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プロフィール

ぬくぬく先生 

Author:ぬくぬく先生 
開設当時は、1980年代吹奏楽コンクールの花輪・秋田南・就実・仁賀保・屋代等の素晴らしい演奏を後世に少しでも伝える事が出来ればいいなと思ってこのブログを始めたのですけど、いつのまにか「東方Project」がメインになってしまいました・・・
最近は「艦これ」も大好きです!!
吹奏楽も東方も自分が感じた事を少しでも後世の方に受け継がれるべきものが残せればいいかな・・と思っています。
ちなみに、「大好きプリキュア四天王」は、ドリーム・メロディ・ハッピー・ラブリーです。
ドリームとメロディは自分の中では既に殿堂入り状態ですけど、
現在はラブリー大好き!!のラブリー一辺倒です!!
リアル社会では、建築関係のクレーム&アフター責任者を専従し、毎日毎日クレーム対応に当たる日々です。
裏の顔は東方と吹奏楽とクラシック音楽一辺倒です・・・
特に特に大好きな作品は・・・プリキュア5とスイートとハピネスチャージです!!
ちなみに、奥様は・・・ミルキィローズとセーラームーン好きの管理人以上のおこちゃまです・・・
東方で大好きなキャラは、とにかく大好きキャラがてんこ盛りで、全員大好き!という感じなのですけど、特に、さとり様・ゆかりん(紫様)・早苗さん・こいしちゃん・アリスはお気に入りです!!
吹奏楽では・・ネリベルの「二つの交響的断章」と「アンティフォナーレ」、スパークの「ドラゴンの年」、リードの「オセロ」と第二組曲「ラティーノ・メキシカーナ」、パーシケッティーの「仮面舞踏会」、C・スミスの「ダンス・フォラトゥーラ」などが死ぬほど好きで、クラシック音楽では、ウォルトンの交響曲第1番と矢代秋雄の交響曲、プロコフィエフの交響曲第5番、アーノルドの交響曲第2番、第4番、ショスタコの交響曲第7番「レニングラード」、マーラーの交響曲第3番「夏の朝の夢」、ハンソンの交響曲第2番「ロマンティック」、ストラヴィンスキーの「火の鳥」、ベルクの「ヴァイオリン協奏曲」、ラフマニノフの「交響的舞曲」などが大好きです!!
クラシック音楽を吹奏楽にアレンジし、そのコンクールヴァージョンの演奏としては・・・
1982年の就実高校の「幻想舞曲集」と
1987年の習志野高校の「ダフニスとクロエ」第二組曲の演奏、そして、
1987年の雄新中の「エルザの大聖堂への厳かな行列」が
まさに私の「原点」です。
最後に・・・
私の吹奏楽との関わりの真の意味での「原点」は・・・
1979年の市立川口高校の神がかり名演としか言いようがない
「二つの交響的断章」に尽きると思います!!


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本日8/31(日)は朝から仕事・・・
だけど月末が本日のように平日で無いと、
何か普段の月末に比べて慌ただしい感じも薄れ、静かに一か月が終了したという感じでした。
それにしても本日の南関東は、暑くも無く寒くも無く
過ごしやすいという陽気で、つい最近までのあの異常な暑さが嘘みたいな感じでした。
日曜出勤のおかけで、月火は仕事は休み・・・
考えてみると、二日連続休みと言うのは、夏休みが終わって以来初めてなので
ま、のんびりしたいと思います。

そのためのDVDも先ほど仕事帰りにツタヤでレンタルしてきました。
レンタルしてきたものは、最近もこのブログで取り上げましたけど
「物語シリーズ」で、今回は羽川翼とファイヤーシスターズの話をじっくりと堪能したいと思います。

それにしても本日仕事中は、ある意味「怖い思い」もしました。

社用車の内、本日私が乗った車は、工事車両の一台で、
この車は中古で購入したせいもあり、既に走行距離が17万キロを超え、
エアコンは効かないし、大雨が降ってくると天井部分の継ぎ目から雨がポタポタ垂れてくる
とんでもないポンコツ車なのです・・・
ま、それでも問題なく走ってくれれば特に文句も無いのですけど、
本日は、走行中に突然エンストを起こしエンジンが止まったり、
突然、ラジオとエアコンが止まったり
唐突に方向指示器とハザートライトが点灯しなくなったり
とにかく乗っていて怖かったですね・・・

エンストやラジオが付かなくなるのは、ポンコツ車特有のご愛嬌みたいで別にいいのですけど、
怖いのは、方向指示器が出せない事でしたね・・・
これって追突される危険性も秘めていましたし、
なによりもパトカーに発見されたら、問答無用で減点&反則金納付という事になるのは明らかですし、
何か気が気ではなかったですね・・・

だけどそう思っていたら、
一時間ぐらいたったら、ラジオの電源が入るようになり、
方向指示器も出せるようになりました。

これって何が原因だったのかな・・・??

だってエンジンは普通に掛っていたからバッテリーではないと思うし・・・

何か怖いものはありますね・・・

だけどポンコツ車両だから仕方が無いか・・・・
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8/15にブログ開設3周年に入った事をご報告させて頂き、
その際に、「なぜこのブログを開設したか」等の理由を書かせて頂きました。
改めて述べると・・・

既に30年以上前の吹奏楽コンクールの「自分にとっては一生忘れる事が出来ない素晴らしい演奏」を
何か「記録」として残していきたいという思いで始めたものでした。
過去のそうした素晴らしい演奏、特に花輪と大曲のように支部大会止まりで全国大会に進めなかった
チームのあまりにも素晴らしい演奏を、「忘却の彼方」というように埋もらせたくなかった
気持ちがあったと思います。

一例をあげると、その具体的な演奏とは・・・

〇1982年・東北大会/花輪高校 ウォルトン 交響曲第一番変ロ短調終楽章

〇1982年・全国大会/仁賀保高校 矢代秋雄 交響曲第四楽章

〇1982年・全国大会/就実高校 トゥリーナ 幻想舞曲集

〇1981年・東北大会/大曲高校 三善晃 交響三章第二楽章

〇1982年・全国大会/屋代高校 松村禎三 交響曲第三楽章

などなど・・・・

だけど振り返ってみると、
吹奏楽記事よりも「プリキュア」関連記事の方が数としては多くなってしまいましたね・・・(苦笑・・・)
ま、それだけ自分の中では、吹奏楽等の「音楽愛」よりは
「プリキュア愛」の方が強かったという感じなのかな・・・??
実際は「どちらも同じくらい大好き・・・」という感じなのかな・・・

そんな中、本記事をもって「プリキュア」カテゴリ掲載記事が500に到達しました。
何だか今作の「ハピネスチャージプリキュア」が5月の放送で、
プリキュアシリーズ通算第500話に到達したみたいですね。
ま、あそこまでの「偉業」という訳では全然ありませんし、
私は適当に好きな事を記事にしていたら、プリキュアだけで500記事もいつの間にか書いたいたという事
なのかもしれません・・・・(笑)

以前も書いたと思いますけど
私が「プリキュア」に興味を持ち始めたのは、
決して歴史が長い訳でもなく、2004年の初代から見始めていたという訳でもなく
実際は、2007年の「プリキュア5」からです。
というか、私自身、結婚するまでは
正直な話、アニメとか漫画というのはそれ程大きな興味があった訳でもなく、
結婚して以降、自分自身がうちの奥様から多大な(?)影響を受けてしまったという感じですね・・・
うちの場合、
自分が彼女から影響を受けたもの、それによって趣向が相当変化したものは
多数あります。
その代表例がアニメと甘いお菓子なのかな・・・・
だけどその逆は皆無でしたね・・・・・(苦笑・・・)
自分が熱く語れる「吹奏楽」・「クラシック音楽」について彼女に語っても、
半分大あくび状態・・・・(苦笑・・・)
一度サントリーホールで開催された「名曲コンサート」を一緒に聴きに行ったのですけど、
曲目が

前半

歌劇「ルスランとリュドミーラ」序曲

チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第一番

後半

ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」という

ウルトラメジャーな曲目の演奏会をあえて初心者用としてチョイスしてあげたのに
彼女は、前半も後半も爆睡状態でした・・・・
だけど帰りに一緒に食べたご飯はおいしそうにバクバク食べていました・・・(苦笑・・)

ま、そんなものですね・・・・

サントリーホールで爆睡しているうちの奥様を見て、さすがに蹴りの一発でも
叩きこんでやりたい気持ちに
少しはなったものですけど・・・・・(苦笑・・・・)

ま、それはどうでもいいとして・・・

2007年頃に、買い物に行くと
よく彼女がプリキュアパンとかプリキュア5の食玩等を色々と買っていて
当時は
「あのさー、いい年こいているのだから、そんな幼児番組にはまるなよなー」とか色々言っていたと
思いますが、
「なによー、とにかく面白いから一度だまされたと思って見てみればいいじゃーん」とか反撃されてしまい、
それならばものは試しにと一度見てしまったのが
はじまりでしたね・・・・

そこから先は、自分自身が彼女以上に「プリキュアの世界」に
はまりこんでしまったというのが実態ですね・・・・
いわば「ミイラ取りがミイラになってしまった」典型的事例ですね。

その時に見た回が
第11話の「のぞみとココの夢気球」という話でしたけど
今にして思うと、この回が歴代プリキュアでも屈指の名作回でもありますし、
その後のスマイルプリキュアのれいかの「どうして勉強するの・・?」の回にも受け継がれていく
素晴らしい回だと思います。

ま、たまたま見た回が良かったから
「次回も見てみよう・・・」とついつい思ってしまい、結果として「夢原のぞみ」という
歴代プリキュアでも屈指の名物キャラの魅力にどっぷりとはまってしまいましたね。
それが、結果として、
前作のは、前々作は・・・??と色々興味を持ちようになり、
その後のフレッシュ→ハートキャッチ→スイート→スマイル→ドキドキ→ハピネスチャージへと
「プリキュア愛」が受け継がれていったのかな・・・・??






ピンク系主人公はアホが多いというのはよく言われますけど
のぞみの平均点80点のテストで「18点」というとてつもない成績が
何かそうした事を象徴する結果になってしまいましたね・・・・(笑)

ま、もっともここから7年後の「ハピネスチャージ」のめぐみというポンコツ後輩が
「学年最下位」という離れ業も披露してくれましたけどね・・・・


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だけど「人はなぜ勉強する必要があるのか・・・」という大変難しい「問い」だったと思うのですけど
この時は、
「無理をしないで、まずは自分か興味を持った事から始めればよい」というココのアドバイス程度に
留まっているのですけど、
この難しい問いの「回答」を
のぞみ自身が翌年の「プリキュア5GoGo」でりんちゃんの弟妹達に「一つの回答」というか「道筋」を
提示しているのは、のぞみの二年間の成長であり
とても素晴らしいものがありましたね。
最終的にのぞみも「将来は学校の先生になりたい」という夢を持つようになりましたけど、
間違いなくのぞみは素敵な先生になると思いますし、
「勉強が出来ない」事を経験している人間が教師として、出来ない人間を導いていく姿も
何だか尊いものがあるような気がします。

この回では、当初勉強に対して全く興味を持てないのぞみに対して
「強制的に無理矢理やらせる事」を実践させようとしたかれんさんがいましたが、
これは何だか、前述の通り、特段「クラシック音楽」に興味を持てないうちの奥様に無理やり音楽会を
聴きに行かせようとした「自分自身」に対する反省も兼ねて
かれんさん同様、反省すべき点は多々ありそうな感じですね・・・・

ま、要は、
人間、興味が持てる事や自分が好きな事は、他人から特段言われなくても自発的に
学べるという事・・・
そして「勉強」とは、
自分が興味がもてそうな事は何なのか、自分がやりたいことは何なのかを
見つけるために、色々な分野の事をまずは浅く広く学び、その中で自分が本当にやりたいことを
見つけていくための「一つのプロセス」なのかなとも思えます。

人間、嫌いな事は決してやらないもの・・・
むしろやらない方がいい・・・・
だけど嫌な事を強制的にやらせられることの「苦痛」ほどつらい事はない・・・

何かそんな事をふと思った次第です。
原因不明ですけど、
我が家の北側の隣接マンション境界あたりから、深夜から明け方頃にかけて
どういう訳か猫が一匹だと思いますが
悲しげにニャンニャン鳴いています・・・

ここ一週間ぐらい夜明けあたり続いているのですよね。
「子猫だったら可哀想・・・」とか
「老猫が野垂れ死ぬ寸前だったら少し困るかも・・」と思って何度か
北側を見に行っても、特に猫がいる様子もありません・・・・

春近辺のさかりがかかった猫同士という訳でもないし
何かあの「ミャンミャン」哀しげに鳴く様子が何か気になるのですよね。

昔、私が仙台の実家にいる頃、同じような現象がありました。
その際は、ま、古い家でしたので、布基礎の通気口から子猫が侵入し、基礎の下に潜り込んで
いたようでしたね。
確かあの際は、通気口に醤油をかけた鰹節とキャットフードを置いたら
数分後に出てきましたけど
わが家は、ベタ基礎ですし、基礎部分に通気口はありませんので
 (現在の住宅は、24時間計画換気が主流と言うか、給気口から空気を強制的に入れて、
 換気口から空気を出し、同時に床の通気口から床下部分に空気を循環させていますから
 昔の家のように基礎部分に通気口が無い家が主流のような気がします・・・)
猫が入り込むスペースが無いのですよね・・・・

だけど外側にも猫の姿が見当たらない・・・

でも鳴き声だけは深夜~明け方の時間帯のみ聞こえる・・・・

うーーん、少し不気味ですね・・・

以前車の下によく猫が昼寝していましたし、たまに餌とかあげていたのですけど
最近は全く見かけなくなりました。
その時の猫が舞い戻ってきたのかな・・・・??
8/28のテレビ埼玉の「スイートプリキュア」再放送回は
エレンが響・奏の仲間になって初めて海に行き「サンドアート」を作る話でした。
よく言われる話ですが、
歴代プリキュアは絶対に水着にはなりませんね・・・・(笑)
(例外はフレッシュ・美希のスクール水着のみ・・・??)
ま、個人的には、ラブ・祈里・響・みゆき・なお・六花・ゆうゆう・いなおの水着は
見てみたい気も・・・??
ゆりさんの水着も「怖いもの見たさ」で見てみたい・・・??

「海」に行くという話は、歴代プリキュアでは恒例回なのですけど
歴代プリキュアの海回で何かやたらと印象に残っているのは、プリキュアでは無く
フレッシュの中ではお馴染みの、愛すべきマヌケ幹部・ウエスターですね・・・

だってこの方は、
海に行くのに、なぜか高原行の電車に乗り、
山の無人駅に到着して、近くにいた人に海までの行き方について聞き、
「川を泳いでいけばいつかはたどりつくじゃん・・・」との答えをそのまんまうのみにして
泳いで海にたどりついた愛すべきマヌケ幹部ですからね・・・・(笑)





歴代プリキュアで、
筋肉バカ系マヌケ幹部というと、
キントレスキー・ウエスター・ウルフルン・オレスキーあたりなのかな・・・・??
ハートキャッチの「クモジャキー」もこの中に入れてもいいかもしれないのですけど、
何かクモジャキーはマヌケというよりは、何か「武士」とか「孤高の戦士」みたいな感じもしなくはなくて
何か妙に格好いい部分もあるのですよね・・・・
ハピネスチャージのオレスキーみたいに変顔になったり、悪ノリをする事も無く
ひたすら「強さ」を追い求めていた点は
歴代敵幹部の中では珍しく一線を画していたような感じもしなくはありません・・・・

それにしても「ウエスター」は歴代プリキュアの敵幹部の中では抜群に大好きな
愛すべきマヌケ幹部で、本当に大好きです。
ウエスターのおかげで、相棒のサウラーの影のうすいこと、薄い事・・・・(苦笑・・)
でもウエスターって、初登場あたりは、それ程マヌケ幹部という気配はしなかったのに、
いつからああなってしまったのでしょうかね・・・
振り返ってみると、「カツラ」の髪回(神回・・??)あたりだったのかなーとも思います。

でも初代プリキュアの無印(前半)とかスプラッシュスターだったら、
ウエスターもサウラーも7~8話辺りでとっくに「役立たず幹部」として粛清されていた
のでしょうね・・・
それを考えると、1月初旬まで両名を粛清しなかったメビウス様は、
意外と懐が深いお方なのかも・・・
(といってもメビウス様は、コンピューターですけど・・)

スプラッシュスターでも、ゴーヤーンの傀儡政権ではありましたが、アクダイカーンだって
部下幹部の度重なる失敗にも結構悠長な側面もありましたよね。
というか、アクダイカーンの目の前で踊り狂うモエルンバの自主性を尊重したり、
ドロドロンやキントレスキーにアドバイスを授けたり、
意外と部下思い(?)な面もあったと思います。

だけど、プリキュア5は本当にシビアでしたよねー。
中間管理職としてのブンビーさんは、本当に見ていて気の毒な面がありました。
失敗が続くと、容赦なくブンビーさんの頭越しに部下を粛清したり、
部署をつぶされたり、本当に散々だったと思います。
カワリーノのブンビーさんへの扱いは、無視あり、過酷なノルマあり、
本当にサラリーマン社会を反映しているのではと勘繰りたくなります。
プリキュア5GoGoでは、仲間同士の足の引っ張り合いや
お互いに信頼関係が全くない上司と部下の関係、告げ口、上司へのねたみなど
更にエスカレートしていきます。
だけど、この敵幹部の醜態は、のぞみを中心とするプリキュア5の結束の強さと
見事なまでのコントラストを示していると思います。

どちらかというと、ふたりはプリキュアからプリキュア5までは、
敵幹部とプリキュアの関係は、
勧善懲悪の関係なのだと思います。

それが多少とも変化するきっかけとなったのが「フレッシュプリキュア」であり、
ウエスターだったのだと思います。
ハートキャッチやスイートの世界、そしてスマイルの世界では、最終的には敵幹部も「救済」の対象にも
なります。
(ドキドキは幹部は生き残ったけど、救済・再生まではいかなかったのかな・・・)
現在の「ハピネスチャージ」はどうなるのでしょうか・・
恐らくは、ナマケルダ・ホッシーワ・オレスキーも元々は「何か傷心を抱えた弱い人間」だったのかも
しれません・・・
前回、フォーチュンに瞬間的に浄化されながら、イースミラーから
「過去のあの屈辱を思い出せ・・・」みたいな事を囁かれていたことからも
その辺りが窺えます。
だけど逆にいうと、何かその辺りが最終決戦後も救済・再生がありうるような事も示唆されているような
感じもします。

敵幹部の「プリキュアサイドへの目覚め」というと、フレッシュのキュアパッションとかスイートのビートを
連想しがちですが、
初代→キリヤくん
スプラッシュスター→満と薫
プリキュア5→ブンビーさん
という風に、後の「敵幹部も救済の対象」という後期プリキュアの傾向を示唆するものが
前期プリキュアにも既に表れているのは、興味深いものがあります。

だけど、最終的にウエスターもサウラーも蘇ってよかったと
思います。
あれで本当に粛清されていたら、
両名共に、歴代プリキュアの最大のマヌケ幹部と呼ばれ続け
浮かばれなかったでしょうね・・・
でもウエスターの素晴らしい点の一つに、意外と「情が厚い」というのもあると思います。
フレッシュでも、イースがパッションとしてプリキュアに覚醒後でも
「昔の仲間意識」を常に忘れずに、イース・イースト呼び続けていましたし、
フレッシュの第46話で、パッションを助けるためにブラックホールみたいなものに身を投げた光景は
本当に印象的でした。
同時にサウラーも最後の最後で、「人の愛」に気が付き、ベリーを身を挺して守ったのは
フレッシュの中でもじーんとくるシーンでした。
8/27(水)あたりから何か急に寒くなりましたね・・
と思っていたら、本日8/28も輪をかけて寒くなりました。
最近の南関東の異常な残暑がすっかり体に染みついていましたので
唐突な「寒さ」は、何か実際の気温以上の体感的寒さを感じさせます。

ついつい今までの感覚で半袖で仕事をしていましたら、
とても半袖では寒くていられなかったですね・・・
半袖で出勤した事をとてつもなく後悔する一日となってしまいました・・

悪い事に本日は
会社車両が空いていなくて、久しぶりにジャイロ(屋根付き三輪バイク)で一日外を廻っていましたけど
天候も不順で一日雨が降ったり止んだりの繰り返し・・・
いくら屋根があるバイクとはいえ、走行していると横から風も雨も入り込んできますから
余計に寒く感じたものです。

ま、さすがにこれで残暑終了、季節は一気に秋へという訳ではないでしょうし
あと二週間程度は暑さがぶりかえしてくるでしょうから
本日なんかは、最近の異常な残暑の「一息タイム」という感じなのかもしれませんね。

涼しかったけど、涼しいというよりは「寒ーい」という感じでしたね。

そういえば、相変わらずミンミンゼミが鳴いているけど
何か随分と弱々しい感じもしましたし、夕方になるとどこかでツクツクホーシみたいな鳴き声も
聞かれましたので
自然の中では既に夏から秋へと移行しているのもしれませんよね。
毎年秋になるとその年の「プリキュア」の映画の公開が始まりますけど、
今作の「ハピネスチャージプリキュア」の映画「人形の国のバレリーナ」の公開まで
一か月半を切る状態となっています。

先日のローソンスタンプラリーもそうでしたけど、
色々な所で映画の宣伝とか準備が始まっているようですね・・・・
毎年プリキュアの映画が封切られるたびに
「あ、季節は秋なんだな・・・」と実感してしまいますけど、
何か自分にとっては「プリキュア映画」は季語みたいなものですね・・・・(苦笑・・)





先日、ある中古おもちゃショップで「魔法少女リリカルなのは」の一番くじフィギュアを
50円でゲットしたという記事を掲載しましたが、
その際に、なぜか知らないけど
既に「ハピネスチャージ」の今秋公開の映画のグッズが既に売られていました・・・

これはビニール製の小物入れですね。

当然ながらフォーチュンも加わっての4人仕様です。

値段はやはり一個50円でした・・・

だけど公開前の映画の関連グッズが既に中古おもちゃ店で出ているとは
何かさすがに「早過ぎ・・・・」みたいな感はありますね。


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この小物入れの中になぜか、
ラブリー・プリンセス・ハニーの通常フォーム・フォーチェンジモードでの
プラスチック製のしおりみたいなものも中に入っていました。

これは何か雑誌か何かのおまけだったのかな・・・・??

でもラブリーが可愛いから、その辺りの事情は、ま、どうでもいいという感じですね・・・



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そうそう、今回の映画には
なぜか知らないけど
「ふなっしー」もゲスト出演するみたいですね・・・

まさか映画でもあの特有の甲高い声でテンション高めに
「プリキュアを応援するなっしー」とか叫ぶのでしょうか・・・・

うーーん、正直不安・・・

ふなっしーが登場するのは、ミラクルライトを振る場面という比較的大事な場面・・・
ミラクルライトを振る場面は基本的にクライマックス直前ですので、
あのテンション高めの声で登場しても
「大丈夫かいな・・・」みたいな心配も無くはないけど、
ま、今現在ゆらキャラでは最大の人気者かもしれないので
多少は大目に見てあげましょう・・・・(笑)

先日、ふなっしーが登場する場面の公開アフレコが行われたようですが、
その際のインタビューで「アドリブ」について聞かれた際、
「「もちろんOKはもらってないなっしー」と答えたようですので
何か期待半分不安半分という感じですね・・・


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ま、昔、プリキュア5の映画「鏡の国のミラクル大冒険」の際には、
ザ・たっちの二人がゲスト出演をして
かなりのセリフの棒読み(苦笑・・・)をかましてくれましたけど、
ふなっしーの方がまだマシ・・・みたいな気もしますね。

ま、だけど本編と同様にこちらも楽しみですね。

1993年の課題曲は、マーチのみ4曲という新しい試みが始まり、
聴く方としては気持ち的にとても聴きやすかったのが印象的です。
ま、その分翌年の課題曲は4曲とも難解で長い課題曲ばかりで、課題曲Ⅰ以外は
正直課題曲を聴く事自体が苦痛という大変な反動にあいましたけどね・・・(苦笑)

この年の高校の部は、ⅡとⅣに人気が集中し、
ⅠとⅢを演奏するチームは極めて少なかったですね。
確かⅠは基町のみ、Ⅲは埼玉栄と東海大学第四のみでしたね。
Ⅰが人気薄と言うのは何となくわかるのですけど
Ⅲ/潮煙が意外と人気が無かったのは少し意外でした・・・
ま、この年の課題曲Ⅳ/マーチ「エイプリル・メイ」が実に楽しい曲で
技術的に平易ながらも演奏効果が非常に高いという
コンクール課題曲としては大変お手頃な曲でしたし、
課題曲Ⅱ/スターパズルマーチも、「きらきら星」という誰もが知っている曲を引用していますので
ⅡとⅣの人気が高いのは「全く同感」という感じでしたね。

課題曲Ⅲ/潮煙は、技術的には相当難易度が高く、
序盤のトランペット(コルネットかな・・)のソロがかなり難しいという感じもありましたし、
粋な感じと楽しさを「楽に聴かせる」というのが意外と難しく
そのあたりが高校の部で少し敬遠された理由なのかな・・・??
ま、確かに職場の部のNTT中国も中学の部の袋原中は
この課題曲Ⅲを選び、トランペットが外しまくって、両チームとも銅賞に留まってしまいましたね・・・


〇東海大学第四高校

 Ⅲ/シバの女王ベルキス

 一言で感想を言うと、課題曲も自由曲も「緻密で、熱い中にも節度と冷静さ」を保ち続けた
 演奏であり、
 大変精密にコントロールされているという印象です。
 前述のとおり、課題曲Ⅲを選ぶチーム自体極めて少ない中、課題曲Ⅲの名演があまり
 なかったなーと振り返ると思えるのですけど
 この課題曲Ⅲの全国での名演は、神奈川大学とこのチームが双璧だつたような気がします。
 冒頭の切れも素晴らしかったし、
 トランペットも多少苦しい所はあったけどほぼノーミスで収めたのは圧巻でしたね。
 全体的にトムトムの切れ・全体のシャープな感じがとても印象的でした。

 だけど圧巻は「シバの女王ベルキス」でしたね。

 全体的にはとてもよく鳴っているのですけど
 とにかく強奏になっても全くサウンドが崩れず、
 「気持ちよいほど鳴っている」という印象です。
 だけど、きっちりと「冷静さと節度」は終始保っているので、「煩い」という印象は
 全くありません。
 この曲で、ハープを使用するチームはあまり無かったと思いますけど、
 このチームは、ハープを部分的でしたけどかなり効果的に使用していた印象があります。
 しっとりと聴かせる部分と鳴らせる部分の対比が実に鮮やかでしたし、
 静かに聴かせる部分の「香辛料」的な意味合いでのハープの使用が良かったのかもしれません。

 だけどこれほど素晴らしい演奏を聴かせてくれても
 「評価」としては銀賞なのですよね・・・
 成績発表の際、このチームが銀とアナウンスされると、会場の至る所で
 「えぇー」みたいな意外なため息が聞こえましたけど、
 やはり審査員による審査結果が全てではないという事を示唆するような感じでした。


〇福岡工大付属高校

 Ⅱ/幻想交響曲

 指揮者の屋比久先生がこの福岡工大付属に移られたのは1990年でしたけど、
 それ以前は、真和志中・石田中・那覇中・小禄中でそれぞれ在籍時代に全国大会へと導き、
 特に石田中在籍時に素晴らしい数々の名演を残してくれた大変実績のある先生でした。
 だけどそうした実績のある先生が、高校の部の九州の名門チームに移籍したと聞いたときは、
 「翌年からすぐに結果を出せる」と思っていたのですけど
 意外と結果が出るのに時間はかかりましたね。
 そのあたりは、中学と高校の指導法の違い等で色々とご苦労されたと思いますし、
 偉大なる前任者の鈴木先生との違いを出すのに苦労があったとか
 自分たちのわからないところで、色々とご苦労されたと想像されます・・・

 屋比久先生の指揮では、1992年に「ハンガリー狂詩曲第二番」で初めて全国に出場されましたけど
 その際の印象は、
 「何か違うな・・」という感覚がありました。

 だけどこの年は、赴任後4年目に「開花した!!」という感じで、
 重厚なサウンド、技術的な安定感、やや武骨だけどしっかりとした芯のある表現など
 どれをとっても申し分ない演奏であり、
 聴くだけで「絶対的な安心感」がありました。

 この「幻想交響曲」は過去に色々なチームが様々なアプローチを見せ、色々な表情の「幻想」を
 聴かせてくれましたけど、
 福岡工大は、特段、新しい斬新な解釈とか新鮮な表現があった訳ではありませんけど
 やはりその「安定感・安心感」は大きかったと思います。

 聴いていて「せーんぶおまかせ・・・」という感覚の演奏でしたけど
 そうした事が出来るのもこのベテラン指揮者の強みですね。

 とにかく文句のつけようがない堂々たる金賞だったと思います。
私、関東在住なのですけど、
先日関西在住のとある常連様のブログ記事・コメントの中に興味深いものが書かれていて
「関西エリアでは、夏の高校野球が開催されている期間は、日曜朝のプリキュアの放送が
休みとなり、休みとなった回は1~2週遅れて別の日に放映される。
結果的に関東エリアから1~2週間程度物語の進行速度が遅くなる期間があり、
関東方面の方からのネタバレの格好の餌食となってしまう・・・(笑)」という事らしいのですけど
これって初めて知ったのですけど
中々面白いですね・・・
というか素朴な疑問なのですけど、夏の高校野球は、プリキュアを放映しているABC系(朝日放送系)が
別に放映しなくてても天下のNHKが既に放映してるのだから
民放があえて放映しなくてもいいんじゃないの・・・??みたいなものもありますけど
ま、「甲子園」は確かに関西圏に存在していますから、
「高校野球」への思いは、関東圏以上に強いのかな・・・??

ですけど、プリキュアを楽しみにされている方にとっては少し気の毒な感じもしますね。

あ、でも私が在住している埼玉も、現在「スイートプリキュア」が再放送中なのですけど、
甲子園・夏の県大会予選の期間中は、3週間程度放送が休みとなり、
あと一回で「キュアビート誕生」という大変盛り上がる所で思いっきり水が差されたこともありますので
お互い様・・・・という感じですね。

聞いた話では、
関西圏でプリキュアが休みになる期間中は、関西在住の方に配慮をして
重要な話を回避して、ストーリーに大きく影響をしない回を持ってくるというのが
暗黙の了解になっているという話がありますけど、
何か一理ありますね・・・
「スマイルプリキュア」でもこの期間中は、ほーんとたわいもない話を二周近く展開していましたし
今作の「ハピネスチャージ」でもひめの吊り橋効果とかゆうゆうの海外出張とか
大勢に影響が出ない話ばかりでしたからね・・・・

だけど、関西圏でもプリキュアが再開されたせいかは分かりませんが、
今回の「ハピネスチャージ」は大きく物語が動きましたね・・・
ブルーがやっと重い口を開き、これまでの経緯をやっと明かしてくれましたし、
ミラージュもついにブルー討伐に向けて動き出し、
ファントムもブルー抹殺の命令を受ける・・・
そして、ついについて・・・、ミラージュを影で操る「黒幕」らしき影の姿が垣間見えましたね・・・
プリキュア側も新しいアイテム(幼児用新商品・・・??)が出てきましたね。

予想よりは早く物語が進展しそうな感じです・・・・




今回の「10周年おめでとうメッセージ」はピースでしたけど、

うーーーん、可愛いけど少しガッカリ・・・

ピースサインはしてくれたけど
「ぴかぴかびかりんじゃんけんぽん」のセリフが無かっただけに少し期待外れでした・・・

うーーん、前回マリンが変顔見せまくりで
期待以上だっただけに少し残念・・・


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ブルーが、過去の経緯を全て投げ打ってでも、地球の平和のために「ミラージュ打倒」を決意したとき
いおなとめぐみの反応が極めて対照的で面白かったです。
「姉をファントムによって倒された」という事情があるので仕方が無い事ですが、
「ミラージュ打倒」にはノリノリで、いかにも「プリキュア内武闘派」の面目躍如という感じが漂います。
一方、めぐみはというと、浮かない表情・・・
めぐみは、元々
ミラージュをはじめ幻影帝国の人達も幸せになって欲しい・・・
できればミラージュとブルーも昔のように仲良くして欲しい・・・
自分だけでなく皆が全員幸せになって欲しいし、誰かが不幸のまま自分だけが幸せに
なりたくない・・・・という非常に心優しいふあれる愛の持ち主・・・・

だからこそ、いおなの気持ちもわかるけど
ミラージュ打倒を果たしても、それがいったい何なの・・・??本当にそれでいいのかという考えが
背景にあるゆえに、
めぐみといおなの対照的な反応があったと思われます。

めぐみに関して言うと、
よくネット上の反応・感想等では
「めぐみの問題点は自分の幸せを求めない事・・・」
「全ての人が幸せにならない限りめぐみは幸せになれない。常に人の不幸を見つけては
他人の不幸へのお手伝いという事で自分を慰め癒し、結局のところ、
最後まで幸せになれないのはめぐみだけ・・・」
「こうした悪循環をぶち抜く解決法を見つけられない限りめぐみは構造的な不幸に陥る・・・」

とか、

「めぐみがプリキュアとして戦う意義は、他人の不幸を解決する事のみで自己満足を図れる」

とか、

「幻影帝国を最終的に崩壊させて、世界中の不幸を消しても
他人の不幸に首を突っ込むことで自己アィデンティーを保ってきためぐみの存在意義がなくなり
めぐみが世界で一番不幸な子になる・・・」

みたいな否定的見解が多い事に
正直胸を痛めています・・・

だから違うんだってば・・・・

上記の事を言ってしまうと、
それならば前作「ドキドキ」の相田マナも全く同じだと思いますし、
やっていることはめぐみもマナも大して変わりはないと思います。
マナの場合、他人へのおせっかいも焼くけど、将来の「自分の夢・目標」が明確に
持っていて、夢に対しても突っ走る事が出来るけど
めぐみの場合、その「自分の夢」が現時点で見つかっていない事だけが大きな違い・・・

めぐみの場合、
将来の夢を持つこと、プリキュア以外で何か「やりがい・生きがい」が見つける事が出来るだけで
全然変われると思います。
別にプリキュアをしなくても、めぐみはめぐみなのだと思います。
たまたまひめがテキトーに投げつけた愛の結晶が偶然めぐみの頭に当たったからプリキュアに
なっただけだし、
プリキュアとしてのめぐみもプリキュアで無いめぐみも
何かしらの「自己価値」とか「自我の確立」は持てたいたはずです。

それと思うのですけど、
これだけ「自分勝手な人間」が世に溢れている中で、
めぐみのような、ひたすら優しい人間というか、
自分の幸せよりも他人の幸せを求める人間は、本当に貴重な存在だと思いますし、
「別に自分の幸せ以上に相手の幸せをひたすら追い求める人間が一人くらいいたって
おかしくないじゃない・・・逆にそれって何かヘン・・・??
自分の幸せを求めない人間を不幸の権化扱いする方こそ、何か心に歪みがあるのでは・・・??」とさえ
思ってしまいます。

めぐみは本当に歴代でも断トツに優しく慈愛に溢れた女の子・・・

ま、確かに少し「八方美人」すぎる傾向にあり、
確かに世の中すべてが丸く収まる訳ではない事はわかっているけど
その「全て」を
プリキュア5ののぞみのようにひたすらまっすぐに「何とかなる、なるー」みたいに
何とか収めようと頑張っているその姿勢こそが「尊い」と私は思うのです・・・

それにめぐみの周りには、しっかり者のいおなとか
全てを易しく包みこむゆうゆうという頼りに出来る「仲間」がいますから、
この点でも安心できるものがありますね。


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今回、良かったなーと感じたのは、
多分初めてだと思いますが、
いおなとゆうゆうの二人っきり状態での
二人のコミュニケーションがしっかりと果たせていたことですね・・・

今までこの二人は意外と絡みがなかったから、
武闘系のいおなをゆうゆうがしっかりとフォローしている場面は
正直、この回で一番印象に残るシーンでした。

地味ながら大変好感が持てます・・・・


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アクシアの箱の「真の解放」のために
ブルースカイ王国の王族であるひめが「儀式」のために舞を踊るシーンですけど
こういうシーンを見てしまうと、
今更ですけど、
「あ、ひめは単なるポンコツではないのだな・・・
王族なんだな・・・」と感じてしまいます。

というか、こうした正式な王族の衣装をまとって舞を舞うと
本当にひめが「王族」に見えてしまいますね・・・
(だから、ひめは本当に王族なんだし、正真正銘のプリンセスだっちゅーに・・・!!)


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「予告」がまた熾烈でしたね・・・・・

うーーーん、ファントムは、ついに女装までしてしまうのですね・・・

というかファントム自身が「アン・ラブリー」になってしまうのですね・・・

これって「スマイル」でいうと
ウルフルンが、「バットエンドハッピー」に化けてしまうようなものですね・・・・

とにかく、次週以降の展開がますます期待大という感じですね!!

改めて言うまでもないことですけど
吹奏楽コンクールを聴いていてよく感じる事は
自分が感じた事と実際の審査結果が必ずしも一致しない事、
コンクールで「金賞」と評価を受けた演奏でも、自分自身の「感覚」としては
「あれ、この演奏のどこが評価をされたのだろう・・」と少し考え込む演奏もありますし
その逆もあります。
そして「金賞」と「銀賞」の間に、明確な差が生ずる場合も多々ありますけど
実際に金と銀の間にほとんど「差」がなく
「結局は審査員の好みの問題かな・・・」と感じる場合もあったりもします。

この年の場合、八戸北・埼玉栄・高岡商業・新屋・東海大学第四みたいに
結果的に銀賞なのだけど
金賞と評価されても全く違和感がない演奏も多々ありましたし、
結果として銅なのですけど、伊予・基町のように銅の一言で片づけるにはあまりにも惜しまれる
演奏もありましたし、
こういうコンクールの世界での「評価」は、一つの価値基準であって
自分自身の「価値基準・評価」とは必ずしも一致するものではないという事が
よく分かったような気もします。

その実際の評価と自分自身の見解の相違を味合うのもコンクールの一つの楽しみ方ですし、
コンクールでの「結果・評価」が絶対的に正しいというものでもないと改めて感じる次第です・・・
大事なことは、聴く者に「何か」を伝える事が出来たかどうかということ・・・
ま、事実、こうして数十年後に
「あの時の演奏には、ほーんと何かを伝えてもらった・・・本当に良かった・・・」と綴っている人間だって
いる訳ですから・・・


〇新屋高校

 Ⅱ/ペトルーシュカ

 新屋の課題曲Ⅱ/スターパズルマーチは、他校とは明らかに違うものがありました・・・
 何だったかな・・・
 そうそう、冒頭の金管のファンファーレの後の展開で、小太鼓はじめ打楽器セクションのみの部分で
 ほとんどのチームは、楽譜通りリズムを切って演奏しているのに
 なぜか新屋は、小太鼓のリズムを連続して叩かせていて
 聴いていて「あれ、楽譜と違う事している・・・」と感じたのですけど、
 「何か面白い表現」と感じたものです。
 あれって、特に規定等に違反していないのかな・・・??
全般的に音が明るく大変シャープな切れを見せているので、とてもスピード感に溢れた課題曲
 だったと思います。
 自由曲の「ペトルーシュカ」は、同じく秋田県の秋田南高校がかつて1976年に自由曲として演奏し
 あの「屈折した明るさ」を前面に押し出した躍動感あふれる素晴らしい演奏を聴かせてくれましたけど
 新屋も負けず劣らず、シャープで切れのある演奏を聴かせてくれました。
 個人的には「金賞」以上の大変素晴らしいものだったと思います。
 秋田南は、第四場を演奏していましたけど、
 新屋は、確か「ロシアの踊り」を中心とした第一場と第四場を組み合わせて演奏していたと
 思います。
 というか、この自由曲、著作権の関係で当時は「収録禁止」の曲でしたので
 この自由曲の録音は一切存在しないのが惜しまれる所です・・
 原曲と秋田南の演奏のラストは、トランペットソロ等静かな感じで閉じられるのですけど
 新屋の場合、盛り上がって閉じられたのは何か覚えています。
 (ま、原曲のバレエもその後何度か改訂が加えられ、版によっては賑やかに閉じられるものも
 ありますので、その意味では違和感は全くありません・・・)

 演奏は、一言で言うと「大変強引で荒っぽいドライヴなのだけど、それがいかにも荒れるロシア
 みたいな感じで、サウンドと原曲が実にマッチしている」という感じです。
 新屋高校というか指揮者の高野先生は、
 矢代秋雄/交響曲の82年の仁賀保と98年の新屋における名演で、その名を残しましたけど
 この先生は、邦人音楽も素晴らしいけど、ロシア音楽も素晴らしい演奏を毎回聴かせてくれるという
 印象があります。
 前年度の「ガイーヌ」の粗暴な響きとしっとりとした感覚の面白さも
 そうした面が非常によく出ていた素晴らしい演奏だと思いますし、
 古い話ですけど、1981年の東北大会のプロコフィエフ/スキタイ組曲とか85年の「火の鳥」も
 そうした方向性の音楽だったと思います。

 高野先生は、ダフクロとか寄港地、スペイン狂詩曲みたいなフランスものも結構取り上げたて
 いたのですけど、
 何となく繊細な感覚というよりは「粗野」な感じの方が強く
 あまり相性としてはよくなかったような気もします・・・・

 だけどこの年の「ペトルーシュカ」は、とても素晴らしい演奏で
 これが銀賞と言う結果に終わった事は「残念」の一言では片づけられないものを
 感じます・・・
最近、「ハピネスチャージプリキュア」の一番くじの事ばかり記事にしていましたけど
この「一番くじ」は色々なアニメ・漫画を
取り上げているのですよね。
「進撃の巨人」も既に一番くじでは登場していましたね。
ファミリーマートでは、現在大人気の「艦これ」のくじが始まっていましたね。





昨年の話ですけど、
確か昨年の丁度今頃の暑い時期の頃に、
「這い寄れ!ニャル子さん」とか「魔法少女リリカルなのは」の一番くじが
出ていたのは覚えています。
「魔法少女リリカルなのは」は確か2007年頃にアニメ第三期が放映されていて
これは毎週楽しみに見ていましたし、
結構好きなアニメでした・・・
(ま、プリキュアほどではありませんけど・・・・苦笑・・・)

なのはについては、いずれ「プリキュア以外のアニメ」カテゴリで
語ってみたいと思います。

個人的には、第一期の9歳の頃のなのはよりは
「魔法少女の教育官」として成長した19歳頃のなのはの方により強い共感を覚えます・・・

だけどなんで「なのは」を取り上げたかというと
8/25にたまたまある中古おもちゃショップの「年に数度のお買い得イベント」が開催されていて
プリキュアグッズをお目当てに行ったのに
あまり良いものがなく、
「帰ろうかな・・・」と思っていたら
たまたま「なのは」のグッズが目に入りました・・・


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これは、昨年の夏に「一番くじ」で開催された「なのは」シリーズのH賞でしたね。

だけど、当時のなのはの一番くじは
確か一回800円とものすごーく高かったですよね。
(現在のプリキュアの一番くじの一回500円ですら、すごーく抵抗があるのに
 さすがに一回800円とは手が出ないですよね・・・)
しかも、当時A賞からC賞の「プレミアムフィギュア」はかなり魅力的なのに
D賞からG賞は、正直しょぼいザコ景品ばかり・・・
落差が激しかったですね・・・


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そのショップの「お買い得イベント」は、
ほとんどの商品に値下げ札が付けられていて
この「なのは」一番くじのH賞のなのはのミニフィギュアは
何と一体50円+税で売られていました・・・・

うーーん、一年前に800円で売られていたものが
今は「在庫過剰の叩き売り」のせいか、50円とは・・・・

何かあまりのお買い得さに誘惑されて
ついついなのはを買ってしまいました・・・・

でも開箱して少しびっくり・・・・

これ意外と精密に作られていて、各パーツを組み立てるだけでも
意外と時間が掛かってしまいました・・・
武器とかコスチュームもかなり精密に作られていますね・・・・

うーーん、さすがに最近の「一番くじ」の完成度は中々高いですね。
(艦これの各キャラのフィギュアの完成度も素晴らしいものがありますね・・・)
ま、レスピーギのこの「シバの女王ベルキス」は原曲の管弦楽版では
演奏頻度が少ない曲で、
この曲はもっぱら吹奏楽コンクールの吹奏楽アレンジ版として聴かれる事の方が圧倒的に多いから
本当は「吹奏楽カテゴリ」の方がいいのかも・・・(笑)

レスピーギと言うと、やはり「ローマ三部作」~噴水・松・祭りが圧倒的に有名ですけど
実はこうしたかなり大規模なバレエ音楽も残しています。
この曲は、派手で華麗な「ローマの祭り」よりも更に大規模な編成が求められ、
バレエの全曲は80分を要し、オフステージ、バンダなどの楽器群、合唱、独唱群をも必要とする
大がかりな内容のためなのか、現在に至るまでほとんどレパートリーとしては定着していません。
事実、私自身、この曲の管弦楽版の生演奏は、
1999年の飯森範親指揮/東京交響楽団の東京芸術劇場での演奏会で一回聴いた
だけです・・・
聴いていて迫力満点だし、演奏効果は高いし、
鳴る部分としっとりと聴かせる部分の対比の落差はすさまじいものがあるし
本当はもっと演奏されて然るべき作品だと思います。

バレエのストーリーは、
ま、あってないようなもので・・・
話自体は旧約聖書に由来します・・・
紀元前9世紀ころ、シバ国(イエメンあたり・・・??)を統治していた女王ベルキスが、
イスラエルのソロモン王を訪問し、大量の貢物を贈って歓待され長期滞在・・・・
あげくの果てに二人は熱い恋におち、
ついでにソロモン王とのあいだに子供まで儲けてしまった・・・・

そんな感じだったと思います。

レスピーギは、この壮大なバレエ音楽から「第一組曲」として組曲版の管弦楽曲を残し
本当は第二組曲も作りたかったようですが、
それを果たせぬまま逝ってしまったようです・・・

この組曲版は四つの組曲から構成されています。

Ⅰ.ソロモンの夢

Ⅱ.戦いの踊り

Ⅲ.暁のベルキスの踊り

Ⅳ.狂宴の踊り

なお、ⅡとⅢが入れ替わっている版もあるのですけど、
本来は、ⅡとⅢが入れ替わっているのが正解らしいです・・・・

簡単にいうと、ⅠとⅡとⅣは激しい音楽
Ⅲは静かでしっとりとした音楽です。
特にⅣのラストで、「バンダ」(金管別働部隊)として登場する三人のトランペット奏者による
ファンファーレの迫力は凄まじいものがありますし、
この曲の大きな聴きどころの一つです。
前述の飯森さん指揮/東京交響楽団の演奏会でも
このバンダが、パイプオルガン設置場所の左側より高らかに鳴らされていて
大変印象的でした。

この曲の原曲をCDで聴く場合、
サイモン/フィルハーモニア管と大植英次/ミネソタ管が圧倒的に素晴らしい演奏を聴かせてくれています。
日本のN響でお馴染みの巨匠/アシュケナージもこの曲を録音していますけど
個人的には「全然つまらない最低の演奏」だと感じました・・・

「シバの女王ベルキス」は吹奏楽コンクールでの名演が多いのですよね・・・・

最初にこの曲を取り上げたのは
1988年の淀彰先生指揮による東北学院大学ですけど、
淀先生の吹奏楽界における「多大な貢献」の一つが、この曲を吹奏楽コンクールとして初めて取り上げ
その後のこの曲の吹奏楽コンクールにおける「不動の地位」を作り上げた事だと
思います。
この曲を自由曲とし、淀先生は東北学院大学を1979年から遠ざかっていた全国大会出場復活まで
果たしましたからね・・・
実は、1988年の宮城県大会は「イズミティ21」で開催され、
この演奏を私自身、たまたま夏休みで帰省していた時に聴く機会に恵まれ
県大会の時点で聴いたのですけど、
とにかく「何て色彩感豊かで派手な曲・・・」と感じたものでした。
確かこの時は、ⅠとⅣを組み合わせたカットで、
最初は静かに開始され、徐々に盛り上がっていき、Ⅰの中間部で一旦閉じ、続けてⅣの冒頭から
続けたと記憶しています。
確かⅣの中間部で、一人のトランペット奏者が突如ステージ裏に姿を消し、
朗々とトランペットソロをステージ裏から吹いていたのが印象的でした。

翌年に、この曲は既に人気曲となっていて、
福岡工大付属高校が、東北学院のⅠとⅣではなくて、
Ⅱ・Ⅲ・Ⅳを組み合わせるカット方法で演奏し、
Ⅱのティンパニーの叩き付けで開始される事を最初に全国大会でお披露目しています。
確かラストの「バンダ」を初めて全国大会で実演したのは、多分福岡工大付属が初めてだったと
思います。
ちなみに中沢けいの小説「楽隊のうさぎ」において主人公の男の子が中二の時の自由曲が
この「シバの女王ベルキス」~Ⅱ・Ⅲ・Ⅳでしたね。
この主人公の男の子はティンパニー奏者ですので、
Ⅱの冒頭のティンパニーはこの子の音から開始されています。
ま、予選では、手がすべって勢い余ってティンパニーのマレットを客席に向かって
投げつけてしまったなんてエピソードもありましたね。

1989年のコンクールでは銅賞だったのですけど
面白い演奏が一つありました。
中学の部の間々田中学校なのですけど、
Ⅰの中盤⇒Ⅱ⇒Ⅳと続けて演奏したのですけど
前述の福岡工大付属がⅣは、後半から開始したのに対し
この間々田中のⅣは冒頭から開始し、しかも中間部では
東北学院大学が舞台裏からトランペットのソロを吹いていた場面を
女子生徒コーラスとして演奏し、
それがなかなか「清楚」な感じもしていて、大変強く印象に残っています。

個人的には、この曲で一番好きな演奏は、
1991年の札幌白石高校と1992年の高岡商業かな・・・・
両校ともに知性と勢いのバランスが抜群に良く、ラストのバンダが気持ちよいほど
決まっています。
なぜか銀賞なのですけど、1993年の東海大学第四高校の緻密な演奏も捨てがたいものがあります。
1992年の乗寺泉吹奏楽団の
ⅢとⅣの組合せ、しかもⅢをほぼノーカットで演奏し
「静かなベルキス」の存在を世に知らしめた演奏も素晴らしかったです。
1995年の翌年この世を去られた中澤先生指揮の野庭は
美しいのだけど、何か去勢されたようなおとなしすぎるベルキスは少しというかかなり違和感を
感じたものです。

「鳴る」という観点で、一番壮絶な演奏は
1993年の創価学会関西かな・・・・
あのチームのⅣの「ホルン」の雄叫びはすさまじいものがあり
気持ち良いほどよく鳴っていたのが印象的です。

こんなに聴かせ所が多いのだから、
プロの管弦楽団もたまにはこの「シバの女王ベルキス」を演奏会で取り上げて
欲しいと思いますね・・・・
本日8/24の南関東はやたらと蒸し暑かったですね・・・
だけどこんな暑い日でも朝から仕事・・・・
何かこういう時に限って朝から死ぬほど忙しく、
午前8時半には既に埼玉県白岡市のある顧客宅前にいましたし、
そこから春日部⇒さいたま市南区⇒戸田市と色々と駆けずりまわっていました・・・
だけど、まっ結果的に
色々と顧客廻りの中から、来月に繋がる「各種有益情報」を色々とゲットでき、
営業部門に対する「情報提供」の役割はほぼ完璧に出来たと思いますので
忙しかったけど大変有意義な一日でした・・・

だけど、本日車内のエアコンガスの欠乏という事態に遭遇し、
エアコンを付けても、風はくるけど、それが全て「熱風」・・・
正直、車内にいるよりは車外の方が涼しいというありさまで、
一日中車内エアコンを付けずに窓全開という感じで、
何か「疲労困憊、汗ぐっしょり・・・」という感じでした・・・・・・
しかも朝からバタバタしていたせいで、ご飯を食べる時間も無かったので、
夕方近くにコンビニに行くまでは「飲まず食わず・・・」という所でした。

「何かは食べないとさすがにもたないな・・」と思い、どこかのコンビニに行こうと思ったら
昨日、ミニストップで「プリキュア一番くじ」でE賞/プリンセスフィギュアを1/6の確率で引き当てた事と
欲しくてたまらないF賞の記念グラスがまだ残っていたことと
あと5つ売れれば、「ラストワン賞」を引き当てる可能性が高い事を思い出し、
その昨日のミニストップに行きました。






そうすると・・・・

昨日自分が一つ引いた上に誰かが一つ引き当てたみたいで、「ラストワン賞」まで残りあと四つの
所にまで来ていました。
しかも記念グラスは残り2つ。
残り後四つですので、
グラスを引き当てる確率は1/2・・・・
「でもやってみよう・・・」と思い、くじを引いたら
本当にF賞の「グラス」を引き当てる事が出来ました!!

昨日の「ラッキー」はまだ残っていたようです・・・・(笑)



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透明のグラスですので
何か不鮮明な感じもしますけど
この種の景品は、
オレンジジュースみたいな無色ではないジュースを入れると
グラスのデザインが映える感じがします。

だけどやはりラブリーは可愛いから、いいですね・・・


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なぜか「プリキュアスナック」が定価100円の所、50%引の50円で売られていましたので
ついついこれも購入してしまいました・・・
「プリキュアスナック」は本編でも、
ひめの「いおなのけちんぼう!!」発言の回でも登場していましたね・・・
ま、あのスナックの味は「納豆餃子味」でしたけど、
こちらは普通の「いちごみるく味」です。

だけどねー・・・・・

こんな「プリキュア一番くじ」で私の大事なお小遣いを使ってしまうと、
昼ごはん等色々な所で支障も出てきますので、
少し自重しましょう・・・・(苦笑・・)
だってローソン系の「プリキュア一番くじ」は、本日で既に7回目・・・・
これだ:けで3500円も使ってしまいましたから、
さすがに会社員の「お小遣い」の下限度は超えているのかな・・・・??


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この「プリキュアスナック」には一枚おまけのシールが入っているのですけど
今回は、フォームチェンジのシールでした。

そうそう、「フォームチェンジ」と言えば、本日の8/24の本編で
「プリキュアのフォームチェンジは踊りが関係している」という言葉がブルーから出ていましたけど
確かにシャーベットバレエもロリホップヒップホップも、ま、踊りですからね・・・

8/24のプリキュア本編では、
色々と重要な話が出てきて、シリーズの中でも大きな「展開回」だったと思います。
ま、この話は後ほど改めて別の記事で取り上げたいと思います。

それにしても、

まさかファントムが変身した「アンラブリー」が登場するとは・・・
まさかの「ファントムの女装」という驚きの展開ですね・・・・

スマイルで「バットエンドハッピー」とか
プリキュア5で「ダークドリーム」というのがいましたけど、
まさか今回は「女装」とは・・・・

うーーん、本当にプリキュアの予測は不可能・・・・・

本日は朝から仕事でリアルタイムで毎回日曜はプリキュアを見れないのですけど
こういう時って家に帰ると
うちの奥様が
何か全身から「何か言いたいオーラ」を発揮しまくりで
「あのね、今回、ピースはぴかぴかぴかりんじゃんけんぽんと言わなかったよ・・」とか
「次回ファントムが大変な事になるよ・・」とか
色々とネタバレみたいな余計な事を毎回口走るので
それを阻止するのもなかなか面倒なものがあります・・・・・(苦笑・・・・)
連日暑いですね・・・

だけど野球の甲子園同様、全国各地の「吹奏楽コンクール」も支部大会にて
続々と全国大会代表チームが決まりつつあり、
「熱いな・・・」というものを感じさせてくれます。
先日、ある訪問者の方より
「就実高校、全国大会代表決定!!」という大変嬉しいニュースを知らせて頂き、
本当に感謝しています。
改めてこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
2004年以来10年ぶりに全国大会に戻ってくる就実高校吹奏楽部の皆様の
全国大会での素晴らしい演奏を期待したいと思います。
久しぶりの出場ですし、顧問の先生も変わりましたし、何よりも女子高から男女共学校になったようですし、
今のメンバーにとっては実質的に「初出場」みたいなものですので
とにかく普段通りの練習の成果を発揮して頂ければ・・・・と
遠き埼玉の地から応援をしたいと思います。

そうそう埼玉と言えば、私の大のご贔屓の「市立川口高校」が
1991年の関東大会以来、ほーんと久しぶりに吹奏楽コンクール・西関東大会高校A部門に
帰ってきます!!
こちらは、同じ「川口市民」の立場としても大きな期待をしております。
それに市立川口高校は、間もなく学校の統廃合により、市内の市立高校3校が統合され
「市立川口」の名前も消えてしまうようですので
その意味でも最後に素晴らしい演奏を期待したいものですね・・・・

でもそっかー・・・・
1991年以来の出場か・・・・
確かあの時の自由曲は、名取吾朗/吹奏楽のための詩曲「永訣の詩」でしたね。

そんな事をふと考えながら
本日仕事をしていたら、
何か唐突に「永訣の詩」の出だしが鮮やかに蘇ってきました・・・

「永訣の詩」に関しては、詳細な資料とか音源に乏しいもので
自分自身よく分かっていない部分も多々あるのですけど、
一言で感想を述べると「何かせつない曲」です・・・
人生の最後で何かやり残したものも多々あり、「死んでも死にきれない」のだけど、
最後は「諦念」という感情の中で
未練を抱えつつも静かに最後を迎え、消滅していく・・・
そんな感じが漂う不思議な曲です。
例えは曖昧かもしれませんけど、
何か矢代秋雄/交響曲~第三楽章みたいな世界観が漂っているような感じもします・・・

名取吾朗氏が永眠されて、もう既に二十年以上が経ちますよね。
名取氏の吹奏楽曲ってどちらかというと、陰気で劇的要素が強く、
ネリベルのように、強弱と明暗のコントラストが激しい作曲家という印象があります。
名取氏は、生前何回か吹奏楽コンクールの審査員として見た事がありますし、
たしかどこかの県大会で、審査員代表として講評を述べていたのを耳にしたことがありますが、
作品の印象とは全然異なる、柔和な人柄という印象でした。
後で聞いた話によると、名取氏の陰鬱な音楽の背景には、自身の辛い戦争体験、特に南島での
兵士としての辛い体験がベースにあったとの事です。

名取氏の吹奏楽曲と言うと、色々思い浮かびます。

〇アラベスク(1973年課題曲B)

〇風の黙示録(1990年課題曲B)

〇交響的幻想曲「ポンドック街道の黄昏」

〇永訣の詩

〇アトモスフェア

吹奏楽の詩曲「アトモスフェア」の1985年の市立川口と1991年の愛工大名電の演奏も
実に素晴らしい名演なのですけど
名取吾朗氏というと何か自分にとっては「永訣の詩」なんですよね・・・
あの寂寥感・諦念・未練に対する憤り・激しさ・・・
どれをとっても私にとっては非常にインパクトがありました・・・

「永訣の詩」は全国大会で市立川口と花輪高校が演奏していました。
川口は金、花輪は銅なのですけど、
正直銅だから劣るという事は一切ありません・・・・
どちらもそれぞれ素晴らしい演奏を残していますし、
捨てがたい魅力があります。
でも両校の演奏には一つ面白い違いがあります。
冒頭の「慟哭」みたいな表情の部分てすけど、
市立川口は、この部分は確かユーフォニウムがソロに近い間隔で朗々と吹き上げていますけど
花輪高校は、この部分はトランペットセクションが高らかにややヒステリックに
響かせています。
個人的には、この部分は、花輪高校の方が好きですけどね。

花輪高校は、この曲以前は、
ロシアのマイナーシンフォニーばかり自由曲として演奏していましたけど、
この年は何を思ったのか突然の「邦人路線」への変更・・・・
正直驚きましたけど、
この年の演奏は、「慟哭のやりきれない響き」の中に「優しさ」が垣間見え
私は結構好きでした。
この演奏が全国では「銅」という評価なのですけど、
1989年の「壁画」同様、この評価は今でも納得できないですね・・・

後で聞いた話では、
当初花輪は、全く別の曲を自由曲候補として考えられていたそうですけど、
秋田県内のある中学の「永訣の詩」の演奏を聴いて小林先生が、「うちでもやってみよう・・・」という事になり、
カットと時間の制約上、課題曲もEのマーチに変更したらしいですね。

でも市立川口も花輪高校もラストのピアノの静寂さが本当に胸に沁みます・・・・

忘れられがちな曲ですけど
出来ればこの曲は誰かの「記憶」には残って欲しいものですね・・・・
現在ローソンを中心に展開されている「ハピネスチャージプリキュア一番くじ」ですけど
そろそろどの店舗を見ても終わりに近づいている気がします。
残りくじがあとわずか・・・という感じがしますね。

お盆前に
「ついに念願のE賞/キュアラブリーフィギュアを引き当てる!!」という記事を掲載し
多くの皆様より
「おめでとうメッセージ」を頂きましたが
実は、本日、同じくE賞の「キュアプリンセスフィギュア」を引き当てる事ができました!!

いやいや本当に嬉しかったですね。

これもまた私のブログの「大切な常連様」達からの念が引き寄せたものと感じています。
この場を借りて御礼申し上げたいと思います。
ありがとうございました!!!





実は、ローソンではなくてローソン系列の「ミニストップ」で飲み物とおにぎりを買った際に
この店舗の「プリキュア一番くじ」は、
残り6本しかなく、
残りの景品が、A賞.りぼんのぬいぐるみ 1本 D賞.缶バッジ 1本 E賞.プリンセスのフィギュア 1本
G賞.プリカードセット(フォーチュン) 1本 F賞.記念グラス 2本という内訳でした・・・

私としては、
「A賞とD賞は・・・うーーん、いらない・・・」(笑)
「本命は、当然E賞のプリンセス」
「G賞は既に引き当てている・・・」
「F賞のグラスも是非欲しい・・・」

という感じで、E賞を引き当てる確率は1/6
E賞とF賞の欲しいものは、1/2の確率、同時にいらないものを引き当てる確率も1/2
だったのですけど、
ものの見事に一発でE賞/プリンセスのフィギュアを引き当てる事が
出来ました・・・

結構これはラッキーだったと思います。
(どうせなら、仕事でラッキー運を使えればよいのですけどね・・・・苦笑・・・)


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前回のラブリーも可愛かったけど
今回のプリンセスも劣らず可愛い仕上がりですね。
多少デフォルメされていますけど、
「ま、可愛いからぜーんぶ許せちゃう・・」という感じですね。

今回の「ハピネスチャージ」の一番くじは
計6回チャレンジしましたけど
C賞のペットボトルホルダーを一つ、D賞を一つ、E賞とG賞を二つずつ引き当てる事が
出来ましたので、
成果はまずまず、運も良かったと思います。
E賞とG賞もそれぞれ別のキャラで、被っていませんので
これもラッキーでした。

だけどWチャンスのフォーチュンフィギュアは全て「外れ」でした・・・

こうなると「最後のくじ」を引いた人に「テーブルシート」の景品が当たる「ラストワン賞」も
意外と可能性があるかも・・・・??
本日の店舗は、これで残り5本だから
明日改めて行けば意外と「ラストワン賞」も可能性があるかも・・・・??
8/22に、仕事中、
何か右手の甲が痛いな・・・と思っていたら
手の甲の部分がスパッと切れていて、結構出血していました・・・・
「えーー、何で・・・、どこで切ったんだろう・・・
もしかして、妖怪かまいたちに切られたのかな・・・??」と思っていたけど
そんな訳ないですよね・・・・(苦笑・・)

でも本当に原因が分からないというか
どこで切ったのか分からないところが、何か「酷暑の中のミステリー」という感じでした・・・

だけど、この30分後くらいにあるお客様宅に行くアポを取っていたので
さすがに血まみれの状態で行く訳にもいかず、
どこかにコンビニかドラッグストアがないかな・・・と思っていたら
またまた前回ベルトが切れて困った時のように、すぐ近くに100円ショップのダイソーがあるのを
思いだし、
「困った時の100円ショップ」みたいな感覚で行ってみたところ、
普通に絆創膏が置いてありましたので、購入し、トイレでよく傷口を洗ったうえで
貼っておきました・・・

「あー、よかった・・・」と思い、ついつい店内を散策してみたら
またまた前回同様、「ハピネスチャージプリキュア」のグッズが色々オール100円で売られていて
「これもまた何かのご縁」と勝手な理屈を付けて(?)
少しばかりグッズを購入してしまいました・・・・

まったく仕事中に何しているのでしょうね・・・・(苦笑・・)





こちらは丸美屋の「プリキュアカレー」
ま、中身は味がうすいドローーッとした甘口カレーですので
例えば「LEE20倍」みたいな激辛カレーと混ぜると個人的には丁度よい味覚になります・・・

前回は、ラブリー・プリンセス・ハニーの3人でしたけど
今回から「フォーチュン」も加わり、4人のデザインとしてのものになりました。

やはり「ハピネスチャージ」は色々な意味でフォーチュンが加わった方が
バランスがとれていいですね。



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こちらはフォーチュン加入前の発売商品ですので3人仕様・・・

だけどこの「プリキュア文具6点セット」って
メモ帳・シール・鉛筆・鉛筆削り・定規・消しゴムの六点も入っていて
100円だから、
ま、お得といえばお買い得と言う感じもしますね・・・



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こちらはプリキュアメモ帳・・・・

何かラブリーが可愛いものでついつい購入・・・・


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メモ帳の中身は、やはりラブリーが可愛いですね・・・・

そうそう、店内に、
ポチ袋(お年玉袋)も置いてあったのですけど、
何と、昨年の「ドキドキ」もありましたし、一昨年の「スマイル」(しかもプリンセスフォーム仕様・・・)も
あったのですけど
3年前の「スイート」もまだ置いてありました・・・

うーーん、これはさすがに賞味期限切れ(?)の過剰在庫処分セールなのかな・・・・??

そういえば確か、去年の今頃も
「ハートキャッチ」のポチ袋も普通に売られていたような気も・・・
ま、さすがに現在は「ハートキャッチ」は置いていませんでしたけどね・・・・
本日の南関東の「酷暑」は本当にすさまじいものがありました・・・

だって本当に歩くだけで気分が悪くなりそうなほどの「熱気と湿気」・・・

よく「夏場は最低でも水分は2L以上摂取しないとまずい・・・」とか言われますけど
本日に限っては2Lなんてあっという間に飲みきってしまいます。
だけど飲んでも飲んでもすぐに汗となって体外に出てしまうような感覚もありました。

本日もお伺いした顧客から、結構の確率で
「暑いから一杯麦茶でも飲んでいけ・・」とか言われて
ついつい調子に乗って上り込んで麦茶ガブガブ、エアコンの効いた室内で
しょーもない雑談で時間つぶし・・・
みたいな感じもしなくはなかったのですけど、
正直こんなに暑い日はもこちらもお客様も
何かあまり「真面目な話」とかはしたくないものですからね・・・・(笑)

前回、暑くて食が細くなり、
枝豆・ざるそばばかり食べてしまい、
顧客宅で出された不二家のホームパイが異常においしく感じられ、ついついパクパク食べてしまったと
書きましたけど、
何か本日もその繰り返し・・・
本日は、あるお客様の所で、「もらい物」とかいう「千円札・二千円札・五千円札・一万円札をかたどった
サブレ」についつい目がくらんで
2枚も3枚も食べてしまったら、
「へー、甘党なんだね・・よかったらそのサブレ持っていきな・・・」とか言われ
「え・・・そんなに自分、甘いものに飢えているように見られているのかな・・・」とか
「何かお菓子を頂くなんて、まだまだおこちゃま・・・」
なんて感じたりもしたのですけど
せっかくですので頂いてしまいました・・・・





そういえば最近「二千円札」なんてとんと見かけていないですね・・・

昔の話ですけど、
二千円札があまりにも流通せず、金融機関等の店舗に滞留しているなんて話がありましたが、
確か2004年前後にかけて、ミニストップ・ローソンのコンビニATMでお金をおろすと
部分的に二千円札が混ざっているとかいう話はあったそうですけど、
果たして真偽のほどはどうだったのでしょうかね・・・・??


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こちらは五千円札のサブレです。

二千円札のサブレも五千円札のサブレも
なんだか昔食べた「鳩サブレ」みたいな味でしたね・・・

何かとてもシンプルなんだけどすごく懐かしい味がしました・・・
ジョン=ウィリアムズは、アメリカ映画音楽上の貢献度はすさまじいものがありますよね。
アカデミー賞を5回受賞と言うのも凄いと思いますけど、ノミネート止まり42回と言うのも
ある意味一つの記録ですよね・・

この方が映画音楽として作曲した曲って思いつくだけでも

〇ジョーズ

〇スターウォーズ

〇未知との遭遇

〇スーパーマン

〇インディージョーンズ

〇ホームアローン

〇シンドラーのリスト

〇ジュラシックパーク

〇ハリー・ポッター

など多数の作品が出てきますね。
個人的には、吹奏楽でも自分自身演奏経験がありますけど「スターウォーズ」がとても
印象深いです。
やはりあの音楽の「メインテーマ」を聴くだけで、映画の名シーンが色々と思い出してしまいますね。
知名度はいま一つですけど「11人のカウボーイ」のホルンの雄叫びも極めて印象深いものがあります。

この方は、ボストン・ポップスの指揮者として
自作自演の他に、
例えば、スッペの喜歌劇「ボッカチオ」序曲とかカバレフスキーの歌劇「コラブルニヨン」序曲など
親しみやすい小品の演奏も素敵なものが多く、
その意味でも印象深いものがあります。

このジョン・ウィリアムズの作品で、映画音楽意外なのですけど
忘れられない作品として
「リバティー・ファンファーレ」という大変スケールの大きな小品があります。
式典関係のファンファーレと言うと、
この曲以外でも、
1984年の「ロサンジェルスオリンピック」のテーマ曲であるファンファーレも中々素晴らしかったですね。

この「リバティー・ファンファーレ」ですけど、
「自由の女神」像、建設100周年を記念して元々作曲されました。
「自由の女神」の前での発表は、7月4日にマンハッタンの南西端のバッテリー公園で
夕方から夜にかけて盛大に行われました。
当日はウイリアムズの指揮によるオール・アメリカン・マーチング・バンドと合唱団が
「自由の女神」をバックに、野外ステージで演奏されました。

金管楽器の壮麗なファンファーレに続き、打楽器や鐘が打ち鳴らされ、
ホルン等が厳かな第1主題を提示し、トランペットの華やかな旋律が高鳴り興奮が増し、
最後にもう一度第1主題も現れ、効果的に曲を閉じます。
冒頭の金管セクションによるファンファーレは、本当に豪快で気持ち良く鳴り響き、
その後続く「鐘」は、チャイムというよりは
本格的な教会の鐘というかカリヨンがゴーンと荘厳に鳴り響くのが
極めて印象的です。

この曲残念ながら生で聴いたことは一度もないのですけど
コンサートのオープニングとしては実に相応しい曲だと思います。
夏の野外コンサートにも何か最適の曲ですね。

この曲は、吹奏楽にも編曲され、
1994年の関西大会で、洛南高校がこの曲を自由曲に選び素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
惜しまれることに、この年の洛南は全国大会に進めず、関西大会で散ってしまったのですけど
あの華麗な演奏は是非普門館でも聴きたかったですね。
この曲は、吹奏楽版では、確か
「交響的三章」・「よろこびの翼」・「オーストラリア民謡変奏組曲」でお馴染みのカーナウが
アレンジしていますけど、
吹奏楽オリジナル作品を主に活動対象にされている方がこうやって
管弦楽作品をアレンジしているのも何か興味深いものがあります。
ちなみにカーナウは、確かホルストの組曲「惑星」~天王星も吹奏楽に編曲していましたね。

ジョン・ウィリアムズは今年82歳となりましたが、こうやって現役で作曲活動を続けられている点は
ホント、すごい事だと思いますし、
まだまだ現役で頑張って欲しいものですね。

魂の叫び

テレビ埼玉での「スイートプリキュア」の再放送で
本日中盤の大きなクライマックス回で名作誉れ高い「涙は世界で一番小さな海」が
ありましたけど、
何度見てもこの回はいいものですね・・・

よくキュアビート(エレン=セイレーン)ってフレッシュのパッションと共通項が多いと
言われますけど、
確かに似ている側面は多々あるのですけど、
パッションが敵幹部⇒プリキュアと180度の方向転換を示したのに対して、
ビートの場合、妖精側⇒敵側⇒妖精側(プリキュア側)といわば360度転換して
結局元の鞘に収まったといういわば「再回帰」というのが決定的な違いだと感じます。
「再回帰」を悪く捉えると「二重の裏切り行為・・」(敵側と妖精側を一度ずつ裏切った・・)でもあり、
この点がビートのプリキュアとして覚醒後の「罪の意識の深さ」と
「本当に自分はプリキュアとして生まれ変わっても良いのか・・・」という自責の念が
パッション以上に大きかったようにも感じられる点だと思います。

パッションの場合、プリキュアとして生まれ変わって以降は
ラブやその家族たち、そしてプリキュアとしての仲間たちから「愛情」をたっぷりと受け取る形で
今まで「愛」に飢えていた人間が「愛」を受け取り育てていく形で
自身の「救済と成長」を成し遂げていったストーリーとも言えるのでしょうけど
ビートの場合、その辺りが少し面倒というフレッシュほど簡単にはいかなかったような印象もあります。

何かと言うと、ではなぜ元々妖精側だったビートが敵に寝返ったのか・・・
その理由を探ると「嫉妬」というものがあったと思います。
元々自分が「歌姫」でメイジャーランドを代表する歌い手であったのに
「ハミィ」という自分の親友且つ後輩でありながら
自分よりも数段上の「歌手」としての天性の才能を持ち、
結果的に「歌姫」の座をハミィに譲らざるを得なかったという事で、ハミィに対する嫉妬がメラメラと
起こってしまい、それを敵側につけこまれてしまったという感じなのでしょう。
もしも「ハミィ」が嫌な奴で
「歌姫の地位が自分に転がり込んできたのは、それは自分の方がお前よりも歌が上手く
才能があるから、ざまーみろ!!」みたいな性格悪だったら、
ビート(セイレーン)としても、
「なにくそ、今に見ていろ・・・」みたいな感じで更なる練習と鍛錬に明け暮れた可能性もあるでしょうし、
「歌が上手くても性格が悪ければ歌姫失格のはず・・」と自分で自分を慰め正当化する事も可能だったの
かもしれません。
だけどハミィは、本当にお人よしで誰からも可愛がられるいい性格・・・・
そうなるとビート(セイレーン)としても
「立場が無い・・・」というのも本当にわかる気がしますし、
ハミィに対して「好きだからこそ嫌い」みたいなツンデレみたいな焼きもちが起きるのも
決して分からない話ではありません。
要は、これは誰にでもある話・・・
別にビートに限らず、初期の頃の響と奏が年柄年中喧嘩に明け暮れていたのも
そうした「人間不信」とか「ちょっとしたすれ違い」だったのです。
「スイートプリキュア」の物語とは、要は「人の心の弱さ・はかなさ」をどうやって埋めていくのか
人と人との絆を取り戻していくのかというストーリーだと思うのです。

実際、ビート(セイレーン)はどうやって「絆」を取り戻していったかと言うと
ハミィと自分、響奏と自分、周辺の人と自分、フェアリートーンと自分というように
多少時間はかかりますが、他人との「関わりあい」を通して
自分と言うものを見つめなおして、人と人との絆の大切さを認識していく・・・
そんな感じだったようにも思えます。

そしてその手始めが
全ての人達に対するあの「ごめんなさーい」だったと思うのです。

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この「ごめんなさーい」の涙の絶叫は、
まさにビートの「魂の調べ」=「魂の叫び」という感じでしたね。

ビートの長科白・・・

「私は幸せのメロディが大好きだった。でもその歌い手にハミィが選ばれたときハミィを憎んでしまった。
その憎しみはじょじょに大きくなりやがて幸せのメロディを、世界の幸せさえも憎んでしまった。
大好きなものを大嫌いに変えてしまう。そんな恐ろしい心が私の中にあった。
だから私はプリキュアになるのが怖かった。
だって、いつまた私の心に憎しみが生まれるか分からないから…」

「「ごめんなさい! 今まで酷いことをしてたくさんの心の絆を壊してごめんなさい。
でもこれからは守るから…心の絆を守っていくから、
だから私もハミィやみんなと心と心で繋がりたい!」

このあたりは何度見ても何かググッとくるものがありますね・・・・

プリキュアシリーズの中でも一際輝く素晴らしい回だと思います。
日本の東西で対照的な感じです。

ニュースで流れている通り、広島方面の土砂災害は本当に気の毒な感じがしますし、
ご逝去された方々のご冥福を祈るばかりです・・・
対照的に関東は、連日というか、特に水曜、木曜と異常に暑い日々が続いています。
本当にここは同じ日本なのでしょうか・・・と感じるくらい
西日本と東日本の対照的な気候に何か皮肉なものを感じてしまいます・・・
特に水曜の埼玉は「酷暑」以外の何物ではありませんでしたね・・・
体感としては、今年一番暑かったような気がします。
速報値ではさいたま市は35度となっていましたが、感覚としては人間の体温とほぼ同じような
感じもしました。
何をするにも、少し歩くだけで汗が噴き出るという感じでした。

ちなみにこの日は、普段ではありえない事ですが
水分を4リットル以上も飲んでしまいました・・・
だけど飲んでも飲んでもすぐ体が水分を欲するという感じで、すくに汗となって流れ落ちるような
感覚もありました。

ここ一週間ほど
何か水分ばかり飲んでいるような気もします・・・
そしてまずい事に水分ばかり飲んでお腹ががぶがぶになってしまいますと、
「何か物を食べよう・・・」という意識が働かなくなってしまいます・・・
事実、ここ一週間ばかりは、
昼・夜は、ざるそば・枝豆・ヨーグルトくらいしか食べていないような気も・・・・
そのせいか、体重が激減しつつあり、
今朝測定した際は、体脂肪率12.7%、体重51.2㎏まで落ちていました・・・
あ、でもこれは少々まずい・・・
私身長167㎝前後なのですけど、体重が54㎏を下回ると何か体力・気力が低下する傾向に
ありますので、
少し無理をしてでも栄養のあるものを食べないとダメですね・・・

だけどそういう時に限って、
あるクレーム顧客宅に謝罪する羽目になってしまい、相手は室内の冷気がある玄関口から
一時間程度ギャンギャン怒りまくって、こちらは炎天下の外側で
半分意識朦朧、汗だく状態で
「しかり、しかり、お怒りごもっとも・・・」みたいな感じで半分聞いているのか聞いていないのか・・・という感じで
ボーーーっとしていました・・・(苦笑・・・)

私、1990年~96年まで山梨の甲府にいましたけど、
初めて甲府の「盆地特有の暑さ」に心身ともに参っていた頃に何か感じが似ていますね・・・
あの時もざるそば・枝豆・チョコフレーク程度しか喉が通らなかったですけど・・・

本日も、ある顧客宅にお伺いした際、
「暑いねー、麦茶でも飲んでいけば・・」と言われて
ついついあがりこんで冷たい麦茶を御馳走になったのですけど
やはり真夏の炎天下の麦茶は最高ですね!!
そしてそのお客様が、なぜか知らないのですけど不二家の「ホームパイ」を出してきたので
何気なく手を出してしまったら、これが美味しいのなんのって・・・・!!
最近食が細かったから、もしかして「甘いもの」に少し飢えていたのかな・・・??
何かついつい調子こいてホームパイを5袋くらい食べてしまったら
「へーー、本当にホームパイが好きなんだねー、いいよー、ここのお徳用ホームパイ1包み
ぜーんぶ持っていきな!!」と言われ、
ま、断るのもなんなので、ありがたーくお持ち帰りさせて頂きました・・・・(笑)

でもこういうのって、ついつい手が出てしまうのですよね・・・

早速、会社でも家でも美味しく頂きました・・・
(1/4は会社関係の人が、1/2はうちの奥様が強奪していましたが・・・)
次回の「10周年おめでとうメッセージ」は、
ついに満を持して(?)
大友(注:大きなお友達のこと・・・)に大人気な「キュアピース」の登場ですね。
さてさて、ピースの登場で
果たして日曜の朝8時32分前後に何人程度
ピースでお馴染みの「ぴかりんじゃんけん」を同時にしてしまう人がいるのでしょうか・・・・(苦笑・・・)

どうせピースを出すのは目に見えていますので
グーを出して「わーい、ピースに勝った」と叫ぶもよし、
わざとパーを出して、「えー、あのピースに負けた・・」と落ち込むもよし・・・
ま、楽しみ方は人それぞれでしょうね・・・・(笑)

ま、当日の私は朝から仕事ですけど・・・・





前回が「待ってました!!!」のマリンですから
何かマリンとピースの二人で一気にエース級をリリーフ登板という感じもしますね。
これで残りは、ホワイト・ミルキーローズ・ミューズ・サニー・ソードのみとなります。
サニーは是非関西弁で「おおきに・・・」とか挨拶して欲しいものですね。

ところでオールスターNS1以降すっかりお馴染みとなったキャッチコピーの一つに
「女の子は誰でもプリキュアになれる」というものがあります。
ま、これは実際には厳密には、
誰でもという訳ではなくて、
(誰かを守りたいと強く願う)女の子は・・・・という大前提がつきますけどね・・
それに「誰でも・・・」なんて言ってしまったら
プリキュア5の第5話で
パルミエ王国の蝶から、当初はプリキュアになる事を拒否されてしまったかれんさんの
立場が無くなってしまいますので、
ま、この辺りはあまり深く突っ込まないでおきましょう・・・・(笑)

でもね・・・・・

前回のマリンと言い、
次回のピースと言い、
はたまた現役のプリンセスを見てしまうと、
何だか・・・
「女の子は(どんなに変でも、へたれでも、ポンコツであっても)誰でもプリキュアになれる」
という事を立証してしまいそうな気もしますね・・・・

プリキュアになりたてで、
いきなり敵前逃亡したというと、やはりブロッサムを思い出してしまいますけど
ま、ブロッサムをあえて擁護すると、
彼女の場合、たった一人での戦いでしたから、逃亡もある意味仕方がない側面もあるのですけど、
ピースの場合、既にハッピーとサニーという仲間が横にいるのに
いきなり「敵前逃亡」、しかも泣き虫状態・・・・
うーーん、ある意味ブロッサムよりも酷かったような気も・・・
しかもピースは、プリキュア史上初の「特撮おたく」ですからね・・・・

ま、たけどその2年後の後輩のプリンセスに至っては
ラブリーと出会うまでは全戦全敗ですからね・・・・・・(苦笑・・・)

ま、その・・・・、初代の「溢れる勇気と漲る希望」のブラックとホワイトの獅子奮迅ぶりの活躍から
見てしまうと、
「ちっ、しょーがねーポンコツ後輩・・・」と舌打ちしているかもしれませんが(??)
これも「女の子は誰でもプリキュアになれる」という事なのかも
しれませんよね。
最近は「ハピネスチャージ」と「ドキドキ」ばかり見ているような気もしましたし、
「夏期休暇中」と少しヒマだったせいもあり、
自宅で歴代プリキュアシリーズなんかも結構ゆっくりと見る事が出来ました。
短い間だったけど、この夏休み中は、
病院・お墓参り・お買いもの・ハピネスチャージプリキュアショー・大宮のデパート散策とかアニメイト散策とか
何か結構外出の機会は多かったけど
残りの時間は自宅で結構ゆっくりする事が出来たと思いますし、
確かに暑かったけどいい意味でのリフレッシュが出来たような気がします。

ま、たまに家にいると
うちの奥様が
「〇〇という雑誌を買ってきて」とか
「〇〇というスーパーで牛乳と砂糖特売しているから買ってきて」とか
まー、色々と「おつかい」ばかりさせられますけどね・・・・(苦笑・・・)
ま、彼女の場合、極端な出不精&半分引きこもり状態なのですけどね・・・・(更に苦笑・・・・)

ま、それはいいとして
歴代プリキュア達のDVDも結構見ていましたけど、
やはり「プリキュア5」の夢原のぞみは本当にいいなーと改めて感じたものです。
勿論、現役のラブリーとかドキドキの六花、スマイルのハッピー、スイートの響などなどご贔屓プリキュアは
たくさんいるけど、
やはりのぞみ(キュアドリーム)は別格ですね・・・
何か改めて実感したものです。

今回は何か「Yes! プリキュア5GoGo!!」の第14巻が特にいいなーと思ったりもしました。
この巻になってくると、もう最終決戦間近という事で
各メンバーの最後の個人回という事で、各メンバーのエピソードに重点が置かれています。
流れで言うと、
第13巻の第39話で、かれんさんが「将来の夢=医師」になる事を改めて決意し、
(この回のラストでシロップがうららを乗せて空中散歩をするあたりとそのBGMがとても素敵でした・・・!!)
第14巻の第40話で、うららが「自分の夢=亡き母親と同じミュージカルの舞台に立つ」事を成し遂げ
同巻の第42話で、こまちが「自分の仲間の事を小説の中に書きたい」と決意し、
次巻の第43話で、のぞみが「自分の夢=学校の先生」になる事の最終決意
という事で、「プリキュア5」シリーズが2年間でテーマにしてきた
「自分の夢を見つける物語」という事に対するファイナルアンサーを提示したという感じだと思います。

だけどこの中で何か特に印象に残ったのが
第41話のりんちゃんの話だったと思います。
というか、この回、何気にとても面白いものがあり、
ブンビーさんのエターナル離脱後の、「文尾」という仮名での喫茶店での仮の就職先での話とか
桃井さん=ムカーディアの正体が露見したりとか
結構バラエティーに富んだ回でした。

だけど、やはり印象的なのは、
「人はなぜアクセサリーを身に付けるのか?」という
アクセサリーデザイナーを将来目指すりんちゃんにとっての根本的な問題を突き付けられ
それをのぞみとかナッツとかムカーディアとのデート中(?)に知り合った迷子の女の子とそのお兄さんとの関わりを
通して、そうした問題をりんちゃんなりに回答を出していくというあたりが
とてもプリキュアらしい「まっすぐなもの」を感じて
何か総じて「爽やかなもの、後味の良いもの」を感じさせてくれました。





この回のデザインの仕上がりの完成度が抜群に高いので
こういう事が出来る人は川村敏江さんか青山充さんのどちらかしかいないなと思っていたら
前者の方でした・・・
やはり作画監督直々の担当だと全体の仕上がりが全然違いますね。

この回ののぞみの可愛さは尋常ではありません・・・・


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よく、「りんちゃんの恋は全て悲恋に終わる・・」と揶揄されますけど、
ま、そういう役回りなので仕方ないですね・・・
だけど完璧な形での「失恋」というのは、プリキュア5【無印】時代の花屋さんのお客さんに対してだけであり、
後は・・・、まー、幽霊と敵幹部ですからね・・・
しかもムカーディアの場合、りんちゃんが特に惚れていた訳でもないし、
この二人の相性は「最悪」に近いものがあると思いますからね・・・・(笑)



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この回で特に印象深いシーンでしたね・・・

そうそう、この回あたりでは既にブンビーさんは、エターナルという組織に嫌気が差し
逃亡していましたからね・・・
でも人間界での仮の再就職先が喫茶店で、名前を「文尾」という仮名にしている所が
面白いです。
というか、再就職した先に、のぞみ・りん・ムカーディアが普通に客として来店し
ブンビーさんと鉢合わせして、ブンビーさんが「えぇーーーーーっ」と絶叫している光景が
何度見ても笑ってしまいました・・・・

そうそう、りんちゃんが最後に気が付いた「人はなぜアクセサリーを身に付けるのか?」という問いに対しても
「おしゃれ」以外の回答として
「誰かの思いが込められているから身に付けている」というものは中々この回のストーリーに沿った
見事な回答でしたし、
今後りんちゃんがアクセサリーデザイナーとして身を立てるまでの間の「座右の銘」になる事
間違いなしという感じもしました。

歴代プリキュアの世界では、追加戦士とか敵幹部からプリキュアに転身した戦士もいたりするのですけど、
そうしたプリキュア達は、どうしても
「自分がプリキュアとして戦っても本当に良いのか・・」とか
「他のメンバーとどうやって仲良く接すればよいのか、その接し方が分からない・・」みたいな
悩みを抱えていたプリキュアもいたと思います。

そうした場合、どうやって乗り切ってきたか・・・

やはりメンバー同士の「信頼関係」に尽きるのでしょう・・・

ではどうやって相手から「信頼」を得るのか・・・

それは非常に難しいテーマだと思います。
だけどそういう場合、大抵の場合、
相手の瞳の中に「自分自身を心配し案じてくれる相手の優しさ」みたいなものを感じ取った瞬間に
ある程度の問題は解決できていたような気がします。
パッション・ビート・ソード・・・皆そうでした・・・
現役の「ハピネスチャージ」でもいおながひめからそのように感じたからこそ、確執⇒和解の流れが
出来たのだと思います。
りんちゃんが「誰かの思いに応えるために」アクセサリー作りに精進したのと同じような感覚で
歴代プリキュア達の中には
「たとえ以前は敵幹部であったとしても現在はプリキュアとして自分達の仲間になる事を選択し、
 過去の自らの罪に悩まされながらも戦い続けているプリキュアがいる。
自分達もそうした彼女達の思いに応えたい」との思いで戦い続けた戦士もいたと思われます。
逆に敵幹部からプリキュアとして転身した者にとっては
「こうやって自分の事をいつも気にかけてくれている」という気持ちを相手の瞳・態度等で感じとり
「自分もそうした思いに応えたい」という事にチームの結束が図れていった事も
ありましたよね。

相手の言動から「あ、この人本気で自分の事を心配してくれているんだ・・・」と気が付くことが
何か歴代プリキュアにおける「信頼関係の築き方の第一歩」だったような気もしますし、
そうした思いに応える事と気が付くことが
意外と「人の優しさ」の本質部分ではないかと
何かふと気が付いたものです。

うーーん、やはり過去作品でも
プリキュアが現在に「伝えようとしているもの」は永遠不滅のものがありそうですね。
またまたプリキュア関係で
面白いガチャガチャを見つけました・・・

「プリキュアオールスターズ・ハンドタオル」というものですので、
ま、おそらくは3月に公開された「オールスター映画NS3」関連のガチャガチャが
今現在に至るまでしぶとく生き残っていた・・・という感じなのかな・・・





これには四種類のものがあり、

1.ハピネスチャージチーム 2.歴代ピンクチーム 3.歴代ブルーチーム 4.歴代イエローチーム
があり、
ハピネス関係は色々あるし、ピンク関連は何か知らないけど色々あるので(?)
今回は歴代ブルーチームのものが当たればいいなーと思っていたら
何と、ホントにブルーチームのものが出てきました。

このブログの大切な常連様の方からの「当たってくれー」みたいな念が
今回も発動されたのかもしれませんね。
いやいや、今回も本当に感謝感激です・・・

開封してみると、
マリン・ビート・ビューティ・ダイヤモンド・ソードの5人ですけど、
あれれ・・・、何で紫系のソードがここにいるんだ・・・??
しかもこのソード、何かムッとしていて何かご機嫌が悪そう・・・・
これはドキドキ初期の頃の「孤高のまこぴー」を彷彿とさせますね。
それとももしかして
「この5人のうち、10周年おめでとうメッセージをまだ言っていないのは私だけ・・・
どうして私だけ・・・・」
みたいなまるでキュアベリーみたいな事を考えていたのでしょうか・・・・???


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実はこれよーく見てみると
「オールスターハンドタオル」とありますけど、
5代目のハートキャッチから現役のハピネスチャージまでのデザインなのですね。
だから当然、4代目のピーチとか3代目のドリーム、初代のブラックは含まれていません。

しかもこれよーく見てみると

ピンクチームに関しては、ブロッサム・メロディ・ハッピー・ハートは当然として
何でここに赤系統のエースが入ってくるのでしょうか・・・???
前述の通り、ブルーチームにはソードが入っているし。
黄色チームだけは、サンシャイン・ミューズ・ピース・ロゼッタと妥当な組合せでした。

ま、単に「同じ色っぽいから、ま、いいか・・・」みたいなノリだったのかもしれませんよね・・・(笑)

一応補足しておきますと、映画オールスターDX3においての「黄色チーム」は、
黄色+赤+紫という何だかよく分からない「混成チーム」というものでしたけど、
ま、このアバウトさがオールスター映画らしい感じはありましたね。
本日8/19は休みです・・・

というか日曜まで夏期休暇で、月曜に一日出勤し
火曜に通常休みだと
何か中々リズムが取り戻せないですね・・・
何か月曜一日を中途半端に仕事をしても何か全然乗らずに少しポケッとしている間に
一日が過ぎてしまった感じしますので
ま、本格的な稼働は8/20以降ですね・・・・

本日は髪が少しボサボサになってきて特に横がうっとうしくてたまらないので
床屋に行ってきました。
でも考えてみるとここ何年も普通の散髪屋・床屋で髪を切ったことないですね・・・
その理由は値段があまりにも高いから・・・
ま、我が家の斜め隣りは床屋さんなので、「申し訳ないな・・」とも多少は思っていますけどね・・・・

10年前までは、髪を切る場合、普通の床屋に行き、大抵3500円前後取られていましたけど
ある時、駅前に「2000円カットハウス」というものを見つけ
一度切ってもらったら、普通の床屋と全然変わらない内容なのにこの価格・・・
「へー、すごいじゃん・・」と思っていたら
今度は1500円カットハウスが出てきて、
ここ5年前から、全国チェーン展開しているような「1000円カットハウス」が至る所に出店し、
気が付いてみれば、普通の床屋さんには全くいかなくなっていましたね・・・

これも何か「現代資本主義」の光と影なのかも・・・

この1000円カットハウスですけど、勿論シャンプー・髭剃りも何もなく
前後・横のカットだけですけど、
自分のように全然「おしゃれ感覚」が無い人間にとっては、大変ありがたいのは言うまでもないですね。
本日も7分程度で仕上がりましたけど
夏らしくすっきりと仕上げてもらいました・・・
うん、気分は頭から爽快・・・!!

だけど1000円カットハウスの一つ不満点は、
床屋さんだと最後にサービスで「首や肩のマッサージ」を少しやってくれるところがあり
これが実に気持ち良かったものの、
そうしたサービスが無いところです。
と思っていたら、本日行った川口市内のイオン系の大型スーパーに入っている1000円カット店は
最後に「気持ちだけ・・」という感じですけど
1~2分程度首をコリコリマッサージしてくれ
これが大変気持ち良かったです。

やはりこうした「予想外のサービス」は何か嬉しいものがありますね。

ここテレビ埼玉の「スイートプリキュア」の再放送は次回はいよいよ名作誉れ高い
「涙は世界で一番狭い海」の回で、ストーリーは既に百も承知しているのですけど
改めて見れると思うとすごく楽しみですよね。

さてさてBSの「スイート」の再放送は前回は第3話みたいでしたね。
(我が家は、さいたまケーブル系のJCNの為、BSは視聴できません・・・
ま、その分テレビ埼玉の深夜のアニメ枠の充実は素晴らしいものがありますけどね・・・
注:ここ半年程度はそうでもないけど・・・)

スイートの第三話で、なぜ北条響(キュアメロディ)が音楽一家の家庭で育ちながら
「音楽嫌い」になっていったのかその辺りが語られていましたね。
響が音楽嫌いになった理由、それは5年前に遊園地に行くという約束だったのに
急遽演奏会出演へ変更になり、それでもちゃんと最後まで弾いたのに
父親の北条団さんが全く褒めてくれないどころか「響は音楽を奏でていない」と
厳しい表情で言われてしまったからでした。
正直小学3年生にこれはきついような…
元々遊園地へ行くはずだったのに急に演奏させられたあげく
褒められもせず、これって音楽どころかそのまま父親嫌いになってもおかしくないですよね・・・・






中学生の響もいかにも「スポーツ少女」みたいでとても素敵なのですけど
子供の頃の姿もなかなか可愛いですね。
こういうお団子ヘアとかピアノでのステージ衣装も中々捨てがたい魅力があります。

反面、いかにも「不本意な感じ」の浮かない表情も印象的・・・


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父親から「音楽を奏でていない」と叱責され、
落ちこむ響をフォローする子供の頃の奏も中々可愛い・・・・
やはり響と奏は、子供の時から既に「強い絆」はあったのでしょうね。

さてさて、ここから先は「スイート」とは関係がない話になるのかもしれませんので
最初にお断りしておきます・・・

私自身も中学~大学時代はずっと「吹奏楽部」に所属し、アルトサックスやクラリネットを吹いていました。
中学生の頃、よく顧問である指揮者の先生から
「お前たちの演奏は音楽ではない」・「お前たちは音楽を何も分かっていない」
「お前たちは音楽をなーんにも奏でていない・・ただ譜面の音符を音にしているだけ」などと、
響が言われたような「抽象的」な事をよく言われたものです。
「下手くそ」とか「ピッチ・リズムが合わないから死んじまえ」
「なんだその汚い音は・・・」みたいな罵詈雑言は日常茶飯事だったのですが、その一方で
「音楽になっていない」とか「音楽が死んでいる」とか「音楽を奏でていない」とかそうした
抽象的な言葉もよく浴びせられたものです。

今にして思うと、要は「気持ちが入っていない」という事なんだと思います。
「音楽」というものは、本来は楽しみながら同時に、「何か」を聴いている人達に伝える事だとも
思うのですけど、そうした次元はある程度「音楽」を理解し、自分のものに出来た人達にしか
分からないような面もあると思うのです。
小さな子供や中学生レベルの子供たち、特に音楽を初めて1~2年足らずのいわば初心者に
そうした「音楽を奏でていない」みたいな抽象的な事を叱咤されても
言われた本人たちは戸惑うばかりだと思うのです。
理解度が低い者たちには、「自分達の頭で考えなさい」とか言われても
それほどは分るはずはないと思うのです。
音楽の初心者とか習熟度が低い子供たちには、最初はとにかく優しく教えてあげて
「これこれ、こうした点が良くない」とか「こういう所をもう少し気を付けて」と
具体的なメッセージをその都度発信していかないと、恐らくは分からないと思うのです。
理解度がまだ未熟な者たちに
抽象的なメッセージを発信されても困惑してしまうだけではないかと思うのです。

要は、音楽のなんたるかをよく分かっていない子供たちは「迷える子羊」なのです。
そうした子羊たちには、
「具体的な不明点」を題材に具体的に教えていくしかないと思うのです。

そしてある程度成熟し、音楽のなんたるかが分かった段階から
少し厳しく接していき「音楽を奏でていない」等のメッセージを発信しても良いのかなーとも
思います。

スイートの響もその点が発起点となって、父親とのすれ違い・音楽嫌いになっていったのかも
しれませんよね。
その点は、ホント、響の気持ちもよくわかります。

でもそれは、大きくなって社会人になってからも同じだと思います。

私自身も20代後半、山梨にてそりの全く合わない上司から連日連日今で言う「パワハラ」を受け
「お前は、顧客の気持ちが何もわかっていない」みたいな事をよく言われていました。
ただ、その顧客というのも、「借りたお金を返さない延滞不良債権顧客」だったのですが・・
当時、自分は銀行の営業担当で、仕事の一環で債権管理・延滞金回収も行っていました。
その嫌な上司が言っていた顧客というのも、不良債権客で、
債務条件変更・借入資金の一本化・債務期限延長と色々な過程と交渉を経ての上だったのですけど、
それに対して、「顧客の事を何も考えていない」とか「お前は冷たい奴」とか言われても
「えっ?」という感じだったです。
そして、私が「じゃーどうすれば良いのですか」と聞いても何もアドバイスもなく
「そんなのは自分で考えろ」しか言いません。

当時の自分は、自分に非があったとは思えませんし、分らないからアドバイスを求めていたと
思うのです。
「自分で考えろ」というのは、一見便利な言葉ですが、
案外これこそ「思いやりのない言葉」だと思うのです。
分っている人間に対して、こうした言葉を使うのは全然OKだと思うのです。
分らない人間に対しては、具体的なアプローチを提示させないと、お互いに不信感を
招くだけなのかもしれません。

何かスイートの第三話を見ていると、こんな事が急に思い出してしまいました。

話が脱線してしまいました・・・

「音楽を奏でる」って何なのでしょう・・・

その答えは、中学時代にはとうとう見つける事が出来ませんでした。

高校に入ってやっとわかったという感じでした。

うちの高校は、田舎の男子校で、何と一般的な学校には必ずいる「顧問の先生=指揮者の先生」が
開校以来誰もいないという学校でした。
毎年、現役の部員の生徒の中から、指揮者を選出し、自分達自身で音楽を作り上げていくという
学校だったのです。
これは、正直当初の頃はやりにくかったものの、
自分達で音楽を作り上げていく難しさと楽しさの両方を体験できました。
結局、自分自身が「音楽」を好きになっていったきっかけは、この高校三年間が全ての
原点だったのかもしれません。
吹奏楽コンクールを聴く楽しみの一つとして、
全然聴いたこともない初めて聴く「吹奏楽オリジナル作品」を事前の情報なしに
初めて触れるその「新鮮さ」に巡り合う事が出来事もあるのですけど、
クラシック音楽のアレンジものを聴く楽しみ方として、
初めてその曲を聴く場合は、後日改めてその「原曲」の演奏を聴いてみて
その原曲の素晴らしさが分かる場合もありますし、その事がきっかけとなって
吹奏楽コンクールでたまたま演奏された曲目以外のその作曲家の別の曲を聴くきっかけにもなりますし、
その「原曲」を既に知っている場合は、
原曲と吹奏楽アレンジ版の相違、使用する楽器の違いでどんな風に曲想が変化するとかを
結構面白いものがあると思います。

ま、後述しますけど、例えばコダーイのハンガリー民謡「くじゃく」による変奏曲なんかは
原曲のオケの演奏を聴く限りでは
「地味・・・」という印象があるのですけど
吹奏楽版で初めてこの曲を聴いた時は、
「あれ、この曲ってこんなに劇的要素とか色彩感とかあったっけ・・・??」と逆に改めて
新鮮な発見があったりするのも
何かとても興味深いものがあると思います。


〇光が丘女子高校

 Ⅳ/バレエ組曲「エスタンシア」

 このチームは、正式名称は「聖カタリナ学園光が丘女子高校」と言うそうですね・・・
 愛知県在住の自分の知人が教えてくれました・・・
 この知人を通じて、このチームの古い演奏(85年のロシアのクリスマス音楽 88年の古祠)を
 カスタムテープで聴いたことがあるのですけど、
 印象としては「地味・・・随分と控えめで内省的・・・」という感じがしたのですけど、
 全国大会初出場のこの年は、
 とにもかくにも感想を一言で言うと「大雑把で雑で豪快で荒っぽい!!」という印象でした。
 ま、これは自由曲の選曲のせいというのが主要因でしようけど、
 とにかくパワフルなエキサィティングな演奏でした。
 ヒナステラの「エスタンシア」は、この光が丘高校の演奏をきっかけにその後全国大会でも何度か
 演奏されていますから、この曲を発掘し演奏した意義は大きいと思います。
 
 私自身、この組曲は、光が丘の演奏を聴くまで正直作曲者の名前を含めて初めて聞いたものでしたけど
 結構早い段階で、エスタンシアが収録されたCDを買いに行ったのを今でも覚えています。
 確かティルソン=トーマス指揮/ニューワールド交響楽団だったかな・・・・
 そのCDに収録されていたチャベスの「インディアン交響曲」は、この光が丘の演奏を聴かなかったら
 多分生涯出会わなかったかもしれませんね。
 その意味でもやはり「吹奏楽コンクール」は色々と意義がありそうですね。

 光が丘の「エスタンシア」は、開拓者の踊り・小麦の踊り・褶曲の踊りの三つの部分を演奏し、
 構成としては、動-静-動という感じですけど、
 静の部分の「小麦の踊り」をもう少ししっとりとひそやかに決めると
 全体の印象も変わったかもしれませんね。
 結局課題曲も含めて、全て至る所まで「力で圧倒した」というパワー演奏だったのが惜しまれます。
 開拓者の踊り・褶曲の踊りは、部分的に小太鼓奏者を3人も駆使し、
 大変迫力はありました。
 ラストでタムタム(ドラ)が派手にゴワーーーーンと鳴っていましたけど
 あれは完璧に「地響き」の様相を呈していましたね・・・・


〇野庭

 Ⅳ/ハンガリー民謡「くじゃく」による変奏曲

 まー、誠に申し訳ないのですけど、
 やはり野庭=中澤先生=リードの演奏というイメージが強すぎるせいかもしれませんけど、
 1992年以降に中澤先生が従来のリードを中心とするオリジナル路線から
 アレンジもの路線に転じて以降は、
 正直「何か今一つ・・」という感じも否定はできませんでした。
 だけど92年から95年の4年間(96年にご逝去・・・・)の演奏の中では
 この年、93年のコダーイのハンガリー民謡「くじゃく」による変奏曲は
 本当に感動的でしっとりとした演奏を聴かせてくれ、
 野庭=中澤先生サウンドの「別の側面」を見せてくれた演奏だと思います。
 正直、この演奏を生で聴いていて、何かこみあげてくるもがあり、
 「人の心にまっすぐと訴えかけてくる演奏」の素晴らしさと感動を改めて実感したものでした。
 
 この曲、よくコダーイの組曲「ハーリ=ヤーノシュ」とか「ガランタ舞曲」とカップリングされたCDが
 多い為、以前から知っていたのですけど
 その際は、正直「地味・・・」とか「綺麗すぎて印象が希薄・・・」みたいな感想でしたけど
 吹奏楽版の演奏を耳にして
 「あれ、この曲にこんな感動的要素があったっけ・・・??」とか
 「このはかなくも悲しい色彩感は何なんだ・・・」とも感じ、
 原曲を吹奏楽にアレンジする事で、こうした意外な効果を発揮する曲もたまにはあったりするものだなーと
 妙に感心したものです。
 ま、原曲は25分前後度とやや冗漫すぎる感じもし、
 吹奏楽コンクールの8分程度の「カット版」だから、「ダイジェスト的においしい部分だけを取り出した」という
 要素もあるとは思いますがね・・・

 だけど野庭のこの演奏、とにかく木管セクションが極めて優秀で
 全く乱れることなく難しいパッセージを楽々とこなしているのは驚愕の一言に尽きます。
 中間部のしっとりとした歌、それに続くトロンボーンセクションによる「嘆きの歌」などなど
 とにかく胸にじーーんと響き渡る名演です。
8/17の「ハピネスチャージプリキュア」は
本当にコメントとか感想等の必要は全くなさそうですね・・・・(笑)

そのくらい、わずか10秒程度の出演なのに
「キュアマリン」の10周年おめでとうメッセージが主役という感じでした。

いやいや、4代前の先輩なのに、
現役の「ハピネスチャージ」の印象度を一人かっさらってしまいましたね・・・・(苦笑・・)





何となく予感では、
「まさかマリンが普通の挨拶だけで終わる訳はないだろう・・」と思っていたのですけど、
まさかここまでやってくれるとは・・・

さすがマリンですね・・・!!

いやー、ホント、マジで感激してしまいましたね・・・

ここまでの歴代プリキュア達の挨拶でギャグとか変顔というのは一人も無く
皆それぞれ、格好良くスタンダードに決めてくれましたけど
冒頭からマリンは「変顔」の連続・・・
いやいや、本当にやらかしてくれましたね。
「もうさすが、マリン!! みんなのマリン・・・!!!!」と心の中で叫んでしまいましたね・・・

決め台詞の「やるっしゅ!!」もちゃんと言ってくれましたし
もう何もいう事ないですね・・・

ま、ここまで変顔を披露しまくり登場しただけで笑わせてくれるプリキュアは
マリン以外存在しないですね!!!

このまま大満足の中、
「今日はこのまま終わってもいいや・・・」とふと思ったのは果たして自分だけでしょうか・・・・??


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ま、さすがに「マリン」だけというのも何ですので
「ハピネスチャージ」の方も簡単に・・・

と思ったのですけど、特に本日は新しい進展もないし、
「ゆうゆうは世界のハニーであること」が立証され、
ゆうゆうは本当に万能なプリキュアである事を改めて感じさせてくれる回でした・・・

というか、いつの間にかゆうゆうは世界にも進出していたのでしょうか・・・??


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いやいや、単に「世界の食べ物」を美味しく頂くことの
ひとつの口実なのかな・・・??

だけど、ゆうゆうは相変わらず、おおもりご飯の弁当もロコモコでも
何でも美味しそうに食べるプリキュアですね。

落ち込んでいるひめに「飴」で餌付けするというのはゆうゆうの最早特技でもあるのですけど、
それをハワイのプリキュア二人に対しても実践させてしまうのは
すごい、凄すぎる・・・・


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このハワイの「アローハプリキュア」って姉妹だったのですね・・・
この二人の声優さんは、「ハピネスチャージ」のOPとEDの歌を担当している吉田さんも仲谷さんでしたけど
中々上手くてとても声優初体験とは思えないですよね。
むかーし、プリキュア5で、生徒会長かれんさんの後輩という役柄で
当時OPとEDを謳っていた工藤さん・宮本さんが声優てして出演し、この時は「何かセリフの棒読み・・」
みたいな感じと比べると
格段の進化という感じでしたね。
ま、後に工藤さんはフェアリートン役、宮本さんはソード役という
大変重要な役柄が廻ってきましたけどね・・・(笑)

それにしても今回は、ハピネスチームは4人全員で出張してよかったですね・・・

だってめぐみとひめだけだったらとても不安だし、アローハプリキュアの喧嘩の仲裁も出来なかった
でしょうし、
頭の固いいおなだけだったら、
ハピネスチーム対アローハチームのバトル勃発という展開にもなりかねないし
その意味でも全てを優しく包みこむ「ゆうゆう」の役割は、ホーント大きなものがありますね。

さてさて次週は、
新商品展開ではなくて、何やら新しいアイテムが登場しそうですね・・・
何かクイーンミラージュが登場し、ブルーとの絡みが出てこないと
「ラブリー」が更なる「成長のきっかけ」が出てこないような気もしていたので、
このタイミングでのミラージュの登場は
大きく期待するものがありますし、
やはり今後が楽しみですね。

ラブリー大好き派の自分にとっては、やはりゆうゆうの万能さもいいけど
やはりラブリーが更なる成長と活躍を見せてくれないと
物語全体が少し締まらないような気もしますからね。

ヴェーベルンという作曲家は、
正直クラシック音楽マニアの方には「たまらない・・・」名前なのかもしれませんけど、
ま、ほとんどの人は「誰、それ・・・・??」みたいな方なのかもしれません。

音楽史的に一言述べると、
ベルク・シェーンベルクと共に「新ウィーン学派三羽ガラス」とも言われ、
20世紀前半のマーラー亡き後の「前衛音楽」を切り開き、
無調音楽・十二音技法を確立させ、後の時代のブーレーズ・シュトックハウゼン等に多大な影響を残した
と言えるのかもしれません。
正直、作風は極めて難解です・・・
というか、いかにも「現代音楽・無調音楽」らしいというのか
曲そのものに「メロディー」とか「ストーリー」とか「人間らしい感情の波」はほとんど伝わってきません。
感覚としては限りなく「モノトーンの世界」に近いと思います。
「密度の薄い音響体と冷たい情感が特徴的ですけど、緻密に構成され、凝縮され、それでいて明晰な構造を
持っている」というのが教科書的な最大限の褒め言葉かもしれませんけど、
少なくとも一般の方々、
特にクラシック音楽にそれ程詳しくない人が耳にしたら
「拷問」・「退屈」以外の何物でもないかもしれませんよね・・・

ま、そういう自分もウェーベルンの曲はよく分かりません・・・
あまりにもメロディー性が皆無のため、
そしてあまりにも機能的過ぎる曲のため、
例えば、ウェーベルンの「交響曲」という曲を聴いても
それがいつ開始され、いつ終わったのか、途中でどんな展開があったのか説明しろと
試験問題に出題されても
「白紙回答」以外術がないという感じです。
ま、もっともウェーベルンの「交響曲」は、ポーとかポポーみたいなぶった切りの音の羅列という感じが
すごいしますし、
フィラデルフィアでの初演も、散々な失敗に合い、聴衆に哄笑され
失意の中で演奏会場を後にしたというエピソードまであるそうです。

ウェーベルンという作曲家は大変な寡作家で、
生涯で出版された作品はわずか31曲で、
生きている間に作曲されたすべての曲をブーレーズが「全作品作品集」という事で発表したのですけど
それでもCDに6枚のみで収まったそうです・・・
ウェーベルンの生前の写真を見ても
「何か気難しそう・・・」とか「いかにも寡黙そう・・・」とか「どういう会話をすればいいのだろう・・」と
思わず考え込んでしまいそうですけど、
ベルクのヴァイオリン協奏曲とかマーラーの6番「悲劇的」を指揮している写真が残されていますし、
自作自演のレコードも残されているとのことです。

ウェーベルンというと絶対に忘れる事が出来ない曲が一つ自分の中にはあります。

何かと言うと、
「六つの管弦楽曲」なのです。
ウェーベルンの作風は、比較的静かなものが多く、オーケストラを極限まで鳴らすという曲は
極めて少ないと思いますが、
その数少ない例外が、この「六つの管弦楽曲」、その中でも特に第四曲なのだと思います。
いやいや、あの第四曲のラスト近くのfからffffffに極度にクレッシェンドしていく様相は
ホント、尋常ではない「何か」を感じさせてくれます。
この曲の第四曲は、
小太鼓・タムタム(ドラ)がすさまじいロールをしながらクレッシェンドする中、
金管楽器がとてつもない咆哮を響かせ、この世のものとは思えない「大音響・大絶叫」を轟かせ
そうした曲想をバックに一対の鐘が
ゴーン・ゴーンと狂ったようにチャイムを響かせている曲なのですけど
あれは「物は試し・・・」という事で生涯に一度ぐらいは聴いておいた方が良いかもしれないですね・・・
「現代音楽」・「無調音楽」なのに、なぜこの曲だけ
こんなにも「何か」を感じさせるのだろう・・・

その意味でも不思議な曲です。

元々なぜ自分がこの曲を知ったかと言うと
またまた吹奏楽コンクールネタになってしまいますが、
1983年の花輪高校のベルクの「三つの管弦楽曲~Ⅲ.行進曲」という無調バリバリの曲に
思いっきり惹かれてしまい、
その盟友のヴェーベルンに「六つの管弦楽曲」と似たような曲が存在していることに気が付き
たまたま図書館にあったカラヤン指揮/ベルリンフィルのレコードで
この曲を聴いたのがきっかけでした。

だけど、この曲、色々な指揮者の演奏をその後聴いたのですけど
このカラヤンの演奏を超える演奏はいまだに出てこないですね・・・・

「六つの管弦楽曲」は、自身の母親の死が色々な意味で影響を及ぼし、作曲する上での
動機付けになっていると思います。
ヴェーベルンの手紙とかコメントによると・・・・

第1曲:母親がまだ生きていてくれたら、という希望を持ち続けつつも、すでに痛ましい不幸と破局を予感している。
第2曲:ケルンテンへ向かう列車の中で真実を悟る。予感が現実となる。
第3曲:母親の棺に置いたエリカ(ツツジ科の植物)の花の香り。
第4曲:葬送行進曲。棺とともに墓地へ向かう。
第5曲、第6曲:葬式の日の夜の不思議な気持ち。追憶と諦観。

という事が背景にあるようです。

でもなんといっても第四曲の金属的な響きと鐘の無機質な響き、そして凄まじい音のカオス・・・
これはやはり「内面の葬送行進曲」、「別れと慟哭」を意味しているのでしょうか・・・

この曲一度だけ生で聴いたことがあります。
確か新日本フィルの定期演奏会でマーラーの「大地の歌」とのセットでしたけど、
かなり不満でした・・・
というのもこの曲は実は後に改訂版が作られ、
元々四管編成で例の第四曲は打楽器奏者8人だったものが
改訂版では二管編成となり、第四曲の打楽器奏者も半分程度に減らされたのですけど
新日本フィルは確かこの改訂版の演奏でしたので
あの第四曲の「凄まじいカオス」が自分が望むものとはほど遠いものだったからです・・・

うーーん、この曲の元々の原典版を
生で聴いてみたいものですね・・・・
〇八戸北高校

 Ⅳ/管弦楽のための協奏曲(三善晃)

 このチームのこの年の演奏を聴くと、どうしても前年度のこのチームの演奏と対比して
 思い出してしまいます。
 前年度の1992年のホールジンガーの「春になって、王達が戦いに出かけるに及んで・・・」の
 とてつもない雑で粗野で荒削りのとんでもない演奏なのだけど、
 奏者と指揮者の「熱い気持ち」がひしひしと伝わってくるある意味怪演をね・・・
 だけど翌年のこの年は、三善晃の「管弦楽のための協奏曲」という難曲中の難曲を
 まるであたかも「精密な設計図」に基づき緻密に組み立てているような感じの演奏を聴かせてくれ
 「え・・・、これ本当に昨年と同じチームなの・・・・??」と絶句した記憶があります。
 この時の指揮者の佐々木先生の事は
 このブログの吹奏楽カテゴリの中の「1981年~82年の東北大会」で色々と書いた記憶が
 ありますけど、あの時のシベリウスの1番とかマーラーの1番のように
 比較的この先生は「内向的な演奏」を好む傾向にあるのかなと思っていたから
 92年の「春になって・・」の若者のエネルギー大爆発の演奏は極めて意外で
 何かそのギャップがとても痛快に感じたものでしたけど、
 改めて93年の「管弦楽のための協奏曲」の演奏を聴くと、
 「なるほどね・・、やはりこの佐々木先生にはこうした緻密な演奏がよく似合う・・・」と感じたものでした。

 だけどこの辺りは、スクールバンドらしい話だと思いますね。

 指揮者の先生が、「学校のチームカラー」とか「これまでの伝統」にばかりにこだわって
 毎年毎年生徒たちに同じような「型」をはめこんでしまうよりは、
 このチームのように、その年の生徒さん達の「個性」とか「カラー」に合わせて
 演奏スタイルとかを変えていった方が、むしろ高校生にとっては自然体なのかもしれませんよね。

 何か92年と93年のあまりにも極端な演奏スタイルの違いから
 ふとそんな風に感じてしまった次第です。

 だけどこの三善晃の「管弦楽のための協奏曲」は大変な難曲です。
 実はこの曲、オケの演奏でも聴いたことがありません。
 CDでは聴いたことがありますけど、8分程度の短い曲なのですけど、原曲のオケでやっても
 相当技術的にてこずりそうですね・・・
 この難曲をここまでクールに緻密に組み立てた八戸北もすごいけど、
 それ以上にすごいのは、この曲を1978年に全国大会で演奏した秋田南高校かな・・・
 確かに八戸北も凄いのだけど
 秋田南の完成度の高さにプラスして「演奏に対する熱さ」には凄まじいものがあります。
 この曲に関しては、今後恐らく、78年の秋田南を超える演奏は絶対に出ないと自分自身は
 今でも確信しています・・・

 そうそう、話は違うのですけど、
 このブログで何度か1982年の屋代高校の松村禎三/交響曲第三楽章の演奏を記事にしたことが
 ありますけど、
 その演奏から2年後の東海大会では、屋代高校はこの三善晃の「管弦楽のための協奏曲」を
 自由曲にしています。
 この演奏、一度知人からトラヤのカスタムテープを借りて聴いたことがあるのですけど、
 確かに音量過剰の部分があるものの、そのホットな感じは中々印象深いものがありました・・・

 蛇足ですけど、私、生まれが青森県八戸市という事もありまして、
 中学とか高校の部で何度か八戸市内の学校が全国大会に出場していましたけど
 聴くたびに何か「頑張れ―――っ」て応援したくなるのですよね・・・

 やはりこれも一つの「郷土愛」というものなのかな・・・・??


〇愛工大名電高校

 Ⅱ/ローマの祭り

 名電というと、どうしてもプラハのための音楽とか交響的断章の世界をついつい連想してしまうだけに
 この年名電が吹奏楽コンクールのアレンジ物ではすっかりお馴染みの「ローマの祭り」を
 演奏すると聞いて少し驚いたものです。
 名電は、1979年のラヴェルの「道化師の朝の歌」以降実は一度もクラシックアレンジ物を
 演奏したことが無く、すっかりアレンジ物から遠ざかっていたので
 「大丈夫かな・・・」という不安感も多少はありました。
 (厳密にいうと、88年と90年は矢代秋雄/交響曲を取り上げていましたけど、ま、あれは一応「邦人」
 扱いとい事で・・・)
 だけど聴いてみて少し驚きました・・・

 課題曲Ⅱ/スターパズルマーチも、
 こうしたくだけた楽しい曲をこのチームが演奏すること時代驚きだったのですけど、
 何か「ミュージカル」のBGMみたいなゴージャスで楽しい雰囲気に溢れていてとても良かったです。
 圧巻は自由曲・・・
 吹奏楽コンクールではスタンダードなこの名作を
 ごく普通にスタンダードに演奏し、
 特に奇抜な表現も無く、正攻法のスタイルで正々堂々と演奏をしてくれ、
 豪快さと堅実さがミックスした本当に素晴らしい演奏を聴かせてくれました。

 やはり元々技術的にしっかりとしたものを持っているチームは
 オリジナル曲でもこうしたアレンジ物でも
 問題なく聴かせてくれるという事を見事に立証してくれたと思います。

 だけど・・・・

 名電はこの3年後に同じく「ローマの祭り」を演奏するのですけど、
 これはコンクール史上でも歴史的な名演+迷演+珍演を聴かせてくれます・・・
 だってあと一歩間違えば演奏が破綻する寸前のところでグッととどまり
 これ以上やったらまずい・・・・というスレスレの所で抑えた非常に「スリリング」な演奏を
 聴かせてくれました・・・

 いやー、あの時の演奏、私も生で聴いていたけど
 冷や汗と絶句と感動が止まらなかったですね・・・・
お盆が過ぎると、ほとんどの会社の「お盆休み・夏期休暇」が終わり
いつもの日常の日々が戻ってくる気がしますね。
たまにこうやって5日間以上の休みを取ってのんびりしていると
「あーあ、いつまでも永遠に休みの日々が続くといいのに・・・」なーんて思ってしまいますが、
休みの日々がずーーーっと続いてしまうと
「あーあ、あの仕事を毎日していた日々が懐かしい・・・」なーんて感じるのかもしれませんから、
全く人間なんてのはつくづく贅沢に出来ているものだと思います。

私、生まれは青森、育ちは小学3年から高校まで仙台なのですけど、
小学前半の頃は、長野県松本に住んでいました。
松本というのは今現在はどうなのかは分かりませんけど、
私が住んでいた1970年代前半の頃って、
夏休みが確か、7/25~8/20前後と確かエライ短かったような記憶があります。
当時の松本は、真夏でもそれほど「暑かった・・」という記憶はほとんどありません。
だから夏休みが多少短くても
「えーー、まじかよー」なんていう感想はあまり持たなかったような気がします。

その分、松本は「冬の寒さ」が辛くて、とにかく冬は「寒かった・・・!!」という印象しかありません。
同時に冬の積雪量も半端なかった記憶があります。
ま、もっとも現在は全国的に温暖化の影響もありますから、
以前ほどの積雪は無いとは聞いていますが・・・
冬が寒くて大変という配慮もあったのかもしれませんけど、
当時の松本の小学校は、夏休みが短い文、
秋に5日ほどの「中間休み」
真冬の時期に「寒中休み」というものがあり、
これは何かとてもありがたかったですね。

ま、こうした休みがあったからこそ、誰も「夏休みが短すぎる」という文句は言わなかったの
でしょうね・・・

小学後半から仙台に移り住み、中学・高校と吹奏楽部に入ってしまうと、
「夏休み」という感覚は全くありませんでしたね・・・
丁度その頃が「吹奏楽コンクール」とも重なり、夏休みはコンクールに向けての
開けても暮れても練習の繰り返し・・・・
そんな「練習漬け」の記憶しかないですね・・・・(笑)

ま、だけどそれも今となっては「いい思い出」以外の何物でもないですけどね。
本日は「お盆期間中」という事もあり、
うちの奥様と一緒に大宮近郊のお墓参りに行ってきました。
墓前のお掃除とかお花やお供え物も無事にそなえる事ができ、
「あとはお線香だけ・・」と思っていたら、
マッチが残り数本しかない事に気が付き、「まずい・・・」と直感しました・・・
私、たばこは吸わないものでライターは持ったことないし、本日は風が強かったもので
「火が付くかな・・・」と思っていたら
案の定、マッチを擦っても火が風ですぐに消えてしまい、
結局お線香に火をつけることが出来ず、むき出しのお線香をそのまんまお墓に置いてきてしまいました・・・

うーーん、何て罰当たりな・・・・

次回は、マッチではなくて「チヤッカマン」を事前に用意した方がよさそうですね・・・

ま、それはともかくとして、
またまたうちの奥様が
「せっかく大宮に来たのだから駅前にあるアニメイトにでも行こうよ・・・」と言い出し、
しぶしぶ行くことにしました。

だけど改めて感じたのですけど
最近のアニメ事情は、正直よく分からん!!という感じでした。
何かやたらと「美少女系」ばかりの作品ばかり目立ち、半分以上はタイトルさえ聞いたことが
ない作品ばかりでした。
「プリキュア」関連は、わずか一種類しかないし、
(それも2011年放映のスイートのキュアミューズの一体1万円以上するフィギュアのみ・・・
えーー、アニメイトには現役のハピネスチャージの関連グッズは一つもないの・・・??
やはりプリキュア関連は、東京駅のプリティーストアに行かないとダメみたいですね・・・・)
何か関連グッズがあればいいなと思っていた「デート・ア・ライブ」すら置いていませんでした・・・

そんな中、意外だったのは、
何を今更・・・みたいな感じもあったのですけど、
10年以上前の作品でもある「カードキャプターさくら」の関連グッズが
「特集」という事で色々と置かれていました・・・
え、何で今更・・・・・???
それと、まだ8月中旬なのに、既に来年のカレンダーの予約受付が開始されていました・・・
うーーん、さすがに早すぎるような気も・・・・??

そうした中、「ガールズ&パンツァー」関連商品は幾つかありましたね。

うちの奥様は、なぜか現在リメイク放映中の「セーラームーン」のガチャガチャをやっていましたけど
「せっかく来たんだし手ぶらもなんだな・・・」と思って
ついつい、一個120円+税のガールズ&パンツァーのお菓子(ウエハース)を
買ってしまいました・・・・





現在「ガールズ&バンツァー」の
「これが本当のアンツィオ戦です!!」の映画が公開中というせいもあるのでしょうけど
デザインは、
①大洗高校のあんこうチームの5人
②西住みほ殿とアンツィオ高校のアンチョビの二人
の二種類があり、②の方を選んでしまいました。

もしもデザインに、西住殿と秋山殿の二人というものがあれば
文句なくこちらを選んだでしょうね・・・

この映画はまだ見ていないのですけど、いずれDVDになるでしょうからその時にじっくりと
見てみたいと思います。
アンツィオの副隊長のカルパッチョ役の早見沙織さんは、
昨年、「絶対防衛レヴィアタン」のその済んだ声に魅了され、色々と注目している声優さんなので
非常に興味深いです。
早見さんの最近の出演作では、

〇物語シリーズ / 斧乃木余接

〇俺の妹がこんなに可愛いわけがない / 新垣あやせ

〇レッドデータガール/ 鈴原泉水子

〇魔法科高校の劣等生 / 司波深雪

あたりの清涼感溢れる声と斧乃木余接のようなクールな声が
本当に素晴らしいと思います。


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そうそう、このウエハースには、プラカードが一一枚おまけとして封入されています。

出来れば、秋山殿か冷泉麻子がいいなーと思っていたら
意外な方、西住みほのお姉さんの西住まほでした・・・・

でもこの二人、本当に姉妹なんでしょうかね・・・・??
というか、本当にみほは、西住しほの実娘なんでしょうかね・・・・???
ここ数年間は、実は吹奏楽コンクールもクラシック音楽の演奏会はほとんど聴いていません。
ま、それはあくまで「生演奏のライヴ」の話でして、
CDでは頻繁に聴いてはおりますが・・
ま、だけど音楽を聴く「究極の楽しみ」はあくまで「実際の生の演奏を聴く事」と思っている自分にとっては、
少し歯がゆい感じもあります・・

よく聞く話ですけど、
仕事ばっかりの人生を過ごされた方とか高度成長期の頃にはお馴染みであった「会社人間」の方とか
仕事以外の話題が出来ない方とかは
定年後に自分の居場所とか人生の目的を失い、ボケてしまう方も多いの事ですけど、
少なくとも自分はそうはなりたくはないと思います。

老後の生活の不安さえなければ、ある程度の「資産」さえあれば
本日この時点から「リタイア」しても良いと思っている自分なのですけど
老後どころか今現在の「生活」がありますから、働かざるを得ないのですけどね・・・
恐らくは70歳以降の話なのかもしれませんけど、
仕事と言う「現役・第一線」を引退できれば、
夏から秋の吹奏楽コンクールでは、全国大会・各地の支部大会のコンクールとか
月に2~3回程度はオケの演奏会を聴きに行くとか
アニメ視聴三昧の日々とか
とにかく「仕事以外で楽しめる何か」をとことん楽しみたいのです!!

ま、少なくとも、定年後ずっと家にいるようになっても、
ただ漫然と人生の残り時間をボーーッとして過ごすよりは
少しでも「楽しんで」生きたいと思っています。


〇伊予高校

 Ⅱ/イタリア奇想曲

 うーーーん、実に評価に迷う演奏でしたね・・・
 このチームの演奏と「銅賞」という審査結果を聴いてふと感じた事は、
 「毎年変わる審査員による評価の判定基準の一貫性とは何か?」という事でしたね。
 このチームは、1991年にB/パリの喜びで念願の初金賞を受賞したのですけど、
 その演奏と評価は正直評価は分かれると思います。
 ある人は「やり過ぎ・・・表現過剰、追い込み過ぎで煽り過ぎ」というマイナス評価をされる方も
 いると思いますし
 ある人は「絶えず何かを精一杯伝えようとする表現の積極性は素晴らしい」とプラス評価をされる人も
 いると思います。
 結果として1991年は金賞に輝いたのですけど、
 1993年の演奏は、91年と93年の両方の演奏を聴いた人間の客観的な感想としては、
 「どちらもほぼ同じような傾向の演奏で、プラスもマイナスもどちらの要素も持っている演奏」という
 感じでした。
 結果的に91年は金賞、93年は銅賞という事になりましたけど、
 吹奏楽コンクールの場合、毎年毎年審査員が変わり
 少なくとも明確な「審査基準」が定まっていないから、
 同じような傾向の演奏でも、こうやって年によって、審査員の好みによって
 「評価」は変わるのかな・・・とも感じたものです。

 自分の感想としては、課題曲は実にのびのびとした溌剌とした演奏、
 自由曲は出だしのファンファーレを含めて、少しリズムがベタベタしていて、
 かなり「演出過剰」が気になる演奏・・・という感じでした。
 ま、91年も93年もその「積極性」は素晴らしいの一言なのですけどね・・・

 ちなみに自分の「感想・評価」は91年も93年も「文句なしの銅賞」・・・と言う感じでしたけどね・・・

 やはり「音楽」というものに「絶対的な価値基準」は存在しない、人によって感想・捉え方・解釈は
 異なるという事を何か立証したような演奏だったと思います。


〇淀川工業

 Ⅳ/エル・サロン・メヒコ

 このチームにとって「エル・サロン・メヒコ」はこの年で既に3回目・・・
 この時点で何か
 「同じ自由曲の使い廻しはちょっとどうかな・・・」と感じていたものですけど
 最近のこのチームは、大阪俗謡・スペイン狂詩曲・ダフクロの三曲しか演奏しませんからね・・・
 だって「大阪俗謡による幻想曲」は、計8回、ダフクロは6回も全国で演奏していますからね・・・
 他に素晴らしいオリジナル曲とか一杯あるのに、何か毎年同じ曲ばかり選曲して
 勿体ない・・・という感じもするのですけど、
 ま、それは部外者の言うべきことではないか・・・

 「エル・サロン・メヒコ」は3回目でしたけど、
 正直な感想を述べると、三回目のこの年が一番安定した素晴らしい演奏だったと思います。
 最初の82年は、途中トランペット奏者が一人、入るタイミングを間違えて吹いてしまい、
 すさまじいフライングを起こしてしまったのが印象的でしたし、
 85年は、このチームにしては珍しい程終始不安定な印象がありました・・・
 出だしの金管とサスペンダーシンバルが実に切れ味良く開始され、
 それに続くトランペットとクラリネットのソロも完璧に決め、次のファゴットも良かったですね。
 全体的に強奏も音の薄い部分も実に丁寧に演奏されていて、
 ほぼ完璧な形で89年以来4年ぶりの金賞に入賞しました。

 前の演奏団体の伊予高校の「演出過剰」と「音量過剰」と比較すると
 やはり淀川のベテラン振りというか、
 「安心感」・「安定感」は全然格が違うな・・・とも感じたものでした。
 演奏も表現も実にスタンダードで演奏に無理が無く、実に「自然体だな・・」とも感じたものでした。
先日受けた「CT造影検査」の結果、
ま、予想通りというか、
腎臓内に小さな結石が複数個、
膀胱内に、腎臓から尿路を経由して落ちてきた結石が一個、
この一個が0.7~0.8ミリ程度で、薬では溶けそうにないし、自然に尿と一緒に落ちてくる可能性も
石が少し大きすぎてあまり期待できない・・・

そこで言われたのが、
「ま、当面1~2ヶ月程度、膀胱の下の尿道を少し大きくする薬を出すから、
一日2L程度の水分を補給し、運動し、なんとか自然に落下するように頑張ってみなさい、
それでもダメならレーザー粉砕か、内視鏡を使用しての粉砕しかないね・・・」
という事でした・・・

ま、つまりは
当面様子を見ましょう・・・という事でした。

こうした「結石」は、前も書いた通り、自分の両親・兄・姉と全員経験しているから
「遺伝体質」みたいなものですけど、
何とか通院・入院せずに済むように
何とか自然に石が出るように、
ま、気長に頑張ってみたいと思います。

だけど、それにしても「CT造影検査」って検査するだけで随分な金額がかかるものですね・・・
大体10000円程度でしたけど、
うーーん、正直「予想外の出費」となってしまいました・・・・(苦笑)

そうそう、医者からも言われたのですけど、
遺伝体質に加えて、
尿酸値が高いという事は、将来、痛風等の可能性もあるし、
これ以上の結石防止のために、
今後「アルカリ性食品」を取なさいと言われました。
具体的には、牛乳・ヨーグルト・豆類・海藻類・バナナ・じゃがいもといったものですけど、
私、「牛乳」って子供の頃からあまり好きではないのですよね・・・
それを言うと、
「じゃー、代わりにヨーグルトと海藻類・豆腐・野菜を意識して摂取しなさい」という事でした・・・

あれ、最近このブログでも「ヨーグルトメーカー」の事を既に取り上げていましたけど、
何かそれは「予告」だったのかな・・・??

ま、とにかく今後は、牛乳・ヨーグルト・豆・野菜等のアルカリ性食品は
大目に摂取していきたいと思います。
だって自分の「健康」のためですからね・・・
そう、昨年の丁度今頃だったのですけど
一つ気になって気になって仕方がないアニメがありました。
何かと言うと「物語シリーズ」です。
このアニメ、昨年の7月から12月までセカンドシーズンが半年間放映されていて
かなり真剣モードで見ていました。
正直、このアニメも西尾維新の原作も含めてずーーーっと気になってはいたのですけど
何かタイミングを逸していてファーストシーズンは見る機会がありませんでした。
以前から「戦場ヶ原ひたぎ」とか「羽川翼」とか主要キャラの名前は知っていて
そのストーリーや概要も大雑把には分かっていたつもりでしたけど、
昨年の「セカンドシーズン」を見て、いよいよ本格的にはまり始めたという感じもします。





セカンドシーズンの羽川翼の「猫物語」とか戦場ヶ原ひたぎの「恋物語」とか
八九寺真宵の「傾物語」とか
本当に良かったですね。
特に八九寺真宵が成仏する回の最後の別れのシーンは今でも印象に残っています。

ところでこの「物語シリーズ」なのですけど
これって実は暦の高校三年生の春から一年程度を扱った物語なのですよね。
一年間の出来事という短期間の話なのに、とにかく「密度が濃い・・」という感じです。
この「物語シリーズ」って何がややこしいかというと、
登場人物がそれほど極端に多い訳ではないのに、
「〇〇物語」・「〇〇物語」とシリーズ内の話によってクローズアップされている登場人物が
違う上に、
例えば戦場ヶ原ひたぎの過去の経緯が、ファイヤーシスターズシリーズの話の中で出てきたりと
要は、全ての話を理解・把握していないと
全体の話が最後までよく分からないという
やっかいさがあります。

自分のように「ファーストシーズン」を全く見ないで「セカンドシーズン」冒頭から見始めてしまうと
正直、背景とか事情とかがよく分からないままストーリーが進行し
自分だけ置いてきぼりになってしまうという事も多々あったもので
セカンドシーズンを見ている際に時折「うーーん、めんどくせー」と感じたものです。

だから「物語シリーズ」のファーストシーズンは
第一巻からじっくり見る事にしました。
戦場ヶ原ひたぎ→八九寺真宵→神原駿河→千石撫子→羽川翼まで見終わり
今度ファイヤーシスターズの「偽物語」計5巻をレンタルしようかと思います。
これでやっと「ファーストシーズン」が終わりますが、長かったですね・・・
というか、ツタヤにレンタルしに行っても、
この物語シリーズ、かなり人気があるせいなのか、大抵の場合「レンタル中」の札がかかっていて
これが結果的に「長期戦」の主要要因となってしまいました・・・

だけど、これまで見てきた感想を一言で述べると・・・

「うーーん、面白い!! そしてやっと物語全体が見えてきた!!」という感じですね。

あとは「偽物語」での貝木泥舟をじっくりと見させて頂き、戦場ヶ原ひたぎの過去の経緯等を
見てみたいものです。

でも「偽物語」、近所の三軒のツタヤに行っても、ほとんど「レンタル中」なんですよね・・・・(泣・・・)


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やはり「物語シリーズ」というと、
自分にとってのメインヒロインは、戦場ヶ原ひたぎですよね・・・

このお方は、ある意味最強の「ツンデレ」なのかもしれませんよね・・・

私、これまでアニメでの最強ツンデレさんって

とらドラの逢坂大河とか、ハヤテのごとく!の三千院ナギとか、灼眼のシャナのシャナとか
俺の妹がこんなに可愛いわけがないの高坂桐乃などというイメージがあったのですけど
戦場ヶ原姉さんには敵わないようですね・・・・(笑)
モーツアルトの「ピアノ協奏曲」って
偶然なのかもしれないのですけど、
初めて生の演奏会で聴いた時のソリストってなぜか「田部京子」さんの場合が多いのですよね・・・
ホント不思議だな・・・

というか、私の場合、モーツアルトの曲って10代~30代前半の頃まで
何か苦手と言うか
「聴いていてつまらない・・」
「単調・・・」
「モノトーンの音楽」という感覚があり
20代の頃は特にショスタコーヴイッチとかマーラーとかウィリアム=ウォルトンとかプロコフィエフみたいな
重厚な音楽を好んでいたせいもあったと思うのですけど
あまりというかほとんど好んで聴くことはなかったと思います。

それが変化するきっかけとなったのは
日本フィルのサンデーコンサートだったと思いますが
未完成・モーツアルト/ピアノ協奏曲第21番・組曲「展覧会の絵」というプログラムで
藤岡幸夫指揮・田部京子さんのソロによる演奏だったと思います。
あの時の演奏会が一つの転機となり
「あれ、これまで何か毛嫌いしていたモーツアルトもなかなか味わいものがある」という事に気が付き
これまでは素通り状態だった
モーツアルトの曲目を含む演奏会も色々と聴くようになりました。

モーツアルトのピアノ協奏曲で言うと、
9番/ジュノム・17番・20番・23番・24番・27番を初めて生で聴いた際の
ソリストは全て田部さんだったと思います。
26番/戴冠式は確か仲道郁代さんだったと思います。

だからその意味では田部京子さんには「大感謝」という感じですね。
だってモーツアルトのピアノ協奏曲を聴くようになってから、あのあまりにも有名な後期交響曲とか
「レクイエム」を聴くようになりましたからね・・・

個人的な感覚ですけど
モーツアルトの「ピアノ協奏曲」の中では
第23番イ長調が大好きです。
この協奏曲は何と言っても第二楽章が本当に素敵なメロディーで
あの深沈とした感覚は何度聴いてもうっとりとさせられます。
第三楽章の一転しての「激しい掛け合い」はこれまた素敵です。

この協奏曲を生で聴いてみて驚いたことがあるのですけど、
この曲、オーボエが入っていないのです。
この時代、木管楽器の王様と言えば、フルートとオーボエで
特にオーボエを外すという事はまずありえないと思いますし、
当時は曲の中に入れる事がまだ珍しい部類だつた「クラリネット」をオーボエの代わりに
使用している点が非常に画期的だと思います。
この曲の特に第二楽章の「あの美しいはかなさ」は、もしかしたら
クラリネットの弱奏で表現される「幽玄さ」と相性が相当良かったのかもしれませんよね。
ちなみにこの協奏曲では、トランペットはおろかリズム低音の重要な担い手である「ティンパニー」すら
使用されません。

うーーん、これはもしかして低音リズム楽器とトランペットを外すことで
「天国的な色彩感覚」を意図したのかもしれませんよね。
意図としては、マーラーが交響曲第4番にて、チューバとトロンボーンを外して
重厚感を回避させた事と同じなのかな・・・・??

ところで話は全然違うのですけど
このモーツアルトのピアノ協奏曲第23番第二楽章をポピュラーソングとして使用した例があります。
何かと言うと、1985年の薬師丸ひろ子の三番目のアルバム「花図鑑」の中に収録されている曲、
「花のささやき」がそうなのです。
この第二楽章の哀しげな旋律に松本隆が歌詞を付け、発表されていますけど
これはなかなかいいです。
ちなみに薬師丸ひろ子のファーストアルバム「古今集」は、1984の発売当時結構私も好きで
竹内まりあのカバー曲でもある「元気を出して」は、竹内さんとは全く別の意味で
この曲の「無限の可能性」を感じさせる大変素晴らしい歌声を披露してくれます。
薬師丸さんの当時のあの「透明感ある歌声」はホント、良かったですよね・・・
ちなみにこの「古今集」で収録されている
「ジャンヌ・ダルクになれそう」・「アドレサンス(十代後期)」の歌詞担当は 阿木燿子さん
「白い散歩道」の歌詞担当は大貫妙子さんなのですけど、
これがまた素晴らしい出来栄えだと思います。
ある一曲を聴くことが目的で演奏会に行ったものの
その曲以外に演奏された別の曲に惹かれ興味を持ち、結果的にその曲も好きになってしまったという事は
結構しばしばありました。
私にとってその代表例が、プロコフィエフ/ピアノ協奏曲第3番なのかもしれません。

1987年10月23日 東京文化会館で開催された第394回日本フィルの定期演奏会で演奏された
曲目は・・・

〇バルトーク  : バレエ音楽「中国の不思議な役人」

〇プロコフィエフ: ピアノ協奏曲第3番

〇矢代秋雄  : 交響曲

だったのですけど、当然目的はバルトークと矢代秋雄でした。
当時はプロコフィエフのピアノ協奏曲なんて一つも知りませんでしたし、
プロコフィエフというと、スキタイ組曲・交響曲第3番と5番・ロミオとジュリエット・シンデレラくらいしか
聴いたことがありませんでした。

だけどこの日の演奏会は、勿論バルトークも矢代秋雄/交響曲も本当に素晴らしい演奏を
聴かせてくれたのですけど
それ以上の収穫は、プロコのピアノ協奏曲第3番でした。

この曲出だしのクラリネットのファンタジー感溢れる出だしとは対照的に
終始「才気煥発」というか、次から次へと大胆なメロディーが展開され、
時に抒情的になったかと思えば、時に爆発し、時にいかにも「モダン感覚溢れる場面」があったりと
全く飽きる事は無く、
この曲が終わった瞬間にはすっかりこの曲に取りつかれてしまったという感じすらありました。
演奏時間も26分程度だし、短くもないし長くもないしという感じで
「丁度いい」というのもあったかもしれません。

この曲が作曲された当時は、ロシアにとってはまさに「激動」の時代でした。
この曲の構想が具体化した頃に、ロシア革命が勃発し
共産党体制による政情不安に嫌気をさし、安定した環境での作曲活動を希望したプロコフィエフは
「亡命」を決意し、アメリカ、そしてヨーロッパへと活動の場を移します。
そして最終的にこの曲は、パリで完成されたのですけど、
その亡命の道すがら、プロコフィエフは日本にも立ち寄り約二か月程度滞在しています。

この曲の第三楽章の雰囲気と旋律が何となく
日本の長唄「越後獅子」と似ていることから、
日本の滞在時にもしかしてこの越後獅子を聴いて自分の曲に取り入れた・・・なんていう人も
いるようですけど、
私の見解は、「それはありえない」と思います。
だって改めて聴いてみてもこの二つの曲にそれほどの「共通性」があるとは思えないし
何となく全体の雰囲気が少し似ているような似ていないような・・・という類のものだと思いますし、
例えは悪いかもしれませんけど
タモリ倶楽部の「空耳アワー」の世界に近いようなものがあると思います。

最近の音楽文献とかコンサートのプログラムの曲解説を眺めてみても
やはりその関連性については否定するものが多いような気もします。

この協奏曲は三楽章構成なのですけど
第一楽章がなんかすごーく好きです。
出だしの何か夢見るようなクラリネットソロから開始されるのですけど
あっというまにこのファンタジーは消滅し、
メカニックでモダン感覚溢れる鋭角的な音楽が次から次へと展開されていくのですけど
この楽章のカスタネットの「タン、タン、タタン」というリズミカルな響きに何か惹かれるものがあります。
第二楽章はいわゆる抒情楽章なのですけど
途中でテンポが唐突に早くなるスケルツォみたいな部分が現れたり
メロディーラインが非常に美しく、
後の交響曲第5番第三楽章とか、シンデレラ~お伽話の終わり 
ロメオとジュリエット~ジュリエットの墓の前のロメオみたいな感じの抒情的ではかないメロディーも
出現し、驚かされます。
ラストの第三楽章もホント切れ味が鋭く、そのスピード感は「爽快」の一言に尽きます。

大変モダン感覚と切れ味鋭い曲なのですけど
前作のピアノ協奏曲第2番の前衛さ・過激さは随分と後退し、「分かりやすさ・聴きやすさ」は
その代わりに進化したような感じもします。

この演奏会から遅れる事、7年後にピアノ協奏曲第2番を生で聴いたのですけど
その「過激さ」には、ホント呆気にとられるしかなかったですね・・・

さてさてプロコフィエフは「ピアノ協奏曲」を計5曲残しているのですけど
いわゆる三楽章の古典形式を順守しているのは
この名作の誉れ高い第3番のみで、
残りは全て三楽章形式ではありません。
何かこのあたりも「時代と形式の枠に収まりきらない」プロコフィエフらしい話ですよね。

第一番→単一楽章

第二番→四楽章構成

第四番→これは「左手」のみで演奏されます。四楽章構成
      「左手のためのピアノ協奏曲」というとラヴェルが圧倒的に有名です。
      依頼者の第一次世界大戦で右腕を失ったヴィトゲンシュタインは、ラヴェルにも
      「左手用の協奏曲」の依頼をしましたけど、
      実はプロコフィエフにも依頼をしています。

第五番→なんと五楽章形式・・・

この曲はCDで聴くよりも生の演奏会で聴いた方が真価が分かると思います。

ちなみにプロコフィエフ自身がソリストを務めたCDも現在でも発売されています。
我ながら「またか・・・」と思うのですけど
ついでに「ハピネスチャージプリキュアショー」関連の記事をもう一つだけ・・・

何か最近のハピネスチャージを見ていると
「あれ、ラブリーってピンク系なのに本当に主人公なの・・・?」とか
「何かプリンセスの方が主人公みたい・・・」とか
「少し影が薄いんじゃ・・・??」
みたいな声が出ているのも分かるのですけど
やはり自分としては、ハピネスチャージの確固たる主人公なのは「ラブリー」なのです!!
ま、どうしても物語の構成上、
プリンセスの初期の頃のあまりのへたれぶりがありまして、序盤はその「成長」を見守り
中盤は、物語の大きな焦点の一つだった「フォーチュンとプリンセスの確執」の問題があり
その確執の解消と和解をじっくりと展開した事情があり
一見すると確かにプリンセスの方が扱いが上のようにも感じられなくもないのですけど、
よーーく見てみると、全ておいてラブリーが大きく関わっていて
「鈍感なのだけど、ひたすら前向き」という「ビッグな愛」の持ち主である
ラブリーがこの物語の主人公というのはいささかも揺るがないと思います。
(ま、自分自身が大のラブリー贔屓というのもありますけどね・・・)

ま、だけどそうは言っても最近のアニメ本編では少し影が薄い感じもしなくはないから、
せめて自分のブログ内だけでも
ラブリーをメインに構成したいと思います・・・・(笑)




「世界に広がるビッグな愛」というのがラブリーの登場時の口上ですけど
プリキュアショーでもこの口上を見事に再現してくれていました。

先日、後期EDがお披露目となり、
ラブリー達4人が途中で白のコスチュームに変容していましたけど、
あれは映画版なのかな、それともアニメ本編でもいずれ更なる「フォームチェンジ」が用意されているのかな・・??
だけどラブリーほど「ピンク」が似合うプリキュアはいないかも・・・
過去のピンク系というと、ハッピーとかメロディとかピーチとかドリームとか
ピンクがよく映えるプリキュアも大勢いたのですけど、
何かラブリーは「別格」のような感じすらします・・・
何でかな・・・??
ピンク系の変身コスチュームなのですけど、ピンクと黒が混在しているから
余計にピンクが強調され、その分「見栄え」がするせいなのかな・・・??


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2年前の「スマイルプリキュア」では、
ハッピー×ピースの「ピンク×黄色」のコンピはまさに「鉄板」だなと思ったのですけど
こうやって見てみると
ラブリー×ハニーのピンク×黄色コンビも中々いいですね。

ハッピー×ピースは、たとえは悪いかもしれないのですけど
「究極のマスコットプリキュア」という感じもしなくはないのですけど、
ハニーの場合、もしかして歴代でもトップクラスの「万能さ」を誇りますから
単なるマスコットだけにとどまらないのがすごいところですよね。


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ダンスサイアークによって「カニさんダンス」をさせられ
頭を抱え込むラブリーですけど、
「なんじゃこりゃー」みたいなラブリーも素敵です・・・


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でもってやっぱり「カニさんダンス」を無理やりさせられ、
横歩きダンスをさせられるラブリーも素敵です・・・(笑)

ま、要はラブリーは何をやらかしても
全部許せちゃいそう・・・・(笑)



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かえるとカニのヘンテコダンスをさせられる二人を横目に
買い物バッグを抱えるフォーチュンは、何か妙に「母親」みたいな保護者みたいな感じ・・・(笑)

ま、だけど「ハピネスチャージ」は、ハニーとフォーチュンが追加戦士として加わり
良かったですよね。
ホント、初期メンバーの二人だけだったら、
一体どうなっていたやら・・・・



今回の敵幹部はオレスキー将軍だったのですけど
考えてみると、こうした被り物の「プリキュアショー」に登場する敵幹部は
男性系が多いのですよね。
ハピネスチャージの登場幹部は、今の所ナマケルダとオレスキーで
ホッシーワは未登場です。
前作ドキドキは、確か一度もマーモは出ませんでしたし、
前々作のスマイルでもマジョリーナは登場しなかったと思います。
(スマイルでは、ウルフルンが大人気でしたね・・・あの時は、プリキュア登場時よりも
 ウルフルン登場時の方が声援が大きかったのが印象的です・・・)

ハートキャッチでは、クモジャキーばかり登場していたような気が・・・・
ま、たけど確かに「サソリーナ」のコスチュームは、お子様たちには少し「目の毒」なのかな・・・??

;歴代プリキュアの女性幹部というと
個人的にはフレッシュの「ノーザ」が極めて印象的です。
(フレッシュというと、ノーザよりもイース様・・・!!という人が多いと思いますけど
ま、最終的にイース様はキュアパッションに覚醒されましたので・・・・)
だけどフレッシュの被り物ショーは、ノーザは一度も出てきませんでした。
というかノーザの登場は物語の後半でしたし、
ノーザが被り物ショーといえども登場すると
「あの女の人怖い・・・」と泣いちゃうお子様たちも出るかもしれませんよね・・・・(笑)
そのくらいノーザは怖いおばさま(??)でした・・・・





うーーん、やはりハニーのくねくねダンスは何度見ても何か妙に「色気」がある・・・・(笑)

何だろうな・・・

過去においてもこうした被り物のプリキュアショーで「色気」を感じたプリキュアって
キュアピーチぐらいでしたけど
ハニーは何か格別・・・
やはりアニメ本編同様、あの「太もも」のせいなのかな・・・・(苦笑・・・)



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プリキュアショーは意外とバトルが派手なので
見応えはあります。
結構敵幹部何か一見本気でプリキュア達をぶん殴ったり蹴りを入れたりしているようにも見えますし
何か本気モードでプリキュア達を吹っ飛ばしているようにも思えます。

なんかこのあたりは時代劇の「チャンバラ活劇」みたいなものを彷彿とさせますね。

プリンセスのスカートがめくれあがっているのも何か面白い・・・

そうそう改めて気が付いたのですけど
ショーの間、他のプリキュアは手ぶら状態なのに、ハニーだけは終始「ハニーバトン」を手にしているの
ですよね。
フォーチュンですら、タンバリンを手にしていないというのに・・・・


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ハニーが一番最初にサイアークに対して必殺技を繰り広げていました。
手にはしっかりとハニーバトンを持っています。

フォーチュンの必殺技発動時には、フォーチュンピアノもフォーチュンタンバリンも
持っていませんでした・・・
うーーん、出来れば「タンバリン」くらいは持って欲しかったような気も・・・
何かあの「おしりタンバリン」は是非見たかったような気も・・・・(笑)



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やはりハピネスチャージは4人揃うと「華」がありますよね。

一番最初に見た時は、ラブリーとプリンセス二人だけでしたけど
こうして4人揃うと色々な演出が出来そうですよね。

前週に、後期EDが開始されましたので
ラストのダンスは、もしかして後期EDを早速披露するのかな・・・と思っていたら
前期の「プリキュアメモリ」でした・・・

ま、さすがに一週間では被り物の皆様も練習する時間が無かった・・・という感じなのかな・・・・??

自宅から車で5分程度のイトーヨーカドーで「ハピネスチャージプリキュアショー」が開催されると
うちの奥様からの貴重な(?)情報に基づき
8/2の「川口たたら祭り」の際に同じ内容のショーを見に行ったにも関わらず
家からあまりにも近いので、ついつい行ってしまいました・・・
ま、幸い夏休み中という事で、ヒマでしたしね・・・・(苦笑・・・)





夏休み期間中で「お盆」の真っ最中で家族連れ等で相当混雑しているかなと思ったのですけど
ヨーカドー自体がかなりガラガラ状態・・・
プリキュアショーを見に来た人たちも予想よりは少なく、
少し意外な感じもしました。
ま、というかこんなお盆の期間中は、帰省とか家族旅行とか都内にお出かけとかする人が
多いでしょうし、
お盆期間中に、いい年こいてヒマこいてこんな「プリキュアショー」を見に行ってしまう
私は一体何者なんでしょうね・・・・(苦笑・・・)


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そうそう、前回のたたら祭りの際のプリキュアショーで
キュアフォーチュンの「スカート丈は前も後ろも同じ長さでアニメ版と少し仕様が異なる」とか
書きましたけど、
あの時は少し遠い位置からの見物でしたので、そのように見えたのですけど
もしかしたら、スカート丈の長さはその時から既に多少は違っていたのかもしれません。

今回のイトーヨーカドー内でのイベントのフォーチュンの衣装は
はっきりと「前と後ろでスカートの丈の長さが異なっていて、アニメ版とほぼ同じような感じ」
だったと思います。

ま、前回は暑い炎天下の屋外イベントで、ステージからかなり遠い位置でしたけど
今回は冷房が効いた室内イベントで
観客が前回よりは少ない中で比較的近い距離からの見物でしたので
前回よりはよく見えていたと思います。


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ちなみに上の写真は、前回の8/2の「たたり祭り」でのフォーチュンの写真ですけど
この写真だけを見てしまうと「同じ長さ」に感じてしまうけど
実際は8/2も今回8/15の時も
フォーチュンの衣装は同じだったかもしれませんね・・・


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あ、そうそう一つ訂正があります。

前回のショーの記事では
プリンセスが洗脳されたダンスは「うさぎのぴょんぴょんダンス」と書きましたけど
すみません、私の勘違いと聞き違いだったようです・・・

正解は「カエルダンス」でした・・・

うーーん、でもなんか可愛いうさぎとケロケロのカエルでは
何か随分とイメージが違うような気も・・・・(笑)

あ、そうか、だからプリンセスは座った状態からやたら跳ねているなーと思ったら
あれは「カエル」をイメージしているのですね。

それにしてもプリンセスの「躍動」は半端ない・・・・
こうした被り物ショーでは、ハニー・ラブリーが比較的おとなしめの動きをしているのに
プリンセスだけは、一人飛んで跳ねて躍動してジャンプ゛してキックしての大活躍です。

いやいや、アニメ本編でもああいう目覚ましい活躍を見せてくれたら
少しは「ポンコツ」の評価も上がるのですけどね・・・(笑)

あ、でも最近は、戦闘シーンでの活躍も目立ってきたし
初期の頃の「目に余るポンコツ振り」は影を潜めていますしね・・・・
うん、プリンセスはこれでもかなり「成長」をしているのですね。
最近は疑似体験でも「淡い恋」も経験しているし・・・(笑)


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前回も面白かったけど
ハニーの「くねくねタコさんダンス」は何か妙に面白い・・・

何かハニーが体を妙にくねくねさせると
何だか妙な「色気」があるのですよね・・・・
うーーん、既に「恋」を経験している娘は、やはり被り物でも動作は色っぽいのかな・・・・??
以前に何回か書いた通り、テレビ埼玉で再放送中の「スイートプリキュア」でしたけど
3週間近くに渡って夏の高校野球県予選中継に伴う番組変更のあおりを受けて
延期状態が続いていましたけど
先週からやっと再開され、
本日は現在夏休み中で在宅のため、初めてかな、この再放送を生で見る事が出来ました。
というか、中断になる前の話が「キュアビート誕生」の一歩手前の
物語全体の大きな盛り上がり箇所でして、
何かずっと中途半端なモヤモヤ状態が続いていましたので
とにかく再開は良かったです。

ま、スイートに関しては再放送ですので
特に感想等を書くつもりはないのですけど、
キュアビートといえか、セイレーンというのか、黒川エレンは
歴代でも珍しい「悩み多き方・・・」ですね。
(ま、後半はキュアソードに負けず劣らずのポンコツ振りを発揮していましたけど・・・・)





エレンは、基本的に「悩み」が尽きない・・・
(ハートキャッチの世界ならば、第一話からデザトリアンにさせられ、心の叫びと葛藤を吐露
 してしまいまそう・・・)

だからこそ、歌姫に選出されず、自分の代わりに選出されたハミィに対する「嫉妬」が一つのきっかけとなり
メジャーランドを離脱し裏切る結果になったのでしょう・・・
つまりエレンは、嫉妬と言う自身の心の中に内在する「魔物」に悩み
メジャーランドを離脱したという「裏切り」の気持ちに悩み、
そしてはたまたマイナーランドを離脱し再度メジャーランドに戻るという「二重の裏切り」を経験し
これについても悩み、
マイナーランド時代に「セイレーン」として多くの人達に危害を与え傷つけていた「過去の悪行の数々」に
対して「後悔と懺悔」の気持ちを臨みながらも悩み傷つき、
自分が本当に「プリキュア」としてこのまま響と奏の仲間になって良いのか、果たしてその資格が本当に
あるのかと悩み、
改めて見てみ見ると、「組織からの裏切り」と「自身の過去の悪行」に悩んでいた東せつなすらも
はるかに凌駕する「悩み多きプリキュア」というのが
最初の頃の正真正銘の印象でしたね・・・


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ま、この辺りは、次回の「涙は世界で一番ちいさい海」の名作誉れ高い回によって
ある程度は解決するのですけど、
その前の回のハミィとエレンの会話で相当部分救われる要素があったようにも感じます。

エレン: わたし、こんなひどい事ばかりしていて・・・・(泣)

ハミィ: なんだセイレーンは、怒ってほしいニャ

ハミィ: (笑顔で) コラッにゃ

この辺りは何か個人的には何度見てもくぐっと胸にこみあげるものはありますね・・・

ハミィは、歴代プリキュアの妖精の中でも、スマイルのキャンディと並ぶ役立たずのマヌケポンコツ妖精
なのは間違いないのですけど
「人を信じる事の美しさ」を最後まで守り貫いたというのは、
単に「癒し」という役割ではなくて
プリキュアの一貫したテーマでもある「誰かを守り信じたい」を妖精として最後まで貫いたという意味で
大変意義がある事だと思います。

次回の「涙は・・・」の回は
その辺りをもう少し深く掘り下げているのですけど、
最後にエレンが「ごめんなさーい」と大泣きしているのは大変興味深いものがありました。
人間の心理学として「カタルシス作用」というのがあるそうです。
カタルシスとはもともと「吐く・吐露する」と言う意味がありますけど
心理的に追い詰められ悩み苦しんだ人間は、
大泣きする事、そして大声でその原因となっている事象についてのコメントを発するだけで
心情的に楽になるという効果があるとのことですけど
まさにエレンは「ごめんなさーい」と絶叫する事でカタルシス効果を遺憾なく発揮した感じですね。

ま、もっともドキドキの六花さんは、
レジーナに対して「ごめんで済んだらプリキュアは要らない・・・」と強烈な毒を吐いていますけどね・・・(笑)


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2011当時、このビートの初変身シーンはかなり衝撃的でしたね・・・

本日の再放送を改めて見てみてもまさに「ため息」ものです・・・

何かうっとりさせられますね。

ま、同じことは先日の「10周年おめでとうメッセージ」時のビートの挨拶でも
感じましたけどね。

パッションとビートの類似性を説く人は多いと思いますが、
もう一つ加えると、パッション・ビート・現役の「フォーチュン」の類似性もあるのではないかと
思う時もあります・・・
ま、もっともフォーチュンは過去の悪行なんてものはありませんけど・・・
何かと言うと、「プリキュア」として覚醒した際に
(フォーチュンの場合は再覚醒・・)
過去の自分を精算し「再生」を果たしたという事が一つの共通点としてあるのかな・・ともふと思ったものです。
パッションとビートの場合、プリキュアに覚醒時に既に「罪の意識」を抱えていましたけど
厳密にいうとフォーチュン自身も
ひめに対して事情を知ろうともしないで一方的に責め続けた・・・」というある意味「罪」はあったのかも
しれません。
ま、3人とも、何らかの「罪の意識」を有し、
誰かを守ろうという強い信念からプリキュアとして「再出発」を果たしたのかもしれませんよね。
1993年と言うと自分にとっては「嫌な事ばかり・・・」・「振り返りたくもないほど嫌な年」
「悪夢な年」以外コメントがしようがないほど
大変つらい一年だったと思います。
ま、何が原因かと言うと、仕事上の事がほぼ原因の99.99%だったですね・・・
当時は、ある地方銀行の営業担当をしていたのですけど、
新人営業担当として山梨県・甲府の地に来たのが3年前の1990年・・・
最初の1~2年は「バブルの余韻」という事もあり、順調に営業業績を伸ばしていたものの
1992年頃から、銀行全体、地域の景気動向、自分個人の業績に翳りが見え始め
93年頃からは、完璧に袋小路に陥っていましたね・・・
当時は28際のまだ洟垂れ小僧でしたけど、一度業績を上げてしまうと、
その後の業績低迷が認められないのが当時の銀行の雰囲気でしたし、
(あ、それは別に古今東西どんな会社に在籍しても同じか・・・)
連日毎朝毎晩、上司から
「今日、今週、今月、今期のノルマはどうするんだ!!」と詰められまくり
また当時は、いよいよこれまでの「お金をどんどん借りて下さい」の時代から
「債権回収」の時代へと突入し、
従来までは簡単に融資が出来た顧客・法人に対して融資が厳しくなり
逆に少しでも決算関係が良くないところからは「いち早く回収」というのが本部からの指示となり
顧客からも
「なんだ、急に掌返したように冷たくなりやがって・・」と激しいクレームと罵声を
浴びせられるようになりましたけどね・・・
(当時の金融機関のこうした急激な方針転換は、どこの銀行でも同じだったようです・・・)

とにかくこの年~1995年までは自分にとっては
「職場イコール悪夢」という感じでしたし、
とにかくあの当時自分がおかしくならなかったのは今から思うと「不思議・・」としか言いようが
ないですね・・・
ま、結果的に1996年から念願の「都内異動」となり、
新宿区の西落合と言う所で心機一転出直し、再度「過去の栄光」は取り戻すことは出来たのですけど
結果的に1999年に「破綻」してしまいましたけどね・・・

1993年の全国大会はこうした心理状態の元聴いたのですけど
やはり「音楽」は「仕事みたいな公の場」とは別次元ですからね・・・
ま、当時「音楽」というものは、自分にとっては「救い」・「癒し」みたいなものは確実にあったと思います。


〇埼玉栄

 Ⅲ/ローマの噴水

 埼玉栄高校と言うと、現在の仕事でさいたま市から川越市に向かう途中の国道16号線沿いに
 円形型の校舎が建っていて、毎回16号を通る際にこの学校の前を通過しますので
 何か個人的には馴染みがあるような気がします・・・
 この年、実は関東大会の高校の部も聴きに行き(川崎の産業会館の音響は最悪・・・)
 埼玉栄の演奏も聴いていました。
 このチームは91年に「・・・・・そして、どこにも山の姿はない」の歴史的圧倒的名演により
 その名を永遠にコンクール史上に遺すことになったのですけど、翌年の「ローマの祭り」は
 まさかのスカ金・・・
 だからこそ93年のコンクールはかなり気合が入っていたと思いますが
 そうした「気迫」は関東大会では恐ろしい程伝わってきました・・・
 だけど全国大会では、そうした「気合」がなぜか空回りし、
 課題曲から「何かノリが悪いな・・・」という感じの演奏でしたし、
 ローマの噴水も、鳴るべきところは大変良く鳴っていて決して悪い演奏ではないものの
 何か大音量のみが普門館会場を不気味に彷徨っているという印象がありました。
 大太鼓のロール打ちもかなり強すぎ、
 何か表現が強引すぎるという感じもしましたし、
 ラストはもう少ししっとりと聴かせて欲しい感じはありました。


〇下松

 Ⅱ/シバの女王ベルキス

 中学・高校のスクールバンドでは、
 指揮者が変わると、全てが変わってしまうとよく言われますけど
 このチームも例外ではありませんでしたね。
 下松というと中井先生というイメージが非常に強く、
 86年のチャイコのロメジュリとか89年のプラハのための音楽とか91年のプロコのロメジュリとか
 「厳しい中にも温かいものが伝わる」とか「抒情性」とか「優しさ」という言葉が本当によく似合う演奏を
 聴かせてくれていましたけど
 指揮者が変わると、前任者以上の力を発揮するのは相当至難の業という感じがありますね。
 一言で言うと、「指揮者も奏者も迷っている」・「これが自分達のスタイルみたいなものを見失っている」
 「音が固くパサパサしている」・「結果的に強奏ばかり目立ち、何を言いたいのかよく分からない・・」
 という感じで、
 何か前任者の中井先生の残した「遺産」だけで全国に来たような印象もありました。

 若い先生だったような記憶がありますけど、
 さすがに少し重圧というか、重荷と言うのか、何か少し気の毒な感じもありましたね・・・
夏休みに入って、
「うん、やはり自分の健康は本当に大切だな・・・」と実感するようにもなり
本を読んだりネットで色々と調べていると
「発酵食品」が体に実に効果的という事が何となく分かり、
先日このブログで「ヨーグルトメーカー」の事を取り上げた経緯もありますので、
「久しぶりにヨーグルトを作ってみよう」と思い立ち
実際に作ってみました。

といっても「作る」といってもあまりにも簡単なのですけどね・・・(苦笑・・)





まずはヨーグルトメーカーに
500mlまたは1Lの紙パックの牛乳をセットします。
出来上がる時間は、ちなみに500mlの場合も1Lの場合も大して変わりはありません。


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これにヨーグルト菌またはプレーンヨーグルトを投入します。

大体小さじ1~2杯程度の分量で構いません。

ちなみにこのヨーグルトメーカーはシンプルなので
「ギリシアヨーグルト」を別途作るみたいな高機能は付いていません・・・(笑)


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そして電源を入れ、
大体8~10時間程度で完成です。

今回は大体8時間程度でなめらかに仕上がりました。

長時間経過すると、固くて酸っぱい仕上がりになるので
あまり長時間置かずに、むしろ少し液体状のものを「飲むヨーグルト」風に頂いた方が
いいような気もします。

今回は、シンプルなプレーンヨーグルトにブルーベリージャムを混ぜて頂きました。

味は・・・・
「うん、まさに普通のヨーグルトだ・・・」という以外コメントのしようがないですね・・・(笑)

だけど、たまには手作りのものもいいものだし、
何よりも「自分の健康」のためですからね・・・
昨年は全く意識していなかったのですけど
皆様のおかけで、このブログを開設して丸2年が経過し、3年目に入ることが出来ました。
これもひとえに、こんなしょーもないブログでも
ご訪問をして頂けたり、大変ありがたく嬉しいコメントを頂ける多くの皆様のおかげだと思います。

本当にありがとうございました!!

どうぞこれからも皆様の「温かい目」でこのブログを見守って頂ければ幸いです。

以前から何度か書いている通り、
元々このブログを開設した理由は、
既に30年以上前の吹奏楽コンクールの「自分にとっては一生忘れる事が出来ない素晴らしい演奏」を
何か「記録」として残していきたいという思いで始めたものでした。
過去のそうした素晴らしい演奏、特に花輪と大曲のように支部大会止まりで全国大会に進めなかった
チームのあまりにも素晴らしい演奏を、「忘却の彼方」というように埋もらせたくなかった
気持ちがあったと思います。

一例をあげると、その具体的な演奏とは・・・

〇1982年・東北大会/花輪高校 ウォルトン 交響曲第一番変ロ短調終楽章

〇1982年・全国大会/仁賀保高校 矢代秋雄 交響曲第四楽章

〇1982年・全国大会/就実高校 トゥリーナ 幻想舞曲集

〇1981年・東北大会/大曲高校 三善晃 交響三章第二楽章

〇1982年・全国大会/屋代高校 松村禎三 交響曲第三楽章

〇1994年・全国大会/関東第一高校 ロースト カンタベリーコラール

〇1990年・都大会/都立永山高校 フーサ プラハのための音楽1968

〇1987年・全国大会/雄新中学校 ワーグナー エルザの大聖堂への厳かな行列

あたりが代表的なものだったと思います。

でもそうはいっても初期の頃は何かそのあたりも面倒くさくて
初期の頃は、当時放送中の「スマイルプリキュア」の事ばかり記事にしていましたね・・・(笑)

ま、もっとも「プリキュア」は自分にとっては吹奏楽と同様に
永遠に自分自身に受け継いでいきたいものなのですけどね。

開設して半年程度は、正直一日訪問して頂けた方は2~3人程度・・・
というか、初期の頃は、「他人に見られている」という意識は全くなく
「自分自身の記録」のために書いていると意識しかありませんでした。
本当のことですが、初めて「コメント」を頂いたのは、開設してから八か月あたりでしたね・・・
それが現在では、一日大体450~500人程度の皆様に見て頂けるようになり
毎日のように「コメント」を頂けるようにもなり、
これも本当に皆様のおかげと感謝しています。

現在の「ハピネスチャージプリキュア」では冒頭に「10周年おめでとうメッセージ」を
歴代プリキュア達が述べていますけど、
何とか自分自身も「10周年」を目指して今後ともマイペースで
「何か」を伝えていければいいなーと思っています。

そうそう、皆様の素敵なブログを色々と拝見させて頂く中で、色々と素晴らしい記事やイラストに
巡り合う事が出来ましたけど、
特に影響を受けたのは「東方project」の世界でしたね。

どうぞこれからも宜しくお願いいたします。
よく、「もう一つのプリキュア」みたいな言い方をされる事もあるようですけど、
アニメ本編と
なかよしで毎月連載されている上北ふたご先生による「漫画版」は
「目指している方向性」は同じながらも
若干ですけど「解釈の違い」が散見される事もあり、この点は歴代プリキュアでもよく見られ
中々興味深いものがあります。

ま、だけど上北先生の漫画版は、
ああいう短いページの中でも
よくあれだけアニメ本編に忠実にストーリーを再現しながらも
上北先生らしい「解釈」も入れて
実に完成度が高いというのか、「濃密なストーリー」が短いストーリーにぎゅっと詰まっていると
痛感させられることも多々あり、
毎年毎年感心させられます。

アニメ本編と上北先生の漫画版で
一番「解釈の相違」を感じたのは、プリキュア5の「夢原のぞみ」の扱いかな・・・
アニメ本編では、ひたすら前向きで明るく元気なおバカ娘として描かれる事が多いのぞみでしたけど、
上北先生版では、
どちらかというと「繊細で優しい少女」とい側面の方を強調し
おバカキャラをかなり弱めていたのが印象的です。
特にココを巡って、くるみがのぞみに対して焼きもちを妬いたり、悩んだりする光景は
あれはまさに現役の「ハピネスチャージ」の「淡い恋愛モード」をはるかに超越した
マジの「恋愛モード」でしたね・・・
アニメ本編でも極めて優秀なありすでしたけど
上北先生の解釈では、更にすごい事になっていましたね・・・
(ネタバレになるからここでは語れませんけど・・・)
また「スイートプリキュア」でも、
アニメ本編では、「ハミィ」はお人よしのマヌケ妖精という印象が非常に強いのですけど
上北版では、毎回毎回喧嘩に明け暮れる響と奏を気に掛ける「心配性」みたいな側面も
クローズアップされていて、この辺りも何か面白いところです・・・

今作の「ハピネスチャージ」でも
そうしたアニメ版との解釈の違いと言うか設定の違いが色々と散見されていて
中々興味深いのですけど、
最近では、アクシアの箱を開けた経緯を告白する設定の違いも
中々面白いものがありました。


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上北先生の漫画版では、
いおなが仲間として加わり、4人と誠司とで「肝試し」をやる事になり
その流れの中で、
皆がいる前で、比較的軽い流れの一環として、
ひめに対してアクシアの箱を開けた経緯をさり気なく問うているのが
面白いです。

何か上北漫画版では
アニメ版ほどひめといおなの確執を強調していないという背景もあったと思いますが
比較的あっさり系のいおなの姿がそこにはあったと感じられます。


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一方アニメ版では、
ひめの贖罪といおなの「自分自身の過ちも認める」という事をかなり長時間かけて
じっくりとじっくりと確執の解消を図っていきましたので
ひめといおなの二人っきりの場面でアクシアの箱の経緯の説明と
図ったのでしょうね。

要は、上北先生の場合、限られたページと時間という「制約」があったゆえに
ストーリーを凝縮していく必要があった事との違いが
何かアニメ版との違いとして如実に表れている感じもするのですけど、
ま、その辺りも「もう一つのプリキュア」の物語として解釈していけば、
両方の素晴らしさを堪能できるような気もしますね。
私が小学から中学の頃って
一時的に「オカルトブーム」というものが流行っていたこともありました。
こっくりさんもそうですし、口裂け女とか、ま、色々なんかありましたね・・・
その中でも特に目を引いたのが、1999年人類滅亡等でお馴染みとなった「ノストラダムスの大予言」
なのかな・・・
ま、あの予言集って表現があまりにも漠然とした抽象的なものですので
メッセージを受け取る読み手の解釈によって随分と捉え方も異なってくるのですよね・・・
だから現在では「全く信じられない・・」としかコメントのしようがないのですけど、
当時としては、何か「引っかかるもの」はあったと思います。

子供の頃は、「人類滅亡」の主要因は、宇宙人による地球侵略なんて荒唐無稽な事を
想像したものですけど、
大きくなるにつれて、
万一人類が滅亡したり衰退するその原因は果たして何なのかな・・・と考えた時
やはり考え付くのは、
①戦争の悲劇 ②環境破壊だと思います。

そうした事を吹奏楽からアプローチした作品の一つが、カレル=フーサの
「この地球を神と崇める」という大変な超大作なのではないかと思います。

フーサは、「プラハのための音楽1968」という大作で、吹奏楽コンクール等でもすっかりお馴染みの
作曲家の一人だと思いますけど、
「この地球を神と崇める」という作品は、あまりにも難解なテーマ・難しいテクニックと表現方法によって
長らく吹奏楽コンクールでは全く見向きもされない作品でしたけど、
1993年に都立永山高校がこの曲を自由曲として取り上げ、そして歴史的名演を残してくれた
おかげで、この曲が一気に認知されていったようにも思えます。
「プラハのための音楽1968」は、当時の「チェコ動乱」→ソ連軍侵攻とチェコ国民の苦悩と怒りを
音楽として取り上げたものですけど、
題材は「チェコ」というあくまで一国をクローズアップしたものでした。

「この地球を神と崇める」は、チェコ一国という問題にとどまらず
人類全体、いや地球全体の問題提起としてこの曲を作曲し、
「この美しい地球の環境破壊を果たしてこのまま放置して本当に良いのか・・・」という事を
既に1970年代の時点から「吹奏楽作品」という音楽を通して「メッセージ」を伝えた事は
大変意義が深いと思います。
現在の地球環境の激変・温暖化現象・PM2.5・世界各地の公害・異常気象などは
一国政府だけで解決できる簡単な問題ではないはずです。
世界各国が「共通問題」としていの一番に取り組むべき問題なのに
自国の利益・利害調整の壁に阻まれ、
なんら有効な対策を一つも打ち出せていない・・・
こうした事態・現象に、既に40年前から音楽を通して「警告」を発してきたフーサの「先見の明」は
大変なものがあると思います。

全体として25分前後の曲なのですけど
聴くだけでかなり気分は重くなります・・・
決して「気軽」に聴ける音楽ではありません。
だけど作曲者からの「強いメッセージ」は痛いほど伝わってきます。

フーサ自身が、スコア冒頭に、かなり長めの文章を掲載しています。

簡単に記すと・・・

この曲は、いまの人類が直面する様々な問題――戦争や飢餓、種の絶滅、環境汚染などが動機となって生まれた。
この美しい地球の破壊や荒廃が、幻想に終わることを祈るばかりである。

 第Ⅰ楽章 地球は宇宙の中の点として描かれ、次第に大きくなり、悲劇を予感させる。
 第Ⅱ楽章 放射能で破壊され、傷ついた地球が描かれる。
 第Ⅲ楽章 地球は宇宙の彼方に砕け散る。奏者は「この美しい地球」と声に出す。
         そしてこんな疑問が浮かび上がってくる
        「なぜ、私たちはこんなことをしてしまったのだろうか?」・・・

「プラハのための音楽1968」は、具体的な事件に対する「チェコ国民の怒り」をテーマにした
ある意味具体的な内容の作品なのですけど
「この地球を神と崇める」は、非常に抽象的な内容なのだけど、強いメーセッジ性を有しています。
一言で言うと、この曲は「地球の泣き声、慟哭」なのではないかな・・とも思えます。
環境破壊に蝕まれた地球自体からの「悲痛な叫び」を強く感じてしまいます・・・

だからこそ、この曲を25分間聴き続ける事は非常にしんどいのだと思います。

マーラー/交響曲第8番「一千人の交響曲」は、地球、いや宇宙の振動・鼓動を描いた作品ですけど
フーサの「この地球・・・」は地球の慟哭なんですよね・・・・

「この地球を神と崇める」は、以下の三楽章から構成されています。

Ⅰ.神と崇める

Ⅱ.破壊の悲劇

Ⅲ.終章(エピローグ)

この曲を生で初めて聴いたのが、1993年の都大会の都立永山高校でしたけど
その都大会のプログラム表記を見てみると、

「この地球を神と崇める」より、Ⅱ.破壊の悲劇 Ⅲ.終章~なぜ私たちは・・・・・
と記されていますけど、
「なぜ私たちは・・・・」は正式タイトルではないはずだから、これは永山のいかにも馬場先生らしい
メッセージなのかもしれませんよね。

吹奏楽コンクールでは、ⅡとⅢのカップリングばかりなのですけど、
この曲の真骨頂は、実はⅠなのかもしれません・・・
その位、最初から「衝撃度」が計り知れない曲なのです。

Ⅰは、静かなクラリネットのソロから曲は始まり、次第に他の管楽器や打楽器が
加わっていき、緩やかに曲は盛り上がっていきます。この楽章は終始、不気味かつ
神秘的な雰囲気が保たれているのですけど、途中でチューバ等低音楽器の大胆な使用もあって
その静と動の対比は半端ないものがあります。
Ⅱは、一変し、強烈な打楽器から始まっていきます。
破壊の悲劇というタイトルのように、管楽器は様々な旋律を荒々しく奏で、
そして打楽器の激しさが、破壊の規模に拍車を掛けていきます。
Ⅲは、破壊した地球が宇宙を漂う姿を表したものです。
Ⅰと同じように不気味な雰囲気を醸し出しつつ、曲は静かに進むのですけど無機質に曲は
進展していきます、
そして、その空間に「This beautiful Earth・・・」という言葉が響き渡り、
ラストはシロフォーンの弱奏で静かにフェードアウトしていきます。

とにかくこの難曲は演奏する方も聴く方も大変エネルギーを要する曲だと思います。

個人的には、都立永山のⅢにおける女子生徒のたどたどしい「ビューティフルアース・・・」という
呟きが非常に印象に残っています。






私、この曲の全曲版CDを持っているのですけど
これ完全な輸入盤でして、日本語解説が入っていないし
語学力が全くない私にとっては、何が書かれているのかさっぱり分かりませんし、
実は、上記のCDの演奏団体も指揮者も一切不明なのです・・・

多分、1985年にオランダで開催された何かの「音楽祭」である事は
間違いないと思うのですけど・・

だけどこの二枚組CDに収録されている「この地球を神と崇める」は
録音も残響音も非常に素晴らしく、気迫溢れる素晴らしい演奏だと思います。
他にリードの第三組曲、ショスタコの交響曲第9番の吹奏楽アレンジ版
ネリベルのトリティッコアンドリューセンのシンフォニアなどが収録されています。

全然関係ないのですけど
昔、星新一のショートショートの一つに題名は忘れたのですけどこんな話がありました。
ある高名な博士が大変な時間と資金を使って「大発明」を為し遂げたというけど、その発明品とは
ロボットみたいな像が立っているだけで、へその辺りにボタンのようなものが付いている。
人々は好奇心でボタンを押してみるものの、
そのロボットは面倒くさそうに、押されたボタンを元に戻す事しかしない・・・
博士は病院送りとなり、そのロボットも駅前に置かれたまま放置され、
時折いたずら者がへそのボタンを押して、そのロボットはボタンを押し戻す・・・
そうした事が何年も続いたが、
ある日世界に核戦争が勃発し、全人類は絶滅した・・・
そのロボットには実は「ある使命」を持っていて
へそのボタンを一定期間押されなかったら人類は滅亡したものと認知し、
そのロボットから地球と人類に対する「レクイエム」が流されていく・・・・
そんな感じのストーリーでしたけど、
この世界観は、まさにフーサの「この地球を・・・」のⅢ.エピローグの世界と
何か重なるものがあるのですよね・・・・

そうそう、この曲なのですけど実は吹奏楽作品から「管弦楽曲」にもアレンジされ、
この管弦楽版が、今度下野さんの指揮/読売日本で演奏されるようです。
下野氏は、以前札幌交響楽団を客演した際も
フーサの「プラハのための音楽1968」の管弦楽版を演奏されていますので
何かこちらもかなり期待大という感じですね。
現役の中高生達に
「ジョヴァンニー二のコラールとカプリチオという吹奏楽オリジナル曲を聴いたことがありますか?」と
質問しても、おそらく99%以上の方は「知らない・・」というでしょうね・・・・
私が中学から高校の頃というと、
ジョヴァンニーニは結構コンサートとか吹奏楽コンクールの自由曲として取り上げられる機会も
多い方の作曲家だったと思いますし、
「コラールとカプリチオ」以外にも

〇ジュビランス

〇序曲変ロ長調

〇ファンファーレ、コラールとフーガ

などの曲が当時頻繁ではありませんけど演奏されていた記憶があります。

だけど自分のような「オールド吹奏楽ファン」にとっては
ジョヴァンニーニというと何と言っても「コラールとカプリチオ」ですよね・・・
この曲、1960年代にはヤマハ浜松が自由曲として取り上げた曲でもありますし
他にもプリジストンとか蒲郡吹とか尼崎吹奏楽団のような名門チームなどが
これまでの所、計9回も全国大会で演奏されています。
ま、といっても最近では支部大会でも県大会でも全く演奏されず
既に「忘却の彼方・・・」という位置づけになっているかもしれませんよね・・・(苦笑・・)

だけどこのオリジナル曲、忘却されるにはあまりにも勿体ない曲なのですよね。

5分30秒前後のすごく短い曲なのですけど
「構成」が実に素晴らしいと思います。
タイトル通り、前半が金管を中心とする重厚なコラールで、
後半が、木管・金管・打楽器が巧みに絡み合う奇想曲的な曲想・・
その対比が実に素晴らしいと思います。
前半の金管の「威圧さ・厳格さ・緊張感」があるから、後半の「奇想天外さ」が非常に活きてくると
思います。
後半の「ブンチャカ・ブンチャカ・ドンガコンガ・・」みたいなややぎくしゃくしたリズムの面白さも
いいと思いますし、
何か奇抜に走り回っている印象がすごーく強いのですよね。
とにかく前半と後半の対比があまりにも極端で、その明瞭な違いがこの曲の一つの醍醐味なのだと
思います。
最近の吹奏楽コンクールの華麗な邦人作品とかラヴェルのダフニスとクロエとか
レスピーギの「ローマの祭り」に耳が慣れすぎますと、
かえってこうした昔ながらの「シンプル イズ ベスト」を立証したオリジナル曲をたまに耳にしますと
逆にすごーく新鮮なものを感じたりもします。

この曲のCDで聴く場合
今の所一番いいなーと思うのは、東芝EMIから出ていた「吹奏楽オリジナル名曲選」の10枚組CDの
一枚に収録されていた演奏ですね。
録音は相当古いと思いますけど
いかにも「古き良き時代の吹奏楽」という感じが明瞭に伝わってきて
少し粗いけど私は好きな演奏です。

吹奏楽コンクールというと印象的な演奏が一つありますね・・・
かなり古い話ですけど、1975年の大阪府の董中学校ですね。
この年は、当時の名門、今津が5年連続金賞ということで関西大会不出場というラッキー(?)も重なり
三木中学と共に全国に出場するのですけど
三木と董の二つの中学の指揮者が当時はまだ珍しかった女性指揮者というのも
何か興味深いものはあります。
この董中の演奏は銅賞でしたのでレコードには収録されないものの
日本ワールドレコード社のカスタムテープで聴くことが出来、この演奏を持っていた友人に頼んで
このテープを借りてダビングしたのですけど、
一言で言うと「豪快な演奏」ですね・・・
金管バンドと聴き間違えるような金管主体の演奏ですけど
パワーと流麗なリズムとスピード感は中々楽しかったと思います。
当時のBJ講評を見てみると、
「木管16名 金管21名 打楽器7名」と記されていますけど、
なるほど・・・確かにこの編成では金管主体となってしまいますね・・・

またBJの中に当時の指揮者の東礼子さんの貴重なコメントが掲載されていて
こちらもかなり興味深いです。
東先生がこの中学に赴任当時は部員が10名前後の廃部寸前、しかも東先生自身は
音大のピアノ科出身で、吹奏楽指導経験は一切なし・・・
しかも楽器はポンコツばかりで
全てがないない尽くしから始まったのですね・・・
1975年の前年は、何と3年生が「受験」を理由にコンクール出場を辞退し、1~2年生のみで
コンクールに出ていたそうですね。
そして75年は、前年度に3年生がいないことの絶対的不利を悟った当時の3年生が
コンクール参加を決め、
全員一丸となって夏の厳しい練習を乗り越え、「手探りと手作りの音楽」で全国大会にたどりついたのですね。

この辺りは「吹奏楽コンクールには100の出場チームがあれば100のストーリーがある」事を
何か象徴させる話だと思いますけど
何か味わいものがあります。


この年の課題曲はいわゆる「マーチの年」という事で全て行進曲ばかりでしたけど、
これって一日丸ごとコンクールを聴いている身にしては
結構負担が減るというか、難解な課題曲を聴かずに済むというリラックス感があったりして
従来よりは、随分と「聴きやすい大会」という感覚もありました。
特に課題曲Ⅳ/マーチ「エイプリル・メイ」は大変親しみやすくメロディーラインが実に躍動的かつ美しい
という感じで、聴くだけで何か「ハッピー」な気持ちにさせてくれましたね。
マーチと3月を掛けているのも何か作曲者の「粋さ」を感じさせてくれます。
課題曲Ⅲ/潮煙も大好きな課題曲でした。
とても「行進曲」という感じではなくて、「ポップス+リズム」という感じですし、
4曲の中では群を抜いて技術的に大変難しいものがあったと思います。
県大会とか支部大会でこの課題曲を選び、最後までリズムがぎくしゃくしてしまうチームとか
例のトランペットソロがしくじるとか
この課題曲の「悲惨な事故」(?)は当時、ほーんと続出していましたね。
だって全国大会でも、例えば袋原中学とか職場の部のNTT中国とか
このトランペットが外しまくったケースは結構ありましたからね・・・
でもあの「潮煙」のリズムがどんちゃん鳴る感じとか粋な感じとかあのノリは当時も今も大好きですね。
反面、課題曲Ⅰ/ターンブルマーチも、いかにも古典的マーチというかマーチの正統派という感じが
して悪くは無かったのに、全く人気が無かったのは何か気の毒でしたね・・・


〇広島・基町

 Ⅰ/天国と地獄

 非常に「地味」な印象のチームです。
 良く言えば、正統派の演奏、悪く言えば華がない演奏・・・
 正直評価は分かれるかな・・・
 この年、偶然ですけど、やはり地味系のヤマハ東京が自由曲に、基町と同じく
 オッフェンバックの喜歌劇「天国と地獄」序曲を選曲したのですけど、
 ヤマハ東京の場合、ソプラノサックスのソロを前面に出し、全体的に「華やかな演出」をする事に
 ある程度成功していましたけど、
 基町の場合、
 「あれ、ヤマハ東京がソプラノサックスを使用した箇所では、どんな楽器を使用していたっけ・・・?」と
 思っていてもそれが全然思い出せないほど
 印象度が希薄だったと思います。
 91年にも6年ぶりに全国に出場していて、
 この時は、交響組曲「寄港地」で高校生離れした半分プロみたいな抜群に上手いオーボエ奏者がいて
 結構「華」もあったのですけど、
 この年は、全体の雰囲気も奏者の技量もすべてが「印象が薄い・・・」という感じで
 終わってしまったような気もします。
 表現も実にオーソドックスですし、「真面目で誠実」な表現もかなり好感が持たれるのですけど
 この頃の全国大会は、既に「普通さ・真面目さ」のみで何とかなる時代では無くなっていたのですよね・・・
 ある意味、「昔ながらの伝統校」が昔通りの演奏を懐メロ風に聴かせてくれたという
 感じもします。


〇関東第一高校

 Ⅳ/交響曲第一番「指輪物語」

 この時代、結構メイの「指輪物語」が話題になっていて
 前年度の92年に特別演奏ではありましたけど、土気中が第一楽章の「魔法使いガンダルフ」を
 演奏していましたね。
 この年は、高橋水産と関東一高がいち早く、このメイの指輪物語を取り上げていましたけど
 高橋水産が第一楽章のみを取り上げていたのに対して
 さすがこだわりの塩谷晋平先生らしいというか、
 そんな簡単な構成にするわけも無く、
 第一楽章冒頭のファンファーレ風な部分のみを演奏し、
 その後は確か第三楽章に飛んだような記憶があります。
 そしてラストも華やかには終わらせず、弱奏部分をかなり執拗にゆったりゆったりと演奏し
 静かに閉じていたのが
 結構意表を突いていて面白かったと思います。
 全体としては「地味」なのですけど、
 音楽を「聴かせる」という意味からアプローチした演奏であり、
 私自身は、「ふーーん、なるほどね・・・」と感心しながら聴いていた思い出があります。

 結果として関東一高は、83年の初出場以来、10年目にして「初金賞」を受賞しますが、
 その本領はむしろ翌年の「カンタベリーコラール」と95年の「ベトナムの回顧」で
 更に開花することになります。
プロ野球は結構好きなのですけど、
高校野球はあまり見ないですね・・・
でも高校野球って普段あまり意識しない「郷土愛」みたいなものを感じる瞬間もあるのですよね。
私、何度か書いている通り、高校までは仙台で育ち
大学以降は埼玉→都内、そして社会人になってからは千葉・山梨・都内・埼玉を行ったり来たりして
現在は埼玉にすっかり落ち着いています。
先日、埼玉県代表の春日部共栄が、まさかまさかの予想外の初戦突破(相手は春の選抜の優勝校)という
大番狂わせを演じてくれた際は、何か「埼玉愛」に瞬間的に燃えてしまいましたね・・・(笑)

でもそれでも何となくですけど
毎年宮城県代表の出場チームも気にはなったりします。
ま、もっとも宮城の場合は、
公立が圧倒的に弱くて、自分が現役高校生の頃から今に至るまで
毎回毎回、仙台育英と東北の「私立の2強」ばかり目につき、
正直「どこが出てもあまり興味ないな・・・」という感じでしたね・・・
私が高校の時も、東北と育英ばかり抜きんでて強く、
しかもこの私立の2強は、結構県外から優秀な生徒をスカウトして引き抜いてくるので
あまり「地元のチーム」という意識も低く
何となく「どっちらけムード」が昔も今も漂っていると思います。

だけど今年度は状況が違いましたね。
今年は公立チームとしては久しぶりに県立利府高校が夏の大会を制し、
甲子園初出場を成し遂げ、しかも8/13の初戦を見事に勝利で飾っていましたね。
何かこのニュースは結構嬉しかったですね。
ニュースでは、
「宮城県の公立高校としては実に31年ぶりの甲子園勝利」と出ていましたが、
これを聞いて
「はっ」と思い出しました・・・

そう、31年前の夏の宮城大会の甲子園予選を・・・

今から31年前の夏、私は高校3年生・・・
丁度大学受験を控えながらも、
「高校生活最後の吹奏楽コンクール」にうつつを抜かしていた時期でもありましたが、
野球部も、まさかまさかの「快進撃」を続け、
準々決勝で、仙台育英を撃破し
準決勝で東北高校を撃破し、
あと一勝で「待望の甲子園」というところまでいったのですけど、
決勝戦で、同じく県立高校の仙台商業に完膚なきまでに叩きのめされ大敗し
甲子園出場は「夢」と散りました・・・

そう、ニュースの「31年前の公立高校」とは仙台商業であり、
その仙台商業に決勝で敗れたのが
自分の出身高校だったのです・・・

その決勝戦も大敗だった上に、確か9回裏まで相手投手に「ノーヒットノーラン」までさせられ
9回に幸いヒットが一本でたから最悪の屈辱まではいかなかったけど
そのせいか決勝で負けてもそれほと゛「悔しい」という気持ちはなかったですし、
むしろ「よくやった!!」という爽やかな印象の方が強かったです。
同時に、
「あーあ、これで甲子園出場が幻になると、あとは自分自身の受験が焦点か・・・」と
むしろ今後の事の方が憂鬱になったのも何か
いい思い出というものですね・・・

何か利府高校の初戦突破のニュースが、31年前の「夏の思い出」を思わず
呼び覚ましてくれました・・・
本日より、一応夏休みが始まったのですけど
その初日に、以前から決まっていた病院での「CT造影検査」を受けることになりました。
以前記事にした通り、
腎臓~尿管~膀胱に「結石」が溜まっているもので
(ちなみにうちの家系は、両親・兄・姉、全員「結石」持ちです・・・ほぼ「遺伝体質」ですね・・・)
そのレントゲン検査みたいなものです。

私は、幸いなことに子供の時からあまり「病院」と縁が無く
中学から高校は「皆勤賞」を受賞し
社会人になってからは、最初の10年間は健康保険証を一度も使用した事が無かったという事で
健康保険組合から表彰を受けるなど
割と「健康体」だったかな・・・と思っていました。

2003年冬に、「尿路結石」でこれまでの生涯で唯一救急車で搬送されて以降は
風邪とか結石関係等で
一年に一度は病院に行くようになったかな・・・
昔のように少々体調が悪くても
「放っておけば自然と治癒する・・」みたいな事が段々と通用しなくなったのは
やはり年を重ねたせいなのかもしれませんね・・・(苦笑・・)

だけどこうした「CT造影検査」というのは初めて受けました・・・

何かとてつもなく大掛かりなレントゲンマシーンという感じで、
テレビの医療ドラマでよく見かけるような「脳のスキャン検査」みたいな機械でしたね。
大体5分程度で完了したのですけど、
途中で「造影剤を注射します」と言われ、
「え、・・・!?」と思っていたら、
何と右手の甲の部分に針を刺され、造影剤がかなりゆっくりと注入されていったようです。
甲の部分に注射されるなんて、初めての経験でしょうね・・・
結構と言うかかなりチクッとして痛かったですね・・・
何で腕とかに注射しないのでしょうね・・・

造影剤が注射された後で
「これを注射すると、全身が熱く感じ体がほてる人も多いので、それは気にしないで・・」と
突然言われても、
本当に体が熱くなってきて、
何か全身汗だくのまま検査終了という感じでした。

でも普段日常的に病院に行くことがない人間がこうやってたまーに病院に行くと
何か見るもの聞くもの全てが何か怖い・・・という感じが
するのですよね・・・(苦笑・・・)

ホーント、こういう所に来てしまうと
「普段からもう少し自分の体の事も考えよう・・・健康にはもう少し気を付けよう・・」と
思ってしまいますね。
歴代プリキュア達による「10周年おめでとうメッセージ」も残りわずかになってきましたね。
次回はキュアマリンのようですけど、
まだ未登場キャラは、ホワイト・ミルキーローズ・ミューズ・サニー・ピース・ソードだけに
なってしまいました。
やはりこのメンツでは「大トリ」は初代に敬意を表して「ホワイト」のような気がします。
何か初代のなぎさに始まり、ラストは初代のほのかで締めるというのも
いい流れのような気がしますね。

「キュアマリン」に関しては、ま、言いたいことは一杯ありますけど(笑)
ま、一言で述べると「歴代37名のプリキュアの中で一人だけ毛色が違うプリキュア」という感じ
ですかね・・・
ま、その辺りは、自分だけに限らず
歴代プリキュアを見ていた人たちの「共通の感想」だとは思いますけどね・・・

まーーー、確かにマリンは色々とやらかしてくれ数多くの「えりか伝説」を残してくれましたよね・・・

一例をあげると・・・

〇主人公なのに、いきなり敵の怪物にさせられてしまう・・・

〇うざくて図々しくて、相手の気持ちにお構いなしに自分が正しいと感じた事を相手にぶつけてしまう・・

〇姉に対して「嫉妬」の気持ちを有している

〇自身も「姉に対する劣等感」を持ち、姉へのコンプレックスを持っている。

〇生活全般がだらしがない面が多々あり、部屋は散らかり放題・・・

〇マリンタクトというプリキュアとしてのアイテムを放り出して爆睡してしまい、
 結果的に敵に奪われてしまう・・・

〇敵幹部の「学校や宿題何てなくなればよい」という主張に共感してしまう・・・

〇歴代でも珍しいくらいの「変顔」を披露しまくり・・・

〇「海よりも広い私の心もここらが我慢の限界よ」という決め台詞以外の「やるっしゅ!」の方が大ブレイク!!

〇中学生プリキュアの中では、やよいと並んで背が一番低い・・・
 中一のひかり・うららよりもちびっこ
 ハートキャッチの後期EDでは、高校生プリキュアのムーンライトと並んでダンスをするので
 二人の身長差には何か笑ってしまう・・・

〇青系プリキュアなのに、なぜか主人公のピンクプリキュアをフォローする立場になってしまう・・・





気のせいかもしれないのですけど、
バンダイの食玩も「ハートキャッチ」あたりから急激に進化していったような気もします。
このマリンの完成度もかなり高いですね・・・



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ついでだから相方のブロッサムとの食玩ツーショットです・・・


さてさて、マリンと言うと、その4年後になって「ハピネスチャージ」が登場すると
ついに一人だけ毛色が異なっていたマリンにも立派な(苦笑・・・)後継者が登場しましたね・・・

それが「キュアプリンセス」というか白雪ひめなのですけど、
初登場の頃は、このポンコツひめはよくマリンと引き合いに出され、
あまりの共通点の多さに「キュアマリンセス」とか「ひとりハートキャッチ」とよく揶揄されていましたね・・・(苦笑・・)

だけどマリンとプリンセスは
本質的に異なっていると思います。

プリンセスは、正真正銘のポンコツ・・・

マリンはというと・・・
一見かなり適当な性格に見えるけど、自分の夢をしっかり持っていて
それに向かって怠らない努力をしているのも特徴であり、
初期の頃の「相手の気持ちを無視して強引に割り込んでくる欠点」も相当修正されていくという
成長の跡が著しいプリキュアだったと思います。
意外と大人っぽいところもあるというのは
やはり「伝統の青系」をしっかりと受け継いでいるようにも思えます。

ま、プリンセスの場合、確かに序盤に比べて成長は見せているものの
まだまだ「おこちゃま」ですからね・・・(笑)

その点、マリンは「自分」をしっかりと持っていて
将来の自身のヴィジョンもしっかりと持っている点が良かったですね。

「10周年おめでとうメッセージ」で
歴代プリキュアでは唯一変顔が可能そうとか何かボケても許されるプリキュアとか色々言われては
いますけど、
何をしでかすか予測不明なのがマリンの魅力ですから、
その意味でも興味津々ですね。
吹奏楽コンクールの長い歴史にとって
大きな「分岐点」だったのがこの年、1993年だったと思います。
この年で何が変わったかと言うと、
一番大きいのは、「課題曲」でしょうね。
西暦で言うと奇数年が「マーチの課題曲」、偶数年がマーチ以外の書下ろし曲という事になり、
この年は早速、課題曲が4曲ともマーチになりました。
吹奏楽のある意味ひとつの「基本」はやはりマーチ・・・
吹奏楽の名門チームほどマーチを取上げず、難しい曲ばかり取り上げる傾向がありましたけど、
吹連としては「基本・原点に回帰せよ・・」みたいな事を意図したのかな・・・

個人的には、何となくですけど
奇数年のマーチの年は、コンクールを聴きに行きたくなるけど、
偶数年の時は、何か足を運ぶのが億劫になる・・・
何かそういう傾向が自分の中に出てきたような感じもします。
というのも、翌年の最初の「マーチ以外の課題曲」が「饗応夫人」みたいなウルトラ難解な曲だったみたいな
トラウマがいまだにどこかに残っているせいなのかもしれませんけどね。

それと今までは「5年連続・全国大会金賞」の場合は
翌年は全国大会は「特別演奏でお休み」という規定でしたけど、
この年以降は「3年連続・全国大会金賞」の場合は、特別演奏がなくなり、
単にお休みだけという規定に変更になりました。
ま、この規定は後に「三年連続全国大会出場の場合は、翌年は休み」という規定に改正され
最近この規定が撤廃されたようですけどね。
結果的に栄誉ある「特別演奏」は、1995年の札幌白石が最後という事になります・・・


〇市立柏

 Ⅱ/ロメオとジュリエット

 そうそう、課題曲の表記が従来のA~EというものからⅠ~Ⅴという表記に
 この年から変更になっていましたね。
 これって誰が決めたのだろう・・・
 1993年は、私は山梨県在住でしたけど、
 当時の山梨県大会のプログラムを見てみると、課題曲の表記はA~Dとなっていて
 例えば、課題曲Ⅱ/スターパズルマーチは、課題曲Bとして表記されていました。
 この辺は、支部とか県レベルではまだ指示が不十分だったのかな・・・?

 この年、関東大会・高校の部も聴きに行きましたけど、
 (会場が川崎の産業会館だったかな・・・とにかくすごく音響が悪いホールでした・・・)
 当時5年連続金賞が掛っていた常総学院がまさかのスカ金になって、正直驚きました・・・
 会場にいた人は恐らく、関東の代表は、埼玉栄・習志野・常総・野庭と予想した人が多かったと
 思いますし、自分もそういう一人でしたけど、
 常総がまさかの代表落ち、そして市立柏が代表に入り、
 内心では「うそでしょ・・・」と感じたものでした。
 というのも常総の演奏(Ⅲ/魔法使いの弟子)は、ほぼ完璧な演奏で、全く文句のつけようがない演奏なのに
 市立柏は、正直音もスカスカ、演奏も表現も冴えないし、ぱっとしない印象で
 当時の記憶では「市立柏、今年は関東大会の金も危ないのでは・・・」と思っていたのに
 まさかの代表でしたからね・・・

 いやいや、やはり「審査」は水物ですね・・・・

 全国大会でも正直柏の演奏は全く冴えませんでした・・・

 勿論プログラム一番という事でコンディションが決して完全ではなかったと思いますけど、
 課題曲の「スターパズルマーチ」の出だしのファンファーレからしいすでによれよれのスカスカ状態・・・
 自由曲のロメジュリも「切れ味」に欠け、躍動感に欠け、スピード感も抒情性も何もなく
 印象としては「ほーけた演奏」・「締りがよくない演奏」・「個性も何もない演奏」という事で
 印象としては正直「良くない」ものでした・・・

 柏が真の意味で化けるのは、まだ数年後でしたね・・・

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