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グレープフルーツ
最近の人気フルーツというと、いちご・メロン・桃・ぶどう・梨あたりだと思いますけど、以前に比べるとそれほど口にする
機会が減ったのかも・・?と感じさせる果物の一つがもしかしたら「グレープフルーツ」なのかもしれないです。
グレープフルーツというと真っ先に思い浮かぶ印象と言うのが、一つはとにかく酸味が強い事、二つ目はこれを食べる際には
周囲がギザギザの特殊形状のスフーンを使う事が多かった・・という事だと思います。
酸味が強くて時にむしろ酸っぱい・・という印象も与えていたせいか、うちの実家ではグレープフルーツにほんの少しばかり
砂糖をまぶして食べていたような子供の頃の記憶もあります。
そしてあのギザギザスプーンで実をすくって食べても全部の実をうまく食べられず、結局は実を自分の手で絞って
絞りたて生ジュースを飲むような感覚で手をベタベタにしていたものでした。
そうした酸味の強さや食べにくさや手を汚してしまいがちというあたりがもしかしたら、最近のグレープフルーツが以前ほど
食べられなくなった要因の一つにもなっているのかもしれないです。
ただ果実としては最近は今一つ人気薄のグレープフルーツですけどジュース・・、特に100%果汁とか絞りたてジュース
としてはいまだに人気は高いようにも感じられますし、たとえば朝食バイキングがある温泉宿においては、
トースト・半熟の目玉焼き・ヨーグルト、カリカリベーコン、そしてしぼりたてグレープフルーツジュースは
欠かす事の出来ないメニューともいえそうてす~♪
ただし・・グレープフルーツというと私的に注意をしないといけないことは、私自身が今現在唯一常用している薬が
降圧剤なのですけど、毎回医者から処方される降圧剤の注意事項として、
「この薬とグレープフルーツは絶対に一緒に摂取しないようにしてください」と書かれている事が多々あったりもします。
高血圧の薬のうちカルシウム拮抗薬といわれる薬はグレープフルーツやジュースなどの加工品と同時に摂取すると、
効果が強く出てしまい、頭痛・めまい・ほてりなどの症状があらわれることもあるそうです。
これは、グレープフルーツに含まれるフラノクマリン類という成分が、酵素の働きをおさえ血液の中の薬の濃度が上がることで、
通常よりも薬の効き目や副作用が強くあらわれてしまうためと考えられているそうです。
これに関しては私自身も一度ですけど、うっかり降圧剤と一緒にグレープフルーツジュースを飲んでしまい、
その時は数時間後に本当に片頭痛の症状として表れ、あの時は「やっぱり薬と食べ物の食い合わせというものは
本当に存在するものだね・・」と感じたものでした。
そうそう、グレープフルーツというと総務省のデータからも消費者のグレープフルーツ離れというか、昔より日本人は
グレープフルーツを食べなくなったという事実が読み取れるそうです。
食文化の変化や地域ごとの特徴が読み解ける総務省の「家計調査」ですけど、過去のデータを見てみると、
実はここ10年でグレープフルーツ離れという事態が起こっているのが伝わってきます。
グレープフルーツの消費支出は2008年に全国平均で589円だったものの2017年には231円まで下降し、そうした事もあり、
総務省の家計調査における収支項目分類と言う中で、2020年以前にはグレープフルーツという項目が単独であったものの、
2020年以降はグレープフルーツ単独のデータは廃止され、グレープフルーツは他柑きつ類というひとくくりとして分類される
事になったのもそうした事の表れともいえそうです。
ただ漠然とした印象としては、確かにグレープフルーツを果物として食べる機会は減ったけどジュースとして飲む機会は
されほど減ってはいないのかも・・という事なのかもしれないです。

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スウィーティ―
日本ではあまり馴染みが無いというか、あまり食卓のデザートにのぼらない果実としてスウィーティ―という柑橘系の
果物もあったりします。
見た目はグレープフルーツとよく似ているのですけど、スウィーティ―はグレープフルーツの仲間で形も味もよく似ています。
グレープフルーツとの大きな違いは見た目の鮮やかな緑色の果皮といえますし、
味に関してはグレープフルーツがとにかく「酸味が強い」という印象に対してスウィーティ―の方は実はかなり甘くて、
グレープフルーツよりは酸っぱさはかなり弱められています。
つまりはほどよい甘さと適度な酸味がミックスした食べやすい柑橘系果物ともいえそうです。
スウィーティ―を初めて見た人はもしかしたら・・?「真っ青ですっぱそう!まだ熟してないんじゃないの?」と言われるのかも
しれないです。
でも食べてみると、グレープフルーツよりも酸味が少なく、口当たりの良い甘さにまたまたびっくりされるのは間違いないと
思います。
そうなるとスウィーティ―の色の青さは未熟のイメージから一気に清涼感へと変るのかもしれないです。
そして味と見た目以外の両者の違いとしては、①スウィーティ―の方がずっしりと重たさがある ②スウィーティ―の方が皮に
張りがあるという事も挙げられそうです。
ちなみにですけど、スウィーティ―は鮮度が落ちてくると緑色の皮がグレープフルーツと大して変わりがない黄色系の色に
変色したりもしますので、やはり早めに食べる事のほうが宜しいのかもしれないです。
スウィーティ―自体はグレープフルーツとブンタンの交配種であり、その主な生産国はイスラエルです。
ちなみにですけど、それがアメリカで生産された時のアメリカ産の際の名称はオロブロンコと呼ばれたりもしますけど、
スウィーティ―とオロブランコは名前が違うだけで全く同じ果実であったりもします。
スウィーティ―は正直日本ではあまりみかけないかもしれないですけど、たまにスーパー等でも売っている時が
あったりしますので、見かけたらものは試しとばかりに一度購入され、その甘さと適度な酸味のハーモニーを楽しんで
頂ければと思います。

最後に・・ロッテにおいては以前スウィーティ―のガムを発売していた事もありましたけど、既に廃番となっていました。
そのロッテのスウィーティ―ガムがロッテの通販サイトで復刻販売もしているようですので、
あの懐かしい甘さと酸味をガムで味わいたい場合はお勧めしたいです。
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これが、送信できましたら、分けて少しづつ投稿しますね。