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プロフィール

ぬくぬく先生 

Author:ぬくぬく先生 
開設当時は、1980年代吹奏楽コンクールの花輪・秋田南・就実・仁賀保・屋代等の素晴らしい演奏を後世に少しでも伝える事が出来ればいいなと思ってこのブログを始めたのですけど、いつのまにか「東方Project」がメインになってしまいました・・・
最近は「艦これ」も大好きです!!
吹奏楽も東方も自分が感じた事を少しでも後世の方に受け継がれるべきものが残せればいいかな・・と思っています。
ちなみに、「大好きプリキュア四天王」は、ドリーム・メロディ・ハッピー・ラブリーです。
ドリームとメロディは自分の中では既に殿堂入り状態ですけど、
現在はラブリー大好き!!のラブリー一辺倒です!!
リアル社会では、建築関係のクレーム&アフター責任者を専従し、毎日毎日クレーム対応に当たる日々です。
裏の顔は東方と吹奏楽とクラシック音楽一辺倒です・・・
特に特に大好きな作品は・・・プリキュア5とスイートとハピネスチャージです!!
ちなみに、奥様は・・・ミルキィローズとセーラームーン好きの管理人以上のおこちゃまです・・・
東方で大好きなキャラは、とにかく大好きキャラがてんこ盛りで、全員大好き!という感じなのですけど、特に、さとり様・ゆかりん(紫様)・早苗さん・こいしちゃん・アリスはお気に入りです!!
吹奏楽では・・ネリベルの「二つの交響的断章」と「アンティフォナーレ」、スパークの「ドラゴンの年」、リードの「オセロ」と第二組曲「ラティーノ・メキシカーナ」、パーシケッティーの「仮面舞踏会」、C・スミスの「ダンス・フォラトゥーラ」などが死ぬほど好きで、クラシック音楽では、ウォルトンの交響曲第1番と矢代秋雄の交響曲、プロコフィエフの交響曲第5番、アーノルドの交響曲第2番、第4番、ショスタコの交響曲第7番「レニングラード」、マーラーの交響曲第3番「夏の朝の夢」、ハンソンの交響曲第2番「ロマンティック」、ストラヴィンスキーの「火の鳥」、ベルクの「ヴァイオリン協奏曲」、ラフマニノフの「交響的舞曲」などが大好きです!!
クラシック音楽を吹奏楽にアレンジし、そのコンクールヴァージョンの演奏としては・・・
1982年の就実高校の「幻想舞曲集」と
1987年の習志野高校の「ダフニスとクロエ」第二組曲の演奏、そして、
1987年の雄新中の「エルザの大聖堂への厳かな行列」が
まさに私の「原点」です。
最後に・・・
私の吹奏楽との関わりの真の意味での「原点」は・・・
1979年の市立川口高校の神がかり名演としか言いようがない
「二つの交響的断章」に尽きると思います!!


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クロード・ドビュッシーの 管弦楽のための三つの交響的素描「海」は世界の名曲の名に恥じない素晴らしい楽曲であり、
全人類の文化遺産として登録しても全然違和感が無い曲にすら感じたりもします。
海は「花鳥風月」を表す中では「風」に該当する一種の描写音楽といえるのかもしれないですけど、
例えばベートーヴェンの交響曲第6番「田園」やR.シュトラウスの交響詩「ドン・キホーテ」などのように直接的な風・嵐の
イメージを効果音の一つとして表現しているのに対して、ドビューシーの「海」が表現しているモノは、
表面的には風や波や太陽なのかもしれないですけど、どちらかというと「私がこのように感じたからこのように表現する」という
より主体性が強くなった一種の心象表現音楽と言えるのかもしれないです。
R.シュトラウスのアルプス交響曲はある意味描写音楽を究極化した作品ともいえそうなのですけど、あの曲は
グローフェの組曲「グランド・キャニオン」と異なり普通の描写音楽ではなくて、一見アルプスの一日を音楽として描きつつも
シュトラウスは「アルプスを見てこのように感じた」と言う事を鮮やかに心理描写しているようにも聴こえたりもします。
同じシュトラウスのシンフォニー作品でも「家庭交響曲」は家庭内の夫婦の性格の描写・子育て・夕食・夫婦喧嘩等なんだか
日常の生々しい光景のズバリ描写という感じもあり、音楽がどことなく生臭く聴こえたりもしますので、アルプス交響曲ほど
人気がないし演奏頻度がガクッ・・と下がるのはある意味当然なのかもしれないです。

C.ドビュッシーの管弦楽のための三つの交響的素描「海」は下記の三曲から構成されています。

Ⅰ.海上の夜明けから真昼まで

Ⅱ.波の戯れ

Ⅲ.風と海との対話

どの曲も大変緻密な構成と洗練されたデリカシー溢れる音楽で構成され、全てが名作に相応しい作品であり、
特にⅢ.風と海との対話は、吹奏楽コンクールにおいても1970年代後半から自由曲の定番として定着し、
2019年時点で既に全国大会で68チームが演奏をしています。
ただ海は大変な難曲である以上に原曲のあの繊細なデリカシーさを吹奏楽という管楽器の集合体で表現する事自体が
大変な制約がありますし、海を演奏する際には、繊細で洗練されたサウンドが何よりも求められますので、
私自身、吹奏楽コンクールでの海を聴いて完全に納得できて感動したという演奏は極めて少ないです。
今の所、吹奏楽コンクールの演奏で「なんと素晴らしい海!」と感動したのは1986年の習志野高校ぐらいに留まっています。

ドビュッシーの「海」について語り出すと止まりそうにもありませんし、Ⅲの「風と海との対話」における楽器間の繊細極まりない
対話や吹奏楽コンクールにおける過去の名演・珍演・迷演について書き出すと、とてもじゃないですけどこの記事は
終わりそうにもないものですので、本記事はⅠの「海上の夜明けから真昼まで」について三つほど簡単に記させて
頂きたいと思います。

それにしてもC.ドビュッシーの管弦楽のための三つの交響的素描「海」~Ⅰ.海上の夜明けから真昼まで の
描写力と繊細さは何度聴いても鳥肌が立つ想いです。
もちろん直接的な描写という訳ではなくて、ドビュッシー自身が想像した夜明け前の海や朝日が差し込む場面や
真昼のきらびやかなお日様の様子を各自の脳内妄想でさらにイメージしていく曲なのですけど、黙って目をつぶって
聴いているだけでも夜明け前から真昼のキラキラ輝く海面の様子が感じ取れますので、まるで絵画を見ているような
雰囲気でもありそうです。
私自身、海岸で夜明け~昇りゆく朝日は何度か見た事がありますが、船の上から見た海上から世が明けていく光景は
これまでの生涯で一度しか見た事がないです。
それが高校の時の北海道への修学旅行で、最終日の夕方に苫小牧を出発し、翌日の午後2時頃に仙台港に到着するまでの
フェリーの上から海上からのぼるご来光を拝めることができたのは大変貴重な経験だったと思いますし、
真っ暗な波の狭間から朝日がさーーっと差し込めていき、うっすらと徐々に明るくなっていく光景は
まさにドビュッシーが表現した「海上の夜明けから真昼まで 」の世界そのものだったと思います。
フェリーの船内は振動しくまくりで、大半の生徒たちは船酔いでゲロゲロ状態になっていて、多分ご来光とか海の夜明け
どころではなかったと思いますが、愚鈍な私は船酔いせずにあの素晴らしい夜明けと海からのぼる朝日を見ることが
出来たのは素晴らしかったですけど、翌日は耳の三半規管がおかしくなってしまい、なにもしていなくても自分の体が
常に揺れているような感覚になっていたものでした。
但し・・これは後年の話ですけど、会社の沖縄への社員旅行の際にオプションで「クルーザーに乗って海にイルカを見に行こう」
という企画に申込み、20人乗り程度のクルーザーに乗ったのですけど、あの時の沖縄の海は大変穏やかで海は
全く荒れていなかったのに船が小さいという事もあり、高校の時のフェリーの際は結構天候は荒れ気味で船は結構揺れていた
はずなのにあの時は全く船酔いもしなかったのとは全く対照的に、
終始船酔いしてしまい、結局2時間近い船旅の中でもとても海の情景やイルカを楽しむどころではなくて、
ひたすら気持ち悪さに吐くのを堪えることで精いっぱい・・という感じでもありました。
沖縄のフェリーでは船内に簡単なビュフェコーナーがあり軽食や飲み物もたくさん置かれていましたけど、あの時は
とてもじゃないけど飲食するどころではなくて「早く陸に上がりたい・・」という気持ちしかなかったです・・
ちなみに苫小牧~仙台港までのフェリーでの朝食・昼食はなかったので、
フェリー内の売店でカップヌードルを買って飢え?をしのいでいましたけど、海の夜明けをながめながらすするカップラーメンの味は
格別でした~♪
(「ラーメン大好き 小泉さん」にも一度くらいは味わってほしい感覚なのかもしれないです)

海上の夜明けから真昼まではCMのBGMとして使用されていた事もあり、その中では1987~89年頃に富士通のパソコンの
FMシリーズの映像とドビュッシーの音楽が大変印象的でしたし、そのCMのイメージキャラとして使用されていた女の子は
当時「スケバン刑事」等で人気絶頂だった南野陽子でもありました。
(南野陽子というと最近ではバスドラのCMに出演されて「ナンノこれしき!」とこれまたなつかしのセリフを言っていましたけど、
当時の美少女・ナンノがあそこまでおばさん化してしまうとは時代の経過を感じたものでした・・)

話がそれました・・ 音楽の上で、海上の夜明けから真昼までについて私自身がいいなぁ~と感じる点を三つほど
挙げてみたいと思います。

まず初めにこの楽章の冒頭なのですけど、
コントラバスとティンパニの弱奏でのトレモロを6拍の間響かせた後に、2台のハープのうち、まずはセカンドハープが
一拍目のFis(Ges)音をオクターブでピアニッシモで弾いた後に、それをなぞるかのようにファーストハープが
裏拍でひっそりと目立たぬように同じ音を弾くことから開始されます。
そしてセカンドハープが全音高いGis(AS)音をやはり弱音で弾くとファーストハーブも裏拍で同じ音をひっそりと目立たぬように
弾き、これが何度か繰り返されていきます。
こうした2台のハープが交互に音を刻みながら開始されるのですけど、
その繰り返しだけでほのかで深くて広い海の夜明けを表現してしまうドビュッシーのその感性の素晴らしさは
ただただ敬服するしかないです・・
(ハープ奏者の緊張感はすさまじいものがありそうです・・)

そして二つ目は、この楽章は全体で9分半ぐらいなのですけど、その7分目あたりで現れる16本のチェロによる
内省的で渋いメロディーラインにとてつもなくうっとりとさせられます。
通常、オーケストラの中ではチェロは8~10本程度使用され、ドビュッシーの時代~現代においては大体10本が標準です。
あのチェロのアンサンブルは分厚いチェロの響きが求められますので、本当は楽譜の指示通り
16台のチェロが欲しいのですが、プロの管弦楽団にも予算とか適正配置がありますので、その部分のためだけに
チェロ奏者を16人も配置する訳にはいかないのが実情でもあります。
それでは現場では一体そうした問題を処理するのかと言うと、二つほど対応方法があるようでして、
一つはドビュッシーの指定ではあの部分のチェロは16台となっていますが、本来の管弦楽の標準的配置のチェロ10人に対して
臨時のエキストラを2名ほど雇い、本来はチェロ4パート×4人で計16名のところを4パート×3人の計12名で対応するという
方法で、この方法が現在では標準になっているようです。
そしてもう一つは、これは日本でも都響や日本フィルでもお馴染みのフランス人指揮者のジャン・フルネが採用していた方法
なのですけど、その該当箇所になると、チェロに4パート×3人の計12名を配置する以外に、本来不足している4人分について
ヴィオラに応援要請をして、ヴィオラ奏者4人がチェロパートの該当箇所の譜面を奏でるというある意味荒業で対応
していたりもしています。
私自身、フルネ指揮での日本フィルや都響の「海」を聴いたことがありますけど、その時点ではそうした話は全く
知らなかったもので、自分の目と耳で確かめることはできなかったですけど、いかにもフルネらしい厳格な話と感じた
ものでした。
日本フィルのサンデーコンサートでフルネ指揮による海・寄港地・ダフニスとクロエ第二組曲等のオールフランスプログラムを
聴いたことがあるのですけど、そのデリカシー溢れる音楽は「さすが!」と感じたものですけど、フルネ本人はどこか
不満な様子で、通常、日本フィルのサンデーコンサートではアンコールも演奏されるのが普通なのですか、
あの時は打楽器奏者の足元にその日のプログラムでは使用しない筈のプロヴァンス太鼓が置かれていたので
「多分アンコール曲はビゼーのアルルの女のファランドーレの踊りなのかな・・?」と予想していたものですけど、
当日のフルネはカーテンコールも3回程度で切り上げ舞台裏に消えてしまいましたので、そのあたりも人柄は温厚だけど
演奏には厳しいフルネらしい話だと感じたものでした。
ちなみにフルネは90歳を過ぎた頃の2005年に現役引退をされていましたけど、あんなにも世界的な有名指揮者なのに
その引退公演は海外ではなくて、日本の東京都交響楽団というのも、むしろありがたい話だと当時は感じたものでした。
その時の引退公演の曲目は、ベルリオーズの序曲「ローマの謝肉祭」、モーツァルトのピアノ協奏曲第24番(ピアノは伊藤恵)、
ブラームスの交響曲第2番でした。

そして三つ目はラスト近くの真昼のきらびやかを示唆するサウンドの高揚感直前のコールアングレによる繊細なソロは
とてもじゃないけどこの世の響きとは思えない美しさを感じます。
(第三楽章の中間部のしっとりとしたソロはこの時はオーボエが奏でています)
そしてコールアングレのソロが終わったと同時に曲は徐々に高潮し盛り上がっていくのですけど、あの時のバックのリズムの
ティンパニの二本の撥による和音の叩きつけの切れ味の鋭さは感動ものだと思いますし、同時に響き渡るドラの高揚感も
圧巻だと思います。
それとこの「海」は一種の循環主題でもありますので、ⅠのテーマがⅢの最後でも再現されるのは曲の統一感というか
形式の美しさを感じさせられそうです。

とにかく「海」はドビュッシーが全人類に残した文化的遺産であるのは間違いないと思いますし、この曲を聴かないで
死んでいくのは大変勿体ないかも・・?といえるのかもしれないです。

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上記で触れたとおり、海の「海上の夜明けから真昼まで 」の冒頭はハープで奏でられるのですけど、ハープ奏者にとっては
緊張の一瞬だと思います。

「ららマジ」のハープ奏者は3年生の南さくらです。

南さくらは器楽部を支える副部長で、振り回されることの多い苦労人でもあったりします。
器楽部創立メンバーの一人で、部長であり指揮者でもある草薙百花がメチャクチャな楽器編成を無理やりどうにかこうにか
まとめてしまう剛腕でもあったりしますので、そうした剛腕ぶりに不満がありそうな下級生たちを時に脅しつけ、
時に笑顔と愛嬌で押し通してしまうのがこの副部長兼ハープ奏者の南さくらといえそうです。
そしてららマジでは珍しい部類の眼鏡っ娘でもあったりします~♪

そうした南さくらを持ってしても海の出だしはプレッシャー掛かりまくりなのかもしれないです。

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ドビュッシーの「海」は三つの楽章全てにコールアングレとオーボエに大変大事なソロがあります。

ららマジの器楽部においては、オーボエ奏者はいなくてコールアングレ奏者の白石陽菜のみです。

多分ですけど、オーボエの音色が必要な場合は白石陽菜が楽器を掛け持ちしているのかもしれないです。

白石陽菜は高校2年生のJKさんで血液型はO型で、気品と度胸あふれるおてんばなお嬢様という設定です。

海において時にオーボエ、時にコールアングレと掛け持ちしている白石陽菜も、本人自体がそうしたおいしいソロを
楽しみながら吹いているのかもしれないですね~♪
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A.コープランドと言うアメリカの作曲家は、日本では知名度は今一つなのかもしれないです。
1900年に生まれて1990年にご逝去されましたので20世紀を目一杯駆け抜けた作曲家と言えるのかもしれないです。

実はコープランドは、日本とも結構深い関係にあり、
武満徹の音楽をアメリカ本土で紹介したり、武満徹の「地平線のドーリア」という曲の世界初演の指揮を振ったり
来日した際には、日本の管弦楽団にてシューベルトの未完成の指揮を振ったりとかなりの貢献をされている御方だと思います。
日本の吹奏楽コンクールにおいては「エル・サロン・メヒコ」とバレエ音楽「ロデオ」が今現在でもよく自由曲として
演奏されています。

コープランドの音楽は、カウボーイがインディアンを追いかけまわすみたいな西部劇のBGMになりそうな
軽い感じの音楽が多いようにも感じますし、軽薄すぎて胡散臭く感じることもあったりもします。
時にアメリカ商業主義に毒された胡散臭い作曲家のような側面も感じなくはないのですけど、
反面、晩年は無調音楽にも手を付けたり、難渋な作品を晩年近くに書いたりもしていますし、
バレエ音楽「アパラチアの春」のように神への祈りに通ずる清純な音楽を作曲されていたりもします。
アメリカというと、移民の国であらゆる価値観・文化・思想を拒絶することなく取り入れ
自分たちの文化として融合していった歴史がありますけど、コープランドの音楽にもそうした多様性が十分に感じられます。
そうした多様性の複合国家アメリカの象徴的存在の作曲家と言えるのかもしれないですし、そのあたりが
インチキ商業国家・アメリカの傲慢さ・胡散臭さをどこか代弁しているような作曲家にも感じられるのかもしれないですね。
コープランドが亡くなった年にバーンスタインも亡くなっていますけど、
コープランドの曲をよくレコード化していたバーンスタインにとっても盟友の友という感じだったのかもしれません。

コープランドの作品は、圧倒的に三大バレエ音楽が有名です。

〇ロデオ

〇ビリー・ザ・キッド

〇アパラチアの春

この中では、「ビリー・ザ・キッド」の銃撃戦とビリー逮捕の祝賀会という場面は目をつぶって聴いていると、
小太鼓と金管楽器で「ダダダダダダダ」と表現されている破裂音が、かなり実音に近い
ガンバトルを再現していて非常に面白いです。
「アパラチアの春」は逆に曲の中でほとんどffがない静かな内省的な曲なのですけど、
この曲の唯一の盛り上がりの部分「クエーカー教徒の讃美歌の主題による変奏曲」の部分の美しさと透明感は、
生で聴いても思わずハッと息を飲むほどの美しさがあります。

吹奏楽経験者にとっては、コープランドと言うとロデオやエル・サロン・メヒコ以外の作品では「戸外のための序曲」という作品を
思い浮かばれる方も多いのかもしれないです。
ちなみにこの曲は「野外序曲」と表記されることもありますし、元々は管弦楽曲として作曲されていましたけど、
コープランド自身によって後年吹奏楽アレンジ版として編曲された経緯があります。
日本においては、この曲は吹奏楽曲としてのイメージが強いのかもしれないですね。
戸外のための序曲は、序盤でトランペットの相当長いソロがありますけど、あの朗々と歌い上げられる長大なメロディーには
いつ聴いてもうっとりとさせられるものがあると思います。

私がこの曲を初めて聴いたのは、 1982年の全日本吹奏楽コンクール・東北大会、高校B部門の
岩手県代表・盛岡一高の演奏でした!
演奏が大変素晴らしく、底抜けに明るいこの曲を溌剌と演奏していましたし、
序盤のトランペットのソロもほぼノーミスで吹きこなしたトランペット奏者に大変感銘を受けたものです。
この曲は、1988年の全国大会・職場の部にてNEC玉川も自由曲として演奏していましたけど、残念ながらこの演奏の
感銘度は私にとってはかなり低いものでした・・

「戸外のための序曲」は8分程度で短いのですが、ファンファーレみたいな強奏で開始され、
トランペットの長いソロが延々と続きます。
展開部を経て一旦静まり、中間部でトランペットのソロの部分を全体で再現しラストで再び盛り上がり華麗に曲が閉じられます。

最近の吹奏楽作品の派手な色彩に比べると確かに地味に感じるかもしれません。
だけど、人の心にストレートに「楽しさ」・「躍動感」を素直に感じさせる曲と言うのは最近は少ないのかもしれませんし、
こういう「シンプル イズ ベスト」を立証した作品が最近ではあまり演奏されない事は少し寂しい感じはします。

この曲の吹奏楽コンクールでのベスト演奏をあげると1979年の玉川学園に尽きると思います!
玉川学園は、この年の前年までは、ドビュッシー・ラヴェル・古典主義時代のストラヴィンスキーなど
どちらかというと繊細な曲を得意としていましたが、 この年から、いきなり路線変更を展開し、
これまでのおとなしい感じの演奏から一転してワイルドな感じに変容しています。
そしてこのワイルド路線は、翌年のリードのアルメニアンダンスパートⅡで
更に進化を遂げ、歴史的名演(爆演?)を残すことになります。

1979年の玉川学園で一つ面白かったのは、大太鼓は普通のバスドラムを使用せずに
マーチングバンドみたいな、比較的小さく皮が透明な感じのものを使用し、
重厚感を回避させていたような意図が感じられる点が挙げられると思います。
演奏自体もコープランドの野性味と玉川学園の都会的で垢抜けたサウンドが絶妙にマッチしていて、大変素晴らしい名演を
後世の私たちに残してくれていたと思います。

玉川学園高等部というと、この翌年に5年連続金賞を達成した当時の名門チームです。
このチームは一般的には、フランス音楽みたいな印象派の音楽を得意とし
特に1976年のドビュッシーの「三つの夜想曲」が特に名演として高い評価を受けていますが、
私自身の感想・印象としては、印象派・新古典主義の抽象的な音楽よりも、1979年のコープランドや
翌年のアルメニアンダンスパートⅡのように、都会の明るく洗練された響き・元気溢れる演奏の方が本領を発揮したと思います!
1979年の前年の「かるた遊び」は、あまりにも抽象的で何を言いたいのかよく分からないうちに
終わってしまった演奏よりは、むしろ1974年の組曲「惑星」~木星のようにサウンドに威勢がある方が
魅力的に聴こえるような印象があります。
1979年の「戸外の序曲」は、一言で述べると、実にカラッとした演奏で、
雲一つない青空の下で、天真爛漫に気持ちよく吹いたという印象があり、実に伸び伸びとしています。
前年までのどこか「去勢されたような演奏」・「指揮者に言われた通り吹く優等生みたいな演奏」とは
明らかにサウンドが異なっているように感じられます。

翌年の1980年の玉川学園は、「アルメニアンダンスパートⅡ~ロリの歌」をなんとノーカットで一気に駆け抜け、
圧倒的勢いでもって「5年連続全国大会金賞」を達成しますけど、あの輝かしいサウンドとスピード感は、
この曲の演奏としては最高クラスの歴史的名演だと思います!

話を「戸外の序曲」に戻しますと、プロの演奏では、フェネル指揮/東京佼成も素晴らしいと思うのですけど、
ハンスバーガー指揮/イーストマンのライブ演奏の圧倒的ドライブ感を聴いてしまうと他の演奏が皆物足りなく感じてしまいます。
バーンスタインが1986年のタングルウッド音楽祭における野外ライブ演奏も素晴らしかったですね~♪
これは当時FMで聴いたものでしたが、演奏がライブ演奏という事で、
録音されたものではなく、CD化もされていないようですので、今となっては幻の演奏になっています。
ただ漠然と私の記憶の中で生きているのですけど、 いかにもバーンスタインのライブ演奏らしい躍動感あふれる名演でした。
残念ながら未CD化ですけど、あの演奏がCD化されたらとてつもなくテンションが上がりそうです。

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「響け! ユーフォニアム」第一期と第二期のトランペットパートから、香織先輩・優子・麗奈

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高坂麗奈

コープランドの「戸外のための序曲」というとやはり序盤のトランペットのソロが大変印象的ですけど、
トランペットというと真っ先!に思い浮かぶキャラというと「響け! ユーフォニアム」の
一年生トランペット奏者の高坂麗奈に尽きると思います!

当ブログでもアニメ「響け! ユーフォニアム」の第一期が放映された2015年と第二期が放映されていた2016年においても
この麗奈は頻繁に登場していました。
「響け! ユーフォニアム」の主人公はユーフォニアムパートの久美子なのだとは思うのですけど、
特に第一期においては最終回とその一つ前の回以外では「主人公なのに影がうすいキャラ・・」と当ブログでも散々揶揄されて
いた久美子に対して、第一期の真の主役は誰がなんといっても高坂麗奈だと思いますし、
私自身「響け! ユーフォニアム」の中で圧倒的に大好きなキャラは麗奈です。

高坂麗奈というと原作者の設定によると、
艶のある長い黒髪とこぼれ落ちんばかりの大きな瞳が目を引く自信にあふれた美しい容姿の少女とされていて、
アニメ版としても、容姿端麗・頭脳明晰な黒髪の美少女で、そのクールな印象とは裏腹に胸の内ではトランペットに対して
熱い想いを抱いていて一見して他を寄せ付けぬような雰囲気を放つというのが基本設定になっています。
原作のライトノベルを読んで頂けると分かる通り、麗奈の基本パーソナリティとして、
周囲と同じであることを良しとせず、「特別な存在になりたい」と願うストイックな性格の持ち主で、
当初は他人との間に距離を取り、特定の誰かと一緒にいることを嫌う「孤高の存在」でもあるのが大きな特徴なのだと
思います。
麗奈の不屈の精神やトランペットに対するプライドは半端ではない強さであり、
いかなる周囲の状況も我関せずといった具合で周囲から孤立しようがお構いなしで、孤高の存在と言えそうです。

第一期においては自由曲の「三日月の舞」で登場するトランペットのソロを巡って、3年生の香織先輩と
部員全員を巻き込むあのギスギスのオーディションをやってでも
「私が一番だし、私は絶対に他の人には負けたくないし、私は特別な存在である」という事を立証するために
そのオーディションを勝ち抜き、結果的に関西大会と全国大会でも立派にソロを務めあげていました!
それにしてもあのオーディションに際しても、言いがかりを付ける2年生の優子に対しても
「だったら何だっていうの? 滝先生を侮辱するのはやめてください。なぜ私が選ばれたか、そんなのわかってるでしょ? 
香織先輩より、私の方が上手いからです!」と毅然として言ってのけ
優子が「アンタねえ! 香織先輩がどれだけ気を遣ったと思ってるのよ!?」と詰め寄っても麗奈は
「ケチつけるなら、私より上手くなってからにしてください」と 優子をはじめ周りの部員に対して決然と言い放っていた光景は
確かにとんでもないギスギス場面なのだけど、「響け! ユーフォニアム」屈指の名場面の一つだったと思います!
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マーラーの交響曲第7番「夜の歌」でお馴染みのテノールホルン

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ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」・ストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」などで効果的に使用される
ワーグナーチューバ

2021年7月26日の当ブログの記事が「ユーフォニアム・テノールホルン・バリトンの違い」に関するものでしたけど、
本記事はその補足記事みたいなものでして、今回はテノールホルンに見た目が大変よく似ているけど、その音色は
全然異なる「ワーグナーチューバ」について簡単に取り上げさせて頂きたいと思います。

テノールホルンとワーグナーチューバは外見上は大変よく似ていると思います。

ワーグナーチューバとテノールホルンとの違いは、ベルの向きが左右逆であり、換言すると管の巻きが逆である事と、
テノールホルンはトロンボーンのマウスピースを使用するのに対して、ワーグナーチューバはホルンのマウスピースを使用して
吹く事が挙げられると思います。
そして共通点はどちらの楽器も超マイナー楽器であり、管弦楽作品として使用される事は極まれであるという事と
いえそうです。

テノールホルンはロータリー・バルブを備えていて、ユーフォニアムよりもやや管の形状は細く、見た目的には前述の通り
ユーフォニアムというよりはワーグナーチューバに似ていると思われます。
もともとはトランペット型でテノール音域の楽器でしたけど、次第にトランペット型から卵形やチューバ型に移行したよう
ですが、この楽器がオーケストラや吹奏楽団で使用される事例は極めてまれです。
そしてその極めて稀な事例がマーラーの交響曲第7番「夜の歌」~第一楽章ですけど、私が実際に聴いた演奏会の中には、
テノールホルンを使用せずユーフォニアムで代用していたケースもありました。
ちなみにですけど、プロの管弦楽団がマーラーの7番を演奏する場合、ユーフォニアムで代用されるケースもありますし、
トロンボーン奏者がテノールホルンを持ち替えする場合もあります。
どうしてトロンボーン奏者なのかというと、上記で書いた通りテノールホルンにはトロンボーンのマウスピースを使用するので、
指遣いさえわかればトロンボーン奏者でも演奏可能なそうです。
日本の大作曲家、柴田南雄先生は、その「グスタフ・マーラー」という著作の中で、テノールホルンの音色について
「容易にプカプカと音が出てしまう楽器、上品さと深みに欠ける」みたいな事を述べられていましたけど、確かにあの音は
吹奏楽のユーフォニアムに極めて近くて柴田先生ではないですけど確かに安っぽい響きは感じられそうです。

アメリカのマーチ王のスーザが開発・考案した金管低音楽器がスーザフォンなのですけど、
それと同様に作曲家が開発・考案した金管低音楽器が「ワーグナーチューバ」という楽器です。
ワーグナーは自作の楽劇だけを専用に演奏する劇場をバイロイトに建設し、そのこけら落しの作品として
自作の「ニーベルングの指環」四部作の作曲を急いでもいました。
その際にニーベルングの指環という北欧神話に基づく総合芸術としての楽劇が従来の歌劇とは違う事を聴衆に
印象付けるために「今までとは異なる重厚な低音の音色が欲しい」という動機で開発されたのが
ワーグナーチューバという楽器です。
テノールホルンもワーグナーチューバも楽器の構造が似ているという事もあり、音色もなんとなく近いようにも聴こえますけど、
テノールホルンは甲高い高音を軽いノリで吹いているという印象があるのに対して、ワーグナーチューバは
なんとなくですけど地の底から湧き上がるような少しミステリアスで不気味な雰囲気を感じたりもします。音色自体は
ワーグナーチューバは少なくてもテノールホルンよりは低音ボイスという感じです。

もう少し歴史的な流れでワーグナーチューバを見てみると、
バイロイト祝祭劇場の構造が管弦楽をすっぽりと舞台下に収められるスタイルになっていましたので、
この劇場のこけら落としとしてお披露目される楽劇の新楽器の音色としてワーグナーは、
湧き上がるような荘厳と壮大な響きとしては「一種の混合楽器がいいのではないか」と考え、その結果考案されたのが
ホルンと同系のマウスピースを持ち、ホルンとチューバの中間とも言える形状をし、縦に長い楕円形の形状で
3つまたは5つのロータリー式バルブを備えた金管楽器ともいえるワーグナーチューバだったのでした。
見た目はチューバまたはユーフォニアムとよく似ていますけど、演奏自体はホルン奏者が掛け持ちする事が多いです。
音色はまるくて柔らかい響きのホルンと鋭く力強く響くトロンボーンの中間という感じもあり、両楽器の音色の特色を
一つの楽器で発揮しているという感じもあります。
全体的には前述のとおり少し不気味でミステリアスな音色という印象もあります。
音程が少し不安定という欠点もあり、ホルンの場合音程や音色の微調整はベル部分に入れた手や指先でなんとか
なったりもするのですけど、ワーグナーチューバはそうした事ができないので、楽器としては少し扱いにくい楽器という
感じでもありそうです。
またホルン奏者が掛け持ちして吹く事が多いため、ホルン奏者がワーグナーチューバを吹く時には
「ホルンを吹いている時とどこか感触が違う・・」と違和感を感じがちというのも考えてみれば当たり前の話といえそうです。
私自身、まれにクラリネットとバスクラを一つの曲で掛け持ちで吹いた事もありましたけど、クラリネットからバスクラに
持ち替えた時は「あれ・・なんかいつもと全然感覚が違う・・」とやはり違和感は常に感じていたものです。

ワーグナーチューバの威力と効果は楽劇「ニーベルングの指環」四部作で堪能することが出来ますが、
残念ながらこの楽器そのものはオーケストラの楽器として定着する事はありませんでした。
但し、ワーグナーを崇拝していたブルックナーは交響曲第7~9番でこのワーグナーチューバを使用していますし、
後世でも、R.シュトラウス・ストラヴィンスキー・バルトークなどが使用しています。
バルトークにおいては「中国の不思議な役人」でも使用されていますし、
ストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」~長老の行列の部分でもすさまじい威力を発揮しています。

この「春の祭典」ですけど、私自身この20世紀の不滅の名曲にして問題作のこの素晴らしい楽曲に初めて触れたのも
1977年の秋田南高校の吹奏楽コンクールの歴史的名演によるものというのも実に私らしい話ですけど、
あの秋田南の名演を聴いて「このストラヴィンスキーの春の祭典って原曲はどんな感じなのだろう・・?」と興味を持ち、
私自身が初めて管弦楽曲として聴いたレコードは、ドラティ指揮のデトロイト交響楽団の超名盤でした。
春の祭典はその後、ブーレーズ指揮のクリーブランド管弦楽団やコリン・ディヴィス指揮といった名盤も耳にしましたけど、
個人的には春の祭典の一番の名盤はやはりドラティ指揮が最高かな・・?と思ったりもします。

そしてバレエ音楽「春の祭典」を初めてプロの管弦楽団による生演奏を聴いたのは、関東に移り住み確か東京文化会館で
聴いた都響の定期演奏会だったと思います。
(春の祭典は後半のプログラムでしたけど、前半で演奏された楽曲や指揮者は全然記憶にないです・・)
そして「春の祭典」を生演奏で初めて聴いた時はカルチャーショック以外の何物でもなくて
「この世にはこんなにも過激な名曲があったりするものだ・・」と感動したのははっきりと覚えています。
この曲はレコードで聴いた際には全然気が付かなかったことが多々あり、それこそが生演奏のライブとしての醍醐味なのかも
しれないです。
例えばですけど、この春の祭典は管楽器奏者の持ち替えが頻繁に行われているとか
(例/クラリネットはバスクラリネットと持ち替え、ファゴットはコントラファゴットに持ち替え、オーボエはコーラアングレに持ち替え)
使用されている打楽器は聴いた感じのリズムの激しさにしては種類としては意外と少なめで、
ティンパニ・大太鼓・ドラ・シンバル・タンバリン・トライアングル・ギロ程度に留まっているけど、ティンパニ奏者は
実は2人必要とか、レコードで聴いた時に感じた「あのティンパニの高音はありえない」という疑問は、実はティンパニの一台は
ピッコロティンパニを使用していたとか
ホルン奏者は全部で8人必要だけど、首席奏者は全ての箇所を吹いている訳ではなくて、春の祭典はあまりにもホルンの
負担が大きいということで部分的に首席奏者は休ませていて、ここぞ!という時をメインに首席奏者が吹き、
その分をエキストラ奏者が補っているとか、いろいろとレコードではわからない発見もあったものでした。

だけどあの日の最大の発見は、第一部/大地礼讃の第六曲の「長老の行列」という箇所の中で、ホルン奏者2名が
唐突に楽器をホルンからなにやら見た目には吹奏楽ではお馴染みのユーフォニアムらしき楽器に持ち替えたのに
気が付いたことであり、あの時は「えーー、あの個所の野太いミステリアスな音色はチューバではなくてホルン奏者が
持ち替えたユーフォニアムだったの~!?」と誤解をしていたものでした。
だけどどう聴いてもあの音色は安っぽい??ユーフォニアムの響きではありませんでしたし、楽器もユーフォとは微妙に
異なるものだし「あれれ・・あの個所で使用していた楽器はなんだったのかな・・?」というのが演奏終了まで
実は頭を離れませんでした。
今現在だったらその場でスマホからネット検索し、春の祭典・長老の行列・楽器・ホルンが持ち替えといったワードで
検索を掛ければ即効であの楽器はワーグナーチューバという正解に辿り着けると思うのですけど、
当時はスマホもガラケーもパソコンすら何も無い時代でしたので、翌日市立図書館で調べてみても正解に辿り着けず
翌々日に東京文化会館の音楽資料室にて全てがようやく判明した・・という事になったのでした。
こういうところにも「時代の変化」というものは感じますよね・・

ただそれにしても最初に春の祭典を生演奏で聴いた時の衝撃度は相当なものがありましたし、特に全体を貫く
あの驚くべき精緻なリズムの叩きつけとソロ楽器としての管楽器の使い方の巧みさにも感銘を受けましたけど、
それよりもなによりもホルン奏者2名が演奏途中に突然ユーフォニアムらしき楽器(正解はワーグナーチューバ)に
持ち替え地底から響くようなミステリアスな響きを朗々と奏でていた事のインパクトはあまりにも大きかったです。

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30人の美少女たちが大活躍する
ららマジ器楽部において、「ワーグナーチューバ」という知る人ぞ知るマイナー楽器を奏でる美少女も登場しています~♪

それが向井春香という高校2年のJKさんでして、のんびりした性格の先輩で「なのです。」という
まるで艦これに出てくる暁型四番艦の電という駆逐艦娘みたいな語尾で話すのがなんともとてもかわいいです~♪
かわいくて童顔でホワホワした雰囲気に反してスタイルは良く、かなり胸が大きいというギャップもすてきですね~
そして向井春香のツーサイドアップの髪型もとってもかわいくてキュートだと思います。

最近の吹奏楽少女の間で人気が以前よりは出てきたユーフォニアムではなくて「ワーグナーチューバ」を担当する
というそのマニアックさもたまらないです~♪

向井春香のワーグナーチューバによるミステリアスな音色によるバレエ音楽「春の祭典」第一部~長老の行列も
是非聴いてみたいです!

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召喚カードにおける 向井春香が手にしている楽器はワーグナーチューバではなくて普通のホルンですけど、
上記で触れた通り、一般的にプロの管弦楽団の演奏会において、ワーグナーチューバが出てくるときはホルン奏者が
掛け持ちする事が多いので、向井春香がホルンを吹いているのもある意味妥当なのだと思います。

ららマジは特殊楽器が多いのですけど、まさかワーグナーチューバという超マイナー楽器が登場してくるとは
その意外性もまたすてきですね~♪
クラシック音楽の世界で楽曲のタイトルで国名が出てくる作品の中で最も多そうなのが「スペイン」といえそうです。
(イタリアも多いと思います)
スペインやイタリアは南欧諸国ということで暖かい日差しに夏の光線や海や情熱の発散に陽気な国民性など、
ドイツやイギリスといった真面目な?国民性の諸国やロシアや北欧諸国の寒い国からの視点で見ると開放的な風土や国民性
というものは大いに魅力に感じそうですし、作品を書く上では大いなるインスプレーションを与えそうなのかもしれないです。
スペインというタイトルがついた管弦楽作品というと例えば、ラヴェルのスペイン狂詩曲、シャブリエの狂詩曲「スペイン」、
リムスキーコルサコフのスペイン奇想曲、ラロのスペイン交響曲、アルベニスのスペイン組曲、
ファリアの交響的印象「スペインの夜の庭」などが挙げられますし、
スペインとポルトガルを含めたイベリアという観点では、ドビュッシーの管弦楽のための映像(第三集)~Ⅱ.イベリア、
アルベニスの組曲「イベリア」などがあるかとは思います。
ラヴェルのスペイン狂詩曲とシャブリエの狂詩曲「スペイン」ですけど、タイトルは大変良く似ていますが、
タイトル的には狂詩曲が後に来るか前に来るかだけの違いで、特段形式的な違いはありません。稀にですけど、
演奏会のプログラムの表記や吹奏楽コンクールのプログラム表記でもシャブリエの狂詩曲「スペイン」はスペイン狂詩曲と
表記される事もあったりします。

ラヴェルのスペイン狂詩曲はシャブリエの狂詩曲「スペイン」は表記こそ似ているものの楽曲の雰囲気も世界観も
全然違うように感じられたりもします。
シャブリエの狂詩曲「スペイン」の方は、作曲者のスペイン旅行の印象を見たまま聴いたままストレートにそのまま音に
したような直線的な印象があるのに対して
(シャブリエの狂詩曲「スペイン」は特に中間部の粋なトロンボーンソロが大変ユニークで面白いです!)
ラヴェルのスペイン狂詩曲は直接見聞きした印象ではなくて、一種の心理描写曲というのか「私はその風景を見て
そのように感じた」という心のモノローグを音にしたという印象の方が強く、
シャブリエの狂詩曲「スペイン」は客観的な描写曲であるのに対して、ラヴェルのスペイン狂詩曲は主観的な感性の曲というのが
両曲の大きな違いといえそうです。

ラヴェルはよくオーケストラの魔術師とか管弦楽法の天才とか言われますけど、実は意外かもしれませんけど、
構想段階から純粋に、最初から演奏会用管弦楽曲として作曲された作品は実はこの「スペイン狂詩曲」だけです。
ラヴェルの管弦楽曲は、ほとんどはバレエ音楽としてのものかピアノ曲を管弦楽にアレンジしたものばかりなのです。
ちなみにボレロや舞踏詩「ラ・ヴァルス」は元々はバレエ音楽として構想されたものです。

ラヴェルのスペイン狂詩曲を最初に聴いたのは確か高校生の頃あたりだったと記憶していますけど、当時はⅣの祭りの
情熱とけだるさと対極がとても面白く感じたものでしたし、Ⅳの中間部のいかにもだるそうなコールアングレの朗々としたソロに
とてつもない魅力を感じたものでした。
この曲は何と言ってもあのかったるいだるさが私的にはとても大好きな所です。
吹奏楽コンクールでもこの曲は既に1970年代から出雲一中などが取り上げていて、一時期著作権の問題で演奏できない事も
ありましたけど、1989年に常総学院による超歴史的名演によりこの曲の魅力が再度ブレイクしたように感じられます。

この「スペイン狂詩曲」は下記の四曲から構成されています。

Ⅰ.夜への前奏曲

Ⅱ.マラゲーニャ

Ⅲ.ハパネラ

Ⅳ.祭り

ⅠとⅢがけだるくてだるい感じで、いかにも夏の午後のポケッとしたかったるさが全面に出されているように感じられます。
Ⅱもだるい音楽ですけど、曲が終始細かくめまぐるしく変化している感じもあり、その変化が面白いです。
Ⅳは、唯一、エネルギッシュな感じもするのですけど、Ⅳの中間部のあのコールアングレの長いソロはだるさの象徴と
言えそうです。
あのコールアングレのソロは、とにかくエキゾチックで同時にひたすら眠気を誘う音楽で実に魅力的なメロディーだと思います。
Ⅳのシロフォーン・タンバリン・カスタネットのあの響きはまさにスペインなのだと思います。

「祭り」というと、吹奏楽コンクールに毒された(?)私は、どうしてもレスピーギの交響詩「ローマの祭り」~Ⅳ.主顕祭みたいな
ドッカーーンみたいなものをついつい連想してしまいますけど例えば、ラヴェルとかドビュッシーの「祭り」となると、
表現方法は全然異なって聴こえます。
レスピーギは関西弁で言うと「まさにそのまんまやねん・・」みたいなストレートな描写であるのに対して。
ラヴェルの場合は、ラヴェルが心の中で祭りに対して感じたイメージを音楽にしたものといえそうでして、
必然的に音楽自体もかなり漠然としたイメージになってしまうようにも感じられます。
ドビュッシーの場合は、例えば、管弦楽のための映像(第3集)~Ⅱ.イベリアや三つの夜想曲~Ⅱ.祭りのように
何となくモデルとした場所が分かるような気もする具体的な感じもあったりします。
それに対してラヴェルのスペイン狂詩曲の祭りは、全体がとてもモヤモヤして聴こえますけど、ドビュッシーの祭りは何となく
具体的なイメージが可能のようにも聴こえたりもします。
それがラヴェルとドビュッシーの同じ「祭り」という素材を使用しながらも違いなのかもしれないです。
ドビュッシーの夜想曲~祭りは、
トランペットのミュートを付けた部分は、遠くから祭りのお囃子が聴こえてくるという感じであり、
トランペットのミュートを外し小太鼓が加わると、近くでお祭りの屋台のざわめきが聞こえるみたいな感覚も私の中では
あったりもしますけど、どちらにしてもラヴェルよりは少しだけイメージがしやすいという感覚もあったりします。





ラヴェルのスペイン狂詩曲のCDとしては、断然、ブーレーズ指揮/クリーヴランド管弦楽団がいいなと思います。

この曲のアレンジ版としては吹奏楽コンクールで言うと、前述のとおり1989年の常総学院のあの素晴らしい名演に
尽きそうですけど、他にも1993年の習志野高校の演奏や2002年の天理高校の演奏も素晴らしい演奏でした。

面白いアレンジとしてはピアノ+打楽器版の演奏があります。

ザードロという打楽器奏者がアレンジし、ピアノがアルゲリッチの演奏なのですけど、すごく斬新で面白いと思います。
音がむき出し状態なのだけど、その分この曲の狂気とかエネルギーが垣間見えるような気もしますね~♪


カスタネットというとなんとなくですけど「どんなアホでも叩けば音は出る簡単な楽器」という誤ったイメージがありそうな
打楽器なのかもしれないですけど、実際に管弦楽や吹奏楽で使用されるカスタネットの奏法は大変難しく、
私自身、高校3年の時の定期演奏会で演奏した曲目の一つがリムスキー・コルサコフの「スペイン奇想曲」だったのですけど、
あの時もパーカッションパートで特に第5曲でカスタネットを担当していた奏者は、あの独特な切れ味鋭いカスタネットの
リズム感を出すために相当裏では苦労していたと思いますし、朝練習や全体練習が終わった後でも一人黙々と
カタカタとカスタネットを刻んでいた光景が大変印象的でもありますし、ああした光景を見ると言えることはカスタネットは
決して簡単な楽器ではないし、少なくともどんなアホでもすぐに全体練習に参加できるような簡単な楽器ではないと思いますし、
同様な事はトライアングルにも言えると思います。

カスタネットは木製の打楽器で、体鳴楽器に分類される打楽器の一つです。
スペインで特に発達した楽器であり、スペインの民族音楽に欠かすことはできない楽器であり、
スペインの舞踊フラメンコにおいては、今現在も踊り手にとっては必要不可欠な楽器でもあります。
カスタネットの情熱的なリズムの刻みは心地よいですし、あの躍動感は素晴らしいです~♪ あのカタカタと小気味よいリズムを
耳にしただけで既に気分は南欧気分になりそうです。
カスタネットは、手のひらに納まるくらいの丸い貝型の木片を2枚合わせ、これを打ち合わせることによって音を出す楽器
なのですけど、端にひもを通してつなげ、このひもに親指を通して楽器を保持したり2枚の開き具合を調整しますし、
基本的には音程がわずかに異なる二つのカスタネットを右手と左手の両方に持ち、一般的には音程が高い方のカスタネットを
右手に持つことがスタンタードです。

ららマジでカスタネットを担当しているのは奥村映という中性的な雰囲気の高校2年生のJKさんでけど、
カスタネットを使ったフラメンコが特技で、カスタネットの手入れも欠かさず行うとの事です。
ららマジの打楽器パートのトライアングル奏者はかなりの不思議ちゃんの女の子なのですけど、奥村映も少しそうした
不思議ちゃんみたいな雰囲気も無くはなく、どちらかというと男性的でもないし女の子そのものという感じでもないし、
少し不思議な中性的な女の子という印象もあったりします。
少しだけ鈍感な性格というのも、不思議ちゃん系としての浮世離れした性格の為せる業なのかもしれないです。

食べることも大好きで意外と大食い・・?という設定も大変面白いですけど、後述しますが、大食いキャラで少しミステリアスで
中性的な雰囲気を有するJKさんというと思い出すのは「ラーメン大好き小泉さん」の小泉さんなのですけど、
確かにあの二人はどことなくですけど雰囲気が似ているようにも感じられそうですね~♪

おばあちゃんっ子で、年齢にそぐわない独特のセンスを持つという点は、今年の夏アニメの「女子高生の無駄づかい」で
登場していたおばあちゃんっ子のロリを彷彿とさせるものがありそうです。
バトル時においては、自身の周囲に浮かぶカスタネットを放って攻撃したりもします。

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上記でもチラっと触れたのですけど、どういう訳か日本においては「カスタネット=簡単」とか
「どんなアホでもすぐに合奏に参加できる」という間違ったイメージが浸透しているのは、多分ですけど、
上記画像の「教育用カスタネット」の存在があるのかもしれないです。

教育用カスタネットは、小学校の教育用楽器または幼児のおもちゃとしてよく見られているのですけど、
本来のカスタネットと違って口を開いたままの楽器ですし打ち合わせるだけで簡単に演奏できるため、今でも幼児または
小学校低学年の音楽の教育に使用されていたりもします。
今現在では100均のおもちゃコーナーでも売られている事もあったりします。
この教育用カスタネットは赤と青の二つの部分から構成されることが多いですけど、赤い方に突起があり
これを下とすることが多いように思われます。

確かにこの教育用カスタネットは簡単に音は出ますけど、実際に管弦楽団や吹奏楽コンクールで使用されるカスタネットは
この教育用の安物楽器ではありませんし、フラメンコのダンサーが使用されているのは、冒頭画像の奥村映が
両手に持っている本来のカスタネットです。

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より演奏を簡便にし、速いリズムが演奏できるようにしたカスタネットとして柄付きカスタネット、コンサートカスタネットが
あります。
管弦楽団の演奏会や吹奏楽コンクールで使用されるカスタネットは上記の柄付カスタネットの方が多いと思います。

柄付きカスタネットは、柄を持って膝の上で叩き、ロール奏法の場合は人差指をカスタネットの上まで伸ばし、
カスタネットが膝と人差指に交互に当たるように、手首と腕を上手く使ってカスタネットを上下に動かし、左右の手は
交互に均等に動かします。

クラシック音楽でカスタネットが使用された楽曲はたくさんあるのですけど、やはりスペインの作曲家とか
フランスやロシア等のスペイン以外の作曲家がスペインに憧れと敬意の気持ちを有してスペインを感覚的にイメージして
作られた曲が多いです。

具体的にいくつかカスタネット使用の楽曲を挙げてみると・・

C.サン・サーンス / 歌劇「サムソンとデリラ」

R.シュトラウス / 楽劇「サロメ」~七つのヴェールの踊り

リムスキー・コルサコフ / スペイン奇想曲

C.ドビュッシー / 管弦楽のための映像第Ⅱ集・第二曲・イベリア
(特に街の道と田舎の道のカスタネットの切れ味鋭い躍動感は素晴らしいです!)

J.イベール / 交響組曲「寄港地」~Ⅲ.ヴァレンシア

M.ラヴェル / 道化師の朝の歌 ・ スペイン狂詩曲~Ⅳ.祭り

S.プロコフィエフ / ピアノ協奏曲第3番

アルベニス / スペイン組曲
(アルベニスはスペインの作曲家ですので、本場のノリはとにかく圧巻です!)

M.ファリア / バレエ音楽「三角帽子」

J.マスネ / 歌劇「ル・シッド」~バレエ音楽

チャイコフスキー / バレエ音楽「白鳥の湖」~スペインの踊り

B.ブリテン / ソワレミュージカル~Ⅳ.ボレロ

C.オルフ / 世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」~第三部・第8曲・今こそ愉悦の季節

吹奏楽オリジナル作品ですと、A.リードの「エル・カミーノ・レアル」と第二組曲「ラティーナ・メキシカーナ」が
大変印象的です!

こうやって列挙しただけでもスペインの澄み切った青空と情熱が目に浮かびそうですね~♪

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話を再度「ららマジ」にもどしますと、カスタネット担当の奥村映はららマジ屈指の大食いキャラともいえそうですし、
食べるのが大好き~♪というすてきなJKさんであったりもします。

普段もそうですし、カスタネット叩いている時もどちらかというと無表情で中性的な雰囲気を醸し出していますけど、
食べている時は普通の女の子という印象でもありそうです。

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大盛ラーメンを食べている奥村映もとてもかわいいですね~♪

少しミステリアスで長髪の美少女がおいしそうに大盛ラーメン食べている姿は、やっぱり「ラーメン大好き小泉さん」と
被りそうですね~♪

ラーメン大好きで大食いの女の子は、小泉さんも奥村映も含めて意外と中性的な女の子が多いのかもしれないです。

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上記はららマジのお話でしたけど、奥村映が食べているラーメンはなんだか秋葉原の野郎ラーメンの
メガ豚野郎みたいなボリュームがありそうですね~

2018年の冬アニメの「ラーメン大好き 小泉さん」の第9話においてもこの秋葉原の野郎ラーメンが登場し、
そこで登場していたラーメンは「メガ豚野郎」でした~!
メガ豚野郎のチャーシューは、噛み応えのあるしっかりした肉ですし、適度な柔らかさもあって旨味が一気に口内を駆け巡る
感じは圧巻だと思います!
チャーシューの厚みとボリュームも素晴らしいですけど、肉と野菜の壁が崩れかけたところでようやく麺に到達しますけど、
あのボリュームは特筆すべきものがあると思います。

とてつもないボリュームのメガ豚野郎であっても、小泉さんは普通に来店している所は「さすがラーメン女王!」と
感じてしまいますし、圧倒的な勢いであっという間に完食してしまう小泉さんはやっぱり只者ではないです・・

奥村映も秋葉原の野郎ラーメンに行ったとしたら、美味しそうにメガ豚野郎を完食されて、小泉さん同様にふはーと
されているのかもしれないですね~♪

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野郎ラーメンのメガ豚野郎
(分厚いチャーシューとボリュームたっぷりのもやしに隠れて麺すら見えないカオス状態です!)

アニメ版「ラーメン大好き 小泉さん」第9話にて、実店舗の秋葉原と渋谷等で店舗を構えている「野郎ラーメン」が
登場し、この回ではメガ豚野郎という山のように盛られたもやしとキャベツの野菜炒めと大判チャーシューが
まるで山のようになっているハイパーボリュームラーメンが出てきていて、
ラーメンなんだけど本当に果たして麺までたどり着くのだろうか・・?みたいな感じすら漂うとてつもないボリュームのラーメンが
大変印象的でもありました。

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アニメ版9話に登場していた坊主頭の中学生はケンタという実は中村美沙の弟でもあったのですけど、
以前このメガ豚野郎を完食出来ず仲間から「だっせ~」と言われたことに対する悔しさからのリベンジから、再度野郎ラーメンに
来店するのですけど、そこで出会ったのがあの小泉さんだったのです!

ケンタとしては「メガ盛りのラーメン店で特大ラーメンを食べるのが男としての本分!」みたいに感じていたのかも
しれないですし、「大盛をバクバクと食べれちゃう人にはなんか憧れてしまう~!」みたいなものがあったのかもしれないですけど、
そうした大食い系のラーメン店に一見普通の美少女女子高生にしか見えない小泉さんが来店し、
その見た目のギャップとは裏腹にあのとてつもないボリュームの「メガ豚野郎」を食べまくっている光景を見たとしたら
中学生の男の子としては、カルチャーショックだったのかもしれないですし、そうした小泉さんに対して
実はひそかなあこがれの恋心を抱いてしまうのも普通の流れだったのかもしれないですね~!

それは別にケンタに限らず大澤悠のお兄ちゃんも、朝から煮干しラーメンを食べている小泉さんとすれ違った際に
「美少女から煮干しの匂い」を感じ取ったと悠に漏らしたとおり、
中学生にとっても大学生にとっても小泉さんのような「美少女なのにラーメンを食べまくっている」というギャップに
萌えとか淡い恋みたいなものをひそかに感じ取るものなのかもしれないです・・

前、中学の奴らと来た時は…俺だけ残しちゃったんだよな

リベンジ!今日は絶対完食する!

(そこに小泉さんが来店し、あのメガ豚野郎を注文します・・)

おまたせしましたーメガ豚野郎のお客様ー

あーあ…メガ・・もう見るからに絶対俺と同じパターンになるよ…この人・・とその時点ではケンタは感じていたのでしょうけど、
その結果は言うまでもなく、とにかく食って食って食いまくる小泉さんに愕然となるケンタなのでした・・

このシーンではケンタが小泉さんがさぞ自分に対して
「伸びるぞ!そこの豚野郎…!」と発しているような妄想を脳内に抱いてしまいます・・

あの小泉さんの視線はすてきでしたし、いかにも「この豚野郎が~! これっぽちのラーメンも食えないのか~!」と
言っているような雰囲気もありました。

9話ではケンタが小泉さんに気を取られラーメンを食べないで、小泉さんにある意味愕然とした雰囲気で
見とれていたら・・
小泉さんに「 のびるぞ!そこの豚野郎!! 」って言われていたような脳内妄想のあのシーンは、
視聴者にとっても中村美沙の弟にしても「よくぞ罵ってくれました~」というある意味ご褒美演出だったのかも
しれないですね・・
小泉さんはリアルでは無口ですので少なくともそうした「豚野郎!」みたいな事は(大澤悠以外には)
言わないのでしょうけど、「この豚野郎が~!」なんていうセリフを口に出して言いそうなのは、
アズールレーンで例えると「このヘンタイがっ!」のセリフでお馴染みのハムマンなのかもしれないですね・・

それにしても小泉さんは、ラーメン二郎・天下一品・野郎ラーメンなどなど、普通のJKが入りにくいようなラーメン店にも
何の抵抗も恥じらいも無く入っていってしまうのは、そこには小泉さんのすてきなラーメン愛のなせる業なのかもしれないです。

(その日の中村家)

美沙 : ケンター?夕飯だってー

ケンタ : …要らない・・今、俺は…豚野郎で満たされてるから

美沙 : ママー!ケンタがキモいんだけどー!

確かにケンタがそうした淡い恋心とか憧れみたいなものを有してしまうのも分かる気はしますよね~

もしも実店舗で小泉さんみたいなすてきな金髪美少女JKがおいしそうにガツガツとメガラーメンを食べまくっている光景に
出くわし、ラーメン完食後にソフトクリームをおいしそうに食べて「ふはー」としてしまう姿を見たら
私だってそうした美少女JKに陥落してしまうのかもしれないです・・
以前は髪を切る場合には普通の床屋に行き、料金は大体3500~4000円ぐらいだったと思います。
21世紀の初めころに駅前に2000円カットハウスというものを見つけ一度切ってもらったら、
普通の床屋と全然変わらない内容なのに2000円という価格でしたので、「へー、すごいじゃん!」と思っていたら
今度は1500円カットハウスが出てきたと思ったら1000円カットハウスが至る所に出店し全国的展開をしていったら、
気が付いてみれば、普通の床屋さんには全く行かなくなってしまったという感じでもあります。

これも何か現代資本主義の光と影というのか功罪なのかもしれないです・・

それにしても最近の1000円カットはすごいと思います。

1000円+消費税であんな10分という短時間であんな手際の良い仕事を見せつけられると
「こりゃすごいね・・!」と感嘆せざるを得ないです。
普通の床屋に比べても全然見劣りしませんし、前も横も後ろも丁寧にきちんとカットしてくれますし、
希望すればバリカンでのカッティングもしてくれますし仕上げの微調整もしてくれています。
もちろん洗髪とか髭剃りはやりませんけど、消費者としての視点で言うと、別に床屋で洗髪とか髭剃りは全然求めていないし、
それはあまり必要ないと思います。
私のように全然おしゃれ感覚が無い人間にとってはこの価格は大変ありがたいと思いますし、
短時間・安い・上手の三拍子が揃っていると感じられます。
それほどおしゃれに関心も興味なく、髪を切り揃える事にそんなにお金を掛けたくない人にとってはこれほど魅力的な
サービスは無いとは感じるのですけど、これが完全に日本社会に定着してしまうと困ってしまうのは既存の理容店・床屋さん
なのだと言えそうですね。
というか、今までが「高すぎた・・」という事なのかもしれないです。
ただし、そう思っていたら最近の物価高騰は1000円カットハウスのお店にも影響を及ぼし、
老舗のQBもいつの間にか1200円に値上がりしていると思っていたら、3月から1350円にさらに値上がりが
進行していました・・

もっとも既存理容店自体も値上げラッシュは続いているようなので、やはり1000円カットハウスの存在感は
まだまだ大きいと言えそうです。

そんな訳で21世紀以降の私は髪を切る事に関しては一般的な理容店に行って高いお金を支払う事はほぼ皆無となり、
代りに1000円カットハウスにばかり行っている訳ですが、その1000円と言う価格も消費税が10%に上がって以降は、
多くの1000円カットハウス店は税込で1100円というお店がほとんどになってきているようにも感じられます。
そして昨今の諸々の値上がりやコスト上昇に伴い、私自身が利用させて頂いているお店も今年に入ってから
1100円→1200円に値上がりがされていました。
値上がりは昨今の状況を考えるとやむを得ないのかもしれないですけど、オーナーさんが言われるには、
それでもお店の維持が大変だし、1100円に値上げをした際に入口に設置されていたカット代金支払い機はお札対応タイプ
だったのを1100円ということでお札+100円硬貨対応機種に変更する機械設置の費用もバカにならなかった・・と
愚痴られていたのが印象的でした。

そしてそのお店では以前からカットが終わるたびにサービス券を1枚渡されていました。

そのサービス券は何かと言うと、消費税がまだ5%の頃は「10枚ためると1回分無料」というものでしたけど、
それがいつの間にか「12枚ためると1回分無料」となり、更に・・消費税が8%になった時には「16枚ためると一回分無料」と
なり、更に更に・・消費税が10%に上がった時には「19枚ためると一回分無料」という事になっていきましたけど、
それだけこうした薄利多売のお店は利益確保が大変・・という事なのかもしれないです。

つい先日ですけど、約3年がかりでサービス券が19枚になったので、そのカットハウスで調髪をして貰いましたが、
入り口でサービス券19枚を手渡すと「うわー、よく集められましたね! このエリアは巨大URの周辺という事で
入退去者の入れ替わりが多いという事で、19枚揃えられて来店される方は一年を通して5~6人程度だから
とても貴重ですし、お店としてもありがたいです、今後も是非利用して下さい」と感謝されただけではなくて、
「19回も利用されて貰ったのだから、特別にサービスさせて頂きます」と言われていたので、
「何をサービスしてくれるのかな?」と思っていたら、いつもだったら10分の1000円カットという内容だけど大抵の場合
7~8分前後でちゃちゃ・・とやっつけ仕事みたいな感じで素早く片付けるという印象だったのですけど、
その時ばかりはオールはさみの調髪に約12分程度も掛けて貰えただけでなくて、
「あと3分程度特別サービスをさせて頂きます。首もみと肩もみ、または眉毛そりのどちらかを選んでください」と
言われたので迷うことなく首と肩のマッサージを希望したら、とても気持ちよく首と肩をもみほぐしてくれて
「短い3分でもこんなに心地よくなるものだ~♪」と感激したものでしたし、こうしたサプライズのサービスはとてもありがたいと
感じたものですし、「これからもここを利用しよう、そしてまた19回分サービス券をためよう」と思ったものでした。

次回19回分ためた頃にはいつの間にか「23回たまると一回分無料」となっているのかもしれないですね・・



2019年の「スター☆トゥインクルプリキュア」の宇宙人プリキュアのララは地球滞在時には理容院または美容院に
行った事はあるのかな・・?
それともララが髪を切る時はひかるがララの髪を切っていたのかもしれないですルン・・

だけどもしも地球の床屋さんがララの髪を切る時には、ついついうっかり・・? ララのあの触角を髪と間違えて切ってしまい、
ララは「オヨ~!」となってしまうのかもしれないルン・・
(でもすぐに再生されてしまいそうなのルン・・)
平成の頃に発売され、クラシック音楽のジャンルなのに異例の大ヒットアルバムとなった「カラヤン・アダージョ」に
象徴されるように、クラシック音楽の中には大変分かりやすくて人の心にまっすぐと伝わり、思わず涙ぐみそうな美しい
メロディーラインの曲もたくさんあったりします。
代表的な楽曲として、例えば、マーラーの交響曲第5番~第四楽章・アダージェットとかシューベルトの
交響曲第7番「未完成」~第二楽章とかマスカーニ:ーの歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」~間奏曲とか
バッフェルベルのカノンとかJ.S.バッハのG線上のアリア とかチャイコフスキーの弦楽セレナード ~第3楽章とか、
エルガーのエニグマ変奏曲~ニムロッドなどなど多数あると思います。

そしてこの世のモノとは思えないあまりにも美しすぎてジーンとなってしまうクラシック音楽のメロディーというと、
ラフマニノフの作品は絶対に避けては通れないと思います。
当ブログのクラシック音楽カテゴリの中でも、ラフマニノフは登場する機会はかなり多いと思うのですけど、
その中でも「そしてこの世のモノとは思えないあまりにも美しすぎる音楽」にぴったりと当てはまるのが
ピアノ協奏曲第2番(特に第一楽章と第二楽章)なのだと思います。
第一楽章の遠くから聞こえる鐘の音のような音の表現や第二楽章の甘くせつないメロディーラインと終わり近くの
弦楽器によるメロディーラインの再現とそれに対するピアノの絡みや第三楽章の決別とした凛々しい雰囲気など
全ての楽章が名曲の名に恥じない光り輝く素晴らしい曲だと思います。

そしてもちろんピアノ協奏曲第2番も素晴らしいですけど、それと同じくらいあまりにも美しいメロディーラインの連続と
郷愁とメランコラリー溢れるラフマニノフの管弦楽作品と言うと、

〇交響的舞曲

〇交響曲第2番

〇パガニーニの主題による狂詩曲

といった曲も強烈に推したいと思います。

交響的舞曲の第一楽章と第三楽章の中間部におけるあの郷愁感溢れるメランコリーと美しさ、
交響曲第2番第三楽章のどこまでも延々と続く甘くせつないメロディライン
パガニーニの主題による狂詩曲における第18変奏曲のあの美しさは本当に「素晴らしい!」としか言いようが無いです!
この世のものとは思えないはかない美しさに満ち溢れています。

ラフマニノフの作品は、ロシア革命勃発による亡命前と亡命後においても曲の雰囲気自体に大きな変化はないと
感じられます。
亡命後においては、ラフマニノフの祖国のロシアに対する想いと郷愁の要素がさらに加わり、そうした事が
この世モノとは到底思えないような美しさに繋がっているのかもしれないです。

1917年のロシア革命によりロシアはソビエト連邦という社会主義国家となり、国家体制が激変します。
元は貴族の血筋という事でそうした共産主義政権を嫌ったラフマニノフは、不本意ながらも祖国を離れアメリカへの亡命を
決断します。
似たような背景の作曲家というとプロコフィエフもそうなのですけど、プロコフィエフは一度亡命したものの、
祖国の事が忘れられずに、スターリン体制化のソ連に復帰をします。
それに対してラフマニノフは「一度決断した事は翻す事は出来ない」という元からの頑迷な性格もあったのかもしれないですし、
はたまたスターリン体制化の粛清と弾圧と統制まっしぐら状態の祖国に対する不信感もそこにはあったのかもしれないです。
結局ラフマニノフは亡命以降は一度も祖国に足を踏み入れる事も無く、祖国の事に対する郷愁の念は持ちつつも
その生涯を主にアメリカで過ごしています。
アメリカでは作曲家というよりはむしろコンサート・ピアニスト、つまり演奏家として活躍します。
ラフマニノフは2m以上の巨体で手も非常に大きく、指の関節も異常なほど柔軟でピアノを弾くには恵まれ過ぎた体格の
持ち主であり、その演奏技術も非常に高く、リストと並び称されるほど音楽史上有数のヴィルトゥオーゾとしても有名です。
そのため、亡命後のアメリカにおいては演奏家としての方が知名度が高く、ピアニスト・ラフマニノフとして評価される事の方が
大きかったそうです。
(似たような事例としては、作曲家としての顔よりも指揮者の顔としての方が高く評価されがちなバーンスタインとか
生前中は作曲家というよりは指揮者としての評価と名声が高かったマーラーと相通ずるものがあるのかもしれないです)
そのため、アメリカ亡命以降のラフマニノフは演奏家としての仕事があまりにも多忙過ぎて、作曲家としての時間を
なかなか持てなかったという事情もあり、アメリカ亡命以降の作品は、例えば、交響的舞曲・交響曲第3番・ピアノ協奏曲第4番、
そして本記事で少しばかり取り上げさせて頂く「パガニーニの主題による狂詩曲」などごく限られた作品に留まっています。

パガニーニの主題による狂詩曲』は、最晩年の作品の「交響的舞曲」と合わせてラフマニノフの望郷の念が
かなり色濃く出ていると言われています。

タイトルにはピアノという文字や協奏曲という形式も表記されていませんけど、実質的には変奏形式を伴ったピアノ協奏曲と
言えます。
曲自体は主題と第1変奏~第24変奏の形式で構成され、演奏時間は大体24分前後です。
管弦楽で演奏される主題にパガニーニのカプリース第24番を用いていて変奏自体はラフマニノフのオリジナルとなっています。
この種の変奏曲と言うのは一般的に最初に主題を奏でて、それに対して変奏が展開される傾向があるのですけど、
この曲は、堂々とした序奏の後に第一主題が奏でられ、第二主題に入る前に、そのパガニーニの元ネタの主題がピアノで
奏でられ、曲が一度中断されたような形の後で再度第二主題以降が展開されていきます。
単なる主題と変奏にならないようにラフマニノフも色々と曲の中に工夫をしていて、例えば曲の中に
グレゴリオ聖歌の「レクイエム」の怒りの日のテーマも取り入れるなど最初から最後まで飽きることはまずないと思います。

そしてこのラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」の中で最も有名な箇所は、誰が何と言っても
第18変奏Andante cantabile(アンダンテ・カンタービレ)だと思います。
パガニーニの主題の反行形を最初はピアノが独奏で演奏し、その後オーケストラがそれを受け継いで演奏するのですけど、
この第18変奏だけ演奏されることも多いほど、この第18変奏の人気は高いものがあり、テレビCMや映画でもBGMとして
何度も使用されています。

映画のBGMとして使用された事例として、

三つの恋の物語(1953)
ラプソディー(1954)
ある日どこかで(1980)
愛と死の間で(1991)
恋はデジャブ(1993)
麗しのサブリナ(1995)
ONIN(1998) といった作品が挙げられると思います。

それにしてもあの第18変奏曲は、本当に人の心に何かを伝えるものがあります。
いつ聴いても、何か涙が自然と出てきそうな不思議な哀愁・郷愁がそこには溢れていると思います。
この曲を全部聴くのはちょっとかったるい・・と感じられそうな方は是非ぜひ一度You tube等で第18変奏曲だけでも
聴いて頂ければ幸いです。
多分ですけど多くの人は「どこかで聴いたことがある」とか「あ、この曲がそうなのか~」と感じられると思います。

私が仙台の実家にいた頃、当時よく東北放送(関東で言うTBSラジオ)が掛けられていました。

日曜日の朝、東北放送では、当時「キューピー・バック・グラウンドミュージック」という音楽番組があり、
この番組のエンディングテーマがラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」の第18変奏曲だったのです。
当時は曲名も作曲者名も何も知らず、何となく聴いただけという感じでした。

この曲を知ったのは、1993年の5月の東京シティフィルのサントリーホールでの演奏会でした。
前半がハイドンの交響曲第101番「時計」とパガニーニの主題による狂詩曲、後半がチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」で、
ピアノソリストは中村紘子、指揮者は十束尚宏でした。
当時は、この「パガニーニの主題による狂詩曲」という曲は知りませんでした。
曲が開始されると、パガニーニのあの主題は結構有名ですので「あ、この主題は聴いたことがある」という感じでしたけど、
第18変奏が始まると本当に驚きました。
子供の時聴いた「キューピーバッググラウンドミュージック」のED曲が流れてきていて、
「あのメロディーは実はこの曲だったのか~!?」と改めて気が付き、懐かしいような、嬉しいような気持ちとなりました。
子供の頃の記憶は、数十年経過していても意外とはっきりと残っているものでもあるものですね。

当日のサントリーホールの演奏会は当日券で購入し、P席(演奏者の後側の席)でしたので、指揮者や中村紘子の表情は
間近で見ることが出来ました。
私の座席の目の前にバスドラム・シンバル・グロッケン等の打楽器が配置されていて、ちょうど私の座席の真正面が
グロッケンシュピールが配置されていて、一曲目のハイドンの時計は打楽器はティンパニのみですので、グロッケン奏者は
その際は配置されておらず、グロッケンの「「パガニーニの主題による狂詩曲」のパート譜面をマジマジとお目に掛かる事が
出来た事は大変貴重な経験だったと思います。
もっとも曲のほとんどは休符という指示でしたし、グロッケン自体は重要なソロがある訳ではないですけど、部分的に
スパイス的な役割も見せてくれていて、天国的な響きの色彩を時折目の前で伝えてくれていて、大変印象的でもありました。

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ららマジで、グロッケンシュピール(鉄琴)を担当している高校3年生の女の子は、神代結菜お姉さまです~♪
神代結菜は器楽部創立メンバーの一人でもあります。

余裕たっぷりの柔らかな物腰、豊満なスタイルと、まさしくお姉さまといったタイプのすてきなJKさんですけど、
その醸し出される大人の魅力は、主人公のプレイヤーすらも惑わせてしまう魅力なのだと思います。
だけど昔から優雅ですてきなお姉さまだったという訳ではなくて、実は昔は孤独にさい悩まされ、心も荒んで荒れていた時期も
あったとの事で、その意味では酸いも甘いもわかるすてきなお姉さまという事なのだと思います。

誰にでも分け隔てなく優しく接しますけど、以前の孤独の反動からなのか好意を抱いた相手には
少々暴走気味な愛情表現を見せることもあるそうでして、
マイペースすぎるあまり、時に理由なく学校をサボるという悪癖もあるそうです。

意外にも実は器楽部の部内でトップクラスの怪力の持ち主であったりもしまして、林檎を片手で握り潰せる七瀬沙希を
圧倒するほどの怪力でもあるそうです。

サントリーホールで私が体感したように、P席において私の目の前にグロッケン奏者の神代結菜のようなすてきなお姉さまが
配置されていたとしたら、音楽どころじゃないのかもしれないです・・

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私服の神代結菜お姉さまもとっても美しくて魅力的ですね~♪

以前、すみだトリフォニーホールで「地方オーケストラシリーズ」という企画があり、その時に招待されていたのが
関西フィルで、その時の曲目が、パガニーニのカプリース第24番の主題の弦楽合奏版、
ラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲、交響曲第2番と実質的にオールラフマニノフプログラムでしたけど、
その時に大変印象的だったのは、一般的に現在の日本のプロの管弦楽団の金管楽器や打楽器はまだまだ男性奏者の方が
多いのに、関西フィルの当時の打楽器パート6人は、男性のティンパニ奏者以外の5人は全員若い女性奏者でしたので、
当時はそれが大変新鮮で印象的でした~♪

グロッケン・シンバル・スネアドラム・トライアングル等の打楽器が全員若い女の子というのは、今にして思うとららマジ器楽部を
彷彿とさせるものもありそうです。


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「映画 ゆるキャン△」は2022年7月1日に公開され、そのオフショットビジュアル第5弾の
斉藤恵那&ちくわも事前に公開されていて、こちらもとてもかわいかったです~♪
冬至はまだコロナ禍ということでもあり、私自身ゆるキャン映画もまだ見ていないですし、実は映画館には2020年2月以降は
言っていないという事もあり、このゆるキャン△映画は後日ゆっくりとDVD等で見たいと思っています。
(コロナ禍で行きたくても行けなかった映画作品というと「プリンセス プリンシパル」がありました・・)

ゆるキャン△(第一期)第5話は、ソロキャンとグループキャンプという二つのキャンプの魅力を伝えたものであり、
同時になでしことリンの二人の心の距離が縮まった回でもありますけど、第6話はそうした5話の流れを受け継いだものであり、
楽しいキャンプが終わりいつもの学校生活という日常に戻ると、リンは長野旅行でなでしこのために購入した
生チョコまんじゅうというお土産をなでしこにずっと渡しそびれていた事に気が付きます。

そして場面は放課後の図書館です。

斉藤さん : それまだなでしこちゃんに渡してないの?  
(ちなみに斉藤さんとはリンのお友達であり、人づきあいが苦手なリンを学校等でなにかとサポートしてあげているやさしい
女の子です。リンのあの妙な?お団子ヘアをアレンジしているのも斉藤さんです)

リン : ああ…意外と会うタイミングなくて

斉藤さん : 折角長野行って買ってきたんでしょ?リンが渡してあげなよ。そっちの方が喜ぶと思うけどな~

リンと斉藤さんの会話を実はなでしこは近くで聞いていたようですけど、二人が親密に話しているのでなでしこは気を利かして
離れていたら気が付いたら図書館の床で爆睡していたというのもなでしこらしい話でもありましたね~♪
そしてリンはなでしこの長野土産の生チョコまんじゅうを渡します。

リン : これ長野のお土産。生菓子だから早く食べなよ

なでしこ : ありがとうリンちゃん!大事にするよ!

リン : いや食えよ

それにしてもリンとなでしこの会話はなでしこのボケとリンのツッコミという感じでまるで吉本の漫才聞いている様な
心地よいテンポ感がすてきです。

そしてなでしこは本当に美味しそうに生チョコまんじゅうをバクバク食べていました~♪

リン : (ほとんど食い終わってやがる…)

それにしてもなでしこは本当に食べ物をおいしそうに食べる子ですね~♪ 見ていてもとても気持ち良い食べっぷりです!

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さてさて、リンは前回の長野一人キャンプの前に「コンパクト焚火グリル」というアイテムを通信販売で購入していました。

(これで直火禁止のキャンプ場で焚火とか)

(炭火を使っておいしい料理とか)

(キャンプで焼肉…)

斉藤さん : あ。またニヤニヤしてる

リン : !

斉藤さん : あれ?何これ?メタル賽銭箱?

リン : 違うわ!

あのコンパクト焚火グリルは確かにお一人様キャンプ用のアイテムとしてはとても重宝ですし応用範囲も広そうですけど、
斉藤さんが言う通り見た目は鉄製の賽銭箱にしか見えないですね~♪
そして生チョコまんじゅうを食べ終えたなでしこもコンパクト焚火グリルを見ると斉藤さんとほぼ同じ感想を漏らしていたのも
楽しいものがありました。

なでしこ : ん?何これ?ミニ賽銭箱?

リン : お前もか

リン : あのさ。それで今度肉焼いてみる?

このリンの「それで今度肉焼いてみる?」と何気なく発した一言から、りんとなでしこの二人焼肉キャンプという流れに
なったのでした。

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そしてリンとなでしこはなでしこのお姉さんが運転する車に乗っけられてキャンプ地まで赴きます。
この車での移動の最中に焼き肉用の食材をスーパーで調達するのですけど、ちなみにそのスーパーでバイトしていたのは
あおいでもありました。
なでしことリンは焼き肉用の食材を買い込み、なでしこは車の中でもバクバクと食べまくっています~♪

なでしこは本当に食べ物をおいしそうに食べる子だと思いますし、その様子を見ていたリンも
「なでしことその姉は姉妹なのに全然違う・・」という感想を抱きます。

リン : (しかし…なでしこのお姉さんって美人だよなぁ…)

リン : (こっちはなんかむにゃむにゃしてるけど)

食べ物ほおいしそうに食べまくっているなでしこは確かに「むにゃむにゃ」という形容詞が本当にしっくりしきそうです!

なでしこはスーパーで買ってきたメンチカツを車内でおいしそうにバクバクと食べていましたけど、お姉さんから
「メンチカツの臭いはきつい」という事で車内の窓を全開にさせられ寒そうにしていたのもなんだかとてもかわいいものが
ありました。

なでしことそのお姉さんは実の姉妹ですけど本当に全然似てないですね~♪

この姉妹なのに全然似てない感は、ラブライブ! サンシャイン!!り黒澤姉妹と東方で言うと依神姉妹に極めて近いものが
ありそうです。

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ゆるキャン△第6話は焼肉キャンプの話ですけど、前半のなでしこが生チョコまんじゅうをおいしそうに食べているシーンは
とてもかわいかったですけど、なでしこはどんなまんじゅう食べてもまたまたおいしそうな顔をするのだと思います。

以前の当ブログ記事の中で「関東 栃木レモン」についてレビューした事がありますが、実はこの栃木レモンには関連商品として
「レモン牛乳まんじゅう」という商品もあったりします。
このレモン牛乳まんじゅうはちの近くのスーパーの関東物産展で取り扱いがされていたこともありました。

栃木のご当地ドリンクの「関東・栃木 レモン」は栃木の皆様にとってはひとつのすてきなソウルフードなのだと思います。

この飲料は牛乳ではありませんし「レモン牛乳」ではありません。
正式名称が「レモン牛乳」ではなく「関東・栃木レモン」となっているのには、実は色々な背景と諸事情があったりもします。
元々関東牛乳という会社が「関東レモン牛乳」という名前で販売していましたけど、
法律改正により生乳100%でない製品に牛乳という名称が使えなくなり、「関東レモン」に変更されたという
経緯がありますし、2004年に製造元の関東牛乳が廃業となってしまい、栃木では馴染み深いこのすてきな飲料の存続が
一時期大変危ぶまれていたのですけど、製造中止を惜しむ多くの栃木県民の声により、栃木乳業が製造法を無償で継承し、
現在の「関東・栃木レモン」という名称になった経緯があったりもします。
この商品名にも実は葛藤と困難の歴史があったという事になります。
現在では、とちおとめを使った「関東・栃木イチゴ」などの関連商品も取り扱いがされていたりもします。

栃木出身の皆様に「関東・栃木レモンって知ってる?」と質問してもしもその方がご存じなかったら、
もぐりなのかはたまた群馬や茨城のスパイなのかもしれないですね~

「関東・栃木 レモン」は、栃木県産の生乳に砂糖やレモン香料などを加えたレモン色をした乳飲料で、
厳密には牛乳ではありません。
レモンの果汁を牛乳に入れると酸で乳成分が凝固・分離してしまうため、レモン果汁が入っているわけではありませんし、
上記で書いた通り法律上の問題もありますので、パッケージでは乳飲料と表示されています。
香料と色素でレモンの色と味わいを表現していると言えます。

一口飲めば分かるのですけど、とにかくとってもおいしくて飲みやすい飲料だと思います。

爽やかな甘酸っぱさとミルクのまろやかさの融合が素晴らしいと思いますし、
甘すぎず、酸っぱすぎず、レモンキャンディーをミルキーにしたような美味しさと言えるのだと思います。

特に夏場のお風呂上りにこの紙パック飲料をごくごくっと飲み干すのは至福のひと時と言えるのは間違いないと思います!

そしてそれをおまんじゅうにアレンジしたお菓子もとってもおいしいです~♪

もしもですけどゆるキャン△のなでしこがこのレモン牛乳まんじゅうを食べたとしたらリンのお土産の生チョコまんじゅうと
同じくらいのおいしそうな表情をして一箱爆食いするのは間違いなさそうです~♪

十万石

埼玉のまんじゅうだって栃木に負けてられないです~♪

埼玉を代表するまんじゅうというというまでもなくふくさやの「十万石まんじゅう」ですけど、
お味は、まさに・・うまい、うますぎるです~♪

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こちらは埼玉県ローカルショートアニメ「浦和の調ちゃん」の主人公・高砂調(たかさご うさぎ)による
十万石まんじゅうへのオマージュです。

ふくさやの十万石まんじゅうは、草加煎餅・川越の芋菓子などと並んで数少ない埼玉銘菓の一つなのですけど、
このお饅頭は日持ちは全然しないものの本当に美味しいと思います。
(賞味期限は3~5日程度ですけど、出来れば購入したその日に食べて頂きたいです!)
これまで散々書いてきたとおり、十万石まんじゅうはテレビ埼玉にてテレビCMが展開されていて
そのキャッチフレーズが
棟方志功がかつて絶賛したという「うまい、うますぎる」という言葉をそっくりそのまま使用していて、
埼玉県民の間だけは、この「うまい、うますきる」のキャッチフレーズは高いと言えるのかもしれないです。
(埼玉県民と非埼玉県民を見分ける方法として、122号線の読み方と合わせて、「うまい、うますぎる」のCMを見た事があるか
ないかというのは埼玉ネタとしては鉄板ネタなのかもしれないです)

そしてなでしこが埼玉銘菓の十万石まんじゅうを食べたとしたらやっぱり「うまい、うますぎる」と言うのかもしれないですね~♪

なお、ゆるキャン△第8話においてはなでしこたちのご当地グルメでもある「身延まんじゅう」も取り上げられています~!
ピアノ協奏曲というと、私自身これまで生演奏で聴いた中で実演に触れる機会が多かった曲はと言うと・・

〇チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番

〇ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番  または パガニーニの主題による狂詩曲

〇ショパン/ピアノ協奏曲第1番

〇ラヴェル/左手のためのピアノ協奏曲 またはピアノ協奏曲(俗にいう左手と両手)

〇ベートーヴェン / ピアノ協奏曲第5番「皇帝」

〇モーツアルト / ピアノ協奏曲第23番

〇プロコフィエフ / ピアノ協奏曲第3番

あたりがその候補曲なのかもしれないです。

ショパンのピアノ協奏曲第1番は青春の甘酸っぱい」感じが漂う瑞々しい協奏曲だと思います。

第一楽章の異常に長いオーケストラの序奏部分、第二・第三楽章に比べて明らかに長すぎるようにも感じられる第一楽章という
曲の構造的欠陥はあるものの、
(同じ事は、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番にも言えるのかもしれないです)
ロマンスというワードがぴったりとしか言いようがない第二楽章のせつなさと甘美さ、
優しい決別」・優しさと甘美さのかたまりみたいな第三楽章などいずれの楽章も心に優しく響く音楽で、
私としては、この曲を聴く度にどことなくやさしい気持ちになれそうな気がします。
特に第二楽章の後半のピアノソロ部分とそれを支える管弦楽の伴奏部分の優しい対話に何か毎回聴く度にジーンとくるものは
ありますし、普段、吹奏楽とかプロコフィエフとかショスタコーヴィッチとかストラヴィンスキーばかり聴いていると、
たまにこういう単純で優しい甘美な音楽に触れると、思わずその美しさにはっ・・とさせられるものはあると思います。

この協奏曲ですけど、若かりし日のショパンが、ヨーロッパに演奏旅行に赴く前に、ワルシャワで開催された
告別演奏会で初演されています。
一説には、片思い中だったソプラノ歌手の女の子もこの演奏会に出演していたようです。
元々内気で恥ずかしがり屋な上に、十分な音量を持てないショパンはやがて、コンサートホールでの
管弦楽団との協奏曲という形式の演奏会を開催する事はなくなっていき、
もっぱら、サロンみたいな少ない人数での聴衆だけを対象にしたピアノ一台だけの独奏会みたいな形でしか
人前で演奏しないようになってしまいます。
それでもたまに弟子たちの前でこのピアノ協奏曲第1番を弾き語って、
「私は、この曲が大好きでした、昔はこんな曲を人前で演奏した事もあるのです・・・」と
しんみりとした口調で語っていた事もあるそうです。

この協奏曲は終始一貫して甘酸っぱい音楽が展開されていますし、「恋に恋する純粋な乙女のための音楽」みたいな香りが
全体的に漂っていると思いますし、「夢見る少女のための音楽」と言っても過言ではない感じがあります。
とあるピアノ教室を開いている先生に聞いた事があるのですけど、10代~20代前半のピアニストを目指している音大生や
音大生の卵たちが「オーケストラと協奏してみたい曲」としては、このショパンのピアノ協奏曲第1番は
断トツの一位というか、相当の人気協奏曲とのことです。
それは女性奏者ではそうした人気ランキングになりがちとのことですけど、男性の音大生にとっては、
弾きたい曲はショパンよりはどちらかというとリストやラフマニノフのピアノ協奏曲の方が人気があるとの事なそうです。
正直に私の本音を書いてしまうと、ショパンのピアノ協奏曲第1番だけは男に弾いて欲しくないですし、
おばさんピアニストにもあまり弾いて欲しくないですし、
10代~20代限定の美少女ピアニストだけしかこの協奏曲は弾いて欲しくないのかも・・という気持ちはあると思います。

個人的には、若い頃のアルゲリッチがソロを担当した演奏にすごく魅かれるものがあります。
他のピアニストにはない、独特のタッチが随所にありこの曲に対する造詣の深さを感じさせてくれます。
過去の生の演奏でショパンのピアノ協奏曲の圧倒的名演として最も印象に残ったのは、
1996年のデュトワ指揮/NHK交響楽団 ピアノ/アルゲリッチの奇跡的な顔合わせの演奏だと思います。
ご存知の人も多いと思いますが、デュトワとアルゲリッチは元夫婦で、
1970年代に二人がN響との共演で来日した際、成田空港で壮絶な夫婦喧嘩の末破局したとの事ですが、
それを考えると、まさにこの1996年の演奏はドタキャン公演以来の「幻の演奏会の再現」と
クラシック好きな人の間では、結構話題になったものです。

この時のN響の演奏会は、「リスナーが選ぶベスト曲目投票」で選出された曲目で、

〇道化師の朝の歌

〇ショパン/ピアノ協奏曲第1番

〇幻想交響曲

で構成され、アルゲリッチは、ショパンのソリストとして出演していました。

演奏は本当に素晴らしかったです!!

若い頃のタッチとほとんど変わらず、外見は魔女みたいに老けていても(失礼ですよね・・・)
感性はあまり変わっていないかのような演奏で、私は結構エキサイトしていました!
演奏終了後、意外と深々とペコペコ頭を下げているアルゲリッチの姿に何か多少の意外感はありましたけどね・・・
逆に言うと、アルゲリッチも随分と丸くなったものだと妙に感心したものです。

ショパンのピアノ協奏曲第1番は、第1番という表記がされていますが、実際は第2番の方が先に作曲されています。
第2番は、第1番と大体似たような構成・感じなのですが、1番のメロディーの豊かさには足元にも及ばないと思います。
ただ、第三楽章後半でホルンのファンファーレみたいなものも出てきて、
オーケストレーションが下手な事では有名なショパンにしては、幾分凝った感じにもなっています。

ショパンのピアノ協奏曲第1番は、オーケストレーションが貧弱とかピアノと管弦楽団との掛け合いの魅力が皆無とか
伴奏付きピアノ曲の領域に過ぎない・・とかかなり悪口や酷評を書かれることも多い曲ですが、
ショパンらしい線の細さや優しさを出すには、この位のバックでないとその瑞々しさを醸し出すのは
難しいと思うので、私としてはこのオーケストレーションで十分だと思います。
素晴らしいメロディーラインが続出のピアノソロパートに対して、バックのオーケストラは極度に「伸ばし」を多用した
伴奏になっていて、奏者の皆様は相当退屈で時間を強いられているのかもしれないです。
もっともそうした貧弱な伴奏だからこそ、華麗な独奏ピアノを際立たせる効果があり、演奏効果として十分すぎるほど
華麗さを発揮しているのかもしれないです。
後世の方がバックの管弦楽のオーケストレーションをアレンジした版もあったりしましたし、日本においてもお公家さん指揮者の
近衛秀麿さんによるアレンジもあったりします。

オーケストレーションの巧みさが光る名人芸的な作曲家は基本的にはピアノも名人芸的にうまく弾きこなせる多いという
傾向は間違いなくあると思います。
というのも、作曲家にとってピアノとは大変便利な道具でもありますし、音域が広く少なくとも指10本程度の音は同時に
出せますので、作曲家にとっては音を確認しながら作曲活動とスコアに音符を記す事が出来ますので大変便利な楽器とも
いえそうです。
作曲家にとってはピアノを弾きながら作曲活動をするのは普通の光景だと思いますし、五線譜・ペン・ピアノが作曲活動の
上では三種の神器なのかもしれないです。
(もっとも最近はPCと作曲ソフトがあればそうした三種の神器は不要と思われますけどね・・)
そのためなのかオーケストレーションの名人は一般的にピアノも大変巧いという傾向が強いです。
その代表的事例としては、ラヴェル・ベートーヴェン・ハイドン・プッチーニ・リムスキー=コルサコフ、ストラヴィンスキー・
ブラームスなどが挙げられると思います。

さてさて、上記にて「オーケストレーションが巧い作曲家は大抵ピアノを弾くのも上手」と記しましたけど、その逆の事は
成立するものでしょうか・・?
つまり、ピアノの名人で作曲も出来る御方はオーケストレーションも巧い」という事は成立するものでしょうか・・?
その答えは一概には言えませんけど基本的にはノーといえるのかもしれないです。
その事例としてワーグナー・ベルリオーズ・シューマンなどが挙げられますけど、最もそれが当てはまるのが
上記で記してきたピアノ協奏曲第1番でお馴染みのショパンだと思います。
ショパンのピアノ協奏曲第1番を一度生演奏で聴くとよくわかると思いますけど、既に上記で記したとおり、華麗で雄弁な
ピアノ独奏に対してバックのオーケストラの寡黙な伴奏の貧弱さは一目瞭然だと感じざるを得ないです。
あの協奏曲は完全にピアノが主役であって指揮者とオーケストラの団員たちは、
もしかしたら・・? 「別に自分達いなくてもいいじゃん・・」と感じてしまうのかもしれないですね~

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ショパンのピアノ協奏曲第1番は基本的に二管編成なのですが、ホルンが4、トランペット2に対してトロンボーンが1という
やや変則的な編成を取っているのも面白い感じはあります。
トロンボーンは通常は、ファースト・セカンド・バストロと3本一組が基本ですので、わずか1本のみという構成は
結構珍しいものがあるといえそうです。

ショパンのピアノ協奏曲第1番のトロンボーンには特に重要と思われる聞かせどころは皆無と思うのですけど、
それでも同じパートのメンバーがいなくて自分一人・・というのは結構心細く感じるのかもしれないです。

美少女とトロンボーンというと印象的なのは「響け!ユーフォニアム」以外では、アニメ作品ではないのですけど、
2017年1月にリリースされた音と魔法の学園RPG「ららマジ」が大変印象的です~♪

ららマジのストーリーは、とある呪いにより廃部寸前となってしまった東奏学園器楽部を舞台に、
プレイヤーは器楽部員として登場する30人のヒロイン達を呪いから救い出し、彼女たちが再び演奏できるようにすることを
目指すように頑張るという内容です。

そして30人のJKさんのメンバーの中で、トロンボーン奏者兼コンサートマスターの地位にいるのが3年生のお姉さまの
星崎梨花です。
担当楽器はトロンボーンで、器楽部のコンミスを務める完璧超人で、器楽部創立メンバーの一人であったりもします。
武器のトロンボーン型の槍は突いたり切りつけたりするだけでなく小規模な爆風を放つこともできるそうです。

星崎梨花だったら、大規模なフル編成の管弦楽団の中でも、ららマジ器楽部の中でも、ショパンのピアノ協奏曲第1番の
バックのオーケストラで自分一人だけのトロンボーンパートだけであったとしても、存分に星崎梨花としての
存在感を示されるのかもしれないですね~♪
そろそろ本格的な梅雨の季節も近づいてきました。

私自身は暑い夏の方が寒い冬よりもはるかに大得意ということもあり本格的な夏の到来が待ち遠しい訳でも
ありますけど、夏の到来を前にどうしても避けて通れないのが梅雨なのかもしれないです。
梅雨の時期はかばんに折り畳み傘を入れておくことが不可欠と言えそうですけど、私が小学生あたりの頃は、
一本100円程度の100均で売られている様な安っぽいビニール傘はまだなくて、当時はワンタッチ傘すらもなかったような
印象があります。
そのため、最初にワンタッチ傘を手にした時は「なんという便利で楽チンなアイテム!」と感動したものでした。
あれって片手で傘を広げられるのが雨が降っている時にはとてもありがたいと今更ながらに感じてしまいます。
昭和の頃にはまさか1本100円程度の安っぽいビニール傘がこんなにも普及するとは予想もしていなかったものですが、
確かにあのビニール傘は安くて便利なのですけど、台風とかビル風が吹き荒れている際には結構な確率で
風によって傘の骨組みが折れてしまい挙句の果てには風に飛ばされて、そこから先は自宅まで傘なしに歩く羽目になり
ずぶ濡れ状態になってしまった事も過去には何度かあったものです。
やっぱり傘というものは1本1000円以上のワンタッチ傘に越したことは無い・・という印象もあったりします。

梅雨というと必需品とも言えるアイテムはいうまでもなく「傘」なのですけど、 本日6月11日は「傘の日」です。
(関係ないですけど、6月11日は、楽劇「サロメ」や交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」でお馴染みの
作曲家のR.シュトラウスの誕生日でもありま!)
傘の日は日本洋傘振興協議会が1989年に制定し、その由来は極めて分かりやすく 6/11が雑節の一つ「入梅」になることが
多いことからという理由との事てす。
ちなみにですけどこの6月11日は、私が在籍している住宅・建築業界にとっても馴染みがある日になっていまして、
正直あまり知られていませんけど 「雨漏りの点検の日」という事にもなっています。

東方Projectの世界には、傘と関連があるキャラも何人かいたりもしますし、一つのタグとして「東方傘娘」というのも
あったりもします。

この東方傘娘ですけど、メンバーは主に三人で、八雲紫、風見幽香、多々良小傘の三名が該当しますし、この3人はいずれも
自ら手に傘を持っています。
(というか・・ゆかりんと幽香は傘は傘でも日傘ですし、多々良小傘に至っては傘は傘でもお化け唐傘です・・)
レミリア様もこの東方傘娘に加えても宜しいのかな・・とも思います。
もっとも、レミリア様の場合、おぜうさまでもあるので、自ら傘をさすことはほとんど無くて、メイドの咲夜さんが日傘を
レミリア様のために差してあげるという事が多いと思います。
多々良小傘は、本人自身が傘の付喪神であり、お化け唐傘自体が本人そのものでもありますので、
この4人の中では最も傘娘に相応しいのかもしれないです。
ゆかりんと幽香の場合は日傘を差すというよりは武器アイテムなのかもしれないです。
ゆかりんは殴打に使用したり、三月精で光の三妖精に対して発したように光弾をこの日傘から発しています。
東方儚月抄においては、海に置き去りにしてきた自らの日傘でもって、ゆゆ様に自らのメッセージを伝えています。
(妖夢は何の事やらさっぱり分からん様子でしたけど、ゆかりんの意図を即座に理解し、行動に移した
ゆゆ様はさすがでもありました!)
幽香の場合は、UVカットと防水的機能という基本性能以外に、弾幕も防ぐことができるというすごいアイテムが
日傘に付いています。
そしてレミリア様の場合、元々が昼間=日光に極めて弱い吸血鬼でもありますので、昼間の光を遮断する日傘の存在は
意外と大きな意味がありそうな気もします。
そうは言ってもレミリア様は意外と活発で、昼間でも結構ほいほいと博霊神社とか色々外出されているようですけど、
その場合でもすぐ後ろには咲夜さんが日傘を差していますし、有事の際にはボディーガードの役割を担っていそうです。

ここで唐突にクイズですけど、「この4人の東方傘娘の中で一人だけ仲間はずれがいます、それは誰でしょうか・・?」
という問いに対してはその答えは東方好きの皆様にとってはすぐ分かりますよね~
そう、正解はいうまでもなく多々良小傘です。
ゆかりん・幽香・レミリア様は、幻想郷では強さはトップクラス!ですし、レミリア様は最悪の悪魔でもあり吸血鬼でもありますし、
その危険度は幻想郷内でも屈指の一人です。
幽香も強さは相当なものがあり、阿求の著書では「危険度が桁違いに違う妖怪」と警告を発していますし、
本人自身もあの四季映姫様に「誰が一番強いのか白黒はっきりつけてやる!」と喧嘩を売っていますからね・・・
そしてゆかりんの圧倒的強さは今更言うまでも無い事です。

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多々良小傘は、大きな一つ目と舌が特徴の唐傘を使用し、人に危害は加えず驚かすだけのちょっと迷惑な妖怪なのですけど、
小さい子供を一瞬脅かすのが関の山と言う感じだと思いますし、その弱さは妖精レヴェルなのかもしれないですし、
「東方神霊廟」では宮古芳香によって命蓮寺内の墓場から追い出されてしまうし、
茨歌仙では、「こんなお寺を建てたのに私の所に挨拶が無い!」みたいな因縁を萃香から付けられ、
幽谷響子共々ボコボコにされてしまいます・・・
小傘は極めて弱い妖怪さんだと思いますし、この多々良小傘以外のメンバーがあまりにも強すぎる東方傘娘ですので、
多々良小傘が加わっている事自体がミスマッチなのかもしれないです。

多々良小傘は、妖怪と言うよりも付喪神という位置づけの方が宜しいのかなとも思います。
同じ付喪神でも秦こころとは強さのレヴェルが全然違うともいえそうです。
この唐傘がいかにも夏の風物詩みたいなお化け屋敷みたいな感じで、本当は怖いのかもしれないけど、
多々良小傘が持ってしまうと、単なるおもちゃにしか見えない所が可愛いと思います。
この番傘お化けのあかんべえがとっても可愛いです。
そうそう、東方キャラとしては極めて珍しい素足というのもポイントが高いと思いますし、東方では初となるオッドアイが
魅力的であったりもします。

幻想郷という外界と隔離した世界が誕生して以降は、以前のように妖怪は人を襲う事も無くなり、
人間に「妖怪に食べられてしまう恐怖を植え付ける事」でその存在意義を見出してきた妖怪にとっては、
システムが安定し自らの存在が消滅する事はありえない幻想郷の世界においては、
「人を食う」とか「恐怖を与える事」以外の事で自分達の存在感を提示しないといけないという事なのかもしれません。

多々良小傘もその辺りをきちんと理解した上で、多々良小傘としての幻想郷で生きる道を模索し、
人を脅かす妖怪としてダメなら、ベビーシッターへと方向性をシフトし、それが不評で受け入れられないと悟ると、
元々得意技でもあった「鍛冶」に特化した仕事をはじめ、鍛冶で想郷内で生計を立てて、多くの人間・妖怪から
「あいつはすごい! 鍛冶の仕事は小傘に依頼しよう!!」という存在意義を見出していたのは大変素晴らしい事なのだと
思いますし、それこそが「捨ても神あれば拾う神あり」なのだと思います。
一度や二度のヘマぐらいで自分は何の役にも立たないと自分の存在意義を否定することなく前向きに考えていき、
最終的には「天職」という仕事に巡り合うことが出来たというのは、多々良小傘の素晴らしき幻想郷内での立ち位置であり、
色々な働き方や働く事の価値観を模索していき、様々な可能性を試してみた多様性の結果として
今の「居場所」・「存在意義」を見出せた小傘は、案外と現代人の鑑と言えるのかもしれないです。

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ここから先はdream fantasy2
アミグリさんが描かれた絵の転載&ご紹介コーナーです。

上記の多々良小傘はアミグリさんのかなりの初期作品でして、描かれたのは2009年12月です。

アミグリさんが描かれた初期作品の多々良小傘はとってもかわいいです!
水色の色彩感が夏らしい爽やかな感じを演出していますし、オッドアイもとてもかわいらしく描かれていますし、
多々良小傘が手にしている傘のお化けも一本足とかベローとだした舌とか一つ目とか
いかにもお化け屋敷という感じが漂い、夏らしい雰囲気を感じさせてくれていると思います。



本記事を〆て頂く東方傘娘はやはりこの御方以外ありえないです!

そう、いうまでもなくゆかりん=八雲紫様です。

このゆかりんはアミグリさんの2022年初描きキャラであり、当ブログにおいてアミグリさんの「dream fantasy」
開設14周年記事の中でお披露目をさせて頂いた素晴らしいゆかりんであったりもします。

パープルのドレスに美しい淡い金髪長髪、 悪だくみをしている様なうすら笑いではなくて正真正銘の少女としての
少しはにかんだような微笑、ぱっちりとした瞳、服の皺の繊細さなども 素晴らしいですけど、
なんとなくゆゆ様をイメージしたような蝶の背景もゆかりんのミステリアスな雰囲気によく合っていると思います。

高貴な大人のレディとしてのゆかりんというよりもむしろ美少女・ゆかりんみたいな雰囲気も有していると思います。

そろそろ梅雨も本格化し傘を手放せそうにもない日々か続くのかもしれないですけど、梅雨が過ぎるといよいよ私が
一年を通して最も得意としている真夏の季節がやってきますので、それもまた楽しみです~♪
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本日、6月9日は鍵のロックの日でもありますし、音楽のロックの日でもありますし、東方的には
むきゅーの日という事でパチュリーさんの日でもあったりします。

ロックの日というと「邪神ちゃんドロップキック」の第一期アニメと原作漫画でも登場していたゆりねの「ロックだわ!・・」の
お言葉とゆりねにしては珍しいドキドキした表情がとてもすてきです~♪

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6月9日はロックの日という事で、ゆりねの名言の「ロックだわ・・」というフレーズが印象的であったりもしますけど、
同時に本日は、むきゅーの日とは、6(む)月9(きゅー)日ということで、むきゅー=パチュリーさんの日であったりもします、

そしてこの日はpixiv等のお絵描きサイトでももしかしたら一年で一番多くパチュリーさん絵が投稿される日といえそうです~♪

バチュリーさんの日が6月9日で、東方ファンの間では「むきゅーの日」として親しまれている理由として、
東方萃夢想ストーリーモードにて、自機として魔理沙を選択しパチュリーさんに勝利した時に、
敗北したパチュリーが第一声に放った言葉がこの「むきゅー」であったりもします。
パチュリーさんと言うと知識人というイメージが大変強いため、こうした動物っぽい鳴き声を敗戦時に口ずさむということで、
そうした「らしくない・・」という意外性が相当のインパクトがあったようで、パチュリーさんというとこのむきゅーというフレーズが
一躍有名となり、それがひいては語呂合わせということで、6月9日はむきゅーの日=パチュリーさんの日として
東方ファンの間では既に定着していたりもします。

上記のとても美しいパチュリーさんは、dream fantasy2のアミグリさんが2022年5月に描かれた作品ですけど、このとても美しいパチュリーさんは
後半改めてご紹介をさせて頂きたいと思います。

パチュリーさんは、別名「動かない大図書館」の名前の通り、基本的には日が当たらない地下の図書館にこもりっきりで
ほぼ一日中読書に費やしています。
確かに知識は豊富なのかもしれないし、かなりの知恵者という感じが強いのですが、
俗にいう知識人の弱さとか頭でっかち・・とか「頭はいいのだけど、理屈ばかり達者で実践が出来ていない・・」を
まるで絵にしたような御方だとも思えます。
知識は豊富なのですけど、頭でっかちで、知識の源が本であり、実際の自分自身の経験ではないので、
実践的でないというのか、微妙にずれているのは否定できないのかもしれないです。
紅魔館での本来の役割というか、レミリア様から求められている「紅魔館で問題が発生した場合の解決請負人」みたいな
役割を本来は請け負っているはずなのですけど、逆にトラブルメーカーになる事も結構ありましたし、
実際、レミリア様からも「役立たずの知識人」とか
「知識人はもう間に合っている、これ以上要らない」などと言われている始末であったりもします。
レミリア様としては、「うちには完璧なメイドの咲夜がいるし、別にパチェにそうした厄介な問題に当たらせなくてもいいじゃん・・
備えあれば憂いなしなのかな・・・
そのうち何かの機会で多分ちっとは役立つんじゃないのかな・・・?
それよりも今は、私の話し相手というか相談相手としてここにいて貰おう」みたいな意識があるのかもしれないです。
(レミリア様はパチュリーさんの事をパチェと呼び、パチュリーさんはレミリア様の事をレミィと呼んでいたりもしていて、
この二人は実は既にお互いを認め合い信頼し合っているのかもしれないです)

パチュリーさんの魔力自体は膨大ですけど、本人が病弱・喘息持ちということもあり身体能力は人間にも劣りますけど、
調子の良いときはそれ相応の実力を示せることもたまにはあるようでして、東方紅魔郷ではEX中ボスも務めていたりもします。
萃夢想・緋想天では珍しく・・?肉弾戦を行うなど、かなりアクティブな一面を見せていたりもします。

パチュリーさんは基本的にはほぼ一日紅魔館地下の大図書館に籠られて読書をされているのですけど、
ちょっと引き籠りみたいな雰囲気は、永遠亭の輝夜・地霊殿のさとり様、そして紅魔館のフランちゃんと共通項は
あったりもしそうですけど、パチュリーさんは単なる出不精の引きこもりではなくて、
なにか一大事の出来事があった時には外に出ていますし、
例えば「東方儚月抄」において、レミリア様・霊夢たちを乗せたロケットが無事に月に向けて進行中の際に、
門番の美鈴を造作もなく捻り倒した永琳が音も無くパチュリーさんの腰かける椅子の背後に忍び寄った際の
永琳とパチュリーさんの息詰まるような会話は、大変な迫力というのか静かな攻防戦という雰囲気でしたし、
息詰まる雰囲気だったと思います。
パチュリーさんは普段は出不精の引きこもりさんなのかもしれないですけど、何かあった時には意外と肝が据わっていて、
堂々としているという印象が大変強いです。
多分そうした意外に度胸が良くて肝がすわっている点を高く評価して紅魔館のレミリア様はパチュリーさんを
紅魔館の居候として置かれているのかもしれないです。

パチュリーさんは確かに一見陰気で口数が少ないのかもしれないですけど、決して暗い人ではないと思います。
理屈っぽいのだけど決して陰鬱ではないし、意外と肝が据わっていたり、言いたい事ははっきりと言う御方でもあります。
紅魔館のツッコミ役とかレミリア様&咲夜さんのとてつもない無茶振りに対する館内の貴重なブレーキ役も
兼ねているといえそうですし、パチュリーさんだから果たせる役割も紅魔館にはあるという事なのだと思います。
紅魔館の一切合切を仕切るのは咲夜さんですけど、
パチュリーさんはパチュリーさんで、パチュリーにしか出来ない役割も担っていると思いますし、
それがむしろレミリア様が実は意図している事なのかもしれないです。
(レミリア様が最終的に期待している事は、フランちゃんの教育係兼家庭教師なのかもしれないです)

紅魔館メンバーは色々と謎を抱えている御方が結構いたりもしていて、咲夜さんの真の正体とか出生の秘密とか
咲夜さんが来るまでは一体誰が紅魔館のメイド長をされていたのか・・?とか、
美鈴は元々は中国の武闘派妖怪なのにどういう経緯で紅魔館の門番をしているのか・・?とか
レミリア様がフランちゃんをなかなか外に出さない本当の理由とか、
小悪魔は普段は何をしているのか・・本当にパチュリーさんの図書司書をされているのか・・とかいろいろありそうですけど、
どうしてパチュリーさんがレミリア様に気に入られて紅魔館に長く居候を許可されているのかは
そうしたレミリア様とパチュリーさんの意外な?信頼関係がそこにはあるのかもしれないです。

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それでは改めて、dream fantasy2のアミグリさんが2022年5月に描かれたパチュリーさんをお披露目させて頂きたいと思います。

それにしてもなんという美しいパチュリーさんなのでしょうか~♪

アミグリさんがこれまで描かれてきたパチュリーさんの中では、 2020年5月に描かれた前髪ぱっつんのいかにも
真面目な雰囲気のパチュリーさんや 2014年7月に描かれた透明感溢れ色彩感がとても華やかなパチュリーさんが
とても印象的でしたけど、 今回描かれたパチュリーさんはこれまで描かれていたパチュリーさんと少し雰囲気が異なっていて、
「動かない大図書館」と揶揄されていたのがウソのように溌剌とした 躍動感すら感じたものでしたし、
美しさが いたるところから感じられてとても素晴らしいです~♪

パチュリーさんを描かれる方の多くは魔女風に少し古風なドロドロとした感じで描かれる方が多いようにも感じられる中で
この溌剌とした美しさは際立っていると思います。
どうして溌剌とした感じがあるのかというと、パチュリーさんというとなんとなくでいけど前髪ぱっつんみたいな印象も
ありましたけど、 このパチュリーさんはサラサラとした長髪がとても美しいうえに
その風にたなびくような流れる感じが躍動感っぽく感じたからなのかもしれないです。

髪のリボンもなんだかゆかりんっぽくてこれもまたとてもかわいいです~♪
パチュリーさんというとさとり様みたいにいつも無表情みたいなイメージもありましたけど、
お年頃の美少女みたいなあふれんばかりのすてきな笑顔も、 そうした無愛想・無表情みたいなイメージを打ち崩すには
最適の作品ともいえると思います。

描かれた時期は5月ということで新緑の風薫る季節にふさわしい素晴らしい一枚になっていたと思います。

やっぱりパチュリーさんは魅力尽きない御方なのだと思います!

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ここから先はアンコールのバチュリーさんです。

上記の幻想的で美しいパチュリーさんは今年・・、2023年の5月にアミグリさんが描かれた2枚のパチュリーさんのうちの
少し背景のグラデーションの色の濃さを変えた方のパチュリーさんです。

2022年に描かれていたパチュリーさんに比べると少し面長でもありますけど、それが紅魔館の魔法使いのような
ミステリアスな雰囲気をより強く醸し出しているのかもしれないですし、これまでの描き方とは異なるチャレンジというのか
アミグリさんの強い創作意欲が伝わってきそうです。

パチュリーさんは公式漫画でもそうですけど、描き手によって作風がかなり異なる幅広い要素もあるのですけど、
アミグリさんの描かれるパチュリーさんはかび臭いとか陰鬱という感じではなくて
人間たちが恐れる?紅魔館の吸血鬼たちや咲夜さんと日常的に親睦しているやさしさみたいな雰囲気も伝わってきそうです。

パープルの長髪もミステリアスですし、ドレスの皺やフリルの描き方も大変精緻で
細かいところまで丁寧に描かれているのが大変印象的です。

改めてパチュリーさんはミステリアスな魔法使いですし、アミグリさんが描かれたパチュリーさんも本当に
素晴らしいです。
本日は6月8日ですけど、
明日・・6月9日は鍵のロックの日でもありますし、音楽のロックの日でもありますし、東方的には
むきゅーの日という事でパチュリーさんの日でもあったりします。

ロックの日というと「邪神ちゃんドロップキック」の第一期アニメと原作漫画でも登場していたゆりねの「ロックだわ!・・」の
お言葉とゆりねにしては珍しいドキドキした表情がとてもすてきです~♪
そしてロックというと昨年・・2022年の秋アニメでもあった「ぼっち・ざ・ろっく」もとても面白かったですし、ああいう
コミュ障のギタリストをテーマにした作品もジャンルとしては珍しいだけにとても興味深く見させて頂いていました。

「邪神ちゃんドロップキック」を全然知らない方が、もしもゆりねの邪神ちゃんに対する壮絶な?お仕置きシーンだけを見てしまうと
「なんとグロテスクで残虐なブラック作品・・」と誤解されるのかもしれないですけど、その概要は
魔界出身の悪魔・邪神ちゃんと彼女を召喚した女子大生・花園ゆりねの同居生活を描いたコメディ漫画であったりします。
女子大生・花園ゆりねは魔界から悪魔・邪神ちゃんを召喚することに成功するも、邪神ちゃんを帰す方法がわからず、
そのまま邪神ちゃんを自宅に住まわせることにしたというのが物語の始まりです。
召喚者が死ねば魔界に帰れることを知っていた邪神ちゃんは、ことあるごとにドロップキックでゆりねを殺そうとしたり
はたまたよからぬ悪知恵でゆりねを亡き者にしようと画策しますけど、毎回毎回あっさりとその悪だくみがバレてしまったり、
邪神ちゃん自体は大変弱いというのか、魔界最弱レヴェルの弱さとも言われたりもしていますので、
その必殺技のドロップキックがゆりねに直撃しても、ゆりねにほとんどダメージを与えられないばかりか、
それによって毎回毎回ゆりねから例えばチェンソーで切り刻まれるなど壮絶な返り討ちを食らっていたりもします・・
ブラックで少しばかり猟奇的な要素もあると言えばあるのですけど、全体的にはギャグ要素も兼ね揃えたコメディであり。
少しばかり泣けそうなお話や百合要素も備えている作品で、
時に見られるハートフルな要素もググッ・・とくるものがありそうです。

ゆりねは小柄でそんなに強そうにも見えないのですけど、
人間ならば死んでいるレベルのお仕置きを邪神ちゃんに平然と繰り返すなどサディスティックで型破りな性格の持ち主とも
言えそうですが、ゆりねのお仕置きというのはある意味仕返しのようなものでもありますし、
ゆりねが邪神ちゃんにお仕置きをする時は、邪神ちゃんがゆりねを殺そうと悪だくみを働いた時とか
はたまた邪神ちゃんがメデューサとぺこら等に意地悪やクズでゲスな発言を繰り返した際に限られていますので、
ゆりねのあのおぞましい??お仕置きは邪神ちゃんにほぼ100%原因があるものぱかりですし、
この漫画・アニメをご覧になった方のほとんどは、「邪神ちゃんがすさまじいお仕置き食らうのも邪神ちゃんの自業自得
みたいなものだから仕方ないよね~」と感じられるのかもしれないです。

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ゆりねの「ロックだわ!・・」という発言は邪神ちゃんの魔界でのお友達で幼馴染の怪力女のミノスがゆりねへの
お土産として魔界から持参したお腹を押すと断末魔の叫び声を発するマンドラゴラの人形をゆりねにプレゼントした際に
発した言葉です。
確かにあの不気味な人形は大のホラー好きでサディスティックな面を持っているゆりねが喜びそうなグッズなのだと
思いますし、ゆりねが興奮して目を輝かせていたのも当然なのだと思います。
だけどこの後の展開では、ミノスと邪神ちゃんが喧嘩状態になってしまい、ヘビ神なのに実はとんでもなく弱い邪神ちゃんは
ミノスによってはねつけられてしまいその拍子にせっかくミノスがゆりねのために持参したお土産のマンドラゴラの人形を
思いっきり踏んづけてしまい、結果的にあの不気味な人形は破損してしまいました・・
そして言うまでもなく邪神ちゃんはその後ゆりねによって石抱きという壮絶な?拷問を食らってしまい、
「さーて、あの人形の代りにどんな断末魔の声を出してくれるのかな・・?」とほくそ笑むゆりねはまさに悪魔そのものでした~!
だけど普段の邪神ちゃんのあのクズな言動に慣れてしまった状態であのシーンを見ても
「それは邪神ちゃんの自業自得だよね~」と誰しもが感じてしまう邪神ちゃんのクズな性格と言動こそがこの作品の
最大の見どころといえるのかもしれないです。

冒頭から話がそれました・・

「ロックだわ!・・」の「ロック」というワードが出てくる全日本吹奏楽コンクールの課題曲も実は過去にあったりもします。

それが1991年の課題曲Cの藤掛廣幸作曲の「ロックン・マーチ」であったりもします。

曲タイトルから創造するとゆりねの「ロックだわ・・!」の強烈な一言みたいなバリバリのハードロックな曲想やポップス系の曲想を
イメージしそうですけど、実際はメタル系の派手な曲想という訳では全然無いですし、かといって例えば
1989年のポップスマーチ「すてきな日々」のようなポップスバリバリの楽しさ溢れた曲想と言う訳でも実は全然無くて、
どちらかというとクラシカルでスタンダードな曲想であり、私自身この課題曲を初めて聴いた時には
「これのどこが一体ロックなの~!?」と素朴な疑問を感じたものでした。
ちなみに私自身が初めてロックン・マーチを耳にしたのは吹奏楽コンクールではなくて、コンクールに先立つ事四ヶ月前の
フェネル指揮の東京佼成WOの定期演奏会で聴いた時のものでした。

1991年の課題曲ですけど、実はこの年の課題曲は外れ年なのかもしれないというのが私自身の率直な感想です。

前年の1990年の課題曲4曲がどれも素晴らしすぎたのだと思いますし、翌年の1992年のまたまたとてつもない高水準の
課題曲4曲の存在感も光る中では、91年の課題曲はちょっと狙いすぎ・・みたいな雰囲気もあったのかもしれないです。
90年度の課題曲の完成度の高さに比べると91年は、力作揃いだけど、ちょっとね・・・という感じの曲が多かったという印象です。

課題曲Aの「斜影の遺跡」は、今現在の感覚で聴いてみてもやっぱり全然わからないです・・・
あの曲、結局何を言いたいのでしょう・・??
そうした中でも埼玉栄高校と土気中学校の演奏は断然光るものがあったと思います。
意外な所では福岡県の中間東中の演奏が相当ユニークだったのが今でもよく覚えています。
坊主頭のトランペットセクションが盛り上がる部分で何度か全員ベルアップをして演奏効果をあげていたのも面白かったです。
課題曲Bの「コーラルブルー」はとにかく「鳴る曲」という印象が強かったです。
あの課題曲の打楽器の複数楽器持ち替えは見ているだけでもとにかくせわしそうでした。
大抵のチームはあの課題曲を吹くと音量過剰になってしまう傾向が強く、 私としてはもう少しゆったりとした南国情緒が
聴きたかったです。
コーラルプルーと85年の課題曲Bの「波の見える風景」の作曲者は同じという事もあり、この二つの課題曲は
どちらも大変よく鳴るという共通項はあるものの、コーラルブルーはあまりにも意図がみえみえすぎて、波の見える風景ほどの
内省的なしっとりとした抒情感には今一つ欠けていたような印象もあったりします。
課題曲Cのロックン・マーチは、前述の通り、一体あれのとこがロックなのかな・・という印象は当時も今も変わりがないです。
課題曲Dの「そよ風のマーチ」は、演奏するチームによっては音量過剰になってしまい、
そよ風ではなくて台風襲来みたいな感じの演奏が結構多かったような感じもありました。

この年の全国大会では、この課題曲を聴くのが例年に比べて結構苦痛だった印象があります。
Bを選んだチームのオーバーヒートの演奏には、結構耳が痛かったですし、
Aの技術的な完成度の低さに頭を抱え込む演奏も結構多かったような気もします。
課題曲Dが流れるとなんとなくホッ・・としたものです。
課題曲Cのロックン・マーチは実はあまり人気がなくて、全部門を通してこの課題曲を選んでいたのはわずか7チームに
留まっていて、高校の部でこの課題曲Cを選んでいたのは習志野高校のみでもありました。

ロックン・マーチは、作曲者の藤掛さんがシンセサイザープレイヤーという事もあって、リズムの刻み方が機械的な事や、
普段はマンドリン音楽も手掛けているので譜面上にはマンドリン音楽特有のピッチカート的な要素を数多く取り入れたフレーズが散見されていたのも大変興味深いものがありました、
曲の中間部では、ユーフォニアムパートに中低音の支えとメロディーラインの構成という役割を与えていたのも面白い試みで
あったようにも感じられます。
ロックン・マーチの作曲者の藤掛廣幸さんは1976年の吹奏楽のための協奏的序曲の公募入選以降
1983年の課題曲B/白鳳狂詩曲、1991年の課題曲C/ロックン・マーチとこれまでに計3作品が課題曲として
演奏されていますけど、1976年の課題曲B/吹奏楽のための協奏的序曲が一番難易度が高いようにも感じられます。
協奏的序曲も白鳳狂詩曲もピッコロのソロからそれにクラリネットが加わり、やがて全体での主題提示という曲想に
なっていくのですけど、言われてみるとそうした協奏的な雰囲気もあったように思えます。
そして両曲の共通点はそうした掛け合いのリズムが意外とギクシャクしてしまう事も多く、リズムをきっちり揃えて統一して
吹く事の難しさを感じた楽曲でもありましたけど、そうしたリズムがついついギクシャクしてしまう事は、このロックン・マーチにも
共通するものはあったと今更ながら感じたりもします。
そうそう、白鳳狂詩曲とロックン・マーチの共通性としてトライアングルをまるでリストのピアノ協奏曲第一番第三楽章の
トライアングルのようにソロ的にかなり見せ場を作っているようにも感じ取れる点もあるのかもしれないです。
(トライアングル奏者にはかなりテクニックを要するようにも感じられます)

でもやっぱりロックン・マーチのぎくしゃくしたような雰囲気の一体どこが「ロック」なのかな・・??とついつい感じてしまいます。
全国大会で演奏された7チームの中では習志野高校と中央大学が頭一つ見二つ抜けていた素晴らしい演奏でしたけど、
習志野高校の演奏は、音自体がいつもながら大変洗練され美しいものでしたし、音楽が大変整理されていますので、
他校の演奏だとなんか妙にギクシャク・カチコチ感じられがちなリズムも習志野が演奏すると
大変スムーズに聴こえていたのは素晴らしかったと思います。
ラストの小太鼓による「強烈な叩きつけの一音での閉じ方」も大変お見事でした!

琴似中学校のロックン・マーチは無難なものでしたけど、ウッドブロックを叩いていたツィンテールのパーカッションの女の子が
とてもかわいかったことはなぜかよく覚えていたりもします・・


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ソフトバンクのPepperくんの一例

Pepperくんとは何かと言うと、ソフトバンクグループ株式会社が開発した感情認識ヒューマノイドロボットであり、
2014年6月5日に世界的に発表され、この6月5日がPepperくんの誕生日とされていますし、同時にソフトバンク社にとって
「人々にとってロボットを身近な存在として記憶するスタートの日」として記念日の制定を行っているそうです。

Pepperくんというとそれを見かける機会は日常ではほとんどないのですけど、東京MXで放映されている
ソフトバンクホークスのプロ野球中継において、7回裏のホークスの攻撃前にホークスの応援歌が流れている時に、
スタンドの様子としてホークスのチアガールの皆様とあわせて膨大な数のPepperくんたちによる一糸乱れぬ応援が
流されている事が多々あり、あれを見てしまうと
「ロボットの動きもここまで人間に近くなったものか・・」と感心する事も多々あったりします。
但し、千葉ロッテマリーンズファンの私が7回のPepperくんの応援とかホークスの応援歌で
「いざゆけ~無敵の若鷹軍団~♪」とか流れていて、なおかつホークスがその時点で勝ち越ししていると無性に
腹が立ちます・・
千葉ロッテマリーンズファンの私としては、7回というと試合も佳境に入り、もしもこの時点でマリーンズがリード
していると「なんとかあと3回をリリーフ陣で抑えて・・」と祈るような気持ちになってしまいますし、
逆にマリーンズが負けていると「なんとか逆転して~!」とやはり祈るような気持ちになりますけど、
2019~22年あたりのホークスだと大抵この回あたりに先発投手が降板し、ホークス得意のマシンガン継投に
入ったりしますけど、結構な確率でホークスのリリーフ陣は勝手に四死球を連発し勝手に塁を埋めて勝って自滅した挙句、
マリーンズ打線に痛打される事がこれまで多々あったりしたもので、私としてはなんとなくですけど、
Pepperくんが登場した頃にマリーンズの逆襲の開始だ~!とむしろテンションが上がったりもします。

Pepperくんは感情認識ヒューマノイドロボットという事なのですけど、こうしたロボットは換言すると自動人形を高度に
機械化したものといえそうですけど、
自動人形の日本における原点というともしかしたら「大江戸からくり人形」なのもしれないです。
これはお客様にお茶を運んだり、空になった茶碗を下げたりするロボットの原点ともいえる人形です。
そういえば、私が子供の頃にとある神社の初詣に行った際におみくじを引いた際、お金を入れると人形がおみくじを
運んできてびっくりした記憶がありますけど、あれも一つのからくり人形といえるのかもしれないです。

さてさて、東方Project的にそうした自動人形とかからくり人形というと思い浮かぶキャラはいうまでもなく
アリス・マーガトロイドです。
アリスの能力は「人形を操る程度の能力」ということで、人によっては「なんだ・・単なるお人形遊び程度の能力か・・」と誤解
される方もいるのかもしれないですけど、実際のアリスの能力は複数の人形を同時に操るばかりではなくて、
人形一体一体すべてが対象者を一斉に攻撃することも問題なくできますし、その人形の中にはたとえば
大江戸爆薬からくり人形のように自動で前方にトコトコ歩き、相手と軸が合った瞬間に爆発する危険極まりないものも
ありますので、要はアリスをなめてかかるとエライ目に遭ってしまうということなのです。
アリスのあの大江戸爆薬からくり人形は大江戸からくり人形の応用系ともいえそうですけど、アリスの方は
立派な銭湯道具ともいえそうですし、アリスの人形は一般的なからくり人形と違って人形自体にもしかしたら・・?
なんらかの意思またはアリス自身の意図を有しているとしか思えない動きをする事が大きな特徴と言えそうです。

アリスの夢とは、自分の意志を持ち自分の意志で動く、完全な自立人形を作るという事なのかもしれないです。
そしてアリスの究極の夢とは「東方非想天則」でも示唆されていた通り例えばガンダムのような巨大ロボットを
作る事なのかもしれないですし、現在のアリスの能力では人形に人形を操らせることすらできるものの、
人形自身が自らの命令に従う人形を作る事だけは出来ないとされ、やむなく人形製作はアリス自身が
行っているという事情がありますので、
アリス制作した一体の人形がアリスの命令をなんでも聞く人形をどんどん作り続け、アリス自身は特段何もしなくても
人形が何から何までアリスに代って処理してくれるという事なのかもしれないです。
それを極限までやってしまうと「それではアリスの存在意義ってなんなの・・?」という事にもなりかねないですし、
アリス自身も「東方非想天則」においては、
「自分で考える人形より、自分で操った方が便利なような気がしてきたわ」という意外な事も言っていましたので、
これは外界の資本主義における「人工知能ロボットは果たして人間を本当に幸せにすることが出来るのか・・?」という
問題に意外と近いような気もしますし、アリス自身も「人間のような意思を有した完全自立人形を作る事は一つの理想
なのだけど、それを実践しすぎるとかえって自分の存在意義が消滅し、存在意義が無いという事は
幻想郷に居住する資格すらも喪失する事になりかねないし、人形が何から何までやってしまうと
自分がヒマで仕方ないし、それはそんなにハッピーな事ではない・・
ある程度人間がやるべき役割というのも意図的に残しておく必要があるんじゃないの・・?」と考えているのかも
しれないです。

私自身も何から何まで人形にやらせるアリスよりも、自ら人形を操る人形遣いとしてのアリスの方が大好きですし、
アリスはとにかく幻想郷屈指の美少女ですし、美少女が上海人形みたいなかわいいドールを自由自在に操る光景の方が
アリスらしいといえるのだと思います。

もしもですけどアリスがゆかりんの策略等によって?外界に来て、ペイペイドームのPepperくんたちによるあの
一糸乱れぬ動作を見たらどのように感じるのかは興味津々です。
「あの動きを自分が作る人形に応用できないものか・・」と感じるのかもしれないですし、
「なんだ・・Pepperくんは自分の意思を有していない機械なんだ・・」と感じるのかもしれないですけど、外界の技術を
どのように幻想郷内で自分がつくる人形たちに応用させていくかは面白いものがあるのかもしれないです。
そしてもしかしたら、もっと高度な側面・・たとえば高度な文明社会における人間とロボットの共存関係とかお互いの役割の
すみわけについても考えるのかもしれないです。

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ここから先はdream fantasy2
アミグリさんが過去に描かれたすてきな絵の転載&ご紹介コーナーです。
今回ご紹介させて頂く作品はいうまでもなくアリスで、アミグリさんが2021年12月に描かれた大変美しいアリスです。

このアリスは「トニカクカワイイ」以外の何者でもないとてつもなくかわいくて美しいアリスだと思います。

このアリスからは優しいまなざしや慈愛のハートを感じ取ってしまいそうです。
普段はどちらかというとクールな視線で物事を見がちなアリスなのかもしれないですけど、
アミグリさんが描かれたアリスからは やんちゃな霊夢や魔理沙、上海人形たちを 「しょうがない子たちね・・」と
遠くから優しいまなざしでそっと見守っているような 印象があったりもします。
そしてPepperくんたちの一糸乱れぬ統一された動作をまじまじと見た上で、どのように自分が作る自動人形にそうした
技術を応用しようかと考えてる理系としてのアリスみたいな聡明さも感じてしまいそうです。

ふわっとしたウエーブの金髪はとても美しいですし、腰のリボンがふわっと舞っているようなのもとても幻想的だと思います。
青のロングスカートのフリルやヘアバンドのフリルもとても精緻に描かれているのが とても印象的です。
このアリスは見れば見るほど「本人は人形師だけど、人形以上に繊細なフランス人形みたいな雰囲気を有している」という感じが
とても濃厚に 伝わってきそうです!

かわいいけどとてつもなく美しいアリスとしか言いようがない作品ですし、2018年アリスやストレートヘアアリスよりも
幾分おとなっぽさも伝わってきていて、美少女の粋を卒業してすてきなレディの領域に入りつつある大人のアリスとも
いえるのだと思います。



続きまして、アミグリさんが2022年10月に描かれたアリスです。

とてもかわいくてあどけなくてお人形さんのようなアリスで、あたかも一部でロリスとも言われていた
旧作アリス雰囲気に近いようなものを 感じたものでした。

アミグリさんの描かれたアリスというと私からのリクエスト作品でもあった おすましアリスのおとなっぽさや
ストレートヘアアリスがとても印象的でしたけど、
昨年10月に描かれたアリスは少しあどけなさが残るまるでお人形さんみたいな 美少女・アリスという印象があります。
大人のレディとしてのアリスもいいけどこうした美少女の面影を色濃く残すアリスも どちらも魅力たっぷりだと思います。

そしてこのアミグリさんが描かれたアリスのリボンのフリルの精緻さも圧巻だと思いますし、あどけないアリスの雰囲気と
精密なフリルの対比も実に鮮やかだと思います。

上記のアミグリさんが描かれたアリスは、アリスの絵師様であるアミグリさんに帰するものであり、
当ブログにおける転載とご紹介は事前に全てアミグリさんからご了解を頂いたものであり、
アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!

アミグリさんのpixiv

やっぱりアリスは東方屈指のすてきなレディなのだと思いますね~♪ そしてアリスが幻想郷の魔法の森の自宅にて
上海人形たちに囲まれてこれからどのような人形を作っていくかはとても期待できるものがありそうです。


松のやで2月に実施されていたワンコインキャンペーンでの「タルタルチキンカツ」

世間というか、大企業・・たとえばユニクロ・トヨタ自動車・日本生命なとでは社員の年収が4割増だの大幅ベースアップを実現
などなんだかとてつもなく好景気な話を耳にしますけど、
日本の経済というか、サラリーマンの95パーセント以上は中小企業に勤める方ですし、その中小企業は
社内に組合がないところが大半ということもあると思いますし、経営者にとっては「従業員の雇用を守るのに精いっぱいで
とてもじゃないけど賃上げなんてできやしない・・」というのが大半のような印象もあったりします。
だけど日本の企業は大企業でも中小企業でも結構内部留保を溜めこんでいる会社も相当多いという話も聞きますし、
そうした余っている御金を未来への投資や設備投資や従業員の賃金に回せば、たとえ短期間的には苦しくても
長期的には社員・・ひいては日本国民が潤い、今現在のように財布のひもを締め続けるということも少なくなると思いますし、
要は現在日本の経済界でだぼついているお金を社会に還元・循環させることで、結構日本の景気は劇的に上向くように
なると感じますし、ひいては現在かなり問題になっている少子化対策の一番の特効薬になる可能性すら
あると思います。
少子化や晩婚化・非婚化を解決するのはもちろんたやすくはないとは思いますけど、子供の教育費用に対してばかり
対策するよりも、むしろ「どうやって未婚の若い男女を結婚させようというか・・」ということにシフトした方がいいような気もしますし、
どうして今の若い世帯が結婚したがないのかとかどうして子供を産みだからないかということを分析し、
その答えは「結婚したり子供を産むためには今の収入を増やす必要があるけど将来的にそれが見込めそうにもない」という
若い人たちの意識を変化させる政策にシフトした方がいいような気すらします。

とにかく現状は物価高もありますし、あいかわらず給料は上がらないという所今日が続いていますけど、そうした時は
日々の節約が大切になりそうですけど、単にケチケチ生活では毎日が味気ないので、何か少しでも楽しさとか
ワクワクするような企画が求められそうでもあります。
そうした時にとても魅力的に感じたキャンペーンが松屋グループで1~3月に展開していた
たとえば松屋では2~3月に期間限定で展開していた牛焼き定食・カルビ焼肉定食が100円引きセールや
松屋グループの松のやで展開していたとんかつ500円セールやチキンカツ500円セールがとってもよかったと思います。
特に松のやは500円というワンコインでとんかつ・チキンカツが腹いっぱい食べられ、基本的には松のやは
「定食においてはライスと味噌汁おかわり自由」という店舗が多いですし(店舗によってはライスおかわり自由をやっていない
お店もあったりします・・)
更に、店舗によっては月・火に来店すると次回利用できるサービス券が付くこともありますし、そのサービス券は3枚綴りで、
ポテトサラダ・ふりかけ・コロッケの券が一回来店において1枚利用できるということで、ワンコインかつを食べたときに
そのサービス券を使えばポテトサラダやコロッケも味合う事ができるというのは、この物価高で庶民の生活が大変苦しい中に
あってはまるで大変ありがたいキャンペーン期間ともいえそうです~♪

具体的には・・松のやさんにおいては、2023年2月15日午後3時より一週間「チキンかつ500円SALE」が開催されていて。
青唐辛子・ニンニク風味の濃厚味噌ダレ「ネギ味噌」、風味豊かな香草をたっぷり使用した松のや定番「タルタルソース」、
たっぷりネギの塩ダレと梅肉を添えた「ネギ塩」の3種類のトッピングがすべて500円で提供され。
さらにチキンかつ定食にはトッピングポテトサラダが付いてワンコインで提供されていました。

私が行ったときはチキンカツにタルタルソースをトッピングしたものをオーダーし、上記のサービス券を利用してポテトサラダも
無料でつけてもらいましたので、タルタルチキンカツ・大盛りごはん・味噌汁・ポテトサラダがついて500円!
更にライスと味噌汁もおかわり自由ということで、まるでハピネスチャージプリキュアのごはん娘のゆうゆうが歌う
「ごはんのうた」の如くご飯とチキンカツをおなか一杯堪能させて頂きました~♪

とにかくこれだけ食べることができておなか一杯になれば「なんかとっても幸せ~♪」という気持ちになれますので、
人間というものの幸福というのは一番大きいのは「おいしいものをおなかいっぱい食べる事」なのかもしれないですね。

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松のやの定食には全てキャベツがトッピングされていますけど、このキャベツもシャキシャキしていておいしいですし、
これににんじんドレッシングをかけるとおいしさもマシマシになりそうです。
(松屋の定食にも野菜サラダが付いてくるのもありがたいですね~)

節約的にはプレーンのチキンカツにポテサラがついたものをオーダーし、サービス券を利用してコロッケをトッピングした方が
いいのかもしれないですけど、
私的にはとんかつにソースとからしがよく合うけど、チキンカツにはソースよりもタルタルソースの方がよく合っていると感じますし、
(「孤独のグルメ」の井の頭五郎もタルタルソース好きであると公言しています)
今回はタルタルソースチキンカツをオーダーし、トッピングとしてサービス券利用のポテサラをつけましたけど
チキンカツにタルタルソースとの相性は最高だと感じますし、あんなおいしいタルタルソースのチキンカツをおかずにすれば
何杯でもご飯もおかわりできそうです。
実際この日はおなかがすいていたこともあり、オーダーの段階でご飯は特盛とし、ごはんおかわり時に並で追加をいたしました。

チキンカツの肉汁もじわ~っと出ていますしこれにタルタルが絡むと最高です!

とにかくおいしくかつたっぷりとごはんを堪能させて頂きました。どうもごちそう様です~♪



上記でもちらっと触れていますけど、
松のやにおいては店舗によっては「月曜と火曜限定で定食を注文した方限定で、ポテサラトッピング、ふりかけ、コロッケの
三枚つづりセットのサービス券が提供され、次回以降に一枚使用することができます。
私自身もこのサービス券を使ってタルタルチキンカツにポテサラをトッピングしてもらいました~♪

松のやはキャベツもかなり量大目に提供されますけど、こうしたポテサラも追加されるとおいしさもマシマシになりそうです。

さてさて、当ブログにおいて日々の節約ネタやクーポン券やサービス券の話が出てくると、ハピネスチャージプリキュアの
第23話のいおなの「クーポン券」ネタに結び付くことが多いです。

ハピネスにおける最終的なひめといおなの和解成立回ともいえるこの回において、ひめとお買い物に来た際に、
「とにかく1円でもお買い得な買い物をしよう」とクーポン券を提示するいおなはとっても楽しかったです。

歴代プリキュアでああしたお買い物上手というか
楽しく節約しながらお買い物が出来るキュアはラブ・なお・ゆうゆう、あすか先輩、らんちゃんあたりなのかもしれないです。

あの時いおなは「特売価格から20円引き、更に・・・二人いれば2パックも買える!!」と言っていましたけど
多くのスーパーでは、「一人一個まで」と表記があっても連れが一人いれば2個まで買えることが多いようです。

やっぱり日々の節約においては、私はいなおを見習うべきなのかもしれないです・・

そして節約もいやいやながらよりも松のや・松屋・サービス券・クーポン券利用などのように少しでも楽しく実践できれば
最高なのだと思いますルン~♪
朝は少しでも寝ていたいものですね・・

ついつい出勤のギリギリまで寝ていて「これはやばい・・そろそろ起きないと!」という事で慌てて歯磨いて着替えて
家を飛び出ていくというのは、私も含めてどこの家でもありそうな光景であり、別に珍しくも何ともないと思うのですけど、
たまに結構本気でやばい朝寝坊をやらかしてしまい、家から駅までダッシュしてAM〇〇時××分の電車に乗らないと
いけないのかも・・! みたいな事もたまにあったりもします。

そういう場合珍しく(?)走ったりもするのですけど、そうした場合の最大の障害となるのは、
駅まで行くときに必ず通過しなければいけない陸橋のある大通りなのかもしれないです。
この陸橋がある通りは、普段も比較的交通量は多い道路なのですけど、朝の通勤通学の時間帯になりますと、ひっきりなしに
自動車が往来し、この道路を渡ろうとしても中々車の切れ目がなくて、
酷い時ですと1~2分程度車の切れ目をひたすら待ちわびるという事もあったりもします。
(さすがに都内の開かずの踏切ほど酷くはないと思います)



この道路には近くに信号機がないせいもありますし、陸橋の手前には側道があるせいも
あるのかとは思うのですけど、とにかく朝はひっきりなしに車が通行していきます。
車も確かに怖いのかもしれないですけど、それ以上に怖いのは自転車だと感じたりもします。

この陸橋の近くには、私立高校が一校と県立高校が一校、更に中学校が一校もあるせいか、
特に朝の時間帯は、自転車通学の中学生・高校生が本当に多いです。
かわいいかわいい美少女JKさんがスカートを少しヒラヒラさせながら下り坂をひゅーーんと降りてくる光景は
朝から「ごちそうさまです~♪」という感想しか出てこないのですけど、
写真でみる以上に実はかなりの下り坂となっている関係で、ここをひゅーーんと下りてくる自転車は
かなりのスピードが出ています。
(私自身も自転車に乗ってこの下り坂をひゅーんと下りてくることはたまにやったりもしますけど、確かにあれは
爽快なのかもしれないです)
「車の往来が少し途切れた・・よーしこの隙に道路を渡ってしまえ!」と思って道路をダッシュしていたら、目の前に迫ってくるのは
スピードが出まくっている自転車というのは実は珍しい話でもないような気がします。

とにかく・・朝はもう少しゆとりをもって家を出ましょうという事なのかもしれないですし、
道路を渡る際は自動車だけではなくて自転車にも気を付けましょう!という事なのかもしれないです。
ちなみに以前自治会の回覧板でも注意が呼びかけられていましたけど、毎年毎年この陸橋の手前では、
交通事故が年に7~8回程度も起きている事故多発地帯の一つとの事らしいですので、やはり気を付けないといけないです。
ちなみに、この陸橋の一番高い所からは、天気さえよければ東京スカイツリーや富士山がよく見えますし、
8月に開催される戸田橋の花火大会の花火もよく見えて、
花火大会の夜ですと、この陸橋に多くの見物人が訪れたりもしているようです。

この下り坂をびゅーんと下っているのが中学生・高校生あたりだと咄嗟の判断力・瞬発力・回避力があるから
まず問題ないのですけど、高齢者の方が下り坂を下りる時って多分ですけど、
ほとんど周囲の状況とかを把握していないケースが多いようにも感じられますので特に注意が必要だと思われます。
実際私自身がこの陸橋付近を車または自転車で運転していても一番怖いのは実は子供ではなくて高齢者だと感じております。
買い物かごに思いっきり荷物を積んでいてヨタヨタと自転車に乗っている高齢者の皆様は、たとえ後ろに自動車がいるのに
大胆にも道路のど真ん中をマイペースに走っている人もいますし、唐突に進路変更する人もいたりと
車の運転中にそうした高齢者の人がいたりするとなんか警戒しますし、
過去にそうした「ヒヤリ・・」とする場面も経験した事もありましたので、とにかく事故だけは気を付けたいと思います・・

だけど私自身が数十年後にそうした高齢者になったとしたら、人の事言えたもんじゃない・・みたいな事にも
なりかねないのかもしれないです。
とにかく今から気を付けないといけないという事なのだと思います。
先日ですけど、毎年恒例の会社の健康診断を受診してきました。

健康診断はコロナ禍前とコロナ禍後では何が変化したかというと混雑具合だと感じます。

院内の雰囲気も変わっていたような印象が強いです。

というのも例年ですと、多くの人たちが受診するため朝9時からの受付開始でも全ての検診が終了するのは大体12時前後
であり、毎年「あの混雑ぶりはなんとかしてほしい・・」と感じていたのですけど、
ここ数年のコロナ禍下での健康診断は初めから一日の受診者自体をかなり制約して最大限少ない受診者に
抑えているようでして、そのせいもあり、当日の受付開始時間は朝8時15分でしたけど、全ての検診が終わったのは
午前10時前で2時間もかからないで当日の健康診断が完了したのは大変ありがたかったです~♪
病院側のとにかく待っている人を一人でも少なくしたいという意図が明確になっているようでして、そこにあるのは
三密回避の徹底だったのかもしれないです。
例年ですと、特に内科検診・胃のバリウム検査が特に待ち時間が長かったのですけど、今年は各検査部門の連携が
大変行き届いていて、例えば「現在はバリウム検査が5人待ちになっているので、その間に血液検査を済ませて
そこからバリウム検査に行ってください」と指示も大変的確で、おかげさまで待ち時間もほとんどない状態でスイスイと
健康診断を終えることができました。

病院関係者の皆様も院内の換気や定期的に医療手袋を外してアルコール消毒を行っていたり待ち時間で受診者が
密状態になっていないかを定期的に連絡取り合っていたりと何かとご苦労が絶えないなか、本当に大変だったと
思いますし、これだけたくさんの不特定多数の人間が受診にやってくるリスクの中でも笑顔を絶やさないで受診者に
的確な指示を出されていたことには、本当に頭が下がる思いでいっぱいでした。

ただ・・肝心の検診結果はほぼボロボロですね・・

私自身、例えば中学・高校の頃は皆勤賞受賞、社会人になっても「10年連続病院に行かず健康保険を一度も利用しなかった」
ということで当時の健康保険組合から特別表彰を受けたこともありましたし、
毎年受ける会社の健康診断も30代までは毎回毎回オールAでどこにも全く異常なしという感じでしたけど、
ここ10年ほどは、毎年のように、血圧が高めとか尿酸値が高いとか、バリウム検査で胃角壁不整または慢性胃炎と指摘
されたり、高脂血症の傾向があるから気を付けてとか、
果てには今回の検診のように「心室肥大→心臓からの電気信号の乱れ→不整脈」の傾向があると指摘されたり、
オールAや注意喚起どころか何項目かは「要経過観察」となってしまいましたし、不整脈関連に至っては
「一年間改善されない場合は精密検査をお勧めします」となっていて、
なんだか頭のポンコツ化と同時並行で体のポンコツ化も着々と進行していそうです・・

ちなみにですけど、私自身ほんの子供の頃より心臓にどこか異常がある傾向があり、
小学一年の健康診断で既に「心臓に異音または雑音がある」と診断されていましたし、一度親に連れられ
大学の附属病院で精密検査を受けたこともありましたけど、その時も最近の健康診断においても毎回毎回判で押したように
「雑音や異音はあるけど今すぐに何かをししなればいけないほど重症ではないし、危険性もない・・、ま、当面は
様子見でいいでしょ・・」という判断になってしまい、
小さいころからの「当面は様子見でいいでしょ・・」が結果的に50年近くもその「様子見」が続いたことになり、
現在の健康診断ににおいても「要経過観察」ということで要は「様子見状態」が当面続くというか、死ぬまで続くということに
なるのかもしれないです。

ここ数年間の健康診断の結果は、「昨年よくなかったこの数値が改善したと思ったら、今度はこっちの数値が」という感じですし、
内科の問診では医者から「それが年を重ねるというものなのです」と諭され、「そりゃそうだ・・」と妙に納得したものです。
一昨年あたりまでは血圧と尿酸値高めが「要注意」扱いでしたけど、昨年あたりからはそれが「要経過観察」とランクアップ?し、
今年は血圧はおかげさまで降圧剤処方効果もあり正常値の許容範囲内になっていましたけど、
さすがに全部の検査項目が問題なしということはもう無理なのかもしれないですが、
社内でそんな話をしてみても「いやいや、要経過観察(12ヶ月)なんて全然マシじゃん、俺なんて要精密検査だよ」とか
「いやいや、私なんて要治療だよ~」という「体の悪いところ自慢大会」になってしまい、
体の悪い所を自慢(?)してお互いに慰め合うというのは、高齢化への第一歩と認識していた私にとっても
少しばかりショックな事でもありました・・

とにかくいえることは「もう20代の頃のような完璧な健康状態というのは無理っぽい・・」ということだと思いますし、
これからはいかにガタついた体のポンコツ化とどのように付き合っていくのか・・ということなのだと思います。

それにしても小学年低学年の頃の「当面様子を見ましょ・・」が50年近くも特に異常な症状が表れないというのは
意外と人間の体は頑丈にできているものだし、ある時を境に急速に体の不調はやってくるという事なのかも
しれないです。

そういえば・・歯科検診でも似たようなことがあったと思います。

既に20年以上も前の話なのですけど、当時の会社の健康診断の一環で歯科検診も行われ、
その際に 「あんた、この歯の状態をこのまま放置し、何か対策とか治療とかケアの方法を学ばないと、
間違いなくあんたの歯は5年以内にボロボロになってしまい、
20年後のあなたの口の中は、100%の確率で歯は一本も無くなる!
つまりあんたの歯は20年後は間違いなく100%の確率で総入れ歯になりますっ!」と
とてつもない上から目線で予言されてしまい、あの頃はまだ若気の至りと言う事で(?)カチン!ときてしまい、
「だーれがお前のいう事なんか聞くものかっ! ふんっ!」という感じでしたし、
「お前のそんなポンコツ予言なんか誰が信用するかっ!」という事でそのまま放置した前科が実はあったりもします・・
結果的にあれから20年以上の歳月が流れ、あの当時の歯の状態をそのまま放置し、特に対策もケアも
していなくて、朝晩の歯磨き以外の事は何もしていませんでしたけど、
別に総入れ歯にもなっていませんし、モノが食べられない状態になっている訳でもありませんし、
一本たりとも入れ歯になっている訳ではありません・・別に5年でボロボロの状態になっていた訳でもないです・・

やっばりモノは言い方一つで変わるのかな・・?

20年前のあの歯科検診の際に、上記のような乱暴な口調の上から目線の男の中年歯科医からあのように
上から目線で言われるとカチン!ときてしまうけど、
あれがもしも東方のゆかりん=八雲紫様みたいなお姉さま歯科医の先生とか
アリス・早苗さんみたいなすてきな美少女風の歯科医の先生からやさしく指摘をされたとしたら、
翌日には、間違いなくそのやさしく美しい歯科医の先生がアドバイスされた事を100%遵守していたのかも
しれないですね~♪

それにしても「20年後にあんたの歯は100%の確率で総入れ歯になってしまう」というのもちょっと酷い言い方なのかも
しれないです。

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歴代プリキュアの中で将来のすてきな女医さん候補というか、将来の夢として「医者になりたい・・」と掲げていたのは
プリキュア5のかれんさんとドキドキの六花ですけど、
かれんさんが歯医者さんだったら「すぐ終わるから少しぐらい痛くても我慢してよね~」とか言いそうなな感じは
ありそうですけど、ドキドキの六花でしたら、多少痛くても六花のあの天使のような笑顔を間近でお目にかかれるのだったら
多少の痛さは我慢できますし、六花に会いたくてほんのちょっとの歯槽膿漏でも歯科医院に通ってしまいそうな
感じにもなりそうですルン・・

歴代プリキュアの妖精の中でもラケルは羨ましいポジションだと思いますルン~♪

日々ずっと六花と一日行動を共にしていて、こうやって私服の六花と一緒に自転車デートを楽しむ事も出来るのですから、
私もラケルの立ち位置になりたいですね~♪



2019年の「スター☆トゥインクルプリキュア」の宇宙人プリキュアのララは、宇宙人キュアそして青キュアということで
優秀キャラなのかな・・?という前評判を覆して?意外と(??)ポンコツ系キャラであり、
そして地球人以上に実は感情の起伏が激しく、結構むきになったり怒りの感情をストレートにだしたり、
ひかると序盤の段階から激しく喧嘩をしたりと、意外と地球人よりも地球人らしい側面もあったような気もします。

ララは惑星サマーンという高度に科学が発達した星で育っていることもあり、ララがもしも病気になったとしたら
サマーンの高度な医療技術ですぐに治癒ということになりそうですけど、
ララは意外とタフなキャラでもありますので、ララが風邪をひいたり病気になりそうな雰囲気はあまりないという感じなのかも
しれないですルン・・


「ララマジ」において鍵盤ハーモニカを担当している中学3年生の女の子は瀬沢かなえです~♪

このJCさんもとってもいい子でして、私自身もゲーム上では御ひいきにしているキャラの一人です。
というのも私自身も瀬沢かえなも田舎の地方出身で、地方から都内に上京してきたプロフィールには共感するものが
大であったりもします。(古い言葉で言うと「おのぼりさん」という事だと思います)
瀬沢かなえは田舎生まれの美少女で都会的なおしゃれ女子を目指していて、時々、津軽弁や名古屋弁のようななまりが
出るというのも方言女子っぽくてかわいいです。
青森出身なのかもしれないですし、はたまた名古屋育ちなのかその育ちや出身地は不明であったりもします。
父親の転勤で東奏市(東京都東大和市がららマジの舞台でもあります)にやってきた転校生というのも私自身の体験に
被っていたりもします。
方向音痴でよく道に迷っているというのも天然さんの転校生らしい設定で、これがまたとってもかわいいですね~♪
ちなみに「瀬沢」という姓は長野県がルーツで全国に190人程度しかいないかなりレアな苗字でもあるそうです。
バトル時には鍵盤ハーモニカ型のナイフを両手に持って戦っていたりもします。

瀬沢かなえがららマジで担当している楽器は「鍵盤ハーモニカ」です。

最初に鍵盤ハーモニカと目にした際はグラスハーモニカという一種の鍵盤打楽器またはアコーディオンの事なのかな・・?と
思っていたら、実は日本の学校教育でもリコーダーと共に楽器として既に定着していた「ピアニカ」でもありました。
後述しますけど、ピアニカというのはヤマハが名づけた商品名であり、ピアニカという名前があまりにも馴染み深い名前に
なってしまっていて、もしかしたら日本においては瀬沢かなえが担当している楽器は鍵盤ハーモニカという名称よりも
ピアニカというヤマハの登録商品名の方がお馴染みなのかもしれないです。

鍵盤ハーモニカは、吹き口やホースを使って息を吹き込み、鍵盤を使ってそれに対応したバルブを開閉して、
押した鍵盤に対応するリードを息で振動させて音を鳴らす楽器で、
息づかいによる表現や和音の演奏など鍵盤楽器と管楽器両方の特徴を持つ珍しい楽器と言えるのかもしれないです。
ピアノのような鍵盤が並んでいますけど、楽器区分としてはピアノではなくてハーモニカの一種であるという位置づけです。
初心者でも安定した音程を出すことができますし、比較的扱いやすい楽器と言う事で、
日本の学校教育においては。鍵盤ハーモニカは幼稚園や小学校低学年の一斉授業や鼓笛隊などで使う教育楽器であるという
イメージが強いと言えそうですけど、アコーディオンと同様に豊かな表現力をもち、
大人の奏者やプロの演奏家も使う本格的な楽器であったりします。

私自身、中学時代は吹奏楽部に所属しているというただそれだけの理由で校内で毎年秋に開催されるクラス対抗の
合唱コンクールの指揮者に毎年指名されていましたけど、私自身の感覚としては吹奏楽の指揮・指導よりは
合唱の指揮・指導の方が難しい・・という印象もあったりします。
合唱は通常はバス・テノール・アルト・ソプラノの四部構成ですけど、全体練習とは別にパート練習をする場合、
ピアノ伴奏が必要なのですが、ピアノは音楽教室に一台しかないため、指揮者とピアノ伴奏は、このピアニカ・・というか
鍵盤ハーモニカで伴奏をする事も多々あったりして、私自身もその3年間でピアニカの腕前は相当上げたといえそうですし、
もしかしたら吹奏楽部の本職のクラリネットよりも上達していたのかもしれないです・・

ただ、私自身は吹き口を使って吹く奏法よりもホースを使用して息を吹き込む奏法の方が吹きやすかったです。

吹き口から直接息を吹き込むと、自分の指使いが見えないという事ですごくやりにくかった印象があるのですけど、
クラリネットを普段吹いていた時は当然演奏中に自分の指は見る訳はありませんし、演奏中は基本的には指揮者と譜面しか
見ていませんけど、鍵盤ハーモニカを吹く際は、鍵盤と自分の指が見えていないとなんだかやりにくい・・という感覚が
あったのは不思議なものでした。

上記で触れたとおりららマジの瀬沢かなえで担当している楽器の名称は鍵盤ハーモニカであり、
ピアニカ・メロディオンという名称はメーカーの商標名であったりもします。

ヤマハ→ピアニカ

鈴木楽器製作所→メロディオン

キョーリツ→メロディピアノ

ホーナー→メロディカ・ピアノ

鍵盤ハーモニカ製造メーカーによって名称が異なるのも面白いですけど、それはあくまで商品名という話でもあったりします。
実際日本の教育現場ではヤマハが製造したピアニカが主流となっていますので、日本においては、鍵盤ハーモニカという
楽器名よりはピアニカという商品名の方が馴染み深いというのも大変興味深い話だと思います。

そうした事は、トイレの「洗浄便座」にもいえるのかもしれないです。

洗浄便座は日本においては、洗浄便座という呼び方よりもむしろ「ウォッシュレット」という呼び方の方が馴染み深いのかも
しれないです。
ウォシュレットはTOTOが販売する温水洗浄便座の商品名であり、
INAX(現・LIXILで、LIXILでの商品名はシャワートイレであったりもします・・)や他社製の同種類のものも含め、
TOTOの登録商品なのに他社でも「ウォッシュレット」と呼ばれがちというのは、それだけウォッシュレットという名前が
定着しているという事なのだと思います。
ウォシュレットの名称はTOTOの登録商標(日本第1665963号など)であったりもします。

名称は鍵盤ハーモニカだけどピアニカという呼び方がタ定着しているのと似たようなモノがありそうですね。

私自身、中学校以降はずっと吹奏楽部に所属していましたけど、小学校の頃の放課後課外活動として、
週に2~3回程度の練習を行う管楽器クラブに所属し、そこでは打楽器(主にティンパニ・ヴィヴラフォーン・シンバル等)を
担当していました。
当時の感覚としては「こうした大人数での合奏するのだったら、叩く楽器よりも吹く楽器の方が面白そうだし、より音楽に
参加しているという意識がありそう・・」と感じ、中学入学以降に吹奏楽部の門を叩いたのですけど、これが結果的に
間違いだったのかそうではなかったのかは今となってはよく分からないですけど、結果的に音楽を知るきっかけになったのは
確実なのでそれはそれで結果オーライなのかもしれないです。
小学校の管楽器クラブはららマジと同じくらい編成が自由自在で、
主なメロディーライン担当楽器は、リコーダーと、ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)とアコーディオンだったと思います。
そこにトランペット・トロンボーン・クラリネット・サックス・チューバ等の管楽器や打楽器が加わり、なぜかしりませんけど、
そこに更に足踏みオルガンも加わっていましたので、奏でられるサウンドの響きは今にして思うと相当奇妙だったのかも
しれないですけど、運動会での鼓笛隊と合せる形での入場行進の演奏とか学芸会での演奏お披露目とか
年に3~4回程度開催されたお楽しみ演奏会等での合奏やそこでの練習はとにかく「楽しかった!」としか言いようが
なかったと思います。
指導する先生も細かい事はあまり気にされないで、「とにかくみんなのやりたいように吹いていいよ~」という感じで
のびのびと楽しんで吹いていたと思いますし、楽器編成がららマジと同じくらいてんでバラバラでしたけど、
そこから奏でられる音楽は、むしろ自由自在な気ままさだったのかもしれないです。
こういうのを「楽しむ音楽」というのかもしれないです。

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そうそう、このピアニカ(鍵盤ハーモニカ)ですけど、アニメ「四月は君の嘘」という作品の第一話でも登場していました!

この作品の主人公の有馬公生は、満開の桜の下で同い年のヴァイオリニスト・宮園かをりと知り合うのですけど、
この時に宮園かおりが子供たちと楽しそうに吹いていた楽器が、この鍵盤ハーモニカでもありました。

有馬公生は母親の死でピアノを弾く事ができなくなってしまい
(演奏中にピアノの音が聴こえなくなってしまう症状に苦しめられます)
ヴァイオリンコンクールでかをりの圧倒的かつ個性的な演奏を聞き、
母の死以来、モノトーンに見えていた公生の世界がカラフルに色付き始めるというのがこの作品のはじまりだったのですけど、
ネタバレになってしまうので多くは語れませんが、あんな天真爛漫で元気溌剌だった宮園かおりが病魔に侵され、
亡くなってしまうという衝撃の話でもありました・・

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2019年の夏アニメ作品で2020年冬アニメの再放送枠として放映されていた「Re:ステージ!ドリームデイズ♪」の
第5話の中でも、この鍵盤ハーモニカ(ピアニカ)が登場していました~♪

「Re:ステージ!ドリームデイズ♪」なのですけど、ポニーキャニオン×コンプティークによるアイドルプロジェクト作品を
オリジナルアニメ展開した作品と言えます。
話の概要としては、早い話がスクールアイドルを目指している女の子たちが、中学生アイドルユニットNo.1を決める大会
「プリズムステージ」での優勝を目指して頑張っていくという王道的展開であり、
話としては「ラブライブ!」や「ラブライブ! サンシャイン!!」と大変よく似ている側面はあるのですけど、
Re:ステージ!ドリームデイズ♪は高校生を対象としたラブライブと異なり、中学生の大会を舞台にしていて、
ラブライブ!は各学年が3人ずつの9名構成であるのに対して、Reステージ!の方は1年生=3人、2年生=1人、3年生=2人と
構成が異なっている点が大きな違いと思われます。
ラブライブシリーズは本選では優勝を果たして大団円となるのですけど、Reステージのアニメ版では本選で残念ながら
優勝は逃してしまったことも違いでもあったりします。
共通点としては、ラブライブシリーズもReステージもどちらかというと「3年生にヘンな人が多いというのかハイテンションの
人が多い」という事も挙げられそうです。

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Re:ステージ!ドリームデイズ♪の第5話は、ようやくプリズムステージに出場するメンバー6人が揃い、
「それでは今からチーム名・大会に出場する楽曲の詩や曲や振り付けや衣装を決めよう!」という展開になり、
まずは2人ずつ3チームに分けて、各チームがまずは曲作りをしてみようという事になります。

結果的にチーム名は「KiRaRe(キラリ)」となり、歌詞は舞菜と紗由チームが制作し、楽曲はかえと香澄が作り上げます。

3年生チームの瑞葉とみいは楽曲作りに乗り出すものの、うまくいかず時間ばかりが過ぎていきましたけど、
みいが楽曲作りに使っていたのが鍵盤ハーモニカ(ピアニカ)でした~♪
みいはホースでピアニカを吹いていましたので、奏法としては両手奏法といえそうですね。
ちなみにですけど、アイドルユニット名のキラリを決めたのはみいであったりもします。

3年生の瑞葉は由緒正しい神社の娘で、関東在住なのになぜか京都弁で話していたりもします。
(このあたりの設定は「ラブライブ!」の関西弁を使う巫女さんの3年生の希先輩と似ていますね~)
瑞葉は1年生の舞菜よりも小柄ですけど、プロポーション抜群の香澄に勝るとも劣らぬほど胸が大きいというのは
すてきな設定でもありました~♪

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ピアニカを吹く瀬沢かなえはとてもかわいいですね~♪

ホースではなくて吹き口から息を吹き込む奏法を採用しているようですけど、プロの鍵盤ハーモニカ奏者は
ほぼ全て吹き口から息を吹き込んで音を出しています。
ホースを使用して息を吹き込む奏法はあくまで学校の音楽の授業のみという事なのかもしれないです。

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設定の上では「まだまだあか抜けない田舎の美少女」という事なのですけど、いやいや、そんな事ないですよね~

すでに都会のすてきな美少女という雰囲気だと思いますし、おしゃれも楽器も「まだまだこれから~」というのびしろが
大いにあるキャラといえそうです~♪
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半袖とノースリーブの違いの一例↑2018年冬アニメの「たくのみ」(放映時期は「ラーメン大好き小泉さん」と全く同じです)

公式による冒画像では、ステラハウス春野の住人の中で、アパレル勤務の桐山 と緑川香枝がノースリーブで、
みちると真は半袖となっています。

GWも終わり季節は少しずつ初夏に近づきつつあるようにも感じられ、
寒い冬や寒暖の差が激しい3~4月の春の季節よりは酷暑の夏の方が大好きでむしろ酷暑の方が体調が絶好調みたいな
傾向にある私にとってはこれからの季節はむしろ大歓迎と言えそうです。
(暑さはいくらでも我慢できるのですけど寒さは年々耐久性が弱くなっているようにも感じられたりもします)
街を歩く女の子たちは大半の方はまだ長袖という感じですけど、これから初夏~本格的な真夏の季節を迎えると
女の子たちの衣装も半袖やはたまたノースリーブの方が増えていくと言えそうです。
酷暑の時期に街を歩くとノースリーブの衣装で涼しそうに歩かれている女の子を拝見すると「なんだか涼しそう・・」と
感じたりもします。

ノースリーブとは袖の部分が無い服の総称で、もともと袖のあるデザインのトップスから袖部分を取り除いたものをいいます。
袖が無いことから体温を逃がしやすく腕を大きく動かしやすいため、スポーツ競技において着用される場合が多い傾向に
ありますし、夏に涼しく過ごすための衣装として着られる事も多いのかとは思われます。
ノースリーブと半袖の違いとして、半袖とは肘よりも短い袖が付いている服であるのに対してノースリーブは袖がそもそも
ついていないことが大きな違いですし、袖なし衣装と言う共通点はあるけどノースリーブとは少し異なる衣装として
袖が無く肩の部分から脇にかけてストンと真下に落ちるラインのシャツでもあるタンクトップ、
肩から紐で吊り下げる形状の、腰丈までの短いトップスでもあるキャミソール、
袖付けの切り替えがなく、身頃から裁ち出されている短い袖のあるフレンチスリーブ、
袖の肩部分を、首の付け根から脇の下までカットした形状のアメリカンスリープ、
胸から続いた布地や紐、ストラップを首の後ろに回して固定するデザインのホルタ―ネックなどが挙げられると思います。
ちなみにノースリーブの種類として、ノースリーブシャツ・ノースリーブブラウス・ノースリーブワンピース ・ノースリーブニットが
挙げられると思います。

個人的にはなんとなくですけど半袖の女の子は(特にショートヘアの娘だと)ボーイッシュな雰囲気がありそうなのに対して。
ノースリーブの若い女の子たちはどちらかというとこちらの方が女性らしい明るさと健康美がより強く感じるような気もします、
半袖とノースリーブの違いは二の腕部分の肌の露出だけの違いなのにヘルシーな華やかさもありそうです。
それとノースリーブの方が全身バランスが良く見えそうな監視もあります。
ノースリーブは全身で見たときにすっきり見えますし腕も伸びやかに見えそうです。

1990年代後半頃からは、ニット素材などを使用した秋冬用のノースリーブが売り出されるようになり、年間を通して着用する
若い女性も多くなったのですけど、まだまだ保守的な風潮が根強くOLさんに対しては社内で定められた制服または
常識の範囲内の服装を求められる日本の職場においては、ノースリーブの衣装はどちらかというと敬遠される傾向に
あるのかもしれないです。

夏の商店街・住宅街・ビジネス街等においては、クールビズのサラリーマンやOLさんやJKさんたちが
暑そうにされている光景を目にしますけど、真夏の女の子たちの薄着やちょっと涼しげな恰好は、世の男性の皆様たちに
とっては目の保養というのか瞬間的に暑さを忘れさせてくれる清涼感を感じさせてくれていると思います。
21世紀に入って以降の日本ではすっかりクールビズも定着し、昭和の真夏の暑い時期ですら日本の営業担当は
ネクタイを着用したりスーツの上着を着ていた時代はすっかり過去の遺物となりつつありますし、
夏場に男性がネクタイをしなくなったのはすっかり定着していると感じられます。
地球環境や節電のためにエアコンの夏場の室温を高めに設定する事もほぼ定着しているようにも感じられるのですけど、
男性の場合はノーネクタイだけでも随分と楽になっている側面はあると思うのですけど、
女の子の場合は、その点に関してはやや暑いオフィス内.にて、服装で調整をと言われてもどこまで露出していいものかは
悩みどころなのかもしれないですし、他人は自分をどう見ているのかも気になるところなのかもしれないです。

参考までにとあるアンケートによると「職場内の女の子のクールビズにおいてそれはアウトじゃ~ん!」と思われがちな一位が
肩出しであり、約8割がキャミソールとタンクトップはNGで、51%がノースリーブもよろしくないという意見なそうです。
そのNG理由として挙げられていたのが、1位 社会人のマナーで、
2位が「二の腕を出したくないから」、3位に「ワキを出したくないから」といった理由があったそうです。
肩出しやノースリーブは夏場に限ってはビジネスマナー違反というのはちょっと厳しすぎるのかも・・?と私的には
感じてしまいそうですし、そうした衣装はむしろ涼しさや爽やかさを演出するのではないのかな・・?と思ったりもします。

ノースリーブには憧れるけどそれを着るには少し抵抗があるという意識としては、建前では社会人マナーがあるものの
本音としては二の腕やわきを見せる事には抵抗があるという事の方がもしかしたら大きいのかもしれないです。
上記のアンケート結果においては「実は肩出しファッションをしてみたい」と回答したのが49.5%とノースリーブは
ビジネスマナー違反と回答されていた方とかなり拮抗していますし、ほぼ同数と判断しても間違いはなさそうです。
しかし職場内でノースリーブや肩だし衣装を実際に着ているのはというと4人に1人という事で、ここにはどことなく
理想と現実のギャップみたいなものがあるのかもしれないです。
実を言うと上記のアンケートにおいては「わきを出すことやわきを見せることに自信がありますか?」 という問いに対しては
ないまたはまったくない」と答えたのが76.5%にも上っていたとの事です。
ノースリーブの肩出し衣装が着たい・・だけど自信がないので着る事にためらいがあるという事がこのアンケート結果から
読み取れるような感じもありそうですし、同時に「女の子は幾つになっても大変!」という事なのだと思います。

上記の話は世俗に溢れた外界での話なのですけど、それでは常識に囚われてはいけない世界の幻想郷の世界においては
ノースリーブ・肩出し・わき見せ等はどんな感じになっているのでしょうか・・?
幻想郷の妖怪・妖精・天狗・亡霊・鬼などはそれぞれが自由な衣装を楽しんでいるし、それほどファッション自体に
強いこだわりは持っていない感じもありそうです。
ゆかりん=八雲紫様は真夏の暑い盛りでも確かに日傘は差されている事は多いものの、あのような派手で豪華絢爛なドレスを
身に纏って幻想郷内を闊歩されているシーンも多々ありましたけど、ゆかりんクラスの最強妖怪になると暑いとか寒いという
概念すらも超越した感覚になるのかもしれないですね。
幻想郷の人間ポジションというと、魔理沙は常に魔法使いの衣装ですし、そもそも論として肩だしはしそうにもないキャラですし、
咲夜さんはメイドさんと言う事で、肩だし・ノースリーブ衣装はご主人のレミリア様から
「私より刺激的な恰好しちゃだめ~」とNGを食らう事も予想されますし、小鈴・阿求は基本的には和装ですし、
輝夜は間違ってもそんな衣装はしそうもないですね・・
それでは幻想郷の巫女さんのお二人はどうなのかというと、一般的に巫女さん装束というと礼装とかかしこまった正装とか
神聖な衣装というイメージがありそうなのですけど、さすが幻想郷は自由そのものですし常識に囚われてはいけない世界
と言うことで、霊夢も早苗さんは基本的には独特な袖形状に肩だしという巫女装束をされているというイメージも
あったりします。
そして特に霊夢は、肩だし巫女またはわき見せ巫女というのは既に定着されているのかもしれないですけど、真夏でも
あの独特の袖は着用されている事は多い印象もあったりします。

最近の幻想郷は外界の最近の天候異変や極端に暑い夏と寒い冬という異常気象に見舞われている事もありますので、
さすがに無双巫女の霊夢もあの真夏の暑さには「なんとかならないの~!?」と愚痴っているのかもしれないですし、
「只でさえこの暑苦しい正装の巫女装束の負担をなんとか少しでも軽減できないのかな~!?」と考えているのかも
しれないです。

そうした霊夢や早苗さんの衣装としての希望を一枚の絵として表現されていたのがdream fantasy2のアミグリさんです~♪
こうした文章だけですとノースリーブの魅力が伝わりにくい感じでもありますので、
dream fantasy2
アミグリさんが描かれた幻想郷のふたりのすてきな巫女さんによるノースリーブの巫女衣装を皆様にご覧頂き、
残暑の疲れを爽快に吹き飛ばして頂きたいと思いますし、同時にノースリーブとは具体的にこんな感じの衣装であるという事を
お伝えさせて頂きたいと思います。



そうした訳で下記においてdream fantasy2 のアミグリさんが描かれた霊夢と早苗さんのノースリーブ巫女装束をご覧頂きたいと思います、

今回は上記の赤霊夢の他にミニスカ&ノースリープの巫女さん衣装の青霊夢も合わせてご覧頂きたいと思います。

まずは、アミグリさんが2019年6月に描かれた赤のノースリーブ霊夢を皆様にお披露目させて頂きたいと思います。

正式な巫女装束としての神聖な側面や神様と人間を繋ぐ大切な役割を担っている神職としての荘厳さも
感じ取れるのですけど、それ以上にこのノースリーブ霊夢からはお年頃の普通の女の子としてのかわいらしさを
より強く感じ取りますし、このノースリーブ霊夢の美少女振りは最高だと思います。
へそだしがとっても際立っていて、わき見せ巫女さんぶりをかなり強調しているようにも感じたものでした。
この霊夢は酷暑の中のけだるい美少女というファンタジー感も十分感じさせるものがあると思います。
さすがに無双巫女の霊夢も最近のこの暑さには敵わないという感じなのかもしれないですし、
森近霖之助に頼んで「(早苗に負けないような)夏用のノースリーブ巫女服を作って~♪」とせがんだのかもしれないです。

この絵は涼しげですし背景の水滴も夏らしさがさわやかに伝わっていると思いますし、
夏らしい雰囲気に溢れた霊夢なのだと思います。
通常アミグリさんが描かれる霊夢は二重フリルのスカートと言う事が多いのですけど、この霊夢は暑そうと言う事で
そうした多重フリルを回避し、1段で軽やかさ重視で描かれたというのもアミグリさんらしいやさしい気遣いといえそうです~♪

普通の感覚ですと、こんな美少女がへそ出しにわき見せにミニスカッぼい巫女さん衣装なんてあぶないじゃん・・と
感じるのかもしれないですけど、
霊夢の場合は無双巫女と言う事で、こんなかわいい霊夢をナンパしようとしたり襲い掛かってくる妖怪や人里の男どもは、
軽くあしらって成敗されるのかもしれないです。

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続きましてアミグリさんが2019年8月に描かれた赤のノースリーブ巫女に対する青のノースリーブ巫女としての霊夢です。

上記の赤霊夢に対しての青霊夢はカラーリングを青にチェンジした事で、赤霊夢よりは少しばかりやんちゃな無双巫女の要素が
少し弱まり、どちらかというとクールな雰囲気で、幻想郷内で発生した異変に対して冷静沈着に解決するクールな巫女さん
という印象も感じさせていると思います。
基本的にこの赤霊夢と青霊夢は赤と青のカラーリングのチェンジが主な変更点なのですけど、それ以外に
赤霊夢の茶髪気味な髪の色を青霊夢では黒髪に変更したと言う事で、全体的に青霊夢からは、クールさと涼しげな雰囲気も
赤霊夢よりより強く伝わっているようにも感じられます。

掲載時のアミグリさんのお言葉として
「今年の6月に描いた霊夢を青霊夢に変えてみました。
青霊夢はクールな感じがするし、涼しげでいいですよね。
6月に描いたときは、茶髪でしたが、このイラストでは黒髪に変えています。
ノースリーブはもとからですが、涼しさ倍増かもしれないですね」との事でしたけど、
6月の赤霊夢は茶髪なのに対して8月の青霊夢は黒髪と言う事で、
赤霊夢の少し無防備でやんちゃな巫女さんから、よりひそやかで清楚な巫女さんという雰囲気を強く感じたものでした。

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実はなのですけど、アミグリさんは上記のノースリーブ霊夢を描かれる前に
「そろそろ夏で暑そうなのでノースリーブの早苗さんを描いてみました~♪」と言う事でノースリーブの早苗さんも
描かれています。描かれた時期は2019年6月です。

霊夢と早苗さんはライバルキャラでもありますし商売敵と言う事でもあるのですけど、早苗さんがノースリーブを着用
されていたとすると霊夢にもノースリーブを着せてあげないと
東方の絶対的主人公といえる霊夢がむくれてしまうのかもしれないです・・

早苗さんの本来の風祝の衣装は長袖装束でもあるのですけど、残暑の際にはノースリーブ巫女さん衣装の早苗さんは
とっても爽やかだと思います。

上記のノースリーブ霊夢は赤verも青verも肩だし・ノースリーブ・わき見せという事でもあるのですけど、
早苗さんの方はわき見せはされていないと言う事で、少しだけ気品のようなものも感じたりもします。
普段よりは少しだけタレ目に描かれているあたりからは、早苗さんのフレンドリーで親しみやすい雰囲気を
見事に表現されているようにも感じましたし、
ノースリーブ+肩だし+たれ目の早苗さんは温厚さと話しかけやすい雰囲気を霊夢以上に感じたものでした。

ノースリーブ衣装は夏場の女の子の衣装としてもっと定着してほしいですし、それがオフィスにも今以上に普及して
くれるとありがたいものです。
それにしてもアミグリさんの描かれた幻想郷の二人のすてきな巫女さんのノースリーブ巫女装束はかわいいし美しいし、
目の保養にもなるしで、真夏の疲れにはもってこいの衣装ともいえそうです~♪
新型コロナウイルスも今月より従来の2類分類から5類分類となり、マスク着用も政府の方針により個人の自由判断という
ことになり、街中でも確かにまだ依然としてマスクをつけて外出している方が多いようにも感じられますけど、それでも職場とか
空気感染が少ないとされる戸外においてはマスクを外している方もだいぶ増えてきているようにも感じられます。

とにかくできる事ならば世界が2019年以前のような状態に戻ることを願うばかりです。

思い起こすと今から3年前の2020年4月において日本では全国に緊急事態宣言が発令され、当時の私たちは
新型コロナの感染実態とか緊急事態宣言や外出自粛要請というものがどういうものであるのかは正直よくわからない状態でも
ありましたし、当時は緊急事態宣言発令直前においてはSNS等において
「緊急事態宣言が発令されると外出ができなくなる」とか「トイレットペーパーや食料品が買えなくなる」みたいなデマが拡散し、
その結果としてまるで昭和の頃のオイルショックにおける狂乱物価の時のように人々がスーパーにどっと押し寄せ
食料品やトイレットペーパーなど日用品を買いだめするといった事態が発生し、一時期ですけどスーパー等においては
店頭から食料品・トイレットペーパーなどがなくなってしまう・・みたいな自体も発生していたものでした。

緊急事態宣言が発令された時は「今後不要不急の外出を控えなさいということで今のうちに食料品を買い込んでおこう」と
いう意識が強まるというのは全世界共通現象なのかもしれないです。
そして日本においては、そうした「何か食料品を備蓄しておこう」という意識が働く際には、東日本大震災直後の時も
そうした傾向にありましたけど、パスタ・レトルトカレー・袋麺・カップ麺が真っ先に買われる傾向があり、
これらの商品が一時的ではありましたけど、スーパーの陳列棚からまっさきに姿を消していたような印象もあります。
私自身もあの時は仕事帰りにいつもよく立ち寄るスーパーで
「ラーメンでも買っていこう・・」と思ったら、なんと・・! その時はラーメンコーナーの陳列棚は、カップ麺も袋麺も
ほぼ全て完売状態になっていました。
やっぱりラーメンと言うのはそれだけ日本人にとってなくてはならない食べ物として定着しているといえそうです。
そして日本人にとって備蓄商品とか買いだめしておく商品の代表格は、レトルトバックのごはんよりもレトルトカレーやラーメンで
あるということは、それだけラーメンとカレーが日本人の国民食として完全に定着している何よりの証といえそうです。

あの時は、日清のカップヌードル、麺職人・マルちゃんの麺づくり、どん兵衛・赤いきつねと緑のたぬき、ペヤングに
カップ焼きそばUFOなどといった定番の人気カップ麺は早々に売り切れ状態となっていました。
店内のカップラーメンや袋麺の陳列棚がほぼ完売状態でも、実は完売になっていないというか・・あまり売れていないラーメンも
存在していました。
それは主に三つほどでして、一つは激辛系ラーメン、二つ目は韓国ラーメン、そして三つ目がマルタイの棒ラーメンでした。

激辛系は確かに一部の方には大人気なのかもしれないですけど、非常時に買うラーメンではないのかもしれないですし、
韓国ラーメンは昨今の日本人の嫌韓意識も多少は働いているのかもしれないです。

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意外だったのは、袋麺はほぼ完売状態なのに、袋麺と大体同じような乾麺ラーメンであるマルタイの棒ラーメンが
手つかずで残っていたのは意外でしたし、マルタイさんの地元の九州ではそんな事はありえないと思われますけど、
関東ではマルタイさん自身の知名度やブランドが今一つ浸透していない事をいみじくも示唆している様な
感じでもありました。

マルタイの棒ラーメンは即席棒状めんのパイオニア商品ですし、麺はノンフライ・ノンスチーム製法で仕上げた生めんに
近い風味で、スープはチキンとポークをベースにした風味豊かなあっさりしょうゆ味です。
粉末スープと調味油もちゃんとパッケージ内に入っていますので、普通の袋麺とかわりはないはずですけど、関東では
まだそこまでは浸透していないのはちょっと勿体無い感じもあります。

私自身、マルタイのカップ麺やサンポーのとんこつラーメンのカップ麺は大好きであったりもするのですけど、実は関東に
おいては私の知る限りにおいてはマルタイやサンポーの袋麺・棒ラーメン・カップ麺が置かれていることは少ない傾向にあり、
スーパー・デパート・駅中の九州物産展においてこれらの麺が売られている時にはまとめて購入するように心がけてはいます。
それでも最近は比較的関東においてもサンポーのとんこつラーメンのカップ麺とマルタイの棒ラーメンの醤油味は
店頭に置かれていることが増えてきたようにも感じられます。
但しマルタイの棒ラーメンはあっさり醤油味以外にもとんこつ・ごま醤油などいろいろな味もあるようですけど、関東においては
九州物産展においてはあっさり醤油味以外の棒ラーメンにお目にかかったことはないです。

できれば関東でもとんこつの棒ラーメンの取り扱いは拡大して頂きたいものです。
乾麺とは思えない生麺みたいな食感はとても美味しいですので、関東でももっともっと注目されて然るべきブランドだと思います。



マルダイのマイルドな醤油味のカップラーメン

さてさて、先日なのですけどとあるスーパーにて店頭にマルタイの棒ラーメンというか、そのカップラーメン化されていた
商品を初めて目にすることができました。

というか、マルタイの棒ラーメンにはカップラーメン化された商品も存在していたのですね。
その事は私は初めて知ったのですけど、ラーメン脳の「ラーメン大好き小泉さん」の小泉さんはそうした事はとっくの昔に
ご存じで、うっかりそんなことを口走ったとしたら、まるで小泉さんが大澤悠を見るかのごとく
「何をいまさら・・」みたいな視線で冷たくあしらわれるのかもしれないです。
でも関東ではそのくらい馴染みがうすいカップ麺なのかもしれないです。

果たして味はどんな感じなのでしょうか・・?

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具材はネギと卵が中心という感じです。

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味はいうまでもなくあのマルタイの棒ラーメンの「マルタイラーメン」そのものの味です~♪

チキンとポークをベースにした風味豊かなあっさりしょうゆ味でここにごま油の風味も加わりおいしさもマシマシという感じです。

味がしつこくないのでさくさくと食べられ、スープもごくごく飲んでしまうという感じです。

マルタイさんの棒ラーメンシリーズはもっともっと関東でも取り扱いが増えてほしいなーと思ったりもします。
マルタイさんというと、とんこつラーメンでは、長浜とんこつ博多ラーメンや焦がしねぎ入りとんこつラーメン 鹿児島なども
大変印象的です。

さてさて、そうしたマルタイの棒ラーメンですけど「ラーメン大好き小泉さん」にも登場していました~♪

それはアニメ版でいうと第9話: 山において小泉さん筑波山に登山に出かけていたシーンにての話です。

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小泉さんが登山を開始する前に腹ごしらえしていたのは、いうまでもなくラーメンでした~!

小泉さんというとアニメでも原作漫画でも描かれていたように料理が苦手で、インスタントラーメンを作ることですら
大苦戦していたものですけど、登山においては、持参していた鍋・簡易ガスコンロ・棒ラーメン・ラーメンの具材としてのコーンで
もってラーメンを作り上げていたのは大変印象的でした。

そしてその時に小泉さんが持参していたラーメンこそがマルタイの棒ラーメンだったのでした。

小泉さんはおいしそうに棒ラーメンを完食され、そして難儀の果てに頂上にたどりついたときに山小屋の食堂にて食べていたの
もラーメンというのも小泉さんらしい話だと思います。
登山家にとって「どうして山に登るのか」という問いはいうまでもなく「そこに山があるからだ」という事になりますけど、
小泉さんにとっては「そこにラーメンがあるから」というのも実に小泉さんらしい話だと思います。

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小泉さんは関東在住ですけど、マルタイの棒ラーメンのおいしさが分かっていらっしゃる辺りは、さすがラーメン女王たる
貫録がありそうですね~♪

そして関東でもマルタイの棒ラーメンのおいしさが少しでも広まってくれると嬉しいですし、食料品買いだめという事態でも
他のカップ麺や袋麺と同様にマルタイの棒ラーメンも完売になってくれると更に喜ばしい事だと思います!
アメリカの20世紀の作曲家のウィリアム=シューマンをご存じの方は日本ではほとんどいないのかもしれないです。
(ご逝去されたのは1992年です)

シューマンと言うと、どちらかというとあの楽聖 ロベルト・シューマンを連想される方が多いと思いますけど
ロベルトとウィリアムでは時代も国も全然違います。
ちなみに・・・・
ロベルト=シューマンの場合の最後のnは二文字、ウィリアム・シューマンの場合のnは一文字という
違いもあったりします。
吹奏楽経験者ですともしかしたら・・?チェスター序曲とかジョージワシントンブリッジ・サーカス序曲などで
名前程度なら聞いたことがあるのかなという人は少しはいるかとは思います。
実際、チェスターは本当に親しみがあって大変耳に優しい曲ですし、あのメロディーは何かすーーっと頭に入ってきます。
あの親しみやすいメロディーは実はシューマンの曲ではなくて元々は聖歌の一つです。

ウィリアム・シューマンなのですけど、
なんと、あの「ショスタコーヴィイッチの証言」の中にもその名が登場します。
その証言の中で出てきた部分は、ソ連の作曲家の一人がなんと
「どうせウィリアム・シューマンなんてアメリカの作曲家は誰も知らないし、こいつの曲を自分がソ連内で
自分が作った曲として発表してもどうせバレないだろう・・」というかなりとんでもない内容だったと思います。

ウィリアム・シューマンは、交響曲だけでも第10番も残した、ある意味シンフォニストです。
(第一番と第一交響曲を改作した第二番は、後に撤回・破棄されましたので残っている交響曲は実質的に8つです。)
個人的には、二楽章構成ながらも実に分り易い作風でクライマックスまでエキサィティングに展開する交響曲第三番と
(何と、亡くなる数年前のバーンスタインのライブ録音が発売されています・・)
最後の交響曲の第10番「アメリカのミューズ」が非常に気に入っています。

ウィリアム・シューマンの場合、交響曲の領域は、分り易いのは第3番くらいなもので、
番号が後になるほど難解になっていくような気がします。
特に第10番は、「パズル」というか、「無限の記号の墓標」みたいな曲なのですが、
アメリカの伝統的開放性と実験的革新性が妙にマッチしているような感覚で、なぜかこの第10番は好きなのです。
都会的な洗練さと難解なパズルがかなりうまく融合した曲だと思います。
(スラットキン指揮/セントルイス響がおすすめです)
一般的な話をすると、例えばプロコフィエフが典型例なのですけど、
若い頃は例えば交響曲第2番とか交響曲第3番「炎の天使」のように過激で不協和音炸裂の
危険な香りがプンプン漂う曲を書いていたのに、晩年の交響曲第7番「青春」のように
児童音楽みたいな感じもするしハリウッドの映画音楽みたいな香りもするあまりにも分かり易すぎる曲を残した事が
示唆するように年を重ねると晩年は平易で分かり易い曲に落ち着いていくというのが何か一つのパターンみたいな
感じもあります。
中にはヴォーン=ウィリアムズの交響曲のように、
1番で少々の気負いと希望、2番で馴染みのある風景 3番で静かな内面的世界 4番で激しい劇的な世界
5番で穏やかな世界を 6番で動と静、生と死の鮮やかな対比を、7番で安っぽい映画音楽の世界を
8番で軽妙な世界を 9番で未練をなどのように作風がクルクルとその都度変わる方もいたりしますし
(マルコム・アーノルドも似たような傾向があります・・)
マーラーのように、後半になればなるほど陰気で難解になる方もいますし、そのあたりは人それぞれです。。
だけど、ウィリアム・シューマンの交響曲の場合、晩年になればなるほど難解で曲が複雑になっていく傾向にあります。

ウィリアム・シューマンの作品を聴いてみると、
「本当にこの人は母国のアメリカを愛していたんだなー」と感じずにはいられません。
交響曲第10番「アメリカのミューズ」、ニューイングランド三部作(第一曲は、「輝かしきアメリカ」)、アメリカ祝典序曲
アメリカの主題による変奏曲(原曲はアイヴズのオルガン曲・・・・だけどシューマンのアレンジ版の方が有名・・)
などに代表されるように、アメリカと名が付いた作品だけでもこれだけあります。
ウィリアム・シューマンの曲は、部分的には難解なんですけど、暗いとか陰鬱という作風の曲は
ほぼ皆無だと思います。
そして大抵、エンディング近くは、トランペットによる超高音域によるけたたましい響きと共に
怒涛のように一気にあおって終わらせるという感じの曲が多いのが特徴なのかもしれません。

ウィリアム・シューマンを語る上で絶対に外せない曲が一つあります。
何かと言うと、「ヴァイオリン協奏曲」です。
ズーコフスキー独奏の演奏しか聴いた事がありませんが、この曲の無限のエネルギー感にはただただ脱帽するしかありません。
第一楽章冒頭も相当のインパクトですが、
第二楽章のバックの金管楽器の怒涛の響かせ方、激しい不協和音、バックに屈しない独奏ヴァイオリンの快進撃、
これは、「生きるエネルギーの源」といっても差し支えの無いほどの「無限の力」・「眩しすぎる明るさ」を
痛いほどに感じてしまいます。
ウィリアム・シューマンは、音楽史的には新古典主義に分類されているようですけどそれは少し違うような気もします。
原始主義とも言えるし、前衛音楽の要素もあるし、アメリカと言う国民楽派みたいな側面もあるし、
なんか色々な顔がある作曲家という感じもあります。
そんな中、このヴァイオリン協奏曲は一見訳の分からん前衛っぽくも聴こえたりもするのですけど、
前衛的退廃さとか分かりにくさは微塵も無くそこにあるのは
「何としてもどんな事があっても自分は生きて生きて生き抜こう!!」ととてつもなく前向きな生命力だと思います。

興味がある方は是非是非この「ヴァイオリン協奏曲」を聴いて頂ければと思います。
この曲を聴かないで死んでしまうのは何か勿体無いような気さえします

私自身、プロの演奏でウィリアム・シューマンの曲はただ一度しか聴いた事がありません。

それが1998年頃の沼尻竜典指揮/日本フィルの神奈川県民ホールでの演奏会の最初の曲のアメリカ祝典序曲でした。
さすがに生の演奏はすさまじかったです。
この後の二曲は、ベートーヴェンの皇帝と第七交響曲と実にオーソドックスなプログラムなだけに、
なぜこのシューマンの曲を選んだのでしょう・・・?
(私は嬉しいけど・・)

ウィリアム・シューマンの知名度はいま一つですね・・
これでは歴史に埋もれてしまう・・
私が生きている間は、少なくとも私の心の中にはずっと生き続けますけど、それではもったいないと感じているだけに
このブロぐでもたまにシューマンのことを書いていたりもします。
最近、ナクソスレーベルより、なぜかこのウィリアム・シューマンの交響曲全集が出され私としては大変感涙しております。
特にCDとしては初めて交響曲第9番「アルデアティーネの洞窟」が聴けたのは嬉しかったです。

最後に、ニューイングランド三部作について・・・・

この曲は下記の三曲で構成されています。

Ⅰ.輝きあれ! アメリカ

Ⅱ.イエス、涙を流す時

Ⅲ.チェスター

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Ⅰは出だしのティンパニソロが格好いいです! 金管セクションの輝きが素晴らしいです。
Ⅱの冒頭のテナードラムが実に渋いです・・・
Ⅲは・・・・冒頭のコラールが本当に美しいです。
管弦楽版では、Ⅲのチェスターは3分程度の曲なのですけど
作曲者による吹奏楽版では、なぜか倍以上の7分程度の長さにまで拡大されています。
そして、このⅢの部分を独立させて
チェスター序曲として演奏される事もあり、実際に吹奏楽コンクール全国大会で
出雲吹奏楽団とか松下電工がチェスター序曲として自由曲に演奏をしています。

中学校の小編成部門でこのチェスターは必ずしも審査員には受けないのかもしれないですけど、奏者の音楽への愛や
自発性を促すという観点では実はうってつけの教材ともいえそうです。
「枕を変えると眠れなくなる」というのは昔からよく聞く話ですね・・

旅行にでかけた先で、ホテルや旅館などの慣れない環境のせいか体は疲れているのになかなか寝付けないという経験は
おそらくは多くの皆様が一度ぐらいはご経験があるのかもしれないです。
次の日に備えてしっかり眠らなければと焦れば焦るほど目が冴えてしまって、気がつくと眠れないまま明け方を
迎えてしまったということも決して珍しい話ではないと思います。
観光スポットをたくさん回って、地元の美味しい料理を食べて思いっきり充実した1日を過ごした夜は本来ですとぐっすりと
よく眠れるはずと思われがちなのですけど、実際は体は疲れているはずなのになかなか眠りにつけないということは
むしろよくある話なのだと思います。

それではどうして旅行先でぐっすり眠ることができないのでしょうか?

一つには脳の緊張状態が続いている可能性があり、自律神経のバランスが乱れてしまい、
リラックスするときに働くはずの副交感神経が優位にならず、心を落ち着けて安眠することができない事が最も大きい要因と
いえると思います。
国内旅行ではないですけど、海外旅行などで時差のある国へ出かけると体内時計がズレて睡眠のリズムが乱れてしまうことも
あったりすると思います。
要は慣れない土地に行って普段と違うリズムで過ごしていると、確かに温泉やおいしいごはんなどでリラックスしているようでも
案外脳は疲れているのかもしれないです。
「普段との環境の違い」というは睡眠にとってかなり大きな影響を与えているのは間違いないと思われます。

それと普段との環境の違いという意味では、いつもの自宅での眠る環境の違いの一つが「普段使用している枕との違い」
というものもあるのかもしれないです。

「枕が変わると眠れない」という話をよく耳にしますが、実際に枕の高さや硬さが変わることで眠れなくなってしまうことも
あったりします。
「眠る」ということは案外デリケートなことでもありますので、普段使用している枕と違うという微妙なその違いが実は旅先で
よく眠れないという事に繋がるのかもしれないです。
それでは旅先でよく眠れないという事を回避させるための一つの策として、普段使っている枕を持参するというのも
一つの方法なのかもしれないです。
旅行用の圧縮袋などを上手に活用すれば、かさばる枕もコンパクトに持ち運びすることができますからね~
他には、寝る前にスマホをいじらないとか就寝前にお風呂でリラックスというのも有効だと思いますし、
就寝前のアルコールは控えるというのも一つの対策だと思います。
眠る前にお酒を飲むとアルコールの鎮静作用によって一時的には眠気を感じますが、
アルコールが分解されてしまうとその効果は消えてしまいます。
また、アルコールは利尿作用も強いため、就寝前に飲むと睡眠途中でトイレに行きたくなってしまい、
結果的には睡眠の質が悪くなってしまう事もあるそうです。

「枕を変えると眠れなくなる」というのは、もちろん枕そのものの形状の変化というのも大きいですけど、それ以上に大きいのが
普段との違いという環境の変化なのかもしれないです。

先日なのですけど、それまで使用していた枕がボロボロになってしまい、基本的にはどんな場所でも数分後には眠りに
ついてしまい、車でも電車でも旅先のホテル等環境が変わっても眠れてしまう私ではあるのですけど、
どちらかというと高めで硬い枕がお好みの私にとっては、さずかに長年使用し続けた枕がぺたん・・と平たくなってしまうのは
さすがに抵抗があったもので、久しぶりに枕を購入し、枕を変えての就寝という事になりました。
自宅で眠るという環境は同じで枕だけを変えたという感じです。
つい最近までのふにゃ・・とした感覚に慣れていたせいか、購入間もない数日間は
「あれ・・ちょっと硬すぎるのかも」とか「なんかしっくりこない」という感覚に襲われ、私としては珍しく布団に入っても
1時間程度眠ることができず、そうした意味では昔からよく言う「枕を変えると眠れなくなる」というのは決して的外れではない
という事はよくわかりました。
数日間新しい枕を使用していると、次第に枕と首がフィットしている様な感覚にもなり、慣れてくると以前のように
布団に入ると数分後には眠りにつくという事ができるようになっていました。

よく通販番組等で低反発枕の快適さを宣伝しているようですけど、私自身は眠るときに首がどことなく沈み込んでいく
あの感覚はちょっと抵抗があったりもします。
好みとしては「枕が硬めで少し高いほうがフィットする」という感覚もありますけど、
「枕を高くして寝る」ということわざが示唆する通り高い枕で眠ることは良いことだと思われがちなのかもしれないです。
枕が若干高いだけなら良いですが、枕が必要以上に高いと体に多くの悪影響が生じることになるそうです。
枕が高すぎることによる悪影響として、①頸椎が不自然な形状になり肩こり・首こりの原因になる
②気道が圧迫されていびきの原因になる ③頸部の圧迫による頭痛が起きやすくなる
④歪みが原因で腰に不調が出てしまうこともあり腰痛が発生することもあるといったこともあるそうなので、過度に硬くて高い
枕は避けたほうがよろしいようですね。

枕を変えることで逆にリラックス効果がもたらされることもあるようにも感じたりもします。

それがアニメ作品等の萌えグッズでもお馴染みの抱き枕なのかもしれないです。

一般的に抱き枕というと、I字型というか縦に細長い棒状タイプという印象もあるのですけど、それ以外の形状として・・

〇足を絡ませやすいL字型の抱き枕

〇体に気持ちのいい感触を与えるグネグネ型の抱き枕

〇インテリアや飾りにも使える人形やキャラクター物の抱き枕

など形だけでも多くの枕があります。

かわいい美少女の抱き枕というヘンな先入観があるせいで(?)、抱き枕というとキモいとかヘンタイとかアニメオタクみたいな
イメージもあるのかとは思うのですけど、実はなのですけどこの抱き枕には様々な効能があったりもするのです~♪

なによりもあんなかわいい美少女キャラ達と共に眠りにつくこと自体が一つの夢でもありリラックス効果をもたらしているのかも
しれないです。

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東方のさとり様の抱き枕

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東方の咲夜さんの抱き枕

抱き枕自体を何となく敬遠している方も多いかと思いますが、実は非常に優れた効果もあったりします~♪

抱き枕にはいくつものメリットがあります。


1.安心感
2.血行促進
3.いびき対策
4.メラトニンの分泌
5.不眠症の改善
6.暑さ対策
7.妊婦の痛み軽減

1の安心感というのは、「ゆかりん大好き! ゆかりんとずっと一緒にいたい!」というある意味ヘンな(?)妄想の具現化という
意味での安心感ではなくて(汗・・)
抱き枕を抱いて寝るときの姿勢が、私たちが胎児のときの姿勢と似ているという意味での安心感なのだと思われます。

2の効能はもしかして最大の効能と言えるのかもしれないです。
健康的な人は平均で1日に20回の寝返りをうちます、寝返りをうつというのはその分結構なエネルギーを使います。
抱き枕があることによって、眠るときにとることのできる体勢のバリエーションが増えるので、
たくさんの回数の寝返りをうつ必要もありませんし、寝返りだけでは解決できないような体勢の偏りも解決できたりもします。

3のいびき対策というのも実に魅力的ですね!
私自身はいびきをかく事はないのですけど、社内旅行等の旅行に行った際の同室の人のいびきには困ったことが
皆様にだって一度や二度はあるのかと思われます。
いびきは気道が狭くなることによって起きます。
いびきを解決するには気道を狭くしないようにする事が求められます。
その方法の1つが「横向き」に眠ることです。その横向きで眠ることを補助するこれ以上ないアイテムが抱き枕です。
抱き枕を抱くだけで、自然と横向きで眠ることになるので、いびきをかきにくくなります。

4のメラトニンというのはリラックス効果を期待できるホルモンの一種なのですけど、抱き枕による安心感・リフレッシュ感で
このメラトニンの分泌が増えるとも言われているそうです。
5に関してですけど、不眠症の対策として「最も眠りやすい体勢」を自らが認識するというのがあるのですけど、
一般的に寝る体勢というと、仰向け・うつぶせ・横向きがありますが、この三つだけでは少なすぎて
自分に合った眠りやすい体勢というのが見つからないという事も多々あると思われます。抱き枕を使って寝る事で
自分に合った眠り方というのを新発見する事も実は多いというのが抱き枕体験者の声として実は多かったりも
するとの事です。

精神的な面から肉体的な面に至るまで、抱き枕は良い影響をもたらしてくれるのだと思います。

抱き枕を使う方が眠りやすいというのであれば、それだけでも抱き枕を使う価値は十分にあると思われます。

抱き枕というのは決して「萌え要素アイテム」だけではないという事なのだと思います。

でもそうは言っても上記の素晴らしき寝具としての効能に+αする形で「萌え要素」が加われば最高ですよね!

そうした意味においては上記の東方キャラの抱き枕はすてきですし、さとり様や咲夜さんとリラックス効能と萌え要素を
楽しむというのも最高だと思います。

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艦これの翔鶴お姉さまの抱き枕

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 ↑
艦これ・大鳳の抱き枕

東方キャラもすてきですけど艦娘たちの抱き枕カバーも素晴らしいです!

ただアズールレーンキャラは艦娘以上にダイナミックスボディの皆様たちばかりなので、さすがにアズールレーンキャラは
夜の寝具としてはちょっとヤバいのかもしれないです・・


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ここから先はdream fantasy2
アミグリさんが過去に描かれたすてきな絵の転載&ご紹介コーナーです。
今回は枕がテーマになっていましたので、アミグリさんが2009年10月に描かれた「セーちゃん抱き枕」を転載&ご紹介を
させて頂きたいと思います。

セーちゃんとは「Axis powers ヘタリア」に登場するキャラクター「セーシェル」の愛称です。

セーちゃんは、黒い長髪に茶色の目を持つ褐色肌の南国少女で、おさげにつけた赤いリボンが特徴の
とってもおおらかな女の子です。
普段は魚とって寝て、観光案内して歌って寝て、イギリスにいたずら電話をかけるのが大好きという設定になっています。

一般的にアニメ作品の抱き枕のデザインはかなりエロっぽい要素が満載という感じでもあるのですけど、
アミグリさんがデザインされたこの「抱き枕セーちゃん」はそうしたエロっぽい要素ではなくて、むしろ清楚な感じが
伝わってきますし、いたいけな感じとか真面目な感じがとてもよくにじみ出ていると思います。
そして同時に、抱き枕だけど「思いっきり抱き枕としてぎゅぎゅっーと抱きしめてあげたい!」と思わせてしまうとても
清楚な作品であるとも感じたりもします。

アミグリさんは、2009年10月の掲載時に「タイトルホイホイ」という言葉を使用されていましたけど、
これってよく分かりますよ~♪
タイトルホイホイとは、その表題に釣られる形で思わずその内容とか掲載画像とかをついつい見てしまうという意味なのですが、
確かに「抱き枕セーちゃん」な~んていう素敵なタイトルがつけられていて、
こんなに可愛くて思わず抱きしめてしまいたくなるようなこんな可愛い抱き枕セーちゃんがいたら、
どんな方でもマジマジとこのアミグリさんが描かれた「抱き枕セーちゃん」に見入ってしまいますよね~♬

右手と左手の指をクロスさせて握りしめているのも赤いリボンも片足だけ曲げているのも
とっても可愛いですけど、やっぱり思わずついついぎゅぎゅっと抱きしめてあげたくなってしまうような
抱き枕セーちゃんなのだと思います。

上記のアミグリさんが描かれた抱き枕セーちゃんの権利の全ては、抱き枕セーちゃんの絵師様であるアミグリさんに
帰するものであり、当ブログにおける転載とご紹介は事前に全てアミグリさんからご了解を頂いたものであり、
アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

アミグリさん、いつもすてきなイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!

皆様の中で「こんなにもかわいい抱き枕セーちゃんを描かれる人のブログってどんなもんなのだろう? 」などと興味がある方は、
是非是非アミグリさんのブログ dream fantasy2を ご覧になって頂きたいと思いますし、 宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログdream fantasy2 に一度お越しして頂けると
アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私もとってもとっても嬉しいです!

アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!

アミグリさんのpixiv

抱き枕でも普通の枕でもとにかく夜はぐっすりと眠りたいものですね~♪


文明堂と聞いて「ああ、あの天国と地獄のカンカン踊りをBGMにした昭和レトロなカステラのCMの会社ね・・」と
感じる方は立派な関東の昭和育ちなのだと思います。
オッフェンバックの喜歌劇「天国と地獄」(地獄のオルフェス)は冒頭部分とかクラリネットの華麗なカデンツァの部分や
美しい中間部のメロディーを耳にした事がないと感じる方でも、ラスト近くの「カンカン踊り」は、
クラシック音楽をほとんど聴かない人でも一度は必ずどこかで聴いたことがあるはずの非常に馴染み深いメロディーだと
思います。
昭和の頃の運動会やパチンコ屋さんのBGMとしては定番の音楽の一つだったと思います、
そして前述の通り、文明堂のカステラのCMで使われるあの曲(カステラ1番、電話は2番……)といえば、
「ああ、あの曲ね・・」とピンと来られる方も多いのではないかと思います。
(アニメ「響け! ユーフォニアム第一期第一話にても麗奈と久美子の中学時代の回想シーンとして、中三の時の自由曲が
この「天国と地獄」序曲ということで登場していたりもします~♪)

文明堂の始まりはカステラの本場・長崎で創業者中川安五郎が起こした菓子店・文明堂総本店ですし、
カステラとしては相当な歴史と伝統のある老舗という印象もありますので、
カンカンダンスを踊るクマの操り人形のテレビコマーシャルとそのCMで流れるオッフェンバックの天国と地獄序曲にのせた
ひばり児童合唱団による「カステラ一番、電話は二番、三時のおやつは文明堂」というCMソングの歌詞は全国の誰もが
知っているみたいな印象もありがちですけど、
実はあのCMは関東地方の文明堂の販売会社数社が共同で制作したものなそうでして、
あの歌詞を使用しているのは関東のみなそうでして、
関東以外の他地域では「3時のおやつ」のフレーズを使用していないため、
「3時のおやつは?」と子供達に尋ねて「文明堂」と答えが返ってくるのは関東地方の子供達だけというのは今でも
変わりがないそうです。
ちなみに文明堂総本店がある長崎県ではそのCM自体全く流れないため長崎では知らない人が多いそうです。

さてさて、そうした文明堂と言うとやはり一番馴染み深い商品は「カステラ」と言えるのかもしれないですけど、
他にも例えばどら焼きなどすてきな和菓子もたくさん取り扱いがされています。

先日なのですけど、大のカステラ好きでファミマの期間限定クーポンを入手したうちの奥様が交換した商品の一つが
その文明堂のどら焼きであったのですけど、このどら焼きは普通の店舗で販売されている標準仕様のどら焼きではなくて、
「至匠のどら焼き」という一つ600円近くの超高額和菓子でありまして、その味わは格が違うとしか言いようがないほどの
超高級和菓子といえそうです。
うちの奥様が購入していたのは一箱6個入りで4100円程度の商品でしたので、どら焼き一個当たり実に600円超という
とてもじゃないけど普段だったら絶対に購入しないどら焼きといえそうです。

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1900年に長崎に誕生した文明堂さんは約120年間、素材の吟味を大切に伝統の技を守りおいしいお菓子作りを続けています。
そしてこの「至匠のどら焼き」は通常のどら焼きより卵黄を増やし、和三盆糖を加えてふんわりと焼きあげた生地で、
北海道産小豆を煮込んだ粒餡を挟み、しっとりとした皮によく馴染む餡のハーモニーともいえそうです。

そしてこの「至匠のどら焼き」」ほど日本茶とよく合う和菓子は無いとすら感じてしまいます。

過去記事で何度も書いている通り、舌は全くの鈍感でカップラーメンも一杯1500円の高級ラーメンも
回転寿司も回らないお寿司もその違いがほとんどわからない私のこの愚鈍な舌ですら普通のどら焼きと
この「至匠のどら焼き」」の違いはすぐに分かるほどですから、違いは一目瞭然なのだと思います。

餡の違いと言うよりはなめらかで少しぬるーっとしたようにも感じられるしっとりとした皮が大変印象的で、
このしっとりとした皮を一度食べてしまうと正直その後どんなどら焼きを食べたとしても「美味しくない・・」とすら
感じてしまう程のなめらかさがあると実際に実食してみて感じたものでした。

文明堂の「至匠のどら焼き」は完全受注生産で店頭での取り扱いは無いそうです。

ネットで購入すると、6個入り→4100円  10個入り→5500円 あたりが一般的な価格ですので、
10個入りを購入した方がお得なのかもしれないですけど、
さすがに普段一つ550~600円以上のどら焼きを食べる訳にはいきませんからね・・

さいたま市桜区にも文明堂の工場があり、敷地内にアウトレットの販売所がありましたけど、確かここの販売所にも
この「至匠のどら焼き」は扱いがなかったと思います。

たまにぜいたくな気分を味わいたい時とか自分へのご褒美の際にはこのいつもとは違う一つ600円前後の高級和菓子で
少しリッチな気分を味わうのもすてきな事といえそうですね~♪
「ラーメン大好き 小泉さん」ではたくさんのすてきに美味しそうなラーメンが登場していました~(^^♪
どちらかというと醤油ラーメン・とんこつラーメンが小泉さんのお好みなのかな・・?と感じられもしましたけど、
小泉さんはトマトラーメン・激辛ラーメン・紫色のラーメン・ミドリムシラーメン等の変化球ラーメンもかなり積極果敢に
食べているシーンが何度もありましたので、要は小泉さんはとにかく「ラーメンが大好き!」という事なのかも
しれないですね~
「ラーメン大好き 小泉さん」の中ではあまり味噌ラーメンが登場していなかったのは少し意外な感じもありましたので、
もしかしたら味噌ラーメンは小泉さんの中では「ちょっとパス・・」という感じなのかもしれないです。

ちなみにですけど、私自身がラーメンで特に大好きなものというと、とんこつ・あっさり醤油・タンメン等も
捨て難いですけど、やはりあっさり系の鶏系塩味ラーメンなのかもしれないです。

小泉さんの髪の色は公式ではラーメン色と設定されていますけど、実際はどう見ても金髪だと思います。

鶏系塩味のラーメンというとさっぱり・すっきりの味に加えて見た目のあの透明感溢れる黄金色と言うのは
最近では、あのスープの黄金色を見ると小泉さんの金髪をついつい思い出したりもしますね。

本記事においては、マルちゃんの麺づくりシリーズの中から定番中の定番の鶏だし塩という美味でスープが
透明感溢れる黄金色のカップ麺についてちょい足しの「鶏天」と合せて簡単にレビューさせて頂き、
「ラーメン大好き 小泉さん」第11話の中でも
鶏ラーメンが登場していましたので、この11話について簡単に振り返りを軽くさせて頂きたいと思います。



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マルちゃんの麺づくりシリーズの鶏だし塩の命綱というのか最大の勝因はスーブの美味しさに尽きると思います!
スープのあの雑味の無い澄んだ味は、あっさりしているけどしっかり鶏ダシの風味が感じられ上品な感じの塩ラーメンという
印象が強いです。
こってりとんこつの味に慣れた人の感覚では「ものたりない・・」とか「薄味なのでは・・」と感じるのかもしれないですけど、
「薄くもなく濃くもなくどちらかと言うと薄味」という感じの絶妙な濃さと味のバランスの融合が図られていると思います。

細麺のちぢれ麺となっていますけど、縮れているから塩味が絡みやすいという事なのだと思います。

やっぱり鶏をベースにした塩味は美味しいですね~♪

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マルちゃんの麺鶏だし塩は具材はしょぼいので何かトッピングしたいなーと思い、スーパーの店内を見ていたら
いいものがありました。
何かというと「鶏天」というか鶏の天ぷらです。
鶏天はどちらかというと西日本の食べ物というイメージもありましたけど、最近では関東でも普通にみられるようになり、
鶏のから揚げと並んで鶏関連としてはスタンだ度になってきていると思います。

鶏の揚げ物というと、鶏のから揚げもとり天もありますし、更にいうと鶏の竜田揚げも「鶏肉に衣をつけて揚げた料理」
だと思いますけど、見た目も味もそれぞれ違います。

唐揚げ、竜田揚げ、とり天・・
鶏肉1つでこれだけたくさんの揚げ物があるというのはやはり日本料理は奥が深いと思います。

というかそもそも論になってしまいますけど、鶏のから揚げととり天ってどこが違うのでしょうか・・?

私的には下味や材料の違いなのかな?と感じ、その違いとして

1.とり天は胸肉、から揚げはもも肉を使用する

2.とり天は下味が酒・塩こしょう・ショウガ等を使用し、から揚げはにんにく・生姜・醤油・酒・ごま油などを使用する

3.とり天は酢醤油たれや天つゆなどを付けて食べるけど、から揚げは何も付けないでそのまま食べる

と思ってはいたのですけど、正解はどうやら、鶏天→小麦粉を水で溶いたものを衣にして揚げる。
から揚げ→小麦粉をそのままつけて揚げる。
と言った感じらしくて、 下味や材料の違いなどはんまり関係はないとの事らしいです。
単純に 「揚げ方」の違いだなそうです!
ちなみにですけど、竜田揚げは片栗粉のみを衣にしてそのまんま揚げる料理です。

揚げ方一つでこんなにも味とか食感に違いが出るものですから、料理は奥が深いものですね。

この鶏天をマルちゃんの麺づくりシリーズの鶏だし塩の上にトッピングすると、鶏天の衣にこのおいしいスープが
染み込み、鶏天自体がとてつもなく美味しさがマシマシになりそうです~♪

鶏のスープに鶏の具材は同じ素材ということで相性も申し分ないと思います。

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東京では主に大澤悠を相手に小泉さんのラーメンうんちくは続いていましたけど、大阪円生編では悠の従妹の絢音に対して
小泉さんのラーメンうんちく話が展開されていきます。
やっぱり小泉さんはラーメンに対してだけは誰かに語りたがっているのかもしれないですね~

小泉さん : 大阪は鶏白湯や塩などのホワイトもアツいんです

絢音 : なんや知らんけどいろんなラーメンがあるんやなあ

小泉さん : 強火で長時間煮込む白濁のスープを白湯。弱火で温度を保って煮込む透明のスープを清湯と呼びます

絢音 : なるほどなあ…東京の高校はそんなことも教えてくれるんかー

小泉さん : 学校で習ったわけでは…

それにしても小泉さんがラーメンにはまったきっかけとか果たしてラーメンに対する知識のその豊富さは小泉さんは
一体どこで学んでいったの等は、絢音でなくても私もとっても興味津々であったりもします。

小泉さんが大阪で食べていた鶏白湯のトロトロホワイトスープや鶏肉をメインに使用した透明感あふれる
ラーメンスープはとっても美味しそうでしたし、小泉さんがわざわざ大阪遠征を敢行した理由を立証しているようにも
感じたものでした。

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絢音 : おー!これは綺麗なスープやなあ!野菜と鶏の旨味が全身に染み渡るぅ…
おぉ…!きらめく塩スープ!

小泉さん : 二種類の地鶏チャーシューも…絶品

絢音 : めっちゃ美味いやん!なんなんこれ!トロトロやなあ!

小泉さん : 静かに食べて下さい

絢音 : あーお腹いっぱい。まさか昼だけで四杯いくとは・・

そしてこの後は言うまでもなく絢音と小泉さんは「ふはーー」となってしまいます・・(笑)

九州はとんこつラーメンの牙城ですし、名古屋は名古屋コーチンに示唆されるように鶏ラーメンの一つの拠点なのかも
しれないですけど、そうした意味では大阪のラーメンと言うのはその中間みたいな位置づけなのかもしれないですね。
小泉さんは大阪でもラーメンを美味しそうに食べまくっていましたけど、その中では特に鶏ラーメンのとろとろ感とか
透明なスープがとっても美味しそうでした~!

小泉さんは大澤悠に対しては「お断りします」とか「よくそんな認識で生きて来れましたね」とか「人類愛よりも麺類派です」等
捉え方によっては結構辛辣な言葉を炸裂していましたけど、
絢音みたいな年長者に対しても小泉さん自身は遠慮は一切無しという感じてもありましたね~
だけど絢音は根っからの大阪のおばちゃん・・じゃない関西のすてきなお姉さまでしたので、小泉さんみたいな小娘から
何言われても馬耳東風~みたいな雰囲気だったのも楽しかったです。

そして絢音と小泉さんはわずか半日程度でラーメン6杯を平らげていました・・

それにしてもカップ麺も含めて鶏ラーメンというのはすてきな美味しさに溢れていると思います!!

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ここから先はdream fantasy2
アミグリさんが描かれたかわいい絵の転載&ご紹介コーナーです。

今回ご紹介させて頂く作品は、「え・・どうしてこの流れでルーミアなんだ・・?」と思われる方も多いのかとは思うのですけど、
その理由を明らかにしたら、皆様の反応は「そーなのかー」となってしまうのかな・・?
小泉さんとルーミアのすてきな共通点と言うとやはりあの鮮やかでかわいい金髪なのだと思います!
(ちなみに「ラーメン大好き小泉さん」の公式では小泉さんの髪の色はラーメンの麺色という設定になっています)
もしもですけど小泉さんのあのすてきなうんちく話をルーミアが聞いていたとしたら
やはり「そーなのかー」と言うのかもしれないですね・・
本記事のテーマは鶏でもありましたけど、鶏とひよこは「卵が先か鶏が先か」という点では切っても切り離せない関連も
ありますので、アミグリさんの描かれたひよこルーミアはテーマ通りなのかもしれないですルン~♪

上記のひよこルーミアは、アミグリさんが2014年5月に描かれた「ぴよぴよルーミア」です。

この作品はひよことルーミアのすてきなコラボで、ルーミアも可愛いですけど、ひよこちゃんもとっても可愛いと思います。

ひよこちゃんが一羽びょこんとルーミアの頭の上に乗っかっている構図がとっても愛らしいです!
ルーミアだったら、たとえ思いがけずにひよこが自分の頭の上に乗っかってきても気づかず、
周囲の妖怪たちからそれを指摘されてはじめて「そーなのかー」の気が付くのかもしれないですね・・・

このルーミアのほのぼのした雰囲気がとても自然ですてきだと思います。

ひよことルーミアという意外すぎる組合せを思いついてしまうアミグリさんの発想の柔軟さは
お見事!としか言いようがないと思います。

アミグリさん、本当にいつもすてきなイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!

皆様の中で「こんなにもかわいいひよこルーミアを描かれる方のブログってどんなもんなのだろう? 」などと興味がある方は、
是非是非アミグリさんのブログdream fantasy2を ご覧になって頂きたいと思いますし、 宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログdream fantasy2に一度お越しして頂けると アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私もとってもとっても嬉しいです!

アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!

アミグリさんのpixiv

それにしても鶏やラーメンの世界は奥深いものですね~♪


「ラーメン大好き小泉さん」原作漫画第8巻~第59杯目・ラーメンショーのワンシーン
(私の地元でもある埼玉県川口市に悠や小泉さんたちが訪れてきてくれていました~♪)

「ラーメン大好き小泉さん」の舞台は東京都内で、悠や小泉さんたちが通う高校はおそらくは荻窪・阿佐ヶ谷・吉祥寺辺りの
中央線沿線だと推察されますし、小泉さんが食べ歩くラーメン店は基本的にはほとんどが都内のお店であったりもしますけど、
たまにですけど、大阪・名古屋・山形・飛騨高山・岩手などの遠征編もあったりします。

私が住んでいるのは埼玉県ですけど、今現在で小泉さんが埼玉までラーメンを食べに来たのはおそらくは2回に留まって
いると思われますが、そのうちの1回はつけ麺編での川越遠征であり、あと一回が川口市ということで、
私の地元でもある埼玉県川口市に悠や小泉さんたちが訪れてきてくれていたのは川口在住の小泉さんファンにとっては
感涙モノといえそうです~♪

「ラーメン大好き小泉さん」原作漫画第8巻~第59杯目に登場していたラーメンショーは2009年から毎年開催されていた
イベントであり、厳密に書くと「東京ラーメンショー」といって、東京・駒沢オリンピック公園にて開催されている
日本最大級の野外ラーメンイベントと言えそうです。
コロナ禍の2020~21年の二年間は中止を余儀なくされていましたけど、昨年・・2022年は3年ぶりに開催され、
イベント名を「東京ラーメンフェスタ」と改称して開催されていました。
そこでは毎年毎年全国通津浦々からヴァリエーション豊かなラーメン店が多数出店し、多彩なメニューを展開し、
有名店同士のコラボメニューなどここでしか食べられないラーメンが多数存在していたのも人気の秘密ともいえますし、
まさに一年に一度のラーメンの祭典ともいえそうです。

原作漫画においては悠・中村美沙・潤、そして今やすっかりレギュラーメンバーとして定着している及愛ちゃんも
この東京ラーメンショーに駆けつけおいしいラーメンを食べていましたけど、このイベントにはいうまでもなく
小泉さんも訪れていて名店のおいしいラーメンを何杯も完食され「ふはー」とされていました~♪
小泉さんはこの東京ラーメンショーについては「ラーメンショー終了後もガイドブックをもとに出店したお店を訪ねてラーメンを
食べたり、はたまたそのお店の周辺のラーメン店を探索するのが楽しみの一つ」とも述べられていて、
実際に小泉さんは東京ラーメンショー終了後には京都にまで遠征に行かれ、京都のおいしいラーメンを堪能され、
直後に東京・埼玉のラーメン店を食べ歩きされていました。

小泉さんは埼玉においては川越でラーメン歩きを堪能され、そして埼玉県川口市を訪れてひつまぶしと塩ラーメンのセットを
堪能されていましたけど、そのお店には悠・潤・乃愛ちゃんも来ていました。
(果たして悠は小泉さんとに遭遇することはできたのかは漫画では明らかにされていませんでしたけど、もしも悠が
小泉さんとばったり遭遇したら例によってストーカー?と化すか感涙してしまうのかもしれないです)

漫画では川口駅東口の風景やそごうの建物が描写されていましたけど、この回が連載されていたのは2019年という事もあり、
実は川口そごうはそれから間もなく閉店され、2023年現在はテナントが一つも入っていない空虚ビルと化しています・・
(2021~22年のコロナワクチンの集団接種会場として一階部分が使用されていたこともありました)
かつては川口駅前のシンボル的存在がこうやって閉鎖されガランとしている光景を目の当たりにしてしまうと
寂しさは感じたものでした。

川口駅前というと20世紀頃には駅前に丸井とそごうがあったりして、当時は
「埼玉県内にて駅前にそごうとと丸井があるのは川口と大宮だけ~、埼玉の県庁所在地の浦和には丸井はおろかそごうすら
ないからね~」と浦和こきおろしネタにも使用されていたものの、時代の変遷には逆らう事が出来ずこうやって両店ともに
川口駅前においては既に閉鎖というと寂寥感は感じずにはいられないです。
もっとも川口駅前はその後再開発がかなり進展し、旧・サッポロビール工場跡地にはアリオ・movixなどの巨大複合商業施設が
出来、駅前にもキュポ・ラなどいくつか商業施設も開業し、正直20世紀の頃の川口駅前の面影はあまりないです。
それと以前から老朽化が問題になっていた川口市役所も2020年に無事に建て替えが完了し、市役所近辺の再開発も
着々と進行しているようです。
川口のアニメイトは以前は駅前から離れた場所にありましたけど、最近駅前に移転したことも
利用しやすくしなりました。
(品ぞろえに関しては大宮店には負けてしまいますけど・・)

川口というと東京都に隣接しているという事もあり、京浜東北線や南北線(埼玉高速鉄道)という交通アクセスが良いこともあり、
今現在も巨大タワーマンションの建設は進行していますし、そのせいもあり人口がコロナ禍下でも少なくなることは一度もなく
毎年毎年増え続けているというのもすごいものがありそうです。

埼玉県川口市というと、「本当に住みやすい街大賞2020」においてまさかの?1位を獲得したものですけど、この大賞は
国内最大大手の住宅ローン専門金融機関が、
理想ではなく実際にその地域で“生活する”という視点から選定したランキングであり、
1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)の街を対象に、住環境・交通利便など5つの基準を設定し、
住宅や不動産の専門家による審査のもと「川口」が第1位に選定されました。

川口が1位になった理由として挙げられていた事は・・

◦銀座通り商店街の再開発が進行中、2023年には商業施設を含む地上29階の複合タワーマンションが完成予定、
今後の更なる街の発展が期待できる
◦浦和や大宮駅に比べ東京都心に近いわりに、地価や物件価格がリーズナブル
◦新宿駅まで25分・池袋駅まで20分、東京・品川・上野・横浜にも乗り換えなしでアクセス可能、周辺沿線の駅に向かうバスも
複数運行されており交通至便
◦川口西公園・リリアパークなど公園が点在してあり、ファミリー層が楽しめる環境が整っている
◦駅周辺に「アリオ川口」・「キュポ・ラ」などの商業施設が充実、「ララガーデン」などのショッピングモールも利用でき
日常の買い物に便利

といった事でした。

言われてみると確かに納得・・という感じです。

川口は都内に比べるとまだそれでも物価はが安いし、川口駅前は再開発が急ピッチで進み街全体がとてもおしゃれ
で洗練されつつあるようにも感じられます。
何よりも前述のとおり、交通アクセスが申し分なく、池袋にも15分程度で行けますし、
京浜東北線一本で、秋葉原・上野・東京・品川に行けるのも魅力だと思います。
そして川口市に限らず、埼玉県全体がどちらかというと昔から天災といった自然災害に強い街であり、2020年の2度に渡る
大きな台風襲来の際も他県に比べると埼玉県全体の被害は格段と小さかったという事も、
むしろこれから更に埼玉エリアが人気が出そうな要因にもなりそうな予感もあったりします。
(それだけに川口駅前の「そごう」の撤退は残念ですね・・)

埼玉県川口市というと他県の皆様の感覚だと「どこにあるの?」とか「聞いたことが無い」というものなのかも
しれないですけど、昭和の戦前生まれの皆様ですと
「川口というとキューポラ、吉永小百合の映画の舞台になった街じゃん」と言われる方も結構多いのかもしれないです。
埼玉県川口市に通算26年近く住んでいる私的には、
「川口と言うと荒川を超えると北区赤羽だし、ほとんど東京都内と地理的には同じようなものだし、もしも東京に24番目の区を
制定する場合、川口市が最適候補なのかも~!?」とすら感じております。
川口は東京都心へのアクセスがよく便利な街であり、川口駅を起点に考えると池袋は15分程度、新宿は22分程度
秋葉原も25分程度で着いてしまいますし、車でも外環を利用すると千葉にも都内にもあっという間に出てしまうという感覚も
ありますし、日本全体では人口減少が着々と進展している中で、川口市の人口は毎年毎年増加の一途を辿っていますし、
その人口構成も20~40歳の若い世帯が占める割合が多いというのが特徴でもあります。
そしてここ数年はよく全国ニュースでも取り上げられますけど、中国・インド・東南アジア・中近東等の外国人の方の人口も
かなり増えていると言えますし、例えば川口芝園団地のようなUR賃貸物件においては、団地全体の中でも外国人の割合が
5割を超え、今現在も試行錯誤を繰り返している最中ではありますけど、外国人と日本人の融合を前向きに積極的に図っている
印象もあったりします。

私が1984年に東北の田舎の地を離れ関東で最初に一人暮らしを始めた街は実は埼玉県大宮市(現・さいたま市大宮区)でしたけど、当時初めて川口駅周辺を訪れた際の印象は、西口は薄汚れた酒場と工場しかなくて
東口にはなぜか丸井があるけど全体的にはゴミゴミとした街という印象がありました。
川口というと昔から「鋳物の町」と言う事でキューポラや古くからの町工場がある街と言う事でモノづくりが大変盛んな町
だったのかもしれないですけど、
バブル期以降、そうした町工場にどんどん地上げが進行し、町工場やキューポラがどんどん消失していき、
結果的に今現在の川口駅周辺は超高層タワーマンションが立ち並ぶおしゃれな町にいつの間にか変貌したと
言えるのかもしれないです。
(川口駅周辺の超高層タワーマンションは、窓から見える風景として荒川のウオーターフロントや都内の夜景も味わえる
という事で人気があると言えます)
西口は川口リリアというパイプオルガンで有名な音楽ホールが完成した事で急激に町全体が綺麗になり、
東口はそごうが出来て以降急激に再開発が進み、更に以前あったサッポロビール工場が
イオンの総合超大型商業施設が完成して以降、劇的に町全体が変化したというイメージもあります。

話がなんだかそれてしまいました・・

「ラーメン大好き小泉さん」に話を戻しますと、悠たちやそれとは別行動の小泉さんが東京ラーメンショーのガイドブックに
記載され興味をひいたラーメン店の埼玉県川口市のラーメン店というのは川口駅東口にある
塩そばとひつまぶしのセットが食べられるお店、「竜葵」(ほおずき)というお店でした~♪

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竜葵さんの塩そばとひつまぶしセット

ひつまぶしに関しては、カウンターのところに食べ方ガイドみたいなのが貼ってあり、
それによると、最初の一口は鰻丼的に頂き、次に塩そばのスープやお好みの薬味、ぶぶあられを投入して
「ひつまぶし」として食べるのが宜しいようです。

当時のセットのお値段は確か1000円+消費税だったと思いますが、最近のあの物価高騰の中ではあのセット価格は
どうなっているのかはちょっと現状はわからないです。

また時間がある時にでも食べに行って小泉さん同様に「ふはー」としたいものです。

さてさて、上記でひつまぶしの事が出てきましたけど、この記事をご覧いただいている皆様の中には
「どうして川口・・というか埼玉でうなぎとラーメンのセットが出てくるの・・? うなぎというと浜松じゃん」と感じられる方も
多いと思うのですけど、実は埼玉はうなぎが隠れた名物でもあったりします。

当ブログの管理人は埼玉在住ということもあり、よく埼玉自虐ネタとして「埼玉は名物も名菓も観光地も何もないない、
何もない県」と記すことは多々あるのですけど、
実は埼玉は知る人ぞ知る話なのかもしれないですけど、鰻が名物となっていて、例えばさいたま市においても
コロナ禍の昨年と一昨年は別にしても毎年のように「さいたま市浦和うなぎまつり」というイベントも開催されていたものでした。
この記事をご覧頂いている皆様の中には「埼玉って海が無い県なんでしょ・・? どうして鰻が名物になっていて
鰻をテーマにしたお祭りが開催されるの・・?」という疑問がある方もいらっしゃるとは思うのですけど、
実は海が無い埼玉県なのに、昔からうなぎは結構有名というのか浦和名物でもあったりもします。
「どうして海が無い埼玉県にうなぎが名物なの・・!?」と思われる方もいると思いますが、
江戸時代、浦和には別所沼等の沼地が多く、魚釣りなどを楽しむ行楽客で賑わい、
中山道を行き来する旅人たちに舌つづみをうたせたのが実はうなぎでした。
私も最近まで知らなかったのですけど、実は、浦和は、うなぎの蒲焼発祥の地であったりもするそうです。
江戸時代から200年以上経った今も、さいたま市では旧浦和市域を中心に多くのうなぎ料理の専門店が営業しています。
そう言えば、旧中山道には今現在でも結構な数のうなぎ屋さんが立ち並んでいます。
その関係かどうかは分かりませんが、浦和から結構離れた蕨近辺にも、何店かうなぎ屋さんはあったりします。

小泉さんがわざわざ埼玉までうなぎというかひつまぶしを食べに来られたのも当然なのかもしれないですね~♪
東方Projectの世界は幻想郷を舞台に、人間・鬼・妖怪・亡霊・幽霊・妖精・妖獣・天狗・吸血鬼・天神・女神様・貧乏神・
疫病神・閻魔様・天人・神々たちなどたくさんの種族たちが登場していますけど、
実は意外と日本古来の古典をベースに形成されている作品も幾つかあったりします。
その代表例が「竹取物語」の東方永夜抄と「一寸法師」の東方輝夜城と言えるのかもしれないです。
「東方深秘録」のメインモチーフは都市伝説でもあるのですけど、それも見方を変えると昔のお伽話を
現代風にアレンジしたものが都市伝説と言えなくもありませんので、
あの作品は意外と東方古典シリーズみたいな側面もあるのかもしれないです。

「竹取物語」が直接作品に反映されたものが言うまでもなく「東方永夜抄」であるのですけど、ここから派生した話として、
東方儚月抄もそうだと思いますし、東方紺珠伝もそうですし、
上記で東方深秘録の事を記しましたけど、東方深秘録~東方紺珠伝~東方憑依華の一連の作品は実は
かなり密接した関連性がある事は当ブログでも過去の記事で既に散々取り上げさせて頂いた通りではありますが、
そうやって考えてみると東方の世界を振り返ってみると「月の民」たちの存在と言うのは
東方の世界にかなり深い影を落としているという事なのだと思わずにはいられないです。

そして東方の世界で「竹取物語」というと真っ先に連想されるのは言うまでもなくかぐや姫がモチーフになっている
蓬莱山輝夜であるのですけど、輝夜と並んで大きなウェイトを占めるのが藤原妹紅だと思います。
そして古典の竹取物語においては、藤原妹紅の父親が結構重要な役割を担っていたりもします。

竹取物語の話の中で、かぐや姫に求婚をしたもののかぐや姫から地上では入手困難な贈り物を
プロポーズの代償として要求する話が出てきていましたが、
妹紅の父親のとある貴族もかぐや姫(蓬莱山輝夜)に求婚し、要求された「蓬莱の玉の枝」を苦心して用意したものの、
輝夜にそれを偽物扱いされて恥をかかされてしまい、それ以来妹紅は輝夜を目の敵にしているという背景があります。
父親が輝夜に大恥をかかされたため輝夜を恨むようになった妹紅なのですけど、
月からのお迎えの使者が来た事により、妹紅をはじめ地上の人間は輝夜は月に帰ったものと思い込んでしまいます。
(実際は永琳が月の使者を全員殺してしまい、永琳と輝夜はそれ以降はずっと地上の世界に居続けたという
事に気が付くのは、妹紅が幻想郷に流れ着いた以降のお話と言うのも気の毒な感じもあります・・)
妹紅は、せめて何か輝夜が困る事をしてやろうと思い立ち、
輝夜が帝と竹取の翁に贈った蓬莱の薬の強奪を計画する事になります。
この強奪計画も色々あり、富士山の噴火を鎮める女神「木花咲耶姫」によって富士山で薬を燃やすことは禁じられ、
護衛の兵士達全員を殺されてしまい、その時激情のあまり、後先の事を考えずにやけになってしまった妹紅は、
一時の感情というのか咄嗟の思いつきで、瞬間的にその蓬莱の薬を飲みほしてしまいます。
要は、魔が差したという事なのだと思います。
結果的に一瞬のそうした行為が未来永劫自分を苦しめる事になってしまうなんて、
その時点の妹紅は想像もしていなかったという事なのだと思われます。
事実、「東方永夜抄」の小説版において妹紅は「当時の自分の幼稚な意地だった」と自分の心境を告白しています。

不老不死になった妹紅はまったく成長しないことを周囲の人間に訝しがられるのを嫌い人目を避けるようになります。
一つの場所にとどまることができなくなり、何不自由なく暮らす事のできた貴族の娘から
妖怪退治を生業としながら妖径のように孤独な流浪生活を送るようになり、
そして行きついた先が幻想郷の世界であり、そこで妹紅は輝夜と再会を果たす事になるのです。
不老不死になったばかりの頃の妹紅でしたら、輝夜を見た瞬間に「こいつ、ぶっ殺す!」みたいな感覚に
陥ったのかもしれないですけど、「時間」がそうしたわだかまりを解決したと言えるのかもしれないです。
同じ不老不死の境遇である輝夜に対し、「なんだ、こいつも私と同じ境遇で同じ気持ちを持っていたんだ」と
仲間を見つけた様な共感を抱いたと言えるのかもしれないですし、この瞬間を持って二人の「長年の確執」は解消されたと
言ってもいいのかもしれないです。
だけど、不老不死と言うのは同時に退屈な時間の流れでもあるのです。
それからの2人の関係は互いに憎み合いつつも、殺し合うほど仲がいい関係に落ち着いたと言えるのかもしれないです。
「東方文花帖」における文ちゃんと妹紅のインタビュー記事においても、
いつものごとく(?)妹紅と輝夜のバトルが行われている最中に、二人の放つ炎系の弾幕が原因で山火事を起こしてしまい、
慌てた二人が二人仲良く(?)消火活動を行い、文ちゃんから「火事の原因はなんですか?」と突っ込まれても
「若者の煙草の不始末」と誤魔化した挙句、それでも執拗に追及してくる文ちゃんに対して
「火事と言えば炎・・、炎と言えば焼き鳥、カラスのお前も焼き鳥にしてやるか・・」と脅しをかけて文ちゃんを退散させてしまう
妹紅は、さすが伊達に不老不死じゃないという事を示唆していたと思います。

輝夜と妹紅の関係というものは、当初の確執や恨みつらみはあったというものの、二人とも蓬莱の薬を飲み干し
不老不死になった事で無限大の時間を持て余すようになったなったという共通性を持つことで
確かに表面上は顔を見合わせばバトルというのかスペルカードゲームに名を借りた殺し合いをやるのかも
しれないですけど、お互いに「結局はこいつは永遠に死なないから・・」という事が分かり切っていますし、
当初の確執の思い出は「確かに昔はそんな事もあったよね~」という程度に過ぎないと言えるのかもしれないです。

輝夜と妹紅の無限のバトルというものは、一対一の場合もあるでしょうし、中には二対二になる場合もあるかとは
思われます。
二対二の場合、妹紅のパートナーは言うまでもなく慧音なのですけど、輝夜のパートナーは昔だったら永琳でしようけど、
永琳もさすがに寄る年波には勝てない・・という事で、今現在は若くて体力が有り余ってるうどんげちゃんが
最適と言えるのかもしれないです。
うどんげちゃんは、東方深秘録~東方紺珠伝~東方憑依華にてめきめきと頭角を現し実力を付けてきましたので、
妹紅としても退屈しのぎのバトル相手としては申し分ないとにんまりしているのかもしれないでしょうけど、
輝夜と妹紅の確執とか因縁というものには永琳はともかくとして本来はうどんげちゃんは全く関係の無い話なのであり、
いくらご主人からの命令とはいえ、毎度毎度妹紅とのバトルのために輝夜のお伴をさせらけた挙句、
妹紅と慧音とバトルをせざるを得ないうどんげちゃんにとっては、
「ちょっと~、二人ともいい加減してよ~」というのが本音なのかもしれないですね。

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さてさてPS4版のうどんげちゃん追加モードで大変興味深いのはうどんげちゃんが妹紅に対して
まさかの和解勧告を呼びかけている事です!

うどんげちゃんは妹紅に語りかけます。

「今度また永遠亭でお月見するけどたまには遊びに来てみたら?
今度また永遠亭でお月見するけど遊びに来ない?って輝夜様が言っていたよ
色々あって中々来たくないのは判るんだけど、もう時効でも良いじゃない?」とうどんげちゃんが妹紅に直接
語りかけていたのは驚きでした!

輝夜にとって妹紅は(一応は)不倶戴天の敵でありますし、うどんげちゃんにとって輝夜は上司と言うかご主人様でも
ありますので、
妹紅にとってNGワードに近い「輝夜」という言葉を出して
「あれからもう1000年以上の歳月が流れているのだし、輝夜にも妹紅にとっても昔の確執は既に
どうでもいい事になっているのかもしれないから、そろそろお互いに水に流してもいいんじゃないの・・?」と
まさかの和解勧告を輝夜の従者でもあるうどんげちゃんが、輝夜の大敵の妹紅に対して呼びかけているのは
びっくりでしたけど、これは「東方紺珠伝」において早苗さんが純狐とヘカーティア様に対して
「元々の遺恨の根幹にもなっている永遠亭の永琳の所にいってお互いの本音をぶつけあって膝詰談判するのも
いいんじゃないの・・?」と呼びかけているのと似たような感じなのかもしれないです。

うどんげちゃんのまさかの和解勧告と対話の呼びかけは素晴らしいものがあったと思いますし、
ここにもうどんげちゃんの素晴らしき成長があるのかもしれないです。

このPA4版を通してうどんげちゃんは主人公ポジションに近づいているのかもしれない解釈も大いにあると思いますし。
変化を嫌う永遠亭や月の都の月の住民たちに変化をもたらす存在として、今後の活躍と更なる成長が
期待できる存在が今や永遠亭の若きエースと言っても決して過言ではないうどんげちゃんなのだと思います。

そして成長著しいうどんげちゃんだからこそ、従来までの古くからの確執と因縁にとらわれ過ぎている
輝夜と妹紅の毎度毎度繰り広げられるバトルに付きあわされるのがさすがに「ちょっと面倒なのかも・・」と
感じているのかもしれないです。

余談ですけど、深秘録の後の作品の「東方憑依華」においては、果たしてどんな感じで妹紅に接していたのでしょうか・・?
それはOVERDRIVEモード限定のセリフにて表れていました。
深秘録のPS4版にてあれだけ「これだけ長い時間が経過したのだから過去の事は忘れて水に流そう!」と提案してきた
うどんげちゃんだから、例えば「二人で一度富士山や妹紅の父親の墓参りに行くなどして正式に和解のための
何か決着をつけてくれば・・?」みたいな提言をしてくるのかな・・?とも思っていたのだすけど、
考えてみると憑依華のうどんげちゃんは基本的には夢の世界のうどんげちゃんという事で、そこにいるのは
本音剥き出しのうどんげちゃんでありますので、うどんげちゃんは妹紅に対して実際はどのように思っているのかが
判明できますので興味深いものはあったりしたものでした。

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その結果はある意味予想通りの展開なのかな・・?

うどんげちゃんも夢の世界側ならば妹紅も夢の世界側という事で本音でぶつかり合う二人が語っていた事は、

妹紅 : なるほど口だけではなさそうだ

うどんげ : もう時間が無いの! 本気でかかってこい!

妹紅 : よいだろう、一発で決めてやる!

妹紅 : 無限に焼かれろ! 命の炎でな!

やっぱりこの二人は輝夜VS妹紅以上にガチバトルの方がよくお似合いなのかもしれないですね・・

この時うどんげちゃんに憑依していたのはドレミーという事になるのですが、
ドレミーは夢の世界の管理人または支配者という事で、本来でしたら今回のこの完全憑依の異変は
夢側の世界の住人が現の世界に出現し大暴れするという事でドレミーにとっては望ましくない事なのですし、
現の世界の滞在が長くなり過ぎてもバランスを失うという事でドレミーにとっては本来は避けたいはずなのでしょうけど、
ドレミーはうどんげちゃんの普段の苦労もよくわかっていますし、なによりも「東方珠伝」におけるうどんげちゃんの多大な貢献を
誰よりもドレミーは認めていますので
「普段の現の生活のストレスが溜まっているようだし、たまにはうどんげのストレスを発散させるのも悪くは無いのかも」と考え、
妹紅VSうどんげちゃんのバトルの行方については、黙認しておいた方がむしろうどんげちゃんにとってメリットがあると
考えたのかもしれないです。

妹紅というと、うどんげちゃんにとって不本意ながらいつも輝夜のバトルに付きあっている時の対戦相手という事で、
普段は渋々嫌々ながら妹紅とのバトルをさせられているのかもしれないですけど、
うどんげちゃんの方から妹紅を挑発している辺りは、うどんげちゃのストレスの大きさを示唆しているのかもしれないですね。
うどんげちゃんとしては、永琳・サグメという月のリーダーたちへの不満も相当大きいけど、妹紅・慧音という危険分子を
永遠亭の管轄内に放置し存在を黙認している永琳への不満・ストレスも相当大きいと言えるのかも
しれないです。

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ここから先はdream fantasy2
アミグリさんが過去に描かれた絵のご紹介コーナーです。

本記事はうどんげちゃんメインの記事でもありますので、いうまでもなくアミグリさんが描かれたうどんげちゃんを2作品
転載&ご紹介をさせて頂きたいと思います。

上記はアミグリさんが2020年8月に描かれた深秘禄~紺珠伝~憑依華のうどんげちゃんです。

永夜抄うどんげちゃんは、白のブラウス・赤ネクタイ・紺色のブレザーということで外界のかわいいJKさんみたいな
雰囲気と紫色でまとめたファンタジー感がとても素晴らしかったですけど、
上記のアミグリさんの描かれたうどんげちゃんは 紺珠伝~憑依華verということで、
半袖のブラウスにオレンジ色のスカートという衣装にチェンジし、
外界のJKさんというよりはJKさんを卒業したすてきななお姉さんという雰囲気が漂い、
ここからもうどんげちゃんの成長を強く意識させられそうです~♪
永夜抄のブレザー制服うどんげちゃんもとてもかわいいですけど、紺珠伝~憑依華verうどんげちゃんは
夏らしい雰囲気に溢れていて、夏だから暑いというのてはなくて夏の風雅をおちついて楽しむという
余裕みたいなものも漂っていそうです。
うどんげちゃんは半袖もよくお似合いですね~♪
ルナティックガンを手にしていませんので、これは休日のうどんげちゃんともいえそうです。

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続きまして、アミグリさんが2018年10月に描かれ「おやつの時間」とタイトルが付けられたとってもかわいいうどんげちゃんです。

これはとってもかわいいかわいいクッキーうどんげちゃんですね~(^^♪

うどんげちゃんが手にしていて籠の中に入っているクッキーはうどんげちゃんの手作りなのかな・・?
クッキーもとてもおいしそうです。
背景のケーキ・ガトーショコラ・クッキーもとってもおいしそうですし、うどんげちゃんのすてきなティータイムが始まりそうですね!

少しきょとんとした表情・少しよれっとしたうさ耳・長髪の美しさ・ミニスカートの可愛らしさと永夜抄verのブレザー制服など
うどんげちゃんの魅力全開に加えて
背景のお菓子やいつものキラキラ感がすてきに加わり、華やかさも十分すぎるほど表現されていると思います。

アミグリさんが描かれる長髪キャラは、いつみても「美しいなぁ・・」とうっとりさせられるものがありますし、
このうどんげちゃんの流れるような美しい長髪とこのミニスカートの素晴らしさは最高なのだと思います!

私も是非ぜひこのクッキー配りのうどんげちゃんからお菓子を貰いたいです!

目もそれほと赤を強調されていないせいか、マイルドに感じられ、設定みたいにあの赤い眼をじっと見て見ていても
あまり狂気にならないような印象もあります。

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もう一つ、アミグリさんが描かれた最新作のうどんげちゃんを転載&ご紹介させて頂きたいと思います。

今月初めにアミグリさんが「イースターうどんげ」のタイトルで掲載されていた春らしいうどんげちゃんで、
当ブログでの掲載は初めてという事になります。

うどんげちゃんは設定の上では月の民+妖獣という妖怪系でありながらも溌剌としたかわいいアイドルらしさが満開だと
思いますし、本当にとってもかわいいです~♪
外界も春らしい陽気に包まれていて、昼間ですと半袖でもいいような時間帯もあったりしますけど、
このうどんげちゃんの肩だし衣装や緑と白の配色のコントラストが春らしい色彩感に溢れていますし、
ふわっと浮いたようなミニスカートのかわいらしさや 白のハイソックスもよくお似合いだと思います。

背景のうさぎちゃんもかわいいですし、東方のうさぎ娘でもあるうどんげちゃんと すてきな組み合わせだと思いますし、
スヌーピーの漫画ではスヌーピーやライナスがよくイースター(復活祭)の時のイベントでデザインされた卵を配っているシーンを
見かけたりもしますけど、 たくさんのかわいらしい卵はそうした春の行事でもあるイースターの雰囲気を 見事に表現されていて、
テーマであもある「春」が背景からもうどんげちゃんそのものからも すてきに伝わってきていると思います。
うどんげちゃんのあの溌剌とした笑顔もとってもよくお似合いだと思います!

上記のアミグリさんが描かれたうどんげちゃんのかわいいイラストの権利は上記作品の絵師様であるアミグリさんに
帰するものであり、当ブログにおける転載とご紹介は事前に全てアミグリさんからご了解を頂いたものであり、
アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

アミグリさん、いつもすてきなイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!

皆様の中で「こんなにかわいいうどんげちゃんを描く人のブログってどんなもんなのだろう・・? 」などと興味がある方は、
是非是非アミグリさんのブログdream fantasy2  を ご覧になって頂きたいと思いますし、宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログ dream fantasy2  に一度お越しして頂けると アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私も
とってもとっても嬉しいです!

アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!

アミグリさんのpixiv

うどんげちゃんが着ている衣装は外界のJKさんブレザー制服っぽいですけど、永夜抄verでも深秘禄~憑依華verでも
とてもよくお似合いでかわいいですし、この美しい長髪はとても魅力的だと思います。

今年の干支はうさぎということもあり、年女ともいえるうどんげちゃんの一年ともいえそうですし、
更なる東方作品でのうどんげちゃんの活躍と成長もたのしみですね~♪
今年の1月に記事にしたリードの「アルメニアンダンスパートⅠ」記事でも書かさせて頂きましたが、
最近の吹奏楽コンクールにおける高度で難解で華麗なオリジナル作品にチャレンジされて全身全霊をかけられる事も
とっても尊いものがありますが、
ホルストの第一・第二組曲、今回取り上げるイギリス民謡組曲とかリードのアルメニアンダンスパートⅠなどのような
古典的な吹奏楽オリジナルの名曲にもたまーーには取り上げて頂きたいな・・・と思ったりもします。
「古きを訪ねて新しきを知る」という言葉が示す通り、古典的な吹奏楽オリジナル曲をコンクールで演奏する事で
案外なにか「今まで気が付かなかったもの」が見えてくるのかもしれないでね。
ちなみにですけど、私自身の高校一年の時の自由曲がホルストの第一組曲だったのですけど、
中学の頃は、とにかく上から目線のおっかない音楽教師から、コンクールとか文化祭とか発表会の
演奏曲目は、重厚なチャイコフスキーとかワーグナー等のいわゆる「アレンジもの作品」ばかり吹かされ続け、
当時としては「なんか音楽とは難解なもの」みたいな発想しかなかった私自身だったのですけど、
そういう状態の中、こうしたホルストの第一組曲という古典中の古典の吹奏楽オリジナル作品はまさに「目からウロコ!」みたいな
感じであり、「え―ー!?、音楽ってこんなに自由で発想が豊かなものなんだ!!」という感じでもありました。

そうした「古きを訪ねて新しきを知る」を代表するような古典的吹奏楽オリジナルの名曲と言うと
忘れてはいけない曲の一つがR.ヴォーン・ウィリアムズの「イギリス民謡組曲」だと思います。

この曲は1923年に吹奏楽作品として作曲され、翌年の1924年にジェイコブによって管弦楽曲化されています。

管弦楽の作品を吹奏楽としてアレンジされる事は全然珍しくないのですけど
その逆のパターンというか、吹奏楽オリジナル曲を管弦楽曲にアレンジしてしまうという事も
たまにですけどあったりします。
その代表的な例が伊藤康英の吹奏楽のための交響詩「ぐるりよざ」を作曲者本人の手で
管弦楽ヴァージョンにアレンジしたケースなのかな・・・?
他にもフーサの「プラハのための音楽1968」とか「この地球を神と崇める」という素晴らしい古典的名曲を
管弦楽作品としてアレンジした事例もありました。

ヴォーン・ウィリアムズは19~20世紀のイギリスの作曲家ですけど、実はイギリスという国はパーセルという天才以降は
偉大な作曲家にはあまり恵まれず、音楽や演奏会を楽しむといった需要は多いものの、その音楽を創造する作曲家の
人材不足が200年程度続いていて、当時の音楽先進国でもあったドイツにかなりの後れを取っていた歴史もありました。
19世紀後半にイギリスの作曲家のスタンフォードがドイツの大作曲家のブラームスを表敬訪問した際に
ブラームスから「イギリス人はどうせ葉巻を吸わないだろうし作曲もしないだろうから・・」と葉巻箱をピシャリと閉められた際に
スタンフォードは葉巻箱をこじあけ葉巻を吸ったうえで
「イギリス人は葉巻も吸いますし作曲もいたします」というエピソードも残されていたそうです。

イギリスにおいて大作曲が出現するのには更に数十年後・・エルガーの出現を待たないといけないのですけど、
それ以降はエルガーの他にもホルスト、ヴォーン・ウィリアムズ、ブリテンといった大作曲家が登場しています。
(20世紀中盤以降はうちのブログでも何度も登場しているウィリアム・ウォルトンやマルコム・アーノルドの
存在感は素晴らしいと感じます)

話がそれました・・「イギリス民謡組曲」ですけど、本当に素晴らしい名曲だと思います。
曲の至る所にどこかで聴いたことがあるような親しみやすいメロディーがちりばめられていて
聴いているだけで 別に私はイギリス人ではないのですけど「懐かしいな」みたいな感覚になるからとても不思議な気がします。

このイギリス民謡組曲は、下記の三曲から構成されています。

Ⅰ.行進曲「今度の日曜日で私は17才」

Ⅱ.間奏曲「私のすてきな人」

Ⅲ.行進曲「サマーセットからの歌」

実はこの組曲は元々は四曲から構成されていて、四曲の中の第二曲である行進曲「海の歌」はその後
この組曲から分離され独立した曲になったのですけど 逆にその方がよかったかもしれないです。
というのも、三楽章構成で急-緩-急という現行の構成の方が音楽としてのまとまりがあるような気がします。
それに行進曲「海の歌」は元気があるマーチですから
現行の「イギリス民謡組曲」のあのしっとりとした感じの中に組み込んでしまうと違和感があるような感じもします。
この組曲ですけど、大編成をイメージしたような曲ではなくて元々30人前後の編成を前提にして作曲されています。
打楽器もティンパニ・大太鼓・シンバル・小太鼓・トライアングルのみですので、
確かに最近の吹奏楽オリジナル作品のあの華麗なる響きに耳が慣れてしまうと地味に聴こえてしまうのかもしれませんけど
あのほのぼのとした地味な感じが実にたまらないと思います。

全体的に生き生きとした可愛らしい小品なのですが、民謡をベースにしてあるせいか
何だかとても懐かしいという香りもします。
特に第二曲の後半からのしみじみとしたメロディーは少し泣けてくる感じもします。
第三曲のマーチも本当に気品さと愛くるしい感じがマッチしていて素晴らしいと思います。

組曲「惑星」で有名なホルストとヴォーン・ウィリアムズは友人関係だったという事ですが、そのせいなのかわかりませんけども、
イギリス民謡組曲の第三曲「サマーセットからの歌」のメロディーがホルストの「サマーセット狂詩曲」にも使用されています。
これは民謡をベースにしているのだから、どちらかがどちらかの作風に影響を与えたとか、主題を拝借したという訳では
ないのですが両者の親交振りが垣間見えるような気もします。

ところで、ヴォーン・ウィリアムズは若い頃は、ラヴェルにも師事したことがあるそうですね。
これは正直意外でした。
というのもラヴェルとヴォーン・ウィリアムズでは作風が全く異なる人同士ですからね・・
事実ラヴェル自身、ヴォーン・ウィリアムズに関して
「自分の弟子の中で唯一自分の作風の影響を受けなかった人」と評していますけど
これはとても面白いエピソードだと思います。
確かに、ラヴェルとヴォーン・ウイリアムズの作風って全然共通点と言うか接点がありそうも無いですからね・・
ヴォーン=ウィリアムス自身は、「ラヴェルのように書きたくとも、そんなセンスも才能も自分には全く無かった」というコメントを
後日残しています。

結果的にヴォーン・ウィリアムズは、自分の生きる道として「民謡」をテーマに
していますが、これは正解だったと思いますし、その選択こそが
ヴォーン・ウィリアムスを後世に残る作曲家とさせたのはほぼ間違いないと思います。

ヴォーン・ウイリアムズが残した曲は、本当に素朴で美しいメロディーラインが多いです。
そうした曲の中では、上記の「イギリス民謡組曲」を除くと、

〇ロマンス「あげひばり」

〇タリスの主題による幻想曲

〇交響曲第3番「田園」

などが本当にメロディーラインが素朴で美しくとても分かり易いです。
交響曲第3番は初めから終わりまで全く盛り上がる部分が一つも無くひたすら静かで穏やかな曲ではあったりもします。

反面、ヴォーン・ウィリアムスは、
交響曲第4番のように何の前触れも無く唐突に、不協和音と激しい表現に溢れた悪意満載のような曲を書いたかと思えば、
交響曲第7番(南極交響曲)のようにやや安っぽい感じの描写音楽を作曲したり、
創意工夫の塊りのような霊感溢れる交響曲第8番を書いた後で、
「この世にやり残しがある・・」みたいな未練たらたらの交響曲第9番を残したりと作風は意外と幅が広いような印象もあります。

他にも「チューバ協奏曲」なんてかなりお茶目な曲も残していました。

ヴォーン・ウィリアムズで一番有名な曲は何かと言うと、
何と言っても「グリーンスリーヴスによる幻想曲」が一番有名でしょうし、
あの冒頭のフルートソロのメロディーを「聴いたことが無い・・・」という人の方が珍しいと思えるくらい
日本でも馴染みがある曲だと思います。

この曲は楽譜の上では「オプション扱い」となっていますが、冒頭のフルートソロがやはり素晴らしいです。
正直この曲にフルートが入っていないと、曲の魅力は半減すると思えるくらい、大事な役割を担っています。
あのフルートソロを聴くと、「あー、何か哀愁が漂うけど、何か心が癒されるな・・・」と思ってしまうほど
大変美しいメロディーラインが続く曲です。
この曲は、元々は、イングランドの古い歌というか、民謡の「グリーンスリーヴス」なのですけど、
この歌自体は大変歴史が古く、実は、シェイクスピアの喜劇「ウィンザーの陽気な女房たち」にも
その名前が既に言及されているほどです。
ヴォーン・ウィリアムズはこの喜劇を基にしたオペラ「恋するサー・ジョン」を1928年に完成させ、その第3幕の間奏曲で
この美しいメロディーを使用し、この間奏曲を後にヴォーン。ウィリアムス自身の立会と監修の下、
ラルフ・グリーヴズが編曲し、独立させた作品がこの曲なのです。

厳密に言うとヴォーン・ウィリアムズ自身の純粋なオリジナル曲ではありませんけど、
とにかくあの美しいイギリスの歌をここまで世界に広めた功績は大きいと思います。

後半は少し話が広がり過ぎたのですけどもとにかく私としては、吹奏楽オリジナル作品としての
「イギリス民謡組曲」を一つのきっかけとして、もっといろんな皆様方に
このR.ヴォーン・ウィリアムズの素晴らしく美しい世界も知って頂ければとっても嬉しいものがあります。

「イギリス民謡組曲」は上記で書いた通り、吹奏楽版と管弦楽版と二つの演奏スタイルが存在していますけど、
どちらかと言うと吹奏楽原典版の方が親しみがあるような気もするのですが、
管弦楽ヴァージョンの方も中々素晴らしいものがあると思います。
全体的な印象は、単純に比較してみても大きく際立った差は無いと思いますが
例えば第Ⅱ曲において吹奏楽版ではトランペットにソロの役割を与えているのに
管弦楽版ではクラリネットが担当という風に幾分のニュアンスの差はあるのですけど、どちらも素朴な感じは漂っています。
私は吹奏楽版も管弦楽版も両方とも大好きです。
管弦楽版としては、マリナー指揮/アカデミー室内管弦楽団の演奏が大変素朴な味わいがあり
同時に録音も優れているので お勧めしたいです。
ちなみに吹奏楽コンクールの全国大会においてはイギリス民謡組曲は1983年の一般の部において
中村学園OB吹奏楽団が自由曲として演奏し、Ⅱのカットがかなり強引であった点を除くと、
結構しっりと聴かせてくれてはいますけど、あの演奏が銀賞であるとは意外というか、当時は
あの演奏技術でもなんとか銀賞にすべりこめるほど今現在のような驚異的な演奏技術によるハイレヴェルな大会では
なかったともいえそうです。

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R.ヴォーン.ウィリアムズ / イギリス民謡組曲は本当に不滅の素晴らしい吹奏楽オリジナル作品だと思いますし、
この曲だけは忘れることなく後世にまで残していってほしい曲の一つだと思いますし、
今現在の感覚でもってこの曲の新しい魅力が発見される名演の出現に期待したいものです。

吹奏楽コンクールの全国大会や大編成部門ではさすがにこうした曲を自由曲にはなかなか選びにくいものですけど、
中編成・小編成やはたまた定期演奏会などでは
もっともっと演奏されていてもいい素晴らしい名曲であると改めて感じたりもします。


吹奏楽部のマーチングでもお馴染みの小太鼓(スネアドラム)、音大の打楽器科の実技試験では一般的にティンパニではなくて
小太鼓で実施されることも多いそうです。

スクールバンドの吹奏楽部の場合、基本的には、
打楽器パートは一般的には、ティンパニ奏者を頂点に、大太鼓・小太鼓(スネアドラム)・トムトム・ドラムセット等の太鼓系、
シンバル・サスペンダーシンバル・ドラなどの鳴り物系、
グロッケンシュピール・シロフォーン・ヴィヴラフォン・マリンバ・コンサートチャイム等の鍵盤打楽器系、
そしてタンバリン・トライアングル・カスタネット・マラカス・拍子木などの小物打楽器系、
そして場合によっては和太鼓といった特殊楽器やはたまたピアノなど、
打楽器奏者はマスターすべき楽器が大変多いというのが大きな特徴なのだと思います。

一般的な話で例外も多々あるのかもしれないですけど、音大等の音楽学校打楽器科の入試実技はティンパニではなくて
小太鼓で行われる事が多いようです。
スクールバンドの吹奏楽部の打楽器パートにおいても、打楽器奏法の基本は小太鼓とされていますし、打楽器パートの
日常の基礎練習においては、パート内全員で一斉に小太鼓の撥を持ち、全員で机や練習台に向けて撥を一心不乱に
正確に規則正しく打ち込む事がスタンダートなのだと思います。

小太鼓という打楽器は、直径35~36cmの皮を高さ16~17cm程度の胴の両面に張り、水平に保つかまたは若干奏者側に
やや下げてスタンドに固定し、それを奏者が二本の木の撥で叩きます。
裏面のやや薄い皮スレスレに張られた響き線(スネア)に共鳴してピリピリと鳴らせる事で、小太鼓特有の
ザーー、ザザッ~、ダダダッというパンチの効いた小気味よい音を出していたりもします。
腋のレバー操作によってこの響き線(スネア)を裏面の皮から放す事も可能で、その場合はザザッという打撃音ではなくて
ポコポコとやや乾いた音に変容します。

小太鼓はオーケストラの中ではリズムの先導を取る役割も果たしていますけど、特に吹奏楽のマーチにおけるリズムの切れの
良し悪しは小太鼓のリズム感によって大分変化するようにも感じられますし、管弦楽でもウインナワルツやダンスといった
音楽では絶大な効果が発揮されています。
特に大変盛り上がる場面での小太鼓のロール打ちの威力は半端無いものがあり、それが最大限発揮されるのが
戦争をモチーフにした曲であったり、ストラヴィンスキーの「兵士の物語」やベルクの歌劇「ヴォツェック」などのような兵隊もの
においても終始大活躍を見せてくれていると思います。
小太鼓はジャズ・ロックにも欠かせない楽器ですけど、ロックにおいてはドラムスセットといって小太鼓・トムトム・吊シンバル・
ハイハットシンバルがワンセットとしてロック全体のリズムを華麗にリードしていきます。

小太鼓が大活躍してとにかく目立ってかっこいい管弦楽曲というと、個人的には
プロコフィエフのバレエ音楽「ロメオとジュリエット」~タイボルトの死とハチャトゥーリアンのバレエ音楽「ガイーヌ」の中から
剣の舞とレスギンカ舞曲を推したいです!

さてさて・・小太鼓が曲の開始から最後までソロ的に大活躍する曲と言うと最も有名であり「この曲以外ありえない!」と
誰しもが納得するのがM.ラヴェルの「ボレロ」だと思います。
限界的極限の小太鼓によるpppの弱奏から開始され、あのワンパターンな単調なリズムを担当楽器の増大・変化と
クレッシェンドのみで延々と15分近くも繰り返し、聴衆を最初からクライマックスのfffの変調とトゥッティまで飽きることなく
導いていき、聴衆を興奮とエクスタシーのるつぼと化してしまう「魔法」といっても過言ではないボレロではあるのですけど、
小太鼓奏者の緊張とプレッシャーは半端無いモノがありますし、この曲に小太鼓奏者が求められるのはテクニックではなくて、
プレッシャーに打ち勝つことができる強い己の内面なのかもしれないです。
ボレロの小太鼓に関して言うと、これ・・多分ですけどCDで聴いた限りでは分かる人は少ないのかもしれないですけど、
この曲の総譜を読み込んだり、はたまた生の演奏に行くと一目瞭然ではありますが、実はボレロの小太鼓は途中から
奏者は2名に増えます。
多分ですけどラヴェルとの意図を分析してみると、曲の後半からどんどん楽器が増え始め、小太鼓1台ではその増量する
音量に埋もれてしまうので、その音量不足の補強という狙いもあるのかもしれないです。

ボレロ以外に実は小太鼓が1台ではなくて2台で叩く楽曲もあったりします。

一例を挙げてみると・・

〇ロッシーニ / 歌劇「どろぼうかささぎ」序曲

この曲の冒頭は2台の小太鼓のロールから開始され、そののびやかなクレッシェンドは聴いていて爽快です!

〇ハチャトゥーリアン / バレエ音楽「ガイーヌ」~レスギンカ舞曲

レスギンカはオーケストラの生の演奏会で見た限りでは小太鼓は1台ですけど、吹奏楽アレンジ版において、
例えば藤田玄播と稲垣卓三のアレンジでは小太鼓は1台ですけど、林紀人アレンジではそれが2台に増強され、
そのうちの1台はリズムに対する合いの手を打つという感じですけど、最近の吹奏楽コンクールではほとんどの演奏では
レスギンカは小太鼓が2台で叩かれる事が多いです。

〇ショスタコーヴィッチ / 交響曲第7番「レニングラード」~第一楽章

第一楽章は、ある意味において、ラヴェルの「ボレロ」を参考にしているようにも感じられます。
小太鼓が終始一定のリズムを叩く中で、オーボエ・ファゴット・フルート・クラリネット等の管楽器のソロを
交えながら徐々に高潮していくスタイルを取っていて、
ボレロをパクったというよりはボレロのコロンブスの卵的なアィディアを新しい感覚で応用したとも言えるのだと思います。
オーボエとファゴットの掛け合いの部分が私的には大変気に入っています。
ボレロの場合、優雅に静かにゆったりと徐々に徐々に盛り上がっていくのですけど、
レニングラードの場合、かなり早い段階から金管セクションが咆哮し、小太鼓もいつの間にか2台目、3台目と加わっていき、
テンポもどんどんヒートアップしていき、最後は破綻するかのように全音で爆発していき、ボレロの部分は終焉を迎えます。
ラストは、小太鼓のボレロのような繰り返しのリズムが弱奏で刻まれる中、
ミュートを付けたトランペットの幾分寂しそうな感じというのか、
「まだまだ戦争は続いている」といった暗示のような感じで静かに閉じられるというのが
ショスタコーヴィッチとしてのリアルティー表現と言えるのかもしれないですね。
ラヴェルのボレロは、最後の最後で、それまで保っていた形式美を崩壊させるといったラヴェルの悪趣味を感じさせてくれます。
ショスタコーヴィッチの場合はそうした悪趣味というよりは、戦時中でないと書けないみたいなリアルティーの方が強いと
感じられます。

〇アーノルド / 序曲「ピータールー」

この曲は静かに開始されるのですけど、途中で小太鼓が乱入し、それが2台に増強されていき、曲も高潮化していきます。

〇ヒナスティラ / バレエ音楽「エスタンシア」~Ⅳ.終幕の踊り(マランボ)

とにかく集団発狂のごとく、2台の小太鼓・テナードラムとピアノのリズムに乗っかり全体がエキサイトにノリノリのダンスを
お披露目していきます。

吹奏楽オリジナル曲としては、フーサの「プラハのための音楽 1968年」の第Ⅲ曲から第Ⅳ曲・トッカータとコラールに
移行する際の2台または3台の小太鼓による凄まじいクレッシェンドのロールで曲想を盛り上げていき、その小太鼓のロールに
乗っかって金管楽器が爆発していきます!

逆に小太鼓の強奏でではなくて弱奏のデリケート極まりない効果的な使用事例として、リムスキー・コルサコフの
交響組曲「シェエラザート」~Ⅲ.王子と王女の物語だと思います。
そして第Ⅳ曲における強奏で小気味よいリズムの切れの小太鼓の扱いとは極めて対照的であり、このあたりは
さすがオーケストラの魔術師の元祖とも言えそうなリムスキー・コルサコフらしい話だと思います。


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冒頭で「打楽器奏者はマスターすべき楽器が大変多い」と記しましたけど、それはアニメ「響け! ユーフォニアム」でも
きちんと描かれていました。

一例を挙げてみると、一期と二期において自由曲で大太鼓を担当していた女の子は、二期の駅コンの際には
シンバルを担当していましたし、映画の中においては、トムトム兼小太鼓を担当していました。

一年生からコンクールメンバーに選出される事は大変難易度が高いと思いますが、一般的には
一年生で鍵盤打楽器かトライアングル等の小物、2年生で大太鼓かシンバルでリズムの要を担当し、3年生で
小太鼓またはティンパニという打楽器パートの花形を担当して卒業していくというのが一つのパターンなのかも
しれないですし、3年間でほとんどの打楽器は一度ぐらいは担当する機会がありそうという事で、打楽器パートは
打楽器パートとしての苦労も多いと言えそうです。
スペインの大作曲家の作品というとアルベニスのスペイン組曲とかトゥリーナの幻想舞曲集などいろいろありますけど、
やはり最も有名で演奏頻度やCDの録音機会が多いというとファリアのバレエ音楽「三角帽子」なのかもしれないです。
そしてファリアというと忘れていけないのがバレエ音楽「恋は魔術師」ともいえそうです。
過去においてファリアの「三角帽子」はこれまで何度も生の演奏会で聴いた事があったのですが、「恋は魔術師」は
意外にもこれまでわずか一回しか実演で聴いたことはないです。
確か2003年頃だったと思いますけど、東京交響楽団の東京芸術劇場シリーズの定期演奏会で
「恋は魔術師」とかヒナステラのバレエ組曲「エスタンシア」などという比較的珍しい曲を聴くことが出来のはとてもありがたい事
でもありました。
それにしてもエスタンシアの終曲の踊りは、豪快な音楽でとても聴いていてゾクゾクしたものですし、アンコールでも
終曲の踊りだけを演奏し一回の演奏会で同じ曲を二度楽しめるという珍しい経験もさせてもらいました。
(エスタンシアの終曲の踊りやハチャトゥーリアンのバレエ音楽「ガイーヌ」~レスギンカ舞曲や
伊福部昭の「日本狂詩曲」~Ⅱ.祭りはいつ聴いても何度聴いてもあれは集団発狂のエキサイトなダンスですよね~♪)

ファリアのバレエ音楽「恋は魔術師」は同じ作曲家のバレエ音楽「三角帽子」とはかなり異なっていて、三角帽子は
とにかく明るく健康的で勧善懲悪的なストーリーもとてもスカッとさせられるものがあるのですけど、
恋は魔術師はどちらかというと男女の恋の情念というのか全体的にはどす黒いとまではいいませんけどかなり情念的で
ドロドロとしたほの暗い男女の情念が感じられて、同じバレエ音楽でもかなり対照的というのか明暗の違いはかなり
はっきりと伝わってきていると思います。

恋は魔術師は当初は編成もタイトルも実は別のものでした。

当初は歌入りの音楽劇(ないしはフラメンコ)「ヒタネリア」として1914年から1915年にかけて室内オーケストラ(8重奏)のために
作曲されましたけど、その初演時の評判としてはぱっとせずあまり芳しくない評価に終わっています。
そのためファリアはその後すぐに改訂を行い、演奏会用の組曲「恋は魔術師」とタイトルも変更し、
編成も室内オーケストラから独唱とピアノを含む2管編成オーケストラに改めらられ、その初演の成功に気をよくしたファリアは
「恋は魔術師」のバレエ化の制作を開始し、それが現在の「恋は魔術師」のスタイルになっています。

バレエ音楽「恋は魔術師」は下記から構成されています。

1.序奏と情景
2.洞窟の中で(夜)
3.悩ましい愛の歌
4.亡霊
5.恐怖の踊り
6.魔法の輪(漁夫の物語)
7.真夜中(魔法)
8.火祭りの踊り
9.情景
10.きつね火の歌
11.パントマイム
12.愛の戯れの踊り
13.終曲〜暁の鐘

三角帽子はかなり多彩な打楽器を用いていましたけど、恋は魔術の打楽器はティンパニとチャイムのみです。
そして3・10・12・13にメゾソプラノの独唱が加わります。
バレエの上演時間も25分程度で長すぎないのも魅力ですし、25分の中に凝縮された素晴らしい音楽が詰まっていると
いえそうです。
全体的にはうす暗い情念の中にスペインの郷土色が色彩豊かに見事に反映されていて、オーケストラの中に隠し味的に
ピアノを加え、そのピアノがマーラーの交響曲第7番「夜の歌」~第四楽章で効果的に使用されていたマンドリンとギターのように
弾力性のあるリズム感をもたらしているその演奏効果には特筆されるものがあるとも感じられます。

バレエ音楽「恋は魔術師」は亡霊や焼きもちや浮気といったドロドロとした怨念というのかほの暗い情念もあったりします。

そのストーリーはあくまで大雑把に書くと、まだうら若いジプシーの未亡人のカンデーラスにカルメーロという若い恋人が
出来たものの、二人の恋にはとある障壁があり、それが何かというと二人が愛を確かめ合う事をしたいのに、それを
成し遂げようとするとカンデーラスの亡き夫の亡霊が出没し、亡霊が焼きもちを妬き二人の恋の行方をことごとく妨害し
邪魔するというものでした。
二人は色々と思案し、カンデーラスの亡き夫は生前は実はかなりの浮気者であり女好きであったことを利用し、
カンデーラスの友人で美人のルシーアに依頼し、ルシーアになんと・・! その亡霊の亡き夫の誘惑をすることとなり、
そして亡き夫の亡霊がルシーアからの誘惑にまんまとはまり、ルシーアにいろいろとちょっかいを出していたら、その隙に
カンデーラスとカルメーロは愛の行為を果たし、二人の愛の誓いが成立したと同時に亡霊の亡き夫はあきらめてしぶしぶと
この世から消え失せて、めでたく二人は結ばれるというお話でもあります。

「恋は魔術師」の音楽で最も有名というか多分誰しもが一度は耳にしたことがあるのが第8曲の「火祭りの踊り」です。

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「火祭りの踊り」は亡霊となった元夫を除霊する悪霊祓いの儀式の踊りの場面の音楽でもあります。

ザワザワしたヴィオラとクラリネットの長いトリルは炎の揺らめく様を見事に表現していますし、オーボエの魅惑的な歌も
とても妖しく美しいですけど、そうした物憂げな雰囲気に突如として咆哮するホルンも大変効果的です。

火祭りの踊りの冒頭はヴィオラと低音のクラリネットがひたすらトリルを続け炎がメラメラと燃える様子が見事に表現されて
いますけど、その炎の様子というのは実は除霊の音楽でもあったという訳ですけど、確かにあの妖しい雰囲気は
悪魔祓いにはふさわしい音楽といえそうです。
「火祭りの踊り」は藤田玄播の吹奏楽アレンジ版でもお馴染みですけど、吹奏楽アレンジ版ではなぜか原曲では
ティンパニしかないのに、タンバリン・カスタネット・シンバル・大太鼓もあったりします。
そして冒頭のクラリネットによる長大なトリルというか装飾音符はCDで聴くと難しいようにも感じますけど、
パート譜の上では二音のトリルを多用ということで実はそれほど偽゛術的には難しくないというのは意外でも
あったりしたものでした。

私が中学生の時、その中学校においては給食の時間とか放課後の掃除の時間になぜかポールモーリアの曲がかかる事が多く、エーゲ海の真珠とかオリーブの首飾り・ペガサスの涙・涙のトッカータなどの曲がかかっていましたけど、
その中で当時曲名は知らないのだけど特に印象的で気になった曲が一つありました。
それが「火祭りの踊り」だったのでした。
(ボールモーリアの曲としては「恋はマジック」というタイトルが付けられています)
高校に入学しも吹奏楽部のメンバーに火祭りの踊りを聴いてもらって「このポールモーリアの曲、何て言うタイトルなの?」と
聴いたら、彼は「ひのとり」とか言っていましたので、私自身は恥ずかしながら、約1年ほど、このファリアの「火祭りの踊り」を
ストラヴィンスキーの「火の鳥」と勘違いしてしまう事になったものでした・・
高校の時の吹奏楽コンクールで自分たちのライバル校が「火の鳥」を自由曲として選んでいたので、
「あのポールモーリアの曲を演奏するのか・・」と思っていたら、全然違う音楽が流れていましたので、
誤解の原因となった彼に後で聴いてみると、「俺は確かに火の踊りと言ったはずだ・・」と開き直っていましので
私がもしかしたら、「ひのおどり」と「ひのとり」を聞き間違えたのかもしれません。
どちらにしても恥ずかしい話でもありました・・

吹奏楽コンクールにおいては「恋は魔術師」は最近では滅多に演奏されないようですけど、これまで全国大会では
計6チーム演奏しています。
多くのチームはパントマイム・火祭りの踊りの組合せですけど、パントマイムのいかにもどす黒い怨念みたいな雰囲気と
火祭りの踊りのほのかな情念の組合せは聴きごたえはありそうです。
吹奏楽コンクールでは1981年の城陽中学校が印象的ではあるのですけど、この曲の吹奏楽コンクールにおける
決定的名演はまだ現れていないと思いますので、現在の感覚でこの曲の魅力を再発見できるような演奏の出現に
期待したいものです。
改めて「恋は魔術師」の管弦楽の原曲を聴いてみると、
「三角帽子」の明るさ・庶民の底力の躍動感に比べると、亡霊の男の焼きもちを取り扱った作品だけに、
全編を通じてどす暗さ・怨念・鬱積といったものを強く感じてしまいます。
三角帽子もソプラノが入りますが、前述のとおり恋は魔術師にもソプラノ独唱が加わります。
このソプラノもけだるさと暗さが同居したみたいな感じがして、三角帽子みたいな「スカッ」としたものは少ないというの
が正直な感想ですけど、それがまたこの曲の魅力であり持ち味と言えそうです。

「火祭りの踊り」だけならたまに演奏会のアンコールで聴くこともあります。
大体3分前後の曲で時間的に丁度いいし、曲のコントラストを付けやすいし表情が出やすい曲なので、
アンコールにはうってつけなのでしょう。
「火祭りの踊り」はピアノ版もありますが、これは管弦楽版とは別の意味で魅力があります。
個人的には小山実稚恵さんの演奏がいいなーと思っています。

それにしても男の浮気・焼きもちは困ったものですけど、それが亡霊になってからも続くというのは、本当に男というのは
始末に負えないイキモノともいえそうですね・・
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2013年春アニメ「絶対防衛レヴィアタン」
(ヒロインのレヴィアタン役の声優さんは早見沙織さんです)

2013年春アニメの中でも全然知名度がない極めてマイナーアニメなのですけど、
「絶対防衛レヴィアタン」という作品がリアルタイムでの放映時からツボに入っていて今でも大好きな作品です。

魔法少女系に付きものの熱い友情・派手な戦闘シーン・ピンチの時に生ずる新たなアイテムと魔法の力という要素は
極めて少ないですけど、そのゆるさ・かわいらしさがこのアニメの魅力なのだと思います。
2013年4~6月にテレビ東京系で土曜23:30から放映されていましたけど、
リアルタイムで見ていた時からとにかく大好きでしたし、同年の7月~9月の深夜枠でも再放送されていて、
この再放送時でも楽しく見ていました。
(再放送時には、焚火劇場ミニというトークコーナーもあったのがすてきでしたし、このトークはDVD最終巻に
収録されていました)
世間的には、ほとんど認知評価されていない作品なのでしょうけど、私は今でも大好きな作品です。
主人公のレヴィアタン役の声優さんが私が大好きな早見沙織さんというのも大変ポイントが高いと思います!

このアニメ、元々はグリーのゲームなのですけど、主人公レヴィアタンは、笑顔を忘れた・無口・滅多に笑わないけど
心の中で爆笑している事もあるというのがグリーのゲーム上の設定です。
ゲームのデザイン画としては、レヴィアタンも含めて他の2人も比較的大人っぽいタッチで描かれていて、これだけを見てしまうと
「レヴィアタンは笑顔を忘れた女の子なんだなぁ・・」と思ってしまいます。
アニメでは、レヴィアタンも含めて全員子供っぽい雰囲気が強調されていますので、私としてはゲーム版よりは
アニメ版の方が断然魅力的に感じます。
またアニメ版のレヴィアタンは、バハムート・ヨルムンガンドよりは喜怒哀楽を出さないけど
微笑んだり、普通に笑ったり怒ったりするシーンが結構あり、その笑顔がたまらなく可愛いと思いますし、あの笑顔は素敵でした!

物語のメインキャラは3人構成なのですけど
知的で物静かなレヴィアタン
じゃじゃ馬系のわがままお嬢様、バハムート
天然の心優しい怪力娘のヨルムンガンドという構成もバランスが取れているのもこの作品の素敵な点だと思います。

「絶対防衛レヴィアタン」の特徴は、タイトルが示唆する通り
「何かを守りたい・・・」
「あなたにとって大切なものとは何・・・??」
「大切なものを守るためにはどうすればよいのか」というテーマが一貫して守られている点なのだと思います。
守る事をメインテーマにしていますので、派手な戦闘シーンもそれほど多くはありませんでしたし、
防衛に主眼を置いた今どきとしては珍しいアニメでもあるので、
そこにほのぼのさ・多少のゆるさ・レヴィアタンの可愛さとも結びついてたまらない魅力を発揮したと思います。

この「絶対防衛レヴィアタン」の世界観の一つとして、レヴィアタン達が暮らす惑星下においては
既に魔法というものは定着していて、人々も普通に魔法に接していることも特筆すべき点だとも思います。
それゆえアニメの中では一般人が妖精」を見ても特に驚く事はありませんので、
妖精や魔法の存在をくひたすら隠すプリキュアの世界観とは少し違うものがあったりもすると思います。
特に興味深いのは、魔法というものを使えるのが女の子に限られているという事です。
だから、当然一般人の男どもは魔法を使う事は出来ません。
これはとても面白い設定だと思います。
「魔法を使えるのは女の子だけ」というのは、何だかプリキュアシリーズの
「女の子は誰でもプリキュアになれる」という世界観と近いような感じもありますし、
この「世界と惑星を守るのは女の子!!」という設定がとっても大好きです。
やっぱり世界を守るのはヒーローではなくて「ヒロイン」の方がお似合いだと思いますルンッ~♪

「守りたい人や守りたいもの」を防衛したいという事を終始一貫したテーマとして扱い、
過激に相手に対する攻撃を控えている点は
最近のアニメとしては、一線を画すものであり、もっと高く評価されて然るべき作品かなと思っています。

「絶対防衛レヴィアタン」のどんな点に魅かれるのかというと、
あのゆるさ・可愛さ・ほのぼさもそうなのですけど、魔法少女系に付き物の過剰な戦闘シーンとか、
インフレ状態になりがちな主人公たちの過度なパワーアップが控えめであるとか
敵との戦闘シーンとか「やっつける」という概念よりは、
物語の根底にある「自分たちにとって大切なものを守っていく、防衛していく・・」という守りの姿勢に焦点を当てて、
敵を撃破するという発想ではなくて、本当に大切なものをいかに守っていくかという事を
クローズアップしている事が、大変新鮮に感じたりもしていたものでした。

話は変わるのですが、
私自身、バブル期の社会人デビュー、そしてバブル崩壊と長期間の不景気、
そして通算三度に渡る勤務していた会社の破綻と倒産、解散(うち2社は上場企業)を経験しましたし、
その後において、中小企業、ベンチャー企業とある意味多彩な勤務経験をさせて頂く事が出来ましたけど、
その中で強く感じることがあります。
「どうして経営者というものは、己の会社を大きくする事ばかり考え、
ひたすら売り上げ増という量の拡大ばかりを目指すのか・・・
なぜ会社を守るというか維持する事を考えないのか・・・
なぜひたすら毎年毎年、前年比いくら売り上げが伸びたのかという事しか考えないのか・・」という事です。
今後の世界全体の不安定化・高齢化・隣国との関係の不安定化、人口減少、
若者の購買意欲低下という事が原因である「パイの縮小化」が簡単に予想できるのに、
なぜ相変わらず量の拡大ばかり追い続けるのか、
「会社・社員、ひいては国民を守る」という発想がどうして起きないものなのでしょうか・・?
そんなら日本と言う狭い国土に囚われずに
海外へ打ってでればいいじゃんという発想も確かに一理あります。
だけど、海外へ出る=様々な余計な苦労をしょい込むという事を想定すると
それが本当にベストな選択なのかな・・?とも感じてしまいます。
ましてや今年度一年間世界各地で猛威を振るい、まだそのワクチンすらも確立はされていないという状況下においては、
ひたすら業務拡大だけを目指す現代資本主義自体が一つの限界を迎えているようにも感じたりもします。

狭い国土を有効に活用しつつ、何か国民全体の幸せを守るという事が何か出来ないものですかね・・

「絶対防衛レヴィアタン」の防衛とか守るというメインテーマに触れてみると、なぜか上記みたいな事を
当時も今もふと感じる事は多々あったりもしたものでした。

このアニメの冒頭のナレーションでは、何度か
「一つのリンゴを分け合う民は祝福され、次の果実へと導かれ
一つのリンゴを分け合えぬ民は裁かれ、やがて無に帰すであろう・・・」

というのが流されていましたけど
これは中々印象的な語りだったと思います。

この言葉の本質は、ハピネスチャージプリキュアにおいて一年間かけて主人公のめぐみたちが学んできたこと、すなわち、
「幸せは皆で共有するもの」なのだと思います。
今現在において、全世界、地球上で起きている様々な問題点(特に貧富の格差の拡大)は、理想論で語ってしまうと
上記の「リンゴの理屈」でほとんどの部分が解決できるような感じもしたりもします。

それが出来ないのはなぜなのでしょうか・・?

国家という概念に囚われすぎているせいなのか・・・

自国のみの利益だけに囚われすぎているせいなのか・・・

国内の一部のほんの一握りの富裕層の考えのみが国家の考えになってしまっているせいなのか・・・

それは正直よく分かりません。

だけど、ハピネスチャージプリキュアのめぐみがふと漏らしたように
「世界中の人たち全員が(幻影帝国を含めて)ハッピーになれればいいのに・・・」という考えの下、
世界中の資源・お金の流通・食糧などを一元管理し、
全員の人達にある程度の生活」が出来るような保証が出来れば
現在のような世界各国で起きている様々な紛争なんかはある程度は未然に防止できるはずだと思ったりもしますけど、
それを実際に実現化すると「ベイシックインカム」における絶対的平等における不平等の問題とか財源等の
問題もあり、それがなかなかできないから世界にはいつまでたっても皆が共通して実感できる幸福感とか平和が
現実のものにならないのですね・・

何というのかな・・・・

地球上に存在するいかなるモノは、特定の国家・個人のものではない・・・みんなのものみたいな価値観が
地球の民全員に共有できればそれだけで大部変わってくるようにも思えたりもします。
(それは究極の理想論というのはよく分かってはおります・・)

それが出来ないのは、複雑に絡み合った利害関係の為せる業なのかもしれないです。

今後の日本には、戦後間もないころのような高度成長期はもう訪れないという事を
国民全員が認識する必要があるのかもしれません。
しかも日本は、今後人口減少⇒高齢化社会⇒現役世代の減少⇒世代間格差の拡大と
親からの資産を元々有する「富めるもの」と親からの資産が期待できない「貧しいもの」の
極端な二極分化という事は間違いなく予想され、
数少ない富裕層と高齢世帯にだけ高額商品や金融商品といった購入を期待しての景気拡大策という事自体限界が
あるのだと思えます。
そろそろ、豊かさという事よりも 負担をどうやって公平に担当してもらうのか、どうすれば公平な配分が出来るのかに
シフトした政策を国家全体で考えるべき時なのだと思ったりもします。

日本はもはや成長国ではありません。それがスタートラインと言うか大前提なのかもしれません。

日本は成熟国の領域に入っていますしもそれは企業も地域社会も国家も大体同じ事なのかもしれません。

限られた財源をいかに公平に配分するのか 、
富める者たちからいかに不公平感を少なくして、貧しいものへと分配し、
それが結果的に「働いても怠けても収入は同じ」という社会の不公平感と閉塞感を起こさせないようにすべきなのか
そして、いかに国家の支出を削減し、国家の支出を最低限のものにとどめさせるのか
増税とか行政サービスの削減といった「負担」をいかに国民全員が納得して
受け入れさせるべきものなのか こうした矛盾に満ちた政策をどう交通整理させるのか
そろそろ真剣に考えるべき時期なのかもしれないです。

そうした事が選挙の争点とか論点にならない事こそが根本的な問題なのかもしれないですね・・

昨年、旧・統一教会問題が出てきて、旧・統一教会側が自分たちの考えを政策に反映させるために教会信者の票を
特定候補者にまとめて投票させ、それって宗教と政治の分離の原則に反するじゃん・・みたいな論調も一部にあったと
思いますけど、そうした事も国民の選挙における投票率が劇的に上がれば、
特定の政党・利益団体の利益のみに政策が反映されるという事も少なくなると思えますので、まずは私たち一人一人が
「参政権」の意識と投票行動の重要さを再認識する事がスタートラインと言えるのかもしれないです。


ウデフリツノザヤウミウシ

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「ポケットモンスター」のピカチュウのグッズの一例

ゲーム本編としての「ポケットモンスターシリーズ」はとにかく息の長い大変な人気ゲームですよね~!

一般的に「ポケモン」というとなんとなくですけど、ピカチュウとかテレビ東京で放映されているアニメとしてのポケモン
というイメージもあるのかもしれないですけど、
ゲーム本編としてのポケモンシリーズの立ち位置で眺めるとアニメ作品は、「アニメ版ポケットモンスター」、略してアニポケとは、
任天堂のゲームソフト「ポケットモンスター」シリーズを原案とするアニメと言えると思いますし、
あのアニメは主人公サトシとその相棒のポケモン、ピカチュウ、そのピカチュウを狙うロケット団(ムコニャ)が
主な登場キャラクターであると言えます。
ゲーム本編としてのポケモンは任天堂の携帯型ゲーム機のゲームボーイ用のゲームソフトとして1996年に発売されたものを
はじめ、アニメ化、映画化、キャラクター商品化、カードゲーム化され大ヒットしたメディアミックス作品群で、
これらの作品に登場する「ピカチュウ」をはじめとした架空生物の総称でもあります。
初代から数えると既に7つのソフトが販売されていて、その息の長さもポケモンが多くの世代の皆様に長い間愛され続けている
ことを立証していると思われます。
そして昨年暮れにポケモンシリーズの主人公が一新されるというニュースには少しばかり驚いたものでした。
新しい主人公、そしてシリーズの始まりも頑張ってほしいものです。

ピカチュウはそのポケモンシリーズに登場する架空の生物です。

ピカチュウはシリーズ第1世代より登場し、アニメ版をはじめほとんどの作品で主人公のパートナーを務めるポケモンで、
ポケットモンスターシリーズを代表するポケモンとしても知られています。

さてさて、そうした大人気のゲーム・アニメのキャラのピカチュウに外見が大変良く似た海の生物がいることは
皆様聞いたことはないでしょうか~?

それがウデフリツノザヤウミウシです。

「ウデフリツノザヤウミウシ」とは、フジタウミウシ科ミズタマウミウシ属に属するウミウシの一種で、
インド洋、西太平洋、メキシコ湾などに分布し、水深10m前後の砂底に生息しています。
日本では熊本・沖縄・和歌山近海でみられるそうです。
ウデフリツノザヤウミウシの体色は鮮やかな黄色で、触角の先端が黒色、触角の根元と背面の突起、
尾の先が青色をしています。
そして特に全体の黄色・触角の先端が黒色という配色が外見的に「ピカチュウ」に似ていることで知られており、
ウデフリツノザヤウミウシはなんと・・!「ピカチュウウミウシ」という愛称で呼ばれることもあるそうです。

確かに・・パッと見の雰囲気はこの両者は似ているというか外見の特徴が被っている点も多々ありそうですね~♪

ダイバーの間で「ピカチュウウミウシ」とも呼ばれているそうで、体長3センチほどの愛くるしい姿が人気を集めているそうです。
前述のとおり、このウデフリツノザヤウミウシは日本国内では和歌山県や沖縄県・熊本県などに生息しているそうです。
ウミウシは長期飼育が難しく、ウデフリツノザヤウミウシを常設展示している水族館は日本ではたぶんないそうです。
海水温が下がり、水の透明度が高くなる2~3月は体の色彩が鮮やかになり観賞の好機との事です。

それにしても海にアニメキャラに似た生物が暮らしていることも面白いですし、人間が知らない海の生物もまだまだ
たくさんいるのかもしれないです。
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ここから先はdream fantasy2のアミグリさんが描かれたポケモン関連キャラの転載&ご紹介です。

上記の白ワンピース娘の絵は、アミグリさんが2018年7月に描かれましたゲーム「ポケットモンスター サン・ムーン」に登場する
ヒロインのリーリエです。

アミグリさんが描かれるリーリエはとても美しくて清楚で洗練されていて気品に溢れていると思います。
こういうリーリエを見てしまうと「やっぱりヒロインはこうでないと!」と感じさせるすてきな美少女がここに佇んでいるという事を
改めて認識させられます。

お嬢様らしい純白の衣装に透明な白い肌、そして広いツバの真っ白な帽子と
淡い金髪との対比がとても鮮やかに感じられます。
長れるような淡い金髪が部分的に三つ編みになっているのもとてもかわいいと思います。
服と肌と帽子が白という事で、背景の青空に溶け込んでいるようにも感じられるのがとても美しいとも感じました。
読書好きのお嬢様らしい知的な雰囲気もそこはかとなく上品に漂ってきていると思います。
リーリエの白を基調としたカラーリングやノースリーブのワンピースはとても涼しげだと思いますし、
全体の純白トーンとノースリーブのワンピースは夏そのものだと思います。

ちなみにですけど、アミグリさんはポケモンキャラとしてはデデンネが最もお気に入りキャラとのことです~♪

デデンネについて改めて簡単に説明させて頂きますと、デデンネはポケモンに登場する電気ネズミ族のキャラの一人です。
その初登場はポケットモンスターXYですので、6世代目のポケモンキャラと言えると思います。
デデンネは史上初のでんきタイプ兼フェアリータイプのポケモンで、電気袋を持つポケモンの中では最も小さいです。
また、電気袋組で唯一ひげが生えていて顔と胴体の幅がほぼ等しいのでかなりずんぐりむっくりしています。
だけどそのずんぐりむっくりがあの独特のまるっこい癒しかわいい雰囲気を醸し出しているのだと思います。
やはり人というものはまんまるなものとかずんぐりむっくりなものに安心感を感じてしまうのだと思います。
アニメでは3話で初登場し、その後仲間入りを果たし、
ヌメラが仲間入りしてからは、臆病なヌメラを守るためにたった1匹でロケット団に立ち向かうなど
非常に勇敢な面も見せるようになり、ロケット団襲撃によって仲間とはぐれた時にはアンテナから電波を送受信できる事を生かして離れたピカチュウと連絡を取り合ったり、ユリーカの指示を聞いてバトルも行ったりするなど一定の活躍を見せています。

そして何よりもこのまるっこくて癒されるような雰囲気はとにかくとってもかわいいと思いますし愛くるしいと思います!

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そんな訳で下記においてアミグリさんが過去に描かれたデデンネを何作品かご紹介をさせて頂きたいと思います。

上記のデデンネは、アミグリさんが2015年10月に描かれた「【ポケモンXY】デデンネ【ハロウィン】 」とタイトルが付けられた
ハロウィン仕様のテデンネです!

このデデンネも文句なしにかわいいですね~♪

ハロウィンというと「イタズラするかごちそうするか・・」という感じでもあると思うのですけど、このデデンネは
まさしくイタズラする方なのかもしれないです。
ハロウィンのあの帽子もかわいいですし、ハロウィンというと馴染みのかぼちゃに乗っかっているデデンネがこれまた
とってもかわいいと思います。
背景のお菓子もとってもいい味わいを醸し出されていると思います。

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上記のクリスマス仕様のデデンネはアミグリさんが2015年12月に「クリスマスイラスト」の一つとして描かれた作品です。

サンタのプレゼント入れみたいなブーツもとってもクリスマスらしい雰囲気が出ていますし、
そこからひょいと顔だけ出しているデデンネがとってもとってもかわいいと思います。

かわいい女の子のサンタさんもすてきですけど、こういう可愛いデデンネでのクリスマスというのも大いにありだと思います。

聖夜の晩は子供たちが「サンタさんは今年のクリスマスプレゼントはどんなものを用意してくれるのかな?」と
ワクワクしながら眠りについていると思うのですけど、
子供たちが準備したクリスマスブーツにデデンネが入っていたとしたら、それはとってもすてきなクリスマスプレゼントに
なりそうですね~(^^♪

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続きましてアミグリさんが2017年に描かれた「クリスマス早苗さん」にテデンネとコラボされた
早苗さんとデデンネのクリスマスです!

早苗さん単体でもこんなにも可愛いし、デデンネだけでもかわいいのに、このかわいい両者がこんなすてきに
コラボしちゃうと可愛さも2倍! いやいや可愛らしさも100倍UP!!という感じですね~♪
サンタコスプレのデデンネとクリスマスツリーコスプレのデデンネとデデンネが二つも描かれているのが大変心憎い
サービスだと思います。

早苗さんは本来は「緑の巫女」という事で緑を基調とした巫女服を着ているのですけど、この時は赤色をベースにされていて、
まるで霊夢のような早苗さんという感じも漂っていて、
クリスマスとしてはこれ以上すてきな早苗さんはありえないっ!と感じさせるほど可愛らしさが伝わってきていると思います。
白のモコモコもとてもよくお似合いだと思います。

とにかく早苗さんもデデンネもどちらもとてつもなくかわいいと思います!

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本記事のフィナーレは夏祭りの象徴ともいえそうな花火を背景にしたデデンネでもって〆たいと思います。

上記の絵はアミグリさんが2021年8月にpixivにて投稿された「デデンネの夏のイラスト」作品群の中から、
花火を見つめているデデンネのかわいい後姿です。

改めて、アミグリさんが描かれるデデンネはまんまるっこい雰囲気がとてもかわいくて、見ているるだけで癒されると思います。
あのかわいくて癒される雰囲気は、アミグリさんが時折描かれるオリジナルのまるっこい不思議生物を彷彿とさせ、
みるだけで「かわいい~っ♪」と感じてしまいます。

アミグリさんが描かれた花火を見ているデデンネはとっても幻想的です~♪

花火もたくさん打ち上げられていてとてもファンタジーですけど、それを見つめているデデンネは後姿と真横ということで、
表情が完璧に見えている訳ではないですけど、のんびりまったりと幻想的な花火を楽しんでいるという雰囲気は
とてもよく伝わっていると思います。
はたしてこのデデンネは美しい花火を見ながら何に思いを馳せているのかは興味津々ですね~♪

上記のデデンネはdream fantasy2
ではなくてpixivにて掲載された作品ですので、
アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!

ここ数年間はコロナ禍で中途を余儀なくされた花火大会も多かったと思いますが、昨年~今年は久しぶりに開催できたところも
多く季節の風物詩に相応しかったと感じます。
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マルちゃん 昔ながらのソース焼きそばのソースは以前は確か粉とソースのダブルソースが一つの売りであり、
少しどろっとしたソースだけど味がどことなくフルーティであり濃い感じという印象もあったものでした。
そけがいつの頃かは不明ですけど、ソースは液体のみとなり、
感覚としては少し個性が薄まったようにも感じたりもします。

食べていてもどことなく少し単調のようにも感じ、半分は美味しく食べられるけど残り半分は少ししつこくて飽きてくるようにも
感じたものでした。

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そうした少し単調な味わいに対してチェンジを図りたい時はちょい足しが最適なのかもしれないです。

以前ですけど、カップ麺の焼きそばでちょい足しを紹介した記事を見たことがあるのですけど、
そうした定番のちょい足しとしてはごま油・チーズ・キムチ・マヨネーズなどが挙げられると思われる中で、
「これって面白そう・・、機会があれば試してみたい」と感じた食材の一つが砕いたカラムーチョであり、
ごはんが進むの辛子きゅうりと豆もやしでした。

そんな訳で今回はマルちゃん 昔ながらのソース焼きそばのちょい足しとしてカラムーチョを粉々に砕いたものと
ごはんがすすむの辛子きゅうりと豆もやしを入れてみることにしました。

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やはり半分ほど食べた所でソースが単調なためなのか少し飽きがきてしまい、しつこく感じたりもします。

そこで上記の二つの食材をちょい足しとして投入してみることにしました。

結論から書くとかなりドンピシャという感じです。

というのも焼きそば自体は麺がふにゃとしているのですけど、ここにカラムーチョを砕いたものを追加投入すると
食感がとてつもなくシャキシャキとして柔らかさと適度な歯ごたえが出てきますし、ここに辛さが加わり、
更に、ごはんかすすむのきゅうりを入れることで更に歯ごたえがシャリシャリとして
食感に適度なアクセントが加わりますし、味自体も辛さが加わる事でパンチが増してくるようにも感じられます。

但し、オリジナルの味のソース味はかなり後退し、どちらかというと歯ごたえ感と適度な辛さが勝るようにも
感じられますけど、私的にはソースが少しばかり単調に感じたものですので、むしろこうした味覚と食感のチェンジは
好印象という感じもしたものでした。

ラーメンと言うか麺類を広義で考えるとつけ麺も油そばも汁なし坦々麺も焼きラーメンもはたまた焼きそばだって
ラーメンの亜種 であるという事なのだと思いますし、
そこにあるのは素晴らしきラーメンの幅広さという事なのだと思います。

小泉さんの解釈的には焼きそばもそしてそのちょい足し自体も広義のラーメンの一種というかラーメンの一つの亜流
という解釈も出来そうです。

ラーメンの素晴らしい多様性について小泉さんが熱く語っていた時に一つのテキストにされていたのが
焼きそばの話であり、福岡や東京都内の焼きラーメンでもあったりします。
福岡の焼きラーメンは屋台発祥のご当地グルメの一つでもあるのですけど、これは焼いた細麺に後掛け豚骨スープを
掛けたものですが、これは都内のパリパリ焼き麺に豚骨ぺジボタスープを掛けたものですけど、ここまで来ると
焼きそばという名前はあるけど限りなくラーメンに近いとも言えると思われます。

焼きラーメンも広義の意味ではラーメンの一種だと思いますし、言うまでもなくまぜそば・油そば・汁なし坦々麺も
ラーメンの仲間だと思いますし、そうした意味では原作漫画で小泉さんが強調されていた通り
そもそも論として「どこまでがラーメンであるのかという事は厳密に定義づける必要もない」という事なのだと思いますし、
小泉さんの言われる通り、つけ麺・まぜそば等も普段何気なく口にする普通のいつものラーメンと違った味わいを
楽しむという事なのだと思います。

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以前もほぼ同じことを書きましたけど、改めてですけど
小泉さんの謎要素はたくさんあるのですけど、やはりその最大のミステリーは、あれだけ一日何杯もラーメンばかり食べていて、
しかも毎日毎週毎月毎年、一年365日朝昼晩・間食とラーメンばかり食べまくっているのに、
あんなにもスリムな体型を維持されていて、素晴らしき美少女JKさんをキープし続けている事なのかもしれないです。

小泉さんの後ろ姿も素晴らしいとしかいいようがないオーラに溢れていると思います!

その辺りは永遠の謎なのかもしれないですし、私自身が小泉さんに魅かれる一因なのかもしれないです。

アニメ・漫画作品ではよく「嫁キャラ」と言われる「お嫁さんにしたような美少女キャラ」が出ますけど、
私的に自分の嫁キャラというと、一例を挙げると、プリキュアだったらハピネスのめぐみとゆうゆう、ドキドキの六花、
スタプリの羽衣ララ、トロピカル~ジュプリキュアだったらあすか先輩、スイートの北条響、スマイルのみゆきとれいかさん、
艦これだったに夕張ちゃん、翔鶴お姉さま、白露お姉ちゃん、睦月、東方だったらアリスに早苗さんにさとり様にゆかりん、
トニカクカワイイの司、ゆるキャン△だったらなでしこ、プリコネだったらペコリーヌとコッコロちゃん
2022年秋アニメヒロインでもあった「新米錬金術師の店舗経営」のサラサ、アイカツシリーズの大空あかり、
D4DJのハピアラの麗、Lyrical Lilyの桜田美夢と竹下みいこ、「絶対防衛レヴィアタン」のレヴィアタン、
ハナヤマタの関谷なる、魔女の旅々のイレイナ、プリンセスプリンシパルのアンジェとドロシー、RELEASE THE SPYCEのモモ、
色づく世界の明日からの月白瞳美、うる星やつらのサクラ先生などなどなどたくさんいますけど、
「ご注文はうさぎですか??」だったら文句なしにココアに尽きると思います!(シャロも大好きです~)

そして・・二人でなにか「イケナイコト」をするのだったら、物語シリーズの戦場ヶ原ひたぎと
「デート・ア・ライブ」の時崎狂三と「ラーメン大好き小泉さん」の小泉さん以外ありえないです!

小泉さんは私にとっては大いなるヒロインといえそうですね~♫
フレッシュプリキュアの第15話は、2009年のリアルタイムで見ていた時からとっても好きなお話でした。

リアルタイムで見ていた時は、この後イースがまさかプリキュアになるという事は全く予想していなかったものですから
第15話を見ていた時点では、
「SSの満と薫と同じパターンにイースもなってきたという事なのかな・・?
友達と偽ってプリキュアに近づいたら本当にプリキュアとお友達になってしまい私はこの子達を倒す事は出来ませんという
プリキュアとしてはお馴染みのパターンになってしまうのかな・・?
それとも、イースもラブに対してデレはじめて近いうちにラブに対して陥落するのだろうな・・」と思っていました。
当時は、あの冷たい瞳のイースが、プリキュアに本当になってしまうとはそういう予測は全く出来なかったです。
だからこそ、イースの死とイースのプリキュアとしての再生は、青天の霹靂以外の何者でも無かったです。

フレッシュプリキュアの初期から中盤までのの3幹部のうち、サウラーは狡猾で頭のよいタイプで、
ウエスターは、言うまでも無く歴代でも屈指の愛すべきおバカキャラで典型的なマヌケ幹部でもありました。
イースはと言うと・どちらかというとサウラーに近いタイプで、頭はいいし自分で作戦を立案しそれを速やかに
行動に移せるタイプで、歴代敵幹部としても大変優秀な位置づけだと思います。
そういうイースが、第15話において、とある策略を思いつき、実行に移したものの
ラブのあまりにもバカ正直すぎる「まっすぐな心」によって、その策略自体が不成立に終わってしまった回とも
言えるのですけど、そのせつなの策略時におけるせつなの小芝居が今現在の視点で見てしまうと
「いいよねぇ・・イースにもそうした時代があったよねぇ・・」と改めてしみじみ感じてしまいますし、
結果的にイースはラブに陥落させられますけど、そのきっかけというのはこの回に遡ると言えるのかもしれないです。



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第15話ですけど、メビウス様から作戦の遅延を責められ、イース・ウエスター達3幹部はプリキュアの存在をその遅延理由に
挙げた上で、「プリキュアの変身アイテムを奪ってしまえばいい」みたいな事を思いつきます。
そのため、せつなの作戦は、ラブと既に友人関係が発生している事をネタにラブに接近し、
ラブが心を許した瞬間にラブの変身アイテムを奪取すれば、ラブはプリキュアに二度となれないからこれで万事解決
みたいな感じだったと思います。
客観的に言ってしまうと、「そんな別にまどろっこしい事しなくても、背後からいきなりラブの頭をバットかなんかでぶん殴り
気絶させその隙に奪ってしまえばいいじゃん・・」みたいに思うのですけど
あえてそうしないのがプリキュアの世界の優しさなのかもしれないです。
フレッシュの後半以降の展開でも、メビウス様から
「早いとこ、インフィニティ=シフォンをプリキュアから奪取してこんか!!」みたいな事を厳命され
アホのウエスターが色々な所、揚げくの果てには映画の舞台ともなっていた「おもちゃの国」で
シフォンの探索をするのですけど、よく考えてみると別に街とかでシフォンを探索しなくても、
シフォンは基本的にはラブの家にいつもいる訳ですので、深夜のラブのお部屋を急襲した方が
全然効率がいいのかもしれないです・・
これはあくまで優しきプリキュアの世界ですので仕方ないという事にしておきましょう・・
ついでに言うと、プリキュア5のマヌケ幹部たちが「ドリームコレットをさっさと手渡せ!!」みたいな脅しを毎回かけていましたけど、
別にプリキュア達との戦いの場で奪取しなくても
のぞみ達が学校に行っている隙に、一人で店番しているナッツハウスを襲った方が全然手っ取り早いような気もするのですけど
「それを言ったらおしまいよ・・」という感じなのかもしれないです。

せつなは、ラブと仲良くなったうえでアイテムを奪うという選択をしているのですけど
その際にラブ達と色々な所を遊びに行きますが、プリクラというのもいかにも年頃の女の子らしい話です。
4人の集合写真を見てみると、ブッキーってかなり背が低いような印象があったものです。
せつなが一人笑っていないのがとても印象的でした。
何となくですけど、イース時代の冷たい瞳はSSの満の冷たい瞳となんか似ているようにも感じたりもします。
イースはこの時点では笑顔ができない子でしたし、プリキュアとして覚醒して以降もせつなが自然と笑顔ができるように
なるまでにはかなり時間が掛っていました。
その流れの中で、「みんなでボウリングをしよう」という事になったのですけど
ここで狡猾なサウラーが背面で援護射撃をする事になります。
サウラーの作戦とは、強制的に人間の本音を語らせることで、お互いの人間関係にヒビを生じさせ、
その不信感から諍いを発生させ不幸のゲージを集めるというものでした。
やっぱりサウラーは筋肉バカのウエスターとはやはり全然違いますね・・・
サウラーは基本的には優秀だったと思いますし、ウエスターとセットされる形で「フレッシュのマヌケ幹部」と揶揄されるのも
少し気の毒な感じもありそうです・・

サウラーの作戦を直撃される形で、美希も祈里もせつなに対して、以前のわだかまり・・・
「このままダンスを続けてもロクな事にはならない」というせつなのインチキ占いがここにきて功を奏し
「ラブにそんな事を言うなんて許せない」みたいな本音を強制的に口にしてしまいます。
そして、ここでついにせつなの小芝居が炸裂します!
「そんな事言うなんて・ひどい!!」と泣きながらその場を飛び出してしまいます。
このせつなの清純派の演技そのもの演技には主演女優賞をあげたい気分です。
せつな自身はこの際は、「よく言ってくれた。この発言のおかけで私は仕事がしやすくなった」という
ラビリンスの立場としての本音と
「そんなひどい事を言うなんて・・」というプリキュア側に対する建前を大変上手く使い分けていると思います。
そして、ラブとふたりっきりになった状態の際にボーリングの投球をしてストライクを出しているのに
急にフラフラとへたれこみ
「急にめまいがしちゃって・・ラブ・・飲み物買ってきて・・」と自分のはかなさを懸命にPRするせつなは、
小芝居炸裂!!という感じでした~!

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この回でとてもすてきだなぁと改めて感心する点はラブのまっすぐな所に尽きると思います。
そしてラブにも、例のサウラーの策略のオウムの羽が憑依し、ラブも心の本音告白タイムに入ります。
ここでせつなは「ラブも他の二人と同様に自分を疑っているはずに違いない」と予測し、
せつなとしてはラブに「私はせつなが信じられない」といった本音を強引にラブから引き出し
その本音を元にラブの心を凹ませその隙にアイテムを奪おうと策略します。
だけど、ラブの素晴らしき本音は、
「よかった! せつなが許してくれた! せつなは本当にいい子、ありがとう!!」という
せつなにとっては思いがけない一言でした。

ラブ兄貴の純真さ・まっすぐさ・人を信じる心は、プリキュアの鑑ですよね~♪
ラブには一点の曇りもありません!
この時点でせつなは既にラブに対してはもう半分陥落していたのかもしれないですよね。
そうでないと第23話のあの素晴らしき神回の前提が崩れてしまうような感じもあるような気もします。

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サウラーのある意味はた迷惑な策略により街中の人達は、
相手に対して心の本」を炸裂しまくり、当然ながらそれが原因となって喧嘩が始まってしまい
サウラーと意図通り不幸のゲージはどんどん溜まっていきます。
この辺りはさすがですね。
ウエスターがカツラ回で結果的に自らの不幸による一滴しか貢献できなかった事を考えると
サウラーの歴代でもイケメン振り&頭の切れは感心するものがあります。
サウラーは実はシリーズとしては印象が薄いキャラでもあったりします。
ウエスターという不世出の愛すべきバカの影響は、サウラーの存在感すらも消してしまったとも思えます。

「その洋服、似合っていない・・」
「俺は仕事で疲れている・・」
「結婚前は家事分担するって約束したじゃない・・・」

人間には色々と「本音」というものはあるものですよね。

考えてみると、世の中には当たり前の話ですけど、裏と表・本音と建て前というものは間違いなく存在しています。
世の中にはたとえ正しくても「決して口にしてはいけない事」も一杯ありますし、
本当はこんな事いっても相手をおだてるだけと思っていても、本音とは全然違う「建前」を口にする事で
なんとなくその場をやり過ごすという事はむしろ日常茶飯事なのだと思います。
世の中には「優しい建前」と「決して優しくはない本音」があるようにも思えます。
むしろ相手の事を真剣に思うのだったら「優しくない本音」をあえてぶつける事だってあると思います。
その辺りは使い分けをする事で調整していくのしかないかもしれないです。

サウラーは、「本音をストレートにぶつけさえすれば人間は勝手に争い・諍いを始めるもの・・」と単純に考えていたようですけど、
それほど人間と言う生き物は単純ではないという事なのでしょう。
タイトルの通り、そこには「「相手を思いやる心」が建前・本音とは別にあるのかな?とも思います。
サウラーの策略によりあちこちで喧嘩が始まってしまいましたけど、最終的には、その喧嘩を一つのきっかけとして
「この人の事をもっと知りたい」とか「どうすればこの人を笑顔にすることが出来るのか」といった事に
繋げられるのが「人間」の一つの知恵と言えるのかもしれないです。

フレッシュの第23話で、美希は凹むラブに対して「しっかりしなさいっ!!」とか「最初からせつなという子は存在しなかった」という
本音炸裂のトークを展開するのですけど、あれも単に美希の心の吐露というのではなくて、
ラブに対して「こうなって欲しい・・!!」という思いから発した言葉なのだと思えます。

「本音」と「本当に伝えたい事」は別なのじゃないのかな・・?

「服が似合わない」 →「ここをこうすればもっとあたなには似合う」

「家事を手伝うヒマがない・・」 →「朝の時間帯、例えばゴミ出しとか掃除なら協力できる・・」

なとのように、本音で語る事と
本当にその人に伝えたい事、伝えることでその人が更に良くなり自分達の関係・絆も強くなるという事は
似ているようで違うのかな・?みたいな事をフレッシュプリキュア第15話を見て、感じたものです。

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フレッシュプリキュア第15話てサウラーが人間に対して行っていた事は、
実はさとり様の「相手の心を読み取る能力」とほぼ同じと言えるのかもしれないです。

さとり様は相手の本音が分かってしまっているから、相手との対話・コミュニケーションがついつい面倒になり
その相手の本音をついついポンポンと口にしてしまうから
相手からびっくりされ「なんだコイツは・・」みたいに忌み嫌われ
結果的にさとり様も「自分は嫌われ者」と地霊殿にひきこもりがちになられてしまうのですけど、
もしもですけど、さとり様が「人の本音」と「本当に伝えたい事」は実は別物であるという事にお気付きになられたとしたら
少しはさとり様の心にも何か変化があったりするのかな?みたいな事もふと感じたりもします。

せつなはラブのまっすぐな心・・裏表が無い本音を知る事でラブに陥落させられてしまいデレるきっかけにもなったのですけど、
あの場面にもしもさとり様がいたとしたら多少は「何か」をお感じになるのかな・・?

もしもですけど何かの間違いで(?)
さとり様を口説く男が表れ、その男の心がラブのように一点の曇りも無い感覚で、「さとり様が大好き!!」みたいな
ものだったらさとり様はせつなのように陥落する可能性もあるのでしょうか・・?
そのあたりも脳内妄想し甲斐があるネタなのかもしれないです。

ここから先はdream fantasy2
アミグリさんが過去に描かれた絵の転載&ご紹介コーナーです。

上記にてさとり様のお話が出てきましたので、今回はアミグリさんの描かれたさとり様の中でも、アナログ絵とデフォルメ絵という
2枚の変化球作品をご覧頂きたいと思います。

上記の作品は2014年3月10日の「3月10日はさとり様の日」に描かれたさとり様です。

このさとり様はアミグリさんの作品としては珍しい部類に入るアナログ作品です。

さとり様のこの憂いの表情でもあり哀しみの表情でもあるなんともいえないこの寂しげな様子からは。
「さとり様・・そんなに哀しい顔しないで・・」と そっと肩を寄せたい妄想に思わず駆られてしまうようなすてきな
アナログ作品だと思います。

アミグリさんが描かれたこのさとり様の表情の哀しそうな雰囲気はとってもせつないものがあります。

フレッシュプリキュア第15話でも描かれていたように、人間というものは不用意に自分の心の本音を相手に悟られると
動揺し戸惑いは生じますけど、同時に自分の心を見透かした相手に対しては警戒心・不気味感・怒りを感じてしまうのかも
しれないです。
そうした人間達の妖怪・覚への不信感・警戒心をずっと感じ続けているからこそ、さとり様はこうした哀愁漂う表情を
されているのかもしれないです。

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続きましてアミグリさんが2019年2月に描かれたデフォルメ作品のさとり様です。

以前当ブログでアミグリさんの描かれたデフォルメこいしちゃんを転載させて頂きましたけど、
デフォルメこいしちゃんは明るさ・ゆるかわいらしさ・妹キャラらしい少しきゃぴきゃぴした雰囲気が
すてきに伝わっていましたけど、デフォルメさとり様はこいしちゃんと同じポーズ・同じデフォルメ・同じハート型の背景・
同じスカートの薔薇の模様というかなりの共通性はあるのに、
「同じ姉妹でもなんだか伝わってくるものが違うのかも」と感じさせるのは、
アミグリさんの表現の使い分けと東方キャラの差別化を立派に実現されている証しなのだと思われます。
このデフォルメさとり様は、ゆるくてかわいらしい雰囲気に溢れているのですけど、
やはりどことなくせつないとか儚いとか心ここにあらず・・と伝わってくるのは、さとり様のあのちょっと哀しそうな表情と
サードアイがこいしちゃんと違って少し不気味に開けられているせいなのかもしれないです。

東方姉妹の中で依神姉妹・スカーレット姉妹は姉妹の見た目の雰囲気はかなり異なっているのですけど、
古明地姉妹はなんとなく似ている感じもあると思います。
そうした似ているような雰囲気の古明地姉妹をデフォルメ作品としてもその違いを単に衣装や色の違いとしてだけではなくて、
そこから内面的に伝わってくるものを大変立派に表現されているようにも感じられます。

上記のアミグリさんが描かれたさとり様の権利は、さとり様の絵師様であるアミグリさんに帰するものであり
当ブログにおける転載とご紹介は事前に全てアミグリさんからご了解を頂いたものであり、
アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

アミグリさん、本当にいつも素敵なイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!

皆様の中で「こんなに存在感のあるさとり様を描かれる方のブログってどんなもんなのだろう・・? 」と興味がある方は、
是非是非アミグリさんのブログ dream fantasy2を ご覧になって頂きたいと思いますし、 宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログdream fantasy2 に一度お越しして頂けると
アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私もとってもとっても嬉しいです!

アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!

アミグリさんのpixiv

せつなの小芝居すらもせつなへの信頼感にかえてしまうラブもすてきですけど、相手の心の本音を読解しながらも
それに対しての妖怪・覚としての宿命を感じて心を閉ざしてしまうさとり様もまたまたすてきなものがありそうです。
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永江衣玖のスペルカード発動時のポーズ
(誰がどう見ても映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のトラボルタの有名なポーズにそっくりですね~♪)

永江衣玖・・衣玖さんはとってもふわふわかわいい東方キャラですね~♪

永江衣玖は、龍の世界と人間の世界の間に棲む「竜宮の使い」と呼ばれる妖怪で、龍神様の発言内容から
重要な情報を抜き取って人々に伝えるのが仕事とされ、
例えば、幻想郷に近々大地震が発生しそうみたいな情報を把握すると、いち早く幻想郷に赴き
「間もなく大地震が到来する」と警告を発していきます。
衣玖さんは天人と勘違いされている方もいらっしゃるみたいですけど、実際はあくまで妖怪さんです。
幻想郷屈指の迷惑天人でもある天子の監視役という役割も担っている面があり、
「東方緋想天」のストーリーモードでも天子のあのとてつもないわがままぶりに頭を悩ませたり、
ゆかりんに会った際は「なんとか天子にお灸を据えてあげてくださいまし・・」と頼んでいる苦労人みたいな雰囲気も
実はあったりもします。
二次創作においては、あちこちで迷惑を掛けまくっている天子をフリル地獄の羽衣でとっ捕まえてきて
天子に代ってあちこちに天子がやらかした迷惑行為をペコペコ頭を下げながら謝罪に廻っているというのも
なんか微笑ましいものもあったりします。

衣玖さん本人がおっとりとした面倒くさがり屋でもあるので、霊夢やアリス同様に他人にほとんど関心がないという
飄々とした御方でもあり、
唐突に何の前触れもなくいきなり相手の前に出没し、初対面の相手に地震が起こることだけ告げて去っていくという
感じでもありますので、ある意味ありがた迷惑な御方という面もあるのかもしれないですし、
見方によっては飄々として捉えどころがない妖怪さんみたいな側面もありそうです、
衣玖さんは幻想郷の皆様に「間もなく地震が来ますよ~」と予知を告げに来る際も
問答無用で各邸に不法侵入し、突然何の前振りも無しに事務的に
「地震がやってきます」と告げて即帰っていきますので、言われた方は「なんじゃそりゃ・・!?」みたくなってしまいがちですし、
その告知方法があまりにも唐突で不法侵入的に突然出没しますので、それを不審に感じた相手とそのままバトルに
なだれ込んでしまう事も多々あったりします。
衣玖さんの能力は「空気を読む程度の能力」という事で、その場の特性をすぐに把握しすぐに馴染む事ができるという設定
なのですけど、「本当にそうなの・・? この告知方法は場の空気を読めない能力じゃん・・!」と余計なツッコミを
入れたくもなってしまいます・・・

衣玖さんは不本意ながらも天子に関わるシーンも多々あったりします。

天子にとっては天界の生活は退屈極まりないものだったようでして、その退屈しのぎとして行ったのが、「東方緋想天」の
異変だったのです、
地上の異変の解決屋(霊夢)の事を知り、自分も異変を起こせば霊夢が乗り込んできて、
退屈をしのげるのではないかと考え、天界の宝「緋想の剣」を持ち出して異変を起こしたというのが
その東方緋想天という異変の真意です。
「自分を満足させなければ大地震を起こす!」とまたまた勝手な事を言い、霊夢を脅し戦闘を強要し、
博麗神社を地震で倒壊させるなどの暴挙を繰り返した挙句の果てに、
異変を通して密かに博麗神社に比那名居一族との縁を結びつけようとしたため、ゆかりんの怒りを買ってしまい、
最終的には、ゆかりんから完膚なきまでに叩きのめされボコボコにされています。
(自業自得ですね・・)

東方の世界では鍵山雛以上に「フリル地獄」と東方絵師様から恐れられている衣玖さんは、
龍の世界と人間の世界の間に棲む「竜宮の使い」と呼ばれる妖怪であり、本来の役割は万一地震が発生しそうになったら
そうした情報をいち早く幻想郷の人里に伝達しに行くという事であり、別に天子のメイドでも部下でも
何でもないのですけど、成り行き上仕方なく天子ちゃんの普段の生活の管理・監視・お世話を押し付けられている
ある意味気の毒な御方でもあるのですけど、永江衣玖は天子ちゃんの事は一応は
比那名居一族のお嬢様ということで「総領娘様」と呼んでいたりもしています。
だけどあまりにも普段の天子の迷惑の掛けっぷりが半端なく、何かあるとその後始末とか天子に代っての謝罪を
押し付けられる永江衣玖もさすがに我慢の限界なのか、あのゆかりん=八雲紫様に対して
「総領娘様にお灸を据えるおつもりでしたら是非やって下さいまし」とまさかの(?)お仕置き依頼をするのも「そんなの当たり前!」
みたいな空気が 「東方緋想天」の異変の際にはあったように思えます。

紫  : 私はある天人を探しているの。比那名居 天子 
衣玖 : 総領娘様ですか?どのような用件でしょう?
紫  : ちょっと亡き者にしようと・・
衣玖 : あらあら、それはまた物騒な
紫 : さあ、何処にいる?
衣玖 : そうですねぇ、総領娘様なら今は地上に降りていると思います
紫  : あれ?霊夢が言っている事と食い違っているわね
衣玖  : ここだけの話、自由すぎてあのお方には手を焼いているのですよ。天人の間でも・・
紫 : 本当は隠しているんでしょ?
衣玖  : 本当に居ないと思いますが……
紫 : さあ居場所を教えなさい!
衣玖 : いえ、本当に居ないのです
紫  : ふむ、時間と体力の無駄だったみたいね
衣玖  : もし総領娘様にお灸を据えるおつもりでしたら是非やって下さいまし。あ、勿論私が言ったって事は内緒ですよ?
紫 : さっき言ったでしょ?お灸を据えるんじゃなくて亡き者にするの!

霊夢の博麗神社を倒壊させられ博麗神社の尊厳を傷つけられたゆかりんの怒りは相当なものがありました。
それにしても衣玖さんの「天子にお灸を据えてあげて!」とゆかりんに懇願したのも、それまでの我慢の限界を
通り越していたのかも・・という感じなのかもしれないですし、
2010年の「ハートキャッチプリキュアの」えりか様=キュアマリン風にいうと「海よりも広い私の心もここらが我慢の限界よ!」という
感じだったのかもしれないです。
結果的にゆかりんによってフルボコにされてしまった天子を見て衣玖さんは陰でほくそ笑んでおられたのかもしれないですけど、
次の瞬間にはしれっとした表情で「あらあら、総領娘様大丈夫ですか~」と飄々と言われていたのかもしれないです。

衣玖さんというと忘れてはいけないことがありまして、既に二次創作等でも散々ネタにはされていますけど、
「サタデー・ナイト・フィバー」のあのジョン・トラボルタとの共通性ですね~♪

衣玖さんがスペルカード使用したときの立ち絵や衣玖さんが指差した相手に雷を落とす技を発動する際のホーズは、
映画「サタデー・ナイト・フィーバー」主演のジョン・トラボルタのタイトル画ポーズとほぼ同じです。
二人とも天を指す右手ははほぼ同じです。
違いとして、トラボルタの視線はほぼカメラ目線ですけど、衣玖さんは対戦相手の目がいってしまうのかやや横顔で
微妙に焦点が合っていないという事とトラホルタの左手はなんとなく地面を指しているようにも感じられるけど、
衣玖さんは左手は腰に回しているのが挙げられると思います。

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「サタデー・ナイト・フィーバー」はなつかしい映画ですね~♪

1970年代のディスコを題材にした映画では大変名高いと思われますし、この映画のサントラ盤は
当時としては異例の空前の売上を叩きだした事も大変名高いですし、
ジョン・トラボルタの出世作でもありますし、何よりも日本においてもこの映画を一つのきっかけとして空前の
ディスコ・ブームが沸き起こっていたようにも感じられます。
(余談ですけど、この映画の封切と同じ年の吹奏楽コンクールの課題曲が名曲といまだに根強い人気を誇っている
「ディスコ・キッド」でもあったりします!)

映画「サタデー・ナイト・フィーバー」はダンス映画でもあるのですけど、その内容は意外とシリアスな要素もありまして、
現代のアメリカや日本で暗い影を落としている「格差社会」を既に1970年代後半から示唆していたという事でも
評価がなされて然るべき映画とも言えるのかもしれないです。

「サタデー・ナイト・フィーバー」のDVDのジャケットとか当時のポスターが上記のようなジョン・トラボルタの
天を指すように高々と挙げている右手は大変印象的でしたし、当時、あれを真似ている芸人さんの今でいう
一発ギャグもかなり多かったような記憶もあります。
というか・・この「サタデー・ナイト・フィーバー」やジョン・トラボルタの事を聞いて「なつかしいね~」と感じる方は
私と同様に立派な昭和育ちと言えるのかもしれないですね・・

「サタデー・ナイト・フィーバー」というと私自身も思い入れがありまして、この映画音楽のメドレーは、
私が高校3年の時の高校生活最後の吹奏楽部の定期演奏会のポップスステージにて最後のトリを飾った曲でも
ありましたけど、この曲が開始されると会場内はかなり手拍子や歓声に溢れていましたし、
メドレーの最終曲の「ステインアライブ」はかなりの大盛り上がりだったと思います!
当時のダンスミュージックというとやはりこの「サタデー・ナイト・フィーバー」が最高に盛り上がる曲だったと思います。

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上記はグリフォンフィギュアとしての衣玖さんです(ちなみにグリフォンは今現在は会社としては清算されています・・)

浮いたつま先や羽衣の広がりにより常に宙に浮かんでいる独特のフワフワ感を見事に再現していると思います。
衣玖さんのあの龍魚ドリルの発動状態の再現はこのフィギュアの最大の見せ所だと思いますし、
それを立派に表現していると思います。
右腕の羽衣が円錐状に絡みつき、ドリルの形を形成しているのですけど、この羽衣自体が鍵山雛ちゃんではないですけど、
フリル地獄の様相を呈していますから、デザイナーさん泣かせ以外の何者でも無いキャラなのですけど、
それだけに原型師様やデザイナーさんの「愛」が遺憾なく伝わってきますし、
そうした苦労が見事に結集されたフィギュアだと言えると思います。

この「ドリル」ですけど、羽衣を螺旋状に巻いて作っているのですが、フリルの赤色がその螺旋構造を強調していて、
一見すると「とてつもなく乱暴な凶器」のようにも見えてしまいそうです。

リボン、ストール、羽衣、ドリル、ロングスカートなどなど・・ひとつひとつに表情がついており
1体のフィギュアとしては過剰積載とすら感じる情報量にも関わらず
右腕のドリルが最も強調されるようにそれぞれが調節されておりポージング含め
非常にうまいバランスでまとまっているのが本当に素晴らしいと思いますね~♪

うどんげちゃんは衣玖さんの外見を「ぱっつんぱっつんの衣装」と評されていましたけど、まさにそんな感じだと思います。

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ここから先はdream fantasy2のアミグリさんが描かれたイラストの転載&ご紹介コーナーです。
今回ご紹介させて頂く作品はアミグリさんが2012年7月描かれた永江衣玖です!

この衣玖さんは、アミグリさんの作品としては大変珍しいのですが、アナログのクーピーで塗られたものです。
当時のアミグリさんのお言葉としては「簡単な絵だったのですぐ出来上がりました」との事ですけど、
いやいや、それは凄い事なのだと思いますよ~!
衣玖さんは東方作品では鍵山雛と並んで「東方屈指のフリル地獄」と東方絵師様からは恐れられていて、
上記のフィギュアでも述べた通り、通称、電動ドリルとも呼ばれるのあの独特な羽衣やフリルとか龍魚ドリルが
備わっていますのでアミグリさん曰く「らくがき程度の絵」と言っていてもあの衣玖さんを描くのは本当に厄介な事だと思います。

東方絵師様の傾向として雛とか衣玖さんを描かれる方は少数派になってしまいそうですし、ましてや
こんな厄介なデザインの衣玖をアナログで描いてみようという方はある意味貴重な絵師様でもありますので、
そうした意味においてもアミグリさんの希少価値は高まりそうな感じもあると思います。

衣玖さんの雰囲気としてはおっとりしているみたいな感じで描かれる絵師様が多い中で、アミグリさんのこのアナログ衣玖は、
「さーて! 今から天子をとっ捕まえにいって紫に引き渡しに行くぞー! おーー!!」みたいな感じで
気勢を上げているようにも見えそうです。

衣玖さんらしい雰囲気をキープした上で幾分コミカルに描かれているとっても可愛くて希少価値の高い作品のように
感じられます、

上記で散々述べてきた「サタデー・ナイト・フィーバー」のジョン・トラボルタとの共通性も見事に描かれていますし、
アミグリさんが描かれる衣玖さんも右手を高々と天に指すように挙げているのも、
「サタデー・ナイト・フィーバー」世代としてはとても嬉しいですし懐かしいものがあります。

アミグリさんは平成生まれの絵師様ですので、「サタデー・ナイト・フィーバー」とか言われても、あまりビンと来ないのかも
しれないですけど、昭和世代の私たちから見ると、アミグリさんのこの衣玖さんのジョン・トラボルタと同じ立ち絵は
感涙ものでもあったりします。
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エナジードリンクの一例

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栄養ドリンク

昭和の頃ですと、「少し疲れたな・・」とか「ちょっと眠たいのだけど、まだやることが一杯あるからな・・」とか
仕事や勉強でもうひと踏ん張りしないといけないという時の疲労回復とか眠気覚ましというと、
コーヒーとかユンケル・眠眠打破・アリナミンV等の栄養ドリンク剤というイメージがあったのですけど、
最近はそのあたりは少しばかり事情が変わってきたのかもしれないです。

それはいうまでもなくRed Bullとかモンスターエナジー等の「エナジードリンク」の登場なのだと思います。

それではエナジードリンクと栄養ドリンクには特に法律上はどのような違いがあるものなのでしょうか・・?

栄養ドリンクとエナジードリンクfどちらも「飲めば元気が出る」といったイメージで差異はないようにも思えますが、
実は明確な違いがあります。それは栄養ドリンクが医薬品もしくは医薬部外品なのに対し、
エナジードリンクは清涼飲料水だということです。
医薬品は有効成分が配合されており効能・効果が明確に謳えるもの、医薬部外品は薬に準ずるものとして
公に認められていますが、清涼飲料水は単なる嗜好品にすぎません。
そのためエナジードリンクはどんなに体に良さそうに見えても具体的な効果を謳うことは法律で禁止されています。
そうした制約もあり広報・宣伝においては宣伝文句も元気が出る、爽やかな朝が迎えられるといった
抽象的なキャッチフレーズで謳うしかないのかもしれないです。
そうした訳でエナジードリンクはあくまで清涼飲料水なので、医薬部外品の栄養ドリンクのように効能表示はできないとの事です。
実際に成分を比較してみても、栄養ドリンクは例えばタウリンなど人体に必要な栄養素がたっぷり含まれているのに対して、
エナジードリンクの方は全体的にそうした成分は希薄です。
タウリンには、細胞を正常な状態に保つホメオスタシスという作用があります。
特に肝臓に対して作用する効果を持ち、胆汁酸の分泌を促進して肝臓の働きを促したり肝細胞の再生促進に効果があります。
エナジードリンクでは、栄養ドリンクに配合されているタウリンを使うことが認められていないため配合されません。
そのため、代用成分としてアルギニンが入っている場合があります。
アルギニンはアミノ酸の一種で、血流の改善や成長ホルモンの分泌を促す作用があると言われています。
そうした意味においてはエナジードリンクはあくまでも気分転換のために飲むものと割り切った方が賢明だと言える
のかもしれないです。

まとめてみると・・

栄養ドリンクは医薬品もしくは医薬部外品であり、その主な使用目的は滋養強壮、栄養補給です。
例えば風邪を引いて消耗した身体に栄養補給をするような時に効果が期待できると言えます。
対してエナジードリンクは清涼飲料水であり、リフレッシュや気分の向上が主な効果です。

エナジードリンクには、興奮剤としてカフェインなど様々なものが含まれています。
その効果によって元気になったり、眠気が覚めるわけですが、
それでも扱いはあくまでも清涼飲料水なのですね。

最近でもないですけど、以前ニュースでもエナジードリンクその過剰なカフェインの摂取による危険性が
言われたりもしていていますけど、カフェインは日常的によく耳にする言葉だし、コーヒーやお茶にも普通に入っていますので
多少多く摂取しても問題ないのでは・・?と思う方も多いとは思うのですが、
カフェインは一度に大量に摂取すると中毒死する危険性もあるとのことですし、
体重60kgの人なら「1時間に390mg、3時間に1020mgがカフェインの危険量」とも言われていて、これをオーバーすると
場合によっては急性カフェイン中毒ということで、救急車で搬送される事態にもなりかねないとのことですので
注意は必要なのだと思います。
しかもカフェインは、摂取を続けると耐性ができてしまいますし、毎日摂取を続けていると
7日から12日程度で耐性ができ、12~24時間経過すると、禁断症状を感じ始めるとのことですので、
換言すると一種の麻薬みたいな側面もあるのかもしれないです。
ちなみに普通の缶コーヒーの場合でも一本当たりにカフェインは100~150mg程度含まれていて
エナジードリンクだと80~150mg含まれているそうです。

先日なのですけど、私自身仕事から家に戻る途中、やばいくらいの疲労と眠気を感じていたのですけど
その日の夜にどうしても見たい深夜アニメ番組があったもので
「ここで寝るわけにはいかない」と思い、その日の昼間にすでに一本缶コーヒーを飲んでしまったので
「それではたまにはエナジードリンクでも試しに飲んでみるか・・」と普段めったに飲まないRed Bullというエナジードリンクを
飲んでみることにしました。

確かにカフェインの成分が強いせいか、瞬間的に「眠気すっきり!!」という感じになり、眠気が一気に吹っ飛んだような感じも
ありました、
何となくですけど脳がスッキリという感じというのか気持ち的に何か幾分ハイテンション気味というのか、
疲れが吹っ飛ぶような印象がありました。
やはりこれはドリンクの成分に大量のカフェインが入っているためだったのかもしれないです。

私、元々コーヒーにはめっぽう弱く、缶コーヒー一本飲んだだけで目が覚めてしまう傾向にあるのですけど、
エナジードリンクのあの眠気ふっ飛ばしつつ疲労感スッキリはどう考えても尋常ではないように感じたものでした。
これを飲んで一時間程度経過した頃に頬がほてるような感触があり心臓バクバクみたいな動悸のような症状が
あったと思います。
そしてこの動悸がしばらく続いたら妙に体に疲労感を感じ、そのまま朝まで爆睡という感じになってしまい、
結果的に当日見たかった深夜アニメは見逃してしまいました・・

もちろんその人の体質とか飲んだ時の健康状態等によっても違いがあるとは思うのですけど、
私としては危険な感じがあります。
少なくとも私の体質にはあまりあっていない感じもありますので普段はあまり摂取しないほうがいいのかもしれないと
感じたものでした。
どうしてもという時は本当に疲労困憊時のみに限定したいと思います。

身体に栄養を補給する栄養ドリンクと炭酸やカフェインの効果でシャキッした気分にさせるエナジードリンク・・
どちらも飲み過ぎは身体に良くはないのは言うまでも無いと思います。
特に、エナジードリンクの場合は、カフェインを過剰摂取したり、風邪薬などと一緒に摂取すると、
カフェイン中毒や心臓に負担がかかるなどの悪影響が大きいようにも感じられますし、私自身がたまに飲んだ際の一本
からでもそうした印象はあったりもしますので、
巷で流行しているからといって安易に飲みすぎるのもよくない・・ということなのだと思います。
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アザラシというと何となくですけど北極海とかバルト海みたいな寒い所に生息しているというイメージがあったりして、
そのため2002~2004年にかけて都内の多摩川や埼玉の荒川でゴマアザラシのタマちゃんが出没したというニュースは
当時はびっくりしたものです。
当時の多摩川は河川汚染がひどい上に、アリゲーターガーにピラニア、淡水エイといった危険魚類、
そしてニシキヘビやヌートリアといった魚類以外の生物などが確認されており、こうした
混沌とした状況を皮肉って多摩川をタマゾン川と呼ぶ人も多かった中で、タマちゃんが生息していて大丈夫なの・・?という
感じでもありましたけど、実際はタマちゃんは悠々と多摩川と荒川で迷子生活を楽しいでいたようでして、最初に目撃
されていた頃よりは随分と体格がまんまるになっていたような気がします。

アザラシには体重50kgのワモンアザラシから3700kgに及ぶミナミゾウアザラシまでおりその体は変化に富むそうです。
アザラシはホッキョクグマの主食となっており、ホッキョクグマの食料の実に90%をアザラシが締めているそうなので
多摩川や荒川での迷子生活はホッキョクグマという天敵がいないだけにむしろ快適だったのかもしれないです。
アザラシというとなんとなくですけどアシカとは外見がよく似ている気もしますけど、両者は似て非なるものという事で
いくつか明確な相違点が見られたりもします、

アザラシとアシカには実は簡単な区別方法があるそうです。

1.アザラシはアシカのように上体を起こせない

2..水中生活が主体のアザラシは水の抵抗を減らすため、耳たぶがない

3..アシカは前脚による推進力で泳ぐけどアザラシは後脚による推進力で泳ぐ。

日本近海では北海道を中心にゴマフアザラシ、ワモンアザラシ、ゼニガタアザラシ、クラカケアザラシ、アゴヒゲアザラシの
5種のアザラシが見られ、前述の通り寒い地方の動物と言うイメージがありますけど、実は熱帯の海でも生息している
そうです。
そうした意味ではも2002年に東京都の多摩川に出現し日本を騒がせたアゴヒゲアザラシのタマちゃんは
決してありえない行動をとった言う訳ではなくて、多分あれは移動の最中に迷子なってしまったという事なのかもしれないです。

タマちゃんは、当時の内閣総理大臣である小泉純一郎も内閣府内のインタビューでコメントするなどメディアで話題となり、
2002年新語・流行語大賞の年間大賞に選出されていたりもしました。
2003年以降、タマちゃんと見られるアゴヒゲアザラシが埼玉県朝霞市の荒川にもに出没しましたけど、2004年4月に
目撃されたのを最後に姿を消してしまいました。
多分海に戻ったという事なのかもしれないです。

当時はニュース映像でゴマアザラシのタマちゃんの姿が流されていたものですけど、ああやってみてみると
トドやセイウチはあまりかわいいとは感じないけど、アザラシはどことなく癒されるものがあり「かわいいね~♪」と
感じさせる風貌なのかもしれないです。



上記でアザラシの事を書かせて頂きましたけど、dream fantasy2のアミグリさんもオリジナル作品としてアザラシを描かれた事がありました~♪

上記の涼しげなアザラシちゃんのオリジナル作品はアミグリさんが2019年6月に描かれた絵です。
タイトルは「ぽっかり夢気分♪」となっています。

上記の「「ぽっかり夢気分♪」ですけど、この絵を発表当時にアミグリさんは
「オリジナルでアザラシちゃんを描いてみました(´∀`)
夏らしく涼しげに、グラスに浮かぶアザラシちゃんです♪
癒されていただけると嬉しいです(*^-^*)」と言われていましたけど、
本当にその通りですよね~♪
私自身も最初にこのかわいいアザラシちゃんの涼し気な様子を拝見させて頂き、瞬間的に涼しさを感じ同時に
癒しを感じたものでした~!
そして同時に多摩川や荒川に出没したタマちゃんを思い出してしまったものです。

グラスのブルーと白のアザラシちゃんがとても涼し気にひんやりと感じられ、見ているだけで涼んだ気持ちになれそうです。
アミグリさんの絵としては珍しく背景無しという事で、背景が無い分むしろすっきりとした印象を与え、このすっきり感が
涼しさにつながっているのかもしれないです。
グラスのブルーは青色の炭酸ソーダのようにも見えますし、はたまたひんやりとしたゼリーのようにも感じられそうですけど、
どちらにしてもアザラシちゃんがグラスの中で涼しさを満喫しているかのようなほんわかさが伝わってきています。
このアザラシちゃんは、まるっこい雰囲気という事もあり、安心感・やすらぎ・癒しを感じさせていると
思いますし、青と白の色彩を基調としている事もあり、この涼しいひんやり感もやすらぎ効果をもたらしているといえそうです。

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続きましてアミグリさんが2017年4月に描かれた「春だね~❀」とタイトルが付けられたオリジナル作品です。

三匹ともとにかくとってもかわいくかわいく描かれていて、見ているだでなんかホッ・・とするというか癒されるものが
間違いなくあると思います!
こうした小さなかわいい動物たちも見ているだけで思わず笑みがこぼれてきそうです!
うさぎというとバニーガールとか擬人化されたうさきちゃんでもお馴染みですけど、アミグリさんの描かれるこのうさちゃんからは
かわいらしさというもののお手本のような雰囲気すら漂っていると思います。
背景のお花畑もとっても癒されそうです~♪
この三匹の中では私のいっちば~ん!のお気に入りはアザラシちゃんです!
「多摩川のタマちゃんみたいでとってもかわいくて大好きですし、冒頭の涼しげなアザラシちゃんと合せてアミグリさんの描かれる
アザラシは見ている人ほほっこりさせる癒し効果があると言えそうですね~♪

タマちゃんというのか、このアザラシちゃんたちが気持ちよさそうに川辺でお昼寝してゴロゴロしていそうな雰囲気が
伝わって来ていて、なつかしくもありとてもかわいいと改めて感じたものでした~!

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続きましてアミグリさんが2015年11月に描かれた多摩ちゃんです!

多摩ちゃんは艦娘ですけど、多摩川のタマちゃんと名前が被りますし、両者ともみんなから親しまれる愛され上手の
キャラだと思います。

アミグリさんが「艦隊これくしょん」を始められたのは実は2014年なのですけど、
最初に選んだ艦娘は吹雪との事で、一番最初に建造した艦娘が実はこの多摩ちゃんなのです。

アミグリさんが「dream fantasy2
内にて2014年~現在に至るまで一人のキャラを最多描かれたのは川内とこの多摩ちゃんのそれぞれ3回で、
アミグリさんの川内と多摩ちゃん大好き振りがとても伝わってくるのですけど、
厳密にいうと、多摩ちゃんは2014年8月に下絵もUPされていて、これを含めると4回という事になりますので
数多くいる艦娘の中でもこの多摩ちゃんはアミグリさんのお気に入り艦娘の一人であると言えるのかもしれないです。
そしてそのいずれもアミグリさんの描かれた多摩ちゃんはネコっぽい雰囲気がとても可愛らしく描かれていると思います。

それにしてもこの多摩ちゃんはとても可愛いです!

艦これ全体のみんなの可愛いペットちゃんみたいな雰囲気すら漂わせているようにも思えますね~♪

雰囲気が、公式の設定のようにネコちゃんみたいで、 いかにも「猫はこたつで丸くなる」をそのまんま表しているみたいで、
とにかくそのほにょ~~っとした感じかとても 素晴らしいですね!!
特徴の一つであるショートパンツ姿がとにかくキュートだと思いますにゃ・・
ちなみにですけど、ゲーム上で艦娘たちが中破された際のボロ絵はいずれもかなりエロっぽい要素が
満開になるのですけど、意外にも多摩ちゃんが中破された際のあの際どさはとてつもないものがあると思いますし、
あの過激さは、普段の多摩ちゃんのネコっぽい様子とは明らかに異なるものがあり、
そのギャップの大きさに思わずきゅん!とくるものがあるのかもしれないです。

多摩ちゃんはやっぱり愛され上手なのかもしれないですね・・

上記のアミグリさんが描かれたオリジナル作品と多摩ちゃんの権利は、
全て上記作品の絵師様であられるアミグリさんに帰するものであり、当ブログにおける転載とご紹介は事前に全て
アミグリさんからご了解を頂いたものであり、アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

アミグリさん、本当にいつもすてきなイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!

皆様の中で「こんなにかわいいアザラシちゃんたちを描かれる方のブログってどんなもんなのだろう? 」などと興味がある方は、
是非是非アミグリさんのブログdream fantasy2を ご覧になって頂きたいと思いますし、 宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログdream fantasy2に一度お越しして頂けると アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私もとってもとっても嬉しいです!

アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!

アミグリさんのpixiv

イルカやペンギンもとってもかわいいけど、アザラシも改めてとってもかわいいものですね~♪


ロッテリアの定番メニューで大人気商品の一つの絶品チーズバーガー

WBCも終わり(準決勝のメキシコ戦で先発したマリーンズの佐々木朗希投手やロッテの監督でありながらもWBCでは投手コーチを
務められていた吉井監督は本当にお疲れ様でした!)
いよいよ本日から日本のプロ野球が北海道での日ハムの新球場お披露目ゲームとしても開幕いたします。
千葉ロッテマリーンズの3/31の開幕カードはもはや遺恨カード??ともいわれそうなロッテーホークスの試合が
福岡で開催されますけど、
マリーンズは昨年ホークスには完膚なきまでに叩きのめされ、シーズンオフにはマリーンズの絶対的抑えのオスナすらも
金満球団のホークスに札束攻勢でもって引き抜かれて「ホークスへの恨みつらみは増すばかり・・」という感じですけど、
まずは開幕カードに最低でも一つぐらいは勝って少しでも勢いをつけてZOZOマリンに戻ってきてほしいものです。
(私も2019年以来久しぶりに今年は幕張のZOZOマリンスタジアムに駆けつけマリーンズを応援したいと思っています!)

そうした開幕前の時にニュースでロッテに関する結構衝撃的な話題が飛び込んできました。

なにかというと・・ ロッテホールディングスが、ハンバーガーチェーン「ロッテリア」を展開するロッテリアの株式を
すき家などでおなじみのゼンショーホールディングスに売却すると発表した事です。
ロッテリアというとマクドナルド・モスバーガーに次ぐ日本のハンバーガー店にとっては名前が広く知れたものであり、
今現在はマクドナルドにはるか足元にも及ばないものの、一時期はマクドナルドと二大勢力を築き、
1987年あたりには390円セットと380円セットの価格競争もあったものでした。
だけど最近では店舗数が激減し、ロッテリア単体では赤字決算という年もあり苦戦が続き、ロッテグループ全体として
考えたときに売却もやむを得ない・・という結論に達したものと思われます。
ロッテリアというとロッテファンの私にとっても大変馴染みがあるお店だけにちょっとショックなものもありました。
ただロッテは実はかなり大きなグループ企業であり、ロッテリアはほんの小さな傘下に過ぎないという事もあったりします。
「お口の恋人」でお馴染みのロッテは、ロッテグループの中ではのほんの一部に過ぎず、
ロッテHDは、「メリーチョコレート」や「銀座コージーコーナー」、「レディボーデン」などの国内企業、
そして「韓国ロッテグループ」(韓国ロッテ)を傘下に抱えていたりもします。
韓国ロッテは、流通・化学・建設業を中核事業とする巨大複合企業であり、韓国第5位の財閥でもあったりもします。
その売上高は2021年は5兆円超とされていて、これは日本のロッテ(ロッテ+ロッテリア)の売上合計の約20倍にあたったりも
します。
その韓国ロッテは21年3月期には1012億円の純損失(赤字)を計上し、2022年3月期に2期ぶりに黒字化したものの、
成長戦略の見直しは必須とも言われていましたし、
ロッテリア自体の赤字と相まってロッテ全体の収益が悪化したことが今回の売却の理由の一つともいえそうです。

だからそうした意味においてはロッテリアの売却はロッテHD全体の中ではほんの小さな外食部門ということもあり、
その売却自体はロッテHD全体にはあまり影響がないともいえそうです。

ただ、馴染みがあるお店だったこともありますし、千葉ロッテマリーンズファンでありロッテ製品をこよなく愛する私にとっては
少しばかりさびしいという感じもありますけど、
ゼンショーという新しい親会社の下で新しいスタートを切って頂きたいと心から願っています。
今回、ロッテリアを買収したゼンショーは牛丼チェーンのすき家をはじめ、回転寿司のはま寿司や、
ファミリーレストランのココスなど人気チェーンをいくつも展開し、2022年3月期の売上高は6585億300万円と
外食企業としては日本でトップの売り上げを誇っていますので、そのノウハウをうまく活用してほしいものです。
(心配のタネはゼンショーは一時期ハンバーガー店のウィンディーズを買収したものの結局うまくいかず撤退したという経緯も
実はあったりもします・・)

ロッテリアの数あるメニューの中では私が最も大好きなのはロッテシェークと絶品チーズバーガーです!

モスバーガーを一度食べてしまうと正直マクドナルドのハンバーガーはなんだか粘土細工のような味と食感に感じて
しまうのですけど、ロッテリアの絶品チーズバーガーは本当においしくて
肉とチーズの絶妙な融合はとても魅力的です。
あのおいしさはたとえゼンショーに親会社が変わったとしてもそのまま受け継がれていってほしいものです。

現在のハンバーガーショップというとロッテリア以外ではいうまでもなくマクドナルドとモスバーガーが双璧なのだと
思いますが
(実質的にはマクドナルドの一人勝ちなのかも・・)
かつてこれらのハンバーガーショップ以外にも色々とあったものでした。

これよくネタにされる話で、以前フジテレビで放映されていた「トリビアの泉」でもネタにされていたのですけど、
日本における「ハンバーガーショップ」の第一号店は、マクドナルドでもロッテリアではありません。
実はなのですけど、ダイエー傘下の「ドムドムハンバーガー」が1970年2月に都内の町田市にダイエー店内に
出店したのが日本で初めてのハンバーガー店なのです。

ドムドムハンバーガーこそが実は日本のファーストフードの元祖と言えるのかもしれないです。

ドムドムハンバーガーも母体のダイエーの衰退と共にその店舗数も激減の一途を辿りました・・

2017年までのドムドムハンバーガーは、イオングループのダイエーの完全子会社であるオレンジフードコートが
事業の権利を有していましたけど、2017年の7月1日付で、
オレンジフードコートからドムドムフードサービスへと事業主体が変わり
ダイエーグループは、47年間続けてきたドムドムハンバーガー事業から完全撤退したという経緯もあります。
ドムドムハンバーガーはダイエーの縮小と共にどんどん店舗数が激減していきましたけど、埼玉で唯一存在していた店が
実は我が家からも近いところにあるマルエツ蕨北町店の店舗内にありましたけど、そのお店もいつのまにか
ロッテリアに変わっていました。

ドムドムハンバーガーの名前の由来は、親会社のダイエーの企業理念「良い品をどんどん安く」の
どんどんから取ったものですけど、どんどんは当時すでに商標登録されていたため、
ドムドムハンバーガーという名称に落ち着いたとの事です。
ちなみにですけど、私が学生時代に吉野家でも松屋でもすき家でもない牛丼「どんどん」という店も
都内の神田神保町方面にあったと思いますが、今ではこの牛丼「どんどん」も跡形もなく撤退しており、
全ては「過去の記憶の遺物・・」という感じですね・・
ついでに当時は「牛丼太郎」という牛丼専門店もあったと思いますが、ここもいつの間にか撤退していました・・

私が昭和末期の頃に都内の神田神保町~三崎町にキャンバスがある大学に通っていた頃、
白山通り周辺には、マクドナルドも何店舗かありましたし、マックとは別に今では知る人ぞ知るハンバーガー店の
「森永LOVE」とか「明治サンテオレ」といった店舗もまだあったものでした・・

森永LOVEは昭和の関東圏では多少は知名度はあったのかな・・?
1970年代中期に、森永製菓の100%子会社であるレストラン森永の運営事業として誕生し、
「おいしさ分け合おう森永ラブ」をキャッチフレーズに東京23区を中心に店舗を展開し、「ハンバーガー&アイスクリーム」といった
当時としてはまだ珍しいスイーツにも力を入れていたバーガー店だったと思います。
後にバーガーキングに買収され、さらにはロッテリアへと変遷をたどり、今現在においては「森永LOVE」という名前も無く
完全撤退となっています。
そうそう、当時の白山通りには「明治サンテオレ」という知る人ぞ知るバーガー店もあったと思います。
個人的には明治サンテオレは、ハンバーガーよりもポテトやフライドチキンがとても美味しかったような記憶があります。
明治サンテオレは乳業メーカーとして有名な「明治乳業」が作り出したハンバーガーショップです。
マクドナルドやロッテリアなどの大手ハンバーガーショップの低価格化路線の競争に耐え切れず、
残念ながら店舗数は激減し、現在は明治乳業グループから独立して、
株式会社サンテオレコーポレーションが細々と運営を行っています。
1995年には店舗数が100店舗を突破するも現在は9店舗に留まり、
ドムドムバーガーよりも店舗数が少なく、店舗があるのは千葉、神奈川、群馬、茨城、新潟の5県のみに留まっています。
明治サンテオレは確か私の地元の埼玉県川口市のアリオ川口内にもあったと思うのですけど、
いつの間にか撤退となっていました・・
これは完全に余談ですけど、日活ロマンポルノ「後から前から」の主演の畑中葉子扮する主人公「ヨーコ」のアルバイト先は
実は明治サンテオレであったりもします・・

ロッテリアの母体はゼンショーの前はいうまでもなくお菓子メーカーのロッテでしたけど、同じくお菓子メーカーの
明治製菓や森永もハンバーガー店を営んでいたこともあるのは興味深いですけど、事業の継続性としては厳しかったとも
いえそうですし、これも一つの時代の変化ということなのかもしれないです。

本日よりプロ野球も開幕しますけど、千葉ロッテマリーンズももちろん頑張ってほしいですし、
たとえゼンショーに親会社がかわってもロッテリアも頑張って事業としての永続性を目指してほしいものです。


オープン戦・WBCも終わり、日本のプロ野球も間もなく開幕します!

毎年毎年そうのですけどシーズン終盤の9~10月になると「今年もマリーンズはダメだったか・・もうプロ野球中継は
見たくもない・・」みたいなボヤキになってしまう事が多々あり
「もう野球はどうでもいいや・・」みたいに感じることもあったりするのですけど、シーズンオフの12~2月になると
マリーンズの試合がないとなんだか毎日の張り合いがなくなるような気もしてさみしい感じもあったりするわけではありますが、
こうやって日に日にプロ野球の開幕が近づくと「一日も早くマリーンズの試合が見たい!」となってしまいますし、
開幕がとても楽しみになってきます。

過去記事でも何度も書いている通り、私のロッテファン歴は相当長く、実はロッテオリオンズが1970年代前半から中盤にかけて
ホームグラウンドを持たずに「ジプシー球団」と揶揄されていた時代に一時期ですけど、現在楽天が使用している宮城球場が
ロッテの準ホームグラウンドであった時期もあり、
あの当時野球に興味がある宮城県内在住の小中学生のうち3割程度はロッテファンになっていたと思いますし、
(ただ・・当時も一番の人気球団は巨人でもありました・・)
当時は管楽器クラブに所属しつつも地域の少年野球リーグで一番・セカンドのポジションにもついていた私自身は
いうまでもなく自然な流れでロッテファンとなり、それが今に至るまで続いていることになります。
(そんな訳で楽天が2005年に宮城県をホームグラウンドにしたとき、多くの宮城県人が楽天ファンになった際には
「宮城県は元々はロッテを応援していた県民なのに~この裏切り者~!!」とすら感じていたものです・・)
そして東北の地を離れ南関東に移り住んだ際も、当時は日本ハムは後楽園を本拠地としていたこともあり、
当時通っていた大学のキャンパスが水道橋ということもあり、よく日本ハム-ロッテの試合は見に行ったものですし
(当時は村田兆治がひじの移植手術で戦線離脱~復帰してサンデー兆治と言われていたり落合さんが三冠王を二度も
獲得していた時期でもありました・・)
埼玉に定住時にはたまにですけど所沢の西武球場にてロッテ-西武の試合も見に行ったりもしたものでした。
(ただ当時の西武は無茶苦茶に強くて清原・秋山・デストラーデに完膚なきまでにボコボコに打たれまくっていました・・)
1992年にロッテが幕張に移転し球団名も千葉ロッテマリーンズになった後も私のロッテ愛は全く変わることがなく、
コロナ前は一年に数試合かはZOZOマリンスタジアムに応援に行っていたものです。
(2020~22年の三年間は実はマリーンズの試合観戦も野球自体の観戦もはたまた吹奏楽コンクールや管弦楽団の
演奏会もほとんど行っていませんので、とにかくこの3年間は寂しい想いが強かったですし、
今年は何が何でもZOZOマリンスタジアムでのマリーンズ戦観戦やサントリーポール等に演奏会を久しぶりに聴きに行ってみたい
ものであります)

今年のプロ野球はセ・リーグが3月31日が開幕で、パ・リーグは一日早い3月30日が開幕となっています。
(といってもパ・リーグの試合は北海道の新球場での日ハムの一試合のみです・・)

そしてマリーンズの開幕カードがなにかと怨念があるというのかマリーンズファンにとってはある意味遺恨対決にも
なりそうな対戦カードでもあるというのか福岡で3/31に開催されるソフトバンクホークス-千葉ロッテマリーンズの
開幕カードであったりもします。
昨年のマリーンズは交流戦でも勝ち越し、ペナントレースでも西武・楽天・日ハムには勝ち越し、オリックスはイーブンという事
なのですけど、ホークスにだけ大きく負け越し、これが結果的にマリーンズにとっては致命傷になりましたし、
昨年はマリーンズファンにとってのホークスとは「顔すら見たくない対戦相手」という感じでしたし、それに輪をかけるように
マリーンズの絶対的守護神のオスナをホークスに引き抜かれ、マリーンズファンにとっては
「2017年のデスパイネの引き抜きに続いて今回も札束攻勢でオスナすらも引き抜かれてしまった・・」みたいな遺恨が
発生していると言えそうです。
そうした訳で今年は例年以上に「ホークス憎し・・」みたいな怨念(?)が蓄積されてもいますので、開幕戦のホークスにおいては
ホークスを叩きのめしてほしいと願う反面、現実的には「今年もホークスには苦杯を味わい続けるのかも・・」と今から
予想してしまう感じでもありそうです。

開幕ゲームは確かに1/140の価値かもしれないですけど、今後の流れや勢いという意味では
それ以上の意味合いもありそうなのでホークス相手にせめて善戦はしてほしい・・と思ったりもしますし、
改めて考えてみるとこうやって無事にプロ野球の開幕を迎えること自体が大変尊いものがあるといえそうです。

2020年はコロナで開幕が二か月以上遅れた上に当初の試合は無観客を余儀なくされていましたし、2021年は
なんとか予定通りの日程を消化できましたけど、東京オリンピック開催によりプロ野球が3週間近くも中断されてしまうという
異例な日程になってしまいましたし、
2022年はまだまだコロナの影響も多々ありましたし制約も部分的にはありましたけど、
なんとかリーグ戦・交流戦・CS・日本シリーズが予定通りのスケジュールで進行できたことは幸いでもありましたので、
今年もなんとか無事に日程を消化していって欲しいと思いますし、
本年度からは観客も以前のように満員での声援ありでの応援が出きそうということで、久しぶりにzozoマリンスタジアムで
跳ねて声援するマリン独特の応援を楽しみたいものです。

2020年と21年は私が愛してやまない千葉ロッテマリーンズも2年続けて2位に入りCSに進出するなど、着実に
力を付けているのは間違いないと思いますし、CS敗退の悔しさをぶつけて頂きたいと
思いますし、2022年はCS進出すらもできなかったという悔しさもあるかとは思いますし、
今年はできることならば1970年から遠ざかっている1シーズン制でのリーグ優勝を是非掴み取って
頂きたいと思いますし、それがもしも実現出来たとしたら、私自身が2019年のスター☆トゥインクルプリキュアの
宇宙人キュアの羽衣ララが驚いたり感嘆する時に発する「オヨ~!」という感嘆符を思い切り発してみたいですルン~♪
2005年と2010年にも日本一になってはいますけど、あれはCSを勝ち抜けての日本シリーズ出場でもありましたので、
今年は誰からも文句を言われないようなリーグ優勝→CS突破→日本一というのが理想ですけど、
パ・リーグは日本ハム以外はどのチームが優勝してもおかしくないほど戦力が拮抗していますし、
昨年の優勝チームで絶対的エースが固定されているオリックスに昨年の雪辱を虎視眈々と狙うホークス、
課題の投手力に目途がつきつつある西武に投手力には定評がある楽天と、正直どのチームと対戦しても
マリーンズの苦戦は否定できないのですけど、2021年のように「この一点を掴みとる」という姿勢を大事にして頂ければ
決して夢の実現は不可能ではないのかもしれないです。
(森捕手という守りの要とパ・リーグ屈指の強打者が抜けた西武は意外と苦戦するかもしれないです・・)

マリーンズの課題はやはりなんといってもウルトラ貧打の打線ともいえそうですけど、意外と昨年のシーズンは
益田に象徴される通りリリーフ陣がいいところでいつも打たれていた・・みたいな印象も強いです。
(そうした中にあっては東條と小野の安定感は素晴らしかったです、ベテランの唐川も後半一時期良かったけど
最終盤において2試合連続で登板したゲームで炎上し、試合をぶち壊しにしてくれたことは結構ショックでもありました・・)
先発は、佐々木朗希を筆頭に石川、美馬、二木、小島、佐藤、本前、そして巨人が手放したメルセデスなど
数は揃っていますし、
リリーフ陣も今年は2020年ぶりにあの元・巨人の澤村さんもマリーンズに戻ってきてくれましたし、
6~9回は益田・東條・小野・岩下・澤村の中で調子のよい投手を最終回に回して何度か経験させる中で
シーズン中にクローザーが決まればいいのかなと思っています。

個人的には強心臓で一イニングぐらいなら力で抑えられそうな岩下がクローザーとしては適任なのかもしれないです。
昨年のシーズンは8月以降のマリーンズ打線はレアード・マーティンの絶不調もあり、結果的に不本意ながら
純国産打線で臨まないといけなくなった事がかえって怪我の功名となり、ここから安田と山口の完全覚醒ではないけど
部分覚醒を呼び起こしてくれましたので、2022年シーズン後半の勢いをキープしてこの二人には頑張ってほしいですし、
期待で一杯です。
それとマリーンズ若手の中で「今年こそ覚醒してほしい・・そしてこの選手が伸びないと今シーズンのマリーンズの未来は暗い」と
感じてしまうのが藤原だと思います。
藤原も今年でプロ入り5年目でそろそろレギュラーを掴み取らないと来年以降は微妙な立ち位置にもなりかねないですので、
今年の覚醒にとにかく期待をさせて頂きたいと思います。
そしてなによりも2020年のシーズン以来再度マリーンズに帰ってきてくれた元・巨人の澤村さんのマリーンズ復帰は
とても心強く感じています!

なにはともあれ今年も千葉ロッテマリーンズをしっかりと応援させて頂きたいと思います。

まずはとにかく3/31の開幕ゲームで怨念極まりない遺恨対決??ともいえそうなホークス-マリーンズの開幕戦は
敵地での試合という事もありますけど、まずはこのカードをしっかりと勝ち越しし、
スタートダッシュに弾みをつけてほしいと思います。
(マリーンズはここ3年ほどはスタートダッシュには失敗しスロースタートになってしまっているのも懸念点です・・)

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2021年のマリーンズは開幕5連敗からはじまり、あの時は正直・・
ララではないですけど、「オヨ~! これでマリーンズのリーグ優勝の確率は限りなくゼロに近いルン・・」と感じたものでしたけど、
2023年の開幕ダッシュができるかどうかは全然予想できませんけど、開幕ダッシュに成功しても連敗スタートとなっても
昨年の例もありますので、動揺せず落ち着いてでーんと構えてマリーンズを一年間
応援させて頂きたいと思いますルン~♪

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うちのブログではララというと日本の政治や千葉ロッテマリーンズに対するなぜか・・?ツッコミキャラでもあったりしたものですが、
今年の千葉ロッテマリーンズは悲願のリーグ優勝どころかCS進出も逃し、結果的に5位のBクラスに
沈んでしまい、なんだか私自身がララの決め台詞のように「オヨ~!」となるばかりの一年ではありましたけど、
来年度・・2023年においては吉井新監督がどのようなチーム作りをされるのかは興味津々ですしとても楽しみですし、
期待で一杯だったりします。
ララも吉井監督就任のニュースを耳にしたとした(ララが日本のプロ野球に興味があるかどうかはひとまずおいておいて・・)
驚きのあまり「オヨ~!」とか言いそうですし、
「サプライズ人事ではなくて合理的な理由がありそうだし、たとえ将来的な福浦監督誕生までの2~3年のつなぎであったと
しても期待で一杯なのルン~♪」といわれそうなのルン・・

上記のオヨ~!と決め台詞のララは
2022年7月に私がアミグリさんにリクエストさせて頂き描いて頂けたスター☆トゥインクルプリキュアの
キュアミルキーの変身前の姿の羽衣ララの「オヨ~!」のセリフ付のイラストです。

このかわいいララを最初に見たときの第一印象はララのあまりのかわいらしさに
私自身がララちゃんの決め台詞の如く「オヨ~!」となってしまいそうなのルン~♪
ララというと独特な髪飾りと触覚もとても印象的な外見ですけど、どちらもとってもかわいらしく描いて頂いた事に改めて
アミグリさんに感謝申し上げたいと思います。
うちのブログのラーメンや小泉さん記事においては結構な頻度でアミグリさんにリクエストして描いて頂いた小泉さんが
登場していただいておりますけど
(同様なことは「響け! ユーフォニアム」記事における高坂麗奈やメロン関連記事における夕張ちゃんもそうだと思います)
今後、なにか「オヨ~!」みたいな出来事があるとアミグリさんが描かれたこのララちゃんの登場頻度も高まりそうな
気がしますルン・・
ララというとあの独特な触覚とか髪飾りが特徴でもありますし、宇宙人キュアだけど本人は意外と?ポンコツ傾向ということで
ララのちょっと頼りないというかまるで妹オーラに溢れたかわいらしさが最高に発揮された
素晴らしきプリキュア絵だと思います。

千葉ロッテマリーンズも来年度は今年の屈辱を晴らすべく頑張ってほしいですし、
理想を言うと最後の最後でリーグ制覇という歓喜で
フィナーレ!を迎え、歓喜の「オヨ~!」と叫ぶことができれば最高だと思いますルン~♪
そして吉井監督がどのような選手起用をされるのかも注目したいと思います。
本日、3月24日は当ブログがいつも本当にお世話になっている「dream fantasy2 」のアミグリさんのお誕生日です~♪
一週間前の3月17日はアミグリさんのブログ「dream fantasy2 」の開設15周年でもありましたので、この二週にわたって大変メモリアルな記念日が続いた
という事になると思います。

アミグリさん、お誕生日おめでとうございます!

いつもアミグリさんが描かれたすてきな絵を当ブログでもって毎回快く転載を ご了解して頂いている事にも感謝させて
頂いておりますし、
当ブログの節目記事の記念絵や私からのリクエスト作品にもいつも快く描いて頂けることにも感謝の念が絶えることは
ありません。
昨年も当ブログ10周年記念記事の時には、あのすばらしく美しい霊夢をファンタジーに描いていただきましたし、
「スター☆トゥインクルプリキュア」の宇宙人キュアでもある羽衣ララを「オヨ~!」のセリフ付きで描いていただいたことにも
改めて感謝の気持ちを申し上げたいと思います。
アミグリさんには、本日のすてきなお誕生日というイベントの場において、改めて「いつもありがとうございます」という
感謝の言葉を表させて頂きたいと思います。

そしてこれからも無理のない範囲でのんびりまったりとアミグリさんらしい美しくファンタジー溢れる絵を描き続けて
頂きたいと心から願っています。

アミグリさんというと素晴らしき東方絵師という印象が私の中では大変強くて、以前も何度も書いた通り、私自身が
東方projectにはまるきっかけを作ったくださったのはアミグリさんであり、おそらくですけど私自身は
アミグリさんがいなければ東方や艦これに興味を持つこと自体なかったと思います。
そうした事もあり私自身はアミグリさんに対しては感謝しても感謝しきれないほどの恩義を感じていたりもするのですけど、
そうした中でもアミグリさんはこれまで描かれてきた作品の中でも既存作品ではなくてアミグリさん自身が生み出された北
オリジナル創作絵というジャンルも大変大切にされているのは本当に素晴らしいことだと思います。
元絵が存在していてそこから派生する二次創作作品ももちろん絵師様としてはご自身の個性の発揮という意味でも
大変難しいことだと思いますけど、何もない状態から無から有を創造させるオリジナル作品の創作というのは弐次作品よりも
相当難易度は高いと感じるのですけど、そうしたオリジナルのジャンルを忘れることなくこの15年近く定期的に描かれている
アミグリさんの創作力というか創造力の高さには本当に心の底から敬意を表したいと思います。

さてさて、そうしたアミグリさんの描かれたオリジナル絵というと真っ先に思い起こすのはメイドさんとゴスロリ美少女だと
思います。
アミグリさんご自身もご自身の大好物モチーフとして、メイドさん・ゴスロリ・獣耳・黒髪ロングを挙げられていました。
本日はアミグリさんのお誕生日という事もありますので、アミグリさんが描かれたきたゴスロリ美少女絵を何作品か
転載&ご紹介をさせて頂き、最後にアミグリさんが先月・・2023年2月に描かれたオリジナルのゴスロリ美少女絵を
当ブログでは初めて転載&ご紹介をさせて頂き、本日のアミグリさんのお誕生日のお祝い記事として花を添えさせて
頂きたいと思います。

その前に少しだけゴスロリについて触れさせて頂きますと・・
ロリィタファッションとは男の子の視点でもそうですけど、女の子の視点で見ても「永遠の憧れ」なのかもしれないですし、
あの少女的なファッションは見ているだけで惚れ惚れと見とれてしまいそうな雰囲気は間違いなくあると思います。
世間一般的にはロリィタファッションについての誤解はまだまだあるようでして、人によっては
「中二病みたいな感じ」とか「ちょっと痛いファッション」とか、はたまたメイドカフェのメイドさん衣装と混同されていたり、
挙句の果てには「コスプレの一種・・?」と感じられている人も意外と多いのではないのかなと感じたりもします。
ロリィタファッション好きな人の観点から見てみると、メイド服とかコスプレと言われるだけでも
「ちょっと違うんだよね・・」とガッカリされるのかもしれないです・・
一口にロリィタファッションといってもその種類は多様性があり、例えばゴスロリとクラシカルロリィタの境界が極めて曖昧で
あるとか、ゴシック要素の無い黒のロリィタファッションは広義的には甘ロリに含まれるとか厳密な定義というのは
難しいのかもしれないです。
まずロリィタファッションとは、一言で言うと少女らしさを強調するような要素をふんだんに取り入れたファッションと言えますが、
その種類はごく大雑把に分別すると甘ロリ・ゴスロリ・クラシカルロリィタの三つに分類されると思います。
甘ロリは、小さい子が憧れそうなデザインが非常に女の子らしいファッションです。
柄・レース・フリル・ふわふわに膨らんだスカートなど全てが甘いスイートな雰囲気で構成されているといっても過言ではないと
思います。
よく「ご注文はうさぎですか??の世界は全てがかわいらしさから構成されている」と言われるのですけど、
同様に甘ロリというのも全てがスイートな雰囲気のかわいらしさで構成されているという事なのだと思います。
そして「これが甘ロリの絶対的定義だっ!」というものはないのかもしれないですけど、一つだけ指摘をさせて頂きますと、
甘ロリはファッションのどこかしらでパステルカラーが使われていることがほとんどであり、
ピンクなどのパステルカラーではゴシック色が表現出来ないので、ピンクのゴスロリは存在しないという事なのだと思います。

ゴスロリとはゴシックロリィタの略称でもあったりします。

ゴスロリ=ゴシックロリィタは、少女趣味要素にゴシックと呼ばれるホラー・退廃的な要素が含まれるので
甘ロリとは正反対と言っても過言ではありませんけど、
黒ロリのように「それってちっともスイートな少女趣味要素ないじゃん・・」と感じたとしても着ている本人が
「これは甘ロリなのっ!」と言いさえすればそれは甘ロリになりそうですし、
フリル満載でスカートがふわふわに膨らんでいても怪奇要素が加わればそれは甘ロリではなくて
ゴスロリとして定義されそうなのですので、やはり両者の違いは実は意外とあんまり無い・・という感じなのかもしれないです。
反面もたとえふわふわに膨らんだスカートにフリフリのかわいいフリルがたくさん装着されていても、
十字架や骸骨やお墓などのホラーなモチーフが加味されているとそれはゴスロリとして扱われる事になると思います。

あくまで一般的定義として書かせて頂くと、ゴスロリとは基本的には黒や紫といった黒系の色を基調として、
甘ロリと同じように、レース・フリル。リボンに飾られた華美な洋服にパニエで膨らませたスカートに、
編み上げのブーツや厚底のワンストラップシューズが大きな特徴とも言えそうです。
そしてここに例えばですけど、十字架・コウモリ・吸血鬼といったデザインをアクセサリーとして用い、
19世紀末のイギリス風の様式美と童話に内包される怪奇性を融合させる退廃的なのだけど同時にとても少女らしい
ファッションと言えるのだと思います。

だけど全体的にはどちらかというと両者にそれほど大きな違いも無く、黒の基調だからゴスロリ、ピンク系だから甘ロリという
捉え方の方がわかりやすいと言えるのかもしれないです。

こんな私のわかりにくい駄文を乗せても仕方がないので、ここはアミグリさんの描かれたオリジナルの甘ロリの美少女と
ゴスロリ美少女を転載&ご紹介をさせて頂きたいと思います。



アミグリさんが2012年6月に描かれた「甘ロリ」のオリジナルの美少女

甘ロリの大きな特徴でもある女の子らしいピンクの柄・レース・フリル・ふわふわに膨らんだスカートなど甘ロリ要素が
一枚の絵にぎゅぎゅっと盛り込まれていて、この甘ロリの女の子を見る度に
「女の子っていいものだよね~」とか「一度でいいからこうした素晴らしい衣装を身に纏って街を闊歩したい!」と
感じさせるものがあると思います。
まさしく女の子の憧れ・象徴的要素が見事に一枚の絵として表現されていると思います。

見ているだけで「この精緻な細かいフリルを描くの大変そう・・」とか「東方の鍵山雛よりも難しそう・・」と感じてしまいますけど、
そうした大変さを超越してそこにあるのは純粋な少女の憧れの象徴としての甘ロリ絵なのだと
思えてならないですね~♪

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アミグリさんが2013年2月に描かれたゴスロリ美少女

全体的な雰囲気は甘ロリと同じなのですけど、やはり色彩がもたらす印象の違いは大きいのだと思います。

色彩が黒と紫の中間という事で、退廃的で世紀末的で悪魔的なゴスロリではないのですけど、
やはり上記のピンクとは人に与える印象は全然違うように感じられます。
フリフリフリルとかふっくら膨らんだスカートといつた甘ロリ要素と共通するものがあっても、黒っぽいミサ服みたいな雰囲気が
やはりこの作品はゴスロリ系なのだ・・と感じさせるのだと思います。

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続きまして、アミグリさんが2014年6月に描かれた「「ねぇ…❤」とタイトルが付けられたゴスロリの白蓮さんです。

掲載当時のアミグリさんのコメントとして
「pixivのフォロワーさんが800人を突破した記念に描きました。
最初は甘ロリにする予定でしたが、ひじりんはやっぱゴスロリが似合うかもと思ってゴスロリにしました。
フリルを塗るのが大変でしたね…(^-^;)」との事ですけど、
この白蓮さんは黒に限りなく近い濃い色彩の紫色を基調としているせいもあり、雰囲気はゴスロリそのものという印象も
あったりします。
ここにもしも白蓮さんがお坊さんらしい数珠とか竹箆・中啓(扇子)や印金といった仏具アイテムを手にされていたとしたら
雰囲気的には上記で記したゴスロリ定義の怪奇的要素も満たす形となりますので、ますますゴスロリ要素がマシマシに
なったのかもしれないですね~

このゴスロリ白蓮さんの衣装は黒または濃い紫系という事でなんとなくですけど、高貴なお坊様が身に纏われる法衣の
ようにも感じられますし、紫色の袈裟=法衣は地位が高いという意味合いもありますので、
ピンクの甘ロリ白蓮さんは美しさをイメージさせ、この黒紫のゴスロリ白蓮さんは、命蓮寺の代表者らしい荘厳さを
イメージさせていると言えるのかもしれないです。

東方絵師の皆様が白蓮さんを描かれる場合、どちらかというと年長者とか東方心綺楼でのバトルでのイメージとか
東方深秘録でのターボ白蓮さんのイメージとか弟子や白蓮さんを慕う妖怪に囲まれているという母性溢れるイメージで
描かれる傾向がある中で、アミグリさんの描かれる白蓮さんは一味もふた味も異なっているのが
アミグリさんの東方絵師様としての「個性」なのではないのかな・・?と思ったりもします。

白蓮さんは世俗を離れられている大変高貴な御方なのですけど、アミグリさんの手にかかってしまうと
こんなにもロリっぽい雰囲気が全開で、高僧というよりはむしろ10代のすてきな美少女にすら感じさせてしまう
白蓮さんがここにはいるのだと思います。

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続きまして版権作品のゴスロリキャラですけど、アミグリさんが2015年6月に描かれたアニメ「ファンタジスタドール」から
あかりです。

アミグリさんが描かれたあかりは、クールビューティさが際立っていると思いますし、ゴスロリファッションということで、
上記の東方の白蓮さんと同様におとなっぽさを感じたりもします。
他の多くの絵師様が描かれるあかりは比較的ゴスロリ的要素を強調されていかにも絢爛豪華なドールをイメージされる
ような印象も見受けられるのですけど、
アミグリさんが描かれる小明は、華麗さの要素を抑えられて「知的な雰囲気」を意図されているような感じも
私の中ではあったりもします。

一見無口そうな雰囲気も持たせながら、熊のぬいぐるみとか頭の大き目な黒のリボン等でかわいらしさも演出し、
クールさと可愛らしさの相反する要素もアミグリさんとしてきちんと表現されている点は「さすがだなぁ・・」と
感じずにはいられないですね~♪

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本日の「アミグリさん、お誕生日おめでとうございます!」記事のフィナーレを飾って頂く作品は、アミグリさんが先月
描かれたばかりのオリジナルのゴスロリ美少女絵です。

このゴスロリ美少女はコスプレ風なイメージよりはどちらかというとクラシカルなゴスロリの女の子という感じがあり、
より正統派の正攻法のゴスロリ美少女がとても精緻にかつかわいらしく、気品と洗練さをもって描かれていると思います。
ゴスロリはやはり衣装の細かさやフリルの難しさもあると思いますけど、そうした難しさを感じさせないで
のびのびと描かれているように感じられるのも過去に何度もゴスロリ美少女を描かれてきたという経験の賜物なのかも
しれないです。

長髪にプリパラのそふぃのように頭にちょこんとのったシルクハットのかわいらしさに、少しきょとん・・とした表情も
とっても魅力的でかわいいです~♪
ドレスの皺の描き方もこれを表現されるのに一体どれだけご苦労されたのだろうと考えるだけで頭が下がる想いです。
袖や帽子のリボンもすてきなアクセントになっていると思います。

最後に・・、改めてですけど、

アミグリさん、本日はお誕生日おめでとうございます。

これからもすてきな絵を無理のない範囲でマイペースでのんびりまたりと描き続けて頂きたいですし、そうした
アミグリさんのブログを当ブログはずっと応援をさせ続けて頂きたいと思います。

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ざるそばとそば湯の一例

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つけめんとスープ割の一例

夏場に頂く冷たい麺類としてのざるそばは本当に美味しいと思いますけど、さるそぱの素晴らしいところは季節に関係なく
美味しく頂けることだとも感じたりもします。

夏場で「あまり食欲ない・・」という時でも冷やし中華や冷たいとろろそばやざるそばやあつもりではないつけ麺などは
不思議と喉に流れていきますので、「あまり食べたくないけど何かお腹に入れておかないと・・」という時に
食べやすい食材の一つがざるそばなのかもしれないです。
冬場に食べるざるそぱもとても美味しいと感じるのですけど、やはり夏の暑い盛りに食べる冷たいざるそばほど
美味しい夏の麺類はないのではないのかな・・?とも思ってしまいます。

ただ・・「ラーメン大好き小泉さん」の小泉さんの視点では、もちろん冷たいざるそばも捨てがたいけど、
冷やしラーメンというラーメンのスープにたくさんの氷を入れて冷たさを堪能する方がいいじゃん・・と
感じているのかもしれないです。

ざるそばは、暑くて食欲がほぼ皆無という時ですら勝手に喉をするするっ!!と滑り落ちていく感触があり、
あのするするっ・・という食感がとても快感でしたし、冷えているざるそばが喉を通っている時だけは
あーー、なんか体がひんやりする~♪みたいな感覚があり、めんつゆに入れるわさびが時にピリッ!と感じるのも、
適度なアクセントにもなり、ざるそばこそが夏場の麺類の王様なのかも・・?と思ったりもします

たまにですけどお蕎麦屋さんに入って大好きなざるそばを食べたりすることもありますけど、そばを頂いた後に提供される
そば湯というものが案外と好きだったりもします。
以前ですと「あんな味も素っ気もないまずいもののどこがいいのかな・・?」という感じでもありましたけど、
最近はそば湯がお好みという事は、私自身の加齢による嗜好の変化なのかもしれないです。

小泉さんの視点ではつゆで頂く冷たい麺類を食べた後につゆに注いで入れてスープとして飲むものは、そば湯よりも
どちらかというとつけ麺の「割りスープ」といえるのかもしれないです。

そば湯とつけ麺の割りスープも似ている側面も多々あるかとは思うのですけど、それではそば湯と割りスープには
どのような違いがあるものなのでしょうか・・?

そば湯はそばを茹でた後に鍋に残るお湯のことで、
手打ちそばを出すお店では、ざるそばを注文すると食べ終わる頃そば湯が出されるお店が多いと思います。
そば好きのそば通の皆様にとっては「そば湯を飲むとそのお店のこだわりがわかるし、そば湯を飲んだだけでそのお店の
良し悪しが大体わかる・・」という人も中にはおられるそうですけど、舌が鈍感な私はそんな良し悪しなんて分かる訳
ないですし、どちらかというと私にとってのそば湯とはぞるそばを頂いた後にお口の中に清涼感を与えるお茶みたいなもの
というのかお口直しの飲むデザートみたいなものもありそうです。
そば湯の頂き方としては主に二通りありまして、ひとつはそば湯をそのままストレートに飲むことともう一つは
ざるそばを頂いた後に残ったつゆにそば湯を入れる飲み方なのですけど、私としては断然後者の飲み方の方が
大好きです。
そして残ったつゆにはねぎやわさびといった薬味も残されていますので、ここにそば湯が入るとなんともいえない香ばしい
味わいになり、そばの余韻も感じつつ薬味のほのかな香りも楽しみ、全体としてはお口直しの渋い飲み物という
印象があったりします。

大変意外でもあったのですけど、以前関西出身の方が「そば湯って関西にはあまりあらへんからよーわからへん・・」と
言っている方がいたのですけど、確かに関西では、麺類はうどんのほうがそばよりはポピュラーな感じもありますので、
そば屋自体が関東ほど多くはなく、関東ほどそば湯が定着していないのかもしれないです。
こういうところにも関東と関西の違いみたいなものもあるのかもしれないです。

現在はサラサラしたそば湯よりもとろっとしたそば湯を好む人が多いため、お店によっては実際にそばを茹でたお湯ではなく、
熱湯にそば粉を溶いたものをそば湯としてふるまっているお店も増えてきていると聞いたこともあります。
蕎麦ちょこ(つゆを入れる器)に残ったつゆにそば湯を注いで飲む方が多いと思いますが、
私自身は前述のとおり、つゆにそば湯を注いで、残っていたわさびを少し入れるのが大好きです。
ほんの少し七味唐辛子を入れて飲むのも更においしさと風味がUPするようにも感じられます。

そば湯には、ルチン・ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・コリンなどが多く含まれており、
これらは水に溶ける性質があるため、そば湯にはとても多くの栄養成分が残っていると思いますし、
肩こりや冷えの改善・血液サラサラ効果・生活習慣病改善にも一定の効果はあるのだと思います。

さてさて、上記で書いたざるそばに対するそば湯のようなものが実はつけ麺の世界にも存在しています。

つけ麺の麺を食べ終えた後に出汁をつけ汁に注ぐことを「スープ割り」と言います。
一般的につけ麺のスープはラーメンよりも濃い味です。
そのスープの濃さをラーメンと同程度ににするためにスープを付け足すというのがスープ割りです。
つけ麺はそのつけ汁としてのスープだけを飲んでみるとよくわかるのですけど、かなり濃厚で複雑な味だと思いますし、
比較的酸味が強いものが多いから、そのまま飲むとむせるのかもしれないです。
だからそうした中和的な意味合いでこうした割りスープがあるのかもしれないですね。
おつゆ・スープの味も最後まで楽しみたいという方には、そば湯と同様にこの割りスープというのもすてきなアイテムと
言えそうですね~♪
スープを最後まで楽しみたい人におすすめのつけ麺の食べ方だと思います。

上記にてそば湯は上品なお口直し的な意味合いがあり、そば自体の風味を楽しむものと記しましたけど、
つけ麺の割りスープは私の感覚としては洋食店のスープに近いものがあるようにも感じられます。
おいしい洋食屋さんの付け合せで提供されるスープはとてもおいしいものが多々あり、場合によってはそのスープ一杯だけで
軽くライス一皿食べることができそう・・と感じることもあるのですけど、
同様なことはつけ麺の割りスープにもいえそうです。
オーダーしたつけ麺を麺類として麺そのものを味わい、そして残ったつけ汁に割りスープを注ぎ、スープとして頂くと
感覚としては洋食店でいただくスープに極めて近いような感覚もあったりしますし、
そのつけ汁に割りスープを注いだものでご飯をおかず無しでもりもりと食べることもアリなのだと感じたりもします。

私も最近とあるつけ麺専門店にてつけ麺オーダーした際に、ラスト近くで割りスープを出して貰いましたけど、
最後に濃厚なスープで締めるという感じでとってもおいしいものがあったと思います。

アニメ版の「ラーメン大好き 小泉さん」の中では、冷やし中華や冷やしラーメンは登場していましたし、
つけ麺もそれほど数が多い訳ではありませんでしたけど、いくつか登場していましたけど、
つけ麺の割りスープの話は出てきていなかったと思います。

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アニメ版では未登場でも原作漫画版ではやはりちゃんと登場していました~♪

このシーンは小泉さんの原作漫画第5巻の小泉さんたちが埼玉県川越市へのつけ麺遠征編として登場しています。

割りスープのことを大澤悠に教えていたのは、小泉さんではなくて悠の従妹の絢音お姉さまというのも意外な感じもありました。

絢音ねーさんは、原作漫画版ではだいぶ東京にも馴染んできたようですし、小泉さんにいろいろと感化されて(?)
ラーメンに関する知識と意欲がマシマシになっていったのかもしれないですね~♪

アニメ版もそうでしたけど原作漫画版でも絢音お姉さまのあのムチムチっとしたボディーは、東京のドスケベなお兄様・おじさま
からも大人気なのかもしれないです・・
悠は今現在はボーイッシュな美少女という雰囲気ですけど、血は争えないということで数年後には絢音お姉さまのような
大人のお色気漂うお姉さまになるのかもしれないです。

原作漫画のつけ麺編というのは、悠が何気なく発した「小泉さんってラーメン以外のモノも食べるんだね」とつけ麺とラーメンは
似て非なる食べ物とついうっかり発言してしまったことに対する小泉さんの静かな?怒りの壁ドンに端を発したものでしたけど、
あのつけ麺回は内容的にもとても面白くて奥深いものがありましたので、もしも小泉さんのアニメ第二期が実現した際には
是非是非アニメ版として再現してほしいです。
あの原作漫画のつけ麺回としては「要はラーメンもつけ麺も焼きラーメンも焼きそばすらもどこまでがラーメンなのかを
定義づけることは誰にもできないほどラーメンの世界は多様だし奥深い」という事が主なテーマでもありましたけど、
小泉さん自身の「つけ麺に対する考え方」も丁寧に提示されていたのがとても興味深かったです。
小泉さん的につけ麺の楽しみ方として、「濃いつけ汁が麺の味を引き立て、麺を味わいつくしたら、今度は割りスープによって
つけ汁が主役になる、つけ麺にはいつものラーメンとは違った愉しみ方がある」と言われていたのも
「なるほど~!」と唸らせるものがあると思ったりもしますし、あの小泉さんが言うからこそ説得力があるようにも感じられそうです。
本日3月17日は、当ブログがいつも大変お世話になっているアミグリさんのブログ「dream fantasy2 」の開設15周年記念日です~♪

アミグリさん! 「dream fantasy」の開設15周年おめでとうございます!

アミグリさんは2008年3月のブログ開設以来、絶えることなくすてきな絵を描き続けられブログとpixiv等に
東方絵をメインに投稿を続けられている素晴らしき絵師様ですので、
アミグリさんの描かれた絵や「dream fantasy2 」を実はまだ一度もご覧になった事は無いという御方はこの機会に是非ぜひ一度は
dream fantasy2にお立ち寄り頂ければとっても嬉しいです!
当ブログでは何度も語っている通り、私自身は正直2012年あたりまでは東方のとの字も知らなかったのですけど、
ある日何気なくpixivでとても美しくてかわいくてファンタジーなイラストを描かれていた絵師様の東方絵が目に留まり、
それがアミグリさんの東方絵だったという事になります。
そしてそこから「東方Projectってなーに?」とか「霊夢って何者・・??」と色々と湧きはじめ、そこから私自身が東方の奥深い
世界に入り込むきっかけを作って頂いたと言えますし、
そうした経緯もあり、2012年以降あれから既に11年以上が経ちますけど、星の数ほどいらっしゃる数ある東方絵師様の中でも
アミグリさんの描かれる東方絵が一番大好きであるという事につながっているのだと思います。
実際アミグリさんの描かれた霊夢・フランドール・こいしちゃん・アリス・ゆかりん・チルノ・早苗さん・咲夜さん・レミリア様・
ルーミア・さとり様・妖夢などはどの作品もとにかく美しくてファンタジーにあふれていて
見れば見るほどうっとりと陶酔感を味わってしまいますし、何度見ても飽きることはないです。
私自身がうちのブログでアミグリさんの描かれた東方絵などを何度か複数回以上転載&ご紹介させて頂いているのは
「この素晴らしき作品を一人でも多くの皆様に見てほしい」という心からの気持ちでもあったりします。

当ブログも昨年、2022年8月にどうにかこうにか10周年を迎えたのですけど、うちのブログとは重さが違うと思います。
(うちのブログも10周年以降はそれまで続けていた毎日記事更新とか年間記事皆勤賞達成ということもさすがに体力と知力の
低下からできなくなっていますし、10年続けるだけでこんなにも大変なのに、アミグリさんのような
創作系ブログを15年継続されるという事自体がとても重みがあると思いますし、大変尊いことだと感じます、)

アミグリさんのような「イラスト掲載ブログ」はFC2内においてもそれこそ星の数ほどたくさんあるのですけど、
絵を全く描かない私が言うのもなんですが、ほとんどのイラスト系ブログの皆様は
最初の頃は意気揚々と開始されるものの、段々と更新頻度が下がっていき、結果として長期間の放置状態または退会と
なってしまう管理人様がほとんどといっても過言ではないのかもしれないと思うほど、
イラスト・絵を恒常的に描き続ける事はそれだけ大変だと言う事だと思います。
更新が続かない原因としては、創作意欲の低下・誰も見てくれないのかも・・というモチベーションの低下・スランプ・
面倒くさい・・、思い通りの絵がなかなか描けない・ネタ切れ等いろいろとあるとは思います。
イラスト・絵を描かれると言う事は、オリジナル作品ももちろんそうなのですけど、版権作品も含めて
模写を除くと、「無」という全く何も無い白紙の状態から、ポーズ・表情・背景・アイテム・表現などを自分の頭で考えて
「有」という状態を日々創造するという事でもありますので、そのご苦労はとにかく大変なものがあると思います。
私の場合ですと、自分が感じた事とか自分の過去の体験をとにかく「質より量!」と言わんばかりにとにかくひたすら量を
ポンポンと量産する軽さはあったりもするものですけど、
アミグリさんのようなイラスト系ブログの皆様は、上記で述べたように日々、無から有を創造される大変な事をされて
いらっしゃいますし、そのご苦労は本当に尊いものがあるのだと思います。

しかも・・!

そうしたご苦労を15年間に渡って継続されている事はとにかく大変な事なのだと思います!

だって15年ですよ! 15年・・!!

上記で触れたとおり、
イラスト系ブログの皆様は一般的な傾向として大体半年から1年程度で挫折→更新停止・放置というパターンが大変多い中で、
いくら大好きな事であったとしてもそれを13年間継続して続けられるという事こそが尊いのだと思いますし、
称賛に値するものがあると思います。
アミグリさんの15年間の歩みは「その軌跡は奇跡」のようなものだと思いますし、
このような素晴らしいブログが大きなブランクも無く継続されていたのは驚異的な事なのだと思います。

アミグリさんも一人の人間ですし、「最近はちょっとスランプ気味」とか「最近あまり満足いく絵が描けていない」等のお気持ちを
抱かれている事があるのは13年間の歴史の中でも決して珍しい事ではないと推察されますけど、それでも時に
迷いながら模索を続けられながらも13年間描き続けられたという事は大変尊い事だと思いますし、私も頭が下がる想いで
一杯です!
そしてその作品自体も一つの方向性や作風にこだわらずに、常に進化と変化を模索され続けていて、
絶えず何かを精一杯表現されようとしている意思はこの15年間変わる事はなかったと思います。

そうしたアミグリさんの素晴らしきブログ「dream fantasy2 」は当ブログではこれからも応援させて頂きたいと思いますし、
アミグリさんにおかれましては、アミグリさんが大好きという「絵を描く」という事はこれからも続けて頂ければ
とても嬉しく思います。

アミグリさんの絵に関しては一週間後の3月24日がアミグリさんのお誕生日にあたりますので、そのすてきな記念日に
当ブログではささやかながらおめでとう記事を掲載させて頂きたいと思いますが、
本日の「dream fantasy2 」の
開設15周年においては、アミグリさんというと東方絵、東方キャラというと確かに最近は妖夢・こいし・フランといった
妖怪系キャラの躍進が目立っていますけど、やはり東方の二枚看板は人間系の霊夢と魔理沙ですし、
2年前の13周年記念日記事においてアミグリさんが描かれた最古参霊夢と当時の最新霊夢絵をご紹介させて頂きましたので、
2023年3月17日のアミグリさんのブログ「dream fantasy」の開設15周年記念日においては、
アミグリさんが描かれた最古参に近い魔理沙と最近の魔理沙の2枚を本日は転載&ご紹介をさせて頂き、
この2枚の魔理沙からも皆様にアミグリさんの変化と進化を感じ取って頂ければ幸いです。

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上記の魔理沙はアミグリさんが2009年4月にpixivにて掲載されたアミグリさんが描かれた最古参の魔理沙です。

最近のアミグリさんの華やかで幻想的な作風からみると「普通の人間の魔法使い」っぽい魔理沙という雰囲気ですけど、
魔理沙は二つ名は「普通の魔法使い」と呼ばれることもあったりしますので、
そうした普通さはむしろ魔理沙の本質をついているのかもしれないです。

この魔理沙は少しだけ不機嫌っぽくも見えますし、どことなくツンデれっぽくも見えたりしますけど、霊夢またはアリスに
「一緒になにか面白いことしよーぜー」と誘ったけどつれなく断られてしまい、ちょっとすねているようにも
感じたりもします。

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続きましてアミグリさんが昨年・・、2022年6月に描かれた魔理沙です。

上記の魔理沙掲載時のアミグリさんのコメントとして
「いつもは半袖で描くことが多いですが、今回は長袖にしてみました。髪のリボンも、緑色にしてみました。
背景は、幻想的な雰囲気を目指しました。
魔理沙といえば星なので、星の背景です」 とのことですが、
確かにアミグリさんが描かれてきた魔理沙は半袖という印象もあった中で、今回の魔理沙は長袖ということで、
今まで描かれてきた魔理沙との雰囲気の違いというものも感じたりもします。

この魔理沙は華やかで美しくてかわいいながらもファンタジー感が艶やかに伝わってきていると思います。

手に掴みとりそうなお星さまや背景の夜空の煌めきは魔理沙のイメージにこれ以上相応しいものはないと思いますし、
7月7日の七夕を先取りしているようにも感じたものでした。

魔理沙の輝くような瞳の明るさは元気そのものだと思いますし、魔理沙が口をあけて
いるような構図も珍しいものがありそうですし、こうした明るさや華やかさは魔理沙そのものだと思います。

見た瞬間には手に掴みとろうとしているような星の煌めきとロング金髪の緑色の紙のリボンがとても目を引いていたと思います。

そしてなによりも2009年に描かれた魔理沙から14年経過したということもありますけど、初期作風の魔理沙から見ると
本当に素晴らしい進化と変化を果たしていると感じられますし、
ただ15年間同じような作風の作品を掲載するという事ではなくて常に変化や進化を模索しているという事でも
あるのだと思います。

アミグリさん、本日はブログ開設15周年おめでとうございます!

こらからものんびりまったりとマイペースですてきな絵を描き続けてほしいですし、そうしたアミグリさんのブログを
当ブログはこれからもずっと応援させて頂きたいと思います。

当ブログはこれからもアミグリさんのブログを陰ながらひっそりと応援させて頂きたいと思います。
どうかこれからも何卒宜しくお願いします。
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サラミの一例

最近気が付いたのですけど、以前というか・・昭和~平成中盤頃まではスーパーやコンビニ等でも普通に置かれていた
ビールのおつまみやピザの具材等でもお馴染みの「サラミ」の丸かじりができそうなビニール包装された大サイズが
ほとんど見かけなくなったような気化します。
もちろん、一口サイズ用とかあらかじめカットされたタイプのサラミはどこでも売られているのですけど、
ガブリと丸かじりできそうな大サイズのサラミが最近あまり見かけなくなったような気がするのは果たして気のせい
なのでしょうか・・?
ただその代わりにサラミとよく似ている一口サイズの「カルパス」はスーパーでもコンビニでもお酒のおつまみコーナーでは
現在も定番つまみの一つになっているような気もします。

ここで改めて考えてみるとサラミとカルパスの違いはどこにあるものなのでしょうか・・?

なんとなくイメージとしては、サラミは硬いドライソーセージ、カルパスは柔らかいおつまみドライソーセージみたいな
感じもあったりします。

サラミもカルパスも、ドライまたはセミドライソーセージの事をいいます。

違いは実はそれほど大きな違いがある訳ではなくて、サラミもカルパスも基本的には全く同じではないけど
大体似たような食品だと思います。
違いとして挙げるとすると発祥地だと思われます。
サラミはイタリア、カルパスはロシアが発祥の地であったりもします。
ちなみにサラミの語源はイタリア語の「sale(塩)」であり、「カルパス」は、ギリシャ語の「カルポス(καρπός)」が由来で、
意味は新鮮な野菜とのことです。

また原材料にも違いがあり、サラミには豚肉の他、牛のひき肉を使用しますが、
カルパスは、さらに鶏ひき肉も使います。
カルパスがサラミに比べると少しマイルドでやわらかい感じがするのは鶏のひき肉も使用しているからなのかもしれないです。

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2018年1月の「ラーメン大好き小泉さん」アニメ放映開始の頃にセブンイレブンで展開されていた
日清カップヌードルと小泉さんのコラボの際の先着配布の小泉さんの歓喜の「ふはー」クリアファイル

丸ごと一本の大きめサイズのサラミは私が大学生~社会人の頃は普通にかなり安価な価格でスーパー等でも普通に
売られていたこともあり、当時はお風呂上りとかにビールを飲んでぷはーとなった際のおつまみとして
よくサラミ丸ごと一本を丸かじりしていたものでした~♪
もちろん包丁でうすくスライスして食べていた時もありましたけど、ビールを飲んでぷはーとなりいい気持になってしまうと
包丁使うのもなんだか面倒くさいということで、当時はがぶりとサラミを食いちぎりさらにビールでぶはーと
なったものでした!

小泉さんは現在は美少女ミステリアスJKですけど、数年後にOLさんというか社会人になった時には
仕事の上での不平不満とか以前のように頻繁にラーメンの食べ歩きができなくなってしまい、なにかとストレスが
溜まった時には、家に戻った際には自宅でビールをがぶ飲みしてぷはーっとされるのかもしれないです。
そしてその際のおつまみとしてはチャーシューやサラミ丸かじりの方がむしろ小泉さんに相応しいのかも
しれないです。
そしてお休みの際には町中華のお店に入られて、そこで餃子や鶏のから揚げをおつまみにビールをがぶ飲みされて
ぶはーっとなり、そして最後の〆はいうまでもなくラーメンを食べられ、最後には歓喜の例のあのふはーっとなるのかも
しれないですね~♪
上の小泉さんの「ふはー」のクリアファイルは小泉さんグッズがなかなか出てこない中、今となっては貴重なのかも
しれないです。

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それにしても小泉さんのラーメンの食べっぷりは見ていてもとても爽快で気持ちがいいですね~♪

普段のあの無口でいかにもおとなしめ系の謎の美少女という雰囲気を醸し出しながらも、ラーメンを食べるときのあの
ずぞぞ~っ!とばかりに強烈に麺をすすり、ゴクゴクッ!とスープを飲み干し、更に・・分厚いチャーシューといった具材を豪快に
かぶりついている様子は誰がどうみてもすてきなラーメン女王そのものだと思いますし、アニメでも原作漫画でも何度も見られた
ラーメンの具材の分厚いチャーシューにガブリ!と食らいつく様子は、「小泉さん、実は肉食系女子??」みたいなオーラを
溢れ出させていたと思います。

ラーメン屋さんで食べるチャーシュー麺は本当に美味しいと思いますし、あのチャーシューたっぷりのラーメンは、
「ちょっとしたぜいたくけとか「ささやかだけど自分へのご褒美」という言葉がとてもよく似合いそうですし、
私も餃子とチャーシュー麺という組合せは、最後の晩餐メニューの候補に必ず入りそうなメニューだと思います。
私自身はチャーシュー麺はどちらかというと薄いチャーシューが何枚も乗っているという方が好きなのですけど、小泉さんが
とんでもなく分厚いチャーシューにがぶりついている様子を見てしまうと
「やっぱりチャーシューは分厚いほうがいいのかも・・?」とついつい感じてしまいそうですね~♪

そして家のみの際のおつまみとしてのサラミ丸かじりがお似合いなのもやはり小泉さんなのかもしれないです!
本日、3月10日は東方記念日としては「さとり様の日」です。

さとり様というと、言うまでも無くサードアイを通して相手の心を読み通す能力をお持ちの御方なのですけど
(その元ネタは妖怪・覚です・・江戸時代の頃書かれた想像絵とさとり様を比べると天と地の差があるというのか・・
あの不気味な元絵からこんなかわいい美少女を創造してしまうZUN神主様はやはり天才なのだと感じます)
その能力がゆえに、管理を任された旧地獄に残存する怨霊・妖怪等から大変忌み嫌われ
基本的には地霊殿にひきこもられて生活をしています。
さとり様は言葉を喋りその表面的な言語と心の深層の間に生ずるズレを有している人間と言うものが基本的にはお嫌いで、
相手の心の本音が相手が喋らなくても全部分かってしまっているので、怨霊・妖怪・人間達がさとり様にいくら口でうまい事を
言っても結局はさとり様に見透かされてしまうだけなのです。
つまりさとり様にとっては人間の心は表層部分もその内面に潜む深層部分も丸ごと全てがお見通し済なのです。
さとり様は人の本音と建前という二面性に嫌気が差され、同時に怨霊たちにとっても、自分達が何かを言う前に
心の本音を既にさとり様に把握されて手のうちを喋る前から読まれているさとり様の存在はうっとうしい以外の何者でもないと
思われます。

さとり様の「心を読み取る能力」というのは、考えてみると三重の意味で厄介な側面があると思います。
一つ目は「人の表面的な言葉というものは、決して本心ではない。むしろ、本心を偽った言葉である」という事を
誰よりも分かってしまい、結果として「ヒトと言うものは信頼に値するものではない」と人間不信に陥りやすい事だと思います。
二つ目は「あなた今こんな事を言ったけど、それはあなたの心の深層とは随分違うよね、なんでそんな心を偽るの・・?」
みたいな事を言った途端に相手から
「どうしてこいつは自分の考えている事が全て分かってしまうのだ・・」と気味悪がられるだけでなく、それによって
「この子に関わると碌な事にはならない」と相手から避けられがちになってしまうという事であり、
三つ目は、例え相手の本心が表面上の言葉とはまるで異なる事と分かっていても、その乖離を自分の胸にだけ秘めてしまうと
逆にさとり様自身の心が病んでしまい、多くの人間達の「心の秘密」をさとり様たった一人が抱え込む結果になってしまい、
相当なストレスを抱え込んでしまうという事になりかねないとも思ったりもします。
イソップ昔話の「王様の耳はロバの耳」ではないですけど、他人の秘密をずっと自身の胸にしまっておいたら
自身の身が持たなくなるのと同じ事なのかもしれないです。
霊夢はさとり様の能力について「テレパシー能力でもあり、他人と会話しなくても意思疎通できるのは便利なのかも」と
言ってはいましたけど、その能力は大変厄介であると同時に哀しい能力と言えるのかもしれません。
その哀しさがさとり様特有のあのジト目になっているのかもしれないです。
私自身がさとり様に心惹かれるのもその「哀しさ」が一つの理由なのかもしれないです。
こんな私のしょーもない心でよければさとり様に読み通されても文句は言いませんし、それでさとり様の気が済むのだったら
それはそれでいいのかもしれないです。

さてさて、そうしたさとり様なのですけど、当ブログがいつも大変お世話になっているdream fantasy2のアミグリさんがさとり様を描かれると
そうしたさとり様の持っている能力ゆえの哀しさとお年頃の女の子が有しているかわいらしさが両方とも見事に伝わって
くるようにも感じられたりもします。

そんな訳で本日はさとり様記念日ということで、dream fantasy2のアミグリさんが描かれたさとり様とこいしちゃんの素晴らしいイラストの過去作品の中から
「名作アーカイブス」ということで、アミグリさんが描かれた素晴らしき古明地姉妹のイラストを
皆様に改めてご覧になっていただきたいと思います。



そんな訳でここから先は既に恒例になっているのかもしれないのですけど、dream fantasy2のアミグリさんのすてきなイラストのご紹介コーナーです!
本記事にて転載&ご紹介をさせて頂く2枚のさとり様のイラストは、
2016年の3月10日の「さとり様の日」に、私自身がアミグリさんにリクエストをさせて頂き描いて頂けた作品です。

上記のさとり様は、微笑まれておらず、「心、ここにあらず」みたいなせつない表情を浮かばれています。
このジト目っぽい雰囲気もすてきだと思いますし、さとり様らしさに溢れていると思います。
このさとり様からは「私は誰からも忌み嫌われている」みたいな気持がしんみりと伝わっていると思います。
そしてサードアイがどことなくですけど「オレはお前の事なんかみーんなお見通し済だ!」みたいなある意味
不気味な怖さを醸し出すように描かれている点は「さすが!」と感じ入ってしまいます。

それでは上記の窓無し背景&微笑みなしヴァージョンをご覧頂けた上で、下記の窓有背景と微笑みさとり様ヴァージョンを
見て頂き、この二つのイラストの「違い」を是非皆様にも見て頂きたいと思います。

この二枚のさとり様のイラストの違いをご覧頂いてる皆様の感性から「何か」を感じ取って頂けば幸いです。

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普段は「心、ここにあらず」みたいなせつない表情をされているさとり様ですけど、そうしたさとり様に
こいしちゃんじゃないけど「希望の灯」みたいな微笑みを加味された素敵なさとり様がここにいるような気がしてならないです。

背景の演出が素晴らしいです!

窓から光がさーーーっと差し込むというのは、さとり様の閉じられがちでひきこもりがちのさとり様の心が
少しずつオープンになっていくみたいな事を示唆されていると言えるのかもしれないです。

妹のこいしちゃんが秦こころの「希望の面」を拾った事で、こいしちゃんに「他者から注目される事への快感」に
気が付いたという事に、多少なりともお姉さまのさとり様の心にもどことなく
影響を与えてしまったみたいな事も示唆しているような雰囲気が漂っているイラストのようにも感じられます。

「心、ここにあらず」のさとり様の雰囲気ももちろんすてきですけど、女の子というものは、
アミグリさんが描かれたように笑顔とか微笑みの方がお似合いと言えるのかもしれないです。

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続きましてアミグリさんが2022年8月に描かれたさとり様です。

こいしちゃんはお姉さんのさとり様という身近な事例を目の当たりにして、「人の心のうつろぎ」に嫌気が差してしまい
結果的に「心を閉ざしてしまった」のですれど、
心を閉ざすことによって、結果的に「無意識の行動」が操れるようになったという壊れキャラというよりは
むしろ「開き直りキャラ」と言えるのかもしれないです。
そしてそうしたぶっ壊れ開き直りの妹をなにかと心配しているのが普段は地霊殿を管理されているさとり様だと
思います。
さとり様のあのうつろいだ目は妹のこいしちゃんを心配してこその表情なのかもしれないです。

アミグリさんが描かれたさとり様はとてもミステリアスな表情をされていると思います。

両足を組まれサードアイと共にこちらを無表情にじーーーっと見ている様子からは
さとり様が一体何を考えられているのかとか これからを何をもくろんでいるのかというのはとてもうかがい知ることができないほど
とても意味深でミステリアスなさとり様だと思いますし、
そうしたさとり様が一体何を考えられているのか・・?というのはむしろ見ている側の 脳内妄想を
くすぐられそうなさとり様だと思います。
果たしてさとり様が思いを巡らせているのはたった一人の実妹のこいしちゃんを心配しているのか、
それともかつてこいしちゃんに聞かせていたようにこれから激しくなりそうな幻想郷内の権力闘争において
果たして誰に組すればこちらが有利になりそうかとか はたまた案外と・・次に飼う予定のペットの事なのかもしれないですけど、
どちらにしてもこのさとり様の表情には見ている側の好奇心をくすぐる何かを 秘めているモノがあるのだと思います。 背景もとても幻想的ですし、さとり様のスカートのフリルも精緻でアミグリさんの 気合を感じられそうです。
履物がスリッパというのも原作設定どおりですけど、 いかにも室内でリラックスしていそう・・みたいな雰囲気もありそうですね~

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続きましてアミグリさんが上記のさとり様に加筆修正を加えたさとり様です。

描かれた時期は2022年8月です。

アミグリさんのコメントでは「先日に投稿したさとり様の、表情とソファの色を変えてみました。
背景もステンドグラスだけにしてキラキラを加筆してみました。」との事ですけど、さとり様の表情の変化は素晴らしいですね~♪

こうやって一枚の絵に表情の変化、背景の変化、キラキラの加筆によってこんなにも
「変化」を見ている人たちに丁寧に伝えることができているのは素晴らしいと思いますし、改めて一枚の絵というものは少しの
変化だけでこんなにも変幻するものだということがよく感じられました。

すぐ一つ上のミステリアスで何を考えているか本人しかわからないさとり様もすてきですし、
こうしたいかにも幻想郷のお年頃の女の子らしい屈託のない笑顔のさとり様も
どちらもさとり様そのものだと思いますし、どちらのさとり様もかわいくてすてきだと思います。

2016年の2枚のさとり様の絵からも2022年8月の2枚のさとり様の絵からいえることは、もちろん妖怪・覚に相応しい
ミステリアスで心、ここに非ず・・みたいなさとり様もとても魅力的ですし、幻想郷の妖怪らしい雰囲気に満ち溢れていますけど、
お年頃の女の子は昔から「箸が転がり落ちても笑いこける」といわれるように笑った時の表情がより魅力が伝われそうですし、
女の子には笑顔がなによりもお似合いなのだと感じたものでした。

さてさて・・皆様はどちらの表情のさとり様により強く魅入られたでしょうか・・?

ちなみに私は二つの表情のさとり様、どちらにも引き寄せられました!

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本日はさとり様の日ですけど、さとり様が登場したからには妹のこいしちゃんにも登場して頂きたいと思います、

上記は2022年2月にアミグリさんが描かれたこいしちゃんです。

とにかく美しくて幻想的なこいしちゃん・・としか言いようがないほど
見ているだけでボーーッと見とれてしまいあまりの美しさにため息が でそうなこいしちゃんだと思います。
幻想郷のすてきな妹様というと真っ先にフランちゃんの名前が出てきそう ですけど、
アミグリさんの描かれたこのすてきなこいしちゃんを見てしまうと
「いやいや、幻想郷にはこいしちゃんといこれまたすてきな妹様がいるよね~」と改めて感じてしまいそうです。

お姉さんのさとり様はゲームでも多くの絵師様の絵でも片方の目を閉じている構図が多いのに対して、
こいしちゃんは目が閉じられている構図は ほとんどないだけに、この片目を隠した構図は大変貴重なものがありますし、
とても新鮮だと感じたものでした。
ステンドグラスの背景もとても美しくて幻想的で、この美しいこいしちゃんの背景にぴったりだと思います。

上記で転載&ご紹介させて頂きました2016年3月に描かれたさとり様の微笑verの方には窓が描かれていて、
窓が開く→閉ざされたさとり様の心がオープンになるという事を示唆されていたと思いますけど、
このこいしちゃんの背景のステンドグラスにもそうしたどこか開放感が 感じられるのかもしれないです。
こいしちゃんが片目を隠しているとなんだか少しいたずらっこのようにも 感じたりもしますし、
いつも片目を閉じているお姉さんのさとり様を少しからかっているようにも 感じたりもしますけど、
それもすてきな古明地姉妹の姉妹愛なのかも しれないです。

それにしてもアミグリさんが描かれる古明地姉妹はどちらも素晴らしい仕上がりだと思いますし、アミグリさんの古明地姉妹愛を
見事に表現していると思います。
これからもすてきな古明地姉妹を描いてほしいなーと改めて感じたものでした。
本日、3月9日は、記念切手の日でもありますしレコード針の日でもありますし、サンキューの日(ありがとうの日)でも
あったりします。
(昭和育ちとしてはサンキューの日というとマクドナルドが1987年頃に展開していたサンキューセットを思い出して
しまいます。
マックのサンキューセットが登場したと同時にロッテリアも対抗してサンパチセットを発売させていましたけど、当時から
ロッテファンの私はいうまでもなくハンバーガーチェーンのセット物はロッテリアばかり買っていたと思います)
そして3月9日は、東方キャラの「咲夜さんの日」でもありますし、初音ミクの日でもあったりします。
(最近では「五等分の花嫁」の三女でもある「中野三玖の日」という事を言われる方もいらっしゃるようです)

最近のアニメ・ゲーム・漫画の美少女キャラの萌え属性としてはメイドさんというのは既に定番中の定番だと思うのですけど、
そうしたメイド服を常に身に纏ってとてつもなくエロくてかっこいい御方と言うと「アズールレーン」のベルファストが
とても 印象的です!
アニメ版の中でもエンタープライズと共に主役級の大活躍を見せてくれていますけど、実質的に初登場ともいえた
第2話の五航戦VSエンタープライズの戦いの最中に、瑞鶴から「もらったぁー!」とばかりにトドメを刺される感じでピンチになった
エンタープライズに対して唐突に助太刀に入っていたベルファストのかっこよさは際立っていたと思います~♪

ベルファストのエロ美しさとかっこよさと同様にメイド服衣装がとてもよくお似合いでエロ可愛い優秀すぎるメイド長というと
東方作品ではいうまでもなく咲夜さんだと思います!
ベルファストは砲弾で攻撃を仕掛けていますけど、咲夜さんのようなナイフを使用した接近戦もお手の物なのかも
しれないです。
同時に咲夜さんも射撃といった実弾戦も銃さえ入手できれば難なくこなせられるのだと思います。
要はベルファストも咲夜さんもメイド服を身にまとった「戦うメイドさん」は素晴らしい!という事に尽きるのだと感じられます~♪

咲夜さんについては今更当ブログで説明する必要もない御方だとは思うのですけど、
ごく一言でその概要を言うと、紅魔館という吸血鬼の館でメイド長を務め、その得意技はナイフ投げであり、
そのとてつもない能力とは時間を操る程度の能力であったりもします。
そうしたとてつもない力を有しているのですけど、咲夜さんは実は妖怪でも悪魔でも無くてその正体は
人間であったりもします。
(一部では永琳との何らかの関連性を指摘する意見もありますし、人間ではなくて永琳や輝夜と同じく実は月の民では
ないのかという説も以前から根強くあったりもします
中にはタイムトラベルプリンセスではないのか・・?という意見を言われる方もいたりもします)

妖怪・妖獣ではないけど、日常的に刃物類を常に肌身離さず所有していて、巫女さんでも人間でも妖怪等に対して
やたらめったら斬り付けていそうなイメージのある立ち位置のキャラというと幻想郷内においては、
半分幽霊の妖夢と人間の咲夜さんというのも面白い話だと思います。
妖怪がそうした刃物で人間を斬り付ける事は皆無であるのに、幽霊・人間そのものが人間に対して刃物で斬り付けるというのも
ある意味シュールなものがあるのかもしれないですね。
妖夢も二刀流という事で刃物を使用するのですけど、接近戦は得意だけど遠くからの攻撃はあまり得意じゃなさそうですし、
何よりもスピード感という観点では咲夜さんには一歩も二歩も劣るという感じでもありますし、
万一、妖夢VS咲夜さんのバトルが発生したとしても、接近戦に持ち込む以外勝ち目がない妖夢と違って咲夜さんは、
接近戦も遠隔戦も問題なく対応出来ますし、何よりも咲夜さんには「時間を操る程度の能力」を有していて、
スピード感が妖夢とは最初から全然違うと思いますし、時には瞬間的に時間と空間を止める事で、妖夢の皮膚をサクッ!と
切る事なんて朝飯前なのかもしれないですね~

そうした咲夜さんなのですけど、そのミステリアスな雰囲気は東方では初登場時から今現在に至るまで変わることは無い
大人気キャラではありますが、その謎要素として最大のミステリーは、私的には咲夜さんの出生の謎よりもむしろ、
どうしてあの咲夜さんが紅魔館のおこちゃま吸血鬼とのバトルに敗れてしまい、その後メイド長としてお仕えすることに
なってしまったその経緯の方が気になりますね。
レミリア様というと「強がっているけど実はルーミア並みに弱いのかも・・!?」と感じてしまう側面も多々あるのですけど、
あの咲夜さんとのバトルで勝ってしまうという事は、レミリア様はやる時はちゃんとやるとか
幻想郷における最強種族は実は吸血鬼なのか・・?とかレミリア様の運命操作能力は咲夜さんの時間操作能力すらも
超越する強さがあるという事なのかもしれないです。

咲夜さんの正体って一体何なのでしょう・・?

よく二次創作等でも咲夜さんの出生の秘密とか真の正体について色々と議論されていますけど、
最終的な結論は出ていないようですね・・
それを決める事が出来る御方はZUN神主様唯一人だけですので、神主様自身もそれに関してはまだ決めあぐねているという
事なのかもしれないです。
私自身は咲夜さんの謎要素やミステリアスな部分はそっとしておいてあげたほうがいいと思いますし、咲夜さんのミステリアスな
部分はそっとしておいたほうがむしろ宜しいのかもしれないです。

そうした美しくてミステリアスで同時に魅力的なエロメイドさんでもあられる咲夜さんですけど、東方では昔も今も
変る事の無い大人気キャラの一人ということで、既に多くの絵師様によって素晴らしい咲夜さんが描かれていますけど、
私の中では、dream fantasy2
アミグリさんが描かれた咲夜さんが誰よりも大好きです~♪
というか・・アミグリさんの描かれた霊夢・魔理沙・こいしちゃん・早苗さん・アリス・ゆかりん・妖夢・チルノなどの東方キャラは
みんな大好きで、私の中では東方絵師様というと断トツでいっちばーん!なのが
dream fantasy2 のアミグリさん
だと思います!

本日は「咲夜さんの日」という事ですので、アミグリさんがこれまで描かれてきたたくさんの咲夜さんの中で
「どの咲夜さんがマイベスト作品なのか・・??」という問題はあまりにも選ぶのが難しすぎて
どの咲夜さんも大変魅力的で素晴らしいという事もあるので、その中でも私自身が特に大好きなアミグリさんが描かれた
2枚の咲夜さんを改めてここに転載&ご紹介をさせて頂きたいと思います。



上記の咲夜さんはアミグリさんが2016年6月に描かれた作品です。

この咲夜さんは初夏の雰囲気をすてきにイメージされた作品だと思いますし、背景の水滴も夏らしさをすてきに
演出していると思います。
この咲夜さんは、普通の人間っぽい感じもありますし、
わがままお嬢様のレミリア様の言動に振り回されながらも健気に頑張っているという雰囲気も伝わっているような感じが
ありますし、そうした感じが「爽やかさ・健気さ・頑張っている感じ」を醸し出しているように感じられそうです。
普段描かれている咲夜さんよりも少し釣り目にされていた事もいつもとの違いも感じ取られていたと思います。

咲夜さんがピースしているのもとってもかわいいです~♪

こうした咲夜さんを拝見させて頂くと「咲夜さんもその辺を歩いている外界の普通のJKさんとほとんど変わりがないのかも
しれないです。
咲夜さんの正体は案外普通の人間だったりして・・!?と感じさせる王道的・かわいらしさが溢れていると思います。

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続きまして、上記の「笑顔の咲夜さん」は2018年3月24日のアミグリさんのお誕生日当日にアミグリさんが
「記念イラスト カッコカリ」とされた笑顔がよくお似合いの咲夜さんです。

見ているだけで癒し効果を感じるやさしい笑顔の咲夜さんだと思います!
この咲夜さんも「アミグリさん、お誕生日おめでとうございます~♪」と優しく
語りかけているような雰囲気が漂っているようにも感じられとてもすてきです!
どことなくお顔が紅潮し照れているようにも感じられるのは、アミグリそんに対してお祝い用のプレゼントを
背後に隠し持っていて
「どのタイミングで渡そうかな・・?」とタイミングを量っているせいなのかもしれないですね・・

背景のピンクトーンも描かれた3月下旬と言う桜の季節に相応しいと思います!

とにかく見ている人達みんなから「おめでとう!」という言葉を頂いてるかのような咲夜さんがとてもすてきですし、
この優しい笑顔は癒しとかやすらぎという言葉がとてもよく似合うのだと思います。
私もこんな笑顔がすてきな咲夜さんを見ているだけで心がなごみそうになりますね~♪

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東方作品におけるメイドさんと言うと紅魔館の優秀なるメイド長の咲夜さんのイメージが大変強いですし、
咲夜さん本人もゲーム・公式漫画・二次創作等でも描かれている衣装はメイド服がほとんど
でもありますので、東方のメイドさんというと咲夜さん以外ありえないのかもしれないですね~♪

本記事のエンディングはやはりメイド服の咲夜さんでもって締めさせて頂きたいと思います、

上記の咲夜さんの素晴らしき絵は、アミグリさんにとっても思い入れが強い作品の一つだと思われます。
どういう事かと言うと、
アミグリさんが、2016年3月20日に広島で開催された「東方螺茶会 第二の宴」より「ゲスト寄稿」のお誘いが
あったとの事で、そのイベントのゲスト寄稿として描かれた作品が上記の十六夜咲夜さんなのです。
咲夜さんの「ナイフ投げ」がとっても凛々しいですけど
背景の時計はなんと・・・! アミグリさん自身の手描きとの事です!
この精緻な時計も手描きで描かれてしまうとは・・・!!ゲスト寄稿に当たってアミグリさんの気迫・気合を強く感じてしまいます。
咲夜さんの能力の一つが言うまでも無く「時間を操る程度の能力」なのですけど、
アミグリさんのこのゲスト寄稿の咲夜さんの雰囲気は「すてきなタイムトラベラー」という感じそのものです。
咲夜さんの得意技の一つとして「ナイフ投げ」というのもありますけど、
タイムトラベラーとナイフ投げという二つの突出した能力を一枚の絵にこれだけぎゅーーっと濃密に描かれている点は
本当にお見事だと改めて感じます。

それにしてもdream fantasy2
アミグリさんか゜描かれる咲夜さんはとても美しいですし、
これからもすてきな咲夜さんを描いて欲しいと思します!
本日、3月7日は消防記念日 · 東京消防庁開庁記念日 · 警察制度改正記念日 · サウナ健康の日 · メンチカツの日.などでも
ありますけど、東方的には言うまでもなく「早苗さんの日」でもあります。
早苗さんは霊夢同様に幻想郷の巫女さんの一人でもありまして、一昨日・・、3月5日は(東方)巫女の日ということで、
霊夢と早苗さんの記念日でもあったりします。

早苗さん、東風谷早苗というと東方では言うまでも無く霊夢の商売敵でもある守矢神社の風祝(巫女とほぼ同義語)であり、
幻想郷では珍しい外界出身のキャラでもあります。
(東方で外界からやってきたキャラというと、守矢神社組以外ではマミゾウと宇佐美菫子ぐらいなのかもしれないです)
菫子が幻想郷に入り込んできたのはオカルトボールを利用した一時的な事に過ぎず、菫子と早苗さんは外界のJKさんと
いう共通項はあるものの、菫子はあくまでゲストキャラ的立ち位置であるのに対して、早苗さんはすっかり幻想郷キャラとして
確立されていて、幻想郷のほぼ誰しもがもう既に「早苗さん」という存在は認知しているものと思われます。
幻想郷には既に霊夢の博麗神社がある訳ですので、早苗さんたちの守矢神社はあとからやってきた新興勢力という事に
なると思います。
幻想郷の核心的存在である博麗神社に対抗するとか、博麗神社に負けないような信心とか参拝客を
獲得するというのは並大抵の事ではないと思います。
もちろん、霊夢の博麗神社自体が普段は妖怪神社化していて参拝客がほぼ皆無で閑古鳥が鳴いているという
好条件もあるのですけど、早苗さんの守矢神社自体が妖怪の山の山頂に建立されていて、
博麗神社以上に参拝客が押し寄せるという事は100%あり得そうにありません。
そのため早苗さんは、普段の地道な営業活動を幻想郷の人里の人間達に行っていますし、そうした地道な努力を継続できる
という点が霊夢との大きな違いと言えるのだと思います。

そうした早苗さんですけど、外界から幻想郷に移住して間もないころは色々と大変だったのかもしれないですし、
今現在とは違う気負いみたいなものもあったのかもしれないです。

幻想郷に移住して間もない頃の早苗さんは、
慣れない幻想郷での暮らしとか幻想郷内のルールとか色々と不慣れな面も多々あったと思いますし、
今更ながらとんでもない所にやって来たとか、外界の両親とか学校の同級生は今頃何やってんのかなとか
果たして霊夢の博霊神社とうまくやっていけるのかとか
妖怪の山の神社として認められはしたけど、本当に河童とか天狗みたいな海千山千みたいなあの妖怪たちと
うまくやっていけるのかとか八雲紫という妖怪は危険な香りが漂っているとか早苗さんなりに色々と
悩まれていた時期もあったのかもしれないです。

進化論という話は耳にするのですけど、それは
種族として生き残っていくためには強さというよりも「環境の変化に対応できる適応力の有無」の方が
必要不可欠という話なのだと思います。
早苗さんは、元々育ってきた外界の考え方や経験に囚われる事も無く一度霊夢の博麗神社に敗北を喫し叩きのめされると、
「それでは自分たちが今後幻想郷内で生き残るためにはどうすればいいのか・・? 現況何が足りなくて
今後何を身に付けていく必要があるのか・・?」という事を常に頭の片隅に置き、
外界→幻想郷という「凄まじい環境の変化」にきちんと順応していき、
「幻想郷で生き残るためには、自分はどのように変化をしないといけないのか」という事を
実践していった早苗さんは本当にすてきだと改めて感じてしまいます。

外界時代の記憶をそのまま持っていながらも「昔に戻りたい・・」等の泣き言も一切言わずに、幻想郷と言う新しい世界に
果敢に飛び込み見事に適応していった早苗さんは、霊夢共々幻想郷のすてきな巫女さんという事なのだと思います。

幻想郷に棲みついている妖怪たちはそれぞれ一様にキャラが濃厚で個性的で、基本的には「私が、私が・・」みたいに
他者との協調よりは自分の存在をどうやって他者に知らしめることができるのかといった事に力点が置かれている様な
感じも無くは無いと思うのですけど、
(早苗さん自身も東方茨歌仙にて「わたし、わたし!」とやらかしています)
「東方非想天則」にて幻想郷の多くの皆様たちから「どう、ここでの生活は慣れた・・?」と声を掛けられているのは、
少しばかり意外な感じもありましたし、
霊夢のすてきな保護者でもあられるはずのあのゆかりん=八雲紫様すらも早苗さんに対しては労いの言葉を
掛けている事には、幻想郷の妖怪たちの懐の深さみたいなものを示唆させるものでもあると感じましたし、
同時に早苗さんにとっても、「本来はよそ者のあるはずである私をここまで心配してくれてありがとう!」と感じているのかも
しれないですし、幻想郷の多くの皆様たちより早苗さんの存在をきちんと認められている事が
早苗さんにとっては嬉しい!と感じていたのかもしれないです。

それでは下記において少しばかり具体的に「東方非想天則」にて幻想キャラの皆様たちが早苗さんにどのように気遣いの
言葉を掛けてくれていたのか見てみたいと思います。

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ゆかりんは早苗さんに対して、
「どう? もう慣れたかしら?」とゆかりんにしては大変珍しく(?)優しいお言葉を掛けているのですけど、
人によっては「何か裏があるようだし、またまた何か悪だくみを仕掛けているのではないのか・・?」と解釈する人も
いるのかもしれないですね・・

外の世界からやってきた早苗さんを気遣うようなゆかりんのセリフは、可能性的に幻想郷の創始者の一人でもあるかもしれない
ゆかりんとしての配慮みたいなものを示したかったのかもしれないです。

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咲夜さんは早苗さんに対して、
「どうですか? 幻想郷の暮らしは中々、飽きさせないでしょう?」と早苗さんを気遣うセリフを言われています。
ゆかりんだとなんだか胡散臭く聞こえるセリフでも咲夜さんが言うと、本当に心の底から心配してくれているのだな・・と
感じさせる面は多々あると思われます。
咲夜さんも確かに色々な出生の説はあるようですけど、基本的にはレミリア様と共に外界の吸血鬼が暮らすお城から
幻想郷に移住してきたと経緯もあり、ある意味で早苗さんと似た境遇といえ無いこともないですので、
咲夜さんとしては早苗さんの気持ちもよく分かるという事なのでしょう。

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魔理沙も早苗さんに対しては
「随分と妖怪退治業が板に付いてきたな」と東方星蓮船~東方神霊廟で自機を務め数々の妖怪退治を実践してきた
早苗さんをきちんと認めている辺りは霊夢との違いを感じさせたりもしそうです。

この当時の早苗さんは、はっちゃけとか張り切り過ぎているといった声もあったようにも思えるのですけど、
それを意識しているのかどうかは不明ですけど、魔理沙はその後のセリフで
「妖怪退治ばっかりしていると自分が妖怪に近づくんだぜ」と警告を発してもいます。

これは妖怪退治の先輩としての助言とも取れるセリフだと思えますし、魔理沙のやさしさが読み取れるセリフであるようにも
感じられます。
魔理沙にしても霊夢にしてもなんとなくですけど、人間の味方でも無いし敵でも無いし、逆に妖怪サイドの味方でも無いし
敵でも無い・・というスタンスがあるのかもしれないですし、それゆえのセリフであるとも解釈できるような感じもありそうです。

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ここから先はdream fantasy2
アミグリさんが過去に描かれたすてきな絵の転載&ご紹介コーナーです。
今回ご紹介させて頂く絵は全ていうまでもなくアミグリさんが描かれた早苗さんです~♪ 

上記の早苗さんはアミグリさんが2016年1月に描かれた作品です。

描かれた当時のアミグリさんのお声として
「アナログ(鉛筆)で描いた線画をスキャンして、SAIで塗り塗りしました。
加工にクリップスタジオペイントもちょこっと使用しました」との事ですけど、
アミグリさんの絵師様としてのご苦労が垣間見えるのではないかと思われます。
ちなみにですけど、2021年の早苗さんや2020年のお燐ちゃん等は、SAIからクリスタに変えられたということでもありますので、
今回取り上げた「おとなっぽい雰囲気」というのはこうした描き方の違いというのもあるのかもしれないです。

アミグリさんが描かれた早苗さんは風祝としての早苗さんに相応しく、風がさーーーっと吹いてきて
早苗さんのスカートがふんわりと舞っているようにも感じられるのはとても爽やかだと思います。
緑の巫女とも言えそうな緑のロングヘアもとても美しいと思います!
かわいい中にも「颯爽とした雰囲気」というのか「若き巫女のさわやかな雰囲気」というものを
大変凛とした空気の中に描かれていると思います。

早苗さんが手にしているのはお祓い棒ですけど、ファンの間ではあれは「はんぺん棒」という愛称もありますけど、
アミグリさんが描かれた早苗さんのお祓い棒からもどことなく気品のようなものを感じさせてくれているのは
すてきですね~!
早苗さんがこのはんぺん棒を手にされていると霊夢とは別の形での「妖怪退散!」とか「妖怪退治」を実践されそうな
雰囲気が感じられたりもしそうです。
白のハイソックスも外界の現役JKさんの名残みたいなものも感じさせてくれていて、とてもお似合いだと思います。

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続きましてアミグリさんが2020年3月に描かれたセーラー服早苗さんです。

早苗さんは上記で記したとおり、幻想郷の守矢神社の風祝(巫女さん)で、幻想郷に移住して以降の服装は常に
あの緑の巫女衣装を身につけられています。
そして早苗さんというと、外界時代は理系のJKさんであり、JKさんとして幻想郷に移住を果たされたお方でもあるのですけど、
東方ファンの皆様にとっては長い間、「それでは早苗さんの外界のJKさん時代の制服はブレザーなのかセーラー服のうち
どちらだったのか・・?」というのは論争にもなっていましたし、私自身は理系JKさんということで、
「ブレザー制服に白衣姿がお似合いそう・・」と思っていたものでしたけど
アミグリさんが描かれたセーラー服早苗さんを見てしまうと、
「外界時代のJK早苗さんの制服はセーラー服でけって~い!」と何やらプリキュア5の夢原のぞみの口癖みたいなものが
ついつい出てしまいほど、早苗さんとセーラー服の最高の相性を感じてしまいます!

なんという清楚で可憐でひそやかな早苗さん!!

「素晴らしい!」としかいいようがないですし、この清楚で可憐な雰囲気は幻想郷移住後にはっちゃけてしまった??早苗さんとの
変化を考えると早苗さんのとしての変化を強く感じさせるものがあるのかもしれないです。

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続きまして、アミグリさんが2017年3月5日に「東方巫女の日」に描かれたれいさなイラストから早苗さん単独を
表情をすてきに変化させて再構成された作品です。

霊夢とのツーショットのイラストの早苗さんは、素晴らしい笑顔を見せてくれていましたけど、
この早苗さん単独のイラストは、少し表情を変えられていて、幻想郷内における人里における早苗さんの辻説法や
布教活動のシーンの時みたいに、民衆に対してきちんと丁寧に諭しているようにも感じられるものがあると思います。
肩だし衣装や日焼けの痕も色っぽさも感じるのですけど、それ以上に早苗さんの気品や巫女としての凛々しさを強く
感じさせてくれていると思います。
早苗さんのヘアスタイルの特徴でもあるカエルやヘビの髪飾りもとてもよくお似合いですし、この緑の長髪の美しさも
際立っていると感じられます。

こういう早苗さんはすてきだと思いますし、とてもお美しいと思います!

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本記事のフィナーレを飾って頂く早苗さんは実はほんの3日前にアミグリさんが描かれたばかりの描きたてほやほやの
文字通りフレッシュな早苗さんイラストです。
当ブログは基本的にはアミグリさんの描かれたイラストを直ちに転載させて頂くことは控えているのですけど、
本日は早苗さんの日ということもありますし、このすてきな早苗さんを一人でも多くの皆様に見てほしいという気持ちもあり、
アミグリさんからのご了解も得たうえで、転載&ご紹介をさせて頂きたいと思います

見た瞬間に「いつもと少しだけ髪が短い」と感じましたけど、そうしたちょっとした変化でも
早苗さん自身の印象が大きく変わって見えるというのも
アミグリさんの絵師としての変幻自在さを発揮したといえますし、同時に
「外界から幻想郷の世界の変化にも変幻自在に対応してきた」早苗さんらしいと思います。

まもなく寒い冬が終わりを迎えて春が到来しそうですけど、この爽やかな早苗さんのすてきな笑顔を見てしまうと
少し早い夏の到来を予感しそうでもあります。
早苗さんのこの爽やかなで柔らかい表情とあたたかい季節らしい背景と
「幻想郷へようこそ」と言っているかのようなやさしそうな笑顔に癒されます!

上記のアミグリさんが描かれた早苗さんは、早苗さんの絵師様であるアミグリさんに帰するものであり、
当ブログにおける転載とご紹介は事前に全てアミグリさんからご了解を頂いたものであり、
アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

アミグリさん、本当にいつもすてきな絵の転載を快諾して頂きありがとうございます!

皆様の中で「こんなに美しい早苗さんを描かれる方のブログってどんなもんなのだろう・・? 」と興味がある方は、
是非是非アミグリさんのブログdream fantasy2 を ご覧になって頂きたいと思いますし、 宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログdream fantasy2  に一度お越しして頂けると アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私もとってもとっても嬉しいです!

アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!

アミグリさんのpixiv

やはり早苗さんはすてきで魅力的な幻想郷のもう一人の巫女さんキャラですね~♪
本日、3月4日は「みょんの日」ということで妖夢記念日の一つでもあります。
妖夢はここ1~2年は東方人気投票では霊夢や魔理沙を押さえて1位の人気を誇っていますし、今や東方の屋台骨を
支える超重要&人気キャラの一人だと思います。
昨年・・2022年の1位はまさにサプライズでフランちゃんが念願の初一位を獲得し、魔理沙は2位、霊夢が3位、
そして妖夢は第4位という順位となりました。
ま・・妖夢の2020~21年の連続一位というのは本人にとってもご主人様であられるゆゆ様にとってもある意味出来過ぎという
感じでもあったのかもしれないので、この第4位あたりが実は妖夢にとっては最も居座りが良い立ち位置なのかも
しれないです。
ゆゆ様の二年連続のベスト10入りは妖夢人気に乗っかったモノも多少はあるのかもしれないです。
霊夢にとっては不本意な順位が3年ほど続いてしまっているという感じなのかもしれないです。

早苗さん・アリス・ゆかりんが10位圏内ではないことは私にとっては不本意という感じでもありますけど、
ちなみに三日後の3月7日は「早苗さんの日」でもありますので、
本記事においては妖夢の日と早苗さんの日を一つにまとめた記事というか、dream fantasy2のアミグリさんが描かれた妖夢と早苗さんの後ろからの
振り向きイラストというかなり珍しいポーズ絵を皆様に是非ご覧いただきたいと思います。

妖夢と早苗さんは実は公式ゲーム作品や書籍・公式漫画でもそれほど絡みや接点がある訳ではないです。

そうした中、この二人の絡みが実現したのが、スマホ炙りゲームの「東方キャノンボール」において、
2020年4月30日より期間限定イベント「イエッサー!冥土のメイド訓練」であったりもします。

期間限定イベント「イエッサー!冥土のメイド訓練」 の概要は、紅魔館に招待されたゆゆ様と諏訪子は、そこでの完璧な
メイド長としての咲夜さんの立ち振る舞いに感動してしまい、
「それだったら是非うちの早苗と妖夢も訓練して欲しい」と頼んだのがそもそものきっかけでもありました。
期間限定のイベントクエストをクリアすると、「メイドP」やイベント限定アイテム「メイド訓練用ナイフ」が手にはいったりもします!
メイド訓練ナイフやメイドPを集めるとその獲得数に応じて、イベント限定の写し絵のほか「★4以上確定召喚札」や
「★5確定召喚札」などの豪華報酬をもらうことができたりします。

期間限定イベント「イエッサー!冥土のメイド訓練」 においての妖夢と早苗さんのメイド服は、そうしたヨーロッパ風な雰囲気
では なくて日本の和服・着物を意識した仕様というのも素晴らしいと思いますし、 二人にはとてもよくお似合いだと思います。

妖夢は普段は物騒な二本の刀を背負っていますけど、ここでは刀とデッキブラシを背負っているのもお似合いですし、
いつもはどちらかというと長いスカートをはいている妖夢がこうした短いスカートに白エプロン着用というのも
白玉楼ではそうした衣装をなかなかお目にかかれないだけに大変貴重なものがありそうです。

妖夢と早苗さんは性格的には意外と似た者同士なのかもしれないです。どこが似ているのかというと二人とも天然さん系で、
天然ボケ気質というのは二人に備わっているのかもしれないです。

アミグリさんがこれまでdream fantasy2内にて描かれた妖夢は素晴らしい名作絵がたくさんあるのですけど、その中で特に印象に残っている作品の一つが
2017年7~8月に描かれたきらきら妖夢と青空妖夢です。
この2枚の絵は後ろ向きから振り向いた捻りポーズという絵師様にとっては描くのが大変難しくて厄介という構図を
とても幻想的にかつ美しく描かれた作品として今でも鮮やかに私の脳内に焼き付いています。

この2枚の振り向き妖夢はのちほど改めて転載&ご紹介をさせて頂きたいと思いますが、その前に・・
そうした後ろ向きから振り向いた構図という大変難しいポーズの早苗さんをアミグリさんは昨年・・2022年3月に描かれていました。
まずはその後ろ向きから振り向いた早苗さんを皆様にご覧頂きたいと思います。



そうした訳でここから下記は、dream fantasy2のアミグリさんが描かれた妖夢と早苗さんの絵の転載&ご紹介コーナーです。

まずは上記の美しい早苗さんの後ろから振り向いた構図の絵はdream fantasy2のアミグリさんが2022年3月に描かれた作品です。

見た瞬間に「なんという美しくておとなっぽい早苗さん! だけど同時にとってもかわいい~♪」と感じ、大の早苗さん好きの
私としても思わず一目惚れしてしまった素晴らしい早苗さんだと思います。

独創的なポーズというか後ろ捻りの振り向いた早苗さんというのは極めて珍しいポージングであるため、
いつも描かれる早苗さんよりも大胆な挑戦というか意欲的なものを感じさせるものがあると思います。
早苗さん自身、ある意味「常識に囚われないような御方」でもあったりしますので、こうしたいつもと違う早苗さんを
描かれた意義は大変大きいとも言えるのかもしれないです。

この振り向き早苗さんは、 少し大胆な肩だし・巫女服スカートの華やかで精緻なフリル、いつもより少し濃い感じの緑髪、
はんぺん棒の面白さ、服の皺の細やかさなどこれまで描かれてきた早苗さんを更にスケールアップさせたようにも
感じさせてくれますし、大胆だけどかわいい・・という早苗さんの魅力をうまく引き出しているようにも感じられそうです~♪

アミグリさんご自身の描かれたコメントとして
「いつも、ポーズに関しては結構考える時間がかかっているのですが、
今回の早苗さんは、最近は振り向いているポーズを描いてなかったので、久しぶりに振り向いているポーズが描きたいなぁと
思って振り向いているポーズにしてみました」との事ですが、
これまでの路線にこだわらずに自由自在にかつ積極果敢にこれまでとは違う発想で描かれているその意欲的な攻めの
姿勢には共感するもの大と言えます~♪

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上記の早苗さんはアミグリさんが2021年3月に描かれた早苗さんです。

とても美しい早苗さんですね~♪ アミグリさんの描かれた早苗さんというと2016年のはんぺん棒を手にされた
凛々しい感じの早苗さんや巫女の日記念の霊夢とのツーショットの際の早苗さんや猫耳などコスプレ化した早苗さんなどが
とても印象的で、あの早苗さんは どちらかというと溌剌とした外界のJKさんみたいな雰囲気もありましたけど、
2021年3月に描かれた早苗さんは女子高生を卒業したJDみたいな早苗さんみたいな感じもしますし、
少し大人になった情感あふれるしっとりとした早苗さんのように感じたりもします。
長い髪もサラサラしていてとても美しいですし、慈愛に溢れたようなやさしい眼差しにも魅かれますし、手を顎に当てている
何気ない仕草にもはっ・・とさせられそうな美しさに思わずドキッ・・とさせられそうです。

上記の早苗さんは幻想郷の生活にも慣れ、幻想郷の人間・妖怪からも「山の神社の巫女さん」という認識が定着し、
余裕をもったようにも感じられますし、それが大人になった早苗さんをもたらしているのかもしれないです。
2016年の早苗さんの長髪もすてきですけど、2021年の早苗さんの長髪はこの流れるような美しさと繊細さは
アミグリさんの絵師様としてのすてきな進化と変化なのだと思います。



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続きまして上記でちらっと触れていますが、アミグリさんが2017年7月~8月に描かれた、上記の早苗さんと同様に
後ろ向きから振り向いたポージングの2枚の妖夢です。
尚、この妖夢は、上が当ブログの東方カテゴリ300記事到達の記念リクエスト作品としてアミグリさんに2017年7月に
描いて頂けた「きらきら妖夢」であり、下は「きらきら妖夢」の加筆版の2017年8月に描かれた「青空妖夢」です。

この2枚の妖夢は素材は同じなのですけど、全体の色・ちょっとした表情・背景のトーンが変るだけで
別の作品のように感じられるのは、やはり「絵と言うものは一つの魔法」ということなのだ・・という事を
改めて感じさせてくれる素晴らしい2枚の絵だと思います。

「きらきら妖夢」は、全体的に大変しっとりとした落ち着いたトーンで幻想的で大変美しい妖夢がそこには
いるのだと思います。
何となくですけど「秋から冬にかけての妖夢」という印象もあったりします。
アミグリさんがこれまで描かれてきた妖夢以上に「少し大人っぽい雰囲気の妖夢」のように感じられます。
後ろ向きから振り向いた少し捻ったポーズから振り向かさせているという構図的に大変難しいものがある中で、
妖夢の後ろ姿の美しさをあえて強調する事で妖夢の新しい魅力と少し大人っぽい雰囲気を素敵に伝えているのだと
感じられます。

「青空妖夢」の方はアミグリさんご自身のコメントが全てを物語っていると思います。

「加筆版というか、前に投稿した妖夢の表情と背景を変えたイラストです。
前の妖夢は、暗めの背景だったので、「夜」という雰囲気でしたが、
この妖夢は、青空なので、「朝~昼」というイメージで描きました。
背景の青空に合わせて妖夢の表情も少し明るくしてみました!」

なるほど・・! 私のイメージでは冬の妖夢・真夏の妖夢という捉え方でしたけど、
作者のアミグリさんの「夜の妖夢・朝から昼にかけての妖夢」という方が一段とイメージがしやすいと言えるのかも
しれないです。

どちらにしても表情と背景の違いだけで随分と全体のイメージが変幻するという事を見事に立証されていると思いますし、
私はどちらの妖夢も大好きです!
きらきら妖夢のファンタジー感も捨てがたいですし青空妖夢の爽やかな雰囲気もとても素晴らしいと思いますし、
青空妖夢のこの妖夢の笑顔が本当に堪らないですね~♪

そして上記の早苗さんもこの2枚の妖夢も後ろから振り向いた構図という大変難しいポージングをこんなにも
大胆かつ美しく幻想的に仕上げられた事は特筆に値すると思います。

アミグリさんにおかれましたはこれからもかわいくて美しい妖夢や早苗さんを描いていって欲しいなーと思います。


マウンテンプクイチ先生の「球詠」、2023年2月現在の最新刊第12巻

2020年のマイベストアニメ作品でもあった「球詠」ですけど、
(アニメの放映時期はコロナの第一波真っ盛りで日本全国に緊急事態宣言が発令され、その影響もあり多くのアニメ作品が
放映延期になりましたし、「ヒーリングっとプリキュア」ですら二か月近く放映休止に追い込まれていましたが、
「球詠」は部分的に作画崩壊も起こしながらも無事に最終回まで放映されていたのは印象的でした!)
原作漫画は2023年2月時点で第12巻まで刊行され、今年の夏頃に発売されると思われる13巻は新越谷-美園学院の試合の
終盤が描かれると思われます。
球詠はJKさんたちによる熱い高校野球をベースにしているのですけど、作者のマウンテンプクイチ先生の世界観では
なんとなくですけど、「埼玉のJKさんたちによる高校野球は常に全国でもベスト4にはいるくらい強いのだけど、
最も強い野球県は福岡県なのかな・・?」と感じたりもします。
実際新越谷高校のファーストであり4番打者の中村希は福岡県東区出身ですし、
(本人は博多区と混合されることを嫌がり、「うちは東区やけん・・」と言っていたのも印象的でした)
そのせいもあるのか新越谷のメンバーは、例えば中村希・武田詠深・川崎稜・川原・藤原など福岡ソフトバンクホークスまたは
南海ホークスの選手に由来している名前が多いのも大変印象的です。
(もっとも、最近では藤原というと大阪桐蔭からのドラフト一位でもあり2021年8月の月間MVPでもあり、球界の中でも
屈指のイケメンさんのマリーンズの藤原だと思います!
藤原の昨年の成績は本人にとっても不本意以外の何物でもなく、マリーンズ浮上は私的には藤原次第とすら感じています)

福岡県というと、「ラーメン大好き小泉さん」にとっては「とんこつラーメンの聖地」と思っていらっしゃると思いますし、
当ブログでは吹奏楽を重要なカテゴリの一つに設定していますけど、
福岡の吹奏楽というと最近の当ブログでもスミスの「ダンス・フォラトゥーラ」について記しましたけど、この曲に関しては
誰がなんといっても福岡の精華女子高校吹奏楽部による後世に語り継げられるべき圧倒的な超名演が大変印象的ですし、
精華女子による同じくスミスのフェスティヴァル・ヴァリエーションやルイ・ブルジョアの讃美歌による変奏曲や
バーンズの交響曲第3番などの名演も素晴らしいかったですし、他にも女子高吹奏楽部のパイオニア存在ともいえる
中村学園や、福岡工大城東、嘉穂なども大変印象的です。
そして福岡というととんこつラーメンもそうですけど辛子明太子などとにかくおいしい食べ物が溢れていて、
名物・銘菓・名所が揃っている素晴らしき県だと思いますし
(名物も名所もなにもないない、なーんにもない、あるのはアニメ聖地と十万石まんじゅうだけ・・と自虐している埼玉県民に
とってはうらやましいエリアだと思います)
ただそうした素晴らしき福岡県にあって唯一「これだけは絶対に許せない・・」と思うのは福岡ソフトバンクホークスでして、
昨年の千葉ロッテマリーンズは2019年以来のBクラスに沈んでしまいましたけど、実はオリックス・西武・楽天・日ハムには
勝ち越しまたはイーブンであったのに対して福岡ソフトバンクホークスにはホークスにだけ大きく負け越し、
これが結果的にマリーンズにとっては致命傷になりましたし、
昨年はマリーンズファンにとってのホークスとは「顔すら見たくない対戦相手」という感じでしたし、それに輪をかけるように
マリーンズの絶対的守護神のオスナをホークスに引き抜かれ、マリーンズファンにとっては
「2017年のデスパイネの引き抜きに続いて今回も金満球団のホークスに札束攻勢でオスナすらも引き抜かれてしまった・・」
みたいな遺恨が発生していると言えそうです。
それにしてもホークスは2年連続でパ・リーグのリーグ優勝を逃し、「今年は何が何でも・・」という想いもあるのでしょうけど、
オスナを引き抜いたばかりでなく、FAで日ハムの近藤を引き抜き、さらにメジャーから有原までも引き抜いてしまい
「そこまでして優勝したいのか・・」とすら感じてしまいますし、貧乏球団のマリーンズにとってはため息しかでないです・・

今年のプロ野球はセ・リーグが3月31日が開幕で、パ・リーグは一日早い3月30日が開幕となっています。

マリーンズの開幕カードがなにかと怨念があるというのかマリーンズファンにとってはある意味遺恨対決にも
なりそうな対戦カードでもあるというのか福岡でソフトバンクホークス-千葉ロッテマリーンズがマリーンズの開幕ゲームでも
あったりします。
そうした訳で今年は例年以上に「ホークス憎し・・」みたいな怨念(?)が蓄積されてもいますので、開幕戦のホークスにおいては
ホークスを叩きのめしてほしいと願う反面、現実的には「今年もホークスには苦杯を味わい続けるのかも・・」と今から
予想してしまう感じでもありそうです。

「球詠」の新越谷高校のメンバーは上記で書いた通り、福岡ソフトバンクホークスの選手たちが元ネタというかモデルに
なっている選手たちが多くて、球詠ファンの私としては痛しかゆし・・みたいな気持ちにもなってしまうのですけど、
新越谷のキャプテンにしてチームの守備の要のセンターを務めているのは岡田怜ですけど、その岡田怜のモデルは
千葉ロッテマリーンで2018年まで長きにわたって外野守備で多大な貢献をされていた岡田幸文選手です。
岡田はプロ1年目の2009年に支配下登録され、2010年の日本シリーズ第7戦で浅尾拓也からタイムリーを放ち、
チームの日本一達成に貢献したこともありました。
2011年は全試合センターで出場し、完全無失策359のリーグ新記録に、351刺殺と文句なしのゴールデングラブ賞を
獲得していたりもします。
翌2012年はリーグ2位となる319刺殺をマークしゴールデングラブ賞を2年連続で獲得されていました。
現役を引退するまでのプロ10年間で、2501打席(2247打数)に立ったもののホームランはゼロという日本プロ野球記録も
残されている事でも一部でよくネタにされています。
(2014年7月31日の北海道日本ハムファイターズ戦でプロ入りからの連続打席無本塁打記録を更新しています)
なお、ホームラン自体は高校時代に1本打った事もあるそうです。
岡田選手と言うと長打力はあまりなく打撃成績は正直微妙でしたけど、数少ない守備だけで稼げた選手とも言えそうです。
その広い守備範囲は「エリア66」と呼ばれ、並の野手には到底捕れないような打球を捕球されると
「残念、そこは岡田だ」というネットでのコメントが多数ついていたのもすてきなエピソードです。

球詠は傾向として一つのチームにおいてそれぞれプロ野球球団の実在する(していた)選手をモデルにすることが多いのも
特徴で、たとえば梁幽館は日ハムを、柳大川越は中日を、熊谷実業は阪神をそれぞれモデルにしているようにも
思えます。
さてさて、球詠の第12巻は関東大会出場をかけた埼玉県大会準決勝の新越谷-美園学院の試合が描かれていて
(おそらく今年の夏頃に出る13巻もその激戦の続きがメインだと思われます)
その美園学院の選手たちの多くが実は千葉ロッテマリーンズの選手をモデルにしています~♪
球詠はついつい新越谷高校を応援したくなりますけど、新越谷-美園学院の試合の時や美園学院の試合の時は
「美園学院頑張れ~」となってしまいそうです。

美園学院は漫画の設定の上では大変な強豪校の一つで、春の全国に出場し夏の大会も決勝までコマを進めたものの
咲桜に惜敗しています。
ちなみにですけど美園学院のモデルは浦和学院であったりもします。
浦和学院の近隣には埼玉スタジアムがありますし、最寄駅は埼玉高速鉄道の浦和美園駅または大宮駅からのバス便
という事になるかとは思います。
2013年においては春の選抜甲子園で埼玉県に真紅の優勝旗をもたらしてくれた学校でもありますけど、その時のエースが
現在マリーンズの貴重な先発左腕でもある小島投手です。

「美園」という地名を聞くとサッカーファンの皆さまでしたら、「埼玉スタジアムがあるところね」と言われると思います。
浦和レッズの試合やサッカー日本代表の国際Aマッチなどでも頻繁に使用されていますし、
FIFAワールドカップ予選や親善試合において日本代表のホームゲーム開催実績を多く持ち、
首都圏では横浜国際総合競技場とともに日本代表の事実上のメインスタジアムとして用いられている競技場であったりも
しますし、埼玉関連ネタでは数少ない全国的に通用するワードなのかもしれないです・・

だけど、このスタジアムに来たことがある人ならば、多分ほとんどの方は感じると思うのですけど、
とにかく「交通アクセス」は良くないですね・・

名前は「埼玉スタジアム」ですけど、浦和駅や大宮駅から近い訳でもなく浦和駅からバスを利用すると
40分程度は掛かると思います。
最寄駅は埼玉高速鉄道の「浦和美園駅」なのですけど、浦和美園駅から埼玉スタジアムまでは
徒歩で20分程度は覚悟された方が宜しいと思います。
決して駅から間近という事ではないです!
埼玉県の事を全然知らないで、サッカー観戦だけを楽しみに浦和に来られた方は、
「埼玉スタジアムって、浦和駅から徒歩10分程度じゃないの・・? なんでこんなに遠いの・・!?」と愚痴られるのかもしれないですね!

この「埼玉高速鉄道」ですけど、とにかく料金が高い!!事でも知られています。
初乗り運賃は210円で、これは日本の地下鉄として京都市営地下鉄と並ぶ最高額であり、
全体的にも日本の普通鉄道としては高額の部類に入ると言われています。
この鉄道は、都内の地下鉄南北線と乗り入れの形をとっていて、
都内からこの鉄道を利用すると、南北線利用の間は料金が普通に設定されているのに、
赤羽岩淵からの「埼玉高速鉄道」に入った瞬間から料金が大幅に上がるというイメージがあったりもします。
赤羽岩淵から終点のこの「浦和美園」まで7駅だけど運賃は470円で、
都内の王子駅から浦和美園まで乗った場合は640円も掛かります!

この運賃の高さは千葉県の北総線を彷彿とさせてくれていると思います。

その浦和学院をモデルにした学校が球詠で登場する美園学院なのですけど、冒頭で触れたとおり各キャラの大半は
千葉ロッテマリーンズの現役または過去のレジェンドたちの名前に由来しているので、マリーンズファンとしては
たいへんありがたいですし嬉しいですね~♪

美園学院の控え投手は黒木投手ですけど、黒木というというまでもなくマリーンズのあの炎の投手と呼ばれ
マリーンズが本当に信じられないほど弱かった1990年代後半のマリーンズ先発投手陣を小宮山さんと共に支え続けた
エースであり、あの熱い投球や気迫で投げ続けた真摯な姿勢は私たちマリーンズファンは永遠に忘れることはないです!
マリーンズは実は1998年に今現在も破られていないプロ野球記録の18連敗というある意味とんでもない記録を有している
チームでもあります。
マリーンズ14連敗で迎えた1998年7月4日のダイエー戦にて5時間9分の熱闘の末敗戦し、翌日のダイエー戦にも敗れ、
当時のプロ野球記録に並ぶ16連敗となり、更に悲劇は続くことになります。
それが後に「七夕の悲劇」ともいわれる話でもあるのですけど、17連敗阻止をかけて臨んだ試合において、
マリーンズはエースの黒木を送り出し。
2点リードを保ったまま9回裏2死一塁の勝利目前までたどり着きましたけど、同点2ランホームランを打たれて追いつかれ、
黒木はマウンドに膝から崩れ落ち、マリーンズナインが集まっても立ち上がることはできない程の痛々しい姿では
ありました。
延長12回裏、マリーンズはサヨナラ満塁本塁打を打たれ、ここにプロ野球記録を更新する17連敗目を喫しました。

そして次の試合にも敗れ、18連敗まで泥沼連敗が続き、連敗が止まったのは七夕の悲劇の二日後のマリーンズ-オリックスの
試合で、小宮山が被安打14、6失点しながらも完投し、9-6で勝利を収め、連敗は18で止まり、
小宮山から始まった連敗は小宮山で終わったという事になります。
この年のマリーンズは最下位に沈みましたけど、七夕の悲劇を経験した黒木は、自身初のオールスターゲーム出場、
最多勝、最高勝率、防御率リーグ2位と一人気を吐いたものでした。

2005年のマリーンズの日本一の頃には黒木投手には往年の力は残っておらず、黒木さんとしても悔しい日々を
過ごされていたのかもしれないですけど、それでも私たちマリーンズファンはあの18連敗のように本当に弱いころの
マリーンズを孤軍奮闘して支えてくれた黒木投手を今でも誇りに感じていますし、その黒木さんが今年から
マリーンズの投手コーチとなりマリーンズに帰ってきてくれたことをとても嬉しく感じたりもします。

美園学院の第二控え投手は小宮山ですけど、この名前のモデルは当時のロッテの投手陣の中でも屈指の知性派で
現在は早稲田大学野球部の監督も務められている小宮山悟さんです。

そして美園学院の控え捕手は田村ですけど、これはいうまでもなく2020年までマリーンズの正捕手を務めていた田村が
モデルだと思います。
21~22年の田村は井口監督体制下ではなぜか??干されていて冷遇され二軍暮らしが続き、井口監督がもしも昨年そのまま
続投となっていたらほぼ間違いなくFA宣言をして他球団に移籍したものと予想しますけど、新監督の吉井さんになにか
感じるものがあったかどうかはわかりませんけどそのままマリーンズに残留してくれましたので、松川もまだまだ2年目という事で
経験と打撃力不足においては田村捕手の力は不可欠ですので3年ぶりの思いを試合にぶつけてほしいです!

美園学院のエース投手は園川萌ですけど、名前のモデルは1980年代後半~90年代にかけて先発投手として
活躍された園川一美です。
園川は本当にロッテの暗黒時代と現役時代が重なっていて、通算成績は76勝115敗となっていますけど、他球団だったら
もっと勝てていたようにも感じられます。
尚、1989年には規定投球回数に達して防御率6点台という大変珍しい記録をマークしたけど奪三振率はリーグ1位という
ある意味凄い快挙も成し遂げています。

美園学院の選手たちは他にも、1番・ファースト、愛甲 3番・センター、平井 4番・ライト、諸積 5番・サード、堀
6番・ショート、初芝といったどちらかというと1990年代後半の超・弱かったころのロッテの名選手たちをモデルとした
名前が多くて、マリーンズファンとしては「なつかしいね~♪」という気持ちで一杯です!
愛甲は甲子園の活躍も印象的でしたけどもプロ入りしてからはどことなく悪役みたいな雰囲気もありましたし、それが
現在でもちょとクセの強いネットでの野球評論家みたいな印象にもつながっていそうです。
平井はちなみに1991年のパ・リーグの首位打者でしたけどとにかく印象の弱さとか存在感の薄さでは
光っていたような感じもします。
初芝さんはとにかくあの光るいぶし銀みたいな存在感と打撃力は印象的です。
諸積はあの愛すべきキャラもよかったですし、漫画「球詠」の諸積は一年生ながらも美園学院の4番に座り、詠深から
序盤にスリーランホームランを浴びせ、結果論になるのですけど(ネタバレになるのであまりかけないけど)
新越谷は結局美園学院に敗退し関東大会出場は逃してしまいますけど、
諸積のあの打撃力は現役時代のロッテの諸積を彷彿とさせられてしまいそうです。

現役のマリーンズの選手の中では田村のみがモデル選手となっていますけど、今だったら佐々木朗希や安田、山口
などは登場してもいいのかもしれないです。

とにかくあと一か月程度で日本のプロ野球も開幕しますので、吉井新監督の下で2020~21年以上の躍動を
期待したいと思いますし、選手の皆様を今年もしっかりと応援をさせて頂きたいと思います。
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私自身は、ラーメンの麺の固さはどちらかというと細麺・極細麺のストレート麺の場合は固めの方がお好みであり、
特にそれはとんこつ・東京ラーメンと称されるうすあじのあっさり王道しょうゆ系・塩味だと強く感じたりもします。
つけ麺はどちらかというと太麺で麺は少し柔らかめがお好みであったりもしますし、
そばの場合はざるそばでもあたたかいおつゆのそばでも固めが好きですし、うどんの場合は
固め柔らか目というよりもむしろどちらかというと麺にこしがあってモチモチしている方がお好みです。
ただうどんの場合はこしがあってモチモチしているのは冷やしうどんに求めたくなったりもしますし、あたたかいうどんは
こしがあるうどんももちろん美味しいですけど、極端に麺がやわらかくてふにゃふにゃしているうどんもそれはそれで大好きで
あったりもします。

それはカップ麺の日清・どん兵衛でも同じだと思います。

以前ですけど、「日清どん兵衛を食べる際に、通常5分のところを10分そのままにするだけで、もうひとつのどん兵衛の味を
楽しめることができる」というネットニュースを目にした際に
「そんな事ある訳ないじゃん! そんな麺がのびたうどんなんて不味いに決まっているし、うどんの命ともいえる
麺のコシが無いなんてありえない」と感じていたのですけど、一度ものは試しにやってみたところ、意外とこれって
おいしかったです!
確かにそれは間違いなくもうひとつのどん兵衛の食べ方なのだと感じたものです。

10分どん兵衛は麺が柔らかい状態になりコシが無くなります。
どん兵衛がメーカーの公式作り方では熱湯を入れて5分待つというのは、
うどんにコシがあって一番美味しく食べられる時間として設定されたものなので、
それ以上・・ましてや10分近くも放置すると柔らかくなってしまい麺自体のコシがなくなるのは当たり前の話だと思います。
だけどその10分どん兵衛は間違いなくもうひとつの食べ方なのだと思います。

讃岐うどんのようなコシの強いうどんを好む人にとっては10分どん兵衛は論外以外の何者でもないと思うのですけど、
柔らかいうどんをお好みの方は試してみる価値はあるのだと思います。

油揚げと麺自体がつゆをかなり大量に吸い込んでくれているおかげで麺や油揚げ自体に濃厚な味がたっぷりと
しみこんでいるのが美味しさの秘密なのかな・・?とも感じたものでした。
感覚としては煮込みうどんに近いものがあると思いますし、もうひとつメリットを指摘しておくと、10分経過ということで
少しうどん自体が冷めていて、猫舌の方にはむしろ合うような感じもしたものでしたし、少なくとも「麺がのびきって不味くなる」と
いうことだけは無いという印象は持ちました。

それにしても10分放置するとどうしてあんなにもつるっとした喉越しのよい麺になるのかは不思議としかいいようが無いですし、
麺が8割近くつゆを吸いきりつゆがあまり残っていないという事は煮込みうどんの感覚に近い
もうひとつのどん兵衛の食べ方なのかもしれないです。

だけど反面出汁が効いたあのうどんのつゆがあまりないどん兵衛というのも少しばかり抵抗感もあったりしますし、
さすがに10分放置は麺がふにゃふにゃし過ぎて少し柔らかすぎるのかも・・とも感じたものでした。

そこで先日改めて「日清のどん兵衛のうどんは熱湯を注いで何分くらいがおいしい食べ方になるのかを実験してみました。

もちろんメーカー推奨の5分というのが本来の麺のコシをキープするという意味では最もおいしい食べ方であるのは
間違いないと思いますし、上記で記した10分どん兵衛のあの麺がふにゃふにゃと極端に柔らかく麺が8割近くつゆを吸い切った
うどんというのももう一つの可能性を示唆しているとも思うのですけど、
「麺がそれほどつゆを吸いきっておらず、つゆもうどんの麺も両方おいしく味合う事が出来てなおかつ麺がやわらかいけど、
少しばかりコシも残っている」ことを実現するには果たして熱湯を注いで何分くらいがいいのかという点に関しては、
結論から書いてしまうと8分30秒あたりが望ましいということなのかもしれないです。

8分30秒だと麺はそれほどつゆを吸いきっていませんけど油揚げはかなり吸い込んでいますし、麺自体は
確かにそれほどコシの強さは感じないけど、うどんの奥にまだほんわか固さも残っていて、それがコシにもつながっていますし、
やはりこの時間まで待つと麺自体はかなり柔らかくなっていて、うどんをすすると一気に喉に流れ込んでいくような
感じもあったりします。
これが7分30秒だと少しのびたうどんぐらいにしかなりませんし、9分だとうどんがぐにゃぐにゃしているけど中途半端に
つゆが残っていてうどんとしての魅力が薄れてしまっているという感じもあったりしたものでした。

ただうどんに柔らかさではなくて冷たいうどんみたいな麺の強いこしを求める場合は普通の食べ方をされるのが最適だと
思いますし、10分どん兵衛や8分30秒どん兵衛というのはあくまで「柔らかさ重視」の方にお勧めなのだと思います。

さてさて上記はどん兵衛の話なのですけど、ラーメンでもそれをすてきに応用された御方もいらっしゃいました~♪

それはいうまでも無く「ラーメン大好き 小泉さん」のミステリアスで無口で無愛想な美少女JKさんの小泉さんだったのでした。
このシーンは「ラーメン大好き 小泉さん」の記念すべき題1話で登場していたのですけど、あれを見た瞬間に
「なるほどね~」とも感じたものですし、同時に私自身が美少女JKさんの小泉さんのヘンな魅力の前に陥落させられた
瞬間でもありました!

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アニメ「ラーメン大好き小泉さん」は、実際のラーメン店とか実在商品が堂々と実名で登場するのも一つの特徴でした。
この第一話では、ラーメン二郎や天下一品という超メジャー店もすてきに登場していました。

一般的な話なのかもしれないですけど、普通はこうした天下一品とかラーメン二郎にかわいい美少女JKさんが一人で
入店するというのも案外勇気がいる話なのかもしれないですけど、小泉さんは毎回毎回どんなラーメン店でも
普通に平然と入っていきラーメンをオーダーし普通に食べていましたから、小泉さんの心臓は案外と大胆なのかも・・?
というか小泉さんくらいラーメンに恋していると「そんな入りにくいという雰囲気何て全然目じゃない・・」という感じなのかも
しれないです。

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小泉さんはラーメンを食べるときだけは普段のあの美しい金髪ロングをポニーテールにされるか
または上記画像のようにひとつの束にされることが多いのですけど、
小泉さんにとって髪をUPする又は一つに束ねるという事には「これから私はラーメンを食べる!」という一つの儀式とも
言えそうですし、ここには小泉さんならではの気合のようなものがすてきに感じられます。

10代のポニーテールは「かわいい!」という印象なのですけど、小泉さんのポニーテールは「ラーメン愛」を示唆するものなのかも
しれないですね~♪

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天下一品の店内には大澤悠もいました・・

悠は第一話から既に小泉さんストーカー状態と化していたのですね・・
そしてそうしたストーカー(?)が目の前にいたとしてもいつもどおり普通にラーメンを美味しそうに食べるのが
いかにも小泉さんらしい感じでもありました。

そしてここで小泉さんは意外な食べ方をお披露目してくれて小泉さんのラーメン愛を第一話から私たちに
見せつけてくれていました。
悠は小泉さんに対していろいろ質問をし、小泉さんもラーメンに関する質問でしたら、基本的には丁寧に回答するのが
パターンでもありましたので、小泉さんがとんこつラーメンに関するうんちくを披露していたら
なにやらテーブルの上では大変なことが起きていたようです・・

悠 : スープがない!? 麺に吸い取られてスープないよこれ!
    元々柔らかめだった麺が更にブヨブヨに!もう完全にカルボナーラ状態!

悠  : あぁぁ!! 小泉さんのも!ゴメン!私が無駄話吹っ掛けたからせっかくのラーメンが――

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小泉さん : 問題ありません
        この時を待っていました
悠 : えっ

小泉さん : 着丼後まず麺の半分を食し、ご飯とサイドメニューをつまみつつしばらく丼を放置
        スープに完全に浸透したところで――一気にかきこむ!
        個人的にこの食し方がベスト
        更にゆで卵無料サービスの店舗では卵を潰して投入…その味はまさにカルボナーララーメン。
        週一で食べたくなる中毒性

悠 : そんなに!?

このシーンは何度見てもまるで東方のルーミアの如く「へーそーなのかー」の世界でもありました。

小泉さんのあの「着丼」という言い回しがとっても面白いです。
小泉さんの「飯とサイドメニューをつまみつつしばらく丼を放置」という言い回しは、
「おまえは居酒屋に昼間っから飲みに来ているオヤジなのかっ!?」とツッコミを入れたくもなってしまいます・・
小泉さんは、わざと麺を完食しないで 半分放置し麺にスープを吸わせる事でふにゃふにゃになった麺を味合うという
とてつもなくマニアックな事を していたのが大変印象的でした!
そしてこの状態にゆで卵を潰して入れればイタリアンなカルボナーラ化してしまうというその発想も
まさに驚きでしたしとてつもなく斬新でした~!

「そーなのかー、そういう食べ方もあったんだ・・!」と感じてしまいましたし、この食べ方は私も一度試してみたいと
心の底から実感させられたものでした!
上記でどん兵衛をわざと10分または8分30秒程度放置し、うどんがふにゃふにゃになった状態も美味しいという事を
記しましたけど、小泉さんがやっていた事はそれに近いものがあるといえると思いますし、
10分どん兵衛のすてきな応用なのかもしれないです。

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最後に・・小泉さんはラーメン脳ですので基本的に小泉さんは麺類はいうまでもなくラーメンばかり食べられていますけど、
原作漫画第7巻の小泉さんの高山ラーメン遠征編においては、地元の「香露うどん」という冷たい太麺系で柔らか目のうどんが
登場していて、小泉さんもこの香露うどんをおいしそうに堪能されていました。

だけどさすがに小泉さんは小泉さんであり、この香露うどんを食べていたお店で同時に支那そばというラーメンも
食べられていて、柔らかい食感の香露うどんとハリのある舌触りの平打ち麺という支那そばの二つの麺の違いと対照性を
味合うというのもやっぱりそこはラーメン女王でもあられる小泉さんらしい話なのかもしれないですね~♪

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ここから先はdream fantasy2
アミグリさんが過去に描かれた美しい絵のご紹介コーナーです。

アミグリさんが描かれたこの小泉さんは当ブログでも既に何度も転載&ご紹介をさせて頂いておりますけど、
アミグリさんが描かれたこの小泉さんは定期的に当ブログでも引き続き転載&ご紹介はさせ続けさせて
頂きたいと思います。
大澤悠は「(私は)ラーメンが大好きだという小泉さんが大好き! だから私はラーメンも大好き」という感じだったと
思いますけど、それと同様なことは私にもいえそうです。
すなわち・・・
「私はアミグリさんが描かれた小泉さんの絵が大好き! だから私はその小泉さんが大好きだというラーメンも大好き」という
事になるのかとは思います。

どうしてこのアミグリさんが描かれた小泉さんが私が特にお気に入りなのかと言うと、絵の美しさもそうですけど、
この小泉さんが全然笑っていないからです。
小泉さんの最大の魅力はあのミステリアスさと美少女ヒロインとラーメンというそのギャップの落差の魅力でも
ありますので、小泉さんにはあまり笑って欲しくは無いですし、あのいつもの無表情で無愛想でミステリアスな所は
これからもずっと維持して欲しいです。
実写版の小泉さんが初代も二代目もどうして私自身があまりお気に召さないのかと言うと、あの実写版の小泉さんは
愛想よくニコニコしていたり笑ったりしている点は「ちょっと違うんだよね・・」と毎回感じています。

アミグリさんが描かれた小泉さんはその点はさすがに分かっていらっしゃっていて、あのミステリアスさと無愛想で
無表情な所がきちんと一枚の絵からも表現されていて、しかもそれがとても美しいと言う点は特筆に値すると思います。
全体から伝わってくる小泉さんの冷徹な女神様のようなクールビューティさが素晴らしいですし、
そこから感じ取れるのは無愛想というよりはむしろ「私は自分のラーメン道を歩むだけ」という小泉さんの
意思の強さといえるのかもしれないです。
アミグリさんが描かれた小泉さんもそうした全く動じずぶれない小泉さんの強さを立派に表現されていると言えると思います。

アミグリさんの描かれた小泉さんはまさにそうしたクールでミステリアスな美少女そのものだと思いますし、
クールビューティそのものなのだと感じられますね~♪

上記のアミグリさんが描かれた小泉さんは、小泉さんの絵師様であるアミグリさんに帰するものであり、
当ブログにおける転載とご紹介は事前に全てアミグリさんからご了解を頂いたものであり、
アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。
アミグリさんのpixivの方も
ご覧いただけるととてもうれしいです!

ラーメンを生涯愛し続けるという点はこれからも小泉さんは不変だと思いますし、そうしたぶれない小泉さんは
本当にすてきですね~♪
クロード・スミスの名前が吹奏楽コンクールの全国大会で初登場したのは1983年のヤマハ浜松が仙台で演奏した
「フェスティヴァルヴァリエーション」だと思うのですけど、あの時の衝撃は凄まじかったです!
あの演奏でもってクロード・スミスの名前が一気にブレイクし、全国の吹奏楽ファンの皆様のハートを鷲掴みにしたようにも
感じられます。
私自身、あの時は高校3年の受験生ということで大学・職場・一般の部が宮城県民会館開催だったにもかかわらず
当日の模試という事で聴きに行く事はできなかったのですけど、吹奏楽部のメンバーの何人かが模試をサボって
あの日の全国大会を聴きに行き「近大の大阪俗謡とヤマハ浜松のフェスティヴァルヴァリエーションが圧倒的に
素晴らしかった」と興奮して翌日に話していたので、私自身も後日この時の演奏を収録した「日本の吹奏楽83」のレコードを
聴いた時は、ヤマハ浜松のフェスティヴァルヴァリエーションのかっこよすぎる名演にしびれたものでした~♪
(ただ個人的には是非生演奏を聴いてみたかったのは東海大学の松村禎三の交響曲~第一楽章でした・・)

うちの高校は私達が2年生の時にこのクロード・スミスのジュニア向けの平易な「祝典のための序曲」を演奏した事が
あったため、当時は何となくですけどスミスやコーディルとかスウェアリンジェンみたいに演奏しやすい曲という誤解が
あっただけにフェスティヴァル・ヴァリエーションを初めて聞いた際には、
「へーー、スミスにはこんなに素敵な曲があったんだ!」

「なにこのウルトラ超難曲!! まさに金管奏者泣かせ! そして同時に・・・ホルン殺しの曲!!」

「出だしからホルン奏者は確実に死んでしまう・・・」

「とにかくかっこいい素晴らしい曲!! 聴くだけでテンションが思いっきり上がりそう!」

そうした声が私の周りでも数多く聞かれたものです。

クロード・スミスというととにかく(金管奏者にとっては)難曲中の難曲とか超絶技巧を求められるという印象が強いですし、
特にその中でもフェスティヴァルヴァリエーションとルイ・ブルジョワの讃美歌による変奏曲はホルン殺しの名曲、
そして「ダンス・フォラトゥーラ」(華麗なる舞曲)はスミスの残した作品の中でも特に難しくて全奏者に超絶技巧が
求められる大変な難曲としても知られていますし、特に特にトランペットパートのあの超絶&悶絶のハイトーンは
想像を絶するものがあります。

現在ではクロード・スミスの「ダンス・フォラトゥーラ」というと精華女子高校とか洛南高校の名演が即座に思い出されて
しまいますけど、その中でも特に2014年の精華女子のあの素晴らしい演奏を聴いてしまうと
「すごいな・・・こんな難曲中の難曲を聴いている者に少しも疲労感を与えないでこんなに楽に聴かせてしまうなんて!!」と
毎回感心させられしまいそうです。
それにしてもあの「ダンス・フォラトゥーラ」の超絶技巧の炸裂振り・金管殺し・トランペット奏者殺しは
一度聴いてしまうと、完璧にはまってしまいますね~♪
吹奏楽を知らない方でも是非この「ダンス・フォラトゥーラ」だけは精華女子高校の演奏を聴いて欲しいです。
この曲、そしてあの素晴らしき名演を知らないまま一生を終えるなんて勿体無いかもしれないです~♪
クロード・スミスの曲全般に言えることですが、金管(特にホルン・トランペット)にはハイトーンを、
木管には高速パッセージを求める傾向にあり、ダンス・フォラトゥーラももちろん例外ではなく、その傾向が最も顕著に
表れる曲ともいえます。
(私自身、私が高校卒業した年に母校の後輩たちが無謀にもフェスティヴァル・ヴァリエーションを定期演奏会の
曲に選び、見事に本番でも玉砕&破綻した演奏を聴かせてくれていましたけど、その際にクラリネットパートのパート譜を
見たことがあるのですけど、瞬間に感じたことは「自分にはどう逆立ちしても吹けそうにもない・・」という事でしたし、
数年後に楽器店のヤマハの中で「ダンス・フォラトゥーラ」のクラリネットのパート譜と全体の総譜を見た際にも
「こんなの完璧に吹ける人達は絶対に人間ではない・・」と感じたものでしたので、改めて精華女子高校の奏者の皆様の
とてつもない優秀さには脱帽しかないです・・)

改めてですけど「ダンス・フォラトゥーラ」(華麗なる舞曲)について曲の概要を簡単に触れておきますと、冒頭から
全奏者のパワー全開で開始され、特にクラリネットは曲の出だしから指をフルに回すことの炸裂となっています。
あの冒頭の全奏者による「タンタカタカタカ・タンタカタカタカ」というタンギングはどの奏者にとってもかなりしんどいものが
ありそうです。
その後曲の主題が様々な楽器によって繰り返されていきますが、その中でもユーフォニアムの指回しは既に人間離れの
離れ業状態と化しています・・
中間部は、B♭クラリネットのゆったりとしたソロで開始され、その後木管のソロ楽器による曲のテーマのリレーが、
オーボエ→B♭クラリネット→アルトサックス→フルートと続きます。
一度とあるチームの定期演奏会でこの場面でのクラリネット奏者によるギーーーッというつんざくようなリードミスを耳にした際は
一気に興ざめとなってしまいましたけど、それだけ各ソロ奏者にとってもプレッシャーがかかるといえそうです。
(後述しますけど、ダンス・フォラトゥーラの最大のソロ楽器の見せ場は後半のピッコロトランペットによる超絶ハイトーンだと
思います)
そして曲は全楽器によるとてつもない大音量&全エネルギーの放出とも思える壮大なトゥッティへと展開されますけど、
あの部分の曲自体のエネルギー量はこの曲の大きな聴かせどころだと思いますし、白眉ともいえそうです。
そのトゥッティ から、ファッゴットソロにつなぎ、ピアノとマリンバをバックにした特徴的でノリのあるリズムを背景に
この曲最大の聴きどころであり見どころの一つでもある、ピッコロトランペットのハイトーンソロへ突入していきます。
(あのソロを何事もなかったかのようにこなす奏者は既に人間ではないのかもしれないですし、その意味においては精華女子の
奏者は神様なのかもしれないです)
このハイトーンが決まると、指揮者も奏者も「これで大きな山を越した・・」と安堵しそうですけど、クロード・スミスは
そんなに甘くは無いですし、ここで許してはくれないです・・
その後、エンディングに向かって一気呵成に突撃していくかと思わせておいて、ここから先、実はまだまだ数々の難所が
待ち受けています。
まずはクラリネットから始まる木管連符のフーガが展開し、その後トロンボーン、ホルン、トランペットが順々に加わり
ますけどこのあたりのスミスの作曲の巧みさには脱帽せざるを得ないですし、奏者はまだまだ緊張が続きます。
最後に冒頭のフレーズに戻ってついにエンディングに向かって全軍突撃!の世界に入り、
ホルンパートのハイトーンやトロンボーンの強烈なグリッサンドを経て、最後の一音に向けてなだれこんでいきます。

私自身はこの曲はCDやコンクール・コンサートで聴いただけなのですけど、それでも観客席にいても終わった際の
興奮は半端無いですし、もしもこの曲を吹いたとしたら終わった際の充実感と陶酔感は相当なものが
ありそうな気がします。

最近の奏者の皆様の感覚ですと「ダンス・フォラトゥーラというと精華女子のあのとてつもない怒涛のウルトラ名演で
決まりじゃん! 他にどんな名演があるの・・?」と言われるのかもしれないです。
確かにその通りだと思います。
私もクロード・スミスの「ダンス・フォラトゥーラ」の歴史的名演というと二度に渡る精華女子のあの名演を超越する演奏は
今後出てこないんじゃないのかな・・?とも思っています。

精華女子の名演は2000年代以降の話なのですけど、実は1990年代にもとてつもないダンス・フォラトゥーラの名演が
存在していたのです!
それが1992年の全国大会において宮本先生が指揮されていた洛南高校だと思います。

あの演奏は、まさに宮本先生のアクの強さが漲り渡り、「宮本先生=洛南高校」というとてつもなく強烈なサウンドが
確立された瞬間じゃないのかな・・・とも感じさせてくれました。
ああいう演奏が出来る演奏チームは、今現在の吹奏楽コンクールの高校の部では皆無と言えるのかも しれないです。
あの「宮本先生=洛南高校」という組合せは、「吉永陽一先生=兵庫高校」に匹敵するとてつもなく個性的なものだったと
今でも思っております。
まさに個性がギラギラ漲っているみたいな言い方がこれほどしっくりくるチームは少ないとすら思えます。

92年の洛南の「ダンス・フォラトゥーラ」のスピード感と切れ味と男子校らしい豪快さの素晴らしさは、あの演奏から既に
30年以上経過した今現在でも決して色褪せているものではありませんし、
あの演奏を普門館の生演奏で聴いていた私も、あの爽快さは今でもはっきりと耳に残っている気がします。
確かに2009年の精華女子の完璧な技術と洗練さに比べると「少し粗い・・」という印象はあるかとは思うのですけど、
92年の金賞受賞チームの中では、グランプリ候補というと常総学院・高岡商業・東海大学第四が挙げられると
思いますが、洛南高校も十分グランプリ候補になると思います。
精華女子とか最近この曲を演奏したチームに比べると少しカットが大胆というのか、演奏時間が短めという感じも
するのですけど、それだけ集中度が高い演奏ではないのかなとも思ったりもしています。
金管・打楽器セクションが充実しているのは今更言うまでもない話なのですけど、木管セクションもべらぼうに
巧いですし、他校に比べて木管楽器の数は少ないと思うのですけど、そうした弱みを全く感じさせない演奏と言えると
思います。
また、トランペット・サックス・クラリネット・フルート等のソロもほぼノーミスで見事に決まっていたと思います。
金管も、トランペットもそうですけど、ホルンのハイトーンも惚れ惚れするくらい決まっていたと思いますし、
トロンボーンもめちゃくちゃ上手かったですね~♪
トロンボーンのあの凄まじいグリッサンドも実にお見事でした!

洛南高校は、実は1987年にも「ダンス・フォラトゥーラ」で関西大会に臨みダメ金に終わっていますので、
気持ちとしてはリベンジという感覚だったかもしれません。
1987年の演奏は、課題曲が「渚スコープ」という大変静粛な曲でしたので、自由曲でもって課題曲の鬱憤を晴らした
エネルギーの大爆発があったのですけど、カスタムテープで聴く限りは、ちょっと粗削りでもう少し細かい部分で
整理が足りない部分があるのかな・・?と感じたものです。
92年の演奏は2回目という事もありましたので、「手慣れている」みたいな感じもありましたし、全体的に
「細かいところまでとにかく几帳面に整理されているけど、全体のエネルギーの爆発は87年の関西大会以上」という
印象も感じたものです。
1992年の前年度の1991年の自由曲の「ローマの祭り」が何か気持ちが乗らない感じで
正直私としては「ちょっと洛南らしくないなぁ・・」という今一つの演奏でもありましたので、
「今年はみんなの力でなんとかしようではないか!!」」という気持ちが全曲に漲っていたと思います。

でもやっぱり「ダンス・フォラトゥーラ」の不滅の名演というと2009年と2014年の精華女子のあの歴史的名演に
尽きると思いますし、あそこまで完璧に仕上げてきたうえに音があそこまで洗練されていて、なおかつエネルギーと
パワフルに満ちたまるで奇跡のような名演だと改めて感じたりもします。

最後に余談ですけど、
「ダンス・フォラトゥーラ」の全国大会初演は、実は高校の部とか一般の部ではないのです!
実はなのですけど、1989年の中学の部で出場した宮崎県の生目南中学校が全国大会初演なのでした~♪
しかも、この学校は全国大会初出場です!
この演奏、私も普門館の生演奏で聴きましたけど、とてつもなく印象度が強い演奏だったと思います。
私の印象としては、この難曲中の難曲を音にするだけで精一杯だけど、「音楽をみんなで奏でよう!」という
熱いハートは客席にもとてつもなく熱く熱く伝わっていたと思います。
全体的な印象は「細かい事は気にするなっ!!」という感じで、
細かいところよりも全体の雰囲気を大事にしているという感じで、とにかくあの荒っぽいおおらかさは、
現在のコンクールでは絶対に聴く事が出来ない熱さは絶対にあると思います。
例の中間部のピッコロトランペットのとてつもないハイトーンのソロの箇所はさすがに中学生では無理という事で、
生目南中学校は、あの部分のピッコロトランペットソロは一オクターブ下げて普通のトランペットが2本で演奏するという
荒業も披露してくれていたのもご愛嬌でした~♪
前半から中間部まではギリギリ音楽として成立していましたけど、後半以降各パートも集中力が切れたのかミス連発
というのも中学生の体力から考えると仕方が無かったのかもしれないです。
ちなみに・・翌年の1990年には、「出場すればほぼ100%の確率で銅賞」とも揶揄されていた四国の大学の部代表の
愛媛大学が比較的少人数ながらもこの「ダンス・フォラトゥーラ」で見事に全国大会・銀賞を掴んでいたのも
称賛に値する話とも言えそうです。
少人数のダンス・フォラトゥーラというと1988年の関東大会で銀賞を受賞した千葉県代表の松戸矢切高校の知的で
エネルギッシュな演奏も素晴らしかったです。
(たしかファゴットすらも無くて課題曲の「深層の祭」の冒頭はテナーサックスで代用していたような記憶があります)

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「響け! ユーフォニアム」第一期と第二期のトランペットパートから、香織先輩・優子・麗奈

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高坂麗奈

クロード・スミスの「ダンス・フォラトゥーラ」というとピッコロトランペットのハイトーンソロが大変印象的ですけど、
トランペットというと真っ先!に思い浮かぶキャラというと「響け! ユーフォニアム」の
一年生トランペット奏者の高坂麗奈に尽きると思います!

当ブログでもアニメ「響け! ユーフォニアム」の第一期が放映された2015年と第二期が放映されていた2016年においても
この麗奈は頻繁に登場していました。
「響け! ユーフォニアム」の主人公はユーフォニアムパートの久美子なのだとは思うのですけど、
特に第一期においては最終回とその一つ前の回以外では「主人公なのに影がうすいキャラ・・」と当ブログでも散々揶揄されて
いた久美子に対して、第一期の真の主役は誰がなんといっても高坂麗奈だと思いますし、
私自身「響け! ユーフォニアム」の中で圧倒的に大好きなキャラは麗奈です。

高坂麗奈というと原作者の設定によると、
艶のある長い黒髪とこぼれ落ちんばかりの大きな瞳が目を引く自信にあふれた美しい容姿の少女とされていて、
アニメ版としても、容姿端麗・頭脳明晰な黒髪の美少女で、そのクールな印象とは裏腹に胸の内ではトランペットに対して
熱い想いを抱いていて一見して他を寄せ付けぬような雰囲気を放つというのが基本設定になっています。
原作のライトノベルを読んで頂けると分かる通り、麗奈の基本パーソナリティとして、
周囲と同じであることを良しとせず、「特別な存在になりたい」と願うストイックな性格の持ち主で、
当初は他人との間に距離を取り、特定の誰かと一緒にいることを嫌う「孤高の存在」でもあるのが大きな特徴なのだと
思います。
麗奈の不屈の精神やトランペットに対するプライドは半端ではない強さであり、
いかなる周囲の状況も我関せずといった具合で周囲から孤立しようがお構いなしで、孤高の存在と言えそうです。

第一期においては自由曲の「三日月の舞」で登場するトランペットのソロを巡って、3年生の香織先輩と
部員全員を巻き込むあのギスギスのオーディションをやってでも
「私が一番だし、私は絶対に他の人には負けたくないし、私は特別な存在である」という事を立証するために
そのオーディションを勝ち抜き、結果的に関西大会と全国大会でも立派にソロを務めあげていました!
それにしてもあのオーディションに際しても、言いがかりを付ける2年生の優子に対しても
「だったら何だっていうの? 滝先生を侮辱するのはやめてください。なぜ私が選ばれたか、そんなのわかってるでしょ? 
香織先輩より、私の方が上手いからです!」と毅然として言ってのけ
優子が「アンタねえ! 香織先輩がどれだけ気を遣ったと思ってるのよ!?」と詰め寄っても麗奈は
「ケチつけるなら、私より上手くなってからにしてください」と 優子をはじめ周りの部員に対して決然と言い放っていた光景は
確かにとんでもないギスギス場面なのだけど、「響け! ユーフォニアム」屈指の名場面の一つだったと思います!

もしも麗奈が「ダンス・フォラトゥーラ」のあの超絶ソロを担当したとしてもビシッと決めていたと思いますし、北宇治高校の
麗奈・香織先輩・優子といった優秀なトランペット奏者たちが奏でていたらとてつもない名演が生まれそうな
予感もありそうです~♪
「tutti」というワードを耳にすると、アニメ「響け! ユーフォニアム」好きの皆様でしたら、
「あー、それは第一期のEDの曲だよね~」と言われるのかもしれないですけど、音楽用語的には
演奏している全ての奏者が同時に演奏する事であり、換言すると「総奏」であり、ソロの対義語ともいえそうです。

ソロ楽器でもって美しいメロディーラインを奏でるのも相当うっとりとさせられるものがありますけど、
中には、複数の同一楽器が同一メロディーを同じオクターブ(音域の高さ)で合せて奏でる場合があり、
これは音楽用語的には「ユニゾン」と呼ばれたりもします。

ユニゾンとは何かと言うと、音の高さが全く同一またはオクターブが一つ上かはたまた一つ下の音を複数の楽器で
演奏された状態の事を示します。
管弦楽団のヴァイオリンパートが全員で同一メロディ・同一の高さで揃えて演奏される事は、オーケストラの要とも
いえるのだと思います。
曲がソロ楽器の完全ソロで開始される場合も多々ありますけど、中には
例えばシューベルトの交響曲第8番(9番)「ザ・グレイト」のホルンやチャイコフスキーの交響曲第5番のクラリネットのように
ソロではなくて二本の管楽器による同一メロディ・同一の音域の高さでもって・・、つまり前述のユニゾンの状態から
ひそやかに開始される事例もあったりします。
それでは単独ソロで開始される場合と、二本の楽器によるユニゾンでの開始とではどのような違いがあるのでしょうか・・?
勿論人によって感じ方の違いは多少はあるかもしれないですけど、一本のソロ楽器として感じる響き方よりも
2本のユニゾンで吹いた方が響きがより幅広く深く感じられますし、演奏効果が高くなるようにも感じられます。
そしてなんとなくですけどソロよりもユニゾン状態で吹いた方が表現の自由度に制約が課される一方で、
例えばチャイコフスキーの交響曲第5番の冒頭の二本のクラリネットのメロディーは、そのメロディー自体が
交響曲全体を貫く循環主題ともなっているほど重要なモチーフにもなっていますので、そうしたモチーフの印象度が
ソロよりもユニゾンの方がはるかに強く感じられるという効果もありそうだと感じたりもします。

マーラーの交響曲はなんとなくイメージ的には複雑怪奇とか病んだ精神状態で書かれた錯綜・錯乱した曲というものが
あるのかもしれないですけど、実はマーラーの交響曲は臨時記号や極度な不協和音というものは意外と少なくて、
メロディーラインも複数の旋律を重なり合わせる感じではなくて、一つの旋律をシンプルに構成しているという事が
ほとんどなのかもしれないです。
そのせいなのか、マーラーの交響曲は初期作品においては結構ユニゾンを効果的に使用した楽曲もかなり多く、その最も
有名で音響効果が高い事例としては、交響曲第3番「夏の朝の夢」~第一楽章冒頭の8人のホルン奏者による
堂々としたユニゾンによる開始のインパクトはかなり強烈なものがありそうです。
冒頭でホルン奏者全員がややベルアップ気味に全員で同じ旋律を堂々と吹き鳴らす場あのユニゾンは、曲の開始早々
ノックアウトを食らったような強烈なインパクトは秘めていると思います。
第一楽章だけで35分程度もかかり、フィナーレの第六楽章も30分程度の演奏時間を要し、
曲全体の演奏時間も軽く100分を超えますけど、全体的には、朝=夜 人間界=自然界 現実=夢
現実=過去の記憶 生=死という相反するテーマを全て一つにまとめ上げたというか、
過去の記憶と現在の印象の全てを巻き込み直進していく巨大な「マーチ」という考え方も出来るのかもしれません。
人間が元々有している相反する矛盾する要素を「音楽」として反映させる意図があるんじゃないのかな・・とも感じたりもします。

マーラーの交響曲におけるユニゾンと言うと、3番の8本のホルンに比べると地味かもしれないですけど、
交響曲第4番「大いなる喜びへの讃歌」~第一楽章の6分前後に登場する4本のフルートによる超高音域の繊細な
ユニゾンも大変印象的です。
4人のフルート奏者が高音域でpp~fまでディミニエンドを繰り返すまるで妖精のダンスみたいなニュアンスは、多分あれは
フルートソロだけでは表現しにくいと思いますし、あれは4本のユニゾンであるからこそ可能なニュアンスなのかもしれないです。

ユニゾンというと冒頭でも記したとおり、チャイコフスキーの交響曲第5番~第一楽章冒頭の2本のクラリネットによるユニゾンも
大変印象的ではありますが、同じくチャイコフスキーの幻想序曲「ロメオとジュリエット」の9分~10分目前後に延々と
展開される各2本ずつのフルートとオーボエの計4本による「愛のテーマ」のユニゾンもとても感傷的で胸にじーんと響きます。
同一楽器のユニゾンよりもはるかに難易度が上がるのが異なる楽器でのユニゾンなのですけど、そうした異なる楽器での
ユニゾンにおいて「実は最も音のニュアンス・音域・音量の微妙な調整が難しい」とされるのがオーボエとフルートでも
ありますので、あの長大なユニゾンの箇所に差し掛かると奏者もそうですけど指揮者もかなり大変なのだと思います。
しかもあのフルートとオーボエのユニゾンの最後には、なんとクラリネット2本までがそのユニゾンに加わり、計6本の
管楽器によって延々と感傷的で甘美なユニゾンが展開されますので、聴き応えは十分だと思います。

チャイコフスキーの幻想序曲「ロメオとジュリエット」は「序曲」というタイトルが付いているのですけど、
印象としては「交響詩」みたいな雰囲気も濃厚です。
演奏時間が20分程度ですし、曲としてはかなり長いという印象もあります。
この20分の曲の中に、荘厳なコラール・愛のテーマ・諍い・人間の死・甘美さ・せつなさ・激しさなど
とにかく色々な要素が「これでもかっ!」とばかりに盛り込まれていて、聴いていて飽きる事はありません。
20分の曲の中に「出会い→喧騒→愛の逃避行→死」のストーリーがギュギュッ・・と詰め込まれていて、
目を閉じてこの曲を聴いているとシェークスピアのあの誇り高き戯曲の様々な名場面が浮かんでくるような感じすらあります。
特に素晴らしいのが冒頭のクラリネットをメインとする荘厳なコラールと中間部の「愛のテーマ」だと思います。
そしてその愛のテーマに上記のオーボエ・フルート・クラリネット、計6本の管楽器によるユニゾンが高らかにしっとりと
鳴り響いていきます。
その中間部の愛のテーマの盛り上がりの最後にはしっりとしたコールアングレのソロで締めてくれるのも素晴らしいです。
曲のラスト30秒前当たりのティンパニのロールをバックに金管を中心としたコラール風なエンディングも
哀しい死ではなくて「天国で二人は幸せに結ばれる・・」といった一つの「救い」が示唆されているようにも
感じられとっても素敵だと思います。
それと個人的な印象ですけど、前半や後半の展開部で登場するシンバルの凄まじい連打に次ぐ連打のあの迫力は
圧倒されるものもあったりします。

この幻想序曲なのですけど、シェイクスピアの原作から主に3つのテーマに絞って書かれています。

1.ローレンス修道士を表す宗教的で荘厳な序奏部
2.モンタギュー家とキュピレット家の争いを描写する第一主題
3.バルコニーのシーンに代表されるロメオとジュリエットの愛の場面を美しくまた悲しく歌う第二主題

前述の通り、1の冒頭場面のクラリネットをメインとする木管のコラールは神々しいですし、
2の激しさ・・特にシンバルの連打は大変印象的ですし、3の「愛のテーマ」の美しさ・ロマンティックは
この世のものとは思えない美しさがあると思います。

専門的な事を一言書くと、標題音楽でありながらソナタ形式を取っていて、
構成面でもひきしまった作品になっている点は「すごいな・・」と感心してしまいます。

この曲をCDで聴く場合、私が特に特にお勧めしたいのは、バーンスタイン指揮/ニューヨークフィルの演奏です!
この演奏はすごい・・すごすぎると思います。
(特に冒頭のクラリネットの音色はこの世のものとは思えないです・・中間部も大変美しいですし、聴き方によっては
退廃的なものすら感じさせています)

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「響け! ユーフォニアム」第一期と第二期のトランペットパートから、香織先輩・優子・麗奈

tuttiの楽曲というとやはり大音量のメロディーという印象もあったりしますし、それがフルに発揮された楽曲というと
レスピーギの交響詩「ローマの松」~Ⅳ.アッピア街道の松がとても印象的ですけど、
あのアッピア街道でのトランペットセクションによるtuttiの響きはとても壮麗ですし、聴いていてもとてつもないスカッとした
爽快さがあると思います。

一般的に西洋のクラシック音楽で使用されるトランペットの音色が示唆している事は、華やかさ・名声・絢爛豪華・喧噪・
称賛・楽しさといった要素の他に、圧政・威圧・宣言・戦い・恐怖という人間を屈服させてしまう要素もある一方で、
実は「死の宣告」を通達させる楽器でもあり、その多様性にはすごいものがあると思います。
ちなみに聖書等における最後の審判を告げる天使の楽器はトランペットでもあったりします。

そうした死の宣告・象徴または最後の審判の象徴としてのトランペットをイメージさせるようなフレーズが、
交響曲第一楽章の冒頭で、しかもその箇所は一切の伴奏無しのトランペットのソロだけによるフレーズで開始されているのが
マーラーの交響曲第5番です。
(マーラーの5番というと第四楽章・アダージェットはとてつもなく有名ですし「カラヤン・アダージョ」でもお馴染みの一曲です)
マーラーの交響曲第5番第一楽章冒頭は不吉で禍々しい葬送行進曲風の完全ソロのトランペットによる陰鬱なファンファーレ
から開始されるのですけど、この交響曲第5番はマーラーにとって20世紀に初めて作曲した交響曲でもありますし、
作曲した時期は20歳程度年下のアルマという美女と新婚間もない頃と重なるのですけど、そんな全体におめでたい時期の
シンフォニーの冒頭を不吉なトランペットの葬送行進曲風ファンファーレで開始させてしまうマーラーの頭は、
やっばりどこかヘンなのかもしれないです・・
(マーラーの交響曲第5番自体は、ベートーヴェンの運命のように、苦悩→歓喜、暗→明という構造が一目瞭然で分かりやすい
という事もあり、第四楽章のアダージェットの大人気という事もあり、マーラーの残した交響曲の中でも屈指の大人気交響曲
でもあったりします)
ちなみにマーラーの交響曲第5番第一楽章冒頭の不吉で禍々しい葬送行進曲風の完全ソロのトランペットのメロディーは
前作の交響曲第4番「大いなる喜びの讃歌」の第一楽章の中にも突如出現しています。
4番は全体に大変メルヘンチックで明るい交響曲なのに、そうした天使と子供をモチーフにしたかのような幻想的で優しい
曲想の中に突然そうした不吉なメロディーを乱入させてしまうマーラーの頭はやっぱりヘンだと思いますけど、
同時にスイートプリキュアのテーマのごとく「幸せと不幸は二つで一つ・・」みたいな事を示唆しているのかもしれないです。
上記で交響曲第4番「大いなる喜びの讃歌」が出てきたので関連して言うと、マーラーが残した交響曲の中に
交響曲第3番「夏の朝の夢」という全6楽章構成の100分を超える超・超大作があるのですけど、
(第一楽章だけで演奏時間が38分前後もかかってしまいます!)
その交響曲第3番「夏の朝の夢」は元々の構想段階では全7楽章構成を予定していたらしいのですけど、あまりにも長大過ぎる
という事で第七楽章を自作の交響曲第4番終楽章に移行させたという経緯もあり、そのため、
交響曲第4番「大いなる喜びの讃歌」第四楽章においては、交響曲第3番「夏の朝の夢」の調性が残存していたり、
同じく3番の残存メロディーが出てくるなど、曲の垣根を越えたものがあるのも大変面白いですし、
それだからこそ交響曲第5番第一楽章冒頭の不吉なトランペットによる葬送行進曲は、既に前作の4番で既に登場
している事を考えると、マーラーの頭の中では「自作のシンフォニーなのだから、曲同士の垣根をたまには超えてもいいじゃん」といった想いがあるのかもしれないです。

ちなみにですけど、1973年録音のカラヤン指揮/ベルリンフィルの演奏において、交響曲第5番第一楽章冒頭の
トランペットソロは、23歳にしてベルリンフィルトランペットの主席に抜擢されたマルティン・クレッツァーが担当していますけど、
カラヤンにとっては一つの冒険であったのかもしれないですけど、もしかしたら・・?
ベテラン奏者による手慣れた雰囲気よりも少年の面影をまだ残した若い奏者の柔らかい唇から生ずる若々しい感覚が
欲しかった・・みたいな事もあるのかもしれないです。
同様の話としては、マーラーの交響曲第4番「大いなる喜びの讃歌」~終楽章で出てくるソプラノソロは通常は
女性のソプラノが起用されますが、バーンスタインの指揮ではソプラノではなくてボーイソプラノが起用されているのは
大変ユニークな試みですけど、同時に意図としては、
「大人が歌う雰囲気よりは無邪気さ・若い感覚が欲しかった・・」という感じなのかもしれないです。
ちなみに生の演奏会では、マーラーの交響曲第4番「大いなる喜びの讃歌」~終楽章で出てくるソプラノソロは、
30~50代のおばさま・・(汗・・)ソプラノ歌手が妙に力んで歌われる事が多々あるのですけど、
あの部分に関してはそうしたBBAのお姉さまたちではなくて(汗・・)、純真さ・若さが漲っている美少女のソプラノ歌手が
担当された方が曲のイメージに合っているのかもしれないです。

さてさて、管弦楽の世界でトランペットが相当目立つ曲とかソロ的に使用されていたり、華麗なファンファーレとして
使用されている楽曲としてどんな曲が挙げられるのでしょうか・・?

少しばかり挙げさせて頂きますと・・

A.コープランド / エル・サロン・メヒコ

この曲の醍醐味というか聴きどころは序盤のトランペットのとてつもなく長いソロだと思います。
(しかも2回も繰り返されます)
技術的にもかなり大変で、プロでも奏者はかなり緊張すると思います。
全日本吹奏楽コンクールでこの曲を自由曲に選ぶチームもかなりありまして、
1985年の出雲高校のように、ソロが壊滅状態の場合もありますし、、95年の愛工大名電のように完璧に決まる場合もあります。
それとこの曲は指揮者泣かせのウルトラ変拍子ですし、クラリネット・ファゴットにも重要なソロがあったもします。

A.コープランド / 戸外のための序曲

この曲の序盤のトランペットソロはかなり長いけど、ゆったりとしたのびのびとした雰囲気がすてきです。

O.レスピーギ / 交響詩ローマ三部作の中でも特にローマの松とローマの祭り

特にローマの祭りの主顕祭のトランペットの喧噪は圧巻です!
ローマの祭りの冒頭のチルチェンセスのトランペットの音の掛け合いはまさに華麗なる音の絵巻ですね~
それとレスピーギというとバレエ組曲「シバの女王ベルキス」の狂騒の踊りの場面では、中間部において舞台袖から
ステージからは見えないように演奏されるトランペットのひそやかなソロも素晴らしいですし、ラストのバンダによる
アイーダトランペットを使用したファンファーレも圧巻の大迫力です!

G.マーラー / 交響曲第3番「夏の朝の夢」~第三楽章

厳密にいうとトランペットではなくてコルネットに近い「ポストホルン」が担当しているのですけど、この楽章の
交響曲としては相当異例な長いソロは陶酔感たっぷりのファンタジーに溢れています。
生の演奏会では、舞台裏から奏でられる事が多いです。
(東京芸術劇場での演奏会ではパイプオルガンの位置から朗々と奏でられていました)

ムソルグスキー(ラヴェル編曲) / 組曲「展覧会の絵」~プロムナード

冒頭のトランペットから開始されるメロディーは多分一度は耳にされたことがある音楽です。

ルロイ・アンダーソン / トランペット吹きの休日 トランペット吹きの子守り歌

トランペット吹きの休日は、原題は「ビューグル吹きの休日」です。
ビューグルとは、小型でバルブを持たないナチュラル・ホルンの一種で。いわゆる軍隊ラッパです、
実際の演奏ではトランペットが用いられる事が普通です。

スッペ / 喜歌劇「軽騎兵」序曲

冒頭のトランペットによるファンファーレが特に有名ですね~

G.ヴェルディ / 歌劇「アイーダ」~大行進曲

アイーダトランペットと呼ばれる特殊仕様のトランペットをバンダとして使用し、大変な演奏効果を挙げています。
吹奏楽コンクールにおいては、1990年の淀川工業の特別演奏でのバンダが大変印象的です。

D.ショスタコーヴィッチ / 祝典序曲

冒頭のトランペットによるファンファーレは爽快感いっぱいです~♪

A.ハチャトゥーリアン / 交響曲第3番「シンフォニーポエム」

冒頭のトランペットを中心とする大ファンファーレの大迫力は圧巻です!
吹奏楽コンクールでこの曲を初演した花輪高校の超名演はもはや伝説と化していると思います。

オネゲル / 交響曲第2番

陰鬱な全三楽章構成で、弦楽器のみで演奏されます。

というか・・この曲については二日前の記事でも散々書いているので今回は割愛します。

C.アイヴズ / 答えのない質問

楽器の構成が、弦楽四重+フルート4本+トランペットという大変シンプルな構成で、
弦楽四重奏は終始、一定の弱奏をするだけで、フルートやトランペットにはほとんど絡んできませんし、
弦楽はトランペットやフルートをほぼ完璧に無視して自分達の世界に入り込んでいる印象すらあります。
こうした弦楽をバックに「トランペット」が浮かび上がる形で一人朗々とメロディーを吹く曲の構造はとてつもなくユニークですね。
この曲のトランペットの音って、勇壮とか華麗みたいな印象は全く無く
人間のの内面をせつなげそうにと語り上げる内省的な感じがするのが大変面白いなと思います。

この曲の意図する事ってなんなのかな・・?
「人が存在する事の意義とは何でしょう・・・?」みたいな大変難しい「問い」に対してその「問い」をトランペットが計7回行っていて
それに対する「回答」という形で4人のフルート奏者が提示しているというのが曲の構造なのですけど、
実際に曲を聴くとすぐに分かるのですけど、フルートの回答は、全然回答になっていないというか、
最終的には支離滅裂なメロディーとなっていつのまにか立ち消えになってしまい
結局トランペットからの「問い」には誰も答えられず不調・という結果で終ってしまい、
その間、弦楽四重奏はずっと一定の和音を鳴らし続けているだけで
トランペットとフルートの「高尚な対話」には全く絡まず、延々と自分達の役割にだけ専念しているという曲なのです。

そして吹奏楽におけるトランペットは、花形的役割を担っていて、どの曲も相当程度目立っているのですけど、
その中でも特に特に超人的テクニックで聴く者を唖然・・とさせてしまう曲がクロード・スミスの「ダンス・フォラトゥーラ」だと
思います。
「フェスティヴァル・ヴァリエーション」がホルン殺しの名曲とすると、「ダンス・フォラトゥーラ」はトランペット殺しの曲だと
思いますし、ソロトランペットのハイトーンは決まった際はとてつもなく爽快ですね~♪

トランペットというと「華やかさ」という印象も強いですけど、オネゲルの交響曲第2番のような厳粛な響きのトランペットの響きを
耳にすると「こういうある意味癒しのような側面もあるのだ・・」みたいな新しい魅力を発見したりもします。
余談ですけど、2022年春アニメの「ヒーラーガール」においては随所でトランペットによるゆったりとしたユニゾンの響きによる
コラール的なBGMが使用され大変効果がありましたけど、
あの雰囲気はまさにヒーリングの雰囲気に合っていたと思います。

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吹奏楽オリジナル作品でもそうしたユニゾンを多用した楽曲は無数にありますけど、私的にはなぜかしりませんけど、
バーンズの交響曲第2番~第二楽章・中断された変奏曲における清楚なクラリネットのユニゾンとそれに続く
トランペットの(はもりがあるので厳密にはユニゾンではありませんけど)神々しいコラールのような響きが大変
印象的であったりもします。
(スパークの「ドラゴンの年」~Ⅱ.間奏曲の荘厳なユニゾンもすてきです・・)

バーンズの交響曲第2番~第二楽章・中断された変奏曲の出だしはオーボエのソロから開始され、それが
クラリネットからアルトサックスへと引き継がれます。
静かな部分が終わると、少し賑やかな部分が変奏されていきますが、それが一旦静まると
クラリネットのユニゾンをメインとする木管合奏による静粛なバッハみたいなコラールというか聖歌が奏でられます。
そして木管コラールがトランペットのユニゾンをメインとする金管コラールにバトンタッチされていきます。
とにかくこのユニゾンのコラールが美しくて何度聴いてもうっとりとさせられます。
この木管と金管によるコラールが終わると、 再びどんちゃん騒ぎが再開されますが、最後は冒頭のオーボエソロが再現され、
静かに閉じられます。

トランペットというと明るさ・華やかさ・喧噪を象徴する楽器でもあるのですけど、こうやってたまに静粛で神々しい祈りのような
コラール的なトランペットのユニゾンを耳にすると、普段がああいう響きだけに余計にしんみりとした情感を
楽しめそうです。

ここから先はdream fantasy2
アミグリさんが過去に描かれた絵の転載&ご紹介コーナーです。

上記でトランペットのユニゾンについても触れさせて頂きましたので、ここはアニメ「響け! ユーフォニアム」のトランペット奏者
であり孤高で気高い高坂麗奈を取り上げない訳にはいかないです!
アミグリさんが描かれたこの高坂麗奈は当ブログでも何度も何度も転載の掲載をさせて頂いていますけど、
大好きなキャラを尊敬している絵師様に描いて頂いたお気に入りの絵は、何度でも転載&ご紹介をさせて
頂きたいと思っていますし、それくらいお気に入りの麗奈です~♪

上記の絵は、アミグリさんが2018年6月に描かれた「響け! ユーフォニアム」の1年生トランペット奏者の高坂麗奈です!

麗奈はトランペット奏者なのですけど、あの凛とした雰囲気はもしも麗奈が金管楽器ではなくて木管楽器を選んだ場合は
オーボエが最もお似合いといえるのかもしれないです。

そしてこの高坂麗奈は、2018年7月に当ブログが迎えた「吹奏楽カテゴリ通算1000記事到達」を記念して
アミグリさんに事前にリクエストをして描いて頂いた記念碑的な作品でもあります!
ちなみに描かれた時期は2018年6月です!

アミグリさんの描かれた麗奈は、アニメ版の特に第一期で見せていたちょっと孤高で気高いオーラとプライドの高い麗奈という
要素を少し弱めて、第二期で見せていた麗奈本来のかわいらしさを感じさせているのだと思います。

北宇治高校の冬服の茶系統のセーラー服のかわいらしさに黒髪ロングの素晴らしさにつぶらでどこか訴えかけるような
瞳の吸い込まれ具合に微笑みの上品さなど
完成度の高さにはただただ脱帽するしかないと思いますし、
「この麗奈を描くのに一体どれだけご苦労をされたのだろう・・」と改めてアミグリさんには感謝の言葉しか出てこないです。
麗奈のこの流れるような黒髪ロングの美しさやキラキラ感も本当に充実していると思います。
笑顔もすてきですし、背景の音符やトランペットも「麗奈はミューズ=音楽の女神様みたい・・」といった雰囲気を
伝えているように思えてならないですね~!

上記のアミグリさんが描かれたノースリープの高坂麗奈の権利は、
全て上記作品の絵師様であられるアミグリさんに帰するものであり、当ブログにおける転載とご紹介は事前に全て
アミグリさんからご了解を頂いたものであり、アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

アミグリさん、本当にいつもすてきなイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!

皆様の中で「こんなにも気高く美しい高坂麗奈を描かれる方のブログってどんなもんなのだろう? 」などと興味がある方は、
是非是非アミグリさんのブログdream fantasy2を ご覧になって頂きたいと思いますし、 宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログdream fantasy2に一度お越しして頂けると アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私もとってもとっても嬉しいです!

アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!

アミグリさんのpixiv

高坂麗奈のトランペットには独特の影と華麗さが秘められていますけど、ゆったりとしたコラール的なユニゾンを
他のトランペットパートの人たちとうまく合せながら奏でるのもとてもすてきだと思いますね~♪


2022年春アニメ / ヒーラー・ガール

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2022年秋アニメ / 新米錬金術師の店舗経営のヒロインのサラサ・フィード

2023年冬アニメも佳境に入っている今日この頃、「いまさら何を・・」みたいな話でもあるのですけど、2022年の
私自身のマイベストアニメ作品は、2022年春アニメでもあった「ヒーラー・ガール」です!
ちなみに次点作品は秋アニメの「新米錬金術師の店舗経営」です。
2022年アニメは面白い作品も多数あり例年以上に充実していましたけど、その中でも特にお気に入り作品を挙げると、
冬アニメ→その着せ替え人形は恋をする
春アニメ→ヒーラー・ガール
夏アニメ→Extreme_Hearts
秋アニメ→新米錬金術師の店舗経営 などがとても素晴らしかったです。
その着せ替え人形は恋をするは二期の放映もすでに決定していますし、この作品は埼玉ご当地アニメでもありますので
二期が今からとても楽しみです。
夏アニメは途中までは本命は「リコリス・リコイル」でしたけど、終盤でなぜかストーリーがグタグタになってしまい急失速
してしまった印象もありましたが、その代わりに「Extreme_Hearts」のテンポ良い展開と意外とハートフルな展開、
そして各キャラたちが何かしらの理由で一度はあきらめた「夢」を再度つかみ取るという熱さもよかったですし、
ああしたシンプルなストーリー展開は最近のやたらと複雑な世界観や伏線があふれかえる作品が多い中ではかえって
新鮮でしたし、歌とスポーツ、または人間と科学科学技術にアンドロイドが融合した世界観もとても面白かったです。
秋アニメは「新米錬金術師の店舗経営」が群を抜いて面白かったですし、ヒロインのサラサ・フィードの美少女ぶりは
私のツボに見事にはまってしまいました~♪
新米錬金術師の店舗経営は、見方によっては「ひたすら利潤だけを追求し儲かればそれでいい・・」みたいな
現代資本主義に対する強烈なアンチナーゼを放っているようにも感じられ、
「一つの社会という枠組みにおいて、一人だけが儲かり得をし大半の人たちはその恩恵にあずかれないというシステムは
意外と長続きしない・・
みんなが共存共栄できてウインウインの関係を構築し、格差を生じさせずに富と利潤をうまく分配させて、みんなが
そこそこお金を持った社会の方がかえってうまく機能し、みんながある程度のお金を持ち、そのお金でもって
商品を購入した方がみんなも潤うし自分たちの商売も軌道に乗る」みたいな面もあったといえそうです。
そうした一方でサラサが「他の店では取り扱いがなくて村のみんなに喜んでもらえそうな商品はなにがいいのか?」と
新商品と販路拡大を常に考えていたのもそれはそれで資本主義の原点ともいえそうです。

2023年の冬アニメも中盤に差し掛かり、3話ほどみて視聴をやめた作品もありましたし、一話だけで視聴打ち切りの作品も
ありましたし、お気に入り作品だったけど、
「なんで今頃・・??」と感じざるを得ないというか、新型コロナの影響で制作スケジュールに遅延が生じ途中なのに
放映延期となってしまった「あやかしトライアングル」と「久保さんはモブを許さない」はとても残念でした・・
(両作品とも改めて春アニメとして放映してもらえればありがたいです・・)
2023年冬アニメ作品の中では、トモちゃんは女の子・スパイ教室・お兄ちゃんはおしまいがお気に入りですけど、
最も大好きなのは二期作品ではありますけど「虚構推理2」です。
一期放映から既に3年以上も経過していたので、まさか二期が制作・放映されるとは思わなかっただけに嬉しい誤算です。
一期はエピソード編がやたらと長い印象もありましたけど、二期の方はストーリーがキビキビと躍動しているので一期以上に
面白いです。なによりも本人は女子大生だけど見た目は中学生にしか見えない琴子のあの独特な雰囲気と
時に見せる毒舌や下ネタ話をまたまたお目にかかれるのはありがたいですし、後半も期待が一杯です。
(2/5の回で六花が登場していましたけど、六花と琴子が絡むシーンは二期ではあるのかな・・?)

そうした中、「何をいまさら・・」みたいな感じになりそうですけど、2022年の「マイベストアニメ作品」は2022年春アニメでもあった
「ヒーラー・ガール」です。
ヒーラー・ガールは地上波では東京MXのみの放映となっていたこともあり、知名度という観点ではかなり弱い作品では
あるのですけど私はとても大好きな作品で毎週視聴するのがとても楽しみでした~♪
「ヒーラー・ガール」は元々はアニソン番組「Anison Days」と音楽レーベルのランティスの共同企画を発端とし、
その番組から声優ユニット「ヒーラーガールズ」が結成され、更にそこから企画が膨らみ、
ユニットから派生したオリジナルアニメ企画として2022年春アニメとして「ヒーラー・ガール」が放映されたという事になります。
アニメとしてのヒーラーガールは正直、見る人によってかなり好き嫌いが分かれると思いますし、人によっては
「なにあのミュージカル調みたいなセリフ回しは・・」と違和感を感じる人もいるかもしれないですし、
(ミュージカル調みたいなセリフ回しは全体としては決して多くはないです・・)
ストーリーが単調とか変化に乏しいという批判もあるのかもしれないですけど、別にすべてのアニメ作品に劇的要素や
異世界転生とか特定のキャラに過度な能力が集まる主人公の強さのインフレ現象を求めている訳ではないですし、
たまにはこうした私たちが普段接する現実や日常に極めて近い「普通の世界」を舞台にした作品があってもいいと感じますし、
なによりも「ヒーラー・ガール」はごく普通のJKさんが時に悩み迷いながら、時にお互いの擦れ違いから生ずる喧嘩やもめごとを
経ながらも少しずつ成長していく姿が丁寧に時に繊細に描かれていて私は大好きな作品でしたし、あのアニメを見ていた時の
時間は比較的ゆったりと流れていき、あの感覚こそが「癒し」だったのかもしれないです。

「ヒーラー・ガール」の世界観とは少しだけ私たちの現実社会と異なる点は、医学の上で音楽療法・音声医学が認知されている
事であり、例えば病気で苦しんでいる人、怪我や病気の治療中に痛みで苦しんでいる人、妊婦さんがまさに子供を産む瞬間の
あの激痛に苦しんでいる時などに、ヒーラーたちの歌によってその苦しみが少しでも緩和されたり、はたまた病気そのものを
治癒させてしまったり、歌う事で医療行為を行う事が国家資格によって認められているヒーラーたちを描いた作品とも
言えると思います。
もちろん歌そのものが病気やけがを完治できるという訳ではなくて、ヒーラーたちが歌う歌声によって患者さんの不安な
精神を安定させ落ち着かせるという面の方が強いのかもしれないです。
患者さんだけではなくて外科手術中の執刀医自身を落ち着かせるという効果があったのもとても興味深いものでもありました。
この作品のメインヒロインの3人のJKさん・・響・かな・玲美がヒーラーになるべくその修行を見習いという形で行っていて、
その3人の過程を描いた作品でもあります。
3人は高校に通いながら放課後は3人が師匠と仰ぐ烏丸先生の治療院で見習いや手伝いをしていて、その修業期間中に
ヒーラーの資格を取得すべく奮闘していたという事にもなります。
(見方によっては師匠でもある烏丸先生からの無茶振りに振り回されていたともいえそうですけど、師匠もそうした無茶な指示や
要求は3人の成長には不可欠であると認識していたと思いますし、そうした無茶振りにも四苦八苦しながらもなんとか対応
していた姿も大変好感を持てましたし、その過程で起きる3人のすれ違いやいざこざもナイーブに繊細に描かれていたとも
感じられます)
そうした意味では「ヒーラー・ガール」は2022年アニメの「うちの師匠は尻尾がない」や「新米錬金術師の店舗経営」のように
ある意味師匠と弟子の心の交流を描いた作品ともいえそうですし、3作品ともそれぞれ別の意味で弟子たちが師匠に
なにかと振り回されつつも日々進化と成長を見せてくれた作品ともいえそうです。

「ヒーラー・ガール」は随所にかなたちヒーラーのゆったりとした歌が流れていて、あのゆったりとした歌声を聴くと、確かに
音楽には痛み・辛さ・苦しさをたとえ一時的にでも緩和させてくれる効果があると思いますし、
実際音楽には、癒しというか人を一時的に苦痛から解放させてくれる役割以外にも、勇壮で元気あふれる音楽を耳にすることで
人をやる気にさせてくれたり、例えば「この仕事をするのが億劫」とか「仕事だけどあの人に会いに行くのがとてつもなく苦痛」
などという時にパワーあふれる音楽音楽を聴くことで自分自身に喝を入れるとか自分自身を元気づける効果は
間違いなくあるのだと思ったりもします。

アニメ「ヒーラー・ガール」はそうしたアニメの特性上、アニメ内でたくさんの歌やBGMが登場し、それを集めた
サウンドトラックもCDとして発売されていましたし、あのサウンドトラックを改めて聴いてみると、元気あふれる音楽も
たくさんありましたし、ゆったりとした癒しの音楽もかなり収録されていました。
そして印象的だったのはアニメ内でも当時の番組宣伝のCMにおいてもゆったりとしたメロディーラインをトランペットまたは
コルネットが朗々と吹奏しているシーンがいくつかあって、あのゆったりとしたトランペットの響きは「癒し」そのものだったと
改めて感じたりもします。
トランペットというというまでもなく勇壮な響きとか派手でカラフルな楽器という印象がとても強いのですけど、ゆったりとした
メロディーを朗々と吹くとそれがとてつもなく安らぎを与えるという一面もあるのだと思います。

トランペットやトロンボーンは吹奏楽や管弦楽団の華でもありますし、
とにかく迫力と大音量を求められる場合のトランペットの火事場のバカ力的なあの圧倒的な迫力と華やかさは、
見ていても聴いていても爽快感一杯だと思いますね~♪
例えばなのですけど、レスピーギの交響詩「ローマの松」~Ⅳ.アッピア街道の松とか同じくレスピーギの
交響詩「ローマの祭り」~Ⅳ.主顕祭におけるトランペットのあの圧倒的な大音響と迫力と華やかさが交錯した
きらびかな様子はまさに「管弦楽・吹奏楽の華」と言えそうですし、
あの「アッピア街道の松」におけるトランペットの大音響は、ヘビーメタルやロック音楽すらも凌駕するのかもしれないと
感じさせるものがあるくらい圧倒的な存在感を放っているのだと思います。
そしてそうしたトランペットの華やかさを吹奏楽オリジナル曲として最大限その魅力を追求した曲こそが
福岡の精華女子高校吹奏楽部でお馴染みのクロード・スミスの「ダンス・フォラトゥーラ」なのだと思います!!

そうした華やかなトランペットですけど、時にゆったりとしたメロディーを朗々と静かに響かせる音楽もあったりして、
そういう音楽はどちらかというと少ないだけに意外性もそうですけど同時にとてつもないやすらぎ・癒しを感じたりもします。
それが最大限発揮されたクラシック音楽は一例として、

○コープランド / 戸外のための序曲・静かな都市

○アイヴズ / 答えのない質問

○マーラー / 交響曲第3番「夏の朝の夢」~第三楽章

などが挙げられると思いますが、最も朗々としたやすらぎが伝わってくるのはオネゲルの交響曲第2番といえそうです。

この交響曲は陰鬱な全三楽章構成で、弦楽器のみで演奏されます。

終楽章の第三楽章のラスト1分30秒あたりから重々しい弦楽合奏の上に、
ソロトランペットによる「救い」のような明るいコラールが朗々と奏され、初めてこの曲を聴いた時の印象としては
「地獄で仏に会った」としかいいようがない感覚でした。
全体的に非常に重苦しい雰囲気の中、
最後の最後で何かホッとするものがあったという感じです。
このトランペットのソロは、楽譜上では「オプション扱い」となっていて、トランペットの部分を採用するか否かは指揮者に
委ねられています。
この交響曲、このラストのトランペットの朗々とした明るいコラールを取り外したら「陰気で救いが全くない交響曲」に
なってしまいそうです。
美味しい部分や救いの部分を最後の最後でトランペット一人が持っていってしまったという珍しい交響曲であったりもします。

だけどあのトランペットの朗々とした響きはアニメ「ヒーラー・ガール」の癒しの世界に最も近いものがあるともいえそうです。

私のマイベストアニメ作品は、2018年→ラーメン大好き小泉さん、2019年→女子高生の無駄遣い
20年→球詠 21年→見える子ちゃん 22年→ヒーラー・ガールと全ての作品のヒロインがJKさんであり、
改めて自分自身はアニメはどんなに世間で前評判が高くてもJKさん・美少女がヒロインとして登場しない作品はほとんど
見ないという事なのかもしれないです。

果たして今年はどんなにすてきな作品やJKさんに出会う事ができるものでしょうか・・? とても楽しみです。

アニメ・漫画作品ではよく「嫁キャラ」と言われる「お嫁さんにしたような美少女キャラ」が出ますけど、
私的に自分の嫁キャラというと、一例を挙げると、プリキュアだったらハピネスのめぐみとゆうゆう、ドキドキの六花、
スタプリの羽衣ララ、トロピカル~ジュプリキュアだったらあすか先輩、スイートの北条響、スマイルのみゆきとれいかさん、
艦これだったに夕張ちゃん、翔鶴お姉さま、白露お姉ちゃん、睦月、東方だったらアリスに早苗さんにさとり様にゆかりん、
トニカクカワイイの司、ゆるキャン△だったらなでしこ、プリコネだったらペコリーヌとコッコロちゃん
2022年秋アニメヒロインでもあった「新米錬金術師の店舗経営」のサラサ、アイカツシリーズの大空あかり、
D4DJのハピアラの麗、Lyrical Lilyの桜田美夢と竹下みいこ、
ハナヤマタの関谷なる、魔女の旅々のイレイナ、プリンセスプリンシパルのアンジェとドロシー、RELEASE THE SPYCEのモモ、
色づく世界の明日からの月白瞳美、うる星やつらのサクラ先生などなどなどたくさんいますけど、
「ご注文はうさぎですか??」だったら文句なしにココアに尽きると思います!(シャロも大好きです~)

そして・・二人でなにか「イケナイコト」をするのだったら、物語シリーズの戦場ヶ原ひたぎと
「デート・ア・ライブ」の時崎狂三と「ラーメン大好き小泉さん」の小泉さん以外ありえないです!