって
「強さ、優しさ、美しさ」を身に付けていくという「今後の成長性」が既にテーマとして提示されている事に
何か製作者サイドの「強い意志」というか「前作との明確な違い」を
見せているような印象もあります。
そして、その結果・延長として
はるか・みなみ・きららのそれぞれの「夢」が実現化していくのでしょうね・・・・
はるかが「自分はこうなりたい!! だからこのようにする」という明確な意思を持っていて
それが結果として「将来の自分のハピネス」にも繋がっていく・・・
それが序盤で既に提示されていて
はるかも無意識なか゜らもそれを自覚している・・・・
うーーーん、ハピネスのポンコツ主人公(?)のピンクの方が一年間かけて学習してきた事を
はるかは既に二話で分かっている・・・・
うーーーん、はるか・・・すごいよ・・・この子・・・見た目と違って意外と出来るかも・・・・??

今回のお話は・・・・
勿論「キュアマーメイド」の覚醒が一番のメインなのですけど、
みなみとはるかの「交流」がかなり丁寧に描かれていて大変好感が持てます。
ま・・・通常だったら才色兼備の優秀過ぎる生徒会長と
入学式から遅刻するポンコツ新入生の「交流」なんてのはありえない話ですけど
それをさらっと描ける所がプリキュアの素晴らしいところでもあります・・・
みなみの「優雅さ」・「バレエの美しさ」に憧れ、
「私にバレエを教えて下さい!!」とさらっと言えてしまうはるかもすごいものがあります・・・・
(ま、このあたりはピンク系プリキュアの伝統的持ち味ですね・・・)
こういう才色兼備で万事全て優秀な人に改めて「私に教えて下さい・・・」と言える事って
かなり勇気が要りますよね・・・・
周りも中々そうした声を掛けにくい雰囲気もあるのでしょう・・・、
ま、それは・・・・
クラスの中に一人とてつもない美人さんがいるのだけど
あまりにも美人過ぎてクラス中の男どもは声を掛けられず、結果としてその美人さんは
高校3年間で一度も彼氏が出来なかった・・・・
みたいな話に通ずるものがあるのかもしれませんよね・・・
頑張りすぎて足を痛めたはるかを看護するみなみがホント、マジで天使・・・・
あのシーンの二人の会話・・・・
「バレエだって最初から上手かったのではない・・・色々と練習を重ねてきた結果」
「え・・・海藤さんはスーパーウーマンじゃないのですか・・・」
「わたしをなんだと思ってるの?」
「生徒会長で、学園のプリンセスで…それとちょっとだけ…怖い人かと思ってました」
あれは・・・・
大変しびれるものがありました・・・・
あのシーンは・・・・
はるかの「素直な心」を見事に提示していましたし、
はるかにとっては「みなみとは決して憧れだけの存在ではない・・・頑張れも自分ももしかして
こうなれるかもしれない・・・」と感じたかもしれませんし
みなみにとっては・・・・
一般生徒が自分をどのように見ているのか感じ取れただけでもかなりの成果なのかもしれませんし、
同時に・・・・
「自分は孤高ではない・・・こうやって初めて私を慕って教えて欲しい・・・とダイレクトに言ってくる子もいる・・・」と
感じたのかもしれません・・・
何かこのシーンを見ていると・・・・
初期の頃の「プリキュア5」のかれんさんを思い出してしまいますね・・・・
かれんは初期の頃はとにかく「孤高」な人・・・・
「意志が強い」という言い方も出来ますけど、反面「人の意見を受け入れない頭の固さ」もありました・・・
ま、それが一番悪い意味で爆発してしまったのが、あのプリキュア屈指の神回でもある
「伝説の第23~24話」でもあるのですけどね・・・
だけど・・・
みなみの場合、そうした「孤高」では既になくなりましたね・・・
だって・・・みなみには既にはるかという後輩が出来ましたからね・・・・
なんかあの二人は・・・・
出来の良い優しいお姉さんと少しやんちゃな妹みたいな「姉妹関係」みたいな
雰囲気がありますね・・・・!!
出来ればもう少しこの二人の関係を見てみたいな・・・
だけど次回からトゥインクルも登場するからな・・・と思っていたら・・・・
何と・・・・・!!
次回はきらら(キュアトゥインクル)はまだ登場しないのですね・・・・!!!
うーーーん、なんてこった・・・!! これは少し残念・・と思っていたけど
これは逆にもう少し掘り下げて「はるかとみなみ」の交流を見られそうなので
これはこれですごく楽しみです。

はるかの変身シーンを偶然目撃してしまうみなみ・・・・
「プリキュアの秘密」を全然知らない状態で、後にプリキュアなる方が偶然
別のプリキュアの変身シーンを目撃してしまうのは
実はプリキュア5で、
のぞみとりんちゃんの変身シーンと戦闘を背後で目撃していたうらら以来久しぶりなのかな・・・・??
六花とめぐみも・・・、ま、そうなのですけど
二人とも一応事前に「プリキュアの正体」は分かっていましたからね・・・



それにしても・・・・
本当に「キュアマーメイド」は美しい・・・・美しすぎますね・・・・
変身シーンも大変気合が入っていましたし
戦闘シーンもあまりにも優雅で思わずみとれてしまいました・・・・
決め台詞の「ごきげんよう・・・・」はいかにもみなみらしい落ち着いた語り口でしたね・・・・
みなみの変身前の髪型ですけど
一部「三つ編み」が混じっていますけど
あれは・・・、ドキドキの六花みたいで、とても大好きですね・・・!!
事前の予想では、もっと「けばけばしい」とか「野暮ったいのかな・・・」とも思ったのですけど
そんな事は全くありませんでしたね・・・・!!
むしろ若々しく動きが大変ダイナミック!!
「へそだしミニスカート」がとてもよく似合っていました!!
そして・・・・
「モードエレガント」になった際の「タイトスカート」も大変優雅なものがあり、
とにかく「美しい・・・美しすぎる・・・」という言葉に尽きると思います。
入学式でいきなり遅刻をやらかしてしまったはるかが、先生ではなくてなぜか生徒会長のみなみに
「反省文」を提出するのは大変面白いのですけど、
あのシーンを見て・・・・
私も思いました・・・・
「すみません・・・これまでみなみさんの事を、かれんよりも老けて見えるだのババアだと
色々と言ってきましたが・・・
本当は・・・・
お美しいお方だったのですね・・・
ま、確かに中二には見えないかもしれませんが、少なくとも35歳の子持ちの主婦ではありません・・・
とにかく素敵なお方です!!
一年間精一杯応援しますのでこれまでの数々の御無礼をお許しください・・・」みたいな
反省文をみなみに提出させて頂きたいと思います・・・・(苦笑・・・)
ま・・・気持ちとしては・・・・
スイートの黒川エレンではないけど・・・・
「ごめんなさーい」と海に向かって叫びたい気持ちですね・・・・(苦笑・・・)
最後に・・・・
余談ですけど、
ノーブル学園って男女共学だったのですね・・・
何かあの「宝塚」みたいな雰囲気は・・・・「女子校」だとすっかり勘違いしていました・・・
男子生徒もあいさつは「ごきげんよう・・」なのかな・・・??
あの「ざーます」口調の先生は・・・・
うーーん、あれはいかにも70年代のアニメ・・・という雰囲気ですね・・・
「ざあます」なんて口調は、ありは都内の山手言葉みたいなものだから、
ノーブル学園は兵庫県ではなくて都内が舞台なのかな・・・・??
はるかが遅刻に対する自らに対して課した罰が「草刈り」というのも何か笑ってしまう・・・
そう言えば・・・・
初代のなぎさは・・・・
夏休みの宿題が手つかず状態で、そのペナルティーが「草刈り」てしたね・・・
それに巻き込まれてなぜか一緒に草刈りをしたほのかも・・・何か少し気の毒だったかも・・・・??