本日は2016年の大晦日です。
一つ後の記事で既に「よいお年をお迎えください」のご挨拶はさせて頂いておりますが、
改めて今年の当ブログのこんな拙い「東方Project」カテゴリ記事にこんなにも多くの皆様から素敵なコメント等を
頂けた事に心の底から感謝を申し上げたいと思います。
本当にいつもご閲覧&拍手&コメントをありがとうございます!
さてさて、本年度の実質最後の記事は既に予告させて頂いた通り、幻想郷の最大の賢者であり、
霊夢と並んで幻想郷の素敵なヒロインのお一人であられる「八雲紫」(やくもゆかり 愛称=ゆかりん)で持って
締めさせて頂きたいと思います。
ちなみにですけど、当ブログにおきましては、この「ゆかりん」というワードは計132回、「早苗さん」というワードは123回、
「さとり様」は108回、「こいしちゃん」は96回、「永琳様」は117回、「あやや」は丁度100回それぞれ登場したという
結果になっていますけど、
管理人である私が言うのも何ですけど、本当にこのブログの管理人のゆかりん好きは相当なものが
ありそうですね・・・・(笑)
しかも! ゆかりんは当ブログでは実は一度も「連作の単独語り」をしていないのですよ!
あややが9回、さとり様が7回、早苗さんがなんと・・! 12回もそれぞれ単独語りをさせて頂いたのですけど、
ゆかりんは実は単独語りは一度もやっておりません!
これでこの登場回数なのですし、今年の当ブログの東方カテゴリは199回(惜しい! あと一つで節目の200だったのに・・!!)
だったのですけど、そのうち打率6割6分の確率でゆかりんが登場した事になります!!
まさに「ゆかりん! 大好き!! 紫様、愛しています!!」という感じですね・・・・(笑)
上記で「ゆかりんは幻想郷最大の賢者&ヒロイン」と書きましたけど、厳密に言うとそうした表現がピッタリきそうな御方が
幻想郷にはもう1名いらっしゃると思います。
そう! それが永遠亭の凄腕薬師で月界出身で月の最大の賢者の誉れ高い永琳様だと思うのですが、
ゆかりんとこの永琳様が激しい心理バトルを繰り広げていたのが「東方儚月抄」だと思います。
これは漫画版も大変面白いのですけど、漫画版を読んだ後で小説版を読まれると、もっと面白いと思います。
漫画版を読んでみると、色々と不明点というのかすっきりとしない点が多々あるのかとは思います。
その一つが「ゆかりん=紫様の思惑」というのか「紫様の真意」だと思います。
ゆかりんがあの豊姫への屈辱的な土下座と謝罪、そして藍と共に両手を縛られるというまさに屈辱!!
そんな事まであえてして、ゆかりんが「求めたもの・欲したもの」って一体何なのでしょうか・・?
漫画版では、その点は「綿月姉妹をぎゃふんと言わせる」という一泡吹かせるみたいな事だけで説明をしているのですけど、
それだけだとなんか意図があまりにも脆弱すぎる気がするのです。
あの誇り高き紫様が・・・あのプライドが高くて「自分こそが幻想郷を守り愛している最大の功労者」と考えている
紫様が第一次月面戦争に対して一矢を報いて実質的に月世界のリーダーでもある綿月姉妹をぎゃふんと言わせるだけで
あの屈辱を我慢できるものなのでしょうか・・・?
否!! 我慢できる訳がないのです!! だって・・・あのゆかりんですよ! あの紫様が
瞬間的な「ぎゃふん!」だけで満足できる訳ないでしょ・・・という事をどうしても考えざるを得ないのです。
紫様の思惑としては、
表面的には、第一次月面戦争での敗北という「屈辱」を何とか果たしたい・・と言う事でしょうし、
退屈で困っていたレミリア様が
「どうせ月世界に行ったって敗北するのは分かっているし、とてもとても今の幻想郷の力では
あの月世界の奴らに勝てる訳がない・・」というのは最初から承知の上で
退屈しのぎに「一緒に再度月世界を侵攻してみないか」というゆかりんの申し出
に表面上乗っかったと言えるのかとは思えます。
紫様の「昔の屈辱を果たす」とか「リベンジ」というのは、別に紫様の真意でも何でもないとそれは断言できると
思います。
本当の「真意」は別の所にあるとは誰もが考える事だと思います。
ゆかりんがあの二重囮作戦をしてまで・・・
そして(わざと・・表面的に・・・)「土下座して謝罪」という事まであえてやって紫様が意図した事って
一体何なのでしょう?
小説版においてもその答えは少し歯切れが悪いようにも感じます。
表面的には、二重の囮を使って綿月姉妹を釘づけにしている間にゆゆ様に月世界の何かお宝を盗ませることで、
月世界の人たちに「とてつもない不安感と薄気味の悪さ」を与えることで
第一月面戦争の敗北の雪辱を果たしたというのは・・・ちょっと違うような気もしますし、
ゆかりんがその程度の「成果」で満足できるとは到底思えません・・・・
だからこそ、ゆかりんの意図は・・真意は何なのだろう・・・というのが何か引っかかったりもします。
小説版の最終話とかゆかりんと藍との会話などから判断すると、
あの永琳様の存在が紫にとっては大きいのかなと思わざるを得ないと思います。
(紫様はそれを「住民税」みたいな言い方で話していたのが大変印象的です)
紫の本音というのはあくまで「幻想郷内の秩序を維持する事」です。
そして換言するとそれは、「幻想郷内のパワーバランスを維持する事」だと思います。
ゆかりんにとって、例えば・・・神奈子と諏訪子と早苗さんのように外界からやって来た者であっても
結果として幻想郷内の信仰が増えて、神と妖怪の存在意義が高まるというのであれば、
それは全然OKなのだと思います。
また聖白蓮のように「神も仏も人も妖怪も皆平等」と考える御方は、ゆかりんにとっては
「こんなありがたい御方はいない」みたいに感じているのかもしれません。
つまり、神奈子も早苗さんも白蓮さんも別に「人間側」だけの立ち位置に立っているとはいえないのです。
幻想郷における最大の罪とは何かと言うと、「東方鈴奈庵」で示唆されたとおり、
「人間が妖怪化する事」なのです。
幻想郷は、外界との間に結界を張る事で外界から完全に遮断された世界であり、
その世界に妖怪たちが棲みつき、「妖怪は時に人を襲い、人間は妖怪を敬い恐れるもの」という暗黙のルールの下、
共に共存共栄していくというものであり、
どちらかの勢力が過度に大きくなる事は絶対にNGなのです。
紫様にとって一番恐れる事態は何かと言うと、「何らかの要因」により、人間が過度に力を付けたり、
場合によっては人間が妖怪化する事により、人間化した妖怪が既存の妖怪勢力を凌駕する事なのだと
思います。
つまり、紫様が一番願っている事は、幻想郷内のパワーバランスを現況通り維持し、
人間が過度に力を持たないようにすることなのだと思います。
だからこそ、紫様は、幻想郷内の人里に「座敷童」というスパイを放ち、人間たちの動向を日々監視し、
時には、式神の藍を使って幻想郷内の結界のチェックや人間たちの動向確認をさせているのです。
だけど・・・・
永琳様・うどんげちゃん・輝夜のように「月世界」からやってきて、
幻想郷内の「迷いの竹林」の中に「永遠亭」を築いて、そこを拠点としてやっている事と言うと・・・
妖怪寄りの立場・行動というよりは、
例えば、人間に対して薬を調合し、病気の処方・治療までするなどどちらかと言うと人間よりの行動を
取っています。
それに対して紫としては・・・・
「薬の調合程度なら別にかまわないけど、あまりにも人間寄り過ぎると、幻想郷内で
人間の勢力・パワーが増大してしまう危険性がある」
「そうした幻想郷内での人と妖怪のバランスを逸脱する行為はいかがなものか・・・」
「今のうちに・・・何か手を打っておかないと・・・・」
「そうだ・・・! 何か警告みたいなものを事前に発するのも悪くは無いのかも・・・・」
「永琳一派は月世界出身であるから、月に関わる騒動を起こして、永琳に、今後あまりにも目立つ行動を
取り過ぎると、今度はこんなもんじゃ済まさないよ・・みたいな予告を事前にするのも悪くは無いのかも・・」
「永琳は月の使者を全員殺して、この世界に残っている経緯もあり、月に対しては何かしらの
うしろめたさは感じているはず・・・
その月に関する事で、私・・・八雲紫が関わっているという事を永琳に見せつけておけば・・・
永琳もきっと何かは察するはず・・・」
「永琳は不老不死・・・これからずっと未来永劫生き続けるのだから、今回の二重の囮は見破ったとしても
今後も誰かが月世界に対してちょっかいは掛け続ける事は可能という不気味さを永琳の長い余生の間に
植え続けさせることは、もしかしたから必要なのかも・・・」
そんな事をゆかりんとしては意図したのかもしれないですよね。
「それじゃなんでゆかりんは元々第一次月面戦争を起こしたの・・・?」という疑問は、漫画版・小説版でも
一言も触れられていません。
そしてこれは私の完全な脳内妄想なのですけど、その答えは、やはり上記で記したとおり
「幻想郷内のパワーバランス維持」ではないのかな・・と考えております。
第一次の頃はもしかしてなのですけど、現在の幻想郷とは少し様相が異なっていて、
妖怪勢力の方が人間をはるかに凌駕し、「人間を食らう妖怪」の方が勢力が強くて、ゆかりんとしては
もしかして頭を痛めていたのかもしれません。
そこでゆかりんが思いついた方法は何かと言うと、そうした妖怪勢力を「間引き」する事なんじゃないのかな・・と
思います。
人間を食らう事を虎視眈々と狙い人と妖怪のパワーバランスを崩す妖怪とかゆかりんの言う事に日常的に反抗的な妖怪などに
対して、「今度月界を侵略するから一緒にやらない? もしも月界を支配することが出来れば、
月の領土もお宝も自由にしちゃって構わないし、月の民や兎を好きなだけ食べてもいいのよ・・」とか何とかうまい事をいって
たぶらかし、
そうした妖怪勢力の「粛清」を図ったと言えるのかもしれません。
つまり、ゆかりんにとって都合のいい妖怪たちをそのまんま幻想郷に残し、逆に都合の悪い妖怪たちを「捨て駒」として使った
という意図ももしかしたらあったのではないのかな・・と私的には妄想しております。
同時にゆかりんとしては、そうした捨て駒作戦をやりながら同時に
「地上の民よりもはるかに進んだ技術を有している月の民の実力をついでに見ておきたい」という意図も
あったのではないのかな・・とも考えております。
ゆかりんとしては、第一次月面戦争の惨敗は実は計算通りなのだと思いますし、それによってゆかりんにとって
都合の悪い妖怪を一掃し、同時に月の民のゆかりんの想像をはるかに上回る技術の高さに
「月にちょっかいを出すのは避けた方が無難・・私はこれまで通り幻想郷内でのパワーバランスだけを
考えよう」と結論を出したと言えるのだと思います。
だけど時が経過し、そこに登場してきたのが、上記で記した通り、永琳様という月界出身の賢者だったという事なのです。
ゆかりんにとって第一次月面戦争の目的は、妖怪勢力の間引き、そして第二次月面戦争の目的は、
霊夢・魔理沙・レミリア様・十六夜咲夜という東方の「トップスター」さえも「囮」として使い、
永琳様に「幻想郷で生きようと決意したからには幻想郷のルールに従え! あんまり過度に人間達の延命医療行為をするな!」
みたいな事を釘を刺そうとしたことなのだと思います。
うーーむ、やっぱりゆかりん=紫様は私の「脳内妄想」の中でも素敵すぎるヒロインですね!!
小説版のラストは、ゆかりんが永琳様を宴席に誘い出し
ゆかりんが「二重の囮作戦」を極秘に敢行し、ゆゆ様に盗ませてきた月界のお宝の一つの古酒を
永琳様に提供し、永琳様に
「一体どうやって月の古酒を手に入れたんだ・・、この人やっぱり怖い・・・
やっぱり幻想郷で生活をする限り、紫の意向を無視することは出来ないんだ・・」という大変後味の悪い
不気味なプレッシャーを与える所で完結してしまうのですけど、
やはりそこには幻想郷の二人の賢者の「ピリピリとした繊細な心理戦」が色々とあったのかもしれないですね。
ゆかりん:「日々、人里での人間に対する医療活動、誠に感謝しております。ご苦労様です・・」
→ゆかりんの心の本音としては
「ふんっ、別に自分達の生活費を稼ぐだけなら目をつぶってあげるけど、人間に対する過度な肩入れとか
延命行為だけは勘弁してよね!」
というのがあったのかもしれませんし、
永琳 : 「日々の幻想郷内の結界の管理のご苦労には心より敬意を表させて頂きます。いつもお疲れ様でございます・・」
→永琳様の本音としては
「ふんっ、あんたは所詮はいつも寝てばかりで、そうした結界の管理やパトロールは全て藍がやっているに過ぎないでしょ・・」
みたいな事を思っているのかもしれません。
またまたこれは「東方茨歌仙」第35話を踏まえた妄想なのですけど、
霊夢が永琳様から月界の重力波観測装置を借りてきて、その結果として
結界のスキマを操るゆかりんの居場所が特定したという件に関して
ゆかりん:「月にはまだまだ珍しいものがあるようですね・・」
→ゆかりんの心の本音としては
「そんな月のお宝なんて奪おうと思えばいつでも出来る、調子に乗るんじゃないわよ!」
という感じなのかもしれないですし、
永琳:「いえいえ、霊夢があなた様の行方を知りたいといってきかなかったものですから・・」
→永琳様の本音としては
「あんたの居場所何て知ろうと思えばいつだって把握できる。いつまでも自分だけが神出鬼没と思っていたら
そのうち痛い目に遭うわよ!」
という感じなのかもしれないです。
うーーむ、こうやって私の脳内妄想の中でも幻想郷のゆかりん・永琳様という二大ヒロインの迫力と存在感は
凄いものがありそうですね!
ちなみにですけど、そうしたゆかりんと永琳様の宴席の場所が、もしもですけど、ミスチーの屋台だったら
どうなるのでしょ・・・?
ミスチーがそんな二人の心理戦に気が付かずにいつものように「夜の鳥ぃ~」とか何とか言って歌い出したら
ゆかりんから激しい眼光を飛ばされて、シュン・・・となってしまいそうですね・・・(笑)
だけどミスチーは鳥頭だから30秒後にはまたまた「夜の歌ぁ~」とか言って歌い出し、お付の藍やうどんげちゃんに
怒られちゃうのかもしれないですね・・・(笑)

さてさて・・・ここから先は、うちのブログが本当にいつも大変お世話になっているアミグリさんの過去の作品の
紹介コーナーです!
あ・・! というか今年最後の記事という事で、やはり当ブログの年内最終東方記事のイラストを飾って頂くのは
アミグリさん以外いません!!
そのくらい、今年は本当にアミグリさんには一杯いっぱいお世話になりました!
何度も述べている通り、2012年まで「東方Project」の「と」の字も知らなくて霊夢も魔理沙も何も知らなかった
この私をこの素晴らしき東方の世界にいざなってくれたきっかけを作ったのが
アミグリさんの東方イラストだったのです!
「あれれ・・・なんかとっても綺麗で美しくて幻想的なイラスト・・このキャラだーれ?」みたいな感じで
アミグリさんのイラストをきっかけにして私はこの東方の世界を知ったという事なのです!
まさに私にとってアミグリさんとは「大恩人」以外の何者でもない素晴らしい存在なのです!!
上記の「サンセットゆかりん」は、とにかく当ブログがいつも大変お世話になっている「dream fantasy」の管理人のアミグリさんが
今年の8月に描かれたものです。
このイラストは、元々は、7月12日の私の誕生日+通算3000記事到達+東方記事100記事到達という
「トリプルイベント」の日にアミグリさんが、私のために描いて頂けたもので、
まさに「私の生涯の宝物」という素敵なゆかりんの水着イラストに、背景・表情に変化を入れられたのが
8月のイラストであった訳です。
7月12日の水着ゆかりんと8月の背景と表情に変化を付けられた「サンセットゆかりん」は
素晴らしいです!
まさにこの二つのゆかりんイラストは、私の「未来永劫のとっても大切な財産」であるとすら
思っています!!
8月の「サンセットゆかりん」はにこっ・・微笑まれているのがとっても可愛くて素敵です!
あれはまさに「素敵な女神様の微笑み」だと思います。
公式では多分・・・水着にはならないだろうゆかりんをこんなにも素敵に水着で描いて頂けた事が何よりも
とっても嬉しいです!
今現在は師走という事でレティさんが大暴れしそうな寒い冬の季節なんですけど、
実は7月の時点から
「年内最後の大晦日記事のイラストは絶対にアミグリさんに描いて頂けたあのサンセットゆかりんにしよう!!」と
決めていましたので、
とにかくそれが実現出来て私も大変嬉しいです!!
7月の水着ゆかりんと背景と表情が少し変わるだけで全体の雰囲気もガラリと変わる事を見事に立証をしている
素敵な一枚と言えるとも思います。
その7月のゆかりんとの違いを見たいと思われる方は、
水着ゆかりん を是非ご覧になって下さい!
またこの記事においては、当ブログの事もこんなにも素敵に紹介して頂き、改めて「ありがとうございます!」とお伝えしたいです!
→
水着ゆかりんそうそう、確認ですけど、当ブログでのアミグリさんのイラスト使用・転載は、
あくまでアミグリさんのご厚意によるものですので、無断でのコピーやお持ち帰りはご遠慮下さいね・・・
それになによりもあの二枚の素敵なゆかりんは「私の生涯の誇り、そして財産」でもありますので!!
アミグリさん、本当にいつもありがとうございます!
そして来年も何卒宜しくお願いします!!
それでは皆様、よいお年をお迎えください!!
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今年最後の東方記事のイラストを私のイラストで締めくくっていただけたこと、とっても嬉しいです!!
ぬくぬく先生の「ゆかりん愛」がすごく伝わってきたので、「ゆかりんもまたこれからも描いていきたいな」と思いました!!
あらためてですけど、今年は本当にお世話になりました。
来年も、マイペースですが東方のイラストも描いていこうと思っておりますのでよろしくお願いいたします!!