最近は「ハピネスチャージ」と「ドキドキ」ばかり見ているような気もしましたし、
「夏期休暇中」と少しヒマだったせいもあり、
自宅で歴代プリキュアシリーズなんかも結構ゆっくりと見る事が出来ました。
短い間だったけど、この夏休み中は、
病院・お墓参り・お買いもの・ハピネスチャージプリキュアショー・大宮のデパート散策とかアニメイト散策とか
何か結構外出の機会は多かったけど
残りの時間は自宅で結構ゆっくりする事が出来たと思いますし、
確かに暑かったけどいい意味でのリフレッシュが出来たような気がします。
ま、たまに家にいると
うちの奥様が
「〇〇という雑誌を買ってきて」とか
「〇〇というスーパーで牛乳と砂糖特売しているから買ってきて」とか
まー、色々と「おつかい」ばかりさせられますけどね・・・・(苦笑・・・)
ま、彼女の場合、極端な出不精&半分引きこもり状態なのですけどね・・・・(更に苦笑・・・・)
ま、それはいいとして
歴代プリキュア達のDVDも結構見ていましたけど、
やはり「プリキュア5」の夢原のぞみは本当にいいなーと改めて感じたものです。
勿論、現役のラブリーとかドキドキの六花、スマイルのハッピー、スイートの響などなどご贔屓プリキュアは
たくさんいるけど、
やはりのぞみ(キュアドリーム)は別格ですね・・・
何か改めて実感したものです。
今回は何か「Yes! プリキュア5GoGo!!」の第14巻が特にいいなーと思ったりもしました。
この巻になってくると、もう最終決戦間近という事で
各メンバーの最後の個人回という事で、各メンバーのエピソードに重点が置かれています。
流れで言うと、
第13巻の第39話で、かれんさんが「将来の夢=医師」になる事を改めて決意し、
(この回のラストでシロップがうららを乗せて空中散歩をするあたりとそのBGMがとても素敵でした・・・!!)
第14巻の第40話で、うららが「自分の夢=亡き母親と同じミュージカルの舞台に立つ」事を成し遂げ
同巻の第42話で、こまちが「自分の仲間の事を小説の中に書きたい」と決意し、
次巻の第43話で、のぞみが「自分の夢=学校の先生」になる事の最終決意
という事で、「プリキュア5」シリーズが2年間でテーマにしてきた
「自分の夢を見つける物語」という事に対するファイナルアンサーを提示したという感じだと思います。
だけどこの中で何か特に印象に残ったのが
第41話のりんちゃんの話だったと思います。
というか、この回、何気にとても面白いものがあり、
ブンビーさんのエターナル離脱後の、「文尾」という仮名での喫茶店での仮の就職先での話とか
桃井さん=ムカーディアの正体が露見したりとか
結構バラエティーに富んだ回でした。
だけど、やはり印象的なのは、
「人はなぜアクセサリーを身に付けるのか?」という
アクセサリーデザイナーを将来目指すりんちゃんにとっての根本的な問題を突き付けられ
それをのぞみとかナッツとかムカーディアとのデート中(?)に知り合った迷子の女の子とそのお兄さんとの関わりを
通して、そうした問題をりんちゃんなりに回答を出していくというあたりが
とてもプリキュアらしい「まっすぐなもの」を感じて
何か総じて「爽やかなもの、後味の良いもの」を感じさせてくれました。

この回のデザインの仕上がりの完成度が抜群に高いので
こういう事が出来る人は川村敏江さんか青山充さんのどちらかしかいないなと思っていたら
前者の方でした・・・
やはり作画監督直々の担当だと全体の仕上がりが全然違いますね。
この回ののぞみの可愛さは尋常ではありません・・・・

よく、「りんちゃんの恋は全て悲恋に終わる・・」と揶揄されますけど、
ま、そういう役回りなので仕方ないですね・・・
だけど完璧な形での「失恋」というのは、プリキュア5【無印】時代の花屋さんのお客さんに対してだけであり、
後は・・・、まー、幽霊と敵幹部ですからね・・・
しかもムカーディアの場合、りんちゃんが特に惚れていた訳でもないし、
この二人の相性は「最悪」に近いものがあると思いますからね・・・・(笑)

この回で特に印象深いシーンでしたね・・・
そうそう、この回あたりでは既にブンビーさんは、エターナルという組織に嫌気が差し
逃亡していましたからね・・・
でも人間界での仮の再就職先が喫茶店で、名前を「文尾」という仮名にしている所が
面白いです。
というか、再就職した先に、のぞみ・りん・ムカーディアが普通に客として来店し
ブンビーさんと鉢合わせして、ブンビーさんが「えぇーーーーーっ」と絶叫している光景が
何度見ても笑ってしまいました・・・・
そうそう、りんちゃんが最後に気が付いた「人はなぜアクセサリーを身に付けるのか?」という問いに対しても
「おしゃれ」以外の回答として
「誰かの思いが込められているから身に付けている」というものは中々この回のストーリーに沿った
見事な回答でしたし、
今後りんちゃんがアクセサリーデザイナーとして身を立てるまでの間の「座右の銘」になる事
間違いなしという感じもしました。
歴代プリキュアの世界では、追加戦士とか敵幹部からプリキュアに転身した戦士もいたりするのですけど、
そうしたプリキュア達は、どうしても
「自分がプリキュアとして戦っても本当に良いのか・・」とか
「他のメンバーとどうやって仲良く接すればよいのか、その接し方が分からない・・」みたいな
悩みを抱えていたプリキュアもいたと思います。
そうした場合、どうやって乗り切ってきたか・・・
やはりメンバー同士の「信頼関係」に尽きるのでしょう・・・
ではどうやって相手から「信頼」を得るのか・・・
それは非常に難しいテーマだと思います。
だけどそういう場合、大抵の場合、
相手の瞳の中に「自分自身を心配し案じてくれる相手の優しさ」みたいなものを感じ取った瞬間に
ある程度の問題は解決できていたような気がします。
パッション・ビート・ソード・・・皆そうでした・・・
現役の「ハピネスチャージ」でもいおながひめからそのように感じたからこそ、確執⇒和解の流れが
出来たのだと思います。
りんちゃんが「誰かの思いに応えるために」アクセサリー作りに精進したのと同じような感覚で
歴代プリキュア達の中には
「たとえ以前は敵幹部であったとしても現在はプリキュアとして自分達の仲間になる事を選択し、
過去の自らの罪に悩まされながらも戦い続けているプリキュアがいる。
自分達もそうした彼女達の思いに応えたい」との思いで戦い続けた戦士もいたと思われます。
逆に敵幹部からプリキュアとして転身した者にとっては
「こうやって自分の事をいつも気にかけてくれている」という気持ちを相手の瞳・態度等で感じとり
「自分もそうした思いに応えたい」という事にチームの結束が図れていった事も
ありましたよね。
相手の言動から「あ、この人本気で自分の事を心配してくれているんだ・・・」と気が付くことが
何か歴代プリキュアにおける「信頼関係の築き方の第一歩」だったような気もしますし、
そうした思いに応える事と気が付くことが
意外と「人の優しさ」の本質部分ではないかと
何かふと気が付いたものです。
うーーん、やはり過去作品でも
プリキュアが現在に「伝えようとしているもの」は永遠不滅のものがありそうですね。
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