
本日は「3月4日はみょんの日」とか「4月6日は妖夢の日」ではないのですけど、
「
dream fantasyの管理人さんのアミグリさんが
描かれた妖夢のかわいらしさと洗練さと美しさは目を見張るものがあると思いますし、緑色をベースにした色塗りの華やかさも
本当に素晴らしいものがあると思います。
そうした華やかで見映えがして妖夢のかわいらしさを一枚の絵にぎゅぎゅっと濃縮した代表的な作品の一つが
冒頭の2013年7月にアミグリさんが描かれた妖夢なのだと思います。
アミグリさんがこれまで描かれてきた妖夢は美少女・妖夢としての雰囲気が最大限伝わってきていて、
見れば見るほどその美しさとかわいらしさにうっとりとさせられるものがあると感じさせてくれます。
ファンタジー感が漂い同時にとっても可愛いと思いますし、これこそが正統派のかわいい妖夢ですし、
ふんわりとしていて優しい雰囲気に包まれとっても可憐な妖夢だと思います!
こんなにもかわいい美少女が実は半分幽霊と言うのも、幻想郷というところは常識が通用しない世界でも
あるもんだなぁ・・と改めて実感させられるものがあったりもしそうです。
阿求の「東方求聞史紀」において、幻想郷の人里の人間の声として
「よく人里で買い物をしている光景を見かけるが、いかにもお迎えがきているみたいであんまり気分はよくない・・」
みたいな声が掲載されていますけど、こんなかわいい美少女でしたら、お買い物に来てもらえるのも大歓迎ですし、
はたまた小野塚小町ではなくて妖夢が三途の川へのお迎えの使者として来てもらっても大歓迎と
言えるのだと思います!
アミグリさんが描かれた上記の妖夢は紅白腋見せ巫女の霊夢のようなカラフルさとか絢爛豪華とは少し異なり
どちらかというとファンタジー感を強く滲ませているようにも感じられますけど、色彩的には
妖夢の銀髪と隻眼とモスグリーンの淡い服装の対比が「豊かな色彩感」と感じさせるものは多々あると思いますし、
アミグリさんが冒頭で描かれた妖夢がどちらかというと東方絵師様にとってもスタンダードな妖夢の描き方のアプローチとも
言えるのだと思います。
さてさて本記事においては
「アミグリさんが過去に描かれた妖夢には、冒頭の作品のように豊かな色彩感に溢れた幻想的な妖夢も素晴らしいけど、
時折みられる単色トーン的なモノローグ的な妖夢もとても魅力的である」と以前から感じていた事もあり、
この機会にそうした単色トーン的な妖夢を当ブログでは初めて転載&ご紹介をさせて頂きたいと思い、
単色トーンの妖夢と白黒モノトーンの手描き妖夢の2作品の妖夢を皆様に是非ご覧頂きたいと思います。
モノトーンとは同系統の色のみで描かれた絵の事で、白黒トーンというイメージも持たれがちなのかもしれないですけど、
例えばブルーや水色、淡いピンク等といった単色カラーで描かれる絵もモノトーンに含まれるそうです。
モノトーンというと、吹奏楽団に所属していた頃によく指揮者から
「君たちのサウンドはどうしてこんなにモノトーンの単調で一本調子の音楽なの~!? 音楽には喜怒哀楽といった感情や
音そのものの明るさ暗さや、音量やダイナミックスレンジなどという変化の要素はいくらでもあるのに
どうしてそんなに単調で変化に乏しい音楽を奏でているの~?」としったような事を言われて
「じゃー、あなたが求めろカラフルな音楽って具体的にどんなイメージなんだよ~」と奏者たちからブーイングや反発を
食らっていて、音楽の上での色彩感とか単調とかモノトーン等を具体的にしっかりと伝えると言う事は案外難しかったという
実感もあったりするのですけど、
下記のアミグリさんの単色トーンの作品や白黒手描き作品を拝見させて頂くと
「モノトーンの色彩にだって人に何かを感じさせることは十分可能である」という事は間違いなく言えるのだと思ったりもします。
アミグリさんの作品というと明るさ・ファンタジー感・美しさ・絢爛豪華という印象も強いのですけど、時折下記作品のような
単色トーンの作品や白黒手描き作品を描かれる事もあったりして、それが稀に描かれているという事もあるのですけど、
私的には相当新鮮な感覚として感じることは多々あったりもします。
そういう意味では、このブログで何度か言っている通り「言葉はすてきな魔法だし、色も魔法、そして背景違いや色違いも
魔術みたいなものがある」という事なのだと思いますし、
単色トーンや白黒作品もすてきな魔法と言う事なのだと思います。

上記の妖夢はアミグリさんが2010年7月に描かれた「よーむ」とタイトルが付けられたモノトーン作品です。
この作品は当ブログでは初めての転載作品です。
このモノトーン妖夢のように同色系でまとめた絵は、アミグリさんの作品の中では大変珍しいと言えると思います。
こうした同色系のモノトーン妖夢を拝見させて頂きますと、かわいらしさというよりは普段と少し異なる
クールで鋭角的な妖夢のような雰囲気に感じ取れるのもとても面白いと思いますし、
改めて「絵と言うものは魔法だね~」と感じさせるものがあると思います。
美しいしファンタジー感も伝わってくるけど、「いつもと違う雰囲気」というものに少しゾクゾクとさせられそうなものが
ありそうです。
アミグリさんが普段描かれる妖夢とは少し異なるタッチもすてきだと思いますし、この雰囲気は初期の頃の
辻斬り妖夢に近いものがあるのかもしれないです。

続きましてアミグリさんが2013年1月に描かれた「みょん」とタイトルが付けられた白黒のアナログ妖夢です。
そしてこの作品も当ブログでは初めての転載作品です。
この妖夢はミリペンで描かれたとの事です。
この白黒のアナログ妖夢はモノトーン作品なのですけど、とても温かい雰囲気が感じられ、この手作り感覚が
どこか郷愁というのかなつかしさを感じさせてくれるものがあります。
アミグリさんはこの作品へのコメント時に
「デジタルはアナログと比べて修正がとても楽で、逆にアナログは修正するのが大変で…、
色を変えたい場合、デジタルだったらひょいひょいと自由に変えられますが、アナログだと、やり直せない!みたいなところが
大きいので、結果デジタルの方がアナログよりも楽なのですよね…。
アナログは、アナログにしか表現できない温かみってありますよね!! 」と大変興味深い事を述べられています。
この作品はミリペンで描かれたアナログ作品と言う事で上記で言われている通り、やり直しがきかない一発勝負みたいな
所はあるのだと思います。
だけどそうした一発勝負の緊張感をキープしたまま、アナログ作品としての温かさもナチュラルに伝わってきていて、
それが「この妖夢はとってもかわいいね~!」という印象をもたらしているのだと思います。
そしてこの雰囲気はなんとなくですけど、りぼんやなかよし等に掲載されている少女漫画のヒロインのような感覚も
ありそうです。
白黒モノトーン作品なのですけど、このかわいらしさもそうですし、モノトーンゆえの単調さはあまり感じさせず、
むしろ「華やかさ」を伝えているようにも感じられます。
妖夢の隣にいる半霊(人魂)もかわいいですし、背景のハートマークもモノトーンだけどキュートだと思います。

続きましてアミグリさんが2014年3月に描かれた妖夢です。
こちらの妖夢は、アミグリさんにとって珍しいイラストと言えるのかもしれないです。
色鉛筆のイラストで描かれたアナログ作品がとても新鮮にかつ斬新に感じられます。
色鉛筆の手描きというせいもあるのかとは思うのですが、緑の色彩が春の息吹のようにも感じられます。
この作品は色鉛筆作品と言う事でモノトーン作品ではないのですけど、全体の色彩トーンを
服装のモスグリーン、服と髪の白、隻眼の青と限定していて色彩感覚を絞り込んでいるため、全体の印象としては
モノトーンに近いものがあると言えるのかもしれないです。
そしてこの作品から感じられるのは「あたたかさ」だと思います。
妖夢の隣の人魂(半霊)もとっても可愛いのですけど、人魂にお顔が付いているのはお茶目でかわいいと思います。
妖夢が「シー―ッ!」といったポーズをしているのは
「ゆゆ様はお昼寝中だから騒いじゃダメですよ・・」と言っているのかもしれないですし、
そうしたほのぼのとした雰囲気を私たちにナチュラルに伝えていると思います。
上記のアミグリさんが描かれた妖夢は、その権利は全て妖夢の絵師様であるアミグリさんに帰するものであり、
当ブログにおける転載とご紹介は事前に全てアミグリさんからご了解を頂いたものであり、
アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。
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アミグリさんのpixiv それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。
絵と言うものは、華やかな色彩も素晴らしいけど、こうした素朴な味わいのモノトーン作品も同じくらい
素晴らしいものがあるという事なのだと、本記事を書きながら改めて感じたものでした。
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今回はアミグリ様の描いた妖夢の特集ですね(^^♪
2枚目のイラスト、今とは大分タッチが違いますけど、かなり好みの感じです(*^^*)このようなイラストがあったとは…ぬくぬく先生様の記事で知ることが出来て嬉しいです(^^)ミリペンで描かれたイラストも可愛いです!
2記事目の話にもなりますが、MMDでも妖夢のモデルはアップグレードを繰り返して非常に可愛いモデルになりましたね。つい見てしまう事が多いです。