本記事は4月中旬に瞬間的に3~4時間程度公開していたのですけど、
例の新型コロナウイルスで勤務先の会社の休業とか社員の休職とかいろいろあった頃に
「ちょっとブログどころではない・・」という感じで3週間ばかりブログ活動をお休みしていた頃の記事でもありまして、
そうした理由のため、本記事は一度公開したものの数時間でいったんクローズ状態になったという事で、
ほとんどの皆様はこの不遇記事?を目にされていないと思いますので、改めて再度公開をさせて頂きました。
油そば(あぶらそば)とはスープのないラーメンの一種であり、小泉さんの表現によるとラーメンの亜種との事です。
小泉さん的には、油そばもつけ麺も一つのラーメンの分類と解釈されているようでして、大澤悠がつけ麺に関して
「小泉さんも(つけ麺という)ラーメン以外のモノも食べるんだね~」という発言に思いっきり反応してしまい
あの沈着冷静な小泉さんが悠に対して「つけ麺はラーメンではないと・・!?」と壁ドンまでやらかしている事から
明らかなように、小泉さん的には油そばもつけ麺もそれは立派なラーメンであるという認識であられるのは間違いないのだと
思われます。
どんぶりの底に入ったごま油や、しょうゆベースのタレに、ラー油、酢などの調味料を好みでかけ、
まぜまぜと麺に絡めて食べるスタイルが一般的で、代表的な具はメンマ、チャーシュー、ネギなどです。
店によっては油そばではなく、汁なしそば・まぜそば・和えそばとも呼ばれるそうです。
「ラーメン大好き小泉さん」の原作漫画第30話の「小泉さんが淡々とかたるコラム」において小泉さんが淡々と語るには、
油そば発祥といわれる珍々亭のように具や味付け自体がシンブルなものを油そばと表記され、
ジャンクガレッジなどのように具・トッピングの種類が豊富でボリューム感があるものをまぜそばと表記される傾向が
あるとの事です。
そして近年では、台湾まぜそばや汁なし担担麺という新しい商品も続々と登場し、この油そばのジャンルも
小泉さん的には注目の熱いジャンルと言えそうです。
最近においては、この油そば(まぜそば)のカップ麺の新商品も続々と登場していて、カップ麺コーナーでは一つのジャンルを
既に形成しているといえるのは間違いないと思います。
そして言うまでもなくカップ麺のまぜそばは、カップ焼きそばと同様に湯切りタイプであり、熱湯をかけて3~4分程度待って
お湯を捨てるというのが作るスタイルが普通です。
そうした中、今年・・、2020年2月にサンポー食品からセブンアイホールディング限定販売で湯切り不要のまぜそばが発売
されていたことは正直驚いたものですし、最初にこの商品をイトーヨーカドーで発見した際は
「お湯を切らないということは、スープ付きの混ぜそばという事なのかな?」とか
「かつて小泉さんが天下一品でやっていたように麺に大量の水分を吸わせてぶよぶよにのびたような麺を楽しむというスタイル
なのかな・・?」と感じたものでした。
しかもそのまぜそばの味が濃厚チーズ味ということで、「まぜそばというとさっぱりとした醤油と酢とラー油をベースにした味」
という印象もありましたし、メーカーのサンポー食品さんがどちらというとラーメンでは「とんこつ」というイメージがあった中で、
「あのサンポーさんがチーズ味のカップ麺を開発されるとは・・」という意外感も感じたものでした。
どちらにしても湯切り不要のまぜそばのカップ麺の商品化は小泉さんにとってもサプライズ商品なのかもしれないですね~♪

サンポー食品というと九州とんこつ焼豚ラーメンが大変印象的で馴染み深い商品なのですけど、とんこつラーメンという
イメージが強いサンポー食品さんでこうしたとんこつラーメンではないカップ麺を開発したことも驚きですけど、
チーズ味のまぜそばという新ジャンルへのチャレンジも極めて斬新でした。
汁無しタイプのまぜそばなのですけど湯切りをせずに作れるというのも斬新だと改めて感じます。
湯切りをしないという事は、普通の感覚ですと「普通のラーメンのようにスープと麺が融合したラーメン」と思いますが、
このサンポーさんの汁なしチーズまぜそばにはスープはありませんので、
素朴な疑問としては「それではそのお湯はどうなってしまうのかな・・?」と感じたものでした。
サンポー食品の湯切りなしの汁なしシリーズは、実は今回の汁なしチーズまぜそばが初めての商品化という訳ではなくて、
「湯切りなし! まぜてとろ~り やわらか皿うどん」や「切りなし! まぜてとろ~り カレーまぜそば」という商品もあったりもします。
今回の発売は、一度販売実績があるカレーまぜそばと初めての商品化でもあるチーズまぜそばの2種同時発売で
あったりもします。
ちなみにこのまぜそばはセブン&アイ限定50,000食の限定販売なそうです。


麺以外の小袋には、粉末スープとかやくの2袋が入っています。
サンポーさんのまぜそばは、一般的なカップ麺の作り方と大きく異なる点があります。
普通のカップ麺は熱湯を注いだら蓋をして3~5分程度待つのですけど、サンポーさんのチーズまぜそばは、
熱湯を注いだ後は蓋をしないで4分待つことが大きな特徴です。
どうして蓋をしないのかというと、これに関しては特に説明はないのですけど、普通のカップ麺のように熱湯でスープを
溶かすという事ではなくて、蓋をしないで普通のカップ麺で入れる熱湯よりは温度をわざと下げることで、
チーズの粉末スープをじんわりと融合させるという事もあるのかもしれないです。
そうそう、普通のカップ麺は一般的には具材のかやくを別にすると、粉末スープや液状スープは後入れが普通ですけど、
サンポーさんのチーズまぜそばは、お湯を入れる前に既に具材のかやくだけでなくチーズの粉末スープを
投入しておくというのも大きな作り方の特徴です。
市販のルーを使ってクリームシチューを作る際には、ダマというかルーのかたまりがシチューの中に出さないように
火をかけながらかき混ぜる事が必須でもあるのですけど、火をかけないカップ麺の場合は、チーズの粉末スープを
早い段階から麺となじませ融合しやすくするために、あえて熱湯を入れる前にかやくとチーズの粉末スープを
入れているのかもしれないです。
熱湯を注いだら4分待って、トロミがつくまで念入りにまぜまぜとかき混ぜます。
根気よくまぜまぜしないとチーズの粉末スープがダマになったり、ムラが生じますので目安としては30回以上
かき混ぜないといけないのかもしれないです。
湯切り不要というのはそれだけ手が掛からなくていいのですけど、このまぜまぜ作業の方が湯切りより時間は掛かりますし、
人によっては「面倒なのかも・・」と感じてしまうのかもしれないです。

蓋の上には「三種のチーズ入り」という事でチーズをかなり強調しているのですけど、
まぜまぜして食べてみると、チーズ一色の味という印象ではないです。どちらかというとクリームシチューみたいな味に
近いと思います。
コテコテのチーズ味ではなくて、マイルドでやさしいチーズ風味のホワイトシチューの味だと思います。
蓋には「ゴーダ・チェダー・マスカルポーネ 3種のチーズ入り」と表記されてはいますけど、意外とチーズが主役ではなくて
チーズ風味のシチューのやさしい味なのだと思います。
湯切りなしという事ですので麺がぶよぶよになるほど水分を吸収したタイプなのかな・・?と思っていたらそういう訳ではなくて、
適度な麺の水分感と一定の麺の固さは感じられます。
そしてスープという感じではないのですけど、麺の中に一定の水分が含まれていて、それが「あんかけスープ」の
ように感じたりもします。
焼きチーズ味の焼きそばでもないし、カルボナーラとも違うし、私的にはチーズ風味のあんかけ麺という感じです。
最初にこの商品を見た際には「チーズのまぜそばは珍しいし、別にちょい足しは必要ないかな・・?」と感じたものですけど、
実際に実食してみると「まぜまぜのチーズあんかけ麺に近いけど、一般的な油そばともちょっと違うし、チーズの存在感が
予想よりは弱いので、少しだけちょい足しがあってもいいのかも」と感じてしまいます。
このチーズまぜそばにちょい足しをする場合は、トロトロの半熟温泉卵と黒コショウが必須なのかもしれないです。
だけどそのちょい足しをしてしまうとカルボナーラと大して変わりがなくなってしまうのかもしれないです。

一般的なまぜそば・油そばは、基本的には具材はメンマ・ネギ・チャーシューが乗っていて、
丼の底にはごま油と醤油たれが少しばかり敷かれています。
小泉さんではないけどそれをぐちゃぐちゃとかき混ぜて食べるのですけど、全然油っぽくないですし、
味はむしろあっさりとしていると思います。
半分ほど食べた所で酢をふりかけると更においしさとさっぱり感がマシマシになると思います。


それにしてもラーメンをおいしそうに食べる小泉さんはすてきな「食べる天使」ですね~♪
小泉さんというと食後のあの「ふはー」もすてきですけど、食べる前の「いただきます」といった微笑の表情にも
すてきなものが漂っていると思います。
ミステリアスな美少女JKさんがあんなにもおいしそうにそしてとてつもない大食漢としてラーメンを完食している雰囲気こそが
この作品のいっちば~ん!の見所なのだと思います。
そして小泉さんの髪は設定ではラーメンの麺の小麦色となっていますけど、あれはどうみても流れるような
美しい金髪なのだと思いますね~♪
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まぜそばは九州で食べられるお店が少ないです。
油そばのお店はチラリとある程度で。
サンポーのチーズまぜそばは九州で見かけません。
焼き豚ラーメンの需要が圧倒的のため。
チーズまぜそばは関東向けかもしれません。