俗に「にっぱち」という言葉がある通り、2月と8月は売り上げがあまり芳しくなく低迷しがちと言われておりますけど
当社もその典型なのかも・・>という感じもあった8月だったのかもしれないです。
どうしても住宅関連の仕事と言うものは、寒い時期や梅雨から暑い時期は施主が工事を嫌がるという傾向は昔から大変強くて
そうした伝統的な雰囲気にそのまんま飲まれてしまったという感じもあったのかもしれないです。
私自身は今現在は「営業」という立ち位置からは離れておりますけど
「営業」に関してはある意味百戦錬磨というか色々な意味で(?)修羅場をすりぬけてきた経験は確かに色々とあるものですけが
そういう「私」の視点で見てしまうと、
「全然わかっていないじゃんかよ!!」という感覚も実はあったりもします。
1960年代のような「大量生産・大量消費」の時代ならば、
「良いもの」をちゃんと作ってさえいればある程度モノは売れましたしもそして同時に会社とと言うものは存続できた時代だったと
言えると思います。
だけど、現在はとっくにそうした「過去の夢物語」は終わっているという事をいまだにわかっていない人が
あまりにも多すぎることに時に愕然とする事すらあります。
今の時代と言うものは、「良いもの」は作って当たり前・・・「良いものを顧客の立場に基づいて販売していく」というものは
どの会社でも普通にやっていて、それは特段「珍しい事」でもなんでもなくて
そうした事も「当たり前」になっているのだと思います。
まして、顧客側も昔と違って、既に「色々な情報」に接していて
顧客が本当に欲しいと思っている「モノ・サービス」に対しては、会社の営業担当よりも顧客の方が
多くの事を既に知っているというか・・「情報」を持っているという事の方が多いような感じすらあったりもします。
現代はある意過剰サービス社会でもあったりします。
ちょっとやそっとの事をやったぐらいでは、顧客と言うものは別に何も驚かないし、そこに何の「新鮮な感動」も無いと思います。
これってある意味大変やりにくいですよね。
「この商品を買ってよかった!!」みたいな感動を中々伝えにくいし、しかもその感動が持続していないのです。
そういう中、それでは自分たちはどのように「今後」を考えていかないといけないのでしょうか?
結局は長い目で見て頂くという長期戦覚悟の「対顧客囲い込み」しか道は無いような気がします。
この「顧客囲い込み」と言うのは、別に目新しい事ではなくてどの会社も色々とあの手この手で色々と展開していますよね・・・
その一つの事例がコンビニ等の「ポイントカード」なのかもしれないです。
当社の場合、あくまで「関連会社」という位置づけですけど、社内に何でも屋みたいな「便利屋」みたいな部署を
設置しているのは、まさしくその「長い目で見た対顧客囲い込み」と言えるのかもしれないです。
これだけ日々色々な情報に接し、目と耳が肥えた顧客に対して可及的速やかに
「今すぐ工事契約を私共に下さい! 大規模修繕工事・建替え工事をさせて下さい!」というのはかなり無理があると思います。
というか不可能です。
まして、他社という競合他社もこれだけ乱立していますと、まさに戦国時代という感じなのかもしれません。
それではどうすればいいのでしょうか?
長期的展望に立ち、とにかく長い目で物事を見ていき、ある意味でーんと覚悟を決めて
「まずは小さい事」から始めていくしかないと思います。
例えば・・・
2000円程度のドアノブ交換工事とか一個200円程度の水道のパッキン交換とか
そうした「小さい工事」の依頼を受けてそれを丁寧に確実に完了させて、
顧客の「小さい信用」を獲得していき、それを積み重ねていくしかないのかな・・と思います。
勿論・目先の今月の200万・1000万といった工事契約もとっても大切ですし、
それと同じくらい200円・2000円のほんの「ちょっとした小さい工事契約」も大切だと思うのです。
自分たちが目指すべき方向というのは、
「小さい工事」を確実に一つ一つこなしていき、その後、5~20年以内の「大規模工事」を狙いにいこう!!
という事なのだと思います。
要はバランス感覚なのだと思います。
今現在の実績も大切ですし、そして同じくらい「未来のメシのタネ」も大切だと思うのです。
せっかく社内にそうした大変うまい組織があるのだから、もう少しそうした「道具」を使いこなせばいいのになと
思ったりもします。
その点が「わかっていないね・・」と私自身が歯がゆく思ってしまう一因でもあります。
確かにそうした事は「うさぎとカメ」みたいな日々の絶え間ない努力と長期戦という感じですから、
中々実践できないで、ついつい「目先の利益」ばっかり追い求めてしまうのですよね・・・(汗)


「うさぎとカメ」と言えば、
そう・・! SS(ふたりはプリキュアスプラッシュスター)の第13話にも登場していましたね!
あの時の咲は、
一夜漬けで試験勉強をして、自分では「いける!」と思ったものの、結果は45点という微妙な点数・・
(この点数はのぞみ先輩の17点よりはマシですし、ましてや学年最下位のめぐみ大先輩よりは
まともなものです・・)
一方も普段からちゃんと勉強している舞ちゃんは85点・・・
この結果は極めて妥当ですよね・・・
そして、咲は母親からも「うさぎとカメ」の話を持ち出されて、ほんの少しだけシュンとしていたのは
なんかほのぼのとして面白かったです。
そして母親からパンの配達を頼まれた際に、フラッピを自転車のかごに乗せて坂道を登っている時にも
フラッピからその「うさぎとカメ」の話を再度蒸し返されて
少しむくれていたのは「なんか咲ちゃん、かわいい~!と感じたものでした・・(笑)
そうですね、プリキュアの世界でもリアル社会でも、
「うさぎとカメ」じゃないけど「長期的展望」とか「毎日の努力の積み重ね」というものは、とっても
大切なものなのですよね!!
それが中々出来ないから、みんな苦労しちゃうのですけどね・・・(汗・・)
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カメというと、ボク的には「ドジでのろまなカメ」かなぁ。
スチュワーデス物語で堀ちえみ演じる松本千秋のセリフですねぇ。
あの頃の日本航空のマシンたちとロゴが大好きだったんですけど。
翌年のあの事故は子ども心にショックでした。