
埼玉県ローカルショートアニメの「浦和の調ちゃん」のEDは「URAWAがとまらない」という曲でしたけど、
「浦和の調ちゃん」第二話において主人公の高砂調(たかさご うさぎ)がそのEDを
「うらわの~まちには~しんかんせんはとまらなーい♪」と鼻歌交じりに廊下を歩いていたのは
なんだかとっても楽しいシーンでもありました。
浦和は県庁所在地なのに、「新幹線は浦和駅に停車しない」という埼玉県では「古典的な浦和自虐ネタ」を
見事にネタにしていたと思います。
浦和駅は結構つい最近まで、新幹線はおろか湘南新宿ラインすら赤羽駅の次は浦和駅を通過して
大宮駅という「浦和不遇の時代」が随分長く続いていたのはヘンな意味で印象的でした。
これって以前も書いたと思うのですけど、
浦和駅周辺って県庁所在地の割には本当に何も無いしょぼい街だと埼玉県在住の私自身も日々感じています・・・(汗・・)
数年前にパルコ&大丸百貨店がオープンしましたけど、それ以前は西口の伊勢丹ぐらいしかありませんでしたからね。
それに比べて、大宮は、パスポートセンターはあるし、大宮ソニックはあるし、
そごうも丸井もダイエーも高島屋もルミネもあるし、
大宮氷川神社もあるし、最近の人気スポットとしては鉄道博物館はあるし、
少なくとも県庁所在地の浦和よりは色々充実していると言えるのかもしれないですね。
埼玉県は「何も無い無い、名物も銘菓も観光の名所もあまりない、あるのは草加煎餅と十万石まんじゅうだけ~」と
よく言われがちではありますし、埼玉在住の私が言うのもなんですけど、多分47都道府県でいっちば~ん!
郷土愛と県民帰属意識が弱い県だと思うのですけど、「何も無い」というのは逆に言うと、個性がうすいという事でも
あるのですけど、これってかつての私のように東北の田舎から上京して初めて生活するエリアとしては
すーーっとそこに溶け込んていくというか馴染んでいけて、
気取りも無く気負いも無く自分本来のありのままの姿で生活が出来るという点では大変申し分のない所だと思いますし、
そういう私自身も埼玉県は浦和も大宮も川越も川口もみんな実は大好きであったりもします!
よく、千葉県民と埼玉県民の「低次元の争い」みたいな事がネタにされる事があったりもします。
「東京都を含む関東一都6県でで住んでみたい都・県はどこ?」みたいなアンケートでは、
当然ながら、1位・東京都 2位・神奈川県というのは当然の事なのですけど、
それでは3位はどこなの?みたいなネタがたまに話題になったりもします。
それに関しては、千葉県に、1988年~90年にかけて在住していたり、
金融機関在職時に、千葉支店・成田支店・松戸支店に在籍したことがある私から言わせて頂くと、
千葉と埼玉の争いは千葉の圧勝なのかもしれないですね~(汗・・)
柏の洗練さ、千葉市の繁華街のスケールの大きさ、成田空港の存在、ディズニーランドもドイツ村もあるし、
船橋市や松戸市・船橋市の街としての大きさや賑わい
観光名所と名産物の多さに、なによりも千葉には「海」がありますし房総半島の気候の温暖さも魅力だと思います。
そうそう、ミスターというか長嶋監督も千葉県佐倉市の出身ですしね・・
結局の所、埼玉は永遠に千葉には及ばないという感じなのかもしれないです。
昔から言われる浦和と大宮の争いは「目くそ、鼻くそを笑う」の領域に近いのかもしれないですね~(汗)


埼玉県は海が無い県なのですけど、そのせいか他県に比べると接している都や県が多いようにも感じられますし、
事実、埼玉県と県境を接している都と県は、東京・千葉・長野・山梨・茨城・群馬・栃木と実は7つもあったりします。
そして私的には「埼玉県と意外と共通性が多くて話が合いそうなのかも~」と感じるのは栃木県であったりもします。
栃木は埼玉県同様海がありませんし、東京都民・千葉県民・神奈川県民の皆様からは
「この田舎者が~」と思われがちなのかもしれない点もなんとなく似ていそうですし、
「少なくとも茨城や群馬には勝っているのかも!?」と感じている点もなんとなく共通点を感じそうです。
栃木県には、日光という世界に誇る文化遺産もありますし、宇都宮餃子・とちおとめ・湯葉・かんぴょう、
那須や鬼怒川温泉もありますし、
「ラーメン大好き 小泉さん」の視点でしたら「佐野ラーメンがあるでしょ・・」とツッコミが入りそうですし、
埼玉に比べると名物・観光名所・銘菓が豊富というのは間違いないのかもしれないですね。
そうした中、そうした栃木名物を立体化したフィギュアのガチャガチャがJR構内やNewDays前を中心に
置かれていたりもします。
2018年3月より国内及び海外からの観光客をターゲットとしたオリジナルカプセルフィギュア「LuckyDrop(ラッキードロップ)」の
新シリーズとして、「栃木フィギュアみやげ」を栃木県および一部首都圏限定で発売されているのですけど、
埼玉県内ではこの栃木シリーズはあまり見かけないですね・・
だけど先日なのですけど、蕨駅東口にそれがあるのを発見しました。
このガチャの栃木フィギュアみやげの商品概要は下記の通りです。
■販売価格 : 400円(税込)
■商品ラインナップ
・関東・栃木イチゴ ※監修:栃木乳業株式会社
・関東・栃木レモン ※監修:栃木乳業株式会社
・宇都宮餃子(宇都宮みんみん) ※協同組合宇都宮餃子会商品化許諾済
・特急スペーシア ※東武鉄道株式会社商品化許諾済
・EDO WONDERLAND日光江戸村 cEDO WONDERLAND
・あしかがフラワーパークの大藤
・那須アルパカ牧場
この栃木フィギュアみやげは計7種類という事になります。この中でいっちば~ん!欲しいな~と感じさせてくれるのは
栃木県民の皆様にとっては、埼玉県民がもしたしたら十万石まんじゅうと山田うどんを一つのソウルフードと感じているのと
同じように感じているのかもしれない「関東・栃木 レモン」のフィギュアなのだと思います。

関東・栃木 レモンと関東・栃木 いちごの二つのフィギュアはとてもちっこくて小さいですけど、再現度は
ほぼ完璧だと思います。
スーパー等で実際に売られている商品の紙パックとほぼ同じもののミニチュアであり完成度は極めて精緻で高いと
思います。
そしてちびっこいからとってもかわいいと思います。
後述しますけど、栃木県のすてきなグルメというと代表的なものは宇都宮餃子と佐野ラーメンだと思うのですけど、
この「関東・栃木 レモン」もとっても飲みやすくておいしくて甘くて
栃木の皆様にとっては県民を代表する飲み物と言えるのだと思います。
このおいしい飲み物が関東でも埼玉や都内ではちょっと知名度が低くて、実物が売られているお店が少ないのは
ちょっともったいない気がします。
(うちの近所ではイトーヨーカドー錦町店でたまに見かけたりもします)

栃木のご当地ドリンクの「関東・栃木 レモン」は栃木の皆様にとってはひとつのすてきなソウルフードなのだと思います。
そうそう、この飲料は牛乳ではありませんし「レモン牛乳」ではありません。
正式名称が「レモン牛乳」ではなく「関東・栃木レモン」となっているのには、実は色々な背景と諸事情があったりもします。
元々関東牛乳という会社が「関東レモン牛乳」という名前で販売していましたけど、
法律改正により生乳100%でない製品に牛乳という名称が使えなくなり、「関東レモン」に変更されたという
経緯がありますし、
2004年に製造元の関東牛乳が廃業となってしまい、栃木では馴染み深いこのすてきな飲料の存続が
一時期大変危ぶまれていたのですけど、
製造中止を惜しむ多くの栃木県民の声により、栃木乳業が製造法を無償で継承し、
現在の「関東・栃木レモン」という名称になった経緯があったりもします。
この商品名にも実は葛藤と困難の歴史があったという事になります。
現在では、とちおとめを使った「関東・栃木イチゴ」などの関連商品も取り扱いがされていますし、
上記のガチャで取り扱いがなされている事から分かる通り、現在では「関東・栃木レモン」と「関東・栃木いちご」は
栃木の素晴らしき名物の一つとして定着・認識されているのは間違いないのだと思われます。
うーむ、埼玉にも十万石まんじゅう以外にそろそろこうした県を代表するすてきな名物が増えて欲しいものですよね~
栃木出身の皆様に「関東・栃木 レモンって知ってる?」と質問してもしもその方がご存じなかったら、
もぐりなのかはたまた群馬や茨城のスパイなのかもしれないですね~(汗・・)
「関東・栃木 レモン」は、栃木県産の生乳に砂糖やレモン香料などを加えたレモン色をした乳飲料で、
厳密には牛乳ではありません。
レモンの果汁を牛乳に入れると酸で乳成分が凝固・分離してしまうため、レモン果汁が入っているわけではありませんし、
上記で書いた通り法律上の問題もありますので、パッケージでは乳飲料と表示されています。
香料と色素でレモンの色と味わいを表現していると言えます。
一口飲めば分かるのですけど、とにかくとってもおいしくて飲みやすい飲料だと思います。
爽やかな甘酸っぱさとミルクのまろやかさの融合が素晴らしいと思いますし、
甘すぎず、酸っぱすぎず、レモンキャンディーをミルキーにしたような美味しさと言えるのだと思います。
特に夏場のお風呂上りにこの紙パック飲料をごくごくっと飲み干すのは至福のひと時と言えるのは間違いないと思います!
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九州では、どんなルートでも入手不可能です。